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開催日 会議名 発言
02月10日第132回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○大野(由)委員 新進党の大野由利子でございます。  初めに、地震関連の質問を若干させていただきたい、このように思っております。  大変な衝撃の阪神大震災からはや三週間余りたちまして、深い悲しみとともに、今また悲しみを乗り越えて、徐々に復旧の作業が進んでいる状況でございます。...全文を見る
○大野(由)委員 このアスベストの問題ですが、一般の市民はアスベストのことがよくわかっていない、そういう状況がございます。  古いビルはもちろんですが、一般の住宅にも台所だとか天井に使われていたり、また古い水道管にこのアスベストが使われていたり、またアスベストは非常に断熱性もあ...全文を見る
○大野(由)委員 このアスベストは、大気汚染防止法でいいますと、一リッターの中に十本以下でなきゃいけない。一本というのが千分の一ミリという太さで、長さは数ミリから数センチ。ですから、今二十万枚、三十万枚のマスクを配られたとおっしゃいましたが、マスクは優に通り抜けるという、とてもマ...全文を見る
○大野(由)委員 読売新聞の調査によりますと、神戸と西宮と芦屋に聞き取り調査したのでわかっただけで、両親とも亡くした小学生が十四人、中学生が九人、高校生十四人で、計三十七人いらっしゃる、どちらか片方の親を亡くした子供が百十九人いらっしゃる、実際にはもっと多いのではないかという報道...全文を見る
○大野(由)委員 これは平成七年度の教科書でしょうか、それとも今年度。
○大野(由)委員 ということは、今年度の教科書もということですね。
○大野(由)委員 それから、今回の大震災で学校が避難所として大変重要な避難場所になりました。防災拠点として今も大変多くの方が学校を利用されているわけでございますが、今回、学校がいかに防災拠点としては不十分であったか。水もない、食糧もない、毛布もない、そうした備蓄がせめてあればとい...全文を見る
○大野(由)委員 こういう縦割り行政をいつまでもやっていると日本の政治はよくならないんじゃないか。今、縦割り行政を排して、全体で、日本の防災対策はどうなのか、地震対策をということを考えている最中でございますので、ぜひ文部大臣、これも検討をしていただきたい、そのように思いますが、も...全文を見る
○大野(由)委員 子供たちもそこでお世話になっているわけでございますので、その辺はもう少しぜひ柔軟に対応をお願いしたいと思います。  心のケアの問題で、文部大臣と後で厚生大臣にも伺いたい、このように思います。  今回の阪神大震災で被災された方々が受けられた心の傷というものは、...全文を見る
○大野(由)委員 学校のいじめの問題とかも深刻な問題でございますので、そちらの方ももちろん大事だと思いますが、この大変な予期せぬ大震災で大変傷ついた子供たちを早急にぜひ助けてあげていただきたいなと思っております。  それと、今学校の先生は、自発的に避難所の避難民の方々へのサービ...全文を見る
○大野(由)委員 大変ありがとうございました。では、文部大臣、何かきょう文教委員会だそうですので、どうぞ。今後もあわせて、この問題、大変な重要な問題だと思いますので、よろしくお願いいたします。  続いて厚生大臣に、ちょっとこの問題、心のケアに関連した問題から伺いたいと思います。...全文を見る
○大野(由)委員 当初は、泣き言を言う暇もなくて無我夢中で、いかに生き抜いていくかということで必死だった人たちも、今、避難所生活も長引いて、本当にプライバシーもない、疲れも増してくる、そして愛する家族を失った、仕事を失った、家もなくしてしまったという、そうした大変な喪失感とか、あ...全文を見る
○大野(由)委員 やはりロサンゼルスの地震のときには、精神科医とかカウンセラーが全部で百万件カウンセリングに乗った、そしてこういう心のケアでそれぞれ自治体等々が出費したお金は三十五億円に達する、そういう報道がなされておりまして、本当に、家の問題、仕事の問題、いろいろな、仮設住宅を...全文を見る
○大野(由)委員 現在、精神科医の方々とか、それから看護婦さんとか、それからPSW、保健婦さんとか、そういう方々が全力で取り組んでいただいているということは、本当に感謝を申し上げたい、そのように思います。  もう一つ、臨床心理士という資格を持っている方々が全国で四千名いらっしゃ...全文を見る
○大野(由)委員 じゃ、どれくらいの人数がどういうふうにしていらっしゃるかということを厚生大臣の方に御相談すれば、対応をしていただける、そういうことでございますね。  じゃ、その辺は大臣の方にきちっと、どれくらいのボランティアがどういう形でどういうふうに入っていらしてということ...全文を見る
○大野(由)委員 今回、本当にボランティアの方々が大変な活躍をしてくださいました。善意のボランティアで、何の報酬とかそういう見返りを期待しないで一生懸命頑張ってくださっている、本当に私は、改めて日本のボランティアでやってくださっている皆様に政府も感謝を申し上げなきゃいけないんじゃ...全文を見る
○大野(由)委員 これも縦割り行政を乗り越えて、心のケアの問題は厚生省の分野でもあると思いますので、ぜひお願いをしたい、このように思っております。  あわせて伺いたいんですが、一昨年、精神保健法の一部改正案の附帯決議の中に、「精神保健におけるチーム医療を確立するため、精神科ソー...全文を見る
○大野(由)委員 細かいことはさておきまして、じゃ、今、文部省の財団法人でありますこの日本臨床心理士認定協会の資格になっております臨床心理士という資格を国家資格にしていく、そういうことについては賛成である、そのように思ってよろしいでしょうか。どういうレベルで、どういう名称でとかい...全文を見る
○大野(由)委員 これは検討が必要というのはわかりますが、附帯決議に、「国家資格制度の創設について検討する」と。ですから、細かい検討は今後を待つしかないわけでしょうけれども、創設というのを前提にしている、それはもう間違いないと受け取っていいと思うんですが、いかがでしょうか。
○大野(由)委員 心のケアについていろいろ質問させていただきました。日本はこういう心のケアについては非常におくれていまして、災害対策の中に組み込まれていないという状況で、そういった意味ではアメリカなどと天地雲泥の差があるように思いますけれども、私は、目に見えた建物の復興とか道路の...全文を見る
○大野(由)委員 今回、いろいろな報道を見ていますと、外国人の医師が医療活動に参加するのがおくれた、もっと速やかに参加してもらっていればもう少し救える命があったんじゃないかというような報道もございますが、アメリカのロサンゼルス地震のときに活躍をいたしました例のアメリカの緊急医療チ...全文を見る
○大野(由)委員 では、厚生省の方には全然連絡がなかったということなのでしょうか。では、厚生省の方に話がなかったのかどうかということと、それとあわせて、受け入れがいろいろになっていますね。このことについてちょっと経過をあわせて報告をいただきたいと思います。
○大野(由)委員 ボランティアとして医師団が直接現地に入られたという、そういう御報告でしたが、五十嵐官房長官は二十三日の日に、外国の医師は受け入れることができないという、そういう記者会見で発言をされているのではないかそのように思いますが、確認をさせていただきたいと思います。
○大野(由)委員 では、最初から、全く医師団は受け入れ可能ということで対応されたのでしょうか。
○大野(由)委員 医師の手助けという形で受け入れるというのは、ちょっと私は失礼なんじゃないかな、そのように思うのですね。医師の手助けであれば、医師免許を全く持っていません私どもだって医師の手助けはできるわけでして、やはりそれぞれの国で医師の免許を持っている方々であるわけですから、...全文を見る
○大野(由)委員 まあ言葉のあれで大変あれですが、あわせて伺いますが、日本の救急医学会が厚生省に対して救急医療の専門医と看護婦の派遣を十八日に申し入れた、厚生省も通して兵庫県に申し入れた。ところが、県は、医師は足りている、だから結構です、これは兵庫県の県側が断ってきた、その県の返...全文を見る
○大野(由)委員 厚生大臣はこういう申し入れがあったことは御存じだったのでしょうか。
○大野(由)委員 厚生大臣、伺いたいと思います。
○大野(由)委員 この救急医学会の人たちが、これはすぐ行かなければといってチームを組んで、十七日にそういうことをして、厚生省に十八日の朝に申し入れた。ところが厚生省は、現地に連絡をとったら、現地がもうパニック状態だったものですから、現地はどうしようもなかったのだと思いますが、現地...全文を見る
○大野(由)委員 自分たちで判断をして十九日には現地に行かれた、そういうことでございますが、この救急医学会の方々は、外国で災害があったときにも飛んで行く、別にちゃんとしたベッドがあるなしにかかわらず飛んで行くという、そういう活動をしていらっしゃるわけでございますから、厚生省が今、...全文を見る
○大野(由)委員 五千名を超える死者の方、それから二万六千名を超える大変な負傷者、初日だけでも千六百名からの死者が出ていらっしゃる。大変な状況を考えれば、私はそれは厚生大臣がおっしゃる意味もわからないではないですけれども、私は、ありとあらゆる困難を乗り越えて、一人でも多くの命を救...全文を見る
○大野(由)委員 国の防災基本計画を震度七を想定してつくり直すという方向で検討に入られたという、そういう報道がなされておりますが、都道府県レベルにおきまして、地域防災計画も震度七を想定してつくり直す必要があるのではないか、このように思いますが、自治大臣の見解を伺います。
○大野(由)委員 今回、全国の地方自治体からいろいろ阪神に応援に行っていただいていると思いますが、近県の方とかはどんどん行っていただいているようですし、またボランティアみたいな形で行っていただいているのはよく承知しているんですが、私は、ぜひ防災課の人たち、地域防災計画をつくったり...全文を見る
○大野(由)委員 ちょっとあと復興財源について伺いたいんですが、時間もございませんし、きょう本会議でいろいろお話もございましたので、私は重複するところは避けますが、一点だけ、五十嵐官房長官に政府を代表して伺いたいと思うんです。  今国民の皆さんは、阪神大震災があったということで...全文を見る
○大野(由)委員 ぜひ私は組み替え予算を要望をいたします。  済みません、ちょっと時間がないので先に進ませていただきます。一つは、簡単にこれもイエスかノーかだけを伺いたいと思うんですが、ことし、太平洋戦争、第二次世界大戦終了五十周年を記念しての不戦決議でございます。これは四年前...全文を見る
○大野(由)委員 済みません。時間がもうないものですから、申しわけありません。  去年の六月ですか、アンケートで自民党の議員さん四七%が否定的な回答を示して、賛成の二六%を大きく上回っているという現状がございます。私、河野外務大臣、自民党の総裁として、これはもちろん院で決めるこ...全文を見る
○大野(由)委員 最後に、国連の社会開発サミットについて伺いたいと思います。  村山総理も出席を意欲的に今考えていらっしゃるということでございますが、大変私もそのことはうれしく思っております。現在百カ国以上の元首また首脳が出席をもう表明しているわけですね。私は、本当は日本はこう...全文を見る
○大野(由)委員 外務大臣と総理と、ぜひ行っていただきたい。(河野国務大臣「二人行けと」と呼ぶ)ええ、当然じゃないでしょうか。どうぞ、外務大臣自身。
○大野(由)委員 最後にじゃ一問だけ伺いたいのですが、今回国連開発計画、UNDPでは「人間開発報告書一九九四年」をまとめまして、その中で、地球規模の飢餓や民族紛争などを解決するには、もっともっと人間に焦点を当てた開発が大事だ、人間優先分野、教育とか公衆衛生とか家族計画とか、そうい...全文を見る
○大野(由)委員 人間優先分野に使われているお金、主要十五カ国のODAの総額のうち、大体援助額全体の平均して七%だそうでございます。国別に見ますと、デンマークなんかは援助額の二五%を人間優先分野に支払っている。ところが、日本はわずか三・四%なんですよ。デンマークからいいますと二五...全文を見る
02月17日第132回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○大野(由)委員 本日、公害健康被害の補償等に関する法律の一部を改正する法律案ということで、主な改正点が二つございます。この法案の改正点については賛成でございます。ある面では当然過ぎるほど当然の改正ではないか、このように思っております。ただし、法案全体について、幾つがこの際確認を...全文を見る
○大野(由)委員 今回の阪神大震災、五千三百名を超える死者、また二万六千人からの負傷者という大変な災害であったわけですけれども、現在認定更新期でありながら、遠方に、他府県に避難されて連絡がつかない、そういう方もいらっしゃるはずでございますが、そういう方は何人ぐらいいらっしゃるか、...全文を見る
○大野(由)委員 他府県等に移転された方々はこの認定の更新、大変な御苦労があろうかと思いますので、この辺は早急に転居先などいろいろ掌握をしていただいて、公布されて二カ月以内ということでございますので、この辺は大変努力をしていただきたいと思っておりますし、また、他府県に行かれた方も...全文を見る
○大野(由)委員 次に、宮下長官に伺いたいわけでございますが、実はこの法律は、当初昭和四十八年の十月に公害健康被害補償法が制定されまして、公害による健康被害者の迅速かつ公正な保護を図ることを目的として成立したわけでございますが、昭和六十二年の九月に制度改正がされまして、第一種地域...全文を見る
○大野(由)委員 私、どうしてこういう質問をするかと申しますと、実は今回の阪神大震災で今大変憂えるような状況が起こっているのではないか、そのように思うわけです。  解体撤去が必要な建物、兵庫県内でも十一万棟を超える、また瓦れきや廃材が一千万トンを超える、そういう、もっともっと大...全文を見る
○大野(由)委員 今のところ心配はないというお答えであったわけですけれども、私は、これはいろいろないはずがないと思うのです。例えば野焼き等々、これはプラスチック類を常温で燃やして発生しないはずはないわけでして、大変な高温、少なくとも八百度以上、千五百度とか、そういう炉で燃やさなけ...全文を見る
○大野(由)委員 自治体がやっていることだから見過ごすというのではなくて、しっかりリーダーシップを発揮していただきたい、このように思っております。  それから、環境測定機器の破損が大変大きいのではないかと思っておりますが、何カ所、何件破損したかということについて伺いたいと思いま...全文を見る
○大野(由)委員 兵庫県の大気汚染常時監視システムそのものもコンピューターがやられていたり、西宮市もやられでいたりで、全体のデータが今把握できていないという状況ではないか、そのように思うわけです。ですから私は、ある面では今のところ問題はありませんという回答は不正確なんじゃないかと...全文を見る
○大野(由)委員 被災者の皆様に配っていただきましたこの第二号目に、「粉じん・アスベスト対策について」ということで五行の告示記事が出ております。急に入れたもので、場所が少なくて十分な説明ができなかったという説明を伺いましたけれども、「外出時は、必要に応じマスクをする寺ご留意下さい...全文を見る
○大野(由)委員 アスベストは太さが千分の一ミリという大変目にも見えないほどの太さでございますから、当然マスクは十分通り抜けてしまうという状況でございます。市民の皆さんにいろんな心配をかけてはいけないという配慮もあってこういう文章になっているのかもしれませんが、私は、やはり市民に...全文を見る
○大野(由)委員 平成五年二月の環境委員会で松田政府委員が、さまざまなデータはもう集め終わった、別のところでも、資料は、平成四年度じゅうにデータは集め終わった、そのように予防協会からいただいたパンフレットにも書いてありました。  平成五年度にデータの取りまとめに取りかかるという...全文を見る
○大野(由)委員 平成五年も、早期に、間もなく発表できると言われながら二年たったわけでございますので、今、早期にと言われても、一体いつを指すのかということを明確にしていただきたい、このように思います。
○大野(由)委員 この通常国会に間に合うのでしょうか。今国会中、国会にぜひ報告をしていただきたい。
○大野(由)委員 これは中間報告でしょうか、最終報告でしょうか。
○大野(由)委員 この平成五年のときは松田政府委員は、すぐ平成五年に、間もなく平成五年に中間報告を発表する、このようにおっしゃっているわけですが、じゃ、中間報告を飛ばした、そういうことでしょうか。
○大野(由)委員 中間報告を出す予定だったけれども、ちょっと先に延ばして最終報告にしたいということは、環境委員会でこれは御了解を得られたんでしょうか。
○大野(由)委員 こういう場合は、委員長とうなんでしょう。環境委員会で正式に、公式に発言されたことが変更される、何の国会の場を経ないで変更されるということが許されていいものでしょうか。これは委員長に伺いたいんですが。
○大野(由)委員 じゃ、先ほど御答弁がありましたように、今国会中にきちっと最終報告が出るということでございますので、委員長、この最終報告を聞く環境委員会をそのときにぜひ設定をしていただきたい、このように要望いたしますが、よろしくお願いをいたします。
○大野(由)委員 では、いろいろこの法案ではSOxが大変問題になって、SOxが大分改善されてきたということでこの昭和六十二年の法改正がございました。  しかし、SOxは改善されたかもしれないけれども、NOxは依然として大変、改善が見られない。まだまだ、特に三大都市圏においてはN...全文を見る
○大野(由)委員 昭和六十二年、そして平成五年、この衆議院環境委員会におきまして、この公健法の改正についていろいろ審議が行われたときの附帯決議の中に「主要幹線道路沿道等の局地的汚染については、その健康影響に関する科学的知見が十分でない現状にかんがみ、調査研究を早急に推進するととも...全文を見る
○大野(由)委員 被害を受けられた工場で操業を中止、またいろいろ操業を縮小せざるを得ないところが多かったと思いますが、そういうところはこういう汚染負荷量賦課金とか拠出金というものを猶予するなり免除するなりが必要ではないか、このように思っておりますが、この点についていかがでしょう。
○大野(由)委員 もう一度ちょっと阪神大震災について、最後締めくくりで伺っておきたいのですが、環境庁はこの大震災についで、一番最初にいつ調査隊を派遣されたのか、現地に行かれたのか、もう一回伺いたいと思います。
○大野(由)委員 今お話を伺いますと、一番早い方で二十二日、後二十三日、二十四日というふうに現地入りをなさったようでございますが、地震があったのは十七日でございます。私は、五日、六日、七日たって初めて現地入りをされたというのは環境庁としてはとても初動段階が遅かったのではないか、そ...全文を見る
○大野(由)委員 あの段階で現地入りは難しいということはあり得ないので、多くの人が即日また翌日に現地入りして本当に大変な救援活動を開始しているわけでございますし、現地の人たちは大変パニック状態で、やはりいかに水を確保するか、食糧を確保するかということで精いっぱいだったわけですから...全文を見る
○大野(由)委員 大気汚染を防止するためにさまざまな施策がこれから必要になってくると思います。と同時に、低公害車の導入、推進というものにこれから環境庁としてはもっともっと力を入れていかなければいけない、そのように思っておりますが、環境庁は間もなく低公害車の技術評価報告をまとめられ...全文を見る
○大野(由)委員 環境庁は、九五年度からこの低公害車の補助事業について、メタノール車の新規導入を補助金交付の対象から外す方針で自治体に説明されているというような話をちょっと伺いましたけれども、これは事実かどうか、伺いたいと思います。
○大野(由)委員 では、今後も低公害車、四種類あるわけですけれども、環境庁としてはどの辺に重点を置こうとされているのか。順位というか、それぞれ目的が違うわけですからあれですが、環境庁としてはどういうふうに思っていらっしゃるのか、伺いたいと思います。
○大野(由)委員 環境庁としては、順位はもう全くないと。
○大野(由)委員 全部同等、そういうことですか。
○大野(由)委員 わかりました。  以上で終わります。ありがとうございます。
02月21日第132回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○大野(由)分科員 済みません。今委員長からお 話がございましたように、ちょっとぎっくり腰になって、大分よくなったのですが、立ったり座ったりが大変つらいものですから、最初だけで、後は座ったまま質問をさせていただきたいと思いますので、大変失礼ですが、御容赦いただきたいと思います。...全文を見る
○大野(由)分科員 もう一つ、震度七を想定してっくられたかどうか。
○大野(由)分科員 霞が関かどちらか、三十キロ離れておるから大丈夫なんだ、そういう今御回答だったのかなと思っておりますが、しかし、この立川広域防災基地のそばには大変いろいろなものが集まっております。自衛隊や消防庁や海上保安庁、警視庁、厚生省の国立病院東京災害医療センター等々、東京...全文を見る
○大野(由)分科員 今回の阪神大震災も、だれも予想してなくて起きたわけでございますので、ぜひこの点はお願いをしたいと思います。  この立川の広域防災基地は、緊急時に対応できるシステムになっているのかどうか伺いたいと思います。
○大野(由)分科員 この立川の広域防災基地にいろいろな施設が隣接して全部そろっているわけでございますが、自衛隊や消防庁や海上保安庁、警視庁、厚生省の国立病院等々のホットラインというものが、各省庁の施設間の緊急運絡体制の専用回線、ホットラインがあるのかどうか伺いたいと思います。
○大野(由)分科員 もう一回確認をさせていただきたいのですが、今ちょっと、国の機関の間にはそろっているような御答弁だったように思うのです。霞が関の国土庁とほかの省庁の連絡はとれるようになっていると思うのですが、かわりを務めます予備施設である立川の広域防災基地内で隣接するものと連絡...全文を見る
○大野(由)分科員 ちょっといつも答弁がすれ違っているような気がするのです。私は、各省庁が中央と連携がとれているかどうかという質問じゃなくて、国土庁と省庁が連絡がとれるようになっているのかどうかという、ちょっと答弁がすれ違っているような感じがするのですが、要するに、それぞれの省庁...全文を見る
○大野(由)分科員 先日、読売新聞の二月十六日の夕刊に、阪神の大震災が発生した後、現地の確認のために電話が殺到したわけですけれども、国土庁から兵庫県内への通話が四時間以上にわたって不通状態になっていたという、そういう報道がありました。その理由は、要するにNTTと新電電三社のうち通...全文を見る
○大野(由)分科員 大変な混乱があったという状況で、いろいろ大変な状況にあったとは思いますけれども、事実といたしまして、国土庁で非常対策本部が設置されて初会合が開かれたのは、地震発生から五時間以上たった十一時二十五分であった、こういう報道がなされておりまして、そういう意味では、国...全文を見る
○大野(由)分科員 南関東地域直下の地震対策の推進についていろいろ検討されたようですが、実動部隊の必要人員が早急に確保できるのかどうか。例えば自衛隊について、立川の広域防災基地内に隊員の宿舎が設置されていないわけですが、首都圏の緊急災害時にどのように対応できるのか伺いたいと思いま...全文を見る
○大野(由)分科員 三千名の方が集まるようになっているとおっしゃいましたけれども、この三千名は大体どれくらいの時間内に駆けつけられる人なんでしょうか、一時間以内に駆けつけられる人。
○大野(由)分科員 ぜひこの辺は大体というのじゃなくて、やはり災害のときは初動態勢が大変重要でございますので、すぐさま、三十分以内に駆けつけることが可能な人がどれだけ、一時間以内に駆けつけることができる人がどれだけという、一時間かかっていたら本当は用をなさないのじゃないかと思いま...全文を見る
○大野(由)分科員 先日、立川の広域防災基地を訪ねてきたのですが、そこにいらっしゃる国土庁の防災職員というのは一人もいらっしゃらない。そして嘱託の方がお一人いらっしゃるだけで、しかも月、水、金のみで、その他の曜日はどなたもいらっしゃらない。そういう状況で、全く二十四時間体制ができ...全文を見る
○大野(由)分科員 予備施設だからいなくていいというのでは予備施設にならないわけでございますので、緊急時に何があったときにでも対応できて初めて予備施設になるわけですし、ですからその辺、平時と災害時とどう対応するのかという綿密なものがやはり必要ではないかと思いますので、ぜひこの辺は...全文を見る
○大野(由)分科員 霞が関の災害対策本部が立川の広域防災基地内の予備施設に移るときはどういう被害を受けたときか、その辺の基準というのはあるのでしょうか。
○大野(由)分科員 この基地内に、緊急時に従事する職員のための食糧備蓄等々のお部屋もあるようですけれども、これは何人ぐらいを想定して、何人ぐらいの食糧の準備をしていらつしゃるのか伺いたいと思います。
○大野(由)分科員 国土庁の職員の人たちの備蓄が数百人とはとても考えられない状況でございました。東京都が準備していらっしゃるのはそれなりの食糧を準備していらっしゃいましたけれども、国土庁の食糧の備蓄というのは、現場を私見てまいりましたけれども、とてもそういうものを想定していると考...全文を見る
○大野(由)分科員 厚生省の方も来ていただいているかと思うのですが、東京の病院も国公立の病院が六十数カ所ありますが、その中でへリが離着陸できる病院は三カ所しかない。こういう状況であっては、大変な災害があったときにとても対応できないんじゃないか、このように思っておりますが、へリポー...全文を見る
○大野(由)分科員 先ほど局長から御答弁ありましたけれども、千二百万からの東京都、また南関東の地震を考えたときに、大変な被害が想定されるわけですが、へリポートの数も少な過ぎるんじゃないかな、そのように思っていますが、自治省も、この辺はどのように思っていらっしゃるか、ちょっと伺いた...全文を見る
○大野(由)分科員 この後いろいろ、バイクによる救援隊が今回は大変活躍いたしまして、このバイクによる救援隊のボランティアの組織化みたいなものも必要なんじゃないかとか、それから、日本は一年に一回ずつくらい結構大きな地震が起こっていますので、災害救助船みたいなものも検討が必要なんじゃ...全文を見る
03月10日第132回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○大野(由)委員 大気汚染防止法の一部改正案について質問をさせていただきます。  昭和六十年に十年間の時限立法で制定されました特石法が平成八年の三月三十一日で期限が切れまして、平成八年の四月から輸入の自由化に伴い今までの登録業者以外のところからも安い燃料が輸入されるようになると...全文を見る
○大野(由)委員 今回の第十九条の二で、揮発油等の品質確保に関する法律で通産大臣が環境庁長官の定めた許容限度が「確保されるように考慮しなければならない。」とありますが、現実にはどのような措置が講じられるか、伺いたいと思います。できるだけ簡潔にお願いいたします。
○大野(由)委員 このチェック機関はどのような形で働くのでしょうか。
○大野(由)委員 通産省が抜き取り検査をなさる、その前の段階ではどういう機関で、これは輸入の段階でチェックされるのでしょうか。
○大野(由)委員 ぜひ厳密なチェック機能が働くように、これはぜひお願いしたいと思います。  それから、「運輸大臣は、道路運送車両法に基づく命令で、」「自動車の燃料の性状に関する許容限度又は自動車の燃料に含まれる物質の量の許容限度の確保に資することとなるように考慮しなければならな...全文を見る
○大野(由)委員 これから、物流を初めといたしまして輸送機関、いろいろな面でもっとこうした問題についての検討が図られる必要があるのじゃないか、このように思っております。  それから、二十一条の二で「国民の努力」が明記されているわけですが、国民も自動車を利用するに当たって「自動車...全文を見る
○大野(由)委員 長官に伺いたいのですが、実はこの国民の努力ということで、昨年の夏に環境委員会でドイツまたスイス、フランス等を伺ったときに、向こうは昨年は大変な猛暑だったわけですが、車を停車しているときにはエンジンを切らなきゃいけない、こういうふうに義務づけられておりまして、私た...全文を見る
○大野(由)委員 今回ベンゼンの規制を告示の中で行われる、そういうことでございますが、ベンゼンというのは大変発がん性を有する物質として分類されて、世界的に既に公知の事実になっている状況でございます。一九七〇年代以降に出たいずれの結果からも、ベンゼン暴露と急性白血病、特に急性骨髄性...全文を見る
○大野(由)委員 この五%以下という数字が大変緩い規制値なんじゃないかなと私は思うわけです。私が手に入れました資料によりますと、我が国で販売されているガソリンのベンゼン濃度、ハイオクガソリンの場合で平均一・二%、ばらつきでは〇・一から三・四%、レギュラーガソリンの場合は平均二・二...全文を見る
○大野(由)委員 大臣にも伺いたいと思うのですが、アメリカは一九九〇年に大気浄化法を改正いたしまして、大変大気汚染の激しいニューヨークとかロサンゼルスとかシカゴとか大都市部九地域では一%以下という規制を九五年から義務づけているわけです。九〇年に改正して実施は九五年、五年間の間に業...全文を見る
○大野(由)委員 大臣から、施行後三年を目途にというような答弁をいただきましたので、もう一回私確認をさせていただきたいと思うのですが、中環審の意見具申で、「当面の対応」は「当面の対応」として、「今後の対応」として「大気保全の観点から、今後、石油製品の使用による大気環境への負荷、品...全文を見る
○大野(由)委員 現在、脱硫装置の設置についてはさまざまな助成が行われているわけですが、脱ベンゼン装置等有害大気汚染物質を除去するための設備投資に対しましても、財投の低利の融資を初め、所得税、法人税の税額控除や、基準取得価額の初年度の三〇%特別償却等々、こうした意味の助成が必要で...全文を見る
○大野(由)委員 今回の改正案の中で、ガソリンについては四項目、軽油については三項目許容限度を設定されることになりましたけれども、灯油についてはどのような対応をされるか、伺いたいと思います。
○大野(由)委員 中原審の意見具申の中で、「硫黄の濃度の高い灯油の流通により大気環境や室内空気環境への影響が大きくなるおそれがあり、灯油に含まれる硫黄は、現状の水準を下回るべきではない。」こういう意見具申が行われているわけです。  それで、もう一度お尋ねしたいのですが、室内空気...全文を見る
○大野(由)委員 民生用だからという御答弁があったわけですが、灯油は寒冷地におきましては冬の間はガソリンの二倍くらいの販売量が出ておりまして、そういう意味では大変影響が大きいわけですし、家庭とか、また必ずしも勤め先が大手の企業で十分な対策が講じられているところで働いていらっしゃる...全文を見る
○大野(由)委員 ほかの法律でいろいろ全く規制がないわけではないという答弁だったかと思いますが、私は、もっと環境庁が主体的にこういう問題、屋内の環境も含めた問題にリーダーシップを発揮すべきではないか、そういう質問でございます。大臣に伺いたいと思います。
○大野(由)委員 今回、大気汚染防止法が適用されていない未規制の有害化学物質がベンゼンを初め百七十五種類ある、このように言われているわけですが、そのうち自動車が発生源となっているものが約半数ある。走行量の増大とか車の普及台数の増大に伴って早期の対策着手が求められているわけですが、...全文を見る
○大野(由)委員 来年度中間取りまとめて交通整理というふうにおっしゃいましたけれども、有害物質の規制等々までができるのはいつごろまでと考えていらっしゃるんでしょうか。この百七十五品目一遍にやるのはなかなか難しいのかなと思っていますが、もう少し具体的な目標、今年度はどの辺から手をつ...全文を見る
○大野(由)委員 なかなかいつごろまでにということが決めにくいというのはよくわかるんですが、反面、私は、目標がないといつまでもずるずると明らかに有害であると言われながら対策が講じられないという状況が続くんじゃないかなということを大変懸念をしております。  テトラクロロエチレンと...全文を見る
○大野(由)委員 今回の阪神・淡路大地震において、環境庁は環境影響モニタリング調査をやっていらっしゃいますが、その結果の中に、有害大気汚染物質である塩化水素、テトラクロロエチレン、フェノールという未規制の有害物質が大変高濃度で検出されているわけです。さっき局長は、テトラクロロエチ...全文を見る
○大野(由)委員 有害汚染物質というのは、一つ一つ個別に対応しているだけではいけないんじゃないか、相加性とか蓄積性とか相乗作用とか、そういう働きもございますし、また、非常に濃度は低いけれどもたくさんの有害物質、数多い低濃度の有害物質に長期間、長時間暴露されていることによって大変被...全文を見る
03月24日第132回国会 衆議院 本会議 第17号
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○大野由利子君 永井議員の御質問にお答えいたします。  質問の第一は、介護休業の期間についてであります。  新進党案では、権利としての介護休業期間は最長一年間としております。その理由は、第一に、労働団体の調査におきましても平均介護期間は七・七カ月に及び、三カ月では介護休業を必...全文を見る
04月28日第132回国会 衆議院 労働委員会 第11号
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○大野(由)議員 介護休業の対象となる家族の範囲をどうするかということにつきましては、今回の法案の中で介護休業の期間とか回数をどのようにするかということとあわせまして大変重要な要点ではないかと思っております。実際に家族の介護を行う労働者のニーズ、実態というものとそれから先ほどのお...全文を見る
○大野(由)議員 いろいろなケースがあるかと思いますが、同居をして介護をしているという現状、当初は離れて住んでいたけれども、どうしても老親を一人で置いておくわけにいかない、すぐに入院手続をいろいろしても、先ほどからもいろいろお話がありましたように、三カ月以内に収容できるところが確...全文を見る
○大野(由)議員 「日常生活を営むのに支障がある状態」、このように新進党案ではなっております。この「日常生活を営むのに支障がある状態」というのは、他人の介護を必要とする、他人の介護がなければ年齢に応じた正常な日常生活を本人が行うことができない、日常生活と押しますと、移動とか、食事...全文を見る
○大野(由)議員 ボタンをかけられないことをもって「日常生活を営むのに支障がある状態」というふうに拡大解釈をするのではなくて、移動、食事、入浴、春がえ、排せつ等々の日常生活を、介護がなければ、他人の介添えがなければできないということでございますので、政令だとかいろいろそういうもの...全文を見る
○大野(由)議員 不利益な取り扱いを解雇だけではなく加えましたことは、やはり解雇だけでは不十分である、労働者の権利を確保するために不利益取り扱い禁止を入れるべきであろう。この具体的な内容につきましては、労働省令で定める不利益な取り扱いにつきましては、婦人少年問題審議会に諮問の上決...全文を見る
○大野(由)議員 不利益な取り扱いを解雇だけではなく加えましたことは、やはり解雇だけでは不十分である、労働者の権利を確保するために不利益取り扱い禁止を入れるべきであろう。この具体的な内容につきましては、労働省令で定める不利益な取り扱いにつきましては、婦人少年問題審議会に諮問の上決...全文を見る
○大野(由)議員 午前中の質疑の中にも出てまいりましたけれども、新進党案では「日常生活を営むのに支障がある状態」と定義づけておりまして、政府案が「常時介護を必要とする状態」、「常時」が入っているか入っていないかの違いではないか。  どちらも介護を必要とする状態を指しているという...全文を見る
○大野(由)議員 今まで介護休業をとられた実態調査によりますと、配偶者、父母、子供、配偶者の父母、こういう関係が一番多くて、それで九三%を占めている、そういう状況がございます。ですから、「同居の親族」にまでこれを拡大いたしましても、そのことによってべらぼうに人数がふえるということ...全文を見る
○大野(由)議員 初めに数について御質問がございました。  今回の法案、議員立法を目指しております法案でございまして、実態というものの詳細な数まではこちらでは掌握をしておりません。しかし、家族に多様な形態がありまして、そういう実態があるということは紛れもない事実ではないか、この...全文を見る
○大野(由)議員 実際には、同居して介護をするということが条件でございますので、だからといって、そういうレアケースが非常に数が膨大にふえるということは想定をしておりません。しかし、それぞれの状況に応じて、そういう状況に追い込まれる労働者がないわけではございませんので、そういう労働...全文を見る
○大野(由)議員 委員の御指摘はもっともであろうかと思いますが、しかし、やはり事業主の負担が過重になるという、過重になり過ぎますと、この法案が実現性が乏しいものになって現実離れになってしまう、そういうことにもかんがみまして、新進党案では、直系の血族もしくは姻族三親等まで「その他の...全文を見る
05月15日第132回国会 参議院 本会議 第22号
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○衆議院議員(大野由利子君) 続きまして、星野議員の新進党案への御質問にお答えいたします。  質問の第三は、介護休業及び介護時短を取得することにより不利益な取り扱いを受けることへの対応についてであります。  新進党案では、介護休業等の取得による解雇の禁止はもちろんのこと、不当...全文を見る
05月31日第132回国会 衆議院 商工委員会厚生委員会農林水産委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○大野(由)委員 新進党の大野由利子でございます。  既に同僚議員から多方面にわたってこの容器包装リサイクル法案について質疑がございました。できるだけ私はダブるところは排除いたしまして質問をさせていただきたい、このように思っておりますが、若干ダブるところもあるかと思います。その...全文を見る
○大野(由)委員 今長官が御答弁をしてくださいましたように、今回の環境白書は、今までの文明を環境の視点から問い直すという大変画期的な内容になっているのではないか。少し読ましていただきますと、今のままでは文明が滅びてしまう、これまでとは質的に異なる、豊かで美しい地球文明を構築してい...全文を見る
○大野(由)委員 昨年の十二月にEUの包装廃棄物指令が可決をされました。このEUの包装廃棄物指令の中で、欧州では既にマテリアルリサイクルを原則優先とするわけですけれども、LCA、先ほど高見議員の質問にもございましたライフサイクルアセスメントが明確になり次第、このライフサイクルアセ...全文を見る
○大野(由)委員 最終処分場も逼迫していて、とりあえず容器包装を見直そう、リサイクルをしっかりやっていこうという法案であるという感じを、やはり今の大臣の答弁を聞いておりましても改めて感じるわけでございまして、私は、もっともっと地球環境というものの本当の理念というものをバックボーン...全文を見る
○大野(由)委員 続いて、通産大臣にお尋ねをしたいと思います。  この法案の質問に入ります前に、通告をしてなかったのですが、実はけさのニュースを拝見いたしまして、青島都知事が世界博の中止を決定したという報道がなされておりました。これについて、最も関係の深い橋本通産大臣の御感想、...全文を見る
○大野(由)委員 続いて、今回のこの法案の質問に入らせていただきたいと思っております。  容器包装のリサイクルにつきまして、私は、製品をつくった側、そして利用した消費者、両方にやはり責任があるのであって、今回、市町村が分別収集の責務を負う法案になっているわけですけれども、市町村...全文を見る
○大野(由)委員 厚生大臣に伺いたいと思います。  廃棄物処理が地方行政の固有の業務になっているということは私もよく知っているわけでございますが、うんとたくさんごみを出す人、ごみを出さないように一生懸命努力している方、そういう方さまざまあっても払う税金には何らその辺は影響を受け...全文を見る
○大野(由)委員 市町村の負担じゃなくて事業者の責務、このようにした方がインセンティブが働くのではないかそういう気持ちがあって質問したのですが。
○大野(由)委員 第八条で市町村の分別収集計画のことが書かれておりますが、この中で市町村は七項目にわたっていろいろ計画を立てる、このようになっております。しかし、分別収集を今よりもこの法律に従ってしっかりやるとなると、収集にかかる費用も今の二倍、三倍かかってくるわけでございますし...全文を見る
○大野(由)委員 なぜこのように申しましたかといいますと、やはりこうしたことがきちっと情報公開というのでしょうか、今まで以上に二倍、三倍の分別収集に費用もかかるわけでございますし、市町村の負担は当然税金で住民の皆様に負担をしていただくわけでございますので、さまざまな計画を立てると...全文を見る
○大野(由)委員 第二条の「定義」のところで、特定容器は主務省令で定める、このように書かれておりますが、どういうものを想定していらっしゃるか伺いたいと思います。
○大野(由)委員 スーパーでいただくビニールのレジ袋、それも入るのかどうか。それから特定包装、これも「容器包装のうち、特定容器以外のものをいう。」このように法案に書かれておりますが、特定包装というものはどういうものを想定していらっしゃるか伺いたいと思います。
○大野(由)委員 では、デパートでもらう紙袋は一体特定容器なのか特定包装なのかどちらになるんでしょう。また、特定包装というのは再商品化の義務が課せられるのでしょうか、課せられないのでしょうか、その点も伺いたいと思います。
○大野(由)委員 特定包装を扱う中身メーカーじゃなくて、特定包装のメーカーそのものはこの義務化がかかるかどうか、伺いたいと思います。
○大野(由)委員 今お話を伺っていますと、デパートでいただく紙袋、またスーパーで受け取るレジ袋が特定容器になる、特定包装じゃなくて特定容器になるという、こういう御答弁だったと思うのですが、これはなかなか一般市民の皆さんにわかっていただくのは難しいのじゃないか。どこがこれ容器がな、...全文を見る
○大野(由)委員 家庭で一緒くたに出して、市町村でまた分けるということもないわけではないと思うのですが、その分税金がかかるわけですし、市町村に負担をできるだけかけないで、できるだけ家庭で最初から分別をして出すというふうにしなければいけないのじゃないかと思っております。  先ほど...全文を見る
○大野(由)委員 今、政府委員の答弁で、三千のうち千三百が既に分別をやっている、そのような御答弁があったわけですけれども、それはちょっと私は正確な答弁じゃないと思うのですね。  分別といったって、そんなに細かく分別をしているところはほとんど皆無じゃないか。私の住んでいるところも...全文を見る
○大野(由)委員 時間もありません。最後に一つお伺いしたいと思うのですが、DSD社では、このシステムに参加している製品にはグリューネ・プンクトというグリーンのマークがついているわけでございます。それから、フランスはエコアンバラージュが組織化されていて、やはりロゴがつけられた包装を...全文を見る
○大野(由)委員 先ほども申しましたように、家庭の主婦が、これは一般ごみなのか、それとも分別の方なのかという判断に非常に苦しむということもございますので、これは分別のものですよということが識別できるということが必要ではないかと思いますし、また、リサイクルの費用がこれは転嫁されてい...全文を見る