大野由利子

おおのゆりこ



当選回数回

大野由利子の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第129回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○大野(由)委員 大野由利子です。  けさの閣議で平成六年度の予算が確定をしたということでございまして、環境庁予算も六百七十三億二千万円の予算が計上された、そのように伺っております。環境基本法が成立した最初の予算でもあるわけですが、この平成六年度の予算についての長官の御感想と、...全文を見る
○大野(由)委員 次に、今回の水道水源の水質を守る特別措置法案について質問をさせていただきたいと思っております。  我が国は、大都市を中心といたしまして二千万人からの人が水道水に大変不安を感じている、そういう状況の中で、今回、厚生省と環境庁から二法案が提出をされまして、安全でお...全文を見る
○大野(由)委員 今長官の答弁の中に若干触れられたかと思うのですが、昨年十二月の中央環境審議会の答申で十項目指摘されているわけでございますが、その中で今回の法案の中で問題になったのは非常にわずかでございまして、全く触れられていないところがまだたくさんございます。農薬等ももちろんで...全文を見る
○大野(由)委員 今回、厚生省の法案も、環境庁の法案もともに要請が中心となる法律案になっておりまして、水道事業者もしくは都道府県知事の要請が中心になっているわけでございます。この両法案が有効に活用されることを本当に願っているわけでございますが、今、要請主義ということにおきましては...全文を見る
○大野(由)委員 厚生省の方にお尋ねをしたいと思うのですが、総トリハロメタンが基準値の〇・一ミリグラム・パー・リッターを超えるもしくはその基準値に近いものが全国の水道事業体で六十三カ所あった、そのように伺っておりますが、連立政権はこれから情報公開法をつくっていこうということを目標...全文を見る
○大野(由)委員 農薬の問題にもう一度触れさせていただきます。  野中局長が先ほど、これからしっかり検討してまいりたい、そのように御答弁があったわけですが、もう少し、いつごろまでにこれは検討されて決着されるのか、具体的なことをお伺いしたいと思っております。  農薬は、要するに...全文を見る
○大野(由)委員 同じくこの中央環境審議会の答申の中に、環境、水道、農林、河川などの関係分野の機関から構成される連絡協議会の設置、これも提案されているのですが、これも発足されるのでしょうか。
○大野(由)委員 時間も余りないので簡単にいきたいと思うのですが、建設省から来ていただいておりますので、河川敷のゴルフ場について伺いたいと思っております。河川敷のゴルフ場は 一般のゴルフ場と違いまして、水道水源の取水口にまさに近いわけでございますし、また、一般のゴルフ場は下に全部...全文を見る
○大野(由)委員 廃棄物最終処分場、先ほども何度か質問の中にありましたけれども、大変問題になっております。私も東京日の出町の処分場は視察に行ってきたりして、大変深刻だなという実情を見てきたわけでございますが、まず、遮水シートの基準強化を初め、汚水に対する二重、三重のバックアップシ...全文を見る
○大野(由)委員 環境庁の調査で、廃車された車とか電化製品など、そういったものを壊したシュレッダーダストから本来出るはずのない高濃度の水銀や鉛が大変検出されたという報道がありました。このシュレッダーダストの大半が安定型の処分場に処分をされているようでございますが、この中から、先ほ...全文を見る
○大野(由)委員 もう時間がございませんので、最後に一言だけ。きょうの新聞に出ていたのでございますが、例の栃木県の葛生町の産業廃棄物の受け入れを決定した知事さんの言葉がこの新聞に出ているのですが、これは一部分しか新聞に出ていないので、この新聞が果たしてどこまで正確なのかどうかはと...全文を見る
06月03日第129回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○大野(由)委員 大野由利子でございます。  SPring8が我が国の基礎的、創造的研究を推進していく上での大変重要な施設として、今まで日本は基礎研究ただ乗り論等々が言われていたわけでございますので、日本の基礎研究を推進するだけでなくて世界に貢献していくという意味で、大変重要な...全文を見る
○大野(由)委員 施設の使用に世界の優秀な学者を積極的に迎え入れていかなければいけない。先進諸国は当然ですけれども、開発途上国の人とか、またアジア、ASEANの地域の人たちを積極的に受け入れるためには、やはり何らかの配慮が必要なのではないか。やはり生活水準も違いますし、物資、物価...全文を見る
○大野(由)委員 SPring8の先端施設を提供するというだけではなくて施設利用の研究者をサポートするためのいろいろなマンパワーといいますか、そうしたものも必要ではないかと思うのですが、こういった研究要員とかその他のマンパワーの確保をどのように考えていらっしゃるか。また、国際化を...全文を見る
○大野(由)委員 平成二年に財団法人の高輝度光科学研究センターが設立されておりまして、今回の法律によって放射光利用研究促進機構をつくるとなっておりますが、これは新しくつくるのか、この高輝度光科学研究センターとの関連性というものが何かちょっともう一つよくわからないので、この辺を明快...全文を見る
○大野(由)委員 となると、衣がえをする、そのように理解をすればよろしいのでしょうか、それとも吸収合併されるというような仕組みでしょうか。
06月03日第129回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○大野(由)委員 浜四津長官、長官御就任大変おめでとうございます。  環境庁は予算も少ない、また人も少ないと、いろいろな大変な制限があるかと思いますが、環境基本法も成立いたしましたし、また大変国民の皆さんの環境に対する関心も高まって追い風が吹いている、そういう状況であると思いま...全文を見る
○大野(由)委員 前環境庁長官の広中長官が、この問題が発覚をしました後に、早急に鉱滓再利用実態を全国調査をいたしまして再利用の際の技術的なガイドラインをつくりたい、このように表明されているわけですが、全国調査が始まっているのかどうか、ガイドラインづくりの検討が始まっているのかどう...全文を見る
○大野(由)委員 ガイドラインをつくられるというのは大変一歩前進である、そのように評価をしているわけでございますが、しかしガイドラインというのは拘束力もございませんし、これでは不十分なのではないかと思っております。  今回、たまたま青森でこれが発見されたわけですけれども、鉱滓は...全文を見る
○大野(由)委員 この問題で、自治体や製錬会社が学校の校庭に土のかわりに使おう、そういうように安全性を判断した根拠になっておりますのは、青森県の衛生研究所が出しました溶出試験検査成績書と昭和六十三年にいたしました検査結果をもとにして安全だ、そのように認識したようでございますが、水...全文を見る
○大野(由)委員 去る五月三十日、総務庁が環境庁に対しまして、水質保全対策に関する行政監察結果に基づく勧告を行っております。  環境庁や地方自治体が行っています水質保全対策についての行政監察結果でございますが、非常に不完全である、地下水の汚染の調査が非常に不完全なままとまってい...全文を見る
○大野(由)委員 時間が余りないのですが、最後に、北海道開発庁が進めていらっしゃいます千歳川の放水路計画にいて伺いたいと思っております。  これは、石狩川と千歳川の合流のところに締め切り水門を設けまして水を逆流させて、ふだんは締めてありますところののみ口水門を高水位時にはあけて...全文を見る
○大野(由)委員 環境庁にいつ御意見を聞かれるのか、今お答えがなかったわけでございます。これは意見を聞いても聞かなくてもいい、そういう状況に今の法律の中ではなっているようでございますので、恐らく建設省さんは明言を避けられたんじゃないか、そのように思っております。  環境庁に伺い...全文を見る
○大野(由)委員 中海・宍道湖の淡水化事業のときに八百億円という大変なお金をかけて工事がなされて、そして住民の反対によってっくられた水門が結局使われなかった、そういうことがございました。最近では、長良川の河口堰も大変大きな問題になっております。そういった意味で、私は、この千歳川の...全文を見る
○大野(由)委員 ありがとうございました。
10月28日第131回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○大野(由)委員 昨年の十一月に環境基本法が成立をいたしまして、我が国の環境行政も大きな新しい段階を迎えたわけでございます。  総合的な、計画的な環境行政を展開するために、基本法に基づいて環境基本計画をつくろうということで今中央環境審議会の皆様方が一生懸命御努力をいただいている...全文を見る
○大野(由)委員 長官に伺いたいのですが、大変国民の皆さんから一生懸命寄せていただいたこうした意見が、これからまとめられます最終答申の中にどのように盛り込まれるか、反映をされるかということで伺いたいと思います。
○大野(由)委員 今回の国民の皆様の、また地方自治体からの御意見の中に、やはり数値目標とか達成年次、また達成のための施策、こうしたものが明示されなければ絵にかいたもちになってしまう、どんなにすばらしいものであっても単なる理念で終わってしまう、総論賛成、各論反対になってしまうじゃな...全文を見る
○大野(由)委員 この環境基本計画のようなものが策定されるのは、基本法に基づく基本計画は今回初めてでございますが、過去環境行政の中に、昭和五十二年に環境庁で決定されました環境保全長期計画がございます。それから昭和六十一年に環境保全長期構想がございます。  五十二年につくられた環...全文を見る
○大野(由)委員 環境庁だけで策定されたものから政府全体で策定される、そういった意味で、今回の基本計画、大変重みのあるものだと思っているわけですが、私の質問は、この当時のこの構想が達成されたかどうか、そのことについて伺いたいのです。
○大野(由)委員 この六十一年に制定されました環境保全長期構想は、今御答弁がございましたように、環境庁単独で、政府全体のものでなかったということもございますが、ここでは要するに数値目標というものが書かれてないわけですね。どういう方向を目指すのかというそういう理念的なものでしかなか...全文を見る
○大野(由)委員 これも二年前の地球サミットで主要国の間でこのような数値目標が出されたゆえに、この目標が達成できるかどうか、日本の政策がこれでいいのかどうかということの論議が進められるわけでございますし、来年三月にベルリンで開かれますこの条約の第一回締約国会議で二〇〇〇年以降の目...全文を見る
○大野(由)委員 今までにも数値目標等が部分的に出されているわけですが、基本計画として総合的な形でより環境行政が進む、そのように国民の皆さんは多く期待をしておりますので、ぜひこの数値目標も、ただ、じゃ数値目標、どんな目標でもいい、余り無理のない数字を上げておけばいいということであ...全文を見る
○大野(由)委員 続きまして、ちょっとフロンについて伺わせていただきたい、そのように思っております。  フロン、午前中の御質問にもございました。南極大陸の上空のオゾンホール、この五年間、六年間どんどん拡大をし続けてきて最大になった、南極大陸の一・五倍になったというような報道がな...全文を見る
○大野(由)委員 今お話ございました、全国三千三百地方自治体がある中で、フロンの回収をまだ、それでも一生懸命やり始めてくださったところがまだ百に満たない。また、その中でもやはり実際に回収できているのはその中の一割とか二割にすぎないということで、実際には、フロンが大変な、皮膚ガンだ...全文を見る
○大野(由)委員 リサイクル社会を推進するということは、もうそういう理念はよくわかっているわけでして、結局二年後、三年後までに何をするのかという、どう具体的なことをやるのかという、環境行政はそれが大事なんじゃないか、そのように思うわけです。  今御答弁にもございましたように、フ...全文を見る
○大野(由)委員 既にヨーロッパでも、イギリス、スウェーデン、ドイツ、オランダ、スイスでは冷媒用のフロンを回収することを義務づけておりますし、冷媒だけでなくて断熱材に含まれるフロンまで回収する、そういう状況でございます。アメリカは大気浄化法、イギリスでは環境保護法等で、フロンを回...全文を見る
○大野(由)委員 済みません、だんだん時間がなくなってきたんですが、もう一つ、最後にベンゼンについてちょっと伺いたいと思っております。  昨年三月に、環境庁の有機塩素化合物対策検討会の「有機塩素化合物による大気の汚染について」という報告の中で、今後ベンゼン、それからジクロロメタ...全文を見る
○大野(由)委員 既にWHOにおきましても、またアメリカの環境保護庁におきましても、また米国産業衛生専門家会議におきましても、ほかにもいろいろドイツ、アメリカ、いろいろなところでベンゼンの発がん性というのは指摘をされているわけでございます。  そういった意味で、もうこのベンゼン...全文を見る
○大野(由)委員 アメリカでは、既に大都市圏に限ってですが、一九九〇年に大気浄化法を改正して、そしてこのベンゼンの含有量の少ない改良ガソリンの販売というものをいろいろ実施することを決定をしている、そういうところもございますし、ほかにもいろいろなところでこうした動きが今大変活発にな...全文を見る
○大野(由)委員 ヨーロッパでも三%以下にするとか、またドイツでは一%以下を検討中とか、さまざまな動きが出ておりますので、ぜひこのベンゼンも早急に検討をしていただいて、そして大気の浄化、安心して過ごしていける環境というものをぜひお願いをしたい、そのように要望させていただきまして、...全文を見る