大野功統
おおのよしのり
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月10日 | 第159回国会 衆議院 予算委員会 第7号 議事録を見る | ○大野(功)委員 おはようございます。自由民主党の大野功統でございます。 きょうからいよいよ平成十六年度の本予算の審議に入るわけでございます。この審議、速やかに進めて、そして、一日も早く国民生活のために、日本経済のために頑張っていくことをお誓い申し上げまして、ただ、ことしの通...全文を見る |
○大野(功)委員 イラクへ行くならば誇りを持って行けるような環境をつくってほしい、自衛隊の方からの年賀状でございました。 私はやはり、こういうことを思いますと、憲法違反というような議論、あるいは欠席というようなことじゃなくて、何のために日本が、世界の平和のため、人道支援のため...全文を見る | ||
○大野(功)委員 今回、自衛隊をイラクへ派遣したということは、新しい時代の中で、日本の外交がみずからの判断でこの決断をしたのかな。 なぜこういうことを申し上げるかといいますと、すべては、あの二〇〇一年九月十一日のニューヨークで発生しました同時多発テロ、これが起点になっているん...全文を見る | ||
○大野(功)委員 今、総理から、世界のための日本、そして、それがひいては日本が世界から信頼されるゆえんになるんだ、こういうお話を承りました。 そこで、その点、日本のためという意味で国益ということを少し論じさせていただきたいと思うんです。 ところが、日本という国は第二次世界...全文を見る | ||
○大野(功)委員 まさに、今回のイラクへの自衛隊派遣というものは、世界のためにでもあり、また翻って日本のためにでもある、こういう認識を持たせていただきました。 そこで、先ほど触れましたけれども、ことしの正月に自衛隊の方から年賀状をいただいて、どうか誇りを持ってイラクに行かせて...全文を見る | ||
○大野(功)委員 日本としても十分に国連改革に真剣に取り組んでくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。 そこで、再びイラク問題のポイントに立ち返らせていただきますけれども、こういう問題が出るたびに、やれ戦闘地域、非戦闘地域、やれ武力行使、武器の使用と大変わかりにくい議論...全文を見る | ||
○大野(功)委員 総理は、時代の流れで憲法解釈が変わっていい場合もあろう、議論の余地があろう、こういうお答えでございました。 そこで、法制局長官に、集団的自衛権、この一点について御質問申し上げたい。 それは何かといいますと、本当に集団的自衛権の議論がわからないんです。集団...全文を見る | ||
○大野(功)委員 全く逃げていますね、今のお答えは。今聞きましたけれども、何をおっしゃっているか、さっぱりわかりません。観念論だからそんなことはもう考えなくていいよという御結論、御説教でございましたけれども、一体どうして、集団的自衛権がこれだけ重要な議論として俎上に上っているとき...全文を見る | ||
○大野(功)委員 さらに、このボカ・ラトンのG7の「成長のためのアジェンダ」、これを拝見いたしますと、今後予定している改革の中で、金融セクターの改革という問題があります。金融セクターの改革、本当にやってもらいたいな、こう思う問題であります。 と申しますのは、日銀が最近、日銀の...全文を見る | ||
○大野(功)委員 ありがとうございました。 お金が金融セクターから外へどんどんどんどん出て行くように、みんなでお金の出前持ちの役割をやっていかなきゃいけないなと思います。よろしくどうぞお願いします。 それからもう一つ、最近の現象として、緩やかな回復、着実な回復と言われなが...全文を見る | ||
○大野(功)委員 私も、地域特区の発展ぐあいに大いに期待している者の一人でございます。 それから次に、基本的な問題として、これからの日本経済の立て役者、日本経済を押し上げていく牽引車の問題について簡単にお伺いしたいと思います。 これまでは、日本経済を押し上げていく立て役者...全文を見る | ||
○大野(功)委員 ありがとうございました。 今、年金も、消費者が安心してお金を使える、この安心のよりどころだ、こういう御説明もございました。私も全く同感でございます。年金によって本当に将来安心できる世界をつくりたい、そして、どんなに年をとっても楽しい人生を送ることができるよう...全文を見る | ||
○大野(功)委員 安心、これを絶対、財政の面から守ってくださいますようにお願い申し上げまして、私の質問を終わります。 ありがとうございます。 | ||
02月25日 | 第159回国会 衆議院 予算委員会 第17号 議事録を見る | ○大野(功)委員 自由民主党の大野功統でございます。 年金一筋の質問をさせていただきます。 今回の年金改革につきましては、自民党内でも真剣な議論を重ねてまいりました。自民党内での議論の時間は六十時間に及んでおります。また、パートナーの公明党と与党年金制度改革協議会をつくり...全文を見る |
○大野(功)委員 大臣、三つの誓い、ありがとうございます。 ただ、気になりますのは、できる限りやりますと。できる限りという言葉なんです。やはり我々は信念を持って絶対にやらなきゃいけない。おっしゃるとおり、厚生年金病院のように、地域から愛され、地域に本当に必要な施設もございます...全文を見る | ||
○大野(功)委員 私の次の質問でお伺いしようと思っていたことを全部答えていただきましたので、その辺はあれですけれども。 次に、もう一つ、私、誤解があるんじゃないかと思ってフリップを用意してまいっております。 これは、将来どうなっていくんだろうか、五〇%という給付を言いなが...全文を見る | ||
○大野(功)委員 我々としては、そういう意味で、世代間の助け合い、現状では、とにかく一番の願いは、長続きする、持続可能な、持続可能ということが安心と信頼の大もとですから、長続きする年金制度をつくり上げたつもりでございます。現状ではベストの選択だったと思っておりますけれども、ところ...全文を見る | ||
○大野(功)委員 ありがとうございました。 それで、今回取り組んだ課題について若干議論、御質問をさせていただきたいと思います。 まず第一は、七十歳以上でまだ給料をもらっていらっしゃる方について、厚生年金保険料を取るか、給付調整をするかどうか、こういう問題であります。在職老...全文を見る | ||
○大野(功)委員 もう一つ、女性と年金という問題でございます。 年金権、いわゆる厚生年金のところの報酬比例部分でございますけれども、そこを、六十五歳に第三号被保険者がなりますと、専業主婦の皆さんがなりますと、御主人様の厚生年金を半分に分けて、二分の一ずつにして、そして、それぞ...全文を見る | ||
○大野(功)委員 今後の課題として取り組んでまいりたいと思います。 それから、一号被保険者の保険料の徴収率の問題、これを議論したかったんですが、時間がありませんので、将来の課題について一つだけお尋ね申し上げたいと思います。 我々は、将来の課題として、公的年金は一元化すべき...全文を見る | ||
○大野(功)委員 ありがとうございました。 我々は、長続きする制度をつくったことによって国民の期待におこたえしている、それが根本的な改革だと思っております。その他のことについては、さらに理想に向かって頑張ってまいりますことをお誓い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。...全文を見る | ||
04月09日 | 第159回国会 衆議院 本会議 第22号 議事録を見る | ○大野功統君 自由民主党の大野功統でございます。 自由民主党並びに公明党を代表して質問をさせていただきます。(拍手) 私は、まず、昨日、イラクにおきまして三人の日本人が人質として拘束された、この卑劣な、理不尽なテロ行為に対して、激しい怒りの念を表明させていただきます。(拍...全文を見る |
08月04日 | 第160回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号 議事録を見る | ○大野(功)委員 おはようございます。自由民主党の大野功統でございます。 民主党提案の年金改正法廃止法案、拝見いたしまして、まず、私の率直な感想を申し上げたいと思います。 まず第一に、この廃止法は国民の皆様に何を訴えようとしているのか。 今、海江田先生の提案理由説明の...全文を見る |
○大野(功)委員 幾つかの問題点がありますけれども、後、それぞれ触れてまいります。 まず、十分な審議時間がない。 これは、申し上げたいんですが、今回の衆議院の委員会での審議というのは三十六時間やっているわけでございます。それで、十一年の年金改革では二十八時間三十分というこ...全文を見る | ||
○大野(功)委員 一元化の問題、後ほどまたじっくりと質問をさせていただきますけれども、一つは附則第二条でございます。附則第二条第一項、第二項。あの前国会で修正案が出されました。もちろん民主党の皆様は本体は反対でございますけれども、修正案には賛成をなさいました。この修正案と全く同じ...全文を見る | ||
○大野(功)委員 私の質問には答えてくださらなかったのでありますけれども、海江田先生の、約束したことはなるべく守っていこう、このことは大変いいお言葉だと思っております。 いろいろな改正、廃止法案、見させていただきまして、別の角度から申し上げますと、附則二条の一項、二項を見て、...全文を見る | ||
○大野(功)委員 三党合意につきましては、廃止法案を通せと言っておられるようでございますが、この廃止法案は絶対通すわけにいきません。それは今るる説明してきたとおりでございます。 そこで、問題は、この年金問題に取り組む政治の姿勢、政治の責任、このことについてちょっと議論させてい...全文を見る | ||
○大野(功)委員 まず古川議員にお願い申し上げます。演説会を聞きに来ているわけじゃございませんので、なるべくピンポイントに、簡潔にお答えくださいますようお願い申し上げます。 まず、民意の問題でございます。 民意の問題といいますと、思い出してみますと、消費税のときも第三レー...全文を見る | ||
○大野(功)委員 まず前段の、給付の下限を決めているじゃないか、だから数字が変わると困るんだ、こういうお話でございます。 見通しをつくる場合には、必ず仮定を、仮置きの数字を置かなきゃいけない。その問題につきましては、給付ができなくなったらどうするんだということであります。その...全文を見る | ||
○大野(功)委員 問題をそらされてしまっておりますが。 要するに、自営業者の、あるいは第一号被保険者の数は全体で二千二百万人います、その中で七百万人しか国税庁で所得を把握していないんです。そういう意味で、それは調査をもっともっとやれば、あとの千五百万人の中から少し、七百万人の...全文を見る | ||
○大野(功)委員 納税者番号を導入いたしますと八百屋さんの収入がわかるというような趣旨に理解いたしました。 そういたしますと、奥様方が八百屋さんへ行きまして大根を一本買います。そうすると、八百屋さんは納税者番号のついた領収書を奥さんに渡す、そしてその奥様はその領収書を税務署へ...全文を見る | ||
○大野(功)委員 まず、パートタイマーの問題でございます。 雇用形態、企業の雇い方の問題と関連する、それはそのとおりだと思います。しかし、私が問うているのは、そういう奥様方の声が非常に強かった、枝野さんはそういう奥様方の民意に反するようなことを直ちにやれと言うのかどうか。これ...全文を見る | ||
10月18日 | 第161回国会 衆議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○大野国務大臣 与謝野委員御指摘のとおり、この世の中での安全保障環境というのはどんどん変わっていっていると思います。それに応じて、昨年十二月十九日の閣議決定でございますけれども、新しい安全保障環境の変化に応じて防衛計画の大綱をつくろうじゃないか、こういう決定をいたしております。閣...全文を見る |
10月20日 | 第161回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○国務大臣(大野功統君) 武器輸出三原則でございますけれども、沓掛先生、十分その経緯御存じでございますけれども、簡単に振り返ってみますと、昭和四十二年に、佐藤内閣でございますが、平和国家の立場から、一つ、共産圏諸国、それから二つ、国連が武器を輸出してはならないという国、それから三...全文を見る |
○国務大臣(大野功統君) 舛添教授から口頭試問を受けているような心境でございますけれども。 今、自衛隊はサマワ県におきまして、給水活動とか、それから公共、例えば道路を直したり学校を直したり、それから医療業務、そういうような人道復興支援に従事しておりまして、元気一杯頑張ってくれ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 治安情勢というのは非常に今後注意していかなきゃいけない問題でございます。この治安情勢、長官としましても、安定した状態の中で自衛隊の皆さんに活動してもらう、これが責務だと思っております。現在、全く治安については予断を許すわけにはいきませんけれども、その辺を...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まずインド洋でございますけれども、インド洋につきましては、法律上は、テロ対策特別措置法の法律の趣旨は、二〇〇一年九月十一日のニューヨークで起こり、ニューヨークで起こりましたあのようなテロ事件がなくなった状態になれば撤退すると、こういうことが条件になります...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、総理がいつもおっしゃっていますように、抑止力の維持それから沖縄を始めとする負担の軽減、この二つがございます。 まず、沖縄を始めとする国民の負担でございますけれども、この第一歩は、確実な第一歩はやはりSACOの着実な実施でございます。それで、特に...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 極東条項でございますけれども、日本の安全と平和を守るため、これは日本としては、米軍に基地を貸している、米軍が基地を使っている、こういう関係でございます。それで、その場合に米軍の行動半径の問題があります。それが極東ということ。この極東の範囲はもう度々議論さ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 日本の極東の範囲、この安全を守っているというのが米軍の立場、それだけではないと思うんですね。世界全体の中でどこかでやっぱりそこに事件が起きれば、それは日本の安全に関係するとすれば、やはりそれも日本の安全ということになる。こういう、しかしながら、それについ...全文を見る | ||
10月21日 | 第161回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号 議事録を見る | ○大野国務大臣 防衛庁長官を拝命いたしました大野功統でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。本日は、小林委員長を初めとする委員の皆様に防衛庁長官として所信を申し上げたいと思います。 冷戦が終結して十年以上が経過いたしました。しかしながら、冷戦の終結は必ずしも平和の到来...全文を見る |
○大野国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、このたび提出された一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案の内容にかんがみ、特別職である防衛庁...全文を見る | ||
10月21日 | 第161回国会 参議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○国務大臣(大野功統君) 自衛隊法八十三条でございますけれども、都道府県知事等が、人命又は財産の保護のため必要があると認める場合には、部隊等の派遣を長官又はその指定する者に要請することができる、こうなっておりまして、その事態に照らして特に緊急を要する場合は、同項の要請を待たないで...全文を見る |
○国務大臣(大野功統君) 前田先生の自衛隊の災害救助に当たっての役割に大変大きな期待をしていただいているし、評価していただいておりますこと、感謝申し上げます。 自衛隊の災害派遣におきましては、まず地方公共団体あるいは警察、消防等と連携いたしまして、やっぱり第一にやるべきことは...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 昨日のいわゆる極東条項に関します私の発言につきましては説明が不十分な点もあったと思いますけれども、日米安保条約第六条、いわゆる極東条項における極東の範囲についての見解は昭和三十五年二月二十六日の政府統一見解と同一であり、何ら変わるものではありません。また...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) それでは、昭和三十五年の政府統一見解をもう一度読ませていただきます。 一番は、国際の平和と安全の維持という観点から日米両国が共通の関心を有する地域であり、実際問題としては、米国が我が国の施設・区域を使用して武力攻撃に対する防衛に寄与し得る区域であり、...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) もう一度繰り返し申し上げます。 今お読み申し上げました第四、必ずしも前記の区域に局限されるわけではない。以上でございます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 今お話のトランスフォーメーションにかかわる問題でございますけれども、様々な新聞報道がなされております。そのことは私もよく存じております。 しかし、一つ一つのことについては、今アイデアの交換をしている段階であり、日本として、政府として特段、この何ら判断...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 申し訳ございませんが、何度も繰り返させていただきます。 極東、極東に、日米安保条約第六条における極東に関する政府見解でございます。これは、先ほど申し上げましたとおり、米国がこれに対処するため、繰り返しません、前半繰り返しませんが、取ることのある行動の...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) お答えいたします。 米陸軍の第一軍団の司令部のキャンプ座間への移転ということをおっしゃっているんだと思いますけれども、様々な報道がされておりますことは私も承知いたしております。 しかし、在日米軍の兵力構成見直しの日米間の協議の現状については、米軍...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) そういう前提でのお答えはできません。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 椎名先生からトランスフォーメーション絡みの情報管理、どうなっているんだと、こういうおしかりでございます。 在日米軍の兵力構成の見直しというものは、米軍施設・区域にお住まいの方々の生活に直接影響する問題ですから、国民の御理解なしにはできないことでござい...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 政府の統一見解でございます。読み上げさせていただきます。 米陸軍の第一軍団の司令部のキャンプ座間への移転につき様々な報道がなされていることは承知しております。在日米軍の兵力構成見直しの日米間の協議の現状については、米軍の軍事体制の見直しについての基本...全文を見る | ||
10月22日 | 第161回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号 議事録を見る | ○大野国務大臣 寺田さんは、かつて財務省の防衛担当の主計官をされていらっしゃいましたので、十分おわかりの上の御質問ではないかと思いますけれども、今おっしゃられましたとおり、確かに今回の法人化、大学の法人化につきまして、大きく言いますと二つのカテゴリーで影響がございます。 まず...全文を見る |
○大野国務大臣 自衛官の給与について、基本的な考え方は、もう御存じのとおり、職務の類似する一般職の公務員とバランスを図る。その上で、職務の特殊性がある部分については、その特殊性を十分生かすような対応をしていく制度とする。こういうのが一般原則でございます。 もう少し具体的に申し...全文を見る | ||
○大野国務大臣 世界の、あるいは日本を取り巻く安全保障の環境というのはどんどん変わっております。そこで、ミサイル防衛もやらなきゃいけない。本当に、抑止力というのは、機動力、対応力、柔軟性、こういうことが必要になってきております。 御存じのとおり、昨年十二月十九日の閣議決定でミ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 自衛隊法上、本来業務とそれから付随的業務と大きく分けられております。本来業務の中には、主たる任務、従たる任務、こういう分け方かと思いますけれども、考えてみますと、国内で自衛隊の存在が一番高く感謝を持って迎えられているのは、今まさに災害出動しておりますけれども、災害...全文を見る | ||
○大野国務大臣 今回の防衛庁職員給与法の一部改正案でございますけれども、御存じのとおり、特に松本先生は、お父さんが防衛庁長官であられます。私は、お父さんから随分いろいろ教えていただきましたけれども、御存じのとおり、今回の場合は国立大学の法人化という点がございます。そこで適用する職...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まだいたしておりません。ただし、事情につきましては十分聞いております。 | ||
○大野国務大臣 安全保障の分野におきましては、二〇〇一年九月十一日の、ニューヨーク世界貿易ビルに対して同時多発テロが起こった。これは本当に、ブッシュが新しい戦争だと言われるように、領土のないテロ、領土を持っていないテロ、テロリストが攻撃を仕掛けてくる。しかも、攻撃されたビルの中に...全文を見る | ||
○大野国務大臣 極東条項の問題でございますけれども、極東条項の解釈、これはもう従来のとおり変わっておりません。私、参議院の予算委員会でしたか御答弁申し上げたときは、その前提を申し上げるのをちょっと怠っておりまして、全体の考え方、これはもう変わっておりません。極東条項なり安全保障の...全文を見る | ||
○大野国務大臣 それは私の恐らく勘違いか思い違いで、日米共同宣言の話をそういうふうに報じられたんじゃないかと思いますけれども、当然安保の枠内ということでございます。 | ||
○大野国務大臣 正確に今お読みいただいたのを私は理解しているという前提で申し上げますと、極東の範囲の安全、極東の安全に影響することであれば、これは事前協議は必要ない、ただし、全く関係ないことでやろうとすれば当然事前協議が必要だ。それから、例えばイラクへ行くような場合には、これは移...全文を見る | ||
○大野国務大臣 先ほど申し上げたところで不分明なところがありましたのは、日米安保条約第五条の規定に基づいて行われるものは除いておりますので、その点は御理解くださいますよう。 | ||
○大野国務大臣 お励ましありがとうございます。 この問題、これから、安保防衛懇の報告書をも踏まえて、安全保障会議で十分議論してまいりたいと思っております。 | ||
10月26日 | 第161回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号 議事録を見る | ○大野国務大臣 自衛隊がテロの撲滅のために縁の下の力持ちという役割を果たしている、目立ちませんが立派に果たしていると私は思っております。 今回、なぜ必要か、これを説明しろと。今、九月十一日のテロの脅威を地球からなくしていく、これが一番の問題であります。しかし、どういうふうにす...全文を見る |
○大野国務大臣 まず、ヘリコプター燃料につきましては、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリー、パキスタン、こういう国から要請がありました。それからもう一つ、水についてでございますけれども、これはパキスタンから具体的な要請がありました。そういうことを踏まえまして、今回、従来...全文を見る | ||
○大野国務大臣 おっしゃいますように、防衛に対する基本的な理念、これをきちっと固めていく、当然のことであります。 つきましては、まず第一に申し上げたいのは、新しい安全保障という切り口で考えますと、安全保障の新しい世紀、二十一世紀というのは、例の九月十一日の事件で起きた、つまり...全文を見る | ||
○大野国務大臣 委員御指摘のとおりでございます。 飛来してくるミサイルについてさまざまなケースを想定しなきゃいけないわけでございますが、防衛出動を含め、自衛隊の行動に関する現行の法的枠組みで対応できるか、仮に対応が困難な場合には、考え方の一例として、防衛出動や対領空侵犯措置な...全文を見る | ||
○大野国務大臣 先生御指摘のとおり、専守防衛というのは、相手から武力攻撃を受けたときに初めて防衛力を行使する、その態様も自衛のための必要最小限度にとどめる、保有する防衛力も自衛のための必要最小限度のものに限る、これは憲法の精神にのっとった受動的な防衛戦略の姿勢のことでございます。...全文を見る | ||
○大野国務大臣 政府としては今申し上げたとおりの見解でございますが、従来から申し上げておりますとおり、日米安保体制の枠組みもございます。敵基地を攻撃することを目的とした装備を保有するということは考えておりません。 | ||
○大野国務大臣 まず佐藤委員に、自衛隊に対して大きな励ましの言葉をちょうだいしました。ありがとうございます。 一、二点、事実関係の問題がありますので、それを先にさせていただきますと、委員おっしゃるとおり、自衛隊法八十三条第二項ただし書きの規定によっております。それから、ことし...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず、二十一日でございましたか、参議院の予算委員会で統一見解というのを申し上げました。このことを繰り返しません。 繰り返しませんが、先ほども外務大臣がおっしゃっておりました、法律と、もう一つは日本の安全を考える、世界の安全は日本の安全なんだ、日本の平和は世界の...全文を見る | ||
○大野国務大臣 御指摘の点は理解しますけれども、アメリカのトランスフォーメーション、これもやはり、新たな国際環境、安全保障の国際環境が変わってきている、ここから出発しておるわけでございます。日本の防衛大綱、新しい防衛大綱につきましても、やはり新しい環境ということで、そのあたりの新...全文を見る | ||
○大野国務大臣 ただいま温かい御配慮でございます。 今、人員の確保につきましては、中部方面それから東北、これもあわせて考えていくようにしております。それから、国、日本全体で四万人規模の自衛隊隊員の皆さんが待機してくれる、十分なゆとりを持った人員配置ということでやりたいと思って...全文を見る | ||
○大野国務大臣 早い救助活動、これはもう当然大事なことであります。昼夜を問わず、早急に救援態勢を整える。今回、やはり今、前原委員からそういう指摘がございました。 やはり今回のオペレーション、全力を尽くしてまいりますけれども、また、こういう点は反省しなきゃいけないんじゃないか、...全文を見る | ||
○大野国務大臣 今回の、サマワにいます自衛隊の宿営地の中にロケット弾が落ちた、おっしゃるとおり信管がついておりません。どういう意図かまだ十分わかりません。しかしながら、我々としては現地の治安当局とも十分連絡をとって、どういうことであったのか、背景について十分把握をしなきゃいけない...全文を見る | ||
○大野国務大臣 今回、宿営地の中に落ちたロケット弾ということに限定させていただいて……(前原委員「いや、そうじゃなくて今後の話」と呼ぶ)今後の話ですね。それにつきましては、先ほどから御説明いたしておりますけれども、建物の問題、監視の問題、十分やっております。 だけれども、ある...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず、法律自体の問題であります。これは戦闘地域ではなくて非戦闘地域、これはもう委員御存じのとおりであります。これは憲法上の、法律上の問題であります。 それからもう一つ、特措法自体の九条では、やはり、総理大臣並びに防衛庁長官というものは隊員が安全に活動できるよう...全文を見る | ||
○大野国務大臣 これは配慮義務を最大限尊重してきちっと対応してまいりたいと思いますが、具体的にどういう場面の人的事故なのか、こういうことがわかりませんと、ちょっとお答えしにくいんですね。 安全は絶対確保する、この気持ちはもうきちっと持っておりますけれども、具体的にどういう状態...全文を見る | ||
○大野国務大臣 非常に難しい問題でございますけれども、第一の要件は、戦闘地域はだめだ、これは憲法の要請する問題であります。 第二の、治安というものをどう考えるか、これは非常に難しい問題なんですね。 例えば、先ほどの繰り返しで恐縮でございますが、ロケット弾が信管なしに打ち込...全文を見る | ||
○大野国務大臣 結論から申し上げますと、そういう場面もあろうかと思います。 ただし、抽象論、一般論でお答えするのが物すごく難しい問題である、この点は御理解をちょうだいしたいと思います。 | ||
○大野国務大臣 御存じのとおり、十二月十四日、基本計画の期限切れでございます。これを延長するかどうか、治安の問題だけに限って申し上げたい。 それは、一つはそういう今の治安情勢をどう判断するかという問題でございますけれども、その治安の情勢をどう判断するか。ロケット弾が宿営地に落...全文を見る | ||
○大野国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、これから十分検討して、遺漏なきように決定していきたい、このように思っています。 | ||
○大野国務大臣 わかりにくいと思いますので、「遺漏なき」は取り消します。 | ||
○大野国務大臣 大きな国際的な安保環境の流れ、これにつきましては前原委員と全く同じように考えております。だからこそ、アメリカはトランスフォーメーションをやる、それから日本は新しい安全保障環境に対応して防衛大綱を見直そう、こういうことであります。その中で今度のトランスフォーメーショ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 基本的に防衛庁の立場から申し上げることではないとは思いますけれども、移動という概念を、概念というか、移動という概念を使っていることは事実でございます。 ただ、それが全世界に広がっていくのかどうか、こういう議論はやったことがありません。 | ||
○大野国務大臣 居眠っておりません。前原先生の御高説、拝聴いたしておりました。 新しい時代にどうやって新しい考え方で臨むか、この議論は大いにやっていただきたいし、やるべきだと思っております。私が個人的見解といってせんだっての予算委員会で申し上げたのは、いわば火つけ役になってし...全文を見る | ||
○大野国務大臣 確かに、おっしゃるとおり、三年間にわたって補給艦をインド洋に派遣している、一体この問題が日本の防衛についてどういう影響があるんだろうか、御懸念の表明でございます。 一定の練度を保った艦艇一隻を国内に確保しつつインド洋にもう一隻派遣しているという状態でございます...全文を見る | ||
○大野国務大臣 説明責任の問題でございます。 この問題、我々としましては、説明できる限度ぎりぎりは説明させていただきたい、このように思っております。 お尋ねの具体的な案件、どこの国に寄港して、どういうふうな活動しているんだ、これが全然説明できていないじゃないか、こういう問...全文を見る | ||
○大野国務大臣 見えないか見えるかということになりますと、きちっと見えます。 | ||
○大野国務大臣 問題の本質は、多くの国々に情報が伝達されるのか、それとも、ある寄港している港の一部の市民が明確に見るのか、これはやはり区別して考えなければいけないんじゃないか。 そういう意味で、多くの国々、広範な地域の人々にその情報が伝達された場合は、やはり何らかの問題が起き...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず、先ほど二つ理由を申し上げました。一つは、寄港地の町の人はみんなわかるじゃないか、こういう問題であります。もう一つは、国同士の約束事で言わない、こういうことでございます。 現実からいいますと、第一点の町の人はわかるじゃないかということもありますけれども、そ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 何党の議員がこういう発言をしたということについて、我々防衛庁の方からどうこうということは言えないとは思いますけれども、私は、原則に従って、行かれる議員の皆様にぜひともお願いしたい。こういう問題があれば、先ほどから申し上げておりますように、国会議員がそういう機会を得...全文を見る | ||
○大野国務大臣 寡聞にして、私、御指摘の報道の内容は承知しておりますけれども、お尋ねのあった、自民党から、この活動範囲、海上自衛隊の艦艇の活動範囲に関する再調査について具体的な依頼があったということは伺っておりません。 | ||
○大野国務大臣 全く局面が違います。テロ特措法の場合はテロ退治のためにやっているわけですね。ところが、イラクの方は、まず非戦闘地域、これは憲法上の要請、非戦闘地域、しかも治安が安定しているという条件の中で人道復興支援をやっている。人道復興支援ですから、治安の安定した状態の中でやっ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず、テロ特措法の方の問題点だと思いますけれども、もちろん二つ理由があるんですよ、二つ理由がある。しかしながら、船が寄港していればその船の姿が見える、このことにつきましては、私は、国際的に情報を伝達するのか、一部の者が持っているか、こういう違いはあることは御認識い...全文を見る | ||
○大野国務大臣 この問題は、面倒くさいから全部というわけではありません。寄港地のあるすべての国からそういう依頼が来ております。公表するなという依頼が来ております。 | ||
○大野国務大臣 終結した後でございますが、第一の安全の問題はこれで終わりになります。それから第二は、約束事ですから、当然のことながら相手国の了解を得て発表する、こういうことになります。相手国、例えば寄港の問題であれば、寄港した港のある国の了解を得て発表するという段取りは必要かと思...全文を見る | ||
○大野国務大臣 我々は、テロ特措法に従いまして油をある国に給油する、それはテロ退治のためにやっている、こういう理解でございますから、相手との信義関係だと思います。その船が例えばさらにイラクの方で活躍するような場面で利用されましたら、これは信義違反でございます。私は、そういう信義違...全文を見る | ||
○大野国務大臣 これは、せっかくのお尋ねでございますけれども、アメリカなど協力支援活動対象国との間に交換公文というのがあるんですね。交換公文できちっと明記されております。先方との協議の場でテロ対策特措法の趣旨に基づいてきちっと説明して、先方もこれで了解はいたしております。 し...全文を見る | ||
○大野国務大臣 理屈としてはそういう先生のおっしゃったような理屈も成り立とうかとは思いますけれども、やはり二〇〇一年九月十一日のテロ攻撃にもたらされている脅威の除去をイラクの方で目的にしているとは考えにくいんですね。したがいまして、我が国がテロ特措法に基づいてイラク国内の米軍等の...全文を見る | ||
○大野国務大臣 先般の、ロケット弾を宿営地内に撃ち込んできた、これにつきましては、たびたび申し上げておりますけれども、信管がなくて、なぜ信管がないんだ、なぜ撃ち込んできたんだ、こういうような背景を十分把握する必要がありますけれども、現在の状況でいいますと、あの場合には全く安全であ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 御存じのとおり、イラク人道復興支援特措法は時限立法になっております。たしか四年間で、十九年に期限切れとなります。その中で、一年たって十二月十四日という節目を迎えるわけでございます。 我々は、今おっしゃったようなことを十分に念頭に置いて、治安の維持、復興の道のり...全文を見る | ||
○大野国務大臣 外務大臣おっしゃったとおりでございますけれども、私は、二〇〇一年九月十一日のテロ、これは領土を持っていない相手ですよ、テロというのは。領土を持っていません。国籍がありません。しかも、世界貿易センターに突っ込んでまいりましたけれども、その世界貿易センターの中にはいろ...全文を見る | ||
10月26日 | 第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号 議事録を見る | ○国務大臣(大野功統君) 防衛庁長官を拝命いたしました大野功統でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 本日は、林委員長を始めとする委員の皆様に防衛庁長官としてのごあいさつを申し上げます。 冷戦が終結して十年以上が経過いたしました。しかし、冷戦の終結は必ずしも平...全文を見る |
○国務大臣(大野功統君) 防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、このたび提出された一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案の内容にかんがみ、特別職である防衛庁職員について所要の措置を講ずるも...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 自衛隊というのは、やはり国民の信頼感、期待感、これが一番大切だと思います。任務を遂行していくために隊員として資質を養っていかなきゃいけない。あるいは、職務を遂行する上で必要な知識あるいは技能の習得が大切であります。それらの知識、技能を、練度を向上させてい...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 現地時間でございますが、二十二日の午後十一時ごろ、日本時間で言いますと二十三日の午前五時ごろであります。何らかの爆発音及び飛しょう音を確認いたしております。それから、翌朝ですね、もう夜中でしたから翌朝、営地内、宿営地内及び周辺の捜索を行いました。現地時間...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 今回の事案の背景でございますが、自衛隊の部隊をねらったものであるかどうか、事実関係を確認する必要があります。 それから、信管が付いていない、これはどういうことなんだろうと。これも確認する必要があると思います。 今後、現地治安機関とも連携を取って確...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) ただいまの外務大臣がおっしゃったとおり、我々はテロに対して屈するわけにはいきません。と同時に、やはり隊員の安全確保、これは防衛庁長官に課せられた責務でございます。それと同時に人道復興支援に貢献していく、これも大変大事なことであります。 どういう場合に...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 我々が、説明責任というものがあると思います。説明ができる限度において説明責任は果たしていきたいと思いますが、どこがどういう問題点があるか、これはなお検討させていただきたいと思います。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 日米安保条約第六条、いわゆる極東条項における極東の範囲につきましては、政府の見解は三十五年以来変わっておらないわけであります。 したがいまして、今行われておりますアメリカのいわゆるトランスフォーメーション、兵力構成見直しでありますけれども、現行の安保...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 事実関係については、再度になりますので、申し上げません。 ただ、現在のところ、いかなる意図を持ってそういうことが起こされたのか、なぜ信管が付いてなかったのか、全く分かりません。 一部報道では、例えばムサンナ県の警察本部長が、本事案は自衛隊による復...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 私、せんだっての参議院の予算委員会で発言いたしまして、後ほど、説明不足のところがあったというふうにおわびを申し上げたんですけれども、その意味は、説明不足という意味は、やはり前提として、安保条約の枠内である、極東条項は変えないと、こういうことをまず申し上げ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) そういうことは考えてはいけない、このように思っています。 | ||
○国務大臣(大野功統君) それは、頭を柔らかくしていろんな角度から考えてみるべき話だろうということは先ほど外務大臣がお答えになったとおりでありますけれども、最終的にそういうふうな、どういう場面でどういうふうに具体的になってくるのか、これを見なければ分からないことであります。そうい...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 第一軍団は、第一軍団自体の問題ですけれども、太平洋からインド洋に至る米太平洋軍の責任地域に展開し、様々な軍事作戦を遂行することを任務とすると承知いたしております。 | ||
○国務大臣(大野功統君) この点については、私どもの情報によりますと、米陸軍第一軍団の地域的な担当範囲ですね、地域的な担当範囲というものが存在するかどうかについては明らかでありません。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 我々防衛庁として把握しておりますのは、先ほど申し上げたところでございます。 太平洋からインド洋に至る…… | ||
○国務大臣(大野功統君) よろしいですか。はい。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 先ほどの御質問にもお答え申し上げましたけれども、私は前回の予算委員会で、第一軍司令団とか、そういうアイコーとかそういうものを前提にお話をしているわけではありません。 | ||
○国務大臣(大野功統君) そういう問題点を前提にして答弁をすることは差し控えさせていただきたいと思います。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 移動の理論とそれから司令部がどこまでコマンドするか、これは分けて考えるということがあろうかと思います。 しかし、そういう、今、第一軍司令部が座間へ来るという前提でお話しされますと今のような問題も起こるかもしれませんけれども、そういう前提ではちょっと御...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 今の前提として、どういう形で、例えば第一軍団でなくても何でも、具体的にどういうミッションでどういう役割で来るのか。これがまだまだ全く座間、座間の問題じゃないですよ、第一軍団の問題もいろんなアイデアがあって、その中で議論している段階でございますので、具体的...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 議論していただきたいとは思いますけれども、この問題につきましては防衛庁というよりもむしろ法制局の問題としてきちっと考えていただきたい。 ただ、おっしゃるように、移動の問題とそれからコマンドの問題とは私は少し角度を変えて議論すべきかなと思っています。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 事実であります。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 追ってきちっと調査をして、ただいま事前に通告ございませんでしたので、調査をして、提出できるものがあれば提出いたします。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 同じことですか。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 私、一九九五年に例のあの米兵による少女暴行事件がありました。私は国会議員の中で一番初めに沖縄を訪問させていただいて、直ちに四軍調整官に会って、強く抗議を申し込みました。同時に、ひめゆりの塔等を拝見させていただいて、本当に胸が痛む思いでございます。 こ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 読ませていただいております。済みませんでした。 | ||
10月28日 | 第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○大野国務大臣 防衛庁長官を拝命いたしました大野功統でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。本日は、船田委員長を初めとする委員の皆様に、防衛庁長官としてごあいさつを申し上げます。 冷戦が終結して十年以上が経過いたしました。しかしながら、冷戦の終結は必ずしも平和の到来を...全文を見る |
○大野国務大臣 テロ対策特措法に基づく対応措置に関する基本計画の変更について御報告申し上げます。 テロ対策特措法に基づく基本計画の変更が、十月二十五日の安全保障会議を経た後、十月二十六日、閣議で決定されました。 具体的には、基本計画上の協力支援活動等を外国の領域で実施する...全文を見る | ||
○大野国務大臣 全く同感でございます。 まず、国際的に高い評価を得ている、このことはもう事実でございますし、特に今回、ことしの末までに防衛大綱、見直しをするわけでありますけれども、その中でも、安全保障と防衛力に関する懇談会の報告書では、国際活動というものを本来任務にまでレベル...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず、自衛隊、もう少しプレゼンスの面で表へ立って頑張れ、こういった点につきまして申し上げたいと思います。 今回の災害におきましても、単に東部だけじゃなくて東北からも、それから中部方面からも応援態勢をしいていますし、全国的に待機姿勢をとっている。それから、炊事と...全文を見る | ||
○大野国務大臣 食料とかおふろ、それから温かい食事をお届けしたいということで炊事車を配備しておりますけれども、物資につきまして申し上げます。 物資をどういうふうに配っていくか、これは大変地方公共団体と相談していかなきゃいけない。むしろ地方公共団体で、ここへ持っていってくれ、あ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 数字については、私承知いたしておりません。 | ||
○大野国務大臣 日本の補給活動というのは、アフガニスタンを走り回ってきているわけではありません。例の九月十一日のようなテロの脅威、これをこの地球上から追放するための活動に対して油を補給する、こういう活動であります。したがいまして、この油を補給する活動、今回は新たなニーズが出てきて...全文を見る | ||
○大野国務大臣 テロ対策特措法に基づく対応措置に関する基本計画でございますが、この基本計画によりまして、協力支援活動の実施区域の範囲でございます。我が国領域、インド洋、ペルシャ湾を含む、及びその上空、ディエゴガルシア島及びその領海領空、オーストラリア領域、インド洋沿岸、我が国領域...全文を見る | ||
○大野国務大臣 きちっと申し上げたつもりでございますけれども、インド洋の中には「(ペルシャ湾を含む。)」こういうふうに括弧書きで書いております。 | ||
○大野国務大臣 違うとか正しいとかそういう議論ではなくて、基本計画に書いてありますのは、(イ)「インド洋(ペルシャ湾を含む。)」このように記述しております。 | ||
○大野国務大臣 先生おっしゃるとおり、私、軍事知識がないのかもしれませんけれども、ロケット砲と迫撃砲の差ぐらいは存じておりまして、射程距離でいいますと、ロケット砲の方は十数キロ、それから迫撃砲は四、五キロ、こういうことであろうし、飛び方も、放物線の飛び方も違っている。 ただ、...全文を見る | ||
○大野国務大臣 シビリアンコントロールの大切さ、それは民主主義社会を象徴するものである、私はこのように思っております。したがいまして、絶対に内閣の構成員はシビリアンでなきゃいけないし、そのシビリアンコントロールというのは何かというと、内閣がきちっと判断する、考える、そして最終的に...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず、大石先生から大変激励のお言葉を賜りました。ありがとうございます。 理由は二つあるかと思います。 やはり、どこの国のどの辺で補給活動をしているかということを知られますと、何らかの攻撃の対象になる可能性がある、こういう隊員の安全という目的が一つございます...全文を見る | ||
○大野国務大臣 先生方に御激励をいただいておりますが、今申し上げましたような問題とは別に、でき得る範囲で国会議員の方々に御訪問の機会をつくらせていただく、このことは大変重要な問題でございますので、先生がおっしゃるような方向で検討いたします。 | ||
○大野国務大臣 さすがに大石先生ならではの、隊員の健康やメンタルな面に対する御配慮でございます。 ローテーションにつきましては、十分配慮いたしております。ただ、先生がおっしゃったようなことも事実でございます。今後、ローテーション、それからメンタルの面を含めての健康管理、十分気...全文を見る | ||
○大野国務大臣 テロ特措法というのは、御存じのとおり二年間の時限立法でございます。基本計画の期間につきましては、六カ月ごとに延長しております。 したがいまして、物事の考え方は、弾力的に対処していくために、一定の期間は必要だけれども六カ月ということで判断していこう、こういう判断...全文を見る | ||
○大野国務大臣 先生十分御存じのとおり、テロ特措法はテロの撲滅、九・一一事件のようなことが再び地球上で起こらない、これが目的でございます。イラク特措法の場合は、混乱の後のイラクの国の復興をする、そして民生を安定させる、これがねらいであります。したがいまして、自衛隊が活動しているの...全文を見る | ||
○大野国務大臣 サマワだけの治安の情勢でございますが、私の方からお答えいたします。 まず、サマワにおいて、宿営地というのは、サマワの市街地、人口十五、六万でございますけれども、それから十キロぐらい離れたところでございます。したがいまして、昼間はまあまあ、砂漠地帯ですから、ロケ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 沖縄の過重な負担、私は、一九九五年、少女暴行事件が起こったときに沖縄へ伺いましたけれども、全国の米軍が持っている基地、施設の七五%を沖縄で負担していただいている、この過重な負担ということ、本当に胸の詰まる思いでございました。 そこで、その後、SACOで沖縄の負...全文を見る | ||
10月28日 | 第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号 議事録を見る | ○国務大臣(大野功統君) サマワにおけるロケット弾発見事案について御報告申し上げます。 イラク・サマワにおいて活動いたしております陸上自衛隊イラク復興支援群は、現地時間十月二十二日午後十一時ごろ、何らかの爆発音及び飛しょう音を確認したため、必要な退避措置を取りました。 |
○国務大臣(大野功統君) じゃ、失礼をいたします。 この事案を受け、翌二十三日朝、宿営地内及び周辺の捜索を行ったところ、現地時間同日午前六時三十分ごろ、宿営地内南端の空き地においてロケット弾一発を発見いたしました。このロケット弾は信管が付いておらず、不発弾であり、宿営地の北の...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) テロ対策特措法に基づく対応措置に関する基本計画の変更について御報告申し上げます。 テロ対策特措法に基づく基本計画の変更が、十月二十五日の安全保障会議を経た後、十月二十六日、閣議で決定されました。具体的には、基本計画上の協力支援活動等を外国の領域で実施...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) テロとの闘いというのは、私は、まずテロの脅しには屈しない、こういうことだと思います。それから、テロの闘いに勝つというのは、町村大臣もおっしゃっておられましたけれども、一般的に申し上げますと、やはりこの世の中から、二〇〇一年九月十一日に起きたようなテロの脅...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 結論から申し上げます。使えます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 艦艇搭載ヘリコプター用燃料の種類はJP5というものだそうでありますけれども、もちろん今申し上げましたように、ヘリコプター以外の航空機においても使えます。自衛隊が、しかしながら自衛隊が供給するこのヘリコプター用燃料というのは、直接ヘリコプターに給油するわけ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) それはお互いの国際的信義の問題ではないでしょうか。 | ||
○国務大臣(大野功統君) この今回、ヘリコプター用の燃料というものは、くどいようで申し訳ございません、くどいようで申し訳ありませんけれども、今までは、今まではこのヘリコプター用燃料あるいは追加されました水、水は問題にされておりませんけれども、これは当該艦船が、受ける方の艦船がほか...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、この問題は現場のニーズ、つまりヘリコプターを飛ばすというニーズがあるわけですね。ヘリコプター、何をやるか。それは、海上監視活動、情報収集活動、その他監視活動をする、こういう意味であります。そのヘリコプターの油はほかの国から供給を受けていた。つまり、...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 何度も申し上げております。それは、そういうニーズがあるから新しく供給する、効率的な処理の仕方でありますし、それをどうするかという証明はと、そこまで言われますと、それは証明できないかもしれない。しかしながら、それはそういうニーズがあって、それにおこたえして...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、米軍、米海軍のイージス艦レイクエリーでございますけれども、まず防衛庁といたしましては、米軍の運用の一々については詳細申し上げる立場にありませんので、この点はお答えいたしませんが、お答えを控えさしていただきますけれども、なぜイージス艦をインド洋へ給油...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 先ほども申し上げましたとおり本来の任務、本来の任務、防衛上、我が国の防衛上支障を生じない範囲でやっているわけでございます。したがいまして、四隻あるイージス艦のうち、我が国が保有している四隻のうち一隻をやっている。まあ二隻護衛艦付けているわけでありますけれ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 我が国の自衛隊はイラクのサマワ地区におきまして、つまり非戦闘地域というところでイラクの復興、人道支援、民生の安定に努めているわけでございます。 したがいまして、この自衛隊の人道復興支援とそれからODAによる資金協力、我々はいつも言っておりますけれども...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 今、言い方が、省昇格への決意が、決意表明が生ぬるいじゃないかとおしかりでございます。 私は、省昇格へ向けての強い意思を持っておりますけれども、何といっても一番目に申し上げたいのは、政治の要諦というのは安心とか安全であります。この問題は基本的にしっかり...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) はい、分かりました。 | ||
○国務大臣(大野功統君) はい、じゃ。 国際的に見て、国際的に見て、日本だけが庁と言っております。 三番目に申し上げたいのは、やはり私は決意を持っておりますけれども、この問題は国民的な議論があって、そして国会でも十分議論していただいて是非ともそういう方向で達成していきたい...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 憲法九条等との関係は全くございません。これは先ほどからも累次御説明申し上げておりますとおり、正に必要度、ニーズの問題でございます。 今回特に、アメリカ等数か国からヘリコプター用燃料を供給してほしい、それから、パキスタンだけでございますけれども、水を補...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 基本的にサマワのございます南東部、イラクの南東部は、それ以外の地域に比べて治安は良いと言われております。 せんだってロケット弾一発が宿営地内で発見されました。この問題につきましては、どういうねらいで撃ってきたのか、信管が外してあるというのはどういう意...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 先ほど申し上げましたとおり、八月に四回ありました。それから、自衛隊が発案して、そしてイラクのデザイナーがデザインして造った記念碑も壊されました。 しかしながら、その自衛隊宿営地内に入って、飛んできた弾が、ロケット弾がどういう目的を持っているのか、これ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) オランダの場合、死者二人ということでございました、ございます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 我々の情報では二人ということであります。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 今後具体的に、まず第一点はオランダがどうなっていくのか、この辺がまだ明確に意思表示されているわけではありませんけれども、今後そのオランダが主体的に判断するものと思います。 その後どうなるか。もし仮にという前提でお話をしますと、これはもう安全確保という...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) その点はまだ申し上げられる段階ではありません。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 新しい国際安全保障環境というのは変わっております。 御存じのとおり、二〇〇一年九月十一日に安全保障という世界では二十一世紀が始まった。つまり、従来の国対国の戦争だけでなくて、国又は国に準ずるもの、あるいはテロという国籍も領土も持たないもの、これが新し...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) このトランスフォーメーション、これは新しい、一つは、新しい防衛・安全保障分野における環境の変化、これに対応していく、これが一つの問題点であると思います。 二つ目の問題点は、町村大臣もお述べになっていらっしゃいましたけれども、科学技術、軍事技術の発展に...全文を見る | ||
11月01日 | 第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○大野国務大臣 まず、香田さんの事件につきまして、まことに言語道断、卑劣な許しがたい行動である。犠牲になられました香田さん、御家族の方々に心から弔意を表したいと思います。また同時に、テロには屈してならない、こんな思いでございます。 さて、御指摘になられました、先生御自身、アラ...全文を見る |
○大野国務大臣 まず、イラクの安定、復興がやはり国際社会の安定、安全につながってくる。特に日本としては、石油資源の九割を中東から入れておりますから、そういう意味でも大変大きな問題であります。イラクが破綻国家になって、もしテロの温床になると、これは絶対的に国際社会の平和と安全にとっ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 三つ御質問になったようでございますけれども、最初の一問だけ私の方から。 オランダ軍のイラク駐留につきましては、去る六月の同国政府の決定によりまして、明年三月半ばまで延長されたと聞いておりますけれども、それ以降のオランダ政府の方針につきましては、今後、同国が主体...全文を見る | ||
○大野国務大臣 サマワの自衛隊の活動の重要性につきましては、これはもう末松先生、優秀なる元外交官でございましたから、くどくど申し上げません。 ロケット弾それから迫撃砲、あわせて考えますと、四月に二回、八月に四回、今回二十三日に一回。そして、昨日の事件がどういうものか調査中でご...全文を見る | ||
○大野国務大臣 一番に申し上げたいのは、内閣総理大臣並びに防衛庁長官には安全確保義務というのがあることでございます。もちろん、憲法上の問題について申し上げますと、非戦闘地域でなきゃいけない、こういう問題はございます。 それからもう一つは、安全に自衛隊の皆様にイラクの人道復興支...全文を見る | ||
○大野国務大臣 何度も申し上げております。我々には安全確保配慮義務というのがあります。私には安全確保配慮義務というのがあります。安全のためにあらゆる手段を講じております。手段の中身については、たびたび申し上げておりますが、敵に手のうちを見せるようなことになる場合もありますから、ど...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず、すべての事案は夜間に起こっております。夜間の場合には宿営地に入っているケースが多うございます。具体的にどういう状況になるのか。場合によっては責任を問われる、こういうことは当然出てくるだろうし、しかし、仮定の問題でございますので、ちょっと仮定の問題にはお答えし...全文を見る | ||
○大野国務大臣 安全確保の義務、これは長官にあります。このことは重く感じておりますことを申し上げたいと思います。 | ||
○大野国務大臣 まず、自衛隊の活動でございます。 給水活動は自衛隊の宿営地内で行っております。 それから、その他の公共施設あるいは医療支援活動、これは外でございますけれども、例えば、四月、八月は、例えば迫撃砲が飛んできたとか、そういう問題がありましたので、かなり宿営地内に...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まだ解明できておりません。 | ||
○大野国務大臣 まず、北の方から飛んできたらしい、こういうことがわかっております。それからもう一つは、なぜ信管がついていなかったんだろうか、それとも信管が途中で落ちたんだろうか、これはまだ解明できておりません。 そういうことで、まだまだ背景の情報については把握できていない状態...全文を見る | ||
○大野国務大臣 いわば自衛隊の人道復興支援活動と、それからもう一つは、ODAによる資金協力、これはやはり車の両輪としてやっていかなきゃいけない事態でございます。ただし、ODAの方が進んでないじゃないかという御指摘であれば、これからの課題として頑張っていくということでございます。 | ||
○大野国務大臣 基本的に申し上げたいと思います。 まず、イラクの南東部はその他のイラクの地域に比べまして治安はよい、こういうことであります。それから、南東部の中で、サマワは一番治安がよい。よいというのは、それは比較の問題ですから、比較で申し上げております。 それから、一番...全文を見る | ||
○大野国務大臣 何度も申し上げておりますけれども、自衛隊員の安全確保、このことは防衛庁長官の責任であり、私は、その責任をあらゆる角度から全うしてまいりたい、このように思っております。 | ||
○大野国務大臣 治安という問題を考えるときに、これは戦闘地域、非戦闘地域の問題ではございません、これは憲法上も必ず非戦闘地域でなきゃ活動できないことになるわけですから。我々自衛隊としては、サマワという地域を選んで、ここは非戦闘地域である、この判断をしているわけです。 その上で...全文を見る | ||
○大野国務大臣 自衛隊に対する評価でございます。 私、現地の松村一佐と電話でいろいろな情報を伺いました。松村一佐も言っておりましたけれども、本当に、学校を修復した自衛隊の隊員が道を通ると、小学校の生徒が手を振ってくれるんだ、それから、ムサンナ県の知事のハッサーニさんも、自衛隊...全文を見る | ||
11月02日 | 第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号 議事録を見る | ○国務大臣(大野功統君) サマーワ宿営地内における砲弾の貫通痕と思われるものの発見について御報告申し上げます。 現地部隊においては、現地時間十月三十一日二十二時三十分ごろ、日本時間十一月一日四時三十分ごろ、宿営地の北方向での発射音らしき音、飛翔音及び宿営地内で何かがぶつかった...全文を見る |
○国務大臣(大野功統君) まず、サマワでございますけれども、イラクの南東部というのは一般的に言いまして、その他の地域について、比べまして治安は良い方である、南東部の中でサマワは一番いいところであると、比較的な問題ですけれども、そういうふうな状態でございます。それで、その中でもサマ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 再度同じことを申し上げるかもしれませんが、一番、サマーワはイラクの中で、比較の問題ですけれども、一番治安は安定しております。それから二番、サマーワにおきましては自衛隊の活動というのは大変高く評価されております。シーア派の宗教の長でございますけれども、自衛...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず一つの問題として、迫撃砲とそれからロケット砲、この二つについて格段の差があるのではないか。この点につきましては、もう私申し上げ、くどくど申し上げませんけれども、両方とも数多くの弾を撃っていく、こういう点では同じ目的でございますし、それから射程距離は違...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) あるかないかについて、その背景、意図を今調査中、情報収集中でございます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) もちろん、現場から情報を収集いたしまして現場でも分析ができましょうし、それから我々がやるのは当然でございます。 なお、現場におきましては、サマーワの治安当局、それからオランダの軍隊、それからもちろん自分たちで情報を収集する、住民からもいろいろな話を聞...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、オランダの問題お答えする前に、その計画性、組織性、国際性等が非戦闘地域と関係するような論点でございますけれども、そこをちょっと私申し上げたいのは、これはもう言うまでもないことですけれども、非戦闘地域、この非戦闘地域というのはイラク特措法二条にもちろ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) オランダにつきましては、昨年の六月でございます、来年の三月までということで決めております。それ以降のオランダの政府の方針については、最終的には同国が今後主体的に判断すると考えられております。そういう意味で、オランダの方は既に六月に同国政府の決定により明年...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) それはそういうふうには聞いておりません。 | ||
○国務大臣(大野功統君) まず第一点でございますが、現状では非戦闘地域になったという判断はできません、しておりません。それは、先ほどからるる申し上げている理由からであります。 それから二番目は、治安というよりも、むしろ法律上我々がきちっと申し上げておりますのは、隊員が安全にイ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 私、先ほど言葉で間違いをしたように思います。非戦闘地域と戦闘地域を言い間違えたかと思いますので、そこは訂正さしてください。 それから第二点、第二点でございますが、(発言する者あり)第二点はですね、これは治安と安全確保、これはまた切り口違うわけでありま...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 度々私はイラクの復興、自衛隊の撤退に、撤退あるいは期限の延長ということで申し上げていますが、期限の延長という観点は、それを判断する場合にはイラク復興の状況、そして治安の状況、この二つを申し上げています。撤退という観点というよりも、むしろ延長ということにつ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まずですね、治安の問題を申し上げておりますのは……(発言する者あり) | ||
○国務大臣(大野功統君) はい、済みません。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 先生、お分かりでいらっしゃりながらおっしゃっているんだと思いますけれども、私が申し上げているのは、治安という言葉を使った場合に期限の延長についてはというコンテキストの中で申し上げている、撤退の条件ということで申し上げているわけではありません。したがって、...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 我々の情報収集、私も松村一佐、現地の松村一佐と電話で話をしましたけれども、一つは、治安当局、サマワの治安当局、それからオランダ軍との情報交換、それから住民との接触によってもたらされる情報、こういうことでございます。あらゆる、その他いろいろな面がありますけ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) ロケット弾は射程十数キロであります。そして、直線的に、迫撃砲に比べれば横から直線的に飛んでくるものであります。 いずれにしましても、迫撃砲もロケット弾も、言わば数多く撃って、照準定めて、あそこにねらいを付けて撃つというたぐいの武器ではなくて、数多く撃...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 今、先ほども榛葉先生の御質問のときにお答えいたしましたけれども、この迫撃砲なりロケットを撃ってくるのは夜中でございます。昼間でありましたら、見てたり、あるいは監視装置を使ってきちっと把握できたものでありますし、またもう一つ、心強いことを言ってくれるのは、...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) ここはもう先ほど榛葉先生にもお答えしていますので、繰り返しません。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 弾が飛んでくるということに対しては、私は重大に受け止めております。安全についても万全を期しております。この背景なりなんなりをきちっと調査しなきゃいけない。しかし、その背景について見ますと、フセインの残党とか、あるいは外国のテロはどうもなさそうだと、一部少...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 自衛隊の派遣というのは、先生御存じのとおり、国際協調の中でイラクの人々のために人道復興支援をやっていこうと、こういうことであります。そして、度々申し上げて恐縮なんですけれども、イラク国民からもサマワの住民からも高い評価を受けておることは御承知のとおりでご...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 質的な変化、目的には変わりません。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 現在も安全対策については万全を期しております。今後とも、今回も再点検をいたしました。補強すべきところはいたします。安全に人道復興支援活動をできるようにすることが長官としての責務だと重く受け止めてやっております。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 一般論で申しますと、度々申し上げて恐縮なんですけれども、どういうことをやっているかということを明らかにしますと、敵方に手のうちを示してしまうというようなことになりますので、申し上げにくいんですけれども、例えば監視装置をきちっと備えている、あるいは空中監視...全文を見る | ||
11月04日 | 第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号 議事録を見る | ○国務大臣(大野功統君) 特にございません。 ただ、一つだけ申し上げたいのは、極東、これは政府統一見解でございますが、極東というのは別に地理学的に、地理学的に正確に確定されたものではない、これだけは付け加えさせていただきたいと思います。 |
○国務大臣(大野功統君) それでは、私、申し上げたいと思いますのは、まず、歯止めといたしまして、憲法第九条で認められております自衛権の発動、これは大変大事な問題であると思います。 自衛権の発動としての武力行使というものは、やはり一番、我が国に対する急迫不正の侵害があったこと、...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 町村大臣と心を一にして、そして二つの原則、抑止力の維持、そして沖縄を始めとする地元の負担の軽減、この二つの原則の下に頑張ってまいります。 | ||
○国務大臣(大野功統君) ブッシュ再選についてどういうふうな感想を持つかということでございますけれども、一番にやはりこれほどアメリカの大統領選挙が世界各国の関心を呼んだことはないのではないかと。それは、先生御指摘のように、やはりイラク問題が背景にあるのではないかと、こういう印象は...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) ラビン首相がノーベル平和賞をおもらいになる直前でありましたけれども、私、ラビン首相にお目に掛かりました。そのとき、ラビンさんが本当に深刻そうな顔をしておっしゃっていたことがまだ、私一生忘れないだろうと思います。 それは何かといいますと、平和を維持する...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 今までの日本というのは自分に余り関係ないことにつきましてはメッセージを出したがらなかったんですけれども、出さなかったんですけれども、私はやはり安保理事会として世界の平和にも貢献しようという意気込みを持ってきているわけですから、いろんな問題に今先生のおっし...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 佐藤教授に口頭試問を受けている学生のような心境になってまいりましたが、私は法学部出身でございますので、佐藤先生のおっしゃる、ないことの証明を自らやるというのが難しいというのは本当によく分かるんでありますけれども、ちょっと基本論から始めさせていただいて、申...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 今…… | ||
○国務大臣(大野功統君) あっ、失礼しました。 町村大臣から御説明がありましたとおり、この裁判でこれを裁いていくという道筋が付いておりますけれども、法と秩序を維持する、国内的に法と秩序を維持するということと、国際的に法と秩序を維持していくというのは大変難しい問題があるような気...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) この問題につきまして説明ぶりにつきまして再検討さしていただきますが、再検討さしていただきますということでございます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 法律というのは適用条件きちっといたしておるはずでございます。それに基づいて施設庁長官はお答え申し上げているし、財務省の方も答えていただいているのではないかと。それから、地域、その地域並びにその周辺の問題については、今施設庁長官から総合的に判断してやらせて...全文を見る | ||
11月05日 | 第161回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○国務大臣(大野功統君) このたび、防衛庁長官を拝命いたしました大野功統でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 十月二十二日及び十月三十一日のサマーワ宿営地における事案について御報告申し上げます。 イラク・サマーワにおいて活動している陸上自衛隊イラク復興支援群は...全文を見る |
○国務大臣(大野功統君) 現地サマワで活動をしております自衛隊員、大変灼熱の中で生活しております。また、生活環境も、限られた宿営地内の中で生活をすると。過酷な条件の中で生活をしております。それから、やはり最愛の家族の皆様と長期間別れて過ごしているわけでございます。 こういうこ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 現在、三事業をやっております。 まず、給水でございますけれども、まあ計算の仕方にもよりますが、一日に大体五万人分ぐらいの水を供給している。一人四・五リットル必要だと計算の上で五万人。五万人といいますとサマワの人口の、人口十五万人と言われていますから三...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) オランダは今年の六月に、来年三月十五日までオランダ軍を駐留させようと、こういう決定をいたしております。それから、来年三月になればどうなるか。撤退するという声もあるし、しかしながらそこは最終的にはまだ決まっていない、これが事実関係でございます。 それか...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 防衛庁長官といたしましては、隊員の安全確保義務があるわけでございます。 どういう状況の下に活動しているか。これ、まず非戦闘地域ということでございます。非戦闘地域の中で治安情勢はどうかということで、治安情勢、非戦闘地域、治安情勢等を勘案いたしましてサマ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 先ほど、イラクにおきましてサマワというのは比較的治安が安定していると、このことを申し上げました。 それから、住民との関係でございますけれども、自衛隊の隊員が例えば学校の補修をする、そうすると小学、学生が、子供たちが自衛隊が通ると手を振ってくれる、非常...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 前の長官。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 継続性、国際性、計画性、その他あると思いますけれども、四つの要素があると思います。しかし、それはすべて総合的に判断していくものであり、戦闘地域、非戦闘地域ということにつきましては法律上きちっと、特措法上きちっと明記されております。 一々申し上げません...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 継続性については、今回まで八回ですから、それはいろんな言い方があると思います。判断の仕方があると思います。それから、組織性ということは、いろんな情報を総合しますと、一部少数勢力あるいは部族の一部かなということも情報としてあります。そういうことを申し上げた...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 十二月十四日が基本計画の期限でございます。したがいまして、十二月十四日までは給水活動等をやっている、十五日はやっていない、これが期限の意味でございます。したがいまして、十四日で、十五日でやめまして、それから、これ仮定の話今やっていますけれども、十五日から...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) どのぐらいの期間延長するか。まず、延長するかしないかがまずあって、それからの問題でございます。現段階で申し上げることはできません。ただ、延長するとなればどのぐらいのニーズがあるんだろうか。しかし、一年、これまで一年だったから一年ということが目安になって、...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 人道復興支援といいますのは、やはりイラクの復興の道のりがどうなっているんだろうか、そして民生はどの程度安定していくんだろうか、他の国際機関あるいは他の国がどの程度やっていて、日本はどの程度の協力、貢献をしていけばいいんだろうか、イラクの新政権がどういう判...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 先ほども申し上げましたけれども、イラク南東部の全体の治安の責任、これはイギリス軍がやっております。そういうことも含めて、やはり手だてを、治安維持の手だてをこれから考えていかなきゃいけない。治安、三月十五日という区切りよりも、私が申し上げたいのは、やはりイ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 今後、国連決議がどうなっていくのか、新たな国連決議が出てくるのかどうか、こういう問題は頭の中にしっかりと入れておかなきゃいけないと思います。で、例えば国連決議が六月八日にでき上がって一年ということであれば、そういうことも頭に入れておかなきゃいけないのかな...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) あらゆる要素を念頭に検討して、考えてまいります。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 柳田先生が怖い顔をしているとは思いませんけれども、もし子供に殴り掛かったら、私は直ちに柳田先生の腕を止めに掛かります。 | ||
○国務大臣(大野功統君) どういう想定の下の御質問かちょっと理解できませんけれども、私は、止めに掛かった段階で、柳田パパは恐らく、おれは親だと、これで解決だと思います。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 正しい、米英の行動を支持したことは、私は正しいと思っています。 ただ、情報がなかった、情報が間違っていたと、これは私が柳田先生がパパであるということを知らなかった、こういう情報の不足だと思います。 そこで、ブレア首相も言っておりますとおり、情報の...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 今、遠山先生御自ら、誤報があってはならないという配慮かなと。そのとおりでございます。正に、隊員の人命、人身にかかわることでありますから、やはり正確を期して発表したい、こういう思いが我々にはあります。 したがいまして、十月二十二日の件について申し上げま...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 戦闘地域、非戦闘地域についての考え方は従来どおりであります。何ら変更ございません。 官房長官の御発言でございますけれども、国又は国に準ずる者による行為と判断し得るケースもあり得るという意味での御発言ではなかったかと、このように思う次第でございます。 ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、現在サマワが非戦闘地域である、戦闘地域になったという判断はできません。非戦闘地域であるということであります。それからもう一つ、今後、治安の問題を十分考慮して隊員の安全確保を図らなきゃいけません。それは長官に、防衛庁長官に課せられた重大な責務でござい...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず第一点は、ロケット砲とそれから迫撃砲の違いでございます。 まず射程距離が違います。ロケットは十数キロ、それから迫撃砲は数キロということであります。それから、飛び方が違います。飛び方は、迫撃砲は放物線を描いて飛んでいく、それからロケット弾はやや直進...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 浄水事業でございます。この今、計算の仕方にもよりますけれども、大体一日五万人ぐらいの供給をしております。それで、その他でもNGOでもやっております。しかし、それは浄水じゃなくて給水ということでございます。だから、今本当に喜んでいただいているのは、イラクの...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、私の記者会見からそういう報道になったということでございます。お読みいただいたとおり、私はそういう趣旨の発言はいたしておりません。ただ、いろいろな面で一部の不満分子があるのじゃないか、部族の中にそういう不満分子もあるのじゃないかという情報はありますと...全文を見る | ||
11月09日 | 第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号 議事録を見る | ○国務大臣(大野功統君) 結論から申し上げますと、石破前長官の御意見と私の考え方、変わりません。 一般的に言いまして、山谷先生御存じのとおり、自衛権発動の三要件というのがありまして、一つは急迫不正の侵害の存在、二つ目は他に代替する手段がない、それから三つ目が必要最小限の実力行...全文を見る |
○国務大臣(大野功統君) 報道でいろんな報道があります。御質問は、十二万人となったらどうなんだろうかと。私は大変、山谷先生いろんな面からこの点を御心配なされていらっしゃると評価さしていただきたいと思うんです。 それはなぜかといいますと、自衛隊の評価、例えば、もちろん国を守ると...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 先生も十分御存じのとおりでございますけれども、クルド人の北部三県、それから南東部でございますけれども、南東部は比較的治安は良いと、こういうふうに言われておりまして、その認識は変わりません。 しかし、サマワ宿営地におきましては、あの迫撃砲、ロケット弾が...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 戦闘地域、非戦闘地域という議論は、国際的にまずなされていない議論であります。 なぜ議論が起こるかといいますと、自衛隊が外国へ行きまして、武力行使と一体化するような行動をしてはいけない、武力行使と一体化するような活動と見られるといけない、こういう議論が...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 同じことの繰り返しで恐縮なんですけれども、戦闘地域か非戦闘地域かという議論は、国際的にそういう概念論、やっていないんですね。ですから、我々としては、サマワ以外については何の判断もしていない。しかし、サマワについて、つまり自衛隊が人道復興支援活動をする地域...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、現在においては非戦闘地域であります。それから、戦闘地域か否か、将来どうなるか、これは現在予断をもって言うわけにはいきません。 しかし、我々は、あくまでもこの自衛隊が活動する地域においては非戦闘地域であり、自衛隊が活動する期間を通じてずっと非戦闘...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 自衛隊がその地域で活動する期間を通じてですね、非戦闘地域であるということを申し上げたわけであります。自衛隊がいるから非戦闘地域という議論ではありません。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 海外でも、これは日本国憲法九条との関連でこういう考え方をしているんだな、知る人ぞ知るでございます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 総合的という言葉を抜きにして語るというのは非常に難しいんでありますけれども。 一番の問題は、やっぱり非戦闘地域でなくなった、こういうことであります。非戦闘地域とか戦闘地域というのはまた別途議論がありますけれども、それはちょっと抜いておきまして。 ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 一言だけ。 知る人ぞ知るといういい加減な答弁だと、こういうふうにおっしゃったんですが、これ、日本国憲法の下で武力行使と一体になる海外での行動はしていけない、このことはなかなか世界的に一般の方には難しい議論かと思います。しかし、専門家の間では、それは日...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 直ちに事案の背景等について現地の治安当局と密接に連絡を取りながら情報収集・分析をやっているわけでありますけれども、今の段階でははっきりとしたことを申し上げられる段階ではありません。 ただ、今、この一連の事件が直ちに現地部隊による人道復興支援活動に影響...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) クルド地区以外のイラク、もちろんムサンナ県を含む全土に非常事態宣言が発せられました。しかし、それによって具体的な措置を取りましたのは、ファルージャ、ラマディでございます。で、サマワあるいはムサンナにおきましては、何ら具体的措置は取られておりません。取られ...全文を見る | ||
11月10日 | 第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○大野国務大臣 おっしゃるとおりでございます。 |
○大野国務大臣 イエスでございます。 | ||
○大野国務大臣 この問題、イエスかノーかでは答えるわけにいきませんので、若干説明をさせていただきたいと思います。 先生がおっしゃるのは、いわば非常事態宣言が出ている、それから、多国籍軍、米軍のファルージャへの総攻撃である。このことにつきましてはアラウィ首相も了解しているわけで...全文を見る | ||
○大野国務大臣 もう一度繰り返しますが、防衛庁長官といたしましては、自衛隊を海外へ派遣して、そしてそこで活動する場合に、この場所は絶対に非戦闘地域でなきゃいけない、こういう判断をする立場でございまして、その他の地域について判断する立場にはございません。 | ||
○大野国務大臣 私が申し上げておりますことは、イラク特措法、あるいはその他の場合もそうですけれども、第二条第三項で、自衛隊が活動する期間にわたって、これは憲法上の問題がありますから、非戦闘地域というのはこういうところであるという定義を先ほどから議論しましたけれども、そういう定義に...全文を見る | ||
○大野国務大臣 それは十分検討して決めるべきことでございましょうが、今そういうお答えは、仮定の問題でのお答えは控えさせていただきます。 | ||
○大野国務大臣 たびたび申し上げておりますけれども、我々は自衛隊の皆様に、まず、非戦闘地域である、そして非戦闘地域の中で自衛隊員の生命、身体の安全を確保して、安全の条件のもとに人道復興支援活動をしてもらう、これが問題でありまして、そういう問題について我々は回答を出しているわけでご...全文を見る | ||
○大野国務大臣 ファルージャに派遣することになったらという御質問ですか。基本計画にはそういうことは一切書いておりません。ファルージャは入っておりません。基本計画には、イラク南東部ということを書いて、ムサンナ県ということを書いて、実施要項にさらに、サマワを中心とする、こういうふうに...全文を見る | ||
○大野国務大臣 たびたび国会で御説明申し上げております。イラク全体につきましては、治安について考えてみた場合、地域によってそれぞれ違うと思います。今まで御説明申し上げておりますのは、イラクの南東部、つまり、自衛隊が活動しておりますムサンナ県、サマワ、ここは比較的安定しておる、こう...全文を見る | ||
○大野国務大臣 今先生おっしゃったように、四月に二回、八月に四回、十月に二回、それぞれ迫撃砲あるいはロケット弾が撃たれております。それが自衛隊宿営地の方向へ向かって撃たれておりまして、十月の二発は確かに宿営地内に落ちております。しかしそこで、なぜ信管がなかったんだろうか、これはど...全文を見る | ||
○大野国務大臣 今のは、非戦闘地域の中で治安が悪くなってという問題でありますけれども、自衛隊員の安全確保義務、これは防衛庁長官にあります。したがいまして、安全に人道復興支援に活動してもらう、これが大事なことでありまして、もし安全でないということになればもちろん、活動は一時中断する...全文を見る | ||
○大野国務大臣 治安は比較的安定している、他の県に比べて比較的少ない、その傾向は続いております。先ほど申し上げましたように、ラマダンの季節でございますけれども、衝突案件はふえておりません。 ただ、私が再々申し上げておりますのは、ロケット弾、迫撃砲が飛んでくる、これは重大に受け...全文を見る | ||
○大野国務大臣 事実ではございません。 いまだに、あらゆる面から総合的に判断して、その中の二つの要素、御存じでございますが、イラクの復興の道のり、そして治安情勢の問題、この二つを中心に総合的に判断して決めていこう、こういうことでございまして、報道については、私は報道で知りまし...全文を見る | ||
○大野国務大臣 新聞につきましては私はコメントを差し控えますが、政府の立場、我々の立場というのは、先ほど申し上げましたとおり、これから決めていこう、こういうことでございます。 | ||
○大野国務大臣 イラクへの自衛隊の派遣の意義につきましては、特に、昨年十二月、基本計画を閣議決定した直後、小泉総理から記者会見を通じて国民の皆様にメッセージを送らせていただいております。 そういう意味で、明快なメッセージは伝わっておると思いますけれども、事の起こりといいましょ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 サマワについてのみ申し上げたいと思います。全体については今外務省からお答えがありました。 サマワにおける問題でありますけれども、治安は比較的よい。ただ、ロケットあるいは迫撃砲が飛んでくることについては重大に受けとめています。 その上で申し上げます。 ま...全文を見る | ||
○大野国務大臣 我々は現地の自衛隊と電話でしょっちゅう連絡をとり合っております。 それで、先ほども外務省から答弁がありましたけれども、ムサンナ県においては何ら具体的な措置はとられていない、これは非常事態宣言に関連してですけれども、何ら具体的な措置がとられていない、こういうこと...全文を見る | ||
○大野国務大臣 住民の感情の問題でございますが、その点も今現在は何らございません。 それから、自衛隊が宿営地外に出て活動する問題でありますけれども、これも通常の活動をいたしております。 | ||
○大野国務大臣 決めつけてこう言われますと困るんですけれども、もちろん予断は許されません。しかし、現状では衝突件数もないし、それから今度の非常事態宣言によって何らか影響があったかというと、ありません。具体的な措置もとられておりません。電話連絡で伺ってみましても、特段の問題はないよ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 宿営地内におきましては、一つ、給水活動として、近傍の運河から引いてきた水を浄水する。そして、現地水道局が運行する給水車に毎日供給している。その供給量はおおよそ五万人分程度ではないかということでございます。五万人というと、大体サマワの人口の三分の一ということでありま...全文を見る | ||
○大野国務大臣 予算的に占めると言われますと、例えば食費をどう配分するかなんという問題が出てまいりますので、ちょっと申し上げにくいので、その辺は勘弁していただきたいと思いますが、日数で申し上げたいと思います。 まず、本年一月十九日に先遣隊がサマワ入りいたしました。翌日から宿営...全文を見る | ||
○大野国務大臣 我々の課題は、まず十二月十四日に基本計画が終了しますので、それを延長するかどうか、これを解決してから後の課題でございますが、御質問の向きは、自衛隊が派遣されているんだけれども、選挙が……(川上委員「選挙がなくなれば自衛隊の存在意味はあるか」と呼ぶ)これは仮定の話、...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず、情報収集しっかりやれ、こういうことでございます。 現地のサマワの治安当局とも十分に連携をとりながら情報収集をいたしております。そしてまた、オランダ軍あるいは米軍等との関連も十分に緊密にしながら情報収集に努めております。 私が申し上げておりますのは、確...全文を見る | ||
○大野国務大臣 弾は現地警察に渡してあるそうでございます。 | ||
○大野国務大臣 それは全く我々の把握の外の問題になってまいります。弾は現地警察に渡してあります。発射台等の問題については把握しておりません。 | ||
○大野国務大臣 これは、ライセンス生産等の問題も含めていろいろな要素があって、私も詳しくわかりませんけれども、どこの製品であるということは特定できない、このような事情でございます。 | ||
○大野国務大臣 同じことの繰り返しでございますが、どこの国のものとは判明いたしておりません。 | ||
○大野国務大臣 たびたび申し上げておりますとおり、自衛隊の人道復興支援活動、そしてODAによるイラク復興への貢献、これを車の両輪として考えております。軍事費の負担などということは頭の中にありません。 | ||
○大野国務大臣 イラクの復興に対して日本が貢献していく、この大切さ、意義というものは、先生もう十分御存じのとおりでございますが、やはり地政学的に見て、イラクが安定する、これは中東が安定するということであり、この中東に我が国の石油の九割を依存している。そして、中東の安定こそ世界平和...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず、佐藤先生の御認識の中で、現地の治安はだんだん悪くなっているんではないか、こういう御指摘でございます。 このところは私も努めて御理解いただけるように御説明申し上げているつもりですけれども、治安につきましては、他の地区についても比較的によい、そして、その後、...全文を見る | ||
○大野国務大臣 総理がおっしゃったとおりでございます。 | ||
○大野国務大臣 具体的にということでおっしゃられますと、具体的に申し上げましてと言うことはなかなか難しい状況でございますけれども、例えば、もう活動が全く、外へ出るとドンとやられる、これは万が一、仮定の話ですよ、全く仮定の話として申し上げていますけれども、人道復興支援ができなくなる...全文を見る | ||
○大野国務大臣 サマワは安全でございますが、必要に応じて警護隊がついております。 | ||
○大野国務大臣 先ほど申し上げましたのは万が一という想定で、例えば、外へ出ると何か危険が迫ってくる、その危険な状態については具体的にどうだということはなかなか説明しにくいということを申し上げたわけでございまして、そのことは御理解をいただきたいと思います。 外へ出たら危険が迫る...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず第一には、どのような具体的措置が非常事態宣言のもとでとられるのか、これによって判断は変わってくるかとも思います。しかし、現状で、例えば夜間外出禁止という措置がとられた場合、こういう御質問かと思いますけれども、夜間外出禁止令が出て、その場面でどういう状態にあるの...全文を見る | ||
○大野国務大臣 非常事態宣言のもとで具体的措置がとられましたら、その具体的措置について、どういう状況になるのか、どういうふうに考えるのか、その時点で判断をするのは当然でございます。 | ||
○大野国務大臣 そういう危惧を持っていればこそ、その背景についてきちっとした情報収集をし、分析し、どのようなねらいを持って、あるいは目的を持って自衛隊宿営地の方向へ弾を撃ってきたのか、このことを今情報収集している段階でございます。 情報につきましては確たることを申し上げられな...全文を見る | ||
○大野国務大臣 一部部族という話も聞いておりますということで、確たる情報というわけではありません。そういう風説も聞いておる、こういうことでございます。 | ||
○大野国務大臣 いろいろな情報がございます。したがいまして、今の段階で確たることを申し上げるわけにはいかない、このことをたびたび申し上げているところでございます。 それから、治安につきましては、これは何度も私が御説明申し上げたいのは、治安というのはイラクの他の地域に比べてよっ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 このことも何度も御説明申し上げておりますけれども、サマワの住民と自衛隊の関係につきましては良好な関係である、自衛隊が通りますと子供たちが手を振ってくれる、それから、先ほども申し上げましたけれども、ハッサーニ知事は我が家族の一員のように思うと、こういう非常に良好な関...全文を見る | ||
○大野国務大臣 大多数は、圧倒的多数と言っていいと思います、圧倒的多数は自衛隊に対して高い評価を下していただいております。ただ、そういう勢力があるという情報になっている。このことは、我々として本当に細心の注意を払ってやっていく。これが、自衛隊が安全に人道復興支援に従事できることで...全文を見る | ||
○大野国務大臣 一般論として申し上げますけれども、治安が悪いといった場合に、大まかに言って二つに分けて考えられるのではないでしょうか。 一つは、何らかの政治的意図を持って、例えばフセインの残党ということで具体的に御説明できるかと思いますが、そういう残党が何らかの意図を持って治...全文を見る | ||
○大野国務大臣 特措法に基づきまして基本計画がございます。基本計画では区域の範囲ということを言っております。その中で、人道復興支援というのはイラクの南東部ムサンナ県中心というふうに言っております。さらに、総理の承認を得て防衛庁長官がつくります実施要項につきましては、ムサンナ県、サ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 町村外務大臣の御発言のとおりでございます。 ただ、強調をいたしたいのは、イラクの政治プロセスを考えますと、イラク人による新しい国づくり、これが、来年の一月の国民議会の選挙が第一歩となります。そして憲法をつくり、その後、新政権が来年末には誕生する、これへ向けてや...全文を見る | ||
○大野国務大臣 先ほど外務省から御説明がありました。イラク十八県のうち、選挙ができないのは三つか四つの県である、こういうことであります。全体の趨勢としては、三つか四つの県を除いては選挙ができるんだ。そこで、来年の選挙に向けて治安を安定していこう、こういうことは、先ほど外務大臣もお...全文を見る | ||
○大野国務大臣 新しい国づくりは一番大事なことであります。したがいまして、来年の一月の総選挙へ向けて治安を安定していく、このことが大変重要である。 だから、それが影響するのかしないのかは推移を見ていかなければ、報道はそういう報道があります、そうじゃないという報道もあるのかもし...全文を見る | ||
○大野国務大臣 この点もたびたび御説明を申し上げておりますけれども、現在、だれがどういう意図で弾を宿営地に向けて、あるいは宿営地内へ撃ったのか、このことにつきましては、現地治安機関等と密接に連絡をとっております。事実関係も含めまして、鋭意情報を収集、分析いたしているところでござい...全文を見る | ||
11月10日 | 第161回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○国務大臣(大野功統君) 防衛庁長官の大野功統でございます。本日は、太田委員長を始めとする委員の皆様に防衛庁長官として御報告を申し上げます。 冷戦が終結して十年以上が経過いたしました。しかしながら、冷戦の終結は必ずしも平和の到来を意味しておりません。平成十三年九月十一日の米国...全文を見る |
○国務大臣(大野功統君) 今、山本先生おっしゃったとおりでございます。本日午前八時四十五分に、内閣総理大臣の承認を得て、防衛庁長官が自衛隊艦隊司令官に対し海上警備行動を発令いたしました。 海上警備行動は、本日早朝から国籍不明の潜水艦が先島群島周辺海域の我が国の領海内を潜航する...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 山本先生にはもう正確な御認識をいただいておりますので、私からもう説明することもないと思いますけれども、まず治安から申しますと、治安についてはもちろん予断は許しません。でも、ほかの地区に比べると安定している。それから、時系列で見ても、特段注目すべき、数が増...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 正確を期する意味でちょっとデータを見させてください。 十月三十一日にロケット弾が飛び込んでまいりました。十一月三日から、だから一日、二日と休んで、休んでいた、中はやっております、三日から一部活動を開始いたしました。コンテナ輸送等でございます。それから...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず第一に申し上げたいことは、迫撃砲あるいはロケット砲、十月の二件でございます、十月は二件ございました。ありましたけれども、様々な情報、現地の治安当局の情報あるいはオランダ軍の情報、その他国際機関、米軍等からの情報、現地住民の情報、様々な情報を収集してお...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 読売新聞の報道でございます。お尋ねはその真意は那辺にありやということでございますが、私、読売新聞でございませんので、その真意が那辺にあるか分かりません。 それから第二には、最近どういう、この派遣延長につきましてどういう議論があり、どういう決定をした、...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 私から読売が誤報とか正報とか、そういうことを答える立場にはございません。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 政府内で決定しておりませんので、決定したという報道であれば、それは間違いでございます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 誤報であれば注意をいたしておきます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 再々申し上げておりますとおり、治安は比較的安定しておりますけれども、ロケット弾、迫撃砲が宿営地の方向へ向かって飛んできた、あるいは宿営地の中に入ってきた、これは本当に重大に受け止めなきゃいけない。 そういう意味で、これらの事案の背景につきましては、現...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) そういう報道があったということは私も存じ上げておりますけれども、その今の情報、三人とおっしゃいましたですね、三人がやったと自白したということでありましょうか、そういうことについて確認作業をやりましたが、今先生がおっしゃったようなことにつきましてはこれまで...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 様々な情報が飛び交っているということでありますけれども、私は、その信憑性というのをきちっと最大限の努力を払って把握していかなければ、単なる情報で惑わされてはいけない。したがって、今おっしゃった、先生のおっしゃった事案につきましても、きちっと情報を把握して...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) その記事がどういうふうなルートで出てきたのか、どういう意味を持つのか、いろんな面がありましょうが、やはり情報というのは、正確な情報をはっきりさして国民の皆様に御説明する、その責務はあります。 | ||
○国務大臣(大野功統君) そのような認識を持っています。情報は正確に、そしてそれをきちっと国民の皆様に説明する。これはそういう意味で情報が、情報、いろんな情報ありますからね、それは真偽をきちっとしていく、これは当然のことであります。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 具体的例があれば、その具体的例に即して判断していき、お答えするということが一番分かりやすいケースだと思います。 三番目の例というのは安全確保の問題でありますけれども、安全確保というのは万全の構えをしている、それはもう先ほど申し上げました。 それで...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 政府委員でいいですか。 | ||
○国務大臣(大野功統君) これは安全確保の問題でございます。したがいまして、あらゆる事態は一応構え、考えて想定はしておりますけれども、まず第一は、非戦闘地域である。これはもう非戦闘地域である。そして、その次に安全確保。安全確保については、先ほど来何回も申し上げておりますとおり、こ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 安全確保と、戦闘地域、非戦闘地域と安全確保の問題は別に考える、これは当然です。私もそういう答弁をずっといたしております。それで、安全確保について、ロケット着弾が、事案があったということをもって、例えば、直ちにサマワの現地部隊に対する危険性が増大したという...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 自衛隊員の活動について安全を確保するのが防衛庁長官の責務でございます。したがいまして、宿営地の建物もしたがってしっかりしたものを造っております。だから、例えばロケット弾が飛んできても、横から飛んでこようが上から飛んでこようが、これは絶対安全。しかし、この...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 冒頭申し上げました。今の構え、今の装置、今の訓練、これではもはや対抗できない、こういう状態でございます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) それはもう冒頭申し上げましたけれども、具体的にこういうケースはどうだと、こうケースごとに違ってくると思うんですよ。そういうことをおっしゃっていただければお答えできるのではなかろうかと思います。 | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、説明してはまずいということはありません。説明は何度も繰り返しております。 今の迫撃砲、あるいは今のロケット、横から来るか上から来るかでありますが、夜間この宿営地の中で入っている、建物の中で入って休んでいる、こういう状態であれば被害はありません。...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) だからそれ、それ以上のことについては具体的にどういう場合においてという御質問があれば、それはケース・バイ・ケースで答えさせていただくことができるのではないか、こういうふうに思います。 | ||
○国務大臣(大野功統君) サマワの問題であります。治安の問題は、御理解いただいておりますように、他の地域に比べれば比較的安定している。それから、唯一我々が重大に考えて受け止めておかなきゃいけないのはロケット弾、迫撃砲弾であります。これについては大丈夫だと、夜間宿営地に入っている限...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) その戦闘行為がないと…… | ||
○国務大臣(大野功統君) 活動の期間を通じて非戦闘地域であること、これは条件になっております。したがいまして、基本計画を決めたときにそういう、目で見てこれは安全である、安心である、こういうような判断をしているわけでございます。したがいまして、この基本計画ではイラク全体とは言ってお...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 今回の非常事態宣言をどのように見るか。先生のような見方は当然あると思います。 それから、政治プロセスで考えますと、イラクの政治プロセスで考えますと、やはり新しい国づくりは来年一月の国民議会の選挙で始まる、それから憲法を作って、来年の終わりに新しい政権...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、戦闘地域、非戦闘地域、これは特措法第二条三項で日本が自衛隊を派遣する場合には非戦闘地域でなきゃいけませんよ、こういうことを明確にして日本の自衛隊の行動が武力行使と一体化しない、これを内外に宣言している、こういう問題ですからちょっとおいておきます。 ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 先生、再々おっしゃっているとおり、戦闘地域、非戦闘地域の問題と、それから治安の維持と、この二つの問題、分けて考えさせてください。 予断を許さないというのは、治安の問題で私申し上げているわけでございます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 基本計画にはバグダッドは入っております。そこで、今回の非常事態宣言の下で取られた措置、バグダッド空港は四十八時間閉鎖をしますと、こういう措置との関連でございます。 御指摘の問題につきましては、まず日本の自衛隊の飛行機がですね、C130でございますが、...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 先ほどは、実績がない、こういうことを申し上げました。今度は、法理論的に、それが戦闘地域か非戦闘地域か。 基本計画では、先ほど申し上げましたとおりバグダッドは入っております。そして、非戦闘地域であります。それを変える理由があるんじゃないかという御指摘、...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、バグダッド空港が四十八時間閉鎖される、このことをどう思うかという問題があります。このことは危ないからということもあろうかと思います。それから、何らかの武器を積んでくる、こういうことも、これは全く想像の域を出ませんけれども、こういうこともあろうかと思...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず使ったことがない、今後使うことについては慎重に判断します。これが一つ、現実の問題です。この現実を踏まえて申し上げたいと思います。 あらゆる情報を収集した結果、今バグダッド空港が非戦闘地域ではない、戦闘地域に変わったという判断はできません。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 先生の御高説に耳を傾けさしていただいていたところでございます。 それで、一方において、憲法九条、これは絶対に守っていかなきゃいけない問題であります。憲法九条、自己防衛のために、自主防衛のためにやるんだと、この気持ちは絶対忘れてはならない。それと同時に...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 特措法上、非戦闘地域へ自衛隊を送っております。このことは、度々申し上げておりますように、憲法との絡みで、戦闘地域に自衛隊を出すとなれば、これは武力行使と一体化とみなされる場合が出てくるかもしれない。そういうことで、非戦闘地域をきちっと判断して、決めて、そ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 私は後段で、そのそういう面もあると。ハッサーニ・ムサンナ県知事の発言を引いて、自衛隊がいて、存在して、いろんな活動をしてくれる、それが治安の安定につながってくると、こういうふうに言っておることを現実論として…… | ||
○国務大臣(大野功統君) 自衛隊がいるところはだんだんとこの治安も良くなってくるというような評価があるということを現実論として申し上げているわけでありまして、そこは御理解いただきたいと思います。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 世界的に見てこのイラク問題というのはやはりテロの、イラクをテロの温床としない、それからやはりこのイラクというのは地理学、地政学的に見まして中東の中心でありますから、ここが安定するということは中東の安定につながっていく、それはひいては世界平和につながってい...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 我々の姿勢は、できる限り現地の人々、この現地の人々の手にすべてをゆだねたい、こういうことであります。 しかしながら、給水についていいますと、この浄水活動、浄水・給水活動をしているのは自衛隊の活動であります。それから、一方においてNGO等がやっておりま...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、復興支援活動の関連でございます。 この関連に関しましては、公共施設の復旧整備を実行するに当たりまして、現地の人々を使用いたしております。現地雇用の方々の雇用を増やしていくということであります。それから、運営面、自衛隊の運営面と申しましょうか、そ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、防衛庁といたしましては、十一月四日に第四次イラク復興支援群の編成命令を出しました。引き続きまして十一月五日に派遣命令、部隊交代命令と言っていいかもしれません、今行っている部隊に帰ってきなさい、そして新しいのを出しますよと、こういう命令を発出いたしま...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、イラクの復興支援について世界、国際的、国際的にどういうことを考えなければいけないか。当然ながら、イラクをテロの温床にしてはならない、イラクを破滅国家にしてはならない。 そして、来年の政治プロセスを考えれば、外務大臣からも御説明がありましたけれど...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) この問題は、前石破長官がこの点を見直そうということで、つまり参事官制度がうまく活用、運用されているかどうか、こういう発想法で、今年の年末までに検討を終えて、そして新しい長官の私のところへ報告が上がってくる予定でございます。 私といたしましても、シビリ...全文を見る | ||
11月11日 | 第161回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号 議事録を見る | ○大野国務大臣 まず、昨日の朝早くでございますが、国籍不明の潜水艦が先島群島周辺海域で我が国の領海内を潜水潜航している、潜って航行しているということを海上自衛隊の対潜哨戒機が確認いたしました。対潜哨戒機に加えまして、対潜ヘリコプターあるいは護衛艦も参加いたしておりまして、所要の追...全文を見る |
○大野国務大臣 赤城先生おっしゃるとおり、活動期間を通じて非戦闘地域に自衛隊を出します、こういうことであります。 よく我々申し上げているのでありますが、サマワはほかの地域に比べたら比較的治安はよい、しかし予断は許されない、テロの可能性もある。そこで誤解が生ずるのかもしれません...全文を見る | ||
○大野国務大臣 ファルージャで行われている、あらわれているものが戦闘行為であるか非戦闘地域なのか、こういうお尋ねかと思います。 戦闘行為かどうか、これは我々自衛隊・防衛庁といたしましては、特措法に基づきましてイラクに自衛隊を派遣する、その地域は非戦闘地域でなければいけない。非...全文を見る | ||
○大野国務大臣 赤城先生御指摘の点は、本当に大事な点だと思っております。 いろいろな脅威の場面があります。だから、それに対してこたえていく、対応していかなきゃいけない、そのことは多機能という言葉であらわしております。それからもう一つ、しかしながら、この多機能で、この部隊はこの...全文を見る | ||
○大野国務大臣 町村外務大臣と全く同じ意見でございます。 ただ私、一つだけ強調しておきたい。大臣もお触れにはなりましたけれども、それは、やはり今、世界の中の日米同盟として、日本とアメリカが、どうすれば平和と安全が保たれるか、そういう安全保障の理念や哲学について十分話し合いをし...全文を見る | ||
○大野国務大臣 先ほどもお答えいたしましたけれども、今、沖縄の西あたりに潜航している、こういうことであります。引き続き監視行動をとっております。 それからもう一つ、長時間潜航、潜っておりますので、これは原子力潜水艦である蓋然性が高い。国籍につきましては、まだ申し上げられる段階...全文を見る | ||
○大野国務大臣 先生、まことにポイントをおつきになった御質問でございまして、これに答えますと日本の監視態勢の能力を公開するということになりますので、そこはひとつお答えを免除していただきたい。 それから、どっちへ向かっていっているんだろうか、このことはやはり監視をしていかなきゃ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 繰り返しで申しわけありません。そこまで申し上げますと、やはり手のうちを見せてしまう、こういうことになります。しかし、我々は、そういう面で毅然とした態度をとってこれからやってまいりますので、そのところだけは御理解をちょうだいしたいと思います。 | ||
○大野国務大臣 防衛庁といたしましては、常に監視態勢をとっているわけでございます。昨日早朝に、そのような潜水艦ということを認識しております。ただ、その潜水艦が領海内に入るのかどうか、こういう点も着目しているところでございます。しかし、海の中に潜っている潜水艦でありますから、果たし...全文を見る | ||
○大野国務大臣 私が第一報を秘書官から受けましたのが、六時半ごろでございます。 | ||
○大野国務大臣 各省間との折衝等があったと聞いております。こういう情報があるとまず私に連絡してもらいました。その情報を分析する、いつまで分析したというのは私は存じませんけれども、その情報を分析する、そしてその正確性を期する、そしてどういうふうな処理をする、その調整を各省間でどうす...全文を見る | ||
○大野国務大臣 防衛庁長官のところには、こういう監視態勢をとっていて、こういうものが見られたという情報が来ております。それが六時半。それから、その情報をいろいろと分析している、それから各省庁と折衝している、こういう状況だと思います。 | ||
○大野国務大臣 この問題は、もう先生よく御存じのとおりでありますが、自衛隊法八十二条に基づいて行っております。通常であれば、自衛隊が行動する場合に、例えば安保会議を開くとか、あるいは閣議を開くとか、こういう問題がありますけれども、これも先生御存じのとおり、たしか平成八年の閣議で、...全文を見る | ||
○大野国務大臣 あらゆる折衝をやっていたと私は思っています。 | ||
○大野国務大臣 特に、やはり情報を、危機管理でありますから、そういう意味で正確を期していかなきゃいけない。情報について分析をする、それから、そういうことに対してどういうふうにやっていくか、こういう問題で議論はあったと思っています。 | ||
○大野国務大臣 先ほども引用させていただきました平成八年の閣議決定でございますけれども、そこには、「防衛庁は、我が国の領海及び内水で潜没航行する外国潜水艦を発見次第速やかに外務省及び海上保安庁にこの旨を通報し、当該外国潜水艦への対処に当たっては、防衛庁、外務省及び海上保安庁は相互...全文を見る | ||
○大野国務大臣 私は、自由民主党年金制度問題調査会長をやっておりまして、与党の年金改革協議会の座長もやっております。お答えは十分かと思いますが、念のため、年金にはずっと加入いたしております。 | ||
○大野国務大臣 郵政民営化につきましては、内閣の方針に従って対処してまいります。 | ||
○大野国務大臣 この場でお答えするのが適当かどうか知りません。しかし、一つは、金融システムの中で、膨大なる郵便貯金あるいは簡易保険のお金がどういうふうに吸収されていくのか、どういうふうに有効に使われていくのか、これはきちっと回答を出していかなきゃいけないと思います。また、郵便局は...全文を見る | ||
○大野国務大臣 一議員として、いっぱい議員連盟がございます。一つ一つそういう一議員のことについてお答えするというのはいかがかと思いますので、お答えを差し控えさせていただきます。 | ||
○大野国務大臣 一切ございません。 | ||
○大野国務大臣 安全保障というのは、狭義、広義、いろいろな見方があると思います。先生おっしゃっていましたとおり、外交もそうだし、もちろん人的交流ですね。私は、自民党の外国人留学生問題特別委員長というのをやっておりましたけれども、まさに若い人の交流というのは未来からの大使を育成して...全文を見る | ||
○大野国務大臣 今後、例えば安全保障会議、既に二回ばかり開かれております。三回だったですかね。この安全保障会議の場で、こういう先生のおっしゃった幅広い視野から安全保障問題を考えていきたい。 しかし、我々がつくっていかなきゃいけないのは、新しい防衛大綱であります。そこにあらわれ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 町村外務大臣がおられますので内心じくじたる思いでございますけれども、私は、ODAの役割というのはやはり外交の中の一環であり、これは個人的意見になってしまいますので、やはりお答えしない方がいいんじゃないかとは思いますけれども、例えば、現実問題として考えられますのは、...全文を見る | ||
○大野国務大臣 先生のおっしゃること、私、一々そのとおりだと思って聞いております。 そこで、安全保障会議に臨むに当たって、もっともっと幅広い視野から安全保障を考えていく、このことは頭の中に持っております。持ってまいります。しかし、防衛大綱なりを議論するときはそういう考えでやり...全文を見る | ||
○大野国務大臣 私は、これから一言で言うとすれば、考え方は多機能弾力的、こういう考え方だろうと思います。 多機能というのは、安全保障環境が多様化していく。いろいろな脅威がありますから、いろいろな局面に対応していかなきゃいけない、これが一つであります。ただ、そういう局面に一つ一...全文を見る | ||
○大野国務大臣 自衛隊の災害派遣計画案でございますけれども、現在、南関東地域震災及び東海地震につきましては、人命救助活動等の救助活動を効果的に実施するための災害派遣計画を持っております。被災予想地域外の増援部隊等の指定や当該部隊の増援により、発災後、機を失せずに人命救助活動を第一...全文を見る | ||
○大野国務大臣 ブリーフを受けております。 | ||
○大野国務大臣 申しわけございません、認識しておりませんでした。 | ||
○大野国務大臣 常任理事国入りのためにとか、常任理事国入りをした後の日本の自衛隊の役割、結論から申し上げますと、そういう検討は全くやっておりません。 ただ、一言申し上げたいのは、先ほど津村議員と議論させていただきました。安全保障というのは、もっともっと幅広い視野から検討するべ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 大変アップ・ツー・デートなトピックを取り上げられまして、赤松先生の若々しい御質問にお答えさせていただきたいと思います。 まず、前長官は、そういう検討ということを公式の場で言っていないということだろうかなと思います。問題点は常にいろいろな場面で検討されておるので...全文を見る | ||
○大野国務大臣 大変難しい問題でありますけれども、BMDにつきまして、その将来的な開発あるいは生産段階、配備段階、これをやはり念頭に置いているわけであります。BMDにつきましては近い将来配備計画がある、そういうことでありますが、その問題は、やはり今後の国際的な情勢を見きわめていく...全文を見る | ||
○大野国務大臣 ここのところもまた難しい問題でございまして、らち外からち内かと言われますと、それは、議論が集約しまして、そして結論を得る段階に来るかもしれないし、それから来ないかもしれません。しかし、もう明らかに問題の所在はわかっております。その問題の所在を議論してどういう結論を...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず、この問題を安全保障と防衛力に関する懇談会できちっとまないたの上にのせた、これは御認識いただけるし、我々もそれは一つの示唆であると。 問題の所在は、先ほど申し上げた点であります。そのほかにも、もう先生御存じのとおり、やれヘルメットがどうかとか、防弾チョッキ...全文を見る | ||
11月11日 | 第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号 議事録を見る | ○国務大臣(大野功統君) 中国海軍の現状につきましては、今御説明したとおりでございます。例えば、潜水艦一つ取ってみましても、戦略原子力潜水艦あるいは攻撃型原子力潜水艦、通常の潜水艦約七十隻を持っていると、こういう状況でございますし、旧式のが多いとは聞いておりますけれども、やっぱり...全文を見る |
○国務大臣(大野功統君) 防衛問題ということをどういうふうに考えていくかという基本的な問題でございます。 私は、政治の要諦というのは、やはり国民の皆様に安全や安心をお届けする、これが一番であって、したがいまして国の安全を守るためにどうすればいいか、この理念、哲学がまず先行しな...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 常にそういう警戒監視態勢は取っているわけでございます。昨日の早朝から、国籍不明の潜水艦でございますが、先島諸島周辺海域で行動しているということでありまして、我が国の領海内を、領海内に入るのかどうか、こういう監視は常に続けているわけでございます。 そこ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、トランスフォーメーションの考え方でございますけれども、これはもう田村先生十分御存じのとおり、国際安全保障環境がまず変わった。新しい国際安全保障環境の時代は、二十一世紀というのは二〇〇一年九月十一日から始まったと言われるように、今までは例えばソ連とい...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 存じておりますけれども、詳細は官房長に答えさせてください。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 存じております。詳細は官房長にお願いします。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 田村先生の御質問にもお答え申し上げておりますけれども、そういう領海侵犯に対する監視態勢というのは常に取っているわけでございます。 したがいまして、本件についても、かなり早い時間にはこの領海近辺にそういう潜水艦があるということは分かっておりますが、やっ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、戦闘地域、非戦闘地域ということに関連してこういう問題が出てきて、国際性、組織性、計画性、継続性ですね、この四つの要素が出てきているという御議論があることは認識いたしております。しかし、個々のこれはそういう問題を判断する上での要素でございまして、要素...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 度々申し上げておりますとおり、現地の治安当局あるいはオランダ軍、米軍、国際機関等、あらゆるところと接触し、情報収集に努めております。その中にはもちろん現地の住民の方もいらっしゃいます。 いろんな情報が入ってくるわけでありまして、これがこれだというふう...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 端的に言いまして、前段で、私の答弁の、前回の答弁の前段でお答えしております。後段はあの戦闘地域のところまで踏み込んだわけです。 | ||
○国務大臣(大野功統君) その部分が最初の答弁の後段でございまして、国又は国に準ずるものという情報はないと。したがって、ということでございますが、だれが一体、じゃ背景としてだれがやったんだ、なぜ信管が抜かれたんだとか、こういう情報についてはいろんな情報があって確定的に言えないと、...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 今の非常、失礼しました、イラクの非常事態宣言がサマワの治安に与える影響でございます。 まず、非常事態宣言の下に…… | ||
○国務大臣(大野功統君) はい。 具体的措置を取っているのは一部でございます。サマワでは取られておりません。治安の状態は比較的他の地域に比べたら良い。しかし、弾が飛んでくることについては警戒を要するし、重大な、重大に受け止めておかなきゃいけない。時系列で見て治安について特に注...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 今後、将来の問題としては予断を許さない、こういうことだと思います。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 予断を許さない、それからテロについてもそういうことがあるかもしれない、こういうことでございますけれども、度々御説明申し上げておりますとおり、いろんな情報を収集する、その収集した情報を分析する、その結果から見て、非戦闘地域の要件を満たさなくなったということ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 決定をいたしましたときにそういう条件で出しております。今、今の段階で予断を許さない、こういうことを申し上げているわけであります。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 戦闘地域、非戦闘地域という議論と、それから治安に絡んで最終的に防衛庁長官が持っております、担っております安全確保義務、この議論は分けていただきたいと思います。 何か治安について予断が許さない、このことだけで戦闘地域になったというわけにはいけません。そ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 先生も御明察のとおり、戦闘地域という議論、非戦闘地域という議論と治安の問題は混同してないとおっしゃっていらっしゃいますけれども、戦闘地域、非戦闘地域の議論はきちっと定義されております。 そういう定義に照らして、現状で治安については予断を許さない、こう...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 私は、過去累次申し上げておりますのは、安全、万が一、万々が一、安全でなくなった、こういうことで、安全な状態で自衛隊の諸官が人道復興支援活動をできなくなったら、これは仕事を中断したり休止したり、あるいは最終的に撤退という判断もあり得る、こういうことを申し上...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 現在サマワにおいては、御存じのとおり具体的措置を非常事態宣言の中で取っているわけではありません。 お尋ねの、ファルージャから出ていく者がどういう地域へ行くのか、これはもう情報収集しっかりやってまいります。しかし、我々は毎日常時情報収集に努めておりまし...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 万々々が一の議論ということだと思います。安全体制は万全を尽くしております。安全、その安全体制、安全体制については、私は責任を持って今後ともやってまいります。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 万々が、今現在収集しております情報その他を分析しまして、そういう状態ではない、これは言えます。しかし、先生がおっしゃるように、万々々が一あるじゃないかと、こうあるじゃないかとおっしゃられますと、それは完全に否定はできないと思います。しかしながら、我々は万...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) これは日本独自の法律論だと思います。 | ||
○国務大臣(大野功統君) ちょっと、私、想像でよろしければ答えられますけれども、想像で物を言うと失礼ですから。分かりません。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 御存じのとおり、自衛隊法八十二条というのがございます。そこで、防衛庁長官というものは、海上における人命若しくは財産の保護又は治安の維持のための特別の必要がある場合には、内閣総理大臣の承認を得て、自衛隊の部隊に海上において必要な行動を取ることを命ずることが...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 一義的には海上保安庁の仕事でございます。ただし、海上保安庁の仕事として対応できなくなる場合もあるかもしれない。その場合には自衛隊の仕事として八十二条があるわけでございます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 基本的に変わっておりません。 ただし、先生御存じのとおり、海洋法に関する国際連合条約というのがあります。その二十条でございますけれども、潜水した船その他水中航行機器は、領海においては、海面上を航行し、かつ、その旗を掲げなきゃいけない、こういう国際条約...全文を見る | ||
11月18日 | 第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号 議事録を見る | ○国務大臣(大野功統君) まず、潜水艦でありますから、日本の領海入るときはですね、きちっと浮かび上がって旗を出して、国際ルールに従って入ってくるという意識がなきゃいけない、このことはもう当然のことであります。 それからもう一つはですね、やはり水の中ですから、明らかにこの領海を...全文を見る |
○国務大臣(大野功統君) まず、潜水艦でございますから、どこの国のものであるか、これ特定するのは大変難しい問題が含まれております。したがいまして、今回もある程度大陸の方に進んで、北北東の方へ進んで、ある程度の距離まで行ったところで海上警備行動を解除しているわけであります。したがい...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 誠に残念なことでございますが、まだ特定できる、確実にこうだということが言える段階ではございません。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 度々御説明させていただいておりますけれども、大変過酷な条件の下に勤務している自衛隊の諸官でございます。したがいまして、サマワの派遣隊というのは、派遣群というのはほぼ三か月で交代させていると、こういうことであります。この三か月交代という基本に沿って今度の第...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 乱暴過ぎるじゃないかという御指摘でございます。 ただ問題は、戦闘地域、非戦闘地域ということを分けて考える、これは日本の特殊な事情である。憲法九条に基づいて武力行使と一体とならない、なってはならない、特に海外におきまして、海外におきましては武力行使と一...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) サドル師派でございます。 現時点で、サドル師派と米軍等の衝突が確かにあります。しかし、我々は、これは国又は国に準ずるもの同士の衝突とは考えておりません。また、考えられません。これは、国又は国に準ずるものということであればもう少し組織的に大きなものかな...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 私が申し上げているのは、国又は国に準ずるものとはサドル師派は考えていないということを申し上げているわけでありまして、我々が防衛庁として判断する、国として判断するのは、ここは非戦闘地域である、これだけ責任を持って判断しているわけであります。ここは戦闘行為が...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 繰り返し申し上げて恐縮なんですが…… | ||
○国務大臣(大野功統君) いえいえ、繰り返し申し上げて恐縮なんですが…… | ||
○国務大臣(大野功統君) いや、イエスかノーかで答えられないので恐縮でございますが…… | ||
○国務大臣(大野功統君) 戦闘行為がどう、戦闘行為…… | ||
○国務大臣(大野功統君) 戦闘行為かどうかは我々は、これ一般用語なんですよ、ですから、それは我々は判断はいたしません。 それから、我々が判断するのは、ここが非戦闘地域であって、この非戦闘地域に自衛隊を派遣いたします、こういうことでございます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 佐藤先生の御高説、拝聴いたしました。 公式参拝と言うから問題、事が起こるんでありまして、一体、公式参拝、特段閣僚に義務付けられているものではありません。これは公的に行われているのか、私的に行われているのか。これは、参拝する閣僚各々の意思表示によるとこ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 中東問題、少しは勉強さしていただいておりますけど、権威者ではございませんので、そこだけでははっきり、そこだけははっきりとノーということを申し上げさしていただきたいと思います。 それで、ただし、日本がこれから国際安全保障環境の中で取り組むべきこと、日本...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 隊自体はもう当たり前、当然のことではございますけれども、私直轄になっております。 現在の事案につきましては、検察の方で指揮を取ってやっている、こういう状態でございます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) そのとおりでございます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) この内部、防衛庁内部の問題につきましては、今委員御指摘のとおり警務隊というものがありまして、警務隊で規律を維持していくというシステムになっております。自衛隊あるいは防衛庁というのは、国民の負託にこたえて、国の安全、国民の安心のために奉仕している団体であり...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) はい、御要望に沿わしていただきます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 八時四十五分現在、中国の原子力潜水艦は領海外に出ていたという前提でのお尋ねだと思います。 その点につきましては、我々はこの現場の地形から考えまして、やはりもう一度入ってくる可能性がある、そういうことを考慮いたしております。潜水している艦艇でございます...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 報道にそういうことがあったことは存じ上げておりますが、私自身は検討をしておりません。 | ||
11月25日 | 第161回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号 議事録を見る | ○大野国務大臣 ただいまの御質問は、従来の脅威、例えば対潜水艦というようなことでありますけれども、これを少し軽視しているのではないか、こういう御質問だと思いますけれども、昨年の閣議決定をやりましたときの文章を見ますと、いずれも、陸も空も海も「転換」という言葉を使っております。例え...全文を見る |
○大野国務大臣 我が国防衛のことでありますから、領海に対する守り、これはしっかりしていくのは当然のことでございます。引き続きその点はきちっとやっていきたい。 ただし、大綱にきちっとそこをどう書くかということは、御指摘でございますけれども、従来の考え方に変わりない。大綱には、今...全文を見る | ||
○大野国務大臣 御存じのとおり、海上警備行動というのは総理の承認を得まして防衛庁長官が発動するものでございます。したがいまして、各省間の、内閣あるいは外務省等、海上保安庁は当然でございますけれども、調整というプロセスが一つあります。 それから、今回は、潜水艦ということで、海の...全文を見る | ||
○大野国務大臣 防衛庁内では、正式にとか公式にということではありませんけれども、幹部が集まりまして、今回こういうことであったけれども、こういうふうに、こういう点はということで、話し合いはいたしております。 | ||
○大野国務大臣 各省庁集まってということは、私は聞いておりません。 | ||
○大野国務大臣 事務レベルでは、内閣官房で集まって検証しておるそうでございます。 いずれにしましても、反省すべきところは反省する、検証すべきところは検証して、まず、先ほど申し上げました迅速な行動、毅然たる態度等を原則としながら、反省すべき点は反省していく、こういう態度で臨んで...全文を見る | ||
○大野国務大臣 この点はたびたび私も聞いておりますけれども、やはり水の中を潜っている、海の中を潜っている船でございます。どの程度の日本の能力があるのか相手方に知られる、これをぼやかした方がいいのか、きちっと言った方がいいのか、いろいろ問題もあるわけであります。 日本の能力とい...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず、浮上している船舶でございましたら、これは旗を掲げていないと不審船になります。これはそれなりにきちっとした対応ができるわけでございます。 それから、潜っている船の場合は、日本のそれを識別できる能力については必ずしも明らかにしない方がいい、手のうちを示さない...全文を見る | ||
○大野国務大臣 海洋国家として日本は海の守りが大事だ、先生の信念、よく承りました。 それで、そういう海洋国家の周辺に不審船が来るというのは、大変日本としては注目、注意をしなきゃいけない事態でございます。いかなる場合でも、潜水艦であろうと、海の中に沈んでおろうとも、それとも海の...全文を見る | ||
○大野国務大臣 大変ポイントを集中的に攻撃されておるわけでありますけれども、問題は、今回の案件というのは、六時五十分に官邸連絡室が設置されている。それからその後、情報収集、事実確認等をやっております。海上警備行動の要件を満たすかどうかというような検討もやっております。発令した場合...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず、海上警備行動自体の問題でありますが、領海を侵した船に対しまして、領海外に出ていけ、あるいは潜没潜水艦等に対しましては浮き上がって旗を出しなさい、こういう行動であります。これは警察行動でありますから、わかった段階でという問題が一つある。だけれども、わかった段階...全文を見る | ||
○大野国務大臣 私は、これは、まさに海上警備行動というものは警察権の発動と同じでありますから、危険なものを取り去る、こういう意味で自動的であっていいと思います。 しかしながら、ここが問題なんです。まさに自衛隊という武力行使のできる集団であります。この集団を自動的に発動していい...全文を見る | ||
○大野国務大臣 今私申し上げましたとおり、これは気持ちの上ではもう自動的でいいと思います。しかし、武力を持つものですから、そういうものを発動するわけですから、それはやはりきちっとした手続を踏んでおく。これは、手続を踏んでおくというのは、手続を初めから決めておけばいいじゃないかとい...全文を見る | ||
○大野国務大臣 主権国家日本としては、そんなことは絶対あってはならないことであります。 | ||
○大野国務大臣 同じことを言っているんじゃないかと思います。つまり、手続の形をどういうふうにやるのか、この議論で少しかみ合っていないんじゃないかと思います。 一番初めから言いますと、現場で判断してやるのか、防衛庁長官がやるのか、あるいは今のような形にするのか、こういうことを議...全文を見る | ||
○大野国務大臣 先ほどから申し上げておりますとおり、いろいろな意味で検証をして、改善すべきは改善すべきだというふうに思っています。 | ||
○大野国務大臣 私は、前原委員おっしゃるとおり、海上警備行動を発令すれば直ちに公表すべきであると。 だれが公表すべきであるか、こういう問題があると思いますが、そういう面はきちっと今後手続の面で決めておく必要があるんじゃないか、このように思っております。 | ||
○大野国務大臣 現在、かなりそういう意味では制約されていることは、もう先生おっしゃるとおりでございますけれども、今後それをどういうふうに考えていくか。私はやはりいろいろな角度から検討させていただきたいな、このように思います。 | ||
○大野国務大臣 防衛に対する考え方、長い歴史を持ったものであります。それから、現在はその脅威というのがさまざまに変わってきておるわけであります。その両面から、先生御指摘のようなことを今まさに真剣に取り組んで考えなきゃいけない、これも十分わかるわけでございます。 ただ、一体どう...全文を見る | ||
○大野国務大臣 おっしゃることは、はらわたにしみ渡ってよくわかるわけであります。その間のものをどうやるか、やはり主権国家として主権を守る、領域、領海を守る、当然のことであります。だから、その辺についてどういうふうに考えていくか、これは検討しなきゃいけない課題である、このことを申し...全文を見る | ||
○大野国務大臣 必要であろうかと考えておりますけれども、その点も含めて検討させていただきます。 | ||
○大野国務大臣 航空自衛隊の方でございますが、この航空自衛隊につきましては、警備行動は発令されておりません。航空自衛隊につきましては、十一月十日の海上警備行動の発令後から海上警備行動が終結いたしました十二日午後三時五十分までの間、AWACSを合計七ソーティーにわたり派遣しておるこ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 現実の領空侵犯は起こっておりませんので、あくまでも、ここに言われております十八号の調査研究という趣旨で行われている次第でございます。 | ||
○大野国務大臣 空につきましては、今先ほど申し上げておりますように、警備行動というよりもむしろ調査研究という立場でやっております。その点につきましては、もう少し事実関係を調べてまた理事会に御報告いたしますけれども、今、やはり総合的に考えていくということは、本当に大事な考え方だと私...全文を見る | ||
○大野国務大臣 海上を含めた、海を含めた日本の守り、これは海上保安庁そして自衛隊の仕事だ、責務だ、こういうお考え、全く賛成でございます。 | ||
○大野国務大臣 まず、防衛大綱についての議論の焦点でございます。 これは、やはり安全保障環境が変わってきている、したがって、あらゆる危機、ミサイル防衛から島嶼防衛、あるいはゲリラ、テロ、いろんな場合がある、そういうことで、あらゆる脅威に対して対応できるようにやっていきましょう...全文を見る | ||
○大野国務大臣 もう申し上げることはありません。全くおっしゃるとおりでございまして、本当に御支援をいただいてありがとうございます。そういう観点から私自身は頑張ってまいるつもりでございます。 | ||
○大野国務大臣 まさに、いろいろな意味で、安全保障体制を同盟国と共有していく、こういう考え方は大事だと私は思っております。 その中で、武器輸出三原則、もちろん日本の平和のメッセージとして昭和四十二年から武器輸出三原則という考え方をとってきております。しかし、ミサイル防衛という...全文を見る | ||
○大野国務大臣 例えば、アメリカに武器輸出をすると、そのアメリカからまた場合によっては紛争地域にまでそれが輸出されていくような場合を御想定なさっての御質問だと思います。 私はやはり、平和国家日本として、平和のメッセージを世界に出し続けてきたわけでありますから、そういうことが起...全文を見る | ||
○大野国務大臣 ミサイル防衛の導入ということになれば、そのまま放置しておくわけにはいきません。ミサイル防衛をどうやって運用していくか、このこともきちっと考えていかなければいけない問題であります。 御存じのとおり、ミサイルというのは発射されて十分程度で日本に攻撃してくる可能性が...全文を見る | ||
○大野国務大臣 日本政府は、あらゆる機会をとらえて負担の軽減ということを訴え続けております。しかしながら同時に、この表裏一体をなしているのは、日本の防衛についてアメリカの存在という抑止力が落ちちゃいけない、こういう問題があるわけでございます。当時は当時として、精いっぱい沖縄の負担...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず、この書簡でございますけれども、これは、ティーセンというのは上司ですか、上司が書いたものであります。ティーセン、アメリカ軍の上司ですね。アメリカ軍の上司が書いたものであります。上官ですね。 そういう意味で、これは上司が書いたものとして受けとっていかなきゃい...全文を見る | ||
○大野国務大臣 よく読ませていただきますと、「自らをより大きな危険にさらすことを知りつつ行った彼らの決定及び行動につき、本事故に関係する搭乗員は称賛される。」と。 これは、事故原因と切り離して、搭乗員の姿勢を述べたものだと私は理解しております。事故原因は事故原因としてきちっと...全文を見る | ||
○大野国務大臣 お答えのポイントは、説明責任は絶対必要であるし、これは果たしてまいるつもりでございます。 ただ、トランスフォーメーションの問題について申し上げますと、まず、いきなり個別具体的な話が出てきて、それについてどうかということになりますと、これはいろいろな意味で問題で...全文を見る | ||
○大野国務大臣 御質問は、MDを導入したために予算上他に影響しているではないかというふうにとらえてよろしゅうございますか。(武正委員「はい」と呼ぶ) 日本の防衛というのは、やはり多岐多様な脅威に対して対処していかなきゃいけない、このことはもう武正先生十分御認識いただいていると...全文を見る | ||
○大野国務大臣 問題を制度としてとらえるか、それとも運用面でとらえるか、こういう問題の御指摘かと思います。 今、危機管理監の組織、これは制度の問題ですが、もしそういう面で反省するところがあれば、やはり反省していかなきゃいけない。あるいは海上警備行動というのも、先ほど議論が出ま...全文を見る | ||
○大野国務大臣 繰り返したお答えになりますけれども、やはりシステムがどうこうという問題と運用がどうこうという問題、二つあると思うんですね。運用の改善という面から即応性ということを考えることもできるはずであります。 それから、システムがどうかというと、私、やはりシステムについて...全文を見る | ||
11月25日 | 第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○大野国務大臣 まず非戦闘地域という概念でございます。これは、先生御存じのとおり憲法九条との関係でございます。非戦闘地域の定義につきましては法律上きちっと書いてございまして、これは、例えば、国際的な武力紛争の一環……(佐藤(茂)委員「結構ですが」と呼ぶ)よろしゅうございますね、も...全文を見る |
○大野国務大臣 この問題は地域で見ている。イラク全体として見れば、確かに総攻撃があったりいたします。ファルージャに対する総攻撃があったりしますから非常に治安が悪くなったような印象を与えておりますけれども、実際に、南東部、サマワ中心で見ますと、全然そういう現象は起こっておりません。...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず非戦闘地域という概念でございますけれども、これは国際的に見て法律的に判断しているという国は、私、寡聞にして存じません。日本だけが、やはり憲法九条の問題があってこういう判定をしていかなきゃいけない、そこに問題があるんじゃないかと思いますけれども、まず、国際的な武...全文を見る | ||
○大野国務大臣 冒頭申し上げましたとおり、非戦闘地域、ノンコンバットエリアと言っていいんだと思いますが、言葉としてはあるんですけれども、法律上の言葉で使っているのは日本だけなんですね。しかも、その非戦闘地域はこういうところだというふうに言っておりまして、法律上、戦闘地域はこうこう...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず、三分野で活動をしている、このことは御存じのとおりでございます。その三分野で雇用も創出している、このことも御存じのことだと思います。今までに延べ八万人程度の雇用を創出いたしております。 それから、給水についてのお尋ねでございますけれども、給水は、まず、一人...全文を見る | ||
○大野国務大臣 おっしゃっていることは当然でありまして、国または国に準ずる者というのは非戦闘地域の判断の問題であり、それから安全確保というのは、自衛隊の皆さんが本当に安全に人道復興支援に精励できる、こういう状態をつくり出すのが総理大臣、防衛庁長官の責任でございます。 | ||
11月26日 | 第161回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○国務大臣(大野功統君) おっしゃるとおり、総理並びに防衛庁長官には、自衛隊の隊員が安全に業務に励む、人道復興支援に励むという安全確保義務がございます。 現在、例えばロケット弾、迫撃砲が飛んできますのは夜中なんですけれども、夜中では大体もうすべての隊員の皆様は宿舎に入っておら...全文を見る |
○国務大臣(大野功統君) 戦闘行為というのは、繰り返しになって恐縮ですけれども、国又は国に準ずる組織体同士の国際紛争の一環としての人を殺傷し、あるいは物を損壊する行為であります。そういうことのないこと、地域に自衛隊を送る、そこは我々の責任で非戦闘地域と言っているわけであります。 ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 人を殺傷する等の行為というのが戦闘行為であります。したがって、私は戦闘行為がないということを申し上げようと思っておるんでありますが、私の説明はもう要らないとおっしゃるなら引き下がります。 | ||
○国務大臣(大野功統君) サドル派、サドル師派の問題でございます。先ほど申し上げましたとおり、国又は国に準ずる者同士の武力紛争でございます。したがいまして、今、総理のお答えから、お答えありましたとおり、この国又は国に準ずる組織同士の武力紛争には当たらない、当然のことであります。国...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 我々が申し上げているのは、サマワを中心とする地域が非戦闘地域であると、こういうことでございます。 そこに対して、そこに対してですね、(発言する者あり)待ってください。そこに対してサドル師派がどうのこうのという問題を問われているわけでありますが、サドル...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 御存じのとおり、特措法によりますと、派遣期間は、派遣期間内にその自衛隊の活動、人道復興支援の活動を派遣、その派遣期間内に終了をするということですから、十二月十四日まではそういう活動ができると。 その後ですね、どのぐらい掛かるかという御質問だと思います...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 総理のおっしゃることでありますけれども、念のために確認をさしていただきたいと思います。 イラク特措法に基づく基本計画に掲げる派遣期間、派遣期間とは、あくまでも自衛隊の部隊等が対応措置を開始してから終了するまでの期間を定めるものであります。自衛隊の部隊...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 最初の若林先生の御質問のとき、私、最初に前提として申し上げました。十二月十四日までは与えられた、与えられた仕事をする期間であると。したがって、その後、十五日からは、何というか、整理に掛かる期間になると、こういうふうな認識で、最初に申し上げました。そのこと...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 政府内で十分に意見調整なり法解釈、きちっと書いてあるわけですからね、期間についてはこういうものだということは書いてあるわけですから、その解釈について統一見解を作らしていただいて、御報告さしていただきたいと思います。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 給水につきましては、先生御存じのとおり、今ODAで浄水機を差し上げるということが決定されております。これがいつ設置されるかにつきましてはまだきちっと計画、見通しはできておりませんけれども、来年、早ければ来年早々にでも第一号、第二号ぐらいまではいけるんじゃ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 今どういう筋道を持っているか、こういう御質問かと思います。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 方向性ですね。 派遣についての方向性というのは、やはり、今総理が度々御説明なさっていらっしゃるとおり、やはり復興の道のりはどうなのか。これは、復興の道のりを考えればこれはもう道半ばである、これは明らかであります。 もう一つは治安の問題であります。...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 自衛隊が宿営地に引きこもって外へ出て活動してないんじゃないか、こういうことでございますけれども、数字を挙げて御説明させていただきたいと思います。 一月十九日に先遣隊がサマワ入りしました。翌日から数えて十一月二十四日までの三百十日間でございます。その三...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 御存じのとおり、法律第二条でございます。この法律に基づく人道復興支援活動又は安全確保支援活動を適切かつ迅速に実施することにより、前条に規定する国際社会の云々というのがまず二条にありまして、三条で、人道復興支援につきましては、イラク特別事態によって生じたあ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 対応措置をどう考えるかという問題でございます。 それで、対応措置は今申し上げたように書いてありますけれども、対応措置、例えば使っている機材をそこで返してしまう、あるいは雇用を十四日以後にもどういうふうに始末を付けていくか、終結させるか、こういう問題が...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 私も総理の常識で当たっていると思います。 ただしですね、ただし、問題はそういう細かな問題は残ってくるんですよ。(発言する者あり)十四日で、までにすべて、例えば後しまい、後始末ができるんでしょうかという問題残ってきますよ。そういう場合に、そういう場合に...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 一言だけ。済みません、これで終わります。 総理が、総理がお述べになりました、お述べになりましたのは…… | ||
11月30日 | 第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号 議事録を見る | ○国務大臣(大野功統君) 私は、十一月十九日から二十二日までの間、アメリカ合衆国を訪問し、チェイニー副大統領を表敬し、ラムズフェルド国防長官と日米防衛首脳会談を行い、また、アーミテージ国務副長官と意見交換を行いました。 チェイニー副大統領への表敬においては、私は、米国の軍事態...全文を見る |
○国務大臣(大野功統君) イエス。イエスでございます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 一つは、やはりオープンでない、トランスパラントでない国が一体何を持ってて、どういう装備を持ってて、どういう能力を持ってて、そしてその専制、独裁者と言うとまた語弊があるかもしれませんけれども、そのリーダーがどういうことをやるのか、言わばその点がはっきりしな...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、ノドンでございますけれども、ノドンの配備数についてはいろいろな御指摘があることは承知しております。しかし、北朝鮮が具体的に何発のノドンを保有しているかについては、先ほども申し上げましたように北朝鮮が極めて閉鎖的な体制でございますので、防衛庁としても...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) その蓋然性が極めて高い、ここは言えると思います。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 御想像にお任せしたいと思います。私の口から北朝鮮であるとかどこの国であるとか言うことは控えさせていただきたいと思います。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 中国につきましては、本当にこれから仲良くしていかなきゃいけない国であることは間違いありません。先ほど町村外務大臣からお答えがあったとおり、経済的にはもう貿易が三〇%伸びている、こういうようなお話もありました。しかしながら、一方において、例えば軍備費を予算...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) やはり、検証して反省すべき点は反省する、直すべき点があれば直すべきだと私は思いますけれども、やはり海上警備行動、警察権の発動でございますから、なるべく早く判断を下して発動すべき、発令すべきものである、このところは私は検証していかなきゃいけないんじゃないか...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 海上警備行動でできますのは浮上、潜水している艦船に対しまして浮上要求をする、それから退去要求をする、こういうことでございます。潜水艦が領海内で単に潜没航行を続けている限りにおきましては、今申し上げているような浮かび上がってください、旗出してくださいという...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 例えば当方に対して攻撃を掛けてくる、こういう場合には具体的にケース・バイ・ケースで判断していかざるを得ませんけれども、それに対して正当防衛なり緊急避難という考え方でやっていけるというふうに思いますが、そうでない限り、あくまでも警察行動でありますから、私は...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、オランダのカンプ国防大臣の発言でございます。三月の半ばに撤退することについて三大臣の書簡、オランダの三大臣の書簡を議会へ送付していると、こういうことでございます。したがいまして、そういう方向で進んでいることは事実でございますけれども、国防大臣の発言...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) この非戦闘地域というのは、もう先生十分御存じのとおり、法律的に使っているわけであります。特措法によりまして非戦闘地域に自衛隊を派遣する、こういう仕組みでございますから、じゃ非戦闘地域はというと、こういうことである、そこまではもう今日申しませんけれども、こ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず一番の、問題幾つかあると思いますが、日本軍というふうにイラクで思われているのじゃないか、言っているのじゃないかと、こういう問題でございますけれども、私がイラクというかサマワの方々からいただく手紙でございますが、これは自衛隊、日本の自衛隊というふうにき...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、今回の訪米について、この問題は全く出ておりません。 それから、今回の訪米の中で私が度々申し上げましたのは、やはり戦略対話、そしてお互いの役割、任務等の分担の問題、これをきちっと話していこうじゃありませんかと。これについてはそのとおりであったと。...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 私、冒頭申し上げましたのは、今回の私の訪米においてはこういう話は出ませんでしたと、それから、しかしながら、事務レベルにおきましてこれまでいろいろな個別基地問題の話はアイデアの交換という形で出ておりますと、そしてその具体的な話合いの中身については今の段階で...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 沖縄の負担の軽減という話はずっと言ってきているわけでございます。同時に、アメリカ軍の抑止力の、抑止力を維持するということも言っているわけでございますが、ここで言う沖縄の過重な負担、あるいは負担を軽減する、こういうことは全般的な問題で言っているわけでありま...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 私の発言は、もちろん延長問題については基本計画の延長をどうするか、これは十二月十四日以降の問題で、これは治安の問題とそれからイラクの復興の状況、この二つを見て考えていくと。しかし、何らかの節目があるとすれば、この今から判断する延長問題とは別にして、その何...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 提出させます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) せんだってのイラク特別委員会での議論でございますけれども、これは派遣期間内に日本に帰ってくるという意味ではないと。ただ、問題点としては、派遣期間内に、要するに対応措置を終了しなきゃいけない、この点は一致した見解でございます。 ただ、見解にややずれがあ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、対応措置に残務整理のどこまで入るかということで前回は食い違いがあって、少しそこは整理しなきゃいけない。で、整理いたします。そして、その対応措置、残務整理はすべてやっぱり期間内、派遣期間内に入れてしまった方が分かりやすいだろうということを今おっしゃっ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) この問題はやはり総合的に考えていかなきゃいけない。その主要なポイントというのは、繰り返して恐縮でございますけれども、一つはイラク復興の道のり、そしてもう一つは治安の問題、安全確保の問題でございます。 安全、治安の問題につきましては、サマワは他のイラク...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 先ほど御説明申し上げましたとおり、これはきちっと整理をして明快にいたします。 これ今、今申し上げますと、先ほども齋藤先生の御質問にお答えしましたが、やはり対応措置というものをどこまで考えて対応措置にするか、ここに食い違いがあったわけでございます。した...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 形としては、もちろんイラク特の理事会に報告するということでなっております。中身としまして明快にさしていただきますけれども、中身につきましては、先ほど来申し上げましているとおり、残務整理も対応措置として派遣期間内で終了させるということで整理をいたします。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 誤解がないように一つだけ明白にしておきたいと思いますのは、日本へ帰ってくる日がその派遣期間の終了日内でなきゃいけない、こういうふうには解釈しておりません。対応措置の中に現地におきます残務整理も含めて、派遣期間内で前向きの仕事、残務整理、すべて含めて終わっ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 例示的に申し上げますと、例えば原状回復義務、あるいは使用いたしました物品をどういうふうに処理するか、こういうことを含めて、すべて残務整理は対応措置として派遣期間内に終了してもらう、こういうことでございます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 延長ありきという議論は我々はやっておりません。あくまでも二つの問題、一つはイラク復興の状況、そしてもう一つは治安の状況、つまり安全確保の問題がございます。この二つを軸にして総合的に判断する、こういうことでございます。延長ありきという前提で話は進めておりま...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) オランダの方は、政治プロセスで選挙が済んで、その後三月には現地の治安組織に治安をゆだねることができるのではないか、こういう発想法で三月中旬の撤退を決めたというふうに私は理解しております。 したがいまして、治安の悪化ということじゃなくて、治安は現地に任...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) このカンプ国防大臣の認識でございます。これ、オランダ軍の駐留というのは来年の三月中旬に終了する予定であるけれども、総選挙後の、国民議会選挙後の来年三月にはイラクの治安維持能力が現地の者に、サマワの者にゆだねられる、治安維持能力が向上しているというふうに予...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、サドル師…… | ||
○国務大臣(大野功統君) 失礼しました。 まず、サドル師派でございます。 度々申し上げて恐縮なんですけれども、非戦闘地域、これは特措法上の法律的な概念であると、こういうことを再び念頭に置いていただいて聞いていただきたいんでございますけれども、ある行為がイラク特措法に言う戦...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) ミサイル防衛は昨年十二月十九日の閣議で決定されております。既にその後、ミサイル防衛についての予算は十六年度から付いておる、本年度から付いておるわけでございます。七、八年掛けてこれを配備していく、こういう計画になっております。 ただ、ミサイル防衛という...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) そういうふうに手続を簡略化したいのではなくて、簡略化しないと対応できない、こういう問題でございます。 先生よく御存じのとおり、ミサイルが発射された、恐らく十分から十二分ぐらいで日本の領土に、領域にミサイルが攻撃されてくる。そういう場合に防衛出動の手続...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、どういう判定をしていくのか、こういう問題があるわけでございます。その際に、まず国際情勢の問題があります。それから、その当該国の意思表明の問題があろうかと思います。さらに、ロケットの撃つ、ロケットを立てるといいましょうか、そういう問題。そして、そのロ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) そういう考えの中にあるというよりも、私は、論点整理をして、そしてこれから議論して、そしてきちっとだれでも納得できるような、納得できるというのは、つまりそういう安全保障会議とか閣議とか、こういう手続をもう省略せざるを得ないもんですから、しかし省略しながらシ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 当然の御指摘でございます。当然の御指摘でございますけれども、いわゆる大気圏内の、発射されまして、大気圏内のブースト、ブースター段階におきましては、これはどこへ飛んでいくのかまだ分かりません。したがいまして、その間にやっぱり発射するのは控えなきゃいけない、...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、これは海上警備行動、警察行動であります。防衛出動ではありません。したがいまして、分かった段階でできる限り早く発令をして、それを明快にしていく必要があるんだなと、これは私、感じております。 それから、ただ潜水艦、潜っている潜水艦ですから、いつ、い...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 現在、日米間で行われております共同技術研究でございますけれども、より将来的な迎撃ミサイルの能力向上を念頭に置いております。こういうことを念頭に置きながら、我が国防衛に万全を期するということで引き続き推進していくことが大切だと思っております。 BMDシ...全文を見る | ||
12月02日 | 第161回国会 参議院 決算委員会 第2号 議事録を見る | ○国務大臣(大野功統君) 荒井先生十分御存じのとおりでございますけれども、我が国の領海内で潜没航行する外国の潜水艦に対しましては、平成八年の閣議決定におきまして、自衛隊に海上警備行動を発令いたしまして、そして、相手潜水艦に浮き上がってこい、そして領海外に退去してくれと、こういう要...全文を見る |
○国務大臣(大野功統君) まず、現在、世界規模で行われております米軍の再配備の問題につきまして、日本との間の交渉状況でございます。話合いの状況でございます。 先生御指摘のとおり、小泉総理大臣が常におっしゃっております、まず沖縄等の過重な負担を減らしていくんだ、それが一つ、それ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 米軍の艦艇に対して五十七回でございます。ちょっと申し訳ございません、詳細、何キロリットルという数字は持っていませんが、五十七回給油いたしております。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 金額は、総計、全体でございますが、金額は、総計で百六十八回、五万七千キロで約二十三億円でございます。 米軍の五十七回が幾らというのは、ちょっと手持ち持っておりません。 | ||
12月13日 | 第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号 議事録を見る | ○大野国務大臣 ただいま三つの分野における支援でございますけれども、その中で水の問題、これは浄水機がそろそろ据えつけられてきております。実際この目で見まして、宿営地のすぐそばに浄水機二基、もう建設中でございました。したがいまして、この水に対するニーズというのはだんだん減ってくるの...全文を見る |
○大野国務大臣 まことに残念でございますけれども、今の段階でもはっきりしたことは申し上げられないということでございます。 我々は、もちろん、ムサンナ県の治安当局あるいはサマワの治安当局と十分連絡しておりますし、また、オランダ軍あるいは現地で採用させていただいている現地雇用の皆...全文を見る | ||
○大野国務大臣 ムサンナ県というのは比較的部族の意識が強い県でございます。そういう意味で、近所の皆さんがどういう人なのかよくわかるような地区だと思っております、判断しておりますけれども、そういうところでございますから、わかると言いますけれども、現実には、だれがロケットを撃ったのか...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず、複数の不審者を発見し追尾いたしておりますが、その中で、ついに追尾できなかったということであります。しかし、イラク警察と地元住民が周辺地域を捜索いたしましたところ、おっしゃるとおり、二百キログラム余りの爆発物を発見したということを確認はいたしております。 ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 基本的に言いますと、オランダ軍の方の意思決定というのは、来年選挙が行われまして移行政権になりますと、かなり現地ムサンナ県の治安組織が育成されていく、強化されていくのではないか、こういう前提に立っておると思います。 その上で申し上げたいのでありますけれども、私が...全文を見る | ||
○大野国務大臣 これは、私、数字を手持ちで持っておりませんが、しかも、この数字というのは、ある程度全体で出ているものでございます。サマワでどうということは、私、わかりません、ちょっと記憶いたしておりませんが、かなりの角度で伸びているということは記憶いたしております。ただ、この数字...全文を見る | ||
○大野国務大臣 私は、サマワに参る際に、宿営地内で一泊したいということをかねがね事務方には言っておったわけでございますけれども、極めて残念ながら、日程上、防衛大綱等の仕事があったものですから、どうしてもゼロ泊三日で帰ってこなければならなかった。もちろん予算もそうですけれども、そう...全文を見る | ||
○大野国務大臣 自衛隊がどういう活動をするかというのは基本計画に定められております。選挙監視ということは書いておりません。 | ||
○大野国務大臣 私、まず冒頭に申し上げたいと思います。 私が、野党の皆様は現地を見ていないではないかというようなことは一切申し上げた記憶はありません。そういうことを申し上げるつもりもございません。 ただ、短時間ではございます。短時間ではございますけれども、私はサマワを訪問...全文を見る | ||
○大野国務大臣 ハッサーニ知事はそういうことを言っておられました。 私自身の目で見たことは別といたしまして、いろいろな衝突案件があります。その衝突案件を見てみますと、もちろん、イラク全体といたしましては、例えば八月あるいは十一月のラマダンの時期、ファルージャ総攻撃の時期にはか...全文を見る | ||
○大野国務大臣 まず、オランダ軍が死者を、犠牲者を二人出しているじゃないか、こういうことでございます。だからオランダ軍の方は、治安が悪くなったから帰るんだというような印象の御発言でございましたけれども、オランダの国防長官等から話を聞いてみましても、オランダはそういうことじゃなくて...全文を見る | ||
○大野国務大臣 対迫レーダーを導入するかどうか、十分今検討している段階でございます。オランダ軍が撤退した後どのようなことになるのか、これも一つの材料でございますけれども、何といっても、発射地点がわかるような対迫レーダー、これは場合によっては必要である、こういう認識で今検討している...全文を見る | ||
○大野国務大臣 それは、先生は対迫レーダーを入れた場合ということで御質問されているのではなかろうか、こういうふうに思いますけれども、これは六百人の範囲内でそういうことを考えているわけでございます。したがいまして、今、どうすればどうかという具体的なことは申し上げられません。対迫レー...全文を見る | ||
○大野国務大臣 今外務省から報告がありましたようなことであります。どの時点で六基すべてが稼働し始めるかという問題はございますけれども、問題は、そういたしますと、浄水というニーズはなくなってくるということであります。ただ、自衛隊員自体が使用する水というのは浄水をしなきゃいけない、こ...全文を見る | ||
○大野国務大臣 前にも御説明申し上げましたが、ロケットが飛んできたということで用心のために宿営地外の活動を差し控えた、これが過去三十日ばかりございます。それから、イラクのいろいろな行事のために宿営地外へ出られなかった、これが十日ばかりございます。過去四十日間、宿営地外では活動をし...全文を見る | ||
○大野国務大臣 私も、道路工事をやっております現場を訪ねさせていただきました。そして、工事を一緒にやっている方とも話をいたしました。彼らは、自衛隊の皆さんと一緒にこういう復旧作業ができるのは本当にすばらしいことだという発言でありました。 それで、具体的に何をやっているかであり...全文を見る | ||
○大野国務大臣 確たることは言えませんけれども、言われておりますのは、TNT火薬ではないかということでございます。 | ||
○大野国務大臣 現在のところ、今先生のおっしゃったような情報は入ってきておりません。 | ||
○大野国務大臣 十分にそういうことは今後警戒を持ってやっていかなきゃいけない問題だと思いますけれども、たびたび申し上げておりますが、外部から人が入ってくるということは、ムサンナ県、サマワというのは大変部族社会でございますので、直ちにわかるであろう。そしてまた、ハッサーニ知事により...全文を見る | ||
○大野国務大臣 渡辺先生からお励ましをいただきまして、ありがとうございます。 一〇〇%安全でなくてもというような御発言もございましたけれども、やはり我々は、自衛隊の皆さんに人道復興支援に汗をかいてもらうためには安全を確保しなきゃいけない、これは私どもの責任でございます。今回の...全文を見る | ||
○大野国務大臣 撤収する場合の手続でございます。 これは、当然でありますが、撤収の判断を下す。具体的にどのような手続をとるか、そのときの事情に応じて個別具体的に判断することとなろうと思いますが、政府としましては、しかるべき意思決定を行った上で、防衛庁長官、私の方から撤収命令を...全文を見る | ||
○大野国務大臣 そういうような、先生がおっしゃられるような意味合いで六百人ということを決めさせていただいております。 今後の問題、これはいろいろ出てくる場合もあるかもしれません。しかし、我々は、ここ一年、延長期間内で、六百名内で安全確保もできるだろう、そしていろいろな活動もで...全文を見る | ||
○大野国務大臣 全く渡辺先生がおっしゃるとおりでございます。 せんだってもラムズフェルド国防長官とワシントンにおきまして会談ができましたけれども、本当に率直な意見交換ができたと思っております。 いずれにいたしましても、我々は安全保障という立場から考えて、世界の中の日米同盟...全文を見る | ||
12月13日 | 第161回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○国務大臣(大野功統君) 感覚的、感じということで申し上げたいと思います。 その一つは、自衛官の諸君が実に厳しい環境の中で規律正しく真心込めて人道復興支援活動をやっていた、このことでございます。 それからもう一つは、私も外へ出て町並み拝見いたしましたけれども、子供たちが我...全文を見る |
○国務大臣(大野功統君) 御質問を取り違えて失礼いたしました。 第一に、やはり自衛隊の皆さんが安全に仕事ができる、活動ができる安全確保義務でございます。この安全確保義務というのは総理大臣並びに防衛庁長官に課せられた責務でございます。そういう意味で、安全確保の状況を宿営地内でし...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 私は旗、余りよく分かりませんが、フランスではないかと思っております。 | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、テストされているようでございますが、オランダかなと思いますけれども。 | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、オランダ軍がいなくなった後の問題でございます。 治安、安全というのは大変大事な問題でありますから、せんだって、私アメリカへ行きましてラムズフェルド国防長官と会談をした折にもその問題は議論させていただきました。ラムズフェルド長官も、治安は大切な問...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 現在は、あらゆる角度から検討いたしまして六百人ということを決めさせていただいております。十分とは言えないかもしれない、しかし、治安それから仕事、あらゆる面から考えて六百人が適正な規模であると、このように判断しております。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 非戦闘地域という概念を議論する、これは国際的にはまれなことであることは先生御承知のとおりであります。これはやはり憲法九条というものがあって、自衛隊が海外へ出ていくときは必ず戦闘の行われてないところで活動しなきゃならない。当然のことかと思います。しかし、そ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 対応措置というのは、何のどういう意味での対応措置でございましょうか。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 失礼いたしました。 空輸部隊、安全確保支援活動につきましては空港を使いますので、サマワ以外の地も入っております。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 陸上自衛隊の復興支援活動、人道復興支援活動につきましては、これはサマワ中心でございます。 それから、復興、安全確保支援活動、これは航空自衛隊がやっておりますけれども、その地域にはサマワ以外も入っております。例えばタリルとかそういう地、バグダッドもそう...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、特措法基本計画において、安全確保支援活動というものの可能な、できる仕事でございますけれども、武器弾薬は絶対運んではならないということであります。そこで、アメリカ軍が仮に小銃を持っている等の場合、どう考えるんだろうか。これは、軍人が小銃を持っていると...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 私は、香田証生さんの事件、大変痛ましい事件であって、心からお悔やみを申し上げたいと思います。 しかしながら、国際的にイラクをやはり民主主義国家としてよみがえらしていく、このための国際協力というのが今回のイラク、日本としてはイラクの人道復興支援活動でご...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、先ほど私、バグダッドということを申し上げましたが、バグダッドの市街というのは非戦闘地域という判断はいたしておりません。しかし、国際空港でございます。そしてまた米軍の厳重な管理にあるわけでございます。ということを申した上で、バグダッドへは一回も行った...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、来年の十二月十四日までは非戦闘地域であり続けるべきである、当然の要請でございます。 じゃ、なぜそういうふうな判断をしたか。現状から見て、少し長くなります、簡単に申し上げますけれども、サマワの治安情勢というのは、自衛隊が初めて派遣されましたときと...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 今後、治安の情勢、イラク復興の状況、多国籍軍の状況、政治プロセス、この四つを見ながら適切に対応しろと、こういうことが新しく付け加わったことは主濱先生御存じのとおりでございます。 現状からどういうふうに判断したのか。先ほど若干触れましたけれども、まず、...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 広報体制、特に情報という観点から申し上げたいと思います。 | ||
○国務大臣(大野功統君) 今、谷合先生、正におっしゃったとおり、私、このパブリケーションという意味じゃ本当に反省をいたしております。現場のいろいろな現象がありますけれども、例えばサマワで自衛隊の支持デモがある、ほとんど日本に伝わってきません。日本の自衛隊に対する反対デモがある、非...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 残念でございますけれども、まだ特定、明確なるお答えができない状態にございます。 〔委員長退席、理事阿部正俊君着席〕 もとよりいろいろな意味で、私が今回サマワに参りましたときにも、例えばハッサーニ知事にもそういうお尋ねをしました。そのときハッサ...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) その他の現象について安定していると。 ただ、私、度々申し上げておりますけれども、この迫撃砲、弾だけは、ロケット弾だけは重大に受け止めておかなきゃいけないなと。その他の情勢については安定している、このことをお答えしているわけでございます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) この点は、先ほど来、外務大臣、官房長官御答弁のとおりでございます。今後話合いをしていく、こういうことでございます。 立ち上がったついでに、先ほどの問題点、甚だ無責任だと、こういうふうな御指摘でございますが、我々は責任持って安全確保、そして治安の情勢、...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) これは、先ほども申し上げましたとおり、ハッサーニ、あるいはオランダの司令官、あるいは現地の治安当局、部族など様々な情報収集に努めておりますけれども、やはり夜間のことである、こういうことでなかなかその足跡がつかめない、こういうことでございます。 | ||
○国務大臣(大野功統君) アメリカは、これはラムズフェルド長官でございますが、大事な問題であるから、安全というのは大事な問題であるから話し合いましょうと、こういうことでありまして、イギリスがその総括責任者ということであります。 なお、一言だけ言わしていただきますと、この治安を...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) 岸先生おっしゃるとおりでございます。 特に、私、一つだけ申し上げたいのは、今国益という問題が議論されました。その中で、日米のきずなが大切だと、こういうことも議論されました。でも、私、もう一つだけ付け加えさせていただきたい。それは何かというと、やっぱり...全文を見る | ||
○国務大臣(大野功統君) まず、オランダ軍が三月半ばに撤退するということでございます。 この点は、せんだって来日されましたカンプ国防大臣とも話合いをしましたけれども、やはり交代をするためには次の派遣隊の訓練をしておかなきゃいけない、もう訓練はしていないからこれは既成事実と考え...全文を見る |