太田淳夫

おおたあつお



当選回数回

太田淳夫の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第1号
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○委員長(太田淳夫君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。  本特別委員会は、今日まで原子力問題に関する件、海洋開発に関する件、宇宙開発に関する件、エネルギー問題に関する件等について質疑...全文を見る
○委員長(太田淳夫君) それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に後藤正夫君、林寛子君、八百板正君及び塩出啓典君を指名いたします。     —————————————
○委員長(太田淳夫君) 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査のため、委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員、派遣地、派遣期間等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時四十六分散会
03月03日第94回国会 参議院 逓信委員会 第2号
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○太田淳夫君 それでは午前中に引き続きまして、本日所信表明ございました点につきまして何点か質疑をさしていただきます。  郵政大臣と電電公社総裁となるわけですが、最初に郵政大臣の所感をちょっとお聞きしたいんですけれども、この電電公社の不正経理問題に対しまして監督大臣としての所感を...全文を見る
○太田淳夫君 それでは新総裁にお伺いしたいわけですが、当委員会には初めて御出席されましたが、このカラ出張とカラ会議の不正経理というのは前総裁の在任中の問題でございましたけれども、総裁として今回のこの不正経理の原因というのを、いま大臣からお答えございましたけれども、総裁としてはどの...全文を見る
○太田淳夫君 大臣にお尋ねしますけれども、大臣は昨年十二月の十二日の閣議後の記者会見で、「郵政省は監督官庁とはいえ、その権限は極めて弱いので、権限を強化するよう電電公社法の改正を事務当局に指示し、成案を得たら次期国会にも提出したい」、こういうような御発言をされておるんですが、郵政...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、いま新総裁のもとで電電公社がそういう綱紀の粛正等の改善に努力をされているのを見きわめていきたい、そういうことですね。  また、郵政大臣、大臣は十二月十八日の参議院決算委員会においては、この不正経理を見逃していた経営委員会の責任は重い、そして今後経営委...全文を見る
○太田淳夫君 その中で、経営委員会がその任命をされている監事の点ですが、この監事についても責任があろうかと思うんですけれども、その人選を見てみますと、最近はほとんど郵政省の幹部職員の方の退職された方が大体これについてみえるわけですわ。それで、今後はやはり会計経理に詳しい民間人を起...全文を見る
○太田淳夫君 いまお話しのとおり、なかなか経営委員会の任命する監事というのな相当な責任のある立場になっているわけですね。経営委員会というのはどういうような人選をされているわけですか、そうしますと、一
○太田淳夫君 その経営委員会が任命する監事というのは、どういうようにして人選されているんですか、
○太田淳夫君 ですから、その任命をするいろんな人選の経緯があろうかと思いますけれども、経営委員は国会で任命されるということになっておりますね。それで監事は経営委員会で今度は任命するわけでしょう。だから、そちらからいただいた資料を見ましても、先ほど申し上げましたように、郵政省の幹部...全文を見る
○太田淳夫君 大臣、いかがですか高
○太田淳夫君 それでは次に、昨年の十二月十二日に郵政事務次官名で電電公社総裁に対しまして「綱紀の粛正及び会計処理の適正化等について」の要請文書を出されておりますけれども、その概要について、またこれを出すに当たって郵政省内部でやはり検討された今回の不正経理問題の原因等、あるいは電電...全文を見る
○太田淳夫君 電電公社でも、先ほど所信表明の中にありましたように、この事件が起こった後、業務執行点検委員会を設置されていろいろとその原因と対策の検討を進めてみえるということで御答弁がありました。「収支率予算制度の精神と方法が長い間に風化してしまった」というふうにこの「業務執行点検...全文を見る
○太田淳夫君 それからもう一点は、今回の事件の土壌を醸成したのではないかと思われます社内の意思の疎通の面や人事管理上の問題点についても指摘をされているわけですけれども、これについてはどのように今後改善されるつもりですか。
○太田淳夫君 いま御答弁がありまして、大変なまた努力を今後されていただかなければならない点じゃないかと思います。また、これを契機にして国民に信頼される電電公社にさらに成長していただきたいと思うわけです。  その点で、内部監査を行っている監査局の働きなんですけれども、従来は業務監...全文を見る
○太田淳夫君 次に、去る十二月十八日の参議院の決算委員会でわが党の峯山委員が、給与の決算処理が不当であることから五十三年度政府関係決算書の修正要求をいたしました、大臣御存じだと思いますが、そのとき大臣は、会計検査院と十分相談して対処したい、このようにおっしゃっているわけですが、そ...全文を見る
○太田淳夫君 わかりました。また、その後状況をお聞きしたいと思います一  それでは次の問題に参りますが、午前中の同僚の大木委員の質問で、国庫納付問題いろいろ論議されたわけでございますが、私もちょっと一、二点お聞きしたいと思うんですけれども、この国庫納付金でございますが、これは国...全文を見る
○太田淳夫君 それで、この国庫への納付額を四千八百億円としたんですが、その根拠と四年間均等納付とした理由は何ですか。計算の基礎。
○太田淳夫君 いまおっしゃったとおり、大体三三・六%ぐらいの自己資本率ということで計算されているんですね。電電公社の財務状況をいろいろ勘案されてこの数字を出されたようですけれども、この三三・六%前後ということが今後の公社の適正な財務状況の指針となるんでしょうか、どうでしょうか。
○太田淳夫君 次は、午前中も同僚委員から質問がございましたけれども、この国庫納付額を損益勘定に計上しないで資本勘定としてその必要資金については借り入れにより調達する、こういう計画でございますけれども、これによって建設計画への影響があるのか。あるいは五十七年度末で切れる電信電話設備...全文を見る
○太田淳夫君 時間もあれですので次へ進みますけれども、それでは大蔵省にお伺いしたいと思います。  昨年は郵貯論争で大分にぎわいましたけれども、郵便貯金の増加とそれから資金の偏在ということが非常に問題になったわけでございますけれども、大蔵省としてはこの郵便貯金の増加についてどのよ...全文を見る
○太田淳夫君 大蔵省としては、郵便貯金の資金が増加するという問題やあるいは財政投融資に使われる資金運用部資金の原資ですね、その中に占める郵貯の割合が多過ぎるとか、そういう問題点をとらえてみえるようですが、その点はどうでしょうか。
○太田淳夫君 よく郵便貯金に資金が偏在しているということを言われるわけですけれども、民間金融機関が資金が不足しているという、そういう具体的な例がございますか。
○太田淳夫君 先ほど一番最初にお聞きしました点ですけれども、大蔵省としては、郵便貯金が増加をしたということは裏返しすれば民間資金のシェアのダウンを招いた、それはやはり郵便貯金が増加するということは金融政策上これは芳しくないんだ、こういう認識なんですね。
○太田淳夫君 郵政省としては郵便貯金の増加についてどのように考えていますか。
○太田淳夫君 いま局長から御答弁がありましたが、十二月ごろからトーンダウンしているということですね。この郵便貯金の増加は定額貯金が伸びたのが著しい結果を招いているわけですけれども、やはり国民大衆の皆さん方が長期的な金融資産としてふさわしいものだとしてこれを選んだという郵政省の見解...全文を見る
○太田淳夫君 時間がないので、最後に大臣にお聞きいたしますけれども、皆さん方からいただきました資料の中に金融サービスに関する世論調査の結果が出ておりますね。その結果を見てみますと、金融サービスに対して国民がどのような要望を持っているかということがここで明らかになっているわけです、...全文を見る
○太田淳夫君 これはゆうゆうローンという名前がついておりますけれども余り悠々じゃなくて、これは貯金の九割を貸し付けるという制度でしょう。担保が必要なんですね。先ほど申し上げましたように、これからは国民のための金融という立場から見ますと、個人とか預金者に対するサービスのあり方、制度...全文を見る
03月20日第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第2号
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○委員長(太田淳夫君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二月十四日、佐藤昭夫君が委員を辞任され、その補欠として近藤忠孝君が選任されました。  また二月十六日、玉置和郎君が委員を辞任され、その補欠として藤...全文を見る
○委員長(太田淳夫君) 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、中川科学技術庁長官から科学技術振興のための基本施策についてその所信を聴取いたします。中川科学技術庁長官。
○委員長(太田淳夫君) 次に、昭和五十六年度科学技術庁関係予算について説明を聴取いたします。下邨官房長。
○委員長(太田淳夫君) 以上で所信の表明及び予算の説明を終わりました。  本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。     —————————————
○委員長(太田淳夫君) 次に、派遣委員の報告に関する件についてお諮りいたします。  先般、当委員会が行いました委員派遣につきましては派遣委員から報告書が提出されておりますので、これを本日の会議録の末尾に掲載することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十八分散会      —————・—————
03月26日第94回国会 参議院 逓信委員会 第3号
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○太田淳夫君 それでは、いま議題になっておりますNHKの五十六年度予算につきまして御質問さしていただきますが、午前中からのいろいろな先輩、同僚委員の質疑と多少重複する点があるかもしれませんが、質問さしていただきたいと思います。  三カ年計画の収支の見直しについて最初にちょっと御...全文を見る
○太田淳夫君 いまいろいろとお話しいただいたわけですけれども、五十五年度の受信料改定が一カ月ずれ込んだわけですし、あるいは五十四年度の決算結果などから見ますと、当初立てられました三カ年計画は修正をされてきているわけですね。この収支見通しの修正の理由とその数字的な根拠、またそれが三...全文を見る
○太田淳夫君 いまいろいろとお話がございましたんですが、三カ年計画の収支見通しで最初五十五年度の資本支出充当は百七十一億円と見込んでみえましたけれども、見直しを見てみますと百三十二億円になって、三十九億円減額されておりますね。これは五十四年度の決算結果、長期借入金の見込み額であっ...全文を見る
○太田淳夫君 先ほども同僚委員からも御質問ありましたが、やはりNHKの今後の長期ビジョンについてお伺いしたいと思うんですけれども、現在の第二次基本問題調査会というのは、五十五年から五十七年までの三カ年計画をつくりましてこれに対処しているわけですけれども、一方、長期ビジョン審議会と...全文を見る
○太田淳夫君 いまお話が出ましたが、いろいろ審議を願っている最中だということでございますが、放送、技術、財政、制度の四部門の小委員会というお話でしたね。やはりビジョン審議会でいろいろと問題になっておりますことがいまいろいろと問題になる点でございますけれども、けさほどから同僚委員か...全文を見る
○太田淳夫君 営業特別対策月間ということで管理職を動員して対話活動を展開したといういまのお話でございますけれども、そこで何回ぐらい行われて、懇談会を通してどのような視聴者からの要望がございましたでしょうか。
○太田淳夫君 わかりました。  次に、受信契約数の推移を見てみますと、五十四年度のカラー契約七十万件の契約増という問題が、決算では六十九万四千件と一〇〇%近くこれは達成されているわけです。しかし五十五年度では六十五万件と見込んだものが五十万件とこれが計画ダウンしておるわけですけ...全文を見る
○太田淳夫君 いろいろと決意を述べられましたんですが、特に大都市圏がやはり収納率を上げるについてはいろいろ困難な点が多いのではないかと思うわけですね。これは昨年でも、委員会の附帯決議にもこれはございましたけれども、それに対しても、いま万全のいろいろな施策ということでおっしゃってお...全文を見る
○太田淳夫君 いま特別営業対策員のお話がございましたけれども、これは職員の方ですか。
○太田淳夫君 けさほども同僚の大森委員からお話が出ておりましたけれども、受信料の収納は外部委託をされておりますね。この外部委託も委託のAとか委託のBとか二種類あるようでございますけれども、これらの方々の手当についてもお話があったわけでございますけれども、この外部委託の外務職員の方...全文を見る
○太田淳夫君 NHKではときどき首都圏を中心として外務員の募集を行っておりますね。なかなか募集しても集まってみえないし、集まってもすぐ欠員が出るということもお聞きするわけでございますが、受信料が唯一の収入源であるNHKとしては、こういう外務員の待遇改善ということも考えてやはり定着...全文を見る
○太田淳夫君 次に、国内の放送番組についてちょっとお尋ねしますけれども、第二次NHK基本問題調査会の報告によりますと、五十五年から五十七年は事業計画の重点事項として「国内放送番組の充実刷新」を掲げているわけです。ことしはこの二年目に当たるわけですから、国内放送番組の充実刷新のため...全文を見る
○太田淳夫君 国内放送の番組の充実ということは大事なことでございますけれども、視聴者との懇談会の拡充ということがこれから重要になってくると思うんですけれども、NHKはこの二月を営業特別対策月間としておりましたけれども、東京視聴者センターというところでもこの月間の一環として三月三日...全文を見る
○太田淳夫君 田中放送総局長は一月の記者会見の中でお話しされておりましたけれども、来年度の基本的な番組改定は国際障害者年関連の番組と中学校の教育課程改定に伴う学校放送番組の改定が主である、大幅な改定は五十七年になると思う、このようにお話しされておるわけでございますけれども、ことし...全文を見る
○太田淳夫君 いろいろと御計画も進められているようでございます。その中で、これは一つの団体の方でございますけれども、口や耳の御不自由な方々の団体からの御要望も手元に来ているわけです。いま衛星放送についてもいろいろとお話がございましたし、あるいはせんだってもNHKではニューメディア...全文を見る
○太田淳夫君 時間もなくなりましたんですけれども、ひとつお伺いしておきますが、ロサンゼルス・オリンピックの放送権について、モスクワ・オリンピックのときはいろんな問題がございましたが、次のロサンゼルス・オリンピックの放送契約は本年決定される、このように聞いておりますけれども、NHK...全文を見る
○太田淳夫君 最後になりましたけれども、五十五年度の受信料値上げ以前に、NHKは赤字になるからといって直ちに受信料を値上げするというふうな安易な方法は現在考えていない、業務の効率化や受信料収納の徹底などの経営努力を最大限に行う、このように話をしていたわけでございますし、また、わが...全文を見る
○太田淳夫君 最近NHKの経営とか番組に対して直接国民の発言できる場を考慮せよという声が多くなってきているわけですね。これもかつてNHKの基本問題調査会の調査報告の中にも、「国民の声に謙虚に耳を傾け、意見や批判に柔軟に対応できるようにNHKの体質改善を図り、真に国民のための放送機...全文を見る
04月08日第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号
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○委員長(太田淳夫君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  国際科学技術博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。中川科学技術庁長官。
○委員長(太田淳夫君) 以上で本案の趣旨説明は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。     —————————————
○委員長(太田淳夫君) 次に、科学技術振興対策樹立に関する調査中、科学技術振興のための基本施策及び昭和五十六年度科学技術庁関係予算に関する件を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(太田淳夫君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午後零時十分休憩      —————・—————    午後一時五分開会
○委員長(太田淳夫君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、科学技術振興対策樹立に関する調査中、科学技術振興のための基本施策及び昭和五十六年度科学技術庁関係予算に関する件を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います...全文を見る
○委員長(太田淳夫君) 本調査に対する本日の質疑は、この程度にとどめます。     —————————————
○委員長(太田淳夫君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、長田裕二君が委員を辞任され、その補欠として大木浩君が選任されました。     —————————————
○委員長(太田淳夫君) 国際科学技術博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律案を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(太田淳夫君) 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認めます。それではこれより討論に入ります。——別に御発言もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  国際科学技術博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(太田淳夫君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、八百板君から発言を求められておりますので、これを許します。八百板君。
○委員長(太田淳夫君) ただいま八百板君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(太田淳夫君) 全会一致と認めます。よって、八百板君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  この際、中川科学技術庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。中川科学技術庁長官。
○委員長(太田淳夫君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時十九分散会      —————・—————
04月10日第94回国会 参議院 本会議 第12号
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○太田淳夫君 ただいま議題となりました国際科学技術博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律案につきまして、科学技術振興対策特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  国際科学技術博覧会は、昭和六十年に茨城県の筑波研究学園都市において開催されることに...全文を見る
04月14日第94回国会 参議院 逓信委員会 第5号
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○太田淳夫君 それでは、午前中に続きまして質疑を行わせていただきますが、午前中も同僚委員からいろいろと熱心な討議がございましたし、多少重複する面があるかもしれませんが、お尋ねしたいと思います。  最初に、先ほど大臣からもこの法律案の提案理由の説明がございました。その趣旨説明の最...全文を見る
○太田淳夫君 大蔵省保険課長さん、おいでですか。——いま答弁が局長からございましたけれども、民間の個人年金の状況ですね。大体あれも三十四、五年ごろですか、最初いろいろと盛んに行われたようですけれども、その当時の状況から現在に至るまでの過程についての状況ですね、おわかりになりました...全文を見る
○太田淳夫君 いまの課長さんの答弁の中の民間の個人年金のあり方ですけれども、大体主力の商品としては、いまおっしゃった定期つきの、何と言うか、死亡保障のついた年金ですか、その方の需要の方が民間の場合は多いんじゃないですか。今後の見通しとしてどうでしょうか。
○太田淳夫君 午前中も大森委員の方からございましたけれども、民間の生保業界の反対が非常に強かった、官業による民業の圧迫と言われてきたわけですけれども、どうでしょうか、郵政省の個人年金の商品九月から発売されるわけですけれども、前からあったんですが、改正されるわけですけれども、そんな...全文を見る
○太田淳夫君 局長、いま大蔵省さんの方からお話ありましたけれども、民間としましては全国津々浦々にある郵便局で個人年金が発売されるということは非常な脅威だということをいまおっしゃっておりますが、これ郵便局で発売されるんですか。
○太田淳夫君 郵便局というのは特定郵便局まで含めてですか。簡易郵便局まで含めてでしょうか。
○太田淳夫君 わかりました。  私たちもこの個人年金の法案には賛成をしているわけですけれども、この個人任意保険というのは任意制でありますので、本来は市場メカニズムを通じていろいろとその成果が期待できる分野であると考えるんですけれども、そこに先ほど多少ちょっと触れてみましたけれど...全文を見る
○太田淳夫君 この年金がいろいろと論議され、これからもその必要性が増してくるわけですけれども、この問題の本質というのは、今後の高齢化社会において国民の老後の生活をいかに安定させるかということであると思うわけです。基本的には、午前中も審議されておりましたけれども、あくまで公的年金を...全文を見る
○太田淳夫君 話はまた民間の生保等いろいろな問題に戻りますけれども、民間生保で反対している理由の中に、個人年金の販売によってより一層の資金が郵政当局に集中することになれば、民間企業の活動を初め日本経済の機能全体にも大きな影響を及ぼしかねないということを懸念しておるわけですが、この...全文を見る
○太田淳夫君 それでは条文の中身についてちょっとお尋ねしますけれども、最高制限額の七十二万ということでございますが、七十二万にした根拠、あるいは最低限が今度は三千円から十二万になりましたけれども、その根拠についてどのようにお考えになってみえるか。
○太田淳夫君 この最高限度額を決定する段階で大蔵省としてはもっと少ない額を考えたようですけれども、最高限度額に関してどんな考え方をお持ちでしょうか。
○太田淳夫君 次に、今度のこの年金では即時年金というのを削除したことになっておりますけれども、その理由は何でしょうか。
○太田淳夫君 いま局長からも御答弁がございましたけれども、やはりこの即時年金の問題につきましてはさらに努力をしていただきたいと思うんです。  これは戦前でもこの即時年金の利用者はかなりあったようでございますし、逆に考えますと、利用者が多いから廃止したんじゃないかということにもな...全文を見る
○太田淳夫君 次に移りますけれども、この五者案を見ますと、「個人任意年金制度を維持するために特別の財政援助を行わないことはもとより、定員及び機構の拡充は行わない。」、こうあるんですが、その方針に変わりはありませんか。
○太田淳夫君 これから郵便年金の募集活動に入るわけですけれども、郵便年金を中止して十年以上のブランクがあるわけですけれども、外務員に対する教育あるいは外野体制ですね、これはどういうふうに考えてみえるのか。いま定員の問題について御答弁もりましたけれども、先ほどの答弁では簡易郵便局ま...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、外務員の方の募集活動にほとんどこれは依拠するということになるわけでございますね。なかなか特定郵便局とか簡易郵便局ではむずかしいわけですね、まさか簡易、特定郵便局の局員さんが募集に歩くということはできませんしね、業務が非常に忙しいんですから。ですから、先...全文を見る
○太田淳夫君 それでは次に、ちょっと運用問題に入りますけれども、今回改正の内容の中に年金額の逓増の仕組みの導入があるわけですね、郵便年金はインフレに配慮した逓増方式を取り入れているということがあるわけですけれども、やはり物価上昇に追いつかない可能性があるんじゃないかという懸念があ...全文を見る
○太田淳夫君 民間の場合どうでしょうか。課長さん、見えていますか。
○太田淳夫君 私の考え方では、民間の場合は株式や不動産への運用が認められていますね。しかし国が行うこの郵便年金においては運用が認められていない。しかし長い年月にわたって加入者が資金を信託する年金事業におきましては、やはりインフレに耐え得るだけの魅力のある年金商品を加入者に提供する...全文を見る
○太田淳夫君 次、またもう一回やります。
04月16日第94回国会 参議院 逓信委員会 第6号
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○太田淳夫君 それでは、先回に続きまして質疑を行わしていただきます。  きょうは最初に、前々から衆参両院の当委員会におきましていろいろと論議もされてまいりましたが、今回郵便年金法の改正に当たりまして衆議院におきまして附帯決議案がついているわけですが、この中に、「積立金の運用範囲...全文を見る
○太田淳夫君 この余裕金は、現在どういうふうにこれは運用されておりますか。
○太田淳夫君 それで、お伺いしたいんですけれども、そうしますと、余裕金が資金運用部に預託をされておりまして、それが、決算が終わりますと積立金に変わるわけですね。そう理解してよろしいですか。
○太田淳夫君 この余裕金が資金運用部に預託をされるということですが、これは何か法的にそういう規定をされておるわけでございますか。
○太田淳夫君 大蔵省にちょっとお伺いしますけれども、民間の生保では余裕金とか積立金という区別は全然ありませんな。資金が発生したときから運用されているんですか。どうでしょうか、その点は。
○太田淳夫君 この簡保の資金にしましても、私たちから考えますと、余裕金と積立金と区別して運用していることはちょっと理に合わないんじゃないかと思うわけですね。  また、郵政省の見解をちょっとお聞きしたいんですけれども、余裕金の方の利回りが低いため積立金と同じように運用した場合に比...全文を見る
○太田淳夫君 大蔵省に聞きたいんですけれども、郵政省の御答弁では毎年百億程度の収入減ということでございますけれども、この余裕金の運用についてどのようにお考えになりますか。
○太田淳夫君 いまの答弁によると、この問題については、なかなか大蔵省としては余裕金の運用についての考えを変えることはないという御答弁でございますけれども、これも長い確かに論争がいままで行われてきた。郵政省は希望するし、あるいは大蔵省としてはこれを断ってきたという経緯があるわけです...全文を見る
○太田淳夫君 大臣にちょっとお伺いしますけれども、衆議院の附帯決議にもございましたし、大臣も、それぞれ御努力をされるということで答弁をされていると思います。この郵便年金の余裕金につきましては、戦前においては当初から積立金と同じように公債などにこれを郵政省で運用した経緯があると聞い...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、先回、運用制度の改善についてちょっとお聞きしたんですけれども、この中でもう一点だけお尋ねしておきたいと思うんです。  最近、民間の生命保険会社等におきましては外国債への投資を積極的に行っているようでございますが、昭和五十四年度末には外国債の運用残高は約五...全文を見る
○太田淳夫君 いま為替レートのお話も出ましたけれども、外国債への運用となりますとやはり為替レートの問題が多少心配されるわけです。簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律におきましては、積立金を確実、有利に、かつ公共の利益となるよう運用すべきである、こういうふうに定めてお...全文を見る
○太田淳夫君 今回の積立金運用法の改正によりまして、郵便年金の積立金の運用範囲の拡大もされて対象が大分加えられておりますけれども、これに伴いまして、資金運用部資金並びに簡易生命保険及び郵便年金の積立金の長期運用に対する特別措置に関する法律、これについても所要の改正をする必要がある...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、時間になりましたので最後に一言だけ大臣に所信をお伺いしたいんですが、今回のこの法改正に当たりましては、当委員会の同僚委員の質疑の中にもいろいろとございましたし、非常な紆余曲折と申しますか、郵政省としてこの法案を提出されるまでに非常に困難な局面もございました...全文を見る
04月17日第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号
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○委員長(太田淳夫君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十日、大木浩君が委員を辞任され、その補欠として長田裕二君が選任されました。     —————————————
○委員長(太田淳夫君) 新技術開発事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。中川科学技術庁長官。
○委員長(太田淳夫君) 以上で本案の趣旨説明は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることにいたします。     —————————————
○委員長(太田淳夫君) 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に、財団法人国際科学技術博覧会協会事務総長伊原義徳君、日本原子力船研究開発事業団理事長野村一彦君及び同事業団専務理事倉本昌昭君を参考人として...全文を見る
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(太田淳夫君) 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題とし、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(太田淳夫君) 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時二十四分散会      —————・—————
04月21日第94回国会 参議院 逓信委員会 第7号
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○太田淳夫君 それでは、午前中に引き続きまして、ただいま議題になっておりますこの法律案に関連しまして質問さしていただきますが、午前中に同僚委員からも精密な論議がございましたので、多少重複する点があろうかと思いますが、二、二お尋ねしたいと思います。  最初に、経営委員会のことでご...全文を見る
○太田淳夫君 「経営委員会は、委員五人及び職務上当然就任する特別委員二人をもって組織する。」、こうありますが、だれがどのような基準でこれは選ばれるんですか。
○太田淳夫君 そうしますと、法律上ではこの経営委員の任命基準というのは明確になっていないわけですけれども、先ほど大臣の答弁の中にありましたが、途中でおやめにならなければならなかった方もおみえになる。そういう方々は名前だけで、経営委員というものが名誉的な存在になっているんじゃないか...全文を見る
○太田淳夫君 経営委員会の中に監事制度というものがございますけれども、これについてももっと範囲を広げて人選すべきであると前回も指摘しましたんですが、監事室の強化ということを経営委員会の方でも検討しているということをお聞きしていますが、具体的にどのようなことを検討されておりますか。...全文を見る
○太田淳夫君 電電公社としては、長年の課題としてまいりました積滞解消の達成を間近に控えているわけです。今後の電気通信事業にとりまして、時代の要請と申しますか、より一層公社の経営の独立性の保持ということがますます要求されてくるんじゃないかと思うんです。また時代の進歩と変化に即応でき...全文を見る
○太田淳夫君 私も早急に一つの結論を出せというわけではございませんし、いまお話しのとおり、いろいろと電電公社総裁を中心として、この問題いろんな解決に取り組んでおみえになるようでございますので、さらに検討をされることを要望しておきたいと思います。  さて、個別の問題にもちょっと入...全文を見る
○太田淳夫君 五十一年十一片の公衆法改正のときに、衆議院でも附帯決議がございましたのですが、低所得者層への電話普及を促進するには、現在の設備料の分割にとどまらず、設備料の減免を考えるべきではないかと思うんですが、その点はどうでしょうか。
04月24日第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号
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○委員長(太田淳夫君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、岩上二郎君が委員を辞任され、その補欠として関口恵造君が選任されました。     —————————————
○委員長(太田淳夫君) 新技術開発事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は去る十七日に聴取してありますので、これより質疑に入ります、  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(太田淳夫君) 通産省、退席して結構です。     —————————————
○委員長(太田淳夫君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、長田裕二君、鈴木正一君、長谷川信吾及び西村尚治君が委員を辞任され、その補欠として江島淳君、高橋圭三君、大河原太一郎君及び成相善十君が選任されました、     —————————————
○委員長(太田淳夫君) ほかに御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。——別に御発言もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  新技術開発事業団法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(太田淳夫君) 全会一致と認めます、よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました、  この際、林君から発言を求められておりますので、これを許します。林君。
○委員長(太田淳夫君) ただいま林君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(太田淳夫君) 全会一致と認めます。よって、林君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、中川科学技術庁長官から発言を求められておりますので、この際、これを許します。中川科学技術庁長官。
○委員長(太田淳夫君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時五十五分散会
04月28日第94回国会 参議院 逓信委員会 第8号
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○太田淳夫君 先日に続きまして、今回の改正案の内容について質問さしていただきますが、せんだってのこの提案理由説明の中に、第四点としまして「集団について、」という項目がございますね。「公社は、当該集団電話の加入者数が加入申込に必要とされる数の十分の一の数に満たなくなった場合において...全文を見る
○太田淳夫君 この中に「当該集団電話の加入者数が加入申込に必要とされる数の十分の一の数に満たなくなった場合において、」ということがございますけれども、現実には、この地域集団電話というのは話し中が多くて、また区域外への通話がダイヤルでかけられませんもので非常に不便である、そういうこ...全文を見る
○太田淳夫君 この説明の中に「交換設備の老朽化等」とありますが、この「老朽化等」とは具体的にどのようなことですか。
○太田淳夫君 この第二点のところで、区域外通話地域間距離が六十キロメートルを超える区域外通話の日曜日及び祝日に係る料金については郵政大臣の認可を受けて通話料を割り引くことができる、このようにしておるわけですが、この割引対象は、これはダイヤル通話料だけですか。その点はどうでしょうか...全文を見る
○太田淳夫君 わかりました。  この地域集団電話の一般加入電話への変更は、五十六年度までに対象八十五万加入のうち約七十七万加入を計画したということですが、また六次計画期間中にはそのすべての要望にこたえられるように計画しているということですが、これが円滑に進めることができるのかど...全文を見る
○太田淳夫君 加入者請求による地域集団電話の一般加入電話化に要する費用と電電公社の強制による一般加入電話化の費用の違いはあるのか、その点をちょっとお聞きしたいと思うんですが。
○太田淳夫君 強制による一般加入電話化の場合には債券等のそれは徴収しないということですね。もう一遍ちょっと。
○太田淳夫君 そうなりますと、またいろいろな問題がそこで生じてくるんじゃないかと思うんですけれども、その点についてはどうお考えになりますか。
○太田淳夫君 次に、わが国の電話はほぼ全国的に普及するようになりましたけれども、離島とかいわゆる僻地と言われる地域での電話局から距離の遠いところの普通加入区域外、そういうところではまだ電話の普及はおくれているようでございますけれども、その点、電電公社の農山漁村等の過疎地域に対する...全文を見る
○太田淳夫君 いまのお話で、いろんな面で努力されていることはわかるわけですが、第六次五カ年計画、五十七年度完了するわけですが、これで加入区域を電話局から半径七キロメートルに拡大するということですが、もう少しこれを拡大できないのか。七キロメートルに限定した理由は何かということと、ま...全文を見る
○太田淳夫君 加入区域外加入電話普及に関する会議の報告書を見ますと、「費用負担の公平性、技術上の問題等から普通加入区域の拡大に限界があるとしても、今後、技術進歩等を勘案して何らかの救済措置を講ずるよう努力すべきである。」、こう指摘があるわけですが、これに対して公社は今後どのような...全文を見る
○太田淳夫君 同じくこの報告書には国の助成ということをうたっているんですが、郵政省、この方針で今後臨んでいかれますか。
○太田淳夫君 これはいろんな意見もあろうと思いますけれども、離島あるいは僻地など、いわゆる過疎地域等を含めまして電話局から距離の遠いところですね、その普通加入区域外において一般加入電話などを設置する場合には一加入当たりの投資が多額になるわけですね。架設後においても毎月の使用料のほ...全文を見る
○太田淳夫君 そこで、電電公社の皆さんにちょっと一言お聞きしたいんですけれども、七キロメートル門外の未架設世帯が約一万七千世帯ある、それを皆やりますと約四百二十億円の投資額が必要であるということですけれども、私たち素人ですが単純に考えますと、臨時国庫納付金としていま年に千二百億円...全文を見る
○太田淳夫君 先ほどのお話で大分離島に対する対策もいろいろと進められているようでございますが、いま一番離島の中でむずかしいところは一体どこなんですか。また、それに対する対策はどのようにされているのか。あるいは通信衛星等の打ち上げを利用してというお話も聞いておりますが、その点はどう...全文を見る
○太田淳夫君 次に、電電公社が五十五年度内の開始を目指しておりますファクシミリ通信サービス、その高速性と経済性がよく特徴と言われますけれども、その点についての説明を伺いたいと思いますし、また認可申請がおくれているわけですが、その理由は何か、あわせでお聞きしたいと思います。
○太田淳夫君 いまそれぞれのお立場で御発言いただいたわけですが、真藤総裁は、米国に門戸を開放した以上、国内のメーカーに対しても同様に扱わなければならないという御発言をされているようですけれども、総裁の基本的な姿勢についてお伺いしたいと思います。
○太田淳夫君 最後になりますけれども、現在ミニファクス以外に、いろいろと電電公社と郵政省とのいわゆる話し合い、いまお話し合いとおっしゃったけれども、されているものはどんなものがございますか。
○太田淳夫君 そのほかにも、先回の委員会でも局長からお話がありました非電話部門ですか、その部門において電電公社と郵政省で、あるいは申請されたり、あるいは両者でいろいろお話し合いをされているものがありますか。
○太田淳夫君 この法案の審議の中でも各委員からもいろいろとお話がございましたが、やはりいままでの電話電報部門だけでなくて、電電公社としても今後の経営の内容の向上のためにはこういう非電話サービス部門にもどんどん進出をしていかなければならないときを迎えているんじゃないかと思うんです。...全文を見る
○太田淳夫君 最後に郵政大臣に、きょうは地域集団電話とか、あるいは過疎対策とか、あるいはいま最後に申し上げました新しい新商品サービスの点で質問さしていただいたわけですが、いずれをとりましても、国民にとって大事な電話という業務でございますし、電電公社がさらに体質改善できますように力...全文を見る
04月28日第94回国会 参議院 本会議 第15号
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○太田淳夫君 ただいま議題となりました法律案につきまして、科学技術振興対策特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  わが国は、これまで主として海外からの導入技術を改良して技術力の向上を図り、目覚ましい経済の発展を遂げてまいりましたが、外国からの技術導入が次第に...全文を見る
05月12日第94回国会 参議院 逓信委員会 第9号
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○太田淳夫君 それでは、ただいま議題になっております電波法の一部を改正する法律案の質疑に入る前に、五十六年度の電波監理行政の重点施策について御説明願いたいと思います。
○太田淳夫君 いま三番目に挙げられました「非常災害時における通信・放送体制の整備の促進」という問題でございますが、私も東海大地震等がいろいろと言われておりますので非常に関心を持っておるわけですが、去る三月二十七日、電波技術審議会から非常災害時における緊急放送の方式の基本が答申され...全文を見る
○太田淳夫君 これは伝えられるところによりますと、郵政省では放送の休止時間帯に実験を行うことを条件に実験局の開設を認めることにしたということも報道されておりますが、それは事実ですか。
○太田淳夫君 その点ですが、その実験局開設の免許申請書というのは提出されておりましょうか。
○太田淳夫君 後で報告してください。  それでは、法案の方に入らせていただきますけれども、この電波法の一部を改正する法律案要綱によりますと、「無線局の免許申請者の欠格事由の緩和」ということで、同法第五条第二項の中に、新たに「アマチュア無線局については、日本国民に対して同種の無線...全文を見る
○太田淳夫君 一方、現在でも、外国人であっても社団であるアマチュア団体の構成員になれば無線設備の操作を行うことができることになっているわけですが、現行制度ではやはり不十分なんですか。
○太田淳夫君 今回の改正案によりますと、無線局の免許手続の簡素化が図られておりますが、そのために技術基準適合証明制度が新設されたわけです。午前中もいろいろと審議されたわけでございますが、この証明は郵政省でも行うことができますが、主として民間の機関に行わせることが主眼だ、このように...全文を見る
○太田淳夫君 また、この改正案では、無線従事者の国家試験の受験者の増加に対応して、特殊無線技士、電信紙アマチュア無線技士、電話級アマチュア無線技士の試験に関しては民間機関に行わせようとしているわけですが、この機関はどのような性格を持つものでございましょうか。
○太田淳夫君 ところで、郵政大臣の指定する技術基準適合証明を行う機関でございますけれども、技術基準適合証明を申請する者から手数料を取って、それによって運営されることになると思うんですが、今日までの推計では、どの程度の収入が確保され、果たして独立採算が可能かどうか、その点をお伺いし...全文を見る
○太田淳夫君 大体、将来の見通しはわかってきたわけですが、しかし将来のことでございますので、これが技術基準適合証明を申請する人やあるいは国家試験の受験者の手数料の値上がりにつながらないように、われわれとしてもその点懸念しているわけです。  もう一点、特定無線設備について技術基準...全文を見る
○太田淳夫君 提案理由の中に、今回この改正案につきましては「無線局の免許申請者及び無線従事者国家試験の受験者の増加に対応して行政事務の簡素合理化と申請者等の利便の増進を図るため」、こういうふうに述べられております。実質は、技術基準適合証明を民間の機関に行わせて、郵政省はその証明を...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、次に進みますけれども、この改正案によりますと、今回、郵政大臣の免許を受けずに無線局を運用した者だけでなくて開設した者にも刑罰を科することにしているんですが、確かに不法無線局から出る電波でテレビ、ラジオの受信やあるいは小型漁業無線などが妨害されることがあって...全文を見る
○太田淳夫君 やはり開設した者も刑罰を科せられることとなっているわけですけれども、午前中も同僚委員からお話がありましたけれども、製造販売が認められていること自体もいろいろとこれは問題があるのじゃないかと思うんです。その点についてはどうでしょうか。
○太田淳夫君 この不法市民ラジオと言われているものにつきましては、これは私たちも電波社会の秩序を守るために取り締まりは厳重にしなきゃならない、そうは思いますが、しかし罰則の強化だけではなかなか解決されない問題じゃないかとも言われております。ある意見では、電子機械工業会が提案をして...全文を見る
○太田淳夫君 警察庁の方お見えになっていると思いますけれども、電波法のたてまえから申しますと、電波は国民共有の財産で公開が原則ということですけれども、また一方、警察の無線は捜査という立場から秘密にされなきゃならないと思います。警察庁として警察の無線が傍受されているという事実に対し...全文を見る
○太田淳夫君 最近、ある雑誌に「だれが聞いてもよい゛警察無線゛」という内容で、周波数全公開の中に警察無線も入っているわけでございますけれども、この点についての警察庁と郵政省の考え方をお伺いしたいと思います。
○太田淳夫君 時間もなくなりましたんですが、警察庁としては、今回の法改正でいろんな面の一歩前進であると考えられますね。
○太田淳夫君 次に、防衛庁の方お見えになっていると思いますが、せんだっての日昇丸衝突事故ですが、護衛艦「あきくも」、あれは偶然に事故現場に来たのか、あるいは連絡があったのか、あるいは救難信号SOSを傍受されたのか。その点どうでしょうか。
○太田淳夫君 海上保安庁の事情聴取によりますと、SOSは三回発信され、さらに現在位置を示す北緯の「ホ」まで発信したと通信長は証言しているわけですが、また一方では、遭難無線が果たして電波として正常に流れたかどうか確認できないとも重言しているわけです。  そこで、お伺いしたいことは...全文を見る
○太田淳夫君 急激な事故だったものですから、いろんな問題点がそこにあったのだろうと思うんですけれども、今後やはりこういった事故が起きないことを願うわけでございますけれども、しかし海難ですからいつ起きるかわからない状態で、日本の近海も原子力潜水艦が相当浮遊しているそうでございますの...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、海上保安庁の方にお尋ねしますけれども、運輸大臣は、この日昇丸衝突事故を契機にしまして水中探査能力のあるソナーを大型巡視船に常備するという方針を決められたようでございますけれども、これは海上保安庁の機能の強化ということがございますとともに、広い意味では日米防...全文を見る
○太田淳夫君 私ども、この法案については賛成でございます。  大臣に最後に、「行政事務の簡素合理化と申請者等の利便の増進を図る」、いろいろと話があったわけでございますが、それについても多少心配があるんじゃないかということは申し上げたわけでございますが、そういう点を含めまして、最...全文を見る
05月14日第94回国会 参議院 逓信委員会 第10号
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○太田淳夫君 それでは、引き続きまして今回の法律案につきましての質疑をさせていただきますが、私どもも為替貯金業務のオンライン化に伴って国民の要望にこたえるという立場で郵便為替及び郵便振替のサービスの改善を図る今回の改正に対しましては賛成でございますが、この法案の中身に入ります前に...全文を見る
○太田淳夫君 五十五年度の目標純増はどのぐらいの見込みでございましょうか。
○太田淳夫君 今年度の目標、これはどのように決められたわけでございますか。今年度の新規預入目標額、それから純増計画額というのはどの程度にことしは置かれましたか。
○太田淳夫君 先ほど局長さんの御答弁の中に、五十五年度と大体同じような基本的な考え方ということでございましたが、五十五年度と五十六年度ではやはり郵貯を取り巻く環境というのは大分違っているんじゃないかと思うんです。五十五年度には金利の引き上げがありましたけれども、御存じのように昨年...全文を見る
○太田淳夫君 まさしくそのとおりだと思うんです。前回、簡易保険の方の問題の中にもございましたのですが、契約者に対していろいろと世論調査をしましたら、新しい契約者の開拓ということが非常に弱かったわけです。そういう点の世論調査は、やっぱり簡易保険の場合にも出ているわけです。やはり貯金...全文を見る
○太田淳夫君 この施策の中に新規サービスの普及ということでいろいろと考えておみえになるわけです。進学積立貯金、これをちょっと御説明していただけますか。
○太田淳夫君 住宅積立貯金というのはどうですか。
○太田淳夫君 そういう制度になるにはいろんな過程もあったろうと思いますけれども、外務員の方が一生懸命集められた郵便貯金が、先ほど同僚委員からもいろいろと指摘があったように、大蔵省の財投資金になって、そしてそれが国民金融公庫あるいは住宅金融公庫に回っていく、それがまた借りられるとい...全文を見る
○太田淳夫君 大臣にもこの点の取り組みを要望しておきたいと思うんですが、その点どうでしょうか。
○太田淳夫君 ぜひとも最大の努力をお願いしたいと思います。  それでは、この法案の審議に入らしていただきますけれども、今回のこの法律の改正によりましていろいろとサービスが改善されるということで先ほどもお話しいただいたんですが、どのようなサービスが改善されるのか、その概略を説明願...全文を見る
○太田淳夫君 いままでの業務というのは、民間というのは相当機械化が進んできたわけでございまして、それに比べますと機能的な面でかなり劣っていたわけですが、今回の改正によって民間のサービスと同じような水準まで達することができるのか、あるいはまた劣る点があるとすればどのような点が劣って...全文を見る
○太田淳夫君 電気、ガスなどの公益事業料金の払い込みのための定期継続振替という制度があるんですが、これはどの程度いま利用されているんでしょうか。
○太田淳夫君 民間金融機関の普通預金口座からの自動振替などに比べて非常に利用が少ない、こういうことが言われているわけですが、これは振替口座を別に持ってそれに入金しておかなければならないというところにこの制度の欠陥があったと言われます。郵便貯金の通常貯金口座から自動的に毎月料金が支...全文を見る
○太田淳夫君 この改正によってこういうことがあるんです。電報料金相当額を基本料金に加算していたやつを、今度はそれを廃止して基本料金に統合するとか、あるいは電報料金を加算する制度を廃止する一方で今度は郵便料金の加算制を実施しようとかいうわけです。その点の理由は何でしょうか。
○太田淳夫君 このオンラインの完成は五十八年度ということでございますけれども、やはり最近コンピューターの故障などでオンラインの事故がときどき伝えられるわけですが、やはりこの事故防止には万全を期してみえると思いますけれども、その事故防止策はどのようなことを考えてみえるのか、あるいは...全文を見る
○太田淳夫君 このオンライン化が進みますと即時処理が可能になるわけですが、それだけ端末の郵便局のすべてに相当の資金を用意しなきゃならないようになってくるのじゃないかと思うんです。その点、防犯という立場からもこれは相当考えなきゃならないことになってくるのじゃないかと思うんですが、そ...全文を見る
○太田淳夫君 これは新聞報道なんですけれども、郵政省は本年初めに大手の地方銀行に対してオンライン業務提携を打診した、こう伝えられているわけですけれども、今後の問題として銀行とのオンラインによる業務提携ということはやはり考えられてくるのじゃないかと思いますし、そういう方へ進めばまた...全文を見る
○太田淳夫君 ぜひとも、その可能性を追求して開いていただきたいと思うんです。  いまお話のあった現金自動支払い機及び現金自動預払い機、預金もできるし支払いもできる、これがいまだんだんサービス進んでいるようですね。衆議院にもあるなんという話を聞きましたけれども、いまの配備状況と今...全文を見る
○太田淳夫君 いま民間の金融機関では、自分の店舗に設置する以外に、国鉄等の駅あるいは病院、デパート、ホテルなどに設置してあるわけです。さらに大蔵省では一般会社の工場等への設置をも認める方針とかいうこともちょっと聞いているわけですけれども一郵政省としても郵便局以外の場所への設置を考...全文を見る
○太田淳夫君 最近は技術革新が日進月歩で進んでいきますものですから、これから超LSI、LSIなどがどんどん実用化してまいりますとどのような装置がまた民間で開発されないとも限らない。いま電電公社の横須賀の方でも何か音声認識装置なんというのをいろいろ研究されているようですし、ここに委...全文を見る
○太田淳夫君 オンライン化の質問はこれで終わりますけれども、オンライン化によって、先ほど大森委員の方からもお話がありましたけれども、郵便局段階まで含めますと約三千人の人員削減というふうなことも伝えられているわけですが、その点で、この事業を進められるに当たりまして、郵便局の仕事に従...全文を見る
○太田淳夫君 次に、ちょっと関連して質問さしていただきますが、ある雑誌に「鴨局長以下、人呼んで〃貯金局七人衆〃」なんということが出ておりまして、大分最近は大蔵省に物を申しているらしいのでございますが、大いにがんばっていただきたいと思います。  きのう金融懇で、経済企画庁の井川調...全文を見る
○太田淳夫君 経企庁ですからあれですが、局長としては強い味方であると思っているのか、弱い味方であるのか、その点どうでしょうか。
○太田淳夫君 それでは、最後になりますが、せんだっての三月十八日の公定歩合の引き下げに伴いまして郵便貯金の利息も四月十三日から下げられたわけです。これは景気対策上ということでございますけれども、今回の利下げによりまして個人預金の約一兆円の利子の減少ということになったわけです。郵政...全文を見る
○太田淳夫君 郵政審議会の答申においては「郵便貯金は、個人の経済生活安定のための貯蓄手段であることにかんがみ、今後も引き続き、預金者に対するサービスの向上、預金者の利益の増進に努める。」、こういうことを要望されてみえるわけです。いま局長からも御答弁がありましたけれども、どうか郵政...全文を見る
05月22日第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第6号
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○委員長(太田淳夫君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月二十五日、江島淳君、大河原太一郎君、関口恵造君、高橋圭三君及び成相善十君が委員を辞任され、その補欠として長田裕二君、長谷川信君、岩上二郎君、鈴木...全文を見る
○委員長(太田淳夫君) 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  日本原子力発電株式会社敦賀発電所における放射能漏洩事故に関し、政府から報告を聴取いたします。資源エネルギー庁高橋審議官。
○委員長(太田淳夫君) 次に、科学技術庁赤羽原子力安全局長。
○委員長(太田淳夫君) これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(太田淳夫君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時五十二分休憩      —————・—————    午後一時三分開会
○委員長(太田淳夫君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、科学技術振興対策樹立に間する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(太田淳夫君) 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時七分散会
05月26日第94回国会 参議院 文教委員会、逓信委員会連合審査会 第1号
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○太田淳夫君 それでは、ただいま議題になりました法律案につきまして、最初に大臣に御質問させていただきますが、本年度の予算の審議におきましても財政再建ということが大きな問題になりました。本年度、すなわち五十七年度においては、二兆七千億円の歳入不足が見込まれておるわけです。それをめぐ...全文を見る
○太田淳夫君 大臣の教育に対するお考えもお聞きしたわけでございますけれども、やはり国を挙げてこの第二臨調に取り組んでいる状況でございますし、先ほども議論がございましたけども、やはり学園の設立についてもこの第二臨調のいろんな論議を踏まえた後で行うべきじゃないかと、そういう意見もござ...全文を見る
○太田淳夫君 特殊法人に対する政府の方針というのはスクラップ・アンド・ビルドということでいままでまいってきました。一つの特殊法人をつくりますと、他の一つを削減するという原則がここにあるわけですが、放送大学学園をつくることでもやはり特殊法人の廃止を決定されると思いますが、どの法人を...全文を見る
○太田淳夫君 日本学校健康会法案というのは今国会で成立する予定があるわけですね。その点とうなっておりますか。  それから、閣議決定等によりますと、そのほかに一法人を減ずることを義務づけているわけですけれども、これとて文部省としては当然検討し、見通しを立てているはずでありますけれ...全文を見る
○太田淳夫君 大臣にお聞きしたいことは、閣議決定に対してどのような姿勢、認識を持っておられるのか。また、成立をしない場合には閣議決定とどういう関係にあるのかということですね。  また、このことは放送大学学園法案が五十五年度の国会で成立することを見通した上で閣議で決まったことなん...全文を見る
○太田淳夫君 次に、先ほどの同僚委員の質問の中にもありましたけれども、やはりこの「放送大学の基本計画に関する報告」における全体規模試算の再試算によりますと、五十四年度価格で資本的投資が千二億円と、経常費が三百六十七億円となっておるんですね。千五百億円に近い膨大な経費をつぎ込んで完...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど行管庁の方もお見えになっておりましたけれども、やはり全体的には相当な経費が、これはかかるわけでございますし、行政改革、財政再建という点から、行管庁の見解はどうなのか。あるいは放送大学それ自体が現在の社会的ニーズに対応するような体質であるのかどうか。その点、私た...全文を見る
○太田淳夫君 次に、NHKの方お見えになっておりますが、NHKは、教育放送として市民大学講座とか、あるいは教養番組、あるいは趣味の番組など、いろいろユニークな番組を取り上げて長年にわたって努力を重ねられてみえましたけれども、この視聴者に対する教育放送の効果というものはどういうもの...全文を見る
○太田淳夫君 いまいろいろと御説明がありましたが、この放送大学が発足をするとしますと、番組面でかなり競合する面が出てくるんじゃないかと思うんですが、そこで、NHKとしても今後の教育放送のあり方がいろいろ検討されると思うんですが、この取り組み方について説明願えませんか。
○太田淳夫君 いまのNHKの意見に対して文部省としてはどう考えますか。
○太田淳夫君 先ほどNHKの方からありましたように教育放送の秩序に対していろんな影響がないように図っていただきたいと思うんですが、またこの放送大学の出現によりまして、これは無料で見られる放送がふえてくるわけですね、当然、大学講座につきましても。受信料制度によってNHKは財政を賄っ...全文を見る
○太田淳夫君 NHKとしてはどのように考えますか。
○太田淳夫君 郵政大臣は所管の大臣としまして、NHKの経営状態についても先ごろの予算の審議でいろいろとよく御承知願っていると思いますが、いまNHKからも話が——NHKとしてもそれは相当に努力されると思いますが、その点、やはり所管の大臣として教育放送に対する秩序あるいは受信料の問題...全文を見る
○太田淳夫君 大臣は影響ないとお考えですけれども、私は逆に影響が出てくるんじゃないかと考えているわけです。  そこで、昭和三十九年の臨時放送関係法制調査会の答申では、この放送の基本体制についてはNHKと民間放送事業が二本立てになっている現行制度を維持すべきであると、こういう答申...全文を見る
○太田淳夫君 次に放送法の関係について伺いますけれども、放送大学は放送法の第四十四条の三項と五項の、いわゆる放送コードを準用しているわけですが、ところが大学という高度の機関では、たとえば憲法問題のように意見の対立した問題が当然論議されるわけですけれども、片方では放送法の規制があり...全文を見る
○太田淳夫君 この放送大学の機能、性格という点から見てみますと、先ほどいろいろと文部省の方のお話では、放送大学自体が現在の学歴中心の社会を打ち破るためにも将来中心となって、国公私立を含めた既存の諸大学と単位の互換制度及び教員の交流を積極的に進めなきゃならない立場であるということで...全文を見る
○太田淳夫君 この放送大学は、筑波大学と同じ新構想大学であると考えられるんですけれども、共通点と相違点はどういう点になりますか。また、筑波大学というのは国の強いコントロールにある大学になってしまっているという指摘もあるわけですが、その点についてはどのように考えますか。
○太田淳夫君 いずれにしましても、筑波大学が、従来の国立大学に比べますと、かなり国のコントロールが強いという疑念があるわけですけれども、この放送大学も新構想の大学としまして、大学に強い支配力を持つ理事長を文部大臣が任命するなど、国のコントロールが強過ぎるんじゃないかと思います。こ...全文を見る
○太田淳夫君 この放送大学は広く国民に高等教育の機会を与える趣旨のものと聞いているわけですが、できるだけ多くの人にわかりやすい内容であるべきでありますし、その反面、大学にふさわしい質の確保ということも要請されるわけですが、この要請の調和はどのようにして図るつもりですか。
○太田淳夫君 広く教育の機会を与えるという見地から考えますと、体の御不自由な方々の便宜も積極的に図ることが必要ではないかと思うんですが、この点の受け入れについてどのように考えているのか。また、そういう皆さん方のためには学習センターでの指導の免除、あるいは自宅での試験の実施など、特...全文を見る
○太田淳夫君 この放送大学は教養学部という単一学部の大学なんですが、これは将来にわたっても教養学部以外の学部は設けるお考えはないのか、あるいはこの放送大学の学士号というのは教養学士になるわけですけれども、その他教員免状とか、あるいは実生活に役立つような資格の取得については可能なの...全文を見る
○太田淳夫君 放送大学における図書館の整備ですが、これはどのように考えてみえるのか、あるいは既存の大学の図書館等の施設を放送大学の学生に開放する用意があるのかどうか、その点どうでしょうか。
○太田淳夫君 あと、やはり優秀な教育の確保ということが大事になってまいりますが、教育のスタッフですね、この確保ということは見通しがあるのかどうか。あるいは、そのために国大協あるいは学術会議との話し合いが行われているのかどうか、その点について聞きたいと思います。
○太田淳夫君 それでは社会党さんにちょっと質問させていただきますが、社会党さんの案によりますと、放送大学を国立大学として放送をNHKにやらせるという点に特色があるわけですけれども、番組編集の自由と大学の学問の自由の調整、これは先ほども文部省にも質問しましたが、その点についてはどう...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど文部省の御答弁の中に、オープンユニバーシティーの放送番組の放送をBBCが拒否をしたということがちょっとございましたけれども、この放送大学とNHKの間にもそのようなおそれがあるんじゃないかというような心配があろうかと思うんですが、その点はいかがでしょうか。
○太田淳夫君 終わります。
06月02日第94回国会 参議院 逓信委員会 第12号
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○太田淳夫君 それでは、引き続きまして質問に入りますが、せんだって国会におきまして郵便年金法の一部改正法案も通過したわけでございまして、郵便年金も拡充されまして、今後は加入者も相当増加すると思うんです。そこで、簡易保険郵便年金福祉事業団というのがございますが、その使命というのもま...全文を見る
○太田淳夫君 いまいろいろと御説明がありましたが、その最初にありました老人福祉施設ですね、その老人福祉施設としては簡易保険郵便年金加入者ホームというのがあるわけですが、その設置の数とか利用基準についてはどうなっておりますか。
○太田淳夫君 このいただいた資料を見てみますと、戦前からいろいろとこの両事業、簡易生命保険及び郵便年金事業が創業されて以来、いろいろと加入者の保健衛生に関する思想の向上等に努めながら簡易保険健康相談所を設置してやってきたわけでございますが、戦後、インフレの高進あるいは新民法による...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、そういう加入者の会を通していろんな要望を吸い上げていった中で、この事業団のいろんな福祉の施設の建設の方針が多少変更してきているわけです。この加入者ホームの開設状況を見てみますと、四十三年を最後に十三ヵ所ということで、それ以後は建設されていないわけですが...全文を見る
○太田淳夫君 いずれにしましても、加入者ホームというものが一つの時代の要請でつくられてきたわけですけれども、この「概要」の中を見ましても、三十年十月に熱海に最初のホームが設立されたわけですけれども、戦前の保健施設が今度は広い意味に、おける福祉施設にまで発展した典型的な施設としてこ...全文を見る
○太田淳夫君 せんだっての郵便年金法のいろんな審議の中でもありましたけれども、郵便年金法の提案理由の中にも「最近における高齢化社会の急速な到来等の諸情勢にかんがみまして、国民生活の安定及び福祉の増進に資するため、」と、高齢化社会の到来に対して対応していこうということが提案理由の中...全文を見る
○太田淳夫君 次に、先ほど診療施設というお話がございましたけれども、この診療施設の設置状況、あるいは業務内容、それから医師とか看護婦さん、その点の問題はどうでしょうか。
○太田淳夫君 診療所ですけれども、これは設立当初から二十九ヵ所あってその後つくられていなかった。しかし、いまお話がありましたように何か計画もあるようでございますが、やはり大都会ですね。簡易保険とかあるいは郵便年金もそうですけれども、加入者の方々は大都会ばかりに偏っているわけではな...全文を見る
○太田淳夫君 そうすると、いままでの体制でやっていくということですね。  それで、ちょっとお聞きしたいんですけれども、いま事業団の出資金及び交付金というのはこれはどこから出ているわけですか。
○太田淳夫君 わかりました。  時間がありませんのでこれで終わりますけれども、福祉事業団としては、一つの流れとして保養センターをたくさんつくることをいままでやってきました。それは加入者の会という会を通しての要望を吸い上げながら、実は多様化するそういう加入者の方々の要望にこたえる...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、午前中に引き続きまして質問さしていただきますけれども、いままでもこの委員会等で問題になりましたし、あるいは各国会ごとに請願が出されているわけでございますけれども、ここ十年来いわゆる有線音楽放送業界におきましてはいろんな問題、違法行為あるいは無届け等の問題が...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど政策局長から設備の面のお話がございましたが、業務の面では電波監理局でございますが、こういった違法行為が最近増加しているわけですが、その背景とか、あるいは現在までの郵政省の監督、指導状況について御答弁願いたいと思います。
○太田淳夫君 電電公社は、先ほど無契約添架本数というのは四十七万六千本というお話がございましたが、これに対してどういう対策をとっていらっしゃいますか。また対策上いろんな隘路があろうかと思いますが、その点はどうでしょうか。
○太田淳夫君 次に、これは報道されておりましたんですが、府中市で、無許可配線の有線音楽放送ケーブルが道路上に低くだれ下がっていたためにトラックの積み荷にひっかけられて切れて、その下を歩いてみえだ通行中の少年が大けがをしたという事件が報道されておりますけれども、こういった違法行為に...全文を見る
○太田淳夫君 いまいろいろと御説明があったわけですが、やはりこの事件の原因の一つに、無届けでもやはりそういう架設がされますと有線電気通信設備となって勝手にこれは撤去することができなくなっちゃう、そこにもあるのじゃないかと思うんです。ですから、裁判所の強制撤去の仮処分がなくても、そ...全文を見る
○太田淳夫君 先ほどの局長のお話の中に、建設省の告発した道路法違反についての裁判の結果も触れてみえまして、非常に一つの大きな転機ということでとらえておみえになることはわかったわけでございますが、建設省としてもやはりこれは関東エリアだけの問題でなくて相当全国的にいろんな問題がある中...全文を見る
○太田淳夫君 第九十三回国会におきまして、参議院でも有線音楽放送の正常化に関する請願、これが採択されて、その処理経過が政府から報告されているわけですが、それによりますと、「有線音楽放送事業に対する基本的姿勢を明確にし、」、こういうふうにあるわけですけれども、郵政省の基本的な姿勢と...全文を見る
○太田淳夫君 いま四者ルールとおっしゃったのは、郵政省、電電公社、建設省、それから電気事業者ということですか。
○太田淳夫君 そうしますと、いまお話のありましたように、四者の話し合いの中でいま一柱一条の原則ということでされてきておるわけですが、その一柱一条の原則の見直しを、いま話し合いを進めているということですね。電電公社としてはどのようにお考えでしょうか。
○太田淳夫君 さらに検討も進めていただきたいと思うんですが、先ほど監理局長からお話がありましたように、有線音楽放送も公共的、社会的な存在にもなっているというお話で私たちもその健全な発展を願うわけでございますけれども、いろいろとお話を伺った中にもありますように、設備の設置あるいは業...全文を見る
○太田淳夫君 最後に、電電公社総裁がお見えになっていますので、総裁と大臣のお考えをお聞きして終わりたいと思います。
06月03日第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第7号
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○委員長(太田淳夫君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第四六九〇号低レベル放射性廃棄物の太平洋への投棄反対に関する請願外五件を議題といたします。  先刻、理事会におきまして協議の結果、これら六件の請願は保留とす...全文を見る
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
○委員長(太田淳夫君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あ...全文を見る
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に、御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(太田淳夫君) 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査のため、閉会中委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員、派遣地、派遣期間等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時四十八分散会      —————・—————
09月01日第94回国会 参議院 逓信委員会 閉会後第1号
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○太田淳夫君 それでは、引き続き質問さしていただきますけれども、いま同僚の委員からもいろいろと意見の発表がございまして、私もいままでの審議の過程の中におきましては賛成でありますし、特にいま大森委員の方からお話がありましたように、今回のこの金融懇の報告につきましてはわれわれも納得で...全文を見る
○太田淳夫君 これは仮定の話なんですけれども、もしも金利一元化ということがされますと、その金利を決める機関というのは一体どういうところになるのか、これも問題だと思うんですけれども、その具体的な方向性はあるのかどうか。あるいはこの郵貯の金利というのは現実に郵政大臣の権限から外れるこ...全文を見る
○太田淳夫君 この報告では、預金者の保護は当然としつつも、その「名分の下に金利政策の機動的、弾力的運営が阻害されるようなことがあってはならない。」としているわけですけれども、一方では個人の長期性預金の金利というものはいかにあるべきかということは非常なこれは問題じゃないかという議論...全文を見る
○太田淳夫君 これも前の委員会で、個人金融の部門については私ももっと業務拡大をすべきであるということでお話ししたんですが、この報告では、郵貯が「個人金融の分野に積極的に進出することについては、少なくとも現行法上疑義がある。」ということを述べておるわけです。私の立場から言えば、こう...全文を見る
○太田淳夫君 最後に、先ほど成相委員からもお話がありましたが、大蔵省は郵政省の出された来年度予算の概算要求の書き直しなんということが報ぜられたわけですが、先ほどの御答弁ではないということでございましたけれども、やはりこの問題、大蔵、郵政両省の全面戦争とかいって報道がされております...全文を見る
10月07日第95回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第1号
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○委員長(太田淳夫君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。よろしくお願い申し上げます。     —————————————
○委員長(太田淳夫君) それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に後藤正夫君、林寛子君、八百板正君及び塩出啓典君を指名いたします。     —————————————
○委員長(太田淳夫君) 次に、派遣委員の報告に関する件についてお諮りいたします。  前国会閉会中当委員会が行いました委員派遣につきましては、派遣委員から報告書が提出されておりますので、これを本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。   ...全文を見る
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。     午前十時十四分散会      —————・—————
11月13日第95回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第2号
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○委員長(太田淳夫君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として藤原房雄君が選任されました。     ―――――――――――――
○委員長(太田淳夫君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。  ...全文を見る
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に藤原房雄君を指名いたします。     ―――――――――――――
○委員長(太田淳夫君) 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(太田淳夫君) 吉田君、もう時間がないのですが、いいですか。
○委員長(太田淳夫君) もう時間ですから。
○委員長(太田淳夫君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時三十七分休憩      ―――――・―――――    午後一時三十八分開会
○委員長(太田淳夫君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、科学技術振興対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(太田淳夫君) 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時五十九分散会
11月26日第95回国会 参議院 逓信委員会 第4号
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○太田淳夫君 それでは、NHKの昭和五十三年度決算の審議に当たりまして最初に会長にお尋ねしたいんですが、ことし一年間を振り返ってみますと、まだ一月以上日にちがございますが、NHKにとりましても非常になかなかむずかしい事件等がございました年じゃないかと思います。この一年間、会長とし...全文を見る
○太田淳夫君 最初に、特殊法人問題に関連してでございますけれども、政府は、この特殊法人問題につきましては、整理統廃合について、あるいは役員の縮減、役員給与、退職金の抑制等についてしばしば閣議決定を行っているわけですが、NHKは言論報道機関ですから、また受信料収入で財政が賄われてい...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど申し上げましたのは、役員の退職金についてということでお話しさせていただいたんですけれども、これは国会の決算委員会でも問題になったことがございます。在職期間一月について俸給月額の三六汚といまなっているのじゃないかと思うんですが、その点はどうでしょうか。
○太田淳夫君 次に行きますけれども、この五十六年度の収支予算を見ますと、給与費が五十五年度と比較して、基準内給与費で七・〇%、基準外給与費で〇・三%、合計で七、三%の伸びとなっているわけですが、新聞報道によりますと、給与の引き上げ率というのはNHK側の発表では七・九八%になってい...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、細かくなりますけれども、臨調の第二部会で要員の削減ということが話題として出た、論議がされたということですが、NHKは、四十五年から五十四年までの十年間で千百六十人を効率化した、それから五十五年度以降、現業業務については要員数を七%効率化することを目標に、五...全文を見る
○太田淳夫君 次に、決算の方に入りますけれども、この五十三年度の決算というのは、五十一年から始まった三カ年計画の最終年度に当たっておりますので、三カ年計画の総決算ということですが、そこで、この三カ年間の経営計画とその実績について概要を説明していただきたいと思います。
○太田淳夫君 きょう何点かお聞きいたしますけれども、三カ年計画は五十二年に若干の補正が行われているわけですけれども、当初計画でも補正後の計画でもいずれも三カ年間で収支相償となっておりますけれども、収支過不足額はゼロというふうになっているわけですが、しかし実績を見ますと百五億円の剰...全文を見る
○太田淳夫君 資本支出充当について見ますと、当初計画では三百四十六億円、これは三カ年間における資本支出充当二百十七億円と、五十年度の欠損金のうち借入金の補てん分としての百二十九億円をプラスしたものとなっていますけれども、これが補正では五十億円減額されて二百九十六億円となっているわ...全文を見る
○太田淳夫君 この資本支出充当の表を見てあれでございますけれども、いまいろいろと御説明がございましたように、NHKの節減努力とか、あるいは経済情勢の好転とか、それが予定以上の収支差額を生み出した。そういった努力は私ども評価したいんですけれども、単純に考えますと、NHKの自己資本比...全文を見る
○太田淳夫君 郵政省にちょっとお聞きしますけれども、放送法四十二条では、放送債券を発行した場合その一〇%を償却積立金として積み立てる、こういうふうに定めておりますけれども、これはどういう理由ですか。
○太田淳夫君 これは、制定当時の状況はちょっと私どもわかりませんが、その当時は恐らくNHKの財政事情の見通しが暗い時期じゃなかったかというふうに思うわけですが、そのために債券を買われた方々の利益を守ろう、こういう趣旨であったかと思うんですが、今日ではこの規定が不要になっているのじ...全文を見る
○太田淳夫君 検討を進めていただきたいと思いますが、それでは五十三年度の単年度の収支予算ですが、これを見ますと二十九億三千六百万円の赤字予算になっておりますが、この赤字は五十一年度の繰越金の九十八億二千万円と五十二年度の繰越金の二十億一千万円、合計百十八億三千万円から補てんしよう...全文を見る
○太田淳夫君 また、五十三年度は受信料の収入が予算額に比べますと二十七億円減っているわけですけれども、それが副次的収入や特別収入をふやしたことによって事業収入全体では十五億七千万円の落ち込みにとどめているわけです。一方、事業支出というのは予算額に比べまして七十九億円の節減をしてい...全文を見る
○太田淳夫君 次に、また決算の資料を見てみますと、受信料の未収金が八十一億六千四百万になっていますが、この点につきましては郵政大臣の五十三年度業務報告書に対する意見でも、「昭和五十三年度末の未収受信料は約八十二億円であり、前年度に比べ七億円の増加となっているが、受信料の確実な収納...全文を見る
○太田淳夫君 この放送受信料の収納に関しましては従来から不公平の是正ということが言われておるわけですが、先ほども同僚の大森委員の方から受信料の支払い義務化の問題が提示されまして事務局からも答弁がございましたが、この放送法第三十二条の改正問題の取り扱いについて郵政大臣から御見解を承...全文を見る
○太田淳夫君 そちらからいただいた資料によりますと、滞納件数もふえています」、契約拒否をされる方も年々ふえているんですね。こういう契約を拒否される方がふえるということは、受信料負担の公平ということが先ほどからも論議されておりますが、きわめて問題があるのじゃないかと思うんです。 ...全文を見る
○太田淳夫君 拒否される方はいろいろな理由があろうかと思いますが、一般的に言いますと、NHKのいわゆる硬派番組と申しますか、それに対する支持はかなり高いと言われているわけですが、しかし、こうした番組の視聴率は低いのじゃないかともまた反面言われているわけ存す。この原因についてNHK...全文を見る
○太田淳夫君 いろんな番組の部門別編成比率、いまお話がありましたけれども、この比率で今後も番組編成を考えていきたいということだと思いますが、娯楽番組が二五%ぐらいどいうことでございましたね。報道機関としての性格から報道番組の比率が筒くなるのは当然だと思うんですけれども、娯楽悉組の...全文を見る
○太田淳夫君 アメリカではほとんどニュース専門局みたいのがあるようでございますが、NHKの性格上もっと報道番組の比率が高くなってもいいのじゃないかという感じもするわけですが、その報道、たとえばニュース等ですが、NHKは一番ニュース、情報を求める国はどこが一番多いんでし上うか。
○太田淳夫君 たとえばニュースに登場する頻度の高い国と低い国とがあろうと思いますが、その点はNHKどうでしょうかとお聞きしたんです。どの地域、アメリカですか、ヨーロッパですか、アジアですか。
○太田淳夫君 ある調査の結果がここに出ておるんですけれども、各国のテレビ局とNHKとかTBSとか、いろいろ比較して調査された結果だそうですが、これは五十五年十」月と書いてありますが、これで見ますと、テレビニュースの中に占める海外の関連ニュースの割合は、NHKは三八・四%、TBSは...全文を見る
○太田淳夫君 五十六年六月の全国視聴率調査、この結果を見てみますと、このように書いてあります。例年、男については七歳から十二歳、十二歳から四十歳までは大きな変化はないけれども、五十二年前後から全般に漸減傾向が見られる。また、女については七から十二歳が五十一年以降減少傾向にある。二...全文を見る
○太田淳夫君 先ほども国際放送についての質疑がございましたけれども、五十六年度の郵政省からNHKに対する国際放送の交付金は九億九千七百六十万九千円となっておりますが、このうちの放送費は六億二千三百九十六万円です。しかし臨調答申の補助金等の一割削減という要請もあって、五十七年度の予...全文を見る
○太田淳夫君 先ほども、大森委員の方からお話がありましたけれども、国際放送についての改組案がいろいろと報道されている。郵政省としても一千万円の調査費を要求しているようですけれども、NHKに対する交付金も五十七年度から五十九年度までの財政再建期間中というのは増額が困難だという見通し...全文を見る
○太田淳夫君 放送実施のあり方というお話ですが、これは技術的な問題だけですか。
○太田淳夫君 これは今年限りで、一年間の五十七年度予算だけですね。
○太田淳夫君 先ほどの大森委員の質疑の中で、経営主体の変更もあり得るというようなことをおっしゃったんですか、局長答弁で。
○太田淳夫君 御苦労されたと思いますが、NHKさんもいままで一生懸命国際放送については努力されているわけですから、余り変わったような御意見が出てこないようにひとつよろしくお願いしたいと思うんです、局長もいろいろ苦労されると思いますが。  NHKさん、どうでしょうか。NHKさんと...全文を見る
○太田淳夫君 次に、放送衛星のことにつきまして質問さしていただきますが、五十八年に放送衛星BS-2が打ち上げられる。成功を祈るわけでございますが、世界的にチャンネルプランを八チャンネル日本に割り当てられている。その割り当てられた資源というのを有効に使わなければなりませんが、衛星放...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、今後その利用形態というのは決められることですけれども、政策目標乏して、その利用形態を決定される前に一応NHKに二チャンネル割り当てられているということですが、難視聴の解消が可能となり、また全国一律放送ができるということですが、NHKにはローカル放送が義...全文を見る
○太田淳夫君 次に、この打ち上げの費用ですけれども、費用は大体六百億円と言われておりますけれども、BS-2打ち上げの費用約六百億円ですけれども、これに限ってみますと、実用と開発の両面があるので、国が四〇%、NHKが六〇%、約三百六十億円の負担をNHKはする、このように言われている...全文を見る
○太田淳夫君 この放送衛星の寿命というのは五年と言われておるわけですが、BS-2が五十八年に打ち上げられますと、大体その寿命は六十三年ごろまでということですね。そうすると、六十三年にはBS-2にかわる次期衛星、BS-2にかわるものですからBS-3と言われているわけですが、このBS...全文を見る
○太田淳夫君 いまBS-2のお話がありましたが、BS-3の場合、衆議院の委員会でも御答弁があったようですけれども、いろいろ乏これから設計等を進めながら開発をしていくわけですけれども、打ち上げまでに約四年ぐらいの年月が必要であると言われておりますし、それから逆算しますと、六十三年に...全文を見る
○太田淳夫君 いま検討は進められておるようでございますが、百ワット四チャンネル、百五十ワット三チャンネル、あるいは主体者をどこにするか、あるいは活用方法ということでございますが、もしも四チャンネルになった場合には当然これはユーザーがふえるという形になりますので、打ち上げの費用につ...全文を見る
○太田淳夫君 もう時間があれですが、この放送衛星の寿命も考えますと、大体五年ぐらいということですが、そうしますと、NHKとしても第二、第三世代の衛星を打ち上げると考えてみますと、五年ごとに多額の費用負担を要するわけですけれども、この多額の出費と受信料の兼ね合いをどのように考えてみ...全文を見る
○太田淳夫君 いまユーザー側としてのNHKの御意見がございましたが、NHKはやはり受信料を収納してそれで経営をやっているという面がございますし、その点も郵政省として考慮していただきたいと思うわけです。これは、いま国際価格以上のものというお話がございましたが、やはり国家の宇宙政策に...全文を見る
11月27日第95回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号
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○委員長(太田淳夫君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十七日、藤原房雄君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君が選任されました。     —————————————
○委員長(太田淳夫君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。  ...全文を見る
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に塩出啓典君を指名いたします。     —————————————
○委員長(太田淳夫君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あ...全文を見る
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(太田淳夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。本日はこれにて散会いたします。  午前十時三十五分散会
12月21日第96回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第1号
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○太田淳夫君 このたび委員長を辞任するに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  昨年七月はからずも委員長に選任され、一年有余にわたりその任に当たってまいりましたが、ふなれな私がその職責を大過なく過ごさせていただきましたことはひとえに各委員、諸先生方の御協力のたまものと存じます...全文を見る