太田誠一

おおたせいいち



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太田誠一の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第147回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○太田(誠)議員 ただいま議題となりました株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法律の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  平成十年三月三十日に株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法律の一部を改正する法律...全文を見る
○太田(誠)議員 今のお尋ねでございますが、与党三党のほかに民主党と社民党も共同提案者になっていただいております。これは、事柄の性格上、我が国の今日までのバブル期に起きたこと、そしてその後どういう対応を制度上していくのかということの中で、五党のこれらの問題について造詣の深い皆様方...全文を見る
○太田(誠)議員 お答えいたします。  私は、それは一人一人の議員の考え方であり、また、それぞれの会派の中でどういうふうに判断するかという問題であろうかと思っております。  個人的な見解を申させていただければ、予算及び予算に関連する法律、あるいは各省庁が行います事業に関連する...全文を見る
○太田(誠)議員 私は、これはアメリカの憲法、詳しく読んでいるわけじゃないからどこか間違っているかもしれません。三権分立という言葉は、あるいは後でそれを表現していることであって、三権分立というものがこういうものであるというのをそれぞれの憲法の定義の中に書くものなのかどうかは、ちょ...全文を見る
○太田(誠)議員 それは、行政府をコントロールするというか、みずから我々が首班指名選挙で選んだ内閣総理大臣が代表して、この行政権をゆだねるということになっているわけであります。  そのときゆだねた者が何もかも全部ゆだねたのかどうかというところについて解釈の違いがあるわけであって...全文を見る
○太田(誠)議員 お答えいたします。  今のお話は、議決をするときにどうかという話であって、発議の段階でそれが行政府から必ず出てこなければいけないということではなくて、議員の方から発議があるということは、内閣が発議をしたことについてそれを法案として出せるか出せないかということは...全文を見る
○太田(誠)議員 恐らく、枝野委員がおっしゃりたいことは、そんなに大事な法律なら政府に言って出させればいいじゃないかということだろうと思うんですが、それは一つの考え方であります。  ただ、これは現実に、今例えば、来年の一月六日からは政治主導で、それこそ各省庁とも、大臣、副大臣、...全文を見る
○太田(誠)議員 お答えいたします。  将来の姿としては当然そうであって、これはどうあれ、内閣と与党、内閣の閣議と与党の意思決定機関が常に一体であれば、大臣がそうであっても、慣例がどうであれ、それを飛ばして臨機応変の措置をとるということが将来の姿としてはノーマルだと思います。将...全文を見る
○太田(誠)議員 お答えいたします。  進めてまいりました省庁改革の考え方は、今おっしゃるとおりであります。  いわゆる内閣の行政組織各部に対するリーダーシップというものを非常に強めていかなくちゃいけないということでございますので、今おっしゃったようなお考えが方向としては正し...全文を見る
○太田(誠)議員 資本準備金は、資本取引から生ずる一定の財源を積み立てた法定準備金であります。その財源の性質上、資本に近いものであるということで、配当可能利益とすることを認めるべきではないということで、準備金として積み立てることが要求されているわけであります。  資本準備金の財...全文を見る
○太田(誠)議員 積極的なメリットは、資本準備金の財源は先ほど申しましたようなことでありますので、時価発行のようなことで、エクイティーファイナンスにおいて取得をしたお金というもので資本金に繰り上がった残りでありますが、そのほかの生ずる場合というのは、いずれも、株式会社の形態が変わ...全文を見る
○太田(誠)議員 お答えいたします。  先ほども申しましたように、現状は、例えば東証一部、二部の企業の資本金の総額というのは恐らく三十五兆ぐらいでありますし、それからまた、資本準備金の額は同じく三十五兆ちょっと切るぐらいであります。  そういたしますと、その中で、資本金と資本...全文を見る
○太田(誠)議員 容易にわかるとおり、国民経済全体としてマイナス成長であったり不況と言われている状態であったとしても、個々の企業については好調であったり安定しているところもあるわけであります。したがって、それは個別の企業の判断になるわけでありまして、今実際に自社株を取得した企業と...全文を見る
○太田(誠)議員 前回のとき、平成九年のときだったと思いますけれども、当然、インサイダー取引のおそれがある、その可能性が増すということは我々も考えたわけでありまして、その際に、たしか証取法の改正をいたしまして重要事項に指定をいたしました。このような取締役会決議でもって自社株取得を...全文を見る
○太田(誠)議員 一つの制度が一時的にせよ変化をしたということについて世の中の経営者がどのぐらいのスピードで反応できるかというのは、個人差があると思います。  その中で、過去二年間をとってみれば、それこそそれまで自社株取得を実行した会社は数十社にすぎなかったものが、去年は三百社...全文を見る
○太田(誠)議員 それはあるいは正論かと思いますので、ぜひまたこの委員会において御協議をいただければと思います。
○太田(誠)議員 お答えをいたします。  前回、なぜ二年間だったか、これは、法律を出すまでには、例えば私がきょうは代表しておりますけれども、一緒に共同提案をされる皆さんもおられますし、それからまた、その法律を執行するに際して関与する法務省もいるわけでございます。そういたしますと...全文を見る
○太田(誠)議員 お答えいたします。  それは、臨時異例のこととして最終的にはそういう姿になったわけでございますが、資本充実の原則ということについては、従来の、同じ法定準備金であります利益準備金が資本金の四分の一を超えるまでは積まなくちゃいけないというような定めになっております...全文を見る
○太田(誠)議員 資本充実の原則を大切にする考え方が一方にあるということは申し上げたわけでございます。  他方、資本準備金というのが、先ほどからその財源のことについて言っておりますように、経常的にフローとして流入してくるものではございませんで、資本の減資とか、あるいは時価発行と...全文を見る
○太田(誠)議員 それは、経済界の中に、二年の間に決断ができなかったけれども、このような枠組みで自社株の取得・消却をしたいという声が根強くあるということであります。  それからさらに、客観的に申し上げれば、株式の持ち合い状態がどうなっているかといいますと、上場しております株式の...全文を見る
○太田(誠)議員 我々は、汗を流して働いておる勤労者の皆様方と同様に、一生懸命この局面で頑張っている経営者の方々の声にも耳を傾けなければいけない。別に我々にとってかたきでも何でもないわけでありますので、それは大事にしなければいけないと思っております。  その中で、新しい制度を設...全文を見る
○太田(誠)議員 お答えいたします。  先ほど枝野委員の質問に対しましても申し上げましたけれども、世の中全体がどうであるか、国民経済全体がどうであるか、マイナス成長であるかプラス成長であるか、好況であるか不況であるかということとは個々の企業の置かれている状態は別なのでありまして...全文を見る
○太田(誠)議員 株式会社性悪説というのは、そういう被害者が債権者で、資本家というのはすべて、株主になった人たちはいいかげんな人だというふうに、あらかじめそういうことを決めるのは、あるいは木島委員のお考えにフィットすることかもしれませんが、上村教授のおっしゃっていることについては...全文を見る
○太田(誠)議員 今ちょっとお時間をいただいたのは、何か日債銀や長銀のことを、長銀がそれをやるようなことを、印象を与えようとしておられるので、そこは違いますと。  それは、金融機関の中でも、こういうことを実行する企業というのは自信のある企業であって、それぞれ財務内容において自信...全文を見る
03月28日第147回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○衆議院議員(太田誠一君) ただいま議題となりました株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法律の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  平成十年三月三十日に株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法律の一部を改...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) 自己株式の消却は、それによって株主資本利益率のような株主にとっての有利さを示す指標の改善による投資対象としての株式の魅力の向上、株式の需給のタイト化に資するものとして、株式の持ち合い解消の受け皿ともなるわけでありまして、株式市場の活性化に大きな役割を果...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) この二年間について申し上げれば、おととしの九八年度においては二千二百五十九億の自己株式消却が行われております。昨年度については一千四百六十八億となっております。そしてまた、それを実施した会社の数でありますけれども、おととしが百十六社、そして昨年は八十社...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) 現状はどうかと申しますと、去年にこれだけじゃなくて自社株の取得・消却をやった会社が全部で三百社、おととしが四百社でございます。その前の三年前であれば数十社しかなかったわけでございまして、この二年間で飛躍的に自社株消却をする会社がふえたということでござい...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) この法律でもってどういうことが起きるかというと、資本準備金によって自己株式の消却を行うことによりまして発行済み株式総数が減少するわけでありますので、なお持ち続けている株主にとっては一株当たりの価値が高くなる。特にROEといいますか、株主資本利益率という...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) 債権者に対しては、これは資本充実の原則ということが直ちにそこにあるわけでありますが、債権者に不測の損害を与えないように配慮するというために、資本準備金を財源とする株式の取得・消却については合併の場合と同様に債権者保護手続を経ることを要することにいたして...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) 東証マザーズも、これはもうスタートをしておりますので、これは上場会社というふうにみなされるわけでございます。だから、東証マザーズに上場する企業は当然ディスクロージャーを求められますし、有価証券報告書も出さなければなりません。そういたしますと、上場会社、...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) おっしゃるのはそのとおりでございまして、時限立法として二年前に通していただいたわけでございます。  今時点でどうかということになりますと、先ほども答弁を申し上げましたように、まだ問題が終わっていない。特に、バブル期に発行した大量のエクイティーファイナ...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) 自己株式の消却の金額は、九六年度においては二千六百二十八億、九七年度においては三千九百五十二億、九八年度においては九千四百四十二億、九九年度においては五千五百十二億となっておりまして、九六、九七年度に比べて九八年、九九年度は大きく自己株式消却が行われて...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) 自己株式消却実施会社数は、九六年度においては十三社、九七年度においては六十九社、九八年度においては三百九十七社、九九年度においては二百七十八社でございます。大きくふえているということでございます。
○衆議院議員(太田誠一君) 資本準備金は、それ自体が資本ではないわけであります。その性質は非常に近いということでありますが、資本金ではないということでございます。言ってみれば資本の外堀に当たる部分でございます。したがって、減資の場合とはやや違うという認識でございます。  その意...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) これは何がノーマルな状態であるのかという考え方の問題だと思います。ある時期非常に金融が緩んだということでしょうか、株式の時価発行をした、そして大量の株が市場に出た、その状態がノーマルとするのか。それとも、資本準備金がそれだけ手元に積み上がっていて、例え...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) 株価対策ということの観点から言えば、自社株買いをやるということになれば結果として株価が上がるであろうということは予想されるわけであります。それは悪いことではない。また、そういうことを経営者が予測することも別にこれは悪いことではない。同時にほかにもたくさ...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) これは、昨年の夏に省庁改革の十七本の法案を可決成立させていただきましたが、その際の閣議決定において、審議会をもって立法機関のように思うことは望ましくないと。すなわち、法律の提案は我々国会議員が行うか、それでなければ議院内閣制たる内閣の提案権でありまして...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) これは議論のあるところでございまして、二回にわたって時限立法で延長していくというのは余りよいことではないという意見は提案者の中にも多いわけでございます。  衆議院においては附帯決議が行われまして、三度目の延長は望ましくない、どちらかに白黒つけるべきで...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) それは、恒久化というのは何か陰謀のようにおっしゃいますが、私などは恒久化をした方が、ここには多数の共同提案者がおられますので、全体として、代表してそうは言いません。私などは恒久化した方がいいと思っております。
○衆議院議員(太田誠一君) そういう言い方もできるかもしれませんけれども、株式が過剰な状態にあるということが明らかであったということがございます。
○衆議院議員(太田誠一君) 言うまでもなく、私どもは注意深く株式市場の様子を見て、その株式市場、株価形成にかかわるさまざまな要因は国会、立法府の立場としては常に注視をしていなければなりません。そういう中で、もちろん商法の対象となっているのはほかならぬ経営者あるいは株主でございます...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) 内容について大体合意ができるという見通しになりました段階で、どうせやるなら最初の株主総会に間に合うようにやった方がいいというふうに判断をいたしまして、こういう緊急の立法手続となったわけであります。
○衆議院議員(太田誠一君) 先ほど申しましたように、立法権は私ども立法府の議員にあり、それからまた、内閣は議院内閣制であるがゆえに法律を提案することができるわけであります。  その中で、内閣を構成する国務大臣の中の法務大臣が参考意見を求めるために審議会をつくるわけでございます。...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) 利益準備金は、これは配当可能な利益のうちから資本金の四分の一に至るまでは十分の一ずつ積み立てていかなくちゃいけないという制度でございますので、本来はその原資たる、財源たるものは配当に回すということが第二番目の優先順位になるわけでございます。  そうい...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) 利益準備金は経常的な利益から生ずるものでありまして、それが配当の原資になる。資本準備金は、いわばアドホックな、常に日常的に起こることではなくて、一つの、株式の時価発行というのをやたらにやることもこれは問題なわけであります。めったにないこと。それから、株...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) 因果関係はそれははっきり証明できるものではないと思いますが、結果としてこの二年の間に、正確にはわかりませんが、株価は一万五千円前後から二万円ぐらいに上がっておりますので、そのうちの一つの重要な柱になったのではないかというふうに思っております。
○衆議院議員(太田誠一君) 恒久化するというのは、本日の提案者の中の一部、例えば私はそう思っております。だから、一般的にはそうは言えないわけでございますが、そういう意思の者はおります。  なぜあと二年間やることになったのかということでございますけれども、それは、まだ依然として巨...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第6号
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○太田(誠)委員 児童虐待の問題につきましては、対症療法的なことを急いでやらなければならないということは共通の問題意識としてあるわけでありますけれども、しかしそれは、実は、そのようなことが本当に顕著にふえてきているのならば、どういう経過で、あるいはどういう社会全体の病理というか、...全文を見る
○太田(誠)委員 問題を解決する場合に、この委員会で、今高橋先生が提起された問題について取り組むことが本当なのだろうか。あるいはもっと、本来ならばこれは国民の教育の問題であります。すなわち、私も青少年の問題について、子供たちがもっとしっかりしてもらわなくちゃいかぬ、あるいは子供た...全文を見る
○太田(誠)委員 そういうことだと私も思います。  そこで、しつけと虐待との区別は明確であるというふうに多くの方々がこの問題に取り組み始めてからおっしゃっている、あるいは思っているわけでありますけれども、そんなに判然と区別できるのだろうかと思います。  それで、先ほどの森田先...全文を見る
○太田(誠)委員 どうもありがとうございました。
05月16日第147回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○衆議院議員(太田誠一君) 立入調査につきましては、その場合に強権的に部屋に入るということになりますと、かぎを壊すとか、かぎを壊した人とその親子の関係というのはやや強硬なことをした人とされた人という関係になるので、実はその後、その親子と児童相談所の職員というのはやっぱり信頼関係が...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) 従来から、警察官に協力を求めることも別にしてはいけないということではありませんし、警察が協力をすることもいけないというわけではなかったわけでございますので、従来からも協力はしてきたと思うんですが、ちょっとしたためらいとかそういうことのために事態が一層深...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) 今の具体的なことについてはさらに詰めなくちゃいけないと思いますけれども、今の考え方は、あくまでも十二条に書いてありますように「児童虐待の防止及び児童虐待を受けた児童の保護の観点から、」と、すなわち子供の方から物を見るということであります。  ですから...全文を見る
○衆議院議員(太田誠一君) 今の懲戒権という言葉が適切な言葉であるかどうかは別として、今の池坊委員のお話のように、親が児童、児童というのは児童福祉法や今度の法律では十八歳までは児童と、いいかどうかは別としていたしたわけでございますので、そうすると、児童というのは人格の形成期にある...全文を見る
11月08日第150回国会 衆議院 法務委員会司法制度改革審議会に関する小委員会 第1号
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○太田小委員長 これより司法制度改革審議会に関する小委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  今般、小委員長に選任されました太田誠一でございます。小委員の皆様方の御協力をいただきまして、公正円満な運営を行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお...全文を見る
○太田小委員長 木島小委員、二分でまた分けて御質問いただければありがたいと思います。一応二分というルールとして、今もう六分くらいたっているので、ちょっと分けて話をしていただきたい。
○太田小委員長 小委員長の方からお願いを申し上げますが、委員会の冒頭に、一回の発言は二分ずつということにお願いしておりますので、一問一答ということで何回もお願いするということでお願いをしているわけであります。そういうことでもって御協力をお願いいたします。  何度も申し上げており...全文を見る
○太田小委員長 杉浦先生、まだ時間がありますので、ちょっと切って。
○太田小委員長 済みません、二分ずつということで、質問をなるべく分けていただくように、お答えの方もぜひ二分以内にお願いをいたしたいと思います。
○太田小委員長 予定いたしました十二時三十分にあと一分残っておりますけれども、また中途半端になりますといけませんので……。  これにて参考人に対する質疑は終了いたしました。  両参考人には、貴重な御意見をお述べいただき、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。...全文を見る