太田淳夫

おおたあつお



当選回数回

太田淳夫の1974年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月09日第73回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○太田淳夫君 それでは、今回の人事院勧告につきまして若干質問したいと思います。  今回の勧告は、例年よりも半月も早くこれが出されたこと、非常にたいへんな努力がせられたということを評価いたしております。しかし、昨年末からの狂乱物価、インフレの高進の中で、公務員の方々の生活をお守り...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、臨時国会で審議されなかったことに対しまして、田中内閣の閣僚としての総務長官、どのようにお考えになりますか。
○太田淳夫君 そうしますと、ここに労働省の資料もございますけれども、労働経済指標によりますと、名目賃金は四月度におきましては二四・六%上昇をしております。実質賃金、同じ四月ではマイナス〇・三%、こういう実態でございます。こういうような実態になりますと、やはり給与で生活をされている...全文を見る
○太田淳夫君 なるべく早くというお話でございますが、公務員の方々の給与だけが、実際一〇%増額されたということだけでいま据え置かれておりますけれども、民間とかあるいは三公社五現業の賃上げというのは実施されております、実際。このまま秋または年末まで据え置かれることになりますと、十月に...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、国会の開会ということになりますが、臨時国会で審議をする、そうして給与法を改定して引き上げをはからなければならない。これは早急に臨時国会を私たち開くべきことを要求をいたしたいと思いますけれども、なぜその臨時国会が開けないのか、何か理由がございましたら。
○太田淳夫君 いま法案がないというお話でございましたが、やはり人事院としましても、この勧告を臨時国会で審議をどうしてもしてほしいと、公務員の方々は、やはり一日も早くこの人事院の勧告によって給与の引き上げが実施されることをまた望んでおられると思います。そういった、やはり公務員の方々...全文を見る
○太田淳夫君 それでは問題を変わります。  総務長官は、今回の勧告にあたりまして、公務員の諸君においても、一般と公務能率の増進と行政サービスの向上につとめられるよう強く期待すると、こういう談話を発表されておりますが、具体的にはどういうことをお考えになっておられますでしょうか。
○太田淳夫君 それで、勧告がこう出ますと、それに関連しまして、いつも特に行政機構の簡素化あるいは余剰人員の合理化について問題になります。行政管理庁は、三年間に四%の定員削減を考えていると、こういうことでございましたけれども、閣議で、各省庁の反対で三%に削減されたと、こういうふうに...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、まだ三%削減については調整ができていない、各省間。できていますか。
○太田淳夫君 そうしますと、三%については異存がないということで、これから調整をされるわけですね、各省間。
○太田淳夫君 いまお話がありましたけれども、やはりこういった人員の配置につきましては、国民の行政サービスの要求に応じて、いろいろと、そのサービスの向上を考えてきめのこまかい体制づくりが大事だと思います。いまやはり国民の側から要望を出されておりますのは、いまお話のあった大学関係ある...全文を見る
09月30日第73回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第2号
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○太田淳夫君 それでは、公明党を代表しまして、質問させていただきます。  先般の委員会におきまして、防衛問題質疑と思いましたが、防衛庁長官おからだのぐあいが悪かったそうでありまして、また再びまみえまして、御壮健な姿を拝見いたしまして、心からお祝い申し上げます。今後もしっかりお願...全文を見る
○太田淳夫君 先ほども野田委員のほうから質疑がありましたようにですね、早急にこの問題は解決をしてもらわなければならないと思います。特に、パイプラインにしましても、耐用年数二十年が限度でございますが、その二十年をこえておりますし、これはもう協議をして進めるという段階も、もうすでに実...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、何らまだ調査されていないということですね、具体的には。先ほどのお話では五月ですか、七月ごろには米軍側に申し入れをしたということでございますが、何ら調査に基づいてそれをやっているわけではないんですか。
○太田淳夫君 そうしますと、この油送管、パイプは、安全保障条約に基づきまして提供施設となっていますけれども、この維持管理はアメリカ軍でやるべきものか、それとも日本側で行なうべきものか、その点どうでしょう。維持管理について。
○太田淳夫君 そうしますと、いまは正確には防衛施設庁では危険な状態をつかんでみえるわけですか、みえないわけですか。もしもみえたら、その状態をお知らせしていただきたいと思います。
○太田淳夫君 実は、沖繩返還協定を——ちょっと変わりますが——国会で審議したときに、この国内法の安全基準、たとえば民家であれば、安全基準が二十五メートル、学校施設等は四十五メートルを離れなければいけない、こういうパイプライン施設でございますが、現在民家すれすれに通っている。実際に...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、やはり関連しますけれども、その道路上をいま車両が通っているわけですが、この車両の重量制限について、たとえば制限重量以上の車両が危険区域を通るについては、暫定措置をして危険を取り除く、そういうことが必要であると思いますけれども、その点はいかがでしょうか。
○太田淳夫君 いずれにしましても、昼前の審議からこの問題は出されておりましたけれども、非常な危険な状態にあることはこれは事実であります。沖繩という特殊な占領地——まあこんなことを申し上げてはあれですが——されておりまして、そのための住民の意識としまして、そういうパイプラインが露出...全文を見る
○太田淳夫君 では、この問題につきましては、あと住民の皆さん方のパイプラインに対する危険の問題、撤去を望む声をまた十分に聞かれまして対処していただくことを望みます。  続きまして、小牧空港の事故の問題について多少お聞きしたいと思いますが、長官も事故のあと現地に行かれまして、状況...全文を見る
○太田淳夫君 現実に、ここでは三人の方が死亡しました、小牧空港の事件ですね、いたしました。長官のいまのお話の中にも出てまいりましたが、この小牧空港は内陸部の中では一番の危険な状態で、確かにパイロットの人も、パイロットの方もいざとなった場合どこにも脱出する場所がない、この基地は。と...全文を見る
○太田淳夫君 次に、それでは事故の問題にちょっと移りますが、自衛隊機の墜落事故については、年々十件程度も発生いたしております。特に、四十八年度は九件、十六人も死者を出しておりますし、このようなことに対して事故対策、抜本的な対策をやっぱり講ずることが必要だと思います。この小牧空港の...全文を見る
○太田淳夫君 事故原因は、コンプレッサーストールということをお聞きしました。ただし、このジェット機が離陸直後に異常なエンジンの音をしていたと、ふだんと違うということを周辺の住民は聞いているそうです。したがってエンジン——操縦ミスということに決定をしたそうですが、エンジンの故障によ...全文を見る
○太田淳夫君 九月十二日に、防衛庁が発行しましたF86Fの事故の説明、この中では八月下旬までに三空団について全項目の対策が終了したと、このようにありますが、それ以外の航空団についてはどのようになっておりますか。また、それから続いて近々のF104の事故等が起こっておりますので、その...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、時間ありませんので次へ移りたいと思いますが、この被害者に対する補償というものはいまいろいろと折衝を進められていると思いますけれども、防衛庁内部におきます具体的な補償の基準と申しますか、あるいは被害者側との話し合いの問題、そういったものはどのように現在行なわ...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、時間もありませんのでこれで終了さしていただきますが、たとえば関戸さん、この方は農家でありますし農機具等が一切焼けております。家もいま話がありましたが全焼しているということです。現在防衛庁のほうで用意していただいたプレハブに生活をしております。これから寒さに...全文を見る
11月14日第73回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 閉会後第2号
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○太田淳夫君 それでは、私からは、午前午後にわたりまして海難事故につきまして瀬谷議員、阿部委員からの質問も行なわれましたので、それと多少重複するところもございますが、こまかい問題も出てくると思いますが、多少お聞きしておきたいと思います。時間もあまりございませんもので取り急ぎ行ない...全文を見る
○太田淳夫君 海上交通安全法によってただいま規制はされていないというお話でございましたけれども、実際問題として今回の事故を考えてみますと、多少船体が出入り口から出ていたところで実は起こっているということでございますけれども、この「雄洋丸」はどの程度のスピードでこの出入り口に差しか...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、先ほどの調査報告によりますと、「後進全速としたが間に合わず」とありますけれども、十四ノットの速度で後進全速とした場合、それでも大体前方に向かって前進をしてしまうと思うのですね。大体何キロぐらい前進をするんでしょうか。
○太田淳夫君 この中ノ瀬航路の出入り口付近につきましてスピードの規制はしないというお考えでございましたけれども、たとえばあそこの出入り口周辺につきましては、徐行速度を設けて規制をしていくとか、たとえば陸上の場合ですと黄信号になりますけれども海上の場合にはそういうことはございません...全文を見る
○太田淳夫君 わかりました。  それでは、大型タンカーの場合ですと、海上保安本部の場合、運航者から船の安全対策あるいは事故処理対策等を記載した安全確約書を提出させるということでございますけれども、先日、ある報道によりますと、その程度のことしか行なわれていない、具体的な安全対策等...全文を見る
○太田淳夫君 ここで聞きたいことは、先ほどからの各委員の話もありますけれども、日本の港湾というのは非常なラッシュ状態です。船舶の出入りも激しい状態ですけれども、そのために海上交通安全法案というのが採択されたわけでございますけれども、四十七年の五月の十一日の衆議院の交通安全対策特別...全文を見る
○太田淳夫君 海上交通安全法に対する附帯決議としてこれが採択されたわけでございますので、その実施について政府は責任をもって臨んでいただきたい、このことを強く要望いたしておきます。  次に、いまシーバースの問題も出ましたけれども、このシーバースを湾の入り口に建設するというお話がい...全文を見る
○太田淳夫君 時間がなくて先に進みますが、船舶局長もお見えになっております。先ほど阿部委員から、この事故につきましてタンカーの構造に欠陥があるのじゃないかと、こういう話もありました。先ほどお見えになりませんでしたので答弁をお聞きすることができませんでしたからこの際お聞きしたいと思...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、午前中からも問題になりました便宜置籍船の問題についてちょっとお聞きいたしますけれども、わが国に入港してまいります外国船のほとんどが便宜置籍船だといわれておりますし、これはいろいろな経済的な問題、税法上の問題、そういったものがあって便宜置籍船を利用していく、...全文を見る
○太田淳夫君 それを、日本に入ってくる場合には、先ほどお話がありましたように、安全確認書を出すわけですから、そのときにきちんとパイロットを乗せるように強烈な行政指導を行なっていくことはできないでしょうかどうでしょうか。大体入ってくるのはわかるわけでしょう。
○太田淳夫君 わかりました。  時間もあれですので、最後に長官にちょっとお聞きしたいのですが、現在富津沖で「第十雄洋丸」は炎上中でございますが、これを他の場所へ曳航することと、航海中受けた漁民の損害を補償するように千葉県の副知事と県漁連代表から陳情を受けましたでしょうか。
○太田淳夫君 その点については午前中にお話しありましたので一応了解をいたしておりますが、現在まだ炎上中です。昼間も御説明を聞きましたように、あとタンクが何ヵ所か残っているわけですが、これは圧力がかかって爆発するおそれはないというお話もありましたけれども、もしも第四タンクですかが爆...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、このような事故が二度と起きないことを当然私たちは望むわけでございますけれども、ここで、この事故のためにたくさんの人命が損傷されました。なくなった方もおみえになります。どうか今後この日本の狭い湾口をかかえた特殊事情を考慮されまして万全な安全対策を講ぜられるこ...全文を見る
12月23日第74回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○太田淳夫君 それでは、ただいま審議されております人事院の給与勧告につきまして質問をさしていただきたいと思います。  ことしのこの人事院の勧告につきましては、もうすでに七月二十六日に勧告が出されまして、例年よりも早かったということでございますが、この例年よりも早く、二週間も早く...全文を見る
○太田淳夫君 人事院にお伺いをしたいと思いますが、それでは、勧告が臨時国会で処理されなかったので、あとでどのような早期成立を目ざしての努力をされていたかということをお聞きをしたいと思います。
○太田淳夫君 先ほどの総務長官のお話の中に、公務員の方の実質賃金が非常に低下していることはよく把握をしているというお話もありましたけれども、十月十六日現在の労働省の労働経済指標を見ましても、民間労働者の実質賃金そのものも非常に低下をいたしております。ここに一つのデータがありますけ...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、いまの現在の状態ではこの原則を適用する考えはないということですか、そこまで立ち入っていないということですか。
○太田淳夫君 それでは、公務員の方々の生活を守る大臣として、総務長官、いかがお考えでしょうか。
○太田淳夫君 そこで問題になってくるのはやはり早期支給の点だと思います。公務員の方々の給料というのは、まあ給与法定主義と先ほどおっしゃいました。財政上のいろんなたてまえもあると思いますけれども、何らかのやはりこれは道を講じなければならない問題じゃないかと思います。ことしは、聞くと...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、現状としてはいろんな問題があってできかねるということですね。将来このようなことがあった場合にはどうでしょうか、それに対する……。
○太田淳夫君 かつてですね、佐藤人事院総裁がこの委員会でおっしゃっていましたが、戦前は、何か公務員給与というのははっきりときまったものがあった。いまはもう、この税金、それから給与支払い関係上そういった法定主義になって、いろいろな段階を経ているということでございますけれども、やはり...全文を見る
○太田淳夫君 それでは次の問題に移りますが、先ほどから論議されました給与の振り込みの問題についてちょっとお聞きしますけれども、人事院は、いままで給与につきましては民間の給与と比較していろいろと決定されております。しかし、この振り込みにつきましては、何ら実態について発表されてないよ...全文を見る
○太田淳夫君 それはいつの時点の調査ですか、いまのあれは。
○太田淳夫君 何月。
○太田淳夫君 富士銀行がことしの五月に六千社を対象に調べたアンケート調査によりますと、銀行振り込みを採用している会社は二四%、上場会社だけでは三八%と、こうなっておりますけれども、いまの発表ですと、六十何%ですか、実態は。——いいです、それは。  そこで私たちは問題として取り上...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、この閣議決定の中には、このような給与支払い事務の簡素合理化のため、給与の口座振り込み制の導入をはかるとありますが、人事院の規則改正のほうにはそういったことが書いてございませんけれども、その目的が明らかにされていない、こういうふうに思います。昨年の人事院...全文を見る