太田淳夫

おおたあつお



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太田淳夫の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第80回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○太田淳夫君 それでは質問さしていただきますが、カーター米新政権の対韓政策の基本というものが、在韓米軍撤退にあることは明らかになりましたけれども、その上に立ちまして、現在総理は訪米されておりますけれども、在韓米軍の撤退というものがアジアの安定ということに重大なかかわり合いがあるか...全文を見る
○太田淳夫君 カーター新大統領の選挙戦のさなかから、私この問題について質問をしたことがあるわけですが、いまいろいろと願望、期待ということでお話がありましたけれども、やっぱり国防をつかさどる防衛庁として、戦略上から考えてもいろんなやはりそこに観点が出てくるんじゃないかと思うんです。...全文を見る
○太田淳夫君 しかし、それではやはり防衛庁としての責任というものを果たせないんじゃないかと思うんですね。この問題はいま始まったことじゃなくて、まああなたのおっしゃるとおり一九七〇年のニクソン・ドクトリンからの延長であるという見方からするならば、もっともっとこれは討議もされ、そして...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、先ほどの答弁の中に、まあこの問題は、私アジアにおける安定、アジアの安定について重大な影響力があるんじゃないかと質問しましたが、長官からもアジア全体に影響すると、こういうまあ答弁ございましたけれども、そうしますと、やはりアメリカの立場、これは国際政治を指導し...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、やはり防衛庁の立場でいろいろ判断をされておると思いますけれども、その場合に、韓国に米軍が存在していることが、朝鮮半島はおろか、あるいはアジアの安定にも必要だと、こういうことは崩すことのできないことではないか、さらに日本の安全にとってもこれは必要なんだ、...全文を見る
○太田淳夫君 過日の予算委員会でも、米軍の撤退という問題は、まあ総理は、政治、経済、軍事、総合バランスというようなお言葉で答弁されておりましたが、そういうバランスを損なわなければいいと、こういうような総理の答弁もありましたが、軍事的に見た場合に、そういうバランス論だけで撤退の賛否...全文を見る
○太田淳夫君 まあ福田総理は、そういうバランスさえ崩さなければと、こう言われているわけですけれどもね、先ほど御質問しましたように。それで長官は、あなたは防衛庁長官として、バランスさえ崩さなければ撤退ということに賛成するのかどうか、その点ちょっとお聞きしたいと思いさす。
○太田淳夫君 それでは先に進みますけれども、韓国側は、米軍の撤退に伴いまして作戦指揮権を国連軍から韓国側に委譲してほしいと、このように言っているわけでございますけれども、そういった事実に関連して、防衛庁また外務省でどのように把握されているか、その点をお聞きしたいと思うのです。
○太田淳夫君 防衛庁いかがですか。
○太田淳夫君 基本的なことをちょっとお伺いしますけれども、韓国にある国連軍が韓国軍の作曲指揮権を持ったという、そういう法的な流れについて説明していただきたい。
○太田淳夫君 防衛庁にお聞きしますけれども、この米軍撤退に伴って指揮権が韓国側に委譲されるようなことになるとしますと、軍事的な機能というのは大きく変化すると思うんですが、その点どのようにお考えでしょうか。
○太田淳夫君 新聞の報道によりますと、具体的に韓国側ではそういった検討、対応策に追われている、五月には米韓安保協議会にこれを提出したい。このようなことが報道されているわけですけれども、この指揮権の委譲という問題はまだ具体的には防衛庁としてはつかんでいないというお話でございましたけ...全文を見る
○太田淳夫君 じゃこういった問題がいま提起されているとなりますと、いろいろなバランスということを考えた場合には、先ほどのバランス論、総合的バランス論というようなお話がありましたけれども、こういう指揮権の委譲ということもその中には含まれて考えられてくるんじゃないかと思うんですが、そ...全文を見る
○太田淳夫君 これは、防衛庁としては軍事的な問題として十分に検討も今後されていく問題だと思いますけれども、まあアメリカが指揮権を譲渡するのに若干難色を示している理由としては、そういう万一の場合に韓国が独自の防衛政策をとってくるということをおそれを抱いている、こういうような説もある...全文を見る
○太田淳夫君 私たちが考えましたのは、アメリカ軍の作戦というものは、やはり大きなグローバルな考え方、見方でもっていろいろ作戦を立てていくでしょうし、しかし韓国という一国になりますと、やはりいろんな面でローカルと言えばローカルですが、狭い見方しかできない。そういう中で、われわれもま...全文を見る
○太田淳夫君 長官いかがですか。
○太田淳夫君 それでは、この問題はまた後日に譲りますが、次にお伺いしますけれども、過日の衆議院の予算委員会におきまして、米空軍と航空自衛隊との共同演習の問題が質問されました。その中で、米空軍と航空自衛隊と共同演習しているんじゃないかという質問に対しまして、長官は、航空自衛隊と米空...全文を見る
○太田淳夫君 いま長官のお話の中で、日本側から依頼をして、米軍側がそれを受託して、まあ何時、何時ということでそういうクェーカーを飛ばすということですね。そういうことになると、これは私たち考えても合同演習ということになるんじゃないかと思うんです。事実アメリカは共同演習だと、こう言っ...全文を見る
○太田淳夫君 そこで、クェーカーだけで、目標だけで飛んでもらったわけですけれども、それなら何も米軍機じゃなくてもできるわけじゃないですか、米軍機でなくたって。
○太田淳夫君 そうしますと、クェーカーなら在日米軍機でなくてもいいわけですね。たとえば、韓国から飛ばしてきた、その航空機をクェーカーにすることもできるわけですか、その点いかがですか。
○太田淳夫君 そうしますと、先日の場合は韓国から飛来してきた飛行機ですか。
○太田淳夫君 ちょっと手元に資料がありませんが、いろんな情報筋によりますと、当日在韓米軍機がフェーカーとして飛来してきた、それに対して在日米空軍と自衛隊がスクランブルをかけた、こういうふうに報道されておりますけれども、その点いかがですか、確認されておりませんか。
○太田淳夫君 これは琉球新報ですけれども、ちょっと読みますと、「二月七日午前七時半ごろ、韓国の烏山基地、群山基地を相前後して発進した在韓米第三一四師団のF4Eファントム戦闘機四機、F4Dファントム戦闘機八機、計十二機は、途中、KC−135機の空中給油を受けた後、北緯三十度の日本の...全文を見る
○太田淳夫君 しかし、予算委員会でも問題になった点ですので、この点確認をしましたか、米軍に対して。要請、お願いしたばかりじゃなくて、こういうようなことで予算委員会等で質疑に出たけれども事実はどうだと、確認しましたか。
○太田淳夫君 あなた、いま一部事実があるとおっしゃったけれど、どれが事実なんですか。入り乱れてということは、これは間違いだというような話がありましたけれども。
○太田淳夫君 それではお願いをしたいんですが、この戦闘のフェーカーとして来た飛行機は、事実韓国から来たのか、あるいは沖繩の米軍機であったのか、そこで確認をしていただけますか。
○太田淳夫君 この練習でこのような報道もされておりますが、私たち国民としましても、やはり米軍の撤退という問題に関連をしてこのような仮想訓練を行ったんじゃないかという心配がするわけです。今後もこの問題が拡大されていくんじゃないかと思うわけです、こういうような演習が。その点で、やはり...全文を見る
○太田淳夫君 どうも納得できないんですけれども、そうすると、新聞に報道されている事実は、これは間違いだというわけですね。在韓米軍機と書いてあるのは間違いだということですね。
○太田淳夫君 それでは、三原長官は同じく予算委員会で、航空自衛隊も海上自衛隊と同様に近く米軍と合同訓練を計画していると、こういう発言をしていますが、それは事実ですか。
○太田淳夫君 海上自衛隊はいま共同訓練をやっているんでしょう。
○太田淳夫君 防衛局長から耳打ちをされて変更されたというふうに聞いておりますけれども、航空自衛隊については、いま教育訓練だとさつきからずっとおっしゃっておりましたけれども、やはり今後、米軍が韓国からどういう形になるか、地上軍が撤退した後のバランスをとる問題、先ほどは韓国軍の近代化...全文を見る
○太田淳夫君 長官どうですか。
03月30日第80回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○太田淳夫君 ただいま先生の貴重な御意意をいろいろとお聞きさしていただきましたが、租税特別措置の問題ですが、よく政府の一部では大企業より中小企業の方を守る部分が非常に多いんだと、全廃するとむしろ中小企業に不利になるのではないかと、こういうような意見もございますが、その点に対する先...全文を見る
04月05日第80回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○太田淳夫君 それでは、関連して二間総理にお聞きしたいと思います。  最初は、領土問題と漁業を切り離して線引きを魚国廃線としてのソ連の提案を認めるならば、これは暗黙のうちに北方四島のソ連への帰属を認めることにならないか、むしろソ連側はそのことを意図しているのではないか、こう言う...全文を見る
○太田淳夫君 次は二百海里の問題ですが、昨日も今月の二十日ごろまでに成案を得たいというお話でございましたが、ソ連の二百海里は、主権が及ぶ裁判権あるいは取り締まり権、漁業証発行等を行うと、そういう考え方でございますが、そこで当然それに対抗してわが国も二百海里法案を提出するわけですけ...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、当然、裁判権、取り締まり権あるいは漁業証発行という主権的行為も含まれると、こういうことでございますね。
04月07日第80回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○太田淳夫君 委員長、関連。
○太田淳夫君 その前にちょっとこの写真を、よろしいでしょうか。
○太田淳夫君 三上教授の実験によりますと、妊娠したマウスとラットの背中の皮膚に市販の合成洗剤——ママレモンを使ったらしいんですが、〇・一%から二〇%まで、いろいろの濃度に薄めて塗ってみると、濃度によって差はあるものの、胎児には一致して背中の真ん中あたりに出血が認められ、はっきりと...全文を見る
○太田淳夫君 合成洗剤を使った催奇形性の研究というのは、ほかでもやっているわけです。ここにもありますけれども、これは三重県の鳥羽市の水産試験所の石川先生がウニを使って実験しているわけです。これでも濃度によって受精率が下がり、また奇形ができることは明らかにされているわけです。どれも...全文を見る
04月08日第80回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○太田淳夫君 報道によりますと、去る三月二十五日、岐阜県の神岡の鉱山病院のスモン病の問題がいま報道されておりますが、そのほかにも養老郡のある病院ではキノホルムの違法投与事件、こういうものがいま報道されておりますが、この中にやはり行政のさまざまな問題点が浮き彫りにされてんじゃないか...全文を見る
○太田淳夫君 いま概要説明がございましたが、五十数名ということではっきり数は厚生大臣の方からお話がありませんでしたが、これはそれぞれ医療機関による調査、県の調査、そして国へ報告されてきた数、そして祖父江名大教授が調査をして論文で発表した数、こういうことが出ておると思うんですが、そ...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、厚生省として確認をしている数は何名なんですか。
○太田淳夫君 五十数名という数にまた戻ったんですけれども、この問題が発覚しましてからというか、報道されましてから現地に係官を派遣したわけですか。
○太田淳夫君 森宗技官を岐阜県に派遣されたそうですが、どこへ行かれたんですか。岐阜県庁ですか、現地へ行かれたわけですか。
○太田淳夫君 私が聞きましたのは、現地に係官を派遣したかということを聞いたんですが、その点どうですか。
○太田淳夫君 この問題はやはり非常に大きな問題を含んでいると思うんですね。厚生省はいま御答弁の中に、祖父江教授のところには行って県庁には電話連絡したというような態度をいま話をされたわけですけれども、それではこの問題に取り組む姿勢が非常に弱いと思うんです。私どもも、四日の日に公明党...全文を見る
○太田淳夫君 私は、県の衛生部を通じていろいろ調査さしたと、こういうお話でございますが、県は県なりにそれで努力をしていることば確かですけれども、こういう重大な問題が起こったわけですから、厚生省はやはりみずから現地に赴いてこの調査に当たるべきじゃないかと思うんです。厚生大臣、いかが...全文を見る
○太田淳夫君 しかし、このスモン病はいま裁判問題になっておりますが、そのことは申し上げませんけれども、私も岐阜県に住んでいるわけでございますし、このような問題が岐阜県で起こったことは非常に遺憾に思います。私も現地でこのスモン病にかかってみえる患者の方々にもお会いしたことがあります...全文を見る
○太田淳夫君 現在五十七名の患者の掌握をしてみえる、厚生省がこの五十七名という数をつかんだのはいつですか。
○太田淳夫君 そうしますと、それ以前は厚生省の把握としては、県から報告があった二十六名ということでいままでは処理し、対処してきたわけですね。
○太田淳夫君 もう一度問題を整理しますけれども、佐分利局長はこの問題があらわれたときに、神岡地区では五十四例も発生したとは知らなかった、こうまず認めたわけですね。そうして四月一日には、厚生省は四十五年においては四十八例は確認済みだと、いわゆる祖父江教授が調査された、そしてこの論文...全文を見る
○太田淳夫君 その結果、やはり岐阜県からの報告というのは二十四名という報告が来ておりますし、この祖父江教授のそういった検査によれば四十七例、いまあなたの言葉で言いますと、四十七例出たわけでございますから、その結果については岐阜県庁の方に連絡をして調査さしているわけですか。
○太田淳夫君 しかし、このような調査の結果は出ているわけですから、厚生省としては、私たちはやはり再調査を命ずるのが本当だと思いますね。その指示を明確にこれは出していないのじゃないかと思うんです、そうなりますと。いままで起きているスモン病の患者について全部報告しろという正確な指示が...全文を見る
○太田淳夫君 この二月にスモン調査研究班がスモン多発地区と発病率というのを発表しましたけれども、それによると神岡町はどういうようになっていますか。
○太田淳夫君 そうしますと、いま患者がはっきりカルテがあるとわかっている五十七名で計算すると、どういうふうになりますか。
○太田淳夫君 ですから、私たちが考えますには、いま問題になっておりますように、スモン隠しと言われておりますが、このように正確な数というのが非常にあいまいになっているということです。私どもせんだって調査に参りましたが、神岡町でははっきりしたデーター調査はいま進めていますけれども、患...全文を見る
○太田淳夫君 これは私ども現地に行って神岡町できちっと調べたわけです。したがって、厚生省としても、この祖父江先生はA病院と言っていますが、確かに病院が三つあるかもしれませんけれども、総合的にやはり調査を進める必要があると思いますし、その点いかがですか。
○太田淳夫君 そうすると、いまは五十七名が現在の神岡町の患者数である、こういうことですね。
○太田淳夫君 この九名を増加したということは、これは大変重大な問題じゃないかと思うんですよ。かつて四十八名と発表されたそれから比べると五十七名になって九名増加しているわけですけれども、この九名増加したというのは調査漏れなのか転入なのか、あるいは継続してそういう症例が発生してきたの...全文を見る
○太田淳夫君 厚生省として、この調査結果を早急に調査をして私は報告をしていただきたいと思いますが、いまいろいろとお話はしてきたわけですけれども、数というのが非常にあいまいなままで来ているんじゃないかという感じがするわけです。したがいまして、これから考えていきますと、全国で一万一千...全文を見る
○太田淳夫君 しかし、祖父江教授が調査した症例は五十四ですね。それからふえているわけです。この人たちが本当にスモンであるかどうかということは鉱山病院で認定できるわけですか。それで、やはり学術的な調査のもとにこの症例はまさに出ているわけですから、やはりそれと同じようなことをたとえば...全文を見る
○太田淳夫君 大体いつごろの時期にそれを実施する予定ですか。そこまで話は詰まっていませんか。
○太田淳夫君 できるだけ早く調査を進めてもらうようにお願いしたいと思います。  また、神岡町関係のスモン患者というのは、町側では六十名いるといま言っているわけです。これらの患者の中には重症で寝たきりの方も見えるし、また軽症の方も見えますし、あるいは中には自殺をされた方もいま見え...全文を見る
○太田淳夫君 次に、養老中央病院の件ですけれども、この病院ではキノホルムを使用販売中止した後もこの薬が使われていた。しかもスモン患者に対して使われていたということがいま問題になってますね。このことは厚生省の監督がやはり不行き届きではなかったか、このように思うわけです。厚生省の通達...全文を見る
○太田淳夫君 そうして通達を出しましたね。通達出されていますね。
○太田淳夫君 その中の三項で「陽性末端皮膚炎等医療上これらの医薬品を使用することが特にやむを得ない場合の措置については、おって通知する」、こう書いてありますね。
○太田淳夫君 このやむを得ない場合の措置について追って通知する――この通知はしましたか。
○太田淳夫君 十月ですか。
○太田淳夫君 やはりその通達がきちんと末端まで徹底をしていなかったために、この病院ではその患者に使用を中止後も八カ月間も使用していた、これは事実ですね。ですから、一つの通達がやはりきちっと守られていかないと、いまこの患者の方は非常な気の毒な状態におるわけですけど、そういうことが起...全文を見る
○太田淳夫君 それでは次の問題に移ります。  次に、救急医療の問題についてちょっとお伺いしますけれども、昨日も同僚の目黒委員が相当詳しく質問されておりましたが、私も、党としてもこの問題についてはいままで真剣に取り組んでまいりましたので、その点ちょっと御質問さしていただきますけれ...全文を見る
○太田淳夫君 たらい回しの実態はどうなっておりますか。転送状況、問い合わせについてちょっと。
○太田淳夫君 それでは厚生省にお聞きしますけれども、救急告示病院の、ここ数年の新たに告示をした数と取り消した数を御報告願いたいと思います。
○太田淳夫君 結局、新たに告示をされた数とやめる数が平行をたどっているところがやはり問題じゃないかと思うんです。  そこで、やはり厚生省にお聞きしますけれども、現在の告示制度は、省令によりまして外科にこれは適用されているわけですけれども、ただいまお話があったように、搬送状況とい...全文を見る
○太田淳夫君 消防庁の立場としてはいかがですか。内科、小児科系の告示制度の必要性というのはどう考えますか。
○太田淳夫君 いま消防庁からそういう御意見がありましたが、休日夜間急患センターあるいは当番医制というお話もありましたけれども、これは内科、小児科を対象としているのですが、やはり一部地域にこれは偏るというやっぱり欠点があるのじゃないかと思うのですね。ですから、いま第  一次救急の...全文を見る
○太田淳夫君 そこで、休日夜間急患センターですけれども、これはいま実態を調べてみますと、夜間実施をしているところが非常に少ないわけですね。終夜これをやっているところは、百七十三カ所中二十カ所しかないわけですね。そういった点考えますと、やはりこれは民間の方々に、民間の医院の方々に非...全文を見る
○太田淳夫君 次に、政府もいろいろといま施策をやっておみえになりますが、やはりこれは生命の問題にかかわるわけですから――まあ大臣は三年間で必ず確立してみせると、こうおっしゃっていますので、私たちも期待しているのですけれども、ことしの二月の十日に山形県の上山市で起きた交通事故、この...全文を見る
○太田淳夫君 大臣、いまお聞きのとおりです。約二時間ぐらいかかっているわけです。最近はこの種の問い合わせに時間がかかるということですね。この事件の場合でも、各病院に問い合わせしたんですけれども、病院側の電話を受けるやはり方々が、問題じゃないかと思うのです。いろいろと何軒か告示病院...全文を見る
○太田淳夫君 わかりました。  次は、昨日も同僚目黒委員からいろいろと話がありましたが、国の政府機関の病院の一般への開放と救急指定の問題でございますけれども、その実態をお聞きしたいと思います。
○太田淳夫君 医療懇談会の答申においても、救急医療問題として有限の医療資源を効率的に活用することが不可欠である、こういう提言をされているわけですが、そのためには、これらの政府関係機関の病院を一般開放あるいは救急指定していくということが必要になってくると思うのです。その点、文部省で...全文を見る
○太田淳夫君 いろいろお話をお聞きいたしましたが、厚生省にお伺いしますけれども、企業の直営病院、いわゆる職域病院で、一般開放、救急告示をしているところがあると思うのですが、その点はいかがですか。
○太田淳夫君 一般企業の病院でも、こういう一般開放、あるいは救急指定をしているところがあるわけですから、国の機関の病院も当然考えていただきたいと思うのです。たとえば逓信病院等もございます。その赤字が相当な累積になっておりますね。この赤字はどのようにして負担しているわけですか、逓信...全文を見る
○太田淳夫君 赤字の補てんはどうなんですか。
○太田淳夫君 郵便料金とかあるいは簡保の資金とか、そういうものが赤字の方に回されているわけですので、やはり国民がそれぞれ負担をしているということになりますので、国民のためにこれは開放するように、先ほど郵政大臣が検討するとお話がありましたが、さらに一歩前進をしていただきたい、こう思...全文を見る
○太田淳夫君 この熱海市の医療体制というのは非常に協力的であったわけですね。もしもこれが廃止されると問題じゃないかと思います。また、ここには厚生省所管の国立熱海病院がありますけれども、この熱海病院は救急医療体制に組み入れられてはいないのですか。
○太田淳夫君 市の方も何回も病院に交渉に行ったそうですけれども、まあそういうことで医師不足あるいは看護婦不足で断わられ続けてきたと、こういうことを言っておりますけれども、やはりこれは生命に関することでございますので、この問題の解決に十分当たっていただきたい、このように思うわけです...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、委員長、国鉄と電電公社の方だけ除いて、あと退場さしていただいて結構です。  国鉄総裁、お見えになっていますね。――それじゃ、ちょっとお聞きしますけれども、国鉄病院の退職者の方々の診療基準についてお願いします。
○太田淳夫君 鉄道顕功章や統事の称号の表彰期限及び特典はどうなっていますか。
○太田淳夫君 厚生省にお聞きしますけれども、こういった退職後、無料で、診療費が全部国鉄負担になっていますけれども、政管健保とか国民健康保険の中で、老人医療を除いて、無料で診療できるという特典はあるでしょうか。
○太田淳夫君 顕功章や統事の称号を受けた方は無料なんですね、退職者の中でも。違いますか。全部払っていますか。
○太田淳夫君 ということは、無料であることを認められたわけですね。やはり国鉄病院も年間百数十億から赤字を出しておるわけですから、こういった特典を設けておくということはあれじゃないかと思うのですね。この点見直したらどうか。
○太田淳夫君 しかし、やはり一生懸命働いてみえることは皆さん一緒なんですからね。特にそういう差別を設けるということは、やはりこれはちょっとまずいのじゃないかと、こう思うわけです。まあ数は少ないといえば少ないですが、これからまだふえる可能性もあるのじゃないかと思いますし、そういう小...全文を見る
○太田淳夫君 電電公社の総裁に一言。  電電公社の場合、やはり同じようなことがあるのですが、一般の人が利用した場合の診療単価、これが他の職域病院に比べますと二倍になっていますが、この理由は何ですか。
○太田淳夫君 見ず知らずとおっしゃっても、電電公社の電話を利用されている方が大半なんですから、お得意さんじゃないかと思うのですが、これは一般診療者は排除していこうといういやがらせ以外に考えられないわけですが、その辺もやはり改善の方向であと検討していただきたいと思うわけです。
○太田淳夫君 それでは、医療の問題はこれで終わります。  次に、郵政大臣に郵便の切手の問題でちょっとお聞きします。  私ども公明党は、いままでこの郵便切手の問題につきましてはいろいろと問題提起をしてまいりました。いままで二宮委員あるいは沢田実委員がやってまいりましたが、その点...全文を見る
○太田淳夫君 そこで、お伺いしますけれども、明治四年以来切手が発行されてきたわけですけれども、これらの切手の数年の発行状況と売りさばき額ですね、これが郵便業務収入額の中でどの程度の割合を占めるのか、その点をちょっとお聞きしたいと思うのです。
○太田淳夫君 これは事務当局にお聞きしますけれども、全郵便物のうちに占める切手を張った郵便物の割合と、年間相当数の特殊切手を発行されているにもかかわらず、特殊切手を張った郵便物がまれである。切手を張った郵便物の中に占める割合をお願いします。
○太田淳夫君 特殊切手を張った郵便物の割合を調査しますと、これは非常な問題が出てくるのじゃないかと思うわけですが、大部分の特殊切手がマニアのもとで死蔵されていることはもう明らかだと思います。この特殊切手の発行の種類が多いことを考えあわせますと、郵政省としては、財源対策としてこの特...全文を見る
○太田淳夫君 いろいろとお話がありましたけれども、納得できない点があるわけですが、それは、昨年の十二月九日に発売されました東大寺の執金剛神立像を画いた百円切手がありますね。その幅が三・六センチもあるわけです。あるいはまた、本年一月二十日発売された唐招提寺の金堂をあしらった五十円切...全文を見る
○太田淳夫君 せんだって衆議院の予算委員会で問題になりましたけれども、子供さんが手紙を投書されている、この切手の問題につきまして。以前切手を収集し始めたときは二十円だったので集めやすかった。しかし、いまはだんだんと五十円以上になってなかなか集めにくいということで、記念切手ははがき...全文を見る
○太田淳夫君 東京中央郵便局の普及課はこの特殊切手の通信販売を行っております。私も行ったことがありますけれどもここではシート専門になっているわけです。こうしたことで、子供たちが、いま大臣がおっしゃった、使用済みのものを収集するような方向にやっていただきたいと思いますけれども、しか...全文を見る
○太田淳夫君 大臣、こういうカタログがあるんです。御存じですか。この三つのカタログがそれぞれありますけれども、それぞれ同じ切手に対して評価が違うわけですね。たとえばこの郵趣協会のカタログですと、「見返り美人」というのがありますね、切手が。あれが八千円になっていますが、こちらの方で...全文を見る
○太田淳夫君 公取委員長にお伺いしますが、中古車を主体にした自動車公正競争規約の場合、自動車公正取引協議会をつくってそこで自動車ガイドブックを認定するようになっていますけれども、このガイドブックの認定に当たっては、当然、価格の点についてもチェックが行われていると思いますが、その点...全文を見る
○太田淳夫君 最後に、郵政大臣、やはりこういったカタログの間で評価がまちまちでありますと、集める側としては非常に混乱するわけですね。したがいまして、郵便切手類の収集の趣味の普及と健全な育成のために、こういった面の行政指導を早急に行っていただきたい、このことをお願いいたします。最後...全文を見る
04月21日第80回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○太田淳夫君 それでは同僚委員に続きまして、恩給法の審議に入らしていただきたいと思いますが、年々、恩給法の改正の内容を見ますと、だんだんむずかしくなってくるような感じがするわけです。それにはいろんな事情がおありと思いますけれども、改正されてまいります内容につきましては、恩給局とい...全文を見る
○太田淳夫君 なかなか言いにくい面もあるかと思いますが、この中身の問題につきましてはまた後から出てまいりますので……。  たとえば四段階に分かれているものが七段階になったり、いろいろしますね、こういう問題は、やはり概算要求のときには、まあ四段階なら四段階出していっても、それが予...全文を見る
○太田淳夫君 この問題につきましては、やはりこの委員会でも恩給法は複雑で非常に難解であると、だから簡明化を図るべきじゃないか、こういう要望もこの委員会から出されたこともございました。したがいまして、恩給法の簡明化は、いろいろな歴史的な経緯とか、年金のいろんな事情もあるかと思います...全文を見る
○太田淳夫君 それでは次の問題に入りますが、恩給年額の問題について、調整の問題についてちょっと御質問いたしますが、いま、恩給の年額につきましては現職の公務員の方々の給与にスライドして改定することとされていますけれども、物価の上昇率が公務員の給与の平均の改善率を上回る実情にいまある...全文を見る
○太田淳夫君 次に、厚生省の方見えていますか。——厚生省の厚生年金ですね、その他の公的年金のスライド方式ですが、このことについてちょっとお伺いしたいんですが、その法的な規定について説明してもらいたいことと、これらの年金額の算定方式についてどうなっているか、ちょっと御説明願いたいと...全文を見る
○太田淳夫君 いま御説明をいただきましたけれども、厚生年金のアップの場合は定額部分と報酬比例部分、これもやはり物価スライドしていくわけですか、これをちょっとお聞きしたいと思います。
○太田淳夫君 また、もう一度お伺いしたいんですが、最低保障額の場合はどうですか。
○太田淳夫君 厚生年金のそれでは最低保障額は、今度六月で改定されると思いますけれども、それはどのように変わりますか、ちょっと御説明していただきたいと思います。
○太田淳夫君 恩給の場合はどうでしょうか。
○太田淳夫君 ことしは何%上がりますか。
○太田淳夫君 そこでお伺いしたいんですけれども、年金のスライド方式ですけれども、これは自動スライドとか、半自動スライドとか、及び政策スライド、こういう三つの方式がある、こう言われておりますけれども、その内容を説明していただきたいと思います。
○太田淳夫君 いま御説明ありましたが、この恩給はそうするとどれに入りますか。
○太田淳夫君 いま局長が言われたように、法の第二条ノ二の調整規定の精神をくんで、恩給の場合も調整されているというお話でしたけれども、実際には、これは公務員の給与改善を基礎として進められている政策スライドではないかと、私たちはこう思います。で、一方では、そういった政策的なスライドで...全文を見る
○太田淳夫君 この恩給は、確かに内容は年々改善されてまいりましたし、皆さん方の努力はよくわかるわけでございますが、そういった希望もございますし、私どもとしても、こういった物価が一応鎮静化しているようであっても、今後も上がる可能性は非常にあるわけですね。そういった点を考えまして、や...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、これが決まっても、いまのお話ですと、大体恩給を受けられる方々のお手元にいくのは九月ごろということですね。九月ごろになるということですね。
○太田淳夫君 先ほど野田委員からもお話ありましたが、四、五、六の分が七月に支給されるということです。すると、七月のいただくときには、もう改定された分もいただく方が何人かみえるわけですね、もうすでに。
○太田淳夫君 皆さんは喜んでお待ちになってみえますので、いま最大の努力を挙げておやりになるというお話ですので、その点がんばってやっていただきたいと思います。  次に、この恩給年額の改定が四月実施となりまして、前々からも当委員会では附帯決議もつけて要望してまいりましたが、それが実...全文を見る
○太田淳夫君 これは、私どもはいろいろと調査をしたわけですけれども、西ドイツとか、あるいはオーストリアですか、そういうところでは現職公務員の俸給ですね、あるいは手当というものが改定されたときには、その時点から恩給年額も改定すると、こういうことが規定されているんです。これらの国にお...全文を見る
○太田淳夫君 現実にそういう国もあるわけでございますので、日本でもこういう同時期に実施ということで要望がいまされているわけでございますので、さらにその改善を目指して努力されて、一遍にはこれはむずかしいと思いますけれども、いま四月に来たんですから、四月を何とか定着、こういうお話でご...全文を見る
○太田淳夫君 次の問題に入りますけれども、次は恩給の最低保障についてちょっとお尋ねいたしますが、先ほど御答弁ありましたように、普通恩給の最低保障額は四月以降七%引き上げられた。先ほど資料でお話ししましたように、消費者物価指数は東京都でも三月現在で九・三%上昇しているわけです。全国...全文を見る
○太田淳夫君 長い目で見ようというお話ですけれども、恩給を受給されている方々は年輩の方が多いものですから、そう長い間待たしたんではだんだん亡くなられてしまうんじゃないかという感じがするわけですね。  そこでちょっとお伺いしますけれども、普通扶助料の最低保障の適用者のうち、一部の...全文を見る
○太田淳夫君 そこで、大蔵省がお見えになっていますのでちょっとお伺いしますけれども、普通恩給の最低保障額五十五万円、これは今度五十八万九千円と、こうなるわけですね。この額は国家公務員共済組合法における退職年金の最低保障額とほぼ同額であると、こう言われていますけれども、その点どうで...全文を見る
○太田淳夫君 厚生年金のスライドは今度は何%を見込んでおりますか。
○太田淳夫君 それは定額の部分だけが九.四%ですか、報酬比例部分も九・四%ですか。
○太田淳夫君 そうしますと、共済の退職年金の最低保障額は今度は幾らぐらいになりますか。
○太田淳夫君 次は、それでは遺族年金の最低保障についてちょっとお伺いしますけれども、普通扶助料の最低保障額は普通恩給の最低保障額のこれは半額となっていると思うんですけれども、共済組合法における遺族年金の最低保障額はどのようになっていますか。
○太田淳夫君 それは先ほどの五十五万二千円に対して何%ぐらいになりますか。
○太田淳夫君 今後六月に改定されますと、遺族年金の最低保障額は大体どのぐらいになって、退職年金の何%ぐらいになりますか。
○太田淳夫君 そうしますと、いまのお答えのように七九・六三%ということですね、約八割近く遺族年金がなるわけです、共済保険の場合ですね。普通扶助料の年額というのはやはりいろいろと要望がございます。もうすでに恩給局の方はよく御存じでございますけれども、普通恩給年額のやはり七〇%ないし...全文を見る
○太田淳夫君 その扶助料が二分の一に決まったのはどういう過程であるかは知りませんが、そういう問題についても、私たちもいろいろな疑義があるわけでございますけれども、局長のところにそういう具体的な計算した例がございますか。いまいろいろと六〇%近くなるとかいろいろお話ありましたけれども...全文を見る
○太田淳夫君 それはいろいろと説明されるんですが、幾らで幾らと、こう金額が出ませんか、わかっているでしょう。
○太田淳夫君 わかりました。いずれにしましても、この最低保障の率のアップを目指して努力をしていただきたいと要望しておきます。  次に、旧軍人と一般文官との仮定俸給年額の格差是正についてちょっと御質問しますが、時間もありませんので、この実情はどのようになっておりますか、最初にお尋...全文を見る
○太田淳夫君 旧文武官の仮定俸給の改正経過一覧表を見ますと、兵では八号俸ですか、准士官では七号俸、大尉の段階で三号俸、こういう格差が見られるわけですけれども、その点についてちょっと説明してください。
○太田淳夫君 一般文官の仮定俸給につきましては、新旧文官相互間の均衡を図るということで、過去数回にわたりまして格差是正が行われてきたわけですが、特に四十八年度の法の改正で、七十歳以上の人につきましては、一律に四号俸の引き上げ、こういうことがされております。また、今回の改正において...全文を見る
○太田淳夫君 じゃ、時間がないので次へ進みますけれども、加算恩給の昨年のやはり委員会で問題になりました減算率の緩和についての問題です。  加算年の取り扱いについては、これも逐次改善が図られておりますけれども、昨年の法改正では六十歳以上六十五歳未満の人の減算率を百五十分の〇・五、...全文を見る
○太田淳夫君 改善を加えられるということは、もういつかなくすということでしょう。
○太田淳夫君 もう残るのはあとわずかでございますのでね、来年ぐらいからなくしたらいかがかと思うんですけれども、それはいかがですか。
○太田淳夫君 じゃ次の問題に参ります。  恩給の請求改定の実情についてちょっとお伺いします。これは当委員会でも、同僚岩間議員から一時恩給の支給の問題についていろいろとお話が前国会でございましたが、恩給法の改正に伴いまして具体的な問題として請求改定の問題が起きるわけですけれども、...全文を見る
○太田淳夫君 いろんな法改正が行われましても、実際に請求改定の場合ですと、申請がなかなか行われないと、というよりもわからなかったという人が非常に多いんじゃないかと思うんですが、その実情については何か把握されておりますか。
○太田淳夫君 それでは、やはり周知徹底についてはいろいろ努力されているようですけれども、五十一年度における広報の具体的な方法と経費等についてお聞きします。
○太田淳夫君 まあ細かくお話があったんですけれども、そうしますと、この恩給改善事項についての広報費というのは、総理府予算の広報室で必要な経費の中からその都度支出されていると、こういうふうに言われていますけれども、五十一年度の広報室予算と、その中で使われた恩給広報費の支出割合につい...全文を見る
○太田淳夫君 まあ〇・三四%というお話でしたけれども、長官、この恩給を受給される方々というのは二百六十万お見えになるわけですよね。高齢者の方も非常に多いわけです。で、先ほどもちょっとお聞きしましたけれども、知らずにいて請求ができなかったと、こういう方も非常に多くいまなっているわけ...全文を見る
○太田淳夫君 わかりました。いま長官から答弁いただきましたので、さらにいろいろと努力をしていただきたいと思いますが、いまも私申し上げましたいろんな恩給に関する問題は、もう何回もこの委員会ではずうっと論議されてきた問題点ばかりでございますし、そういった面から見ましても、まだまだ恩給...全文を見る
04月26日第80回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○太田淳夫君 それでは、ただいま議題になっております皇室経済法施行法の一部を改正する法律案につきまして、最初に法案の中身について御質問したいと思います。  このうちの内廷費及び皇族費関係の問題について二、三お尋ねいたしますが、今回初めて内廷費及び皇族費のうち、それぞれの物件費に...全文を見る
○太田淳夫君 いま人件費につきましては削減の対象にしないというお話がございいました。これは国家公務員に準じて処遇しているのでというお答えでしたけれども、それで、ほかには理由はないのですか。
○太田淳夫君 次に内廷費の算定方式、ちょっとお尋ねいたしますが、このうちで物件費と人件費、予備費の構成比を見ますと、これは約六一対三〇対九、こうなっていますが、他方皇族費等の構成比を見ますと、四二対四九対九と、こういうふうになっていますが、これから見ますと、内廷費と皇族費の中の物...全文を見る
○太田淳夫君 この内廷費の中の物件費と人件費の割り振りの区分につきましては、六十八国会の答弁では、物件費が六七%、人件費が三三%と、こういうようになっていますが、今回の区分比率を見ますと、物件費が六〇・七、人件費が三〇・一、予備費が九%、こういうふうになっています。これを見ますと...全文を見る
○太田淳夫君 次にまいりますが、昭和二十二年から今日までの皇族費の上昇率を見ますと、百十七・二三倍ですか、内廷費の上昇率は二十八・七五倍と、こういうことになっているんですが、どうしてこういうような格差が出たのか。また二十二年当時の物価水準と比較しますと、皇族費及び内廷費の上昇率と...全文を見る
○太田淳夫君 ここでちょっとお聞きしたいんですが、天皇と外国の元首の歳費を比較してみたいと思うんですけれども、この比較というのは、それぞれの国の国情やら、あるいは民度、政治経済、社会体制、そういったものが違いますので、  一概には比較するのはむずかしいと思いますけれども、外国の...全文を見る
○太田淳夫君 次は法案の中身をちょっと離れまして、二、三お尋ねしたいと思うんですが、いわゆるアマチュアのスポーツ界ですね、これに天皇賞杯が出されていますが、こういうのを見ますと、約十六種類ありますし、そのほかに農産、園芸、畜産、二次産業の六部門があるわけですけれども、また皇后杯は...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、要件さえ合えば設けられる可能性はあるわけですね。
○太田淳夫君 いま体協等が、いつも学生中心の大会にということは、その点は検討それた結果まだ条件に合わないですか、ほかにまだそういうものがあるからということですか。
○太田淳夫君 それは具体的にはどういう団体ですか。
○太田淳夫君 それでは、次に問題変わりますが、天皇陵の問題についてちょっとお聞きしたいんですが、宮内庁が管理している陵墓はいまどのくらいございますか。
○太田淳夫君 これは三月二十六日の報道によりますと、奈良県の明日香村の史跡ですね、牽牛子塚古墳は、発掘調査の結果、出土品、臼歯などから見て、これがもう真の斉明天皇陵ではないかと、そういう可能性が非常に強いと、こういう報道がございました。そういう結論に達したということであります。宮...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、そういう説があった、まあ実際調査に参加している人でない人がそういうような推論をしたということですが、宮内庁としてはこの説に対してどうお考えになっていますか、あるいはその説に基づいて真相をはっきりさせるような調査をされるお考えはありますか。
○太田淳夫君 そうしますと、いま斉明天皇陵というのがございますけれども、これはどういう研究とか、あるいは資料をもとにしてこれが斉明天皇陵だと、こういうように判定されたのか、その概要をちょっとお聞かせ願いたいと思います。
○太田淳夫君 調査の結果、この牽牛子塚古墳の方が真の斉明天皇陵であるということがわかった場合には、これは現在の陵は陵の指定を取り消されてしまうわけですか、その辺ちょっとお聞きしたいんですが。
○太田淳夫君 高松塚の古墳につきましては、ここの古墳内部を考古学者に公開はしなかったんですけれども、この牽牛子塚古墳につきましては、天皇陵として指定されるまでは宮内庁の管理下にないわけなので、いまでもそういう考え、ないようですけれども、この発掘及び出土品を、考古学の研究のための研...全文を見る
○太田淳夫君 それでは次に、問題があれになりますが、この委員会でも元号の問題について前にいろいろと論議が交わされましたが、この問題について多少私どもも党内でいろいろと論議はしておりますし、また国民的な合意というものを元号の問題については得なきゃならないと思いますが、その参考のため...全文を見る
○太田淳夫君 次に、昭和四十三年五月十六日、総理府告示第十号によって、十勝沖地震非常対策本部を設置されましたが、そのときに一九六八年という西暦の名称を使用しているわけですね、その西暦を使用した経緯及び意図を説明していただきたいと思うんです。
○太田淳夫君 外務省にちょっとお伺いしますけれども、外務省においては、諸外国の大公使等の信任状及び委任状奉呈書類から諸外国の記年方式を調査されたことがあると聞いておりますけれども、西暦を使用される国、あるいは元号のみ使用する国、西暦と元号を併用する国、それぞれの数及び外務省におけ...全文を見る
○太田淳夫君 内閣法制局にちょっとお伺いしますけれども、法制局のお考えとしましては、元号は現在事実たる慣習として使われているにすぎず、昭和が消滅した後は元号は使えない、こういうことですか。
○太田淳夫君 もう一度お聞きしますけれども、明治元年九月八日に布告された一世一元及び明治二十一年二月十一日の旧皇室典範、同四十一年の二月十一日の登極令ですか、その他関係詔書、告示等は、新憲法の施行に伴ってこれらの法令が廃止され、旧憲法下に定められた元号の法的根拠が失われた。したが...全文を見る
○太田淳夫君 次にお聞きしますが、政府は五十年七月二十八日に、これは七年ぶりで公式制度連絡調査会議というものが招集されましたけれども、この会議は三十六年の七月二十八日の閣議決定でもって設置されました。それ以後、元号、国旗、国歌、紋章、国賓、国事行為、国名、国葬に関する小委員会を設...全文を見る
○太田淳夫君 次に、昨年の十月二十八日のこの委員会でも、元号問題について論議がされましたけれども、その中で、改元手続の時期、手順を政府はどう考えているかという同僚議員の質問に対しまして、西村総務長官は、適当な時期に元号制度を存続するための基本的な大綱を内閣告示し、大体の方向づけを...全文を見る
○太田淳夫君 福田総理は、去る二月四日の参議院本会議における徳永議員の質問に対しまして、元号制度は存続させる、法律、内閣告示、その他の方法のどれによるかは世論の動きを見て最終的に結論を出したいと。いま八月というお話がありましたが、早急に制度化する考えを明らかにしているわけですね。...全文を見る
○太田淳夫君 終わります。
05月11日第80回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第6号
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○太田淳夫君 それでは、限られた時間ですので、成田空港の問題につきまして御質問させていただきますが、最初に警察庁の方、事件の概要について御報告ください。
○太田淳夫君 いま警察官の被害につきましてはお聞きしましたけれども、民間人がそこで死亡されていますね。このことについてはどうですか。
○太田淳夫君 大臣、お尋ねしますけれども、いずれにしましても、成田空港の開港問題ですね。責任者として運輸大臣がいられるわけですけれども、この成田空港の鉄塔除去に関しまして、東山さんという方が死亡されているわけです。原因の点につきましては調査の段階ということでございますけれども、こ...全文を見る
○太田淳夫君 運輸大臣は、三月十日の衆議院内閣委員会ですね、この開港の問題につきましての答弁の中で相当その責任者としての取り組みの姿勢というものを御答弁されていますけれども、その点もう一度確認したいと思いますが。
○太田淳夫君 大臣は内閣委員会におきまして、要するに関係各省との問題について全部自分のところに吸い上げて、そして先頭に立ってこれを解決をしていくというようなお話を答弁されていましたね。で、公団の総裁とか、あるいは公団の方々に任せておくわけにいかないと、先頭に立ってこれを解決してい...全文を見る
○太田淳夫君 その後、三月十日に発言されたわけですから、五月、まる二月になりますね。その間にこのような事件があったわけですけれども、その間に大臣として、議員との懇談会あるいは地元の要望を解決するために、地元の当事者と話し合われる、そういうふうなことはされたんですか。
○太田淳夫君 先ほど冒頭にも出ましたが、民間人の東山さんという方が亡くなられたわけです、実際にこの現場で。やはりこういう一人の大切な生命が失われていく、ほかにも負傷者の方がたくさんみえますけれども、こういった惨事は二度と繰り返してはいけないと思いますし、こういった民間人の方が亡く...全文を見る
○太田淳夫君 お忙しいところ、道路公団の理事さんに出席いただきましたので、最初に参考人の方に御質問さしていただきたいと思いますが、首都高速道路ですね、一番私たちのすぐ近く通っておりますし、使用さしていただいているなじみのある高速道路ですけれども、ここで最近事故が二件、二月と三月に...全文を見る
○太田淳夫君 そこでお聞きしたいんですが、この高速道路で起きる事故が何件か発生しておりますけれども、主な原因というのはどういうような原因が多いですか。
○太田淳夫君 スピード違反といまお答えがありましたけれども、警察庁の方に伺いますが、この高速道路におけるスピード違反の状況について御説明願います。
○太田淳夫君 スピード違反の件数が非常に多いようですけれども、どのように対処されていますか。
○太田淳夫君 ちょっとお聞きしますが、この側壁を破った三月三十日の事故ですけれども、この事故は公団としては初めてということですが、そのとおりですか。
○太田淳夫君 この側壁とかガードレールというのは、規格がそれぞれあると思いますけれども、どの程度の衝撃に耐えられるようになっているのか、その点ちょっと説明してください。
○太田淳夫君 今度の事故ではどのぐらいのスピードで、どのぐらいの角度でこれは起こったんですか、今回の事故は。
○太田淳夫君 この高速道路ですね、現在はスピード制限されていると思うんですが、大体どの程度になっていますか。
○太田淳夫君 本線上で四十キロ、五十キロ、六十キロということですが、ここで首都高速道路という名前が使われているわけですけれども、そうしますと、一般道路と同じぐらいのスピードではないかと思うんですけれども、この高速道路という名前が使われていますと、何というか、やっぱり運転する人は高...全文を見る
○太田淳夫君 しかし、何というか、ドライバーの感覚的な問題もそれはあると思いますけれども、そういう高速道路という名前であれば安心してスピードを出せる。先ほどの事故も、そういった点で制限速度の範囲内のところで事故を起こして、まあ、夜中ですからそういったこともあると思いますけれども、...全文を見る
○太田淳夫君 先ほどの側壁とガードレールに戻りますけれども、いわゆるこういった事故が、もし下に民家があったというようなところで起こった場合には大変な災害になってくるんじゃないかと思うんですが、そういったような民家の上を走っている延長キロ数はどのぐらいあるんですか。
○太田淳夫君 そうしますと、別に問題はないという判断でございますか。
○太田淳夫君 そういった、たとえば民有地に接触をしている部分については、その側壁であるとか強度の問題についても再検討を図る気持ちはございませんか。
○太田淳夫君 金網で強度の補強は十分であると、こうお考えですか。
○太田淳夫君 まあ荷物の点ではあれですけれども、こういったトレーラーがスピードを出して側壁に衝突をした場合、また破れる可能性もあるんじゃないですか。その点でひとつ。
○太田淳夫君 まあこういうような事故が起きないことを願うわけですけれども、やはり大事にならないようにいろいろな点での配慮をお願いしたいと思います。  次に、千代田トンネルの事故の問題についてちょっとお聞きしますけれども、この千代田トンネル内で事故が非常に多いんじゃないかと思うわ...全文を見る
○太田淳夫君 特に事故が集中しておるのは合流地点じゃないかと思うんですが、その点、これらの原因がどこにあるかちょっとお答え願いたいと思います。
○太田淳夫君 われわれ考えてみますと、千代田トンネルの中には車両通行にとって構造上の欠陥があるんじゃないかというような考えなんですが、その点どうでしょうか。
○太田淳夫君 事故の状況、まあ九件、合流地点であると言っていますが、渋谷方面に向かっていって新宿方面へ右へ曲がりますけれども、そこから先は下り坂になっているわけですね。したがいまして、下り坂の地点、またその地点がカーブの中で見通しが非常にきかない危険なところになっているわけですが...全文を見る
○太田淳夫君 しかし、いまお話のとおり、トンネルの中で見通しが悪くて、しかも坂続きで、カーブでということで、しかもノンストップの合流点ですから、うっかりするとあそこでは大事故を起こしかねない状況だと思うんです。まあなれたドライバーならともかく、不なれなドライバーが入ってきた場合に...全文を見る
○太田淳夫君 それではどうも御苦労さまでございました。以上で参考人に対する質問は終わります。退席してくださって結構です。  それでは次に、じゃ運輸省にお聞きいたしますが、最近手抜きの車検の問題がいま世論を起こしておりますが、そういった手抜き車検を改善して、整備不良車の事故をなく...全文を見る
○太田淳夫君 この車検制度の問題ですけども、運輸省の考え方、車検の性格というものを、御見解をちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○太田淳夫君 運輸省の見解としましては、以前に答弁ありましたが、車が保安基準に合っているかどうかの確認はするが、実際に事故が起きてきたらそれは運転者の責任であって、安全性についての保証はしないと、こういう性格づけですか。
○太田淳夫君 四十七年の運輸委員会で当時の自動車局長はこういうことを答弁されていますけども、「私どもの申し上げたいことは、これを全面的にもちろんユーザーの責任にするべきものだとは考えておりません。ただ、ユーザーは、道路運送車両法におきましても、その自分の使用する車を定期的に点検整...全文を見る
○太田淳夫君 まあ、全国でも車はもう三千万台を突破しておりますし、免許を持っている人も三千五百万になっているわけですね。この車両法の制定当時、まあこれ二十六年前ですけども、自動車も四十一万程度ですから、ドライバーも今日に比べれば非常に少ないですね。で、また特殊技能の持ち主というよ...全文を見る
○太田淳夫君 時間もありませんので先に進むわけですけれども、先ほどお話しましたように、国が車の安全責任を負って国民の安全交通を認めよう、こういう論議はこれからも沸き上がってくると思うんですが、その中で、やはり二十六年前の法律でもありますし、自動車の使用者は法定の点検を資格のある整...全文を見る
○太田淳夫君 それでは次に進みますが、一問だけ。  建設省お見えになっていると思いますが、去る三月二十三日に岐阜県の揖斐郡の久瀬村で国道三百三号線、ここで近鉄バスの転落事故がございました。この発生現場をはさみまして四キロの区間というのは非常に落石事故が多いわけです。この地域の住...全文を見る
○太田淳夫君 終わります、時間ですので。
05月12日第80回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○太田淳夫君 それでは、私はただいま議題になっております文部省設置法の一部を改正する法律案につきまして質問さしていただきますが、最初法案の中身につきまして文部省に御質問をいたします。  最初に、この国立婦人会館設置までの経緯と目的、その必要性について説明していただきたいと思いま...全文を見る
○太田淳夫君 これの開館は十月という予定だそうですが、このほかに都道府県にも婦人会館がいろいろあると思うんですね。私の住んでいる岐阜市でも婦人会館というりっぱな建物がございますが、国立で婦人会館をつくられる。それぞれ用途、目的も違い、また相違点もあると思うんですけれども、いつもこ...全文を見る
○太田淳夫君 そのほか教育委員会で実施したり援助しているのですが、婦人学級講座というのがありますけれども、そういった点との関係はどうですか。
○太田淳夫君 将来これは、たとえば関西とか、そういう方面につくるような計画があるんですか、ここ一ヵ所だけですか。
○太田淳夫君 それではちょっと事業の内容につきましてお尋ねしますけれども、研修関係の事業につきましては、いま主催事業の計画立案はどの方面で行って、年何回ぐらいどのような規模で行おうとしているのか、あるいは主催事業というのは婦人団体の要望を取り込んで行うことが必要でありますが、この...全文を見る
○太田淳夫君 細かくお聞きするようですけれども、受け入れ指導事業というのは、専門職員の不足をボランティアで補うということですけれども、このボランティア、何人ぐらいで、どのような経歴の人を充てるのかちょっと説明をしていただきたいと思いますし、本来は専門職員を増員することが必要じゃな...全文を見る
○太田淳夫君 次に、時間の関係もありますので、同じくこの設置法にかかっております国立国際美術館、これについてお尋ねしますけれども、この設置の経緯と目的について説明してください。また、この国際美術館が、他の美術館と比べてどういう特色を持っているのか、あるいは美術品の利用について御説...全文を見る
○太田淳夫君 設立の趣旨とか、目的とか、非常にすばらしいものがあると思うんですが、開館は十月を予定されているということでございますけれども、現在の準備状況と、それから年次計画で、展示の事業としていろんなことを考えてみえますけれども、いま具体的にこういうものをやるんだということが決...全文を見る
○太田淳夫君 先ごろの予算委員会では、ここに見える同僚の吉田委員から、芸術作品の流出の問題についていろいろございました。美術品はやはり国の財産ですから、そういった面でいろいろと御質疑がありましたが、海部大臣もそのときにいろいろと御答弁されたと思いますけれども、やはりこういった文化...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、これに関連しまして質問さしていただきますが、去る四月の二十二日に成立をしました国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案、これを見ますと、その附則で「昭和四十八年度以後に設置された国立大学並びに同年度以後に国立大学に置かれた医学部及び...全文を見る
○太田淳夫君 総定員法の枠外とするものは、最初は総定員法制定当時の予想しなかったナショナルプロジェクトであります無医大県解消計画、その定員と、それから新構想大学の定員である、このように思うわけですが、そうすると、この法文の規定を見ますと、「四十八年度以後に設置された」云々で「医学...全文を見る
○太田淳夫君 その無医大県解消計画に準ずるというお話ですけれども、その無医大県解消計画とか、あるいは新構想大学の定員を別枠にするという一つの基準をつくるということは、その基準の評価というのは別としましても、一定の基準となることは理解できますけれども、歯学部の定員までそこに含めてく...全文を見る
○太田淳夫君 次に、無医大県解消計画についてお尋ねしますけれども、この計画は四十八年度から発足したものですけれども、現在までにすでに設置されている大学名、学部及び定員を明らかにしていただきたいことと、今後この計画に基づいて設置される予定の大学名、学部名及び予想される定員について説...全文を見る
○太田淳夫君 新構想大学についてはいかがですか。今後予定されています大学名、定員等をあわせてお答え願いたいと思います。
○太田淳夫君 そうしますと、無医大県解消計画、そして新構想大学、そしてこの歯学部、全部の定員を総定員法の枠外にするということになりますと、これらが完成した時点では一体どの程度の定員というものが総定員法の枠外になってくるのか、その点御答弁してください。
○太田淳夫君 いずれにしましても、二万人にも及ぶ定員が総定員法の枠外になるわけですけれども、そうなりますと、もう総定員法による定員管理はもはや破綻を来していると一緒じゃないかと思うのです。  もとに戻りますけれども、無医大県解消計画も新構想大学も、これはいまに始まったことではな...全文を見る
05月14日第80回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○太田淳夫君 私は、初めに法制局長官にお尋ねいたします。  ただいま矢田部議員からも質問がございました部分ですが、純法律的に見まして、現在議題になっておりますこの公用地法案が、きょうで期限切れになりますけれども、この法律のどの部分がその効力を失うのか、具体的に説明をお願いしたい...全文を見る
○太田淳夫君 いまお尋ねしましたのは、いま議題になっております特別措置法案に対する修正案ですが、この法律でいきますとどの部分になりますか。
○太田淳夫君 私がお伺いしましたのは、純法律的に、あなたの政治的な意見を交えずにお答え願いたいと思うのです。  衆議院の先例集、先ほどもいろいろと述べられましたけれども、一七六に「法律が効力を失ったため、これを改正する法律案が消滅する。」「期限の定めのある法律がその期限の経過に...全文を見る
○太田淳夫君 ちょっと私もあれですが、この法律の附則の第六項が効力を失って消滅をしてしまうと、こういうことなんでしょう。
○太田淳夫君 一部にあるというお話でございますが、私は長官の御意見というものが非常に政治的に述べられているのじゃないか、そういうふうに思うわけです。純粋に法律的に考えてどうなるかということを再度お伺いしたいと思うのです。
○太田淳夫君 私はちょっと納得できませんので、また再度いろいろと詰めていきたいと思います。  時間もありませんので次へまいりますが、それでは次に、総務長官にお尋ねいたしますけれども、沖繩の返還に伴いまして暫定措置としてきょうで期限が切れます問題ですね、地籍の問題、これは大きな問...全文を見る
○太田淳夫君 外務省どうですか。
○太田淳夫君 私のところに、VOAの沖繩中継局で働く日本人の会の方からの陳情がございましたが、ただいま御答弁のとおりきょうで終了するわけですね、特定運用期間がきょうで終了するわけですが、そこで働いております七十四人の正規の従業員と、四十一名の契約従業員の解雇はいよいよ迫ってきてい...全文を見る
○太田淳夫君 いま問題になっております退職手当の問題でございますけれども、外務省でもすでに御調査されておると思いますけれども、VOA方式によった場合には退職手当は平均どのぐらいになるのか、あるいは駐留軍関係の勤務の方々の退職手当の平均というのはどのぐらいになるのか、その点ちょっと...全文を見る
○太田淳夫君 ただいま御答弁いただきました平均ですね、年数によってもいろいろ違ってくる、一人一人また違うと思いますけれども、それだけでも約二百五十七万円の差があるわけですね。  外務省にお伺いしますけれども、VOAが廃止されていく、きょう暫定運用期間が切れるその理由というのをお...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、アメリカ国務省側としましては、この返還は向こうからの希望じゃなくて、日本側から要望したわけですね。その点どうですか。
○太田淳夫君 そうしますと、ここに働いてみえる方々というのは、まあいままでも各種委員会でも論議されてまいりましたけれども、自分の都合じゃなくて、やはり国の都合によって退職させられるということになるんじゃないですか。したがいまして、これらの方々の処遇につきましては、国の責任でこれは...全文を見る
○太田淳夫君 せんだっての決算委員会におきまして、同僚の峯山委員から外務大臣にその点の対処を要望してあるのですが、その後どのような運びになっておりますか。
○太田淳夫君 ただいま総務長官からお話がありましたけれども、やはりこの問題も人数的には少ないかもしれませんが、やはり沖繩返還という、国の責任でもってこれは処理していかなければならない問題であると、私たちはこう思いますし、どうか速やかにこの問題の解決を図っていただきたいと思います。...全文を見る
○太田淳夫君 次に、かつて西村防衛庁長官は、昭和四十六年十一月の十七日でございますけれども、この法律案、すなわち暫定使用法のことでこのように答弁をされているわけですね。「暫定期間を設けて、そして使用権を立てさせていただいてその間にお話し合いを進め、あるいはどうしてもお話し合いがつ...全文を見る
○太田淳夫君 これは防衛庁上長官、当時の防衛庁長官だけでなくて、いろんな点で政府の方々の発言があるわけですね。たとえばここにもありますけれども、その当時の防衛施設庁長官ですが、公用地等暫定使用法というのは沖繩の復帰という大きな事業の中においてやむを得ずとられた一つの歯どめ的な法律...全文を見る
○太田淳夫君 沖繩開発庁どうですか。
○太田淳夫君 それではお伺いしますけれども、未契約地主の状況について御答弁願いたいと思います。
○太田淳夫君 やはり復帰前からこの地籍の明確化ということは大きな問題であったわけですね。それがこのようにおくれているということは、やはり政府は怠慢だったという以外には私はないと思います。  そこでお尋ねするわけですけれども、こういう明確化の問題につきましては、復帰の時点において...全文を見る
○太田淳夫君 いま御答弁の中に、今後の作業については順調に進捗をしていくというお話がございましたけれども、この修正案であと五年間延長するわけですけれども、この五年間で沖繩の県民の皆様方が要望してみえる地籍の確定ということは本当にできるんですか、どうでしょうか、その点。
○太田淳夫君 いま五年でやり切りたいというお言葉がございましたが、五年たってまた修正案を出して延長するということは絶対にありませんね。
○太田淳夫君 施設庁いかがですか。
○太田淳夫君 この公用地暫定使用法は、きょうじゅうに成立がむずかしくなりますと法的な空白が生ずるわけですけれども、ちょっとお尋ねしたいんですが、米軍基地として使用されている土地及び自衛隊として使用されている土地、何カ所ぐらいあるか、その御答弁願います。
○太田淳夫君 きょう成立がむずかしくなりますと、沖繩の米軍基地用地あるいは自衛隊の基地用地ですね、これの強制使用の根拠が失われるわけですけれども、いわゆる未契約地主の方々ですね、これの土地を一時的にこれは不法占拠をすることになると思うんですが、その点いかがですか。   〔委員長...全文を見る
○太田淳夫君 それではお尋ねしますけれども、もし沖繩のその地主の皆さんの中で、基地の中に自分の土地があると。まあ沖繩の方々のお話を聞きますと非常にお気の毒な方々もお見えになるわけですね。一生懸命働いて沖繩の郷里に土地を買われたけれども、終戦後沖繩へ帰ってみたらその土地はもう跡形も...全文を見る
○太田淳夫君 時間がなくなりましたので、もう一問だけちょっとお尋ねいたしますが、丸山事務次官を本部長とする沖繩基地対策本部というのが設置されておるようですが、これについて説明をしていただきたいと思います。
○太田淳夫君 私の質問は六時までということで、あとわずかですけれども、ちょっとこれだけの時間では質問し切れませんもので、次回の委員会に保留さしていただきます。
05月15日第80回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○太田淳夫君 それでは、昨日に続きまして質問さしていただきます。  いよいよ沖繩も復帰後五年間を迎えたわけでございますが、やはりこの五年間、本土復帰に対する期待が非常に大きかっただけに、現地の県民の方々、その期待を裏切られたような感が現地では充満をしているように感じられます。 ...全文を見る
○太田淳夫君 さらに、政府にお聞きいたしますけれども、暫定使用法が切れたわけですけれども、この新しい事態にどのように対応されていくのか、その点答弁願います。
○太田淳夫君 防衛庁は対策本部を設置いたしましたけれども、これは何のための対策本部なんですか、その点説明してください。
○太田淳夫君 本来なら、期限切れで土地を返還するのが沖繩県民のためになるんじゃないですか。ここで対策本部をつくってやるということは、この対策本部は沖繩の県民の皆さんのための対策本部なのかどうか、その点ちょっとお伺いいたします。
○太田淳夫君 先ほど混乱ということを防衛庁長官は発言されましたけれども、その混乱の中身はどんなものがあるんですか。
○太田淳夫君 そうすると、そういった混乱を防ぐために対策本部をつくられた。混乱を防ぐというのは、これは防衛庁じゃなく警察当局じゃないですか、その点どうですか。
○太田淳夫君 米軍基地に突入しようとして二人逮捕されたというようなことも聞いておりますけれども、今後米軍や自衛隊と住民との間にそういったトラブルが起こった場合、もし流血事態でもあった場合には、政府としてはどうされますか。
○太田淳夫君 現実にいま二人逮捕されているということですけれども、総務長官、いまのことに対してどうでしょうか。
○太田淳夫君 いろんな事態に対応しようとして対策本部をつくられたようですけれども、もしも未契約の地主の方が米軍基地に入ろうと、こういうことを要望された場合はどういうように対処されますか。そういう方々は、自分の土地を確かめて、くいを打ったりあるいは縄を張ったり、こういうことも希望さ...全文を見る
○太田淳夫君 法制局長官にお聞きしますけれども、憲法第二十九条の個人の財産権の保護の問題ですけれども、これとただいまの問題、管理権の問題、その点についてちょっとお聞きしたいと思いますが。
○太田淳夫君 いまお話がありましたけれども、この公用地法におきましても違憲の疑いがあったわけです。まあ限定使用にかえて正当な手続を経ないでこれが強制使用されている、これは個人の財産権を侵害するものだ、こういう意見もあるわけですね。それで、いまこうして法律の効力が切れた段階ですから...全文を見る
○太田淳夫君 非常に政治的な答弁ではないかと思いますが、先ほど防衛庁長官は、基地管理とおっしゃいましたけれども、もう政府にはそういった管理権というものはないんじゃないかと思うんですが、その点どうでしょうか。基地管理ということ自体がおかしいんじゃないですか。
○太田淳夫君 使用権はなくなったわけであります。また管理権もなくなったわけですから、やはり県民にこれは返還をすべきじゃないですか。原形復帰ということもおっしゃいましたけれども、その原状復帰ということも、返還をするための原状復帰でなければならないと、こう思いますが、その点どうでしょ...全文を見る
○太田淳夫君 長官のいまの発言は、もう非常にこれは問題があると思います。その点で再度長官から陳謝を願いたいと思います。
○太田淳夫君 真田長官に再度御質問いたしますが、先ほどの二十九条との関連ですね、もう一度ちょっと御答弁願えませんか。
○太田淳夫君 非常に長官の発言は政治的な発言。(「法的根拠ないよ、全然」と呼ぶ者あり)これは本当に法文上の問題ではないと思うんです。管理権がないなら遅滞なく県民に返すべきだと、そうならざるを得ないんじゃないですか。その点再度発言をお願いします。
○太田淳夫君 防衛庁は、いまの真田長官の発言はやはり遅滞なく返還すべきだという、そういう見解ですが、その点防衛庁いかがでしょう、再度。
○太田淳夫君 私の所定の時間も来たようですが、まだ問題いろいろたくさんありますけれども、後、たとえば沖繩の基地の実態であるとか、そういった問題がございますが、きょうは時間が参りましたので、再度委員会で質問させていただきたいと思います。
05月26日第80回国会 参議院 内閣委員会 第17号
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○太田淳夫君 それでは、私の方から最初に法案の内容につきまして若干質問させていただきますが、共済年金の財政は、公経済の主体としての国あるいは三公社と、それから使用者としての国あるいは三公社と職員と、三者で負担しておりますけれども、現在国家公務員の連合会加入の一般組合員の掛金率は、...全文を見る
○太田淳夫君 共済組合法によりますと、共済年金の財政は、これは少なくとも五年ごとに見直すことになっているわけですね。まあ三公社の方は法律に明文はございませんけれども、これと同じではないかと理解しておりますけれども、国家公務員の場合ですと、四十九年十月から千分の四十四が四十六・五に...全文を見る
○太田淳夫君 これは新聞報道ですけれども、五月の十一日に大蔵省の首脳が、いま問題になっております官民格差の問題につきまして、不公正是正に踏み出すという意向を明らかにしたと、こういうように報道されておりますけれども、その点について説明していただきたいと思います。
○太田淳夫君 大綱的なことは、先ほど同僚議員から質問がありましたので、二、三の点について、時間もございませんので聞いておきたいと思いますけれども、いまの掛金率の問題、先ほどお聞きしましたけれども、それについてちょっとお聞きしておきますが、国家公務員も、あるいは三公社の職員も、年金...全文を見る
○太田淳夫君 掛金率の差が余りなくてということも問題になってきたようですけれども、いまの御答弁によりますと、公務員は共済制度発足の三十四年に四・四%ですね。四十九年十月から四.六五%、また厚生年金は三十五年の五月は一・七五%で、五十一年八月にやっと四・五五%になったと、こういう御...全文を見る
○太田淳夫君 人事院にちょっとお尋ねしますけれども、人事院の給与局が昨年の八月三日に出しました「いわゆる生涯給与及び勤務条件等をめぐる諸問題について」、こういう資料によりますと、「官民の支出を保険料についてみると、共済組合掛金はこれまでの累積で厚生年金を一〇〇として一三四(実質化...全文を見る
○太田淳夫君 掛金率が変わってきますと全体の給付の高低にも影響してくると思うんですが、現在厚生年金では国の負担割合二〇%ですね、各種の共済年金では一五%と、五%差があるわけですけれども、この五%の差というのはどういうようなものであるのか、あるいは公務員共済の国の負担を厚生年金並み...全文を見る
○太田淳夫君 時間ありませんので、次に整理資源についてちょっとお尋ねしますけれども、これがいろいちと官民格差の元凶であるようなことを言われておりますけれども、この整理資源につきましては、毎年資料で国の予算に出ておりますけれども、この整理資源の意義と今後どの程度の額になるのか、ある...全文を見る
○太田淳夫君 厚生省としては、この公務員共済の整理資源と申しますか、これについてどのような見解を持っておりますか。
○太田淳夫君 先ほど同僚の野田委員からもいろいろとお話がありましたけれども、この公務員のいろいろな事案につきましては、労働基本権の制約とか、あるいは政治的行為の制限、あるいは私企業からの隔離とか、守秘義務とか、信用失墜行為の禁止とか、そういった民間企業にない厳しい制約があるわけで...全文を見る
○太田淳夫君 人事院にもう一つお聞きしますけれども、昨年の夏に人事院勧告が出ましたときに、生涯給与比較論というのがマスコミから出ましたけれども、人事院も先ほどの「いわゆる生涯給与及び勤務条件等をめぐる諸問題について」と、これを出したわけですが、これによりますと、給与は民間との均衡...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、最初に厚生省にお尋ねしますけれども、循環器病センターができたんですけれども、がんセンターにつきましては、全国で都道府県等合わせまして百六十一カ所あると厚生白書に出ておりますが、この循環器病センターにつきましては、将来計画はどのようになっておりますか、その点...全文を見る
○太田淳夫君 わが国では毎年脳卒中で約十七万人もの人が死んでみえますし、ほぼ同数の寝たきり患者と、肢体不自由な方がふえているわけですが、また、患者の社会復帰に必要なリハビリテーション施設と専門医が非常に不十分である、こういうことが米国のカッキー教授からも指摘されておりますけれども...全文を見る
○太田淳夫君 あと二点お尋ねしますけれども、このセンターには看護婦の養成所が付属されていませんけれども、これは養成計画は持っているのか、あるいは養成しないで十分足りるのか、こういう点どうなっていますか。
○太田淳夫君 もう一点だけお伺いしますけれども、昭和四十八年に、社会保障長期計画懇談会が看護婦の需給計画という報告を出しておりますが、その中で、五十三年度を目途に需給バランスを図ることを計画の骨子とすると、こういうふうにうたっておりますが、その供給面で潜在看護婦の活用を説いておる...全文を見る
○太田淳夫君 時間がちょっとございませんので、次に農林省にお尋ねしますが、第一点は砂糖の問題なんですが、この精糖業界ですね、これは五十一年の農業白書によりますと、「国際相場の低迷、国内需要の減退等を背景に国内市況は依然低迷しており、経営が著しく困難となっている。」と、こう言われて...全文を見る
○太田淳夫君 それと、昨年は明治製糖の川崎工場を閉鎖しましたし、あるいは三重県の東海精糖もこれは倒産してしまった。このような精糖企業は資本金の五倍から十倍ぐらいの累積赤字を抱えて、自力ではもう企業再建のめどがいま立たないような状況なんですね。ですから、いま農林大臣からお話がありま...全文を見る
○太田淳夫君 じゃ、その点対策を要望しておきますが、次に国有林野の高度利用についてひとつお伺いしてみたいと思いますけれども、わが国は国土の約七割が山地で占められておりますけれども、地形が急峻なため林野の高度利用がなかなか困難な状態になっていますけれども、またこの森林を林業経営者だ...全文を見る
○太田淳夫君 次にハマチの養殖についてちょっと。  これは私の方の現地の三重県に尾鷲市がございますが、そちらでハマチの養殖をいまやっております。これは全国で六千八百九十五万四千六百八十三尾、こういう統計が出ておりますが、三重県では一千二百七十万尾と約二割の生産でございますし、尾...全文を見る
○太田淳夫君 最後に、先ほど野田委員からも最初に質問がありましたが、モスクワにおける日ソ漁業交渉についてちょっと御質問させていただきますが、この漁業交渉におきましては、さまざまな事項が討議されたと思いますけれども、その中に、物によっては秘密に属するものもあると思いますけれども、私...全文を見る
10月21日第82回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○太田淳夫君 関連。
○太田淳夫君 ただいま身体障害者の皆様方の問題について伺っておりますが、特にこの国会は雇用不安に対する国会と言っているぐらいに国民の皆さん方はその対策をまっております。また、いま一番困ってみえる方々は、きょうのいま議題になっております身体障害者の皆さんではないかと、このように思っ...全文を見る
10月24日第82回国会 参議院 本会議 第5号
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○太田淳夫君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十二年度補正予算三案に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。(拍手)  現下のきわめて困難な経済情勢の克服は一刻の猶予も許されない深刻な事態であり、国民生活を守る緊急避難的な意味から、補正予算三案にこの...全文を見る
10月27日第82回国会 参議院 建設委員会 第3号
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○太田淳夫君 それでは、私は当面する課題につきまして若干質問したいと思います。  問題点は、一つは公的宅地開発のあり方について、第二点は民間の宅地開発事業に伴う公共負担のあり方について、三点は住宅金融公庫の個人向け融資にかかわる取得制限について、四点は共同住宅、いわゆるマンショ...全文を見る
○太田淳夫君 五十二年度の新住宅市街地開発会計予算、これを見ますと、公庫の資金が六十一億五千万円、縁故債が五十一億二千四百万円、総額百十二億七千四百万円、こうなっておりますけれども、そのうち金利の返済が三十六億九千万円と、約三分の一を占めておる状態ですが、この過去三年間の金利負担...全文を見る
○太田淳夫君 いまいろいろお話しになりましたけれども、地元市町村との調整の問題、住民要望の多様化、そういう問題もあろうかと思いますが、そのほかに事業費に占める住宅金融公庫の資金の割合が、これは法律的には八〇%になっているのに対して、五十二年度の例ですと、これが実際には五五%と低く...全文を見る
○太田淳夫君 当然テンポがおくれてきますと、それによって負担の増加というのが出てくるわけです、工事のですね。そういったものがすべて処分価格に上乗せということになってくると思いますが、その点どうでしょう。
○太田淳夫君 特に現在基本計画策定作業が進められております西部地区、この西部地区の今後の状況としましては、こうした金利負担に加えて、今度は緑などのオープンスペースの拡大、そういうものが加わってきますので、かなりこれは処分価格が高くなって入居募集に支障が出るのはこれは必至だと思われ...全文を見る
○太田淳夫君 次に、ちょっと関連してですけれども、宅地開発公団が発足しまして、現在茨城県の竜ヶ崎市で事業に取りかかっておりますけれども、ほとんど事業らしい事業はこれは行われていないと、われわれそう思います。この竜ケ崎の事業も完成までに十年近くかかると、こう言われておりますけれども...全文を見る
○太田淳夫君 いま局長からいろいろとお話がありましたけれども、やはりこの公団の発足につきましては国会でいろいろ審議もされましたが、低廉な宅地の提供ということを大きな目標としてこれはスタートしているわけですから、二年間たって、これからの事業計画いろいろと発表はなりましたけれども、や...全文を見る
○太田淳夫君 次に、民間の宅地開発事業に伴う公共負担のあり方について質問したいと思いますが、いまいろんなそういう宅地開発事業を進める場合に、各市町村では開発要綱を策定しております。これに基づいて開発行為に伴う公共施設等の整備基準、開発事業者負担、それぞれ定めているわけですけれども...全文を見る
○太田淳夫君 それによりますと、販売費、一般管理費、あるいは金利を除く直接原価、いわゆる総事業費に占める区画道路、都市計画道路、教育施設などの用地費、造成施工工事に公共負担金を加えたいわゆる関連公共公益施設整備費、この比率が年々増大しております。四十六年には三六・一%であったもの...全文を見る
○太田淳夫君 国としてもこのような実態調査は現在行っているわけですね。
○太田淳夫君 また、この不動産協会の実態調査によりますと、三大都市圏の場合ですと、一区画百八十三平方メートル当たり一千七十九万円の総事業費に対して、公共事業費は五百六十五万円で、総事業費の五二・四%と、このようになっている。これを見ますと、やはりもう民間の宅地開発に伴う公共負担と...全文を見る
○太田淳夫君 この開発要綱の問題ですけども、いま各自治体でこの指導要綱を決めておりますけれども、その指導要綱につきましては、その自治体の財政力に応じていろいろな差がいまあります。実際に茨城県の利根町の方では、開発をしたところで大体一件当たり五十万ぐらいの負担が増加になるんじゃない...全文を見る
○太田淳夫君 じゃ、次に入りますが、住宅金融公庫の個人向け融資にかかわる所得制限について質問いたします。  この所得制限限度額をめぐって、いま大蔵省との間にいろいろと話し合いが詰められているという話ですが、その点いかがでしょうか。
○太田淳夫君 報道によりますと、この所得制限額につきましては、東京都の住宅建設資金融資のあっせんの場合の年収限度額の八百万円をとる案とか、あるいは東京都の公営住宅の高額所得者の明け渡し基準である六百二万円をとる案とか、さらに全国の公営住宅の高額所得者の明け渡し基準である四百八十五...全文を見る
○太田淳夫君 そうすると、いまお話では、検討はされたけれども議題にはなっていない一もう一遍ちょっと答弁してください、お願いします。
○太田淳夫君 わかりました。じゃ、次へ移ります。  次は共同住宅、いわゆるマンションの管理体制のあり方についてお伺いしたいと思います。これはマンションの建設がいま盛んに進められておりますけれども、このマンション建設が進むにつれまして、欠陥問題と並んで共用部分の所有権のあり方、あ...全文を見る
○太田淳夫君 去る九月八日に雨宮弘明氏を会長とする「マンション問題を考える会」、これのアンケート調査によります住宅管理組合の設置状況を発表しましたけれども、それは御承知されていますか。
○太田淳夫君 その調査によりますと、住宅管理組合があると回答した人は半分の五〇・九%、こういうふうに低くなっているわけです。それも販売業者主導型で設立されたものが多くなっておりますし、会計がずさんなところも少なくないようですけれども、国としてもこのような実態調査を行うべきだと思い...全文を見る
○太田淳夫君 住宅公団の長期特別分譲住宅の譲渡の場合には、この住宅管理組合の設置が義務づけられているんですか、そのとおりですか。
○太田淳夫君 民間の場合には、この住宅管理組合の設置というものは義務づけられていませんけれども、なぜこれ義務づけられないままに今日まで至ったのか、その理由はどうでしょうか。
○太田淳夫君 現在、マンションの購入に当たりましては、マンションそのものを買うよりも管理があれば買う、こういうように言われているが、したがいまして、管理体制というのはうまくいきませんと建物の老朽化が急速に進んでしまいます。今後大きなこれは課題になることは必至だと思います。したがっ...全文を見る
○太田淳夫君 この問題につきましては、「マンション問題を考える会」から建設大臣あてにも三月ですか、書類が、陳情が提出されてきているようではありますが、大臣はそれをごらんになってどのようにお考えでありますか。
○太田淳夫君 次に、自転車駐車場の設置の問題について伺いますが、最近人口急増地域におきましては駅周辺に自転車の問題がいま社会問題になっております。駅周辺の自転車の駐車場が整備されていないために自転車が放置されて、商店街、駅前等いろいろな問題が発生しているわけでありますが、その問題...全文を見る
○太田淳夫君 いま総理府を中心にしましてつくられております自転車駐車対策について、これがありますけれども、これはいかなる対応策を考えておりますか。  じゃ、建設省では、第八次道路整備五カ年計画、これで自転車の駐車場の新しい制度として市町村道債利子補給事業、これを考えているようで...全文を見る
○太田淳夫君 この利子補給事業、国道、県道、都道はこれは含まれていませんけれども、これは含めて対策を講じなきゃならないんじゃないかと思うんですが、その点いかがですか。
○太田淳夫君 さらに、この問題につきましては鉄道事業者ですね、運輸省の方お見えになっていますが、この協力体制が必要なわけですけれども、運輸省としてはどのようにお考えですか。
○太田淳夫君 総理府を中心にしていまいろいろ検討されておりますけれども、そこでいろいろ参考人の意見等では、やはりいまは国鉄ですね、自転車を利用された方々が自転車を置いていかれるところが駅の周辺が非常に多いわけです。いまいろいろと国鉄六百三十五駅というお話もありましたけれども、現状...全文を見る
11月22日第82回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○太田淳夫君 それでは、今回提出されております法律案に関連しまして一言ちょっとお聞きいたしますが、この第三航空団の移転後の小牧基地には、輸送航空団の第一輸送航空隊が移転する予定であると、これは前からそういうことを言われておりましたけれども、この何年かのうちに情勢も変わってきたと思...全文を見る
○太田淳夫君 この小牧の市につきましては、この法案、初めて出てまいりましたのは四十九年ですね、その当時に自衛隊機の墜落事件がありまして、その他騒音等で小牧市民あるいは周辺の都市から相当な反対の声が起こっておりますが、その点のことも考慮されて変更されてないわけですね。
○太田淳夫君 それはまあおきますが、それでは次に、せんだってF15の両装置の問題につきまして見解を出されましたが、このことで御質問したいと思いますが、このF15の爆撃と空中給油の両装置の問題につきましては、衆議院内閣委員会におきましてわが党として取り上げてまいりました。その際も、...全文を見る
○太田淳夫君 四十三年の見解と申しますか、要撃戦闘機ですね、FXが、憲法九条との関係でその能力の限度に関する責任を持った最終の答弁だ、こういうことを再々繰り返してみえるわけですね。ですから、私たちこれを見まして、これが最後の政府答弁なんだ、情勢の変化等に関係なく憲法第九条との関係...全文を見る
○太田淳夫君 ですから、局長も答弁されておりますが、この見解の中にありますように、確かにファントムに比べますと、このF15は戦闘爆撃機というよりも、これは支援戦闘を行うための限定されたものだと、通常爆弾による。そういうふうに答弁も変わってきておりますけれども、四十七年の政府統一見...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど空中給油の問題については同僚の和泉議員から質問がありましたけれども、私ども、その際の長官の答弁の中に、軍事情勢の変更に遭遇すれば再検討すると言われた点ですね、こういった点に非常に私たちは危倶を感じているわけです。四十三年の増田防衛庁長官あるいは佐藤総理の発言等...全文を見る
○太田淳夫君 私は、ここで装置云々ということもありますけれども、国会において政府の最高責任者であります内閣総理大臣の答弁、見解、そういうものが、もう何の手続もなく防衛庁によってなってみえるのか、その点どうでしょうか。
○太田淳夫君 従来防衛庁長官の答弁というものは、大体総理と一致をしているか、あるいはそれ以内のものであったわけですね。それをはみ出しているということはめったになかったわけです。ですから、総理は国防会議でこれまでの経緯を踏まえて十分検討すると、こう言われていますけれども、従来のこう...全文を見る
○太田淳夫君 先ほどから答弁はそういう答弁でまいっておりますけれども、私どもとしては、あくまでもこういったFXとか、あるいはPXLとか、そういった重要な新規の装備の採用決定については、従来の政府見解にも拘束されるべきだと、このように思っております。ですから、これを逸脱した決定は防...全文を見る
○太田淳夫君 しかし、いままでの政府の見解というものが変更されるのであるわけですから、こういう問題についてはもちろん防衛庁の内部においても検討されたと思います。検討されたとすれば、その具体的な経緯を私は文書をもって国会に報告すべきじゃないかと思うんです。この点どうでしょうか。
○太田淳夫君 じゃ時間もありませんので次へ参りますけれども、前々回の委員会の審議におきまして、同僚の和泉委員からファントム墜落事件について質問をいたしましたけれども、その後の被害者の補償の問題はどのように進んでおりますか。
○太田淳夫君 このような米軍人の行動による損害に対しましての請求権または賠償責任の発生につきましては、地位協定第十八条第十二項の非戦闘行為によって生じた場合に限られると規定されておりますけれども、そこでちょっとお聞きしたいんですが、非戦闘行為というのはどういう状態のことであるかと...全文を見る
○太田淳夫君 次に、いまお話しの第五条の発動の場合ですが、わが国の領域に対する武力攻撃が行われたために日米両国がこの危険に対応する行動をとった場合、五条の発動ですが、現行法規の改正あるいは新しい立法を必要とするんじゃないかと、こう思いますが、その点いかがですか。
○太田淳夫君 ちょっともう一遍はっきりと、最後まではっきり言ってください。
○太田淳夫君 そうすると、現行の憲法を変えたりすることはない、いまの現行の法律の中で共通の事態に対処できると、こういまの答弁ですね、確認しておきます。
○太田淳夫君 わかりました。次にまいりますけれども、次は、公海上に設置された構築物に対する当該国の権利の範囲についてお聞きしたいと思いますけれども、これは海洋法会議でもって提案されております単一条約の案によりますと、大陸だな及び経済水域に設置される構築物に対する権利として、沿岸国...全文を見る
○太田淳夫君 時間もありませんので、次いでお聞きしておきますけれども、次に、大陸だな条約等に見られます共同開発区域と安保条約との関係についてちょっとお聞きしたいと思うのですが、第一点は、日韓共同開発区域は日米安保条約第五条の対象地域であるかどうか、その点どうでしょうか。
○太田淳夫君 二番目は、共同開発区域における施設に対する攻撃あるいは破壊活動に対してわが方のとるべき行動の範囲を明らかにしてもらいたいと思います。
○太田淳夫君 第三点は、共同開発地域における韓国側の施設に対する攻撃あるいは破壊活動に対して、韓国側がとる行動の範囲はどうでしょうか。
○太田淳夫君 第四点は、共同開発に対しまして、アメリカの資本及び施設が、これ設定されておりますけれども、外部からのこれに対するやはり破壊活動また攻撃などでお聞きしますけれども、アメリカが自衛権行使の理由になりますか。すなわち、共同開発区域に対する利権保護の理由としてアメリカ軍の出...全文を見る
○太田淳夫君 次に、先ほど自衛権の問題が出ましたけれども、海外派兵についていままでもいろんなことが言われておりますけれども、この際ちょっと明確に再確認をしておきたいと思うんですが、一つは、ある国から侵略があったために自衛隊がその国の領土に上陸をして戦う、こういう場合はどうでしょう...全文を見る
○太田淳夫君 次は、侵略国の軍事基地に対して海空からこれを攻撃を行う、これはどうですか。
○太田淳夫君 できないですか、やらないですか、どうですか。
○太田淳夫君 じゃ第三点は、公海上において戦闘を行うために自衛隊が出動する場合。
○太田淳夫君 次は、国連安保理事会の決議によって国連軍が組織されたときに、自衛隊がこれに参加する場合はどうでしょう。
○太田淳夫君 次は、国連安保理事会あるいは総会の決議によって、戦闘部隊としてではなく、紛争地帯における治安維持あるいは休戦ライン上の保持等の警察的行動を目的として自衛隊が出動する場合、こういう場合はどうでしょう。
○太田淳夫君 それでは取り急いで、次は、紛争地域における在留邦人の生命、財産の保護、あるいは在留邦人の救出等、引き揚げを行うために自衛隊を現地に派遣するような場合はどうでしょうか。
○太田淳夫君 最後は、第三国の兵員、軍需品を、自衛隊あるいは国有または国がチャーターした輸送手段で輸送に従事する、そういう場合はどうでしょうか。
○太田淳夫君 終わります。