大野元裕

おおのもとひろ



当選回数回

大野元裕の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第186回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第1号
議事録を見る
○大野元裕君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
03月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○大野元裕君 民主党・新緑風会の大野元裕でございます。  早速でございますが、まず総理に対して、現下のウクライナ情勢、そしてロシアに対する対応についての我が国の立場をお伺いをしたいと思います。
○大野元裕君 いろいろと詳細な説明ありがとうございます。  総理、ロシアに対する対応を含めて、我が国の立場、今のとおりでよろしいですか。
○大野元裕君 菅官房長官が記者会見で、報道によってですけれども、現時点ではプーチン大統領の訪日あるいは岸田外務大臣のロシア訪問の予定に変更はないと、こういう話がございました。当然、こういった状況の中で相互に要人が往訪するとなれば、大変な国際社会からの注目あるいは我が国の対応、そう...全文を見る
○大野元裕君 なぜこのように申し上げるかというと、例えば、アメリカのケリー国務長官はロシアの行為を侵略と明言をし、その上で査証発給停止、在米資産の凍結及び経済制裁について言及をしています。また、EU、それから先ほどおっしゃったG7、これらの非難の声明、さらにはG8の準備会合の見合...全文を見る
○大野元裕君 ならば、その戦略面で少しお伺いをしたいんですが、総理が鳴り物入りでおつくりになったNSCですけれども、このNSCにおいては我が国の国益に従った対ロ戦略について当然、ウクライナ情勢の悪化以降、様々な議論がなされていると承知をいたします。閣僚レベルでこれらの協議がなされ...全文を見る
○大野元裕君 総理、確かに総理が御就任されて以来、私、アメリカと日本との関係というのは極めて厳しいと思っています。大変冷たい態度で遇されていると思いますし、また、中韓との関係についてはこの予算委員会においてもさんざん取り上げられたとおりでございます。そういった中でロシアとの関係を...全文を見る
○大野元裕君 先ほど申し上げたとおり、我が国の安全保障に及ぼす影響等にも鑑み、総理のしっかりとしたリーダーシップで、このパラリンピックに際しても幅広い議論、慎重な検討というものを加えていただきたいと思います。  この件は流動的なのでここでやめさせていただきますが、次に、昨日来、...全文を見る
○大野元裕君 少しこの件について踏み込んでいきたいと思います。  法制局長官にお伺いをさせていただきたいと思いますが、今総理の方からも、自衛官の文民条項ですね、いわゆる、憲法六十六条に関する言及がありました。この文民条項に関する政府による憲法の解釈及び運用の変更というものはいか...全文を見る
○大野元裕君 長官、私、理由、背景をお伺いをしたので、多分後段の部分だろうと察しますけれども、それでよろしいですか。
○大野元裕君 先ほど総理がおっしゃったとおり、文民条項、それ以外にも、安全保障に関連しては様々な形で憲法の解釈に関し政府の答弁が変わっているものが、これは総理も何度もおっしゃっているところだと思います。例えば、戦力の保持であるとか、あるいはPKOに関する林法制局長官、高辻法制局長...全文を見る
○大野元裕君 改めて確認させていただきます。  政府が唯一の憲法の解釈、運用の変更とされた、今御確認された六十六条二項の文民条項については、憲法の条文の解釈変更というよりも、時代に伴う自衛隊制度の変化により、変わらぬ憲法の精神に鑑み当てはめが変わったと、こういう認識で、法制局長...全文を見る
○大野元裕君 分かりません。用語の問題というのがちょっとよく分からないんですが。  というのは、小松法制局長官、昨年の十一月の六日に、憲法の規範、基本的な考え方というものがあって、それに客観的な事態を当てはめましてこういう結論が出てくることは当然あり得るわけでございまして、客観...全文を見る
○大野元裕君 その後に、先ほど私がお読みしたところがあるんです。当てはめの問題はあるというふうにおっしゃっていて、先ほどの御答弁でも、その後、自衛隊制度がある程度定着をしてきたと、そこで変わったんだと、そういう御説明だったと思いますので、いま一度、法制局長官、私が先ほど読んだとこ...全文を見る
○大野元裕君 神学論争というお声もいただきましたが、少し中身を、お話を聞きたいと思います。  外務省になるんでしょうか。我が国の集団的自衛権の解釈についてはいろんな説があって、大体一九七二年から八一年ぐらいにかけて政府の解釈というものは定まってきたのではないかと言われていますが...全文を見る
○大野元裕君 そうすると、今までの議論を受けて総理にお伺いしたいんですけれども、国際法上の集団的自衛権の概念は変わっていないんだそうです。そうだとすると、六十六条の文民条項はいろんな説があるという話もありました。しかしながら、規範そのものに対する認識を変えるという意味でのいわゆる...全文を見る
○大野元裕君 それは御質問を聞いていただいていないから理解していないだけの話です。  集団的自衛権についての概念が変わっていないとすると、当てはめの方ではなくて、二説ある場合ですね、憲法の規範そのものの認識を変更するという方に、学説二つあるとすれば当たると思いますが、憲法規範そ...全文を見る
○大野元裕君 次の議論に入る前に一つ総理に確認しておきたいんですが、これまでの累次の答弁の中で、法制懇の報告を受けますと、そしてその後に与党内で協議をしてもらって閣議決定、そしてその後、国会、法案等で審議をしていただくというこの段取りは変わりないでしょうか。
○大野元裕君 少しずつ総理のおっしゃる憲法の解釈の変更、若しくは適切で新たな解釈というものが明らかになった気がいたします。  というのは、憲法の規範そのものの中で、先ほど法制局長官がおっしゃった三つの要件の中で必要最小限の部分、生存権について変更する必要があるかどうか、ここの部...全文を見る
○大野元裕君 午前中に引き続き、集団的自衛権のお話を続けさせていただきたいと思います。  まず、外務省にお伺いしますが、第二次世界大戦後、あらゆる戦争は違法とされていますが、国際法の観点からその例外の一つとして集団的自衛権を国家に授権している法的な根拠は何ですか、教えてください...全文を見る
○大野元裕君 それでは外務大臣、我が国の憲法九十八条では国際法の遵守をうたっています。しかし、もし、国際法の観点からですが、国連憲章や国連の慣習法、国際慣習法が求める義務について我が国はどんな拘束を受けて、もしもそれを破って例えば自衛権と称して武力攻撃を行ったような場合には、他国...全文を見る
○大野元裕君 ありがとうございます。  このような国際法が授権している集団的自衛権ですが、総理、お配りをしております資料にございますが、総理の国会答弁の幾つかを示させていただいております。その中で、「例えば、我が国の近くで武力攻撃が発生して、米国がそれに対応して集団的自衛権を行...全文を見る
○大野元裕君 若干、私には違和感がございます。我が国の近くで武力攻撃が発生する、それに集団的自衛権を行使している米国に対して非交戦国行為とみなされるような、例えば支援を行うということをどう検討をするんでしょうか、教えてください。
○大野元裕君 過去においては安保理決議の六六五や六七八のようなああいったケース、安全保障理事会の決議があるという場合はあると思いますが、その一方で総理は、近隣の国、我が国の近くで武力攻撃が発生し、米国がそれに対応して集団的自衛権を行使している中で、我が国は何をするかとおっしゃって...全文を見る
○大野元裕君 はい。
○大野元裕君 外務省のおっしゃるとおりだと思います。総理のおっしゃる安保法制懇における議論というのはそれはそれで分かりますけれども、ここにまさに書いてあるとおり、集団的自衛権を行使しているアメリカに対して、これ日米同盟はあるわけですけれども、それに対して非交戦国と見られるような行...全文を見る
○大野元裕君 違うんじゃないですか。おっしゃっていることが、今米国に対する攻撃がある場合にと、それはそのとおりだと私も思いますけれども、総理がおっしゃったのは、我が国の近くで武力攻撃が発生して米国がそれに対応して集団的自衛権を行使している中において、ということは、米国に対する攻撃...全文を見る
○大野元裕君 国際法があくまでも授権しているこの集団的自衛権に関して、大臣がおっしゃったとおり、国際法を遵守するのは我が国の義務だと私は思っております。  そういった中で、総理が御紹介をされた、総理の多分勘違いではなくて紹介されたということですから、集団的自衛権の行使は武力攻撃...全文を見る
○大野元裕君 米国の攻撃がなければならないということはここには書いてないんですよ。ということは、それは……(発言する者あり)書いてないですよ。総理の答弁ですよ、これ。総理の御答弁ですよ。しっかりと、総理というしっかりとした、それだけの責任を負っている方が、精緻な議論とおっしゃった...全文を見る
○大野元裕君 国際法の要件について舌っ足らずで済ますのは、私は済まないと思いますので、是非そこのところは正確に、総理が精緻な議論とおっしゃっているわけですから、精緻な議論をお願いをさせていただきたいと思います。  その上で、まあこれも新聞報道で出ている話ですが、北岡法制懇の座長...全文を見る
○大野元裕君 集団的自衛権に関する議論について今進めさせていただいてきて、総理の先ほどの舌足らずというんでしょうか、そういった答弁もありました。また、外務省の方から、政府がやっているわけではないので、法制懇でやっているものなので法的手当てについては今のところ、現時点ではお話しでき...全文を見る
○大野元裕君 深い精緻な議論をしている段階、閣議決定前においても、国会においてそれは御決定いただくことだというお話がありましたので、これはしっかりと審議を私もさせていただきたいと思います。正直、時間がないので、そのときの議論では一時間、二時間いただいて、是非個別のケースについてや...全文を見る
○大野元裕君 こういった議論を本当は最後やらなければならないのを強硬に押し切ったのは大変残念であります。  しかしながら、その一方で、これらの委員会あるいはその局については、今閣議決定で設置をしたという話もありましたが、これ検討している委員会については当然法制化していくというこ...全文を見る
○大野元裕君 総理に伺います。  秘密保護法制というのは、どの国においても秘密は国民から隠すことになります、最終的には。しかしながら、こういった制度があるので信用してくださいと、こういう立て付けになるのが文明国の法律の在り方だと私は思っています。  そういった中で、国民に信頼...全文を見る
○大野元裕君 古屋大臣、申し訳ございませんでした。質問する機会がございませんでしたが、これにて質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月06日第186回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○大野元裕君 民主党・新緑風会の大野元裕でございます。昨日に引き続き、また今日は朝から二人目の、大野先生に引き続きの大野でございます。よろしくお願いを申し上げます。  まず最初に、今日のお昼のニュースで知りましたので質問通告をしておりません。大変恐縮でございますが、岸田大臣、一...全文を見る
○大野元裕君 もちろん、選手に対してこのような政治の影響を及ぼすことは私も好ましくないと思いますが、政府の要人の参加はやはり政府の判断でございますので、改めて誤ったメッセージにならないように御努力を賜りたいと思います。  と申し述べた上で、次に、安倍政権の危機管理についてお伺い...全文を見る
○大野元裕君 そうなんです。皆さん大変一生懸命なさったし、困難なさった。百二十年に一回の大変な時期でしたが、他方で、十四、十五、十六と官邸の動きが全く見えませんでした。十七日になってようやく政務官に行っていただいて、その後、十八日になってからやっと重い腰が上がって非常災害対策本部...全文を見る
○大野元裕君 おっしゃるとおり、指揮監督権の問題というのが災対法に基づいて与えられていることは私も承知をしております。しかしながら、こういった非常災対本部ができるときに調整の問題というのがやはり円滑に私はよりいくようにわざわざ法律に明記をされたものだと思っていますが。  先ほど...全文を見る
○大野元裕君 総理指示は、大きな事件があると、北朝鮮のミサイル発射のときもそうでしたが、電話ではやっているんです、発射した瞬間に総理指示が紙で下りることによって、そこでフェーズが変わって起動するスイッチが入る。これはやはり我々の全政府が一体となって取り組まなければいけないような問...全文を見る
○大野元裕君 よろしくお願い申し上げます。  私、昨年にもこの予算委員会におきまして、アルジェリア事件の対応に関して安倍政権の危機管理というのは非常にひどいと、ただの一人のアラビストすら派遣しなかったということを指摘させていただきました。国民の安全と安心を標榜してしっかり御安心...全文を見る
○大野元裕君 是非お願いしたいんですが、これは出口が見えないという彼ら不安があります。是非、私と出身が同じの新藤大臣と閣議で会ったら聞いていただきたいんです。あの川口などの辺りの多電力消費産業、鋳物屋などは本当に苦しんでいます。そこは是非彼らの声を聞いていただきたいと思っています...全文を見る
○大野元裕君 失礼いたしました。私は茂木大臣と申し上げたつもりでしたが、申し訳ございません。  正直、私も、大変聡明な、そして鋭い茂木大臣に対しては尊敬をしているんですが、しかし、しかし櫻井委員につきましては、実は安倍政権の経済政策をおっしゃっています。二〇一〇年を起点に取るの...全文を見る
○大野元裕君 今石油価格に連動しているから高いというお話を、実はずっと私もそうだと思っていたんですが、二〇一一年以降は、石油価格と連動しているにもかかわらず石油価格以上にLNGが上がっているということでございますけど、そこは何かございますか。
○大野元裕君 是非よろしくお願いいたします。  シェールガスの価格については先に言われてしまったんですが、私も個人的に計算したのがここにございまして、経産省の計算式の方が若干高い気はいたします。しかし、今の石油価格が七、八十ドルになると、大体一四から一五%はLNGですから、そう...全文を見る
○大野元裕君 エネルギーはもっとやりたいんですが、時間がないので、済みません、次に移らさせていただきます。ありがとうございます。  麻生大臣にお伺いをさせていただきます。  昨年の五月、この円安に関しまして岸田外務大臣の答弁なんですが、円安でODAへの影響額は今年度二百億円程...全文を見る
○大野元裕君 大変多額な円安による影響だと私は思います。  しかし、外交については私は与党も野党もないと思っておりまして、厳しい財政事情ではありますけれども、特に二〇一一年の例のあの大震災のときには、本院におきまして、ODAの継続的な推進を求める、こういう決議も行われております...全文を見る
○大野元裕君 終わります。  ありがとうございました。
03月13日第186回国会 参議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○大野元裕君 おはようございます。民主党・新緑風会の大野元裕でございます。  今日は最初にお時間をいただきまして、官房長官と古屋国家公安委員長に質問をさせていただきたいと思います。時間の関係もありますので、簡潔に御答弁を賜れればと思っております。  それでは、まずは官房長官に...全文を見る
○大野元裕君 定期的に見直すことは私も大事だと思っています。  しかし、その戦略というものは、事実関係と現状というものをしっかりと把握をする、そしてその上でしっかりと構築していくというのが通常のパターンだと思いますので、現状認識については、例えばアメリカのQDRもそうですけれど...全文を見る
○大野元裕君 それではお伺いいたしますが、十二月四日、確かにその資料にもお示ししましたけれども、NSCにおいて国家安全保障戦略が議論をされています。四大臣会合で議論をした法的な根拠は何ですか。
○大野元裕君 それではもう一度、国家安全保障戦略が、十二月十七日、これ閣議決定の前だと理解をいたしますけれども、ここでは九大臣会合で諮られています。九大臣会合で行った法的根拠は何ですか。
○大野元裕君 資料の二枚目にございますけれども、確かに、この第二条のこれは九号になるんでしょうか、第二条の九号に当たる国家安全保障に関する云々というところについては四大臣会合、それから一の国防の基本計画であれば九大臣会合、これは法で定められたことだと私も理解をしております。  ...全文を見る
○大野元裕君 私は、中には入っておりませんので、外からこういったホームページでの資料等を見ていて、決してそうは見えないんです。例えば、先ほどお示しをした二条の第二号でございますが、第二号には防衛計画の大綱というものがしっかりと示されております。これはとても外から見ても分かりやすい...全文を見る
○大野元裕君 大変残念でございます。  先般の特定秘密保護法案の議論におきましても、国会が軽視するとか強引だとか、そういった報道がなされていることは、これは事実でございます。そういった印象の中で十年の刑を作ってしまうのは、私は、その安倍政権云々という話ではなくて、日本にとってマ...全文を見る
○大野元裕君 確かに形式ではない、それは同意いたします。ただ、そのすり合わせをするときのやはり各省の根拠というものが、これはNSCは官邸において国家の戦略を一手に担われて、そこに関係する省庁がそれに基づいて様々な施策を講じるという類いのものだと私は考えておりますので、そこはやはり...全文を見る
○大野元裕君 おっしゃるとおり人員も増えて、まあ今まで増え続けてきたわけですが、更に増やしていただいて、予算についても全体で二二%、そのとおりだと思います。しかし、これ実は中身を見ると、必ずしも私、そうなっていないように思います。  警察庁の予算、私、過去五年ずっと、与党時代、...全文を見る
○大野元裕君 その問題意識は、私、全く共有しています。サイバー空間の脅威は多様化していて、なおかつ悪質になっていると思います。  ただ、全体としてということであれば、官房長官に是非お伺いをしたいんですが、政府のサイバー空間の脅威に向けた的確な対処と安全を全体として指揮されるのは...全文を見る
○大野元裕君 是非そこはお願いしたいんです。  国家公安委員長に聞きますけれども、極端な例ですけれども、例えば防衛省の文書によると、武力攻撃の一環としてサイバー攻撃が行われるときには、防衛省・自衛隊が対処するとしているんですね。ところが、実際には、武力攻撃が行われていても、例え...全文を見る
○大野元裕君 いや、私は正直、そのまさに武力攻撃の中で、一環で出た中で、各省で例えばnicterであればそういった流量が見えますけれども、そうじゃないんだと僕は思いますよ。  韓国では、例えば、様々な事態が起こると、イエローアラート、レッドアラートというふうにできていて、重要イ...全文を見る
○大野元裕君 最後の質問と申し上げましたが、あと一分時間があるので、防衛省にちょっとお伺いしたいと思いますけれども、防衛省もこれに協力してほしいんです。  例えば、武力攻撃事態があったときに、防衛大臣の電話に対して、TDoSというのがあるんですね、電話に対してたくさんの電話が掛...全文を見る
○大野元裕君 よく分かりませんが、時間なので終わります。  どうもありがとうございました。
03月18日第186回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○大野元裕君 おはようございます。民主党・新緑風会の大野元裕でございます。  今日は、予算の委嘱審査ということで、ODA、特に本院の議決でございます平成二十三年の政府開発援助の持続的な推進を求める決議に従って、まさに国会の意思として示されたものでございますが、これに従って質問を...全文を見る
○大野元裕君 しかしながら、資料でお配りしたとおり、これ、外務省は微増でございますけれども、全体としては下がり続けております。また、先ほど重点分野でおっしゃっていただきました教育、文科、こういったところは実は大幅に削減をされています。  東日本大震災に際しましては、世界各国百六...全文を見る
○大野元裕君 本当に努力していただきたいんです。  というのは、実は、全体だけではなくて、これODAというのは海外に対して行うものでございまして、安倍政権の、いわゆる予算委員会でもさんざん取り上げられましたけれども、円安によって中小企業あるいは消費者、こういったところに大きな打...全文を見る
○大野元裕君 おっしゃるとおりなんです。  この見込みについては単純な数値とおっしゃいました。今日は愛知副大臣にもお越しをいただいておりますけれども、個別についてはまだ分からないという話も伺いましたが、今年度のドル建てのお支払におきましてはいわゆる財務省の貨幣交換差減補填金が補...全文を見る
○大野元裕君 簡潔な答弁、ありがとうございます。  まさに、その八百四十九億円、あるいはODAにおける分担金、拠出金等での二百五十億円は、これ円安による国民の税金への負担になっていきます。その一方で、円建てでお約束をしている、そういったODAについては、円で渡しませんから、円安...全文を見る
○大野元裕君 そうなんです。  二枚目の資料を見ていただきたいと思うんですが、今、石兼局長がおっしゃったのは、平成二十四年度の無償とJICA、これ合計で、外貨建て、円建てというふうに書いてありますけれども、これ、外貨の方が六一ではなかったでしたっけ、円建ての方が千八百二十九では...全文を見る
○大野元裕君 応援はしています。決議までさせていただきました。それで四百億円減というのは、ちょっとそれはやはり外務大臣、もう少し頑張っていただかないと。我々、応援させていただきますが、もちろん岸田大臣、信じていますけれども、外務省はもう少し頑張っていただきたいということを申し上げ...全文を見る
○大野元裕君 予算に含まれないのであれば、国会からは現時点では見えません。そうすると、今継続している事業も、当然UNOPS、UNDP、両方ありますけれども、これらの現在継続している事業について、特にアフガニスタンですけれども、監視をどのように行って、あるいは過去における事業をどの...全文を見る
○大野元裕君 二年前と同じお答えだったような気がいたします。できるところは見ていきます、そして報告書を見ます。しかし、実際にこれだけの問題が起こった機関ですから、我々はしっかりとこれを監視していかないといけないと思っています。  アフガニスタンのような厳しい地域でUNDPやUN...全文を見る
○大野元裕君 大臣、済みません、一つ質問が先に行ってしまったようですけれども。  今おっしゃったこの二〇一二年の財務報告、私もこれ丹念に読ませていただきました。確かに、過去数年間大きな問題を抱えていたUNOPSですけれども、改善が見られるということはサマリーのところで指摘されて...全文を見る
○大野元裕君 しつこいようですけれども、過去のものについては、平成二十四年の八月、政権交代前です、当時の山根副大臣が問題の所在をお認めになり、改善をお約束をされたと私は理解をしています。その後、政権交代はあったものの、税金の使い道、大きなものですから、やはりそういったものは、政権...全文を見る
○大野元裕君 内包された、一つのプロジェクトの中に内包された資金であればこそ、私は、UNOPSの手によるのではなくて、あるいはUNOPSの影響にあるのではなくて、やはり今の合意の段階からこういった形で進めさせていただきたいということを構築いただくということが必要だと思うし、アフガ...全文を見る
○大野元裕君 ありがとうございました。終わります。
04月03日第186回国会 参議院 内閣委員会 第7号
議事録を見る
○大野元裕君 民主党・新緑風会の大野元裕でございます。  今日は、午前中に引き続きまして、改めて公務員制度の改革に関しての法案について議論をさせていただきたいと思っています。  もう御承知のとおり、公務員制度改革は、橋本行革以来、政党の枠を超えて我が国の大きな課題となってきた...全文を見る
○大野元裕君 ありがとうございます。  もう一問お伺いをしたいんですけれども、この六十五歳までの定年の引上げにつきましては、平成二十三年の九月、人事院総裁の談話におきまして、平成二十五年度から三十七年度にかけて引き上げることが適当との見解がありました。今まさに級別の話、さらには...全文を見る
○大野元裕君 是非、稲田大臣におかれましても、お答えは結構でございますけれども、私も同じ趣旨で、まさに本格的な高齢社会を迎える日本、さらには公務員の将来の制度設計に向けて早期の検討そして措置をお願いをしたいと思います。  委員長、提出者におかれましては御退室いただいて結構でござ...全文を見る
○大野元裕君 引き続き、稲田大臣に御質問をさせていただきたいと思います。  今回の国家公務員法改正におきましては、既に午前中でも議論がございました国家公務員制度改革基本法が基になっていると理解をしております。この基本法の定めは今回の改正法で十分に反映されたというふうに大臣は御評...全文を見る
○大野元裕君 適切に反映をしたという御評価でございました。であれば、少し中身に立ち入りたいと思っておりますけれども、まずは基本法が求めておりました公務員に対する公募の制度についてお伺いをしたいと思っています。  本改正案を読ませていただきますと、こういった公募の指針等を定めるな...全文を見る
○大野元裕君 公募がふさわしくないのであれば、その制度自体を見直すべき、あるいはきちんと議論に付すべきだと私は思っておりますし、やるのであれば、単なる制度をそこで指針として示すのではなくて、数値的な目標なりを示していかないと、私はやはりなかなか変わらないものではないかと思っていま...全文を見る
○大野元裕君 済みません。それは先ほどのお答えではないかと思いますけれども、私がお伺いをしたのは、総理とそれから任命権者が協議が調ったときに政令で定めるところによって公募をすることができるという規定が以前の法案にはあったのに対し、今回の法案ではそれがないと、つまり総理が指示する実...全文を見る
○大野元裕君 地方公共団体におけるその例というのは当然参考にするべきことだと思います。しかしながら、地方公共団体の上には、それを指示する総理大臣はおりません。そういった意味では、総理大臣がそういった指示を、横串を刺してやっていくということに、私は、そうじゃなければ、これ横串を刺す...全文を見る
○大野元裕君 公募の促進については是非、大臣の方でも御検討いただきたいと思います。  もう一点、この基本法が定めていました公務員の職業倫理の確立については、大臣は本法に十分反映されているとお考えでしょうか。
○大野元裕君 改革基本法の定める項目を見てみますと、しかし、それでもまだまだ積み残しも多いと思っています。  今お話をさせていただきました職業倫理の確立に関しても、これが、国会が定めたこの基本法、プログラム法に基づいた具現化がされなければ、それは国会の意思を無視するということに...全文を見る
○大野元裕君 しかしながら、この政官の接触については大臣の見えないところで行われているというような指摘もあります。  例えば、これはちょっと前になりますけれども、平成十四年七月の閣僚懇におきまして、これ、当面、内閣が取り組むべき課題というふうに取り上げられた上で、当時の渡辺担当...全文を見る
○大野元裕君 各省でそれぞれ対応が違うのかと思いますがとおっしゃいましたが、各省で違ってしまってよろしい問題なんでしょうか。どこどこの省の官僚とは大変甘いから何とかできるけれども、どこどこの省はまずいと、こういう話では私はないんだと思いますよ。まさにそれが我々が十何年間も議論をし...全文を見る
○大野元裕君 公文書管理法にそのような定めがあるんでしょうか。今、大臣、公文書管理法の定めに従いと、それは単なる間違いですか。ちょっともう一度おっしゃってください。
○大野元裕君 公文書管理法に政官の接触に関する規定があれば教えてください。
○大野元裕君 私はちょっと違うと思いますよ。各大臣の御判断は公文書管理法に基づいて、じゃ、それぞれの省で記録が、どこどこの政治家と接触をしてこういうような活動をしたということが残されるという、そういう理解で私はいたしますけれども、それでいいんですね。
○大野元裕君 政官の接触あるいは癒着の防止、こういったものが公文書法の目的にあったとは私は理解をしておりません。そして、その上で、もしもそれがそのそれぞれの法律の精神にあるということであれば、これ例えば公務員制度改革基本法にも、これ精神としては当然あるわけですし、自衛隊法にだって...全文を見る
○大野元裕君 官と政の接触は必ずしも政策決定過程だけでは私はないと思います。そういった意味では、やはり大臣、もう一歩踏み込んでいただく必要があるということを指摘をさせていただいて、時間もあるので次の質問に移らせていただきたいと思いますが、基本法では、また、官民の人材交流の推進、こ...全文を見る
○大野元裕君 これは先ほどの公募の件とは違って、制度だけではなくて人材交流の推進にまで踏み込んでいるところは評価をさせていただきたいと思いますが、しかし、これを進めるためには当然様々な裏付けが必要になってきます。  本件につきましてはちょっと予算面からお伺いをしたいんですが、つ...全文を見る
○大野元裕君 内閣府。
○大野元裕君 大変微々たる予算であると私は思いますが、ちょっとその前に、大臣、官民人材交流センターの運営に必要な経費として実は多額の予算が計上されているんです。もう御存じのとおり、平成二十六年度におきましては二億六千二百万円入っていますが、実はこれ、ほとんどが早期退職者募集制度に...全文を見る
○大野元裕君 私は、二億六千万という大変なお金の中でというふうに示させていただいた上で御答弁の数字を引かせていただいておりますので、そんな微々たる予算で官民人材交流センターの運営に必要な経費と銘打つのはちょっと小ざかしいんじゃないかということを言っているだけでございます。中身では...全文を見る
○大野元裕君 内閣府の九十二万円、九十万円はどうですか。
○大野元裕君 これまでも民間との官民の人材交流というものの重要性はさんざん指摘をされてきました。しかしながら、各省においては、そういった民間の人材をリクルートをする、そして彼らと共に実りの多い仕事をしていくために、これまでも実際その広報はやってきたんですよね。  ところが、実際...全文を見る
○大野元裕君 是非よろしくお願いをいたします。  さて、今回の法案見ておりますと、今まで少し触れてきたような積み残しのものもたくさんあります。しかしながら、その一方で目立つのはいわゆる官邸の影響力、これが強まる、これは法律の趣旨でもありますから、それそのものを単独で取り上げて駄...全文を見る
○大野元裕君 基本法の理念に沿って、様々な議論があってこのような決定にした、しかしながら本院の附帯決議については反映をしていない、そういうことですね。
○大野元裕君 そのようなことは聞いておりません。それは補佐官の機能を十全に機能させるためのまさに制度だと私は思いますけれども、私が聞いているのは、先ほど国会における質疑もあったとおっしゃいましたが、それぞれの議員、委員の質疑は当然それぞれの委員や議員の責任でなされるものであって、...全文を見る
○大野元裕君 そんな解釈はないと思います。この後、別な議決があればいいですよ、我々が。しかしながら、その後、政権交代があろうがなかろうが、本院の意思は本院の意思であります。そんなことは私は関係ないと思います。  いろんな質疑があったこと、それはいろんな質疑あるでしょう。Aと言う...全文を見る
○大野元裕君 議論をしているとか、相当数の人材を登用するのがいいか悪いかということを言っているんじゃないんです。この決議は決議です。この決議はどこに反映をされたかを、政府提出の法案の中にどこから読めるのかを聞いているだけです。
○大野元裕君 国家公務員法の改正する法律案にはないわけですね、今、内閣法とおっしゃいましたけれども。この法律には反映をされていないということでよろしいんでしょうか。
○大野元裕君 先ほど大臣は、相当数の人材を登用するということは出されていないとおっしゃっていました。法律の中にも反映されていない。制度は書いてありますよ、もちろん、おっしゃったとおり。ということであれば、これ、本院の意思を無視したということになります。これ、極めて私は不適切だと言...全文を見る
○大野元裕君 入っていないんだったら、もう一度私は次の改正考えてほしいと思っています。なぜならば、補佐官の機能を強化することをおっしゃっておられました。そうではない。ここに書いてあるのは、もう一度申し上げます。「国家戦略スタッフ及び政務スタッフについては」、その下で誰が支えるじゃ...全文を見る
○大野元裕君 時間がないので次の質問に移りますけれども、衆議院、参議院、それぞれ別な院でございますけれども、附帯決議というのは、いたずらに付けておけばいいというものではありません。みんなで合意したものでございます、国会として。可及的速やかに是非改正を急いでいただきたいと私は思って...全文を見る
○大野元裕君 その標準職務遂行能力を基準として、他方で、この新しい法案の第七十八条二の三つの要件というのが書いてございますよね。これは、いわゆる特別項目というか、直近下位への降任を求めることができるというものでございますが、これはなぜ直近下位の幹部職に降任、降格が限られているので...全文を見る
○大野元裕君 そうすると、現行法の七十八条の規定によりますと、官職に必要な適格性を欠く場合には降格を行えると。これは、必ずしも直近下位とか幹部職とか書いているわけではありません。この現行七十八条の言う必要な適格性というのは、先ほどちょっとお伺いした標準職務遂行能力に基づく適格性と...全文を見る
○大野元裕君 つまり、適格性を欠く場合には、直近下位ではなくても降格ができる、しかしながら、適格性はあるけれども能力的に三つの要件に当たるときには直近下位の幹部職にとどまると、こういう二段階の制度になっているというふうに理解をいたしますけれども、これ、そうすると、幹部職員だけ救わ...全文を見る
○大野元裕君 分かりました。  それでは、別な観点ですけれども、国家公務員法の第六十一条の八項にあります人事の一元管理の適用除外の趣旨をお伺いをいたします。  なぜ第六十一条の四の第四項に規定される内閣総理大臣及び官房長官による協議の要求から、警察庁、人事院、内閣法制局、宮内...全文を見る
○大野元裕君 内閣法制局に関して、ちょっと私、耳慣れない一貫性という言葉、最近失われたのかと思っておりましたけれども、そういったものが制度としてあったということ、御説明ありがとうございます。  警察庁についてちょっとお伺いしたいと思います。今お話がございました、国家公安委員会制...全文を見る
○大野元裕君 そうすると、警察庁も監督している、監視をしている国家公安委員長は、警察庁職員の任免権を持っていません。さらには、この今回の一元管理の適用からも除外をされています。  警察庁にお伺いしますが、警察庁職員の職務遂行能力と、同じ言葉で言っていいのかどうか分かりませんが、...全文を見る
○大野元裕君 つまり、協議ではなくて、そういった意見を申し述べることができるのが総理と官房長官の役割であると。しかしながら、長官は別といたしまして、その他の方の人事については警察庁の長官がなさるということだと理解をいたしました。  各省庁の任命権者に関しては、縦割り行政で人事権...全文を見る
○大野元裕君 先ほどの繰り返しの御答弁、ありがとうございました。  各省庁においては、内閣官房の下の様々な組織もそうですけれども、責任は政治家、大臣が負っています。そして、その全てを統べる総理大臣がその最終的な責任を負うことになっています。ところが、警察庁については警察庁長官と...全文を見る
○大野元裕君 若干、御理解いただけているかどうか私にはよく分からないんですが、縦割りのというか、それぞれの省庁の中で任命権者が細やかに見ることは必要です。それから、この縦割りの行政を超えた、いわゆる横串を刺したようなそういった制度をつくることも大事です。  しかし、一般論で言う...全文を見る
○大野元裕君 だから心配なんです。各大臣が適切に育成をするということではなくて、さっきも申し上げたとおり、全体を横串を刺す制度を考えておられるから、あえて申し上げているんです。  衆議院におきましても、大臣は同じような質問について、ポストの特性や本人の能力、適性、組織全体の人事...全文を見る
○大野元裕君 時間がなくなってしまいました。最後の質問をさせていただきたいと思っています。  本法を読んでおりまして若干私も懸念したんですが、先ほど大臣がおっしゃいました幹部候補育成課程、この対象者に対して、国際機関、在外公館そのほかの外国に所在する機関における勤務又は海外への...全文を見る
○大野元裕君 時間が来たので終わりますけれども、この問題は本当に大事な問題で、与野党を超えて真剣に議論する問題でございますので、大臣におかれましても、そして我々政治家もこの制度を構築する責任をしっかりと持っていきたいと思うとともに、参議院の意思というものは御尊重いただけるよう改め...全文を見る
05月12日第186回国会 参議院 決算委員会 第7号
議事録を見る
○大野元裕君 おはようございます。民主党・新緑風会の大野元裕でございます。  今日は、決算委員会で議題になりました二十三年度、二十四年度にまたがります、後ほどODAの話について取り上げさせていただきたいと思いますが、その前に、ゴールデンウイークにおきます安倍政権の危機管理体制に...全文を見る
○大野元裕君 そうすると、二十九日並びに三十日には、この場合にはまさに緊急な事態に対処するとされている四大臣のうち三人が国外に出ておられますけれども、これも同様に適切な対応であったというふうにお考えでしょうか。
○大野元裕君 ならば、防衛大臣にお伺いします。  防衛省では、副大臣以外の政務、これ全員出張ということになっておられましたけれども、これも適切というふうにお考えでいらっしゃいますか、大臣にお伺いします。
○大野元裕君 それではお伺いをしたいんですけれども、これ二〇一二年の四月二十六日に、ブログなんですけれども、これは民主党政権時代です。ゴールデンウイーク中の大臣等の海外出張に関してもお粗末ぶりが判明をした、これ全部読めませんので簡単に申し上げますけれども、外務省では政務三役が全く...全文を見る
○大野元裕君 私は、政務の方々の出張が悪いというふうに申し上げているのでは決してございません。この質問も実は最初は官房長官にしようと思っていたわけなので、読んではいましたけれども、これ改めて取り上げたのは、何を申し上げたいかというと、緊張感というものはやはり絶対に必要だというふう...全文を見る
○大野元裕君 いや、そうおっしゃるのであれば改めて申し上げさせていただきますが、昨年のゴールデンウイーク中は、防衛省においては大臣、副大臣がゼロのタイミングがございました。そういったことはやはりしっかりと調べていただきたいと思っています。  さらには、昨年のときには、いわゆるミ...全文を見る
○大野元裕君 捜査当局のお話がございましたが、実は私も何回か外務省、JICAの方にお話をお伺いをいたしました。ところが、現実の問題として、JICAそれから外務省共に、当局の捜査中ということで、JTCから確定的な情報を得られたのは国税当局に対して申告をしたこの事実以外はないというふ...全文を見る
○大野元裕君 済みません、お答えの中で、それぞれの政府と協議会を立ち上げたとおっしゃる。これ、ベトナムだけではないんですか。インドネシア、ウズベキスタンもですか。
○大野元裕君 分かりました。  外務省とJICAがなすべきことというのは、私、現時点でもたくさん実はあると思っています。血税を不正な形で搾取したというのが結論としてはこういった不正事件ですから、国民に対する説明責任というのはしっかりと行わないとODA全体に対する疑問符が付いてし...全文を見る
○大野元裕君 ありがとうございます。  そのうち、局長、これらの情報提供に基づいて具体的に何らかの措置がとられた件数は何件なんでしょう。また、もし、詳細について可能な範囲で教えていただきたいと思います。
○大野元裕君 それで結構です。一件だけなんです、百八十九件あって。しかも、すぐに措置がとれば何とかなったものも私はあるような気がする。  というのは、これ、皆様に配付を、先ほど石兼局長からお話がございました情報提供や相談の件数についてこの詳細を配付をさせていただきましたが、実は...全文を見る
○大野元裕君 問題はコンサル会社だと思っています。例えば現地に職員を派遣している商社とか、そういったところは知っているとしても、コンサル会社はそこをリエゾンとして入ってきて、しばしば分かっていない場合も、もちろんODA事業についてはよく分かっているんだけれども、そういった措置につ...全文を見る
○大野元裕君 大臣、そうすると、これ、今回、ウズベキスタン、インドネシアもありますが、特にベトナムについては、二〇〇九年二月に両国の政府の合同委員会の報告書ということで合意の文書があります。そこでは何と書いてあるかというと、日本政府、JICAにおいて、ODAにおける贈収賄を中心と...全文を見る
○大野元裕君 そのようなお答えであれば、是非よろしくお願いをしたいと思います。そこについては我々も、途中またがったのは民主党政権もありますので、御協力をさせていただきたいというふうに思っています。  さて、もう一つお伺いしたいのは、血税が外国という国民から見えにくい場所で使われ...全文を見る
○大野元裕君 我が国にとって外交の重要なツールであるODAについて、これはもう与党、野党関係なくしっかりと守っていただくとともに、不正があった場合には厳しい対応をお願いしたいと思っています。  ちょっと時間の関係でJICAの方に質問を移らさせていただきたいんですけれども、今回の...全文を見る
○大野元裕君 個別の案件についてもそのとおりだし、FSの委託事業や入札有資格事業者の選定方法というのもやはり私はもう一度見直してしかるべきではないか。なぜならば、この第三者委員会の報告書が正しいか否かは分かりませんけれども、読む限りはすごい業者なんだなというイメージを持たざるを得...全文を見る
○大野元裕君 この話、実は取り上げたのは、もちろん血税、そしてODA全体に関わる問題、それももちろんそうなんですが、実はこの二〇一一年十二月に出されましたOECDのフェーズ3レポートというのがあって、いわゆる不正に関するレポートで、何て書いてあるかというと、日本に関しては、外国公...全文を見る
○大野元裕君 そうなんです。人道的に非常に厳しい状況があって、我が国を含めた国際社会が対処しなければいけないような深刻な状況があって、南スーダンの特に北部情勢の悪化に伴い、大量の国内避難民、IDPが発生をしています。  本来、そのマンデートを見ると、IDPはUNHCRが所管でご...全文を見る
○大野元裕君 ところが、このOCHAは、実はこういった非軍事組織というんでしょうか、難民とかあるいはNGOとか、それと軍事力を持っているPKOとの関わりに関する基準を持っています。これはMCDA、複合緊急事態における国連人道活動を支援するための軍隊と民間防衛資産の使用に関する指針...全文を見る
○大野元裕君 ニューヨークにおいて、そういう整合性が取れているという、こういう法解釈はそれはそれでありです。しかし、その一方で、中立を維持するというこの原則というのは何かというと、我が方部隊が行って、そしてもちろん我が方部隊が十全にその能力を発揮し、なおかつ国内の中で片方にくみし...全文を見る
○大野元裕君 いや、そのとおりなんです。UNMISSはマンデートとして文民保護のマンデートを与えられているんです。  しかし、保護を受ける方のOCHAの方は、こういった非軍事組織がいわゆるPKO等の庇護を受ける場合は、緊急避難的で、なおかつ継続的ではなくて、しかもそれらが警護の...全文を見る
○大野元裕君 防衛大臣、もちろん向こうで御苦労されている方々もそうですし、反体制派と呼ばれる方々が今、マシャール副大統領の方の一派だけではない、いろいろ分かれてしまっている、誰が敵か分からないという状況ですから、是非、防衛大臣として、そして外務大臣として、世耕副長官来ていただいて...全文を見る
05月27日第186回国会 参議院 内閣委員会 第17号
議事録を見る
○大野元裕君 おはようございます。民主党・新緑風会の大野元裕でございます。  今日は、PCSCの協定及び実施法に関しまして質問をさせていただきたいと思いますが、その前に一点だけ、公安委員長にもお越しをいただいておりますので、御質問をさせていただきたいと思っております。  大臣...全文を見る
○大野元裕君 是非お願いをしたいんですが、ただ、公安委員長、三百八十九名に減ったという胸を張っていただくところでは私はないと思いますし、一週間のうちにたくさん出たわけですから、ここは是非、国民の信頼というのがやっぱり一番大事ですし、非常にくだらない事件も、低レベルの事件もあります...全文を見る
○大野元裕君 ありがとうございます。  それでは、そういったその姿勢に従って、当然人権は保護されるべきですけれども、これらが本法、本協定で担保をしっかりとされているかについて審議の中で私も検証させていただきたいと思います。  その前に、ファクトをちょっと確認したいんですけれど...全文を見る
○大野元裕君 そうなんです。今のところ、その程度なんです。  さらにもう一つお伺いしますが、本協定が定めている目的外使用、あるいは第三国への提供について本協定は定めていますけれども、これは外務省なんでしょうか、具体的にどのようなケースを想定されているのか、教えてください。
○大野元裕君 そこは知っています。目的外使用はどういったケースを想定しているのか。
○大野元裕君 分かったような分からないような話ですけれども、手続については既に私がここにお配りした中で細かく書かせていただきました。こういった形で書面で要請するとか云々とかという話を書かせていただきました。  今のお話ですと、済みません、想定はない、どういった形で目的外で利用す...全文を見る
○大野元裕君 ちょっと済みません。そうすると違和感があるんですけれども、この一覧を見ていただくとお分かりになると思うんですけれども、提供の条件で二次照会やあるいは条件付の提供、さらには目的外の利用というときに、これそれぞれその手続が示されています。また、これまでなされている日米の...全文を見る
○大野元裕君 僕、大臣のことは信じています。ただ、立派な大臣であればいいんですけれども、もちろんいろんな方おられて、制度的担保が私は必要だという話でお伺いをしているんですけれども、実は、事前のレクで以前お伺いしたんですけれども、目的外使用をあえて言えば、裁判における使用を目的とす...全文を見る
○大野元裕君 そのとおりなんです。法務大臣、大臣が政務としてしっかり責任を持っているところで、入口としてMLATで来たものについては法務省が責任を持たれる。裁判でも使われる。これはよろしいですよね。そして、PCSCの方で目的外利用で裁判で行われるときには、何の政務のいわゆる責任も...全文を見る
○大野元裕君 いや、大臣は私、大変人がいいんだと思います。性善説でお考えなんだと思います。  制度的担保というのは、これが機微な情報だからこそ、最悪の場合になってもやはりそこを担保する、あるいは、警察庁の信頼を国民から得るためには、こういう制度ができていますよということを持って...全文を見る
○大野元裕君 不十分な御答弁だと私は思います。  国家公安委員会の制度の改革について、パンドラの箱を開けるようなまねを私はするつもりはありません。ただ、そういう議論をされるのであればそういうことを言ってもいいんですけれども、私が言っているのは法的な担保。  実は、具体的に申し...全文を見る
○大野元裕君 委員長、実は私が一番最初にこの件疑問に抱いたのは、事前の警察庁のレクで、どういう形で公安委員会に承認を求める、あるいは報告するんだと、こういう話を聞いたときに、その件数、第三国への提供や目的外利用の同意についてはその件数については報告をするつもりがありますという話が...全文を見る
○大野元裕君 前向きな御答弁ありがとうございます。私も前向きに話をさせていただいているつもりでございます。  と申し上げますのは、これ、国家公安委員長はよく警察のことを御存じなのでそこはもう当然お分かりだろうと思いますけれども、国民の側から見ると、どうしても警察は、法執行機関で...全文を見る
○大野元裕君 確かに、情報が限定されている、それは私も、おっしゃるとおりで、人定事項等だと思っています。そのとおりだと思っています。  しかし、実はMLATと違うのは、この協定の中で、二次情報について、附属書の中に三年以上の刑罰や一年から三年の刑罰に該当するものについては三十四...全文を見る
○大野元裕君 そのとおりなんです。  ただ、先ほど申し上げたように、MLATには我が国の安全その他の重要な利益というところが入っているけれども、こっちは入っていないんですよ。だから聞いたんです。入っていれば当然そうだと思います。今大臣がおっしゃったのは、とても大事なポイントだと...全文を見る
○大野元裕君 是非、制度的にもう一度私は見直していただくようなきっかけがどこかであればなというふうに思っております。  時間が、済みません、限られているので、最後の質問をさせていただきます。  大臣、先ほど大変重要なことをもう一度おっしゃいました。既に保有している指紋情報や人...全文を見る
○大野元裕君 もう一度申し上げますけど、私は削除を求めるべきだと思います。一番最初にも申し上げたとおり、こういった事例が、五人が拘束されて二人が今拘束されている片山被告以外に認めて、いろいろ中身が正しいかどうかは私には分かりませんけれども、しかし、こういう状況がやはりある以上、ま...全文を見る
○大野元裕君 終わります。
○大野元裕君 私は、ただいま可決されました重大な犯罪を防止し、及びこれと戦う上での協力の強化に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の実施に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、みんなの党及び新党改革・無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出い...全文を見る
05月29日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
議事録を見る
○大野元裕君 民主党・新緑風会の大野元裕でございます。  本当に久しぶりに外交防衛委員会に来させていただきまして、理事、各委員の皆様の御理解をいただいて質問をさせていただくわけですが、二十五分間しかございません、是非簡潔な御答弁に御協力を賜りたいと思っております。  まず、十...全文を見る
○大野元裕君 そのとおりです。そのように総理は御答弁されるべきだったと私は思いますけれども、是非お会いになられたら教えてあげてください。  それでは、昨日、総理が触れられた今のケース、十五の類型にも入っていると言われていますけれども、ホルムズ海峡の機雷除去についてお伺いしたいん...全文を見る
○大野元裕君 非交戦国行為では当然これはないし、通常、一般論で言うと、戦闘中の機雷の除去というのは戦闘行為の一つであるというふうに思われますし、いずれにしても個別的自衛権ではどうもなさそうだというのが今の大まかなところでの検討の中だろうと思いますが。  さて、ちょっと確認ですが...全文を見る
○大野元裕君 そうなんです。これはたしか資料をお配りをさせていただいていると思いますが、これは中間線で仕切った例なんですが、実はイランの一九三四年の領海法、それからオマーンの、一九八〇年代だったと思いますが、領海法は、いずれもホルムズ海峡は我が国の領海であるとおっしゃっています。...全文を見る
○大野元裕君 いやいや、ちょっと待ってください。先ほど私、一番最初にお伺いをしましたが、確かに領海か公海かは分からないけれども、我が国と密接な関係にある国に対する武力攻撃が発生していて、公海上に敷設された機雷を集団的自衛権という形でできるかどうかを検討されているとおっしゃいました...全文を見る
○大野元裕君 とすると、済みません、我が国の存立を脅かすような危険は少なくとも六か月分ぐらいは様々な形で手当てすることが一応備蓄という形ではできているということになろうかと思いますけれども、だとすると、これ、済みません、まず、そこでも更にまだ我が国の存立を脅かすような危険が迫って...全文を見る
○大野元裕君 何か月にもわたり法制懇でしっかりとした御議論をしていただいたと私は思うんですけれども、それを経て政府から出てきたものがそんな適当でよろしいんでしょうか。それはできないものはいっぱいありますよね、できないケースというのは。その中でわざわざ十五抜いてきたやつがこれなんで...全文を見る
○大野元裕君 締結していませんか。批准はしていないけれども、締結は。
○大野元裕君 石井さん、ありがとうございます。  要するに、領海でもしあるとすれば、しかもこれだけ留保が付いていますから、領海であるとすれば、そこに、総理おっしゃっていました、イランやアフガニスタンに出ていくことはないんだと。様々なケースでも、これ、イランに出ていくということに...全文を見る
○大野元裕君 大臣には、是非慎重に御対応するよう、これ、政府の中で……(発言する者あり)答えていないんですけれども、済みません、時間がないので勘弁をいたします、ごめんなさい、私もさせていただいて、慎重に政府の中で議論されるということですから、お立場しっかりとお願いをさせていただき...全文を見る
○大野元裕君 済みません、ちょっとこれ、先の質問に答えていらしたんじゃないかと思うのですが。それはそれで結構ですけれども、具体的事例に従って武力の行使ができるかということを考えるということでよろしいんですよね。  そうだとすると、お伺いしますが、我が国が武力攻撃を受けている、自...全文を見る
○大野元裕君 長官、私、既に質問したときに、高村大臣は決議に沿ったものだと言っているというふうに改めて言わせていただいております。  また、これは平成二十二年三月の予算委員会の梶田政府参考人の御発言でございますけれども、我が国が主体的にというところから始まって、仮にそれが武力の...全文を見る
○大野元裕君 自衛権を、自分の国が攻められているときには、先ほど申し上げたとおり、集団安全保障措置がとられるまでは行使できる。しかし、その後についてはもし仮にできないとなったら、我々はみんな死ねということなんですね、国民は。実はその法的な担保というものが法理的には今のところ、おっ...全文を見る
○大野元裕君 実は民主党では、後ろにおられる北澤会長の下にそういった調査会で新しい要請について不断に検討していくと言っています。法的基盤をおっしゃるようにしっかりと確立すること、これはもう大事だと思います、大賛成です。  しかしながら、集団的自衛権をやるために蓋然性があるかない...全文を見る
06月05日第186回国会 参議院 内閣委員会 第20号
議事録を見る
○大野元裕君 おはようございます。民主党・新緑風会の大野元裕でございます。  特殊法人の時代から、この法人改革というものは我が国が取り組むべき課題として認識され、その度合いの違いこそあれ、最近のほとんどの政権が課題として取り上げてきたものと承知をいたしております。この意味からも...全文を見る
○大野元裕君 ちょうど昨年の今日なんでございましょうか、独法改革に関する有識者の懇談会が報告書を出されておられます。そこではゼロベースの取組ということを強調をされておられると私は理解をしております。  昨年の十二月の閣議決定を見てみても、確かに単一の省の所管内では、非常にその特...全文を見る
○大野元裕君 べきであるではなくて、大臣としてしっかりとお取り組みをいただきたいと私は思っております。  こういった官僚の世界においては、こういった例からも見られるように、実は一旦壁とか枠組み、こういったものをつくってしまうと、それを取り払うというのは至難の業だと私は理解をして...全文を見る
○大野元裕君 かつて省庁がそれぞれの法律を作り、そしてある意味使い勝手の良い特殊法人というものをつくった、これが実は問題の、様々な課題が出てきたところの最初だったと思っています。その目的自体に悪いことはないんですが、別枠をつくって、そこで省庁が別法に従ってやったということが問題の...全文を見る
○大野元裕君 それは私は役所の便法だというふうに思っています。  配付をさせていただきました横紙の資料を見ていただくと、十二月の閣議決定と今年三月の総合科学技術会議の考え方ということで、特定研究開発法人と国立研究開発法人のいわゆる目的だとかあるいは主務大臣の関与だとか、こういっ...全文を見る
○大野元裕君 そのとおりです。  大臣のお役目として、確かにこの法人の評価とか所管は大臣ではないにしても、横串を刺して、そして一番最初、冒頭申し上げました、未来に対して胸を張れるような政治の責任を果たされる中の、今、政府のトップが大臣でございますので、是非そこは、コメントは結構...全文を見る
○大野元裕君 透明性と説明責任は私は違うと思います。そこについては、確保するために、そして公募というのは、より良い人材を広く募って、その上でみんなに納得してもらう。私も先ほど研究者だと申し上げましたけれども、残念ながら文系の研究者でしたので、すごい収入だなというのは正直羨ましいと...全文を見る
○大野元裕君 時間の関係で一つ質問飛ばしますけれども、先ほども大臣は、主務大臣の関与、そして今も適切な関与という話をお話しになったと思います。独法の独立性というのは私大事だと思うんですね。そこは確かに配慮する必要がある、これはよく承知していますが、しかし、その原資が税金であること...全文を見る
○大野元裕君 適宜まず評価をする、そして不適切な可能性があるようなとき、私当然そういったときは要請とかするべきだと思いますが、ここでは明白であるという事態でございますので、明白であっても通常は放置されるというふうな私印象を与えると思いますので、そこはしっかり厳しく書くべきだと思っ...全文を見る
○大野元裕君 とすると、会社や公益法人の場合には適切な人材が得られない恐れがあると、そういうことに逆説的に言えばなるわけでございます。  それから、大臣がおっしゃった、これは会社法の株式会社のところだと思いますけれども、これは会社法の免除権限は当然株主にあります。株主がオーケー...全文を見る
○大野元裕君 それを担保するのが先ほどからお話ししている横串、政府全体の話だろうと私も思っていますが、これをちょっとよく見ていても、例えば独立行政法人評価制度委員会においても、これまでの議論されてきたものよりも若干薄められていませんか。例えば、第十二条の七には委員会は、その所掌事...全文を見る
○大野元裕君 主務大臣の関与がしっかりしなければいけない、そして、そこで一旦引き取って横串のところが再度担保される、この枠組みは私も分かるんです。ただ、先ほどからるる申し上げているとおり、主務大臣の関与についても、特に必要な場合はとか、あと横串のところも外されているとか、そこはや...全文を見る
06月19日第186回国会 参議院 議院運営委員会 第34号
議事録を見る
○大野元裕君 民主党・新緑風会の大野元裕でございます。  まず冒頭、委員長に対してお願いがございます。  本議院運営委員会において、国民の極めて関心が高いこの問題にもかかわらず、閉会前、物理的に審議時間を取ることができる余裕が極めて短い、このような時期に駆け込みのごとくこの法...全文を見る
○大野元裕君 ありがとうございます。  その上で、提案者に対して質問をさせていただきたいと思います。  大口先生は例の特定秘密保護法案で私は与野党協議でさんざんやらせていただきまして、そういった意味からも今日は少し軟らかい質問をとは思ったんですが、しかし、この法案、国民の本当...全文を見る
○大野元裕君 質問自体はいたしました。答えが分からないんです。(発言する者あり)
○大野元裕君 今のお話の中で、大口先生の方から話がありましたけれども、きちんと保護措置をやりますと、これが条件になっているという話がありました。  そこで、規則そして規程の提案者にお伺いをさせていただきたいと思います。  参議院の情報監視審査会の規程案あるいは規則については、...全文を見る
○大野元裕君 私は少し違和感があります。  今のお話の中で運用を含めというところがありました。ところが、アメリカの場合には、これ実は法律で様々なことが運用ではなくてきちんと決まっているんです。先ほどお話があった情報の提供については、我が国の安全保障について著しい支障を及ぼすもの...全文を見る
○大野元裕君 済みません。どこに書いてあるかをまず教えていただきたい。また、運用だとおっしゃるのであれば、決定しというのは、誰が決定をして、どうされるんでしょうか。
○大野元裕君 衆議院における議論においては、森担当大臣が、保護措置がしっかりとなされることという条件において、一部の例外を除いてほとんどの情報が出されるという話をされていました。それに対して我が方の委員が、しっかりとした保護措置をきちんとやれば出すんですねと何度も確認をしたと思っ...全文を見る
○大野元裕君 いま一度確認しますが、行政で措置を考えたものを我が院に適用されるということでしょうか。
○大野元裕君 最初、私は提案者に対してこれらの防護措置が万全であるかをお伺いをし、最終的には万全であると、そういうお話でございました。  今、技術の進展とかそういったものもある、あるいは国会以外でも行政でも検討している、それを参考にしながらという話がございましたが、アメリカの諸...全文を見る
○大野元裕君 ちょっと待ってください。先ほど運用とおっしゃいました。先ほど運用とおっしゃいました。十一条にどこに閲覧の場所が書いてあるのか教えてください。
○大野元裕君 運用がたくさんあるんだなと思いましたけれども、もう一つちょっと、運用なのかしら、私、どこにも読めないんですけれども、アメリカではやはり例えば議員の秘書についても適性評価を義務付けています。ここには、議員の秘書についてはどこに適性評価を義務付けている条項があるのか、こ...全文を見る
○大野元裕君 法律の方の提案者にお伺いします。  特定秘密の取扱いの業務に従事する者がその業務により知得した特定秘密を漏らしたとき、若しくは第四条の第三項後段や第九条等によって提供された秘密を漏らしたときにはどういったことになるんでしょうか。第二十二条の罰則の規定についてお伺い...全文を見る
○大野元裕君 秘書がセキュリティークリアランスを、適性評価を受けていない。その者に対して、特定秘密の提供を受けた議員が院外において、例えばその後の審査会に関係をするような質問だとか、あるいは様々な情報のやり取りだとか、こういったことを行った場合も、私、ここに当てはまるのではないか...全文を見る
○大野元裕君 そうなんですか。皆さん、これ、審査会に入っている人たちはこの審査会の案件について一切秘書に対して言わない。こちらの議員側は、議員側はそれを知っていますからね、特定秘密であることを。それに対して補佐させないと。こういうことで、この想定で、そういう想定でこの規則はできて...全文を見る
○大野元裕君 そうすると、審査会の例えば職員がもしも秘書さんから、そういった審査会の職員はこれが特定秘密であることを知っている、議員も知っている、秘書さんからそういった情報が来たときには、これ、刑事訴訟法の二百三十九条の二項、つまり、公吏若しくは官吏がその職責を行うことにより犯罪...全文を見る
○大野元裕君 今回ということはどういうことなんでございましょうか。次回、何かまた御予定になられているんでしょうか。
○大野元裕君 だったら、先ほどの発言を撤回して、ちょっと、規則の話を聞いておりますので、よろしいでしょうか。でしたら、先ほどのその発言の万全であるというのは、やはり私は言い過ぎだと思っています。  我々は情報の提供を受けるために万全の措置をとるということを、森大臣も言っていまし...全文を見る
○大野元裕君 制度的な瑕疵を私は聞いているんです。  だとすれば、これ国会法の改正と同時に規則の一部についての改正というその両方が出ている中で、我々が業務をしっかりとやらせていただく、国会議員としての責任を全うする、この責任もきちんとできると、あらゆる先生方が。まずこれが一つ。...全文を見る
○大野元裕君 森大臣は、特定秘密に当たる情報についてしっかりとした保護措置がなされているという前提において基本的に出すということをおっしゃいました。これは大臣の答弁でございます。  だとすれば、それを受けて国会法の改正をして規則をこれだけ変えてくるのに万全の措置と言えないものを...全文を見る
○大野元裕君 規則については、では規則の提案者にまずお伺いしたいと思います。
○大野元裕君 議員が秘書にしゃべるかどうかは議員が決めることである、これが制度的担保なんでしょうか。議員が秘書にしゃべるかどうかは議員さんが決めることだと最初におっしゃいましたけれども、これが制度的な担保なんでしょうか。
○大野元裕君 適性評価については、ここに書かなくてよいという判断をされたのは、先ほども申し上げたとおり、法律的に法執行機関、あるいは法務省なのか、そういったところは分かりませんけれども、しっかりと詰めた上での御判断ということでよろしいんですね。
○大野元裕君 こちらの提案者です。
○大野元裕君 その前に、先ほどそこまでは詰めていないという御発言もありました。  私は、特定秘密あるいは保秘というものは、冒頭申し上げたとおり、国家にとって確かに必要なものかもしれません。しかし、制度的にそれを担保する我々の側がこれを十全に監督をし国民に対して信頼をしていただく...全文を見る
○大野元裕君 今の私の理解は、法案はきちんと詰めてきたと、しかし規則については詰めていないということなんですか。それ、ちょっと確認させてください。
○大野元裕君 ならば、その規則に基づく保護措置で、十全な形で、いわゆる、先ほど、森大臣が答弁したことに従ってですけれども、基本的にほとんどの特定秘密は国会に提供されるという十分条件をしっかりとクリアしているというふうにお考えでしょうか、教えてください。
○大野元裕君 万全な防護措置がとられるということを担保しているのが先ほどから申し上げているとおりこの規則なんです。この規則なんです。そこをしっかりと詰めてくるということが私は大事だと思っているし、衆議院での議論において大口議員は、当時、国会の措置についてはしっかりやらせていただく...全文を見る
○大野元裕君 今、初耳の話が出てきました。議院運営委員会で措置を、どういった御措置を講じるんでしょうか、教えてください。
○大野元裕君 ならば、参議院の提案者にもう一度戻って聞きますけれども、議院運営委員会で運用について諮って決定をするということはどの辺に書いてあるか、教えてください。
○大野元裕君 ただいまほかの院の方から我が院に関する発言がございましたけれども、いま一度時計を戻していただいて、今の発言に対する謝罪を求めます。(発言する者あり)
○大野元裕君 ということは、済みません、確認ですが、保護措置についての運用を協議するのではなくて、どの部屋を例えば一つにしてシェアするか、そういったことをやるのが議運だということでよろしいんでしょうか。
○大野元裕君 だったら、規則や規程に幾つか書いていくべきじゃないんでしょうか。  先ほどから申し上げているとおり、特定秘密を受けるためにしっかりとした保護措置をしますという、まず担保措置であることが一つ。それから、十全にこれをきちんとできるということを国民に対して御理解いただく...全文を見る
○大野元裕君 ほとんど論議をしていない、詰めていないようなものに従って我々がやるのは大変不安であるということを改めて申し上げさせていただきます。  時間が余りございませんので法案の提出者にお伺いをしますが、ちょっと済みません、質問を飛ばさせてもらいますが、サードパーティールール...全文を見る
○大野元裕君 私も実はそういう理解なんです。  参考人として衆議院に来ていただいた森本さん、かつての私の上司でございますけれども、彼が話していたのが、やはり、原則、情報機関相互の情報交換を行うときに、その交換した情報の中身は第三国、第三者に漏らすことはない、こういう信頼関係なん...全文を見る
○大野元裕君 そうすると、ちょっと私には腑に落ちないんです。  森大臣は、先ほどからちょっとこちらの議論でありましたけれども、万全な情報保護措置が提供されるということを条件として、そして我が国の安全保障に重大な支障を及ぼすものでないと考える場合の例外、その例外の一つとしてサード...全文を見る
○大野元裕君 どっちなんですか。済みません、森さんがおっしゃっているのが正しいんですか、森大臣がおっしゃっているのが。
○大野元裕君 森大臣の答弁が二転三転して真っ当でないことは、私もう驚きません。  しかし、これ前提がとても重要なことなので、しかも、これ議事録にきちんと残っていることなんですね。サードパーティールールについては、例外の、数少ない例外の挙げられた二つの事例でございます。そのうちの...全文を見る
○大野元裕君 是非、委員長におかれましては、森大臣を、やはりこの法律、議論をする上では私は必要だと思いますので、是非そういった場を改めて設けていただきたいと思います。
○大野元裕君 今、もう一つ気になることがありました。対外情報機関の間ではということ、提案者の方からありました。この附則の三のところに、我が国が国際社会の中で我が国及び国民の安全を確保するために必要な海外の情報を収集することを目的とする行政機関が設置する場合には、国会における当該行...全文を見る
○大野元裕君 そうすると、現在例えばある我が国の機関、外務省とか公安調査庁、例えば外務省の設置法の中には、その所管として安全保障、あるいは外国の情勢等に関する調査、これが入っておりますけれども、これは先ほど大口提案者がおっしゃったような対外情報機関というカテゴリーには入らないとい...全文を見る
○大野元裕君 そうすると、済みません、先ほどの御説明の中で、対外情報機関同士の間では信頼関係が前提であるという話がありましたが、外務省や防衛省や公安調査庁や内調が得た情報というものは、こういった対外情報機関の信頼関係の相互のものには当たらないということでよろしいんでしょうか。
○大野元裕君 私も、余り狭義にそれは捉えるべきではないと、同様に考えてはいますけれども。なぜ聞いたかというと、先ほど申し上げた、通常、国と国との間での情報の交換についてはという森大臣のお言葉があって、さらに御説明は、対外情報機関というのは、それは例示だとおっしゃいましたけれども、...全文を見る
○大野元裕君 そうすると、この我が国の、及び国民の安全を確保するために必要な海外の情報を収集することを目的とする行政機関は、今おっしゃったヒューミント、人的資源を用いたスパイ活動を行う、そういう機関を想定していると、それが必要だからここに置いたと、そういうことでよろしいんでしょう...全文を見る
○大野元裕君 情報機関に関しましては、実はそのカウンターインテリジェンスの機関ですとか、あるいは極端な話ですけど、いわゆるコバートアクション、暗殺とかそういったことを行うような情報機関、こういったものが世界にはあると言われていますし、ファイブアイズのような国際機関もあります。 ...全文を見る
○大野元裕君 そこは違和感があるので、是非もう一度、ここできちんともう少し議論する必要が私はあると思っています。  最後に、もう多分あと二分なので、これやります。規則の提案者にお伺いをしますけれども、この規則におきましては、審査会の構成が会派の比例になっております。そうした理由...全文を見る
○大野元裕君 本当はすごい議論したかったんですが、たくさん、実はこの法案、問題を抱えていると思っています。例えば、百四条の問題、これまで疎明やあるいは内閣の声明というものを、そういった審査会なしに出してきたものを審査会が出て出るようになる。これ、逆に言うと、そこで茶番劇をして、い...全文を見る
○大野元裕君 時間でございますので、これで終わらせていただきますけれども、この法案の中身そのものもそうですし、規則もそうですけれども、余りにも煮詰まっていないと私は考えますし、時に応じては逮捕者あるいは法律の違反者、さらには茶番劇、こういったものがたくさん並ぶような法案と規程だと...全文を見る
06月20日第186回国会 参議院 議院運営委員会 第35号
議事録を見る
○大野元裕君 民主党・新緑風会の大野元裕でございます。  昨日に引き続き質問の機会を与えていただきまして感謝いたしますが、森大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。  大臣、昨日のこの委員会におけるやり取りというのは御存じかと思いますけれども、森大臣はこれまで何度となく、...全文を見る
○大野元裕君 求められれば提出する、だけどそれは度合いに応じてということで、もう一点だけ、そこだけ確認させてください、それでよろしいんですね。
○大野元裕君 分かりました。  時間がないので、私は最後の質問にさせていただきたいと思います。  国会への情報提供の例外の一つであるサードパーティールールについて、大臣、お伺いしたいと思いますが、大臣は衆議院での御答弁で、サードパーティールールとして、我が国が外国政府から情報...全文を見る
○大野元裕君 済みません、じゃ、情報提供のときに条件として付いていた場合にはそうなるという例示、これは不適切であったということでお認めいただければ、それで私は終わらせていただきたいと思います。いかがでございましょう。
○大野元裕君 その答弁はどうだったかと聞いているだけです。
○大野元裕君 衆議院における、情報提供のときに条件として付いていた場合にはという例示をしていただいておりますけれども、これは不適切な例示であったということで理解してよろしいんですね。  先ほどの答弁はもうよく分かりました。ただ、この衆議院での答弁はおかしかったということでよろし...全文を見る
○大野元裕君 これで終わりますが、これとても大事なことなんです。サードパーティールールとして除外されるものが何かということをやはり明示するということは、我々、これから制度設計する上で極めて重要なので、昨日の実は提出者、それから先ほどの御説明、僕すごくすとんとします。ただ、衆議院に...全文を見る
06月20日第186回国会 参議院 本会議 第33号
議事録を見る
○大野元裕君 民主党・新緑風会、大野元裕でございます。  ただいま議題になりました三案に対し、会派を代表し、反対の立場から討論をさせていただきます。  これら三案は、前国会において、国民規模の反対が巻き起こりながらも、真摯な審議を尽くすことなく、担当大臣の答弁が二転三転して迷...全文を見る
10月21日第187回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
議事録を見る
○大野元裕君 民主党・新緑風会の大野元裕でございます。  今日は、外交防衛委員会に一年ぶりで戻ってこさせていただきました。さらに、委員会運営の責任の一端を担う理事として初めて質問に立ちますので、委員長に対して、まずは一言申し上げさせていただきたいと思っております。  御嶽山の...全文を見る
○大野元裕君 続けて、防衛大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。  今、同僚の小川議員からも質問がございましたが、防衛大臣が不適切な処理を行ったとされる案件についてお伺いをさせていただきます。  不適切な寄附行為があったというときの会計責任者、さらに、その不適切な処理を...全文を見る
○大野元裕君 そのT氏、会計責任者ですよね。にもかかわらず、人件費の領収書を、御自分の受け取った分を残さなかったことは適切とお考えでしょうか。
○大野元裕君 小川委員との最後のやり取りでもございましたけれども、源泉徴収を適切に行わなかったこと、これを会計責任者として責任がなかったとお考えでしょうか。
○大野元裕君 自ら報酬をTさんは受け取られた、その会計責任者ですよね。この報酬分を二回ともお忘れになったのかちょっと分かりませんけれども、大臣に対する寄附金として自分で受け取ったお金ですよね。しかも、そんなに小さなお金では私はないと思いますけれども、これはひどいミスだと思いますけ...全文を見る
○大野元裕君 全く聞いていません。会計責任者としての責任はどうかと聞いているんです。そこだけお答えください。
○大野元裕君 防衛大臣、もちろん最終的には防衛大臣がこの責任は負うものでございますけれども、不適切な処理について疑念を持たれる、こういった責任はT氏にも私はあると思いますし、大臣もないとは言えないというふうに最終的におっしゃいました。  ところが、その一方で、このTさんのいわゆ...全文を見る
○大野元裕君 会計帳簿等については提出する必要が法的にはないので出したくないと、こういう御答弁だというふうに私は理解をいたしますが、大臣、認識が私は違うと思います。責任に関してです。  あなたは今、疑惑だらけの安倍政権の一人として報道等で取り上げられている方です。そのような中で...全文を見る
○大野元裕君 おわびを申し上げるというのとそれを潔白を証明するというのは、どうも私はつじつまが合っていない。そういうお考えであれば、御自身はやはり、私は身の潔白を証明するべきだし、法定の書類を出すときというのは、当然みんなこれ法定の書類出す必要があるんです。全ての国会議員、あるい...全文を見る
○大野元裕君 ちょっと待ってください。国対と相談させていただいた上でなんて書いていない、ここに書いてあるのは。防衛省が出したものですからね。そう書いていませんよ。国対の方針もあるので、その辺のところも受けた上でと。  これ、自民党はまさにそういう方針なんですか。それは、出さなき...全文を見る
○大野元裕君 じゃ、これ訂正したらいかがですか。
○大野元裕君 安易な訂正が今回全て通るという話ではないということで、やはり証明するものが必要だということ、多分、通じているのかなというふうに私、今印象としては聞いていて、お伺いをしました。  先ほど、私のその前の質問の際に、Tさん等から確定申告を行っているというようなことも聞い...全文を見る
○大野元裕君 大変不満ですけれども、今日はガイドラインの話もあります。この件についてお話をここで一回やめさせていただいて、外交防衛の話に移らさせていただきたいと思います。  まずもって岸田外務大臣、以前予算委員会でも申し上げましたけれども、我々が与党のときに、自民党さん、政務三...全文を見る
○大野元裕君 そのうちの一つは、実はレクのときにも話がありましたけれども、六月ぐらいの段階、何回かあったと思いますけれども、ジバーリ外務大臣がイラクに対する空爆を要請した云々と、こういう話が確かにあった。  今、確認したということを実は初めてお伺いしたので、通告していませんけれ...全文を見る
○大野元裕君 他方、アメリカ等は、イラクだけではなくてシリア領域内にも空爆をしていることは御存じのとおりでございます。アメリカは、これ以上の事態の深刻化を食い止める、こういった措置だというような話もしていますけれども、これ、シリア政府の了解を得たということを確認されているのか、あ...全文を見る
○大野元裕君 確定的な法的な評価は控えるけれどもという御説明の前にお話がございましたけれども、イラク政府が要請をしている。例のニカラグア判決等で、例の五十一条の個別的、集団的自衛権に関する行使の要件というのが幾つかあると思いますけれども、そこにおいて、我が国が承認をしているシリア...全文を見る
○大野元裕君 テロリズムに対する支援というのは、それは一概に真っすぐ、直ちに武力行使につながるものではないということだけは指摘をさせていただいて、大事な今日の本題であります日米ガイドラインに移らさせていただきたいと思います。  今の話の中でも、法の支配という話がありました。ここ...全文を見る
○大野元裕君 これは立法者と言うと変ですけれども、起案者なんでしょうか、外務大臣でしょうか、防衛大臣でしょうか、お伺いしますが、この法制局と同様の見解ということでよろしいでしょうか。
○大野元裕君 ちょっと質問を変えます。  報道ではいろいろとありますけれども、外務大臣、この来るべき日米ガイドラインの見直しはいつまでに行われるかを改めて確認させてください。
○大野元裕君 それでは、その前回のガイドラインは、これ十七年間改定されてこなかったわけですよね。このガイドラインは、来るべきガイドライン、何年ぐらい利用されるとお考えですか、外務大臣。
○大野元裕君 安全保障環境に応じて変化させることは私も大変重要だと思っております。  ただ、これ、ガイドライン、協議始まったのは、ここにおられる北澤大臣の頃から実は取り上げられ始めて、その後大臣が、何人とは言いませんけれども、五人目ということで、やっと改定されると。与党の方で、...全文を見る
○大野元裕君 中身が薄いわけではないかもしれないけれども、分量は少なく具体性を欠いているということでございましょう。  やはり、その日米ガイドラインの当初の目的、今回最終的なものができていませんから、前回のもので考えると、そのときの答弁等でも、これは内外に対する透明性の確保、こ...全文を見る
○大野元裕君 そのとおり、最後の御答弁の整合させるってとても重要なことだと思います。だとすれば、法令がないのに閣議決定だけで日米ガイドラインのお約束をされるというような事態になっては決して、あり得ないと私は感じております。  これは仮定の話ですからまだ今ここでは申し上げませんけ...全文を見る
○大野元裕君 いずれにせよではなくて、閣議決定に基づいて法律が整備をされるということだというふうに大臣の御答弁、私は理解をいたしましたけれども。  そうすると、ちょっとこれ順番が入れ替わりますけれども、質問の、防衛大臣にお伺いしますが、この具体的な七月一日の閣議決定に基づかない...全文を見る
○大野元裕君 ならば、法制局に二問お伺いします。  時々の、これ一般論で聞きますけれども、内閣の閣議決定というのは、例えば次の内閣が同じ案件について別な閣議決定を行う場合には覆される、無効になる、オーバーライドされる、こう理解してよろしいでしょうか。
○大野元裕君 政府が自由に変更できるものではない、憲法上の解釈に関わるものであればというのは、七月一日の閣議決定に対しても、今後の、恐らく将来においても両方私は制約が掛かるものだろうというふうに理解をしておりますけれども。  先ほど防衛大臣に伺ったのと同じ質問をさせていただきま...全文を見る
○大野元裕君 防衛大臣、もう一度お伺いしますけれども、先ほど来の議論の中で、閣議決定というのは憲法やあるいは法律の枠内で行うものですと。しかしながら、その閣議決定は、その時々の内閣が上書きしてしまえばその効力というものは失われるものではないか。そうであれば、これ、ガイドラインって...全文を見る
○大野元裕君 防衛大臣、済みません、私が申し上げていることは、その時々確かに閣議決定が行われることを妨げるものじゃない、そうおっしゃっていますよね。それはそれで私もそのとおりだと思います。だとすれば、お互いの約束ですよ、国と国の。法律上確かに義務を生じさせるものではない、予算も生...全文を見る
○大野元裕君 大臣、今後の法制というのはさっきも言いました、あしたもそう、一年後もそう、十年後もそう。これ、しばらく使うんであれば、これ書かれちゃっているんですよ、ここに、約束の中に。それで閣議決定覆しても構わないという話は、最初からうそつくかもしれませんけどいいですねという、こ...全文を見る
○大野元裕君 国民の命や安全や幸せ、多分ここにいる議員は全てやるべきだと思っていると思いますよ。  僕が聞いているのはそんなことじゃない。閣議決定そのものなんです。国と国との約束をするときに、これは不誠実ではないかと聞いているんです。アメリカと例えば話をするとき、これアメリカじ...全文を見る
○大野元裕君 大臣、一内閣で責任が取れる話じゃないんです、これ。これ、もしかして、もちろんこれは国民の御選択ですから、自民党政権またひっくり返るかもしれない。その次に例えば私が、例えばですよ、そういった責任の担当になったとしたときに、これ説明できないですよ。  この中身じゃない...全文を見る
○大野元裕君 閣議決定に重いも軽いもあるんですか。私、中身を聞いているんじゃないんですよ。ここに書かれていることが、こういう形で書かれていることがおかしいんじゃないかと言っているんです。七月一日の閣議決定が重いか軽いかを一内閣で判断するんですか。次の内閣の閣議決定は重くないんです...全文を見る
○大野元裕君 書いてあるから申し上げているんです。しかも、中間報告だから今言っているんです。これはまずいですよと言っているんです。次に責任取れないでしょう、今の内閣が。どこかで終わるんですよ、やっぱりこの内閣は、そうですよね。それは、どこかで政権交代するかもしれない。それも踏まえ...全文を見る
○大野元裕君 残念です。もっと頑張ってくださいよ、応援しますから。概算要求しっかり取ってくださいよ。そうじゃないと我々、日米ガイドライン、もちろん自民党さん、その後一生懸命やっていただきました、自民党政権、自公政権一生懸命やってもらったけれども、我々が始めたことが、せっかくサイバ...全文を見る
10月28日第187回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
議事録を見る
○大野元裕君 民主党・新緑風会の大野元裕でございます。  まず冒頭、片山委員長、先ほど棒読みのおわびの中で、責任を痛感するとおっしゃいました。委員長として、その責任は辞任をもって行われるのか、それについてお伺いいたします。
○大野元裕君 ここで辞任されるということであればこれ以下の質問はする必要はなかったんですけれども、ならば、委員会を、私も理事でございますので、共に運営をする責任を負う者として、貴重な委員会の時間を費やすことになりますが、実は委員の先生方はこの経緯よく御存じないところもございますの...全文を見る
○大野元裕君 大変残念でありますが、実りのある審議を行うということは野党全会派一致しての希望でございます。是非、委員長には、厳しいことを申し上げましたが、是非よろしくお願いしたいと思います。  その上で、外務大臣、そして防衛大臣にお伺いをいたします。  立法府と行政府は襟を正...全文を見る
○大野元裕君 私がお伺いしたのは、もう一つ、委員長が無責任に放置して紛失したことに対する所見。両大臣として、提出した資料が重要なものであれば、これを紛失したことは平気だという、そういう理解でよろしいんですか。  外務大臣、どうなんですか。
○大野元裕君 防衛大臣にも同じ質問を求めます。
○大野元裕君 ただいまの話、大変聞き捨てならない発言がございました。  大臣は先ほど、御責任を感じられて、そしてこの委員会という公の席で、防衛大臣、謝罪と今後の対応についてお話しになられました。詳細について御存じないであなたは、大臣というその大きな責任を負っている方です、ここで...全文を見る
○大野元裕君 ちょっと待ってください。  先ほど、謝罪をされるだけの責任をお感じになられたということでございます。ということは、豊田官房長にお伺いしますが、大臣には報告していないんですか。文書管理責任者としての責任を私聞きたいと思います。
○大野元裕君 そうであれば、資料が返却されたかどうかについて詳細を知らないのであれば大臣は問うべきですよ、それが詳細までと思っていないのであれば。ここで責任を持って大臣は自分の省を指導するとともに、我が国会との襟を正した関係というものを構築する、それができなければ政府としての責任...全文を見る
○大野元裕君 委員長に対して求めます。  詳細が判明しないままの防衛大臣の経緯の説明、そして謝罪では、私どもは到底納得することができませんので、いま一度、防衛省に対して、しっかりと大臣に説明をし、詳細を明らかにした上での指導等を求めることをお願いします。
○大野元裕君 本来であれば、私、ガイドラインの話も聞きたかったんですけれども、私の持ち時間が終わりましたので、要求をさせていただいて、私の質問の終わりとさせていただきますが、委員長、くれぐれもよろしくお願いをいたします。
11月05日第187回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○大野元裕君 ODA調査第一班について御報告いたします。  当班は、本年七月三十一日から八月十日までの十一日間、ヨルダン・ハーシマイト王国、イラク共和国、モロッコ王国及び英国に派遣されました。派遣議員は、松山政司議員を団長とし、大沼みずほ議員、そして、お二人に大変お世話になりま...全文を見る
○大野元裕君 御質問ありがとうございます。  まず、イラクにおける二千五百五十万ドル、これが流用されるかされないかというお話でございますが、緊張関係がまず高まっていることは事実でございまして、クルド政府側は、一七%の政府からの拠出が得られていないこと、あるいはクルド軍に対する武...全文を見る
○大野元裕君 英国に関して、当調査団がお聞きした範囲で、私の理解でお話を申し上げますけれども、マルチかバイかということですけど、戦術的でかつ英国らしい計算高いODAを実施をしております。  具体的に申し上げると、例えばマルチの場でMDGのようなアジェンダセッティングを行うとき、...全文を見る
11月13日第187回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
議事録を見る
○大野元裕君 民主党・新緑風会の大野元裕でございます。今日は機会を与えていただき、ありがとうございます。  まずは、江渡防衛大臣にお伺いをさせていただきます。  午前中の質疑の中で小川委員からも指摘がございました。大臣の政治と金の問題というのは、その原資が税金である可能性も高...全文を見る
○大野元裕君 そのとおりです。私も大変重要な法案だと思っています。  大臣、御自身の身の潔白を証明する証拠書類をお出しくださいと我々は求めてきました。大臣に辞めていただきたいとかそういうことを、少なくとも私は言ったことはありません。御自分の身の潔白を証明する書類を出さない、まあ...全文を見る
○大野元裕君 御自身のいわゆる寄附のことについては、Tさんだけの話ではないと私は思います。しかし、大臣の態度というのはよくこれで分かった気がいたします。  そこで、給与法案について少しだけお伺いをしておきたいんですけれども。と申しますのも、大臣の自衛隊員、自衛官を守るというお立...全文を見る
○大野元裕君 過酷な環境で勤務をされている、特に昨今のように、これはもう政府全体として、日本を取り巻く安全保障環境が大きく変わっているという中で、本当に粉骨砕身頑張っておられる隊員に対するお言葉とは思えません。  確かに、異動手当等はおっしゃるとおりです。しかしながら、地域にず...全文を見る
○大野元裕君 大臣、細かいコメントは私挟みません。インターネットの向こうで見ている三沢の皆さん、自衛官の皆さん、今の話が大臣の御答弁です。皆さんはなかなかもらえないだけの給料をもらっていて、格差が広がっても構わない、これが大臣の御答弁でございまして……(発言する者あり)そうでしょ...全文を見る
○大野元裕君 理解できません。あなたの地元の三沢基地で日々精進されている隊員、自衛隊員の待遇、それがあなたのお言葉でどのようにお感じかというのは是非皆さんに直接お聞きをなさるといいと私は思います。正直、もう結構です。  質問を若干変えさせていただいて、外務大臣にお伺いをさせてい...全文を見る
○大野元裕君 おっしゃるとおり、カメラの前で世界第二の経済大国と第三の経済大国の首脳が会談をする、握手をする、大変重要なことです。だからこそ、外交儀礼上に従って粛々と行われることが大事だし、大臣はこのことに対する直接のコメントを私避けられたようにしか見えないんですけれども、そこは...全文を見る
○大野元裕君 なるほど、分かりました。環境整備する中で二国間で合意できるところについて書いた、これ、条件と一緒だと、そういうことでよろしいんですね。つまり、条件整備、無条件、環境整備、この条件というのは一緒だろうということでよろしいんですね。
○大野元裕君 ところが、中国はそう言っていない。この話は後ほどお伺いしますけれども。  ちなみにこれ、何語で本合意は合意されたんでしょうか。
○大野元裕君 通常の外交文書であれば、これ、すり合わせ、中国語と日本語の確認しますけれども、それは的確になされたということでよろしいんでしょうか。
○大野元裕君 すり合わせは行った、法的な拘束措置はない、大体一緒だから、きちんとすり合わせはしたけれども同じ言葉を使っているわけではない。これ、要するに、書きっ放し、言いっ放し。だったら、こんなもの合意する必要ないじゃないですか。  ちょっとこれを皆さんのお手元に、日本語と中国...全文を見る
○大野元裕君 いや、質問違います。あることを聞いているんじゃないんです。至ったと書いてあるから、それは、認識に至ったということは変わったということじゃないんですか、それを聞いているんです。
○大野元裕君 答えていません。  至ったというのは何かの状態や認識が変わった、つまり、これらの協議の中で、認識を有するではないんです、これ。これ日本側は、有していると認識し、これは現状のまさにそのままを言っているのかもしれません。至ったと書いてあるんです、だから聞いているんです...全文を見る
○大野元裕君 これは中国語私分からないので余り突っ込みませんけれども、認識があるというのと認識に至るというのは全く同じ意味であると、したがって変わったわけではないと、こういうことですか。
○大野元裕君 ならば、中国語でも同じだということは我が国は確認をしているということで、中国側に疑問の余地はないということで、外務大臣として明確な御答弁をいただきたいと思います。
○大野元裕君 要するに、確認してあって、お互いにそのすり合わせをきちんとしたと。これは、至ったというのは現状を変更するものではない、至ったというのはまさに日本語で言うところの至ったではないということなんですよね。  そうすると、済みません、ちょっと次の質問と次の次の質問は午前中...全文を見る
○大野元裕君 伺っていることが違います。  領土問題について異なる見解があるというのは、安倍総理のお父様がかつて国会で述べられています。しかしながら、緊張状態に関する見解を私は聞いています。ですから、大臣とおっしゃっていることは私は一緒だと思います。  しかし、そのときに、例...全文を見る
○大野元裕君 しかし、中国側はそういうふうに言っていないんです。先ほどの午前中の話にもありました。例えば、十一月八日付けの人民日報では、尖閣問題を日中間で文書化することを初めて合意したとまで言っているんです。これは、彼らの確かに言いっ放しの、法的拘束力ないかもしれませんけれども、...全文を見る
○大野元裕君 認識しているんでしょうか。今、一々のその報道にはコメントしないという、これは中国の一つのマスコミに、人民日報、共産党機関紙といえども、すぎないので一々相手にすることもないと、そういう趣旨でございましょうか。教えてください。
○大野元裕君 様々な国々の様々な報道機関による報道にはというお話がございました。  ならばお伺いしますけれども、外務省のホームページを開くと、尖閣諸島が我が国固有の領土である、これを示すための様々な証拠文書が示されている、御存じですよね。その中に人民日報の一九五三年一月八日付け...全文を見る
○大野元裕君 そうでしょうか。人民日報自体の位置付けを考えたときに、情況証拠として有力であるから載っけておられるのではないかと私は思います。単に、例えば誰か個人が、中国人の方がインターネットで書き込みをして、尖閣諸島は日本のものであると書いてもそんなに説得力がないんだと思います。...全文を見る
○大野元裕君 そもそも、中国との関係が悪化した多くの理由はあると思いますけれども、安倍政権の私は外交上の失政というものが、中国とわざわざこのような形で関係修復をしなければならないようなことに陥らせた大きな背景、理由があろうかと思っています。その失政の後でも、なおかつ、何か取ること...全文を見る
○大野元裕君 ありがとうございます。  本日の質疑を通じて、自衛隊を守らない防衛大臣の姿勢、中国に朝貢のごとき外交を広げてしまった安倍政権の外向的稚拙さ、そして公約を踏みにじって平然とされている安倍政権の姿というものがよく分かりましたので、私はこれで質問を終えさせていただきます...全文を見る
11月28日第187回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○大野元裕君 民主党・新緑風会の大野元裕でございます。  まず冒頭、今般の地震に際しまして、被害に遭われた皆様、そして、現在もその影響で大変な御心配をされている皆様に対し、心よりお見舞いを申し上げたいと思います。  さて、今般の神城断層地震に際しましては、民主党といたしまして...全文を見る
○大野元裕君 地震がいつどこで起きるか分からないことは、我々も重々承知をしているところでございます。  その一方で、東日本大震災というあれだけの大きな不安とインパクトを与えたことがあって、それについて、まさにこの断層帯について実は政府の調査会、委員会が、大臣おっしゃったとおり報...全文を見る
○大野元裕君 その北縁に私はあると思っておりますけれども、いずれにしても、こういった地域について政府として発表されるのであれば、それに伴う措置というものが当然我々は議論をされるべきだと思っておりますので、是非お願いをしたいと思います。  気象庁にお伺いをいたしますけれども、この...全文を見る
○大野元裕君 ありがとうございます。  それを踏まえた上で、この地域の特性について少し議論をしたいと思っています。  この地域は、山間部で、かつ豪雪地帯も存在をします。さらには、日本を代表するすばらしい、美しい観光地も抱えている地域であります。今回、報道等を見ますと、地域にお...全文を見る
○大野元裕君 空き室等を利用するのもいいんだと私も思います、一時的にですね。  しかし、その一方で、いつ雪が降ってくるか分からない。そうすると、自分たちが見込んでいた、ここまでは何とか生活ができるだろうというふうにお考えの場合にも、私は、ある程度被害を受けた皆様、特にこれから雪...全文を見る
○大野元裕君 大臣、必要な助言等はいたしますと、しかしながら長野県の方からそういった話が上がってこなかった、あるいは災害救助法の適用になるだけの大規模な言わば被害あるいはおそれ、こういったものがないというような、そういう御趣旨の答弁だと私は理解しますが、実際には、この大町市のかつ...全文を見る
○大野元裕君 安倍政権の危機管理体制が私弱いのをよく知っています。例のアルジェリアの事件でも応援をした人間の中にアラビア語をしゃべる人間が一人もいないとか、先般の広島もそうでした。  今回、完璧なことは望んではいませんが、しかし、要望を受けたとすれば、今大臣がおっしゃっていただ...全文を見る
○大野元裕君 質問を変えます。  要望書も私の手元にございますけれども、これも県知事の中では、先ほど大臣がおっしゃられたとおり、白馬村や小谷村、小川村、こういったところからは確かに出されています。しかし、大町市については、現時点では、今日の現地の新聞の報道でもそこについては大き...全文を見る
○大野元裕君 いや、検討の対象にするべきと考えますがいかがですかと聞いております。
○大野元裕君 じゃ、簡単に、イエス、ノーで結構です。検討対象にするべきかどうか申し上げられないとしても、ほかの地域と同様に、ほかの地域と同様に検討の基準の上にのっけていただけるということでよろしいんでしょうか。
○大野元裕君 地元は不安ですよ、大臣。大臣のお言葉ですよ。私はしっかりとしたお言葉をいただけなかったのはとても残念だと思っていますが、いずれにせよ、是非この地域に寄り添った対応をお願いをさせていただきます。  さて、質問を変えさせていただいて、世耕副長官に今日はおいでをいただき...全文を見る
○大野元裕君 是非そこはお願いしたいし、危機管理監の体制というのは、実は以前からラインの中にいなくて浮いているわけですよね。ですから、そこは運用でしっかりと政務の方がコントロールをしていただきたいということをお願いをさせていただきます。  委員長、副長官については退室いただいて...全文を見る
○大野元裕君 タカシナ政務官にお伺いをさせていただきたいと思うんですけれども、若干……(発言する者あり)あっ、高階、失礼しました、お伺いさせていただきたいんですが、若干時間がないので質問を少し飛ばさせていただきますけれども、報道を見ますと、白馬村の給水体制、この復旧については時間...全文を見る
○大野元裕君 よろしくお願いいたします。  若干質問を飛ばさせていただいて、あと二問させていただこうと思っておりますけれども、この地域は豪雪地帯と先ほども申し上げました。地震による被害に加えて、雪が復旧を阻害したり、あるいは二次災害を引き起こしたのが新潟県の中越地震のときの経験...全文を見る
○大野元裕君 時間もないので別な質問に移らさせていただきます。  石川防衛政務官にお伺いをいたします。  今般、自衛隊の災害派遣部隊が行きましたですよね。短時間であったようではありますけれども、その際には多くの部隊の方々が、リエゾンを含めて、給水とか復旧作業とか衛生支援、こう...全文を見る
○大野元裕君 糸魚川—静岡構造線の断層帯至近には、もう政務官御存じのとおり、東部方面隊や中部方面隊、こういったそこの駐屯地が点在をしています。そして、冒頭述べましたとおり、こういった地域のどうも地震の確率が上がってきている、こういった話もありますし、そしてその地理的な与件から考え...全文を見る