太田淳夫

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太田淳夫の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第120回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○太田淳夫君 最初に総理にお尋ねしたいと思います。  昨日もこの委員会で建設大臣のリクルート社からの裏献金の問題が出ました。参議院の予算委員会におきましては、昨年の本予算の審議の際にもやはりある大臣のリクルート事件に関連するいろいろな問題がありました。それに対しまして委員長の見...全文を見る
○太田淳夫君 昨日、官房長官はこの事件について調査をするとおっしゃっておりましたけれども、調査されましたか。
○太田淳夫君 調査された結果については国会に報告されると思いますが、総理、この調査の結果真実が解明した場合には、海部内閣の姿勢としてもはっきりとした処置をとられるんでしょうね。どうでしょうか。
○太田淳夫君 次に、きょういろいろと新聞紙上でも報道されております政府で今検討されているPKO新組織について、予備自衛官中心に編成をしていくというようなことも報道されているわけでございますが、これの週内素案づくりを目指して政府内で調整しているんでしょうか。
○太田淳夫君 防衛庁にお尋ねしますけれども、この予備自衛官というのはどういう資格ですか。
○太田淳夫君 ということは、この予備自衛官は完全な文民ではないですね。退職自衛官とは違いますね。
○太田淳夫君 ですから、厳密な意味での退職自衛官とは違いますねと聞いているわけです。
○太田淳夫君 先ほど総理からお話がございましたが、さきの国連平和協力法案における国会の審議におきましても、その後の三党合意におきましても、私たち公明党は憲法の平和主義は堅持していくというその三党合意、あるいは国連中心主義に重点を置く、これは合意したわけでございます。国連への人的協...全文を見る
○太田淳夫君 続いて、これもきのうこの委員会で問題になりました例の自衛隊機の問題でございますけれども、避難民の輸送に従来なかったところの自衛隊機の派遣ということを政令で決めたわけですけれども、私たちの党はこれに反対をいたしております。  これはもう先刻御存じだと思いますけれども...全文を見る
○太田淳夫君 それは昨日もこの委員会で議論になりましたね。その「政令で定める者」という者は、最初は政府の見解では、政令においては国賓、内閣総理大臣という代表例とかけ離れたものの規定を予定していない、これは国会に対する政府の正確な答弁なんですね。それを今あなたがいろんなことをおっし...全文を見る
○太田淳夫君 あなたは、最初はこの政令制定には余り首を縦に振らなかったと報道されておりますね。私はあなたは良心があったと思っていますよ。今の答弁は全然違いますな。  いろんな国際機関の要請があったって、自衛隊機に出てもらいたいという要請はあったのですか。
○太田淳夫君 しかし、それは民間機で十分事足りていたんじゃないでしょうか。あるいは国民の皆さん方がボランティアで民間機をいろいろ雇われてそれに対応されてきたんじゃないですか。自衛隊機で出動する理由は何もなかったわけです。  私は、先ほどのもとへ戻しますと、政府が考える、それがす...全文を見る
○太田淳夫君 私たちも、こういう湾岸戦争とかそういうところの避難民の皆さん方を救ってあげたい気持ちは一緒です。何も避難民の皆さん方を見殺しにするために私たちは反対しているわけじゃないんです。この戦争の一刻も早い終結を願い、避難民の方々が少しでも早く救済されるように、これは与野党と...全文を見る
○太田淳夫君 ですから、日本は国際貢献、この補正予算でも九十億ドルの追加支援、今いろいろと審議しているところじゃないですか。これほど大きな国際貢献はないんじゃないですか。アメリカは自衛隊機で送れと言っていますか。今いろいろとフィリピンの例も挙げられましたけれども、これは自衛隊機で...全文を見る
○太田淳夫君 総理、理解はできませんね。  この論議、いつまで続けてもあれでございますけれども、私は申し上げておきたい。この政令というのは、もうはっきりと撤廃をされるべきではないか。どうでしょうか。
○太田淳夫君 そういう状況が出たときに、どなたが判断されるんですか。
○太田淳夫君 それは、今決めますとおっしゃいましたが、手続もきちんとあるんでしょう。正式な手続を踏んで、この政令は撤廃しますということを内外に発表するんですね。
○太田淳夫君 外務省にお尋ねしますけれども、ドイツの基本法に対する態度はどうなんでしょうか、今回の湾岸事件に関して。
○太田淳夫君 今御答弁がございましたが、ドイツではこの基本法は日本の憲法に匹敵するものでございますね。これはNATOの領域外の国防軍の派遣をめぐっていろいろな論議があった。しかし、この湾岸戦争のどさくさに紛れてやるべきではないという意見が主となって、事態が鎮静化してから本格的な議...全文を見る
○太田淳夫君 私の意見は、先ほど申し上げましたように、正式に廃止をしてもらいたいということです。  それでは、湾岸問題については関連の白浜君に移っていただきますけれども、その前に緊急援助あるいは環境破壊防止対策についていろいろと実施が迫られているようでございますけれども、その点...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、日銀総裁においでいただいておりますので、若干質問させていただきたいと思います。  最初に、現在の我が国の景気の動向、これについてどのように判断されているのか、あるいは物価の今後の見通し、そういうものを含めて経企庁長官あるいは日銀総裁、通産大臣にお答え願い...全文を見る
○太田淳夫君 消費者物価は一月に九年ぶりに四%台に上昇になっているわけでございますが、それには生鮮食品とかあるいは石油関連製品の上昇という一時的なあるいは季節的な特殊要因、あるいは湾岸戦争の要因等が含まれていたと思いますけれども、その根っこに人件費の上昇があるんじゃないかと思うん...全文を見る
○太田淳夫君 昨年の春闘の賃上げというのは五・九%になっているわけですけれども、ことしも五・九%近くの賃上げ率になりますと、やはり物価という点から見ますと、現在の経済情勢でまいりますと物価の一段の上昇圧力となる、このように考えておみえですか。
○太田淳夫君 最近、マネーサプライの伸び率というのは低下しているわけでございますが、日銀総裁は、まだ残高の水準が高い、こう指摘をされているわけですね。この残高の水準を問題にされるということは、今もやはりバブル経済のそのバブルの部分が残っている、そういうふうにお考えになっていらっし...全文を見る
○太田淳夫君 最近も企業の手元流動性は十分あるというお話ですけれども、今低下傾向をたどっているわけです。BIS規制達成ですね、これに絡んだ銀行の貸し渋りということも最近言われておりまして、金融の逼迫ということが懸念されているわけでございますけれども、その点から、総裁としてはどのよ...全文を見る
○太田淳夫君 現在、世界的に金融逼迫ということがいろいろと言われているわけでございますが、例えばこの湾岸戦争後の情勢を見ましても、東欧においては非常に経済情勢が悪い、あるいは周辺のアジア地域を見ましても大変な状態になっているわけですね。そういうことを考えますと、世界的なクレジット...全文を見る
○太田淳夫君 日銀総裁、どうも御苦労さまでございました。  それでは総理、最後にお尋ねしておきますが、湾岸戦争後の世界秩序の構築、これが今大事になってきているわけでございますが、やはり多国籍軍の中核となって圧倒的な軍事力をもってその力を見せたアメリカというものがその主導権を発揮...全文を見る
○太田淳夫君 その中核になっていくのは、やはり日米関係ということも大事なことであろうと思いますね。  いろいろと報道されているところを見ますと、日米関係において農産物市場開放、これを初めとする経済的な分野において対日圧力が強まってくるようなことが観測されているわけでございますが...全文を見る
○太田淳夫君 次は、ソ連情勢についてでございますけれども、ソ連情勢は改革の混乱に伴いますところの経済社会面の危機的な状況が続いておりますね。あるいはバルト三国あるいはグルジアの民族独立の動き、こういうもの、それに対する武力介入などで混迷の度合いを強めているわけでございます。  ...全文を見る
○太田淳夫君 ただいま総理からゴルバチョフ大統領の訪日のことについてお話がございました。昨日もその日程については当局の方からもお話がございました。やはり大統領の訪日を迎えていろんな準備はされていることと思います。緊急の人道援助の実施もされてまいりましたし、あるいは左藤法務大臣も、...全文を見る
○太田淳夫君 最後に、福祉関係でいろいろとお考えをお聞きしたいと思っておりましたが、時間がなくなりました。  厚生大臣、最後にアメリカ障害者法案、日本におけるいろいろな法律がございますが、これと決定的な違いの点、その点はどうでしょうか。
○太田淳夫君 私が申し上げましたのは、それではADA法で四点こうすべきだと出ていますが、その点、事務当局で結構ですから御答弁願えますか。
○太田淳夫君 総理、先ほど厚生大臣からお話がありました心身障害者基本法、それは主として国、地方公共団体を対象としておりますね。アメリカ障害者法案というのは、今御答弁がありましたように、企業の責任というものを明確にしているわけですね。これがやはり日本になかったことです。しかし、これ...全文を見る
○太田淳夫君 終わります。
03月13日第120回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号
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○太田淳夫君 それでは、私の方からも最初に美浜の事故のことにつきましてお尋ねしたいと思います。専門家じゃありませんので、ただいま同僚委員がいろいろと質問されたことと重なる部分もあろうかと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。  最初に、長官着任早々にこういった事故が...全文を見る
○太田淳夫君 今長官の方から事故という言葉をいただきましたが、通産省もあれは事故として真剣に取り組んでいくんでしょうな。新聞等に報道されているのを見ますと、美浜原発事故で通産大臣は総反省し監督を強化していくという発言をされているわけですけれども、具体的にどのように受けとめてみえま...全文を見る
○太田淳夫君 私も言葉の問題を取り上げてがたがたしたくないんですけれども、やはり国民の皆さん方が原子力についても非常に関心を持っておみえになりますし、中には理解もしたいという方もおみえになるわけですね。そういう方々の一般的に使っている言葉でこういうものはいろいろ説明されるのが一番...全文を見る
○太田淳夫君 新聞で見ましたのでちょっと詳しいことはわからないんですけれども、科学技術庁のある方は、安全委員会で審査するのは基本設計程度で、余り細かな問題はチェックできない、こういう発言をされているんですが、これは事実ですか。
○太田淳夫君 ちょっと通産省にお尋ねしますけれども、伊方原発裁判での国側の主張、蒸気発生器細管破断の非現実性ということですね。その中で「将来においても右材料の性質に加え損傷防止のための諸々の対策が講じられているため数本はおろか一本の破断も起こることはない。」というのは、これは通産...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど科技庁の方から御説明がありましたけれども、安全委員会では現場でその実物を検査するとか見るとか確かめる、そういうことはないわけですね。
○太田淳夫君 今回の美浜原発二号というのは、もう二十年ぐらいですか、大分前から稼働しているわけですけれども、これはそういう必要なしでごらんになっていないんでしょうかね。
○太田淳夫君 ですから、この美浜二号はどうだったんですか。
○太田淳夫君 いや、最初動くときにだれが見たんですか。見ていないんですか。安全委員会では行っていないんですね。美浜二号が諮問されたときに、原子力安全委員会ではその現場を見ているんでしょうか、それをちょっとお聞きしたんですが。
○太田淳夫君 そのときに、私よくわからないんですが、中に入って、原子炉の中の蒸気発生器についてはどなたが点検しているんですか。
○太田淳夫君 そうすると、通産省にお聞きしますが、通産省はどなたかやはり担当の方が、蒸気発生器について、構造が設計どおりされているかどうか、そのときにきちっと確かめていないんですか。
○太田淳夫君 そうすると、そのときに、設計どおりされていなかったということがわからなかったんですか。
○太田淳夫君 しかし、この部分は運転したらもう絶対に危険でなかなか検査のできないところだし、当然これはつくる前に十分な検査をしておかなきゃならないんじゃないですか。私、素人ですけれども、現場へ行きました、二月の十一日に。前からもうこの委員会の審議で聞いておりましたけれども、PWR...全文を見る
○太田淳夫君 その点については、通産省も責任を感じて、今後二度と起こらないようにきちっとやっていただきたいと思います。  それで、何点かちょっとお聞きしたい点があるんですが、例えばこのPWRに第一世代、第二世代とあるそうですね。八〇年代に入ってからのやつが新しいあれですか、非常...全文を見る
○太田淳夫君 蒸気発生器の交換というのは非常にコストが高いんですか。どんなような状態ですか、ちょっと状況を教えてください。
○太田淳夫君 非常な高額のものなんですね、これも。  それでは、次は定期検査のあり方についてですけれども、一つは細管の検査法が必ずしも十分でなかったかと、こう言われているんです。過去の定期検査の状況などを見ますと、例えばこの美浜の定期検査でも、二台の蒸気発生器の中の細管、六千百...全文を見る
○太田淳夫君 これも通産省になっちゃうんですけれども、ECTという検査方法、これについての標準づくりについて、通産省からいろいろと標準化に関する調査会に委託してそういうことをされているそうですけれども、これはいつごろそういった標準づくりは完成するんでしょうか。
○太田淳夫君 細管に電流を流した結果発生する電流の渦の波形からひずみの有無で損傷を調べるという検査方法、これについて一九八八年に通産省がその標準づくりについて非破壊検査法の標準化に関する調査会、ここに委託をしてあるというんですが、これはいつごろその標準づくりが答申されるんですか。...全文を見る
○太田淳夫君 通産省は、放射能濃度が瞬間的に通常値の二割増しになったとき原子炉をとめると原発停止条件を出したんですけれども、これについて、関電を初めとする電力会社の方々は非常にこれは難しいという見解を打ち出されたようですね。その点についてはどのようにお考えですか。
○太田淳夫君 通産省の指示によって、PWRを設置してみえる電力会社のそれぞれが点検に入っているようでございますね。この点検の状況というのは、とめてやるんですか、それとも今までのいろんな点検をした報告書をもとにして、その報告書を見てそれで状況を調べるということなんでしょうか。どうで...全文を見る
○太田淳夫君 ほかにも新しいエネルギーの問題やなんかの質問をちょっと用意しておったんですが、時間が参りましたのでこれで終わりますけれども、いずれにいたしましても、原子力の問題につきましては、いろんな世論調査を見ましても、その必要性を認めながらも不安感を持っている人が多くなってきて...全文を見る
○太田淳夫君 終わります。
03月26日第120回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○太田淳夫君 恩給の問題について今までいろいろと同僚委員からも質疑が行われてまいりましたので、簡潔にさせていただきたいと思います。  恩給の改定につきましては総合勘案方式がことしで五回目になるわけでございますが、この方式を導入された背景についてはいろいろとございました。五回を経...全文を見る
○太田淳夫君 いろいろと説明を聞きましたけれども、総合勘案方式において考慮したとされておりますところの昨年の国家公務員給与の改定率、これは三・八五%というのが皆さん方の説明でありました。しかし、一般的には昨年の国家公務員の給与の改定率というのは三・六七%という理解がされておるよう...全文を見る
○太田淳夫君 ただいまの説明で行政職俸給表(一)の平均給与改定率を採用している、こういうお話でございますけれども、一般職の国家公務員には九職種十七表の俸給表が適用されているわけです。しかも、恩給を受けられている皆さん方は多種多様な方が見えるわけでございますから、むしろ全俸給表の平...全文を見る
○太田淳夫君 今回の恩給の改定率の決定に当たりましては、消費者物価上昇率として確定値の三・一%を〇・一%上回る、予算編成時でございますから三・二%が使われているんじゃないかと思うんですけれども、この分については多少恩給受給者の方は得をしたんじゃないかという意見もあるんですね。しか...全文を見る
○太田淳夫君 次に、先ほどからも平和祈念事業問題についていろいろと御質問がありました。この特別基金の事業ですね、基本的には基金の運用益を使っていろいろと行っていくことになろうかと思いますが、そのため平成元年十二月二十二日に自民党と政府の了解事項、これでやがてこの特別基金の資本金が...全文を見る
○太田淳夫君 いずれにしましても、この平和祈念事業特別基金の資本金というのは最終的には四百億円になるということでございますけれども、それは年五%で運用したとしましても約二十億円ぐらいの運用益が期待できるわけです。一方、その時点になりますと、平和祈念事業特別基金の事業の大半を占めて...全文を見る
○太田淳夫君 官房長官お見えになりますので最後にお尋ねいたしますが、先ほど板垣理事の方からもお話がございました。私どもの方にもいろいろと陳情にもお見えになっていらっしゃいますので、最後にお聞きしておきたいと思うんです。  それは山西省の残留犠牲者の問題でございまして、一つには、...全文を見る
○太田淳夫君 終わります。
04月02日第120回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○太田淳夫君 最初に運輸大臣にお伺いいたしますが、今回のこの法案を提出されました理由の中で、先ほどからお聞きしておりますと、国際情勢の高度化、多角化に対応するという観点がございますが、私は、国際情勢は前回の改正以来相当激しく変化いたしておりますし、これからもいろんな場面場面で相当...全文を見る
○太田淳夫君 この内閣委員会は、かねてから行政改革についてここでいろいろと論議をしてきた委員会でございますので、その観点からちょっとお聞きしたいのでございますが、総務庁は毎年許認可の状況を把握して発表しておりますけれども、運輸省の許認可件数について、これの調査を始めたのは昭和六十...全文を見る
○太田淳夫君 おたくさんの調査によっても運輸省は一番多くの許認可等事項数を持っているわけでございますね。この各省庁の許認可権の整理合理化につきましては、これは第一臨調以来、第二臨調あるいは行革審、第一次、第二次ございましたが、あるいは前川レポートでもいろいろと示されておりますよう...全文を見る
○太田淳夫君 やはり運輸省としてもある程度の規制緩和が実現されてきたことは私たちも認めているわけでございますけれども、その実態を見ますと、運輸省は規制を緩和したというのとは異なりまして、運輸省の権限はその後も残してきたんじゃないかと思うんです。例えば、一九八六年に国際国内路線の乗...全文を見る
○太田淳夫君 これからも努力を続けていただきたいと思います。  先ほど大臣から航空の問題についてお話があって、十年後には航空の需要というのは二倍になるだろうというお話がございましたが、秋には第六次空港整備五カ年計画等の策定がされるそうでございますが、そのスケジュール及び基本的な...全文を見る
○太田淳夫君 航空需要はますます増大してくると思いますけれども、東京、大阪以外の地域でも際空港の整備に力を入れるべきであるということはかねてから申し上げております。この五カ年計画において中部の新国際空港の取り扱いについてはどのように考えておられるでしょうか。
○太田淳夫君 この中部新国際空港につきましては、中部地域にとって重要でありますし、また我が国全体の国際航空需要に対応ということでも成田空港あるいは関西国際空港とともに重要な対応拠点ではないかと思っているわけでございます。地元としましても、中部空港調査会というのがございますが、そこ...全文を見る
○太田淳夫君 いずれにしましても、現地を視察されて、またいろいろと運輸省としての御意見もまとめていただきたいと思います。  次は、東海道新幹線の利用者が大幅に増加しておるわけでございますが、その輸送力の増強のために、品川新駅の設置が必要ということで、私もそういうふうに考えてはお...全文を見る
○太田淳夫君 その問題につきましていろいろと報道がされているわけでございますけれども、JR各社の間で兄弟げんかしているのじゃないかなどというようなことも報道されているわけでございますが、もともとはこれは国民の皆さんの財産を預かっておるわけです。JR各社は民営化してスタートしている...全文を見る
○太田淳夫君 やはり利用者に対するサービスということをよく考えてやっていただきたいと思うんです。  やはり報道された中に、これは事実であるかどうかわかりません、まあ私ちょっと記事をきょう見たばかりでございますが、例えばJR西日本の博多―東京間のグランドひかりのグリーン席のビデオ...全文を見る
○太田淳夫君 かぎをかけてしまっちゃうんでしょう。しまっちゃうのは事実ですか。それはJR東海が認めたということですか。
○太田淳夫君 お客さんの立場に立って考えたなら、これはそのお客さんが自由に、利用される人が自由に判断すべきじゃないですか。確かに私も名古屋から乗ってくると込んでいますが、ほとんどグリーン席も満杯のときが続くようでございますけれども、別にあったからといってそうつっかえたりなんかする...全文を見る
04月09日第120回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号
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○太田淳夫君 予算ですからいろんな部門がありますけれども、宇宙開発の問題についてだけ絞って御質問したいと思います。  日本の宇宙開発につきましては、これはいろんな事情がありまして、戦後日本の開発というのは欧米に比べますと非常におくれて始まってきたわけでございますけれども、その後...全文を見る
○太田淳夫君 今御答弁の中でHIIロケットの開発の話がございましたけれども、これは非常に性能のいいロケットであるということは聞いておるわけでございますが、こういったことが完成しますと我が国の宇宙開発の活動領域というものがさらに拡大をしてくるんじゃないかという面におきましても非常に...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど地球温暖化の問題等のことにつきましては御質問もありましたし、いろんな具体的な答弁もございました。国際協力によりまして地球観測衛星の開発を進めるというお話もあったわけでございますけれども、我が国としてもこの地球環境問題には積極的に取り組んでいただきたい、こう思っ...全文を見る
○太田淳夫君 時間もなくなりましてあれですが、まとめて大臣に後から御答弁いただきたいと思うんです。  今アジア地域についてお話がございましたが、こういう構想を持っている人もいるんですね。アジア・太平洋地域の人たちが自分たちの環境を守るために協力し合ってアジア環境観測衛星というの...全文を見る
04月09日第120回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○太田淳夫君 それでは、最初に防衛大学校の卒業生の問題についてちょっとお尋ねしたいと思うんですが、防衛大学校の卒業生は今何期になっているんでしょうか。
○太田淳夫君 そうしますと、三十五期も重ねますと、もう第一期生なんというのは相当な高い地位につかれているんでしょうね。どういうような地位、一番上の人は大体今どの辺になっているんですか。
○太田淳夫君 特にことしは卒業生のうち任官拒否、いわゆる辞退をされる方が非常に多かったと聞くんですが、実態はどうでしょうか。
○太田淳夫君 今年度の卒業生は、入学されたときは何人ですか、それで途中で中退された人もみえるんじゃないですか。
○太田淳夫君 そうしますと、中退者、任官拒否者を含めますとその数は百七十九名ということになるわけですね。入学をされた人は五百九十一名で、途中でやめられた方あるいは最後にやめられた方を含めますと百七十九名でございますので、約三〇%の人が防衛大学校にせっかく入学をされながら去っている...全文を見る
○太田淳夫君 私もかつて卒業式に同席をしたこともございます。ただ残念なことは、任官拒否をされた方々の三分の一の人が、自衛隊に魅力がない、こうおっしゃっているわけですけれども、この理由についてはやはり防衛大学としても真剣に考えて対応されてるんでしょうか。
○太田淳夫君 防衛大学の学生に対しましては学生手当等で一人当たり年間約五百万円の金が、国費がかかっているとも言われているわけでございますけれども、それにかかわらず任官をしない、しかも何らの償還金も返却しないということになりますと、やはり一般の国民感情としてもなかなか納得できない点...全文を見る
○太田淳夫君 いろいろ抜本的な対応も考えていただきたいと思うんです。  もう最後ですけれども、官房長官に政府専用機の問題でちょっと御質問しようと思ったんですが、時間がなくなりましたので、政府専用機、またこれを防衛庁が運航管理をするというようなことも一部に報道されているようですが...全文を見る
04月18日第120回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○太田淳夫君 今も同僚委員の方から、ペルシャ湾における掃海艇派遣問題についてのいろんな意見の開陳がございましたし、私も反対の立場でちょっと御意見を承っておきたいと思うんですね。  最初に、十五日ですか、衆議院外務委員会で海部総理は、あの地域の実情や機雷がどうなっているか、除去の...全文を見る
○太田淳夫君 きのうのある夕刊を見ておりましたら、「クウェート沖の米強襲揚陸艦トリポリで米掃海部隊のベイル司令官が記者団に語ったもの」という記事が載っておりましたね。それを見てみますと、「欧米各国の掃海艇二十四隻とヘリコプター六機が進めているペルシャ湾の機雷掃海作業は十六日までに...全文を見る
○太田淳夫君 ちょっとわからないよ。もっとゆっくりはっきりとしゃべってください。
○太田淳夫君 今あなたがおっしゃったように、三月末の外務省の掌握でございますので、それから約一カ月近くたっておりますので大分もう掃海作業は進んでいるんじゃないかと、こう思われますね、これは素人が考えましてもね。  そこで、この記事にありますけれども、「クウェートのシュアイバ、ア...全文を見る
○太田淳夫君 それも随分おくれた情報なんですね、これから見ますとね。ですから、もっと正確に調査を進めてもらわないと、もう何か来週には掃海艇派遣を決める、こう言っていますので、これ重要な問題になってくると思いますので早急に調査をしていただきたい、これは要望しておきます。  私ども...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、これから掃海艇が参ります――参るかどうかわかりません、架空の話だと言いますからね。架空の話でしょう、まだ決定してないからね。しかし、日本がこれから、どうですか防衛庁、いろいろ準備をされましてこれから出発をされるわけでしょう。いろいろ聞いてみますと、掃海...全文を見る
○太田淳夫君 完全な情報を収集されてから決められても遅くないと思うんです。  今いろんなところからいろんな要請があったと大臣おっしゃっていましたけれども、国連機関とかあるいは湾岸周辺諸国から自衛隊の掃海艇派遣をお願いしたい、こういう要請は具体的にどういうところからあったんですか...全文を見る
○太田淳夫君 防衛庁長官、ここからあなたが。
○太田淳夫君 ですから、もっと明確にしてもらいたいと思うんですね。例えばドイツは掃海艇派遣を決めました。そのときは、先月の二十七日にコール首相が記者会見をして、ドイツの基本法も改正しますよとはっきり発表していますね。そうじゃないですか。しかも、今回の掃海艇を派遣することは国連安保...全文を見る
○太田淳夫君 それはあなた方は可能であると考えていらっしゃる。先ほどからもいろんな政府の答弁、質問主意書の答弁をおっしゃられましたけれども、決してあれは国会全体が賛成しているわけじゃないんですね。それは行政府で決めたことです。そのことをまず申し上げておきたいと思うんです。  こ...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど同僚からもいろんな九十九条の問題についての質疑がございました。自衛隊法から見ても派遣は合法的であると答弁されているわけでございますが、自衛隊法第三条、これは本則ですから自衛隊本来の任務というものを定めていると思います。この自衛隊本来の任務規定、これはどのように...全文を見る
○太田淳夫君 九十九条はあくまでも自衛隊に後から付与された雑則と今おっしゃいましたね、仕事であって、本来の任務というのは第三条、この任務をやっぱり守ることがこれが自衛隊のあるべき姿です。  この第三条によりますと、やはり日本の領土、領空、領海に任務を限定しているんじゃないか、こ...全文を見る
○太田淳夫君 ですから、公海上のいろいろなことをおっしゃいますけれども、それは国会で認められた考えじゃないんです。行政側だけの考えでしょう。ですから、あなた方が幾ら言っても反対する立場の国民もいるわけです、その考え方に対して。  あなたはこの間横須賀に行かれましたね。あれは防衛...全文を見る
○太田淳夫君 ですから、常にやはり国論が二つに分かれているんです、この問題については。横須賀の問題でもそうです、その場でも反対の立場の方がお見えになりましたと今あなたがおっしゃいましたけれども。  この問題もそうですね。国論が分かれている問題なんです。あなたはいろいろとお仕事の...全文を見る
○太田淳夫君 もう時間がなくなりましたので私申し上げておきたいことは、やはり第三条に戻りますと日本の領土、領空、領海に任務を限定すべきではないか、しかも本土の限定された周辺というお話もありました。専守防衛ということが自衛隊の本来の任務ですから、その範囲内における九十九条ということ...全文を見る
04月23日第120回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○太田淳夫君 今回の国家公務員退職手当法の一部を改正する法律案によりまして通勤傷病に対する退職手当の取り扱いが改善されることは評価されるわけでございますが、先ほども同僚の御質問の答弁におきまして、公務災害あるいは通勤災害合わせまして年平均千五百件ぐらいということでお話がございまし...全文を見る
○太田淳夫君 もう長年の間やって現在定着をしているからということで今御答弁いただきましたが、それでもまだ通勤の混雑によるいろんなタイムのロスとか、いろんなことがせんだっても報道されておりますし、もう長年やっているからいいということじゃなくて、国会でも論議されているように、通勤・交...全文を見る
○太田淳夫君 次に、総務庁さんの「国家公務員の退職手当の官民比較」、これを見てみますと行政職(一)の平均退職手当額しか示されていないわけでございますが、例えば行政職でも上級職で入ってきた方とか中級職あるいは初級職で入られた方々、そういう方々がお見えになるわけでございますので、そう...全文を見る
○太田淳夫君 今回の調査によりますと、行政職(一)の職員と民間の事務職、技術職との退職金の支給額を比較しておおむね均衡している、こういうことで御報告されているわけでございますが、教員、医師、看護婦等の職種の人は民間や地方自治体に多数いるわけでございますし、国家公務員と民間、地方公...全文を見る
○太田淳夫君 せんだっての人事院の「退職公務員等生活状況調査」、これが昭和六十年度に集計が完了したということで報告をされておりますけれども、その内容と状況についてちょっと御説明願えますか。
○太田淳夫君 今のお話で就業率は大体五二・一%ということでございますが、その中には生活費補てんのためと申しますか、そのために再就職をしているという方が多いということがそこに出ていると思うんですけれども、どうなんでしょうか、退職手当とか共済年金の水準というのは国家公務員の退職後の生...全文を見る
○太田淳夫君 地方公務員等ライフプラン協会の地方公務員等年金に関する研究会、ここが三月にまとめた報告の中で、国民年金基金とかあるいは厚生年金基金に対応する地方公務員のための公務員年金基金の構想が提案されておるわけでございます。現在の国家公務員共済年金の給付水準を考えますと、国家公...全文を見る
○太田淳夫君 公務員の定年は原則的には六十歳であるわけですけれども、その年齢で退職していく人を見ますと、定年退職するにはまだ若い人が多いように思うわけでございます。知識や経験を積んで職務に精通した人をまだ十分働けるうちに退職させてしまうことは、本人にとってもあるいは社会にとっても...全文を見る
○太田淳夫君 人事院ばかりになりますが、最後に、現在の国家公務員法では天下りが規制される期間を離職後二年間としているわけですが、この規制年数は従来からいろいろと議論がございました。実際、人事院の審査で就職が許されないような場合には、二年間特殊法人や外郭団体の役員等を勤めた後で就職...全文を見る
04月25日第120回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○太田淳夫君 まず最初に総務庁にお伺いいたしますが、今もいろいろと同僚委員からもお話がありました。それぞれ地方行政に携わられた方々からのいろんな国と地方との問題についての問題点が取り上げられたわけであります。私は直接地方の行政に携わったことがございませんので、いろいろと観念的な部...全文を見る
○太田淳夫君 国の地方に対する関与、これは地方自治体の事務処理の自主性、総合性、合理性を阻害して、事務の簡素化という要請にも反するということは先ほどからもいろんな同僚の御意見の中にもありました。  そこでお伺いしますけれども、国が地方に対して関与する根拠、理由はどういう点にある...全文を見る
○太田淳夫君 地方から見ますとそういう点がいろいろと問題になるんじゃないのかと思うんです。長官も実際に地方でいろいろとお仕事をされていた立場から考えますと、どうでしょうか。いかがですか。
○太田淳夫君 今、長官の基本的な考え方もお聞きいたしましたけれども、確かに第二行革審の答申によりましても、国の関与は可能な限り廃止をする、また今後の法律、法令等の立案に際しても国の関与は必要最小限のものとするなどの指摘を行っておるわけですね。  実際に総務庁の行政監察局が平成二...全文を見る
○太田淳夫君 第二次行革審答申におきましては、国の関与・必置規制の廃止・緩和等の事項として二十八事項が指摘されておるわけです。今回の整理合理化法案に盛り込まれましたのは、その約半分にもいかない十事項にすぎないわけでございますけれども、この残された十八事項が法案として提出されなかっ...全文を見る
○太田淳夫君 次に、公有水面の埋め立ての認可についてお尋ねしたいと思うんですが、まず農水省にお伺いしますけれども、現在第四種漁港の区域内で公有水面の埋め立てを行う場合には、漁港改修計画に基づく以外は、農水大臣の認可を受けて都道府県知事が免許を与えています。この整理合理化法案により...全文を見る
○太田淳夫君 第二次行革審の答申が出されましたときのその内容の中には、権限委譲に関する事項が四十七事項、国の関与・必置規制の廃止・緩和等に関する事項が二十八事項、補助金等の整理合理化に関する事項が六十七事項の合計百四十二事項が指摘されているわけですが、その中にただいまお話のあった...全文を見る
○太田淳夫君 河川それから海等の公有水面の埋め立てをしようとする者は、公有水面埋立法に基づいて都道府県知事の免許を受けなければならないことになっておりますけれども、ただ政令で定める一定の埋め立てについては、免許に当たって主務大臣の認可が必要なようですけれども、運輸省、建設省は、こ...全文を見る
○太田淳夫君 次に、公有水面埋め立てに関する事務手続についてでございますけれども、なかなかこの事務手続が大変でありまして、埋立免許に関する認可ということでございますけれども、免許出願前に事業者において関係の権利者との調整が行われていること、さらに免許出願受理後に免許権者において法...全文を見る
○太田淳夫君 公有水面ですから、それは国民全体の財産ということはよくわかりますけれども、しかし同時に、そういう努力をしていただきたいと思います。  例えば、埋立区域の縮小など出願事項の変更などをしようとしても、これまた大変な日数がかかっているのが現実です。この出願事項の変更でも...全文を見る
○太田淳夫君 また、先ほども申し上げました埋立区域の縮小等の出願事項の変更の許可につきましても、通達によって主務大臣の認可を受けることにされておるわけですが、当初免許出願に準じた手続になっているため、これについても関与の廃止などを考えるべきじゃないかと思うんですが、その点はどうで...全文を見る
○太田淳夫君 最後に総務庁長官にお尋ねします。  農水省は今回、第四種漁港で航路、泊地等漁港の利用を著しく阻害しないものについては農水大臣の認可を廃止した。廃止するにつきましては、行革審答申の指摘があった、そういうことで実施に踏み切ったことは一応評価すべきであると思います。この...全文を見る
○太田淳夫君 終わります。
04月26日第120回国会 参議院 本会議 第22号
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○太田淳夫君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました自衛隊掃海艇等のペルシャ湾への派遣に関する報告に対して、総理に質問をいたします。  政府が今回実施する自衛隊の組織としての海外派遣は、昭和二十九年の自衛隊創設以来初めてのことであり、自衛隊政策だけではなく、...全文を見る
09月03日第121回国会 参議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第3号
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○太田淳夫君 先ほど同僚委員からもお話がありましたが、この証券不祥事、金融不祥事に対して国民の皆様方からの声というものがやはり私たちの手元にも数多く届いております。その一つをここで御紹介させていただきたいと思うんです。  この方は最初にこうおっしゃっております。「現在向けられて...全文を見る
○太田淳夫君 これは報道にありましたけれども、再度NTT株の売り出しをするんだということを大蔵省で検討されているということがございました。これはまさしく二百五十五万で買って悩んでみえるこういう方々の気持ちを踏みにじることになるのではないかと思いますが、その点どうでしょうか。
○太田淳夫君 売り出しをすれば、また値が下がるおそれがあるわけですね。先ほど私が申し上げましたように、そういう二百五十万で買った方々の気持ちを踏みにじるようなことはしてもらいたくない、このことを申し上げておきたいと思います。  さらに、この方が補てんの問題に絡んでおっしゃってお...全文を見る
○太田淳夫君 第一条の目的には公正な取引ということが書いてございますね。公正な取引ということです。これはまさしく法律以前の問題かもしれません。法文にはないかもしれませんね、損失補てんと申しますものは。先ほどあなたがおっしゃっておりましたように。世界じゅうでそういう条文が法律にない...全文を見る
○太田淳夫君 ですから、今あなたが取り上げられました五十条の件でございますね。損失補てんのこの五十条三号で言います「約」、これですね。この意味はどういう意味ですか。
○太田淳夫君 今説明がありましたけれども、この五十条三号で言う「約」というのはすべてに通ずるんじゃないですか。例えばいろんな約束がありますね。名刺による約束あるいはメモによる約束、正式文書による約束あるいは口頭による約束等々がございます。相対の場合もあるでしょうし、あるいは第三者...全文を見る
○太田淳夫君 ですから、世界共通のルールからいえば、これはもう法律以前の問題なんです。あってはならないことなんですね。それが現在行われた。  私たちは、この損失補てん問題を見てみますと、やはり何といっても、保証と補てんとは違うんだというのは、大蔵省の行政責任を回避するために考え...全文を見る
○太田淳夫君 今、六十年四月以降の補てんの話も出されました。この調査は今何社に対してされていますか。
○太田淳夫君 現在どの程度までこれは把握されていますか。
○太田淳夫君 今、特別検査をされておりますけれども、ここでいろんな問題点、今まで指摘されたような問題点が出た場合には公表させるんでしょうか。
○太田淳夫君 その場合、社内処分等を求める、そういう態勢でいますか。
○太田淳夫君 証券局長にお尋ねしますが、特別検査が現在行われておりますけれども、この特別委員会の終了までに中間報告をさせる用意はないですか。
○太田淳夫君 この特別委員会が終わるまでに中間報告を提出してもらいたいと思うんですが、どうですか、大蔵大臣。
○太田淳夫君 次に、衆参の大蔵委員会あるいは予算委員会等々でいろんな損失補てんの手口ということが明らかになってきているわけですけれども、その中で、国債とかあるいはワラント債を補てん先に安く売って高く買い戻す手法があったわけでございます。この手法で補てんが行われますと、証券会社自体...全文を見る
○太田淳夫君 あるいは証券取引責任準備金を取り崩して穴埋めしている可能性はないですか。
○太田淳夫君 あるいは系列の投資信託委託会社の投資信託に肩がわりされているなどの可能性はないでしょうか。これは親会社である証券会社が成績のよい投資信託の中から株や債券を引っこ抜いてそういうことが行われているように聞いておりますけれども、そのような行為がこの損失補てんに使われたこと...全文を見る
○太田淳夫君 先ほどのお手紙の中に投資信託の問題がございました。先日の私たちの同僚の片上委員の質問に対しまして、投資信託におきますところの平成四年の償還分で四五・二%の元本割れの実態が明らかになりました。投信の償還というのは、これは平成四年というよりも平成五年償還分が多いと思いま...全文を見る
○太田淳夫君 それだけ多くのものが元本割れになっているわけでございますが、証券局長、この投資信託というのはどういう方式ですか。投資信託、どういう仕組みになっているんですか。    〔委員長退席、理事斎藤栄三郎君着席〕
○太田淳夫君 そこで、この投資信託のファンドの中の元本割れというのが四年、五年とあるわけです。現在の株価の推移の中ではこれが回復をするかどうかということは非常に疑問であります。その点で私たちもいろいろと調査いたしました。そうしたところ、この投資信託のファンドの中の元本割れの中には...全文を見る
○太田淳夫君 まさしく投資信託というのは、小口の方々、証券投資に対する知識のない方々、あるいは知識があっても仕事が忙しくてなかなか自分では投資をできない、そういう方々が集まってできた基金でございますから貴重な財産です。どうかそういった点についても調査をしていただきたい、そのことを...全文を見る
○太田淳夫君 これはやはり予算委員会で明らかになりましたんですが、平成元年の運用実績を見ますと、総合利回りは一・二五、平成二年はどういう状況でありますか。
○太田淳夫君 最近の五年間の実績を見ますと、やはり総合利回りと総利回りというのが逆転しまして、いわゆるタコ配状態になっているんじゃないか、こう私たちも思っているわけでございますが、簿価の上から見ますと、実体資産の増減というのは非常にわかりにくい、しかし実体資産というのは急激に目減...全文を見る
○太田淳夫君 そこで、私たちもいろいろと調査いたしてまいりました。今、信託会社が三分の二の運用をしているわけでございますが、信託会社でこの年金を運用する中で、国税庁の方々が両建てと言っていることが行われているわけですね。  これはどういうことかといいますと、株や債券の先物取引を...全文を見る
○太田淳夫君 私は、調査をされているかと質問したんです。その点どうですか。
○太田淳夫君 今私が申し上げたことについて、大蔵大臣、調査はしますか、どうですか。
○太田淳夫君 総理、最後になりましたけれども、いずれにしましても、今回の金融そして証券の不祥事の問題、先ほどからも論議されておりますが、やみの世界の金が表の世界に入ってくる。あるいは、せんだっての証人喚問で御出席いただいた田渕前会長の場合でも、私たちでさえもなかなか会うことができ...全文を見る
○太田淳夫君 終わります。
09月05日第121回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○太田淳夫君 官房長官、記者会見のお時間があるでしょうから、またかと思われるかもしれませんが、私ども、この人事院勧告に基づきますところの給与法案を早期に提出されて、そして完全実施を年内に必ず行う、そのことをぜひとも確約していただきたいと思うんです。  いろいろなまた問題等々も、...全文を見る
○太田淳夫君 今、時期のこともおっしゃったわけですが、八月七日にこれは提出をされたわけでございまして、臨時国会といってもまだ一カ月あるわけでございますから、何回となく閣議も開かれるんじゃないかと思うんですね。ですから、今から一カ月間まだあるわけですから、その間に、やはり私たちとし...全文を見る
○太田淳夫君 くどいようですが、誠心誠意努力をされてこの一カ月間のうちにまとめてもらいたい、閣議決定はこの一カ月間のうちに終わってもらいたい、これは私たちの要望でございます。お時間もあるでしょうから、どうも御苦労さまでございます。  総務庁長官としてはいかがでございますか。もう...全文を見る
○太田淳夫君 それでは、人事院勧告の内容にちょっと入らせていただきます。  今回提出されましたこの勧告でございますが、極めてたくさん内容が含まれておるわけでございます。その多くは突然出されたんじゃないか、そういう感じもするようなものがございます。今回のこの勧告に当たりまして、人...全文を見る
○太田淳夫君 確かに、今お話がありましたように、この委員会でも人事院勧告をされるたびにいろいろと問題として提出をされた問題の一つ一つが、その解決の端緒につかれたんだなという感じはするわけでございます。それだけ一歩も二歩も前進されたなと、こう思うわけでございます。  やはり、肝心...全文を見る
○太田淳夫君 週休二日制の問題につきましては、先ほどから同僚委員からもお話がございました。また、長官の方からも四月一日からの実施を目標とするということでお話もございましたが、人事院の考え方もやはりそれと同じように、これから試行されるところもあるようでございますけれども、完全週休二...全文を見る
○太田淳夫君 参議院議長に提出されましたこれを拝見しておりましたら、十四ページですか、「社会の変化に対応した勤務時間・休暇制度」ということで御意見が出ておりますね。この中に「心身のリフレッシュや創造性の増進を図り、社会の高齢化、核家族化の進展や女性の職場への進出などに対応するため...全文を見る
○太田淳夫君 確かに、先ほど厚生省の方もお述べになりましたけれども、私たちもかってスウェーデンヘ参りましたときに、病院の方々といろいろと懇談しておりましたけれども、夏季には法律でもう一カ月間の休暇をとらなきゃならないということで、そういう制度もできているようでございまして、どうか...全文を見る
10月02日第121回国会 参議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第10号
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○太田淳夫君 最初に、大蔵大臣にちょっとお伺いしたいんですが、丸見三日の当委員会で同僚委員の質問に大蔵大臣は、自己責任の原則について、「一部の大口投資家と言われる方々の中に証券市場における自己責任原則というものが忘れられてしまっていたのではなかろうか」、こうおっしゃっておみえにな...全文を見る
○太田淳夫君 おっしゃるとおり、一部ではあるかもしれません。しかし、この補てんは、いろいろとこの論議の中でもありましたように、大なり小なり今回公表された以外にもされていたことは間違いないわけですね。  私が思いますには、個人顧客、個人的な投資家というのは、何としても市場の情報と...全文を見る
○太田淳夫君 今回の不祥事では、論議はいろいろされていますが、なぜ証券会社が事業法人等に対して多額の補てんを行わなければならなかったか。証人喚問の中での証券会社の社長さんのお話、では、長期的取引の維持が目的であった、こういうことの話もされておりますが、大蔵大臣としてはどうお考えで...全文を見る
○太田淳夫君 いずれにしましても、私は、事業法人と証券会社との、あるいは銀行等を含めた金融機関間の力関係、これが圧倒的なアンバランスにある、そこに根本的な原因があるんじゃないかと思うんですね。  そこでお聞きいたしますけれども、事業法人が社債等を発行する場合に証券会社との間で発...全文を見る
○太田淳夫君 一方的に事業会社の言いなりになるということはないとしましても、やはり現在の金融問題における力関係のアンバランスから考えていくならば、発行企業に有利な条件でこれが決められていることは間違いないと思うんですね。  ですから、その発行企業に有利な条件ということは、裏返し...全文を見る
○太田淳夫君 いずれにしましても、証券・債券市場の透明性は、これは高めていかなければならないと思います。  それに関連しましてもう一点お尋ねしたいんですが、いわゆる事業法人等で決算対策の一つとしまして単価調整と言われる操作を行うことがあると思うんですけれども、これほどのような仕...全文を見る
○太田淳夫君 そうしますと、この単価調整というのは、今もいろいろと問題になっております補てんというものに当たらない、あるいは今回公表された補てん額の中にはこうした単価調整的な性格によるものは含まれていない、こうおっしゃっているわけですね。
○太田淳夫君 いずれにしましても、そこで債券等の入れかえが現実には行われているんですね。入れかえが行われていることは確かですから、今証券局長からも話がございましたけれども、こうした決算対策のために単価調整をいろいろと行っていく、これもやはり証券市場というものを不透明にしている原因...全文を見る
○太田淳夫君 次に、今回、四大証券会社に対しまして国債あるいは地方債入札引き受けの停止処分がなされているわけですが、こうした処置は一カ月で終了されるのか、それとも延長する可能性もあるのか。何が満たされなければ停止処分を続けられるのか。その点どうでしょうか。
○太田淳夫君 そこで、この四大証券、寡占の問題もこの委員会でいろいろと論議されました。それほど四大証券の力というのは非常に大きいわけですね。この四大証券の寡占化をつくってきたのは大蔵省にもこれは責任があるんですね。いろいろと私も中小証券の方々とお話ししますと、四大証券の言うことし...全文を見る
○太田淳夫君 さらに、証券市場の信頼性の回復のためには、各証券会社の取り組みの手口ですね、この開示ということが必要じゃないかと思うんです。どの証券会社がどういう売買の取り組みを行っているか明瞭にすることが不正を予防する上で必要なことだと思うんですね。現在新聞紙上でもちらっと出てお...全文を見る
○太田淳夫君 これは東証等で把握できるわけでありますし、きのうも東証の理事長がお見えになっておりましたけれども、やはり不審な動きがある場合には速やかにこれは公表をすべきではないかと思うんです。東急電鉄問題につきましても、いろんな各証券会社の取り組みの手口が公表されておりますと、個...全文を見る
○太田淳夫君 今、準備中ということでございますが、大蔵大臣のいろんな日程を考えてみますと、G7及びIMF総会に出席をされなきゃならない。十月十日ごろには出発されるんじゃないかと思うんですが、そうしますと、大蔵大臣は自分のやはり責任においてこの処分を決定されていかれる御決意じゃない...全文を見る
○太田淳夫君 いよいよ時間になってまいりましたが、先ほどお話を申し上げましたように、証券会社と事業法人との間にはいろんな力関係のアンバランスが存在している。先ほどの種田委員のいろんな質問の中にもありました、大蔵省とそれぞれの共済組合との認識の相違等がありますけれども、それはやはり...全文を見る
○太田淳夫君 時間になりましたからいいです。
11月15日第122回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○太田淳夫君 総理、最近の世論調査の結果が出ておるわけでございますが、宮澤内閣が発足したときにこの世論調査が行われました。これを見ますと、やはり総理とリクルート事件との関連、関与のことは約六四%の人が問題である、こういうように意見表明をされているわけです。  最初に、この結果に...全文を見る
○太田淳夫君 官房長官はちょっと今お見えになりませんけれども、先ほど資料提出につきまして、もう何年も経過しているのでというようなお答えがございました。しかし、この世論調査に示されておりますように、リクルート事件というものはやはり国民の政治に対する不信感というものを大きくこれは助長...全文を見る
○太田淳夫君 私が今質問しましたのは、政治改革やあるいは政治倫理の確立に果たして宮澤総理が真剣に本腰を入れて取り組むことができるだろうか、そういう疑問を国民の皆さん方は持ってみえるけれども、それにどうお答えになるかということです。
○太田淳夫君 真剣に取り組むかどうかということは、あなたが政治生命をかけて、例えば海部前総理は政治改革に政治生命をかけると言ってそのとおりのような結果になってしまったわけですが、宮澤総理の一年をめどとおっしゃるのは、そのように政治生命をかけてあなたがおやりになるようなあれがあるの...全文を見る
○太田淳夫君 どうも余りぴんときませんけれども、午前中問題になりましたあのリクルート事件の三点セットのとき、宮澤総理はこういうことをおっしゃっておりました。リクルート三点セットの提出については、一つは将来にわたっての先例となる。あるいは二番目はプライバシーの問題があります。三点目...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど同僚委員の質問で、委員長がいろいろと後で裁定をしてくださるということでございますので、委員長にこの点についてはお任せをしておきたいと思います。  それでは次に、外交の問題についてちょっとお尋ねしたいと思います。  総理、国際関係についてお伺いしたいと思うん...全文を見る
○太田淳夫君 きょう報道された国連の非公開文書、これが記事に大きく出ておりました。この非公開文書の意味あるいは性格、これはどういうもの、ですか。
○太田淳夫君 これは報道によりますと、国連から各国のPKO担当者に対して配付をされているということでございます。もちろん外務省にも来ていると思いますが、国会に提出できるでしょうね。
○太田淳夫君 これからPKO法案について国会でもいろいろと審議が始まろうとしているところでございます。私たち公明党もこのPKO法案につきましては賛成という立場でおりますけれども、かつて自衛隊を公明党が合憲と認めました。あるいは原子力の平和利用の点から原子力発電所、これも認めてまい...全文を見る
○太田淳夫君 後段は。
○太田淳夫君 資料を出すかどうか。
○太田淳夫君 もう一つ、後段の部分は。後段の部分、最後、文書の方。
○太田淳夫君 じゃ外務大臣、もう一遍答弁してください。
○太田淳夫君 ですから、この文書については、これだけ報道されますと、やはりその存在をめぐって国会でもいろんな論議が今まで繰り返されてきている。わけですね。我々は我々なりの努力をしてきたんだから、政府としてももう一度努力をしなさいよということを私は申し上げているんですよ。どうですか...全文を見る
○太田淳夫君 局長からの答弁もあり、総理からもあるいは外相からも今答弁がありましたけれども、再度確認します。  そういうような文書があるにかかわらず、我が国のPKF参加の基本方針に基づくこのPKO協力については、国連との関係で問題はないと。再度答弁願います。
○太田淳夫君 後の部分についてはPKO委員会でまたいろいろと論議をしたいと思います。  次に、日ソ協力の問題でございますが、ソビエトのエリツィン大統領が十四日に北方領土に関して声明を発表しておりますけれども、どういう内容でしょうか。
○太田淳夫君 その声明の中で、北方領土問題についての解決に当たってロシアは正義と人道主義のもとに行動する云々のお話がございましたと聞いております。  具体的な解決策というのは明らかにされていないわけでございますが、最終的には今までお話をされていたような五段階解決論には触れずに、...全文を見る
○太田淳夫君 外務大臣、この日ソ問題についてはもう何回も御答弁されていると思いますが、国際協力の中でやはり対ソ連というのはこれは非常に大きな意味が今あるわけです。  簡単に申し上げますと、我が国の人道的な立場からの支援というもの、これは隣国として当然のことだと思いますけれども、...全文を見る
○太田淳夫君 次に、ウルグアイ・ラウンドでございますけれども、同僚からも再三これは質問がございました。我が党としましても何としても関税化だけは阻止したい、こういう考えでおりますけれども、この交渉が最終的な局面に来ていることは、これはどなたも御承知と思いますが、政府としては、どうい...全文を見る
○太田淳夫君 総理としては、これは多くの前提とかあるいは条件があると思いますけれども、関税化やむを得ないという選択、これもあり得るとお考えでしょうか。
○太田淳夫君 これは、関税化受け入れということは国会決議との関連もありますし、政治責任、こういう問題もあるのではないかと思いますが、その点はどうですか。
○太田淳夫君 改めて聞きますけれども、総理としては、条件闘争ということは日本政府の態度としてはおり得ない、こうお考えでしょうか。
○太田淳夫君 今、アメリカとECでは事態の打開のためにいろいろと交渉を進めてみえる。先ほどからのいろんなお話ですと、日本も日本としての立場をいろいろと鮮明に主張しているということでございましたが、ドンケル・ペーパーが出てから交渉がされるんだという意見もあるし、ドンケル・ぺーパーが...全文を見る
○太田淳夫君 私が心配しますのは、やはり日本は年内には政治的な判断、決断を迫られるような場面が起きるんじゃないかということを心配しているわけです。  と申しますのは、ブッシュ大統領の訪日が中止になったことは、これは議会対策であります。議会におけるいろんな反論も出るでしょう。ある...全文を見る
○太田淳夫君 経済、財政問題、いろいろと問題は残っておりますが、次回に延ばしたいと思います。
11月22日第122回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号
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○太田淳夫君 大臣、就任おめでとうございます。科学技術、先ほどからいろいろと幅広い分野でのこれは事業でございますので、また活躍をお願いしたいと思います。  最初に、最初というよりも、きょうは就任されました大臣に最初でございますので、基本的なことをお尋ねあるいは要望しておきたいと...全文を見る
○太田淳夫君 大学だけじゃなくて、国立の試験研究機関も研究環境が劣悪化していると言えると思いますね。せんだっても当委員会でも視察に参りました。研究者の高齢化と若手研究者不足ということで非常に深刻な状況になっておりますね。これは、二十年ほど前から始まりました公務員の定員削減、それに...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど同僚委員から基礎研究の強化の必要性ということでもお話がございました。欧米先進国ではこういった基礎的研究の強化を図ることが国家の将来の競争力を確保する重要な投資であるという、こういう位置づけをして各種の施策がいろいろ講ぜられていると聞いているわけでございますけれ...全文を見る
○太田淳夫君 今いろいろと検討されているようでございますが、これからいろんなそういう支援策ができましても、研究者不足、先ほど申しました量と質の問題でございますが、やはり研究開発というのは研究者によって支えられているわけですから、我が国のその研究者の状況を見ますと全体で今四十八万人...全文を見る
○太田淳夫君 これは通告してなかったんですが、文部省はどう思いますか。
○太田淳夫君 それでは大臣に、今、予算の時期を控えていろいろと交渉されているようですけれども、科学技術予算の拡充の必要性についてお尋ねしておきたいと思うんです。  今いろいろと話がありましたように、今後いろんな面の日本の国の発展というのはあろうと思いますけれども、その基礎をしっ...全文を見る
○太田淳夫君 次に、文部省にお尋ねします。  大学はこういうことも言われているわけですが、それを悪く言えば競争のない、画一的で悪平等に運営されている、無風無批判のなれ合い社会である、こういうことも聞いておるんです。あるいはまた、教官、研究者の流動性がない。あるいは翻訳文化から脱...全文を見る
○太田淳夫君 国立試験研究機関につきましても、この活性化をするためには科学技術会議十三号答申、「国立試験研究機関の中長期的あり方について」が昭和六十二年に出されましたが、これに沿ってその役割を抜本的に見直す必要があろうかと思いますけれども、当面、第一には、予算を確保して研究環境を...全文を見る
○太田淳夫君 国際貢献ということが最近ますます要望されてまいりました。研究の交流を見てみますと、近年における経済活動のグローバリゼーションは急激に進展をして、世界においては相互依存関係がますます深まっているわけでございます。これに伴いまして国際交流も拡大しているわけでございますが...全文を見る
○太田淳夫君 最後に、主要国の科学技術活動の特徴を見てみますと、日本は、民間負担研究費、ハイテク製品輸出額という民間企業の技術開発に関する事項が他の諸国より活発でありますね。また、政府負担研究費、海外からの論文被引用回数、国際共著論文数、ノーベル賞受賞者数という基礎研究面が弱いこ...全文を見る
○太田淳夫君 終わります。
12月11日第122回国会 参議院 本会議 第6号
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○太田淳夫君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました政府の財政演説に対して若干の質問を行います。  今、我が国は大きな転換点を迎えております。国内に目を向ければ、バブル経済が破綻し景気の先行きに大きな不安が生じ、さらに対外不均衡は拡大する一方であります。こう...全文を見る
12月17日第122回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○太田淳夫君 同僚の委員からも先ほどから今回の給与法及び育児休業法についていろいろな質問がございましたが、重複するところもあろうかと思いますけれども、引き続き見解をお聞きしておきたいと思います。  最初に官房長官。  今、喜岡さんの方からも、公務員の皆さん方の給与につきまして...全文を見る
○太田淳夫君 今、そういうお言葉がありましたけれども、毎年毎年官房長官からそういうお言葉をいただきながら、いつも年末になってしているのが実情ですけれども、特にいろいろ喜岡委員からもお話がありましたように、差額の支給でございますけれども、公務員の。皆さん方の心配は確かにあるはずです...全文を見る
○太田淳夫君 労働省お見えになっておりますか。  民間企業の労働者を対象とする育児休業法ですね。これは五月に成立をしているわけですけれども、この法案に対して衆参の社会労働委員会で大分論議されました。同僚の委員からもいろいろ質問いたしましたところ、労働省令及び事業主が講ずべき措置...全文を見る
○太田淳夫君 先ほど、ここでも同僚の委員から休業給の保障のことでいろいろ質問が出ました。民間の場合はどうでしょうか、休業給の保障について。休まれたときの給与の保障についてはどういうふうになりますか。
○太田淳夫君 その実態はどうでしょうか。労働省でもいろいろと調査をされているでしょう、この法律を出すときは。
○太田淳夫君 先ほどの同僚委員の質問の続きになりますけれども、この休業期間中の給与の保障の点ですが、社労の委員会でも同僚委員から提起いたしました。ある労政事務所がいろいろとこの育児休業制度の意識、運用、実態調査をやったところ、やはり利用する際の不安が一番大きかったのは休業中の収入...全文を見る