佐々木さやか

ささきさやか

選挙区(神奈川県)選出
公明党
当選回数2回

佐々木さやかの2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第1号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかでございます。  今日は、参考人の先生方、お忙しい中貴重なお話を聞かせていただきまして、本当にありがとうございます。  今日、これまでも議論になっておりますように、アメリカのトランプ大統領の誕生ですとか、またイギリスのEU離脱の動きだとか...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございました。  少し時間が残っておりますけれども、これで終わらせていただきます。
03月09日第193回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  今日は所信に対する質疑ということで、私の方では大きく二つのテーマを取り上げたいと思います。  一つは、山下委員からも御質問があったんですけれども、相続登記の促進というテーマでございます。そして、後半もう...全文を見る
○佐々木さやか君 この制度をつくる趣旨、二つあると。まずは相続登記を行う場合の手続の負担の軽減ということだったと思いますけれども、それからもう一つとしては相続登記の重要性について促す契機にしたいと、こういうことでございました。  この負担の軽減というところについては、要するに、...全文を見る
○佐々木さやか君 恐らくその点がこの制度に効果として期待できるところなのかなというふうに私としては思っております。  先ほど紹介をしていただいたように、京都府の精華町では、死亡届を役所に提出をしていただく際に、相続登記が必要な場合にはこういう書類が必要ですよとかいろいろな案内を...全文を見る
○佐々木さやか君 これまで金融機関に例えば戸籍謄本一式を出した場合に、銀行の職員の方がその書類をチェックをして、たくさんにわたる場合には時間も掛かっていたかと思いますが、その間、申請した相続人の方も手続が終わるまで待っていなきゃいけないわけですので、そういった点も時間の短縮という...全文を見る
○佐々木さやか君 ちょっとまた順番が変わりますけれども、この制度を検討していただいているということで、パブコメはもう終わったというふうに申し上げましたが、この制度が実際にスタートするのはいつぐらいからなのか、状況について教えていただきたいと思います。
○佐々木さやか君 五月ということで、間もなくスタートできるように準備をしていただいているということでありました。  この制度のメリットについてはこれまでも説明をいただきましたけれども、先ほど申し上げたように、登記所に来ていただく、その証明書を取得をしていろんなところで活用してい...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。是非よろしくお願いをいたします。  この制度ができますと、不動産登記規則の改正で行っていくというふうに聞いております。戸籍に関する制度ではありますけれども、やはり相続登記の促進という趣旨ですので、不動産登記規則の改正によって作っていくと。...全文を見る
○佐々木さやか君 近年、児童虐待の通報とか対応の件数、全体でいいますと十万件を超えるというようなことが言われておりますので、それに比べるとこの審判の申立ての件数自体は、少ないと見るか多いと見るかはありますけれども、二百件から三百件、年間ということでありますけれども、一つ一つが要す...全文を見る
○佐々木さやか君 御説明ありましたように、平均をすると四か月ということであります。  裁判の迅速化ということについては、これまでも法務省、裁判所取り組んできていただいておりますけれども、平均して四か月というととても、これが離婚とか相続の手続であるかどうかというのと、また、先ほど...全文を見る
○佐々木さやか君 是非よろしくお願いをいたします。  最後に大臣に一問お聞きしたいと思いますけれども、今まで私が申し上げたように、こういった新しい制度を盛り込んだ法律案も提出をされておりますし、そのほかについても、成年後見事件ですとか離婚ですとか相続ですとか、家事事件については...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございました。定員法についても今後この委員会で審議ができればと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
03月13日第193回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  政府は、南スーダンで国連平和維持活動、PKOに派遣している陸上自衛隊施設部隊を撤収させる方針を決めました。これまで厳しい環境の中で任務に当たってきた自衛隊の皆さんに敬意を表したいと思います。引き続き、最後まで無事の任務遂行となるよ...全文を見る
○佐々木さやか君 今回の自衛隊の活動については、南スーダンまた国連からも高く評価し、感謝をする旨の発言があったということでございます。  日本のPKOは、その高い能力やまた任務に当たる姿勢、こういったところでも国際的な評価も高く、日本の国際貢献の重要な柱であるというふうに思って...全文を見る
○佐々木さやか君 是非よろしくお願いいたします。  ちょっと時間が余りありませんので少し質問を省略させていただくかと思いますけれども、御了承ください。  このブラックバイトについて、相談窓口についても学生の皆さんが気軽に相談できるようなそうした工夫も必要かと思います。例えば、...全文を見る
○佐々木さやか君 社会に出てこれから活躍をしていく若者がこのブラックバイトということで心身の健康を害したりですとか、また大学を退学したりとか、そういったことになってしまっては社会的にも大きな損失であるというふうに思います。  こうしたブラックバイト問題が発生している企業というの...全文を見る
○佐々木さやか君 是非よろしくお願いいたします。  次に、テーマを変えまして、SDGsの達成に向けた取組について伺います。  SDGsは、二〇三〇年までに誰一人取り残されない持続可能な社会を実現することを目指して二〇一五年に国連サミットで採択をされました。SDGsには、日本が...全文を見る
○佐々木さやか君 次に、外務大臣にお伺いをしますけれども、今総理からもございましたユニバーサル・ヘルス・カバレッジ、これは日本が主導してきたアフリカ開発会議、TICADの優先課題としても取り上げられております。このアフリカ開発会議、これまで横浜など国内での開催がされておりましたけ...全文を見る
○佐々木さやか君 要請があることがもちろん前提ではありますけれども、日本としてできる限りの支援を是非お願いをしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、災害時の母子支援について取り上げたいと思います。  東日本大震災から六年が経過をいたしました。今も十二万...全文を見る
○佐々木さやか君 液体ミルクの災害に備えた備蓄は大切なことなんですけれども、それを災害時に配ればそれだけでよいというものではありません。  例えば、母乳で育児をしているお母さんにとっては、引き続き安心して母乳で育てられるように支援をするということが重要なんです。母乳というのは赤...全文を見る
○佐々木さやか君 私の方では以上です。
03月22日第193回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  今日は二つテーマを取り上げたいと思っておりまして、一つは成年後見制度の利用促進についてでございます。そしてもう一つは、来月で一年を迎えます熊本地震における震災法律相談、この二つをテーマにしたいと思っており...全文を見る
○佐々木さやか君 今大臣からもお話ありました成年後見制度の利用の促進に関する法律の基本方針ですとか、また成年後見制度利用促進委員会での議論の中でも指摘がされておりますけれども、やはりこの成年後見制度を利用した場合の権利制限の在り方、現在は様々な資格制限を伴ったりとか自ら法律行為、...全文を見る
○佐々木さやか君 専門職においても三十七件もあったということで、それ自体も非常に大変な問題ではありますけれども、今の御説明のように約九割が専門職以外ということでございました。やはりこの不正をなくしていくということが成年後見制度自体に対する信頼を高めることにもなりますので、重要な問...全文を見る
○佐々木さやか君 今御説明いただきましたとおり、この後見制度支援信託、平成二十四年からスタートして五年程度ですけれども、順調に利用者数も増えているようでありますし、不正防止にも役に立っていると思います。ですので、この制度をより活用して、必要な場合に活用していただきたいと思います。...全文を見る
○佐々木さやか君 やはり、この成年後見制度をより良いものにしていくためには、利用のしやすさということは非常に重要だと思います。もちろん、被成年後見人の方の権利保護とか制度の安定などももちろん重要なんですけれども、やはりこの後見制度支援信託を始めとする財産管理における制度についても...全文を見る
○佐々木さやか君 今ありましたとおり、やはりその地域でのネットワークというものが非常に重要であろうと思います。専門職であっても身上監護に関することについては専門性以外であったりとか、市民後見人の方、親族後見人の方の場合は法律的な知識について不安があったりいたしますし、やはり福祉や...全文を見る
○佐々木さやか君 非常に重要な点ですので、是非よろしくお願いいたします。  もう一つ、医療同意の問題についてもお聞きしたいと思いますが、この身上監護に関連しますけれども、重大な手術を受ける、例えば、又は命の延命の措置をとるのかどうするのか、そういったことが起こった場合に、現在の...全文を見る
○佐々木さやか君 この医療同意の問題も、成年後見人にとって大きな負担になる場合があると指摘をされておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。  残り時間が僅かになりましたので、最後に熊本地震での被災者法律相談についてお聞きしたいと思いますけれども、発災から四月十四日で一年...全文を見る
○佐々木さやか君 この改正法に基づく被災者法律相談というのは一年が期限でございまして、ですので来月の十三日までということであります。その必要性について、十分に被災地また地元の関係者から聞き取りを行って今後の対応を考えなければならないと思っておりますけれども、基本的には一年でありま...全文を見る
○佐々木さやか君 終わります。
03月27日第193回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  まず冒頭、栃木県のスキー場で発生した雪崩に巻き込まれた皆様に心からお見舞いを申し上げ、政府においては引き続き救助や対策に全力を挙げていただくようにお願い申し上げます。  今学校は春休みということで、実は今日、参議院の議員会館に全...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。是非よろしくお願いをいたします。  若い世代は社会経験も乏しいですので、様々なトラブルに巻き込まれる場合がございます。この委員会で、先日、私はブラックバイトの問題を取り上げましたけれども、今日は、近年、十八歳や二十歳になったばかりといった...全文を見る
○佐々木さやか君 スピード感を持って対応していただけるということで、ありがとうございます。  この三月中にまとめる緊急対策に是非今一つ入れていただきたいと思いますのが、やはりこうした被害や手口に注意をしてほしいという注意喚起、広報啓発でございます。被害者というのは誰にも言えずに...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。  今、広報啓発を行っていただくわけですけれども、今はこういった問題に巻き込まれた場合にそもそもどこに相談したらいいのかということが明確になっておりません。ですので、まず、こういうところに相談したらいいですよという窓口を明確にしていただい...全文を見る
○佐々木さやか君 最後に総理に伺いますが、政府は一億総活躍社会を掲げ、女性や若者の活躍に力を入れております。  こうしたAV出演強要問題というのは女性に対する重大な人権侵害でありますし、性暴力であります。このような被害に若年者が巻き込まれることのないようにしっかり対策を行うよう...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございました。以上で終わります。
04月06日第193回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  先日、法務省の人権擁護局から外国人住民調査結果というものが公表をされました。私たち公明党のヘイトスピーチ問題対策プロジェクトチームでは、平成二十七年の七月に申入れを行いまして、外国人に対する差別、そうしたものの撤廃に向けて、実効性...全文を見る
○佐々木さやか君 公益財団法人人権教育啓発推進センターというところへの委託という形で事業を行っていただきました。また、調査の事項などについても専門家による検討会議を設置をしていただいて、様々な観点から決めていただいたということであります。  こうした調査を行うこと自体初めてであ...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございました。  今お聞きいただいたとおり、やはり、例えば、外国人であることを理由に入居を断られるとか、外国人であるということを理由に就職に採用されなかったと、このように回答する外国人の方は一定程度いらっしゃるということで、そうした差別や偏見というも...全文を見る
○佐々木さやか君 今御説明いただいたとおり、この四月から体制を充実をしていただいております。以前は、外国人のための人権相談所、全国に十か所しかありませんでしたけれども、全国五十か所に拡大をしていただきました。また、人権相談ダイヤルについては、英語と中国語だけだったものを六言語に拡...全文を見る
○佐々木さやか君 次に、そうした相談窓口があるということの広報啓発も重要ですけれども、差別を防止するための啓発活動というものも非常に重要であります。  このアンケートの中でも、回答者の方々に差別や偏見をなくすためにどういった施策が重要かということを聞いた箇所がございまして、その...全文を見る
○佐々木さやか君 外国人ということで国籍は日本ではないかもしれませんが、地域住民の一員として実際にそこで生活をされていらっしゃるわけでありまして、地域の一員でありますので、やはり相互理解を深めていって、例えば災害が起こったときなどには協力をし合っていかなきゃいけませんし、また教育...全文を見る
○佐々木さやか君 最後に大臣に、ちょっと時間がほとんどないので一言、こうした調査結果を受けて、又はこの外国人の人権問題についての御所見を最後に伺いたいと思います。
○佐々木さやか君 終わります。
04月11日第193回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  今日は、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案ということでありますけれども、今日、ほかの委員の先生方からの御質問にもありましたとおり、紛争の複雑化、また審理の長期化傾向が見られるという中で、民事訴訟事件や家事事件の適正かつ迅速な処...全文を見る
○佐々木さやか君 大臣からお話しいただいたとおり、特に家事事件、離婚それから子の監護に関する問題、非常に増えております。そうした紛争の受皿としても、私はこの認証ADR、もっと役割を果たすべきではないかなと思っております。  しかしながら、そのためには、一つは、今受皿と申し上げま...全文を見る
○佐々木さやか君 先ほど申し上げた欠員は、直ちに支障が生じるようなものではないという説明でありました。引き続き適正な増員を行っていっていただきたいと思います。  それから、もう一点確認をしたいと思いますが、今回、この法律の改正では、技能労務職員等を七十六人削減するという形になっ...全文を見る
○佐々木さやか君 今の御説明ですと、定員に際して、退職されると、それについては補充をしないという形で、かつ支障が生じないかどうか慎重に検討をしていただいているという説明でしたので、そう認識しております。  それから、速記官の方については五名人数が減るということであります。速記官...全文を見る
○佐々木さやか君 今回の法改正、定員法の改正による増員についても、適切にこうした新しい体制の充実に資するようになることを期待したいというふうに思います。  それから、家庭裁判所調査官についてお聞きをしたいんですけれども、この調査官の増員は今回はありませんが、家事事件も増えてくる...全文を見る
○佐々木さやか君 平成十二年から十八年に六十八人ということで、そのときには一定程度の数を増やしていただいたということであります。  基本的には少年事件を主に調査していただいているんだと思います。少年事件は確かに減っているわけでありますけれども、先ほどから申し上げているように、家...全文を見る
04月12日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  今日は、参考人の先生方、大変にありがとうございます。  今、サーラ参考人のお話をお聞きをして、私がお聞きしたいな、質問したいなと思っていたことをちょっと説明はいただいたんですけれども、こうした政治財団というもの、日本にはないと思...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございました。  次に、菅原参考人にお聞きしたいと思います。  民主化支援財団ということも、私、今回勉強させていただきまして、大変興味深く思っております。  それで、様々な、日本においてどうして進まないのかとか、そういったことは今議論に出ましたの...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございました。  最後に川口参考人にお聞きしたいと思うんですけれども、お話の中で本当に具体的に、例えばインターネットを使ったやり取りとか、国内にいていろんな情報を発信したり交流をすることも議員外交だということで、非常に具体的に、議連に所属をして地道に...全文を見る
○佐々木さやか君 終わります。     ─────────────
04月13日第193回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  今日は、裁判員制度について質問をしたいと思っております。  裁判員制度というのは司法制度改革によって創設されたわけでありますけれども、民事裁判や家事事件については、先日の裁判所の定員に関する法律案でも審議が行われましたけれども、...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。  大臣も紹介をしていただいたとおり、裁判員経験者の方たちのアンケートによりますと、裁判員としての活動、職務がよい経験と感じたと、こういった回答をしている方が大半、大半といいますか極めて多いということでありますし、国民の健全な社会常識を裁...全文を見る
○佐々木さやか君 御説明ありがとうございました。  辞退率が少しずつですけれども増加傾向にあるということ、それから辞退理由について、辞退理由といいますか、辞退率が増えている、割合が増えている原因として考えられるものを御紹介をいただきました。  この仕事、業務ということは、仕事...全文を見る
○佐々木さやか君 辞退の理由として、恐らく中には育児ですとかまた介護といった家庭の事情によって辞退をされる方もいらっしゃるのではないかなというふうに推測いたします。ですので、裁判員に選任をされた方々に対して、仕事の面とか御家庭の面ですとか、できるだけきめ細やかな支援ができるように...全文を見る
○佐々木さやか君 そうですね、恐らくそうなんだろうと思うんですけれども、先ほどもあったように、長期化をすることによってなかなか参加が難しいと思われる方が増えてしまう。他方で、充実した審理を行う、また、裁判員になる方々というのは一般の市民の方々ですので、事件についていろいろなことを...全文を見る
○佐々木さやか君 御紹介いただいたように、その暴力団関係者が裁判員の方に声を掛けて、その審理に影響を与えるおそれが非常に高いような行為をしたという事件でありました。  こういったことで逮捕、起訴されたというものは初めてだというふうに認識しておりますけれども、この犯行、声を掛ける...全文を見る
○佐々木さやか君 今後ともよろしくお願いいたします。  以上で終わります。
04月18日第193回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  今回、この法律の改正で修習給付金制度というものが新しく創設されることになります。今日の議論の中でも何度も出てきてはおりますけれども、まず、こうした新たな制度を創設するに至った背景、またこの制度の趣旨について改めて伺いたいと思います...全文を見る
○佐々木さやか君 今紹介をしていただきましたけれども、法科大学院という制度、始まったのは平成十六年でございました。その当時は志願者数も七万二千八百人もおりました。それが平成二十八年には八千二百七十四人ということで、大幅に減少をしております。その背景には、法科大学院の数自体が減った...全文を見る
○佐々木さやか君 従来の給費制との違いで、具体的に言うと金額のところが違うということが大きいのかもしれませんけれども、通勤手当ですとか期末手当などはないということで、月額の金額も給費制に比べると少し少ないんですかね、ちょっと具体的な金額把握しておりませんが、そういった違いはあるも...全文を見る
○佐々木さやか君 是非よろしくお願いいたします。  次に、貸与金の返還のことについてお聞きしたいと思います。  今日も何度か委員の先生方から質問がございましたけれども、貸与金制度の下で修習をした六十五期から七十期の修習生の皆さんについては、これから貸与金を返還していかなきゃい...全文を見る
○佐々木さやか君 今説明していただいたような配慮がなされているということでありました。例えば、自分で弁護士をやっている方なんかは所得金額で二百万円以下ということであります。また、通算で五年という形で限られているということでありまして、それが十分と言えるかどうかというのは、今後の返...全文を見る
○佐々木さやか君 今御説明いただきましたけれども、その他やむを得ない理由の解釈の問題になってくるかと思います。  ですから、所得が、先ほど御説明いただいたような三百万円以下、二百万円以下というところまで例えば下がらなかったとしても、介護で非常に出費が増えたとか、病気とかけがなん...全文を見る
○佐々木さやか君 残念ながらそうした例があるということで、司法修習生という立場で、これから社会正義の実現のために働いていくという、公益のために活動をしていくという側面もあるわけですので、やはり修習期間中にはしっかりと能力とともにそれにふさわしい品位を身に付けていただきたいと思いま...全文を見る
○佐々木さやか君 時間が迫ってまいりましたので、一問飛ばしまして、最後に大臣にお伺いしたいと思います。  こうした修習生にしっかりと修習に励んでいただきたいということに加えまして、法曹になった後について、この貸与制をめぐる過去の議論の中で、弁護士になった後に、例えば公益性が高く...全文を見る
○佐々木さやか君 終わります。ありがとうございました。
04月20日第193回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  今日は、再犯防止と刑務所における高齢化などの問題について取り上げたいと思います。  再犯防止、法務省も力を入れて取り組んでいただいているところであります。また、再犯防止推進法、これが昨年の十二月に成立を...全文を見る
○佐々木さやか君 この就労と住居の確保、先ほども申し上げたように非常に重要であります。検討していただいているということでありますけれども、例えば更生保護施設なども今、施設にもよるとは思うんですけれども、なかなかその施設を出た先の継続的な、更生保護施設というのは一時的な入所でありま...全文を見る
○佐々木さやか君 この矯正医官の確保、引き続き取り組んでいただくとともに、現状不足しているということもあるわけですので、矯正医官がいない場合でも、どうやって医療の体制を確保するかというところもいろいろと知恵を絞って、引き続き体制の整備に取り組んでいただきたいと思います。  この...全文を見る
○佐々木さやか君 今御説明していただきましたように、刑務所での処遇、具体的に今いろんな工夫をしていただいているところであります。刑務官の皆さんも、やはりそういう高齢受刑者に対する介助だったりとか、いろいろな配慮ということも刑務官の皆さんが担っていただいていて、これまでとはまた違う...全文を見る
○佐々木さやか君 介護スタッフ、どういう資格を持っている方にお願いするかというのもありますけれども、ただでさえ介護の現場で働く人材が不足しているという中で、刑務所で働いていただく方を確保するというのもなかなか難しいところもあるかもしれませんけれども、取組をお願いしたいと思います。...全文を見る
○佐々木さやか君 よろしくお願いします。  ありがとうございました。
04月25日第193回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  民法の債権関係の改正ということで、この民法の債権の部分については、これまで全般的な見直しというものは行われてきませんでした。したがって、制定当時からおおむねそのままの規定が多くあったわけでございます。それを今回大幅な改正を行うとい...全文を見る
○佐々木さやか君 今大臣からもございましたとおり、民法というのは条文を読んだだけではなかなか具体的なところまでは書いていなくて、それに関する判例というものを参照しないと具体的な解釈が分かりにくいと、一見しては分からないというような構造になっていたと。そういったところから、蓄積され...全文を見る
○佐々木さやか君 今、五年に変更することの理由を御説明をいただきましたけれども、質問をちょっと一つ飛ばして順番を変えさせていただきたいと思います。  今説明をいただいたような理由に基づいて五年という改正案を提出いただいているわけですけれども、条文を見ますと、それとまた別に「権利...全文を見る
○佐々木さやか君 そうなりますと、この新しい五年間の消滅時効の要件であります、起算点であります債権者が権利を行使することができることを知ったときと、このように言えるかどうかについて、五年になるか、十年間、それまでの間、猶予というか、完成をしないのかどうかということも変わってまいり...全文を見る
○佐々木さやか君 具体的な各事例についてどうであったのかということは、その事例によって最終的には裁判所等で確定をされることにはなりますけれども、今のような解釈がなされるということで理解をいたしました。  それから、今お話にありましたとおり、原則五年であるけれども客観的起算点との...全文を見る
○佐々木さやか君 これまでは十年であったものが二十年になったということで、生命、身体を害された被害者の保護につながる改正であると思います。  同時に、債務不履行によるのか不法行為によるのかという点についても統一がなされておりまして、不法行為と構成したとしても、併せて改正が行われ...全文を見る
○佐々木さやか君 今御説明いただいたように、この二十年の期間の性質を時効という形で解することによって、より被害者側に、被害者の保護に資する制度になっているのではないかと思います。  これまでも除斥期間の適用の制限ということを裁判所が個別の事案に即して判断をしてきたという面はあり...全文を見る
○佐々木さやか君 非常に複雑な現行の制度であったわけであります。恐らく大学に入学をして法学部などで民法を学ぶ上でも、非常にこの時効の中断とか停止というような概念からだんだんつまずいてきて、法律は難しいとか分かりにくいというような印象を受ける学生さんなんかも多いんじゃないかなと思い...全文を見る
○佐々木さやか君 御説明ありがとうございました。  催告のみによっても完成猶予が生じるわけでありますので、そのバランスからいっても、取り消された場合にも効力が生じるという形に整理をされたのかなというふうに思います。  それから、震災時に、何か災害、大規模な災害が起こったときに...全文を見る
○佐々木さやか君 この三か月でも足りないのではないかという考え方もあるかもしれませんけれども、この民法というのは基本法でありますので、これとまた異なる期間の特別法を作って、それぞれ本当に大規模な災害が起こったという場合にはこの時効の期間をまた検討していくということもできるかと思い...全文を見る
05月09日第193回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。今日の質疑の最後ということで質問をさせていただきます。  今ほど協議の合意について御質問がありまして、私もちょっとその内容を今日確認させていただきたいと思いましたので、少し重なる部分がありますけれども質問をさせていただきます。  今...全文を見る
○佐々木さやか君 協議の合意の対象としては、債権の存否、内容自体について協議、話合いをするということを合意するという御説明でございました。  承認とか催告とは明確に違うかなと今の説明でも思いますけれども、これまでは催告という時効完成の猶予事由がありまして、債権者の側から一方的に...全文を見る
○佐々木さやか君 今説明がありましたように、やはりこの協議の合意というのは当事者間の話合いによる解決を促進していくという効果があるのかなというふうに思います。私も以前、ADRについて取り上げさせていただいたことがありますけれども、そうしたADRの推進をしていくという方向性とも合致...全文を見る
○佐々木さやか君 やはり当事者間の話合いというもので紛争を解決することを期待できる制度かなと思います。やはりADRというのはまさにそういう当事者間の話合いの場ですので、今後の運用においてどういうふうにこれを活用していけばいいのかというところの解釈の指針なり、そういったことも明らか...全文を見る
○佐々木さやか君 この協議の合意というのは恐らく今後多く活用されるのかなというふうに思っておりますけれども、こういう効果が生じるものですので書面による合意としたということです。  じゃ、その書面というのはどういうものである必要があるのかということも明らかにするべきだと思いますけ...全文を見る
○佐々木さやか君 最終的に協議の合意があったかどうかが争いになった場合に、最終的には訴訟の場での事実認定ということになるんだとは思うんですけれども、ただ、やはり、例えばメールで合意をしましょうという申込みがあって、それに対して明確に応じる内容を書かなくても、黙認するというような形...全文を見る
○佐々木さやか君 今の前者の協議条項の方ですけれども、これについては、契約が成立する段階のものであって、まだ権利義務自体も発生する前というか、その合意によって発生するような段階のものなので、その時々に、事情によりますけれども、当たらない場合が多いのじゃないかというような御答弁でし...全文を見る
○佐々木さやか君 濫用的に用いられて消費者とか債務者の利益が不当に害されるようなことは余り想定しにくいのではないかという説明だったと理解をいたしました。この点については、今後の運用ですとか、また判例の蓄積などもされていくところかとは思いますけれども、国民生活に非常に関わりが深いと...全文を見る
○佐々木さやか君 よろしくお願いをいたします。  通告が以上で終わりましたので、少し時間が余りましたが、今日は以上で終わらせていただきます。  ありがとうございました。
05月10日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第7号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  「外交能力及び戦略を向上させるための取組の課題」について意見を申し上げます。  まず、政府の外交実施体制、発信力強化の取組についてです。  在外公館の整備、これは着実に進展はしておりますけれども、主要国の在外公館数に比べますと...全文を見る
05月11日第193回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  今日は、参考人の先生方、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今も議論に出ておりました定型約款について、少し重なるところもあるかもしれませんが、山野目参考人にまずお伺いしたいと思います。  そもそも、この定...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございました。  やはり、まさにこの定型約款の条項というのは、いろいろな取引が登場してきて社会経済が大きく変化してきたというものに対してどう対応するかという現実の必要性といいますか、そういったところから出てきたものであるなと改めて思いました。  こ...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございました。  最後に、辰巳参考人に保証の点でお聞きをしたいと思います。  今回、保証意思を公正証書によって明らかにするということで、保証によって多額な債務を負ってしまって、それによって破産ですとか自殺といったような悲惨な結果が発生するという問題...全文を見る
○佐々木さやか君 終わります。
○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。今日は、参考人の先生方、ありがとうございます。  早速ですが、まず保証に関して、高須参考人と鳥畑参考人にお聞きをしたいと思います。  情報提供義務についてなんですけれども、保証人保護については、保証意思宣明公正証書の制度の創設など、...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございました。  次に、消滅時効について、これも高須参考人と、あとこれは山田参考人にもお聞きしたいと思います。  消滅時効の改正の中に、完成猶予事由として協議というものが入りました。協議の合意がなされた場合に完成猶予されるということでございます。こ...全文を見る
○佐々木さやか君 以上で終わります。  ありがとうございました。
05月16日第193回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  今日は、民法改正のうち、まず保証の問題について、それから定型約款の問題についても質問をしたいと思っております。いずれも重要な改正のポイントでございまして、保証については、特にこれまでも大変多くの委員の皆さ...全文を見る
○佐々木さやか君 先ほど質問の中で、熟慮をする、させるという趣旨なのかというふうにお聞きをしましたけれども、その言葉は制度趣旨の説明の中には出てきませんでした。  熟慮という言葉を使うかどうかは別といたしまして、公証人によって保証意思がきちんとあるのだということを確認をすること...全文を見る
○佐々木さやか君 きちんと保証債務の内容について理解をしているかどうか確認をしたりとか説明をしていくということをしっかりやらなかった場合には、職務上の義務違反に問われることもあるということでございました。  しかしながら、本当に実質的にきちんと分かりやすく現場で説明がなされるか...全文を見る
○佐々木さやか君 丁寧に御説明をいただきましてありがとうございました。万全な準備をお願いをしたいと思います。  それから、保証意思宣明公正証書を先立って作成することが必要ということになっておりますけれども、この点についても、先ほど冒頭申し上げたように、仮に熟慮をさせるということ...全文を見る
○佐々木さやか君 そういうことからも、先ほど申し上げたように公証人による意思確認の方法、程度というのが非常に重要なものになると思います。また、この先立っての意味内容については、今後のもしかしたら運用の中で判例による解釈などもされていくのかもしれませんので、そうした議論を見守りたい...全文を見る
○佐々木さやか君 時期の問題について言いますと、今後の運用の中でもしかしたら問題になるかもしれないなと思うのは、余り前もって情報提供があった場合に、保証契約の締結までの間にその財産状況について変更があるということもあるかもしれませんし、ここの時期について法律上明確に例えば一週間以...全文を見る
○佐々木さやか君 今の御答弁は、恐らく債権者からではなくてなぜ主債務者からの情報提供とすることにしたのかというところの説明だと思いますけれども、この実効性確保というところではどうでしょうか。  要するに、債権者というのは、通常は主債務者の財産状況についてもしっかりと把握をして融...全文を見る
○佐々木さやか君 情報提供義務違反による保証契約の取消し権についても少し、もう一問聞きたいと思いますけれども、四百六十五条の十の第二項がその条文ですが、「債権者が知り又は知ることができたときは、保証人は、保証契約を取り消すことができる。」という条文になっております。知っているとい...全文を見る
○佐々木さやか君 御説明ありがとうございました。  それから、情報提供義務の中で債権者からの情報提供義務というものも規定をされております。四百五十八条の三に期限の利益の喪失があったときの情報提供義務というか通知義務が定められることになりましたけれども、これは債権者が期限の利益の...全文を見る
○佐々木さやか君 はい、そうですね。  ただ、この制度趣旨から、ちょっと制度趣旨の内容については省略いたしますけれども、知り得べきとき、少なくても、例えば重大な過失があったような場合には債権者の方に通知をする義務が発生してもいいのではないかなと個人的には感じましたので、ちょっと...全文を見る
○佐々木さやか君 この定型約款というものは、民法上の契約の成立というのが、その契約の内容を認識をして意思表示をしてそれが合致をしたことによって成立をするという原則があるわけですけれども、それに照らしますと、この約款の内容を具体的に認識をしていなくてもその約款に拘束をされると。また...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございました。  この定型約款の問題一つ取っても、やはりいろいろと細かいところに入っていくと、こういう場合はどうなんだろう、こういう場合はどうなんだろうというようなところがございます。そういったところについては、法案成立の場合には、施行までの間にいろ...全文を見る
05月23日第193回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  今日は、前回の質問に引き続きまして、定型約款について伺いたいと思います。  定型約款につきましては、今回新たに新設をされます第五百四十八条の二以下に規定がありますけれども、不特定多数の者を相手方として行う取引であって、その内容の...全文を見る
○佐々木さやか君 御説明で理解できる部分もあったんですけれども、いろいろ確認をしたいと思うんですが。  一号については、実際に定型約款を契約の内容とする旨の合意がございますので、その詳しい具体的な内容は相手方に任せるような形で合意をするということもあろうと思いますし、そうした合...全文を見る
○佐々木さやか君 つまり、表示していたというふうに言えるためには、黙示の合意が成立したと言える場合と同じように評価ができなければならないと。今、答弁の中にもありましたけれども、会社のホームページに載せてあるというだけではなくて、個別の取引の際に、繰り返しになりますが黙示の合意があ...全文を見る
○佐々木さやか君 知る権利として、この定型約款の内容の請求があれば開示をする必要があるということであります。  それで、この開示の請求については、契約、定型取引の合意の前又は後ということで場面が二つに分かれております。まず、これからその取引の合意をしようと思う場合に、定型約款の...全文を見る
○佐々木さやか君 今御説明をいただいたとおり、合意前の内容の表示については、五百四十八条の三の二項で合意自体が効果を発しないというような形で強い履行の確保がされているというふうに思います。  では、定型取引の合意の後に、合意したけれども、どういう内容に拘束されているのか定型約款...全文を見る
○佐々木さやか君 取引の合意後の開示については基本的には相当の期間としか条文には書いておりませんけれども、取引が継続している場合には、その間にはきちんと開示をする必要があるというような答弁でございました。こうした形で、定型約款の具体的内容について知りたいというふうに思った場合には...全文を見る
○佐々木さやか君 今ありましたように、顧客が実際にその電磁的記録を例えば手元に置いていつでも自由にそれを見ることができると、こういう形にしなければならないということですので、例えば会社のホームページにその定型約款の内容について記載があって、ただ、それが会社のホームページの例えば変...全文を見る
○佐々木さやか君 是非よろしくお願いいたします。この民法の規定によっても説明義務が免除されるとか、そういったことではないわけでありますので、しっかりと周知をお願いしたいと思います。  この契約約款については、仮に不当なものとか消費者の利益を一方的に害するようなものが盛り込まれて...全文を見る
○佐々木さやか君 業法によるルールと私法によるルールの関係について御説明をいただきましたけれども、最後に確認をさせていただきたいのが消費者契約法との関係であります。  今回の、消費者契約法十条には、消費者の権利を制限し、消費者の義務を加重する消費者契約の条項であって、民法の信義...全文を見る
○佐々木さやか君 今後、法案が成立した場合の現場での運用、解釈について指針となるような答弁だったのではないかなと思います。  以上で私からの質問を終わります。
05月30日第193回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  今日議題となっております組織犯罪処罰法等の改正案、今回これを改正をしてテロ等準備罪というものを新たに設けるということが審議の対象となっているわけであります。  このテロ等準備罪、なぜ設けるのかといいますと、TOC条約、国際的な組...全文を見る
○佐々木さやか君 今説明をいただいたのが法律上の定義ということであります。  私、これを分かりやすくするためにもう少し質問をしたいと思いますけれども、具体例としては、テロリスト、テロリズム集団、暴力団等々ということですけれども、じゃ、例えば労働組合、これがストライキを行うですと...全文を見る
○佐々木さやか君 では、例えば過去に実際に犯罪行為をしたことがある場合はどうかという観点で質問したいと思いますが、例えば、表現の自由を守る活動をしているデモの中でメンバーの一部の方が警察官ともみ合いになった、それは、デモの中でたまたまもみ合いが起こってしまって、その中で警察官にけ...全文を見る
○佐々木さやか君 このように、団体の結合の共同の目的が犯罪の実行にあるという要件というのは非常に処罰を限定する方向に働くと思います。ですので、一般の、一般的に言う市民団体ですとか労働組合というものがこの組織的犯罪集団に当たるということはないんだというふうに私は思います。  です...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。  今会社という言葉がありましたので、もう少し具体例を出したいと思いますけれども、会社として業務は普通に行っていると、そういうところにお勤めの方ももちろんたくさんいるわけでありまして、しかしながら、実はその会社が毎年脱税を行っている、そう...全文を見る
○佐々木さやか君 このように、組織的犯罪集団というのは極めて限定的な場合にしか認められません。ですから、普通に生活をしていて組織的犯罪集団に関与してしまうというようなことは私は想定できないと、こう思っております。この組織的犯罪集団の要件というのは、そういった意味で、この法律におい...全文を見る
○佐々木さやか君 より分かりやすく明確にしたという点で評価をしたいというふうに思っております。  さらに、組織的犯罪集団について聞いていきたいと思いますけれども、犯罪集団でありますので団体であります。この団体、一定の組織のある団体であることが必要とされるわけですが、団体と言える...全文を見る
○佐々木さやか君 法律上の定義というのは、正確性を確保するというためというのもありますけれども、非常に分かりにくくて、今の説明を聞いただけではなかなか分からないと思われた傍聴人の方もいらっしゃったかもしれません。  ですので、じゃ、具体的にこういう場合はどうなんでしょうかという...全文を見る
○佐々木さやか君 この多数人の継続的結合体というものが必要であると。こういう観点からいいますと、例えば会社の同僚で居酒屋で話し合っているときに上司を殴ってやろうかとか、そういったことを話し合ったとか、そういったことも当たらないのであろうと思います。  こういった要件がございます...全文を見る
○佐々木さやか君 ということでありますので、これが宗教団体じゃなかったとしても、仮に自分の勤めている会社、普通の会社はなかなか組織的犯罪集団に一部でも当たることはないと思いますけれども、そうした自分の所属している団体が知らないうちに組織的犯罪集団に当たるようなことをしていたとして...全文を見る
○佐々木さやか君 この法律の内容をしっかりと理解をしていただいていれば、今私が挙げたような事例には成立しないということは明らか、そんなに難しい事例ではないんですけれども、しかしながら、やはりこういう一つ一つについて丁寧に説明をしていくと。この法案をいろいろと考えて提出をされた政府...全文を見る
○佐々木さやか君 電話やメールの傍受、こういったものというのは、通信傍受法に定められた場合にしかできないと、そして、通信傍受法上、テロ等準備罪についてはできないということになっておりますので、その心配はないということであります。  刑事局長はそんなの当たり前じゃないかというふう...全文を見る
○佐々木さやか君 今まで明らかにしてきたように、今回のテロ等準備罪の創設を含む組織犯罪処罰法の改正というものは、冒頭申し上げたTOC条約の国内担保法として、必要な範囲で、かつ、当然ながら国民の基本的人権の確保というものにも十分配慮をした改正内容でございます。  大臣に最後、確認...全文を見る
○佐々木さやか君 よろしくお願いをいたします。  以上で終わります。
06月01日第193回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  今日は、三人の参考人の先生方、大変貴重な御意見いただきまして、ありがとうございます。  私の方からは、西村参考人にまず伺いたいと思います。  先ほど、限られた時間の中でいろいろなことを教えていただきました。私の質問の時間は十五...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。  このTOC条約に入って締結をするということの必要性自体は、恐らく与党だけじゃなく野党の皆さんもまた多くの方が必要性を感じているんだと思うんですね。恐らくそこは争いがない。しかしながら、この国内担保法としてテロ等準備罪、今回の法案が必要...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございました。  時間が来てしまいましたので、ほかの参考人の先生方には質問ができませんでしたけれども、それぞれ専門的な見地から貴重な御指摘をいただきました。やはり、この委員会では、しっかりとそうした国民の皆さんの懸念ですとか各専門家の先生方の御懸念に...全文を見る
○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  今日、午前中参考人質疑が行われましたけれども、そのときに西村参考人から、ケナタッチ氏の公開書簡について、今回の法案の六条の二の英訳に誤訳があるというような指摘があったんですけれども、ちょっとお話が途中になってしまったのでよく分から...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございました。  この六条の二の部分の、最後に御説明をいただきましたけれども、どういうところかというと、まさにこの六条の二というのは今回のテロ等準備罪を規定している条文であって、どういう要件が犯罪成立のために必要なのかということが記載されているわけで...全文を見る
○佐々木さやか君 簡単な事例だったかもしれませんけれども、当たり前かなと思うようなことも確認を一つ一つしていきたいと思います。  二つ目ですけれども、SNSで知り合った五人の人がネット上で五回連絡を取り合って同じような計画を立てた、実行準備行為もあると、こういう場合はいかがでし...全文を見る
○佐々木さやか君 三つ目の事例ですけれども、テロリズム集団が水道の水源に毒物を混入させて多くの人を死亡させる計画を立てて実行準備行為もしたという場合は、念のため確認ですが、どうでしょうか。
○佐々木さやか君 しつこかったかもしれませんけれども、こうしたテロリズム集団のような組織的な犯罪集団、その結合関係の基礎としての共同の目的が犯罪を実行することにある、そういうものに対象を限定をしてテロ等準備罪を成立をさせると、そういう法律、法案でございます。  今確認したとおり...全文を見る
○佐々木さやか君 確認でございました。  先ほどの三つの事例、いずれも計画をしている内容は同じようなことであって、じゃ、なぜ個人かどうか、SNSで知り合った五人なのかどうか、テロリズム集団であるかどうかによって今回犯罪化、処罰の対象になるかならないかが違うのかというところについ...全文を見る
○佐々木さやか君 つまり、この組織的犯罪集団、団体の結合関係の基礎としての共同の目的が犯罪を実行することにある、要するにもう犯罪をするための集団ですから、暴力団なんていうのはまさに犯罪集団であって常日頃から犯罪に当たるような活動をしている、そういう組織が、団体が、じゃ、その私が言...全文を見る
○佐々木さやか君 六条の二の要件の中でも二人以上で計画をした者はと、こういうふうにありまして、先ほどのような事例は当たらない。簡単な事例だったかもしれませんけれども、確認をさせていただきました。  じゃ、その二人以上で計画をするという場合でも、じゃ、その計画というのは具体的にど...全文を見る
○佐々木さやか君 二人以上で計画をする。しかも、それが団体の活動としてと今おっしゃいましたけれども、いろいろな要件がある。単に思い付いたということではなくて、やはり結果発生の危険性があるという程度まで具体的でなければならないということなんだと思います。  それに加えて、今回は実...全文を見る
○佐々木さやか君 実行準備行為ということが加わったことで、外形的にその行為が伴うということで、より内心の自由を処罰をするとか、内心の自由を侵害するのではないか、そうした懸念に応えようとしたものであるということでありました。やはりそうした不安があることに対しては真摯に、丁寧に説明を...全文を見る
○佐々木さやか君 今日は国家公安委員長にも御出席をいただいておりまして、あと残り時間が三分になりました。もう少し実は質問しようと思って準備をしていたんですけれども、最後にお答えを国家公安委員長にいただければと思うんですが、このTOC条約に国内担保法を整備をしてしっかり締結をできる...全文を見る
○佐々木さやか君 以上で終わります。
06月08日第193回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  先月、国連人権理事会のプライバシーの権利特別報告者であるケナタッチ氏が、今日まさに審議をされております我が国におけるテロ等準備罪の創設を含む今回の改正案に関連いたしまして公開書簡、これを公にいたしました。この国連人権理事会といいま...全文を見る
○佐々木さやか君 今御説明があったように、専門家として独立をして特定の人権や特定の国について調査また報告などを行うということで、このケナタッチ氏はプライバシーの権利についての特別報告者であるということでありました。  ところで、この特別報告者が例えば報告書などで示した見解という...全文を見る
○佐々木さやか君 国民の多くの方は国連の仕組みですとか国連の機関について詳しいわけではないと思いますので、恐らくこの点についても、特別報告者というのがどういう立場なのかということについて御存じない方もいらっしゃるのではないかなと、こう思いましたので確認をさせていただきました。 ...全文を見る
○佐々木さやか君 事実について調査をして、専門的知識に基づいて見解をまとめて人権理事会に報告をするという活動からしますと、事実の調査、その対象となるテーマについて、例えば今回のように日本について日本政府に対してどのようになっているのかということを問い合わせる、また質問をするという...全文を見る
○佐々木さやか君 強く抗議をしたということであります。やはり、通常取られる政府に対する説明の機会、そうしたものを経ないで発表されたという点もそうでありますし、問題なのは、その発表された見解の内容が事実と異なるものであるというところであろうかと思います。事実、仮に事前の問合せという...全文を見る
○佐々木さやか君 六条の二第一項の結合関係の基礎としての共同の目的に対応する英訳がないということであります。  ここというのは非常に重要な部分であります。六条の二、今日も議論になっておりましたけれども、テロリズム集団その他の組織的犯罪集団、括弧して、団体のうち、その結合関係の基...全文を見る
○佐々木さやか君 カンナタチ氏は、先ほど申し上げたようにプライバシーについての専門家でいらっしゃるようであります。マルタという国の出身でいらっしゃって、マルタ大学のプライバシー、データ保護法、こういった分野を専門としている方であって、マルタ大学の教授も務められていると。その分野の...全文を見る
○佐々木さやか君 そういったことを理解をしていただいた上で、公開書簡のような見解を発表していただく、そのためにやはり、先ほどから述べているように、事前に直接の説明の機会を設けるということは非常に重要だったのではないかなというふうに感じております。  こういった国連特別報告者、非...全文を見る
○佐々木さやか君 児童ポルノとか児童買春というのも非常に重要なテーマでありますし、その発表された見解とか日本に対する懸念とか、そういったこと自体は非常に大事なことだと私は思うんですね。しかしながら、事実の誤認とか誤りというところでいうと、例えば今御説明があったように一三%という数...全文を見る
○佐々木さやか君 今、UNODCが衆議院をこの法案が通過をしたということについて歓迎をするという趣旨のことを述べたという説明がありました。それは、五月の二十九日にUNODCの事務局長のそのような声明が出されたというふうに認識しておりますけれども、この声明というのは、カンナタチ氏が...全文を見る
○佐々木さやか君 時間が参りましたのでこれで終わりますけれども、カンナタチ氏が公開書簡で懸念をされていること、プライバシーの権利との関わりということは、まさにこの委員会の場でしっかりと審議をしていく。カンナタチ氏も、恐らく国会で審議をするなということではなくて、十分な国民的な議論...全文を見る
06月13日第193回国会 参議院 法務委員会 第18号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  今日は、参考人の皆様、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  私の方からは、まず福田参考人に質問をさせていただきたいと思います。  今日、意見陳述をテロ対策の専門家としてのお立場からいただきました。恐らく、...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございました。  福田参考人は、TOC条約の締結によってテロ対策を国際的な連携、また体制の中で行っていくということが重要であるという御指摘も陳述の中でいただいたところであります。  ここで山下参考人と村井参考人にもお聞きをしたいんですけれども、今回...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございました。  最後に、福田参考人にもう一問お伺いしたいと思いますけれども、これも先ほどほかの委員の先生からもありましたが、テロ対策、国民の安全、命を守る、こういった必要性と、他方、それに対立する人権がある場合にはその保護とのバランスを取らなければ...全文を見る
○佐々木さやか君 終わります。ありがとうございました。
06月14日第193回国会 参議院 本会議 第32号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  私は、自民・公明を代表し、ただいま議題となりました金田勝年法務大臣に対する問責決議案に対しまして、断固反対の立場から討論を行います。  金田法務大臣は、昨年八月に大臣に就任して以来、大臣として法務行政に係る職責を果たしてこられ、...全文を見る
06月15日第193回国会 参議院 法務委員会 第19号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  今日は、刑法の性犯罪についての改正案が議題になっております。今日も各委員の先生方からお話がございましたけれども、今回の法改正というのは、実に明治四十年の制定から初めてこの性犯罪についての構成要件などを大幅に見直すという改正でござい...全文を見る
○佐々木さやか君 これまでは女子を姦淫したということで限られておりましたが、肛門性交、口腔性交の被害についても姦淫の場合と同等の悪質性が認められると、こういった趣旨で同じく処罰をするということであります。ですから、姦淫と肛門性交、性交類似行為との間には悪質性には違いがない、同じく...全文を見る
○佐々木さやか君 これまでもこうした行為というのは強制わいせつでは処罰をされていた、強制わいせつは成立し得る行為であったわけですが、被害の重大性また悪質性ということから、強姦の場合と同様であろうということで強制性交等罪に含まれるという犯罪類型にしたというのが今回の改正であるという...全文を見る
○佐々木さやか君 この法定刑の下限については、強盗と比べても低いじゃないか、強盗の場合は五年以上であるのに強姦は三年以上と、財物を取られるよりも軽いのかと、こういうことがよく言われてまいりました。  それももちろんそうでありますし、今刑事局長から御説明をいただいたのは、実際の量...全文を見る
○佐々木さやか君 家庭内における子供に対する性犯罪というのは、今も御説明いただきましたが、いろいろな事情から立証というものが困難であるという場合も少なくありません。また、例えば性交が不可能なぐらいの年少の子供に対して性交の代わりに口腔性交をすると、そういう事案も多くあるというふう...全文を見る
○佐々木さやか君 性的虐待犯罪被害に遭った子供に対する聞き取りというところでは、司法面接という手法、日本でも行われるようになってきておりますけれども、まだまだ充実を是非していっていただきたいと思います。ハード面もそしてソフト面も同様であります。  それから、供述を聴取するに当た...全文を見る
○佐々木さやか君 三年後の附則の見直しにも向けて、しっかりと調査をお願いしたいと思います。  引き続き取り組んでまいりたいと思います。以上で終わります。
06月16日第193回国会 参議院 法務委員会 第20号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。  今日は、お二人の参考人の皆様、大変貴重なお声をいただきまして、ありがとうございます。  特に山本参考人には、先ほどの陳述の中でも、性暴力、性犯罪被害というものの本質というところについて、加害者が何を目的にしているのか、また、それ...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。  捜査機関も含め、性犯罪被害者、性暴力被害者の方にどのように適切に対応させていただくかについては、研修とかいろんなことが行われているとは言われておりますけれども、やはりまだまだ不十分であるというふうに思っております。  それから、先ほ...全文を見る
○佐々木さやか君 それもそうですし、どういう相談支援体制というのが必要かというところについてお願いします。
○佐々木さやか君 終わります。     ─────────────
12月05日第195回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかでございます。  今日は、五十分という時間をいただいておりまして、大きく三つのテーマについて取り上げさせていただきます。まず一つ目は教育負担の軽減、そして二つ目には子供、若者のいじめ、自殺防止対策でございます。そして、三つ目に平和教育という...全文を見る
○佐々木さやか君 大臣から今御紹介もいただきました。公明党といたしましてもこの教育負担の軽減に向けて先日提言をさせていただいたところでございますけれども、私立高校の授業料の実質無償化というものを私たち公明党は強く訴えさせていただいております。  私立高校の授業料、全国平均であり...全文を見る
○佐々木さやか君 林大臣には先ほど私が申し上げたような子供たちのこともしっかり分かっていただいていると思います。今検討をしていただいているということでありますので、この財源の面でも是非二兆円の政策パッケージに入れるというようなことも含めて、是非とも前向きに御検討をお願いしたいと思...全文を見る
○佐々木さやか君 ありがとうございます。丁寧な御答弁をいただきました。  今大臣からも少し御指摘がありましたけれども、LINE等SNSを使った相談窓口というのは、これまでの電話とは違いまして、電話でしたら声のトーンですとか話し方なんかでその電話を掛けてきた子供たちに寄り添うとい...全文を見る
○佐々木さやか君 是非よろしくお願いをいたします。  このSNSを使った相談窓口、長野県の事例を見ましても、非常に多くの相談が寄せられると思います。そういう中で、限られた人員でどういうふうに対応していくのかということももちろん課題ではあるんですけれども、やっぱりニーズがあります...全文を見る
○佐々木さやか君 政府ではこの座間の事件について再発防止の関係閣僚会議を開催をしていただいておりまして、今月の中旬には再発防止策をまとめると、このように伺っておりますが、このSNSを活用した、いじめに限らない、自殺等々、もういろんな悩みを抱えた若い世代の皆さんへの支援ということを...全文を見る
○佐々木さやか君 長峯政務官にはしっかりとした御答弁をいただきまして、これまでの話もお聞きいただいて、早急な対応が必要だと、このように認識していただいたと思います。是非とも、くれぐれもよろしくお願いを申し上げます。  この相談窓口の話はこれで終わりまして、そのほかにも様々、こう...全文を見る
○佐々木さやか君 このSOSの出し方教育、実効性がある教育をしていくことが大事だと思います。  ただ、今日も先生方の働き方改革に関する議論もこの委員会でありましたとおり、現場の先生方も非常に大変なお仕事をしていらっしゃって、あれもこれもということは大変ということももしかしたらあ...全文を見る
○佐々木さやか君 常勤化へ向けた取組を進めていただけるということであります。是非よろしくお願いします。  あわせて、その調査研究の中で、子供たちがどういう時間帯であればアクセスしやすいのかとか、そういった細やかな点についても是非とも研究をお願いしたいと思います。  それから、...全文を見る
○佐々木さやか君 情報モラル教育やSOSの出し方教育等々、子供たちの命を守るという観点から質問してまいりましたけれども、林大臣は、様々質問させていただきましたことを聞いて、子供また若者も含めた自殺の問題についてどのようにお考えになっているか、御所見を伺いたいと思っております。
○佐々木さやか君 是非よろしくお願いをいたします。  私、先月広島に行ってまいりまして、そこでもいろいろなことを見て聞いて、改めて命また平和の大切さというものを感じたんですが、最後に、テーマとして平和教育というものを取り上げたいと思っております。  先月の二十七日、二十八日の...全文を見る
○佐々木さやか君 広島で今回開催された一連の会議の参加者の皆さんも、被爆の実相への理解を深めるプログラム等々に参加をしていただいたということで聞いております。  過去のプログラムの中でこういうことがあったそうですが、核兵器保有国から来た参加者の方が、やはりそうした実際の被爆体験...全文を見る
○佐々木さやか君 よろしくお願いいたします。  先日、広島を訪問した際には、会議への参加のほかに、NGOの皆さんですとか、また賢人会議に参加する日本委員の方とも懇談をする機会を得ることができたんですけれども、いろいろ意見交換をする中で、やはり平和教育というものが重要だということ...全文を見る
○佐々木さやか君 今、最後の点、旅費、滞在費等を負担していただいているということで、もし私が誤った認識であればおわび申し上げたいと思いますが、より拡充等々、御努力をいただきたいと思います。  こういったことで、先ほどは厚労省のお取組も紹介していただきましたが、やっぱり学校で全て...全文を見る
○佐々木さやか君 いろいろ紹介していただきましたが、私がもっとあればいいなと思うのが、やはり被爆体験を直接子供たちに聞いてもらうということです。  神奈川の被爆者の会の方から聞いたお話では、やっぱり学校のそれぞれの事情があってなかなか、話をさせてほしいと言っても受入れがかなわな...全文を見る
○佐々木さやか君 終わります。
12月07日第195回国会 参議院 文教科学委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。よろしくお願いいたします。  今日の連合審査、国家戦略特区における学部新設に関する件ということで、今日は岡山理科大学の獣医学部の新設、これがテーマとなっているわけでございますけれども、私の方からは主に、先月の九日に大学設置・学校法人審...全文を見る
○佐々木さやか君 今大臣にお話をいただきましたように、新しいニーズに応えるような、そうした人材がこの教育機関から輩出をされるということを私も期待をしたいというふうに思っております。  この獣医学部新設の認可に至るまでには、御存じのとおり二段階のプロセスがございました。一つ目は国...全文を見る
○佐々木さやか君 この二つのプロセスというのは、獣医学部の新設という一連のものではありますけれども、国家戦略特区のプロセスというのは、この設置を認めないとしてきた規制を例外的に外すかどうかということを、そういう観点から議論をすると。  そして、二つ目のプロセス、設置審のプロセス...全文を見る
○佐々木さやか君 そういった確認をなされた後に設置審での審査が行われたわけですけれども、この設置審、先ほどもありましたとおり、教職員の体制ですとかカリキュラム等々について、専門的な見地から教育機関として適切かということをしっかり審査をしていただくと。そこには公平性、独立性というも...全文を見る
○佐々木さやか君 厳正な審査が行われる中で、この設置審では、第一次審査、第二次審査と様々審査意見が詳細に付されております。例えばライフサイエンス研究分野等での人材需要の動向についてですとか、また英語による授業、これをどのように行っていくのかとか、それから実習の体制はどうなのか、こ...全文を見る
○佐々木さやか君 時間が限られておりますので、ちょっと予定の質問を飛ばすところもありますので御了承ください。    〔委員長代理大野泰正君退席、委員長着席〕  今御説明いただいたように、厳正な審査がなされたと、そして意見も複数付けられている中で改善のための補正等々がなされたわ...全文を見る
○佐々木さやか君 今御説明いただいたように、特区のプロセスではこの点について確認がされたわけでございます。  そして、次のこの設置審のプロセスでは、この獣医学部を卒業した学生の皆さんが、じゃ各分野に実際に社会に出て進んでいこうと、このように思ったときに需要あるんですかと、こうい...全文を見る
○佐々木さやか君 そのように是正の措置が取られたということでございます。  審査意見を見ますと、ほかにも例えば教育課程について意見が付されているところもございます。実習、これが重要だということですけれども、この実習が円滑に行われるかについて、学生や教員の配置状況ですとか、それか...全文を見る
○佐々木さやか君 この実習の点については、この留意事項ということも残っている、そういう指摘もされているようでありますので、引き続き文科省としては、適切に教育がなされていくというところについて今後も見ていっていただきたいというふうに思っております。  時間が僅かですので、最後に林...全文を見る
○佐々木さやか君 引き続き国民に対して丁寧な説明をしていただくようにお願いを申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。