大野由利子

おおのゆりこ



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大野由利子の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
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○大野(由)委員 先ほど同僚の遠藤委員から眼内レンズについて質問がございました。私も関連の質問を何点かさせていただきたい、そのように思います。  四月一日から眼内レンズ、また白内障の手術等が保険適用されるようになったということで、白内障の患者の方や家族の方から大変な喜びの声を私...全文を見る
○大野(由)委員 レンズにいろいろ種類があるようでございまして、紫外線吸収レンズとか多焦点レンズとか、また折り畳んで挿入するそういうレンズとか、また、素材にもプラスチックとかシリコン等いろいろあるようでございますが、こうしたレンズがすべて保険適用されるのかどうか、お尋ねしたいと思...全文を見る
○大野(由)委員 今大変技術革新の著しい世界であるわけですけれども、これからさまざまに新しい高性能のレンズが出てきたときに、またいろいろ手術方法も改善されるかと思いますが、こうした状況になっても保険適用されるかどうか、確認をさせていただきたいと思います。
○大野(由)委員 いろいろな機能があります眼内レンズの中からどの種類のレンズを挿入してもらいたいかということは、まず医師が患者に十分情報を与えまして、そして医師と患者との間で十分打ち合わせを行って、患者の意思を尊重して決められるべきではないか、そのように思うわけです。医師会におき...全文を見る
○大野(由)委員 実は今回、レンズ代と技術料を含めまして八千点というふうになったわけでございますが、レンズにもいろいろな種類がある。要するに、患者がしっかりとお願いをしないで黙っていますと、安い方のレンズを使われるのじゃないか。もちろん、すべての医療機関がそうだとは思いません。そ...全文を見る
○大野(由)委員 大臣のおっしゃるようになることを私も願っておりますが、しかし、中にいろいろなケースもございますので、この点ぜひ厚生省さんとしてもこれからの指導の中でしっかりこうしたことを含めていただきたい、そのように念願をさせていただきたいと思います。  それから、白内障の古...全文を見る
○大野(由)委員 昨年、私もアメリカに行ったときに、アメリカの白内障の手術は大変進んでおりまして、大体日帰りで、入院しなくて済んでと大変進んでいることを実感して帰ってまいりました。そうした意味で、日本においてもこうした眼内レンズの、白内障の手術がもっともっとスムーズに進むといいな...全文を見る
○大野(由)委員 次に、保育行政について質問をさせていただきたいと思います。  四月から育児休業法が施行されるようになったわけでございまして、今、日本の女性の年齢別労働人口は、出産と同時に一たん退職して、子育てが一段落してから再就職するというM形が一般になっておりますが、育児休...全文を見る
○大野(由)委員 今おっしゃいました乳児保育が五千六百六十二カ所ということでございまして、 全国の保育所二万二千七百カ所の中の約四分の一しか今乳児保育がされていない。全国の中学校が一万一千二百九十校でございますから、中学校区二つに対して乳児保育は一つしか行われていない。育児休業...全文を見る
○大野(由)委員 総務庁の行政監察局でも、行政監察結果報告書の中で、厚生省はもっと保育の需要をきちっとつかむべきだということを勧告しておりますが、これについては総務庁の勧告に従うつもりは持っていらっしゃらないのでしょうか。
○大野(由)委員 ぜひお願いしたいと思います。昭和五十一年以来きちっと全国的な実態の把握はなされていない、そのように総務庁も指摘をしておりますので、今回育児休業法が施行されるようになって大きくニーズが変わるわけですから、ぜひこの辺は厚生省さんは前向きでしっかり取り組んでいただきた...全文を見る
○大野(由)委員 既にやっていらっしゃる場合もあると思うのですが、実際には母親には周知徹底されていないという現状かございます。保育所には、お母さん自身が働いているか、病気でなければ入れないと思われている要素がございますので、そうした意味での周知徹底が不十分なのではないかと思います...全文を見る
○大野(由)委員 既に行われているところもあると思いますが、その辺は不徹底なところもございますので、ぜひ周知徹底をお願いしたい。これから在宅介護を進めるに当たってこれは非常に不可欠な問題であると思いますので、よろしくお願いをしたい、そのように思います。  それから、今非常に出生...全文を見る
○大野(由)委員 ぜひ大臣には頑張っていただきたいと思います。  最後に、ちょうど一年前のこの厚生委員会で、私は育児休業が終わって年度途中で入所する子供たちがスムーズに受け入れられるようにということで質問をさせていただきました。平成四年度の予算に年度途中入所対策費が計上されたと...全文を見る
○大野(由)委員 ありがとうございます。最後に一言だけ、小学校入学を控えているということとか集団保育が必要だということは、大体四、五歳児は、今おっしゃったように措置児童として扱われると認識してよろしいでございましょうか。
○大野(由)委員 本当はもう少しお聞きしたいんですが、時間が来ましたので、以上で終わります。大変ありがとうございました。
03月10日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○大野(由)委員 政管健保の保険の給付費に対する国庫補助率が、今回一六・四%から一三%へ実に二一%引き下げられたわけでございますが、保険料率の引き下げは二・四%ですから、はるかに大きな給付率の引き下げになったわけでございます。審議会でもおっしゃっているように、これは暫定措置であり...全文を見る
○大野(由)委員 財政状況がもし現在より悪化した場合に、保険料率を引き上げるのではなくて、国庫補助率を引き上げるということをきちっと確約はできますでしょうか。
○大野(由)委員 安易な国庫補助率の引き下げは決して行うべきではない、そのように思うわけでございますが、今御答弁いただきましたけれども、これからの経済の情勢によって、財政の状況によって国庫負担率の引き上げというものをするということをまずしっかり確約していただかなければ、国民として...全文を見る
○大野(由)委員 今回、約四・五四%の引き上げ、昨年は四・七六%の引き上げ率になるわけですけれども、これは消費者物価のいずれの上昇率よりも高いわけでございますし、また可処分所得の上昇率、給与所得の上昇率、そうしたものに比較して、いずれよりも国保の上限率の方が高いわけでございますの...全文を見る
○大野(由)委員 地方税法の七百三条の四の中の「国民健康保険を行う市町村は、国民健康保険の被保険者である世帯主に対し、国民健康保険税を課することができる。」こういう条文を今局長さんはおっしゃったことだと思いますが、この「世帯主」を世帯主または世帯の構成員で届け出た者、このように改...全文を見る
○大野(由)委員 これは私の健康保険証を持ってきたわけですけれども、この表には、要するに大きく世帯主である夫の名前が書いてある。それでわざわざ丁寧に、被保険者でない世帯主とただし書きが書いてあります。肝心の保険料を払っている私の名前はどこかと思ったら、一番裏に小さく書いてある。こ...全文を見る
○大野(由)委員 きょうは地方税法を扱っていらっしゃる自治省の方にも来ていただいておりますので、この問題について御意見を伺いたいと思います。
○大野(由)委員 時間がなくなってまいりましたので、最後に厚生大臣に要望をさせていただきたいと思います。  このことに関しましては、男性の皆様から見ると非常に瑣末なことにこだわっている、そんなことどうでもいいじゃないかと思われるかもしれませんが、決してそうじゃありませんで、小さ...全文を見る
○大野(由)委員 ちょっとおかしいのじゃないんでしょうか。どうでしょうか、大臣。
○大野(由)委員 ぜひ前向きに大臣、よろしくお願いをいたします。大変ありがとうございました。
03月10日第123回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
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○大野(由)委員 宮澤内閣は生活大国をスローガンに掲げられまして、また野田経済企画庁長官も第百二十三回通常国会の施政方針演説の中で「経済発展の成果を生活の分野に配分し、豊かさを一層実感できる多様な国民生活の実現を図り、生活大国の形成を目指す」ということをはっきりとうたわれたわけで...全文を見る
○大野(由)委員 これから経済審議会で具体的なことは練っていただくというお話かと思いますが、それぞれの問題に関しましてまた目標の設定等も当然必要ではなかろうか、そのように思っております。  現在のところ、労働総時間が千八百時間を一九九二年度中に目指したいという、これに対しては目...全文を見る
○大野(由)委員 経済審議会の結論は大体いつごろに出るのでしょうか。
○大野(由)委員 先ほど経済企画庁長官のお話の中にもございましたが、今回初めて都道府県別の豊かさ総合指数等を発表されたわけですが、その趣旨と今後どういうふうな方向でこれが活用されるようになるかについてお話を伺いたいと思います。
○大野(由)委員 最近若い夫婦の方とお話をする機会があっていろいろお話をしたのですが、住宅を探すに当たって、今まででしたら家賃が安いか、通勤時間がどうかということを判断の基準にしていた。ところが、最近は若い人の間で何が話題になっているかと申しますと、住む町に乳幼児医療の助成制度が...全文を見る
○大野(由)委員 私は、生活大国を目指すに当たりまして、国だけじゃなくて市町村また企業の役割も大変大きいわけでございまして、企業もしっかり取り組んでもらいたいな、そういう意味で、もちろん企業は時短とか職場環境の改善とかに一生懸命取り組んでいらっしゃるし、また最近ではフレックスタイ...全文を見る
○大野(由)委員 もちろん強制するものではないと思いますが、私は、全国民、日本全体で一つのムードというか、みんなで取り組んでいくというようなものがやはり必要じゃないかな、そういう一つのきっかけをこの経済企画庁でつくっていただけるといいんじゃないかな、そういう思いで提案をさせていた...全文を見る
○大野(由)委員 公正取引委員会から来ていただいておりますので質問させていただきたいと思います。  現在、やみカルテルや談合が多くの消費者の利益を著しく損ねているということで、企業が大変な不当利益を得るということで、このやみカルテルや談合をともかく廃止していきたい、やめていきた...全文を見る
○大野(由)委員 先ほどおっしゃった独占禁止法に関する刑事罰研究会の報告書が発表されてなかったということで、予算委員会でも大変問題になったわけですけれども、独禁法が強化されることに対する危惧を持った経済界と自民党が共闘して露骨に妨害をしたというようなマスコミ報道がなされました。こ...全文を見る
○大野(由)委員 独禁法の違反行為というのはまさに企業の事業そのものとして行われる事業でございますので、個人としてはあり得ない、そう思うわけですけれども、社員の方々は企業犯罪の責任を負わされるということで、非常に不安を隠し切れない、そういう状況があるようでございますので、公正取引...全文を見る
○大野(由)委員 最近、新聞報道によりますと、千葉県が平成四年度から公共事業の指名競争入札を一般競争入札に切りかえた。事前にある程度の資格審査を行って、工事を請け負える実力のあるところに一般競争入札に切りかえたという報道がなされておりました。県単位では初めてだそうですが、公正取引...全文を見る
○大野(由)委員 私もこうしたやり方が、一般入札のやり方みたいなものがもっと全国的に広がればいいんじゃないかな、それを積極的に公正取引委員会としてもアピールしていただいた方がいいんじゃないかなということを要望いたしまして、この問題は終わりたいと思います。  最後に、大手信販会社...全文を見る
○大野(由)委員 時間がございませんのでもう詳しくできないわけですが、債権者が担保を放棄した場合は保証人はその請求を拒み得るのじゃないか。車があって初めての保証人なわけでございまして、車がないのに保証だけとらざるを得ないということは、これはもう常識として考えられない。じゃ残金を払...全文を見る
○大野(由)委員 ありがとうございました。
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○大野(由)分科員 大野でございます。  きょうは、初めて鳩山文部大臣にいろいろ質問させていただきます。  中学校給食について質問をさせていただきたいと思いますが、その実施状況でございますが、データをいただいた数によりますと、昭和五十七年が六五・二%、昭和六十年が六五・九%、...全文を見る
○大野(由)分科員 確かに小学校より実施が遅かったのだと思うのですが、この十年間の伸び率も大変悪い、この五年間の伸びも大変悪い、そういう状況をどのように見ていらっしゃるかということについて伺った質問でございますが。
○大野(由)分科員 学校給食の設備、調理場等も難しいというお話でございましたが、最近は生徒数も減っておりまして、空き教室も大変ふえている状況でございますから、その気になれば学校内に調理施設をつくることは今不可能ではないという状況になっているわけです。  私は、いろいろ理由はある...全文を見る
○大野(由)分科員 今、松戸方式をおっしゃいました。松戸方式はメニューが二通りある、お弁当がある、その三つの中から選択ができる。一週間ごとに生徒がメニューを見て判断ができる。この松戸方式が大変好評を得ておりまして、松戸では現在二校実施して、またさらに四校実施する。そして三年か四年...全文を見る
○大野(由)分科員 では時間がありませんので、最後に大臣に伺いたいのですが、この新聞で出ましたように、武蔵野市とかは、要するに松戸方式というのは今文部省は認めていないのだという認識をしているわけですね。全校一斉の給食でないと給食と今みなしてない。そういうふうな現場と文部省との食い...全文を見る
○大野(由)分科員 松戸市では残滓が三%か四%、ほかのところは三〇%からあるのに対して残滓が約十分の一で済んでいるというふうなこととか、やはり新しい給食のあり方というようなものを一生懸命検討している、それを文部省は後押しをする、そういうことをぜひお願いをしたいな。何となく現場との...全文を見る
○大野(由)分科員 今大臣がおっしゃったことも含めてぜひ大きく、大変せっぱ詰まった問題になってきておりますので、お願いをしたい、そのように思います。  次の質問に入らせていただきたいと思いますが、先日、我が党の機関紙であります公明新聞に次のような記事が出ておりましたので、ちょっ...全文を見る
○大野(由)分科員 病児教育について最後に一問お伺いしたいと思います。  小児科の入院施設のある病院に院内学級をという、大変求められている、そういう声が強く出ております。現在、平成二年度で病弱の特殊学級は小学校、中学校合わせて百四十五設置されて千九百人が在籍しているわけですが、...全文を見る
○大野(由)分科員 ありがとうございました。
04月10日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○大野(由)委員 産業廃棄物処理特定施設整備促進法案の振興財団のことについてお尋ねをしたいと思います。  産業廃棄物の処理責任は排出事業者にある、現在そのようにされているわけでございますが、今回この振興財団に自治体がお金を出すようになっております。その意味づけがしっかりなされて...全文を見る
○大野(由)委員 今回、振興財団への自治体の拠出予定額は約三十億円でございます。この拠出金の裏づけとして、自治省から地方交付税交付金が五年間で二十九億円交付される、平成四年度は約六億円の交付税措置がとられる、そういうことで、厚生省では、自治体分の拠出について財政面で負担になること...全文を見る
○大野(由)委員 百二十一国会でこの廃掃法の改正案が審議されましたときに、附帯決議の中で「事業活動に伴う廃棄物の処理費用については、事業者が適正に負担するよう指導すること。」ということが衆議院も参議院もともに加えられたわけでございます。  ところが、鉄くずの問題等について午前中...全文を見る
○大野(由)委員 民間事業者が財団に拠出するようになっておりますが、どれくらいの費用をどういう割合でどのように進められるのか、この拠出計画についてお尋ねします。
○大野(由)委員 民間事業者の負担をどのように決められるか、その内訳というか割合をどのように進められるか。
○大野(由)委員 じゃ、排出量に応じて業界で大体決められる、そういうことなんでしょうか。
○大野(由)委員 振興財団の構成がどのようになるかについて厚生大臣にお尋ねをしたいと思うのです。  振興財団の役員の構成でございますが、ある人から、今回振興財団ができる、この役員に厚生省のOBの高級官僚が天下りするのではないか、そのように話を聞いたわけでございます。全国の都道府...全文を見る
○大野(由)委員 次に、最終処分場のことについてお尋ねをしたいと思いますが、現在満杯になって閉鎖になった処分場が全国でどれぐらいありますでしょうか。
○大野(由)委員 最終処分場を持っておりました産廃の処理業者の中で、現在倒産した業者、また倒産でなくても、やめた業者がどれぐらいあるかについてお尋ねいたします。
○大野(由)委員 今千五百二十六業者やめた業者がいるというお話を伺ったわけでございますが、最終処分場が閉鎖されて、また、場合によっては業者が倒産する場合もあると思いますが、やめた業者は、この最終処分場で将来何か問題が起こった場合、その場合の責任はどこが持つようになるのでしょうか。
○大野(由)委員 このことに関してはもう一度後でちょっと質問させていただきたいと思うのですが、ことしの二月に、産業廃棄物の処分場が営業されると飲料水である沢の水が汚染されるということで、宮城県の住民が産廃処分場の営業差しとめの仮処分を申請し、それが裁判で争われ、住民の主張が認めら...全文を見る
○大野(由)委員 都道府県でこういう台帳をつくられて、そして保管される、そういうふうにこの間の廃掃法の改正案でなったわけでございます。その関係人から請求があったときは、この台帳またはその写しを閲覧させなければならない、そうあるわけですが、請求がなければ、わからない、知らないで一般...全文を見る
○大野(由)委員 今、届け出台帳がつくられるので、それが積極的に活用されるようにというお話があったわけですが、安定型の最終処分場は三千平方メートル以上、管理型は千平方メートル以上が届け出の対象になっている。それ以下のところは届け出がなくて、これが埋立最終処分場であったということも...全文を見る
○大野(由)委員 これからこうした跡地を利用することがどんどんふえていくと思いますし、数年、数十年たって、それがもとどういう土地であったかということも全くわからないというような状況にもなってくるかと思いますので、この跡地利用の規制について、法的な根拠なり、そうしたものをぜひ検討を...全文を見る
○大野(由)委員 廃棄物処理の特定施設、整備されてこれから進められるわけでございますが、恐らく数年から十年かかるわけでございます。私は、この法案ができるのが十年遅かったのではないか、スタートが余りに遅かったのではないかと思いますが、今部長のお答えでは、産業廃棄物の最終処分場、全国...全文を見る
○大野(由)委員 これからますます不法投棄や海洋投棄等もふえてくるのではないか、そのように予想されるわけでございますが、産業廃棄物の海洋投棄についてお伺いしたいと思います。  昭和四十五年の海洋汚染防止法で初めて海洋投棄が公認されたわけでございます。この産業廃棄物の海洋投棄につ...全文を見る
○大野(由)委員 廃棄物の不法投棄です。
○大野(由)委員 件数は今おっしゃったわけですが、量的には大体どれくらいなんでしょうか。
○大野(由)委員 警察庁の調べでは、陸上での不法投棄産業廃棄物は平成元年で二百四十六件、八十六万九千トンが不法投棄されている、そういう警察庁の御報告であるわけですね。それは処理費節減のためというのが一番大きな理由になっているわけです。  今伺いますと、海上への不法投棄は三百二十...全文を見る
○大野(由)委員 厚生大臣にお尋ねいたします。  不法投棄はもちろんでございますが、不法投棄以外に、今公認をされております海洋投棄も、国際海洋汚染防止法から見て我が国は海洋投棄をすべて禁止すべきではないか、そう思いますが、御見解を伺いたいと思います。
○大野(由)委員 我が国も地球環境保全の上から、ぜひ積極的にこの問題についても取り組んでいただきたいと思います。  最後に、もう一つ質問させていただきたいと思います。  今まで何度か私もこの委員会、または物価特別委員会でも乾電池のことについてお尋ねをさせていただきました。海で...全文を見る
○大野(由)委員 アルカリ電池とおっしゃったのですが、ニッカド電池は使われておりませんでしょうか。
○大野(由)委員 私は、ニッカド電池、ニッケルカドミウム電池が非常に強力だということで、一部にこういう電池が使われているという話を伺ったわけでございます。一般のアルカリ電池もそうでございますけれども、ニッカド電池はカドミウムの汚染等非常な有害物質でございます。こうした乾電池を今後...全文を見る
○大野(由)委員 農林水産省では、今まで海の資源を大事にしていきたい、とる漁業から育てる漁業へと非常に立派なスローガンを掲げていらっしゃるわけでございます。この海の環境保全の問題、乾電池等の問題も決して瑣末な問題ではなくて、何年、何十年とたてば大変大きな問題でございますので、この...全文を見る
○大野(由)委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月17日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○大野(由)委員 我が党は、医療法の継続審議に今まで反対をしてまいりました。その理由は、今回の医療法の改正の中には政省令にゆだねられた部分が大変多い、重要な部分が政省令にゆだねられているために、今回の医療法の改正の中身が見えてこない、どのように改正されるのかということがさっぱりわ...全文を見る
○大野(由)委員 現在紹介率について、厚生省では大体患者の三〇%から四〇%のラインが検討されている等々の話を、あくまでうわさでございますが、聞いている状況でございます。私は、大変これは高過ぎるのではないかな。現在大学病院に紹介状を持った患者が殺到しているかといえば、決してそうでは...全文を見る
○大野(由)委員 全国一律ではなくて検討されるようでございますが、これが何らかの形で数が設定されてスタートを切るわけです。最終的にはこの紹介率みたいなものは、特定機能病院は、若干の救急患者を除いてですが、一〇〇%を目指そうとされているのかどうかについてお尋ねしたいと思います。
○大野(由)委員 平成二年五月十二日の厚生省健康政策局の角田課長補佐でしょうか、社会医療研究所関東支部の医療法改正のセミナーで、特定機能病院では最終的には一〇〇%の紹介制を目指すことになると、そのように発言しているということが出ているわけですが、では、これは間違いであると、そのよ...全文を見る
○大野(由)委員 私も、最初のスタートはもちろん当然でございますが、将来的にも、特定機能病院が救急由者以外は紹介率一〇〇%を目指すというようなことであれば、患者が自由に特定機能病院で診察、治療を受けられるという門戸を閉ざしてしまうということになりますので、これは将来であっても一〇...全文を見る
○大野(由)委員 大学病院のそばに今住んでいらっしゃいます方たちは、非常に例えば救急車のサイレン等々で迷惑を受けているというようなこともあるわけですね。その方々は別の病院なり開業医さんに診察を受けたくても、近くにはない、遠いところへ行かなければならない、すぐ近くがその特定機能病院...全文を見る
○大野(由)委員 割り増し料金はどうでしょうか。先ほどの質問の全部に答えていただいてないと思うのですが。
○大野(由)委員 今回の特定機能病院が、何と申しますか、一種のお金持ちの受診病院になる、実質的な値上げにつながるというようなことがあってはならないんじゃないか。グリーン車と一般車両みたいな、そういうような病院のランクづけが行われるようなことがあってはならない、そのように思うわけで...全文を見る
○大野(由)委員 紹介のない患者は現在は三時間待って三分診療ということでございますが、これからは紹介状のない患者は、今まで三時間であったものが四時間、五時間、六時間と待って三分間診療になるということが当然考えられるわけでございますが、厚生省はその辺はどのように思っていらっしゃるか...全文を見る
○大野(由)委員 例えば先ほどの続きなんですが、紹介状を書いてくださいと依頼をしたときには必ずその紹介状を書いてもらえる。紹介状がなければ先ほど申しましたように大変な長時間待たねばならないというふうなことがございますので、紹介状を書いてほしいと患者がお願いしたときには必ず紹介状を...全文を見る
○大野(由)委員 特定機能病院の承認案件についてちょっと先ほどもお話が出ていましたが、高度医療ということについて、非常にファジーな言葉なものですからどういう意味なのか。その定義づけとともに、精密な器械があれば必ずしも技術が高度でなくてもいいような、相反するようなものも中にばあるわ...全文を見る
○大野(由)委員 大変豊かな医療環境にいらっしゃる国の人々は、高度医療といえば、医療が高度か高度でないかというものを決める物差しは看護の質である、看護の質こそが医療の高度性を決定する大きなファクターである、そのように思われているわけですが、特定機能病院ではどういう人員基準を考えて...全文を見る
○大野(由)委員 これも看護の質というものが高度医療には大きなファクターであると思いますので、もっと明確に今の看護基準を大幅に引き上げた基準を決めるべきではないか、そのように思います。  それから、高度医療に限定をした特別の診療報酬体系みたいなものが新設されるのかどうかについて...全文を見る
○大野(由)委員 もし特別の診療報酬体系、その部分に限ってということですが、そういうものが設定されますと、医療機関のランクづけみたいなものにつながるのじゃないかな。同じ治療を受けて病院によって診療報酬の体系が変わってくるということは一物二価につながるので、この辺はこういうようなこ...全文を見る
○大野(由)委員 全国の都道府県の第二次医療圏が三百四十五圏ございますが、そのうち病床が過剰になっている医療圏と過少の医療圏の内訳、数を教えていただきたいと思います。
○大野(由)委員 過少医療圏のベッド数はどれぐらいございますでしょうか。
○大野(由)委員 病床ベッドの足りない地域、今の御報告を伺いますと、過剰のところよりも足りないところの方が若干少ないようでございますが、それでも三百四十五のうち半分近くはまだベッド数が足りない地域があるわけですね。要するに、ベッド数が多いところとベッド数が足りないところと非常に偏...全文を見る
○大野(由)委員 現在の過少医療圏でございますが、現在の一般病院を療養型へ転換することよりも、ベッド数を確保する方が先決ではないか。一歩譲ったといたしましても、少なくともベッドの確保、病床の確保が同時並行で行われなければならないと思うわけですが、この辺の担保、保証はあるのでしょう...全文を見る
○大野(由)委員 申請制度ですから、当然今局長がおっしゃったとおりだと思います。しかし、今回医療法が改正されてこうなれば、当然そちらの方に大きく変わっていくわけでございます。そういう意味で、私は病床の確保についてもっと積極的な努力がなされなければいけないのじゃないかという意味で質...全文を見る
○大野(由)委員 一般病棟から療養型病床群への移行に関しては、当然患者と家族の合意を得るべきである。先ほどお話がたびたび出ておりましたインフォームド・コンセントが非常に求められる。よく患者と家族の納得を得て移行をする、その辺のことをしっかりと今回の医療法の改正に当たって確認をすべ...全文を見る
○大野(由)委員 療養型病床群は、大体看護単位、フロア単位と申しますか看護単位に決定をされるというような、先ほどの質疑でそういう御答弁があったかと思います。もう一つ、病院丸ごと療養型病床群にすることも可能というような御答弁であったと思うのですが、当然療養型病床群というのは、一応あ...全文を見る
○大野(由)委員 私は、この療養型病床群、丸ごと病院のすべてのベッドをこうする、このように変えるというのはいかがなものかな、病院によっていろいろ比率は違うかと思いますが、少なくとも一般病棟を必ず置いておく、そうすべきではないのかな、そのように思うわけでございます。今回の医療法の改...全文を見る
○大野(由)委員 療養型病床群の患者の入院給食費が将来患者負担になるのではないかと心配していらっしゃる方がいらっしゃいますが、この点についてはいかがでございましょうか。
○大野(由)委員 ぜひそれは確約をお願いしたい、そのように思います。療養型病床群が老人保健施設化するのであれば、これは国民の皆様は認めない、許さない、私はそのように思いますので、将来にあっても入院給食費が患者負担云々というようなことがあってはいけない、そのように要望させていただき...全文を見る
○大野(由)委員 私も出来高払いをぜひ加味する必要があろうかと思いますので、それはぜひ要望をさせていただきたいと思います。  続いて、人員基準について質問させていただきますが、療養型病床群では看護補助者を入院患者何人に一人を想定していらっしゃるのでしょうか。また、看護補助者はど...全文を見る
○大野(由)委員 看護補助者というのはどういう方を指すのか伺いたいと思うのです。全くの無資格者で、人の出入り、交代が多い、そういう方であれば、慢性期の患者や高齢者にふさわしい看護を担うにはふさわしくないのじゃないか、そういうふうに思うわけでございますが、一定の研修をきちっと受けた...全文を見る
○大野(由)委員 もう一度ちょっとあわせて確認をさせていただきたいのですが、この人たちは介護もやるということはあり得ないのですか。看護じゃなくて介護です。
○大野(由)委員 この看護補助者の方が介護をやるとなれば、私は当然研修は必要であううと思います。これは、研修を受けないでちゃんとした介護をするということはやはり不可能でございまして、患者六人に対して一人の看護補助者をつけましても、これは余り大きな力にはなれないというような面がござ...全文を見る
○大野(由)委員 看護婦さんも六人に一人しかついていないわけでございまして、機能訓練までとても手が回らない、リハビリまでは手が回り切れない、そう思うわけです。看護補助者の方も当然こういうリハビリ等は専門ではございません。そういった意味では、PT、OT、またメディカルソーシャルワー...全文を見る
○大野(由)委員 ぜひこのPT、OT、またメディカルソーシャルワーカーの人たちの配置基準も決めるべきではないか。そうでなければ、実際的には療養型病床群が看護婦さんの員数標準の引き下げになって、若干看護補助者の方がっかれまして総数としては人数確保ができていると申しましても、プロの方...全文を見る
○大野(由)委員 もう一つ、今回医療の提供の理念が第一条の二にうたわれているわけでございますが、午前中網岡委員が詳しく説明をされたので、私の方も重ねて要望だけをさせていただきたいと思うのです。  今回、医療提供の理念が第一条の二でうたわれながら、「医師、歯科医師その他の医療の担...全文を見る
○大野(由)委員 では、最後に一つだけ厚生大臣に質問をさせていただいて終わりたいと思うのですが、今回、昭和六十年以来の大幅な改正になるわけでございます。しかし、患者の権利を医療法の中にどう位置づけるのか、それが全く明確でないわけでございます。「医療の担い手と医療を受ける者との信頼...全文を見る
04月22日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○大野(由)委員 きょうは四人の先生方、御専門の立場から大変有意義な陳述をありがとうございます。  私は、初めに、私立医科大学病院の立場からお話をくださいました馬嶋先生に質問をさせていただきたいと思います。  馬嶋先生の病院も、高度医療等を担当していらっしゃる特定機能病院に該...全文を見る
○大野(由)委員 紹介患者の率のことで馬嶋先生にお尋ねしたいと思うのですが、今一般外来は、恐らく十一時とか十二時とか、窓口を時間で区切っていらっしゃるのじゃないか、日によって、曜日によって、月によって外来患者の数は随分違うのではないか、そのように思うわけです。紹介患者の数が同数で...全文を見る
○大野(由)委員 大輪先生にお尋ねをしたいと思います。  先ほど、紹介比率が決まらなければ一般患者が病院に集中する、三時間待って三分診療というのは改まらないのではないか、そういう意味では紹介比率を決めなければいけないというようなお話があったかと思いますが、これをあえて直す必要が...全文を見る
○大野(由)委員 大変ありがとうございました。本来でしたら、高額医療に対して援助みたいなものが必要ではないかとおっしゃった福島先生等にもちょっと御意見を伺いたかったと思いますし、今、大輪先生も、高度医療は単なる一般外来で賄うのではなくて、別途考えなければいけないのじゃないかという...全文を見る
05月20日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
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○大野(由)委員 先日のNHKの報道によりますと、東京都が自治体として全国で初めて行いました調査によって、有害物質のPCBが入った使用済み電気機器の五分の一近くが紛失したり行方不明になったり、廃棄物として不法投棄された疑いが非常に濃い、そういうことが判明したという報道がなされてお...全文を見る
○大野(由)委員 大体いつごろ調査をなさる御予定がというその時期を伺っているわけでございます。
○大野(由)委員 このPCB入りの電気機器、コンデンサーとかトランスとか、昭和四十七年にPCBの製造が中止されたときに既に約三十七万台あった、そのように言われているわけでございますが、これが不法に投棄されますと回収は不可能で、やがては鉄製の容器が腐食して、中のPCBが漏れ出して、...全文を見る
○大野(由)委員 私は、まず国が責任を持ってこの有害なPCB入り電気機器等を一定の場所に集め、一元的に管理をして、そして、今後どういうふうにこれを処理するかという対策を考えるべきではないか。今のように分散したまま各民間企業に持っていてくださいということは、これは必ず事故のもとであ...全文を見る
○大野(由)委員 今、産業廃棄物なのでという御発言があったのですが、昭和五十二年の参議院の公害対策特別委員会で、通産省の松村審議官は次のように答弁をされているわけです。  PCB使用機器を保有する事務所に対しましては、地方通産局を通じて立ち入り監視、指導等を実施し、これら機器の...全文を見る
○大野(由)委員 私の質問は、倉庫ができたのかどうか伺っているのです。
○大野(由)委員 厚生省の方にお伺いしたいのですが、倉庫ができないのには何か理由があるのでしょうか。
○大野(由)委員 全く安全な処理施設ができることが望ましいわけでございますが、立地条件とかいろいろなことでそれが一度に無理であれば、もう一つ前の段階で、まず、危険なPCB入り電気機器を民間のいつ倒産するかわからないような企業に預けておくのではなくて、国が責任を持ってこれを保管すべ...全文を見る
○大野(由)委員 さっき申しました電気絶縁物処理協会が耐用年数が来たこうしたPCB入り電気機器を廃棄される場合には、同協会の倉庫に搬入して、そして適正に処理をする、そういう処理体制の整備をするというふうになっているわけでございますし、それから、この電気絶縁物処理協会の事業内容を見...全文を見る
○大野(由)委員 この電気絶縁物処理協会というのは、昭和四十八年に、民間、業界からだけじゃなくて、競輪資金からもお金が出て通産省がつくった協会でございます。この協会が責任を持ってPCB入りの電気機器は処理をする、そういうことでスタートして、二十年たって何ら進んでいない。何ら進んで...全文を見る
○大野(由)委員 そんなのが引き継がれるはずがない。本当に無責任きわまりないのじゃないか。国民の健康を一体どう考えているのだろうか、私はそういうふうに思います。本当にこうした問題に通産省は責任を持って対処していただきたい。  もっといろいろ質問させていただきたいわけですが、時間...全文を見る
○大野(由)委員 時間も迫ってまいりましたので、最後に大臣に伺いたいと思うのですが、先ほどのPCBの調査を早急にやっていただきたい。それから、民間任せではなくて、まず危ないものは、特に倒産したりする中小企業の電気機器は集める、責任を持って国で保管する。その後どうするかはその次の課...全文を見る
○大野(由)委員 以上です。
06月19日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第13号
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○大野(由)委員 医療現場や福祉現場におきますマンパワー不足、また労働過重が現在大変深刻な状況になっておりまして、こうした状況を打開し、また、高齢化社会に対応していくために、我が党ではかねてから、マンパワーの養成確保に関して本格的な施策を行うよう、また、こうした法案をぜひつくって...全文を見る
○大野(由)委員 この法案の中に、厚生大臣、労働大臣及び文部大臣は、看護婦等の確保を促進するための措置に関する基本指針を定めなければならない、このように出ているわけでございますが、この指針の策定に当たりまして、これだけは目標としてぜひ掲げていただきたい、そう思うことがございます。...全文を見る
○大野(由)委員 今回の法案が通ることによりまして、これが精神安定的なものではなくて、実効性のあるそういう法案にしていただきたいというのが現場の皆様方の切なる願いでございますので、ぜひその点をお願いしたい、そのように思います。  看護職の就業年齢、厚生省でいただいた分布表を拝見...全文を見る
○大野(由)委員 今お話を伺いまして、確かに現在四十歳から四十四歳になっていらっしゃる年齢の方は養成そのものが少なかった、そういう理由があったということは当然な理由だと思います。しかし、今局長がおっしゃった理由だけでは決してないということを、やはり深刻に受けとめなければいけないん...全文を見る
○大野(由)委員 今労働分野におきましても、例えば障害者の方とか高齢者の方、大体最低何%雇用するみたいなこと等が行われておりますが、高齢者の方も、働きたい希望者がたくさんいるにもかかわらず高齢者の働く場所が少ない。若い人たちは、日本は景気が後退しているとはいえ今まだ求人難の状況で...全文を見る
○大野(由)委員 ILOは、一九七七年に看護職員の過酷な労働条件を改善する目的で、看護職員の雇用、労働条件及び生活状態に関する条約(百四十九号)を制定し、それに基づく勧告百五十七号を出しております。この条約が採択されて十五年経過しているわけですが、まだ我が国は批准ができていない状...全文を見る
○大野(由)委員 いろいろ理由はあったかと思うのですが、今後はどうなのでしょう。今後はどういう方向で臨まれるか、もう一回伺いたいと思います。
○大野(由)委員 厚生省の方に伺いたいのですが、この条約はぜひ批准する方向で日本は進もうとするのか、このような条約は批准する必要はないのだ、そういうふうに思っていらっしゃるのか。今回できる看護婦確保法案、何のためにつくるのか、その辺についてもう一回伺いたいと思います。
○大野(由)委員 今回の看護婦確保法案を本当に実効性のあるものにし、単なる精神規定にしないためにも、このILOの看護職員条約を批准する方向で、国内法の整備に向けてぜひ精力的に関係省庁の御努力をお願いをしたい、そのように申し上げたいと思います。  それから、今回の法案そのものから...全文を見る
○大野(由)委員 今入院できなくて家庭で見ている方は、ヘルパーさんにお願いしても最高週一回か二回しか来ていただけない。まさに家族が壮絶な闘いをして、本当にもういつ何ときどうなるかわからない、そういう闘いをしているということを考えますれば、日本は今生活大国を目指すに当たって、この辺...全文を見る
11月30日第125回国会 衆議院 商工委員会厚生委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○大野(由)委員 バーゼル条約が作成をされましてから既に三年半たったわけでございまして、私も昨年厚生省の廃棄物処理改正法案の審議のときに、バーゼル条約の批准を急ぐべきではないか、そのように話をさせていただいたわけでございます。日本は大変技術立国でもあるわけでございますので、環境先...全文を見る
○大野(由)委員 この特定有害廃棄物の有害物質の基準とか濃度とか、そのようなものはバーゼル条約の締約国の間でいろいろ国際会議を開かれて協議をされるのではないかと思いますが、これが協議がまとまるのかどうか。もしまとまらない場合、我が国の基準はどうするのか、また我が国の基準と相手国の...全文を見る
○大野(由)委員 特定有害廃棄物を我が国は諸外国に輸出するということにつきまして、これは本来やはり行うべきではない、そういうふうに決めていくべきではないか。今回の法案が輸出入を規制しようという法案ではあるわけですが、逆に言いますと、この法案をクリアさえすれば輸出することも可能、そ...全文を見る
○大野(由)委員 特定有害廃棄物が輸出された場合に起こり得る問題について質問させていただきたいと思うわけですが、日本から輸出された特定有害廃棄物が相手国経由で第三国に移動した場合、これは不法取引の対象になるのではないか、そのように思いますが、これはどうなるのか。そのような場合、我...全文を見る
○大野(由)委員 バーゼル条約の附属書の中に、規制する廃棄物の対象の中にPCBがございますが、このPCB使用電気機器等は輸出することができるのかどうか、お尋ねしたいと思います、通産省。
○大野(由)委員 じゃ、使わない、廃棄物としては輸出はできないわけですね。
○大野(由)委員 ことしに入って東京都や岐阜県でPCBの使用電気機器の保管実態調査が行われまして、大量に紛失しているという状況が明らかになりました。この件について私もことしの五月二十日の厚生委員会で全国の実態調査をしてほしい、そういう要望をさせていただきまして、厚生省は九月十六日...全文を見る
○大野(由)委員 本年の春とおっしゃったのですが、これはおかしいのじゃないか。もっと早く通産省はこの時点を御存じだったはずでございます。  私が入手しました資料によりますと、大阪府ではもう五年前、昭和六十三年の一月十一日付で通産省の機械情報産業局電気機器課長あてに要望書を出して...全文を見る
○大野(由)委員 このPCBの回収、電気機器の回収及び処理体制を早急に整備してもらいたいということを、平成三年の二月二十日にも大阪府は近畿ブロック産業廃棄物処理対策協議会として通産省と厚生省に要望書を出しております。また、本年七月七日にも同じ要望書を出しております。このように地方...全文を見る
○大野(由)委員 最後に通産大臣に。