大野元裕

おおのもとひろ



当選回数回

大野元裕の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月07日第190回国会 参議院 本会議 第2号
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○大野元裕君 民主党・新緑風会、大野元裕でございます。  私は、会派を代表し、総理による最近の海外出張に関する報告に対し、質問をさせていただきます。  北朝鮮政府が昨日発表した水爆実験とされる件につきまして、我が国政府はいかなる事実を把握し、どのような対応を行っていくのか、冒...全文を見る
03月17日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○大野元裕君 民主党・新緑風会の大野元裕でございます。  冒頭、質問通告をしておりませんが、外務大臣にお伺いをさせていただきます。  シリアで昨年来拘束されたとされている安田純平さんと見られる映像がネットに配信をされました。そこで、お伺いをいたしますけれども、私も、実は本件、...全文を見る
○大野元裕君 私もこういったことについてはしっかり協力をさせていただきたいので今日は余り突っ込みませんが、一点だけ。  外務省、この映像が出ることを承知していたんじゃないんですか。
○大野元裕君 本件については、また事後検証をさせていただきたいと思っております。  いずれにせよ、邦人の命、しっかりと守っていただきたいとお願いをさせていただきまして、次の質問に移らせていただきます。  昨年末の日韓外相会談における日韓合意についてお伺いをいたします。  今...全文を見る
○大野元裕君 日韓協定の第三条に基づく協議ではない、しかしながら、これはお互いに政治的問題があるからこれを交渉しようということで行ったと、そういう理解をさせていただきましたけれども。  ただ、他方で、十億円というお金がその問題に関して拠出をされたということは、公金から支出をされ...全文を見る
○大野元裕君 そうすると、法的には解決をしている、これは一貫した我が国の立場であります。しかしながら、今お伺いしていると、政治的にこれを合意しあるいは解決をしたと、そういうことでよろしいんでしょうか。
○大野元裕君 ちょっとお伺いしたいんですが、安倍政権の閣僚を務められました山本参議院議員は、平成二十四年八月の予算委員会で、当時の野田総理に対して、法的な分野で決着が付いているだけじゃないんですよ、政治的にももう最終決着なんですよ、法的にも政治的にも決着をしているんですよというふ...全文を見る
○大野元裕君 私も、政治的には、これ流動的になりますから、当然そういったことはあり得ると思っています。  その上で少し細かい話聞きますが、拠出されると言われている資金ですけれども、これは大臣の御発言だと全ての慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復、心の傷の癒やしの事業のために使われ、両...全文を見る
○大野元裕君 合意されているのは目的であります。協力して実施をする、だからこそ具体的なところを聞いているわけですけれども、具体的な事業、拠出先、これについて我が方が発言権を確保しているんでしょうか。
○大野元裕君 済みません、もう一度伺います。  具体的な対応を決めていくのは誰ですか。今、具体的な対応を決めていくとおっしゃいましたけれども、誰が決めるんですか。
○大野元裕君 堂々巡りです。内容を実施するときに、それが具体化されるときには事業やあるいは拠出先が決定されるわけですけれども、その具体的なところに我々は踏み込めるかと聞いているわけですけれども、まあ答えにくいんだろうと思うので、ちょっとそこは猶予しておきますが。  そうすると、...全文を見る
○大野元裕君 大臣、お考えになっていらっしゃるのは分かるんですけれども、ということは、先ほどの質問と併せて、これらが確保されている、合意されているということではないということですね。
○大野元裕君 済みません、認識ではなくて、ODA等でもそうですけれども、バイの協力もそうですけれども、通常は、十分に相手方に説明をし、御納得をいただいた上で実施をするべきものだと私は思っています。  そうすると、一点だけ具体的な話聞きますけれども、事業が両国政府間で合意された内...全文を見る
○大野元裕君 そうすると、これは、償い金、賠償のようなものは、つまりキャッシュとしては支払われることはないということだと理解をさせていただきたいと思います。  そうすると、大臣、これ、慰安婦問題については慰安婦像の問題もございました。先般の御発言、るる大臣の方からも御説明されて...全文を見る
○大野元裕君 大臣、合意は精神も大事ですが中身も大事です。そして、担保するべき、我々として確保するべき点も大事です。  今大臣がおっしゃったとおり、公館の安寧と威厳、公館というのは大使館のことですよね。公館の安寧と威厳の維持の観点ということであれば、つまり大使館の前じゃなきゃい...全文を見る
○大野元裕君 伺っていることと違うと思います。大使館の安寧と威厳の維持という観点であれば、大使館前から移動されれば設置されても構わないということを我が方は言質を与えたということになりませんかと聞いているんです。
○大野元裕君 適切に対処されるということは、私が先ほどお伺いしたとおり、慰安婦像の設置を我が方が認めたという言質を与えるのではないか、適切にということは。つまり、否定されないということは、私は、日本政府として慰安婦像の設置を黙認をした、あるいは言質を与えたというふうに捉えざるを得...全文を見る
○大野元裕君 両国民の間の真摯な努力が必要だと。そして、主語をもたらさずに誰かに謝罪を求めたら、大臣、謝罪するんですか。政府、謝罪するんですか、誰に対して求めなくても。これ、一般論じゃないんですか。両国民の間の真摯な努力というのと国民に謝罪を求めたというのはイコールではないと思い...全文を見る
○大野元裕君 まさに日韓関係、それからこの御努力、これについては評価しています。  ただ、私は一つだけ大きな問題があると思っているのは、二国間の政治的問題を国民の間の感情の問題に拡大してしまうのは政治家としては無責任だと思います。なぜならば、私もずっと中東にいましたけれども、国...全文を見る
○大野元裕君 さっぱり分からないという声が飛んでおりますので、私なりに解釈をしてそしゃくして申し上げると、我が国の周辺の地域のようなところで例えば存立危機事態のようなものが起こっている、これが我が国の安全にまさに密接に関連するような場合で、予測事態みたいなものが同時に発令されるこ...全文を見る
○大野元裕君 そうすると、先ほどの法制局長官、我々のすぐそばの地域で存立危機事態が起こっている、ここには防衛出動で対処していると。そして、この途中の、例えば国境で区切ったとしましょう。国境の内側は待機命令なり警戒措置なり、あるいは防御施設の構築が行われている。これ、同じ例えば船な...全文を見る
○大野元裕君 もう少し端的に聞きましょう。  場所で区切るんですか、それともそこに関与する人員なりで区切るんですか。
○大野元裕君 もう一度聞きます。  これ、発令される自衛隊に大きに関わる問題です。場所で区切るんですか、それともそこに従事する、作戦に従事する例えば参加している人で区切るんですか、教えてください。
○大野元裕君 場所で区切るんですか、作戦の人で区切るんですか、教えてください。
○大野元裕君 考えていないんですね。  そうすると、ここまでは待機命令が出される地域でというわけではなくて、これどうなるんでしょう、併存する場合に。海はつながっていますよね。陸もつながっていますよね。これ、計画の中に恐らく地域やあるいは命令の具体的な手続等も全部書き込むことにな...全文を見る
○大野元裕君 それは違うんじゃないんですかね、大臣。先ほど私長官にもお伺いしましたけれども、存立危機事態に該当するにもかかわらず武力攻撃事態等に該当しないというのはまずないんだとおっしゃっている。でも、まずないけど例外としてはホルムズみたいなものがという話をされました。僕、そのま...全文を見る
○大野元裕君 大臣、自衛隊員のことを考えてください。認定をすること、併存をすることが分かった、これだけでは対処できません。国民も含めて我々が安心をしていられるというふうな法制に例えばするということであれば、明確なやはり事例は必要だし、それから、特に自衛隊員、これ発令されて、今の防...全文を見る
○大野元裕君 私も同じ認識でございます。  そこで、防衛大臣に伺います。  政府は、存立危機事態の具体例、つまり立法事実について、私の知る限り、ホルムズ海峡の機雷掃海、米艦による邦人退避及びBMD対処の際のイージス艦防護の例を挙げてこられました。最初のホルムズ海峡の例について...全文を見る
○大野元裕君 それが分かりにくいと申し上げているんです。もう一度、大臣、去年の議論やらせていただけますか、もしそれであれば。  イージス艦については、BMD艦だけではなくてCEC艦もIAMD艦も空母もE2DもFA18も守ると大臣おっしゃったんですよ。限定的な集団的自衛権の行使じ...全文を見る
○大野元裕君 大臣、私も大臣が誠実なことはよく分かっています。僕、大好きです。でも、それが適切だったかどうか、法律がきちんとしているかどうかという話とは全く別です。全く別です。それは時間数や質問数では正直評価できません。  というのは、先ほど申し上げたように、立法事実をきちんと...全文を見る
○大野元裕君 時間が参りましたので、与党に対し今度こそ真摯な態度で議論に臨むよう改めて求め、私の質問とさせていただきます。  ありがとうございました。
03月23日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○大野元裕君 民主党・新緑風会の大野元裕でございます。  まず冒頭、昨日のベルギーにおきます連続テロを受けまして、いかなる形のテロをも断固として容認することはできない、また被害に遭われました皆様に対し、心よりのお見舞いを申し上げたいと思っております。  その上で、本日は、予算...全文を見る
○大野元裕君 なるほど、取り込むことができなかった、予測をすることができなかった、なおかつ緊要なものと、こういうことだろうというふうに理解をさせていただきました。  では、具体的に、本当にそうなっているかどうか少し検証をさせていただきたいんですが、大臣、国際連合パレスチナ難民救...全文を見る
○大野元裕君 緊急アピールの予算がその時期に組まれるからそれに対応している、緊急アピールの予算が自ら組まれているのかどうかというのは、少し私、お調べになった方がよろしいかと思います。私もかつて公務員でしたから、しかもUNRWA担当していましたから、これ以上は公務員の守秘義務がある...全文を見る
○大野元裕君 局長、まだ言いますか。緊急アピールとおっしゃいますけれども、これ実は、母子保健とか例の母子手帳の事業とか、それから予防接種、これ通常のオペレーションだと私は理解をしていますよ。通常のオペレーションだと私理解していますよ。通常やっている、いつもと違うものが補正予算で組...全文を見る
○大野元裕君 済みません。話進まないので。  通常やっているものとどこが違うんですか。毎年ずっと同じことを、これ十年ぐらいやっているんじゃないですか。
○大野元裕君 話が進まないので、これ進めますが、大臣にちょっと感想をお伺いしたいんですが、例えば母子手帳の話なんかは物すごく確かに現地で評価されているんです。毎年毎年積み重ねていったおかげで、地域も広がりながらとてもいい成果をこれは行われています。これ、緊急アピールの予算に組み込...全文を見る
○大野元裕君 そこで、大臣に改めてお願いをさせていただきたいんです。  私が問題としているのは、財政法にのっとり国民の血税を必要なところに適切に充当しているか、こういう観点から申し上げています。  他方で、UNRWAの貢献ですとか代替が利かないすばらしい役割、こういったことに...全文を見る
○大野元裕君 検討に検討を期待いたします。  別な質問にさせていただきますが、前々回の委員会で日韓合意に関して少し議論をさせていただきました。大臣にお伺いいたしますが、そこで大臣の方からも御説明がございました十億円の拠出金ですけれども、来年度予算に盛り込まれていないようですけれ...全文を見る
○大野元裕君 ありがとうございます。  時間もないので、今度は防衛大臣にお伺いをさせていただきたいと思っています。  先ほど、真部局長の方から、来年度の予算についての特徴は島嶼部や日本の領土、領海という話だとお伺いをして、つくづく言っていることとやっていることが違うなと。領域...全文を見る
○大野元裕君 大臣、今お伺いになられたと思いますけれども、FMS契約は、ライフサイクルの一貫した管理、この対象に含まれるとお考えでしょうか。
○大野元裕君 FMS契約は、米国政府側からの提供そのもの、あるいは提供時期、さらにはスペアパーツの確保等が確保されていないというふうにこれまでも指摘をされている契約であります。相手方にこれだけ委ねなければいけない部分が多いにもかかわらず、ライフサイクルの一貫した管理として責任を持...全文を見る
○大野元裕君 御努力は評価します。価格の交渉とか調整といった努力は評価します。ただ、我々は、血税をお預かりした上で責任を持ってプロジェクト管理を行うということが行政府の義務であり、そして監視する側としての我々の義務だと思っているからこそ議論をさせていただいているんです。  それ...全文を見る
○大野元裕君 防衛装備庁の長官とカウンターパートの間の協議も行った、それから必要不可欠なところについては努力をしたいと、そういう御答弁だろうと私も理解をいたします。  他方で、大臣、防衛装備庁の長官とやる前に、本来は大臣がしっかりとこれ議論していただくべきものだと思っているんで...全文を見る
○大野元裕君 是非お願いをしたいんですが、もう少し議論をしたいところですが、FMS、お店広げてしまいますと二時間でも三時間でも続いてしまうものですから、大臣、そうしたらちょっと具体的なお話を伺いたいんです。質問の順番が若干変わりますが、御容赦いただきたいと思います。  今、大臣...全文を見る
○大野元裕君 いや、F35Aも相当長期間にわたり調達をし運用していくと聞いておりますので、だから聞いているんですが、F35Aと将来のF2の後継機、このX2がそうなるかどうかは分かりませんが、どういうふうにお考えかということをお伺いしているんですが。
○大野元裕君 いや、確かに能力の高い戦闘機は必要だと思います。ただ、こういう目的でこういう防衛力構想があって、だからこういうものが必要だというのが普通の考えだと私は思いますので、その中にどう当てはまっていくかということが実は、大臣、我々も含めた政務の役目ではないかと私は思うんです...全文を見る
○大野元裕君 またこの議論をさせていただきたいと思いますが、まずよろしくお願いいたします。  その上で、少し質問戻りますけれども、FMSで試験用車両を導入をした、そして来年度予算に計上されております水陸両用の走行車両、AAV7についてお伺いをしたいと思っています。  まず、防...全文を見る
○大野元裕君 そうしますと、これ、十三キロ、七ノットぐらいなんでしょうかね、ということは、戦闘下でAAV7を仮に運用するとした場合、そのスピードの遅さ、あるいは上陸地点を容易に想定できる、こういったことから考えると、容易に相手側の火力の集中砲火を浴びる、簡単な標的になるのではない...全文を見る
○大野元裕君 防衛省からいただきました資料をお配りしています。資料二というやつです。大臣のおっしゃるとおり、航空優勢や海上優勢を確保する、その上で上陸作戦を行うということがイメージとして示していただいています。  そうしますと、大臣、今御自分でおっしゃいました、海上自衛隊のホバ...全文を見る
○大野元裕君 そういたしますと、これ単純に比較をしてみますと、最大速度で五倍ぐらい、五倍以上ですかね、LCACの方が。輸送能力もはるかに高い。それから、制限も実はほとんど、AAV7よりは少ないと、そういう状況になります。  そういたしますと、海上優勢、航空優勢が確保されています...全文を見る
○大野元裕君 なるほど。アメリカの要するに倍を載っけるということですね、排水量当たり。それだけ載っけて一遍に投入をすると。  しかしながら、これ、戦闘が行われていれば、なかなか海上自衛隊の船は陸に近いところに行きたくありません。なるべく遠いところで降ろす。しかしながら七ノット。...全文を見る
○大野元裕君 そうすると、不思議なんですよね。これ、水陸両用作戦の流れで航空優勢、海上優勢が確保されたら、併せてV22やボートやLCAC使うことになっているんです。大臣、危ないんだったら、このボートの人たち危なくなっちゃいますよね。まだ残存勢力がいて、併せて使えないじゃないですか...全文を見る
○大野元裕君 もう時間が余りないので、大臣、最後にお願いだけします。ヘリコプターの件です。  新しい哨戒ヘリの検討も進められています。SH60KへのJからの転換も進められています。今のイージス能力をしっかりと生かして日本を守っていただきたい、これは是非お願いをしたいんですが、他...全文を見る
○大野元裕君 ありがとうございました。終わります。
04月14日第190回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○大野元裕君 民進党・新緑風会の大野元裕でございます。  久しぶりに内閣委員会に来させていただいて、質問をさせていただくことになりました。理事各位、委員の皆様の御協力ありがとうございます。  さて、サイバーセキュリティ基本法でございますが、二年前に議員立法で作られたものであっ...全文を見る
○大野元裕君 ありがとうございます。副本部長として大臣にも御活躍を期待しますし、今のまさに成果は全く私も同じように共有をしており、そこは感謝をさせていただきたいと思っています。  他方、大臣、現行法の附則第二条におきましては、内閣官房に置かれるNISCの法制化を含む本部に関する...全文を見る
○大野元裕君 内閣官房に設置されているNISCの権限強化というものは国会の意思です。与野党が一致して議員立法で発議をし、そして審議をし、各行政機関に関する監査を含むNISCの事務については法制化、法律でやれということを要求をいたしました。  資料でお配りしていますけれども、基本...全文を見る
○大野元裕君 しかしながら、NISCは法律で定められておらず、そこが委託をする独法、この規定は法律で定められている。要するに、一番上は法律です。一番下も法律です。真ん中は法律じゃないんですよ、大臣。だから申し上げているんです。というのは、我々は先ほど申し上げたとおりしっかりと、大...全文を見る
○大野元裕君 よろしくお願いします。  余り引っ張ると中身の話できないので、少し中身の話をさせていただきたいと思います。  それと同時に、実は一昨年のサイバーセキュリティ基本法が採択された際には参議院でも附帯決議が付されています。その第三項には、情報通信関連機器等の安全性に関...全文を見る
○大野元裕君 私、今大臣のお話を私なりに理解をすると、重要インフラについては別途基準を作ったと、しかしそれ以外については、特に安全を必要とするものやアクセスポイント等については運用でやれということを決めているということだと思いますので、私は、若干これ、大臣、我々が求めた附帯決議と...全文を見る
○大野元裕君 つまり、進めることとしている方向性を定めるということでございますので、安全性の基準を定める以前の問題でまだとどまっているというふうに私は理解をせざるを得ないと思っています。  更にお伺いをしますが、やはり附帯決議の防護対象の重要性の段階に応じた対応で、これ、たしか...全文を見る
○大野元裕君 要するに、やっていない、重要インフラのところは。そこは分かりました。それはおっしゃるとおりです。しかし、それ以外については検討もしていないということなんではないかなと私は思いますけれども。  もう一つ附帯決議について、これ総務省所管だと思うので総務省にお伺いします...全文を見る
○大野元裕君 それは平時の話ですよね。しかも二〇一五年からでありますから、我々の附帯決議を受けてという話では毛頭ありません。  大臣、先ほどの話に戻りますが、附則第二条では、法律では規定をしない。それから、段階に応じた、政府統一基準だけではないものについては、重要インフラはやる...全文を見る
○大野元裕君 大臣、オリンピック・パラリンピックで本当に御苦労されていること分かりますし、これ技術的なことが多いので、これ以上正直突っ込みません。いや、正直、大変だとよく分かっていますから。  だけど、真摯にお願いしたいと思うんです、是非。というのは、これサイバーの話は真剣に、...全文を見る
○大野元裕君 私もそれが適切だと思います。だとすると、独法等についてはどうなのかということが今度問題になります。  そこで、これは防衛省にお伺いをしたいんですけれども、政務官、エルモというのがありますですよね。これは米軍で勤務をする職員の個人情報等を扱っています。これらの独法に...全文を見る
○大野元裕君 政務官、おっしゃっていることの意味分かりますか。先ほど大臣にもお伺いしましたけれども、行政機関によってはそれぞれ機微なものがあって、これはやはり行政機関にはなかなか独法が監査をするというのはなじまないだろうと先ほど大臣おっしゃいました。  エルモに関して申し上げる...全文を見る
○大野元裕君 そこは応援しますので、是非お願いします。  次の質問ですけれども、これ今度は警察庁にお伺いしたいと思っています。  サイバーセキュリティーの世界では、サイバー上で全てが完結するわけではありません。日米のガイドライン等でも議論になりましたけれども、属性や足跡、いわ...全文を見る
○大野元裕君 そこで、改めて遠藤大臣にお伺いしますけれども、先ほど行政機関にまで法人の事務対象の委託を拡大するというのはやっぱりよくないんじゃないかという話を大臣からもいただきましたが、今のように、やはり実は行政機関だけではなくて、独法も含めて単純に、行政機関もそうですが、拡大す...全文を見る
○大野元裕君 それでは、次の質問ですが、今回の法律では監査業務の委託先法人としてIPAが例示をされています。ただ、例示されているんですけれども、IPA以外とも書いてあって、その他のと書いてあるんですが、想定されているIPA以外の法人組織はどこなんでしょうか、教えてください。
○大野元裕君 IPAと同等の法人があったら潰せばいいんですから、同じものがあったら。それは同じじゃないですよね。  しかしながら、IPAができないような分野での長所を持っているところも多分あるんじゃないかと思います。例えば、総務省所管のNICTなどは、空きパケットを利用してサイ...全文を見る
○大野元裕君 そうなんです。ネットワークトラフィック等についてはnicterが強みを持っていると私も思います。  そうすると、独法や指定法人に関するネットワークトラフィックに対する監視はどの組織が今後行うことになるか教えてください。
○大野元裕君 ちょっと理解できていないんですが、教えていただきたいんですが、それジーオー・ドット・ジェーピーのドメインだけじゃないんですか、GSOCがやっているのは。  というのは、例えばですけれども、今後対象となり得る組織の中には、国立女性教育会館、宇宙航空研究開発機構、大学...全文を見る
○大野元裕君 大臣、実は私の問題意識は、今回、監査を委託するわけですね。監査ということは、最初に基準を決めます。そうすると、この基準をIPAができることに定めて、それで監査をさせるのであれば、これはマッチポンプと一緒なわけですけれども、想定のところしかできないんです。  ところ...全文を見る
○大野元裕君 大臣、IPAは監査の委託を受けられるように、IPA側での実は組織令の変更も一緒に出されています。そうだとすると、これNICTの方も組織令変更するべきですよね。大臣、いかがですか。
○大野元裕君 べきですよねと聞いているんですけれども、組織令、NICT側も変えるべきですよね。
○大野元裕君 ありがとうございます。  ところが、今回、NICTの組織令は今国会に提出されているんです、改正が。ところが、その中には受けられるような改正が入っていないんです。幅広くやるためには、当然向こうの組織令も改定をする。委託するかどうかは別な話です。先ほど申し上げた想定さ...全文を見る
○大野元裕君 また話戻します。  先ほど申し上げた、IPAはそのとおり私はすばらしいと思っています。しかしながら、基準をIPAに合うように定めて監査させても仕方がないんです。想定はなるべく幅広く取ってやるのであれば、今回、しっかりと広げられるような可能性というのは置いておくべき...全文を見る
○大野元裕君 これ法律ですから、悪意のある攻撃者はこれ見ていて、ああ、想定はそれなのかというふうに思う可能性すらありますよ。これで万が一ここに攻撃があったときには、責任そちらですよ。そこは是非しっかりと御認識をいただいた上で、法律立ては分かっています、今後そういったことができるこ...全文を見る
○大野元裕君 済みません、五月じゃなくて九月でしたね。失礼いたしました。  黄川田先生、とすると、我が方これ確認したんですか、NATOに。一般的にとおっしゃいましたが、聞いたんですか、これ。教えてください。
○大野元裕君 それは少し無責任ではないんでしょうか。攻撃をされたときに跳ね返りで攻撃を我が方受けるかもしれない、そういうものです。しかしながら、それがケース・バイ・ケースで分からないとすれば、我が国サイバー上の話ですから、これ何かまだ分からないわけですよね。  実は私、聞きに行...全文を見る
○大野元裕君 さっき聞いていないとおっしゃったんじゃないでしたか。  もう一度確認します。聞いたんですか、聞かなかったんですか。
○大野元裕君 サミットの首脳会議の最終宣言で、これ、採択された文章の中に入っています。だとすれば、これは確かに議論されているものでありますから、明確に文章として表れているものですから、聞くぐらいは当然じゃないんでしょうか。  是非、最後、政務官、私もうこれで質問終わりますけれど...全文を見る
○大野元裕君 ありがとうございました。  サイバーセキュリティーに関して政府のこれからのしっかりとした対処を望みまして、私の質問とさせていただきます。ありがとうございました。
04月21日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○大野元裕君 おはようございます。民進党・新緑風会の大野元裕でございます。  まずもって、熊本・大分地震に際しまして、お亡くなりになられました方にお悔やみを申し上げますとともに、おけがになられた方、そして今も被害が拡大する中で多くの方々が不安な日々を過ごされておられますこと、心...全文を見る
○大野元裕君 大臣、フィリピン、東ティモールの重要性、全く同じ気持ちですし、大臣は特に友好議連、私、下で事務局長をやらせていただいていますが、東ティモール友好議連の会長でございますので、是非行っていただきたいという思いは正直強いです。  ただ、今、熊本・大分地震に際して二万人規...全文を見る
○大野元裕君 取組の是非については私、今この段階でお話しするべきものではないと思っています。ただ、大臣、是非自衛隊員のことをおもんぱかっていただきたい、これだけは是非お願いをさせていただきたいと思っています。  それと、気になっているのは、健軍、熊本の自衛隊病院なんです。防衛省...全文を見る
○大野元裕君 今回の地震の深刻な状況にもかかわらず、熊本病院、私も本当懸念していたんですが、軽微な被害であったということは不幸中の幸いだったと思っていますが、是非これはしっかりお使いをいただくことが重要だと思っています。  築五十年のたった病院なんです。これ、自民党政権、防衛費...全文を見る
○大野元裕君 拡充するとの御明言、本当にありがとうございました。よろしくお願いいたします。  そして、行政機関、消防、警察とともに自衛隊が果たす役割、地域に寄り添って、被災地に対して寄り添う役割、とても大事だと思っていますので、大臣におかれましては是非とも全力でお務めを賜りたい...全文を見る
○大野元裕君 済みません、ちょっと質問と答えが若干ずれている。  それぞれを満たさなくても、合算して、結果として、いいです、いいです、そういうことですよね。はい、済みません。  そういった企業の方が結果として救われると、これはとてもいいことだと私も思っています。  他方で、...全文を見る
○大野元裕君 おっしゃるとおりですけれども、しかしながら、定年を前にして、自分で仕事をする、フィリピンで永住するということを決断する人にとっては、一定の金額、幾らだか私には分かりません、多少安いんでしょう、それをもらうことで満足をするというふうになるのかもしれませんが。  そう...全文を見る
○大野元裕君 法的には確かに適切だと私も思います。ただ、制度を考えたときに、本当にこれでいいのかというのは私は疑問なしとはしないところでありまして、特にこれから、一生懸命フィリピンPRしていますから、うちへおいでおいでと、そういう状況で、悪用とは言いません、法的には合っていますか...全文を見る
○大野元裕君 昨日の実はお昼までの段階では、六十歳までに入れば六十歳以上でも支払えるって聞いていたんです。ところが、昨日夜、お電話いただいて、いや、払えませんと、逆に。六十歳を超えると支払えませんと、外国人は。フィリピン人は払えるけど外国人は払えませんと、そういうふうに伺ったんで...全文を見る
○大野元裕君 調べていただいて、口頭で聞いていただいたことは感謝いたします。  私も、お配りしましたけど、ちょっと英文ですけれども、共和国法の八二八二というのがあって、これは途中しか書いていませんけれども、セクション12というのが、三枚目でしょうか、ありますけれども、そこには、...全文を見る
○大野元裕君 いや、大臣、僕、冒頭申し上げました。この協定のその趣旨の部分は賛成だと申し上げたんです、僕。賛成だと申し上げたけれども、これ、確認する相手があるって、相手があるから外務省いるんですよね、交渉されるんですよね、そうですよね。しかも、それは当然法律に従って、相手方の法律...全文を見る
○大野元裕君 もう一度お伺いしますが、フィリピンと日本を、年金の支払期間、これを通算をするということが実は可能になる条約でありますので、この通算の仕方について、あるいは向こうの、フィリピン政府側の義務規定、支払の、これについては我々はしっかりと承知をしないと、どういう形で通算する...全文を見る
○大野元裕君 我々はここで条約を審議をすることを求められています。当然、国民に対して説明するべきことについてはここで議論をし、ここで確認をし、そしてその上で我々は承認をするなりそうではないという結論を出すのは当然の話でありますので、確認をされるのであればお待ち申し上げますので、ど...全文を見る
○大野元裕君 大臣、先ほど申し上げたとおり、法の規定といったものはしっかりと確認をしてからここにお出しをいただいて、国民の皆様に対して御理解をいただくための審議の場でもあるし、我々の、我が方の税金使って向こうに持っていかれるかもしれない、そういう制度になるかもしれない話ですから、...全文を見る
○大野元裕君 是非、発効するまでにこの点については御確認をいただくことを確実におやりをいただきたいと思っております。  大臣、少しちょっと違う観点からお伺いしますが、フィリピンという国は、親日と言われながらも、銃によって邦人殺害される件数が実は何年もの間世界の中で最大の国であり...全文を見る
○大野元裕君 大臣、大臣も在外におられたことがありますからお分かりと思いますけれども、例えば商社の方とかメーカーの方とか企業で来ている人とか、あるいはマニラ、首都に住んでいる人たちは一遍に集まる機会が多かったりして割とコミュニケーションよく、あるいは様々な情報が行くんです。私もか...全文を見る
○大野元裕君 是非お願いしたいのは、シリアの問題はシリア人の手によってしっかりと決めていただくということが大事だと思っています。このスタンスは去年からずっと一緒だと思っていますが、他方で、シリア政権が、アサド政権が国際環境を自分たちが変えて勝利したというふうに思われないような、そ...全文を見る
○大野元裕君 一年半ほったらかしたというのがまず問題なんです。実は、僕、これNATOに二回聞きに行っています。同じ答えをもらっています。日本、攻撃されるかもしれないんですよ。それを一年半、声明を読んでそれで終わり、確認もしない、こういう対応は絶対に受け入れられないと思いますので、...全文を見る
05月12日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○大野元裕君 おはようございます。民進党、大野元裕でございます。  まず冒頭、先月来、熊本を中心に現在も余震が継続をしておりまして、被災された方々の困難は今も継続をしています。そのような中、警察、消防関係者、特に自衛隊を始めとする皆様がゴールデンウイークのお休みも返上される中で...全文を見る
○大野元裕君 今、恐らくNSCのところは二番の御質問に答えられたのかなと思うんですが。  大臣、必要な技術の移転というのと一〇〇%先進的な技術をオーストラリアに移転すると述べられた立場、これは必ずしもイコールではないと私は思っておりますので、もう一度お伺いしますけれども、最新の...全文を見る
○大野元裕君 よく分からないんですが、さらにその上に一〇〇%の技術をやる場合にはという答弁のくだりがありました。そういうことになるというふうにおっしゃいましたが、私が先ほどから聞いているのは、これは安全保障上の大きな転換になりかねない話であります。我が国が持っている虎の子の技術で...全文を見る
○大野元裕君 日本がオーストラリアに対して移転する技術を説明をし、それを一〇〇%お渡しするというのと、実はオーストラリアは日本において最も優れたデザイン及び装備の全てを受けることができることが保証される、日本はその技術の一〇〇%を移転する、意味が違います。オーストラリアに言ったも...全文を見る
○大野元裕君 大臣、今の御発言は私は誠実だとは思えません。  なぜならば、確かに溶け込んでいる部分はある。まず、その前の御答弁では、一〇〇%云々という話、先ほど、お渡しした中の一〇〇%を渡す、そういうふうに話されました。ところが、次の、今の御答弁では、どうもそのプレスの報道の方...全文を見る
○大野元裕君 済みません、まず確認としては、そうすると、オーストラリア側にはこの報道が言っているような全てのステルス技術を含む全てのものは渡すわけではない、つまり列挙したもののみが行くというふうにオーストラリア側には伝わっている、しかしながらこの報道ではそのようになっていないと、...全文を見る
○大野元裕君 少なくとも、我々あるいは一般の国民が知ることができるのはこういった記事からであります。そのときに、潜水艦技術の一〇〇%が相手方に提供されるというような報道がなされているとすれば、我が国として大きな安全保障上の転換を行ったというふうに考えられても致し方ないわけでありま...全文を見る
○大野元裕君 是非御検討いただきたい。  防衛大臣、済みません、ちょっと質問を飛ばさせていただいて、内閣官房に伺いますが。  そうすると、この装備品の移転の三原則に従ってNSCでこれ議論されたということは、私の理解では、特に慎重な検討を要する重要な案件について国家安全保障会議...全文を見る
○大野元裕君 要するに結論は、結論というか、そこについては言っているけれども、これらの項目、例えばリチウム電池だとかあるいはプロペラだとかこういったものについて、移転するという中身については公表されていないはずですよね。そうですよね。しかも、特定秘密に、実はNSCの結論部分につい...全文を見る
○大野元裕君 だったらきちんと国民に説明するべきです。  先ほども申し上げたように、その部分は、そういう発言をされたというのは外務大臣しか御存じないんです。国民は分からないんです、この記事だけ読むと。そうですよね、クオートされた以外のところで全ての技術が行くことになっていますか...全文を見る
○大野元裕君 しかしながら、現時点では、本来制裁下でのスキームであるSPAのようなものしか実はできていないんです。つまり、物しか渡せない、サービスも提供できない、技術も提供できない、長期的な契約もできない、これではなかなか難しいので。  私は制裁そのものを緩めろと言っているんじ...全文を見る
○大野元裕君 そうすると、地下六階には何も施設はない、あるいはそれは誤っていたということですね、真部さん。
○大野元裕君 私、中央指揮所なんて一言も言っていません。これ、そのまま言っているんですけれども、藤丸政務官がおっしゃったのは地下六階に大きなスクリーンがある施設、地下六階の施設です。
○大野元裕君 これも誤りであると。  藤丸政務官は例のその講演におきまして、レーダーで、三十二分に日本側のレーダーが捉えていると発言されていますが、ちょっとそもそもの話ですが、SEWの入感及び官邸危機管理センターへの伝達についてはこれまで詳細な時間が伝えられてきました。  他...全文を見る
○大野元裕君 その一方で、かつて民主党政権時代に出ました報告書がございます。平成二十四年六月十五日付けのミサイル発射事案に係る防衛省の報告書においては、このJADGE等の情報は防衛情報に当たるとされています。これは、現在ではその多くが特定秘密になると思いますね。  これは、ちな...全文を見る
○大野元裕君 もう一度伺います。  JADGE等の生情報は、実は官邸にすら生情報そのものは伝えられていないんです。官邸にすら伝えられていないんです。そこで書いてあるのは、防衛情報に当たると書いてあるからです。JADGEの一翼を成すレーダーの捕捉時間については当時防衛情報として分...全文を見る
○大野元裕君 私は特定の情報を聞いています。  JADGEシステムを構成するレーダーで相手方のミサイルを捕捉した時間は、当時防衛情報でしたね。
○大野元裕君 それは都合の悪いことの隠蔽じゃないか。きちんと私が質問していることに答えるべきだと思いますよ。  大臣、なぜならば、私は、実はこういったスキャンダル系のものをほとんど取り上げたことはないんです、委員会で。だけど、今やろうと思っているのは、日本の安全保障に関わり、同...全文を見る
○大野元裕君 では、故意ではなくて過失で漏えいした場合はどうですか。
○大野元裕君 それでは、自衛隊員が情報管理者である場合、部下等ですね、部下だけではないです、部下等の違反行為の隠蔽又は黙認、あるいはその義務を怠った場合、その結果として違反行為が発生した場合にはどんな処分が下されますか。
○大野元裕君 大臣、そして藤丸政務官、是非きちんとこれ見ていただきたいんです。  自衛隊員に対しては、故意ではなくても、過失であっても情報が漏えいした場合には免職も含まれているんです。例えば、それは政務官を降りるとかそういう話じゃない、免職になったら路頭に迷うんです。こういう厳...全文を見る
○大野元裕君 一度も特定秘密と僕は聞いていません。防衛秘密としか聞いていません。  しかも、その当該情報、JADGEシステムに入っているレーダーの捕捉時間は防衛秘密かどうかを聞いても答えないじゃないですか。その上で、公開するものと秘密にするものがある。これ、仲間を守るだけの話じ...全文を見る
○大野元裕君 時間が参りましたので、大臣、大臣の私は誠意に、そして真摯さを信じながら、この問題について的確な措置をされることを心より希望し、質問を終わります。
09月14日第191回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○大野元裕君 民進党の大野元裕です。  内閣改造がありましてから大臣にお越しをいただいて委員会を立てるのは、まだ所信を伺っておりませんけれども、初めてのことであります。  改めて、岸田外務大臣、この極めて厳しい国際環境の中で引き続き外務大臣の任を継続して担っていただくこと、心...全文を見る
○大野元裕君 今大臣お答えになった首脳会議あるいは外相会議については、この事象、九月九日の前の話であります。新たなフェーズに入って以降、局長、特別代表レベルで働きかけを行ったと、こういう受け止めをさせていただきます。  中国は、大臣まさにおっしゃったとおり、非常に重要な影響力を...全文を見る
○大野元裕君 後ほど議論しますが、もしかすると技術的には新しいレベル、全く違うフェーズに入ってしまった可能性もありますので、ここは野党も与党もなく、しっかりと日本の安全を守るためにも大臣の御努力をお願いしたいと思います。  その上で、十一日だったと思いますけれども、アメリカの国...全文を見る
○大野元裕君 ちょっと驚いてしまったんですが、日米で協議をして日米で二か国で措置をとっているのに、大臣はそれをおっしゃる立場にないというのは極めて奇異だし、誰に聞いたらいいんですかね。聞く人がいなければ我々質問続けられないんですけれども、いかがでしょうか。
○大野元裕君 納得できませんけれども、このことについては、ただ、とても大事だと思うんです。日米の連携というのはとても大事だと思っています。そこでやはり誤ったメッセージを北朝鮮側にも国際社会にも与えてはならないということから考えれば、それを解釈しろと言っているんじゃありません、これ...全文を見る
○大野元裕君 御出席いただいたことは当然評価をいたします。ただ、防衛省が配った資料だと、日米の防衛会談もそうですけれども、アメリカの国防長官との信頼を築くこと、これが最初に書いてあります。もう既に深刻な事態に至っていますので、もし大臣に信頼が置かれていないということであれば、信頼...全文を見る
○大野元裕君 数多くの報道機関が不思議なことに複数の政府筋の話として伝えているんですね。防衛省は本件を報道機関にはリークできるが国会には明らかにできない、このように思われてしまうのではないかと思うんですが、仮にミサイル破壊措置命令出す場合に、これが出せないとすると、それは特定秘密...全文を見る
○大野元裕君 省秘ですね。  今大臣が引かれた秘密保全に関する訓令ですけれども、十六条の言及をされました。十五条をお読みになったことがありますでしょうか。そこに書かれているのは、秘密が紛失し、漏えいし、若しくは破壊されたとき又はそれらの疑い若しくはおそれがあることとして、大臣へ...全文を見る
○大野元裕君 私が申し上げているのは、これがもしも漏えいされているとすれば大臣は調査を命令するべきではないか、もしも漏れたとすれば調査を命令するべきではないかというのを訓令に従って聞いているだけですけれども。
○大野元裕君 先ほど最後の質問で申し上げましたとおり、このミサイルの破壊措置命令有無にかかわらず、この訓令については、もしも漏えいをした場合には大臣としては当然調査を命じるということでよろしいですね。
○大野元裕君 そうだとすれば、もし、これ後でミサイル破壊措置命令について分かったときには当然調査がされたという証拠も出てくるんでしょうし、これは非常に厳しいことに、自衛官、自衛隊員に対しては免職を含む罰則措置まで規定されていますので、大臣、責任を持ってこれを行っていただきたいと思...全文を見る
○大野元裕君 そうすると、これ、今後の予算要求にも多分関わってくるんでしょうが、これらのイージス艦が常にBMDモードで待っているということは、逆に防空機能が手薄になるということになろうかと思います。また、なおかつ、艦隊防空支援等の強化も求められるのではないかと思うんです。  だ...全文を見る
○大野元裕君 時間がないのでほかの質問ができなくなってしまいますけれども、先ほど宇都委員がおっしゃったとおり、我々は立法府として、いかなるカバーがきちんとできているのか、国民の安全が担保できるのかということを、こういった議論を通じてやはり明らかにしなければならない。特にSLBMの...全文を見る
09月26日第192回国会 参議院 情報監視審査会 第1号
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○大野元裕君 私は、会長に中曽根弘文委員を推薦することの動議を提出いたします。
10月11日第192回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○大野元裕君 おはようございます。民進党・新緑風会、大野元裕でございます。  本日は補正予算ということで、防衛省関連の補正予算を見ておりましたところ、新たな任務が付されるという報道があるにもかかわらず、どうも補正予算にはそこには何も入っていないということで、こういったことを中心...全文を見る
○大野元裕君 大臣の心の問題であることはそのとおりですが、今大臣ですから、安倍内閣の一員としての適切な判断というものはこれまでの一個人としての心の問題とはやはり違うのではないかというふうに思っています。  というのは、全国戦没者追悼式、これ実は閣議決定をした政府を挙げてのものな...全文を見る
○大野元裕君 衝突があったんですね。戦闘ではなかったという認識でよろしいんでしょうか。
○大野元裕君 法的な意味におけるというのは、法律に幾つかの、周辺事態法とかPKO法とかに書いてありますけれども、いわゆる戦闘行為、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為という、そういう意味でおっしゃっていると思いますが、戦闘行為ではなくて、戦闘ではなか...全文を見る
○大野元裕君 戦闘行為、聞いていません。戦闘ではなかったんですねと聞いています。
○大野元裕君 先ほどお座りになったところで戦闘という意味が分からないとおっしゃっていましたが、まさに、衝突と戦闘、これ定義をしていただいてもよろしいですか。
○大野元裕君 担当大臣ではなくて総理大臣にお答えをいただいて本当に光栄でございますけれども、担当大臣に是非お答えをいただきたいと思っておりますが、戦闘行為は、国際的な、つまり、例えば国境を越えるとか、ほかのいわゆる国、国準が出てくるような国と国の間のものであることは、それは承知し...全文を見る
○大野元裕君 これまでの国会答弁、撤回されるということでよろしいですか。
○大野元裕君 政府が一貫してお答えになられた中で戦闘という言葉を使っているから聞いているんです。戦闘の定義を教えてください。
○大野元裕君 分からないから聞いているんです。戦闘が国内で行われれば内戦ということになりますから、これから議論をさせていただこうと思っているPKOのまさにど真ん中のところをお話を伺っているところであります。是非この議論は委員会等でも続けさせていただきたいと思いますが、時間がないの...全文を見る
○大野元裕君 驚いちゃいましたね。リスクは上がるけれども、第一線での救急救命の予算はない。  戦場では九割の命が、ある米軍の統計によると、攻撃をされた後、三十分以内に失われるというふうに言われています。新たなリスクがある任務を付すのであれば、救える隊員の命を救うこと、これは大臣...全文を見る
○大野元裕君 大臣、その新たな安全保障法制がリスクを招くかどうかについてはこれまでも議論がありました。これがいかに日本を守ることがないか、そういった安全保障法制については別途議論をさせていただき、今日は救命救急について話をしたいと思っているんです。  仮にという話がありました。...全文を見る
○大野元裕君 要するに、私が、国民の皆さんは見ていらっしゃいますから簡単に説明すると、第一線から収容所までの間には救命救急士いないんですよ。三十分以内に九割の命が失われるんです。  今、衛生監の方から話がございましたけれども、例えば、これ雑誌の記事で読んだんですが、ついこの間、...全文を見る
○大野元裕君 しっかりとこれ現場見ていただいて、第十一次派遣隊もそうだし国内もそうだし、この状況を放置しちゃ駄目ですよ。是非、人の命、救える命は、これは国民もそうですけれども自衛官もそうですから、是非大臣の責任としてお願いをさせていただきたい。  一問飛ばしますけれども、時間が...全文を見る
○大野元裕君 済みません、自衛隊の携行品には止血帯も入っています、失礼しました、この図には止血帯を加えることが必要ですけれども。  実は、この包帯について、大臣、お伺いしたいんです。  余りにも悲惨なのでここで資料等は出しませんけれども、例えばですけれども、着弾速度が七百五十...全文を見る
○大野元裕君 おかしいですよ。俺は止血帯をと言っているんです、あっ、失礼、このガーゼ、ガーゼ状の止血剤、これを実は、失礼しました、包帯に対し、包帯と一緒に補強することでできるという話ですから、包帯のみではないんです。自衛隊は包帯と止血帯の一本だけなんです。これに対して、もう一つガ...全文を見る
○大野元裕君 どの部隊が初期対応になるかなんということは、その事態が発生する場所において、しかも定員が充足割れしているような今の現状において、そんなものが想定できるんですか。  次のパネル見てください。  例えば、全く自分たちが持っていない携行品について、ふだんから持っていな...全文を見る
○大野元裕君 いやいやいや、今、項目の多くはとおっしゃいましたが、私、以前、この前に防衛省からレクチャー受けましたけれども、多くはないですよ。多くはないですよ。少なくとも三分の一以下ですよ。それで本当にいいんですか。大臣、御答弁求めます。
○大野元裕君 事前のレクチャーと違うじゃないですか。じゃ、何項目ですか。
○大野元裕君 最初のレクと全然違う話を今承っているので、是非真摯な御答弁を、最初からレクをお願いしたいと思っています。  いずれにせよ、大臣、しっかりとこの項目、調査をしていただきたい。というのは、事前のレクチャーでは、実は米軍兵もこんなにできないというふうにも説明されたんです...全文を見る
○大野元裕君 岸田大臣、私は、防衛大臣の前任者がお約束をした防衛大臣としての検討をお伺いしています。  そして加えて、大臣、違うんじゃないんですか、説明。大臣、当時、中立性と不偏性は明らかに異なりますがと三回言っていますよ。それ、異なりますが重なった部分についてというお話を説明...全文を見る
○大野元裕君 解釈聞いていません。どんな検討をされましたかと聞いています。
○大野元裕君 ということは、法制局、この不偏性と中立性について、その後検討されたということでよろしいですか。
○大野元裕君 というのは、実は新たなまた展開があるんです。  配付してございますけれども、国連のニュースサイトというのがあって、そこで、実は九月の段階、九月の四日、これ発言したのは九月の三日のようですけれども、国連の安保理が、七月からのいわゆる衝突若しくは戦闘、これを受けて国連...全文を見る
○大野元裕君 だったら、新たな検討する必要なかったじゃないですか、今まででいいんだったら。違いますか。今までと同じでいいんだったら新たな検討なんか必要なかったじゃないですか。お約束しているんですよ。議事録に載っていますからね。新たな検討をしていくとおっしゃっていますから。  お...全文を見る
○大野元裕君 いやいや、この報道です。ここに書いてありますけれども、「no matter who they are」と書いて、要するに誰であろうとと書いてあるんです。中立を保つのとはこれ違いますよね。これについて大臣は御存じだったですかと聞いているんです。
○大野元裕君 記事について知っていたかどうかを聞いたわけですが、まあここで議論はしませんが、要するに誰であろうとこういったその新しいマンデートを、これは十二月以降ですよね、去年の、こういったことが与えられた。そして、それを安保理で九月に確認をしたという経緯でありますけれども。 ...全文を見る
○大野元裕君 いやいや、御覧になったわけですから。私も防衛政務官のときにシリアの派遣前には現地を見てまいりました。中身については言えませんけれども。大臣、南スーダンで御覧になった、まさにおられるとき、あるいはその直前、この過去二週間だけで南スーダンでどんなことが起きているか御存じ...全文を見る
○大野元裕君 大臣、ジュバの市内を見られて、聞いたところでは国連ハウスとかもまだ行っていないわけですよね。国連ハウスまで行かれたんですか、まで行かれたんですか。失礼しました。いわゆる首都の中の一部見ただけで、これで私は十分であるというような判断を下すというよりも、しっかりと総合的...全文を見る
○大野元裕君 はい。  だからこそ、最後にお願いをしておきますけれども、改めて中立性と不偏性の概念についての御整理と、現場における状況に鑑みた第一線救命救急等できることは、政治家としての責任、是非果たしていただきたいという最後にお願いを申し上げて、一言だけ御答弁いただいて私の…...全文を見る
○大野元裕君 はい。ありがとうございました。
10月20日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○大野元裕君 民進党・新緑風会の大野元裕でございます。  両大臣、若干質問について順番が変わること、御了解いただきたいと思っております。  さて、稲田大臣、この臨時国会前で閉会中審査がこの委員会、行われました。大臣、あのとき小生からエールを送らせていただいた言葉、覚えていらっ...全文を見る
○大野元裕君 大臣が是非、総理に対する影響力、御意見を申し上げて、危機管理も大臣の大事な分野でございますので、御検討をいただきたいと。今質問しているのを聞いて、俺がいるぞというふうに待っている顔の方もおられましたので、是非御検討いただきたいと思います。  さて、外務大臣にお伺い...全文を見る
○大野元裕君 信頼してお待ち申し上げています。  もう一問、別な質問ですけれども、今日は高橋参事官もお越しになっていますが、大臣にお伺いいたします。  南スーダンのみならず、これ中東・アフリカ地域の紛争は現在も継続していますよね。このような地域の不安定は、ひいては世界の不安定...全文を見る
○大野元裕君 メッセージを送らなければならないではなくて、送ってください。是非お願いします。  稲田大臣にお伺いします。  ちょっと一問、頭のところを飛ばしますけれども、今日にもまた発射をされたという話もありましたけど、本日打ち上げが失敗されたと言われているのは、例のムスダン...全文を見る
○大野元裕君 なぜかというと、これは若宮副大臣が、当時、防衛省のパンフレットを作るときにやはり副大臣であったのでちょっとお伺いしておきたいんですが、これ防衛省のパンフレットを基に書いてあります。日本全体を三隻若しくは将来的には二隻のイージス艦でカバーができるというふうに書いてある...全文を見る
○大野元裕君 丁寧な御説明ありがとうございます。  大臣、実は、やはり国民は不安だと思うんです。六月二十二日に違う形で撃たれた、それから核の小型化についても進められているという報道がある。これ見ていただくと、ちょっと見にくいんですけど、緑の線で書いてありますが、通常弾道であれば...全文を見る
○大野元裕君 大臣、もう一度聞きますけど、国民を安心させるためです、ブロックⅡAミサイルが導入されれば対応できるとは言えないんですか。
○大野元裕君 不思議ですね。  実は、先ほど若宮副大臣には褒めていただいたので言いにくいんですけど、九月三日放送の週刊安全保障というネット番組があります。そこで若宮副大臣は、ブロックⅡAミサイルに変更するとロフテッド軌道ミサイルに対応しやすくなると言われていますがという質問に対...全文を見る
○大野元裕君 大臣、聞いていることに答えてください。対応できないんですかと私聞きました。二回聞いています。ここでは述べられないとおっしゃいました。MDAにもかかると言いました。  それで、若宮副大臣はマスコミで、対応できるというふうに述べていらっしゃいます。これで適切な対応と言...全文を見る
○大野元裕君 ブロックⅡAに変更するとロフテッドに対応できるということが言えると思いますと述べられておられます。  本来言うべきことでないことを仮に述べたというのであれば、当然これ、漏えいの可能性があります。自衛官に対しては、意図的でないにもかかわらず、これ、漏えいした場合には...全文を見る
11月24日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○大野元裕君 おはようございます。民進党・新緑風会の大野元裕でございます。  外はまだ雪が降っていますけれども、こんな中でも自衛隊員、自衛官は懸命にその任務をこなされており、制服、あるいはシビル、ユニホーム関係なく正当な評価を受けていくということは極めて重要であり、防衛省給与法...全文を見る
○大野元裕君 引き続き、トランプ次期政権に対する注目というものは多いと思いますので、累次質問させていただきたいと思っています。  その上で、稲田大臣にお伺いいたします。  私は、一般公務員の給与法と防衛省給与法が分けてある背景としては、自衛官の特殊な任務あるいは勤務の在り方が...全文を見る
○大野元裕君 大変力強い御答弁ありがとうございます。与党、野党関係なく、自衛官の命、一人も失わせてはいけない、その思いはきっと一緒だと思います。そこは御協力をしっかりさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  さて、この法律を出させていただいた十五日なんですが、政府は...全文を見る
○大野元裕君 ほとんど聞いていない話、ありがとうございます。  先ほどお話しいたしましたけれども、治安状況のところ、ジュバについて書いてあるのは二か所だけです。いわゆるボラタイルと先ほど申し上げたところ、不安定が継続しているというところ、それからジュバを含む中央エクアトリア州を...全文を見る
○大野元裕君 この国連報告書は、じゃ、うそ八百を言っていると、そういうことですよね。これはやはり我々は、これは御覧になっている自衛官の御家族の方もおられますよ。これはやはり私は、これがうそ八百だというんだったら、抗議するべきだと思いますよ。改めてお答えください。
○大野元裕君 大臣が行かれた後に出された報告書で、なおも継続をしているというふうに書かれているからこそ、だったらこんな無責任な報告書はおかしいというふうに我々は声を上げて当然じゃないんですか、何がおかしいんですか、それは。そうでしょう。  だから、私が聞いたのは、なぜ抗議しない...全文を見る
○大野元裕君 そうは思いません。書かれているものが出されている以上、自衛官、自衛官の御家族は非常に不安ですから、やはりそこは、我々は明確にその立場を、あるいは情報の正確さというものを引き続き私は努力していかなければならないと思っています。  時間がないので少し進めますけれども、...全文を見る
○大野元裕君 避けるということであれば、例えば武装している集団が日本人を囲んでいる、そこでSOSが来て、駆け付け警護を行う。こういった集団や暴徒に囲まれている、これは別に相手が軍隊であるとかそういう意味じゃないですよ、そういった意味で、囲まれている邦人等に駆け付け警護を行うときに...全文を見る
○大野元裕君 大臣、胸を張って、治安当局に聞くのは当然ですって、何ですか、それ。治安当局が違法に武器を持っている者が分からないから、彼ら持っているんですよ。治安当局に聞いて、いや、あそこで違法に武器持っていますけど何もしませんでしたって言うんですか。治安当局は分からないから、持っ...全文を見る
○大野元裕君 大臣、よくお分かりだと思いますが、部隊知っていますよ、どういう能力を持っているか。その中で、自分たちを上回る規格の武器を持っている中に行かなければいけない。そして、装甲についても、彼ら能力知っていると私は思いますよ。そういった人たちに命令を出すというのは、私は政治家...全文を見る
○大野元裕君 理解できません。大臣、本当に両肩に載せられている責任はとても重いということをこれは是非認識してほしいんですよ。だからこそ、慎重に慎重を重ねて、法律があるのは分かりました、我々は反対だけど法律があるのは分かりました、でも付与するということは違いますから、是非そこは考え...全文を見る
○大野元裕君 ありがとうございました。  ただ、前田さん、三月にショイグ国防大臣が配備の計画発表しているんです。だとすれば、確認できないではなくて、もう少しやはり突っ込んだ、国民に対して分かりやすい御説明をいただきたいと思っています。  そして、最後に申し上げておきますが、稲...全文を見る
12月01日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号
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○大野元裕君 民進党・新緑風会の大野元裕でございます。本特別委員会ではお世話役に徹するつもりでしたが、先輩、同僚の議員の御理解をいただきまして、本日初めて質問に立たせていただきます。よろしくお願いいたします。  質問通告、まず、しておりませんが、外務大臣にお伺いをいたします。 ...全文を見る
○大野元裕君 平和会談じゃないんです。我々、喉元にナイフを突き付けられているようなもの、ほぼこれ迎撃できないんではないかとも言われているような、そういうミサイルですから、それを突き付けられて、しかも違法な軍の展開、一九七九年に最初に展開したときには日本は撤収を求めていますから、や...全文を見る
○大野元裕君 総理はそうおっしゃいますけれども、これ多分、私の知っている限りでは、これ自民党と読むんだと思うんですね。そうすると、有権者から見れば、そんな説明ではなくて、このポスターを見て投票したわけですから、やはりさすがぶれないと書いてあるだけあって、その御答弁真っすぐに全てを...全文を見る
○大野元裕君 おっしゃるとおりです。  しかしながら、それは、条約を署名してから批准なりの国内手続までの間、この以降には実は義務を負うわけですけれども、それまでの間には実は義務は負わないということも改めて示しているという条文だと私は理解をしておりますけれども、それはまずそれでよ...全文を見る
○大野元裕君 そうしますと、これ脱退はできちゃうんですね。つまり、いわゆる協定に定められた形での脱退ではないけれども、当事者とはならないと、自国の措置をした上で当事者とはならないということは実はできるということになるんです。  そうすると、大臣、お伺いしたいんですが、この条約法...全文を見る
○大野元裕君 ちょっと確認しますが、日米両国ですか、それとも締約国のGDPの八五%ですか。
○大野元裕君 国際法の話しておりますから、是非正確にお答えをいただきたいと思っています。  そうすると、大臣、当事国にはならないということは国際法上はできる、条約法上できると。しかしながら、それが原署名国の八五%、原署名国にはならないかどうかということの多分議論になるんだと思う...全文を見る
○大野元裕君 確認をされたかどうかを聞いているんですが。
○大野元裕君 実は、一致しているという話ですけれども、先ほども申し上げたとおり、実は定義のところにないという状況でありますので、まさにオリジナルシグナトリーと書いてありますけれども、原署名国と当事国の法的な地位の関係について私は確認をする必要が出てきている段階になっているのではな...全文を見る
○大野元裕君 総理にお伺いしますけれども、トランプ氏がこの宣言を実施したと、仮に脱退を通告をするということがあったとします。これ、アメリカが脱退すると、この残りの十一か国で世界のGDPの一四%を占めるエコノミーが残る、これが発効するかどうかは別ですけれどね。しかしながら、確認され...全文を見る
○大野元裕君 総理がおっしゃるとおり、TPPが米国を、入ったことを前提としてこれまで議論した、それはもうそのとおりだと思います。そして、発効を仮にするときに米国がいなければ意味がないという総理のお話もありました。  そして、今、総理がトランプ氏のお考えをそんたくして話すのは適切...全文を見る
○大野元裕君 総理、しっかり質問を聞いていただきたいと思います。私は、そういった意見もあった、しかしながら、総理はトランプ氏とただ一人この中で会った、その感触を、その御感想を、経験を踏まえた上で、それでもなおかつ進めろというふうにおっしゃっていると言ったんです。そこの上で、総理と...全文を見る
○大野元裕君 特に、今回については、先ほど申し上げたとおり、我々会談の中身存じ上げません。そして、総理と通訳の方しか入っていないわけですから、それ以外の方は恐らく知らないということだと思います。  総理、もう少しシナリオについて聞きたいんですが、先ほど藤末委員との議論の中では再...全文を見る
○大野元裕君 日米の二国間FTAについてはいかがでしょうか。
○大野元裕君 否定されないんですか。今TPPをやっているから、これは総理が先ほど申し上げた、トランプさんとお会いした後にしっかりと進める、アメリカが入らなきゃ意味がないと、ここは分かるんです、議論としては。議論としては分かるんです。だけど、そうすると二国間FTAは必要ないんじゃな...全文を見る
○大野元裕君 また分からなくなっちゃったんですよ。  先ほど、政府の言っていることは信頼できないんじゃないか、信用できないんじゃないかという国民に対して、やはり明快な形で、特に今日は集中審議のテーマがこれからの経済連携の在り方でもありますので、そこで分かりやすく、どのシナリオで...全文を見る
○大野元裕君 政府の方から依頼をされているので我々はここで審議しているんです。トランプ次期大統領が何と言おうと、ここで毎日僕たち審議してきました。それは御存じのとおりです。しかしながら、行政府の責任としては、私は、一旦ここは止まって廃案にし、そして、信頼が置けるとされたトランプ大...全文を見る
○大野元裕君 そこで、大臣にお伺いしますが、日本に関する附属書の二―Dに書かれている七年後の再協議規定というのがあります。この再協議規定では、我が国とオーストラリア、カナダ、チリ、ニュージーランド及び米国との間で市場アクセスを強化させるという観点から関税の再協議を義務化をするとい...全文を見る
○大野元裕君 お手元に資料を配付させていただいております。十月の十七日の衆議院における我が党の村岡委員からの質問に対して、大臣はこうおっしゃっているんです。「関税を見直す、そういう約束を仮にしてしまったと。しかしながら、そういう事態になったとしても、それは協定に関する新しい法律を...全文を見る
○大野元裕君 他方で、大臣、国会の意思を真摯に受け止めていただくというのはとても有り難いことだと思っています。しかしながら、この御答弁拝見をしていると、再協議をはね返すために与野党一致して国会で拒否をする。さて、いつから政府は国会における議員の賛否について指示をされる立場におなり...全文を見る
○大野元裕君 是非、石原大臣にこの文についての、私はこれ撤回された方がいいと思いますけれども、御説明をまずはいただきたいと思います。
○大野元裕君 私は、済みません、学校の先輩でもありますし、この規定についてもう一度説明をいただくという、答弁について、国会との関与に関して聞いたわけであって、それを全く違うような話をされるというのはちょっと私はおかしいと思います。せっかく、声を荒げて言うこともできますけれども、そ...全文を見る
○大野元裕君 この実は条約や協定については、これまでも政府とそれから国会との間では若干、私、意見違ったところもあると思っているんです。憲法第七十三条に基づいて、条約の中身については国会の立ち入るところではないという政府の一貫したお立場の中で、我々は、国会に対して提出されるものは条...全文を見る
○大野元裕君 そもそも、解説をしていただく我々必要はありません。我々は、三権分立で全く違うところにいる立法府であります。そこに対してそのような発言というものは全くもって受け入れられません。是非、大臣、改めていただきたい。そして、次回からは是非、私の名前は大野でございます、そこも改...全文を見る
○大野元裕君 済みません、今日、実は幾つかやらなきゃいけないことがあって、大臣、本当にそこは気を付けていただきたいということを最後申し上げます。  このTPP協定の規定に基づく留保について、これはほとんど議論になっていなかったので、必ず議事録にはとどめなければいけないと思ってい...全文を見る
○大野元裕君 先ほどの再協議のところで石原大臣も、万が一があったときもその後は国会でやればいい、これが一定の歯止めになっているんじゃないかというふうに私は理解をするものですけれども、今大臣からも留保がやはり一つ大事だと言いました。  そこで、外務省にお伺いをさせていただきたいん...全文を見る
○大野元裕君 そうなんです。これまで実は留保の撤回について外務省は国会に承認を求めたこともなければ、一般論としてのそういった留保については撤回を求める際に国会の関与というものは必要ではないというのが外務省の立場だったんです。  しかし、今分かりにくかったのでテレビを御覧の皆さん...全文を見る
○大野元裕君 時間が余りないので、最後に一言だけ。今言ったようなその三十・二条の協定の改定に該当する場合は改めて、最後、一言で結構ですので、必ずこれを国会に提出し審議をいただくということでよろしいですね。これだけ最後に質問させていただきます。
○大野元裕君 これで終わります。まだまだやらなければいけないこと本当に多いんですけれども、今日もサイドレターとかやりたかったんですが、次回にもし時間をいただければ譲らせていただき、私の質問とさせていただきます。  ありがとうございました。
12月09日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第15号
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○大野元裕君 民進党・新緑風会の大野元裕でございます。  会派を代表して、締め総的な質疑に臨むに当たり、まずは会派の考え方を述べさせていただきたいと思っております。  本協定については問題が多く、国民の理解も得られていない中、次期米国大統領のTPP離脱表明等もあり、本来であれ...全文を見る
○大野元裕君 全くもって、原署名国の一か国として、この国内手続を今まさに進めなければその可能性が失われるといった議論については、くみできません。  その意味で、総理、実はこの参議院では、既にお気付きになったと思いますけれども、そのような状況にもかかわらず、我々は、大臣の不用意な...全文を見る
○大野元裕君 TPPをきっかけとして中小企業等を支援する、そのTPPが発効しない。あるいは、TPPを踏まえ、若しくは前提として、例えば、これまでも閣僚の皆様がおっしゃっておられました、価格下落時の収入補填緊急対策費、緊急対策費ですよね、経営所得安定対策の中の収入減少影響緩和対策、...全文を見る
○大野元裕君 なるべく早く備えて農業の体質強化を図ることについて、私はノーとは言っていません。緊急対策費や、あるいはTPPを契機としてこれから行うための中小企業、これはやはり名目としてもおかしいじゃないですか。是非このことは指摘させていただいて、納得する前にちょっと時間もないので...全文を見る
○大野元裕君 大臣、お読みになっている中身を御理解されていますか。TPP協定を契機として二国間協定を特別に定める、TPP協定の発効以降は全ての、これ全てTPP協定が前提じゃないですか。  だとしたら、教えてください、たった今で、GIリストを交換する国、どこにありますか。
○大野元裕君 大きなことを言いましたよ、今、国同士が締結すれば。締結すればなんです。今はないんです。締結する相手がいないんです。もちろん、向こうに制度がある国もあります。しかしながら、大臣、御存じですよね、大平三原則。つまり、なぜ国会に協定の承認を求めるか。それは、その中身を示し...全文を見る
○大野元裕君 だとすれば、この協定と一緒に関連法案を出したとおり、チリについてもメキシコについても同時に出してください。どうぞ。
○大野元裕君 法律事項の変更があるときには我が国会に対して承認を求めることは当然の話です。今の予定で、我が国会が承認もしていないものを前提として、こんな法律議論できないじゃないですか。大臣、おかしいです、それは。そんな予定のものであれば、将来、EUとも、RCEPだって、みんなあり...全文を見る
○大野元裕君 分かりません。  協定が前提であること、それは分かりました。GI自体はすばらしい話だと私は思っています。しかしながら、立法事実が必要だという中で、これだけは、これだけは、総理も、先ほど申し上げたとおり、TPPの発効は現実的に難しくなって困難になってきていると答弁が...全文を見る
○大野元裕君 立法事実がない法律を作るのは安倍政権の得意技で、安保法制についても三つの立法事実は全てひっくり返させていただきましたけれども、それがいまだに漂流をしているというのが現状でありますが。  これ、大臣、そうすると、私が言っているのは期日の問題なんです。中身の話でもない...全文を見る
○大野元裕君 期日を再検討されたらいかがですか。
○大野元裕君 質疑の時間が終了しましたのでこれでまとめますが。  改めて、立法事実なき法律がここで成立することになります。TPP協定については、三十日を迎えたことから、今日、先ほど申し上げたとおり、我々は対応を求めますが、しかしこの法律については余りにもおかしい。だからこそ、法...全文を見る