太田和美

おおたかずみ



当選回数回

太田和美の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○太田(和)委員 民主党の太田和美です。まずもって、本日質問の機会をいただきましたことに感謝を申し上げます。  さて、本日は、大臣所信に対する質疑ということで、私は、その中でも内需拡大という観点を中心に質問させていただきたいと思います。  大臣は、昨年の十二月十八日の記者会見...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございました。  福田内閣では、平成版前川レポートをつくるのだということで、昨今専門調査会がスタートいたしました。  言うまでもなく、前川レポートは、二十二年前、輸出主導の成長により巨額の貿易黒字をため込んだ日本経済の構造を内需中心の成長に変えてい...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございました。  準内需の発想の転換というお話がございましたが、内需を活性化するかぎは、私は個人消費の伸びだというふうに思っております。個人消費が伸びるかぎは、社会保障制度の改革を中心とする将来不安の解消という大きな課題もありますが、それと同時に家計...全文を見る
○太田(和)委員 家計収入の伸びといった場合に、これまで好調な企業収益が家計に今リンクしていません。企業収益の好調さを家計に反映するべきだという言い方がなされてきたと思いますが、福田内閣もそういう考えに立っているのだと思います。  これは異例のことだとされておりますが、福田総理...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございます。  道路の話でいい答えが返ってくるとは期待しておりませんでしたが、ただ、現在は、ガソリン代の高騰を価格に転嫁できずに、中小企業の利幅が極めて少なくなっております。あるいは、車に頼っている地方では、外出を手控えさせ、小売や飲食の需要を減らす...全文を見る
○太田(和)委員 御提案をさせていただきたいと思うんですが、私は、サービス業の生産性を上げるということも必要だと思いますが、新たな需要を喚起し、拡大していくことが大切だと考えています。例えば、少子高齢化や女性の社会進出は新しい需要を生み、これが経済成長につながります。これから伸び...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございました。  本日、大臣の答弁を聞いておりまして、納得するところもありましたが、私は、内需拡大、そして消費拡大への道はまだまだ遠いなと感じたところです。やはり政権を交代するしかないという確信を一層深めたことを申し上げまして、私の質問を終わりにさせ...全文を見る
04月04日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○太田(和)委員 民主党の太田和美です。  経営承継円滑化法案について質問をいたします。  最初に、法案の附則に規定されている相続税の改正についてお尋ねをしたいと思います。  大臣は、以前の国会答弁の中で、今回規定されている非上場株式等に係る相続税の納税猶予の制度について、...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございます。  確かに、これまでの制度に比べれば一歩前進だと思います。また、中小企業関係団体の長年の要望にこたえて、経産省、中小企業庁が努力をされたことにも率直に敬意を表したいと思います。  ただ、私は、現在の我が国の経済情勢の厳しさを考えますと、...全文を見る
○太田(和)委員 中小企業庁では、恐らく二、三百億円の規模になるだろうというお話ですが、大臣、この減税規模なら、揚げ足をとるようで大変恐縮なんですけれども、革命的というよりは、逆に、この程度の話がなぜ今まで実現してこなかったのか、お答えをお願いします。
○太田(和)委員 ありがとうございます。  率直に、今回の制度に大臣が大変御尽力をいただいたということには、中小企業者を代表して、重ねて感謝とそして敬意を表したいというふうに思っております。  そして、具体的にちょっと私が疑問に思っていることがありまして、お尋ねしたいことがあ...全文を見る
○太田(和)委員 御丁寧な答弁、ありがとうございました。  今回の法改正は一律に八〇%納税猶予するというものですが、私自身はこう思うんですが、中小企業といってもやはりいろいろあるわけです。規模のより小さい会社により多くの減税になるような制度になぜできなかったのかというふうに思っ...全文を見る
○太田(和)委員 私自身は、やはり、今の中小企業の経営状況を考えますと、いわゆる零細企業と言われている会社に、よりもっとそういった減税措置をとってもよかったのではないかなというふうに考えておりますので、これは要望だけでとどめさせていただきたいというふうに思っております。  次の...全文を見る
○太田(和)委員 次にお尋ねしたいのは、会計検査院の御指摘についてです。  検査院は、小規模宅地に関する相続税の適用状況について、経産省に対してこのように言っておられます。  経産省では、長期にわたり中小企業の事業承継の円滑化のための税制措置の一環として小規模宅地等の特例の拡...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございました。  しっかりとチェックや分析の方を行っていただきたいというふうに思っております。  会計検査院が十四年の相続税のデータをもとに調べたものなんですが、十六年末に事業を継続している適用相続人は四百八十七人で、全体の約八割が事業を承継してい...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございます。  私は先日、大臣の所信に対する質疑の際に、揮発油税の暫定税率の廃止、二兆六千億円が、減税が一番の景気対策だと申し上げました。大臣は、道路事業が減るからそんなに効果はないというようなお答えでしたが、しかし、原油高などで踊り場に入ったと言わ...全文を見る
04月11日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○太田(和)委員 民主党の太田和美です。  本日、農商工連携促進法案並びに企業立地促進法改正法案に関して質問をいたします。  まず初めに、昨年成立いたしました経済成長戦略大綱関連三法案のうち、中小企業地域資源活用促進法案、これは、各地域の強みである地域ブランドを活用した事業を...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございます。  農商工連携は、第六次産業というような呼ばれ方で、今や地域活性化のキーワードの一つにもなっておりますが、経済産業省では、この農商工連携の意義をどのようにとらえているのでしょうか。また、いつごろからその重要性を認識し、さらに、いつごろから...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございます。  なぜ私が今このような質問をしたかといいますと、大臣自身が一昨年の十一月、去年ではないんですけれども、一昨年のときに、このような形で御答弁をされております。地域資源活用促進法を準備されているときの御答弁だと思うんですが、以下、ちょっと読...全文を見る
○太田(和)委員 揚げ足をとるわけではありませんが、何だか私は、次は国交省と一緒に観光資源の連携という法案も出てくるのではないかなというふうにちょっと思ってしまいます。少しだけ皮肉を言ってしまいました。済みません。  私は、やはり昨年、現場が混乱しないように一緒に措置しておくべ...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございます。  今御答弁の中にありましたように、私自身も、何よりも認定をした後のフォローアップが一番大切だというふうに思っております。連携をしたからといって、それだけで地域が活性化するわけでもありませんし、市場に受け入れられて初めてその効果を発揮する...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございます。  一部の自治体では、企業誘致に関する多額の補助金を講じておりますが、企業誘致に関する補助金競争では、財政力の弱い地域は太刀打ちできません。財政力の弱い地域であっても、企業立地を促進し地域間の格差是正が図られることが重要だと考えますが、補...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございます。  確かに、企業が求める要件として、大臣がおっしゃるように、行政の対応など、また人材とか用地獲得の件であったり、さまざまなことがあると思います。しかし、企業誘致で競り合った場合に、やはり決め手となるのは補助金という意識は自治体間ではまだま...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございます。  確かに有名地域ブランドならいいんですが、これから立ち上げるブランドは、国に認定された方が信用も上がり、販路が広がるという面もあるかと思います。しかし、一般に、地域資源を活用した中小企業振興策などについては、地域に密着し実情をよく知って...全文を見る
04月16日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○太田(和)委員 民主党の太田和美でございます。  長時間の議論でお疲れだと思いますが、本日最後のバッターでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  さて、質疑に入らせていただきます。  せんだって、大臣所信に対する質疑の際に、私は内需拡大への取り組みが弱いのではない...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございます。  この報告書では、住宅産業の従来型のパラダイムを転換するのだとして、大きく三つの方向性を提起しております。第一に、「従来の新築販売を主な収益源とするビジネスモデルから、住宅の継続的な利用価値の向上も収益源とするモデルへの転換」、第二に、...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございます。  この報告書は、従来のビジネスモデルの転換として三つの新しい方向を目指すのだ、そのことは方向としては大体結構です。しかし、そのために経産省として何に取り組むのか、その点についてお答えください。
○太田(和)委員 今回の報告書では、我が国の住宅着工戸数は、昭和四十七年に百八十六万戸とピークに達し、近年、団塊ジュニアの新築購入もあって百二十万戸前後で推移してきたが、今後の少子化で二〇二〇年度には七十六万戸にまで落ち込むと予測しております。  長い目で見れば、先ほど大臣もお...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございます。経産省としても、いろいろな面で取り組んでおられるのかと思います。  では実際に、中小サービス業で生産性を上げるために活用できるシステムはどのようなものがあるのかということを、少し例を挙げさせていただきたいと思います。  例えば、業務の標...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございます。  開発に対する支援とともに、導入に対する支援も考えられます。例えば、認定されたパッケージソフトを導入するときは、購入費の半額の補助金を出しますとかです。  さて、補助金や減税で支援を仮にしたとします。それでも、サーバーを買ってパッケー...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございます。  パッケージソフトをさらに使いやすくするSaaSという選択肢も生まれてきました。ソフトウエア・アズ・ア・サービスの略ですが、ソフトを自社のパソコンに置くのではなく、インターネット経由でサーバー上のソフトを利用するという考えです。一九九〇...全文を見る
04月23日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○太田(和)委員 民主党の太田和美でございます。  本日は、私が補欠選挙で当選をさせていただいてからちょうど二年目の日となります。経済産業委員会では、本日を合わせて合計十二回の質疑の機会をいただきました。大臣を初め委員長、そして理事、委員の皆様方には深く御礼を申し上げたいと思い...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございました。  二〇〇八年から一二年までの五年間の平均で、九〇年に比べ温室効果ガスの排出量を六%削減するという目標を実現するには、これまでの対策のみでは、一・七から二・八%分、量にして二千二百万トンから三千六百万トン足りない、そこで、この三月に、三...全文を見る
○太田(和)委員 関連してお尋ねしますが、追加対策の中の項目で、本改正案にかかわらないところも、経済産業省が所管する項目で結構ですので、削減効果とその算定根拠についてお答えください。  トップランナー機器等の対策、自動車の燃費の改善、中小企業の排出削減対策の推進、新エネルギー対...全文を見る
○太田(和)委員 今の御説明を聞いていても、それぞれの施策と削減効果の因果関係について余り納得はできません。  中小企業の排出削減対策といっても、夏をめどに制度を詰めるという話を伺っているんですが、もう既に百七十万トンをカウントしております。私はこれは、腰だめの数字ではないのか...全文を見る
○太田(和)委員 なぜ私がこの根拠にこだわっているかといいますと、今回の改正案によって、これまで規制の対象になっていなかった多くの事業者が新たに対象になってきます。その中には当然経営が苦しい中小企業も含まれるわけですし、京都議定書の約束は当然達成されなければいけない。そのために中...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございました。  国民運動も大切だという大臣のお話のように、中小企業の人たちもみんなで一緒に頑張っていきますので、ぜひとも、この算定根拠に基づいてやっていけばしっかりと日本はその目標に達成できるというふうにしていっていただきたいなというふうに思ってお...全文を見る
○太田(和)委員 同様に、資源エネルギー庁と国交省にお尋ねをしたいんですが、今回の改正案によって規制の対象が大幅にふえるわけですが、どのぐらいの事務量がふえると見込んでいるのでしょうか。執行体制は、エネルギー庁ですと、十七年の七月に新たに執行体制を組んだという話もございましたが、...全文を見る
○太田(和)委員 副大臣、御答弁ありがとうございました。  今の御答弁ですが、私はまだ少し不安に思うところがあります。確かに届け出が工場単位から企業単位に変わることによりこの部分は事務量が減るんでしょうが、業務部門で規制対象のカバー率が一割から五割にふえるわけですから、本当に大...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございました。  省エネについては、中小企業の意識が薄いというふうに思います。知らないというようなこと、これは本当に大きいと思います。省エネの大切さが言われ始めたのはオイルショックのときからですから、もう四十年近くがたつのに、意識がまだまだ低い。一体...全文を見る
○太田(和)委員 私は、省エネはもうかりますよという線でアピールするのが中小企業には一番いいと思っております。それが一番訴求力があると思っています。  その意味で言えば、先ほど取り組みの一例として挙げられましたESCO事業は一番わかりやすいのではないかと思っています。いろいろな...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございました。  増額するのは本当に大変だと思いますが、ぜひとも中小企業の皆様のためにも、大臣にも頑張っていただきたいなというふうに思っております。  時間が少なくなってきましたので、品確法についても幾つか質問をさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○太田(和)委員 もう一度お尋ねしたいんですが、結局、二〇一〇年にバイオエタノールを五十万キロリットル、海外から輸入することになるんでしょうか。
○太田(和)委員 海外からの大量輸入については、やはり疑問を感じております。  きょうは、もう時間もございませんので、この後の同僚議員の質問に期待することといたしまして、時間でありますので、私の質問を終わりにさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
04月25日第169回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○太田(和)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     揮発油等の品質の確保等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、国民生活に深い関わりを持つ...全文を見る
12月03日第170回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○太田(和)委員 民主党の太田和美でございます。本日、二階大臣になられて初めての質疑になると思います。どうぞよろしくお願いいたします。  本来であれば、十一月三十日に選挙が行われて、今ごろ新聞の見出しに民主党政権へという言葉が躍っていたのかなというふうに思うと、甚だ残念でなりま...全文を見る
○太田(和)委員 内閣府では、〇・一%から〇・二%しかGDPを押し上げる効果がないとしております。六割、七割が貯蓄に向かうだろうとも言われております。支給方法は、迷走の末、自治体に丸投げとなりました。所得制限がないことから、福祉対策、生活者対策と考えるのも難しい、しかも年度内の実...全文を見る
○太田(和)委員 国民の大切な税金でございますので、かじを切り直す勇気も大切だと思います。経済を担当する責任ある大臣として、ぜひとも責任のある行動、発言をしていただきたく、お願いを申し上げさせていただきたいと思います。  次に、先日の党首討論でも、また本委員会でも既にいろいろな...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございます。  いまだ私はなぜ二次補正を出さないのか理解に苦しみます。なぜこの臨時国会で審議をさせていただけないのか。本音は、国民から評判の悪い定額給付金が入っている二次補正予算案をこの臨時国会で出せば、野党や国民から集中砲火を浴びてしまって立ち往生...全文を見る
○太田(和)委員 御答弁ありがとうございます。  選挙をすれば毎日のように党首討論ができると思います。これ以上はこの問題については質問をいたしませんけれども。  次の質問に移りたいと思います。  一昨日、麻生総理は、経済団体のトップに来春闘での賃上げを要請されたと報道されて...全文を見る
○太田(和)委員 内定取り消しの件について、メッセージをお願いします。
○太田(和)委員 ありがとうございます。  内定取り消しの件については、若い人たちのこれからの将来、人生がかかっていることですので、ぜひ経済産業大臣として、これからもしっかりと、違法な内定取り消しはやめるように粘り強く明確なメッセージを出すなどしていただきたいというふうにお願い...全文を見る
○太田(和)委員 ありがとうございます。我々の法人税、中小企業に対しての軽減税率半減ということに関して耳を傾けていただけるというようなお答えをいただきましたことに、本当に心から感謝を申し上げたいと思います。  時間がありませんので終わりにしたいと思いますけれども、いずれにしても...全文を見る