太田淳夫

おおたあつお



当選回数回

太田淳夫の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第112回国会 参議院 建設委員会 第3号
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○太田淳夫君 それでは最初に、先ほど同僚の委員からもいろいろと御質問がございましたが、外国企業の参入の問題について最初にちょっと御見解を再確認しておきたいと思うんです。  ことしの一月に、日米首脳会談におきまして行われました外国企業の参入を容易にするための措置についての提案とい...全文を見る
○太田淳夫君 現在その交渉が引き続き行われているということは、アメリカ側はそれについては不満である、こう考えてよろしいんでしょうか。
○太田淳夫君 報道されたところによりますと、政府間協議も日本時間で明日に延びたということも伝えられておりますが、そういういろんな不満の点も向こうから表明されてまいりましたが、新しい提案を何かされる用意があるんでしょうか。
○太田淳夫君 報道されたところによりますと、建設大臣もこういうような趣旨の発言をされているということでございますが、それは日本の制度の枠内でハンディを与え勉強してもらう、そこで国内実績を積むことになるのだから将来は日本のルールに従ってもらう、こういう趣旨の発言をしたということが新...全文を見る
○太田淳夫君 大臣がおっしゃるところに賛成でございます。  これもいろいろと報道されているところでございますけれども、現在検討中のことがある。それは小沢官房副長官をアメリカに派遣していろいろとこれから政治的な折衝に入るわけですが、その政治的な判断を下す材料として検討中のものに、...全文を見る
○太田淳夫君 ベリティ商務長官の記者会見の記事等を拝見しましても、やはり向こう側も両方が満足するようなことであればということで報道されておるわけでございますので、これからいろいろと折衝が続けられると思います。この問題につきましては先ほど沓掛委員の方からもお話がございました。第二の...全文を見る
○太田淳夫君 今大臣からお話をいただきました。確かにアメリカの企業と政府とは大分意見が異なるようでございますので、その点ではまだまだ余裕があるかなという感じはします。先ほど同僚委員の方からも、民間の業者間のいろんな交渉について交流を深めていく、そういうお話もございましたので、その...全文を見る
○太田淳夫君 これは一例でありますけれども、建設経済研究所の試算によりますと、東京湾臨海部の十三号地などの未利用埋立地約三千ヘクタールを住宅専用地とするならば、埋立費用が安いので二千五百万円の中高層マンション、四LDK、百平米としましょうか、それですと約三十万戸供給できるんじゃな...全文を見る
○太田淳夫君 それから次は、国公有地や国鉄清算事業団用地の払い下げが非常に高値で行われているために、周辺の地価の暴騰を誘発しているという実態が今まで国会で論議されておりました。この国公有地等の払い下げ価格のあり方につきましては、諸外国の例についても参考にしていいんではないかと思う...全文を見る
○太田淳夫君 次は、都心において良好なコミュニティーを形成するために都心地域の人口減少を食いとめる必要があるということで、その対応策についてお尋ねしたいと思うんです。  一つには、国公有地とかあるいは国鉄清算事業団用地の払い下げに当たりましては、都市計画で住宅公団としての住宅、...全文を見る
○太田淳夫君 大蔵省、もういいです、結構です。  次は、建設省の調査によりますと、民間デベロッパーの保有している未利用地、これが首都圏の一都四県で五十二地区、四千五百ヘクタールに上る。しかもその大半は市街化調整区域の丘陵、樹林地などで十年から古くは三十年以上も前に買収されている...全文を見る
○太田淳夫君 これも建設省でいろいろと試算をされているようですが、今仮にその半分を道路、公園、学校などの公共用地に充てても一戸二百平方メートルの庭つき住宅が六万から七万戸供給できる、こういう試算があると聞いております。土地の有効利用という視点から、一定の要件のもとにこれらの未利用...全文を見る
○太田淳夫君 今話のありました三十一地区、二千五百六十四ヘクタールの未利用地の活用の問題で、一都四県の知事さんといろいろと話し合いをされた、それは進めていただきたいと思いますが、いろいろと聞いてみますと、その最大のネックですね、活用に関する最大のネックについては農地転用の問題があ...全文を見る
○太田淳夫君 そこで、農業の問題も農家のあり方についていろいろと今問題になっておるわけでございますが、特に、大臣のおっしゃったように、奨励金等の問題も問題になっているんです。  例えば東京、大阪という大都市地域ではこういうような疑問を持っているわけですね。それは、日本は昭和四十...全文を見る
○太田淳夫君 時間がありませんから次に参ります。  政府の住宅対策への取り組みを比較するために、各国の歳出総額、予算総額に占める住宅対策費、国費の割合ですが、これを一つの目安として見てみますと、まず歳出総額に占める住宅対策費の割合は、フランスでは四・六%、イギリスでは二・二%、...全文を見る
03月28日第112回国会 参議院 建設委員会 第4号
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○太田淳夫君 それでは最初に、公団住宅家賃値上げの問題について、せんだっても新聞等でいろいろと報じられておりましたし、先日の当委員会におきましても論議が行われたようでございます。現在住宅・都市整備公団で検討中で、近く建設大臣に値上げの申請をしたいということでございますが、その状況...全文を見る
○太田淳夫君 公団住宅が値上げ承認申請を出されますと、これは五十三年、五十八年、それに続いて三回目となるわけでございますが、公団住宅は、その性格からいいましても都市勤労者等あるいは中堅所得者層を対象とする公的住宅、こういう位置づけがありますし、また公団はたくさんの住宅を管理する日...全文を見る
○太田淳夫君 大臣にお伺いしておきたいんですが、公団は今月末ですか、もう月末ですね、承認申請を出すということでございますが、申請を出された場合には、これまでの国会での論議等を踏まえまして慎重に対処される、こういうお考えでございますか。
○太田淳夫君 値上げの内容につきましては、正式に申請をされましたらまた国会でも別に論議の機会があろうと思いますので、本日は立ち入りませんけれども、値上げについての基本的な考え方についてお尋ねをしておきたいと思うんです。  その値上げの必要性につきましては先ほどお話がありましたが...全文を見る
○太田淳夫君 不均衡の是正の中でも、古い住宅の家賃が安くて最近の住宅が高いということになりますと、むしろ最近の住宅の家賃というものがサラリーマンを対象とする公益的家賃としては異常に高くなっていることが問題じゃないかと思うんですが、最近の、これはまあ分譲住宅の方ですが、一億円の分譲...全文を見る
○太田淳夫君 大臣も予算委員会で我が党の同僚委員の質問に対しまして、一億円の分譲住宅、こういった質問がございましたが、何かいろいろとおっしゃっているようでございます。やはり公団の、先ほど参考人の方のお話の中にも第三分位の中位の方々の所得の一七%に見合うような住宅を提供したいという...全文を見る
○太田淳夫君 伝えられるところによりますと、今回の値上げの検討に関しましては、値上げを三年ごとに行う、また立地条件等によって家賃額の補正を行う、こういうことを聞いておりますが、前二回の改定と異なった観点に立って進められているようでございます。こうした点を見ますと、何か民間の家賃決...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど、家賃値上げに関しましては、入居者の所得に対する家賃負担率が古い住宅については低いということが説明として言われましたけれども、やはりここで留意しなければならないのは、古い住宅の入居者には老齢の方が多いということを考えなければならないと思うんです。改定に当たりま...全文を見る
○太田淳夫君 いずれにしましても、家賃改定には慎重に対処する必要があろうかと思います。  いずれにしましても、間もなく申請が出されて当委員会でも審議が行われると思いますが、公団が申請をされた場合には直ちに必要な資料を当委員会に提出していただきますことを建設省及び公団に要望して、...全文を見る
○太田淳夫君 公団の質問終わります。どうもありがとうございました。  それでは、あとはちょっと水の問題について基本的な問題をお聞きしておきたいと思うんです。  ことしは暖冬と言われまして、日本列島の多くの地域で雪が少なかった、あるいは雨不足で降水量が少なくて、ダムの貯水量も減...全文を見る
○太田淳夫君 降雨状況を見守っていきたいということでございます。水は天からのもらい物ということで、天候状況によって左右されざるを得ないということになろうかと思いますが、それでは非常に困るのではないかと思うんです。国土庁としましては、近年の、ここ何年間でしょうか、気象状況、降雨量が...全文を見る
○太田淳夫君 いずれにしましても、水はもう人間の生活に欠くことができないものでございますし、世界各国の歴史を見ましても、高度に発達した都市が、水の不足からその都市が滅亡していくのが歴史の繰り返しでございます。また生活が高度化すればするほど水の需要が増大する。こういう関係から見ます...全文を見る
○太田淳夫君 今の計画では七十五年には需給バランスが大体とれるぞというお話でございますが、水は具体的には主として河川から取水をするわけですから、水の需給は河川流域という地域別に見る必要があろうかと思うんですが、その場合、水需要が多くてしかも現在もう既に需給が逼迫している大都市がや...全文を見る
○太田淳夫君 現在水資源の一部として地下水が相当量使用されておりますけれども、地下水のくみ上げについては地盤沈下等の問題が各地で発生しております。早急に必要な対策を進めなければならないと思うんですが、地下水の利用実態及び水源の転換等についてのお考えはどうでしょうか。
○太田淳夫君 水の需要は将来もふえてくると思いますが、また先ほどお話がありました不安定取水を解消したり、今のお話の地下水を河川取水に切りかえていく、そういった需要の増加要因というものも加わってまいりますと新たに開発をする必要があるわけですけれども、開発を要する量というのはどの程度...全文を見る
○太田淳夫君 これまでのいろんな状況を見ておりますと、いろんな施設の整備というのはこれはお金が非常にかかるものですから非常におくれがちでございますが、こういったものが確実に行われて供給は確保される、そういう確信はおありですか。
○太田淳夫君 確かにおっしゃるとおり、全国総合水資源計画に基づきまして見てみましても、昭和七十五年までに必要な水を供給するためには膨大な予算が必要でございますが、現在の予算額などから見まして、この必要な費用というものは建設省として確保できるんでしょうか、どうでしょうか。
○太田淳夫君 予算の面では不可能な点はないというお答えでございますが、大臣も来年の予算を頑張ってください。
○太田淳夫君 その点についてお聞きしようと思ったら先にお答えがあったわけでございますが、確かにダムの建設につきましては、そこにお住みになってみえる住民の皆様方の痛み、苦しみ等もございますし、なかなかそう一遍にできないわけでございます。私どもの地元の徳山ダムでも、長年の歳月を経て今...全文を見る
○太田淳夫君 それともう一つ、山間部の小規模生活ダムというのがございますね、これはどういうような役割を果たすものですか。
○太田淳夫君 これにつきましては、新年度に全国九カ所事業化することにしているという報道もありますが、その点は大体もう決まっているんですか。
○太田淳夫君 次に、先ほど節水のPRというお話がございました。供給を図ることはもちろん重要ですけれども、そういった水利用の合理化あるいは節水ということも必要ではないかと思いますが、既に工業用水は回収水の利用が進んでいることも承知しておりますけれども、ビルなどの雑用水の再利用を含め...全文を見る
○太田淳夫君 我々の党は、節水型社会を促進しようということで、第百七国会に中水道の整備の促進に関する法律案というのを国会に提案したわけですが、その中で、水需給が逼迫する等の地域での大規模建築物等の建築には中水道の設置を義務づけるとともに、促進のための助成、税の優遇等を盛り込んでい...全文を見る
○太田淳夫君 これは前の委員会のときにも大臣にそのことをちょっとお話ししておいたことがあろうと思うんですが、中水道になったりあるいは雑用水になったり、名前は所管の官庁によっていろんな要望があるようでございますし、できるだけ早くこの点につきましては、国土庁なら国土庁が中心になって、...全文を見る
○太田淳夫君 終わります。    〔理事小川仁一君退席、委員長着席〕
03月31日第112回国会 参議院 建設委員会 第6号
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○太田淳夫君 それでは大臣に、けさほどからも同僚委員からいろいろと質疑がございました例の外国企業の我が国への参入の問題ですけれども、私もこれが決着じゃなくて新たな出発点ではないかという感じもいたしますので、何点か大臣にいろいろとお考えをお聞しておきたい、こう思いますのでよろしくお...全文を見る
○太田淳夫君 この交渉の中で、アメリカが本当にやりたい仕事はどういうものであるという御理解をされますか、どういうものであるんですか。
○太田淳夫君 今お話がありましたとおり、米国の要求そのものが、日本の公共事業の発注システムの変更、こういうことにあるのではないかという感じがするわけです。  これは大臣も既に御承知になったと思いますが、アメリカは要するに空港についての設計あるいはコンサルタントに類する知的集約産...全文を見る
○太田淳夫君 局長の御答弁もわかるわけですけれども、ただ、アメリカの目指すところは最終的には、向こうもよく勉強して研究していますから、そうは局長がおっしゃったとしても、やはり日本の公共事業の発注のシステムですね、建設省は一生懸命守ろう、大臣も無理難題言われてもということでおっしゃ...全文を見る
○太田淳夫君 それではまた続けますけれども、アメリカの要求は当初、日本の企業と平等な参入機会を与えてほしい、こういうものであったのですが、それがいろいろと伝えられているところを見ますと、実質的に仕事を得られるように保証し てもらいたい、こういうふうに変わってきていますね。それが...全文を見る
○太田淳夫君 今回の一応の決着というのは、機会の平等は保証する、しかし結果の平等まで政府が約束することは言っていない。例えば、大学の受験資格は与えますけれども、合格するかどうかはそちらさんの成績次第ですよと、こういうことで理解してよろしいんでしょうか。
○太田淳夫君 要するに裏口入学は認めませんよということですね。
○太田淳夫君 そうしますと、結果の平等まで約束はしていないと言いますけれども、あと実施状態に対するモニタリング制度を設けたとありますね。二年後に日米間でレビュー、見直しをするということになっているわけですけれども、結果が出てきませんとやはり日米経済摩擦の火種になるんじゃないかとい...全文を見る
○太田淳夫君 これも新聞報道されているわけですけれども、米商務省は今回の建設市場開放問題合意で、日本が米建設会社に参入機会を与えることを決めた事業の総枠は百六十九億ドル、約二兆円となるということを発表しているらしいんですけれども、そのような約束はされているんでしょうか。あるいはま...全文を見る
○太田淳夫君 また二年後のレビューでいろいろ問題の起こらないようにひとつ対処していただきたいと思います。大臣はよく企業はそれほど熱心でないということをおっしゃいますが、アメリカは日本以上に産軍合同企業体でございますので、これはもういろいろと交渉に当たる役人そのものが企業でございま...全文を見る
○太田淳夫君 建設省にお尋ねしますが、せんだって、この東海環状自動車道の基準ルートのうち、部分的に発表されましたね。これは関から土岐市間約四十キロでございますが、中部地建でルートを決定し発表されました。確かに岐阜県の東濃地方、県も東濃地方の開発につきましては、研究学園都市を建設し...全文を見る
○太田淳夫君 東海北陸自動車道もございますが、北陸とのいろんな接点等もございまして、今後そこのところの道路網の整備を進めていただきたいと思うんです。  もう一点だけちょっとお聞きしておきますが、今岐阜市は、ぎふ中部未来博ということでいろいろとやっておりますが、岐阜市内の環状道路...全文を見る
04月14日第112回国会 参議院 建設委員会 第8号
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○太田淳夫君 それでは引き続きまして質問に入らせていただきます。  ちょっとこれは余談なんですけれども、大臣、せんだってアメリカの建設業の問題でちょっと質問させていただきましたが、その後いろいろ状況が、まあ決着したのかなという感じもするんですけれども、あるアメリカの方が日本の人...全文を見る
○太田淳夫君 それでは本日の主題に入ります。  最初に親孝行ローンの創設の問題ですけれども、住宅金融公庫が創設をされましてから今まで、みずから居住するため住宅を必要とするための住宅建設以外には貸し付けを認めない、こういう方向で来たわけですけれども、それから見ますと大きな方針の転...全文を見る
○太田淳夫君 これはどの程度の貸付戸数というものを見込んでいらっしゃいますか。
○太田淳夫君 この親孝行ローンで、親子が隣居、近居を行うための住宅建設に対して貸し付けを行う場合の隣居、近居とはどういう範囲を考えてみえますか。
○太田淳夫君 このローンの貸付金利につきましては先ほど赤桐委員の方からいろいろ詳しい御討議がございましたので、私も拝聴しておりまして赤桐委員の説に賛成でございます。何とかこの金利の低下を目指して頑張っていただきたい、こう思います。  次に、補給金のことにつきまして、先ほど詳しい...全文を見る
○太田淳夫君 財政の中期展望では、六十五年末までに赤字公債依存体質からの脱却が可能である、こうしているわけですが、真の財政再建のためには、一般会計からの財投へのツケ回しとかあるいは後年度先送りなどの後年度負担の解消が不可欠であると思いますが、このような後年度負担総額は六十三年度末...全文を見る
○太田淳夫君 全体どうですか。
○太田淳夫君 それでは、六十五年までの繰り延べ額の累計及び当該繰り延べ額を全額解消するまでに要する利息の総額を示してもらいたい。
○太田淳夫君 先ほど赤桐委員の質問の中で、ゼロシーリング、それから各種補助金の削減が発生したいわゆる昭和五十七年、その対策の一つとしてこれはとられてきたんじゃないかということで御質問がありましたが、その中で局長は、ゼロシーリングとは関係ないという旨の御答弁がありましたね。財政再建...全文を見る
○太田淳夫君 先ほどちょっと関係ないように——関係ありと言いましたか。それならいいですが、直接関係ないようなちょっと答弁があったもので再度質問さしてもらったんです。確かにあのときも問題になったわけですね、予算のときに。これは、ゼロシーリングするためにこの制度をつくって、一般会計が...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、この繰り延べ措置は財政再建期間中の特例措置である、こういうことで理解してよろしいわけですね。
○太田淳夫君 そうしますと、先ほどから論議がありましたように、六十五年度までに赤字公債依存体質から脱却がされれば、六十六年以降につきましてはこのような措置は廃止されるべきものと我々考えていますけれども、大蔵省、建設省はどのように考えていますか。
○太田淳夫君 もしも諸般の情勢が変わって、検討された結果、六十六年度から繰り延べ措置を廃止した場合には、仮定の話になりますが、六十六年度予算において必要と見込まれる補給金計上額の見通しはどのようになりますか。
○太田淳夫君 その他税の自然増収というものが、先ほど議論の中でも、大分見込まれるということが報道されておりますけれども、そういう財政事情でありますから、六十五年までの間においてもこの公庫補給金というものをやはり計画的に増加させることは十分可能であると思うんですが、その点どうでしょ...全文を見る
○太田淳夫君 その点については先ほど赤桐議員からいろんな御意見を出しておりましたし、私たちもそれを拝聴してそのとおりだと思っているわけです。それはいろいろと大蔵当局としていつもお答えになることは同じような御答弁ばかりでございますが、その点は十分考えてやっていかなきゃならないんじゃ...全文を見る
○太田淳夫君 そうすると、六十五年までは、これは法律で決まっていますので、あくまで堅持をしていく、六十六年、そのときの情勢の変化によってはまず最優先でこの問題は処理をする、こういう考えですね。
○太田淳夫君 十分に検討して成果を出してもらいたいと思うんですが、やはり住宅が何といっても内需拡大で選ばれているんです。地方におきましても、景気振興にとりましては一番末広だと申しますか、大きな影響のあるところでございますし、ぜひとも、今まで議論がありました、赤桐委員からも的確な御...全文を見る
○太田淳夫君 じゃ努力を要望して次に変わります。  昭和六十三年度の政府経済見通しでは、名目値によります民間住宅投資を二十兆円と予測して、対前年度比の伸びを三・一%に見込んでいますけれども、この背景となっておりますところの六十三年度住宅着工見通しについて建設省のお考えをお聞きし...全文を見る
○太田淳夫君 公庫にお聞きしたいんですけれども、大都市地域を中心に地価の高騰から持ち家取得が非常に困難になっているということで、これは三十代の若い方々はほとんど絶望的ではないか、こういうことでございますが、こういう中で公庫の六十三年度事業計画、五十四・五万戸ですか、この達成は可能...全文を見る
○太田淳夫君 やはり大都市における持ち家取得の円滑化のためには、宅地供給を飛躍的に増大させることが必要ですけれども、それにつきましてはいろいろとこの委員会でも今までも論議が重ねられてきております。市街化区域の拡大であるとか市街化区域内の農地の宅地化の促進であるとか、開発要綱の行き...全文を見る
○太田淳夫君 またそのときに論議したいと思います。  次は、住宅投資の拡大と居住水準の向上のために、最近住宅リフォームということが盛んになってきておりますけれども、このリフォーム市場の現状と将来の見通しについてどのように考えられていますか。
○太田淳夫君 確かにおっしゃるとおりにこのリフォームに対するニーズは高まってくるものと私も思いますが、住宅リフォームをより一層活性化させるためには金利を基準金利にまで下げるべきじゃないかと思うんですが、その点どうでしょうか。
○太田淳夫君 確かに現在もう家を持っている方でございますし、金額的にも少ないものでありますけれども、少しでも直そうとしますと案外金額的にかかるものなんですね、このリフォームというのは。そういった点でやはりもう少し検討を加えていただきたいと思います。  また、消費者に対して技術的...全文を見る
○太田淳夫君 確かにおっしゃるとおりいろいろと考えてやっておみえになると思います。  これは宮脇さんという方が書かれているんですけれども、これは建設省とはちょっと管轄外になって申しわけないんですが、フィンランドの小学生用の建築の教科書なんか見ますと、「国土と建築の様式、生活用具...全文を見る
○太田淳夫君 今参考人の方からいろいろとお話がございましたが、ぜひともそういうサービスとかあるいは利用者の方々とのつながりというものを非常に強化していただきまして、民間の方も定期になりますと公庫と大体同じような金利体系とかそういうことで仕事もしてまいりますので、余り差がなくなって...全文を見る
○太田淳夫君 この法案でも隣居、近居ということでいろいろとお考えになっているようでございますけれども、今おっしゃったような総合的な対策をこれからもいろいろと検討をしていただきたい、このように思います。  せんだって、私どもの同僚議員の中で火災で御家族の方が死去された問題がござい...全文を見る
○太田淳夫君 住都公団の方も見えていますけれども、最後になりますが、いろんな総合的な対策を今後講じていただきたいと存じます。  せんだってスウェーデンに行きましたところ、岩盤をくり抜いて地下鉄を通して、その地下鉄の先に公団住宅をつくっているわけです。公団住宅をつくって、そこに、...全文を見る
○太田淳夫君 終わります。
04月19日第112回国会 参議院 建設委員会 第9号
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○太田淳夫君 それでは、ただいま議題となっております法案につきまして、同僚委員に引き続きまして質疑を行わせていただきます。  最初に大臣にお尋ねしたいんですが、このNTT株式の売却収入を活用して国民生活に緊要な社会資本の整備を促進するということは、要求されておりました内需の拡大...全文を見る
○太田淳夫君 今回のこの無利子貸付制度の問題ですけれども、これは昨年の第百九国会で初めてつくられたわけです。    〔委員長退席、理事小川仁一君着席〕 今回はその一層の拡充を図るために対象事業をいろいろ拡充するわけでございますけれども、建設省所管のNTT関連の法律改正は今回で...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、建設省関係のNTT株式の売り払い収入によりますところの無利子貸付金の昭和六十三年度予算における措置状況はどのようになっておりますか。
○太田淳夫君 大蔵省にお聞きしますけれども、無利子貸付制度の財源というのはNTT株式の売却益の一部ですから、政府保有のNTT株式を政府が売れる間その売却益を国債償還に支障のない範囲内で活用するとされているから、かなり高値で株式が売れることが前提条件になっているんじゃないかと思うわ...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど大臣からも、売却がすべて終わった後の財源の問題について非常に御心配もございました。確かに社会資本の充実ということはこれから要求をされることがますます大きくなると思いますので、その点大蔵省としてもお考えをさらに進めていただきたい、このことを要望したいと思います。...全文を見る
○太田淳夫君 お話の中にありましたように、貸付金の融資率が補助率と同一ということにされているわけですが、やはり今お話があったように一〇〇%あるいはそれに近い数字にした方がやはり入居される方々にとってはプラスになるわけですけれども、今回融資率が補助率と同一にされた、それはどういうわ...全文を見る
○太田淳夫君 また考え方によりましては、この利益回収型は事業によって収益を上げてそれによって返済する必要があるというわけですから、対象事業にもおのずから制約があろうと思うんですね。それとともに地域的にもその範囲が限られてくるんじゃないかと思うんです。このタイプの事業もいわゆる民活...全文を見る
○太田淳夫君 大臣、今お話がいろいろとござい ましたように、やはり大都市周辺であることは否めない事実じゃないかと思います。その他B型を加えていろいろと配慮をしているということでございますが、確かにB型の方が予算的には非常に多いわけでございますが、せっかくのこういった制度でござい...全文を見る
○太田淳夫君 それでは次の問題は、今回の改正につきましては公共的な建設事業の促進を図るための制度、このように理解をする上から、公共事業の執行について何点かお尋ねしておきたいと思うのです。  この中にも河川、砂防設備等の整備に関する事業ということでございますので、まず河川のことに...全文を見る
○太田淳夫君 特に、今お話がありましたように、都市河川の整備というのは非常に立ちおくれているということが言えると思います。その都市河川につきましては、水質の浄化あるいは都市環境に資するための整備、そういうものも認められておりますけれども、抜本的な対策というのをやはり立ててしっかり...全文を見る
○太田淳夫君 この中にもありますが、第三セクターで行う河川等の整備というのがございますけれども、やはりおくれている公共施設整備を推進するために民活は必要であろう、私たちもそういうことは言ったことがございますけれども、公共施設を何でも民活でやらせることは問題ではないかと思うんです。...全文を見る
○太田淳夫君 特に治水関連事業につきまして、民間活力を活用するために収益事業に関する占用が広範囲に認められて河川管理上支障を生ずることはない、またそういう問題が生ずるとこれは大変なことになろうと思うんですが、その懸念はないと、こういうふうにお考えですね。
○太田淳夫君 次に、やはりここにあります下水道等の整備に関してでございますが、この下水道事業についての普及率はどのようになっておりましょうか。都市の人口別の普及率というのはわかりますか。
○太田淳夫君 この下水道事業につきましては毎年一兆円以上の事業費を費やしているわけでございます。下水道事業に着手している自治体は全体の三分の一程度しかありませんし、また普及率も今お話しのとおり三十数%と低いわけですけれども、その点はやはり問題じゃないかと思いますけれども、その点は...全文を見る
○太田淳夫君 この下水道の普及は、五十年代になってから本格的に着手したということで普及率が低いことはわかりましたけれども、その下水道の普及を高めるためにいろんな努力がされていると思いますけれども、例えば簡易下水道を設置するとか、あるいは民間活力を活用するとか、あるいは汚泥を肥料に...全文を見る
○太田淳夫君 今のお話の中で、今回そのNTT—Aタイプを活用した下水道事業への予算というのは余り多くないというお話でしたけれども、効果はどうなんですか、多少でもあるんですか。どの程度の予算になっていますか。
○太田淳夫君 大臣、河川、下水道事業で今ちょっと質問させていただいたわけでございますけれども、住宅、河川、下水道あるいはそういった社会資本の充実、国民生活を豊かにするための公共事業の推進、そういうことでこのNTT資金を積極的に活用するということで今いろいろと対応されているわけです...全文を見る
○太田淳夫君 おっしゃるとおりだと思います。  それでは最後の問題になりますが、建設省は数年前から、高度情報化社会に対応した都市づくりを進めるということでインテリジェント・シティ構想、東京もそうでございますが、推進していると聞いているわけでございます。最近は産業、経済、社会、国...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、今は各市それぞれ指定された地域でそれぞれの準備を進めているということでございますが、このインテリジェント・シティに指定されますと地元にとっていろいろなメリットがあると考えていいと思うんですが、それはどのようなメリットを考えてみえますか。
○太田淳夫君 先ほどの局長さんのお話の中に、六十一年度に指定された地域ということで岐阜市ということもあったわけですが、岐阜市も最近国際化ということをいろいろと考えておりまして、未来博も建設省の後援をいただいていろいろと展開をしてやっておりますが、国際化にふさわしい都市の発展をとい...全文を見る
○太田淳夫君 もう一点ですが、そのインテリジェント・シティに指定された地域には、やはりこのAタイプの融資というのはより多く配分されると考えてよろしいでしょうか。
○太田淳夫君 じゃ最後に、東京港臨海部の開発構想の中で建設省は、このインテリジェント・シティ構想でウオーターフロントを機に都市機能整備を図るということでいろいろとお考えをまとめて勉強されているようでございますが、どの程度まで進んでいますか。
○太田淳夫君 東京のウオーターフロント地域に、今東京瓦斯、東芝はございますけれども、インテリジェントビルがどんどん今計画されているようですが、IBMあるいは三井、三菱、住友その他が建設される予定だそうですが、中にはこういうことをおっしゃる方がみえるんです。  これは陣内さんとい...全文を見る
○太田淳夫君 終わります。
04月21日第112回国会 参議院 建設委員会 第10号
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○太田淳夫君 最初に、きょうは参考人の皆様方、大変にお忙しい中を我々の委員会のために御出席賜りまして、本当にありがとうございます。心から御礼を申し上げます。  先ほど同僚委員から石原参考人にいろいろ御質問ございまして、石原参考人から貴重な御意見をいろいろと賜りました。利子の問題...全文を見る
○太田淳夫君 わかりました。  それから家賃変更の算定につきましては、先ほどの概要説明にございましたが、「公営限度額方式に準ずる方式により算定される額を基準として、」云々とございました。私たちは、公営住宅の家賃というのは造営物の使用料として存在しているわけでありますし、いわゆる...全文を見る
○太田淳夫君 佐長参考人にちょっと参考のためにお聞きしたいんですが、五十三年当時、居住者の従前家賃支払い運動というのが行われまして、居住者の皆さん方が利息払いをしなければならなかった、こう聞いているわけですけれども、仮定の話ですが、今回値上げが決定された場合にはどのようにされるお...全文を見る
○太田淳夫君 今回、先ほどからお聞きしますと、ルールづくりということが非常に問題になっているわけですが、自治協の皆さん方のあれによりますと、公団家賃の民営化、こういうことを時々拝見するわけでございますが、これは具体的にどんなことをお考えになっていらっしゃいますか。
○太田淳夫君 ですから、具体的にどういうルールをあなた方はおつくりになろうとお考えになっていらっしゃいますか。
○太田淳夫君 今石原参考人から激変緩和について、こうこうこういう理由だとありましたけれども、おたくの方はどう考えてみえるんですか、その点は。佐長さんはそういう点は反対だと言うけれども、具体的にこういうふうにやるんだということはないですかね。
○太田淳夫君 そうしますと、例えば三年見直しということで石原参考人も本吉参考人も賛成されているわけです。私も値上げは賛成じゃありませんよ。しかし、本吉参考人も石原参考人も、こういうことを基盤に、例えば三年ごとに固定資産税の見直しがあるからそういうものを基準として三年ごとに見直しを...全文を見る
○太田淳夫君 それでは引き続きまして質問さしていただきますが、今同僚委員からいろいろとございましたので、重複はなるべく避けたいと思います。  最初に、やはり午前中の参考人の方の御意見の中にもありましたとおり、家賃部会の審議の模様というのは、公団の皆さん方は十分に第三者の意見を聞...全文を見る
○太田淳夫君 再度申し上げますが、今の渡辺理事の御答弁はあくまでも年央だということで、かたくなな態度を固執されておるわけですけれども、やはりその点は居住者の皆さん方のことも考えて公団としてやるべきじゃないかなと私は申し上げているんです。その点どうでしょうか。
○太田淳夫君 私は賛成できませんけれども。  それでは次に、この委員会では値上げの問題を論議するときに今までも何回となく論議されておりましたが、公団の家賃改定を行う前に経営状況改善を公団として十分努力すべきじゃないかということです。公団はかねてから長期未利用地ですか、あるいは空...全文を見る
○太田淳夫君 今回の家賃改定では、従来と変わりまして値上げの周期をこれまでの五年から、ずっと朝からも論議ありましたけれども、固定資産税の評価の見直しとあわせて三年ごとにするとはっきり書いてきているわけです。そこにルールづくりをしたということで地域補正の導入も書いてあるわけですけれ...全文を見る
○太田淳夫君 ですから、そこで私たち思いますのは、従来の五年から三年にすることの理由として、今固定資産税の評価がえの三年ごとということが挙げられているわけですけれども、渡辺理事のお話を聞いていますと、評価額に連動させることがより合理的である、こういうことだと思いますが、どうしても...全文を見る
○太田淳夫君 大臣はどのように考えられますか。
○太田淳夫君 今大臣も地価の抑制についていろいろと努力されているということでございますが、将来もしも固定資産税の評価額が下がった場合には値下げをされるんですね。
○太田淳夫君 それでは公団にお聞きしますけれども、公団は基礎として公営限度額方式に準ずるということでございますが、公団としては、率直にお伺いしますけれども、値上げ額はどの程度が妥当だとお考えになっていますか。
○太田淳夫君 皆さん方のあれを見ますと、低所得者の方々、老人世帯あるいは保護を受けられている方々に対するいろんな配慮をすると書いてありますが、実際にはごく限られたわずかな人しか対象になっていないんじゃないかと思うんです。この点の配慮を拡大することについてはどのように考えていますか...全文を見る
○太田淳夫君 公団はこれまで、五十三年に平均三七%ですか、五十八年に二六%の家賃値上げを実施しているわけで、今回三回目になるわけです。今回の値上げを見てみますと平均一八%、四千七百円。アップ率、値上げ幅とも過去二回に比べますとちょっと低く抑えられているようですけれども、しかし三年...全文を見る
○太田淳夫君 総裁、急激ということじゃなくて、徐々にやはりこれは積もり積もれば大きくなっていくんじゃないですか。その点を言っているわけです。一回だけの急激な変化ということじゃないんですよ。この点どうですか。
○太田淳夫君 次は、敷金の追加徴収について、先ほど同僚委員からも反対がございましたけれども、私たちもやはりこの問題については今回見送る考えを大臣としてはっきりしていただきたい、このように思います。敷金を追加徴収することによってこれこそ一時的な負担を家計に強いることになるんじゃない...全文を見る
○太田淳夫君 そうすると、大臣、今度の値上げ後の家賃総額の三カ月相当額として現在との敷金の差額は、自治協の皆さん方の試算によると、追加徴収されるのは最高では八万二千五百円になるということでございますけれども、値上げのたびに値上げ額の三倍の敷金追加徴収となりますとこれは大変な数字に...全文を見る
○太田淳夫君 終わります。
05月12日第112回国会 参議院 建設委員会 第13号
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○太田淳夫君 それでは、ただいま議題となっております法律案につきまして何点か質問させていただきます。  最初に、日本の都市、特に大都市ほど欧米諸国の都市に比較しまして道路、公園などの公共施設が貧弱である、こういうことが何点か指摘をされてきて、この委員会でも種々論議をされてきたと...全文を見る
○太田淳夫君 中身に触れますけれども、今回の改正の点としましては、施行地区要件の緩和として、耐火建築物扱いしないものの範囲を拡大するとか、あるいは公共団体施行の事業については権利変換の手続、また管理処分手続の特則を設けるなどとなっておりますけれども、これで市街地再 開発事業の大...全文を見る
○太田淳夫君 今のお話だと、権利変換、オープンフロアをつくるということでありますが、これは全員合意のもと、当然そうでしょうね。今までは区分があったけれども、今度はその区分がなくなって共有していく。そのかわり、もしもその人が一部分権利を持っている、その人の権利の部分はどの部分ですよ...全文を見る
○太田淳夫君 合意のもとで行われているから問題ないということですね。そうしますと、先ほどのは住宅ではなくて商業フロアが対象になっているわけですね。今ちょっと説明を聞きましたけれども、デパートで最近、通路も昔みたいにきちっとした区分けじゃなくて自由自在のフロアをつくっていろいろやっ...全文を見る
○太田淳夫君 この都市の再開発につきましては、これを計画的に進めるために、昭和五十五年に都市再開発の方針というのを大都市では策定することを義務づけられてきたわけです。また、昨年十月十二日の臨時行革推進審議会の「当面の地価等土地対策に関する答申」においても、この都市再開発方針の早期...全文を見る
○太田淳夫君 その再開発方針には、当該都市における再開発の目標とかあるいは再開発を促進すべき地区等を定めるとなっておりますけれども、その再開発が必要とされている地区数、面積はどのようになっていますか。
○太田淳夫君 その再開発方針で定められた地区につきましては、実際に事業が行われませんと意味がなくなるわけですが、これらの事業化についてはどのようなスケジュールになっておりましょうか。
○太田淳夫君 いろんな事業の組み合わせということでお話があったわけです。  次に、再開発地区計画についでございますが、再開発地区計画は、産業構造の変化等に伴う工場跡地等の空閑地、先ほど大臣からもお答えがございましたけれども、市街地の再開発を一体的、総合的に誘導するために再開発地...全文を見る
○太田淳夫君 午前中の同僚委員の御質問の中にもございましたけれども、この制度の適用については具体的に候補地というものを頭に浮かべながらこの改正に当たられたのではないかと思うんです。先ほども旧国鉄の跡地等の問題もございましたけれども、汐留とかあるいは名古屋の笹島であるとか、そういう...全文を見る
○太田淳夫君 この再開発地区計画の活用によって、この法案を見ますと、区域内の建築物につきましては用途あるいは容積率、高さ、こういういろんな制限を緩和することになっているわけでございますが、そうなりますと、その周辺の環境とかあるいは公共施設整備状況、これは公園とか道路とかいろいろご...全文を見る
○太田淳夫君 次に、東京湾岸部の問題ですが、これについては再開発ということでたくさんのプランが出ておるわけでございますが、高度経済成長期に形成されましたいわゆる重化学工業等を中心とする産業が数多く立地しておりましたので、それが構造改善に伴っていろんな再開発のプランの対象に今なって...全文を見る
○太田淳夫君 湾岸部のいろんな問題点もあろうかと思いますけれども、住宅、オフィス等の利用を促進しようとするならば、用途地域の大幅変更が必要でありますし、今回の改正によりますところの再開発地区計画の制度も積極的に採用する必要があるんじゃないかと思うんですが、その点はどのようにお考え...全文を見る
○太田淳夫君 市街地再開発事業につきましては、全国的にたくさんの企画がありましても、実施に至るにつきましては毎年数カ所にとどまっているということが言われておるわけでございます。また随分長期間にわたる場合もございます。  藤田邦昭さんという方のあれを見ますると、こういうことが書い...全文を見る
○太田淳夫君 今いろいろとコンサルタントの皆さんのことにつきまして局長から御答弁いただきましたけれども、二つあると思うんです。  最初にお話がありましたように、組合施行の場合にこのケースが多いというお話ですが、なかなか難行する。基本計画できる前でございますから、どこがどうやるの...全文を見る
○太田淳夫君 将来、遠い将来じゃなくて近々の対策として考えていただきたいということを申し 上げておきます。  次は、デベロッパーでございますが、この都市再開発事業のデベロッパーとしましては、大手建設会社とか大手の不動産会社、あるいは公的デベロッパーとしては住都公団あるいは地方...全文を見る
○太田淳夫君 市街地再開発事業の実績というものを見てみますと、これは事業の採算を図るという制約条件があるわけでございますので、やはり大型量販店等とタイアップしていく必要が今までいろいろとありました。したがいまして、地域的に見ますと駅前であるとかあるいは商店街であるとか、そういう商...全文を見る
○太田淳夫君 最後になりましたが、大臣お見えになりますので、我が党がかねてから考えておりますことを一点申し上げてお聞き願いたいと思うんです。  いろんな総理府の調査によりましても、一戸建てを要望する国民の要求というのは高まっておるわけでございます。その反面また、国民共有財産とい...全文を見る
08月26日第113回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○太田淳夫君 質問に当たりまして、最初にこのたびの災害でお亡くなりになりました方、おけがをされた方々あるいは田畑、家等の被害に遭われました方々に対しましてお悔やみ並びにお見舞い申し上げたいと思います。  もういわゆる山陰豪雨から一カ月たっているわけでございますし、私は現地へ視察...全文を見る
○太田淳夫君 青木理事及び秋山委員の方からもお話がございましたが、被災市町村は過疎地域に指定されている地域でございます。自治省の方にお尋ねしたいのでございますが、やはり公共施設等の復旧のための多額の財政負担を余儀なくされておる状況でございますので、特別交付税及び地方債の増額配分並...全文を見る
○太田淳夫君 第二点の被災箇所についての早期査定、早期着工及び改良復旧の必要性について、これについても先ほども御答弁いただきましたけれども、災害復旧に当たりましては国の直轄事業では二年間で、補助事業は三年間で行うことになっておりますけれども、特に補助事業については初年度が三、二年...全文を見る
○太田淳夫君 第三点は、中小河川改修事業の促進ということでございますが、中国地方は昔から、何か中国地建の書いたものを見ますと、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治したのも治水事業じゃなかったかというぐらいの伝説があるということで書いてございましたが、そのぐらいに治水の問題、治山...全文を見る
○太田淳夫君 この事故の状況の中で、急患が発生したときの警察への届け出あるいは交通規制の実施のおくれがいろいろと指摘をされているわけでございますが、この際の道路公団及び建設省、こういった事故対策についてお話し願いたいと思います。
○太田淳夫君 道路公団では、トンネルにおきましては長さとその交通量でランクを決めておりまして、そして避難、消火設備が決められておるようですけれども、やはり今後換気施設のないトンネルにおいて渋滞が発生した場合の対応についていろいろ考えていかなきゃならないのじゃないかと思うのです。時...全文を見る
○太田淳夫君 終わります。
10月21日第113回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○太田淳夫君 私も、ただいま御報告のありましたように、本委員会の一員としましてせんだっての調査に参加をいたしてまいりました。また、そのほかにも党で独自に冷害の実態調査等も行いました。  視察を行いました東北各県におきましては、本年は異常低温と日照不足によって深刻な冷害に見舞われ...全文を見る
○太田淳夫君 今農水大臣からもお聞きしましたが、国土庁長官からも一言じゃお伺いしましょうか。
○太田淳夫君 今両大臣から天災融資法及び激甚災害法の発動につきまして力強い御答弁を賜りました。一日も早い、これは手続を進めていただいて発動をお願いしたいと思うのです。  私どもも雫石町へ参りましたが、この地域は一九九三年のアルペンスキーの世界選手権大会の開催が決まっておるわけで...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど青木理事の方からも質問がございましたけれども、やはり東北地方には特有のやませということで冷害が発生しやすい、こう言われるわけでございますが、これに対する研究あるいは低温に強い米の品種改良、そういった研究体制の強化も積極的に図っていくべきではないかと思うのですが...全文を見る
○太田淳夫君 私どもも同僚の高橋理事等のお話を聞きますと、現地でも農協の方々や農業に取り組む皆さん方もいろいろ研究を進められているようでございます。私素人であれなんですが、今後の対策としては、短期的には品種の分散栽培に取り組むということも必要だと思いますし、中長期的には、今もいろ...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、冷害につきましての質問は一応これで終わらしていただきます。  次に、地震対策についてちょっと国土庁長官にお伺いしたいと思いますが、大規模地震対策特別措置法が制定されましてから十年経過したわけですね。公明党は結党以来、災害から国民の生命と財産を守るために地...全文を見る
○太田淳夫君 今お話の中にございましたが、南関東地域直下の地震についてはある程度の切迫性を有しているという指摘がされているわけですが、これは非常に重要な指摘ではないかと思うのですが、その点はどのようにお考えですか。
○太田淳夫君 報告の中に、法的に熟さないという言葉があるのですけれども、これはどういうようなことが意味されているのでしょうか。これは南関東地域の直下型地震の起こる可能性はある程度切迫性があるけれども、しかし南関東地域の地震予知は非常に難しい、したがって強化地域の指定は現行法上でき...全文を見る
○太田淳夫君 地震防災対策強化地域の指定等、第三条を見ましても、予知などという言葉はここには出ていないわけですね。「内閣総理大臣は、大規模な地震が発生するおそれが特に大きいと認められる地殻内において大規模な地震が発生した場合に著しい地震災害が生ずるおそれがあるため、地震防災に関す...全文を見る
○太田淳夫君 この地域に対する予知が非常に難しいということで再三お話があるわけですが、確かに技術的に難しい面があろうかと思うのです。でも、半面考えますと、しかし地震の切迫性もあると。東海地域は指定によりまして随分予知も進んでまいりました。そことは条件がちょっと違うかと思うのですけ...全文を見る
○太田淳夫君 こちらに青木先生がお見えになりますが、じゃ、東海地域が指定されて民心が動揺しているかというと、そんなことはありませんね。皆さん、災害に取り組む姿勢というものが真剣になってきているのじゃないでしょうか。どうでしょうか。
○太田淳夫君 終わります。
11月21日第113回国会 参議院 本会議 第10号
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○太田淳夫君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま提案されております税制改革関連六法案に対し、総理並びに関係大臣に質問を行います。  今、国民が求め、かつ国会が行わなければならない最優先課題は、あのロッキード以上と言われるリクルート疑惑の徹底解明であります。  政府・自...全文を見る
12月14日第113回国会 参議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第11号
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○太田淳夫君 最初に郵政大臣にお伺いしたいと思いますが、報道されているところによりますと、真藤会長と村田秘書の問題につきまして、真藤会長とあるいはNTT山口社長と郵政大臣と会談されたということをお聞きいたしましたが、その会談で真藤会長はどのようなことを御報告されたんでしょうか。
○太田淳夫君 その場で真藤会長とされては、いろいろな思いもあったと思いますが、報道されていることにつきましてはどのようにお話しになっていらっしゃったでしょうか。
○太田淳夫君 山口社長にお伺いいたしますが、大変な御心労のことと思いますけれども、社長は十一月七日の衆議院の特別委員会でも、会長にお話をお聞きしたけれども会長も何も関与していなかったと、このように聞いておりますということでお話しをされてみえました。十一月四日にNTTの調査委員会の...全文を見る
○太田淳夫君 郵政大臣、ただいまいろいろとお話を承りましたけれども、監督官庁としての郵政大臣としての責務もあろうと思います。これからやはりこの問題につきましては、ただいま証人喚問のお話もございましたけれども、郵政省としても事実関係について厳しい調査を展開すべきだと思いますが、その...全文を見る
○太田淳夫君 山口社長、今、郵政大臣からもお話しございましたが、やはり二十一世紀に向かっての情報通信社会の将来ということを考えますと、NTTの果たすべき役割というのは非常に大きなものがあると思います。現在リクルート問題等でいろんな問題が発生しているわけでございますが、この際やはり...全文を見る
○太田淳夫君 最後に総理にお伺いしますが、NTTの真藤会長が村田前秘書の件で責任を感じておやめになりました。総理も十三日の閣議で公務員の綱紀粛正を指示されたばかりでございますし、NTTは言うなれば準公務員でございますし、政府が大株主でございます。総理も御自分の秘書のことでいろいろ...全文を見る
○太田淳夫君 それでは総理にお尋ねいたしますが、最初にこれはちょっと税制を離れますけれども、ブッシュ大統領が誕生されようと今されているわけでございますが、やはり日米関係いろんな問題があろうかと思います。せんだっても宮澤大蔵大臣にお会いになりたいという財務次官のお話もあったんですが...全文を見る
○太田淳夫君 報道されるところによりますと、大体来月の末ごろかなということでございます。自民党大会も延ばされたということでございますが、大体その程度のことをお考えでいらっしゃいますか。
○太田淳夫君 それでは税制問題に入らしていただきます。  ある大学教授の方がこういうことをおっしゃっているわけでございます。竹下内閣の今回の税制改革の基本的な構図についてということでございますが、それによりますと、消費税の導入と税率構造のフラット化と水準の引き下げによる所得税、...全文を見る
○太田淳夫君 総理にいろいろな税のことについてちょっとお尋ねしたいわけですが、基本的なお考えですね。  税について何を今求めているかということを一般国民にお聞きするところによりますと、恐らく公平な税制ということが答えとして返ってくるのじゃないかと思うんですが、この公平な税制とい...全文を見る
○太田淳夫君 十八世紀に示されました公平というのは、現在言われている水平的公平というのが中心じゃなかったかと思いますし、十九世紀後半以降取り上げられている能力に応じた公平、これは垂直公平の問題じゃないかと思うんですけれども、今回の改革ではそのいずれに重点を置いているかということで...全文を見る
○太田淳夫君 私たちは、垂直公平があるべき姿ではないかと、このように思っております。しかし、その垂直的公平を達成するためにはやはり水平的な公平が実現をしていなければならない。水平的な公平が著しく損なわれている状況の中で垂直的公平のための税制を構築しますと、公平のそもそもの原則が崩...全文を見る
○太田淳夫君 その問題、また後からいろいろとお話しさしていただきますけれども、今回は、最高税率の引き下げを含みますところの税率構造のフラット化、これを推し進めようとされているわけでございますが、その理由についてお伺いしたいと思うんです。
○太田淳夫君 今、働き盛りの所得が多いけれども支出もかさむ中堅所得者層のそういった税の重税感、負担増感、そういうものに対して、解消策としてフラット化を進めていくんだというお話がございましたが、それが非常に今強調され過ぎて いるんだと思うんですが、やはりそういう層の方方は、いわゆ...全文を見る
○太田淳夫君 さらに、納税者のいろんな個別的な事情をいろいろ考慮して対応できる人的控除制度というのがあるわけでございますが、今回も新設予定の割り増し扶養控除等々とございます。今までも特別配偶者控除とかあるいは住宅取得控除とか、そのときどきに納税者の皆さん方の状況に対応してそういう...全文を見る
○太田淳夫君 今回の税制改革に当たっての基本的な原則を拝見しますと、この税制改革に当たっては、最も基本的な理念として、公平、中立及び簡素の基本原則に従うとともに社会共通の費用を薄く広く分かち合う、こういう視点が重要だと。これは総理もよくおっしゃっておりますが、この社会共通の費用と...全文を見る
○太田淳夫君 今お話しありましたが、その中に防衛という問題がございましたが、やはりこの消費税が実行されることによって防衛費の確保もできる、こうお考えになっていらっしゃるんですね。
○太田淳夫君 それでは、その考え方の中にもやはり所得の平準化が今、日本では進んでいるんだということが、消費税の導入の姿勢として、一つの理由として挙げられております。戦後の四十年ということを考えますと、やはり所得の平準化というのは進んできていることは確かと思いますけれども、これは消...全文を見る
○太田淳夫君 私の質問しましたのは、どういう手法をもってそういう主張をされているかということでございますが、それは事務当局ですか。
○太田淳夫君 経企庁が六十三年に発表されておりますが、それではどのようになっておりましょうか。
○太田淳夫君 厚生省にも所得再配分調査結果というのがありますけれども、それを見て見ますと、多少のばらつきがあったとしましても、平準化が一貫して進んでないということが示されておりますね。このジニ係数というのは、厚生省の係数、五十九年しかございませんが、しかし最近ではこの係数が上昇し...全文を見る
○太田淳夫君 それでは次に移りますけれども、今回の消費税の導入につきまして、政府・自民党は現行の個別間接税制度の枠組みのままでは国民が公平感を持って納税し得るような安定的かつ信頼感のある税制、これが構築できないとしているわけでございまして、物品とサービスとの間の負担の不均衡あるい...全文を見る
○太田淳夫君 ですから、国民の立場から見ますと、物品税を今度全部やめてしまって消費税に吸収をしてしまうということは、やはりぜいたくな品物、いわゆるぜいたく品、それと生活に必要な品物、この区別がなくなってしまう。やはりぜいたくな品物を買われる方々には、それぞれそれだけの税金を負担さ...全文を見る
○太田淳夫君 よく議論の中に、紅茶が非課税でコーヒーは課税であるというようなお話もいろいろあるわけですね。ですから、みんな同じように課税をしなきゃならないということも例を挙げておっしゃる場合もありました。しかし、そういう問題につきましては、何も消費税がそのために必要であるのでなく...全文を見る
○太田淳夫君 消費税の問題に入りますけれども、消費税の基本的な仕組みにおきまして、やはり大きな問題があるんじゃないか、このように思います。それは今までも同僚委員からもいろいろと論議をされてまいりましたけれども、かつての一般消費税と同じような帳簿によるアカウント方式を採用して、しか...全文を見る
○太田淳夫君 採用のいきさつはいろいろとお話があったことでございますが、帳簿方式によります消費税におきましては、税がやはり事業者取引で正しく転嫁されるかどうか、したがって、最終消費者が正確に負担しているかどうかということが不明瞭になるんじゃないかと私たちは思っておりますが、それは...全文を見る
○太田淳夫君 それはまた後で公取委員長にもお尋ねしたいと思います。  その他いろんな問題点があるわけでございますけれども、簡易課税の場合ですと、みなし付加価値率を売り上げの二〇%、卸売業者については一〇%、こういうふうに一律にしているわけでございますけれども、そのために消費者が...全文を見る
○太田淳夫君 さらに、納税をやはりいろいろと仲介する立場に事業者という方々はあられるわけでございますが、消費者からお預かりになった税金というものを簡易課税制度を利用しますと節税することが可能になるんじゃないかというふうに言われているわけでございますが、そうなりますと、この制度とい...全文を見る
○太田淳夫君 今、見直しをするというお話をいただいたわけでございます。じゃこれから検討されていくと思いますが、この消費税による節税行為がもし発生したとしても、簡易課税制度を利用される方々については数%しか経済取引に対する影響はないということでございますが、いろいろと聞いてまいりま...全文を見る
○太田淳夫君 さらに、この簡易課税制度というのは、弱小事業者を流通過程から排除することを促進することになりかねないという心配もあります。また、製造業間におきましては、税の納付を最小限にする方法として、企業の系列化を行うことによって税の納付額の減少を図ることも十分あり得ることだ、こ...全文を見る
○太田淳夫君 しかし、実際に製造業者の間におきましては税の問題に絡んでそういった合併、分 割等が進められる可能性もあるんだと思いますが、その点はどのように対処されますか。
○太田淳夫君 通産大臣、最後に一問だけお尋ねしますけれども、この帳簿方式によりますと、やはり本来の税の納付等の不明瞭さというのが、ある面では国内だけじゃなくて貿易上のトラブルも考えられると思うんですね。国際的にはガットの規定によって間接税は輸出の際に還付されることになっていますけ...全文を見る
○太田淳夫君 通産大臣、結構です。どうもありがとうございました。  それでは、自治省にお伺いします。  先ほども地方税のいろんな論議がございましたが、細かいことは抜きにしまして、やはり今回の消費税の導入につきましてその地方税のあり方ということがなかなか論議されていなかったんじ...全文を見る
○太田淳夫君 地方税としては、ガス税、電気税等々いろいろとございましたけれども、それぞれ課税対象と地方団体の行政サービスとの間には密接な関係があったわけでございますし、それから見ますとやはり逆行していくような感じがするわけです。今回、消費税として中央に集められたその財源が、国の主...全文を見る
○太田淳夫君 総理、一般消費税、あのときには一部を独立税としまして、都道府県税としての一般消費税、そう考えられていたと聞いているわけでございますけれども、今回は国税としての消費税のみでございます。一般消費税のときにそういった地方の独立財源の充実を考えていた。どうして今回はそれが後...全文を見る
○太田淳夫君 公正取引委員長さんがお見えになっていらっしゃいますのでお尋ねしますけれども、先ほど独禁法の問題も出たわけでございますが、総理は、短期間、納税者の皆さん方が習熟をされるための期間、こういうお話でございましたけれども、やはり独禁法というのは、公正な自由市場の競争原理を守...全文を見る
○太田淳夫君 この委員会でも論議をされておりましたが、やはり消費税の転嫁をどうするかということの協議をするカルテルであると言われております。しかし、その範囲を超えないという保証が非常にあやふやではないかと思いますし、消費者の立場から見ますと、これがやみカルテルを誘発して物価上昇を...全文を見る
○太田淳夫君 せんだって公正取引委員会がまとめました研究会報告書、これを見ましても、自由競争促進に絶えず注視をしなければならない、こう報告されているわけでございますが、これが公正取引委員会の本来のあり方だと、このように私たちも思っておりますが、こういういろんなカルテルの容認をしま...全文を見る
○太田淳夫君 公取委員長、お帰りになって結構です。
○太田淳夫君 総理、消費税の導入について国民が懸念をしております一つに、税率引き上げの歯どめについてのやはり懸念がございます。  総理は、税率は国会を通らなければ改定できるものではない、したがって安易な引き上げなど考えられない、このようにおっしゃっているわけでございますけれども...全文を見る
○太田淳夫君 今の御答弁をお聞きしていますと、ますます非常に懸念が高まってきたような感じがするわけです。  この税率を決定する際にも、大蔵省はもっと高い税率で頑張ってみえたということもお聞きしておりますし、やはり三%という非常にこれは転嫁しにくい、今いろいろ問題も出ておりました...全文を見る
○太田淳夫君 局長の答弁を聞いていますと、何となくおくれてくるような感じがするわけですが、私どもは、国会審議を通じまして、かねてから所得税の総合課税を確立するためには納税者番号制度の導入ということで主張してまいりましたし、四年後に所得税の総合課税化の見直しの際には、ぜひとも納税者...全文を見る
○太田淳夫君 これはせんだっても同僚委員の論議でありましたけれども、未実現には課税をしない。しかし、引当金等は未実現の費用で損金算入を認められているわけですし、土地家屋のような値上がりが確実な未実現利益も益金に算入してもいいんじゃないかと私は思います。またさらに、法人の場合におき...全文を見る
○太田淳夫君 確かに、固定資産税、土地保有税の関係についてよくおっしゃいますけれども、やはり固定資産税の評価というのは非常に大きな問題があろうかと思うんですね。しかし、固定資産税の評価がえを行ってその税負担をいろいろと上げられる前に、やはり企業の保有する土地のそういった含み益につ...全文を見る
○太田淳夫君 やはり含み益というのは、持てる者と持たざる者の間に大きな不公平を生むということは論議されてまいりましたし、そのままで不公平を放置しておきますと、総理の言われるような所得、消費、資産のバランスのとれた税体系の構築にはほど遠くなるのじゃないかと思います。御再考を要請して...全文を見る
12月17日第113回国会 参議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第13号
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○太田淳夫君 参考人の皆様方には貴重な御意見を賜りまして本当にありがとうございました。  時間もございませんので、皆さん全部にお聞きするというわけにもまいらないと思いますので、とりあえず西川寿子先生にお尋ねしたいと思うのでございます。  先ほど消費者の立場からるるお話がござい...全文を見る
○太田淳夫君 参考人の皆様方には大変にお忙しい中、貴重な御意見を賜りまして本当にありがとうございました。  最初に金子参考人にちょっとお伺いしたいんですが、先ほど税理士としての業務の立場からいろいろと御苦労なお話がございましたが、その中で転嫁の問題が一つ重要な問題として出ており...全文を見る
○太田淳夫君 税理士の皆様方のお話の中で非課税、課税の区分経理の問題について非常に煩雑になってくるんだ、したがって税理士の皆さん方の事務所の人員の問題、先ほども先生お話しがあったと思いますが、にもなってくるでありましょうし、ほとんどの方々がコンピューターの設置が必要とされるだろう...全文を見る
○太田淳夫君 和田参考人にお尋ねしたいんですが、今回の消費税の導入に際しまして、政府側は、要するに経済のソフト化、サービス化というのがどんどん進んでいる、したがってサービスにも課税をしていくんだということでございました。現在も、国税では入場税あるいは通行税、地方では先ほどお話が出...全文を見る