佐々木さやか

ささきさやか

選挙区(神奈川県)選出
公明党
当選回数2回

佐々木さやかの2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第186回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかでございます。発言の機会をいただき、ありがとうございます。  私からは、憲法の役割、在り方を考える際に重要な立憲主義について申し上げたいと思います。  憲法とは、権力を制限することにより、国民の自由、人権を保障するものであるというのが立憲...全文を見る
03月13日第186回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかでございます。  まず冒頭、今月十一日で三年を迎えました東日本大震災で尊い命を犠牲にされた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、御遺族の方々、また被災された全ての方々に心よりお見舞いを申し上げます。復興への道のりも四年目となったわけでござ...全文を見る
○佐々木さやか君 要するに、知的な障害であったりとか、あと発達障害ということもあると伺いましたけれども、そうした障害、そして情緒的に未成熟で社会への不適応が著しい少年が入院の対象になっているというふうに聞いております。今おっしゃっていただきましたとおり、そうした少年たちの処遇にお...全文を見る
○佐々木さやか君 御説明ありがとうございます。  今お話がありましたように、非常に処遇が困難な、また家庭も、家庭環境も劣悪でおうちに帰ることもできない、とはいえ障害も抱えていらっしゃいますので受入先も見付からない、そうした少年たちに対して細やかな様々な福祉との連携を行っていただ...全文を見る
○佐々木さやか君 是非よろしくお願いをいたします。やはり少年の生活状況だったりとかその少年の心の問題についても、いろいろとよくよく分かった上で帰住調整を行っていただかないといけないですので、本当にその継続性というものが重要なのではないかなと思っております。  そして、一点、大臣...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。  今おっしゃっていただきました刑事司法と福祉の連携というものは、私も非常に重要なものであると思います。是非これからもよろしくお願いを申し上げます。  私が伺わせていただきました神奈川医療少年院ですが、その施設自体が大分老朽化をしており...全文を見る
○佐々木さやか君 事前に御説明いただきました内容ですと、やはり昭和五十六年でしょうか、それ以前に耐震化基準を満たしていない少年院も結構な数あったというふうに記憶をしております。重要な点ですので、是非取組をお願いしたいと思っております。  そして、この神奈川医療少年院でいいますと...全文を見る
○佐々木さやか君 是非よろしくお願いいたします。平成二十六年度中にはというか、もうできるだけ早く行っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  先ほども申し上げましたように、神奈川医療少年院だけでなくほかの施設も、恐らくもっと古い所はもっと大変なのかなと思います...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。  私は、八王子の少年鑑別所に伺って初めてそういう施設の開放ということをしているというふうに聞いたものですから、従前から少年院でもそのように取り組んでいただいていると聞いて、よかったなとも思いますけれども。  私が、体育館を一般市民の方...全文を見る
○佐々木さやか君 是非今後ともよろしくお願いいたします。  残り時間があと僅かになってまいりました。残り時間で司法ソーシャルワークについてお聞きしたいと思います。  大臣は、法テラスによる司法ソーシャルワーク、この促進に取り組んでいただいております。私も、先ほど刑事司法と福祉...全文を見る
○佐々木さやか君 私、この司法ソーシャルワークをこれからそのように進めていただけるということで、ありがとうございます。  進めていくに当たって一つ重要だと思いますのが、地域包括支援センターとの連携であると思います。  地域包括ケアシステムというのは、一人のお年寄りの方がその地...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。  地域包括支援センターだったり、福祉との司法の連携が法テラス佐渡のようなところでは非常にうまくいっているところもあるんですが、それが本当に今現状、全国的にうまくいっているかというと、そうではないというふうに私は思っております。ですので、...全文を見る
○佐々木さやか君 厚労省との連携もしっかりしていただくということで、お言葉をいただきました。ありがとうございます。  時間が参りましたので、残りの質問についてはまた別の機会にさせていただければと思います。  以上で終わります。
03月17日第186回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  前回の所信に対する質疑では、私の方からは、これから迎える超高齢化社会において重要な取組であります司法ソーシャルワークについて取り上げさせていただきました。  超高齢化社会ということを考えますと、もう一つ...全文を見る
○佐々木さやか君 お聞きになったように、まだまだ新しい取組なのかなと。平成二十三年以降の件数について教えていただきました。ですので、これから市民後見人の育成ということが重要になってくるのではないかと思いますが、今後の取組について厚労省にお伺いをいたします。
○佐々木さやか君 ありがとうございます。いろいろと取り組んでいただいているようですけれども、是非今後とも厚労省、自治体また法テラスとか連携を十分取っていただいて、取り組んでいただければと思います。  さて、第三者後見人に関連して、家族以外の方、第三者市民後見人ですとか、それから...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。是非十分な連携をお願いをいたします。  これから超高齢化社会を迎えるに当たって、今まで申し上げてまいりましたように、成年後見制度のニーズ、これは増大をしていくということが予想されるわけでございますけれども、そうした中で、これからの成年後見...全文を見る
○佐々木さやか君 成年後見、これから件数として増えていくことが予想されますし、今申し上げましたように、市民後見人など多様化をしていくということが考えられます。しかしながら、今制度の所管という話がございましたが、この成年後見制度自体にもまだ不十分な点があるというふうに私は考えており...全文を見る
○佐々木さやか君 今説明していただいたものは、具体的に言うと、民法で言うと応急処分義務というものですとかそれから事務管理、こうしたことを法律上の根拠としてできることはできるということだと思いますけれども、この場合に現場でよく問題になりますのが、じゃ、葬儀の費用をその方の財産、被後...全文を見る
○佐々木さやか君 ちょっと法律的な難しい御説明だったかと思いますけれども、特に事務管理の方ですね。要するにかみ砕いて言いますと、後から求償ができるので後々相殺はできるんだけれども、ただその費用を実際に、葬儀費用、例えば引っ越し費用を払うその瞬間には後見人が自分のお金を出さなければ...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。利用者の方が利用しやすい成年後見制度をつくっていくという観点から、様々な検討を今後もしていただければなというふうに思っております。  続きまして、国民の司法アクセスという観点から何点か質問をしたいと思っております。  まず一点目に、現在...全文を見る
○佐々木さやか君 この出張調停制度を例えば裁判所の数が少ない地域、その裁判所まで出かけるのが不便な司法過疎地域で行うことができれば、より国民の司法アクセスという観点からは便利になるのではないかと思うんですけれども、そういった地域で、同じように法テラスだったりとか、また公民館ですと...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。そうした利用者の方のニーズに合った、より便利な調停制度が充実をしていくように願いたいと思います。  この司法過疎ということに関連してお聞きしたいと思いますけれども、日弁連の資料によりますと、地方裁判所、家庭裁判所の四十六か所の支部には裁判...全文を見る
○佐々木さやか君 例えば民事保全事件ですとか保釈請求事件ですとか、そういった緊急を要するような事件について時間が掛かったりするようなことがもしありますと、申立ての趣旨が達せられないことになりますので、そういったことがないようにしていただきたいなというふうに思います。  同じよう...全文を見る
○佐々木さやか君 適切な事件処理ができますように、しっかりとそういったニーズをこれからも調査をしていただきたいなと思います。  時間が参りましたので、以上で質問を終わります。ありがとうございました。
03月19日第186回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  まず冒頭、質問に入ります前に、横浜市の二歳の男の子が預けられていたベビーシッターのマンションで遺体で見付かるという大変痛ましい事件がありました。御冥福をお祈りするとともに、厚労省としても、しっかりと速やか...全文を見る
○佐々木さやか君 是非推進をしていっていただきたいと思います。  ところが、こんな課題がございます。  おうちで働けるこのテレワーク、ハローワークで求人検索をしようと思っても探しにくいんです。今の制度では、事業主は求人票に仕事をしてもらう場所、これを三つまで届け出ることができ...全文を見る
○佐々木さやか君 この就業場所の届出、ここの点についてもより改善をこれからもお願いをしたいと思います。  先ほど総理もおっしゃっていただきましたけれども、このテレワークというのは、子育て中の女性だけではなくて、例えば障害をお持ちで会社まで通うのが難しい方であったり、介護と両立を...全文を見る
○佐々木さやか君 どうぞよろしくお願いをいたします。  それから、この被災地でのテレワークの推進事業、総務省の方では行っていただくということが決まったというふうに聞きましたけれども、どのような取組なのか、教えていただけますでしょうか。
○佐々木さやか君 御説明ありがとうございます。  総理、被災地から是非、新しい働き方でありますテレワーク推進に取り組んでいただきたいと思います。雇用の拡大にも、また被災地の復興にもつながっていくかと思いますけれども、いかがでしょうか。
○佐々木さやか君 ありがとうございます。是非よろしくお願いいたします。  次に、平成二十七年の四月から始まる計画になっております子ども・子育て支援新制度、これについて質問をさせていただきます。  この新制度は、地域のことを密着して一番よく分かっている市町村が事業主体となって、...全文を見る
○佐々木さやか君 是非よろしくお願いをいたします。  この新制度、子育て家庭への支援を目的としておりますので、例えば保育料の負担軽減、こういった家庭が直接メリットを実感できるような取組こそ進めていくべきだと思います。来月からこの保育料の負担軽減拡充されることもありますけれども、...全文を見る
○佐々木さやか君 どうぞよろしくお願いをいたします。  総理は、施政方針演説で、幼児教育の無償化、これを段階的に進めますと、このようにおっしゃっております。この低所得世帯の負担軽減を拡充をしていくことは幼児教育の無償化にも資することであると思いますけれども、総理、いかがでしょう...全文を見る
○佐々木さやか君 是非よろしくお願いをいたします。  残りの時間で、最後に司法ソーシャルワークというテーマについて質問させていただきます。  これから超高齢化社会を迎えて今大切になっているのが、お年寄りの方々の生活を地域で一体的に支えていくという動きであります。そのためには、...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。  最後に、総理に是非こういう垣根を越えた専門家のいろんな方々が協力をしていかなければならないということについての御決意を伺おうと思ったんですけれども、時間が参りましたので、是非お願いを申し上げて、質問を終わりたいと思います。ありがとうご...全文を見る
03月20日第186回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  私は、自由民主党、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十六年度予算三案に賛成、日本維新の会提案の修正案に反対の立場から討論を行います。  今、日本経済は好転へと動き出し、長年にわたるデフレ脱却への兆しが現れています。...全文を見る
03月26日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  先日の大臣の所信表明では、地方消費者行政、これに対する大幅な強化のお話がございました。増額をされました地方消費者行政活性化基金を活用をして、地方消費者行政強化作戦、これを推進をしていくということでございま...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。  そうした地方消費者行政の体制の強化の一つとして、消費生活相談体制も強化をしていっていただくと。そもそも相談窓口がなかったところについては新設をしていただくことになると思いますし、また、消費生活相談員の方のレベルアップ、また処遇改善にも...全文を見る
○佐々木さやか君 住民の方がどこに住んでいるかということにかかわらず、同じような差のない消費者行政についてのサービスを受けれるように取り組んでいっていただきたいと思います。  この消費生活相談体制、相談窓口の強化に関係いたしまして、消費者の方々に対する情報提供という観点で御質問...全文を見る
○佐々木さやか君 地域の消費生活センターに行けば情報も分かるし、何でもといいますか、消費者被害に関することは何でも気軽に相談できるんだと、このように国民の皆様により身近に感じていただければいいなと願っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  次に、食品表示に関する問題...全文を見る
○佐々木さやか君 それから、食品表示に関しましては食品表示法が成立したわけでありますけれども、先ほど申し上げました緊急提言の中でこれについても申し入れさせていただいたものですから、この食品表示に関しましては、中食また外食での食品表示の在り方について、とりわけ人命に関わりますアレル...全文を見る
○佐々木さやか君 様々調整が必要な課題があることは承知しておりますけれども、やはり人命に関わることでございますので、是非とも早急な検討を進めていただきたいと思っております。  それから、高齢者の方の消費者被害の防止、これも本当に重要な問題でございます。先ほどもほかの先生から話題...全文を見る
○佐々木さやか君 高齢者の消費者被害の防止という観点でもう一つ、消費者教育についてお聞きしたいんですが、平成二十四年に成立、施行されました法律に基づいて消費者教育の推進行っていただいているわけですけれども、この高齢者の消費者被害の防止という観点からは国としてはどのように取り組んで...全文を見る
○佐々木さやか君 今おっしゃっていただきましたアウトリーチという手法、私も非常に重要であるというふうに思っております。  先ほどから見守りネットワークという言葉が出ておりますけれども、具体的な例として、静岡市の消費生活センターの取組を私、資料で拝見したんですが、静岡市では、消費...全文を見る
○佐々木さやか君 時間が残り少ないですので、通告申し上げている質問をちょっと一問飛ばさせていただきたいと思います。  最後に、大臣にお伺いをしたいと思います。  こうしたアウトリーチの手法を使った高齢者の方々を見守るネットワーク、こういった取組は、先ほど森本先生の御質問にもあ...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。  以上で質問を終わります。
03月27日第186回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  今回の法律改正では判事の員数が三十二人増加をするということで、判事の体制については年々充実してきているように思いますけれども、それに比べまして判事補の状況についてはやはり余り変化がないのかなと感じておりま...全文を見る
○佐々木さやか君 先ほど若林委員の議論の中で、判事を増員をしてきているけれども、なかなか事件の処理の日数については、期間ですね、目標を達成するに至らないと。その原因、原因といいますか、判事を増員するといっても判事の給源も限られているというような御答弁がありましたけれども、九十六名...全文を見る
○佐々木さやか君 御説明ありがとうございました。そうした法科大学院生と裁判官との交流が優秀な判事補また判事という形の体制の充実につながっていっていただきたいなと思います。引き続き取組をお願いしたいと思います。  それから次に、家庭裁判所の体制の充実についてお尋ねをしたいんですけ...全文を見る
○佐々木さやか君 御説明ありがとうございます。引き続き、家事事件の対応、特に体制の充実を図っていただきたいと思います。  今回の改正では、裁判官の定員の増員とともに裁判官以外の裁判所職員の定員の、書記官は増員ですけれども、そのほかの職員の減員が行われております。  推移を見ま...全文を見る
○佐々木さやか君 それから、事務官さんがだんだんともしこれから減っていくということになりますと、一つ私が心配だなと思っているのが、市民の方が裁判所を利用する際に窓口で対応されているのが事務官さんなんだろうと私は理解をしているわけですけれども、人数が減っていくことで、そうした市民の...全文を見る
○佐々木さやか君 是非よろしくお願いいたします。  今回の法改正は裁判所の法改正であったものですから、ちょっと大臣に御質問する機会がありませんでしたけれども、また違う法律のときに議論をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で質問を終わります。
04月08日第186回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかと申します。どうぞよろしくお願いをいたします。  本日は、お忙しい中、三人の参考人の方々、お越しをいただきましてありがとうございます。特に大久保参考人におかれましては、時間がたつほどに無念の思いを強くしていらっしゃるであろう中、貴重な御意見...全文を見る
○佐々木さやか君 あと、刑事事件における被害者の方々、また御遺族の方々の手続への関与、この点についてはまだ最近の制度でありまして、より整備を進めていかなくてはならないというふうに私自身も思っております。  少年審判の場合におきましては、現在は、審判の傍聴のほかに審判結果の通知で...全文を見る
○佐々木さやか君 今回の法律の改正案の中には検察官関与の対象の拡大というものがありますけれども、この検察官関与をさせるかどうかというのは裁判所の判断によるわけではありますけれども、どういった場合に検察官関与をさせるべきか、若しくはさせない方がいいべきかといいますか、そういった点に...全文を見る
○佐々木さやか君 岡本参考人にお伺いいたしますけれども、岡本参考人のお考えとしては検察官関与というのは消極的なお考えでございますが、現行でも関与がなされる事件もあります。そうした場合に、関与する事件が現実にございますので、そうした中で、本来、検察官関与の制度趣旨というのは適正な事...全文を見る
○佐々木さやか君 検察官が少年と向き合うに当たって気を付けるべきことというところなんですけれども。
○佐々木さやか君 以上で終わります。
04月10日第186回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  午前中は私で最後となりますけれども、五十分というお時間をいただいております。ちょっとお昼の時間に掛かりますが、皆様、お付き合いいただきますようによろしくお願いいたします。  さて、今回の少年法の改正、これまでも委員の先生方から御...全文を見る
○佐々木さやか君 大臣から、今回の法改正はいわゆる厳罰化を意図したものではないと、こうお話ございました。しかしながら、一律の厳罰化だとか少年事件全体に対する厳罰化なんだというような誤ったイメージ、これが浸透してしまいますと、そういう厳罰化というのはきっと少年事件が凶悪化しているん...全文を見る
○佐々木さやか君 是非よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、国選付添人の対象事件の拡大についてお聞きをしたいと思います。  まず、前提といたしまして、そもそも付添人が少年事件手続において果たす役割というものがどういうものなのかと、そして、今回、国選による付添人を拡大...全文を見る
○佐々木さやか君 ただいま御説明いただきましたように、付添人の少年事件手続における役割というのは重要なものだなというふうに思っております。  では、国選付添人ですけれども、じゃ、どういった場合に付されるのかという点についてお聞きしたいと思いますけれども、この国選付添人が選任され...全文を見る
○佐々木さやか君 御説明ありがとうございました。  最初に、付添人が少年審判、少年事件手続において果たす役割の御説明の中に、早期の環境調整などによって少年の再非行防止、また更生に役立つと、こういう役割があると御説明ありましたが、私は、こういった点から、付添人が付される事件が多く...全文を見る
○佐々木さやか君 対象事件が約五百件で、うち国選付添人が選任されたのが三百件というお話でした。また、ほかの委員の先生の質問に対する説明にもありましたけれども、過去五年の選任率を見ると大体六〇%程度だと、こういう御説明がありました。  この選任率六〇%というのは、私としては決して...全文を見る
○佐々木さやか君 もちろん選任するかどうかはその個々の事件の裁判所の判断によるわけですから、確かにどうなるか正確に予想はできないとは思うんですけれども、今回の法改正の趣旨が、少年の健全育成、そして再非行の防止、こういったところにもあることから考えますと、適切な運用がこれからされて...全文を見る
○佐々木さやか君 私の経験の限りですけれども、もちろん付添人の方針にもよるんですが、一つの事件についてそんなに多数回、裁判所、また調査官との意見交換が必ずしもなされていない事件もあるのではないかなと、こう心配をしておりまして、こういったところも適切に運用をしていっていただきたいな...全文を見る
○佐々木さやか君 対象事件数については、先ほどほかの先生の質問の中で、大体七、八倍に増えるんじゃないかと、こういう予測もあるわけですので、かなり忙しくなるのではないかなと心配をしております。引き続き適切な運用がされるようにお願いをいたします。  次に、検察官関与の制度についてお...全文を見る
○佐々木さやか君 御説明ありがとうございました。  検察官関与対象事件の拡大、今回の改正によって、現行法の対象は故意の犯罪行為により被害者を死亡させた罪、死刑、無期、短期二年以上の懲役、禁錮に当たる罪であったものが、改正によって死刑、無期、長期三年を超える懲役、禁錮に当たる罪と...全文を見る
○佐々木さやか君 今例を挙げていただきましたように、住居侵入、器物損壊など比較的軽い罪を除いては、多くの犯罪が検察官関与制度の対象の事件になるというふうに理解していいかと思います。  そうなると、やはり多くの犯罪が対象になるので、対象となる事件の件数というのもかなり大幅に増える...全文を見る
○佐々木さやか君 検察官が関与をすることで手続が仮に糾問的になったりいたしますと、少年がかえって真実、また自分の気持ちを素直に話しにくくなってしまうことが心配をされます。そうなりますと、事実の適正な認定といった検察官関与制度拡大の趣旨にも反することになってしまいます。  ですの...全文を見る
○佐々木さやか君 次に、不定期刑に関する改正の点についてお伺いしますけれども、今回の改正で不定期刑の対象となる事件についても拡大がなされました。この改正の理由についてお伺いをします。
○佐々木さやか君 今御説明の中にもありましたような不定期刑の効果といいますのは、少年の受刑者に対する仮釈放ですとか刑の執行終了という制度の運用が適切になされてこそ効果を発揮すると思います。  ところが、少年に対する刑の執行状況を見ますと、例えば平成八年ですと、長期の九〇%以上と...全文を見る
○佐々木さやか君 ちょっと時間が迫ってまいりましたので、質問を少し飛ばします。  少年に対して重い刑罰を科すというだけでは再非行を防止するということは難しいと思います。資料を見ますと、少年の再非行率というものは毎年上昇をしているようでありまして、これは非行、犯罪を行う少年自体の...全文を見る
○佐々木さやか君 次に、犯罪被害者保護に関して質問をいたします。  少年審判手続における被害者に対する情報提供、これについては、成人の場合とは同様にはいかないわけでございますけれども、とはいえ、制度上可能な限り被害者に十分配慮した運用がなされる必要があると思います。しかし、先日...全文を見る
○佐々木さやか君 大久保参考人からは、突然手続に巻き込まれたというようなことで、何も分からなかったけれども弁護士に付き添ってもらうことで何とか手続に参加をしていくことができたというふうなお話がございました。こういう話からも、被害者に対する支援、援助において弁護士の果たす役割という...全文を見る
○佐々木さやか君 ちょっと時間が参りましたので、以上で質問を終わります。また違う機会に質問したいと思います。
04月17日第186回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。どうぞよろしくお願いいたします。  今日議論になっております外国法事務弁護士制度といいますのは、外国の弁護士資格を有する者が外国法事務弁護士として我が国で登録をしまして、その外国法に関する法律事務の取扱いを認める制度でございますけれど...全文を見る
○佐々木さやか君 今の説明を聞いてもなかなか具体的なイメージは難しいかもしれませんけれども、今回の法改正といいますのは、外国法事務弁護士の活動の基盤を整備をして、その業務の充実につながるものなのだろうというふうに理解をしておりますけれども、この外国法事務弁護士さん、要するに外国の...全文を見る
○佐々木さやか君 副大臣の御経験も踏まえての御説明、ありがとうございました。  ちょっと時間の関係もございますので一つ質問を飛ばさせていただきまして、海外進出を計画するような中小企業に対する法的サポートの体制という点について御質問をしたいと思っております。  この外国法事務弁...全文を見る
○佐々木さやか君 我が国における法律事務の複雑多様化、また専門化、国際化ということに対応していくためには、外国の弁護士さんに日本にいていただくということも大切ではあるんですけれども、やはり日本の弁護士がより国際的、専門的能力を身に付けていく、海外に拠点を設けて活躍していくと、この...全文を見る
○佐々木さやか君 以上で終わります。
04月24日第186回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  私からは、法テラスによる法律支援についてお聞きをしたいと思います。  超高齢社会を迎えるに当たりまして、高齢者への法的支援の在り方が課題となっています。これについては、私は、法テラスが取り組んでおります...全文を見る
○佐々木さやか君 この検討会の委員のメンバー、また検討事項、スケジュールについて教えていただきたいと思います。
○佐々木さやか君 検討事項のうちの高齢者、障害者に対する法的支援という点については、この検討会ではどのような観点から、またどのようなテーマを検討しているんでしょうか。
○佐々木さやか君 例えば、出張法律相談を行ったりとか関係機関と連携をするといったアウトリーチの手法を行うと、こういう運用面での改善というのは非常に重要なことだと思いますけれども、例えば、それだけではなくて、その入口に当たっての法律相談、これについては、場合によっては資力要件を緩和...全文を見る
○佐々木さやか君 一定規模以上の大規模災害の被災者の方に対しては、資力にかかわらず法テラスの援助を受けることができるというような制度を是非検討をしていただきたいと思います。  また、東日本大震災からも三年が経過したわけでございますけれども、これから集団移転などで住宅の建築が本格...全文を見る
○佐々木さやか君 DV、ストーカー被害といいますのは、弁護士の複数選任が適切な場合もあります。また、弁護士が一人であっても、ほかの支援団体の方とかと一緒にチームになって行うといったことも工夫が必要になってまいりますので、こういったストーカー、DV事案の特徴というものも十分に考慮し...全文を見る
○佐々木さやか君 それも重要な課題でありますし、専門家の方々に検討していただいた検討結果は重要なものであると思いますけれども、この有識者検討会の取りまとめ、大臣に提出されるそうですが、この取りまとめというのは法務省を拘束するものなのでしょうか。その点、大臣に最後にお聞きしたいと思...全文を見る
○佐々木さやか君 大変重要な問題ですので、是非頑張っていただきたいと思います。  ありがとうございます。以上で終わります。
05月13日第186回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  会社法は平成十七年に成立をしまして、平成十八年の五月に施行されました。それから約八年間、実務に定着してきたわけでございますけれども、今回はこの会社法について、企業統治の在り方、また親子会社に関する規律とい...全文を見る
○佐々木さやか君 今御説明がありましたとおり、以前から指摘されてきたいろいろな問題点について改正を行うことということでありまして、早期の成立が必要であるというふうに思っております。  今回の改正では、監査役会設置会社、また委員会設置会社に加えて、第三の機関設計としまして監査等委...全文を見る
○佐々木さやか君 社外取締役の義務付けにつきましては、いろいろな議論があったところでありますけれども、今回は見送られました。しかし、先ほど議論にも出ましたけれども、社外取締役、また社外監査役の社外性の要件については厳格化が行われております。  この社外性の要件を厳格化した理由に...全文を見る
○佐々木さやか君 監査等委員会は取締役で構成をされることになります。これは、業務について知識、経験を持つ取締役が監査を行うということで実効性のある監査を期待するものであるというのが趣旨でございますけれども、一方で、これまでは取締役ではない第三者である監査役が監査を行うことで適切な...全文を見る
○佐々木さやか君 時間が迫っておりますので一つ質問を飛ばさせていただきますけれども、最後に、委員会設置会社制度というのはなかなか採用が進まなかったわけですけれども、今回新しく創設します監査等委員会設置会社というものについては、その採用、活用の見通しというのはどうなのでしょうか。こ...全文を見る
○佐々木さやか君 以上で終わります。
○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  本日は、四人の参考人の皆様、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。とりわけ大石参考人におかれましては、水俣病の被害者の方々の悲痛なお声を困難な状況の中で訴え続けてこられたことに...全文を見る
○佐々木さやか君 次に、多重代表訴訟制度についてお伺いをしたいと思います。これは、同様に藤田参考人と、あと岩原参考人にもお伺いしたいと思います。  今回創設されます多重代表訴訟制度によりまして、親会社の株主は一定の場合に子会社の取締役の責任を直接追及できるようになるわけでありま...全文を見る
○佐々木さやか君 次に、特別支配株主の株式等売渡し請求制度、これも創設をされるわけでございます。この点について、再度、岩原参考人と藤田参考人にお聞きしたいんですが、この制度は取締役会の承認によってキャッシュアウトが行えるようにするというものでありますけれども、このときに、先ほども...全文を見る
○佐々木さやか君 時間が迫ってまいりましたので、以上で終わります。
05月15日第186回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  今回の会社法は新しくつくられます制度が幾つかございまして、本日はそうした制度についてお聞きをしていきたいと思っております。  まず、多重代表訴訟制度についてでございますけれども、これは、親会社の株主が一...全文を見る
○佐々木さやか君 御説明をいただきましたように、親会社の株主の利益、また企業集団の業務の適正化にもつながる改正であると思いますけれども、ただ、こういった代表訴訟といいますのは、やはり濫用的に提起されるというおそれもございます。こうした場合には、応訴の負担から会社の業務に支障が出る...全文を見る
○佐々木さやか君 多重代表訴訟は親会社の株主が子会社の取締役の責任を追及できるものでございますので、親会社の株主による子会社の監督を強化するものでありますけれども、この多重代表訴訟制度の導入によりまして、親会社の取締役の子会社に対する監督責任、これもこれまでよりもより強く求められ...全文を見る
○佐々木さやか君 確かに、法的には明確な変化はないのではないかと思いますけれども、今回の改正自体が企業集団の業務の適正をより確保していくという方向性にあるのだと思いますので、実務的には株主としてもそうした子会社の監督をより期待していくのではないかなと個人的には考えております。 ...全文を見る
○佐々木さやか君 確認的にお聞きしますけれども、会社法の条文に規定されるようになったことで、取締役の当該体制の整備を行うべき注意義務には内容として変化があるんでしょうか。
○佐々木さやか君 この点についても先ほど私の考え申し上げましたとおり、全体として企業集団の業務の適正を確保をよりしていくという意味合いでの改正でありますので、株主としては、また実務上は、取締役としてはしっかりとその責任を果たしていく、こういう期待が掛けられるのではないかなと思いま...全文を見る
○佐々木さやか君 今、次の質問も併せて答えていただいた感じになるんでしょうか。そうしたら、次、ちょっと飛ばしますけれども。  今回のこの特別支配株主の株式等売渡し請求権といいますのは、この新制度の狙いについて端的にお答えお願いします。
○佐々木さやか君 金銭を対価にして少数株主を会社から退出させるというキャッシュアウトには一定の必要性、合理性があると思いますけれども、同時に、少数株主の保護もなされなければなりません。新しく創設されました新制度における少数株主の保護というのはどのように図られているんでしょうか。
○佐々木さやか君 御説明の中にありましたように、この制度といいますのは対象会社の取締役会の承認で行えるということで、この取締役の善管注意義務、判断がどのようになされるかということが非常に重要な制度でございます。ですので、本制度が今後活用されるに当たっては、取締役の行為規範がどのよ...全文を見る
○佐々木さやか君 この制度は、特別支配株主の売渡し請求によって少数株主から支配株主への売渡しを強制的に実現することができる制度でありますので、そういった点で少数株主に不利益である、不利であるというような指摘もありますけれども、大臣はこの制度における少数株主保護の問題についてはどの...全文を見る
○佐々木さやか君 じゃ、次の質問に移りたいと思います。  次に、組織再編等の際の差止め請求について、これも新しく拡充された制度でございますので、お聞きしたいと思います。  今回、通常の組織再編について、法令又は定款違反、また株主が不利益を受けるおそれがあるという場合には、株主...全文を見る
○佐々木さやか君 こうした差止め請求につきましても、例えば適法な組織再編がなされたにもかかわらず差止め請求がなされるというように濫用的に行われる可能性というものもございます。ですので、不当な萎縮効果が生じないようにしなければなりませんけれども、この制度における濫用の防止策というも...全文を見る
○佐々木さやか君 次に、詐害的会社分割における債権者の保護について伺いたいと思います。  ある会社が、非採算部門だけを残して採算部門と資産を新しい会社に移して会社分割をするということが行われる場合がありますけれども、こういった場合に、承継会社に履行請求ができる債権者とできない債...全文を見る
○佐々木さやか君 私が問題になるであろうと思っておりますのが、分割会社が分割をした後に非採算部門だけが残った方について破産手続などを開始した場合なんでありますけれども、こういった場合にはこの債権者の承継会社に対する履行請求権というのはどのような法律関係になるんでしょうか。破産手続...全文を見る
○佐々木さやか君 一つ目の方の質問で、破産手続等が開始した場合には行使ができないということでありましたけれども、ただ、こういった詐害的会社分割がなされる場合というのは、多くの場合、もう分割会社にはなかなか立ち行かない状況なわけですので、破産手続等が開始されることが多いのではないか...全文を見る
○佐々木さやか君 以上で質問を終わります。  ありがとうございました。
05月16日第186回国会 参議院 本会議 第22号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  私は、ただいま議題となりました不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律案に対し、自由民主党、公明党を代表して質問いたします。  昨年十月以降、全国各地の有名ホテルや百貨店、レストラン等において、実際に使われていた食...全文を見る
05月21日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  今日のこれまでの議論を聞かせていただきました中で、今回の法改正によって事業者の適切な経済活動が不当に萎縮するようなことがあってはならないと、こういった御指摘がございました。私もそのとおりであるというふうに...全文を見る
○佐々木さやか君 相談体制、また分かりやすいガイドラインの作成、是非お願いをしたいと思います。  しかし、非常に外食、例えば外食産業のメニューというのは多様でございますし、日々いろいろな食品も出てきますし、また技術も変わっていきますので、全ての場合についてガイドラインを徹底して...全文を見る
○佐々木さやか君 この公正競争規約制度、自主的な業界でのルールということでしたけれども、現在どういった業種でどれぐらい活用されているものなのでしょうか。
○佐々木さやか君 この自主的なルール、食品に関してもある程度設定をされているということでございました。しかしながら、外食、中食というところについては活用が不十分であるというふうに聞いております。  この公正競争規約制度、事業者の自主的なコンプライアンスの取組として、外食、中食も...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。是非よろしくお願いをいたします。  次に、課徴金制度についてお聞きをしたいと思います。今日も度々議論となりましたテーマでございます。  この課徴金制度については、私は画期的な制度であると思いますので早期の導入を期待したいと思っております...全文を見る
○佐々木さやか君 この裾切りをするかどうかという点については、今お話もありました執行の負担というところもあると思いますし、余り小さいものについて課さないということの合理性についても私も理解をしているつもりではありますけれども、しかしながら、やはり悪質な業者ということを考えました際...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。  消費者被害について知識も経験も深い大臣でございますので、是非、良い制度になりますように、引き続き御検討をお願いをしたいと思います。  また、この課徴金制度におきましては、消費者被害の回復という視点を何らかの形で入れていくべきではない...全文を見る
○佐々木さやか君 自主的に消費者に返金をした場合に課徴金が減額されるとなれば、そういった返金を促す効果があると思いますので、良い考えではないかなと思っております。  この案について、ちょっと確認なんですが、消費者に返金をすれば課徴金は減額をされるということでありますけれども、逆...全文を見る
○佐々木さやか君 そうしますと、消費者からすると、課徴金が課されたことで、何といいますか、やり得ということではなくて、利益が事業者に残らないという意味では、消費者としても、何といいますか、直接的な返金はなかったとしても、もちろんないよりはいい制度であると思いますけれども、しかしな...全文を見る
○佐々木さやか君 この課徴金制度における被害回復の視点の在り方については、本会議でも質問させていただきましたので大臣にも答弁をいただいたのでございますけれども、改めて、どのようにお考えになるか、お聞きしたいと思います。
○佐々木さやか君 違反行為の事前の抑制、若しくは事前の防止というところで申しますと、適格消費者団体による差止め請求権というものが景品表示法上ございます。この制度も今回法律改正案の中にございますが、この制度の内容と、また今回の改正の内容や理由についてまずお聞きしたいと思います。
○佐々木さやか君 この差止め請求権のより活用が期待されるわけでありますが、その前提として、これまではどれぐらい活用されてきたのか、そうした状況、実績についても教えていただけますでしょうか。
○佐々木さやか君 これまでで三十九件ということでございましたが、これは景品表示法全体についての件数でございまして、食品表示に関する違反だけでもかなり多いことを考えると、十分と言えるのかどうか少し疑問もあります。  今回の法改正は、立証の困難というところの問題について情報提供の制...全文を見る
○佐々木さやか君 以上で終わります。  ありがとうございました。
05月22日第186回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  今日は法曹養成制度に関して質問をさせていただきます。  法科大学院制度、この制度は二〇〇四年、今から十年前にスタートをいたしました。それまでのいわゆる旧司法試験とは違いまして、法科大学院では、理論と実務...全文を見る
○佐々木さやか君 やはり七十四校中十七校というのは大きな数字だなと感じます。  先日、私、神奈川の選出なんですけれども、地元の神奈川大学の法科大学院に授業に行ってまいりました。その神奈川大学の法科大学院でも、一学年何人いらっしゃるんですかと聞いたら四名程度ということで、あっ、そ...全文を見る
○佐々木さやか君 夜間の開講の法科大学院も三校が募集停止をしているということで、やはり状況としては厳しいのかなと感じます。  首都圏などの大規模校への一極集中化というものが極端に進んでしまいますと、やはり地方に住んでいる方としては地元の周辺では法曹になれないのかなと。こうなりま...全文を見る
○佐々木さやか君 次に、予備試験制度について質問をさせていただきます。  今日の議論でも既に出ておりますこの予備試験制度、問題が深刻であると思います。私が法科大学院生だった頃を思い返しますと、予備試験制度というのは、そういう制度があるということ自体は知っておりましたけれども、ご...全文を見る
○佐々木さやか君 今御説明いただきましたとおり、予備試験制度の趣旨というのは、経済的に法科大学院に通うことが困難な方ですとか、それから一定程度社会経験などを積んでいるような方、こうした方々を対象とすることが当初予定をされていたということであります。  しかしながら、今、平成二十...全文を見る
○佐々木さやか君 法科大学院生の負担というお話がありましたけれども、その一つがやはり経済的な面だと思います。小川先生からもお話ございましたけれども、この予備試験制度の本来の趣旨というのが経済的に困難な学生のためにあるということであれば、法科大学院生に対する経済的支援を充実をさせて...全文を見る
○佐々木さやか君 こういった授業料その他の費用に対してどういう支援があるのかという点についてお聞きしたいんですけれども、奨学金ですとかそういった支援のことについてお聞きしたいと思います。
○佐々木さやか君 法科大学院生は学部を出るのに奨学金を借りて、また法科大学院を出るのにも奨学金を借りなきゃいけないということで、大変その経済的負担というのは大きいというふうに私も聞いております。  これは法科大学院生だけに限らないんですけれども、やはり公的な給付奨学金制度という...全文を見る
○佐々木さやか君 経済的支援といいますと、法科大学院生もそうですが、司法修習生への支援も重要であると感じております。学部で奨学金を借りて、法科大学院でも借りて、更に司法修習でも生活費を貸与を受けなければならないという状況になっております。  ちょっと残された時間が少ないですので...全文を見る
○佐々木さやか君 時間が参りましたので、以上で質問を終わります。  ありがとうございました。
05月23日第186回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかでございます。  今日は参考人の皆様、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  早速質問させていただきます。まず、磯辺参考人にお伺いをいたします。  適格消費者団体による差止め請求、これは私は景表法違反についてもより活用さ...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。  それから、差止め請求権の行使のためにもう一つ課題としてお話しいただいたのが立証の困難の点でございます。これについては、訴訟になっているのが一件ということでしたけれども、この立証の困難を理由に、最初は裁判外で働きかけて、しかしながらそれ...全文を見る
○佐々木さやか君 残り時間が二分ほどですので、最後に一言、中川参考人にお聞きしたいんですけれども、課徴金のことについて、いわゆる規模基準、裾切りの要否についてなんですけれども、どのようにお考えか、簡単で結構ですので、残り時間でお願いいたします。
○佐々木さやか君 以上で終わります。
05月26日第186回国会 参議院 憲法審査会 第4号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかと申します。どうぞよろしくお願いいたします。  本日は、四人の参考人の皆様、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  早速質問に入らせていただきます。  まず、小川参考人と小林参考人に対しまして、投票権年齢のことについて伺...全文を見る
○佐々木さやか君 次に、同じ投票権年齢に関することなんですけれども、これも小林参考人、小川参考人と、それから井口参考人にもお聞きをしたいと思います。  小林参考人から、この投票権年齢が十八歳以上となることについて学生にお話をされたら、ちょっと引いていたというふうなお話がございま...全文を見る
○佐々木さやか君 次に、国民投票の対象の拡大の点について、これは小林参考人、そして小澤参考人、井口参考人にお伺いをしたいと思います。  今回の改正案の附則で、憲法改正問題についての国民投票制度、これについては今後の検討課題となっております。小林参考人からは先ほど、この国民投票の...全文を見る
○佐々木さやか君 以上で終わります。  ありがとうございました。
05月27日第186回国会 参議院 法務委員会 第18号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  今日は、司法試験法の改正案ということで質問をさせていただきます。  法科大学院といいますのは、平成十三年に出されました司法制度改革審議会の意見書、これを受けまして平成十六年に開設をいたしました。そして、...全文を見る
○佐々木さやか君 私、法科大学院の後輩の受験の勉強の相談なんかにも乗ったんですけれども、この受け控えというのは確かに多くございまして、やはり五年間で三回しか受けれないとなると、受験生の心理としては、十分に準備をしてある程度自信が付いてから受けたいという思いが働きまして受け控えをす...全文を見る
○佐々木さやか君 通告では、次に、そもそも、じゃ受験資格五年というのを延長するという方法もあったんじゃないかと質問をしようと思ったんですけれども、小川先生の方から詳細な議論がございましたので、ちょっとこの点については飛ばさせていただきます。  この受験回数の制限の緩和ということ...全文を見る
○佐々木さやか君 次に、短答式試験の受験科目数の変更、これももう一つの大きな改正であります。今の司法試験では七科目でありますけれども、これを今回三科目に減らすというものであります。これによって、短答式の受験科目でなくなった訴訟法、商法などの理解が不十分になるんではないかと、こうい...全文を見る
○佐々木さやか君 この点は先ほどもほかの委員の先生からの質問に対しても答弁をいただいたわけですけれども、この短答式試験を三科目に絞るということと法科大学院生が基本的な法律知識をしっかりと身に付けることができるというところのつながりがちょっといまいち分からないところがありまして、こ...全文を見る
○佐々木さやか君 受験回数の制限をなくすことで受け控えをする受験生が減るという効果が期待できるということもありますし、また、今説明がありましたように、短答式試験を三科目に絞ることで基本的な法律知識、力というものを付けることができるというふうに期待したいと思いますし、そうした今回の...全文を見る
○佐々木さやか君 多くの優秀な人材が法曹を志してほしいと。そのために、司法試験制度の改革も重要でありますけれども、法曹の活動領域の拡大、また社会のニーズに合った法曹人材の育成というところも重要であるというふうに思っております。例えば、超高齢社会を迎える日本において高齢者への法的サ...全文を見る
○佐々木さやか君 また、国際的に活躍する力を持つ人材、法曹、弁護士というものももっともっと増やしていく必要があると思っております。海外でビジネスをする企業の法的支援もまだ十分とは言えませんし、また法制度整備支援などの国際貢献に従事できる力を持つ人材を増やしていくことも必要であると...全文を見る
○佐々木さやか君 時間が参りましたので、質問としては以上でございますけれども、この国際的な人材を養成をしていくという点で、弁護士がもっと私は留学をしていった方がいいんじゃないかと思っているんですが、やはり余り大きくない事務所だと事務所としての留学制度というのはなかなかありませんの...全文を見る
05月28日第186回国会 参議院 憲法審査会 第5号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  今回の国民投票法の改正は、いわゆる三つの宿題、選挙権、成年年齢等の引下げ、公務員の政治的行為の制限に関する検討、そして国民投票の対象範囲という三項目について定めるものであります。本来は同法の施行までに課題...全文を見る
○佐々木さやか君 不一致が生じないように努力をしていかなければならないわけですけれども、この不一致が生じる可能性のところについては、投票権は十八歳で認められるのにもかかわらず選挙権その他の権利義務が認められないということはおかしいんじゃないか、不平等じゃないかと、違憲の疑いもある...全文を見る
○佐々木さやか君 十八歳への投票権の引下げにつきましては、世論調査などによりますと、十八歳、十九歳などの世代で必ずしも投票権を強く希望している人が多くないんじゃないかと、こういった指摘もあるところであります。  しかしながら、施行後四年を経過すると、先ほどお話があったように十八...全文を見る
○佐々木さやか君 次に、公務員の国民投票運動に対する規制について伺いたいと思います。  公務員は、賛成、反対の投票等の勧誘行為、また憲法改正に関する意見表明としてされる、こういった国民投票運動を行うことができます。これは選挙運動と比較しますと大きく違う点でございまして、罰則をも...全文を見る
○佐々木さやか君 組織により行われる勧誘運動、署名運動及び示威運動の公務員による企画、主宰、指導などの行為に関する規制、これについては附則において、改正法施行後速やかに必要な法制上の措置を講ずるとされております。この措置の検討においては、附則には、明示的には、公務員の政治的中立性...全文を見る
○佐々木さやか君 最後になりますが、国民投票の対象の拡大についてお伺いしたいと思います。  今までの議論は、憲法改正手続のための国民投票についてでございますけれども、この国民投票の対象をより拡大すべきか否かと、これについてはこれまでも議論を様々されてきたところであります。  ...全文を見る
○佐々木さやか君 以上で終わります。ありがとうございました。
06月03日第186回国会 参議院 法務委員会 第20号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  本日議題になっております少年院法でございますが、昭和二十三年に制定されて以来初めての抜本改正ということでございます。時代に合わなくなってきている部分も多くございますし、関係者の皆様からも改正に対する期待を...全文を見る
○佐々木さやか君 この少年院視察委員会といいますのは、少年院外の第三者から見る目でその透明性を確保していくというところに特徴があるわけでありますけれども、しかしながら、逆に言いますと、日常的にはその施設内の状況を見ているわけではありませんので、例えば一日だけ視察に行ったということ...全文を見る
○佐々木さやか君 できる限り日常的に連携を取っていただくとか、適切な運営がなされるように期待をしたいと思います。  それから、この施設運営の適正の確保という観点からいいますと、もう一つ新しくできました制度が在院者自身による救済及び苦情の申出制度でございます。この救済、苦情の申出...全文を見る
○佐々木さやか君 いろいろと工夫をしていただいているようでございます。  今お話にも出ました相談員の制度についてもう少しお聞きをしたいんですが、在院している少年が救済や苦情の申出について相談をすることができると、こういう相談員でありますけれども、しかしながら、やっぱり内部の職員...全文を見る
○佐々木さやか君 不適切処遇の発生を受けてということもあるんだと思うんですけれども、今回の改正法案には、少年院の職員に求められる能力、資質、また研修などの在り方についての定めも置かれております。十四条でございますけれども、能力、資質、高めていっていただきたいと思いますが、特に、や...全文を見る
○佐々木さやか君 少年に対する処遇の充実というためには、今日もお話にもこれまで出ましたけれども、これまでよりも労力を要するような少年も増えてきていると、こういう指摘もございまして、能力、資質、また志の高い人材を確保していくことが非常に重要であります。  今は職員の数も不十分と言...全文を見る
○佐々木さやか君 時間が限られていますので、ちょっと通告しました次の質問は飛ばさせていただきたいと思います。  今大臣からもお話がございましたが、一年程度の処遇の間に育て直しをしていかなければならないということで、少年の処遇を効果的で適切なものをつくっていくということは本当に大...全文を見る
○佐々木さやか君 鑑別所の役割という点でもう一つ、地域社会における非行及び犯罪の防止に関する援助というものも今回、鑑別所法に明文の規定が置かれました。  私、八王子の鑑別所の方に視察で伺ったんですけれども、そこでも地域の住民の皆さんを対象にした少年の非行だったりまた家庭内でのい...全文を見る
○佐々木さやか君 時間も残り僅かですので、最後に大臣に一問質問させていただきたいと思います。  少年院の問題について考えるのに、少年院内での処遇も重要でございますけれども、今回、法改正で明文が置かれました社会復帰のための支援と、帰住の調整だったりその出てからのサポートというもの...全文を見る
○佐々木さやか君 以上で終わります。  ありがとうございました。
06月10日第186回国会 参議院 法務委員会 第22号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  出入国管理法の改正について質問させていただきます。  今回の法改正は、日本再興戦略、また観光立国実現に向けたアクション・プログラムに盛り込まれました日本経済の活性化のための施策、高度外国人材の受入れ促進...全文を見る
○佐々木さやか君 大臣から御説明ございました高度外国人材ポイント制といいますのは平成二十四年の五月から実施をされておりまして、これまで約二年間受入れを進めてきたわけでございます。今日の議論にも度々ありましたけれども、いかに定着をしていただくかということが重要であると思います。 ...全文を見る
○佐々木さやか君 運用の改善によって徐々に増えてきているという御説明でありました。今回の改正によってより促進されることを期待したいと思います。  今もお話にありましたけれども、この高度外国人材の受入れそして定着促進のためには、高度人材ポイント制そのものも改善も必要でございますけ...全文を見る
○佐々木さやか君 次に、クルーズ船乗客に係る入国審査の迅速化、円滑化に関する改正について質問させていただきます。  訪日外国人旅行者数、昨年、史上初めて一千万人を達成をしたということでありまして、本年に入りましても、四月の訪日外国人旅行者数ですが、桜のシーズンに向けたツアーも好...全文を見る
○佐々木さやか君 クルーズ船も大型化いたしまして、また外国での日本にクルーズでいらっしゃるということも人気があると聞いております。是非促進をしていきたいと思いますが。  今回新しく創設されます船舶観光上陸許可というものは、法務大臣による指定旅客船についてのみ対象となります。そこ...全文を見る
○佐々木さやか君 これまで円滑化をできるのが四割だったのが九割になるということで、大きな効果が期待できるのではないかと感じております。  この審査手続を円滑化をすることによりまして、乗客の方々には少しでも早く寄港地に上陸をしてもらうことができますし、その土地での観光を長く楽しん...全文を見る
○佐々木さやか君 御説明ありがとうございました。  審査手続の円滑化と、それから、我が国の国民生活の安全、安心というものをしっかりとバランスを取って運用をお願いをしたいと思います。  クルーズ船で訪れる観光客の皆さんからの要望としてやはり一番多いのが、入国手続がスムーズになさ...全文を見る
○佐々木さやか君 よろしくお願いいたします。  次に、信頼できる渡航者に関する出入国手続の円滑化についてお聞きしたいと思います。  この改正は、空港の自動化ゲート、これを利用できる対象者を信頼できる渡航者と認められる外国人にも拡大をするものでありますけれども、この自動化ゲート...全文を見る
○佐々木さやか君 この今回の改正については、主にビジネス目的でいらっしゃる方々を考えているということですけれども、それだけでなくて、旅行目的でいらっしゃる短期滞在者の外国人の方などについての円滑化についても、今後更に検討していただきたいと思います。  時間が限られておりますので...全文を見る
○佐々木さやか君 今御説明にありましたように、一日平均五万件を超えるアクセスがあるということで、かなりニーズがあると思いますけれども、問題点としては、翻訳をして公開をするまでに少し時間が掛かっていると。こういった点について、スピードを持って対応していくためには、例えば民間のノウハ...全文を見る
○佐々木さやか君 以上で終わります。ありがとうございました。
06月17日第186回国会 参議院 法務委員会 第24号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  限られた時間でたくさん聞きたいことがありますので、早速質問に入らせていただきます。  今回の法改正で一般的禁止規定である三条の二が新設をされました。これは重要な意味を有するものであります。何人も、児童買...全文を見る
○佐々木さやか君 この所持の一般的禁止規定、私は非常に重要なものであると思いますが、特に七条一項の単純所持罪の場合と異なりまして、自己の性的好奇心を満たす目的でという要件がありません。どのような目的であってもみだりに持っていてはならないと、児童ポルノを持っていること自体を禁止を宣...全文を見る
○佐々木さやか君 他方で、被害の告発ですとか捜査のために弁護士や警察が所持するなど、正当な理由がある場合にもこの禁止規定が適用されては不都合であります。これについては「みだりに」という要件が関係すると思いますが、この「みだりに」の意味、そして要件として設けた趣旨は何でしょうか。
○佐々木さやか君 それでは、例えば出版社が自己の出版物を歴史的な意味で保存している場合、それから図書館の蔵書に存在する場合はどうでしょうか。この三条の二に反することになるのでしょうか。蔵書されているとなりますと、自己の性的好奇心を満たす目的で借りる人がいる可能性もあると思いますが...全文を見る
○佐々木さやか君 極めて慎重な扱いをということでありますので、貸出禁止の措置をとるなど適切な管理をする必要があるということであると理解をいたしました。  三条の二は、正当な理由がなければ、性的好奇心を満たす目的がなくても所持してはならないという規定であります。この規定の趣旨に照...全文を見る
○佐々木さやか君 是非よろしくお願いをいたします。  次に、七条一項の単純所持罪について質問をします。  今回の改正では、所持のうち、自己の性的好奇心を満たす目的を有する者について、特に罰則をもってより厳格に規制をいたしました。この規定については、自己の性的好奇心を満たす目的...全文を見る
○佐々木さやか君 それから、三条でございますけれども、この三条には、この法律の適用に当たって、学術研究、文化芸術活動、報道等に関する国民の権利及び自由を不当に侵害しないように留意しとあります。学問の自由、表現の自由は重要な人権であり、不当に侵害してはならないことは当然であります。...全文を見る
○佐々木さやか君 最後に、いわゆる三号ポルノと着エロについてお聞きします。  例えば、十八歳未満の少女が非常に露出度の高い水着を着用して、着たままでわいせつ性が高いポーズを取っている画像、映像などのいわゆる着エロは三号ポルノに当たるのでしょうか。  着エロは現在も非常に多く出...全文を見る
○佐々木さやか君 適切に取締りをお願いしたいと思います。  以上で終わります。
10月08日第187回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  先日の台風十八号は、神奈川県内を始め各地に大きな被害をもたらしました。まず冒頭、亡くなられた方々に哀悼の意を表し、被害を受けた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。  では、質問に入らせていただきます。  女性の活躍は社会の閉塞...全文を見る
○佐々木さやか君 是非よろしくお願いをいたします。  マタハラの防止には、周囲の理解、特に上司の理解が不可欠です。今国会で政府から提出が予定されています女性の活躍推進法案、これでは是非、社員のワーク・ライフ・バランスに理解を示す管理職の育成ですとかマタハラ防止に取り組む企業の行...全文を見る
○佐々木さやか君 女性の活躍を推進する総理には女性の安全、安心も推進をしていただきたいと思います。  女性が被害者になることが多いストーカー、昨年の認知件数は二万一千八十九件、過去最多を更新をしています。ストーカー対策については、我が党の山口代表の質問に対しても答弁をいただきま...全文を見る
○佐々木さやか君 よろしくお願いをいたします。  ストーカー対策につきましては、我が党のプロジェクトチームは現在ストーカー規制法の改正を検討をしております。LINEなどSNSを使った嫌がらせも問題になっています。リベンジポルノがストーカー行為に当たるということも明確にしていきた...全文を見る
○佐々木さやか君 若者の意欲が生かされるようにしっかりと応援をお願いをいたします。  我が党の青年政策アクションプランでは、地域おこし協力隊の拡充についても取り上げております。総理も、衆議院の予算委員会で、我が党の赤羽議員の質問に対して、島根県の地域おこし協力隊の活躍を紹介をさ...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  若い人たちに外から新しく来てもらうということもいいことではありますけれども、人材は地域にいると、こういう視点で、埋もれている力を育てていくということも大切ではないでしょうか。例えば、ニートや引きこもり...全文を見る
○佐々木さやか君 障害を持ちながらも働きたいと、こう頑張る若者もいます。先日、障害を持つ方々の社会参加や就労を支援する社会福祉法人のプロップ・ステーション東京オフィスに行ってまいりました。ここでは、パソコンやインターネットを使って在宅で障害者の方が仕事をすることの支援に力を入れて...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。政府を挙げて是非応援をいただきたいと思います。  最後に、総理に一言、障害者の方の就労支援について御決意をいただければと思います。
○佐々木さやか君 終わります。ありがとうございました。
10月16日第187回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  午前中の委員の先生方の質問は、様々な点について、時には専門的な見地から御質問をされていらっしゃいました。私、経済産業委員会初めてでございまして、大変勉強させていただきました。そうした御質問と重なる部分もご...全文を見る
○佐々木さやか君 接続申込みの回答が留保されておりまして、また今後、仮に接続ができないというような事態が生じてしまった場合にこうしたことによる損害賠償の請求というようなことも懸念をされるわけでございますけれども、自己資金投資また融資の実行というものは連結の承諾がなされた後に行われ...全文を見る
○佐々木さやか君 昨日には、新エネルギー小委員会の方に、太陽光の新規参入また新増設の凍結や国民負担の抑制の方策、また地熱発電の重視などといいました再生可能エネルギー固定価格買取り制度の見直しに向けた論点が示されたというふうに伺っております。こうした事態になっておりますので、何らか...全文を見る
○佐々木さやか君 いずれにいたしましても、この政策の見直しが行われるとなりますと多くの発電事業者の皆さんに影響が及びますので、そうした影響をできる限り最小限にしていただくとともに、先を見通せる丁寧な説明を早期に行っていっていただきたいと思っております。  福島でございますけれど...全文を見る
○佐々木さやか君 よろしくお願いをいたします。  次に、原発の再稼働について伺いたいと思います。  大臣は、就任されてまず最初に福島第一原発に足を運ばれました。国が全力を挙げて廃炉・汚染水対策に取り組んでいく、福島を再生させると、こうした決意を示されたものと思います。その上で...全文を見る
○佐々木さやか君 原発については、いかなる事情よりも安全性を優先するという大臣のお言葉もございます。再生可能エネルギーなどで安全な安定したエネルギーの開発普及にも、重ねてではございますけれども、今後とも力を入れていただきたいと思います。  この再生エネルギーの固定価格買取り制度...全文を見る
○佐々木さやか君 よろしくお願いをいたします。  次に、消費税の転嫁対策についてお伺いしたいと思います。大きな企業の収益は拡大をしておりまして、賃金の引上げも高い水準となっておりますけれども、家庭、中小企業、また小規模事業者の皆さんなど、地域の隅々にそうした効果が行き届いている...全文を見る
○佐々木さやか君 今もございましたけれども、このモニタリング調査で、転嫁状況について、全て転嫁できているという事業者さんが七、八割で、全く転嫁できていないという事業者さんもやっぱり四%から五%いらっしゃるということであります。この時点でも全く転嫁できていないという状況があるのは問...全文を見る
○佐々木さやか君 この消費税の転嫁の問題と併せまして、円安、これによる原材料高、エネルギーコストの上昇など、本当に大変な状況にあるのが現状であります。  この円安に対する対策については、午前中の質疑でもございましたけれども、買いたたきの防止、また資金繰りの悪化について文書による...全文を見る
○佐々木さやか君 こうした中小企業支援、消費税、またコスト増の価格転嫁の問題といいますのは経済界全体の問題でございます。景気回復の効果を隅々に届ける、地方創生という観点から見ても重要であると思います。大企業の違反などには厳正に対処していっていただきたいと思いますけれども、これにつ...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。  通告もう少しございましたが、時間が参りましたので、以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。
10月22日第187回国会 参議院 憲法審査会 第2号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  発言の機会をいただき、ありがとうございます。  私からは子供の人権について発言させていただきます。  先日、今年のノーベル平和賞の発表がありました。武装勢力に銃撃されながらも女性の教育を受ける権利を訴えたパキスタンのマララ・ユ...全文を見る
10月28日第187回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  地方創生、これが今国会の最重要課題の一つであると認識をしております。経済の回復の流れはできてきていると言えると思いますが、地方の厳しさ、これはいまだ改善されているとは言えない状況であります。地方の活力を取...全文を見る
○佐々木さやか君 ところで、アメリカから始まったガバメント二・〇という考え方がございます。スマートフォンのアプリといったIT技術を使って市民が行政に参加する、これによってより良い行政を実現をするという考え方でありまして、例えばアメリカのカリフォルニア州の消防署では、新しい救命救急...全文を見る
○佐々木さやか君 地方の活性化のためにも起業が次々と起こってくると、こういった仕組みづくりを整えていただきたいわけでございます。  ベンチャー有識者会議の取りまとめでも、新たな雇用はベンチャーから生まれると指摘があるわけでございますけれども、しかしながら、ベンチャー投資の対GD...全文を見る
○佐々木さやか君 冒頭、起業家精神といいますか意識といいますか、そうしたものが特に若い人たちに少ないのではないかというようなことがありました。  私たち公明党の青年委員会で、青年政策アクションプランというものを今年の八月に作りました。この中では若者のキャリア教育について提言をし...全文を見る
○佐々木さやか君 もちろん全ての方が起業家になるわけではないわけですけれども、いろいろな意味で、実践を伴った学びといいますか、いい効果が期待できるのではないかと思いますので、よろしくお願いをいたします。  それから、若者の新しい発想というものを地域の活性化にもっともっと生かして...全文を見る
○佐々木さやか君 最後に、女性の起業支援について質問したいと思います。  中小企業白書によりますと、近年では女性の起業希望者の割合が七九年以降で最も高いそうでありますけれども、実際に起業をした起業家における女性の割合は最も低いという状況にあるそうであります。この点につきましても...全文を見る
○佐々木さやか君 以上で終わります。  ありがとうございました。