太田誠一
おおたせいいち
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月25日 | 第145回国会 衆議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○太田国務大臣 第五次勧告につきましては、今さまざまな経緯があったことを承知いたしておりますが、まず、だれがこの地方分権推進委員会の直接の所管であるかということが、これが実は途中まで私は余りはっきりしなかったわけでございます。 というのは、地方分権推進委員会は橋本内閣時代の行...全文を見る |
01月27日 | 第145回国会 衆議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○太田国務大臣 私がこの省庁再編の大綱をつくる責任者でございますので、お答えをいたしますが、三党合意の内容は、金融再生委員会の設置に伴う財政、金融の完全分離及び金融行政の一元化は、次期通常国会終了までに必要な法整備を行い、平成十二年一月一日までに実施する。これから必要な法整備を行...全文を見る |
○太田国務大臣 大綱につきましては、私が責任者でやっておりますので、私がお答えをいたします。内閣は、国務大臣が連帯して責任を持っておるのでありまして、総理や大蔵大臣だけが責任を持っているわけじゃありませんから。 そこで、私が今申し上げたいのは、今おっしゃったことは、今の大綱の...全文を見る | ||
○太田国務大臣 それは、今は、私が古賀国対委員長の方に、三党協議に入られるのかどうかということを確認いたしたわけでございます。今ちょっと、それから先、自民党の国対委員長の方から御党にそのような申し入れを既にしているかどうかということは、確認はできておりません。 | ||
○太田国務大臣 三会派の合意の内容を、三会派の合意はこういうことである、今は何ももうつけ加えるものはない、消せばいいんだとおっしゃったけれども、そのこと自体も三会派で、それでいいのかどうか、消せば三党ともすべてこの合意の趣旨を体現するものであるということであるならば、それはそれで...全文を見る | ||
○太田国務大臣 まことに申しわけございません。古賀委員長にその旨を申し入れをする役目は私の役目でございましたので、官房長官の先ほどのお話も含めて、きのう、きょうの話でございますので、どうぞ、いずれ、間近にそういうあれがあろうかと思います。ぜひ前向きに御検討をいただきたいと思います...全文を見る | ||
01月29日 | 第145回国会 衆議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○太田国務大臣 国家公務員型を何%にするか、非国家公務員型を何%にするかということは、今の段階で正確に決めてはおりません。四月の大綱の段階までにおおむねめどをつけたいと思っているところです。 |
○太田国務大臣 大変誤解をされておりまして、独立行政法人化と民営化とは全く違った話でありまして、独立行政法人化の意義は何かというと、従来、国家行政の中で何もかも一緒にされておったものを切り分けて、分離独立をさせて透明化をする、透明化をし自己責任化をするというところが、国民の方から...全文を見る | ||
○太田国務大臣 自自合意では、二〇を二五%にするということを決めて、そしてそれを覚悟する、我々も覚悟をするということで合意をしているわけであります。 今までの二〇%だって大変だったのに二五%をどうするのかというのは、我々も大変苦慮をいたしております。これからその道筋をつけてい...全文を見る | ||
○太田国務大臣 先ほど申しましたように、独立行政法人の方で定員管理の責任を持ってもらうわけでありますから、総定員法の対象からは外れることになります。その分は、当然これは削減の中身を構成しているということになるわけで、削減の中に勘定しております。 | ||
○太田国務大臣 独立行政法人になっていただくということは決して簡単なことではありません。八十四機関を説得するのにどれだけ我々がこの七カ月間血のにじむような努力をしたかということは御理解をいただきたいと思いますし、各省庁においても、今までは国の直接の機関の中にいたものが、今度は、国...全文を見る | ||
○太田国務大臣 官房長官は非常に心優しいものですから、親切なことをお答えになっておるのですけれども、私に言わせれば、今はボールはむしろ三党の方にあるわけでありまして、それを今、そのときのやりとりがどうであったかというのは、立会人に、立会人である証言をお聞きになっておるんだとすれば...全文を見る | ||
○太田国務大臣 地方分権の推進計画の推進によりまして、具体的にどれだけの数の国家公務員が削減をされていくかということは、あるいはその分だけ地方公務員の数が必要になるかということについては、計測は不可能でございます。 ただ、質的には、例えば統合補助金制度というものを五次勧告で盛...全文を見る | ||
○太田国務大臣 地方事務官の場合は、今も国家公務員でありますので、ふえる、減るということであれば、変わりがないということだと思います。 今おっしゃるとおり、確かに、では、一次から四次までの勧告で本当に人が国の方が減るのかといえば、ふえる要素もあるわけでございますから、おっしゃ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 二五%の中には、独立法人化をする機関の国家公務員の身分であろうと身分でなかろうと、全部含みます。二五%の内側の数字です。 | ||
○太田国務大臣 もちろん、今おっしゃったとおり、国家公務員の身分を持つ人も当然いるでしょうし、持たない人もいるかもしれない。だが、そこは今決めていないということなんですね。 国家公務員の身分を与えたらばペテンだというのは、それはちょっと言い過ぎだと私は思う……(大野(由)委員...全文を見る | ||
○太田国務大臣 だから、そういうふうにおっしゃるから私はさっきから言っているんですけれども、独立行政法人に移るということは、その定員については内閣の直接の責任が外れるわけですから、総定員法から外れますね。総定員法の上限の数を二五%減らすというのが自自の合意ですから、ペテンでも何で...全文を見る | ||
○太田国務大臣 国立大学の独立行政法人化をするかどうかという問題がまずありますね。それは大変激しい、激しいというか粘り強い文部大臣とのお話し合いでございますから、今は、平成十五年の一月一日までに結論を得るということであって、私はぜひ独立法人化をしていただきたいと思っておりますけれ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 そういうふうにあるいはおっしゃるかもしれないと大変恐れておりますので申し上げますけれども、独立行政法人化をするということ自体が一つの大変な行革でございます。そこの意義をぜひお忘れいただかないように。 そうしたらば、その独立行政法人化という改革を進めていったとき...全文を見る | ||
02月01日 | 第145回国会 衆議院 予算委員会 第7号 議事録を見る | ○太田国務大臣 私どもは、中央省庁等改革の大綱を書くときに、基本法に基づいて、基本法に忠実に書いたわけであります。そういたしますと、もし三会派合意の結果、その時点で基本法の改正の提案を三会派でなされて、そして当然成立するでしょうから、成立をしていればその改正をされた内容によって大...全文を見る |
○太田国務大臣 基本法を改正するということ自体をお決めになっているんでしょうか。それを決めておられるのであれば、それはそういうふうに三会派で提案をしていただきたいんですよ。 | ||
○太田国務大臣 それは三会派でお決めになったことであって、政府としては、三会派から提案が出てきて、その改正案が国会で可決成立をしなければ受け入れられないじゃないですか。 | ||
○太田国務大臣 先ほどからお聞きしておりましたが、私が所管の大臣でございます。ぜひ御質問いただきたいと思っておりました。 公務員制度調査会で今年度内にまとめる答申の中で、天下り問題にもきちんと踏み込んだ答申が出せるというふうに確信をいたしておりますので、その節はぜひまた御議論...全文を見る | ||
○太田国務大臣 ということで、第五次勧告が出たわけでございますので、今の概算で統合補助金化が見込まれる額は、おおむね一兆一千億程度ということでございます。対象事業の三割程度につきまして統合補助金化されるわけでございますから、当然、中央においてもあるいは地方においても、それぞれの意...全文を見る | ||
○太田国務大臣 推進計画の中に補助金を獲得するに際しての嫌がらせをどうするかというようなことは当然書くものじゃないと思いますが、今おっしゃったような点は、行政監察で過去何回か、そのようなことがないようにという改善勧告を出しております。それ以外はちょっと総務庁の所管にかかわりは今な...全文を見る | ||
○太田国務大臣 新聞報道や、あるいはきょうの横路先生のお話は、たびたび、地方分権推進委員会の勧告が出るまでの過程について、大変偏った報道がなされております。そして、今おっしゃったお話も、どう聞いても、何か私が聞いている話とは大分違うわけでありまして、どうか、ぜひこの際、何が真実で...全文を見る | ||
○太田国務大臣 直接言及をされました部分というのは、確かにそのとおりの事実かもしれませんけれども、それをつないでいくときのお話しぶりというのについて私言っているだけです。 | ||
○太田国務大臣 事務次官になる段階でどうであったかということになりますと、そこは客観的にバイアスがかかっていたということを証明することはなかなか難しいわけですけれども、それ以前の採用段階で、中央省庁の採用でいいますと、行政職と法律職で合わせて百八十人ぐらいが採用になって、経済職は...全文を見る | ||
○太田国務大臣 具体的にどうかということになりますと、そもそも、特定の出身校に偏らない人物本位の採用に努めているとか、あるいは幹部職員の客観的かつ多面的なスクリーニング、採用試験の専門区分にとらわれない人事管理によって、優秀な人材の確保、活用に努めることが必要であるというようなこ...全文を見る | ||
02月03日 | 第145回国会 衆議院 予算委員会 第9号 議事録を見る | ○太田国務大臣 情報公開法につきましては大変長らく御努力を各党においてされまして、やっと昨年法案が提案をされ、審議をされることになったわけでございますから、早くこれを成立させて、国民が本来持っております主権者としての役割、主権者としての立場というものを確立した方がいいと思っており...全文を見る |
○太田国務大臣 さまざまな修正の御提案については、今それこそ、先ほど濱田委員もおっしゃいましたように、政党間の協議が進んでおりますので、直ちにこれがいいとか悪いとかいうことは論評はできないわけでございますが、要は、理想を言うならば、だれもが、自分がこれを知りたいと思ったときにすぐ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 基本的な考え方では一致していると思います。つまり、制度としてスタートさせなければいけないという考え方では、どのような政治勢力も、政党も一致しておるものと思います。政府も一致しておると思います。 | ||
○太田国務大臣 知る権利という言葉が、我々がイメージするものと、今私どもが言っております国民が主権者であって、その主権者である国民が国会議員を選び、そして国会が内閣総理大臣及び内閣を指名して、そこに行政権がゆだねられている。そうすると、主権者である国民がゆだねているわけであります...全文を見る | ||
○太田国務大臣 説明責任ということはどういうことか、これはディスクロージャーということはどういうことかということでもあるのですけれども、人に身をさらす、つまり、説明を求められる、説明をできるような状態にしておくということが、実際には、参加をして、本当に説明を個人が行政に対して直接...全文を見る | ||
○太田国務大臣 これは、手数料が高額なために一般の人が利用しにくくなることがないように、でき得る限り利用しやすい金額になるようにしたいとは考えておるわけでございます。 ただ、それがどのぐらいなのか、今おっしゃったコピー代ということなのか、あるいはもう少し違う物差しで利用しやす...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今の提起されました問題が最初に私が申し上げた点でありまして、例えば、これはアメリカが一番細かく、各地区でもってこういう請求ができ、または訴訟に対応できる状態にしておるというふうに聞いておりますけれども、それでも平均すると各州二カ所ぐらいだろうと思うんですね。 ...全文を見る | ||
02月05日 | 第145回国会 衆議院 予算委員会 第11号 議事録を見る | ○太田国務大臣 行政改革大綱をこの間推進本部で決定をさせていただきましたが、そこは基本法にのっとってやっております。基本法の中に盛り込まれておりますのは、地方自治体においてみずから自発的に行政改革に取り組むこと、そしてそれに対して中央が応援をするというふうな抽象的な書きぶりであっ...全文を見る |
○太田国務大臣 臨調の答申から十五年たったわけでありますが、一つは、その間にどれだけ見直しについて努力をしてきたかということでございますが、実際にこれは三十八の特会からふえておりませんので、消極的にはスクラップ・アンド・ビルドで対処して、六十年には二つの特会が誕生しておりますが、...全文を見る | ||
○太田国務大臣 従来の総務庁の考え方では、臨調答申のこの部分については財政マターであるということで、総務庁が他に先駆けて先導的にやるというふうには理解をしておらないようでございます、きょう聞きましたところでは。 ただ、今おっしゃったことは、独立行政法人化をしているということは...全文を見る | ||
02月09日 | 第145回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○太田国務大臣 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たりまして、北方領土問題につきまして、所信の一端を申し述べたいと存じます。 我が国固有の領土である北方領土が、戦後半世紀以上を経た今日なおロシアの不法な占拠のもとに置かれておりますことは、まことに遺憾なことであります...全文を見る |
02月12日 | 第145回国会 衆議院 内閣委員会 第2号 議事録を見る | ○太田国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、政府といたしましても、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりますことをお約束を申し上げます。 ————————————— |
02月16日 | 第145回国会 衆議院 予算委員会 第14号 議事録を見る | ○太田国務大臣 行政改革で今度やろうとしておりますことは、むしろ今鈴木委員がおっしゃった、なぜこんなに肥大化してきたのかということの原因を取り除くということで、そういう体質の変化をみずからつくり出すということでございます。 したがって、例えば今の内閣法などの考え方でいうと、行...全文を見る |
○太田国務大臣 おっしゃるとおりでございます。 もし郵政公社に行く三十万人の方々の分を分母、分子の両方に入れていいということならば、実はもっと目標を高く掲げてもよかったわけでございます。五十四万七千という数字からスタートすることが、より厳しいことでございます。 | ||
○太田国務大臣 石田先生は総務庁長官の大先輩でございますからよくおわかりのことと思いますけれども、現在、現に国家公務員でおられる方々にとって、独立行政法人にあなたは行ってくださいというふうに言われるのと、その組織に毎年、例えば今のペースでいけば、二五%でいえば年率二・五%の削減が...全文を見る | ||
○太田国務大臣 大変難しい目標の設定であると思っておりますが、ただ、実際に、事業費そのものをあらかじめ三割削減するというふうなことはちょっと現実的に考えられないわけでございまして、やはり行政各部に対して総理が具体的に何か、その周囲でもって三割削減というようなことができないかという...全文を見る | ||
○太田国務大臣 その部分では別に減ることはありません。(石田(幸)委員「減らないでしょう」と呼ぶ)はい。 | ||
○太田国務大臣 今まで使っておりました言葉は、二〇%と言っておったときは定員削減の話でございまして、それは今おっしゃいますようにグロスの数字でございます。それで、今度二五%というのは、これはグロスの数字とは言えなくて、純減ということを覚悟をして取り組むということになっております。 | ||
○太田国務大臣 まず、先ほどの財政民主主義のお話がございまして、それは、言ってみれば、国費を投入する対象というのは国会での開かれた議論に供されなければならないという意味だと私は理解しておるんですけれども、そういう意味では、従来の国の一般の行政よりも、それぞれ区分をして、そして自己...全文を見る | ||
○太田国務大臣 上下の関係ということではありませんけれども、直接的には、それぞれの省庁において各大臣が独立行政法人を評価する、あるいは監督するということになるわけでございますが、それが適正に行われているかどうかというものをさらにもう一段設けて評価をするということでございますから、...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今のお尋ねの件は、国家公務員であった者が民間の営利企業に再就職をするという場合には、当初二年間は制限がございますから、独立行政法人に一たん入ったとして、独立行政法人で二年間たたないうちに営利企業に再就職をするとすれば、同様の制限がかかるということでございます。です...全文を見る | ||
○太田国務大臣 特に、今国家公務員でおられる労働界の方々と十分に理解を深め合っていく努力をどのぐらいしているかという御質問だろうと思います。 例えば、私自身は、この七カ月の間に八回、そのような会合を持たせていただきました。それからまた、中央省庁等改革推進本部全体では、さまざま...全文を見る | ||
02月18日 | 第145回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号 議事録を見る | ○太田国務大臣 近江委員が今御指摘の恩給欠格者の問題につきましては、私もかつて、国会議員の一人といたしまして、このことについて取り組んだことがあるわけでございます。いろいろな試行錯誤を重ねましたけれども、いわゆる恩給というのは一つの、公務に従事される方々と政府との間の一種約束事で...全文を見る |
○太田国務大臣 戦後未処理の問題というのが、今御指摘になりましたシベリア抑留者そして引揚者、そして先ほどから御指摘の恩給欠格者とあるわけでございますが、それについて、十分に対象者の方々に知られていない、あるいは手の届くような状態でないということについては、改善すべきところがあれば...全文を見る | ||
○太田国務大臣 先ほども申し上げましたように、恩給を現に受給されておられる方々、あるいはその基準に漏れて欠格者となられた方々、いずれにいたしましても、過ぐる大戦の中で大変大きな犠牲を払われたということでございます。私どもは、その気持ちを常に忘れないように、あるいはまたその気持ちを...全文を見る | ||
○太田国務大臣 行政改革の基本法に、審議会、特に政策の立案にかかわる審議会は、隠れみのという批判が多いので、原則廃止するというふうに記されておりまして、それをきっかけといたしまして、それではなぜ審議会が問題があるのかということを、もう少し詰めて、内部で議論をいたしました。つまり、...全文を見る | ||
○太田国務大臣 審議会全体を二つのカテゴリーに分けられると考えておりまして、一つは、今言う政策の、つまり法律の、立法の企画のようなことのために行われる審議会でございます。 もう一つは、法律ができて、その法律に基づいて、官僚の独善でやってはならないから、常に法律の執行、施行に関...全文を見る | ||
○太田国務大臣 当初、行政改革会議の最終報告にリストアップされたものが九十四であったかと思います。そして、九十四というのは実は何も確たる決定ではなくて、こういうものが考えられるのではないかということで、検討対象としてリストアップをしたというワンサイドの行為でございます。 そし...全文を見る | ||
○太田国務大臣 これは、どの範囲内で責任を持つかという、自己責任の範囲が非常に広いという意味でございまして、特に、自分のところで企業会計原則にのっとって、通常は政府の各機関の話は単年度で、言ってみればどんぶり勘定、現金出納帳の世界でございますけれども、どれだけの資産を持ちどれだけ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 企業会計原則とかあるいは企業のような形と言うと大変誤解を招くわけでございますけれども、別に、企業の論理でやれと言っているわけではないわけでございます。 例えば、地方自治体というのがございますが、地方自治体に対しては、もちろん補助金も出しておるし、国の負担金も出...全文を見る | ||
○太田国務大臣 特殊法人は、こういうようないわゆるディスクロージャーということを、特殊法人が誕生をした時点でディスクロージャーということに、我々というか世間というか、そこに目が行ってなかったのではないかと思うので、今は厳密な意味で内容は開示をされておりませんし、開示をしているとい...全文を見る | ||
○太田国務大臣 ずっとそういう議論がありまして、ごまかしではないかとかペテンではないかとかというふうな御指摘があるのですけれども、時間的な順序からいいますと、独立行政法人という形、アウトソーシングとか言ったりしておりますけれども、その考え方は、もう一年以上前から行政改革会議の方で...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今の国家公務員の総数について、はっきりしたことを言っておかなくちゃいかぬと思うのです。 八十五万人というのは、郵政省の、今の郵便局におられる方々を含んでおります。そして、それは、郵政と国有林野のいわゆる現業と言われる部門は総定員法の定義から外れておりますので、...全文を見る | ||
02月23日 | 第145回国会 参議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 補足でございますが、中央省庁改革推進本部の事務局の立案方針を定めましたのが昨年の九月の三十日でございますが、その時点で副大臣制度を導入するということを我々確認をいたしておりまして、それがさらに自自連立によって充実したものになったということであると思います...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) おっしゃるとおりでございます。ただ、局長、局の数を減らしたからその分を補うために分掌職をつくるということでは決してなくて、そして、局横断的な仕事をする分掌職というものを新しい役所のポジションとしてぜひ積極的に活用をしてまいりたいと思っております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 役員数につきましては、役員数を一〇%削減するということになっておりますけれども、平成九年末の特殊法人等の整理合理化についての閣議決定において、役員数が十名以上の特殊法人については、その役員数を一割削減することといたしております。七法人でございます。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) たびたび同じことで申し上げておるわけでございますが、橋本内閣で行政改革については総論、そしてまた一部特別な各論もございましたけれども、総論をはっきりさせていただいて、それを小渕内閣が受けとめて各論を今やっておるということでございまして、それはおおむね総論...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) これはどういうことかといいますと、国家公務員の定員についてだれが責任を持つかということでございまして、内閣が直接に責任を持たなければいけないのが今言う五十四万八千人でございまするので、内閣の直接の責任から外れて定員管理の責任は独立行政法人の方に行くという...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 独立行政法人に支出される公的なお金、これは交付金という姿で行くわけでございまして、従来のように人件費とかあるいは利子補給とかいう形で特定化されたことで行くわけではありませんので、それはちょうど地方自治体と中央政府のような関係になるということでございます。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 行った先が、支出された先にとってそれは運営交付金のような形で受け取るわけでございますから、地方自治体が国から交付金を受け取るのと同じことになるわけです。そして、その定員管理についてみずから責任を負うということでございますので、今言う定員から外れるという理...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 結局、それは独立するわけですから、例えば独立行政法人ができますと、そこの理事長さんといいますかトップマネジメントが自分のリスクでもって経費、コストを削減したり、あるいは採用を手控えたり、借金を早く返したりして経営内容をよくするという努力を一方でやる。 ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 独立法人のことについてまず申し上げますと、一〇%というのは、五十四万八千でございますので五万四千八百になるわけでございますが、それは先ほど申しましたように、今お約束をいただいた職場におられる方の数でいいますと六万七千でございますので、もし全部が行っていた...全文を見る | ||
02月25日 | 第145回国会 参議院 予算委員会 第5号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 国家公務員の特殊法人などへの天下りのことでございますが、これはずっと我々も念頭に置いて行政改革と並んで公務員制度調査会で議論を続けてきているところでございます。もうすぐ公務員制度調査会から答申が総理の方に出されるわけでございますが、その内容は、例えば国家...全文を見る |
03月01日 | 第145回国会 参議院 予算委員会 第7号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 先日、私は火の玉になってやっておると。火だるまではございません。 今の行政改革は、昨年六月の行政改革基本法にのっとって、橋本政権で絵をかいていただいたので我々はそれを実行する、建物でいえば設計図をかいていただいて今施工をしておるという段階でございます...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) これは我々、行政改革というのは、さっき言いましたように国家と国民の間の関係を見直していこうということをやっているのでありまして、直接それでもって財政支出の削減目標を立ててやっているわけでもありません。試算はだれもした人はいないと思います。つまり、機構を、...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 財政再建の話と連動してくるとちょっと私も言い過ぎることがあるかもしれないのでお許しをいただきたいと思いますが、昨年の夏のまさに浜田委員が御当選されました選挙は何であったかというと、橋本政権が財政改革をやろう、しかもそれを法律でやろうということにして、そし...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 中央政府というのは巨大な悪者であって、地方政府というのはかわいそうな善人であるというふうな誤った見方がありますが、私は、もし悪いとすれば同じぐらい悪いし、強力だといえば同じように強力だし、弱いといえば両方とも同じぐらい弱いと思っております。 そういう...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 私の所管しておるのはあくまでも中央省庁の話でございまして、地方自治体の分は入っておりません。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) あるいは不勉強で、どこかにあるのかもしれませんが、私自身はそういうものはないと思っております。そういう両方対等な立場で集まって協議をして何かのガイドラインをつくるというふうなスキームはないと考えております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 浜田委員のおっしゃっていることは私は大分違うと思うんです。行政改革は何のためにやっているのかというと、このような硬直化した財政、硬直化した経済というものの病理を治さなければいけないと。対症療法はもちろんやらなければいけません。まさに出血中ですからとめなく...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 先ほど浜田委員の御提案の我々中央省庁の責任のある者、自治大臣を先頭にそしてまた都道府県知事、あるいは政令指定都市の市長あたりも含まれておるのかもしれませんけれども、そういう対等な立場でもって一つのテーブルに着いて危機感を共有し、同じ覚悟でもって物事に取り...全文を見る | ||
03月02日 | 第145回国会 参議院 予算委員会 第8号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) ちょっと私、関係をするところがありますので、お答えさせていただきますが、文書決裁規則を各省に設けておりまして、これは大臣の訓令として文書決裁規則が置かれているわけでございます。その文書決裁規則につきまして、さきの橋本内閣のときに調査をされまして、閣僚懇談...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) まことにごもっともな御指摘でございます。 私も総務庁に参りましてから主として行政管理局、行政監察局の仕事ぶりをずっと見てまいりまして、本来ならばこれは新たに法律が出されるときにそれに付随した許認可の権限や、あるいは補助金がついてくるわけです。それにつ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 本来、内閣全体でお答えをすべきことかもしれませんけれども、今の法律の改廃ということについては、総務庁が全体の根っこからそこまで対象かどうかというのは疑問があるわけでございますが、当然法律に付随した許認可や権限ということについては私どもが責任があるわけでご...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今、規制緩和の委員会につきましては、昨年の三月に規制緩和推進三カ年計画をつくって、それを昨年の十月にフォローアップをしまして、今月末にこの改定をしようといたしておりまして、どのぐらいになるのかというのは、今ちょっとここでは即答できないわけでございます。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 別に法制局長官と仲が悪いわけじゃありませんが、これは、法律を出すときにだれの責任でもって法律を出すのかというと、内閣の責任でございます。とりわけ所管の大臣の責任で出すわけでございますから、それがわかりやすい、わかりやすくないということはありますが、そこは...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 御趣旨はよくわかります。ただ、私が言っておりますのは、各省においてと言っているのではなくて、各大臣がリーダーシップを発揮してされる部分が相当ある。そして、それは行政改革の観点からしても、従来よりももっと大臣が法律については主導権を発揮されなければいけない...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 例えばことしあるいは来年あたりはどういうことでいくかといいますと、去年の査定で申しますと、二〇%削減をするということが二年後に控えておるということで、それに近いところでもって定員削減をやらなければいけないということで、たくさんのファクターを組み合わせなが...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) おまえはわかっていないんじゃないかというお話でございますが、委員がおっしゃっていることは定数削減が行政コストの削減を目指しておるというふうにお考えになっておるのではないかと思います。 確かにそういう面はあるわけでありますけれども、政府をスリム化すると...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) それは総定員法の対象になる人件費がどのぐらいかということは計算をすることができますし、もしベースアップがなければことしの水準でもって幾らかというのは当然すぐに計算ができると思います。 しかしながら、これは独立行政法人になったという場合には、それはそう...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 先生がおっしゃっていることはよくわかりますけれども、今おっしゃったようなことをやったとして、それは国の総事業費の中で国家公務員の方々にお支払いしております人件費が一体どのくらいのウエートを占めるのかということは、これはちょっと県の場合と違うと思うんです。...全文を見る | ||
03月04日 | 第145回国会 参議院 総務委員会 第1号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 総務委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し上げます。 第一に、行政改革の推進、機構・定員等の審査等についてであります。 行政改革は、国の行政組織及び事務事業の運営を簡素かつ効率的なものとするとともに、その総合性、機動性、透明性の向上を図り、これ...全文を見る |
03月05日 | 第145回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、北方領土問題につきまして所信の一端を申し述べたいと存じます。 我が国固有の領土である北方領土が、戦後半世紀以上を経た今日なおロシアの不法な占拠の下に置かれておりますことは、まことに遺憾なことであります...全文を見る |
03月05日 | 第145回国会 参議院 本会議 第5号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 行政機関の保有する情報の公開に関する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 我が国においては、情報公開法制を確立することが国政上の重要課題となっていたところであります。 このため、行政改革委員会において、行政機関の保有する情報を公開するた...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) 再修正を検討すべき点について御質問がありましたので、順次お答えいたします。 第一に、知る権利についてのお尋ねがありました。 行政情報の開示請求権という意味での知る権利が憲法上保障されているか否か、権利の性格、内容等についてはなおさまざまな見解があ...全文を見る | ||
03月09日 | 第145回国会 衆議院 内閣委員会 第3号 議事録を見る | ○太田国務大臣 恩給法等の一部を改正する法律案の提案理由の説明をさせていただきます。 ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、最近の経済情勢等にかんがみ、恩給年額及び各種加算額を増額す...全文を見る |
○太田国務大臣 今の国籍条項に関連することでございますけれども、これまで国籍条項について、憲法の十四条に反するのではないかとかあるいは国連の人権B規約の二十六条に反するのではないか、そういうふうな御指摘がなされてきたということは承知をいたしておりますけれども、国籍条項そのものが憲...全文を見る | ||
○太田国務大臣 ただいま、恩給法そのものを途中で変えるということは、多分、約束事でありますので、さまざまな問題が起きてくると思うわけであります。ですから、恩給法とは別のことをもし、先ほど総務庁長官としては、つまり、その法律に基づいて仕事をしている者として、その法律を変えるというの...全文を見る | ||
○太田国務大臣 過去のいろいろな経緯があって、特別に、兵に準ずるということでそういう措置をされたことは大変すぐれた決断であったと思います。そのような考え方に立って言えば、何と申しますか、まだまだ判断をする余地はあるのではないかという感じもいたしますけれども、いずれにいたしましても...全文を見る | ||
03月09日 | 第145回国会 参議院 総務委員会 第2号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 中央省庁等改革につきましては、これから我が国が社会経済構造の転換を促しまして、自由かつ公正な社会の形成を目指すということで取り組んでいるわけでございます。 具体的に申しますと、総理を初め、政治のリーダーシップ、内閣のリーダーシップを強化する。それから...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) 内閣官房のこれまで持っておりました機能に加えて、今までは総合調整機能ということを中心にやってきていたわけですけれども、今回内閣総理大臣の発議権というものを新たに盛り込もうということになりましたので、総理が発議をするためには総理の一番近いところにいる内閣官...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 省庁の名称につきましては、内閣全体、それから与党にお諮りをいたしまして、有識者の御意見を聞こうということになりまして、昨年の十二月二十五日だったと思いますけれども、有識者の方々の御意見を総理の方で受けられたわけでございます。 いずれにいたしましても、...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 選挙の投票率は長期的に低落傾向にあるということだろうと思います。情報公開条例が制定をされたりあるいは今回の情報公開法が制定されますと、私は本来ならば有権者の関心というのが盛り上がって問題意識も強くなるであろうということを期待いたしますけれども、これまでの...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 具体的なことについては行政管理局長の方からお答えをいたしますけれども、私、これは心構えでありますけれども、制度を創設したから直ちにみんなが知りたいと思っている情報が簡単に入手できるようになるとは限らないわけでありまして、それは行政側も積極的に開示をしよう...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) たびたび申し上げておるのでございますが、国民主権のもとで国民が主人公なわけでありますから、そこで国会議員を選び、そしてそのもとで内閣総理大臣を選出し、そして内閣総理大臣が内閣を組織し、そしてそこから命令が発せられることによって行政というのはさまざまな権限...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 知る権利という言葉が意味している内容については、確かにそのとおりだと思います。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 憲法の解釈について、憲法を解釈すれば知る権利という言葉を使わなければならないということであるかどうかということからいえば、それは、ねばならないということではないと思います。その言葉についての選択は、それぞれの国民、各国民ごとにある考え方でありますから、そ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 率直に申し上げると、例えば、この言葉は私はそんなに抵抗感がありませんけれども、人によっては非常に政治的な意味合いを感じる方も中にはおられるわけでございまして、要はその内容、意味しているところが、先生がおっしゃっている知る権利という内容と我々がこの情報公開...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 憲法二十一条の表現の自由というものの解釈について、そこに請求権的なものを含むか含まないかということであれば、それは含まないんだろうというふうに考えております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 私は、必ずしも、請求権的なものは含まないということを言っておるわけで、本来それがないんだとかそういうことを申し上げているわけじゃないわけでございます。 さっきから先生は、従来の憲法解釈についてのさまざまな説についてのお話をしておられるんだと思いますけ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 国民一人一人が行政文書の開示を請求できる、国民主権の理念にのっとって行政情報を一人一人が開示を請求できるということであろうと思います。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) それは、千葉委員はそれを知る権利と表現をされるんだということで、別にそのことについて私は反対をいたしません。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 国民一人一人が行政文書の開示を請求できる権利を定めるのが行政情報公開法であると思っております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) ですから、同じ内容のことを言っておられると思いますが。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) あなた方がね。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) ちょっと経緯を申し上げます。 例えば、四年前だったか三年前だったか、衆議院の法務委員会で民事訴訟法の改正が議題になりました。その際に、私もその衆議院の法務委員会におりまして、裁判官の行政情報開示についての権限が非常に制約されたものであったということで...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 幾つかの自治体でそういうふうに条例で明記していることはお聞きをしておりますけれども、それはそこの地方自治体の考え方であって、知る権利という表現を用いるのかどうかというのはまさにその選択の自由だと思うのでございます。 ですから、その意味している内容は、...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 知る権利という言葉を使わなくても、意味している内容が同じであれば千葉委員もお困りになることはないのではないかと思います。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 行政情報が公開できるようになるということで、国民の方には何もそれについてあいまいさは残らないと私は思います。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 多々ますます弁ずということかもしれませんが、当初の政府の案では、従来の行政不服訴訟のようなことに倣って、被告の所在地一カ所でこれに対応するということになっていたわけでございます。それを、私もたびたびベストな案であるということを国会答弁で言ってまいりました...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 実際に非常に細かく調べたといいますか、今まで私自身がチェックをしてはおりませんので、これは性格がどんなことかということはこれからきちんとさせていただきたいと思いますが、いずれにせよ法律が施行されましたらば、法律の規定にのっとって適正に行わなければいけない...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今は子供の権利を本来ここで所管しますというところはないわけでございます。例えば、青少年の健全育成とか非行防止という観点からいえば総務庁がそういう役目になっております。ところが、子どもの権利条約で触れられるテーマというのはそれだけにとどまりませんで、例えば...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) どこで何を担当するかということについて、今中央省庁の改革の最中でございますが、法案も煮詰まってきておりますので、では今すぐにこういうふうになりますということにはならないわけでございますけれども、御指摘の問題についてはよく理解をして、今後の課題といたしたい...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 詳細についてはまた行政管理局長がお答えをすると思いますけれども、国会議員の国政調査権あるいは議院証言法の法律のあり方と今回の情報公開法というのは別々の話でありますから、こちらができたからこちらが何か向こうでやりなさいというふうにはならないはずでございます...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 多ければ多いほど情報の開示を請求される方々にとっては便利になるわけでございます。しかし、そういうふうに言っておりますと、日本じゅう各都道府県ということにもなったりいたしまして、そういうふうにどんどん広がって切りがないので、どこの国も、何かの常識、彼らのそ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) ただいま議題となりました行政機関の保有する情報の公開に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 我が国においては、情報公開法制を確立することが国政上の重要課題となっていたところであります。 このため、行政改革委員会に...全文を見る | ||
03月11日 | 第145回国会 参議院 総務委員会 第3号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 情報公開法は国民に開かれた政府を実現するということなわけでありますけれども、基本的には、国民主権の考え方にのっとって申し上げますと、国民が主権者であって、主権者である国民が行政権を内閣に対して信託しておるわけでございますので、主権者に対して常に行政の内容...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) 臓器移植をめぐる報道についてでありますけれども、これは提供者側の御家族の方々の御感想が報道されているとおりのものであるとすれば、余りにも過剰な報道がなされたのではないかということを心配いたしております。 一方で、脳死の判定について透明性を確保しなけれ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 個人が個人として識別可能な情報については公開しないということを原則にして、しかし公開したからといって支障がないということがはっきりしたものについては例外的に開示をする、そういう原則で臨むことといたしております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 独立行政法人の制度についての設計といいますか、どういうものにするかということはだんだんと煮詰まってきておりますけれども、まだ最終的な結論に至っておりません。検討中であります。 しかしながら、自民、社民、さきがけ三党でこの情報公開法案の提出に当たって合...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) そうではなくて、通則法は四月に提案する予定で、今国会中にぜひ成立をお願いしたいわけでございますが、その四月段階ではまだ存在しないわけでございますから、生まれてから情報公開法との関係をどうするかということをその後に議論することになろうかと思いますので、特殊...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 開示の請求手数料やあるいは実施に係る手数料に関する考え方でございますけれども、これは開示請求をされるのも国民であり、また行政機関の中でかかる費用を負担するのも結局は納税者であり、納税者はまた国民であります。その両方の国民の間の負担のバランス、公平というも...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 率直に申し上げますと、今そこは最終結論は出ておりません。今検討中でございます。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 裁決ということになりますと、この情報公開審査会が何か司法的な権限を持って内閣総理大臣に対して強制をできるようなことになるわけでございます。ですから、仮に内閣総理大臣のもとに置かれるということになりますと、それは情報公開審査会に諮って、そこで公開すべきであ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) ちょっと言い過ぎるのかもしれませんけれども、国民に信任を与えられて、そのような決断に内閣総理大臣やあるいは例えばその主務大臣がだれかでありますれば主務大臣がかかわるということが、その決断というか決定については適切なものであるのかどうかということは、今度は...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 情報公開審査会の委員は、すぐれた識見を有する者のうちから、両議院の同意を得て内閣総理大臣が任命するということにいたしております。すなわち、今、先生がおっしゃったような内閣総理大臣が内閣全体の責任者として責任を持って判断ができるような体制を整えるということ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 全く総理のお決めになることでございますから、私が余計なことを申し上げるあれではございませんけれども、今の海老原委員のおっしゃったことは機会があれば総理にもお伝えをいたしたいと存じます。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今のところ、参考資料の収集やあるいは関係者との連絡調整その他審査会の運営にかかわる体制あるいは庶務を行うということは、相当の体制でなければいけないということは考えておりますけれども、それ以上、何人でどういう専門家でという、どういう人がその補佐体制をつくる...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) よく承って、今の海老原委員の御指摘を踏まえて対処いたしたいと思います。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 事柄は、まさに先ほど海老原委員がおっしゃいましたように、そのものを知らなければ判断ができない、実際見てみないと開示にふさわしいかどうかということは判断できない。しかし、みんなが見てしまったらばもう不開示としていることとは矛盾してしまうわけでございますから...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) もちろんそこは守秘義務を課し、その義務が守られなかったときには何らかのペナルティーがあるということになるわけでございますけれども、それよりも何よりも、そんなに大切な国の安全にかかわるような情報を、もしその機密が漏えいされたということになった責任は、これは...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 私の国務大臣としてか、あるいは衆議院議員としての判断または感想として申し上げるべきことだと思います、事務方とは別に。 私は、やはり司法においてもあるいは立法においても同様の制度が確立をされることが望ましいと考えております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今回のこの法案が可決、成立をした段階においては、文書管理に関する考え方は変わってくるものと思います。したがって、これが公開されるということを前提にして文書管理が行われるということになりますと、目的に書くかどうかは別として、その内容は変わってくるものと思っ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) この政府の案では、三十六条において文書管理に関する基本的な骨格というものを定めているわけでございますが、政令で、政令はつまり内閣全体としてこういう事項について盛り込みなさいということを統一的に決めて、そしてそれを今度は各省段階でそれに基づいてこういうふう...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今でも行政機関の中で組織的につくられた文書については、それを勝手に廃棄したりすれば行政処分の対象、懲戒処分の対象になりますし、また場合によっては刑事的な責任も問われることになるのでありますから、この間からあった出来事は今のルールでもあってはいけないことで...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) この知る権利という言葉は一体いつごろから使われるようになったのかということでございます。 私は、この間も申しましたようにそう詳しくないのでございますけれども、一九五〇年ごろに日本の新聞協会の一つの運動の標語として知る権利という言葉が初めて使われたとい...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) この情報公開法がこのようにして日の目を見るというか、生まれるに至った経緯というものの中で、従来から知る権利という言葉でもって象徴されるようなお気持ちでずっと先生を初め多くの方々が運動しておられたことは大いに敬意を表さなければならないと思います。 しか...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 議員として答えよということかあるいは国務大臣として答えよということか、その辺だろうと思っております。 私、ついこの間まで衆議院の法務委員会の情報開示の司法判断に関する小委員会の委員長を務めさせていただいておりました。これは、民事訴訟法の改正に際しまし...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 私は、このよらしむべし知らしむべからずという土壌が我が国に長くあったということは承知をしております。それは私もそう思いますけれども、役所、行政機関自身が時代の変化というものを受け入れて、なるべく国民主権の考え方にのっとって開示していこうというその変化は随...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) そういう意味ではまさにおっしゃるとおりだと思います。 また、これは余計なことでありますけれども、総務庁という役所は本来そういう意味で国民の視点を踏まえながら各行政機関のあり方について考えるところでございますから、特にそういう意味では進んだ考え方を持っ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 何度かお答えをいたしておりますけれども、知る権利という言葉を使う使わないにかかわらず、行政情報の原則公開という考え方を徹底すればよろしいんではないかと思います。何回も同じことを言ってあれですけれども。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) そのつもりでおります。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) それらの今おっしゃったさまざまな不祥事は、それはこのことだけで説明できるものでもないと思います。それはそれとして、もともとの問題があったと思うのでございまして、直ちに情報公開法案がなかったから起きたというふうにはにわかには思えないわけでございます。 ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) それは、あるいはあるかもしれません。しかしそれだけではなくて、もっとあると思います。国民主権ということと、それから行政を主権者から信託されているということの考え方をもっと行政の末端まで徹底しなくちゃいかぬ。これだけではないと思います。ほかにもたくさんまだ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 私は、外国人に対して情報開示の請求を認めるということの考え方が実はよくわからない。正直言ってよくわからない。ただ、現にアメリカがそういう制度になっているということは前から聞いておりますので、そうすると日本国民もかねてからアメリカの情報公開法にのっとって請...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) アメリカでそうなっているということは、恐らくそのほかの国々に前例がなかったのにアメリカはそういうことにしたわけですから、アメリカ人の考え方の中にはあるいは江田委員のおっしゃったようなグローバルというか、あるいはコスモポリタンというか、そういうふうな考え方...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 責務というのは、主権者が国民であって、そこから信託をされているわけでありますから、説明責任があるというのは当然のことだろうと思います。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 私は、実はこの法案の条文ができた後に就任をいたしましたので、私なりに自信を持って今この法案を提案している立場になるために自分なりに消化をしてきたことを申し上げますと、責務というのは、それは主権者という言葉と無縁ではないと思っておりまして、権利と義務という...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 手数料は、先ほども申しましたけれども、情報開示を請求される方、それはいずれにせよ特定の国民がしかも個人でやられることが多いわけでございますから、特定の個人が特定の理由でもって請求をされるというその国民の立場というものと同時に、それに対応するためには人を配...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 私は、こういう場合に行政機関というのは何なのかというと、江田委員のようにとらまえると、国という人格が別にあって、そしてその国という人格にとってのメリット、デメリットと、それから請求をされる方のメリット、デメリットというものを比較されるというふうにお考えに...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 同じ答えになるわけでありますけれども、国はそれ自体として何かあらかじめ財産を持っているとか、それはすべて国民のものであって、租税の負担とそれから国民に結局は行く債務を負ってやっているわけでありますので、そこはその負担について国が一つの人格を持って、損した...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 乱用防止を直接の目的としているわけではないわけでありますが、あるいは結果としてはそういうこともあり得るかもしれないと思っております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) そういう目的ではありません。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) それはそれぞれの地方で、国と地方自治体は互いに独立であって対等であるという考え方でまいりますと、地方は地方の考えでやっておられることだということであります。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) そういう考えはありません。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 附帯決議のとおりにいたしたいと思っております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 正直に言いまして、私は附帯決議に付されるまでは、最初にいただくものは、今言ったランニングコストではなくて、もう少し大きな範囲の費用を象徴的にごく一部でも御負担をいただきたいという気持ちであったわけであります。ですから、それが利用できないほど過大なものであ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 私は、利用しやすい金額というふうに考えておりましたけれども、衆議院段階での決議では五百円以下というふうな例示がなされたということでございます。それは頭にあります。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 五百円以下という以上、五百円と余りそう離れていない金額を念頭に置いております。五百円以下であって五百円と余り離れていない金額です。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) テレビ会議のシステムを民事裁判に活用するようになったということは大変なことだと、私も法案の審議に当たっておりましたので意義は感じております。 ただ、これは今実際にすべての裁判の過程をここで全部やれるのかどうかということになりますと、証人に対する尋問と...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 午前中も申し上げたのですけれども、知る権利という言葉が使われ始めた最初の出だしは、私の理解では昭和二十五年あたりにそういうことを新聞週間のスローガンとして使用され始めたことでございますので、その言葉を使うかどうかということはそれぞれお考えがあって、その中...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 報道機関には大変大きく取り上げられたと思っております。これによって情報公開法の成立に向けて大きく前進し、特に全会一致で可決されたことにつきましては大きく評価し、あと早く成立をしてもらいたいというのが国民世論の期待だろうかと思っております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 一昨日ときょうと答弁申し上げておりますことは、知る権利という言葉そのものについては、従来から憲法上それを保障されているか否かについては解釈の違いがある、見解の違いがあるということであり、また法律としてこの言葉を使うことがなじむのかどうかということについて...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 意味することは同じであろうと想像をいたしております。 正確に知る権利をどこかで定義をされた、新聞週間のスローガンとして使われ始めたことでございますので、正確な内容についてどこかで定義をされているというわけではないと思います。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今この内閣の一員でございますので、立法府の立場を置き忘れてというのは、ちょっと意味が私はわかりかねるんですけれども、そういう言葉が使われないと立法府としての責任を果たしていないということになるということですか。そうであれば、そういうことはないと思います。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) それは私もそのとおりであって、たとえ憲法に書いていなくても、あるいは憲法上解釈ができなくても、それは立法府の判断としてそれがふさわしいということであれば当然そういうことになるんだと思いますし、また書いてあっても書かないということも、これは法律そのものが違...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) たびたび申しておりますように、地方自治体と国はお互いに独立の機関でございますので、それぞれの判断でもって、条例でその言葉を使ったり、国が法律の中で使わなかったりするというのは、これは別におかしなことではないと思います。また、知る権利という言葉に特段思い入...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 三段階で取るということは、まず請求が出て受理してから開示決定などの通知書の発出までの処理に要する費用がある、それから閲覧手数料は閲覧を実施するということにかかる費用がある、それから交付手数料はコピーの作成にかかる費用があるということで、三つに分けて各段階...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 国民共有の財産でありますし、また主権者から内閣が信託を受けてそのような行政活動をしたものがそこに蓄積されているわけでございますから、主権者のものである。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) ですから、そのような行政組織あるいは内閣まで含めて行政組織というもの全体が主権者である国民のものでありますから、その共有財産をそれぞれの個々の一人一人の国民に対してどのようにディスクローズするかというときになると、今度は開示を求めておられる方々と開示を求...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 一般論としては、今、吉川委員がおっしゃったように、そのときの判断でもって隠したり出したりするものではないと思いますし、また、文書管理のルールについてはきちんとしたものをつくるように努めていくべきだと思っております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 文書の公開に関するルールというものは、今一般的なルールが、例えばプライバシーとか国家の安全とか、そういうふうなことで一応法律に定めてありますけれども、それに該当するかどうかの判断というのは各行政庁の長が行うということになっていて、それに不服であれば情報公...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) これは文書管理の話になろうかと思うわけでありますけれども、文書管理については今この法律にも書いてありますように、文書管理に関する定めというのを、ルールを各省庁においてつくる、そしてそのルールについての基本的な事項を政令で定めるというふうに決めております。...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 立案過程のことでございますので、行政管理局長に答えさせたいと思います。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 結局は、この開示、不開示の判断というのは、行政官というよりも内閣が最終的な責任を持って判断することだと思うんですね。そのことが公になって世間にさらされることによって安全保障上危険だと思うのかどうかという判断は、まさに政策的な判断であって、最終的には内閣の...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) ですから、一般論としてはそういうことはあるんですけれども、しかし個々の問題について、今おっしゃったようにそう判断をする人も、前にも申しましたように憲法十五条の、要するに行政、内閣は何のために仕事をするのかというと、一部の国民ではなく国民全体のために仕事を...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) どうも何か法律や理論的、論理的にこういうことは詰められるというふうにお考えのようですけれども、私は、クリントン大統領がそういうふうなことを決めた、何年か期限がたったらすべてのものを公開するというのは、それはクリントンの政策判断、主張であって、そのことをア...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) いや、そんなことは言ってないわけで、それは今の段階で外交、安全保障については原則として、それからまたプライバシーの保護のようなことについては制限する方が国の安全にとってはいいだろうという判断をしてこの法律を出しているわけです。後退しているわけじゃなくて、...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 私も同じように理解しております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 例外の中にそういうものが入っておる、原則は開示なんだけれども、外交、防衛に関する機密にかかわる情報というのは非開示で例外扱いになるということだと思います。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) この間の防衛庁の事件で、結局そういうことを実行した人は懲戒処分の対象になっているわけでありますから、今だってやってはいけないことをしたわけです。やってはいけないことになっておるし、それをやったらばペナルティーがあるということは、今現にそういう制度になって...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 与野党の共同修正案が出されるまでは、私は一貫して政府原案がベストのものであるということを言い続けてきたわけでございますから、ここで私どもが修正を受け入れるということは、やや断腸の思いというか、そういうところはあるわけでございます。ただし、私どもは前から言...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) これはちょっと言い過ぎるかもしれませんけれども、やや世代的なものがあって、日本国憲法のもとで育ってきた者がふえてくれば当然国民主権というものをみずからの血となり肉となして育ってきているわけでありますから、当然それはあってしかるべきというふうに考える意見が...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) もちろん、冷戦構造が崩壊したということは、我が国の国民の各界各層についても大きな衝撃を与えたことでありますので、そこで認識が変わってくる、考え方が変わってくるということは大いにあったと思っております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 最初におっしゃいました規制緩和や地方分権と情報公開の関係でありますけれども、それは情報を持っている者、十分な情報を持っていなければ自己責任社会が成り立ち得ないというのはそのとおりでありますので、そういう意味でもこの情報公開法というのはおっしゃるように新し...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) こういう人選をするときは、本当に人事権を持つ総理というのは大変大きな存在になるわけであります。事実上、我が国においては司法と立法、行政は分離されて、三権分立ということになっておりますけれども、例えば最高裁判所の長官も内閣の指名に基づいて天皇陛下が任命する...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 私は、人事権というのはまさに人事権を行使する人の全人格をもって判断することであって、いろんな人に聞いているうちにもう収拾がつかなくなるということはよくあることでございます。だから、組織代表、利益代表みたいな形でもって出てくるとこれは機能しなくなるわけでご...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 私は、みずから議員立法も幾つかいたしておりますので、今、議員立法を思い立って、そして可決、成立するような議員立法の姿にするというのは大変なエネルギーが必要でありますので、にわかにはそう多くの例がないわけでございます。 しかしながら、本来私は、この国の...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) これは、先ほどもお答えいたしましたように、今裁判所の管轄のお話をおっしゃっているのであれば、私はずっと一カ所がベストであるということを言ってきたわけでございますので、にわかにそういうことを変えるわけにはいかないということでございます。 いずれにせよ、...全文を見る | ||
03月11日 | 第145回国会 参議院 予算委員会 第14号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 四二・八時間と聞いております。 |
○国務大臣(太田誠一君) 統計のとり方が違っておるというふうに理解しております。 労働力調査の週間就業時間は、月末の末日から一週間をとった、その就業した時間の合計であります。そして、労働力調査には副業の時間も入っております。そこが違う点であろうかと思います。 | ||
03月12日 | 第145回国会 参議院 総務委員会 第4号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 海老原委員がおっしゃることはまことにそのとおりだと思います。 そこで、総務庁としてのこれまで守ってきた法律の体系と申しますか、法律の考え方というものからすれば、かつて取り交わされた約束事をきちんと守っていく、それをゆるがせにした途端にいろいろなものが...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) 私も去年の七月に総務庁に参りましたときに、今、足立委員がお感じになっておりますのと同じような感じを持ったわけでございます。何か見せかけのことをやっておるのではないかというふうに思ったわけでございますけれども、実は純増とか純減とかそういうことだけが意義があ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 一つは、行政がある時代に定めた制度、こういう政策にのっとった行政というものをやりたいということを考えて定めた制度というものがそういつまでも意義があるわけではないわけでありますから、それは絶えずその仕事は今なお必要なのかどうか整理していかなくちゃいけない。...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今の足立委員の御議論の背後に、ちょっと民間の場合と国家公務員の場合の違いというのが私はあると思うのであります。それは、昔からわかり切ったことでありますけれども、国家公務員の場合には身分保障が基本的にあるわけでございまして、例えば途中解雇というふうな言葉は...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) ちょっともう一度。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 総定員法における定員というのも、あるいは普通、総定員法という同じ土俵の上で考える定員というのと実はさまざまな、そのときに応じて違ったことを言っている場合があるわけでございます。私も気がつかないで言っている場合があるわけでございます。しかし、基本的には今お...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今、先生おっしゃったような意味であります。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今おっしゃった事前調整型から事後チェック型へと移行するということなんですけれども、事前調整型については、おっしゃるように規制緩和をすれば人が減ってくるはずでございます。一方、それに対して事後チェックというのは、すなわちこれは人がふえざるを得ないわけでござ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 審査会の委員につきましては、委員の長期留任は特別の事由のない限り行わない旨の閣議口頭了解が行われております。これによると、任期三年の委員は三期までを原則とすることとなっております。 情報公開審査会委員の再任については、任命権を有する内閣総理大臣におい...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 情報公開法が施行されるまでの間に、政府及び各行政機関においては施行準備にかかわる大量の事務作業が見込まれるところであります。政府としては、その施行のための政令、施行通達等の策定、施行制度の周知広報、全国に置く総合案内所の整備などを行う必要がある。また、各...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 熱意はございます。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 高齢者の交通安全の問題というのは大変深刻なものになっておると思います。諸外国に比べても大変交通事故死亡者数に占める高齢者の割合が高いわけでございます。したがって、総務庁は十省庁の取りまとめという役目でございますので、各省庁においてもそれぞれ努力をしていた...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 衆議院のことしか知らないものですから的確なあれになるか、間違ったことを申し上げるかもしれませんけれども、結局のところ、これは衆議院において問題はもっと深刻だと思います。議会の今言ったような調査など、あるいは国会図書館もそうでありますけれども、我々の知りた...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、最近の経済情勢等にかんがみ、恩給年額及び各種加算額を増額すること等により、恩給受給者に対する処遇の改善を図ろうとするもので...全文を見る | ||
03月16日 | 第145回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 平成十一年度の総務庁北方対策本部関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 平成十一年度総理府所管一般会計歳出予算要求額のうち、総務庁北方対策本部関係予算額は十二億九千四百十九万一千円であり、これは前年度の当初予算額に対して二億五百四十八万四千...全文を見る |
03月17日 | 第145回国会 参議院 予算委員会 第16号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) これは私の権限ですから。 各省庁の機構、そしてその運営につきましては総務庁長官が責任を持っております。 私がたびたび閣議で申し上げまして各閣僚の方々にお願いをいたしましたのは、ただいま言われました通達につきましては、大臣がそれぞれみずからの判断で...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) いやいや、要するに大臣とその…… | ||
03月23日 | 第145回国会 参議院 総務委員会 第5号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 行政改革を直接やっておりますのは中央省庁等改革推進本部でありまして、私もそこの責任者でございますので、今の森田委員のお話を念頭に置いて、ただ、今、局長が答弁しましたように総務庁としては内部で今検討中でございます。それがちょっと二重人格なんですけれども、私...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) 恩給受給者の方々に対する処遇の改善につきましては、この恩給の制度というのが国家補償的な性格を有するということを踏まえまして、また現在、受給者の方々は百五十六万人、平均年齢が八十歳ということでございます。そして、それぞれの受給者の方々が恩給を心の支えとされ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) この間からたびたびお取り上げをいただいております恩給法の国籍条項につきましては、今、海老原委員がおっしゃったことも十分考えなければいけないことだと思います。 したがって、これは日韓の間の条約の中で一つの結論も出ていることでありますし、韓国や北朝鮮ある...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 平成十一年度の恩給改善につきまして、今申されましたように従来の恩給が国家補償的性格を有するものであることを十分に考慮しまして、恩給改善の過去の経緯、それから恩給制度内のバランス、受給者の高齢化等を考慮いたしましてその改善を図ろうとしたものであります。今回...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 総合勘案をするということが従来の考え方でいうと実質価値を守るということになっているんだと思います。今おっしゃいました、いわゆる預金金利の水準が従来の水準から見れば大きく低下をしておるということは、言ってみれば市場で決定をされるさまざまな、これは資本に対す...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) この点につきましては、公的年金の改革、特に先ほど言われました運用の益が大変小さくなっておるということからくる制度の改正ということと国家補償的な性格を持っておるということが、たびたび明言いたしております恩給制度とはそもそも成り立ちが違うということでございま...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今の御指摘の話は事恩給法にとどまらず、我が国の法律全体について言えることではないかと思います。御趣旨を念頭に置いておきたいと思います。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 恩給受給者の方々に対する処遇の改善については、従来から恩給が国家補償的性格を有するものであることを十分考慮して、この改善に努めてまいりたいと思います。そして、平成十一年度の改善についてもこのような考え方で、各恩給関係団体の要望等を十分に踏まえた上で、恩給...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 私も、議会制民主主義のもとで直接一人一人の国民がどういう情報開示の請求をするのが適当かというテーマについては、前から考えております。 実は、こういう国民一人一人の直接の請求という前に、国会法とかあるいは議院証言法とかについてさらに改善を加えて、あるい...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 結局、さっき申しましたように、一人一人の国民がそういう新たな主権者としての立場をここで確保することになるわけでございますから、それがひいては全体として国民主権という考え方が強化をされるということに、実質的に国政がそうなっていくというふうに考えております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 五百円という数字は総務庁の方で出したわけではなくて、修正の提案者の方の提案理由の中で出てくる数字でございます。こちらの方からお答えいただいた方が……。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 先ほどから委員の御質問を伺っておりまして、大いに共鳴できる御主張もあるわけでございます。今、さらなる修正ということについては、この委員会あるいは理事会において御協議をいただいている途中だと思います。 私どもは、当初から申し上げておりますけれども、衆議...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今、千葉委員がおっしゃいましたように、原則公開といういう制度に我々は踏み込んだわけでございますので、原則的には開示を請求されて、それに対して恐らく普通の事柄であれば行政庁の方も対応すると思いますし、また行政庁で対応しない場合にも、内閣としては情報公開審査...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 毒食わば皿までで行けというお話でございますが、それはたくさんの場所で、これは千葉委員やここにおられる委員の先生方はよくおわかりでありますから誤解はありませんけれども、一般には請求をすることが全国の中で一カ所しかできないというふうに、それが八カ所になったと...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 私もこの衆議院での修正の際にいろんな御意見に接したわけでございまして、千葉委員が今おっしゃるような御意見も衆議院段階でもあったわけでございます。しかしながら、我々の言うことも念頭に置いていただいたこともあったと思いますけれども、ちょうど高裁の所在地八カ所...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) というよりも、何回も同じことを申し上げて愚かしいのでございますが、私は一カ所でよかったのではないかなというふうに思っているということでございます。 情報公開法のこういう成立をするであろう時期に総務庁長官という責任を担っていることは、大変名誉なことだと...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 復帰前に那覇がそれ自体として高等裁判所の機能を持っていたということはそのとおりであろうと思います。しかし、日本国に復帰する前のことでございますので、それを復帰前の状態に戻せというようなことはまさか先生もおっしゃっているわけではないと思いますし、やっぱりそ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 一般的に、すべての国民一人一人に情報開示を求める権利を与える、与えるというか主権者であるから当然なんですけれども、主権者には当然そうすべきだという判断をこの法律で下すという中で、一人一人がそのような国民、主権者としての権限を行使するということは、行使した...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) この情報公開審査会が九人体制ということはどうかということと、それから非常勤、常勤の関係はどうかということでございますが、実は今行政改革の一つとして政府に設けられた審議会を大幅に削減するということをやっております。その中で、例えば政策目的のための審議会から...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) この審査会のメンバーについては、まさに内閣総理大臣が両院の同意を得て任命するわけでございますので、一体だれを選ぶかということでもってまさに総理がどれほどのものであるのかということが判断されることになるわけでございます。人事というのはまさにリーダーの資質を...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 私も時々正確さを欠くことを申し上げることがございますが、それは多分附帯決議において五百円ということが書いてあったことを申し上げたのではないかと思います。 五百円ということを申しましたけれども、そういうふうになったというふうに申し上げていたとすれば不正...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 修正案の提案理由の説明の中にそういう数字が入るということをお聞きしましたときには、私は、五百円以下ということは、五百円をいただくことになるのかなというふうに考えておったところでございます。五百円も入るのではないかと思ったところでございます。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) ほかの行政サービスと比較をしてケース・バイ・ケースであろうと思うわけでございます。図書館の場合は確かにそうなんですけれども、ちょっと今適当な例を思いつかないんですけれども、それはどれだけの請求があるかわからないという時点でその体制をとっておくということは...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) おっしゃることはまさに正論であろうと思います。そうなるように努力をしてまいりたいと思います。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 先ほども同様の御質問が出たんですけれども、共有の財産であるということは、それを利用する、それにアクセスをする国民とそうでない国民があるわけなんで、それ自体は、その国民共有の財産があるということは財産なんだから意味のある存在だし、アクセスすることは意味のあ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) それはまだ確立をされていない新しい仕事でありますから、そのためにこれだけの要員を準備しておけば間に合うというふうなことにはなっておりませんので、体制が固まるまでには少し時間がかかるのではないかと思っております。体制が固まったらば当然そこに専念をする人とい...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) その前に、前段でおっしゃったことですけれども、登記制度というものをそこに用意しておくのは日本国であれば行政の当然の責任でありますので、だれも余計な仕事だとは言っておりません。しかし、登記にかかわってアクセスする人に対しては手数料をいただくということになっ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 市民オンブズマンの方々にとって最大のネックというか障害が手数料の存在だったというお話でございます。私はちょっと適当な例を、具体的な数字を持っておりませんけれども、たしかどこかの都道府県の交際費の開示請求は何万人という方がされたというふうにお聞きをいたして...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) それはそのとおりでございますが、先ほどから答弁を申し上げておりますように、原則開示をするということになるわけでございますので、通常の請求であれば行政の中できちんと答えが出ていこうかと思うわけでございます。 あくまでも例外的な出来事に対する救済手続でご...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 我々も同じようにそういう地図を塗ってつくればよかったわけでございますが、単に、例えば北海道は真っ白で安いように書いてありますが、一番端っこから札幌まで行くためには片道六時間ぐらいかかるそうでございますので泊まらなくちゃいけない、泊まれば宿泊費がかかるとい...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 先ほども申しましたけれども、いわゆる司法と国民の間の関係について、これから国会でもいろいろ御議論がなされることと思いますし、私も関心を持って見てまいりたいと思います。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 大変御激励をいただいて、我が意を得たりという感じでございます。それこそ自分のお金でお酒を飲みに行くことはどんどんやっていただかなくちゃいけませんし、だから何かよこしまなことを、自分のお金で飲んでいるときも気がとがめる、後ろめたいというようなことはあっては...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) いずれにせよ、初めて我が国に導入される制度でございますので、あらゆる意味で試行錯誤の過程の第一歩だと考えておりました。 したがって、訴訟の管轄につきましても、原則公開ということになったわけでございますので、訴訟が起こるのは例外的な出来事であるという解...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) それは足らざるところを補っていただきましたけれども、一つの事件について各裁判所でもってばらばらな結論が出たらば大変混乱するわけでございますから、できれば一カ所でやっていただきたいということもあります。 それからまた、それに対応する裁判官の数ももちろん...全文を見る | ||
03月24日 | 第145回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○太田国務大臣 大変おくれてまいりましたことをおわび申し上げます。 中央省庁等改革後の沖縄対策担当部局のあり方につきましては、内閣総理大臣を長とする内閣府に沖縄対策、北方対策について担当大臣を置く、これは新しい制度でございます。それに、これは仮称でございますが、沖縄振興局を置...全文を見る |
○太田国務大臣 法案をいつ提出できるかということにつきましては、前から、四月中にぜひ提出をさせていただきたいということを申し上げているわけでございます。そのために、今、最後の詰めをいたしておる段階でございます。したがって、そのときまでは正式に内容がこうでありますということを断言で...全文を見る | ||
○太田国務大臣 北方領土の問題についての関心は年々高まってきていると私は思いますし、また、そのような世論の喚起あるいは結集についての努力も決して空回りはしていなくて、きちんとかみ合っておると思うんですね。 どのぐらいこの問題についての国民の間の認識、理解があるのかということに...全文を見る | ||
03月31日 | 第145回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○太田国務大臣 青少年問題に関する特別委員会の開催に当たり、総務庁長官・青少年対策本部長として、現下の青少年をめぐる問題に対する基本的な認識、総務庁を中心とした政府の取り組み等について、その概要を御説明申し上げます。 二十一世紀を目前に控え、少子高齢化、国際化、情報化を初め、...全文を見る |
04月05日 | 第145回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 総務庁といたしましては、すべての未確認墓地の確認を行えるように全力を尽くすとともに、早期に墓参ができるように全力を尽くしたいと思っております。 |
○国務大臣(太田誠一君) 一月十一日であったと思いますけれども、ちょっと私の記憶が定かでありません。稲嶺知事及びたしかそのとき連合の代表の方も御一緒されたかと思いますけれどもお会いをいたしまして、省庁再編の結果どうなるかということを大変心配しておられましたので、それは御心配には及...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 内閣府の沖縄対策担当部局は沖縄振興を強力に推進する立場から内閣府に位置づけられておりまして、米軍基地問題につきましては、内閣府の沖縄対策担当部局のみならず、外務省、防衛庁等関係省庁と緊密に連携して対応していくことが肝要であるというふうに考えております。 ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) ビザなし交流の中で、既に野鳥の専門家四人が色丹島と択捉島を訪問したわけでありますけれども、これは訪問計画の内容や四島側の要望を踏まえながら個別に訪問の是非を判断するということになっております。これは交流が目的でございますので、自然環境保護の運動を主たる目...全文を見る | ||
04月07日 | 第145回国会 参議院 決算委員会 第3号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 基本法第四十六条の五号においては、公共事業の見直しの一環として、費用効果分析を行い、その結果を公表することにより、公共事業の評価の適正化を図ることといたしております。 これを受けて、関係省庁において公共事業の実施前における費用効果分析の共通的運用方針...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) 今おっしゃいましたように、中央省庁等改革に係る大綱においては、総務省は、「全政府的見地から府省横断的に評価を行う必要があるもの」、「複数の府省にまたがる政策で総合的に推進するために評価する必要があるもの」及び「府省の評価状況を踏まえ、一層厳格な客観性を担...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今おっしゃいましたとおりであります。 総務省は、中央省庁等改革に係る大綱におきまして、「全政府的見地から府省横断的に評価を行う必要があるもの」、「複数の府省にまたがる政策で総合的に推進するために評価する必要があるもの」等について政策評価を行うことにな...全文を見る | ||
04月23日 | 第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第11号 議事録を見る | ○太田国務大臣 今、米田委員から御指摘がございましたけれども、今回の中央省庁等改革の一つの柱になっておりますのは、内閣総理大臣のリーダーシップの強化ということでございます。 しかしながら、私どもは、昨年の六月に成立をいたしました行政改革の基本法の考え方の枠の中でやるというのが...全文を見る |
04月27日 | 第145回国会 参議院 総務委員会 第7号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 閲覧手数料の徴収単位、具体的額等については政令で定めることとしておりますが、閲覧する文書の分量に応じた手数料額となるようにしたいと考えており、一決裁文書ごとに手数料を徴収するような制度とすることは考えていないというのは今の答弁のとおりでございますが、今後...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) 手数料の金額は実費を調査の上政令で定めることといたしておりますが、個人情報保護法と比較されて三百円以下にすべきであるとの議員の御意見は、大変傾聴に値するものと考えております。政令を策定する際には、委員の御指摘を十分踏まえ検討させていただきたいと思います。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 情報公開法については、衆議院における法案修正により、施行後四年を目途として見直しを行うことが明記されるとともに、附帯決議において、「審議の過程において論議された事項については、引き続き検討を行うこと。」とされているところであります。 政府としては、こ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 参議院において、与野党による修正協議が真剣に行われ、附則に情報公開訴訟の管轄のあり方等が加わったことを重く受けとめております。与野党協議の経過からして、沖縄の取り扱いも念頭に置いたものであることを認識いたしております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、政府といたしましてもその趣旨を踏まえ適切に対処してまいりますことをお約束申し上げます。 | ||
05月11日 | 第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 中央省庁改革の法案は、四月二十八日に国会の方に提案をさせていただく運びになりました。 その中で私どもが、十一カ月になろうかと思いますけれども、ずっと厳しくみずからを律してまいりましたのは、昨年の六月に国会で成立をいたしました行政改革基本法、それから行...全文を見る |
05月13日 | 第145回国会 衆議院 本会議 第29号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 機関委任事務制度の廃止に伴う定員削減についてのお尋ねがございました。 地方分権の推進は、国の事務及び事業の減量、効率化にも資するものであり、政府としては、積極的にこれを推進してまいる所存であります。機関委任事務の自治事務化に伴い、国の関与の縮小などに...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) お尋ねの国地方係争処理委員会については、今回の審議会の整理合理化方針に沿い、最もふさわしい所掌事務をつかさどる府省に置くこととし、地方自治制度を担う総務省をその設置先とすることとしたところであります。その独立性につきましては、同委員会の委員は、係争処理委...全文を見る | ||
05月18日 | 第145回国会 衆議院 本会議 第31号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) ただいま議題となりました内閣法の一部を改正する法律案外十六件の中央省庁等改革関連法律案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 本法律案は、さきに国会で成立した中央省庁等改革基本法にのっとって立案したものであります。 提案理由の第一は...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) 総務省の規模についての御質問でございますが、総務省の母体となる総務庁、自治省、郵政省の定員を単純に足し上げると三十万六千人となりますが、このうち二十九万九千人が郵政現業の定員であります。御案内のとおり、郵政事業庁は二〇〇三年には郵政公社に移行することとな...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 内閣府の位置づけ等に関するお尋ねでございますが、内閣府は、内閣機能強化の一環として、内閣法に基づいて内閣に置かれる機関でありますが、その機能は、内閣官房を助け、内閣の重要政策に関し行政各部の施策の統一を図るために必要となる企画立案及び総合調整を行うことと...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 金融庁と財務省の共管に関するお尋ねでございますが、金融破綻処理制度と金融危機管理に関する企画立案の取り扱いにつきまして、ただいま池田議員からさまざまな思いをお話しいただきました。 そのお気持ちにつきましては私は理解できるところもあるわけでございますが...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 任務規定、所掌事務規定と権限規定の関係についてのお尋ねがございました。 任務及び所掌事務の規定は、各府省の行政目的及び各府省が担う事務を規定するものであり、各府省の権限を定める権限規定とは性格を異にするものであって、御指摘のようなことはないものと思い...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 独立行政法人制度についてのお尋ねがございました。 あいまいであるというような御指摘がございましたけれども、あいまいなことはないと思っております。というのは、独立行政法人と特殊法人の違いは、独立行政法人は透明性を持たせる、すなわち、企業会計原則にのっと...全文を見る | ||
05月19日 | 第145回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号 議事録を見る | ○太田国務大臣 先般公表いたしました九つの特殊法人の財務内容に関する調査結果の概要について御説明いたします。 まず、調査の背景について御説明いたします。 平成九年六月、当庁が取りまとめの上提出し成立させていただきました特殊法人の財務諸表等の作成及び公開の推進に関する法律が...全文を見る |
○太田国務大臣 竹本先生には大変お励ましをいただきまして、ありがとうございます。先生を初めとしまして、委員会の皆様方の御審議など、国民各界各層において幅広い御論議が展開されることを期待いたしております。引き続き二十法人の取りまとめを急ぎ、順次公表してまいりたいと考えております。 ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今回の調査結果の公表によりまして、これを素材として、ただいまも御激励をいただきましたけれども、広く国民各界の中で論議が進展をし、これを踏まえながら所管官庁及び特殊法人における課題への取り組みが進むことを期待いたしております。 このような議論の進展や改善の進捗状...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今回調査結果の中で、阪神高速道路公団の債務の償還の確実な達成のため抜本的な対策が必要である旨を指摘いたしました。しかし、具体的にどういうふうに方策を講ずるかについては言及をいたしておりません。 抜本的な対策の内容としてはあくまでも、想定されるのは、公的資金の導...全文を見る | ||
○太田国務大臣 最初に発言を申させていただきました発言要旨には、「民間企業以上の水準のディスクロージャーが実現し、」というふうに書いておりますが、これは私は適切な表現ではないと思いましたので、口頭で「財務諸表の記載事項に関して」ということを挿入させていただいて、オーバーな表現を使...全文を見る | ||
○太田国務大臣 連結決算のようなこと、それはそういう視野も必要であろうかと思いますし、また、あるいは全部そういうふうにすると余計わからなくなるということもあるのでしょうけれども、さまざまな視野から、やり方については改善の余地があろうかと思っております。 | ||
○太田国務大臣 長官というよりも政治家としてのお答えということで答えさせていただきますが、特殊法人の事業は国の政策のもとで遂行されておりまして、国民の厳粛なる負託を受けて政策の基本的な枠組みである法律をつくっていく私ども国会議員に課せられた使命は、まことに重いと思います。高速道路...全文を見る | ||
○太田国務大臣 特殊法人の業務内容、経営形態はさまざまでありまして、それぞれの政策機能を果たしてきていることから、その整理合理化は、一つ一つの特殊法人について事業の要否、事業遂行機関としての合理性などを精査して進める必要があり、また、政策遂行の継続性、安定性を考えると、特殊法人を...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今回の調査結果では、道路四法人の収支の状況に各法人ごとの程度の差はあるものの、いずれも債務を着実に償還していくことが求められるものであり、それぞれ提起した課題に応じた措置を講ずべき所管省庁及び各公団において最大限の努力を払うことを期待いたしております。 | ||
○太田国務大臣 国から特殊法人への出向は、一般に、特殊法人の要請を受け、国の機関を退職して特殊法人の職員として採用される形態で行われる。したがって、特殊法人の職員としてどのような業務に従事するかは、御指摘の留学のケースを含め、当該特殊法人の業務上の必要に基づき適切に判断されるべき...全文を見る | ||
05月19日 | 第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○太田国務大臣 ただいま議題となりました内閣法の一部を改正する法律案外十六件の中央省庁等改革関連法律案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 本法律案は、さきに国会で成立した中央省庁等改革基本法にのっとって立案したものであります。 提案理由の第一は、内閣機能...全文を見る |
05月25日 | 第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○太田国務大臣 事務局を通じまして、たびたび答弁を短くせよという言明がございましたが、政治家同士のやりとりというのはあらかじめ管理することはできませんので、お許しをいただきたいと思いますが、今の件について申し上げれば簡潔にお答えできるわけでありまして、伊吹委員のような考え方でもっ...全文を見る |
○太田国務大臣 それは、内閣機能の強化というのは、結局は、総理大臣を中心とする政治家たる者が過半数を占める内閣が、行政全体を、行政改革を引っ張っていくということであります。 今の内閣官房長官と副長官については、既に今、ここにもおられますし、制度としてスタートしておりますので、...全文を見る | ||
○太田国務大臣 行政改革担当大臣でございます。 今のおっしゃることは、要するに、政治主導が十分でなくて、行政主導であったということが改革がおくれた原因だと思います。 | ||
○太田国務大臣 私は、この一年間近くずっと見てまいりまして、結局、今のようにおっしゃられると、何か地方分権だけが唯一の改革であって、それ以外のものは改革でないというふうにも聞き取れるものですから、そこははっきり申し上げたいのですけれども、これは、政治主導にするということも改革であ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 物事を改革するという場合に、論理的に言えばこういう手順でやった方がいいということはあるかもしれない。しかしながら、政治的に、あるいは現実の段取りとして、ここからやった方がいい、早い、あるいは効果的であるということはあるわけでありますから、ともかく改革をやろうとする...全文を見る | ||
○太田国務大臣 民主党の御提案の名前のつけ方が違うところもございますので、もう一回申し上げます。 その事後チェック、つまり政策評価というのは事後のチェックでありますから、事前の調整から事後のチェックへというのがこの行政改革の一番のテーマでありますけれども、事後のチェックをどこ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 総務大臣に与えられる内閣総理大臣に対する勧告権というのは、他の省庁にはない権限でございます。あとは特命担当大臣が持っておるだけでございますので、ぜひ、そこはきちんとできるのだ。 ちょっと今総務省の構成についてお話がございましたけれども、今の構成についてはこれは...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今お示しをいただいた手順というのは、まさに平時においてはそういう、今のような順番で整理をしていくことが大切であろうと思っております。間違いではない、正しいことをおっしゃっていると思います。 ただ、ここで今やっていることは、皆様方は何か平時の改革をやっているよう...全文を見る | ||
○太田国務大臣 中央省庁改革でもってこのテーマに取り組むということで、答えが出てきたものがそれであったわけであります。 要するに、中央省庁改革の各省庁の任務という考え方を強く打ち出しております。それは、従来は権限の範囲というようなものでもって領域を定めていたわけですけれども、...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今のようなお言葉ではございますが、行政改革の大きな切り口というのは、これは従来の縦割り行政、二十二の省庁が割拠分立して、それぞれ自己増殖をしてきたということをどうするかという観点が一つあったわけであります。そして、それをどうするかということの中に、任務に基づいて再...全文を見る | ||
○太田国務大臣 それは、例えば国土交通省について見れば、一つの役所でもって、その地域について何のプロジェクトが優先するかということは定まりやすくなるわけでありますので、ひいてはそれはスリム化にもつながると思います。 また、大きな省庁、三つか四つか一緒になった省庁については、単...全文を見る | ||
○太田国務大臣 環境省の問題でいいますれば、任務によって分けたわけでございますから、例えば、下水道の整備あるいは上水道の整備という整備の仕事と、環境政策の観点からする水質の確保、安全性とか、あるいは環境政策上の問題というのは、これは、さっきも申しましたように、環境省の任務としてそ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 縄張り争いが不毛であったことから、大くくりにしたということもあるわけでございます。当然、合併した会社と同じように、それぞれが、もとの会社が派閥のようになって相争うということは、それは起こり得るかもしれませんけれども、そこをきちんとやるのがまさに政治主導であって、大...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今がどうかと、今の制度については、これはさまざまな改善をする点があったからこの行政改革をやったわけでありまして、その中で、政治主導ということがきちんと発揮できるように、さまざまな制度や仕組みをつくったということでございます。 そうしたからといって、政治家がある...全文を見る | ||
○太田国務大臣 職員を結果として減らすということは、これは一つの全体目標としては置いておるわけでありますけれども、行政改革の目標は、それ以前に、透明化もあれば、あるいは統合化というか、整合性を確保するために調整機能を与えるとか、さまざまな目的があって、その結果として、透明化、ある...全文を見る | ||
○太田国務大臣 昨年の中央省庁改革の基本法の審議においてそういうふうな御指摘があったということでございますが、いずれにせよ、その時点で法律は、基本法ができちゃったわけでありまして、今言う大くくりの省庁の再編成ができた。その精神を私どもは体して、具体化の作業をしてきたわけでございま...全文を見る | ||
○太田国務大臣 基本法は、まさに立法府が決定されたことでありまして、それを尊重して従っているということでございます。 もう一つ、今ずっとここ何問かの先生の御質問は、大きくなった大きくなったとおっしゃるんですけれども、それは、今まで二十二あったのが十二になったということをまずお...全文を見る | ||
○太田国務大臣 毎年毎年の定員の管理というのは総務庁の行政管理局がいたしておりますけれども、それは最後の結末をつける段階でございますから、それ以前に、各省庁がさまざまな角度から、毎年毎年、これから十年間で二五%の削減になるように、それぞれの事務を減量化していくという努力があるわけ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 特殊法人につきましては、もちろん我々、問題意識を持っております。独立行政法人を制度設計する際に、特殊法人にかかわる現状の問題点ということを頭に置きながら、これが不透明であったり、あるいは事後評価の制度がなかったりするわけでございますが、そういう欠陥を持たないように...全文を見る | ||
○太田国務大臣 独立行政法人が、結果として、総定員法の対象になります国家公務員の総定員を減らすということになることは否定をいたしませんが、その御議論の前提に、何か独立行政法人の方が実現するのが楽だというふうな前提があるように私は思えてならないわけでございまして、定員削減というのは...全文を見る | ||
○太田国務大臣 リンゴはしんから腐ってくるのか外から腐っているのかというふうな話にもなろうかと思いますけれども、どこから治療したらいいのかということは、先生のおっしゃるようなことは確かにそのとおりで、いろいろな問題があることはわかります。わかるけれども、その本体の中心部分、その外...全文を見る | ||
○太田国務大臣 それは、情報公開法のときにたびたび御説明をいたしましたけれども、要は、別にやめたわけではなくて、これは二年後に制度をつくりますと言っておりますから、もう早速準備に取りかかる段階でございます。これは、二年後には必ず、情報公開の特殊法人に関する部分はスキームを確立いた...全文を見る | ||
○太田国務大臣 私は、先生が御指摘になっている事実は大変重要なことだと思っておりますし、それは必ず近いうちに解決を迫られていることだと思っております。よくわかっております。 ただ、今のお金の話で言えば、それは、それこそ行政改革の話というよりも予算の問題でございますので、それは...全文を見る | ||
○太田国務大臣 許認可の数が結果としてふえておることは、そのとおりだと思います。 それは、一番典型的には、規制緩和委員会から出てくる勧告だけでも、六百とか九百とか相当な数のものが出てきて、それは相当部分実行をいたしておりますから、一方で減っているわけであります。ところが、そこ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 いいかげんなことを言っておるんではなくて、認可から届け出に変わるということ自体が規制緩和であります。その際に、数が減らなかったり、あるいはふえたりするということがある。そのことが今減っていないということの非常に大きな要素であるということはぜひ、各省別に資料を、今は...全文を見る | ||
○太田国務大臣 全体としてふえていることは否定をいたしておりません。全体としてふえていることは否定をいたしません。 しかし、ふえている理由は、従来のような延長線上でふえているのではなくて、従来型のものは間違いなく減っているし、認可が届け出になったりしているということがあるわけ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 いや、田中委員のおっしゃることは私は認めているわけですよ、全体としてふえていますと。しかし、ふえているのはこういう事情であって、一方で減らす努力をしておるということを申し上げておるわけでございます。 もし私の言うことが信用できないのならば、行政管理局長がおりま...全文を見る | ||
○太田国務大臣 五月に、今月でありますけれども、行政監察局が特殊法人に関する財務調査をいたしておりますが、それによれば、本州四国連絡橋公団は、収支率は二一一、百円の収入を上げるのに二百十一円のコストがかかるという状態でございますので、先生がおっしゃるように、とてもちょっと考えられ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 おっしゃることはそのとおりでございます。 ただ、それは、行政監察の仕事は、客観的に冷静に物事を分析して、その結果を国民に問う、こういうことですよということをディスクローズするのが仕事でございますので、その解決策というのはまさに企画立案の仕事になるわけであって、...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今おっしゃる、特殊法人が今大変大きな問題を抱えているということは、そのとおりでございます。そして、それに対して、この中央省庁改革の問題が峠を越えたらば、我々は直ちに特殊法人の問題に取りかかるということになると考えております。 ただ、今なぜ時間がずれるのかという...全文を見る | ||
○太田国務大臣 西尾教授が部会長をおやめになると辞表を出されていたわけでございますが、委員としてはお残りをいただいておりまして、引き続き、地方分権のことについて我々と一緒にお取り組みをいただいているわけでございます。 部会長をおやめになるというときには、あるいは先生がお伺いの...全文を見る | ||
○太田国務大臣 予算編成に関しましては、予算編成の基本方針を経済財政諮問会議で調査審議をして、そこで案をまとめるわけでございます。 そして、この経済財政諮問会議は、内閣総理大臣が議長を務め、そしてまた、物によりますけれども、予算の場合には主要な閣僚が全部出席した上で、そこで決...全文を見る | ||
○太田国務大臣 おっしゃることはよくわかるわけでございます。 ただ、予算編成の基本方針を、経済財政諮問会議で案をつくるわけでございまして、その文章に至るまで、これは経済財政諮問会議の委員が書くことになっております。そういたしますと、その文章がそのまま閣議に出てくるわけでござい...全文を見る | ||
○太田国務大臣 そこに予算編成の基本方針の案を書くというところが、これは当然その書く人がイニシアチブをとるわけでございます。極端に言えば、内閣総理大臣はその中にいて、その議事をまとめる議長役をしておるわけでございますから、閣議においては、当然、内閣総理大臣がリーダーシップを持って...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今申し上げましたように、閣議で最終的に決めなくてはならないというのは、これは憲法や内閣法の考え方はまさにそのとおりでございますので、そこの手続を形骸化するわけにはいかない。閣議を形骸化することはできないわけですね。閣議を形骸化するような仕組みはつくることはできない...全文を見る | ||
○太田国務大臣 この経済財政諮問会議がつくる基本方針はあくまでも案でありますので、それでもって内容が最後まで決まりということになった場合には、これはその閣議の決定権がなくなるということになるわけでございますので、そこは先生もいろいろな場合に御経験おありだと思いますけれども、案をつ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 各省との調整は、その案ができるまでに十分に取り入れられていると。長期計画、例えば社会保障の長期計画あるいは全国的な総合開発計画なども同時に取り上げられると。それらの五カ年計画などがつくられる場合に、前もってその経済財政諮問会議が関与できるようになっておりますので、...全文を見る | ||
○太田国務大臣 ちょっとよく的確に理解していないかもしれませんけれども、地方分権の中で今回一括法でやろうとしていることは、従来の機関委任事務を国と地方の間で分けて、そして地方事務官の制度というのは国の方で引き取ってやるということでございます。それは双方の、国と地方の間の仕事をきち...全文を見る | ||
○太田国務大臣 環境庁長官からも後で答弁があろうかと思いますけれども、環境省につきましては、この省庁再編の中で最もそういう削減、スリム化という意味では優遇された官庁でございます。局が一つも減らなかったのは環境省と外務省の二つでございます。 それを超えて、今の千人ではどうかとい...全文を見る | ||
○太田国務大臣 本来総理がお答えすべきことかもしれませんが、これは一種の行政コストを削減する運動として、総理のイニシアチブで行政各部に対して指示をして、それに対して答えが返ってくるという、政策イニシアチブという言葉を使っておられますけれども、そういうことであろうかと思っております...全文を見る | ||
○太田国務大臣 評価の主体をだれにするかということはあるわけでございます。 今の中央省庁改革では、それぞれの省庁がみずからの政策を評価するということでございます。特に独立行政法人についてはそういうことになっているわけであります。その上に、そのような評価をしている各省庁を総務庁...全文を見る | ||
○太田国務大臣 最終的に、そういう法律をつくる必要があるかということは考えなければならないと思います。今は、とりあえず今のこの中央省庁改革基本法の中で始めさせていただきたいということでございます。 そのような法律について、必要があるということになればそれはつくることになるわけ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 評価の結果をディスクローズして、それを国民が批判できるようにするということは、この仕組みの中で一番大事なポイントではないかと思います。 おっしゃるように、白書のように、自分たちが国民にPRしたいことだけを書いておるというようなことがこれから許されるはずもない。...全文を見る | ||
05月26日 | 第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○太田国務大臣 今回の大くくり編成の中で、四省庁を母体とする国土交通省についてのさまざまな、昨日も御議論がございました。 まず、きのうも申し上げたことですけれども、巨大官庁というときに、二十の官房・局であった四つの省庁、しかもその中には、北海道開発庁は局がありませんのでカウン...全文を見る |
○太田国務大臣 今山口委員おっしゃいますとおり、内閣府の設置あるいは内閣官房の機能強化というのが大変大きな柱になっております。 そこで、内閣府の性格でありますけれども、内閣の行政各部に対する総合調整機能を助ける、この総合調整という言葉は大変思い入れを持って使っている言葉であり...全文を見る | ||
○太田国務大臣 個々の省庁の今後の仕事につきまして私が答弁するのはどうかということもあろうかと思いますけれども、中央省庁改革のこの関連法案は所管でございますので、まず私から答えさせていただいて、その内容について十分御理解をいただいている各省の大臣、また御了解いただいている方々がお...全文を見る | ||
○太田国務大臣 大変困難な目標であります。今おっしゃいますように、全体を一律に減らせるものではないわけでありまして、当然、逆に増員を図らなければいけない部分もあるわけでございますから、その部分を、定員を削減するところの削減を深くしなければいけないということになりますから、そういう...全文を見る | ||
○太田国務大臣 公務員制度に関しましては、今、細田委員がかつて自由民主党の中で提起されました視野が随分議論をされたわけでございますけれども、結局、全体を一括採用ということまでには踏み切れなかった。しかしながら、それに準ずる形でもって、総合的、戦略的な、機動的な行政を実現し、縦割り...全文を見る | ||
○太田国務大臣 直轄事業の見直しとそれから補助金、補助事業の見直しにつきましては、今委員からも御指摘がありましたように、第二次地方分権推進計画で具体的に言及をしておるところでございますけれども、これは、早いものでは来年度の予算要求から出てまいると思います。そういうふうに審議会に諮...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今の岩國委員のお話は、大半がこの行政改革の中央省庁改革の基本法とは違う世界の、違う分野の話をして、それを何か今後のこの行政改革の意義をなしとするためにお使いになっておる。まさに、政治プロパガンダを言っておられると思うのです。政治プロパガンダをおっしゃることは結構な...全文を見る | ||
○太田国務大臣 私がこの法律を所管していればお答えをするわけでございますが、私が所管しているわけじゃありませんので、自治大臣にお答えをいただいております。 | ||
○太田国務大臣 御質問の中で、すべてお考えをおっしゃられて、我々が答弁しないと、先生がおっしゃったことが本当のように聞こえるものですから、お答えをさせていただきたい。(伊藤(忠)委員「その言い方はない」と呼ぶ)いや、要するに、同じように、政治家同士ですから、ちゃんと討論をしてくだ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 どういう基準で選定をしたのかということでございますが、公共上の見地から確実に実施が必要なこと、やること自体は絶対に公共上から見て必要だということと、国がみずから主体となって自分でやる必要、直接実施する必要はないのではないかということ、それから一方、民間にこれをゆだ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 どういう議論の経過があったかということですか。 要するに、これは一つ一つについて、例えば、私が全部当たったわけではなくて、各省庁と中央省庁等改革推進本部の事務局との交渉で、この基準にのっとって交渉をいたしたわけでございますので、それぞれの事務局の担当者に聞けば...全文を見る | ||
○太田国務大臣 その都度、当然報告は受けておりまして、毎日のように、きょうはこちらの機関が了解しました、あしたはこの機関が了解しましたということで聞きながら、そして、一つの説得をするのに、私だって一カ月かかった分もありますし、二週間ぐらいのものもありますし、それはそれぞれあります...全文を見る | ||
○太田国務大臣 これは協議を重ねてきたわけでありますから、その協議について、一つ一つについて、この件は、なぜここは独立行政法人になったのか、ここはどうしてならなかったのかということについては、一つ一つについてはお答えになれるわけでありますから、ここでお聞きになったらいかがでしょう...全文を見る | ||
○太田国務大臣 だから、今これだけの、法案の数だけでこんなに山のようになっているわけでありますから、私は、この場合に、国会にお出しする資料についても、みずから考えながらやっていかなくちゃいかぬと思いますけれども、今おっしゃっていただければ、それについての、どういう協議の経過であっ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今大蔵大臣がおっしゃったとおりでありますが、ただ、今の先生のおっしゃりようを聞いていると、何かまじめにやっているのにとか創意工夫を重ねているのにとかいうふうにおっしゃいますけれども、これは、まじめにやって創意工夫を重ね、立派なお仕事をしておられる方々ばかりでござい...全文を見る | ||
○太田国務大臣 独立行政法人の長につきましては、公募も含めて、広く民間も含めて人選をするということでございます。 | ||
○太田国務大臣 そこの人選は、どういう人選をするかということは、大変に、それぞれの省庁の大臣の政治家としての判断になりますので、国民が見ている前のことでありますから、いいかげんな天下り人事をやるということはないと思っております。 ただ、またもう一つ、これは特別職でございまして...全文を見る | ||
○太田国務大臣 原則天下り禁止というか、これはむしろ、その仕事について習熟している人、あるいはこれから経営能力を発揮してくれそうな人の中には、私は、その省庁にいる人たちも含まれるだろうと思うのです。あらかじめそこを排除するよりも、行ってちゃんとその実績が上がらなかった場合にはすぐ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 そこは大臣の人事権ということになりますので、ここで余り縛ることはできないということでございます。 | ||
○太田国務大臣 解散規定などにつきましては、民営化につきましても、それぞれ独立行政法人の個別法をつくらなければなりません。そのときに、そういう点についても詰めてまいりたいと存じます。 | ||
○太田国務大臣 石垣委員が、特殊法人の問題あるいは特別会計の問題についても深い御造詣を持っておられて、我々にもたびたび御指導いただいておるわけでございますが、その中で、今おっしゃいました特殊法人と独立法人が違うということで、特に独立法人の場合はディスクロージャーが、外部監査があり...全文を見る | ||
○太田国務大臣 行政改革会議の最終報告は私ども十分参考にいたしておりまして、これは、国民がみずからの責任でやっていこう、そしてまた、みずからの責任でもって国家、国全体についても責任を持とうというのは、大変立派な考え方であろうかと思います。 今おっしゃられました国立病院あるいは...全文を見る | ||
○太田国務大臣 松本委員は、何でも国営が正常な姿というふうにお考えになっているのかもしれませんが、現に我が国は、民間の病院もありますし、また地方公共団体がやっておる病院もありますし、さまざまな経営体があるわけでございます。 すなわち、国が直接やらなくてもよい、みずから実施しな...全文を見る | ||
○太田国務大臣 必ず実施しなければいけない使命を担ってスタートをした独立行政法人がその任を果たし得ないということになった場合には、今先生おっしゃるような廃止とかあるいは改編とか、そういうことになるんだと思いますね。 それから、先ほどから気になりますが、効率性だけを言っているわ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 内閣は一体でございますので私が答弁させていただきますが、それは現在の判断というものがあって、今現在はそういう判断をしているけれども、例えば時代が変わり、世の中の価値観も変わってくれば、これはもはや国として責任を持つ必要がないということになり得るかもしれません。しか...全文を見る | ||
○太田国務大臣 省庁改革の目的は、すなわち国民主権の理念に基づいて政治主導というものができるようにということが一つでありますし、また、国民の目から見て行政の姿を見えやすくするということも目的でありますし、また、これまでの縦割りの行政の弊害を排して、そしてスリム化あるいは整合性の確...全文を見る | ||
○太田国務大臣 濱田委員初め多くの御党の先生方からこの点についてはたびたび御注意をいただいておりまして、もちろん言うまでもないことでございますけれども、国家公務員の世界は、身分保障があり、また労働基本権の方からくる制約がございますので、その辺は、今総理もおっしゃいましたけれども、...全文を見る | ||
○太田国務大臣 おっしゃることはそのとおりでございます。しかしながら、現にそれは、特殊法人に関して制度として外部監査が義務づけられているわけでもないし、あるいは評価の仕組みができているわけでもありません。それを新たにつくるということが次のテーマになるわけでございます。 すなわ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 私は、政治的なエネルギーといいますか、内閣のエネルギーもやはり一定でありますから、あれもこれもやるというふうに広げていくと結局何もできなくなるということが、過去の行革でもそういう苦い思い出はたくさんあったと思うわけでございます。 そのときに、我々が、そのスター...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今般の独立行政法人化の決定に当たりましても、自社さ三党の九七年十二月の確認や基本法第四十一条等の趣旨を踏まえまして、良好な労働関係に配慮するということは最も大切に考えているところでございます。 各省中心に、職員団体等と十分話し合いを行いつつ決定に至ったものだと...全文を見る | ||
05月27日 | 第145回国会 参議院 総務委員会 第12号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) ただいま議題となりました国家公務員法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 高齢社会の到来及び年金制度の改革に対応して、六十歳台前半の生活を雇用と年金の連携により支えることが官民共通の課題となっております。...全文を見る |
05月31日 | 第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第8号 議事録を見る | ○太田国務大臣 水野委員からお尋ねでございました。 私も、この独立行政法人という制度が導入されるにつきましては、この制度そのものについて私が特段の思い入れがあったわけではありませんけれども、昨年の六月に成立いたしました行政改革会議の最終報告そしてまた基本法は、まさにこの最大の...全文を見る |
○太田国務大臣 今般、独立行政法人化することとした八十九の事務事業につきましては、基本法の第四十条に基づき公平公正かつ真剣に検討を行った結果、国家公務員身分を付与する事務事業が八十五となったということでございますということに尽きるわけでございます。すなわち、基本法に書いてあること...全文を見る | ||
○太田国務大臣 おっしゃることは、そこを読めば確かにそうなんですけれども、それと同じように、並べて「その他」と、以下のところがあるわけでありますので、前段が後段の「その他」のところを縛っているわけではないというふうに御理解をいただきたいと思います。 また後で事務局の方からも答...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今、国家公務員の定員削減の対象となっております分母、対象というものはどういう範囲かということをもう一回きちんと申し上げたいと思いますが、それは狭い意味の総定員法の中の定員ではないわけであります。すなわち、国家公務員の中から自衛隊のような特別の法律でもって手当てをさ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 そういうふうに物事を考えると、独立法人の本旨に沿わないわけでございます。というのは、そういう効率性をどのぐらい重視されるか、それから、いわゆる目標に対して適正に仕事をしているかどうかという、適正性と効率性という二つのことを独立行政法人は負わなければならないわけであ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 独立行政法人の評価委員会というものが各省に設けられ、また総務省にもそれ全体を見る評価委員会が置かれるわけでありますが、その評価委員会は、三年から五年の実績の評価の結果、改廃や、あるいは独立行政法人の、今の特定かそうではないか、公務員型か非公務員型かということまで含...全文を見る | ||
○太田国務大臣 おっしゃるように、そういう意味でございます。そういう意味で、評価委員会が主任大臣に勧告をできるようになっておるということです。 | ||
○太田国務大臣 通則法の第六十六条で「独立行政法人の解散については、別に法律で定める。」というふうに規定している以上の規定をあらかじめ通則法及び個別法にて設けるということがなかなか難しい、前もってやるということがなかなか難しいということでございます。 それはどういうことかとい...全文を見る | ||
○太田国務大臣 この部分につきましては、いわゆる経営者としての能力とそれから高度な専門知識、それは比率としては両にらみなんでしょうけれども、これは全く個人的に申し上げれば、後半の方の、経営者としての能力の方がやや大事かなという感じはいたします。 ただ、それは個人の見解でありま...全文を見る | ||
○太田国務大臣 まさに大事なポイントでございます。 私は、この独立行政法人の長について、それを特別職にするということに大変な思い入れを持って内部で検討いたしたわけでございます。 それはなぜかというと、あらかじめ独立法人の監督の省庁に現にいる行政官の方々は最初からだめなんだ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 それはもちろん、よりよい制度をつくったつもりでありますので、その制度が比較するものができるわけでありますから、特殊法人についてもそれに倣っていただきたいという部分はたくさんございます。 つまり、そこまで今は、中央省庁の、現に国家の機関がやっております仕事をどう...全文を見る | ||
○太田国務大臣 独立行政法人の業務などが国民のニーズとは無関係に自己増殖するということは、その膨張は厳に慎まなければなりません。 そこで、独立行政法人による出資等は、独立行政法人の本来業務及びそれに附帯する業務にかかわるもの以外は認めないものとし、個別法令に定めがある場合に限...全文を見る | ||
○太田国務大臣 まず、透明性やディスクロージャーの話、全体から申しますと、今委員が言われましたものは、国民に要求されて行う情報公開であります。事柄は、国民に求められてやる情報公開とみずからやる情報公開の二通りあって、独立行政法人の場合の特徴は、請われるまでもなくみずからやるという...全文を見る | ||
○太田国務大臣 それはやはり手当てをしなければ、一般の行政機関と同じような意味で、直ちに独立行政法人が情報公開の対象ではない、手当てをしなければならないと思います。 | ||
○太田国務大臣 日本国憲法に定められた、十四条でありますけれども、すべての国民は基本的人権の享有を妨げられず、個人として尊重され、法の下に平等とされているところであります。人権教育、啓発の重要性は言うまでもないことでありますけれども、平成八年の地域改善対策協議会の意見具申において...全文を見る | ||
○太田国務大臣 内閣府に移行される現行経済企画庁の経済研究所については、最終報告及び基本法等を踏まえまして、中央省庁等改革の推進に関する基本方針において、内閣府の所掌する経済財政政策、そのほかの各省の事務に広範に関係する総合的研究の充実等による政策研究機関としての機能充実を規定し...全文を見る | ||
06月01日 | 第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号 議事録を見る | ○太田国務大臣 二五%削減目標については、さる五月二十七日の私の答弁で説明の足らざるところを、今日までの記録を詳細に調査し、次のような経過でありましたので、御報告申し上げます。 自自両党のプロジェクトチームは一月十二日以来四回にわたり熱心な協議を重ねられ、一月二十一日には、自...全文を見る |
○太田国務大臣 正確にはまた事務局の方からお答えをさせますけれども、国家公安委員会の下に警察庁があるということと、それから防衛庁のもとに防衛施設庁があるということは、論理的には同じ構造になっておるのではないかというふうに、私自身はそういうふうに心も整理をしておるわけでございます。 | ||
○太田国務大臣 まず、自自の協議でもってこの副大臣制度が、また政務官制度が大変充実したものになってまいりましたことに敬意を表したいと思います。それから、政府側といたしましても、実は、いわゆる立案方針で、九月ごろであったと思いますけれども、副大臣制度を検討しようということを項目とし...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今度議員提案で提案をされます中に、副大臣の会議、そういうものを開くことができるという定めがあるということは承知をいたしております。私は、いわゆる手続としてというよりもむしろ意思疎通の場として、そういうものがあるということは意義のあることだと考えております。 た...全文を見る | ||
○太田国務大臣 その問題は先ほどの三権分立にも関連してくるところでありまして、いわゆる執行権に政治家たる者が深く関与するということは、今度の中央省庁改革の考え方も、企画立案と実施というものをなるべく分けていこうということでありますので、今後我々は、中央省庁改革の精神も、それから、...全文を見る | ||
○太田国務大臣 我が国は、国民主権の理念に基づきまして、議院内閣制をとっているところであります。議院内閣制をより実効あらしめるためには、野党側が政府案あるいは与党案に対して具体的な対案を示して、与野党間で我が国がとるべき政策をめぐって議論を深めることが重要であると認識しております...全文を見る | ||
○太田国務大臣 副大臣は、このたびの省庁改革において各府省を大くくり編成されることに対応して、各府省において政治主導の政策判断が迅速に行われるようにするために設置されるものであります。したがって、各府省の副大臣の数は、大くくりされた府省の任務や所掌事務などの実態に応じて決められる...全文を見る | ||
○太田国務大臣 実は、この評価の仕方については、事務局とも何度も何度も議論をいたしております。 その中で、今監察局長がお答えできるところがコンセンサスでありますが、考え方といたしまして、事前の評価ももちろん有用でありますけれども、むしろ厳しいのは、事が起きた後に、それがいい悪...全文を見る | ||
○太田国務大臣 何を最初に、どういう立場から政策評価ということを考えておるかということでありますけれども、従来は、法律の制定や予算の獲得に重点が置かれて、その効果やその後の社会経済情勢の変化に基づき政策を積極的に見直すという評価機能が軽視されがちであったので、その反省に立って、行...全文を見る | ||
○太田国務大臣 この点はちゃんとお答えをいたしたいと思います。 内閣官房と内閣府は、今度の省庁改革で、新たに企画立案という、つまり政策を提案する、あるいは提案をリードするという非常に大きな権能を持つことになるわけであります。そういたしますと、そのような企画立案、政策を提案する...全文を見る | ||
○太田国務大臣 まず、総務省の政策評価につきましては、政策評価・独立行政法人評価委員会を設置することといたしております。その活用により、中立的かつ公正な評価が可能だと考えております。すなわち、総務省は、この政策評価については、民間有識者、つまり第三者的な性格の強い評価委員会を設置...全文を見る | ||
○太田国務大臣 おっしゃっているお考えは非常によくわかるわけでございます。 今の私どもの提案の中にも、法律的にきちんと政策評価を位置づけ、そしてまた、その体制も設計できるようになっておりますけれども、もっとこの部分を重視する考え方からいえば、今後の課題として、あるいは今太田委...全文を見る | ||
○太田国務大臣 私は、それは法制化が、将来もっと強い権能を持たなければいけないということになってくるのではないかというふうに考えております。ただ、今段階で、こういう法律が必要ですということを頭の中に思い描くことは、今のところは描いてはいないわけであります。 | ||
○太田国務大臣 アメリカのGPRA法のように行政評価法を制定すべきではないかというお考えでございますが、まず、国家行政組織法の改正案や関係法律の方針に基づき、全政府的に、厳粛で客観的な政策評価を行うためのシステムの構築を進め、これを着実に実施していくことが重要であると認識しており...全文を見る | ||
○太田国務大臣 総合科学技術会議は、内閣総理大臣を議長とし、内閣官房長官、科学技術政策担当大臣が置かれる場合には科学技術政策担当大臣、それからその他の関係国務大臣、関係する国の行政機関の長及び民間有識者を議員とするということになっております。 このうち、民間有識者たる議員の選...全文を見る | ||
○太田国務大臣 総合科学技術会議の事務局機能は内閣府の科学技術政策に関する総合調整を担当する部門が担うこととしておりますが、科学技術が広範多岐にわたり、かつ、専門性を有することから、御指摘のとおり、総合科学技術会議の事務局には行政組織の内外から多様な人材を得ることが必要であります...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今の点は何度確認しても構わないぐらい大事なことでございます。 特定の省庁に何か偏るような人選があってはならない、あるいは、特定の分野に限るような既得権益的なことになってはならないというふうに考えております。 | ||
○太田国務大臣 今のようなことで、決まった分野からそういう採用をしない、偏らない、弾力的にやろうということを確認しながら、太田委員も何かお気持ちをお持ちでしょうし、私もあるし、またそれぞれ考えていると思います。ぜひそれは、そのような原則どおりに運用されるように知恵を出し合ってまい...全文を見る | ||
○太田国務大臣 私も、我が意を得たりという気持ちがいたします。 その中で、今度の省庁改革の中で、今おっしゃった問題は、一つはこういうこともあると思いますね。今の空港と高速道路の話でいえば、省庁が縦割りになっていたことが、それぞれの都道府県ごとに細かい事業をやって、優先順位をつ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 私も、今のような観点から、さらに地方分権あるいは行政改革が推進されるように努力をいたしたいと思います。 | ||
○太田国務大臣 今おっしゃった点は、私も日ごろから感じております。 ただ、今回の中央省庁改革では、いわゆる審議会の整理統合について全体を扱いましたので、一つ一つのことについて十分検討をしていないわけでございます。問題点は確かにそのとおりあると承知しております。 | ||
○太田国務大臣 英国は行政に関する法制全般が我が国とは異なっており、一律に比較することはできませんが、双方を比べると、次のとおりであります。 政策の企画立案機能と実施機能を分離するということ、そういう発想、それから、透明で自律的、あるいは自己責任というか、弾力的な運営管理手法...全文を見る | ||
○太田国務大臣 英国と比べて我が国の方が、既に外部化したというか、外に出ている独立性の高いところをこのたび独立行政法人にしたという御指摘でありますが、それは当然のことであって、むしろ、そういうところを先にするのは、独立行政法人の定義からいって、もともと外部性の強いところを独立法人...全文を見る | ||
○太田国務大臣 先ほどの御質問で答えていなかった点は、行政改革を推進するのは、一体この後はだれがやるのかという御質問でありました。 行政改革を進めております中央省庁等改革推進本部の事務局は、今、一年たつところでございまして、あと二年間は存続するというふうに聞いております。その...全文を見る | ||
○太田国務大臣 地方自治体の方にどういうふうに直轄事業を移譲したり、あるいはどれだけが地方自治体の裁量権の幅が大きくなる統合補助金になるかといったようなことは、第二次地方分権推進計画であらかたの内容はもう示してあるわけでありまして、それは自治大臣の方が、きょうここにかかっておりま...全文を見る | ||
○太田国務大臣 行政改革の目標、目的、今回の中央省庁改革の目的は、一つは政治主導を確立するということでありますし、また国民から見えるように透明化を図るということ、それから従来の縦割りの行政の弊害を除くために、省庁間の調整あるいは内閣府による総合調整あるいは整合性の確保ということが...全文を見る | ||
○太田国務大臣 よくわからないとおっしゃいますが、大きな政府、大きくなり過ぎた政府を小さくしようということ、そしてまた国民に対する負担、負担というのは、これは単に財政的な負担だけではなくて、オーバーコミットメントをしているということから撤退することが必要だということは、お互いに、...全文を見る | ||
○太田国務大臣 これは、たびたび言っておりますように、事前の調整から事後のチェックへというふうに政府の活動のスタンスを移すということにウエートがあるわけでありまして、事前の調整についてはやり過ぎた、行政指導などでやり過ぎたという反省があり、その部分は縮小をしていくということであり...全文を見る | ||
○太田国務大臣 現在の政府のあり方からいえば、これはいわゆる事前の調整の方に大きくウエートのかかった状態では、やはり多過ぎるということになったわけですね。 | ||
○太田国務大臣 行政というのは、その都度使う人によって大変あいまいに使われていると私は思うのですけれども、結局は、行政権といえば、憲法に定められている行政権というのは内閣の持っている機能に等しいと思います。そうであれば、狭い意味のいわゆる執行ですね、公権力の執行、行政権の執行にと...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今、石井委員がおっしゃっていることは、民間部門と政府部門との役割がどういうふうに分担されるかということをおっしゃっているんだろうと思いますけれども、そのとおりであって、自由主義を建前とする我が国のような社会においては、基本的には、国民の活動というのは国民自身の自己...全文を見る | ||
○太田国務大臣 それならば、そうおっしゃるのであれば、ぜひ代案を出していただきたいと思うわけでございます。 そこはどう違うのかというのは、私も新聞などでは御党でお考えの案も見ておりますけれども、政治主導や内閣機能の強化、政治主導にするということは内閣機能の強化になることであっ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 特殊法人につきましては、もちろんもともとは行政の目的を助けるためにつくられた機関であろうと認識しております。正確な定義はそれぞれまたあるんだと思いますけれども、一応法律によって設立をされているわけでありますから、法律で決まったということは、国会で、公の機関をつくっ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 これは行政機関の一種ではなくて、法律に基づいて設立された、国の行政とは別の法人だというふうに理解をしております。 | ||
○太田国務大臣 行政機関といえば国の機関であるということになると思いますけれども、国が直接行うことのない仕事をするわけでありますので、行政機関ではなくて、それを助ける機関だというふうに……。 | ||
○太田国務大臣 それは、その法人と政府とのかかわり合いがどうなっているかによって、人事権を握られたり、あるいは補助金に頼って生きていかなくちゃいかぬというところは、別に特殊法人じゃなくてもほかにもあると私は思いますよ。 だから、それは完全に独立した民間の企業というものとは違う...全文を見る | ||
○太田国務大臣 国、地方及び政府企業の職員数を人口千人当たりで単純に比較すれば、欧米主要国はいずれも日本を上回る数になっておりますが、公務員数を外国と比較することは、行政制度が国によって異なる上、国民の求める行政サービスにも差があるなど、前提となる条件に差があることを御理解願いた...全文を見る | ||
○太田国務大臣 約五十四万六千でありますので、今我々が目標として掲げております二五%削減をすれば、十年後には十三万七千人が減るわけでございます。そういたしますと、単純に差し引けば、十年後には四十一万人になっているであろうというのが削減の目標でございます。 | ||
○太田国務大臣 二五%の削減を、それぞれのセクションごとに、人が、定数が十分足りないところ、あるいはさまざまな事前の調整や行政指導などの仕事に従事しておられるところは仕事そのものを減らしていくわけでございますから、その結果として、定員も恐らく減らしていくことができるだろうというこ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 いやいや、それは、他の部局については、ちょっと私は今正確に覚えておりませんけれども、相当削減してきておりますので、その中で労働基準局については削減はほとんどしていないということを申し上げただけであります。 その中でどうやってこれからやっていくのかといえば、先ほ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 それは、けさ一番にもお答えをいたしましたように、自由党と自由民主党との間の協議を通じて、議論、協議を積み重ねた結果、そういう数字を目標として掲げようということになったわけでございます。私がそれを省庁改革推進本部に提案をして、そのように決定をしたということでございま...全文を見る | ||
○太田国務大臣 最初に、先ほど最後に定員削減のことを申されましたけれども、定員削減をどのぐらいやればよいのかということについては国民の間にもさまざまな議論がありまして、今御党がおっしゃるように、多ければ多いほどいいんだ、どんなに公務員がたくさんいても多い方がいいんだというようなこ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 それは総理が御自分の判断で決めることでありますから、財界人が入るか入らないかわかりません。 それから、内閣総理大臣が自分が意見を聞きたいと思う人を指名するのは当たり前のことであって、その中に財界人がおられようが大学の教授がおられようが、それは総理大臣のまさに人...全文を見る | ||
○太田国務大臣 済みません。ちょっともう一回言っていただけますか。 | ||
○太田国務大臣 それは、さっきも申しましたように当たり前のことであって、この話は、つまり閣議において総理大臣が、例えば予算についてとかあるいは経済運営について自分が発議をするというのが今度の中央省庁改革の新しい柱になっているわけでありまして、総理大臣がみずからリーダーシップをとっ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 これはよい御質問をいただいたと思います。つまり、政策に関する企画立案、つまり立法、法律を提案する行為というのは、内閣法によって内閣に、すなわち内閣総理大臣と国務大臣にゆだねられた責任でありますので、それは政治家として内閣及び国務大臣が果たしてもらわなければいけない...全文を見る | ||
○太田国務大臣 そこにどういう人が選ばれるかというのは、総理大臣が一番この人の意見を聞きたいという人を選んできて聞けばいいのであって、そこで総理大臣や関係閣僚が集まって、学者や、あるいは先生の嫌いな経済界の人もいるかもしれない、そういう人たちと議論をして案を固める、そして閣議に提...全文を見る | ||
○太田国務大臣 環境省の設置法案におきましては、中央省庁等改革基本法において環境省に一元化することとされた事務に加えまして、各省と共管することとされた事務についても、基本法の趣旨を忠実に反映するように所掌事務に位置づけております。従来他の省庁が所管してきた広範な事務について、環境...全文を見る | ||
○太田国務大臣 水道行政につきましては、行政改革会議における議論の結果、今でいいますと厚生労働省が担当するということと結論づけられております。その基本法を受けてこの法律もつくっておりますので、今のような姿になっているわけでございます。基本法の規定に沿って関係省の設置法を立案いたし...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今回の中央省庁の改革の考え方は、任務という言葉に大変思い入れを持ってこの任務という言葉を使っております。 それは、従来は、対象によって、この対象はこの省である、この対象はこの庁であるというふうに、対象ごとにこの産業分野とか、それを対象ごとに切っていくという形で...全文を見る | ||
○太田国務大臣 独立行政法人にどういう機関がその対象として検討されたのかというと、三つ条件があるわけでございまして、それは、公共上の見地から確実な実施が必要なことということが一つであります。そして、これは今の林木育種センターの関係でいいますと、樹木の優良な品種の開発は、国土保全な...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今般の八十九事務事業の独立行政法人化の決定に当たりましては、九七年十二月の三党の確認や基本法の第四十一条等の趣旨を踏まえまして、各省を中心に各職員団体等と話し合いを行いつつ決定に至ったものであります。また、私自身も推進本部事務局も、各団体等と何度となく意見交換を行...全文を見る | ||
06月02日 | 第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第10号 議事録を見る | ○太田国務大臣 古賀委員におかれましては、福岡県庁でも、あるいは建設省においても大変よいお仕事をしてこられましたので、大変重みのあるお考えからの御質問と思います。 その中で、この法律について先ほどから、名前がちょっと大き過ぎるのじゃないかという御指摘がございましたが、それは、...全文を見る |
○太田国務大臣 まさに今言われたことが事柄の本質であると。縦割り行政をどうするかということの問題意識からこの中央省庁等改革の話が始まっているわけでございます。 どのようにその答えを出したのかといえば、これは一つは、それこそさっきの首長さんの、つまり住民の代表として選挙で選ばれ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今の私の、中央省庁等改革の担当、いわゆる行革担当大臣としてのかかわりは何かといえば、私は中央省庁の改革を担当しているわけでございます。そして、当然、地方分権については、今この法案に関して特にそうでありますけれども、自治大臣が所管をしておるということなんです。 ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 地方分権の方は今御審議をいただいていることでありますし、また、権限移譲という言葉は正確ではないかもしれませんけれども、いわゆる権限を移譲するということについては、第二次の地方分権推進計画、私はこれは順番がいつも混乱していると思うんですけれども、推進計画そのものは、...全文を見る | ||
○太田国務大臣 まず、公務員の希望者が多いというのは、大体こういうときには一つの形としてあるわけでありまして、世の中が大変不況であるというときには、やはり公務員の希望者がふえるというのは当たり前のことではないかと思います。そしてそれは、今官房長官に対する御質問でございますけれども...全文を見る | ||
○太田国務大臣 まず、この中央省庁改革法案が中央集権法案であるというふうなことは全くないわけでございますから、またそういう政治プロパガンダはおやめいただきたいと思うのであります。(岩國委員「政治プロパガンダというのは侮辱ですよ、その言葉は。委員長」と呼ぶ)それはどういうことかとい...全文を見る | ||
○太田国務大臣 では、中央集権だって、どうしてそういうことをおっしゃるんですか。どこが中央集権なんです。 | ||
○太田国務大臣 そういう政治プロパガンダという言葉は使わないようにいたします。失礼をいたしました。 中央集権的であるということはございません。それは、この中央省庁等改革法案は昨年の六月に成立をいたしました基本法に基づいてつくっておりまして、基本法の中で地方分権を進めるというこ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 都市計画中央審議会の通常の審議の内容そのものについては詳しくありませんけれども、一般論として申し上げれば、こういう執行について審議会を設けられるというのは、中立的といいますか、特定の立場に偏らないで第三者的な立場で執行をしていただくということでありますので、そのよ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 最初に申し上げましたように、都市計画中央審議会の日ごろのお仕事について詳しくないものですから、ちょっと私……(中桐委員「いや、そういうことじゃない、システムだ」と呼ぶ)だから、地方と国との間の係争にかかわることにこの都市計画中央審議会はかかわるということですね。(...全文を見る | ||
○太田国務大臣 いや、最高裁判所の裁判官は、国会の同意はもちろんないわけであります。憲法によって定まっておるからないわけであります。そして、任命されてから最初の総選挙のとき、これは憲法ですからちょっと私も、間違えていたらいけませんので後で調べたいと思いますけれども、最初の総選挙の...全文を見る | ||
○太田国務大臣 御指摘の点は重要な点だと思います。そして、審議会に対する考え方というのは、今回の中央省庁改革において初めて変わってきたわけでありまして、それまでは、審議会に行政機関の職員が入っていることは当たり前だとどこの省庁も思っていたし、またOBがいることも当たり前だと思って...全文を見る | ||
○太田国務大臣 御指摘の平成十一年四月二十七日の十年一〇%以上という定員削減計画は、平成十二年末における各省庁の定員すなわち平成十一年度末で約八十四万六千人を対象とするものであります。郵政公社や独立行政法人に移行する事務事業に係る定員についても、移行までの間にあっては、計画に基づ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 郵政公社と独立行政法人につきましては定員管理の責任をみずから負うということでございます。特に、郵政公社は独立採算制度に移行するということでございますから、みずから経営の効率性を求めるようになる。しかも、ディスクロージャーもいたしますし、また当然独立採算制でございま...全文を見る | ||
○太田国務大臣 そこで、この十年一〇%という話はここまででありまして、これから残り十年間の大半のことを考えて話さなければなりません。そういたしますと、現に今郵政公社に関しては、基本法を定めた段階で、基本法段階で五年後に郵政公社になるということになっておりますので、ここを我々は、そ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 石井委員は厳密に御議論をされようとしておりますので申し上げるわけでありますが、今のその十年間一〇%の削減計画というのは、今はそれこそ十年二五%の削減という計画に置きかえられておりますので、では今年度の定員削減についてどういう努力をしたかということで議論した方がよろ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 計画期間につきましては、府省の再編にあわせて十年間において実施することを考えております。これは、今後とも、与党とも密接に連携しながら、この具体化を図っていく必要があるわけでございますけれども、その計画期間については、府省の再編にあわせて十年間において実施することを...全文を見る | ||
○太田国務大臣 これまで定員の管理の対象であった者が定員の管理の対象から外れるわけでございますので、独立行政法人に行かれる方々は、その十三万七千の中に当然入ってくるわけであります。 | ||
○太田国務大臣 今おっしゃった七万、七万三千人と我々言っておりますけれども、七万三千人の、独立行政法人化される職場の今いる方々の数がそうなのでありまして、それぞれどの時点で独立行政法人に移行するかということがその法人によってまたばらばらでありますので、今すぐに引いていいということ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 たびたび、国会のさまざまな機会にお答えをしておるんですけれども、それはそのとおりでございます。つまり、独立行政法人化が進めば、それによってこの目標というのは達成されることになるわけであります。 ただ、それは考え方の問題でありまして、独立行政法人化するということ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 きのうもお答えしましたが、十年、二五%削減の方針自体は閣議決定をいたしております。まさにその政治責任は小渕内閣について生じているわけであります。 | ||
○太田国務大臣 毎年の定員削減というのは、予算編成と同時に、定員削減計画というか、定員削減を実はそこで決めるわけですね、予算定員ですから。そのときには、確かにどこどこの省が何人ということは数字は確定しますけれども、それまでの間は何も確定しているわけではありません。毎年毎年、来年ど...全文を見る | ||
○太田国務大臣 法律でなければやらなくてもいいということではないわけであって、内閣が閣議で責任を持って決めたことは必ず実行しなければならないわけであります。つまり、なぜそこがそんなにいいかげんなもののように思われるのか、私、ちょっと理解できない。 | ||
○太田国務大臣 この独立行政法人は、今までの行政機関とは違って、行政機関の場合には目的は適正性、つまり法律の目的に照らしてきちんとやっているかどうか、適正性を判断されるわけであります。それに加えて、同じように効率性というものも、あわせて独立行政法人の長は求められることになるわけで...全文を見る | ||
○太田国務大臣 独立行政法人の職員の給与については、中央省庁等改革基本法第三十八条の六号において「独立行政法人の職員の給与その他の処遇について、当該職員の業績及び当該独立行政法人の業務の実績が反映されるものとすること。」とされておりますことを受けて、独立行政法人の通則法案において...全文を見る | ||
○太田国務大臣 個人の人事考課というのですか業績の評価というのは、それは確かに難しいことではありますが、民間企業ならどこでもそれぞれのセクションの責任者が一生懸命やっていることでもありますし、また国家公務員についても、業績評価型の、成績を考慮した体系を考えようというようなことも、...全文を見る | ||
06月03日 | 第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第11号 議事録を見る | ○太田国務大臣 独立行政法人化したということが、何か切り捨てられたとか廃止だとかいうふうにお考えになることは的確でないと思います。独立行政法人化するということは、これは、現在の通産省の中でのお考えで、将来にわたってむしろ発展させたいという気持ちがあったのではないかというふうに思い...全文を見る |
○太田国務大臣 行政改革会議の最終報告において、いわゆる事前規制型の行政から事後チェック型の行政へ転換することとされておりまして、これを受けて、中央省庁等改革基本法で、国の規制を見直して、規制のあり方について、事前の規制から民間の自由な意思に基づく活動を重視したものに転換するとい...全文を見る | ||
○太田国務大臣 中央省庁の再編に当たりまして、特に独立行政法人化、それからいわゆる特殊法人のことについても言及をされましたが、それはこの中央省庁改革の後に取り組むべき課題だと思っております。 独立行政法人につきましては、まさに国としてやっておった仕事、国としての公共上の必要が...全文を見る | ||
○太田国務大臣 独立行政法人の設計をいたしますときに、特殊法人の持っております問題点というか、さまざまな議論を踏まえて設計をいたしましたので、そういう意味では、特殊法人について、例えば特殊法人の長は、特別職として任期途中でも交代もあり得る姿にしておる。実績主義で経営者としての実績...全文を見る | ||
○太田国務大臣 そういうことを視野に入れながら、この中央省庁の改革の後に取り組むことになるということでございます。 | ||
○太田国務大臣 昨日の当委員会における石井委員の定員削減についての御質問に対する私及び事務局の答弁に関し、誤解を招くような点がありましたので、補足させていただくべく、委員長のお許しを得て、この際、省庁改革に当たっての定員削減についての考え方を改めて整理して申し上げたいと思います。...全文を見る | ||
○太田国務大臣 いわゆる今回の中央省庁の改革の中でも、特に、内閣府に総合科学技術会議を設け、国政の最重要課題の一つというふうに位置づけております。そのような行政改革を通じて我が国の科学技術の発展が果たされますように、これからも努力をしていく所存であります。 | ||
○太田国務大臣 この総合科学技術会議は、十四人の議員から成るわけでありますが、議長を内閣総理大臣が務める、そして官房長官初め、主要な担当の大臣が一緒に参加するわけです。 科学者あるいは専門家と一緒にここで協議するわけでありますから、先ほどから委員がおっしゃっております、政治家...全文を見る | ||
○太田国務大臣 おっしゃるとおり、研究機関につきましての評価は簡単なものではないと思います。しかし、試験研究機関に限らず、独立行政法人は多様な側面を持っておりまして、いずれもその評価について、必ずしも数値的なことで評価をするというのがやりにくい、あるいはできないという側面はあろう...全文を見る | ||
○太田国務大臣 近江委員のおっしゃるとおり、評価というのは、まさにその衝にある人は政治生命をかけてやらなければいけないことでありまして、どういうふうに他の人がやった仕事を評価するかというのは、命がけの仕事だと考えております。 そこで、評価委員会を設けるわけでありますけれども、...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今回の中央省庁改革は、行政における政治主導を確立し、そして内外の主要課題、諸情勢に機敏に対応できるように行政システムを抜本的に改めるとともに、透明な政府の実現や行政のスリム化、効率化、そしてまた政府の施策の整合性の確保を目指しております。 そこで、今の減らすば...全文を見る | ||
○太田国務大臣 それは、始まったところだと思っております。 | ||
○太田国務大臣 政府開発援助に関する縦割り行政の弊害を是正するために、今回の外務省設置法案においては、外務省が政府全体を通ずる調整の中核となるという中央省庁等改革基本法の趣旨を忠実に反映させた規定を置くことといたしました。 具体的には、外務省は外交政策として行われる経済協力を...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今回の中央省庁改革におきましては、国の行政が本来果たすべき機能を十全に発揮しまして、内外の主要な行政課題に的確かつ柔軟に対応し得るようにするために、各省は主要な任務を基軸として、できる限り総合性、あるいは整合性でありますけれども、整合性及び包括性を持った行政機能を...全文を見る | ||
○太田国務大臣 端的に言えば、各省がやっていることについて文句も言えるし、また、それを聞かなくてはならないし、また、それで言うことを聞かないということになれば、総理大臣に対して是正をしてもらいたいという意見具申ができるという大変大きな力を持っております。 | ||
○太田国務大臣 そのようになると確信をいたしております。 | ||
○太田国務大臣 民主党の御提案、きょうそれをお聞かせいただくんだと思いますけれども、私は、政治のリーダーシップというものが確立をするということが極めて大事なことであって、それはひいては国民主権の考え方を反映するものであるというふうに思っております。 内閣府のあり方、あるいは、...全文を見る | ||
○太田国務大臣 ただいまの末松委員の御質問は、前向きのお気持ちでもってこのことについて議論をしようということであろうと思いますので、申し上げるわけでありますけれども、内閣法の改正で、第一条と第二条の改正につきましては、これは今末松委員がお考えのような問題意識でもって、まず内閣総理...全文を見る | ||
○太田国務大臣 次官級以上の官職であります官房長官、官房副長官、内閣危機管理監、あるいは官房副長官補、内閣広報官、内閣情報官及び内閣総理大臣補佐官については、定数を法律で規定するということになっております。それに対して、局長級以下の官職の内閣総理大臣秘書官については、機動性、柔軟...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今、国家戦略をどう描くかという……(末松委員「国家戦略というか、総合的な戦略はどういうふうにつくられるのか」と呼ぶ)これはまず、内閣官房において、今までは総合調整だけを内閣官房でやるということになっておったことを、企画立案もやるということになっておるわけでございま...全文を見る | ||
○太田国務大臣 どういうふうにこの言葉を書こうとも、今おっしゃったとおりで、そこに総理大臣が議長をし、そして官房長官ももちろんおり、それから経済財政諮問会議の担当大臣もおり、恐らくほとんど、財務大臣もおられるでしょうし、そういう中で、学者も含めて決めたことを、総理が閣議で提案をす...全文を見る | ||
○太田国務大臣 これが四つであるということも、そのこと自体は、行政改革の、昨年成立しました基本法に書いてあることでありますので、我々はそれを忠実にそのまま法律に書いたということであります。 | ||
○太田国務大臣 たびたび答弁でも申し上げておるのですけれども、我々は基本法というものに制約をされておりますので、基本法の考え方は、これはまさに、法務省について、人権擁護行政について充実強化を図るということになっておりますことから、法務省設置法案において、人権擁護行政に関する所掌事...全文を見る | ||
○太田国務大臣 私は、小林委員と考えにおいてほとんど違いはないわけでございますが、ただ、去年の六月に成立した法律案に小林委員も私も賛成しておりますので、そういたしますと、一年以内ということになりますと、ややそれは、ちょっと矛盾に苦しむということになるわけでございます。 そんな...全文を見る | ||
○太田国務大臣 おっしゃるとおりでありまして、民間にゆだねておっては実施されないような仕事こそ国の責任で行うべきでありますし、また、その中で国が直接みずから行う必要のない仕事もあるわけでありますから、それは、今お話しのように、独立行政法人という姿、経営形態というものを考えるわけで...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今の言葉をもう一回、ちょっと私、今おっしゃっていたのを手元に今見つけ出せないんですが、もう一回申し上げますと、公共上の観点からすれば実際に実施される、実行される必要のある事業であって、しかも国が必ずしも直接やらなくてもいい事業、それをやってもらうということでありま...全文を見る | ||
○太田国務大臣 それは、今例としてお挙げになった療養所がどのような経営形態になるのかということもわかりませんので、ちょっとお答えをしにくいわけでありますが、社会福祉法人というのは、極めて民間そのもののように私は受け取れるわけであります。独立行政法人は民間ではございませんので、民営...全文を見る | ||
○太田国務大臣 そういったことを踏まえて制度設計をいたしておるつもりでございます。ですから、そういうことがあるということはよくわかっております。 | ||
○太田国務大臣 先ほど冒頭にも申し上げましたように、二五%の削減ということは、これは内閣の閣議決定でございますので、必ずなし遂げなければなりません。その中で、国民生活に密着した分野の行政サービスの水準を維持していくということにも留意をしていかなくちゃいけないということでございます...全文を見る | ||
○太田国務大臣 真に必要な事務事業についても徹底的な合理化、効率化を図るなど、事務事業の見直しを行いつつ実施するということになります。 | ||
○太田国務大臣 今二五%削減という至上命題でありますので、それを踏まえた上で、今おっしゃったような点にも留意しながらやっていくということになります。 | ||
○太田国務大臣 手をつけることをしないということは、そういうことは言えないわけでありまして、それは十分留意しながら進めてまいるということしか言えないわけでございます。 | ||
○太田国務大臣 憲法が省庁の構成組織を規定しているというふうには考えておりません。 | ||
○太田国務大臣 憲法は、一つの憲法のもとで相当さまざまな時代を経るわけでありますから、行政組織について硬直的な考え方を持っているというふうには解釈できないと思いますよ。 | ||
○太田国務大臣 厚生労働省は、誕生することによって、雇用の問題も含めて積極的な役割を果たすと期待をいたしております。 | ||
○太田国務大臣 今回の中央省庁等改革に当たりましては、行政改革会議の最終報告にもありますように、まず官民の役割分担や地方分権を進めることにより、国の行政が担うべき役割の見直しを図ることとした上で、二十一世紀という新たな時代の主要な行政課題に的確に対応するために、各省は、主要な任務...全文を見る | ||
○太田国務大臣 まさにおっしゃるとおりでありまして、行政改革は、国の行政組織及び事務事業の運営を簡素かつ効率的なものとするとともに、その総合性、機動性、透明性の向上を図り、これによって、戦後の我が国の社会経済構造の転換を促し、自由かつ公正な社会の形成を目指そうとするものであります...全文を見る | ||
○太田国務大臣 法律の具体的な内容の話でございますので、事務局から答えさせていただきます。(中西(績)委員「いや、見解だけでいい、決意だけでよろしいです」と呼ぶ) 国民生活向上の観点から、中央省庁再編、地方分権にとどまらずこれから不断の行政改革が必要であるということは、おっし...全文を見る | ||
○太田国務大臣 政府におきましては、基本法に規定された、少なくとも十年、一〇%の計画的削減と、独立行政法人化により十年、二〇%の削減を目指してきたところでありますが、この目標を一層厳しくする観点から、自民、自由両党間で十年、二五%削減の合意がなされ、政府側の手続としては、この両党...全文を見る | ||
○太田国務大臣 各府省の定員の十年、二五%削減のため、四月二十七日の国の行政組織等の減量、効率化等に関する基本的計画において、八十九の事務事業の独立行政法人化を決定したところであります。 これに加え、新規採用を減らすこととともに、民営化、独立行政法人化、さらなる独立行政法人化...全文を見る | ||
○太田国務大臣 二五%の削減は、先ほど申しますように、十年、一〇%の計画的な削減と同時に、独立行政法人化ということなどによって果たすものであります。そのことによって本質的に、何か国民全体のための奉仕を国家公務員が行うことについて、支障が生じないようにすることはできると思います。 | ||
○太田国務大臣 公務員の定員削減に当たりましては、今後とも、各省庁の職場の実情等について、各省庁とよく相談しながら進めるつもりであります。これにより職員団体の意向もできる限り酌み取ってまいりたいと存じます。 | ||
○太田国務大臣 行政改革は何のためにするのかといいますと、事務事業を削減していくということのためにあるわけであります。 何よりも行政改革を進めて、規制緩和やあるいは行政組織の整理をする中で、余分な仕事を減らしていく。中西委員年来の御主張を同時に実行していくということが一番の手...全文を見る | ||
○太田国務大臣 一つの例を挙げますと、私も別に数字を細かく知っているわけじゃありませんけれども、例えば我が国で証券取引等監視委員会に配属されている公務員の数は数百人、それに対して、SECで雇用されております公務員の数は数万人だったと思います。そういう、国によって事後チェックの部分...全文を見る | ||
○太田国務大臣 総務庁長官の大先輩であります中西委員に御指導をいただきたいわけでございますが、今回の環境省の規模は確かに千人でございますが、基本法の第四条第二号に書いてありますことをもう一回申し上げますが、「主要な任務を基軸として、」「できる限り総合性及び包括性をもった行政機能を...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今般の八十九事務事業の独立行政法人化の決定に当たりましては、自社さ三党の九七年十二月の確認や、基本法第四十一条等の趣旨を踏まえまして、各省庁を中心に各職員団体等と話し合いを行いつつ、決定に至ったものであります。また、私自身も、推進本部事務局におきましても、各団体な...全文を見る | ||
06月03日 | 第145回国会 参議院 総務委員会 第13号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 先般、人事院がまとめた平成十年における懲戒処分の状況によりますと、懲戒処分を受けた職員は千六百七十五人で、過去十年間で最悪となっております。 私といたしましては、公務員一人一人が、国民の一部ではなく全体のために職務に当たるべきことを自覚し、公正にそれ...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) 中央省庁等の改革につきましては、十七本の法律のほかに、我々が考えておりますことをきちんと法律にはならないけれども方針として示そうということで、同時に閣議決定をいただきました中央省庁等改革の推進に関する方針というものがございますが、そこにおいて、六十五歳ま...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 先ほども申しましたように、憲法十五条で一部の国民ではなくて国民全体のために奉仕するのが公務員の使命であるということになっておりまして、そういう考え方を例えば今度の国家公務員倫理法にも盛り込まれていたところであります。あらゆる機会にこういうものであるという...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) それは必要なことでありますし、また中には誤解もあるだろうと思います。私自身もこの法案の説明を時々いろいろなところでするんですけれども、これだけ不況で民間はみんなリストラをやっておるのに何だというオウム返しの批判もあるわけでございますので、早急にそのような...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) そのように、公正な任用になるように心がけてまいりたいと存じます。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) ただいまの国家公務員法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議につきましては、その御趣旨に沿い努力してまいりたいと存じます。 | ||
06月04日 | 第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第12号 議事録を見る | ○太田国務大臣 今、目的は何か、そしてまた、財政の大変な状況を踏まえて、それに対してどう思うのかということでありますが、この中央省庁等改革の問題意識のスタートは、縦割り行政の弊害ということに象徴されるように、各省庁が分立割拠してそれぞれ自己増殖をしてきたというところから、財政の肥...全文を見る |
○太田国務大臣 大変本質的なことでありますので、前の方の御質問に対しても私、お答えさせていただきたいと思います。 昨年の参議院選挙がどういうものであったかといいますと、それまで橋本内閣は財政構造改革と行政改革の二つの柱を立ててやっていったわけでありますけれども、あの参議院選挙...全文を見る | ||
○太田国務大臣 お答えいたします。 原子力の安全行政については、原子力のエネルギーとしての利用に関係する安全規制を一体的に行う方がより適切に安全が確保されるという観点から、中央省庁等改革基本法におきましては、原子力のエネルギーとしての利用に関する安全の確保のための規制、もう一...全文を見る | ||
○太田国務大臣 そういうことでございます。 | ||
○太田国務大臣 「もんじゅ」は、高速増殖炉の実用化のための研究開発という側面も有するものであるという点は御指摘のとおりでありますが、既に出力二十八万キロワットの発電能力を有し、現在でも電気事業法の規制対象になっている施設でもあります。そういうことから、エネルギーの利用の段階のもの...全文を見る | ||
○太田国務大臣 行政監察は、国の行政機関の業務の実施状況を監察し、必要な勧告を行うものであります。そのためには、国の行政機関を調査するのは当然としても、このほかに、国以外の主体が行う業務についても、行政監察の目的を達成するために必要な範囲で調査をすることが必要であります。そのため...全文を見る | ||
○太田国務大臣 余りそういうことで論争をするべきではないのかもしれませんけれども、それは、事前の調整で、行政指導とか通達によって地方自治体の意思決定そのものに介入をするという話と、事後のチェックでそれはどうなったんだということを調べる話とは、私は本質的に違うと思っております。 | ||
○太田国務大臣 総定員法上の数ということは広い意味と狭い意味とありまして、総定員法の考え方に基づいて定員管理をする対象になっておりますのは、狭い意味の総定員法の人数のほかに、地方事務官と沖縄特別措置法と国立学校設置法というものがその範囲に入っているわけでございます。それがこの後移...全文を見る | ||
○太田国務大臣 たびたびこの特別委員会でも御質問にお答えをしておりますように、私どもの二五%削減という場合の分母、母数は、五十四万六千というふうに申しております。それ自体は、先ほど御説明いたしましたように、地方事務官の取り扱いが変わったとしても、その目標そのものは変わっておりませ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 審議会につきましては、おおむね、大臣あるいは総理大臣が諮問をして、例えば三年後か四年後にその答えが返ってくるわけでありますけれども、諮問をした人と答申を受ける人が別々の人であることが多いわけであります。そうすると、諮問をするということは、本来は、その大臣や内閣総理...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今申し上げたような考え方というのは必ずしも多くの方々が受け入れるところではまだないわけでございます。委員は大変鋭い感性をお持ちだからその部分にちゃんと着目をしていただきましたけれども、まことに世間の理解はまだ進んでおりません。 それで、全体、すべて一切ここで廃...全文を見る | ||
○太田国務大臣 すべての省庁のことは存じませんが、私が知っている範囲では、やはり事務方が、こういう人でどうかということでリストを持ってくるのが普通でございます。 | ||
○太田国務大臣 まず、国会承認の、同意人事のお話をされましたけれども、それは恐らくほとんどが、審議会は、企画立案、法律、いわゆる基本政策の審議に関する審議会と、それから法律が定まった後にその執行について、例えば行政手続上にやる審議会と、二つございます。そういたしますと、そういう不...全文を見る | ||
○太田国務大臣 先ほども申しましたように、執行の部分についての審議会というのは、名前は審議会ですけれども、実際には行政委員会のような実態があるものもあるので、にわかにそこは識別がしがたいというところで、もしそういう、今おっしゃるような、執行目的の審議会の中にも常勤である者が必要で...全文を見る | ||
○太田国務大臣 山本委員のお考えと私どもがやろうとしていることはちょっと違っておって、あくまでも政策審議のための審議会を問題にしたわけでありますので、政策審議については、内閣総理大臣と内閣の責任によって政策は決めるものでありますから、その過程でだれに聞いたか、あるいは、だれがどの...全文を見る | ||
○太田国務大臣 昨日も述べましたように、十年二五%削減の方針につきましては、自民、自由両党の合意を受けて政府方針として閣議において正式に決定したところであり、政府としては、自自連立の合意を尊重して、与党とも密接に連携しつつ、この方針に沿った定員削減を実施いたします。 すなわち...全文を見る | ||
○太田国務大臣 これは、十年一〇%削減ということと、それから全体として二五%の定員削減、二重にここは自分自身を縛っているわけでございます。そしてそれは、たびたび申し上げますように、小渕内閣の閣議決定でございますから、ここはまさに小渕内閣の命運をかけてお約束していることでございます...全文を見る | ||
○太田国務大臣 評価が難しいということは、そのとおりであります。今合意をしていただいておりますほとんどのところは、簡単に評価できないということだと思います。ただし、これはどういうふうに考えるかというと、結局は、納税者の納得が得られるかどうかという問題でありますから、独立行政法人の...全文を見る | ||
○太田国務大臣 私がお答えするのは少し僣越かもしれませんけれども、昨年の参議院選挙はどういう選挙であったのかといえば、財政構造改革とそして行政改革と、特に財政構造改革の方にウエートを置いて橋本総理が政権運営をされて、そのことが真っ向否定されて、退陣のやむなきに至ったと思っておりま...全文を見る | ||
○太田国務大臣 経済財政諮問会議は、内閣総理大臣を議長とし、内閣官房長官及び経済財政政策担当大臣、その他関係国務大臣、関係機関の長及び民間有識者を議員とするものであります。 民間有識者議員については、各分野の第一線で活躍中の、まさに経済政策、財政政策に関する第一人者に御就任い...全文を見る | ||
○太田国務大臣 例えば、学者であれば、どこかの大学の教授であれば、第一線で活躍したままそこで御助言をいただく。会社の経営者であれば、経営者のまま御助言をいただくということです。 | ||
○太田国務大臣 省庁再編後の予算編成のプロセスはこういうふうになるわけであります。 経済財政諮問会議が内閣総理大臣の諮問を受けて予算編成の基本方針について調査審議を行い、内閣総理大臣を議長として、関係国務大臣、民間有識者等の合議によって取りまとめられたその答申等は、閣議決定を...全文を見る | ||
○太田国務大臣 政策評価については、政策について評価を行い、それを企画立案に反映させる仕組みとして制度設計したものであり、評価の結果については、中央省庁等改革の推進に関する方針において、「各府省は、政策評価の結果が予算要求等の企画立案作業に反映されるようにすること」といたしたとこ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 この私どもの今の枠組みの範囲の中では、決算をそこに活用してやるということは視野には入れておりませんでしたが、それは当然これだけにとどまるものではございませんから、当然それは今後考えていかなくてはいけないことだと思います。 | ||
○太田国務大臣 環境行政の使命と役割の重要性は十分認識をいたしております。 環境省設置法案において、環境省に一元化または共管することとされた事務や他府省に対する調整、勧告等の機能について、中央省庁等改革基本法の趣旨を忠実に反映するように明確に位置づけたところであります。単に局...全文を見る | ||
○太田国務大臣 大変難しいテーマであります。 これまで、戦後ずっと法務省の中に人権擁護局があった、そのもとで人権擁護委員という制度が続いてきたということの歴史があるわけでございます。そこで、今、国連規約人権委員会の見解ということでありますし、その点はどこか念頭に置いておかなけ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 昨日の小林委員への私の答弁の中で、次のような点がございました。深田議員に対する答弁に先立って、委員長から御発言も許していただきまして、ありがとうございます。 昨日の小林委員への私の答弁の中で、昨年の六月に成立した法律案に小林委員も私も賛成しておりますと答弁いた...全文を見る | ||
○太田国務大臣 基本法をよく読む前には、私は少なくともそういうふうに思っていたということでございます。 基本法を読んだ後、この基本法のもとでこの次の立案作業をするということになりますと、これはちょっと無理だなというふうに考えを変えたということでございます。 | ||
○太田国務大臣 どこの条文というのは、正確に覚えておりません。(深田委員「どこにも書いてありませんよ。私きのう読んできた。書いてありませんから」と呼ぶ) | ||
○太田国務大臣 ちょっとお時間をいただければそこを確認できますが、去年の夏の話でございますので。 | ||
○太田国務大臣 今おっしゃっていることは、この今回の改正の中でということですか、そうではなくて、今後ともということですか。もし今後ともということであれば、私もそういうふうな気持ちはございます。 | ||
○太田国務大臣 深田先生から御激励をいただきまして意を強くいたしまして、憲法十四条の考え方というものを受けとめる法律や制度というものを整備していかなくちゃいかぬと決意を新たにいたしました。 | ||
06月09日 | 第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号 議事録を見る | ○太田国務大臣 総理からも御答弁がありましたとおり、自自連立の合意を尊重し、政府として、与党とも密接に連携しつつ、二五%純減を目指した定員削減を実現してまいる覚悟であります。 具体的には、四月二十七日の国の行政組織等の減量、効率化等に関する基本計画におきまして八十九の事務事業...全文を見る |
○太田国務大臣 今般、独立行政法人化することとした八十九の事務事業につきましては、基本法第四十条に基づき公平公正にかつ真剣に検討を行った結果、国家公務員の身分を付与する事務事業が八十五、国家公務員身分を付与しないものは四事務事業となりました。 独立行政法人は、一般的には独立採...全文を見る | ||
○太田国務大臣 国家公務員型でない類型というのが四事務事業となったわけであります。 | ||
○太田国務大臣 国立青年の家、国立少年自然の家、通商産業研究所、貿易保険の四つであります。 | ||
○太田国務大臣 公正取引委員会の位置づけにつきましては、行政改革会議の結論を受けて、基本法において総務省の外局とすることとされたところであります。 公正取引委員会につきましては、その職権の行使についての中立性、独立性を確保するため、委員長及び委員の職権行使の独立性や身分保障が...全文を見る | ||
○太田国務大臣 再三申し上げますように、基本法において総務省の外局とすることとされたということに尽きるわけでございます。 いろいろなお考えがあると思うわけでありますけれども、例えば今おっしゃったようなことでいえば、内閣府に置くということは、我々の扱いでは内閣府はまさに企画立案...全文を見る | ||
○太田国務大臣 さまざまな考え方はあろうと思います。私も、それは白地のキャンバスに絵をかくという立場ならば恐らく違ったことを申し上げたかもしれませんけれども、まずスタートのときにそこからスタートをするということでありますので、何とぞ御理解をいただきたいと思います。 | ||
○太田国務大臣 環境省は、環境の保全を任務として、環境保全に関する行政の全般にわたって適切な機能を発揮することができるようにしたものであります。 環境省設置法においては、環境省に一元化または共管することとされた事務や、他府省に対する調整、勧告等の機能について、中央省庁等改革基...全文を見る | ||
○太田国務大臣 審議会につきましては、おっしゃいますように、審議会の構成メンバーに国家公務員の、行政の現役の人が入っておるものもありましたし、またはOBが入っておるところもありましたし、そういうのは極力、ほとんどもういなくなるということになるはずでございます。また、国会議員につい...全文を見る | ||
○太田国務大臣 分掌官の活用につきましては、分掌職制は行政の効率的、機動的な運営に資するものであると考えておりますが、御指摘のとおり、当然ながら必要最小限としなければならないと考えております。 また、分掌官は、局、課とは異なり、その所掌事務を固定しないものであり、分掌官のもと...全文を見る | ||
○太田国務大臣 先ほどもお答えをいたしましたけれども、内閣府の設計についての考え方がちょっと違うと思うのでございます。 公正取引委員会については、行政の関与が事前規制型から事後監視型へ移行していくことにかんがみて、審査体制等の充実強化を図るとともに、御指摘の点も含めて、その公...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今申し上げましたのは、今内閣府にすべきだというふうにおっしゃったこと、思っておられる考え方というものそのものではなくて、その考え方を踏まえて、その点も含めてと申し上げたのはそういう意味でございます。 | ||
○太田国務大臣 政策評価につきましては、国家行政組織法改正案等において、各府省がその政策についてみずから評価することを規定するとともに、総務省設置法案において、総務省が統一的もしくは客観的な評価等を行うことを規定し、また、中央省庁等改革の推進に関する方針において、必要な事項を定め...全文を見る | ||
○太田国務大臣 独立行政法人の中期目標期間終了時の見直しにつきましては、平成十五年度までに見直しの基準を検討し、独立行政法人の事務事業の存廃、民営化等の見直しはその基準を踏まえて行うことといたしてまいりたいと存じます。 また、今後の見直しにおいては、社会経済情勢等の変化に応じ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 特殊法人の評価は、特殊法人改革の観点から極めて重要であることは政府も同様の認識であります。 この観点から、政策評価等を行うに際し、総務省に置かれる政策評価・独立行政法人評価委員会の仕組みを活用しつつ、特殊法人の業務の実施状況について、統一的視点のもとに、中期計...全文を見る | ||
○太田国務大臣 通告がございませんでしたので、私の考えを言わせていただきますが、今若松委員がおっしゃいました行政の政策評価につきましては、独立行政法人などに典型的にあらわれておりますように、あるいは特別会計の運営などについても出てくるように、それは公の、従来国がやっておった仕事で...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今総理のおっしゃったとおりでございますけれども、私は、この一年近くかかわってまいりまして、どこかの水門が突破をされるとそこで流れが生じてきて、それが次の水門を突破して、またそれが大きな流れになっていくということがこの一年間においてすら起こってきたと思うわけでござい...全文を見る | ||
○太田国務大臣 いずれにいたしましても、内閣府は総合調整の機能を持っております。政府全体として、内閣全体として、二十一世紀の課題として人権擁護行政に取り組むわけでございますから、十分深田委員の御意向も踏まえたことになろうかと存じます。 | ||
○太田国務大臣 十分に意見の交換をさせていただきまして、私の不徳のいたすところで、あるいは御不足の点があるかもしれませんけれども、今後とも良好な労使関係に十分配慮いたしまして、努力をしてまいりたいと存じます。 | ||
○太田国務大臣 ただいまの首相府設置法案につきましては、政府としては反対であります。 ————————————— | ||
○太田国務大臣 ただいま御議決をいただきました件につきましては、政府といたしましても、その御趣旨を体しまして、十分配慮してまいりたいと存じます。 ————————————— | ||
06月10日 | 第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第14号 議事録を見る | ○太田国務大臣 行政評価法につきましては、昨日お答えをいたしましたのは、中央省庁再編後、各府省における実施状況を踏まえ、速やかに法制定の実現に向けて検討してまいる、こういうふうに申し上げたわけでございます。 ですから、まず国家行政組織法などの法律や中央省庁等改革の推進に関する...全文を見る |
○太田国務大臣 各府省の定員につきましては、府省再編にあわせ、平成十三年の一月から平成二十二年度までの間に、少なくとも十年一〇%の計画的削減を進めるわけでございます。十年一〇%の定員の削減でございます。 そしてあわせて、独立行政法人化、これは完全に全部予定のつく話ではございま...全文を見る | ||
06月11日 | 第145回国会 参議院 本会議 第28号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) ただいま議題となりました内閣法の一部を改正する法律案外十六件の中央省庁等改革関連法律案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 本法律案は、さきに国会で成立した中央省庁等改革基本法にのっとって立案したものであります。 提案理由の第一は...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) 鹿熊議員にお答えをいたします。 新たな省における大臣等のリーダーシップについてのお尋ねでありますが、今回の省庁改革におきましては、副大臣及び政務官を設置して大臣の政治的な政策判断を補佐する機能を強化することにより、政治主導の政策判断を迅速に行うことに...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 大変失礼をいたしました。 定員削減についての鹿熊議員のお尋ねでございますが、十年二五%削減の方針につきましては、自民、自由両党の合意を受けて四月二十七日に閣議決定を行ったところであり、政府としては、自自連立の合意を尊重し、与党とも密接に連携しつつ、こ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 寺崎議員にお答えをいたします。 特殊法人についてのお尋ねでありますが、特殊法人については、従来から、業務、組織の肥大化を防止する事後評価の問題、業務運営の不透明性の問題、過度の関与など主務省庁との関係の問題などの指摘がなされてきておりました。このため...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 弘友議員にお答えをいたします。 行政評価法を早急に制定すべきではないかとの御指摘でありますが、これについては、まず、国家行政組織法改正法案等の法律や中央省庁等改革の推進に関する方針に基づきまして、全政府的に厳正で客観的な政策評価を行うためのシステムの...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 清水議員にお答えいたします。 定員削減についてのお尋ねでありますが、十年二五%削減の方針については、自民、自由両党の合意を受けて閣議決定したところであり、政府としては、自自連立の合意を尊重し、さまざまな改革を行う中で、この方針に沿った定員削減を実施し...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 水野議員にお答えいたします。 権限規定の削除に関するお尋ねでありますが、今回の中央省庁等改革においては、各省は任務を基軸として総合性、包括性を持った行政機能を担うように編成することといたしております。国家行政組織法改正法案においては、任務及び所掌事務...全文を見る | ||
06月14日 | 第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) ただいま議題となりました内閣法の一部を改正する法律案外十六件の中央省庁等改革関連法律案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 本法律案は、さきに国会で成立した中央省庁等改革基本法にのっとって立案したものであります。 提案理由の第一は...全文を見る |
06月15日 | 第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) お答えをいたします。 ボリビアの持続可能な開発計画省というものは大変幅広いテーマ、まさに先生おっしゃるとおり横断的なテーマに取り組むことで、女性のことも、日本でいえば男女共同参画局などもそこに入っておるということでございまして、まさに横断的な組織でご...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) 政策評価につきましては、国家行政組織法改正案などの法律やあるいは中央省庁等改革の推進に関する方針に基づきまして、新たな省庁体制の発足に合わせて、全政府的に厳正で客観的な政策評価を行うためのシステムの構築を進めることといたしております。 この評価システ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 統合の結果、新しい総務省は、自治省、総務庁、そして郵政省という三省が一緒になるわけでございますが、それぞれの設立の、従来の自治省の持っております地方自治の精神というものは柱になっておるわけでございますので、一緒になったからその精神が失われるということは、...全文を見る | ||
06月16日 | 第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 経済財政諮問会議は、経済財政政策に関して内閣総理大臣のリーダーシップを十全に発揮するとともに、有識者の意見を十分反映させることを目的として内閣府に設置される機関であります。 この会議は、内閣総理大臣を議長として、関係国務大臣、民間有識者等の合議により...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) これにつきましては、事務局というよりも、経済財政諮問会議のメンバーそのものがみずから筆をとってその基本方針の文章を書くというふうな組み立てになっておりまして、今、総理の御答弁のとおり、事務局がリードをするということにはならない設計になっております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) この法案は、中央省庁等改革基本法の官から民へ、国から地方へという観点に立った国の行政組織、事務事業の減量、効率化を基本理念として立案したものであります。 具体的な方針は、法案と同時に決定した中央省庁等改革の推進に関する方針に整理をいたしております。す...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) こういう大改革というものは、物事を円滑に運ぼうと思っていることに余り重点を置き過ぎると私はできないんだろうと思うんです。そこは気合いというか精神でもって、この時期までに必ずやるんだというふうにどこかにけじめをつけて、そこに向かって、それこそこの法案の提案...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 行政の総合性、機動性の向上は、今般の中央省庁等改革の基本理念の一つであります。中央省庁等改革基本法におきましても、状況に応じて機動的に事務を遂行できる職の活用を図るということと定めております。局長級の分掌職というのは、まさにそういう状況に応じて機動的に事...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 地方支分部局の整理合理化につきましては、中央省庁等改革の推進に関する方針において、当面実施すべき措置として地方建設局と港湾建設局の統合など、十四事項の実施を決定したところであります。同方針にも、「引き続き検討を行うこととする。」というふうに示してあります...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今のお話でありますが、地方建設局と港湾建設局だけでなく、地方医務局あるいは地区麻薬取締官事務所あるいは営林局の局支局、あるいは府県単位機関については公安調査事務所、都道府県の労働基準局、あるいは都道府県の女性少年室など、さっき申しましたように十四事項でご...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 十年二五%削減の方針につきましては、自民、自由両党の合意を受け、政府方針として閣議において正式に決定したところであり、政府といたしましては、自自連立の合意を尊重し、与党とも密接に連携しつつ、この方針に沿った定員削減を実施する所存であります。 すなわち...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 独立行政法人の中期目標期間の、三年とか五年とか言われておりますけれども、終了時の見直しにつきましては、国家公務員の身分を与えるかどうかも含めて、当該独立行政法人の業務継続の必要性、組織形態のあり方など法人の組織及び業務全般について行い、その結果に基づいて...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 委員の御指摘のとおりでございまして、独立行政法人は、細かな各省庁による事前の統制という状態から、つまり一つ一つの項目についての予算措置ではなくて一括した渡し切りの交付金、ちょうど地方自治体に対するようなものでありまして、使途を定めない一括した交付金の形で...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 独立行政法人制度は、細かな事前の統制ではなく、徹底した評価や公表による事後チェックに移行するということでございます。組織、定員や予算執行などの面では、今申し上げましたように、自立性や弾力性を高め、効果的、効率的な業務運営を行わせることといたしております。...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 四問まとめてお聞きをいただきますが、ちょっと長くなることをお許しいただきたいと思います。 政策評価は、行政がその政策の効果について事前事後に評価を行い、それが各省庁の企画立案に反映されるようにするために導入するのであります。このため、中央省庁等改革の...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 総理のお答えで尽きているわけでございますが、省庁を大くくり化するのはどうしてなのかということでありますが、それは従来の縦割り行政の弊害から脱皮するというところが中央省庁改革の一番の眼目でございますので、大くくり化するというのは一つのやり方であろうと思いま...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 縦割り行政の弊害というのは、それぞれの省庁が自分の縄張りを決めてそこで群雄割拠しておるというか、つまりそれぞれの省庁が自分自身の権限というものをばらばらにふやしていくという過程が縦割り行政の弊害であるというふうに理解をしております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 委員に申し上げますが、去年の六月に基本法が成立しておりまして、私も一般の議員の一人であって、委員も一緒でもってそれに賛成していただいておるわけですよ。私も賛成をした。いただいておるじゃなくて、賛成をしたわけであります。そこからスタートをしないと、その議論...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) まさに田村議員と同じ気持ちでございます。ここで議員同士で、政治家同士やりとりをして、そのことが国民に伝わって理解をしていただくということが最も大事なことであります。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 正確に申しますと、我々の審議会整理の目的は、政策を審議する政策審議型の審議会の数を減らすというよりも原則なくしたいということであります。 ですから、正確に申しますと、百七十六を二十九ですか、六分の一にいたしたわけでございます。それが正確な数字でありま...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) これまた田村議員のおっしゃるとおりでございます。 ただ、基本法に何と書いてあったかと、また基本法に言及して申しわけないのでございますが、基本法に何と書いてあったかというと、基本的なものを除いてはというふうな書きぶりになっておりまして、全部なくすという...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 田村議員のお考えになっていることは、この中央省庁改革の法案の過程でいわゆる優秀な官僚の方々が中心になってこの考え方をまとめたのではないかということをおっしゃりたいんだろうと思うわけでございます。 実は中央省庁改革の本部で実際の法案の企画立案の作業をし...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 最終報告のことにたびたび先ほどから江田委員が言及をしていただいておるので、最終報告の考え方は、まず一番象徴的には、国民主権の理念に基づいてという内閣法の一条と二条の改正にいろんな思いを込めて入っております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 小渕内閣は一体でございますので、お許しをいただきたいと思います。 総務省が基本的にはその仕事を担うわけでございますが、どういうふうにしてやるのかというと、いわゆる総務庁が行う仕事の中で政策評価というものがございます。各省庁が行う仕事について絶えずそれ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 内閣府に設けられます今おっしゃった重要政策に関する会議というものでございますが、これは一つは、物事がこれからの内閣にとって大変大事な問題であるということももちろんですけれども、もう一つの要件として多数の省庁にまたがっているということが要件としてあるわけで...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) それは多数の省庁にまたがっているんだけれども、すぐれて厚生省についての集中度合いの大きいテーマではないかということで、もしそういうふうにして、それぞれの省庁が持っている中で、厚生省を中心として各省間の調整を行うということでございます。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 特殊法人につきましては、中央省庁改革の議論と並行してその存続の必要性を徹底して見直し、その結果、平成九年に三次にわたる統廃合等に係る整理合理化の閣議決定を行ったところであります。 政府としては、これら決定された方針に基づく整理合理化を着実に実施してき...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 先ほど手を挙げましたが御指名をいただけませんでしたので、ちょっと申し上げたかったことをここでやらせていただきます。 今回の省庁改革においては、政官財の癒着構造という言葉が適切であるかどうかは別として、考えております問題意識はそこにありまして、今回の改...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) まず、審議会の廃止をした中で、分科会などの形でもって姿を変えて同じものがそのまま存続されるのではないかという御心配でございますが、それについてはただいま作業中でありますけれども、分科会は限られた役目を担うものでありまして、特に分科会の委員は臨時の委員であ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 規制の設定または改廃につきましてパブリックコメント手続というものを導入いたしたわけでありますが、これは、内閣としての最高の意思決定形式であります閣議決定により決めたものでございます。そして、今は、この法制化についての議論もございますけれども、法律そのもの...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 政府におきましては、基本法に規定された少なくとも十年一〇%の計画的削減、それと独立行政法人化によりまして十年二〇%の削減を目指してきたところでありますが、この目標を一層厳しくする観点から自民、自由両党間の合意がなされ、これを受けて十年二五%の削減の方針を...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今回の中央省庁等改革におきましては、各省は任務を基軸として総合性、包括性を持った行政機能になるように編成をすることといたしております。 国家行政組織法の改正案におきましては、任務及び所掌事務を各省の組織構成原理といたしております。各省等の設置法案にお...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 現行の建設省地方建設局及び運輸省港湾建設局を統合して設置する地方整備局におきましては、基本法第二十二条第六号に基づき、公共事業の実施及び助成のほか、今おっしゃいましたように地方計画に関する調査及び調整、施設の管理、災害の予防及び復旧その他の国土の整備及び...全文を見る | ||
06月28日 | 第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 国家公務員の二五%削減につきましては、まず、今、清水委員おっしゃいましたように、基本法の十年一〇%ということは、独立行政法人化などがどうあれ、ともかくこの十年一〇%は法律によって達成しなければいけない目標になっております。そしてさらに、自自連立の合意によ...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) 「中央省庁等改革の推進に関する方針」というものを同時にお手元にもお配りしておりますけれども、そこでは「Ⅱ・Ⅲ種試験採用者等について、各省庁の実情にあった選抜方法を整備し、積極的な登用を進める。」というふうに定めております。また、平成十一年度における人事管...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 男女共同参画会議につきましては、中央省庁等改革の基本法においてそのように定められておりますのでということがまず第一でございます。官房長官と定めているわけでございます。そうして、特にこれから取り組んでいく問題でございますので、相当詳細な詰めが必要ではないか...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) これは人事でございますので、副大臣三人をどのような分野で分担させるかということは、そのときそのときの内閣総理大臣が定めることでございます。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 総務庁といたしましては、男女共同参画社会基本法の趣旨にかんがみまして、男女共同参画推進本部と連携しつつ、女性国家公務員の採用、登用の促進等に着実に取り組んでまいる所存であります。 なお、平成十一年度における人事管理運営方針におきまして、ポジティブアク...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) パブリックコメント手続は、今までのところ、政令までの改廃などについて国民に広く意見を求めるということに限定をいたしておりまして、法律そのものについてはまだ踏み切っていないという段階でございます。ここで政令などについていろいろ試みをいたしまして、その後に法...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 公正取引委員会の委員長及び委員の職権行使の独立性や身分保障が独占禁止法上明らかに定まっておりますということと、それから委員長及び委員の任命は両議院の同意を得て内閣総理大臣が行うわけでございますので、大変に強い独立性を持っております。 一たん任命をいた...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) もう一回念のために申し上げますと、今、総務庁で、例えば総務庁は行政監察という事後チェック型の大変重要な仕事を持っておりますけれども、ついこの間も行政監察局が行政管理局に対して強い勧告を行いまして、行政管理局が行政手続法について周知徹底するという仕事を怠っ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 大学を中心とする学術研究機関と科学技術庁所管の研究機関等の関係省庁間で連絡をとりつつ、脳の研究につきましてもこれまでは行ってきたというふうに聞いております。 このたび、学術の振興と科学技術の総合的な振興を任務の一つとする文部科学省が設置されることによ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) まさにそこが総理大臣の政治責任で行うことであって、結局、総理がみずからこの人の意見を聞きたいという人を各界から探してそこの委員になってもらうわけでありますから、そのときにだれを選んでくるかということでまた総理の見識も知られることになるし、そしてそこで議論...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 私の理解では、内閣府は内閣官房を助けて内閣の補佐、支援を行う機関であって、時々の国政上の重要事項に柔軟かつ弾力的に対応できるようにするために内閣官房長官や特命担当大臣等を置き、トップマネジメントの充実を図る、そしてまた経済財政諮問会議などの重要政策に関す...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 後から事務局の方からも答弁させますが、私の理解は、そもそも今までの各省庁は、企画立案をし、そしてその所管分野を監督するということでまっしぐらに前に進むばっかりであったけれども、その役所自身が冷静にみずからを顧みるという機能を中に持っていなくちゃいけないと...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今、入澤委員が言われる点はないわけではないと私は思います。 ただ、そういう自明のことであるというふうに言い始めると、例えば今度、国民主権の理念ということをわざわざ内閣法に盛り込んだわけでありますけれども、なぜそんなことに執着したかといえば、憲法に書い...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 例えば、私がモデルにするのは、日ごろ総務庁は行政監察局の監察結果に基づいて勧告をいたします。そして、それに対する一定期間後にそれがどうなったかということを報告を求めるわけでございます。ある程度これはこの行政のあり方をつかさどる省庁としては有効な手段を持っ...全文を見る | ||
06月29日 | 第145回国会 衆議院 内閣委員会 第9号 議事録を見る | ○太田国務大臣 ただいま議題となりました国家公務員法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 高齢社会の到来及び年金制度の改革に対応して、六十歳代前半の生活を雇用と年金の連携により支えることが官民共通の課題となっております。公務部門に...全文を見る |
06月29日 | 第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 内閣官房と内閣府の関係でありますが、まず内閣官房は、総合戦略機能ということのお話がありました。内閣及びその首長である内閣総理大臣を助けて総合戦略機能、この言葉をすなわち国政の基本方針の企画立案機能を担い、内閣の機関として最高かつ最終の調整の場となるという...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) 今般の改正で内閣官房の幹部職員として新たに設置される内閣官房副長官補三人、内閣広報官及び内閣情報官については国家公務員法の適用を受けない特別職とし、内閣総理大臣により直接に選任され、内閣総辞職の場合は新内閣において新たな選任手続がとられるいわゆる政治任用...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 事務局からも補足をしてもらいますが、内閣官房に今度新たに特別職として定められました職の方々はいずれも事務次官級のポストでありますので、従来のような途中帰って人生の相当部分をまた母体省庁で過ごすということは物理的にはないと思います。それから、もっと若手、中...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 特命担当大臣は、内閣の重要政策に関する行政各部の施策の統一を図るため、特に必要がある場合に内閣府に置かれ、内閣の強力な調整機能を担う職であります。特命担当大臣の任命及び職務のあり方につきましては、内閣機能の強化の趣旨を踏まえながら、その時々の社会情勢をも...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 一括採用ということにつきましては、大変それを賛同される方も多いわけでございまして、意義のあるお考えだと思いますが、一方で大変な論争があったわけでございます。現在の段階では、セクショナリズムの是正に資するという意見もあるけれども、高度の専門性の維持や的確な...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 経済財政諮問会議の構成員に関しましては、もう何度もお聞きになっていると思いますが、内閣総理大臣が議長となりまして、議員は内閣官房長官は必ずなる。それから、経済財政政策の担当大臣、特別の、特命担当大臣が置かれた場合にはこの特命担当大臣が議員になる。そして、...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 財務大臣が入ることはもちろんあり得るわけでございます。時の総理大臣の判断でだれだれがここの常時出席メンバーであるのかということが決められるということであります。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 経済財政諮問会議において調査審議される経済全般の運営の基本方針、財政の運営の基本、予算編成の基本方針その他の経済財政政策に関する重要な事項に関する答申などは閣議決定を経て内閣の方針となるものであります。したがって、閣議決定でありますので、閣議決定は各省に...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 宮澤大蔵大臣がお答えになると思いますが、その前にちょっと私さっきの話の補足をさせていただきたいと思います。 財務大臣が経済財政諮問会議の議員になっている場合には、会議自体の中で、その経済財政諮問会議そのものの中で財務省の意見も含めて十分審議が行われる...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 私は、憲法の中に幾つも大事な考え方が盛り込まれておりますけれども、そのうちの一つで大変大切な柱だと思っております。そして、それが現実の具体的な法律や制度の中に盛り込まれているのかどうかということについてはまだ考える余地が十分あると思っておりまして、そうい...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 附帯決議は、最大限に尊重し、答申にのっとって、答申がそのように言えば「法的措置を含め必要な措置を講ずること。」というような附帯決議になっているわけですね。だから、その法的措置を、今おっしゃるように男女共同参画社会の基本法に相当するような基本法をつくれと、...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 人権擁護につきましては、法務省の人権擁護推進局というものが調整の中心になるというふうに理解をいたしております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 よく御理解をいただきましてありがたいことでございますけれども、二五%の件につきましては、二五%という全体目標のほかに、基本法で十年一〇%というダブルで別の目標がかかっているわけでございまして、したがってその一〇%については、イメー...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 この人事管理運営方針はもちろん総務庁長官の決定でございますけれども、先ほどのもう一つの地方分権推進計画あるいは中央省庁等改革の推進に関する方針も全閣僚でいたしておりまして、ほかならぬ今言われました閣僚もその中に入って決定に参加して...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 勤務時間外のことでございますので、そこはいろんな考えようがあろうかと思いますが、今御指摘のその前段の、余り細かいことについて行政指導のようなことをすることがそういう仕事に結びついてくるという御指摘は、我々も考えておかなくちゃいかぬと思うのであります。 | ||
06月30日 | 第145回国会 衆議院 内閣委員会 第10号 議事録を見る | ○太田国務大臣 高齢社会の到来に伴いまして、高齢者の知識経験を社会において活用していくとともに、年金制度の改正にあわせ、六十歳代前半の生活を雇用と年金の連携により支えることが官民共通の課題となっております。 これを踏まえまして、公務部門においても高齢者の知識経験を活用していく...全文を見る |
○太田国務大臣 おっしゃる意味はよくわかるわけであります。例えば特殊法人の職員や地方公務員、あるいは自衛隊や国会、裁判所等の職員もいるわけでございまして、それらを合わせれば全部で四百八十五万人、それから、民間の企業であっても特に公的な保護を受けている分野もたくさんあるわけでありま...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今の官房長官のお話で言い尽くされているわけでございますが、結局、我が国の国家公務員それから地方公務員のひたむきさ、まじめさあるいは節度というものは、基本的には私は変わっていないと思うわけであります。ただ、組織全体としてみずからをコントロールしていくことがどこかの時...全文を見る | ||
○太田国務大臣 野中官房長官と同じでございますけれども、同じく起案、立案者の一人でございますので、特に今国会で成立させていただきますように心から期待を申し上げる次第であります。 | ||
○太田国務大臣 倉田委員がおっしゃっているのはもっと幅広い話だろうと思うんですけれども、今現在でやっておりますことは、特殊法人の財務内容について、平成八年の会計年度分からすべて財務内容をディスクロージャーするということにいたしております。これによりまして、主務官庁や特殊法人におい...全文を見る | ||
○太田国務大臣 そのようにすれば、新規採用の抑制だけで事に対処しようとするとそういうことが起きるということを申し上げたと思います。 そういうことを避けるためには、さまざまな改革、むしろその仕事を減らしていくことによって対応をしていかなければいけないということだと考えております...全文を見る | ||
○太田国務大臣 今おっしゃっていることは、そういうことが起こり得るということを危惧をいたしておりますし、新規採用の抑制だけでやりますと、組織としての活力もなくなっていくことになろうかと思います。 ただ、世の中全体が多かれ少なかれそういう傾向で、少子高齢化でありますから、そうい...全文を見る | ||
○太田国務大臣 たびたびお答えをしておりますように、大変問題であると思っております。 | ||
○太田国務大臣 私は、今申し上げたことは、二五%を削減するという目標は、実現のためにこれは最大限の努力をしなければいけないと考えておりますが、しかし、単純な新規採用抑制だけで事柄を解決しようと思うと今おっしゃったような問題が起きるので、そうならないようにさまざまな改革努力をいたし...全文を見る | ||
○太田国務大臣 これは今までも一律ということではなくて、そのときそのときの行政需要というものを考えながら定員の配分を考えておりますので、今後もそういうことであるということは申し上げられます。 | ||
○太田国務大臣 これまでもそういうふうに努力をしてまいりましたし、これからも努力をしてまいりたいと存じます。 | ||
○太田国務大臣 公務員の不祥事を防止するために、議員立法として国家公務員倫理法案を御提案いただいているところでありますが、この法案の国会提出以前の事件であったとはいえ、御指摘のような防衛庁の事件が明らかとなり、国民の信頼を著しく傷つけることになったことはまことに遺憾であると考えて...全文を見る | ||
○太田国務大臣 公務員の不祥事を防止するために、議員立法としてこの公務員倫理法案を御提案いただいているところでありますが、国会での御審議を強く期待申し上げますとともに、法律が成立した暁には、公務員の服務管理について責任を有する総務庁としても、その適正な運用に万全を期し、もって公務...全文を見る | ||
○太田国務大臣 ただいまの国家公務員法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議につきましては、その御趣旨に沿い、努力してまいりたいと存じます。 ————————————— | ||
06月30日 | 第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 今回御審議願っております農林水産省設置法案におきましては、農林水産省の任務といたしまして「森林の保続培養」を明記したところであります。これは、森林の公益的機能の維持増進を旨とする管理経営への転換を図ることとした国有林改革の考えと整...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) 農林水産省は森林の保続培養と森林生産力の増進をその任務とし、森林資源の確保、森林の整備、国有林野の管理経営などをその所掌事務としております。一方、環境省は、環境の保全を任務とし、森林の保全に関しては環境保全の観点からの基準、計画の策定などをその所掌事務と...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 まず、十年一〇%の話でありますけれども、十年一〇%というのは基本法に書いたことでありまして、それの中には当然独立行政法人のことが入っているということは言えないわけでございます。 そして、今は十年二五%の削減ということを目標に掲...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 前もって御通告いただいたことにはなかったわけでございますので、後ほど事務局からも補足をさせますけれども、結局は、国家公務員の身分があるかないかというのは、労働基本権に対する制約があるかどうかという問題に尽きるかと思います。したがって、給与については、人事...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) まさにおっしゃるとおりでございまして、独立行政法人は自己責任であって、弾力的な業務運営を行わせる一方で、厳しい事後評価と見直しを行うことによりまして業務の効率性、質の向上を図り、透明性を確保することを目的にして設立させるものでございますから、当然、今、委...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) これは、委員の言われますように、通常の審議会と同様に総務大臣の責任のもとで人選を行うということになっておりますけれども、それはどういうことかと申し上げれば、恐らく総務省が最も国民から注目をされる任務がまさにこの政策評価にあるわけでございまして、それこそこ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 特殊法人につきましては、従来から業務、組織の肥大化や民業圧迫を防止する事後評価の仕組みの不十分さという問題を指摘されてきたところであります。 そこで、内閣におきましても、累次の閣議決定に基づいて整理合理化、運用改善、そして整理...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 独立行政法人制度は、国民生活及び社会経済の安定などの公共上の見地から見て確実に実施されることが必要な事務及び事業を効率的かつ効果的に実施することを目的としたものであります。 そして、まず御心配の点は、恐らく評価はどのようにするんだろうか、あるいは事業...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えをいたします。 まず、中央省庁改革を初めとして、明治維新、それから戦後、以来三度目のということをたびたび総理もおっしゃるわけでございますが、そこはちょっと私は意見が違っておりまして、戦後の昭和二十二年のころの我が国の状況はどうだったかと。あのと...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えをさせていただきます。 中央省庁改革は、行政改革会議の最終報告の内容にのっとって行うものであります。この行政改革会議における審議の過程におきまして、諸外国の行政改革の動向について説明聴取が行われまして、この中でイギリスのシチズンチャーターについ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) これはたびたび国土交通省が巨大官庁であるという批判があるわけでありますが、今回の省庁改革の四本柱と私は言っておりますけれども、その一つが統合化、省庁の従来縦割りになっていたものを、内閣として、政権として、統一的な政策の整合性を図るということが一つの柱にな...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 国土交通省の公共事業につきましては、本省が企画立案、総合調整に重点化をし、地域の実情に応じた機動的、弾力的な事業の実施を可能とするため、地方整備局長が主体的かつ一体的に事務処理を行えるよう地方整備局へ予算の一括配分を行うこととしております。 なお、地...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 政策評価を実効あるものとするために、中央省庁等改革の推進に関する方針においては、人材の活用等に関しまして各府省の内部部局に置く政策評価担当組織については、原則として担当課を置き、必要な人材を集めることといたしております。また、「必要な場合等は、学識経験者...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) ちょっと私はうっかりしておりました。今おっしゃった意味は、評価委員会のことではなくて何か別のことをおっしゃっているんだと思いましたので、失礼いたしました。 評価委員会は政令で決めましたのは、まさに今度審議会のあり方について全体として整理をいたしました...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) まず、国は独立行政法人に対して従来のように、今おっしゃった人事、定員、組織、会計、業務については事前の規制をしてはならないということになっております。したがって、それらの今挙げられました各事項につきましては自己責任でやるということであります。 自己責...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 特殊法人につきましては、これはよく質問を受けるわけでございますけれども、例えばNHKもJR各社も特殊法人であります。そういたしますと、JR各社のようにもう既に民営化している、全く株式公開しているところもあるわけでございますし、ある...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) まず違いは、今おっしゃった透明性といいますか、ディスクロージャーということももちろん最大の柱でありますけれども、もう一つは自己責任ということでございます。さっき申し上げました、自分の責任でもって長が責任をとらざるを得なくなるという点であります。 それ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 情報公開法の対象となる行政文書は行政機関の組織において業務上必要なものとして利用、保存されるべき文書であって、各行政機関によって恣意的に廃棄されるものではないわけであります。 情報公開法では施行前の文書であっても開示請求の対象...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 環境省を発足するまでにそれにふさわしい体制をとるということは、まさに総理がそういう強い御意思を持っておりますので、私もそのような方向で、これは総務庁としても努力をすることになると思います。 〔委員長退席、理事石渡清元君着席〕 ただ、今のお示し...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 それは、各省庁に対してはそれこそ環境省に対する以上に厳しい定員削減の目標を掲げ、そしてそれを守っていただかなければなりませんので、もしそういう余裕がこういうことで生ずるならばというよりも、そういうことが生ずることを前提にして定削計...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 何度も申し上げますけれども、今お示しをいただいたデータにつきましては我々もよく精査をしてまいりたいと思います。 過労死ということも言われるわけでございますけれども、本当に我々も気をつけなくちゃいけないのでありますけれども、相当過激な、過大な負担を、特...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 独立行政法人化した方がよいという理由は、これは自己責任と透明性の確保ということでよいと言っているわけであります。何もなければしなければいいじゃないかということじゃないわけでありまして、我々はメリットがあると思うからやるべきだと言っ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 イデオロギーの違いがあると思うのでありますけれども、要するに計画経済、何もかも国家の機関である方がよいという考え方なのか、それともなるべく自己責任、透明化した方がいいのかという考え方の違いがあると思うわけであります。 今の、よ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今言われました、特に公共的な使命を求められていることに対してこたえるということが私立の機関であれば採算上なかなか難しいということがあり得るから、それに対しては、そういうものに着目をするということでございます。 先ほどからおっしゃっていることですけれど...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) いや、これは委員のおっしゃっていることと私が言っていることは同じことを言っているわけでありまして、高度に公共的な役割を果たさなければいけないという場合には、一般には採算がとりにくいということでありますから、それで交付金を出してその目的を達成していただくと...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) これは、まさに国の立場から見て実施される必要があって、民間では実施されにくい、そういう目的を持って設置されており、そのように事業をなされていると思えば独立行政法人として維持されるということになるわけであります。 これは、採算をとってはいけないんだ、と...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 その件につきましては、私はこういうふうに解釈をしております。内閣府の主任大臣は内閣総理大臣であり、そして総務庁のチェックを受けるその他の省庁はそれぞれの各省大臣がいるわけであります。今までの内閣法の考え方というのは、総理大臣が特段...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 今の御指摘の点につきましてはずっと私どもも関心を持ってまいりまして、中央省庁等改革の推進に関する方針におきまして、「技官について、キャリアパスの柔軟化を検討し、事務官と技官の別によるポストの固定化をできるだけ排し、適材適所の人事運...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 独立行政法人化をすればそれがなぜスリム化になるかというお尋ねだと思いますのでお答えをいたしますが、それは、何度もお答えをしておりますように、独立行政法人化いたしますと、定員の管理について、そしてまた事業としての経営の管理については...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 それは、そういうことでありまして、統合を図った方がよいものについては統合を図るし、あるいは逆に地域別に分けてそれぞれの地域で自己責任化した方がいいということもあるでしょうから、今言った零細な独立行政法人を統合していくということは大...全文を見る | ||
07月02日 | 第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 依田委員のおっしゃるとおりでありまして、中央省庁改革は、中央から地方へあるいは官から民へといった思い切った改革を実行するということが基本的な考え方であります。そのため、その方向に沿いまして、例えば国の行政組織を簡素効率化するとか、あるいは政府としての施策...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。━━━━━━━━━━ただ、その中で英語の名前をどうするかということについては、まだ工夫の余地があるのかどうか、いまだ英語名称については、例えば独立行政法人をどういうふうに英語で呼ぶのかということもまだ定まっておりませんので、よく今の御意...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 今の日出委員の御質問といいますか御意見は我が意を得たりという感じがいたします。 行政改革会議の最終報告においても、「効率性の向上、質の向上及び透明性の確保を図るため、」「「独立行政法人」を設立する。」というふうに明記をいたして...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 政策評価は、従来、我が国の政策においては法律の制定や予算の獲得などに重点が置かれ、結果としてその効果がどうであったか、あるいはその後の社会情勢の変化に基づき政策を積極的に見直すといった評価機能は軽視されがちであったという行政改革会...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 国家公務員制度につきましても、この中央省庁改革の中でも位置づけておりますし、また同時にさまざまな新しい試み、そしてまたよりよい国家公務員の姿を求めるための努力をこれからも続けてまいる所存であります。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 先ほどの依田委員の防衛庁省昇格問題の御質問に対し、不適切な答弁を行いましたことを陳謝し、改めて答弁させていただきたいと存じます。 防衛庁の省への移行については、行革会議でもさまざまな御議論がなされたが、今回の中央省庁の再編に当たっては、防衛庁は現状ど...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 それは配慮しないということじゃありません。もちろん配慮をするということであります。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) 一つは、他のアングロサクソンの国々に比較すれば、我が国は事前調整の部門に人が多い、司法的な事後調整型の分野に人が少ないと言われております。そこで、従来、例えば規制緩和のようなことを、他の国々からは我が国は規制が非常に強いと言われておりますので、そういうこ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 府省の大くくり化によりまして事務次官の数は二十人から十二人に縮減することとなります。また、官房、局の数につきましては百二十八から九十六に縮減することになります。 なお、事務次官に準ずる、事務次官よりも一格下の職として財務官、外...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 次官級の総括整理職あるいは局長級の分掌職というのはどういうことでこれを置くのかといいますと、局長は局長のもとに課がありあるいは課の職員がいるわけでありますから、そこに固定的な定員の配置をしなければなりません。しかしながら、分掌職の場合はそのときそのときの...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 国家公務員の数が一人でも減れば国民のサービスの低下につながるという御主張のようでございますが、必要な仕事、緊急の仕事、優先的な仕事ということをきちんと区別していって、そして国民が自己責任でもってやっていく自由主義の社会を基調にしようということが世界の流れ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 二五%の定員削減によってその見返りに非常勤職員をふやすべきではないという御主張と理解をいたしております。 そして、この二五%の定員削減を私たちが目標としておりますのは、行政のあり方や政策実施の方法などについての見直しによって事...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 先ほど挙げました幾つかの例でありますけれども、例えば保護司の方々あるいは統計調査職員の方々、非常勤講師の方々などは、今、先生がおっしゃいますように、我々、その有効な貢献に対して十分報いていないということはあるやもしれませんので、そのことは常に念頭から離さ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今御指摘のように、千七百十六本の法律があるわけでありますが、その多くの部分につきましては、今回の中央省庁改革でこの法案を通していただいたとすれば、その後に個別の作用法の見直しをいたします。しかしそれは、根っこからというよりも、あとう限り次の国会にそれを出...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今の特権意識の醸成につながるのではないかという御指摘の点でありますが、総務庁は人事管理運営方針において職員を地方公共団体に出向させるに当たっての統一的な方針を定めております。平成十一年度においては、職員を地方公共団体の管理職などとして出向させる場合には当...全文を見る | ||
07月07日 | 第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第10号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 厚生労働省の設置法、そうしてまたもっと淵源をたどりますと中央省庁等の改革基本法におきまして少子高齢社会への総合的な対応について関係府省の間における調整の中核としての機能を、その法律では労働福祉省でございますが、今の案で言いますと厚...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) 先ほどから清水委員の御指摘の点は、一つの省、従来でいういわゆる省の狭い所掌範囲の中で議論をされていくことに対する懸念というものを御指摘でございまして、それはまさにそのとおりでございます。 今回御提案を申し上げております中央省庁改革では、その役割は、政...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) まことに耳の痛いお話でございまして、今の中央省庁における職員の皆様の勤務の問題はしばしば指摘をされることでありますし、実は我々国会の方が一番その原因になっておるということも何となくわかっているわけでございます。 いずれ、このことにつきましてはきちんと...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答え申し上げます。 今回の中央省庁改革でまず第一の柱は何かということを聞かれれば、私どもは内閣総理大臣のリーダーシップということを申し上げるわけでございます。 具体的な言葉で言いますと、閣議における内閣総理大臣の発議権を明記したということでござ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 恐縮でございます。 今、総理が申されたとおり、まず、この国は国民主権の国であるということは憲法に書いてあるだけでありまして、そのほかの法律にはこの間の情報公開法で初めて登場したわけでございます。ですから、この内閣法であえて国民主権について触れることは...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 内閣府内部部局の企画立案、総合調整部門につきましては、必要に応じて行政組織の外部から人材を登用することができるようにするために、新たに導入される予定の任期つき任用制度の活用について検討し、外部からの専門的知識を有する人材の登用を図...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 今おっしゃいますように、人事、特に内閣官房、内閣府の人事について総理大臣が従来にも増して強いリーダーシップを発揮できる、またフリーハンドを持てるということが、いわゆる第一の柱である総理のリーダーシップというものを裏づけるものであると思っております。 | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 後ほどまた事務局の方からお答えをさせたいと思いますけれども、今度の中央省庁改革の中で、人事のあり方について大変努力をして方針の中に盛り込んでおることを評価いただきまして、本当にありがとうございます。 そして、まさに中央省庁改革...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) まさに、今おっしゃったように、いわゆる実績あるいは成績に基づいて幹部が選任されていくというプロセスを導入したいというのが、今回の中央省庁改革と同時に私どもの方針として掲げたものでございます。 今の具体的な一人一時間のインタビューでもって選別可能である...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えをいたします。 これは平成八年の閣議決定でございますので、そのいわゆる枠を余分にとること、そして女性の採用についても同じ内容であったかと思うんですけれども、これはぜひ総理の方に、総理を初め閣議で決めなければいけないということで、総務庁長官の一存...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) 内閣法の改正におきまして技官を置く旨の明文の規定はありませんが、内閣官房に内閣事務官以外の職員を置くことももちろん可能でございます。もとより、技官を置く旨の明文の規定がないということをもって技術系の職員が内閣官房の事務につくことを排除しているのではありま...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 今おっしゃることは、これまた十分我々踏まえて考えていきたいと思います。 しかし、今のところでは、公務員倫理規程を平成八年の事務次官会議などの申し合わせに基づいて訓令として各省に設け、制定しておるわけでございまして、また公務員倫...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 すべての重要課題については、ここで衆議院も参議院も御質問を受けるたびに、重要だから内閣府に置けという御意見が多かったわけでございますが、そういう気持ちもあろうかと思いますし、またダブルチェックと言う以上、異なったところに置く方が本...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えをいたします。 江田委員もよく御理解のことと思いますけれども、直接スリム化をするということが目的ではないと思っております。スリム化をみずからするような仕組みをビルトインすることがこの中央省庁改革の目的であると考えておりますので、ここで我々が数字...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 環境省に付与された事務事業を含め、さらにこれを担い得るものとなるように平成十三年一月の新省発足時には組織、定員等、体制の充実強化を図ってまいりたいということでございまして、今直ちに数字を具体的に申し上げる段階には、申しわけありませ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) これは平時のことではないわけでありますのでちょっと同じように考えてはいけないとは思いますが、おっしゃるとおり、平成十三年一月一日でございますから、来年度、十二年度の予算要求と同時に行われます定員の要求が環境庁の方から出されてくることになると思います。それ...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えをいたします。 これは、一つは内閣府に公正取引委員会を置くのがふさわしいのか、それとも総務省に置くのがふさわしいかという議論がございます。 まず、内閣府の機能は、政府全体を見渡して総合的な企画立案、調整をするわけでございまして、どちらかとい...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 現行の建設省地方建設局及び運輸省港湾建設局を統合して設置する地方整備局におきましては、中央省庁等改革基本法第二十二条六号に基づきまして、公共事業の実施及び助成のほか、地方計画に関する調査及び調整、施設の管理、災害の予防及び復旧その...全文を見る | ||
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 政令に委任された事項につきましては、内閣の責任において当該事項について決定し、政令を制定することとなります。 このような政令事項に関しましては、国会における御議論を十分に踏まえ作業を目下進めているところでありますし、今言ってい...全文を見る | ||
07月08日 | 第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第11号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 私は、この間不適切な発言をしたばかりでございますが、変動する国際諸情勢の中、国民が自分の国は自分で守るとの気概を持ち、国として適切な防衛の体制をとることは国家存立の基本であると認識をいたしております。 いずれにいたしましても、行革会議の最終報告にある...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) ただいま御議決をいただきました件につきましては、政府といたしましてもその御趣旨を体しまして十分配慮してまいりたいと存じます。 | ||
07月09日 | 第145回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○太田国務大臣 きょうは、初めてこの青少年問題の特別委員会で答弁の機会をいただきまして、いささかきのうまでやっていたことと距離がある、戸惑いながら答弁をさせていただきます。 今の青い鳥症候群というのは、小野委員に言われて、きのうその言葉がそういう意味だということを初めて知った...全文を見る |
○太田国務大臣 お答えいたします。 最近の青少年の薬物乱用問題は極めて深刻な状況である、小野委員の御指摘のとおりだと認識しております。特に、覚せい剤事犯で検挙される青少年の数が高水準で推移をしております。しかも低年齢化の傾向にあるということは、まことに憂慮すべきものと考えてお...全文を見る | ||
○太田国務大臣 お答えをいたします。 今小野委員が御指摘になりました三つの点というのは、まさに私もそのとおりだろうと思っております。 薬物問題に限らず、今の青少年問題の構造の背景には、家庭、学校、地域社会、それからメディアというのが非常に大きな要因としてあると思います。こ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 直接のお答えにならないかもしれませんけれども、よく私は留学生と接触をする機会があるわけでございますけれども、留学生に人生観を聞くと、いずれも、我々が開発途上国だと思っているような国の方がしっかりしている。人生とはこういうものであって、こういうふうに、例えば一隅を照...全文を見る | ||
○太田国務大臣 お答えをいたします。 小野委員は大変多岐にわたることを言っておられるので、全部に答えていないと思いますけれどもお許しをいただきたいと思います。 今の、社会についての参加といいますか、大人になるほど、自分は参加していないという、あるいは、自分が求めていること...全文を見る | ||
○太田国務大臣 ちょっと想像を絶することでありまして、合法的な覚せい剤があるということも実は知りませんでしたし、処方せんなしに覚せい効果を持つものを飲んだり食べたりしてもいいということは理解を絶するものですから、ちょっとコメントのしようがないわけでございますが、すべての流通が自由...全文を見る | ||
○太田国務大臣 いわゆる問題が起きましたときに政府がすべてのことができる、だれよりもすぐれた取り組みができるとは限らないわけでございますから、現に御本人が経験をしておられる方々などの持っておられる能力あるいは知識というものを積極的に活用をしていく努力をしなければならないと思ってお...全文を見る | ||
○太田国務大臣 お答えいたします。 きょうは大変いろいろなことを勉強させていただいておりますが、まず、池坊委員のおっしゃった、いわゆる深刻なといいますか、社会の病理としての薬物の乱用の状態ということよりも、それもあるけれども、それも一つの柱だけれども、それよりももっと安易な、...全文を見る | ||
○太田国務大臣 お答えいたします。 まことにお恥ずかしいことでございますが、総務庁でそういうカードを配っているということは、一回私に説明したと今言っておりますけれども、私は実は余り鮮明に覚えておりませんでした。ということもあり、それから、各省庁が有機的に連携をしていればその効...全文を見る | ||
○太田国務大臣 政府としての窓口を整えるべきではないかという、この件につきましては、三月にも参議院の総務委員会でお答えをいたしましたように、今後の課題として検討してまいりたいというふうに考えております。 | ||
○太田国務大臣 お答えいたします。 今、一般論としてしかお答えできないわけでございますが、問題を解決するについて、その当事者であった人、あるいは当事者が身近にいる方々が知っておることあるいはできることと、当事者でない政府の機関がやる場合と、その持っておりますノウハウというもの...全文を見る | ||
○太田国務大臣 機会があればぜひお連れいただきたいと思います。また、それは、特にこの問題でいえば厚生大臣にもぜひそういうことをお勧めいただきたいと思います。 | ||
○太田国務大臣 ぜひまた個別にも御指導いただきたいと思います。 | ||
07月15日 | 第145回国会 衆議院 予算委員会 第21号 議事録を見る | ○太田国務大臣 お答えいたします。 先ほど触れました情報の受け渡しや保存、管理のデジタル化につきましては、行政情報化推進基本計画に基づいて的確に推進することといたしております。特に、ワンストップサービスを含む申請、届け出など手続のオンライン化の推進、省庁内、省庁間ネットワーク...全文を見る |
07月19日 | 第145回国会 参議院 予算委員会 第19号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) お答えをいたします。 行政の情報化の具体的な取り組みは、今各省庁でインターネットのホームページを活用した各種行政情報の電子的提供の促進をし、また国民からの申請・届け出手続について、ネットワークによる申請を可能とする措置やワンストップサービスの推進を図...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) お答えいたします。 青少年の健全育成を推進していくためには、NPO活動、ボランティア活動などの社会参加活動の実践を通じて、青少年みずからが社会とのかかわりを自覚して積極的に社会の中で役割を果たしていく機会を持たせていくことが極めて重要な課題であるとい...全文を見る | ||
07月28日 | 第145回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第10号 議事録を見る | ○太田国務大臣 お答えいたします。 今の御指摘のお話でございますけれども、十二月一日という日に在職というか、勤務をしていないと期末・勤勉手当が払われないというふうなことに対して、今の人事院総裁の御答弁でも、民間ではその間の期間を日割りのような形でもって算定してやるというふうな...全文を見る |
08月02日 | 第145回国会 参議院 行政監視委員会 第8号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) ただいまの御決議につきまして、所信を申し上げます。 総務庁においては、政府開発援助に関し、昭和六十三年及び平成七年に無償資金協力及び技術協力について、また平成元年及び平成九年に有償資金協力について行政監察結果に基づく勧告を行っております。 これら...全文を見る |
08月05日 | 第145回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第8号 議事録を見る | ○太田国務大臣 この答申は、社会の構成員一人一人に向けた問題提起であるとともに、二十一世紀の青少年行政の基本的な方向を示したものと受けとめております。 答申には、既に取り組みに着手されているものから中長期的な検討課題までさまざまな施策の提言が盛り込まれておりますが、今後、政府...全文を見る |
○太田国務大臣 私は、この青少年の問題というのは、答申にもありますように、国民全体の問題であり、一人一人の問題でありますし、それは役所で考えるというよりも、今のようなお言葉をいただいたので安心してお話をしますけれども、役所で考えるというよりも、やはり国民の代表たる政治家が、この基...全文を見る | ||
○太田国務大臣 内閣府に青少年対策の機能を負わせるということについては、さまざまな議論が途中経過でございました。その中で、いずれの省庁が運動したというわけではございません、総務庁はそんな運動はしておりませんけれども、自然発生的に何人かの方々から、内閣府でこの青少年対策の機能を担う...全文を見る | ||
○太田国務大臣 「日本の自殺」、今読み上げていただきました五つの教訓は、一つ一つがまさに我が意を得たりというものでございます。 歴史を振り返りますと、幕末から明治にかけての激動期には、同じようにみんなが混乱をし、それまでの価値観が崩壊をしていく過程であったと思うわけであります...全文を見る | ||
○太田国務大臣 委員よく御存じのことでございますが、内閣府を設置する、それは、内閣総理大臣のリーダーシップを支える、あるいは内閣総理大臣の発議権の内容を立案するということが目的で内閣府を設置するわけでございます。 そういたしますと、特に総理のリーダーシップということを強調して...全文を見る | ||
○太田国務大臣 審議会のあり方や機能はこれから変わってくると思うのであります。そして、私も、中央省庁改革の十七法案、ここにおられる委員の皆様方の御協力もありましておかげさまで成立をいたしましたけれども、そこで法律が成立をしたということで、国会全体の御同意をいただいた、審議会につい...全文を見る | ||
○太田国務大臣 法律では、たくさんの法律がそれぞれ違う年齢の定義をしておりますけれども、私は、十五歳から二十四歳という国際機関の定義があったことをうろ覚えでおりますので、そのあたりだと考えております。 | ||
○太田国務大臣 大変失礼いたしました。私、青少年の年齢の話だと思っておりまして、児童というのを聞き間違えて、十五歳から二十四歳と申し上げました。 今さまざまな世界でそれぞれ定義が違っておるということは問題なのかもしれませんけれども、それぞれ目的によってどの範囲まで含めるかとい...全文を見る | ||
○太田国務大臣 おっしゃることはそのとおりだと思います。少なくとも、青少年に関する基本法というものをつくるときには、一体、その基本法はだれを対象にしているのかということをはっきりしなければならないと思います。 それは、さっき十五歳から二十四歳と言いましたけれども、二十を過ぎた...全文を見る | ||
○太田国務大臣 そこは必ずしも青少年問題だけではなくて、日本人全体が、みずからの意思をきちんと表示することが苦手な人が多い。そしてそれは、小さいころからの独立の気概を育てるためのさまざまな訓練というものに欠けているということはあると思いますし、また学校教育などでスピーチを訓練する...全文を見る | ||
○太田国務大臣 本来、私も国会議員でありますので、本当はこの立場でそれは言ってはいけないということはあるのかもしれませんけれども、国会議員の一人として、ぜひ政治家の手によってそういう青少年に関する基本法というものはつくっていくべきだと思いますし、私もさっきは、やめたときにはその中...全文を見る | ||
○太田国務大臣 私は、従来の考え方はそうであったのではないかということを申し上げたのでありまして、今回新たに例えば法律をつくるというふうな場合には、そこできちんとお決めになっていいことだと思います。 | ||
○太田国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。はっきりさせないことが、さまざまな施策をとろうとしたときに、何といいますか、迫力のないものになっていたと思います。 | ||
○太田国務大臣 もちろん、実施体制というか責任は明確にしなければなりません。明日、対策推進会議というものがございますので、今の委員の御指摘を踏まえて発言を申し上げたいと思います。 | ||
○太田国務大臣 私は、私見を申し上げれば、人間というのは小学校の高学年ぐらいになれば人格はほぼ完成していると思いますし、そしてまた、訓練さえすれば自分の意思表示はできると思います。しかも、そういうことを主張し、あるいはそれが上の世代から反発をされ、またそれに対して反発をするという...全文を見る | ||
○太田国務大臣 何についても共鳴してはいけないのかもしれませんけれども、私も率直にそういう感じはいたします。対策というのは、何か悪いことをしていることに対して手を打つというふうにもなりますし、また、青少年というのも、そんなに、今の言葉遣いでいいますと、ほかの世界では余り使われない...全文を見る | ||
○太田国務大臣 私は、青少年という以上、幼児ではないわけでありますし、先ほどからのお話のように、ある人は、田中委員は十八歳未満という定義だろうと思いますし、私はちょっとまだそう言う勇気がなくて二十歳未満と言っておるわけでございますけれども、その範囲、幼児ではなくて、十八歳未満か二...全文を見る | ||
○太田国務大臣 私は、御主張の点はわかるような気もいたしますけれども、あるいはちょっと違うのかなという点もございます。 というのは、国民の心が動かなければ、これはあられもない絵にかいたもちになるわけであります。この問題は特にそうでございます。そうすると、国民の心が動くというの...全文を見る | ||
○太田国務大臣 総務庁長官としては、答えるのは難しいわけでございますが、国会議員としてならばお答えができるわけでありまして、私自身が今までそういう提案をしようと思ったことはありませんけれども、大分前からその議論はございまして、それが提案されれば賛成をしようと思っております。 | ||
○太田国務大臣 そういうことを我々が議論することも大切でございますが、皇室典範にまで言及いただいて、我々も大変重くそれは踏まえていかなければならないと思いますけれども、我々だけがそれを議論するのではなくて、いや、私も十八歳、十九歳のときにそのことに気がついていれば運動でもしたので...全文を見る | ||
08月05日 | 第145回国会 衆議院 内閣委員会 第14号 議事録を見る | ○太田国務大臣 政府といたしましては、本法律案については特に異存のないところであります。 法案が可決されれば、その適正な運用に万全を期し、もって国民の信頼回復に努めてまいりたいと考えております。 |
○太田国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に沿い、努力してまいる所存であります。 | ||
08月09日 | 第145回国会 参議院 総務委員会 第14号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) ただいまの御決議につきましては、政府として、今後検討してまいりたいと存じます。 |
08月24日 | 第145回国会 衆議院 内閣委員会 第16号 議事録を見る | ○太田国務大臣 お答えいたします。 政府といたしましては、八月十三日に給与関係閣僚会議を開催いたしまして、この人事院の給与勧告を受けて国家公務員の給与取り扱いの検討を始めたところであります。そして、給与関係閣僚会議におきまして、人事院勧告制度を尊重するという基本姿勢のもとに、...全文を見る |
○太田国務大臣 お答えいたします。 今後のスケジュールにつきましては、確たることは申し上げかねますけれども、総務庁としては、早急に結論を得るように最大限の努力を尽くす所存であります。 | ||
○太田国務大臣 お答えいたします。 公務員倫理の徹底を図るためには、倫理法に基づくさまざまな倫理審査会の機能というものが大変中心になると思います。私は、広くよく認識をされないことがあると思うのでございますが、総務庁の役割は、国家公務員の服務管理については国家行政組織法において...全文を見る | ||
○太田国務大臣 先ほども申し上げましたように、政令で定める公務員倫理に関する規程でございますので人事院の方でそれは今検討中のことと思いますが、私どもも国家公務員の服務に責任を持つ総務庁でございますので、責任を持って関与してまいりたいと思います。 なお、今御質問の件でありますけ...全文を見る | ||
○太田国務大臣 たびたび申し上げておりますが、早期に完全実施という方向で最大限の努力を申し上げたいということを申し上げております。 | ||
○太田国務大臣 お答えいたします。 このテーマは、むしろこちら側よりもそちらの方でぜひ積極的な御議論をお願いしたいテーマでございますということをまず申し上げまして、私自身も、昨年の七月までは実は自民党の執行部の方でこの課題にずっと取り組んでおりましたので、熱心でないというふう...全文を見る | ||
○太田国務大臣 また後でお答えいたしますが、議院内閣制でございますから、国会議員として私は閣僚をやっておるわけでございます。国会議員としての立場も、これは忘れてはならないというふうに思うのでございます。 | ||
○太田国務大臣 お答えいたします。 これは先ほど申しましたように、なぜこの国が議院内閣制なのかといえば、それは国民に選ばれた国会議員が行政のリーダーシップをとっていくということがいい制度だからそういうふうになっているのだと私は思います。 そうであれば、国会議員としての人格...全文を見る | ||
○太田国務大臣 お答えをいたします。 まさにそこが政治判断であろうかと思うのでございます。 | ||
09月08日 | 第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○国務大臣(太田誠一君) 今のお話は人事制度の問題になってまいります。任期つき任用制度については本格的に次の省庁再編以後やっていこうと思っておりますし、またその際に、今おっしゃったようなお考えといいますか、確実にある期間なんだけれども扱いは立派な扱いをするというのは大いに参考にな...全文を見る |
○国務大臣(太田誠一君) 今の行政監察の観点から申し上げれば、比較的企業活動に近い事務事業を監察する場合には、例えば五月の国立大学附属病院の監察を把握分析するためには財務諸表の作成方をきちんとやるべきであるという指摘をいたしましたし、また厚生年金の監察では、当庁がみずから行った減...全文を見る | ||
11月18日 | 第146回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○太田(誠)委員 だんだん浮き彫りになってまいりましたので、少し実際的なことをお聞きしたいのですが、警察が立入調査に同行することがあるということで、それは今でも可能なのだということを実は初めて知ったわけです。 もしそれが今の法律の中でできるのであれば、立入調査に至る、あるいは...全文を見る |
○太田(誠)委員 今やや警察の方は慎重な、リラクタントな御答弁で、厚生省の方は、事前の協議でできるのではないか、相当のことはできるのではないかというようなお答えでありましたので、この部分については、恐らく両省で詰めてもらえばもう少しはっきりした姿が出てくるのではないかと思います。 |