大谷信盛

おおたにのぶもり



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大谷信盛の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第162回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○大谷委員 民主党・無所属クラブの大谷信盛でございます。外交の課題について御質問をさせていただきます。  特にテーマは、ソフトパワー、パブリックディプロマシーと言われるような概念の中で、どのような取り組みをしているのか。二つ目が、今、少し私にとっては唐突に感じておりますが、東ア...全文を見る
○大谷委員 四つのこれからの日本外交の柱の中の一本であるということの答弁でございましたが、そんな中、では、中長期的に日本のファンをふやしていって一般的外交目的を達成しやすくするとともに、特定の外交目的を達成しやすくしていくという相互関係にあるんだというふうに思いますが、どんな手段...全文を見る
○大谷委員 何を目的にというのには明確なお答えをいただけなかったんですけれども、ですからほかに例を出しますと、イギリスだとこんな言い方をしているんですよね。伝統と革新の両面を持った信頼できる国が英国なんだ、この一文をしっかりと諸外国の市民の皆さんに理解してもらうために努力をすると...全文を見る
○大谷委員 十分な説明なく我が国の総理が特定の神社に参拝に行くとかというようなことが、きっと説明がちゃんとできればまた変わってくるというふうに思うんですけれども、そんなふだんの政治の活動の中でしっかりと説明をしていくことがまず大事なのかなというふうに思っています。  それで、戦...全文を見る
○大谷委員 結構驚きませんか。四つの柱の一つだと言っていて、去年の八月にやっとできたというのが私の印象でございます。  では、今まで何もやっていなかったのかといったら、やっていないことはないというふうに思います。ただ、言いたいことは、大事だ大事だと言っておきながら、なかなかその...全文を見る
○大谷委員 谷垣財務大臣、量の問題じゃなくて質の問題ですから、これから求められるところに多く負担をしていくという、効率的というのか、質を高めるような予算配分を外務省がしていくならば、ぜひともしっかりとそのとおりだなと精査していただけたらというふうに思いますし、そんな四つの柱なんで...全文を見る
○大谷委員 谷垣大臣に質問をしてよろしいんでしょうか。  これは今、この議論の経過を見ておいていただいて、二千七百万円で対日意識調査は細かく分析できるような金額じゃないと僕は感じているんですけれども、谷垣大臣はどのようにお感じになられますか。
○大谷委員 ここまできたらやはり、町村外務大臣、コメントをこの問題についていただきたいというふうに思います。
○大谷委員 フォーカスグループという世論調査の方法がございますけれども、例えば僕が今やりたいのは、十人ぐらいの中国の十代の男の子と女の子、それも所得の層、十代で学歴云々はないでしょうけれども、いろいろな人が集まって二、三時間話をしてもらって、それで日本に対してどんな意識を持ってい...全文を見る
○大谷委員 ソフトパワーのつくような事業が何かありますかと調べてみますと、平成十七年度の予算の中に、「日本文化の魅力」発見・発信プランというのがついているんですね。これは何かというと、我が国の魅力ある文化を海外に発信し、相手国を引きつける能力、ソフトパワーをさらに強化するため、ア...全文を見る
○大谷委員 多い少ないじゃなくて始まりだという答弁だったので、しっかりと、千里の道も一歩からというふうに言いますから、しっかりと頑張っていただきたいというふうに思います。  もう一つ、視点を変えて質問させていただきたいんですけれども、文化庁さんの事業の中で、ソフトパワーという関...全文を見る
○大谷委員 なるほど、リーダーの個人的な経歴やネットワークを通じての連携というのがあるのだなというのはわかりました。しかしながら、組織立って、機関立ったような連携というものが必要だというふうに思っております、これは後でまた議論させていただこうとは思っておりますけれども。  文化...全文を見る
○大谷委員 ぜひとも一人一人の文化力が高まるように工夫をしていただきたいというふうに思いますし、これまたずっと年々検証させていただきたいというふうに思います。  ちょっと問題が移りまして、東アジア共同体という構想について質問をさせていただきたいというふうに思います。もちろん外務...全文を見る
○大谷委員 各国が違う東アジア共同体のイメージを持っているからこそ、日本は日本の国益をしっかり守るためのイニシアチブ、リーダーシップという言葉が正しいかどうかはわかりませんけれども、戦略性というかそういうような分析思考、視点というものを持って臨んでいくべきだというふうに指摘をさせ...全文を見る
○大谷委員 わかりました。  時間がなくなってきたので、矢継ぎ早にFTAに関する問題点を指摘させていただいて、各大臣からお答えいただきたいというふうに思っています。  FTA、EPAを進めていくにおいて、戦略的視点、そして国内改革も伴うようなEPA、FTAと今町村大臣おっしゃ...全文を見る
○大谷委員 わかりました。  ぜひとも、ネットワーク、連絡協議会みたいなアドホックなものじゃなくて、永久的にずっと機関として残っていくような調整機関というものをしっかりとつくっていく必要性があるんだというふうに思っています。  一言だけ言わせてもらいますけれども、平成十四年十...全文を見る
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○大谷分科員 民主党・無所属クラブの大谷信盛でございます。  きょうは、三十分で、三点に絞りまして大臣に御質問させていただきたいと思っております。一つが、エステティック産業、美容の分野でございます。もう一つが、美容の分野でも理容師、美容師さん、その資格というものがあって、無資格...全文を見る
○大谷分科員 今、民間のデータですけれどもという言葉が出ましたけれども、全部今のは民間のデータですか。自分のところのデータじゃなくて、民間のデータですか。四千億円、僕は本当はもっと高いんじゃないかなと思っているんですけれども、美容の部門は厚生労働省の部門ですから、今後この産業につ...全文を見る
○大谷分科員 今、質問に答えてもらえなかったんですけれども、やっていく気があるのかないのかなんですけれども、今までやってこなかったということはわかりました。ぜひともこれからやっていただきたいと思っているんです。でも、できないよと多分局長は思っていると思うんですよ。  なぜならば...全文を見る
○大谷分科員 現状ですと、結構皆さんおやりになられているようでございます。  多分、今の店舗数や云々かんぬんのことから察して余り現状を御理解していないのかなというので、私の方からお伝え申しますが、例えば、三十万、五十万円を払って三日間講習を受ければ、ある意味、技術を学んだという...全文を見る
○大谷分科員 大臣、ぜひとも、安全性にかかわることなので、まずは厚生労働省の中で議題としてのせていただいて、議論をしていただきたいというふうに思います。  実態は、かなり美容ということで認知をされておりますので、そういうことも踏まえた上でぜひともやっていただきたいというふうに思...全文を見る
○大谷分科員 手が回っていない、努力していくという御答弁だったですね。それは手が回らないと私も思います。だから、新しいことを何か考えなきゃいけないと思うんですね。その一つの方法として、御提案申し上げます。  今、資格を取りますと、いわゆる賞状でもって、国家試験を通りましたよとい...全文を見る
○大谷分科員 そうですね、バランスが大事ですよね。でも、バランスというのは、みんな均一、並行、一緒で前に進むということはなくて、どこかが先に出たらどこかが下がったりということで、どこかが飛び出ないと物事は変わらないのでありまして、バランスと強調されるならば、自分が一回どこかで飛び...全文を見る
○大谷分科員 わかりました。  一つ二つ、御要望を申し述べさせていただきたいというふうに思います。  今年の法案の議論の中でも出るでしょうし、これからまた運営の中で裁量があるんだというふうに思います。今、僕の手元にあるのは、平成十六年十一月十日、全国介護保険担当課長会議資料と...全文を見る
○大谷分科員 今局長が示されました方向性、しっかりと市町村に位置づけるように、市町村を指導するなんという言葉はおこがましいと思いますので、連携をとっていただけるようにお願いをいたすとともに、その連携度合いをしっかりと議員としてチェックさせていただき、時に提言、時に激励叱咤をさせて...全文を見る
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○大谷分科員 民主党・無所属クラブ、大谷信盛でございます。  御丁寧に予算の御説明をいただきまして、ありがとうございます。せっかくでございますので、予算についてまず大臣に質問をさせていただきたいというふうに思います。  本年の予算、去年に比べて百十一億四千万円でしたか、多いと...全文を見る
○大谷分科員 どうも予算というのは積み上げでいっているので硬直化しがちでございますが、しっかりと大臣のリーダーシップで、必要な部分に必要なものを達成できるだけの財源をつけていくというような、めり張りをつけていただきたいというふうに思っております。  あと、残り二つの問題について...全文を見る
○大谷分科員 大臣、数字を知らないんですか。
○大谷分科員 厚生労働省の数字によると、一千人に二・三人が離婚経験者だというような数字がありますが、かなりの割合で今増加をしてきている。  そんな中、聞いてもなかなか出てこないんですけれども、ある民間の団体の推計によると、約三十万人ぐらいの子供が離婚に巻き込まれている。うち、両...全文を見る
○大谷分科員 では、どうして十五万人の子供たちが親に会えなくなってしまうのかという分析をされておられるんでしょうか。
○大谷分科員 まあ、そうとも言えますよね。  二つ三つ指摘させていただいて、同様に二つ三つ提案をさせていただきたいんですけれども、一つは、これがいい悪いという問題じゃないんですよ、統計によると、やはり八割、お母さんの方に親権がつきます。二割、父親の方についているという団体の統計...全文を見る
○大谷分科員 特にお父さんの方に親権がなくて、それで、お父さんの方というのはこれまで、どこにそんな統計があるんだと言われたら、僕もまだ主観、また専門にそういうことを仕事にされているある方の主観なんですけれども、お父さん、男性の方は離婚すると再婚率が非常に高いんです。新しい家庭をお...全文を見る
○大谷分科員 民法の中に面接交渉権というのをしっかりと書き込んで、そういうものがあるんだよと、裁判で争ったときに、権利ですよというだけじゃなくて、しっかりと法律となって書き込まれているみたいなことは考えられませんか。
○大谷分科員 時間がないので、次にもう一つ提案させてもらいます。  共同親権、要するに結婚中は共同親権ですよね、お父さんにもお母さんにも親権がありますよね。親が別れようとも、子供にとっては親はその二人なんですから、これはやはり親子のつながりがあるんですから、これは離婚しても共同...全文を見る
○大谷分科員 この提案だけが、子供たちが親から、父母から愛されているということを知るための唯一の提案だとは私も思っていません。大事なことは、こんなものも含めて、何とか子供たちが離婚後親に会えないというようなことがないようなものを民法の中に織り込んでいく、そんな意識をまずしっかりと...全文を見る
○大谷分科員 いや、もう学ばないでも十分人生経験豊かだし、知っていると思いますので、ぜひリーダーシップを発揮してくださいませ。  最後に、残った時間で、不法滞在の外国人に対する我が国の対応、対策というものを少し御説明いただき、議論をしてみたいというふうに思っています。  かな...全文を見る
○大谷分科員 御努力されているのはわかりました。これは急速にふえているわけですから、その急速にふえているものを、現時点の、今の持っている手段で抑え切れないというふうに思うんですけれども、何か新しい取り組みとか考えておられますか。
○大谷分科員 その摘発方面隊、ぜひ、各地主要都市につくっていただきたいというふうに思いますし、まずもっては新設される部隊がしっかりと成果を上げることが大事だというふうに思いますので、ここは頑張っていただきたいというふうに思います。  ただ、そのときに、一つ二つだけ御要望、御注意...全文を見る
03月16日第162回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○大谷委員 民主党・無所属クラブの大谷信盛でございます。  ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明とさせていただきます。     在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正...全文を見る
03月30日第162回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○大谷委員 民主党、大谷信盛でございます。  きょうは、FTAを中心に四つのテーマについて御質問させていただきたく思っております。あのスマトラの新たに現地時間三月二十八日に起こりました地震について、そして春暁のガス油田、日中関係について、そしてもう一つが今開催中でございます愛知...全文を見る
○大谷委員 ありがとうございます。四十九名中四十八人の安全が確認された、また、ほかにおられるかどうかということをしっかりと把握するよう努力されているということでございますので、ぜひともそこは努力していただきたいというふうに思います。  この四十八人の方々、そんな被害に遭っていな...全文を見る
○大谷委員 大臣に要望したいんですけれども、今先ほど、十一名の医療チームそれから一千五百万円分の毛布が救援として送られる、その後、現地の政府とやりとりしながら支援を考えていくということでございますけれども、何か聞いていますと、津波の警報が非常に遅かったというようなことがありまして...全文を見る
○大谷委員 新聞報道によりますと、これからもまだ、余震というか、マグニチュード七以上の地震が地域において発生するような可能性もあるということでございますので、ぜひとも抜かりなく日本の役割を果たしていただきたいというふうに思います。  それでは、FTAについての質問に移りたいとい...全文を見る
○大谷委員 今粘り強く交渉とおっしゃいましたが、そこの部分をきょうは強調させていただきたいというふうに思っております。自由化度の低いEPA、FTAであったならば、僕はやらない方がましだというふうに思っています。  それで、今粘り強く交渉している中身、具体的には交渉中であるからと...全文を見る
○大谷委員 大臣、今交渉中だということで、中身を具体的にはという話でございましたが、私の感じているところによりますと、農業でタイ側が自由化できなかったから工業品目でもなかなか日本が望むような自由化はできないんじゃないかというような状況にあるというふうに思うんです。  そんな中、...全文を見る
○大谷委員 四月末までにまとめるようなつもりで頑張るんだという新聞報道ですけれども、今大臣おっしゃったように、僕は焦っちゃいけないというふうに思うんですよね。中国におくれをとるなとかいろいろな言われ方がされておりますけれども、中身が大事だというふうに思いますので、ぜひとも、五月に...全文を見る
○大谷委員 なるほど。やる、やらないじゃなくて、やるのがいいのか、いつがいいのか、一体順番的にはどれぐらいお互いのメリットがあるのかということを今検討しているという段階だということですね。  これは、万博が始まっていてナショナルデーというのがあって、毎日各国から閣僚級の方が来ら...全文を見る
○大谷委員 全くそのとおりでございまして、マンパワーには限界がございまして、使える資産というものを上手に振り分けていく、そこが戦略だというふうに思うんですよね。先ほどから再三、東アジアを中心にして、しかしながら、しゃくし定規にそこ以外のところは全く話をしないよじゃないということで...全文を見る
○大谷委員 オーストラリアは今うまいこといっているということでございますけれども、日本が輸出しているものは、自動車が四〇%、これも全体で一・二兆円で、大体五千億円ぐらい日本の自動車はオーストラリアに輸出をしている。向こうから輸入しているのは一・七兆円ぐらいなんですけれども、我々が...全文を見る
○大谷委員 ありがとうございます。  非常にやゆした、皮肉的な言い方を評論家と称する人たちが書いているもので読んだことがあるんですけれども、今、日本のFTA戦略をつかさどっているのは農林水産省であるみたいなことを言っている人がおられました。そんなことにならないようにしていただき...全文を見る
○大谷委員 これからも引き続き、その点については議論をさせていただきたいというふうに思います。  時間がなくなってまいりましたので、手短に日中関係、その中でも東シナ海における、中国が今ガス油田開発をしている春暁の油田開発の状況について教えてほしいというふうに思います。  二十...全文を見る
○大谷委員 ポイントは、油田開発を我々の引いた中間線の中国側の方でやっておられる、しかしながら海底の油田では資源がつながっていて、日本の分の資源もとられてしまうんじゃないかと。いやいや、そんなことはありませんよというんだったら、そのデータ、証拠を見せてくださいよ、だけれども、それ...全文を見る
○大谷委員 日中間、日中関係をウイン・ウインにするためにも、言うべきことは個別のイシューにおいてはしっかりと言うことだというふうに思っています。ここを開発している中国の海洋石油という油田会社はきのう、八月か九月ごろを目途に開発で供給も始めるというようなことを言っていますので、しっ...全文を見る
○大谷委員 もうこれで終わりますけれども、約束したことを守っていないのですから、ここはしっかりと毎回毎回言っていただきたい。言っているというのだったら、多分声が小さくて聞こえていないからこんなことを何回もやっているのだと思いますので、大きな声で、外交はパーセプション、認識ですから...全文を見る
○大谷委員 ありがとうございました。
05月13日第162回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○大谷委員長代理 はい、そのようにしたいと思います。
06月03日第162回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○大谷委員 民主党、大谷信盛でございます。  武正委員に引き続きまして、千九百六十五年の国際海上交通の簡易化に関する条約、以後FAL条約と呼ばせていただきますけれども、これに関する質問をさせていただきたく思います。  まず最初、この条約は港の出入りというものを簡単にして、いっ...全文を見る
○大谷委員 ぜひとも、悪い人や悪いものは日本に入らないようにしっかりと頑張っていただきたいというふうに思います。  先ほど、武正委員の方から質問がございました、何でこの条約は四十年もかかったんだと。そこをちょっと深掘りして質問をさせていただきたいのと、条約という大切なものの意思...全文を見る
○大谷委員 ちょっと僕の質問の仕方が悪かったかもしれません。何件署名したかというのは、行政取り決めの方に回って締結されるものも含めてどれぐらい署名をしたのかということでございます。  例えば平成十五年ですと、行政取り決めでもって締結された条約、条約といっても二国間の協定また書簡...全文を見る
○大谷委員 いや、署名した数なんですけれども。閣議を通過して行政取り決めで締結したんじゃなくて、この四十年前にFAL条約に署名したように、去年署名した数ですよね、それが何個あるのかという話なんですけれども。
○大谷委員 わかりました。  何を知りたいかというと、世の中に多分毎年何千というような協定や書簡や条約というものが国際機関を通じてつくられているというふうに思うんですね。その中で、日本は、国益をかんがみて、日本の安定をかんがみて、これに入ろうとかこれに署名しないとかということを...全文を見る
○大谷委員 わかります。  ですから、だれが署名するというのを決めるのか。これは行政取り決めの分も含めたら大臣が絶対やれるわけないですよね。何か戦略的な基準があって、それでもって、この条約は署名しようか。例えば、四十年前のことですから、長嶺さんも生まれてなかったかもしれないので...全文を見る
○大谷委員 ちょっと僕が勘違いしているのかもしれないのですけれども、署名というのは日本国政府が署名しますよね。これは多分総理のお名前で署名するんですよね。それでこうやって外務省が関係省庁と取り決めをして、それで閣議に提出されるんですよね。閣議で、大平原則なりに合わせて、これは国会...全文を見る
○大谷委員 いや、まさに指摘させていただきたいのはその点でございまして、外交力、国力とかといいますと、競争の局面をとらえて、ソフトパワーだのハードパワーだのということで、競争力をつけようということで、平和維持またバランスを保とうという考え方と、もう一つは、協調する側面をとらえて、...全文を見る
○大谷委員 屋上屋みたいに新しいものをつくれということじゃだめだというふうに思いますので、僕はこの条約の審議のためにいろいろと勉強をさせていただくと、昔条約局、今国際法局、ここがむちゃくちゃ以前に増して重要になってきたな。  重要な役割を果たしてきたんですけれども、さらに重要な...全文を見る
○大谷委員 では、できていないし、つくろうとしているわけでもないということですね。今までの体制でしっかりやっていきますということですよね。  谷川副大臣に感覚として教えていただきたいんですが、大臣として統括しておられて、これは農林水産省や厚生労働省さんや財務省さんや、いろいろな...全文を見る
○大谷委員 FTAの方はまた詳しくやらせていただきたいというふうに思っております。  三十分使って一番言いたかったことは、このFTAも含めてそうですけれども、今戦略本部がない、不便はないと谷川副大臣おっしゃいましたけれども、そんなわけもなくて、四つも五つも省庁が入っているわけで...全文を見る
07月01日第162回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○大谷委員 民主党、大谷信盛でございます。  今ございました二つの条約について質問させていただき、残った時間で少しODAのことについて御質問させていただきたいというふうに思います。  まず最初に、専門機関特権免除条約附属書XVについて簡単に質問をさせていただきます。  これ...全文を見る
○大谷委員 具体的に教えてほしいんですけれども、今、例えば中国であり東南アジアであり、日本の知的財産、例えば音楽、またゲームといったようなものがたくさん出ているということで、中国にせよ、また別の国にせよ、国内の知的財産を守るための御努力はしていただいておりますし、日本も連携をして...全文を見る
○大谷委員 人が集まって議論をすることによって、知的財産権が必要なんだというような認識、啓蒙活動というような場を大きくつくっていくことが仕事なのかなというふうに思います。海賊版をつくってもうけている人がいるわけでありまして、その国の中で、そういう不法なもうけ方じゃなくて、知的財産...全文を見る
○大谷委員 ありがとうございます。  条約に賛同するとか署名するということは、我が国の価値観であったり物の考え方をしっかりと世界に発信をするという行為でもあります。それで、条約に賛同したと国際社会の前で言ってきて、日本に帰ってきて結果的に何にもやらないようなことになってしまって...全文を見る
○大谷委員 この条約が国際機関で採択される以前から石綿の健康被害については認知をしており頑張っていたと。七一年には工場内で石綿を使うところにおいては、ちゃんとマスクをし、またエアコンフィルターをかけて作業をするようにというような規制があるということも存じ上げておりますし、前からや...全文を見る
○大谷委員 厚生労働省というのは命を守る省庁だと思っているのですけれども、代替品がなかったから禁止しなかったという今答弁なのですか。  僕は二十代中盤だったのですけれども、衆議院の調査局さんが調べてくれたものによると八七年から八八年だったということですけれども、当時学校パニック...全文を見る
○大谷委員 わかりました。  もう一つ聞かせてください。部長にとって、条約が締結されるのに二十年かかったというのは、この厚生労働省で多分もう二十数年お勤めであるというふうに思いますけれども、一生懸命やって大体こんなものなんですか。それとも、やはりこれは特別に代替品が云々かんぬん...全文を見る
○大谷委員 わかりました。しっかり頑張ってくださいとしか言いようがないのですけれども、ただ、一般的に、普通に生活しておりますと、これに二十年かかったというのはどう考えてもすごくかかっているなと思うので、努力をし続けたというならば、何か違う穴を掘っていたのではないのかなというような...全文を見る
○大谷委員 答えが出ていないということは、やっていないのですね。どれぐらいの会社で使われていて、どれぐらいの人が潜在的にどこら辺におられるということはわかっていないということですね。  それに一つ答えてほしいのと、もう一個は、これは多分患者さんも出てくると思うのですけれども、石...全文を見る
○大谷委員 ですから、何人ぐらい潜在的に将来こういう犠牲になられるような方がおられるのかというのはわからないのですか。  ある学者の方の推計によりますと、十万人ぐらいというような数を聞いたことがありますし、人口動勢を見ますと、肺がん、腫瘍で死んでいる方々というのは大体年間八百前...全文を見る
○大谷委員 ぜひともそのようにお願い申し上げます。  時間がなくなってきましたので、ODAの方に話を移させていただきたいというふうに思います。  先月の二十八日、小泉総理が官邸にアフリカ各国の駐日大使をお呼びになられまして、五年間で五十億ドルぐらいを柱とするアフリカ支援をして...全文を見る
○大谷委員 もちろん、貧困解消ということで、ある統計によると、この地球に住む二人に一人が一日二ドル以下の生活をしておりまして貧困にあえいでいる。これは人類の課題として絶対的に解決していかなければいけないことだ。それがアフリカに多い、だから一生懸命やっていこうというのには、私は異論...全文を見る
○大谷委員 最後の一つは非常に共鳴を受けますし、頑張っていただきたいというふうに思います。  でも、最初の四つはほとんどアメリカと一緒ですし、今までやってきたことと一緒なんですよね。日本らしさというか、やはり日本だなというような何か理念とかと言えるものが感じられない。人道支援、...全文を見る
○大谷委員 ありがとうございます。  ただ、この文化というテーマはみんな大事だ大事だと言うんですよ。実際にやはり行動を伴う。行動を伴おうと思ったら、お金がひっついてくるということでございますので、お金を出せと言うとお金はないと言われてしまいますので、こういう具体的な案件があって...全文を見る
07月20日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○大谷委員 大谷信盛でございます。  きょうは、文化外交における文化庁の役割とはいかがなものなのかという観点から御質問をさせていただきたいと思っております。  結果から言いますと、私は、非常に、今まで以上に大切な役割が文化庁にできたものというふうに考えております。  今、例...全文を見る
○大谷委員 大臣、ありがとうございます。  文化が大事だという認識があることは理解しました。今後どのように変わろうとしているのかというのが私の質問の趣旨でございます。お願いいたします。
○大谷委員 ありがとうございます。大臣、後でもう一回質問しますので。  それと、今、一生懸命日本の文化を海外に見せているということと人との交流をやっているということで言われました。よく文化交流使というのを聞くんですけれども、これは、使っているお金、平成十七年度ですと一億六百万円...全文を見る
○大谷委員 十一名ですか。わかりました。  では、派遣された方々は何の専門で、どのような国に行かれて、どれぐらいの期間滞在してこられて、我が国の税金を使って交流をなされてきたわけですから、どのような成果を上げてきたと去年の事業の中で総括をなされておられるんでしょうか。僕自身は、...全文を見る
○大谷委員 文化交流というのはなかなか総括しにくくて、数値的に測定することができないので難しいんですけれども、ここにおいては、このようにお答えいただいたらよかったと思うんです。非常に相手国における評価が高かった、さらにこれを拡大していかなければいけないということだと僕は思っていま...全文を見る
○大谷委員 人道支援じゃないので、戦略性を持っていただいても結構だと私は思うので、積極的にここをやるというような意識をぜひとも文化庁には持っていただきたいと思っています。  大臣、戻りますけれども、今聞いていただいて、大事な事業を文化庁はやられているんですけれども、これは額も少...全文を見る
○大谷委員 大臣が頑張って一千億とっておることには敬意を表します。  ただ、文化、文化とみんな大事だと言うんですけれども、なかなか実行を伴わないことが多くて、そこはやはり理念、戦略みたいなものを出すことによって、重要性を国内の主要な省庁、また意思決定者に理解してもらえると思いま...全文を見る
○大谷委員 そうなんですよね。文化財保護ということでいえば、文化庁、何やっているんですかというと、一番自分の有利なところ、すなわち専門家とのネットワークが非常に強いという、人材的資源を使って一生懸命頑張っておるわけなんですけれども、一・五億円は明らかに僕は少ないと思います。  ...全文を見る
○大谷委員 いわゆる専門家の方々が、学者さんが集まって、修復に関するNGO、NPOもあると聞いておるんですけれども、そういう方が集まって、国内はもちろんのこと国外においても、こんなものを日本が直すようなことをしていったらどうだというような議論とかをしているような場を文化庁のイニシ...全文を見る
○大谷委員 やはり要請主義なんですね。非常に創造的な需要というやつですね。来たものを創造的に受けとめて発展させていくということですね。ぜひともそれ、大臣、リーダーシップで、こういうところを直したらどうだみたいな、前向きに、積極的にこっちから向こうに、ここをうちにやらせてくれ、うち...全文を見る
○大谷委員 選択と集中というものが戦略でございますので、ぜひとも戦略性を持ってリーダーシップを発揮していただけたらというふうに思います。  また、この課題については適宜、定期的に御議論をさせていただきたいし、私は、今の取り組みの方向は正しいので、さらなる拡大を定期的にするために...全文を見る
○大谷委員 保存だとか、余り民間ベースで採算とれないようなところで文化庁の役割があるんだということですよね。売れるものと売れないものがあったら、売れないものも文化なんだから、ここはしっかり文化庁が守っていかなければいけないとかというような役割分担なのかなというふうに思いつつ今聞い...全文を見る
○大谷委員 こういうふうに踏まえていいんでしょうか。例えば、アニメ産業にお働きの方、映画で上映されて記録的なヒットを飛ばすアニメの映画に従事されている方は生活できているんでしょうけれども、ほかのアニメの、例えばテレビ三十分、これはコストが大体一千三百万円かかるんですね。テレビ局に...全文を見る
○大谷委員 この調査研究は、映画をつくるのにお金がかかるので、音楽なんかと違って何千万、何億というお金がかかるので、それのための調達のものだというのはわかっているんですけれども、これにまで踏み込む、ビジネスモデルというか資金調達まで踏み込むということは、やはりクリエーターのことを...全文を見る
○大谷委員 もちろんでございます。無形文化財となっている人間国宝の方々のように、直接、芸能技術を伝承するためにお金をどうぞというふうなことは言っていません。  やはり、できることは発表する場をつくってあげるということだというふうに思いますので、いろんな人が、売れる売れない、食え...全文を見る
○大谷委員 この制度ができた平成五年に比べていわゆる技術革新が進んで、私は制度自体が古くなってきたというふうに思っておりますから、川内委員なんかがいつもおっしゃっているように、クリエーター、この方が権利者でありまして、そして我々消費者というものとの距離が短くなればなるほどすばらし...全文を見る
08月03日第162回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○大谷委員長代理 後刻理事会にてこの点について協議させていただきます。
○大谷委員長代理 次に、松原仁君。