太田淳夫

おおたあつお



当選回数回

太田淳夫の1989年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第114回国会 参議院 大蔵委員会 第2号
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○太田淳夫君 それでは、時間もないようですので取り急ぎ質問さしていただきますけれども、水田農業確立対策というのは、ここにも説明に書いてございますが、前期、後期ということで、三年ずつで、平成四年度でこれは終わることになっておるわけでございますが、今前期の最終年度ということでございま...全文を見る
○太田淳夫君 私、申し上げますのは、せんだって福岡の選挙区の選挙が行われたわけでございますが、その結果の中でいろんな批評もあるわけでございますが、「政府・自民党の農政に対する農民の反発も大きかった。」ということが特に取り上げられてもおるわけですね、リクルートやあるいは消費税と並び...全文を見る
○太田淳夫君 時間がないから次に進みますけれども、全米精米業者協会、これからは米の輸入自由化要請がいろいろあったわけでございますが、最近の動向はどのような動向になっておりましょうか。その実態をちょっとお話しいただきたいと思います。
○太田淳夫君 いただいた資料を見ておりますと、潜在生産量と消費量とのギャップというのが約三百万から四百万近くあるわけですが、それに伴って減反目標として七十七万ヘクタールが実施されているわけでございますが、この需給ギャップを埋めるために米の消費を高めることも一つの方法でしょうけれど...全文を見る
○太田淳夫君 いろんな対策が考えられているようでございますが、私もこういうことを考えているんです。ちょっとお考えをお聞かせ願いたいと思うのです。  それは、優良農地の確保とかあるいは環境保全等に十分配慮しなければなりませんけれども、都市周辺の、特に大都市周辺でございますけれども...全文を見る
03月07日第114回国会 参議院 大蔵委員会 第3号
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○太田淳夫君 今回の法案の趣旨につきましては先ほど御説明がありました。それを拝聴しておりますと、支払い財源の不足に充てるために一般会計から資金を繰り入れるということでございますが、このような繰り入れ措置は最近でもたびたび行われておるわけでございますが、例えば昭和五十一年度には四百...全文を見る
○太田淳夫君 将来の方向としまして、農水省の中でもこの農業共済補償については研究会をつくって検討中ということも承っているわけでございますけれども、どのような方向で見直そうとされているのか、お伺いしておきたいと思うのです。
○太田淳夫君 我々は米の自由化については反対の立場でおるわけでございますが、国際競争力のある生産コストをどのようにして米について実現するかということも最近いろいろな方面で議論がされているわけです。  例えば全中は「二十一世紀を展望する農協の基本戦略」の中で、作業の効率化、大規模...全文を見る
○太田淳夫君 また、国際の米相場ですか、その動向というのを見てみますと、国際指標であるタイ貿易取引委員会の輸出価格というのは、昨年六月下旬から十二月初旬まではトン当たり三百ドルで推移してきましたけれども、その後下落をしまして、今年の一月下旬には二百六十五ドルまで下がっている、こう...全文を見る
03月27日第114回国会 参議院 本会議 第7号
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○太田淳夫君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました国の補助金等の整理及び合理化並びに臨時特例等に関する法律案に対して質問を行うものであります。  昭和六十年度に国の財政悪化を理由として強行した補助率一括引き下げは、地方自治体の強い反発を無視して、一年間の暫...全文を見る
03月29日第114回国会 参議院 大蔵委員会 第5号
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○太田淳夫君 私は、公明党・国民会議を代表して租税特別措置法の一部を改正する法律案に対しまして反対の討論を行うものであります。  反対の第一の理由は、本案があくまで消費税を四月一日から実行するための整備法であるからであります。  消費税は、今さら申すまでもなく、竹下総理みずか...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、ただいま議題となっております法案に関連しましてお尋ねいたしたいと思います。  先ほど同僚の委員の方からも質疑がございましたが、累積債務国の対策の問題でございますが、何点かお尋ねしたいと思います。  今まで累積債務国の対策につきましては、ベーカー構想とい...全文を見る
○太田淳夫君 そこで、新しいブレイディ構想というのが今出されているわけですね。先ほど同僚委員からもこれについては触れられました。宮澤構想の一端もそこに含まれているのじゃないかということでございますが、この構想の中心を見てみますと、一つは累積債務国の債務の軽減ということでございます...全文を見る
○太田淳夫君 今局長のお話の中にありましたキャピタルフライト、資本逃避の本国呼び戻しという問題でございますが、モルガン銀行の試算ということで報道されておりましたけれども、世界じゅうで約三千億ドルを超えると言われておりますね。その約八割は中南米のものであると。ブレイディ提案にも書い...全文を見る
○太田淳夫君 このブレイディ構想提案に当たりましては、米国政府内では援助問題での日本のプレゼンスが問題になった、こういう報道もされているわけですが、日本が国際機関への出資比率を高めることを要求するなど、累積債務問題に積極的な姿勢で臨むことに対する欧米の反応はどのような反応があるの...全文を見る
○太田淳夫君 次に、いろんな日本の銀行の対応でございますけれども、きょうのある新聞の報道によりますと、「累積債務国に対する日本の銀行の債権残高(円ベース)が再び増加基調に転じ、三月末で五兆円に迫る水準になっている」ということが明らかになったという報道がされておりますが、それは事実...全文を見る
○太田淳夫君 それで、欧米の銀行は既に五〇%以上の償却を終わっていると。これから累積債務の棒引きが始まるわけですが、まあ半分ぐらいまで棒引きになっても、経営に非常に影響はないということがいろいろ言われております。それだけの対応をしているわけですが、日本の銀行の場合にはまだまだ有税...全文を見る
○太田淳夫君 さらに、日米欧の主要民間銀行は今週後半と伝えられておりましたけれども、ワシントンでアメリカ政府交えて融資銀行会議を開催してブレイディ提案についての具体的な協議に入るということが報道されておるわけですが、その際、日本の銀行側としましては、一つは米国銀行などの抜け駆け、...全文を見る
03月31日第114回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○太田淳夫君 総理、最初に、昨日、朝鮮民主主義人民共和国との関係改善についての御見解を発表されまして、私どもも高く評価するわけでございますが、今後、日朝関係の改善にどのように取り組まれる所存でございましょうか。
○太田淳夫君 日朝関係改善ということで言われておるわけでございますけれども、そうしますと、やはり将来の承認であるとかあるいは国交関係正常化ということが前提になろうかと思うんですけれども、総理の念頭にはそういうことがございますでしょうか。
○太田淳夫君 次に、先ほども同僚委員から質問がございましたが、暫定予算の問題についてお尋ねしたいと思うんですけれども、今回五十日間の暫定予算を出されて今審議しているわけでございますが、この暫定予算を組むまでになりましたことは、一つは、原因としましてやはり国会あるいは国民が強く求め...全文を見る
○太田淳夫君 従来、暫定予算というのは本来これは出すべきものではない、しかしこれを提出するときにはやむを得ない事情があってそのことを国民の多数は承認できるということでありますし、また暫定予算に関しては事務的な経費のみの計上である、あるいはその計上については日割り計算を基本とすると...全文を見る
○太田淳夫君 次に、リクルート関連問題に入りたいと思うんですが、総理、最近の世論調査を見ますと、竹下内閣の支持率というものはもう一割台に達しているところもあるわけですね、一〇%を切っているところもございますし。それに対してはいろんなことも巷間、理由として言われておりますが、総理自...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、NTTの山口社長を参考人としてお招きしましたので、何点かお尋ねしたいと思います。  電気通信協議会であるとか、あるいは管理者のグループであるボランティア基金とか、いろんなことが言われておりますけれども、このボランティア基金の趣旨というのはどういうような趣...全文を見る
○太田淳夫君 これについては司直の捜査も伸びているようでございますが、例えば、いろいろなことが報道されておりますけれども、世話人の方が総務部に所属をして会費の集金をしていたという事実、あるいはカンパ資金を深夜手当で補てんしていた、そういうような証言も報道されているわけですが、これ...全文を見る
○太田淳夫君 電気通信協議会という会もあるわけでございます。これは六万人の会員がいたというふうに報道されておりますが、今までどのくらいの金額を集められたのか。あるいはこのお金が政治献金あるいは選挙支援活動費として使われているんじゃないか。  例えば、六十年の収支決算書を見ますと...全文を見る
○太田淳夫君 支援活動費ですか。
○太田淳夫君 また、報道によりますと、ボランティア基金から中曽根前総理周辺に二千四百万円のパーティー券が、あるいは元大蔵官僚の故参議院議員に一億円のやみ献金を行ったという報道があるのですが、その事実はあったんでしょうか。
○太田淳夫君 この点については後でまた言いますが、NTTにはそのほかに裏口座があったと。真藤前会長が株譲渡で得た利益のうち一千三百万円がいわゆる林口座なる裏口座に入金されて政治家への献金に使われた、こういう報道がありました。前回のこの委員会でも税特の委員会でも指摘されましてこの問...全文を見る
○太田淳夫君 国民から見た場合、これらのボランティア基金あるいは裏口座というのはNTTの政界工作資金づくり用であったと、こういう見方が濃厚です。NTTが、政治資金規正法で政治献金することは不可能であるために、それを抜け道として使ってきた、こう考えているわけでございますが、この国民...全文を見る
○太田淳夫君 郵政大臣からそういう御答弁がありましたけれども、納得はできないわけですね。  また、自治省としましては、ボランティア基金というのは政治資金上どういうふうにこの位置づけを考えてみえるのでしょうか。昨日も衆議院では答弁があったようでございますけれども、私たちは明らかに...全文を見る
○太田淳夫君 現実として利用していると考えてどうですか。違反じゃないか。
○太田淳夫君 それでは、具体的な事実について自治省も調査するわけですね。
○太田淳夫君 山口社長、いろいろとお話は今承ったわけでございますが、郵政省もNTTの言ったとおり認めているようでございます。しかし、国民の立場から見ますと、この問題はやはりNTTぐるみの不正行為として見られているわけです。やはり、会社と関係はないからいろんな事情聴取はできないとい...全文を見る
○太田淳夫君 それだけですか。何かもっと、どうするんですか。研究、勉強してどうするんですか。
○太田淳夫君 勉強していきたいと言うし、言外には将来解散したいというふうに私もとっておきたいと思います。  次に、リクルートの問題に移りますが、法務省にお伺いしますけれども、アメリカの大学に留学 している日本人学生の人数については、これは法務省で把握できるんでしょうか。
○太田淳夫君 文部省はいかがですか。
○太田淳夫君 そうしますと、米国の大学に留学している日本人の人数については、外務省はどのように把握されていますか。
○太田淳夫君 概数については掌握できておるということでございますが、これらの日本の方で米国の大学に留学をされている学生の居住地の掌握というのはどのようにされるんでしょうか。どこがしているのでしょうか。外務省ですか。
○太田淳夫君 在外公館ではある程度把握ができるということで今御答弁いただいたと思います。  さて、リクルート社は、昭和六十年二月にアメリカにリクルートUSAを創設しているわけです。六十一年の四月には、米国の大学に留学している日本人学生を対象に、留学生のための就職情報をダイレクト...全文を見る
○太田淳夫君 いろいろとおっしゃっておりますけれども、やはり居住地を正確に掌握できるのはアメリカ政府関係か、あるいはアメリカの大学であるとか、あるいは在外公館になるのじゃないかと思うんですね。  リクルートの江副さんはこういうことをおっしゃっているんです。アメリカにはプライバシ...全文を見る
○太田淳夫君 今、外務省は調査したとおっしゃいますが、リクルート社はアメリカ以外にも六十二年の七月にリクルート・ヨーロッパを創立して、こういった国際型の就職情報というのを出して、イギリス、フランス、ドイツに留学している日本人大学生にも送付しているわけです。  しかも、これはある...全文を見る
○太田淳夫君 あなたはそうおっしゃっていますが、しっかり調査をしてくださいと私は申し上げているわけです。ないならないで結構です。あるいはリクルート社が企業として非常に努力をして、そういう一万何千人の名簿をそろえられたのならそれでも結構ですよ。しかし、そういう疑惑が、今、労働省、文...全文を見る
○太田淳夫君 それは私ちょっと納得できません。外務省、私は何も外務省を責めているわけじゃないんですよ。外務省が悪いとは言っていませんよ。そういう疑惑が持たれているんです。文部省だって労働省だって、みんな最初は何もないと言っていたわけですからね。しかし、まだまだいろんなことがありま...全文を見る
○太田淳夫君 あと一分になってしまったんですが、総理、いよいよ明日から、あすの午前零時から消費税が実施されるわけでございます。  総理にお尋ねしますけれども、消費税というのはやはりいろんな混乱が今起きております。国民の納得が得られたと、そのように総理はお考えになっていらっしゃる...全文を見る
○太田淳夫君 総理、私たちは反対ですからね。協力した覚えはございませんからと一言申し上げて、終わります。
04月06日第114回国会 参議院 大蔵委員会 第7号
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○太田淳夫君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました国の補助金等の整理及び合理化並びに臨時特例に関する法律案に対し、反対の意見を表明して討論を行います。  その第一の理由は、いわゆる内容の全く異なる法律四十七本について、しかも一部は補助率を引き下げたまま恒久...全文を見る
06月16日第114回国会 参議院 大蔵委員会 第8号
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○太田淳夫君 それでは、同僚委員にかわりまして、きょう議題になっております信用金庫法及び輸出入銀行法、開発銀行法につきまして質問さしていただきます。  最初に、信金法の問題について何点かお尋ねしておきたいと思います。  我が国では、協同組織金融機関として信用金庫も位置づけられ...全文を見る
○太田淳夫君 そういういろいろ人縁的にもあるいは地縁的にも特色のある金融機関でございますけれども、相互銀行がそれぞれ普通銀行への転換に踏み切って、今それが進行いたしておるわけでございますが、信用金庫につきましては、会員の出資による協同組織という性格からいいましても、なかなか株式会...全文を見る
○太田淳夫君 信用金庫の中でも非常に経営の基盤のしっかりしたところもございますし、だんだんとこういう金融情勢になってまいりますと、やはり経営の格差というか内容のいい悪いが非常についてきているのじゃないかと思うのですね。そういう弱いところについては、これから大蔵省としてもそういうと...全文を見る
○太田淳夫君 いろいろとお話がありましたように、信用金庫の会員外貸し付け、それは総貸し出しの二〇%以内という制限を今設けていらっしゃる。これは会員相互扶助という信用金庫の性格というものを具体的にあらわしているのじゃないかと思うのですけれども、この員外貸し出しが大幅に認められるよう...全文を見る
○太田淳夫君 ところで、全金融機関に占めますところの中小企業向け貸し出しシェア、これを見てみますと、この五年間で信用金庫は約三・五ポイント低下しているのですけれども、都市銀行は逆に八・八ポイント上昇しているわけです。それを見ますと、都市銀行等は最近の資金需要緩和基調というものを背...全文を見る
○太田淳夫君 銀行局長さんのお話では、非常に信用金庫もしっかりやっているということでございますけれども、先ほども同僚委員からのお話がございましたが、これからの金融自由化が進む中で信用金庫の経営基盤の強化ということは極めて重要になってくるでしょうし、一生懸命頑張っておりましてもとの...全文を見る
○太田淳夫君 先ほどもお話がありましたが、代理貸し付けということで中小企業等の資金ニーズに対して全信連は対応されている。これは現在どの程度まで実施されているのかお伺いしておきたいと思いますし、また、今回新しい機能として全信連に代理貸しについての質的充実の機能が付与される、こう聞い...全文を見る
○太田淳夫君 今回の改正案のポイントは、全信連に債券発行権限を付与するということでございますが、債券発行が今まで認められておりますところの長信銀あるいは東銀あるいは商工中金あるいは農中と比較しまして、全信連に対する国民の信頼感、これはどの程度あるのか。もし大きな格差があるとすれば...全文を見る
○太田淳夫君 きょうこうやって審議して法案通るわけでございますが、大体全信連が債券を発行する時期についてはいつごろを目途とされているわけですか。
○太田淳夫君 そこで、この全信連の発行する債券、拝見していますと原則として利付債になるわけですが、これは販売は全信連の本支店での直接販売及び証券会社委託という方針と承っておりますけれども、中小企業金融の充実及び債券発行あるいは消化の円滑化ということを考えますと、全国の信用金庫の、...全文を見る
○太田淳夫君 次は、開銀法あるいは輸銀法まとめてお尋ねしていきたいと思います。  最初に、開発銀行の今回の法案におきまして、「産業の開発及び経済社会の発展に寄与する設備」、つまり地域活性化の効果が認められる事業主体に対して立ち上がり期の資金融資の道を開く、こうされているわけです...全文を見る
○太田淳夫君 輸銀の方にちょっとお伺いしますけれども、先ほど同僚委員の方からも話がございましたが、今回の改正によりまして出資という新たな機能をつけ加えようとしているわけですが、出資機能の新設というのは、我が国の企業が途上国に投資する際に輸銀が資金の一部を出資してリスクの一部を分担...全文を見る
○太田淳夫君 最後に、六十一年の臨時行政改革推進審議会の答申にもございましたけれども、これからはやはり経営の効率化、合理化が必要であることはもちろんですが、国に対する財政依存度の抑制に努めることが必要であろうと私もかねがねから思っておりました。もう十年ぐらい前にもいろいろとお話を...全文を見る
06月19日第114回国会 参議院 本会議 第15号
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○太田淳夫君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま趣旨説明のありました平成元年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案について、総理並びに関係閣僚に質問いたします。  まず最初に、厳しく糾弾しておかなければならないのは、今国会において、政府・自民党...全文を見る
06月21日第114回国会 参議院 大蔵委員会 第10号
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○太田淳夫君 それでは引き続きまして質問させていただきますが、昭和六十三年度の税収は、経済の好調さを反映しまして、補正後に比べまして約二兆八千億円程度の自然増収が見込めるというのが大方の試算でございます。  税の自然増収は、一面から見ますとこれは税の取り過ぎ、言いかえますと、こ...全文を見る
○太田淳夫君 六十三年度の税収は約五十一兆円程度が確保されるのではないかと思いますけれども、これを前提に置いた場合、税収の伸びを六%と見込みますと、平成元年度の税収というのは、五十一兆円が約三兆円のプラスになって五十四兆円程度に膨らむことが予想されるわけでございます。  そうな...全文を見る
○太田淳夫君 いずれにしましても、現在の好調な税収が維持されてまいりますと、平成二年度といわず本年度においても政府の財政再建目標達成というのは実際的には夢ではない、こう言えると思うのですが、この政府の財政再建目標というのは、単に一般会計における赤字債発行ゼロという、これは目先の財...全文を見る
○太田淳夫君 次に、消費税の問題についてお伺いしたいと思うのですけれども、消費税が実施されましてから二カ月半になるわけですが、消費税の矛盾というものはますます明確になりまして、国民の間、すなわち消費者と事業者との間でいろんな不協和音が高まってきているわけです。私たちとしましても、...全文を見る
○太田淳夫君 さらに検討していただきたいと思うのです。  次は、公定歩合の問題について何点かお尋ねいたしますが、先月末に公定歩合が九年ぶりに〇・七五%引き上げられたわけでございますが、公定歩合の引き上げの理由としましては、日銀は円安対策とインフレ懸念の払拭を掲げていたわけです。...全文を見る
○太田淳夫君 もちろん公定歩合の問題につきましては日銀の専管事項でありますけれども、東京都区部の消費者物価の五月中旬速報値で対前年度比三・三%、こういう高い水準に達したことで政府の試算しました消費税の物価への影印三・二%、これを維持することが困難になったから公定歩合引き上げによっ...全文を見る
○太田淳夫君 なお、公定歩合の引き上げによりまして十九日から預貯金金利が引き上げられましたが、その引き上げ幅は、定期性の預貯金金利が原則〇・五六%、普通預金など〇・一二%の上昇にとどまっているわけでございますが、預金者にとりましてはここ九年間超低金利と申しますか、低い金利のもとで...全文を見る
○太田淳夫君 金融政策としての公定歩合操作というのは、金利の自由化が急速に進みますし、あるいはキャッシュレス社会になってまいりますし、変動金利のウエートが高まってきつつありますし、かつてほどの有効性は薄れてきているのは事実ではないかと思うのです。都市銀行の場合を例にとってみますと...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、最後の質問でございますが、例の円の問題でございます。  五月半ば以来円が急落をして、我が国が公定歩合引き上げによりますところの対策を打ち出しても、ドル高は進行してきた。先週十五日には米貿易収支改善が公表されますと、一時百五十一円八十五銭と、ルーブル合意当...全文を見る
○太田淳夫君 最初に総理にお尋ねいたしますが、十九日のNHKの番組「総理にきく」、この番組に御出席をされました総理は、衆議院解散、総選挙につきまして、解散の前には公職選挙法の改正など政治改革をやっておきたい、それがけじめだと思う、このようにお述べになりました。  この発言から見...全文を見る
○太田淳夫君 それからもう一つ、総理は十六日の自民党主催の支持団体の懇談会で消費税についてこのように意見を述べられてみえますが、「消費税は福祉を目的とすると私は定義づけた。そうした立場で我々は戦いに臨む」、こういう意見を述べられているわけですが、やはりこの点に対する真意を明らかに...全文を見る
○太田淳夫君 総理のそのときに発言されたことの中に、今回の消費税は高齢化社会に備えるもので、十兆円の福祉予算の中で消費税の税収はわずかなものかもしれないが、消費税は福祉を目的とする、こう述べてみえるわけでございますね。  そうなりますと、当然福祉予算と消費税の税収との間に何らか...全文を見る
○太田淳夫君 今国会の審議におきましても、消費税の欠陥がいろいろ指摘されました。総理大臣も大蔵大臣も消費税の問題点として、いままでも五項目についていろいろと挙げられていらっしゃいますが、それは総理の諮問機関でありますところの税制調査会で具体案をまとめるということになるわけでござい...全文を見る
○太田淳夫君 消費税のいろんな論議の中で最大の欠陥というのは、消費者が払った消費税の一部が国庫に納入されないでそのままとまってしまうということでございました。それも一つありました。こういうような事態を招く原因というのは、中曽根総理のときの売上税反対の急先鋒を務められましたところの...全文を見る
○太田淳夫君 我々は、やはり幾ら見直しをしましても消費税の欠陥というのは是正できない、したがって撤廃すべきであると私たちは主張しております。  また、この際、話は変わりますが、いよいよ来月中旬パリ・サミットに出席をされるわけでございますが、サミットで議題となることが予想されてい...全文を見る
○太田淳夫君 確かに、総理の言われましたように、諸外国は非常に厳しい姿勢をとっておりますし、あるいはサミットでこの問題はやはり政治課題として取り上げられる可能性があるのでしょうか。それで、やはり日本としても公式的な発表をするときが来るのか、あるいは中国に対していろいろと統一的に、...全文を見る
○太田淳夫君 あるアメリカの議員は、日本の人権問題の立ちおくれという点で批判をしておる人もみえますが、特に上海の三被告の死刑確定について、即刻ブッシュ大統領を初め欧米各国は、その自重を求める声明を伝えるほど迅速な対応をしているわけでございますけれども、その点、総理の、人道上から見...全文を見る
○太田淳夫君 次に、やはり先ほど同僚委員からも話がございましたが、サミットでは地球環境汚染の問題について討議されると思うのです。特に、地球環境汚染につきましては、フランスのミッテラン大統領が非常に熱心にこの問題を取り上げることを主張されたようでございますし、サミットの議題となり、...全文を見る
○太田淳夫君 また、九月の東京会議これは竹下前総理が非常に御熱心にやってみえたのでございますが、内容は世界のそういう環境関係の学者、文化人の方が集まって討議をされるということでございますが、やはりそれを日本で開催されるということでございますので、日本政府としても率先して世界環境保...全文を見る
○太田淳夫君 それから、サミットの課題としましては農業政策がやはり議題になるのじゃないかと思うのです。  我が国の場合、農産物の十二品目の自由化が計画的に進められていることから、特にアメリカを中心とした米自由化要請に対する対応策につきましては、総理はサミットでどのように説明され...全文を見る
○太田淳夫君 私は、公明党・国民会議を代表して、平成元年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案に対しまして反対の討論を行うものであります。  反対する第一の理由は、財政運営に見逃すことのできない大きな問題があるからであります。  政府の財政運営は、一...全文を見る
08月09日第115回国会 参議院 内閣総理大臣の指名両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号
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○太田淳夫君 議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。
10月24日第116回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○太田淳夫君 さきの参議院選挙によりまして参議院は与野党逆転となったわけでございます。  その結果、参議院では全委員会で野党委員の数が自民党委員を上回っているわけです。したがいまして、今後与野党対決法案というものが、よほどの修正がないと参議院では否決をされるという事態を迎えてい...全文を見る
○太田淳夫君 今国会は消費税国会と言われて消費税の論議もされているわけです。見直しか廃止か、これからいろいろと論議をしなければならないときでございますが、きょうの朝、私もテレビを拝見しておりましたらば、総理は東欧あるいはECを訪問されるようなことが報道されておりましたけれども、そ...全文を見る
○太田淳夫君 総理、この委員会でも再三問題になっておりますが、総理の消費税についての御発言は、総裁就任後、総理就任後、いろんな機会を経るたびにだんだんと後退している。例えば八月八日に総裁に就任されたときには、福祉目的に全収入を使うようにする方向で検討する、こうおっしゃっておりまし...全文を見る
○太田淳夫君 先ほどの参議院選挙へ戻りますけれども、野党の私たちは消費税廃止で戦いましたね。自民党の皆さんは見直しということで戦ったわけですね。これは昨日の委員会でも論議になりましたけれども、国民の大きな選択にかけられたわけですね。その結果、国民の皆さん方は自民党の見直しを選ばず...全文を見る
○太田淳夫君 しかし、投票日前後の世論調査をごらんになりましたか。あの結果、有権者の皆様方が投票する際の判断といたしましては、消費税を挙げている方が三分の二以上あるわけです。これはどこの世論調査でも全部そうですね。そしてリクルート、政治不信、いろんな問題を今おっしゃっておりました...全文を見る
○太田淳夫君 しかし、国民の皆さん方の選択は消費税なんですよね、そうでしょう。幅広い税制改革とおっしゃいますけれども、まさしく消費税が争点になった。これをどうするかがこの国会の問題じゃないですか。私たちはやっぱり政党としまして消費税の廃止を公約したわけです。ですから、その約束を守...全文を見る
○太田淳夫君 その今のお話については、また後ほどお尋ねします。  税調会長どうも御苦労さまでございます。  ちょっと御質問させていただきますが、会長はことしの四月、ある新聞のインタビューに答えられまして、消費税に帳簿方式を採用することは税制の堕落だと、今度の税制改正は木炭自動...全文を見る
○太田淳夫君 会長にお尋ねいたしますけれども、この消費税の実施状況フォローアップ小委員会が再開される前に、やはりあるインタビューに答えられまして、一つは出産費や入学金などの非課税品目化には前向きの姿勢を示されたが、食料品の非課税化には否定的な見解を示された。また、簡易課税制度、免...全文を見る
○太田淳夫君 最後にもう一問だけお尋ねいたしますけれども、竹下元総理は大蔵大臣に就任中に、よく私たちが税制に対する竹下さんの所信を求めましたところ、税制調査会に予見を与えることは避けたいと、こういう答弁をおっしゃっておみえになったわけですが、最近はその自民党主導のもとに税制改革の...全文を見る
○太田淳夫君 どうもありがとうございました。  それでは、高原長官にお伺いしたいんです。  この見直しとあるいは消費税の問題につきまして、消費者の方々のお声をお聞きになって何回か懇談会をされていらっしゃいますね。その懇談会を通しましてこの消費税についてどういうような御要望が多...全文を見る
○太田淳夫君 あといろんな御意見があったようですけれども、その中に、家庭の奥様方の出産費用についての要望はなかったでしょうか。あるいは学用品、あるいは家賃ですね、家賃にも消費税がかかってくる、そういうことについてのいろんな御意見はなかったでしょうか。
○太田淳夫君 そういう数々の要望があったわけでございます。総理、大蔵大臣は、それをお聞きになってどのようにお感じになりましたか。
○太田淳夫君 ここに橋本大蔵大臣の、これは新聞に出ていたことでございますね。今一万二千七百四十一通の熱いお手紙があったと、これに対するお礼が書いてございます。この最初に、「消費税は、同じだけの消費をすれば同じ税金を負担するという意味で公平な税金」だとおっしゃっていますね。しかし、...全文を見る
○太田淳夫君 今お話しの中で、確かにここにも書いてございますね。弱い者いじめの税金ではないかというお便りをいただいたということでございまして、そこで、今おっしゃったような税制全体、あるいは社会保障も含めた財政全体で考えていただけないでしょうかとあなたはおっしゃっていますね。という...全文を見る
○太田淳夫君 あなたは今、ここにも書いてございます、今回の税制改革で、所得税、住民税のかからない範囲を大幅に広げた結果、中所得者の減税率は相当大きなものになったとおっしゃっていますね。しかし、高額者の受けた利益ということについてはあなたは何もおっしゃってないじゃないですか。幾ら減...全文を見る
○太田淳夫君 今の分はまさしく大衆課税です ね、これは。その上に消費税でまた消費者の皆さん方の増税になっているわけですから、あなたがおっしゃっているようなことは当たらないわけですよ。  また、生活保護基準の引き上げ等のいろんなことをおっしゃいました。社会保障でやっていくんだと...全文を見る
○太田淳夫君 いずれにしましても、いろんな見直しの議論等もあるようでございますけれども、先ほどの食料品の非課税範囲の拡大についても、税制調査会長さんの話ではなかなか難しいんじゃないかというお話です。もしも消費者の皆さん方の食料品等の非課税品目拡大ということが行われますと、これは今...全文を見る
○太田淳夫君 総理、いかがですか、総理も一緒ですか。
○太田淳夫君 いろんな見直しをすべきですね、問題点。自民党さんは思い切ってやろうと言うから、私はやっているわけです。私たちは廃止でございますから。しかし、そういう見直しのいろんな項目について私たちがこの委員会でいろいろと質問いたしましても、今のお話のように逃げているわけでございま...全文を見る
○太田淳夫君 それから、大蔵大臣にお伺いしますけれども、大蔵大臣はこの見直し、本年度の予算編成のため十二月に見直しをしてそれで予算を組むとよくおっしゃいますが、そういう方針でいらっしゃるわけですか。
○太田淳夫君 今のお話ですけれども、百歩譲って、政府のやり方を考えてみましても、平成二年度の予算、これが消費税見直しの国会論議が済まないままで組まれたことになりますと、見直し法案が予算関連法案として出されたとしましても、先ほど私が冒頭に申し上げましたが、参議院では与野党が逆転をし...全文を見る
○太田淳夫君 再三私たちは言っております。やはりこの臨時国会の土俵の上で、私たちの廃止法案と皆さん方の見直し法案を国民の皆様方の目の前ではっきり論議していかなければ決着はつかない、このことを申し上げておきます。  さて、これも主婦連の皆さん方の消費税一一〇番というのがございます...全文を見る
○太田淳夫君 次は、政治改革、政治資金規正法についてお尋ねいたします。  総理、リクルート事件をどのように反省されておりますか。
○太田淳夫君 このリクルート事件は企業と政治家の癒着、それを国民の皆様方の前にはっきりと示したのではないかと思うんです。やはり政治改革の根幹というのはまさにこの癒着を断ち切ることにあるんじゃないかと思いますが、総理、いかがお考えでしょうか。
○太田淳夫君 そうしますと、現行の政治資金規正法とかあるいは自民党さんが出されました改正案、これでそういうもののけじめなり、あるいは汚職事件の再発というものは防止できるでしょうか。いかがお考えですか。
○太田淳夫君 政治改革の第一歩ということでございますが、やはり実効が上がらなければ第一歩になりませんね。現行の政治資金規正法では百万円以下の寄附については公開の義務はない。この点、自民党案によりますと、百万円を六十万円にしているわけですが、なぜ百万円でだめで六十万円でいいという御...全文を見る
○太田淳夫君 リクルート事件の教訓、国民の皆さん方が知った教訓というのは、公開基準の百万円という規定をすり抜けて、政治団体が乱造されて、それが利用されたということじゃないでしょうか。だから、百万円を六十万円に変えても、それだけ政治団体の数をふやせばこれは同じことになるんじゃないで...全文を見る
○太田淳夫君 今、透明度を高めていくということでお話がありました。衆議院でもそのようにおっしゃっておりましたね。私たちの党は、やはりこういった政治団体の乱造というものをなくしていかなくちゃならないじゃないか。国民の皆さん方の信頼を取り戻すこれが第一歩になるんじゃないか。私たちは、...全文を見る
○太田淳夫君 今お話を承りました。それは、今総理にお渡ししましたが、全閣僚の政治資金のいわゆる透明度を調査した資料です。収入総額、そしてほぼ出所が明らかになりました金額、それによって一応透明度とさしていただきました。これは、今国民が実際に調べようと思って調べることのできる資料によ...全文を見る
○太田淳夫君 総理、総理は所信表明の中で「政治家一人一人が、高い政治倫理を確立することはもとより、」——今おっしゃったことに関連ありますね、「ガラス張りで金のかからない政治活動や政策中心の選挙を実現する」と。まあこれ、いろんな思いもあるでしょうけれども、そういった「根本にさかのぼ...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、ちょっと順番を変えまして、社会福祉の問題で厚生省にちょっとお尋ねしたいと思います。  これは、ねむの木学園の宮城まり子園長さんがある対談でおっしゃっておりましたけれども、例えばスウェーデンでは年老いたら国から受けられるサービスが明確で、穏やかに過ごせると...全文を見る
○太田淳夫君 今大臣がおっしゃいましたが、そこで私たち公明党も、これからの老齢者の皆様方の福祉の充実に関しましては、地方で、地域でいろいろと充実を図っていくべきじゃないかなというような考えを持っているわけです。今大臣おっしゃいました在宅三本柱の整備計画も、緊急整備三年計画というこ...全文を見る
○太田淳夫君 そこで、厚生省で在宅介護支援センターというものを創設しようという構想があるようですが、これはどういうような役割を果たすのですか。
○太田淳夫君 私たちも進めていただきたいと思います。  そこで、せんだってこれはある新聞に出ていたことでございますけれども、日本の福祉行政についてちょっと提言が書かれておりました。それは、寝たきり老人と言うが実は寝かせきり老人だ、これが日本の福祉のおくれを象徴的に表現しているん...全文を見る
○太田淳夫君 総理、いかがでしょうか。
○太田淳夫君 総理は、今国会の所信表明演説の中で、「平和国家に徹するとともに、世界の平和と繁栄のために汗を流していく」、こうおっしゃっていますね。具体的にどのような行動をおっしゃっておるんでしょうか。
○太田淳夫君 総理もお会いになっていらっしゃるオーストリアの総理、首相ですね、あの方は平和を守るためには平和の準備が必要だということをおっしゃっておりました。今総理がおっしゃいましたけれども、英国の国際戦略研究所のミリタリー・バランス、あの発表によりますと、我が国の国防支出の伸び...全文を見る
○太田淳夫君 先月ですか、インドネシアのスナルディー海軍准将が防衛庁の招きで来日されました。その方の話も新聞に報道されておりました。それを拝見いたしますと、こういうことをおっしゃっております。一千海里シーレーン防衛については既に自衛の範囲を超えており、我々にとっては迷惑だ、シーレ...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、お忙しい中、日銀総裁においでいただいておりますので、何点か当面する為替、金融の問題につきましてお尋ねしたいと思います。  それは第一点は、今年半ば以降、円安ドル高が進んできているわけでございますが、米国の双子の赤字は依然として高水準でございます。円安ドル...全文を見る
○太田淳夫君 十月十三日にニューヨーク市場での株価の大暴落が始まったわけでございますが、今回の世界的株式市場の混乱に対しましてG7間で連携をとったというお話でございますが、事実であればどのような協議をされたんでしょうか。
○太田淳夫君 それでは、日銀総裁にお尋ねいたしますが、今回の米国の株式暴落に対しまして、二年前のブラックマンデーの貴重な教訓に基づく学習効果としまして、各国中央銀行間のホットラインを通じた協調システムが直ちに作動してそれほど大事に至らなかったわけでございますけれども、そのホットラ...全文を見る
○太田淳夫君 日銀はこれまで物価安定を第一とした政策を遂行してきたと私は理解しているわけですが、今回の公定歩合引き上げについて見ますと、日銀総裁はインフレ予防のためと表向きは言われていますけれども、本当は円安是正という面からとられたと思うんですが、その趣旨は何であったか。またその...全文を見る
○太田淳夫君 最後になりますけれども、先ほどお話しありましたように、依然として欧州との金利差が開いているわけでございますが、その点から円安が加速される可能性もあるわけですが、再々利上げが必要となるのではないか、こういう思いもするわけですけれども、日銀が再度利上げするような場合の条...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど私、午前中に防衛庁長官に御質問いたしましたが、ちょうど時間切れで御答弁がまだ途中であったんじゃないかと思うんです。あれだけで終わってしまいましては私も大分不満がございますので、防衛庁長官、補充のお考えがあれば一言承りたいと思います。
○太田淳夫君 先ほど私、総理の東欧、ECの訪問についてお尋ねいたしましたが、外務省にいろいろと計画について任しておくというお話がござ いましたが、外務省としてはこれは検討されているんでしょうか。
○太田淳夫君 今、世界は大きなニューデタントという流れの中にあるわけでございますが、ソ連の実質的ナンバーツーと言われるヤコブレフ政治局員兼書記が来月訪日されるということでございますが、これは九一年にゴルバチョフ書記長が来日される、あるいはその前に来年三月にはシェワルナゼ外相訪日、...全文を見る
○太田淳夫君 今外務大臣からお話がありましたように、日ソ関係も新しい方向にいろんな変化をしつつあると思います。特に、ゴルバチョフ来日に向けて世界平和、軍縮という大きな観点からの政治の流れがあるわけですね。総理、そういう流れの中で私は見てみますと、防衛白書、あの中ではまだまだソ連と...全文を見る
○太田淳夫君 海部総理は日米首脳会談の席上いろいろとブッシュ大統領と懇談されましたが、そのときに、貿易不均衡が拡大すれば二国間は緊張するというブッシュ大統領の御発言があったようですね。これは一向に改善しません対日貿易赤字基調に対して厳しい態度をとられたと思うのですが、このブッシュ...全文を見る
○太田淳夫君 アメリカでは年間五百億ドルに上る対日貿易赤字が改善されないこと、そういうことから非常ないら立ちがあって、管理貿易、すなわち結果主義的な傾向が強まっている。第一回目の日米構造協議におきましても、六項目の改善要求を挙げて、来春までに中間報告を提出するように要請されている...全文を見る
○太田淳夫君 総理がワシントンで引き続き構造改革、内需の拡大等に積極的に努力する旨を表明せられたということは、これはアメリカに対する公約ではないかと思うんですね。いろんな意見が ありますが、来春の中間報告が実りのないものになりますと、やがてスーパー三〇一条の対日適用範囲を拡大す...全文を見る
○太田淳夫君 総理は、消費者の立場に立った生活の質の向上等が私の内閣の重要な課題である、こういうことを所信表明でおっしゃってみえるわけです。  企画庁長官にお伺いしますが、企画庁が九月にまとめました物価レポート、これには日米間の内外価格差の実態が明らかになっておりますけれども、...全文を見る
○太田淳夫君 長官、一生懸命頑張っていただきたいと思うんですが、今一番規制を感じてみえるのは長官じゃないですか、いかがですか。
○太田淳夫君 先ほど大蔵大臣は課税最低限は日本は一番高いんだとおっしゃいましたけれども、今お話しのとおり、こういう内外価格差の問題があります。日本は世界で一番物価が高いんじゃないかと言われている状況でございますので、国民の皆さん方は大蔵大臣がおっしゃるようなゆとりはないわけですね...全文を見る
○太田淳夫君 最後に製造物責任について尋ねたいと思うんですが、経企庁長官、たびたびで申しわけございませんが、この制度はどういうような制度でございましょうか。そして、日本ではこれが諸外国に比べましてちょっと不備な点があると思うんですけれども、それはどのような点でございましょうか。
○太田淳夫君 通産省でも大分この問題については研究し、海外調査をされているようですけれども、通産大臣、いかがでしょうか。
○太田淳夫君 今いろいろとお話がございました。もう既にこの制度はアメリカで実施をされております。あるいはEC諸国も一九九二年の統合を目指して立法化を進めているところですね。  いろいろとお話がありましたように、アメリカやECでは消費者の利益を真に守ろうという立場から、企業側にい...全文を見る
○太田淳夫君 時間の関係で、これで終わらせていただきます。
11月08日第116回国会 参議院 本会議 第6号
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○太田淳夫君 続いて矢原議員にお答えいたします。  まず、自民党の言う物品税の復元は時代に逆行したものではないかという点でございます。  物品税は、課税物品の消費に示される担税力に照応した課税を行うもので、消費に対する課税としては、消費税と異なり、逆進性も少ないものであります...全文を見る
11月14日第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第3号
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○委員以外の議員(太田淳夫君) ただいま相続税につきましての御質問をいただきました。  私どもも、やはりこの相続税につきましてはまだ不十分じゃないか、このように評価さしていただいております。と申しますのは、今笹野さんもおっしゃっておりましたが、やはり資産をたくさん持っている方に...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) ただいまいろいろとお話がございました土井提言、ビジョンにつきましては、土井委員長がおっしゃっておりますように、「私の考えを具体化した問題の提起であり、結論ではございません。」「より多くの国民のみなさんの討議を経て、より豊かな、そして具体的な政策とし...全文を見る
11月15日第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第4号
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○委員以外の議員(太田淳夫君) 本岡委員の御質問にお答えいたします。  ただいま小川議員の方からもお話がございましたが、ことしの夏の参議院選挙、その最大の争点は、リクルート問題もございましたけれども、何と申しましても、消費税の廃止か見直しかということでございました。その結果、大...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) お答えいたします。  ただいま安恒委員から消費税見直しを提案するに当たって、見直しによる減収分を補てんするための制度改正による財源対策を示すべきではないか、こういう御質問がございました。  確かにお話しのとおり、政府・自民党は、我々の代替財源に...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) ただいま本岡委員から種々御指摘がございました。私もただいま本岡委員のお話しになりましたことに同意でございます。  私どもも、この税制再改革法案の提出に当たりまして、その前提となるところは、何と申しましても、税制の混乱を招き、あるいは国民の不信感を...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) お答えいたします。  最初に基本原則でございます。今本岡委員るる挙げて御説明になりましたが、重ねて申し上げたいと思います。  基本原則、その第一は、民主的な手続により国民の合意に基づくことでございます。  第二は、税負担の公平公正を確保すると...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) お答えいたします。  旧国鉄が分割・民営化しました。一昨年四月でございます。もう二年半を経過したわけでございます。国鉄は当時毎年約六千億から七千億円の国庫補助を受けながら、なお毎年二兆数千億円の赤字を出して、しかも長期累積債務というものは三十七兆...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 簡潔にお答えいたします。  ソ連、東欧の現在の大きな変化をどう見るかということでございます。やはり、今お話しありましたように、ソ連のペレストロイカあるいはゴルバチョフ書記長の外交政策というのが大きな役割を果たしているのは事実だと思います。で、やは...全文を見る
11月16日第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第5号
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○委員以外の議員(太田淳夫君) 委員ただいま御指摘のとおり、土地の課税につきまして保有税と譲渡税がございますが、今回私どもは保有税につきましては提案いたしておりません。私ども土地につきまして考えます原則は、土地は長期にわたって保有し有効利用されるべきである、投機的に取引されるべき...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) ただいま委員御指摘のとおり、大都市におきますところの大法人の所有する土地の含み益につきましては、いろんな試算がございます。そしてそれが、含み益を担保にして融資を受けて土地あるいは株を購入される、そういう利益を得るというような点から、さまざまな不公平...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) この問題につきましても、私たちもいろいろと検討させていただきました。また、いろんな資料も集めさせていただきました。その中で、財界の方々の御意見もございました。  大蔵省の方式によりまして表面税率から機械的にはじき出されました法人の実効税率の比較、...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) ただいま近藤委員の方から御質問いただきましたことは、趣旨をとらしていただきますと、国民の審判は消費税廃止であるからこれをまず廃止するのが先決ではないか、こういう御指摘であったと思います。  このことにつきましては、私たち四党、十月二十四日の四党税...全文を見る
11月17日第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第6号
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○委員以外の議員(太田淳夫君) お答えいたします。  古川委員の二千年に及ぶ税制の歴史からお話を賜りました。まさしく委員のお話をお聞きしていまして、その高邁な哲学に感心させていただいたわけでございます。  仰せのとおり、昨年の三月十日、そして十月二十五日と、政府は野党の要求に...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 委員お尋ねの土地税制につきましては、やはり保有期間の長短に応じた課税のあり方によって地価の安定に有効な役割を果たす面に着目しなければならない。すなわち、短期保有の土地譲渡には重課することによって転売等を目的といたしました需要を抑制する機能を導き出し...全文を見る
11月27日第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第8号
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○委員以外の議員(太田淳夫君) 私申し上げましたのは、最高税率を七五%から七〇%に下げましたね、その点を一つ申し上げましたことと、小規模の例えば事業主が親から受け継いだ事業用の土地であるとか事務所、あるいはローンを一生懸命払ってみえた勤労者の皆さん方のそういう面についてはもう少し...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) お答えいたします。  今先生お話しの公平の問題でございますが、公平の問題をどのように考えるか、これはやはりなかなか難しい問題があろうかと思うのです。シャウプ博士も、この公平という問題についてどう思いますかと聞かれたことが記録にありましたけれども、...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 私たちもやはり両方とも必要であろうと考えております。そのために……
○委員以外の議員(太田淳夫君) 消費税に対する評価は、海外では余り芳しくないように承っております。それはやはり消費税をお払いになる方は消費者ですから、日本の消費税の仕組みが、これは消費者に対して目が向いていないということが一番の欠陥じゃないかと思うんです。  私たちもいろいろと...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) その点につきましては、モーリス・ローレ氏は、構造的な矛盾がある。一つは、消費税は消費者が負担するのに所得税と同じ課税、徴税の仕方を行っている。企業の側に立った制度と言わざるを得ない。二点目、免税点が高い。零細企業の保護のためと思われるが、優遇すべき...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 電気・ガス税の復活の理由のお尋ねでございますが、電気税はこのたび税率を三%としまして、しかも一カ月の電気料金が三千円以下の家庭には免税点を設けてあります。そのため、約半数、四三%の家庭は電気税がゼロとなり、中低所得者世帯には負担がかからないようにし...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 私どもの考えを申し上げますと、電気、ガスは日常生活に欠かせないエネルギーであり、広い意味では生活必需品の範囲に入ると考えております。したがって、等の中に電気、ガスは入ると考えております。先ほど申し上げましたように、生活にかかわる税でございますのでそ...全文を見る
11月28日第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第9号
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○委員以外の議員(太田淳夫君) 地方税における非課税等特別措置の整理についてお尋ねでございますが、私どもも地方税におきます非課税等特別措置、貯蓄の奨励等として老人等の少額預金の利子の非課税、これが大きな額になっております。すべて私たちは不公平税制とは考えておりません。したがいまし...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 今ちょっと資料が見当たりませんものであれでございますが、例えば国税と地方税との関係におきますところのいろんな特別措置の問題がございます。そういうものの地方税に対する影響の遮断等も考えておるわけでございます。
○委員以外の議員(太田淳夫君) ただいま御質問の行政改革に取り組む基本姿勢でございますが、一つは時代の変化が進む中で今日高度成長時に肥大化した行政機構、制度、事務事業のすべてを見直し、簡素で効率的な行政が求められておる、そういう認識に立ちまして実質的な機構減らし、仕事減らし、金減...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) その点につきましては、先ほど佐藤発議者の方からもお答えがありましたように、やはり新しい時代の要請として新しいこれからの政治というものをつくり上げていかなきゃならない、そういう点でお互いに共通の基盤に今立っているのが消費税の法案で一つあるわけでござい...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 前回も御答弁申し上げましたけれども、今大臣の方からお話がありましたように、赤字の状態の中で国鉄を救済しなければならない、そして新しい鉄道経営を更生する道はないかということで、私たちもいろいろと論議に参加いたしました。その結果、国鉄を分割・民営化して...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 五十七年七月の臨調答申によりまして、そのときにはこういうことが指摘されておりました。電電公社の経営合理化、民営化の問題、それから二番目は競争導入による独占の弊害除去、三番目は巨大経営形態規模の適正化、電電公社の組織再編成の必要性等が指摘されてまいり...全文を見る
11月29日第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第10号
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○委員以外の議員(太田淳夫君) お答えいたします。  電気税については、御承知のとおり、今回の私たちの基本法案の中で復活を行っております。そして、料理飲食等消費税のこの問題につきましても、特別地方消費税は料理飲食等消費税として復活をいたしております。
○委員以外の議員(太田淳夫君) ただいま先生から賜りました御所見、私たちもそのことにつきましては十分に検討をしていきたい、検討されるべき課題ではないか、このように考えております。  先ほど峯山発議者の方からも答弁がありましたように、この国会でもこの問題は既に取り上げられている問...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) ただいま御指摘の料理飲食等消費税を復元する問題でございますが、これは午前中の審議にもございましたが、やはりこの問題につきましてもいろいろと検討をしていただくということに考えておるわけでございます。
○委員以外の議員(太田淳夫君) 先ほどいろんな税率を引かれて先生はお話しになりました。私はまだその御質疑があるかと思って先ほど簡単に申し上げたものですから、一言だけお話しさせていただきます。  先生御指摘のように、今回料理飲食等消費税を復元いたしましたが、これにつきましては、私...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 私ども公明党は、社会の繁栄と個人の幸せが結びつくような社会の建設を理想といたしております。  基本的には、公的年金を中心にそれぞれ補完する企業年金やあるいは個人年金の適切な組み合わせと申しますか、それによりまして老後の安定した所得保障が図られるよ...全文を見る
11月30日第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第11号
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○委員以外の議員(太田淳夫君) お尋ねいただきました税の簡素化についてでございますが、確かに政府の税制改革におきまして公平、中立、簡素化という理念を挙げられておることは私たちも承知いたしております。また、税制改革を行うことにとりまして簡素化ということはこれは大事な要素である、この...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 先生おっしゃっておりますことは、税の社会的再配分機能のことをおっしゃっているんでいらっしゃいますか。私たちは公平ということは二つあると。すなわち所得の多い人はその所得に応じて納税していただく、これは垂直的公平でございますね。それと、同じ所得の人は同...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 税の経済に対する中立性についてのお尋ねでございますが、やはり税制にとりまして、先生お話しのとおり、経済への中立性というのは重要な要素でございます。税制改革によって経済の姿を大きく変えてしまうということはあってはならない。私たちも今回の再改革におきま...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 私ども考えますに、やはり公平公正ということが税制の最大原則でございますので、先生おっしゃいますようなおそれは私はないと、このように考えております。
○委員以外の議員(太田淳夫君) 個別物品税のこと、あるいは私たちが提案している代替財源案ですね、それがある物には課税しある物には課税されないで、すなわち中立性から見て問題もあると、こういう御指摘かと思いますけれども、その点につきましては、自民党さんが見直しを今いろいろとお考えのよ...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 最初のお尋ねは、食糧政策の基本的な考え方ということでございます。  農業は国の基本であり、農業政策が重要であることについては先生と認識は御一緒だと思います。現在の世界の食糧需給状況を見てまいりますと、長期的にはやはり不安定視する向きが多い、このよ...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 福祉に活躍されている先生に私御答弁するのもちょっと恥ずかしいんですけれども、今先生のおっしゃっていることをお聞きしまして、やはり私たちも社会保障制度につきまして真剣に考えてまいりました。それに、一つは疾病、障害、事故、貧困、死亡、失業及び老齢等、人...全文を見る
12月01日第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第12号
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○委員以外の議員(太田淳夫君) ただいま賛成か反対かというお尋ねでございますが、公明党も消費税の導入には衆参反対をいたしました。
○委員以外の議員(太田淳夫君) 今委員仰せになりました点、承知いたしておりますが、衆議院本会議におきまして私たちの党も消費税法案は原案反対、消費譲与税法案と地方交付税法案もまた原案反対いたしました。今お尋ねのございました点につきましては、所得税法とかあるいは地方税法、税制改革法案...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 今、守住委員からお話がありました北朝鮮に行かれました日本人妻の方々が里帰り、墓参も不可能であるということで、私らもかねてからお聞きいたしております。そのために、民間人でありながら一生懸命この問題に取り組んでおみえになる方もおみえになります。この問題...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 今回の私どもの提案いたしましたところは二年間の代替財源にかわる部分でございますので、土地の長短区分の見直しだけ提案させていただきました。土地の保有税の問題、固定資産税とかそういう問題につきましては具体的に税制改革協議会で協議していただきたい、こう考...全文を見る
12月04日第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第13号
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○委員以外の議員(太田淳夫君) じゃ最初に、私どもの基本的な考え方を述べさせていただきたいと思います。  ほかならぬ山中委員でございますので正確にお答えさしていただきますが、いわゆる私どもの税制再改革基本法案に示しております再改革の基本原則、基本方針、これに示されております考え...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) それでは最初の、独禁法の骨抜きによる公然たるカルテルの横行についての御答弁をさしていただきます。  これにつきましては、公正取引委員会で七月の二十八日に発表した、六月三十日現在ということでございますが、転嫁カルテルについては二千三十八件、それから...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) この選挙を通し、国民の皆様方の声が消費税廃止であるということで私どももいろいろと請願等を受けまして、その面でお聞きしているつもりです。
○委員以外の議員(太田淳夫君) 先生いろいろと御指摘がございましたが、消費税によりまして地方間接税の体系が多少崩れているんじゃないかということで私たち考えました。地方間接税につきましては、今お話しのとおり、いろんな経緯と歴史もあるということでございますし、私たちも基本的には復元す...全文を見る
12月07日第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第15号
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○委員以外の議員(太田淳夫君) お尋ねのありました所得税減税等の問題でございますけれども、私どももこの所得税減税につきましては一応の評価をしているということは先回も申し上げました。  最近の政府広報で見てまいりますと、「かつてない規模の減税です。」と盛んに減税のPRをされている...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 所得減税のことにつきましては、先ほど勝木発議者の方からもお話しありましたが、やはり五十九年以来減税もされておりません。所得税は累進的に増加しているわけですから、当然税の負担は中堅サラリーマンの方々に重くなっているわけです。それを減税されたわけでござ...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 土地問題の専門家である永田議員にお答えするのはちょっとおこがましいわけでございますけれども。せんだっても予算委員会で持論を展開されておりました。今のお尋ねのように、土地の問題は非常な大きな問題でございまして、確かにおっしゃるとおり内政の最重要課題だ...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 土地には専門家じゃないものですからあれですが、お答えになるかどうか。  私どもの考えは先生おっしゃった部分とある程度は合致する点もあるわけですが、私たちも、今自由主義経済体制ですから、土地につきましては原則自由である、こういう考え方でありますけれ...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 基本的な考え方だけ述べさせていただきますが、私どもは、三大都市圏における市街化区域内の農地につきましては宅地並み課税をすべきであると考えております。  その際、やはり長期営農を希望される方々、そういう方の農地につきましては、生産緑地法に基づきまし...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 借地借家法につきましては、やはり時代の変化に対応して見直しをすべきではないかと思います。しかし、借地人や借家人の方々の権利が大幅に弱められるようなことがあってはならない、こう考えております。今法務省でいろいろと検討されているようですが、まだ一年ぐら...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) ただいまの佐藤発議者のお言葉と一緒でございます。
○委員以外の議員(太田淳夫君) せんだってからいろいろと地方財政の重要性についても勉強させていただいております。今のお尋ねの件につきましては、現行の地方分権、あるいは地方への財源措置につきましては、三割自治と言われるように、十分ではないと私ども考えております。これからの福祉を初め...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 私どもの考え方でございますが、今先生、縮めるのかというお尋ねでございますが、非常に難しい問題ではあろうかと思います。今地方の自主財源をふやしますと富裕団体の財源がふえることになってしまうもので難しさがあろうかと思うんですが、この落差をなくすためには...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 三点について申し上げます。  ただいま御指摘の新行革審の答申については、国、地方間の不信感あるいは地方の国への依存傾向を改め、新しい試みを行おうとする意欲はうかがわれます。  しかし、今日の重要課題でありますところの一極集中の是正あるいは多極分...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 事前調査の問題とか通知の問題をいろいろ御心配されたと思いますが、この問題につきましてはまだ十分間に合うのじゃないかと思います。この三月まで実際徴収されておったわけですから市町村の皆様方もノーハウを持っておみえになりますし、あるいは仕組みもそう難しく...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 今後の地方自治体の自主的な行政改革を阻害したり、あるいは地方行財政の膨張をもたらしている現行の国の関与をできるだけ排除するなど、国、地方を通ずるこれらの問題について解決を図る必要があろうという基本的な考え方を持っております。  また国、地方間の行...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 現在、各地方自治体で議員の定数の縮減が行われていることはよく存じております。しかし、議員は議員としてのやはり立場等があり、地域住民の声がしっかり届くような議員の構成になっていなきゃならぬじゃないか、そういうことでいろいろと慎重に対応したいと思ってお...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 私どもの党は、美濃部都政の前半は野党でございましたが、後半は与党として都政に携わってまいりました。その与党になりましたのは、やはり美濃部都政が福祉の充実に努力した点を私たちは評価したわけでございます。このことからも、美濃部都政の福祉面については評価...全文を見る
12月11日第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第17号
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○委員以外の議員(太田淳夫君) 委員ただいま御指摘のありました点でございますが、私ども同じような懸念を持っております。  消費税は、御承知のとおり、流通の各段階に課税がされます。これを多段階課税と申しますけれども、そのために二重課税を防ぐためにどうしても前段階の税額を控除しなけ...全文を見る
○委員以外の議員(太田淳夫君) 委員長の許可をいただきましたので、御答弁させていただきます。  一つは、消費者の立場からですが、やはり見直しにつきましていろいろと検討していますと、食料品価格が下がるという保証はどこにもないということは言えると思います。  また、農家と見直しの...全文を見る