太田淳夫

おおたあつお



当選回数回

太田淳夫の1976年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月28日第77回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○太田淳夫君 関連。
○太田淳夫君 それでは関連して、総理大臣並びに外務大臣に質問させていただきます。  本日、核防条約が衆議院を通過したわけですが、わが党は、この核防条約が、不要ではありますけれども、非核三原則の堅持ということで賛成しました。しかし、ここではっきりしていないのは、いわゆる自民党の中...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど外務大臣は、矢追議員の質問に対しまして、日本には非核三原則がある、したがってスペインと同様な協定を結ぶ必要はない、こういうふうに話がありました。私たちもこの非核三原則の厳守ということで賛成したわけでございますけれども、衆議院の外務委員会で全会一致で五項目の決議...全文を見る
○太田淳夫君 その「いかなる場合」とはどういうことですか。緊急存亡のときも含むのかどうか、もう一度答弁願います。
05月06日第77回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○太田淳夫君 それでは、稲川公述人に簡単に二点お聞きしたいと思います。  先ほどお話の中で、低成長下でしわ寄せが中小企業に寄せられているというお話がありました。条件の改定等で中小企業が非常に苦況に陥っている点がある。単価の切り下げ等お話がありましたが、一時下請代金のおくれという...全文を見る
05月08日第77回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○太田淳夫君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十一年度予算三案に対して反対の討論を行うものであります。  最初に、三木内閣の政治姿勢について申し上げます。  三木内閣は、金権体質の改善を公約として高く掲げて登場いたしました。そして、今国会で国民の最大の焦...全文を見る
05月11日第77回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○太田淳夫君 それでは、引き続きまして恩給法の質問をさしていただきますが、先ほど来、同僚委員の方から事細かな質問がございましたし、時間の点もございますので、多少その点省かしていただきますが、最初に、附帯決議ということは先ほど片岡委員からもお話ありましたが、その附帯決議を尊重してと...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、一応何点かお聞きしたいと思いますが、まず、恩給年額の改定についてちょっとお聞きしたいと思いますが、この恩給年額の改定の方法につきましては、昭和四十一年に恩給法の第二条ノ二の調整規定が設けられました。これに伴って四十三年には恩給審議会の答申が出されました。そ...全文を見る
○太田淳夫君 内閣委員会でも、四十七年以降附帯決議で、恩給法第二条ノ二については国家公務員の給与にスライドするよう制度化を図ると、こういう附帯決議を行ってきましたが、この附帯決議の趣旨というのは、当時は高度経済成長政策によりまして物価が高騰しておりました。そういう経済事情に対応し...全文を見る
○太田淳夫君 ここに指標はありますけれども、五十年度におきましては、対前年度比の消費者物価の上昇率は一〇・四%ですね。また本年三月現在では、対前年度比の消費者物価の上昇率は全国平均八・八%、東京区部で大体一〇・二%になっております。これに対して、春闘の結果の賃金上昇率は物価の上昇...全文を見る
○太田淳夫君 次は、恩給制度におきましては、恩給年額は退職時の俸給の三分の一が基礎になっています。したがいまして、恩給の受給者が最近の激しい経済変動のもとで多くの犠牲を強いられておるのが実情でございます。ですから、恩給年額の改定に当たりましては、最低限その恩給の実質的な価値を維持...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、次は、いままで公務員給与の改善率に従って一律に恩給年額を改定する方式をとってきました。その方式は、私たちが考えますと、公務員給与の改善傾向を忠実に反映しなかったんじゃないか、また上厚下薄の傾向をば増大することになるから、その改善が要望されてきました。すでに...全文を見る
○太田淳夫君 次に、扶助料の改善についてちょっとお聞きしますけれども、先ほどから岡田委員からお話がありました。あるいは片岡委員からも給付水準の引き上げについていろんな要望がございました。総務長官からも、この扶助料の改善については引き続き行う姿勢にあると、こういうお話がありましたけ...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、扶助料の場合に扶養遺族という言葉がございますが、この扶養遺族という言葉は、これは恩給法第七十五条の規定のとおりでよろしいですか。
○太田淳夫君 そうすると、他の公的年金と合わせて十八歳未満ということなんですね。恩給法第七十五条ですと「未成年ノ子又ハ不具廃疾ニシテ生活資料ヲ得ルノ途ナキ成年ノ子」と書いてありますが……。
○太田淳夫君 次に、今回傷病者遺族特別年金制度、これが創設されたわけです。これを見ますと、特別傷病恩給受給者についてということがございますが、比較的傷病の重い特別項症から第一款症の者の遺族に対しても、傷病年金受給者の場合と同様の措置を講ずることとしていますと、こういうあれがありま...全文を見る
○太田淳夫君 そういうことで概算要求を削られてしまったということですが、たとえば第三款症でも「心身障害為社会ニ於ケル日常生活活動が中等度ニ妨ゲラルルモノ」と、こうなっておりますので、今後これらの人たちに対する遺族に対しても特別年金を支給するような措置をとるべきじゃないかと考えます...全文を見る
○太田淳夫君 次に、先ほど野田委員、片岡委員からも多少触れられましたが、従軍日赤看護婦さんの恩給法の適用の問題です。先ほど総務長官からもいろいろお話がありましたけれども、この従軍日赤看護婦さんの恩給法適用につきましては、これは長い間もう懸案事項になっておりまして、すでに昭和三十八...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、この従軍看護婦さんの実情については、もうすでに掌握されているというお話でしたけれども、私も資料としてお出し願うようにちょっとお話ししておきましたが、まだそれはあれですか。——それでは、この日赤看護婦の方が総数で約三万人みえて、そのうち死亡者約千五百名と、こ...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、日赤看護婦さんのうち、外地及び病院船に派遣された者の実数はどのようになっていますか、おわかりですか。
○太田淳夫君 この看護婦さんで、帰国後公務員となって、恩給法あるいは共済組合法を適用されている者は、従軍日赤看護婦期間について加算制度ですね、認められていないと、こう言われていますけれども、なぜこの加算制度が適用されないのか。また、従軍日赤看護婦さんにつきましては、加算制度を適用...全文を見る
○太田淳夫君 いろいろありますが、また委員会等で資料のことは要求したいと思います。  前回の国会でも、こちらに参考人の方がお見えになりまして、いろいろと事情聴取いたしまして、非常に戦争中、軍属等、強制的に召集されまして第一線の陸海空の病院に配属されて、軍人と同様な激務に挺身され...全文を見る
05月13日第77回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○太田淳夫君 それでは、午前中は同僚の峯山議員から基本問題につきましてお伺いいたしましたので、私は続きまして、多少内容について質問さしていただきます。  本年の改正は、従来同様に恩給法にならって改正されておりますけれども、まあ従来と変わっている点につきましては、恩給の改定と同じ...全文を見る
○太田淳夫君 この上薄下厚方式をとるということは、当委員会でも附帯決議で再三やってまいりましたし、受給者の希望でありますので、多少複雑になるのはやむを得ないと思いますけれども、やはり恩給が六段階方式であって、それに沿ってこの共済でも、いま算式をおっしゃいましたけれども、こういう方...全文を見る
○太田淳夫君 そこで、いまこの表を見ますと、定率プラス定額という方式でやってみえますけれども、一つ心配されますことは、この境目あたり等で逆転現象が起きないかどうかというような心配もありますので、その点はどのように配慮されておりますか。
○太田淳夫君 わかりました。そういうような逆転現象が起きるようなことのないように今後もよろしくお願いしたいと思います。  次に、いまお話しのように、現在の共済年金というのは、俸給と在職年数が基礎になって算出されておりますが、そうなりますと、在職中に適用されております俸給表にも格...全文を見る
○太田淳夫君 次に、大蔵省と運輸省にお聞きしたいと思いますが、今回のこの法案の中で、通年方式とかあるいは最低保障とか、そういう厚生年金の改正に伴って改正されていく部分がかなり見受けられますが、これらはいずれも給付水準の引き上げということになりまして、その内容自体には特に問題はない...全文を見る
○太田淳夫君 次に承りますが、今回通算遺族年金制度というのを創設されたわけです。この点も一歩前進したものと思いますけれども、この通算をした場合、それぞれの公的年金から支給されますと、その支給の事務機構が一元化されてないように思いますけれども、その点はいかがでしょう。
○太田淳夫君 たとえば、厚生年金に十年在職して、共済年金に十年在職して、二十年で退職した場合には、厚生年金が十年分、共済年金が十年分の通算退職年金が、あるいは通算遺族年金が支給されると、こういうことでございますね。そうしますと、その受給者、受ける人が、厚生年金とか共済とか両方に申...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、本人ですとそれはある程度わかっておりますので複雑ではなく申請できると思いますけれども、もしも本人が死亡して、通算遺族年金をもらう。まあ遺族の方が申請される場合、非常にこれはわかりにくい面があるんじゃないかと、こう思うわけですね。ですから、最終官庁で一元...全文を見る
○太田淳夫君 その実施につきましては非常にむずかしい問題が事務的にもあると思います。しかし、受給者の立場に立ちまして今後検討を重ねていただきたいと思います。  次に、短期給付の関係につきましてちょっとお伺いしますが、今回の改正によりまして、任意継続組合員の期間の一年を二年に、一...全文を見る
○太田淳夫君 この問題、もう一点ちょっとお聞きしますけれども、任意継続組合員の掛金は、退職時の本俸を基準にして各省庁で決めた掛金と、それと同額の国の負担分の両方を負担しなければならない。これは現行でしたけれども、今回の改正案を見ますと、各省の共済組合の定款で、その上限を所属組合の...全文を見る
○太田淳夫君 共済組合の精神はわかるわけですが、いずれにしましても、給付内容の水準が向上してくるし、また今回のこれ、非常にいい制度だと思います。改善されてきましたので別に反対するわけではございませんが、それによって組合員の方々の負担が多くなってくるということ、また、私たち専門家じ...全文を見る
○太田淳夫君 じゃ、時間になりました。最後に一点だけお伺いします。  それは国鉄の共済年金の財政についてでございますが、これから毎年年金が増額されていくにつれまして、実質的価値保全のため年金が増額されていくのは仕方がないとしましても、これに伴う財政が健全でなければならないと、こ...全文を見る
05月18日第77回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○太田淳夫君 それでは、かわりまして質問さしていただきます。  まず、総務長官と人事院総裁にお尋ねいたします。  今回のこの災害補償法につきましては、人事院の意見の申し出によりましてなされました。人事院の意見が出て、政府が立案してそれを国会に提出するに当たって、政府は総理府の...全文を見る
○太田淳夫君 いまのお答えの中にもありましたけれども、この答申の中に、ちょっと読みますと、「国は、法令及び予算の根拠がなければ特別の支出は許されないため、国の過失により公務員が公務災害を受けた場合には即時これに対応することができず、訴訟の確定まで待たなければならない。この点につい...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、諮問して答申が出てきて、それを尊重することが原則でしょうけれども、この問題について人事院の意見の申し出があれば尊重するというんですが、この答申について、人事院に対して再度政府から意見を求めて、この今回の法改正に何とかこれを盛り込もうという努力をされたの...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、この答申の内容を今後どう実現されていくか、総務長官にちょっとお尋ねしておきます。
○太田淳夫君 これに関連してちょっとお伺いするわけですけれども、次、防衛庁にちょっとお聞きいたしますが、去年の九月に防衛庁職員の給与制度等研究調査会から「殉職隊員の遺族に対する損害賠償の取扱いの改善に関する報告」、こういうのが出されておりますが、これに対してどのように措置されたわ...全文を見る
○太田淳夫君 これはでさましたらその趣旨とか、そういうものをちょっと説明してください。
○太田淳夫君 そうしますと、防衛庁長官の通達の中に「防衛庁の損害賠償に関する内訓の規定を準用する。」、こういうことになっております。これはちょっと問題じゃないかと、こう思うわけですが、確かにいまおっしゃったように、自衛隊の持つ特殊事情とか、遺族の救済ということを考えますと、この方...全文を見る
○太田淳夫君 いずれにしましても、自衛隊につきましてはもっと、補償体系をつくるにしましても、独自のすっきりしたやつを整備する必要があるんじゃないか、こうも思いますけれども、その点どうですか。
○太田淳夫君 そうしますと、別に考えていないということですね。
○太田淳夫君 わかりました。  それで、自衛隊の場合のいろんな訴訟の原因となりますのは、若年の方が多いというお話でございましたが、そういう若い隊員を持ってみえる父母の遺族補償年金を受ける資格がない場合が非常に多いわけです。これも一般公務員の方でも同様な場合があるんですけれども、...全文を見る
○太田淳夫君 最後に、自衛隊のこの問題につきましては、人事院もやはり相談していろいろとやっているそうですが、これに対する人事院の御意見をお聞きしましょう。
○太田淳夫君 それでは、法の中身につきましてちょっと聞きたいと思います。  最初に、傷病補償年金の支給要件についてですが、職員が公務上の傷病または通勤による傷病にかかって養療の開始後一年六カ月を経過した日において一定の廃疾状態にあるときに支給する、こういうふうに規定されておりま...全文を見る
○太田淳夫君 その次にまいりますと、傷病補償年金の金額は法律で規定されていますけれども、具体的な傷病の程度というのは人事院規則でとなっております。金額を法律で規定するなら、その具体的な傷病の程度も当然に法律で規定しなければおかしいのじゃないか、こう思いますけれども、その点はどのよ...全文を見る
○太田淳夫君 休業補償の賃金六〇%は法律による給付で、上積みの二〇%は国家公務員災害補償法第二十二条の福祉施設に基づいて人事院規則で規定されている休業援護金となっていますね。福祉施設の内容はいろいろあるようです。この法律案によりますと、今回、審査の申し立ての対象とするようですが、...全文を見る
○太田淳夫君 そこで、人事院の意見の申し出を見てみますと、説明によりますと、一つは、遺族補償、障害補償等のいわゆる長期給付については特別な給付金の支給制度、それから二番目には、民間企業における法定外給付に見合うための障害特別援護金制度、この二つを新たに人事院規則で設けようとしてお...全文を見る
○太田淳夫君 この福祉施設として、今回人事院規則が、遺族補償、障害補償など長期給付については、賃金平均給与額の年額の百分の二十、最高限度百万円、こういう額を算定の基礎として定めておりますけれども、この措置ができました趣旨というのはどのようなものであるかお聞きしたいと思います。
○太田淳夫君 いまお話ありましたけれども、いま年金の算定基礎にボーナス——期末、勤勉手当が含まれていませんね、それにかわる措置としてこの百分の二十というのが設けられた、このように理解してよろしいですか。
○太田淳夫君 そうしますと、いま期末、勤勉手当の月数というのは年間五・二カ月ですね。そうしますと、総給与月数が一七・二になりますから、それの五・二というと約三〇%にしかならないのじゃないかと思います。で、ボーナスに見合う分としましても、この百分の二十というのは一〇%ぐらいの差があ...全文を見る
○太田淳夫君 そうなりますと、いただく人といただかない人が出てくるということですが、年金算定の基礎に、ボーナスを最初から入れて年金算定の基礎をつくるような方向にすべきじゃないかと思いますが、その点いかがでしょうか。
○太田淳夫君 この内閣委員会でも、四十五年の十二月八日の六十四国会でも、「平均給与額の算定について、期末、勤勉手当の算入につき検討すること。」と、こういう附帯決議をつけて、過去に何回か決議をいたしておるわけです。今回の措置というのはこの決議に沿うものかどうか、なぜ法律でそういうこ...全文を見る
○太田淳夫君 次にまた福祉施設の問題ですけれども、今度障害特別援護金制度が創設されまして、これは民間企業におけるいわゆる法定外給付の実情を考慮して、公務災害を受け廃疾となった者のうち、障害補償年金の受給権者になった者に対しその身体障害の程度に応じてそれぞれの額を一時金として支給す...全文を見る
○太田淳夫君 この一級の百二十八万円あるいは二級の百十三万円、こういう金額が出ておりますけれども、これは民間に比べてどのような根拠から出されたのか、その点ちょっとお聞きしたいと思います。
○太田淳夫君 今回これは新設されたばかりですけれども、やはり民間とのいろいろ差がございますと思います。将来それを埋めるべく努力をしていただきたいと思いますし、最後になりますが、いろいろといま質問させていただきました期末、勤勉手当の基礎のいろいろ問題とか、あるいは福祉施設の問題、い...全文を見る
05月20日第77回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○太田淳夫君 最初に警察庁にお尋ねいたします。  現在、警察庁としましては、どの程度この事情を掌握されているのか、まずお答え願いたいと思います。
○太田淳夫君 次に防衛庁にちょっとお聞きいたしますが、この日本原演習場に関係いたしまして、いままでもいろいろな問題点があったと思いますが、その問題の所在点についてお答え願いたいと思います。
○太田淳夫君 この演習場につきましては、昭和四十五年の四月二十一日にも紛争がございましたね。当委員会からも同僚議員であります八田一郎氏、矢山有作氏、峯山昭範氏の三人の同僚議員が委員派遣で現地に視察に行っております。その報告の中身を見ますと、やはり「実弾射撃演習を含めて、日本原演習...全文を見る
○太田淳夫君 また、その報告の中に、「従来の基地周辺対策事業のなかには演習場に直接関係する部落に対する補償となっていない点もある」といって、町民の方々が不満を述べられてみえます。こういった基地周辺のいろいろな問題が起きてくるということは、やはり基地の周辺対策事業というものが、いろ...全文を見る
○太田淳夫君 いま騒音対策も出ましたけれども、騒音の対策として、基準の八十五以上ですかの地域は、五十三年十二月までに六十五以下にするということでございますけれども、この全体の戸数としても約十万戸、費用にして約二千億円必要であると見込まれていますが、五十一年度予算ではどの程度のもの...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、約十年計画ということですね。そんなことでは非常に周辺の住民の被害というのは救われません。したがいまして、もっと基地周辺整備法の推進を要望しておきたいんですが、この整備法のたてまえですと、事業費の約七割から九割までが国の負担になっていますけれども、現実に...全文を見る
○太田淳夫君 この日本原演習場と同じように、呉の防衛施設庁の範囲にあります呉市ですが、ここには自衛隊の施設がたくさんあります。総価額にしまして約八十九億円の資産のうち、基地交付金の対象になっておりますのは、海上自衛隊関係ですと吉浦燃料貯蔵庫と大麗女弾薬庫の二カ所しかないわけです。...全文を見る
○太田淳夫君 最近、基地演習場の用地難に悩む防衛庁は、使いぐあいの悪い演習場の一部ないし全部を売却し、プールした代金を代替地の取得に充当する意向を固めたと、このように報道されておりますが、そういう意向がいまあるんでしょうか。また、今国会に提出、成立をさせたい考えであるということも...全文を見る
○太田淳夫君 私の最後の質問としましては、先ほど防衛庁長官が、この事件に関連しまして同僚議員の質問に対する答弁の中で、極左暴力集団と思われるそういう集団によって、投石、竹やりによって負傷したと、自衛隊員としては、若いから、身の危険を感じて発作的に衝動的に投石をしたのではないかとい...全文を見る
○太田淳夫君 最後に、やはり基地の周辺の整備事業をさらに拡充を急いでもらいたいし、また、周辺の市町村との緊密な話し合いを重ねていただきたいと思います。長官としての、今後のこういった事件が二度と起こらないように、どのような方策を立てられるか、そのことをお聞きして終わります。
05月21日第77回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第6号
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○太田淳夫君 それではかわりまして質問させていただきます。  この暴走族の問題につきましては、毎年当委員会でもそういう御報告をいただき議論されているわけでございます。特にこれからの季節、梅雨どきのうっとうしい期間があり、またそれが過ぎますと夏休みということで、ますます暴走族が跳...全文を見る
○太田淳夫君 昨年の六月十八日の当委員会におきます目黒委員の質問に対する勝田政府委員の御答弁の中にも、「本年も五月に入りましてから神戸なり岡崎で群衆を巻き込んで暴行するというような事案が起こりました」、こういうお話がありまして、やはり昨年も、五月に「神戸まつり」だと思いますが、や...全文を見る
○太田淳夫君 それでは質問変わりますけれども、昨年、こちらの委員会で自動車安全運転センターという法案が通りまして十月から発足されましたね。そのセンターの業務の中に、青少年運転者に対する「その資質の向上を図る」云々、という項目があります。その中で、やはり勝田政府委員からの御答弁の中...全文を見る
○太田淳夫君 大体見通しとしてはいつごろですか。
○太田淳夫君 せっかくのあれができましたんですから、大いにその効果が発揮できますように私ども期待しております。  次に、十五日に「神戸まつり」の事件がありまして、十六日に暴走族対策連絡室というのが発足したと聞きましたけれども、これは警察庁には暴走族総合対策委員会というのがござい...全文を見る
○太田淳夫君 それでは先ほどの御報告の中身からちょっと御質問しますけれども、対策の「その二」の「取締りの強化」というところがございますが、この中に「群衆を巻き込んでの集団暴力事件、グループ間の対立抗争事件等を惹起するおそれのある悪質グループについては、」とありますが、この悪質グル...全文を見る
○太田淳夫君 「その三」の方には「少年補導の強化」と書いてありまして、「補導活動を強力に行い、グループの解体を図っております。」ということでございます。まあ、警察当局としましては懸命に努力されていると思いますが、新聞の報道によりますと、「警視庁の暴走族総合対策本部は、十八日までに...全文を見る
○太田淳夫君 それでは最後になりますけれども、この対策の中に、毎週土曜日には約一万人の警察官を動員して警戒に当たっておりますということでございます。今度の神戸事件では市民が死亡されている。痛ましい事件ですが、一万人の警察官の方も毎週土曜日動員されて、それは職務もあると思いますけれ...全文を見る
06月16日第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第6号
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○太田淳夫君 現在までにいろいろと審議された中で明確になってきておりますが、防衛庁は可能な限り装備を国産化する方針をとってこられたことは、四次防に向けての有田長官の原案作成指示、あるいは四十五年の中曽根長官が特命事項として装備の生産、あるいは開発の基本方針の検討を進めさせたその三...全文を見る
○太田淳夫君 また、四十七年二月の国防会議及び閣議決定の四次防大綱におきましても、「研究開発を行う」と、このようにうたっております。そこでもやはり対潜機の開発、つまり生産を目指したものと、このように見られます。これは久保次官の発言でもはっきりいたしておりますけれども、この大綱の決...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど防衛庁長官からは、国産化を目指しているとはっきりお話がありました。P3C搭載のANEWシステムに関する資料の提供を四十三年三月に防衛庁としましては在日米軍顧問団を通じて要請しました。同年夏には海外調査を行うなど、強い決意でこの国産化路線を進んできた。これは既定...全文を見る
○太田淳夫君 四十七年二月の閣議決定のこの四次防整備五ヵ年計画の大綱の中で三項の(四)ですか「技術研究開発」、この中で「各種誘導弾、電子機器ならびに対潜哨戒および早期警戒機能向上のための各種装備等の研究開発を行なうとともに、技術研究開発体制を強化する。」、こういう項目がございます...全文を見る
○太田淳夫君 国産を決めたのかどうかということです。
○太田淳夫君 防衛庁のしかし方針としては、四次防以前は国産を目指してきたわけですね。ここで変更したわけですか。
○太田淳夫君 何かだんだんと答弁が後退しているような感じがしますけれども、四十七年の十月の四次防決定に際しては大蔵省の強力な反対があったと。四次防の主要項目の中では「対潜哨戒および早期警戒機能向上のための電子機器等の研究開発を行なう。」、これが入っております。この「等」については...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、防衛庁としては、いままでの審議の中で、四十七年の十月の時点までは国産化方針を堅持してきたんじゃないのですか。
○太田淳夫君 いまお話しの四十八年の概算要求でも、国産化の方針というのは防衛庁では庁議決定して堅持していたことは明らかですね。——これは、各年度とも対潜哨戒機の調査研究ないし基本設計という科目で要求しております。単に対潜機の運用上あるいは積載機器についての調査研究でなくて、機体を...全文を見る
○太田淳夫君 防衛庁は、四十七年の研究調査費をこれは未執行に終わらしているわけですけれども、調査研究そのものが四十七年度で完了して、四十八年度で開発生産にこれは着手することができたんじゃないかと思うんですが、その点どうですか。
○太田淳夫君 四十七年の研究調査費が未執行で終わりましたけれども、四十七年まで完了してれば四十八年度から開発生産に着手できたんじゃないかという質問です。
○太田淳夫君 これは、概算要求の科目では四十六年から基本設計となっておりますけれども、調査研究はもう一年間で終わったと、こういう判断に立っているように見えますけれども、その点どうでしょうか。
○太田淳夫君 再度お聞きしますけれども、四十七年の調査研究委託費の執行を取りやめた理由はどんな理由ですか。
○太田淳夫君 五月八日の参議院の予算委員会でこの点につきまして答弁がありましたが、本来ならば執行すべきだが輸入か国産かは専門家会議の結論を見ないとわからない状態になったと、予算執行上の効率からいって見通しの決まった場合に改めてこの関係の経費を執行するのが適当と判断したと、このよう...全文を見る
○太田淳夫君 四十五年、四十六年で調査研究されたことは、国産、輸入両方にこれは役立つことができるということですね。この見解からしますと、四十七年度の調査研究費についてもこれは当てはまるのではないかと思うのです。あの十月の白紙還元が防衛庁と大蔵省とのいままでの経緯というものを一応御...全文を見る
○太田淳夫君 それでは続けますが、昨日同僚の黒柳委員が川崎重工の室井副本部長に質問をいたしましたが、その中で、四十七年度の予算を伴う委託契約というものが実際には行われていなかった、こういう答弁がありました。四十五年は七月に契約が結ばれておりますし、四十六年度は九月に契約が締結され...全文を見る
○太田淳夫君 きのうのお答えの中には、約一月ぐらい前からこの四十七年度の契約についてはできなくなるんじゃないかというようなそういううわさが、示唆が流れていたと、こういうように答弁があったように覚えております。その点、防衛庁の方からこの川崎重工に対して何らかの示唆を与えていたのかど...全文を見る
○太田淳夫君 いま、言ったことはないというお答えでございましたけれども、室井氏は部下に督促をさせたということをきのう答弁いたしておりましたね。それに対して、きのうは答弁はありませんでしたというあれでしたけれども、調達実施本部では支出負担行為計画示達書を流してくれるように防衛庁内局...全文を見る
○太田淳夫君 じゃあ次へ。  次ですね、四十七年の夏に出されました四十八年度予算の概算要求の中にありました次期対潜機の基本設計及び対潜機用搭載機器の試作等の科目はこれは予算化されなかった、この点も納得のいかない点があるわけですが、こういういままでの問題というのは、国としても確固...全文を見る
○太田淳夫君 次にまいりますが、次に国防会議の議員懇談会のもとにつくられた専門家会議についてちょっとお聞きしますけれども、この専門家会議というのは法的根拠がない、議員懇談会の了解事項のもとにつくられた。私たちとしましては、この法的根拠のないものであるとして認めるわけにいきませんけ...全文を見る
○太田淳夫君 この問題ついて同僚の峯山議員から先回質問がありました。それに対して、議員懇談会を国防会議のはっきりとした法律によって合法的なものにすべきじゃないかという、そういう質問も出されましたけれども、その点についてどうでしょうか。
○太田淳夫君 この専門家会議の答申によって政府の意向というのがいま動かされているんじゃないかと思うんですね。この専門家会議の答申後、防衛庁としてはどのようなこの答申を参考にしてその後PXLの選定に進んでみえるか、その点ちょっとお聞きしたいと思います。
○太田淳夫君 ところで、ちょっとPXLに関連してお聞きいたしますが、長官、昨年の八月に坂田長官とシュレジンジャー国防長官との間で合意されました日米防衛協力小委員会ですか——を設置するための安保協議委員会ですね、これはいつごろ開催される予定ですか。
○太田淳夫君 そうしますと、まだ折衝中ということですか。日にちにつきましては確定はしていないわけですね。
○太田淳夫君 いままでもいろいろそういう日程をお聞きいたしますと、質問した後で記者会見で発表等がございましたけれども、その点はございませんね。七月の初旬ということで間違いございませんね。
○太田淳夫君 七月の第一週以内ということですか。
○太田淳夫君 この日米防衛協力小委員会におきましては、このPXLの問題は協議されるお考えがあるのかどうかお聞きしたいと思います。
○太田淳夫君 有事の際と申しますといろんな問題があると思いますが、有事がない方が一番よろしいわけですけれども、有事の際のいろんな検討をする場合には、日本でもこういうようなたとえば装備があるとか、あるいは米国ではこういうような装備、対応策があるとか、そういうことをいろいろ協議される...全文を見る
○太田淳夫君 ここで有事の際にはどうするかということをいろいろと話し合うということですが、有事の際に話し合う相手というのは日、米、韓の三国でその作戦行動について調整を図っていくのか、どういう作戦調整を図っていくかという大綱で決めていくのじゃないかと思うんですが、その点いかがですか...全文を見る
○太田淳夫君 私の手元にある、これは外務委員会の会議録ですけれども、これを見ますと、五月十九日の衆議院の外務委員会で、丸山局長は社会党の河上委員の質問に答えて、有事の際に日、米、韓でどのように作戦行動について調整を図っていくかという大綱をここで決めますというような答弁をされていま...全文を見る
○太田淳夫君 間違いないですか。
○太田淳夫君 そうしますと、日米の間でそういう取り決めをするということですね。——わかりました。  この有事の際どうするかということを日米の間で取り決めた場合ですね、何と申しましても隣の韓国ということは、もし韓国に有事のことがあれば、これは日本にとりましても最大の有事じゃないか...全文を見る
○太田淳夫君 しかし、日本と韓国とは海の、あれですが、日本のこの有事という場合も韓国を抜きではこれは考えられないと思うんですね。ですから日米、日本の政府と米国の間の問題だといっても、やはり韓国を含めたそういういろんな考えが検討される場合があるんじゃないですか、その点はないでしょう...全文を見る
○太田淳夫君 次の問題に移りますが、防衛庁はPXLというのは五十七年の配備を目途としております。これは、P2Jが五十七年にはフェーズアウトされると、こういう点からこれは決定されているんですか。それともそこには政策の判断が入る余地があるのかないのか、その点ちょっとお聞きしたいと思い...全文を見る
○太田淳夫君 最近、米中軍事同盟的な動きが活発になってきておるように思いますが、アメリカの国際問題専門機関誌のフォーリン・ポリシーには米中間に軍事提携かと、その可能性、アメリカの選択、こういうふうに述べて、シュレジンジャー前長官も対中軍事援助について話し合ったと、こう述べておりま...全文を見る
○太田淳夫君 もしもこういった米中軍事同盟的な構想というものが実現したとしますと、わが国の安全にとってそれはよい方向なのかあるいは悪い方向なのか、むしろない方がいいのか、その点どうでしょう。
○太田淳夫君 ことしの二月の二日にアメリカの下院で米海軍長官がいまや日本海における制海権はソ連の掌中にあると、こういう発言がありました。これを受けて防衛庁長官も、潜在的に脅威がありますと、こういう答弁をされていますね。そのためにも一いま問題になっていますPXLの必要性が言われてい...全文を見る
○太田淳夫君 もう時間がなくなりましたのであれですが、最後に、防衛庁長官は、国民の理解と支持と協力を得ることが何よりも必要と考えると、いつもこのようにおっしゃっていますね。このロッキード問題でPXLの問題が取り上げられた。このロッキードと児玉氏との関係というものが明らかに疑惑に包...全文を見る
07月06日第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第12号
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○太田淳夫君 それでは防衛庁長官にお聞きいたしますが、去る十九日に鹿児島県の鹿屋航空基地で長官は、次期対潜哨戒機は八月の五十二年度予算概算要求までに決めたいと、こういうふうにお話しされておりましたが、以前にもその問題につきましては、この委員会でもいろいろお聞きいたしておりますが、...全文を見る
○太田淳夫君 時間ありませんので、次に進みますが、最近ソ連の情報収集艦がわが国の沿岸に異常に接近しております。そして日本列島の周辺海域をなめ回すように調査している、こういうことも報道されておりますが、このことはソ連の潜水艦用の資料集めだと、このように思うんですけれども、防衛庁とし...全文を見る
○太田淳夫君 八日に日米安保協議委員会が開かれます。この席上では、やはりいままでも米国防長官等の発言によりまして、日米協力の強化としてこの問題が特に要望されております。この委員会におきまして、わが国の対潜能力の向上という問題は当然これは話し合われる問題だと思いますが、その点いかが...全文を見る
○太田淳夫君 これは日米の防衛問題のやはり一番基本的な問題としていまとらえているんじゃないですか。坂田長官とシュレジンジャー国防長官との会談の中でも対潜能力の強化という問題が話し合われてきましたし、あるいはラムズフェルド長官も国防報告の中で、日本が西太平洋における対潜艦船をここで...全文を見る
○太田淳夫君 時間がないからちょっと議論はあれですが、対潜能力の向上ということは日本にとって必要であるがということですが、当然それはPXLとなっていま議論されておりますけれども、先ほど矢田部委員の質問に対しまして防衛局長より御答弁がありましたけれども、それによりますと、S3Aの情...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、先ほどの答弁ではリリースの可能性があるかどうかは問い合わせをしているという答弁がございました。もしもリリースの可能性があるとなれば、防衛庁の方針としてはこのS3Aの電子情報処理装置を導入をしていくということに決定をするわけですか。
○太田淳夫君 一月に久保次官が訪米して調査をしましたのはこの件ですね、たしか。また、このリリースの問題については早く結論を出さなければならない重要な問題だと思いますけれども、八日の委員会でも当然このリリースの問題が議題となるんじゃないか、こういうように思いますが、その点いかがです...全文を見る
○太田淳夫君 時間ですから、終わります。
07月15日第77回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○太田淳夫君 それでは、同僚議員と質問が重複するかもしれませんが、その点御容赦願いまして、給与改定について若干質問したいと思います。  八月中旬までに公務員給与の改定の勧告を例年されていますけれども、一昨年はちょっと早かったんですが、本年も来月勧告出されると思いますけれども、現...全文を見る
○太田淳夫君 大体閣議のある日に提出をされている関係から見ますと、十三日より早ければ十日ということも予想されるわけですが、大体そのころですか。
○太田淳夫君 それでは時間もありません、何点かお聞きしたいと思いますが、ことしの本俸の改定について一律配分ということが伝えられておりますけれども、昨年の人事院勧告の資料を見ますと、行政(一)の適用職員は全体で二十四万四千八百四人、この中で五等級ですね、係長の方または主任の方は三二...全文を見る
○太田淳夫君 そのほか、給与体系についてもう一度再検討を図っていかなければならないところに来ているんじゃないかと思うんですが、各省庁ではいまいろんな職をつくってその処遇を考えてみえると思います。この職をつくることによりまして行政の組織が複雑になってくるのではないかと思うんです。た...全文を見る
○太田淳夫君 次に、手当の問題になりますけれども、昨年の場合は一〇・八五%の勧告で、本俸と扶養手当、住居手当、通勤手当、初任給調整手当、この改定がされましたけれども、ことしの場合は、もちろん本俸の改定というのはあり得るわけでありますけれども、諸手当についてはどういうふうに改善を加...全文を見る
○太田淳夫君 本年は、ちょっと聞いた範囲によりますと、扶養手当とか、あるいは宿日直手当、それから通勤手当、それから住居手当、まあ住居手当のうちの自宅居住者を除く者について民間のものを調査していると、こういうふうに聞いたんですけれども、たとえば調整手当だとか、自宅居住者に対する住居...全文を見る
○太田淳夫君 時間がありませんので、期末、勤勉手当についてだけお聞きしますけれども、この手当は、民間との比較は一年前の民間のボーナスが翌年の公務員の方々の期末、勤勉手当になるという形になっておりますので、約一年間のずれがあると思います。このずれを直す方法が可能であるかどうか、その...全文を見る
○太田淳夫君 それでは最後に聞きますけれども、先ほど同僚の野田議員からも特別給のダウンの問題についてお話がありましたけれども、私ども手元の資料によりますと、この切り捨てられた分が十五年間で約一ヵ月分にもなると、こういうお話も聞いておりますが、ことし仮にこの特別手当がダウンするよう...全文を見る
○太田淳夫君 それではかわりまして二点について質問さしていただきますが、この「日本の防衛」の三ぺ−ジのイの項にいろいろと世界の情勢分析、国際情勢の分析がされておりますが、三ぺ−ジの中ほどに「他方、アジアにおいては、米中接近は、同地域における国際関係の安定要因となっているが、各国間...全文を見る
○太田淳夫君 それでは次へまいりますけれども、次に七ぺ一ジですね、「集団安全保障体制の役割」という項ですが、これでも集団安全保障体制の役割りというものが非常に評価されているわけですが、アジアをカバーリングしていますこの集団安全保障体制、保障条約、日米安保条約のほかにも米比あるいは...全文を見る
○太田淳夫君 そこで、防衛庁としては日本の安全について常に考慮されていると思いますが、この米韓あるいは米台の両条約がございますけれども、これが日本の安全に重要な影響を与えていると、こういうふうに防衛庁は考えてみえますか。
○太田淳夫君 もう一度確認の意味でお聞きしますけれども、日本の安全のために、もしこの米台条約が破棄されるような事態になった場合は、日本の防衛にとって重要な影響があると、このように長官はお考えになりますか。
○太田淳夫君 米中正常化の方向につきましては、どうやらスケジュールに上りつつあるのじゃないかと私ども思います。   〔委員長退席、理事中村太郎君着席〕 当然防衛庁としましては、日本の防衛ということを真剣に考える立場から言えば、米中両国が日本の平和を含めたそういうことを考えてみ...全文を見る
○太田淳夫君 昨日の衆議院の決算委員会では、局長は急激な変化は望ましくない、緩慢な変化は好ましいというような発言をされたのですか。
○太田淳夫君 そうしますと、条約というのは、考えてみますと、存続をするか廃棄をするか、この二つに一つしかないと考えるわけですけれども、緩慢なる変化というのはどういう変化が日本の安全に寄与すると考えるか、どういうように考えてみえるか、その点ちょっとお聞きしたいと思います。
○太田淳夫君 そうしますと、局長の判断としますと、米中正常化はされたとしても、この米台条約は破棄されることはないと、このようにお考えになっておられますか、そういう予測に立ってみえるわけですか。
○太田淳夫君 まあ防衛庁としましては、米中国交正常化について口をはさむことはできないということは私どもそのように考えますけれども、もしも米台条約が破棄されるような、くどいようですけれども、米中の国交正常化というものが行われたとしますと、それは日本の防衛にとって望ましいことであるか...全文を見る
○太田淳夫君 その問題につきましては、先般行われた日米安保協議委員会でも話し合われましたか、この問題。
○太田淳夫君 それから、局長もそういった発言をされているし、宮澤外務大臣も同じような発言をされておるわけですが、新聞で報道されている宮澤外相あるいは防衛局長の御意見というものは、政府部内ですでに話し合われてこれは統一されているのかどうか、その点ちょっとお聞きしたいと思います。
○太田淳夫君 いまお話しのとおり聞きますと、日本もあるいはアメリカも、米台条約の存続というものはやはり平和と安全の立場から望んでみえる、このように解するわけですけれども、もしも米中正常化がされた場合に、台湾側からこの米台条約が破棄されるおそれということも考えられるのじゃないかと思...全文を見る
○太田淳夫君 防衛局長としては期待されているようですけれども、もしも米台条約が破棄された場合に、いろんな場合、ケースが考えられると思うのですけれども、インド洋のようにソ連軍の——ソ連はまあアジアに進出したいといつもねらっていますけれども、台湾にソ連軍の基地、軍港ができるような事態...全文を見る
○太田淳夫君 次に、防衛協力小委員会の問題にちょっと移りますけれども、小委員会、先ほど秦委員からいろいろ質問がありまして、御答弁もありましたが、多少重複するかもしれませんが、この防衛協力小委員会は、必要と認めるときはその補助機関として部会を設置すると、こういうことでございました。...全文を見る
○太田淳夫君 この防衛協力小委員会の発足につきましては、防衛庁長官から国防長官に意見を申されてこの設置になったというお話でございましたけれども、アメリカからの報道によりますと、アメリカ側がこの防衛協力小委員会で望んでみえることは、海軍合同演習の強化のほか、一つは日米協力作戦の指揮...全文を見る
○太田淳夫君 そこで、まあ私は素人考えに考えるわけですけれども、先ほど四項目ほど挙げましたけれども、秦議員からも指揮系統の問題についてはいろいろと話がありましたし、日米の間で、このような協力小委員会をつくって指揮系統の緊密化、あるいは対潜哨戒の分担の明確化、あるいは作戦パターンの...全文を見る
○太田淳夫君 そういう問題もありましたけれども、私たちはいつもその考えが抜け切れません。ですから有事の場合ということ、韓国で有事の場合ということも当然含めて防衛協力小委員会では検討を進められていくんじゃないかというふうに私は思います。カーター大統領が選出された場合には、在韓国連軍...全文を見る
○太田淳夫君 次に、この小委員会で研究調査された内容について、先ほど片岡委員から質問がありました。それについて答弁もございましたけれども、その研究調査された内容によって、有事の場合にいろんな輸送の面であるとか、補給の面が起きてくると思いますが、現行の法律との関係で非常にむずかしい...全文を見る
○太田淳夫君 しかし、将来そういうこともあり得るということですね。法改正したり、あるいは米国と何か新しい協定をつくるというような可能性もあるわけですね。
○太田淳夫君 最後にそれでは長官にお聞きしますけれども、この小委員会が今後進展してまいりますと、日ソ外交に非常に影響を与えてくるのじゃないかと思うのです。言いかえますと、米中国交正常化と相まってアジアにおける新たな秩序の動きが高まってくるのじゃないか、国際関係の不安定化がかえって...全文を見る
08月05日第77回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第3号
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○太田淳夫君 それでは、かわりまして先日の伊豆災害について質問さしていただきます。  私ども、せんだって委員長ともどもに視察に参りました伊豆半島の集中豪雨によります被害というのは相当な想像以上のものがございまして、一日も早く災害の復旧を促進して、被災された市民の方々の気持ちを安...全文を見る
○太田淳夫君 建設省にちょっとお聞きしますけれども、建設省は、新聞の報道によりますと宅造地の総点検というのを指示されたそうですが、この内容と、いつごろをめどにしてこれを総点検をされようとしているのか、その点ちょっとお聞きしたいと思います。
○太田淳夫君 いつごろまでにこれ総点検できますか、いつごろまでに。
○太田淳夫君 それでは、若干の質問に移りたいと思いますが、同僚議員も質問されていますので、簡単で結構ですが、まず災害の復旧事業についてお伺いしますけれども、今回のこの大雨によって七月十六日現在でも河川、道路、砂防施設及び橋梁等の公共土木施設災害というのは約千九百三十カ所、約六十七...全文を見る
○太田淳夫君 現在災害査定に入ってみえると思いますけれども、やはりこの点も緊急に実施しなくてはならないと思いますが、その点はどのように進めていますか。
○太田淳夫君 次に、同僚議員からも再三話がありましたが、激特の問題です。私どもも現地へ参りましたけれども、稲生沢水系はこれは伊豆南部の産業の中心でありますし、下田市を流れておりますが、それだけにこの治水の及ぼす影響というのは非常に大きな河川であります。この河川の治水ということにつ...全文を見る
○太田淳夫君 しかし、この稲生沢水系というのは早急にやはり整備する必要があると思いますので、本年度の激特については県側からも要望を出されておりますが、この予算計上というのはどうなるのか、その点ちょっとお伺いしたいと思います。
○太田淳夫君 その点お願いしたいと思います。  次に、やはりこれも同僚議員からいろいろと問題が出ましたが、青野川の問題ですが、これも昭和四十四年以来中小河川改修事業として整備を進められてきておりますけれども、やはり今回も、何と申しますか、下賀茂を中心として八百六十九戸の被害を受...全文を見る
○太田淳夫君 次に、それでは国道百三十五号線の問題ですけれども、これもやはり生活基盤道路でございますし、観光シーズン最盛期をここに迎えることですので、白田地区の開通については東伊豆町あるいは河津町、伊豆南部全体としてのこれは希望だと思います。そこで、いまは、先ほどのお話では、一応...全文を見る
○太田淳夫君 いまお話がありました、どこからでも応援できるような体制ということでございますが、修善寺−下田線も現在あれは自衛隊によって仮橋がつくられている程度ですね、あの橋の復旧はいつごろ、めどがついていますか。
○太田淳夫君 それと一緒に、先ほど戸塚委員からも要望がありましたが、バイパス道路の建設ということがいま非常に望まれているわけですね。これは技術的に非常にむずかしい面があるというお話ですが、河津町から下田へ抜ける道につきましてはかつての県道があったというような話も聞きますけれども、...全文を見る
○太田淳夫君 じゃ、予算の許す範囲というお話ですから鋭意これは努力していただきたいと思います。  次に、緊急砂防、緊急の急傾斜地崩壊対策事業についてお伺いしますけれども、この点につきましては先ほどもやはり同僚議員から話がありましたが、南伊豆町の妻良部落の中央を流れます殿田川、こ...全文を見る
○太田淳夫君 それから稲取地区の問題ですが、やはり現地からも要望が出ております。皆さん方御承知だと思いますが、稲取向井地区に、やはり戦時中軍隊が傾斜地に陣地を構築をした、これは防空ごうだと思いますが、その跡地がございまして、そこから最近がけ崩れの災害が発生しておるわけですが、これ...全文を見る
○太田淳夫君 完成はいつごろをめどにされておりますか。
○太田淳夫君 本年中ですね。  それからちょっと時間がないので進めますが、中小企業関係についても、それぞれ皆さん方関係各省で、それぞれ立場で最大の施策を図っていただきたいと思いますが、やはり何と申しましても観光地でありますので、観光客が訪れないことにはこの地域は繁栄しないわけで...全文を見る
○太田淳夫君 極力配慮してくださるということですね。  それから、ではその次ですが、先ほどやはり戸塚委員の方から話がありましたが、観光客の緊急避難脱出に関する輸送費の問題ですが、厚生省の方から、県からの要請があり、ただいま検討を進めているというお話がありましたので、それでよろし...全文を見る
○太田淳夫君 早急に行ってくださるわけですね。  時間もありませんので、それでは次にまいりますが、個人災害の補償についてちょっとお聞きしたいと思います。  この個人としての災害というのは、私たち考えますと、激甚であるというそういう実感と激甚災指定との間に大きなギャップがあるよ...全文を見る
○太田淳夫君 国土庁ですか、個人災害は。
○太田淳夫君 厚生省。
○太田淳夫君 次に参りますが、この本激の指定基準の範囲になるんですが、経済成長の過程の中で標税も高くなってきております。そこで、標税との比較において激甚災指定を決定する以上、これ、だんだんと大規模災害にならざるを得ないと、こういうふうに私たち思うわけですが、特に本激の指定基準ある...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、時間がないので最後の質問をさしていただきますが、先ほど松永委員の質問で、大臣から非常に政治的な含みの多い発言がありまして、私どもも心強く思っているわけですが、伊豆の本激あるいは下田の局激の問題について非常に心強く思っておりますが、この伊豆の梅雨災害の本激の...全文を見る
○太田淳夫君 現在検討中ということですね。
○太田淳夫君 まあ大臣からああいうお話もありましたので、その点私も何か今度は梅雨の落とし子か何かがその辺うろうろしたんじゃないかと考えたわけですが、その辺よろしくお願いしたいと思います。
08月12日第77回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第2号
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○太田淳夫君 それでは、防衛庁に質問しますが、九日国防会議にポスト四次防の大綱が提示されたようでございますが、一点だけお聞きしますが、このポスト四次防におきましては、いままでの四次防のように三年ないし五年間の固定計画としないで、一年ごとに整備状況を見直していくローリング方式という...全文を見る
○太田淳夫君 そこで、いま質問しましたのは、予算がかえって増大をするんじゃないかと、そういう心配をいま質問したわけです。
○太田淳夫君 それでは次の質問に入りますが、せんだってもこの委員会でいろいろ討議されましたが、去る七月八日に日米防衛協力小委員会か発足しました。この小委員会では、安保条約第五条に基づく有事の防衛協力問題、つまり有事における日米共同作戦のあり方というのを協議をすると、こういうように...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、私一つ一つちょっとお聞きしたいと思いますけれども、まず日本に対する攻撃本土に対する直接の攻撃があった場合、こういう場合はこの有事になるかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○太田淳夫君 それでは、日本にあります米軍基地に対して攻撃が加えられた、こういう場合はどうでしょうか。
○太田淳夫君 第三点は、日本の領空、領海内における米軍機あるいは米艦船に対する攻撃、この場合はどうでしょうか。
○太田淳夫君 次は、公海あるいは公空上における米艦船あるいは米軍機に対する攻撃は、この点はどうでしょうか。
○太田淳夫君 次は、朝鮮半島で緊急事が発生した場合は、この場合はどうなりましょうか。
○太田淳夫君 直ちに有事じゃないということは、いろいろの判断の結果、有事である場合もあるということですか。
○太田淳夫君 可能性はあるわけですね。  これは昨年の八月ですか、三木首相とフォード大統領の共同声明の中にありますが、「両者は、韓国の安全が朝鮮半島における平和の維持にとり緊要であり、また、朝鮮半島における平和の維持は日本を含む東アジアにおける平和と安全にとり必要であることに意...全文を見る
○太田淳夫君 次に、日本が現実に武力攻撃をされた、こういうことは、ない方が望ましいわけですけれども、仮に武力攻撃された場合には、具体的に米軍はどのような軍事行動に出てこの日本の安全を守ってくれるのか、その場合に自衛隊はどのように協力していくのか、その点をちょっとお聞きしたいと思い...全文を見る
○太田淳夫君 これから勉強するというお話でしたけれども、こういう小委員会ができますまでに、やはり何らかの具体的な事態というものの詰めが行われてきているんじゃないかと、このように思うわけですけれども、そういった原案になるような事務当局の詰めというのはいままでされていないんですか。
○太田淳夫君 そこでお尋ねいたしますけれども、いま防衛庁では、日本が武力攻撃を受けた場合は米軍は日本の米軍基地だけじゃなくて、自衛隊基地をも使用するようになると、そういうことも協議の対象になるということを十二月、報道されておりますが、その点は間違いないですか。
○太田淳夫君 小委員会における協議の対象になるということですね。そうしますと、小委員会におきましては、坂田長官は第五条を中心にというお話でしたけれども、当然これは第六条についても協議の対象になるということですね。
○太田淳夫君 そうしますと、もう一遍お尋ねしますけれども、それでは緊急時の基地の後方の補給支援体制、これについても安保条約第六条の中にある施設について防衛協力小委員会で協議されるのかどうか、その点ちょっとお聞きします。
○太田淳夫君 そうしますと、極東の平和と安全維持のためにということで米軍の基地の安定使用も協議されるということですけれども、韓国は当然極東に含まれるわけですから、韓国で有事が起きた場合は、当然これは米軍の基地使用は認められるわけですね。
○太田淳夫君 その一定の事項とはどういうことですか。
○太田淳夫君 アメリカの下院外交委員会の将来の外交政策に関する研究開発小委を中心とするアジア諸国視察団の報告書というこの報告書の中では、宮澤外相は、韓国が侵略を受けた場合米軍に在日米軍基地の使用を認める、こういうふうに言っておりますが、この宮澤外相が認めた基地の使用ということは、...全文を見る
○太田淳夫君 そうすると、宮澤外相の真意はどういうところですか。
○太田淳夫君 次にまた小委員会の問題に戻りますけれども、小委員会で補給などの後方支援のあり方も研究すると、ここに言われておりますけれども、ここで韓国に有事かあった場合には当然米軍は支援物資を補給することになります。在日米軍基地を使用させる以上、日本もやはりその支援物資の補給活動に...全文を見る
○太田淳夫君 しかし、この後方ですね、兵たん部門というのは非常にこれは重要ですから、韓国で有事があった場合には、韓国には物資というものはありませんから日本から支援するのは当然ですね。これはこれから検討をすると。いままでそういったことも検討されてきたんじゃないですか。
○太田淳夫君 先ほど秦委員からもいろいろと話がありましたけれども、そういった検討を含めて小委員会の次期の開催というのはいつごろになるんですか。
○太田淳夫君 当然この補給という問題も議題になると思いますけれども、防衛庁としてはそういうような事態が起きた場合にはどのように対処するか、その方向をちょっと教えてもらいたいと思います、検討されていると思いますから。
○太田淳夫君 もしも、米軍との間でその検討がされて、その補給作戦行動に自衛隊の出動を要請された場合はどうでしょう。
○太田淳夫君 しかし、いろんな物資の調達については、米軍というよりむしろ自衛隊側でいろいろ協力しないとできない場合が非常にあるんじゃないですか。
○太田淳夫君 それでは、最初に労働省にちょっとお聞きしますけれども、最近の新聞報道等によりますと、ただいま問題になっております頸肩腕症候群、このような病気あるいは症状を訴える人が多くなっていると、このように報道されていますけれども、中でも少年少女が非常に多くなってきておりますけれ...全文を見る
○太田淳夫君 この公務上の疾病の認定につきましては、人事院より四十八年の十二月一日に通達が出ておりますけれども、その認定については、ちょっと読みますと、第四項に「認定に当たっては、前三項に掲げる各症状に対する診断名は多種多様にわたることが考えられるので、単に診断名のみをもって認定...全文を見る
○太田淳夫君 専門の病院というのはないんですか。
○太田淳夫君 それではちょっと参考人の方にもお聞きしたいと思いますけれども、松田さん、先ほどの御意見の中に、四十年の国勢調査のときに方式が変わってマークシートの作業が始まった、それから頸肩腕症候群の症状が出始めたということでございまして、四十四年にこの申請をされたということでござ...全文を見る
○太田淳夫君 それでは統計局にちょっとお聞きしますけれども、いま参考人が審査の長引いた原因について話がありましたが、統計局側としてのこの理由についてお聞きしたいと思います。
○太田淳夫君 そうしますと、審査が長引いた原因についての参考人の側と当局とはずいぶん食い違うわけでございますけれども、このような食い違いがずっと続いてきた。先ほど加藤委員の方からも、両者のコミュニケーションが不足しているのじゃないかというお話もありましたけれども、そうなりますと、...全文を見る
○太田淳夫君 人事院総裁お見えになりましたのでちょっとお聞きしますけれども、人事院としましては、このように認定が長期化して、現在一応認定は下されましたけれども、長期化したことについて何か指導なり指示をされてきたのか、あるいは今回の結論というのは、これからも各省庁間相当影響が大きい...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど参考人の方の意見の中に、他の公務員の一般事務でも数名、あるいは民間でも数名認定を受けている方が見えるというお話がありましたが、人事院では掌握されていますか。
○太田淳夫君 次に労働省へちょっと回りますが、労働省は、先月の十二日に行管が労災事業の運営に関して勧告を行っておりますが、その中で「業務上の疾病、特に職業性疾病について」、新しいというか「新機器の導入等による新しい型の疾病の増加及びいわゆる遅発性疾病等疾病発生形態の変化がみられ」...全文を見る
○太田淳夫君 最後になりますけれども、人事院にちょっとお聞きしますけれども、人事院規則の一六−〇の第二条に公務上の災害の範囲としては一応の基準が列挙されていますけれども、今回こういった行政管理庁の勧告も出されましたし、いまは統計局の問題になっております頸肩腕障害、これも人事院とし...全文を見る
10月05日第78回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○太田淳夫君 関連。  ただいま冷害についての質問がございましたが、冷害と並んで、今夏、十七号台風の被害が全国的に多額な額に上りました。私は災害調査に岐阜県に参りましたけれども、この十七号台風の一つの象徴的な現象として長良川の決壊がございます。この破堤の原因につきましてはいろい...全文を見る
10月14日第78回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○太田淳夫君 ただいま、この問題につきましては、大臣から今後検討していくというお答えがございました。もっともっと詰めてやっていただきたいと思いますが、最初一、二点関連してお聞きしたいことがありますので、その点よろしくお願いしたいと思いますが、先ほど外務省の方からもいろいろ説明があ...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、ガリガン在日米軍司令官もそのことは了承しているわけですね。
○太田淳夫君 細かいことをやるようでございますけれども、まあ私たち日ソ関係を悪化するためにやっているわけじゃないということだけは了解していただきたいと思いますが、先ほど峯山委員からも問題ちょっと出ましたが、この第九条二項に「合衆国軍隊の構成員は、旅券及び査証に関する日本国の法令の...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、アメリカの国内にいたときからその指令を受けたんじゃなくて、日本に入国してから調査活動に従事するようにという、そういう指令を受けたと、こういう解釈ですね。
○太田淳夫君 いろんな問題ございますけれども、先ほど長官から前向きの答弁がございましたので、これは今後の検討にいろいろとしていただきたいと思います。  次の問題に入りますが、今回のミグ25の事件に関しましては、領空侵犯があったんですが、これにつきまして私どもいろいろと調査をして...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、この委員会でも論議されておりましたけれども、その後いろいろと論議されているようですけれども、内容は明確にされておりませんね。そこで、私どもとしましては、この松前・バーンズ協定についてこれを資料として提出をしていただけないかどうか、それをお聞きしたいと思...全文を見る
○太田淳夫君 それではその内容を概略説明していただきたいと思います。
○太田淳夫君 いまの概要の説明の中にありましたけれども、指揮系統は別個に保有している、あるいは領空侵犯等については日米それぞれ固有のものによって実施をする、こういう項目がございますか。
○太田淳夫君 ええ。
○太田淳夫君 せんだって衆議院の内閣委員会で、同僚の鬼木委員から質問されましたけれども、今回は領空侵犯は函館空港へ来たわけですけれども、もしも三沢とか米軍基地にこういった着陸が行われた場合には、米軍はそれぞれの指揮系統に従ってスクランブルをかけると申しますか、そういうことが行われ...全文を見る
○太田淳夫君 しかし、領空侵犯に対する先ほどの松前・バーンズ協定が、われわれあれですけれども、あるそうですが、考えてみますと、もしもそういった効力があるとしますと、日本の自衛隊には交戦権はありませんけれども、米軍は領空侵犯に対処しなくても攻撃勢力は日本にもあるはずですから、もしも...全文を見る
○太田淳夫君 やった場合には大変なことになるわけですが、実際にそういうことはあり得ないという答弁ですね。  次にお聞きしたいのは、先ほどちょっと質問しましたけれども、もしも米軍基地に着陸した場合には日本は調査できるのかどうか、ちょっと質問したい。
○太田淳夫君 じゃ、米軍基地というのは、しかし考えてみますと治外法権的な権限を持っているわけですから、やはり米軍の許可なくしてはそれは当然入れないと思いますけれども、その点どうですか。
○太田淳夫君 その日本側が調査できるという法律的な根拠をちょっと伺いたいと思います。
○太田淳夫君 それでは、いまの問題、ちょっと変えますけれども、先ほどの問題、もう一点だけお聞きしたいんですけれども、先ほどというのは調査要員のことについてですけれども、地位協定第十七条、彼らについてはこの地位協定の十七条も適用されないのですか。もしも調査中に事故や犯罪を起こした場...全文を見る
○太田淳夫君 適用はない。
○太田淳夫君 そうしますと、この人たちはいずれにしても米国軍人の身分にあるから、外国人に関する一般的な国際法の中でそれが行われるということですね。
10月22日第78回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第2号
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○太田淳夫君 それでは私の方から交通安全対策に関連しまして、成田新空港の問題につきまして二、三質問さしていただきますが、きょうは時間もございませんので、議論は次回に譲るといたしまして、要点だけお聞きしておきたいと思います。それは成田空港の整備状況及び暫定輸送の進行状況それから二番...全文を見る
○太田淳夫君 鹿島石油タンクの着工はきのうから、二十一日からですね。大体何ヵ月ぐらいかかるのですか。
○太田淳夫君 それで、次は暫定輸送をされるとしましても、いま一日五本程度の燃料輸送というお話がありましたが、航空燃料というのは非常に振動に対して弱いんじゃないかということをお聞きしますけれども、その沿線の安全対策、そういったものについてどういうようなことを考えておられますか。
○太田淳夫君 それからもう一点、いわゆる京葉ルートというお話がありましたけれども、この輸送の経路が新小岩まで運んで、そこからスイッチバックしてまた行くというような計画があるように聞いていますが、その点どうですか。
○太田淳夫君 次に、千葉港から成田空港への本格パイプラインですけれども、いま四十四キロのうち三十キロについては埋設は終わったというお話をお聞きしましたが、あと十四キロについてはいろんな地元の住民の反対もあって現在進行はしてない。千葉市内の問題ですが、この千葉市内については、いまま...全文を見る
○太田淳夫君 聞くところによりますと、一級河川の花見川の川底を通すというようなお話も聞いておりますけれども、いずれにしましても、これを開港後三年間という時限があって、本格パイプラインを建設しなければならないというふうになっておりますし、そういう点を考えますと、もうすでに早くルート...全文を見る
○太田淳夫君 それでは次にまいりますが、来年の夏ごろには一応開港のめどをつけたいということですが、成田空港が開港されますと、航空機の離着陸等が頻繁になってまいりますが、そのときに私どもの心配することは、航空自衛隊の訓練空域との問題がそこで起きるのじゃないか、こう心配するわけですけ...全文を見る
○太田淳夫君 いま防衛庁から百里沖の訓練空域については運輸省と折衝して設定していただきたい、こういうお話ですが、運輸省としてはどうでしょうか。
○太田淳夫君 いま鋭意いろいろと検討を重ねてみえるそうですが、やはり四十六年の七月三十日に雫石の事故がございまして、それから続いて八月七日には閣議決定で航空安全緊急対策要綱というものが決められてきたわけですね。のど元過ぎれば熱さ忘れるということがありますけれども、五年もたちますと...全文を見る
○太田淳夫君 そこで一つお聞きしたいんですが、六月の十七日から運輸省は自衛隊の超音速訓練空域というのを認めましたね。これは開設されてからその後利用しているというのか、つまりその超音速訓練空域での使用状況、これは当然飛行をする際には運輸省の札幌航空交通管制部の承認を受けると、こうな...全文を見る
○太田淳夫君 まあ新聞報道によると、防衛庁としては将来高度を九千メートルぐらいに下げたいという希望を持っていると書いてありましたけれども、その点いかがですか。
○太田淳夫君 そうです。
○太田淳夫君 将来、外国の民間機の乗り入れ等が非常にふえてきますと、外国のパイロットでは非常にその空域ということはもうのみ込めてない問題があるんじゃないかと思うんですね。特に訓練空域とそれから民間機の空域とが、要するに飛行機が正規の航路からはみ出す場合には、それぞれ自衛隊あるいは...全文を見る
○太田淳夫君 それでは私の質問を終わりますが、予算委員会等の総理大臣の答弁がありましたように、この超音速訓練空域の設定等につきましても、やはり航空安全対策のこういう委員会がございますので、そういうところで審議を十分尽くした上で決定さるべきじゃないかということを申し上げたいと思いま...全文を見る
10月28日第78回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○太田淳夫君 それでは私かわりまして地方事務官制度の問題についてちょっと御質問をいたします。  地方事務官の問題につきましては、私ども視察に参りました各地方自治体でこの問題が必ず出てまいりますが、身分は国家公務員でありながら都道府県知事の指揮監督を受ける、そういう職員であって、...全文を見る
○太田淳夫君 三月の十八日に会合がございましたね、関係政務次官会議ですか。これの会議で「検討すべき課題が残されており、結論を出すのは時期尚早」であると、こういう結論を出されてこの問題についての結論を見送ることを決めたということが報道されておりまして、事務局長の近藤鉄雄、当時は行管...全文を見る
○太田淳夫君 後段の部分は。
○太田淳夫君 その後の検討はされないんですか、それで打ち切りになったんですか。
○太田淳夫君 行管としてはその後どういうふうに進めてみえるのですか。
○太田淳夫君 ですから、それは趣旨はわかるのですけれども、実際にそういう会合をやっぱり続けていかなきゃならないでしょう。それをやっているんですか、どうですかというのです。
○太田淳夫君 そうしますと、実際には全然進展していないということですね。打ち切りになったと一緒ですね、これは。どうですか、その点。
○太田淳夫君 しかし、各自治体から、何といっても行政需要がますますふえて、かつ複雑になってきておりますし、それに対応するためには責任を明確にしなきゃならない、あるいは住民の側のサイドに立って総合的に能率的に運営をしていかなきゃならない、そういう面から強く私ども要請をされているわけ...全文を見る
○太田淳夫君 じゃ時間がありませんので次に移りますけれども、政府は地震予知の対策を検討するための地震予知推進本部を、二十九日ですか、明日の閣議で決定すると言われていますけれども、このメンバーを見ますと、科学技術庁長官を本部長にして、文部、運輸、通産、建設、自治、国土、科学技術の七...全文を見る
11月02日第78回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○太田淳夫君 それでは、かわりまして、法律の中身について御質問いたします。  最初に、人事院総裁にお尋ねしますけれども、この八月十日に本年は勧告を出されたわけですけれども、この今回の勧告につきましても、官民の給与較差を埋めるという従来の方法をそのままで踏襲されているわけですけれ...全文を見る
○太田淳夫君 当然これはいろんな比較をする場合には前提条件がそろわないと比較ができないと思いますし、検討を十分にしていただきたいと思いますけれども、公務員の方々にはそれぞれ民間の会社にないようないろんな条件が厳しい面があると私どもは理解しております。それで、中には退職金が減額され...全文を見る
○太田淳夫君 それでは次に進みますけれども、午前中同僚議員の質問にもありましたけれども、ことしのボーナスの点ですね、特別給のカットが今回問題点でございますけれども、これは民間と公務員を比較する場合には大体一年前の民間と比較をされているわけですけれども、先ほど野田議員から質問ありま...全文を見る
○太田淳夫君 時間がなくなるので先へ進みますけれども、指定職についてちょっとお聞きしますけれども、一般職の給与の比較が中小企業まで含めて比較されておりますけれども、この指定職というのは民間の大企業の重役あるいは社長などの給与を比較して決められていると、こういうふうに聞いていますけ...全文を見る
○太田淳夫君 時間がないのであれですが、次に俸給表についてちょっと一点だけお伺いしますけれども、勧告の説明によりますと、この俸給表につきましては「本年の民間における初任給の状況及び職務の階層別給与の上昇傾向等にかんがみ、中位等級に配慮しつつ、全俸給表の全等級にわたる改善を行なった...全文を見る
○太田淳夫君 いまお話がありました、その各等級の配慮をしたパーセントですけれども、五等級が配慮して相当上がっているかと思うとそう大して差がないように私たち思います。特に問題の五等級十号俸以上につきましては、一般職公務員の方々の行政(一)適用者の約四分の一、約二五%の該当者がこのラ...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、総理府にちょっとお伺いしますけれども、特別職の給与についてお伺いします。  時間もありませんので一点だけですが、この別表第一を見ますと、昨年、内閣総理大臣とか、あるいは国務大臣につきましてはベースアップを据え置いたわけですが、今回の改正では、内閣総理大臣...全文を見る
○太田淳夫君 それから、時間もありませんので防衛庁に一点だけちょっとお伺いしますけれども、防衛庁では、先ほど峯山委員から質問ありまして、離職者の問題は今後大変な御努力をされると思いますが、給与制度等調査研究会及び人事制度調査委員会等を設けて処遇改善については検討されておると聞いて...全文を見る