大野功統

おおのよしのり



当選回数回

大野功統の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月31日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○大野委員 おはようございます。自由民主党の大野功統でございます。  私は、まず、社会保障と税の一体改革に臨む野田内閣の基本的な姿勢についてお伺いいたしたいと思います。  基本的姿勢といった場合には、一つは政治的な決意、政治的な取り組み、もう一つは政策的な課題、テーマでござい...全文を見る
○大野委員 私が伺っているのは、そういう認識であれば、いつ見切り発車をするのか、小沢氏を説得できなければ、いつ小沢切りをやって本筋の方へ入っていくのか、こういうことを聞いているんです。
○大野委員 だからこそ、私は、この内輪げんか、党の中の問題だから口出すな、こういう趣旨だろうと思いますけれども、だから、内輪げんかだ、こんな内輪げんかを見ている余裕はないよ、こういうことを申し上げているんですよ。  ただ、そういう問題の前に、一つ考えてもらいたいことがある。それ...全文を見る
○大野委員 心が変わった、体が変わったと言うと大変失礼だという御指摘でございますけれども、国民から見たら、当時、三年前の民主党は一体感がありましたよ。今、内輪げんかをやっている民主党ですよ。三年前の民主党は、マニフェストで明快に書いてあった。これは、考え方が変わっています。だから...全文を見る
○大野委員 そういう分析は分析として評価しますけれども、私は感想をどうですかとお伺いしているんです。  感想からいえば、今申し上げました二十四兆なりの減収というのは、消費税換算で何%ですか。一〇%ですよ。これだけ税収が三税だけで落ちていて、それで今、消費税、最終一〇%の目標で上...全文を見る
○大野委員 おっしゃるとおりです。社会保障の安定財源を得るというのは、本当に我々、政治の課題として、自民党も一生懸命取り組んでいるところでございます。  ただし、私が申し上げているのは、増税を考える場合に、やはり、今申し上げたような、財政の削減をどう考えるか、無駄切りをどうやっ...全文を見る
○大野委員 私が申し上げたかったのは、当初、民主党というのは、無駄の削減とか埋蔵金とか、そういうことばかりおっしゃっていた。だから、やはり全体のバランスをとって、税収、支出と歳入とのバランスをどうとっていくか、そういう大きな観点に欠けていたんじゃないか、こういうことを申し上げたか...全文を見る
○大野委員 経済成長が大事であるということはお認めいただいておるわけでございます。  それでは、かつて、コンクリートから人へ、こういうふうなことをおっしゃっていた。インフラ整備というのは経済成長にとって大変大事な問題です。特に、今から地方の経済が発展していかないと、いろいろな意...全文を見る
○大野委員 一九八〇年代以降、世界の各国を見ていまして、地方分散が起こっていないのは日本だけなんですよ。地方の経済発展というのはインフラ整備から始まっていくんですよということを申し上げて、次へ移りますけれども、認識を変えていただかないと、なかなか日本の将来は暗いなと。  次にお...全文を見る
○大野委員 国民の目から見たら、指標を明確にするべきだ、私はそのように思います。  それから、次に、景気対策ということが重要であれば、なぜ、今回の税によってもうちょっと経済対策にかかわることを盛り込んでいかないのか。もっともっと早目に書けることはどんどん決めて書いていっていいん...全文を見る
○大野委員 そういう、今申し上げましたような税の持つ多面的な意味をもうちょっと考えていただきたいと思います。  次に御質問申し上げたいのは、再配分の問題であります。  これは、消費税についても再配分ということを法案には書いてあるようではありますけれども、消費税は逆進性を持って...全文を見る
○大野委員 もう少し伺いたいんですが、時間の問題がありますので、次へ移らせていただきます。  今回は消費税を目的税としていることであります。目的税ということであれば、その目的のための収支バランスがとれていないとおかしい。つまり、消費税を上げても社会保障経費は全部賄えません。まだ...全文を見る
○大野委員 今後の検討課題が随分山積しておりますね。国民の側から見ると、もっともっと今できることは今すぐ明快にしてもらいたい、こういう気持ちで、この社会保障と税の一体改革を理解できるんじゃないかなと。  そういう意味でいいますと、検討課題としていっぱいあります。例えば、住宅取得...全文を見る
○大野委員 社会保障と税の一体改革です。税の中でも一体で改革していく、こういう心意気、これがないとなかなか国民は理解してくれないんじゃないか、私はそのことを申し上げたいと思います。  主な問題がどうしても残っております。もう一つ大変重要な側面が今あるんですよ。  それは何かと...全文を見る
○大野委員 研究をしたいと思うという前向きな御姿勢ではございますが、私は、この研究は、本当に真剣に取り組んで、早急に取り組んでいただきたいと思います。そうでなければ、今はもう日本は改革の時代ですよ。どういう世界が正しいのか、その目標を掲げて、それからバックキャスティングで現状を直...全文を見る
○大野委員 自助、共助、公助ということがよく言われます。今、世の中を見ていまして、共助の世界がだんだん薄れていっているんですね。それを国として、税制としてどういうふうに考えていくのか。共助、これは、家族同士の助け合いがあれば公の部分の役割が少なくても済むかもしれない、こういうこと...全文を見る
○大野委員 総務大臣から大変すばらしい感想を伺いまして、ありがとうございました。  今の点は、ぜひとも真剣に取り組んで、研究を始めていただきたい。そうでなきゃ、おくれます。どうぞよろしくお願いします。  最後にお伺いしたいのは、税というのはあくまでも手段である、このことをどう...全文を見る
○大野委員 まず、お願いというか、申し上げたいと思いますのは、この重要な課題でありますから、内輪げんかあるいは問責二大臣を抱える中で、自民党は優しく協議に応じているわけでございます。そういうことも念頭に、本当に早く内輪げんかをやめて、きちっと議論して、すばらしい議論をした上で、社...全文を見る