太田誠一
おおたせいいち
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月19日 | 第136回国会 衆議院 法務委員会 第4号 議事録を見る | ○太田(誠)委員 きょうは、我が法務委員会の審議にこうしてTBSの大川常務に御協力をいただきまして御出席をいただいたことを、本当に感謝を申し上げる次第でございます。 国会の使命は、裁判所やあるいは検察庁のかわりをするということではないわけでありまして、特に法務委員会の役割は、...全文を見る |
○太田(誠)委員 実は、参考人としてお招きをするということを私どもが決めた後、昨夜のTBS御自身の報道あるいはNHKの報道などにも、新たな事実というほどのことではないのかもしれませんけれども、早川被告の供述調書というものがわかったと。なぜわかったのか、私はちょっとそこもいぶかしく...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 あくまでも見せなかったということの御主張でございます。そして、見せなかったんだから、したがって弱みもないから放送内容を変えることもないし、したがってそのお礼にインタビューに応じてもらうということもなかったんだという御主張でございます。 そこで、では、見せなか...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 そういうふうに、そのときの状況に立ち返って一般の国民や世間の風潮というものを思い起こすことは難しいし、今おっしゃったようなことだったかどうかということも確認はできないわけでございますけれども、今おっしゃりたいことは大体わかりました。 ただ、オウムが押しかけて...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 最後の質問でございますが、別にこれは法務委員会として直接というよりも、オウム事件は結果としては破防法の適用に至るようなまれな事件でありますし、また、多くの社会的な混乱や不安を呼び起こしたわけであります。その中で、公共の放送、報道機関としてその一番最初の端緒の部分...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 ありがとうございました。 | ||
05月15日 | 第136回国会 衆議院 法務委員会 第8号 議事録を見る | ○太田(誠)委員 民事訴訟法の改正案につきまして本当は順序よく質疑をするべきところでございますけれども、ちょっと時間の配分が私も自信がないものですから、まず、話題になっております部分からスタートをさせていただきたいと思います。 いわゆる文書提出命令ということでありますけれども...全文を見る |
○太田(誠)委員 こういう権限をゆだねるという一つの順序、流れというものと、もう一つの注目しておくべき流れは、任命権、罷免権の流れだと思います。これは、権限の委任とは少し違う形になろうかと思います。 まず、主権者たる国民が選挙によって国会議員を選ぶわけでございます。国会の構成...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 そこで、今は権限の委譲とそれから任免権ということの流れについて所見を申し上げましたけれども、もう一つ、今まさにこれから議論をいたします情報の問題がございます。 それは、先ほどの、国民があって国会があって、国会から行政と司法にその権限が派生しておるという、その...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 そこで、国民と三権の間を結ぶあるいはその間を調整する法律がさまざまに頭の中では考えることができるわけでございます。 例えばこの間、中間報告が出ました情報公開法(仮称)というものは、さっきの構図で言うと、国会を飛ばして、国民と行政との間を直接結ぶ線というものを...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 文書提出命令というこのテーマに関しては、常に公務員の守秘義務という言葉がついて回るわけであります。 そこで、人事院にお聞きをいたしますが、公務員の守秘義務は、国家公務員法の百条に規定されているということだと思いますが、その考え方といいますか、それを御説明をい...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 今言われたのは、形式秘という言葉と実質秘という言葉で理解してよろしいわけですね。 | ||
○太田(誠)委員 それでは国家公務員法においては、守秘義務の対象となっていることをどこかでしゃべらざるを得ないとか、あるいは文書にせざるを得ないというふうになったときには、それは公務員としてはどうするのですかね。だれの許可を得るとか……。 | ||
○太田(誠)委員 戦前はその所轄庁という言葉は本属長官と言っておったというふうにお聞きしておりますが、よろしいですか。 | ||
○太田(誠)委員 そこで、所轄庁と言うにせよ、本属長官でもいいわけでありますけれども、それはもっと具体的に言えばその公務員の任免権者であるというふうに思ってよろしいのでしょうか。 | ||
○太田(誠)委員 そこで、公務員の守秘義務について、それを解除するというふうなことができるとすれば、任免権者であるということになるわけでございます、これはまた後で触れますけれども。 この公務員の守秘義務に関して、内閣参事官室で昭和四十七年五月に「秘密文書等の取扱いについて」と...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 どういうものを秘密というのかということをそこで例示をされたようにお聞きをしておりますが、四項目あるらしいと。 外交、防衛という、国家の安全にかかわるものが一つ。それから、個人のプライバシーあるいは企業の利益にかかわるものというのが二つ目のカテゴリー。そして三...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 そしてこれは、秘密だと言うぐらいだから、こういうことが秘密だと言っていることも秘密になるんだと思います。思いますが、それを受けて各省において、これは極秘だとか秘密だとかいう分類をする省内の規約というのか、規律というのか、そういうものをそれぞれお決めになっておると...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 すなわち、官邸を中心にして各省はそれぞれ現実の世界で行政をしておるわけでありますから、余りしゃくし定規にいろいろなことを言っても、公務員の守秘義務ということを言っても、これは仕事にならないわけでございますから、その中での秘密の性格あるいは秘密のレベルというものを...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 今の情報公開法(仮称)に盛り込まれました六項目は、内閣参事官室の、先ほど申し合わせと言われましたけれども、その四項目とそれぞれ対応があるわけでございます。 一の個人情報、二の法人、企業は、行革委の情報公開法中間報告の分は内閣参事官室の二番目のカテゴリーに入る...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 まことに申しわけない。きょうは皆さんに予告なしで質問しておりますので、個人的な御所見を言っていただければいいということで。 そこで、それはあえて言うならば、実質秘、形式秘という分け方と、この役所、政府部内で、今内部で一つの規律としてやっていることのこの四項目...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 よくわかりました。 先ほど人事院の方への御質問で、所轄庁の長、あるいは戦前の言葉で言うと本属長官というのは任免権者であるという言葉がございました。 そこで法務省の方にお伺いをいたしますけれども、この民事訴訟法で言う監督官庁というのは一体何なのか、一体どう...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 その監督官庁というのは、国家公務員の場合には任免権者では必ずしもないということですか。 | ||
○太田(誠)委員 そこで、この監督官庁という言葉は実は私は大変抵抗のある言葉であって、つまりこの国の法体系は、さまざまな例外はあるにせよ、おおむね国家公務員の場合には主務大臣に権限をゆだねる、国会が法律を定めるときに主務大臣にその権限を与えるということになっておると思うのでござい...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 これは国家公務員については、主務大臣という言葉を使って恐らく支障はほとんどないと思うわけであります。主務大臣がいない独立した機関というものも確かにあるわけでありますけれども、それは何か適当に処理できるのではないか、主務大臣等と言ってもいいと思いますけれども。 ...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 そこで、犯罪があると思料される場合という、犯罪があるというのは大変狭い定義であって、せめてこれを違法行為があると思料される場合というふうに改めてはいかがかというふうに私は思っているわけでございます。違法ということと犯罪があるというのは違うのですね。犯罪というのは...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 大変ありがとうございました。今の点は、実は報道などには、各省庁と協議をした、そこで、各省庁と協議をしたらばこういうふうにつくれというふうに文書提出の部分を言われた、そのプレッシャーを受けて、一部の法制審議会のメンバーが、いや、ほかの省庁が承知しないからこういうふ...全文を見る | ||
06月07日 | 第136回国会 衆議院 法務委員会 第13号 議事録を見る | ○太田(誠)委員 二年間の根拠は何かということでございますが、率直に申し上げまして、法制審議会の審議の期間というのは信じられないぐらい長いわけでございまして、それをどうやって短縮をしていただくかということは、これまでも大変悩ましいことであったわけでございます。私は、二年間というの...全文を見る |
○太田(誠)委員 ただいまの富田委員の御懸念はまことにもっともなことでございまして、先ほど申し上げましたように、民訴法の問題と、すなわち行政と司法との間の問題とそれから情報公開法の国民と行政との間の情報開示の問題というのは、同じ視野の中でとらえなければいけないけれども、事柄として...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 もとより立法権は我々が国民からゆだねられたものでありますので、最終的な決断は私どもがするということであって、政府が提案をされるものはこれはあくまでも政府の提案であって、立法府の最終結論ではないと思っております。法制審議会についても同様であって、法制審議会は政府が...全文を見る | ||
○太田(誠)委員 私もこの法務委員会に長くおりまして、たびたび法曹三者による協議ということをお聞きするわけであります。私は、この点について与党のほかの提案者の方々と意見が違うかもしれませんが、法曹三者というのは、これは法廷を舞台にして活躍をしておられる専門家の方々であります。この...全文を見る | ||
06月11日 | 第136回国会 衆議院 法務委員会 第14号 議事録を見る | ○太田(誠)委員長代理 大口善徳君。 |
06月13日 | 第136回国会 参議院 法務委員会 第8号 議事録を見る | ○衆議院議員(太田誠一君) 民事訴訟法案及び民事訴訟法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案に対する衆議院における修正部分について、その趣旨を御説明いたします。 まず、民事訴訟法案に対する修正の趣旨について御説明いたします。 政府提出案は、公務員の職務上の秘密に関する...全文を見る |
○衆議院議員(太田誠一君) 附則に書いてありますように、二年間で再検討をして整備をするということでございますので、二年後までにその部分の成案を得たいというふうに思っております。 | ||
○衆議院議員(太田誠一君) それは、昨日だか昨日であったかちょっとあれなんですけれども、法務委員会に小委員会を設置をいたしまして、情報開示の司法判断に関する小委員会というのを設置することを決めております。 そこで、もちろん法制審議会でも、この附則に盛られたことに、あるいは附帯...全文を見る | ||
○衆議院議員(太田誠一君) 少し背景を御説明申し上げたいと思いますけれども、情報公開法の中間報告が既に出ておりまして、その内容を見ると六項目の不開示の項目が明示されているわけです。それは、我々が審議をしたものではないからあくまでも参考なんですけれども、例えば防衛機密のようなものと...全文を見る | ||
06月19日 | 第136回国会 衆議院 法務委員会情報開示の司法判断に関する小委員会 第1号 議事録を見る | ○太田小委員長 これより情報開示の司法判断に関する小委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 このたび、当小委員会の小委員長こ選任をされました。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) 言うまでもなく、当小委員会は、今国会の民事訴訟法案の審査の中...全文を見る |