大畠章宏

おおはたあきひろ



当選回数回

大畠章宏の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第120回国会 衆議院 商工委員会 第5号
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○大畠委員 日本社会党の大畠でございます。私は、私の持ち時間の中で、基本的に四つの点についていろいろ討論をしたいと思います。  最初に、湾岸戦争に関する件でございますけれども、湾岸戦争に突入してから既に一カ月過ぎました。きのうも、夜といいますかけさの二時に、今まで私も起きていま...全文を見る
○大畠委員 そうすると、大臣は世界平和というものは武力なくして維持できない。要するに、武力こそが逆に言えば平和を維持する手段であるというような、そういう認識を持っておられるのでしょうか。
○大畠委員 大臣の言われることもよくわかるわけでありますが、やはり私はこのような状況になったケースの場合は、日本の動きといいますか、日本の行動というのは本当に大事だと思うのです。いろいろ私もこの湾岸戦争が勃発してから勉強させていただきましたけれども、戦後四十五年間、結果的に中立的...全文を見る
○大畠委員 通産省としてもいろいろ検討されているということですが、いろいろ海外の声なんかを聞いていますと、金なんかじゃなくて人間が動かなきゃいかぬというようなことも言われています。これは私もそうだと思います。  そこで、先ほども申し上げました海洋汚染対策ですとか難民対策、周辺国...全文を見る
○大畠委員 今、各大使館に一人ずつ通産省の担当者、これはこの湾岸戦争が勃発してから派遣したんですか、それとも前々からいる方々ですか。
○大畠委員 それはわかりますが、それでは人が動いたことにならないのですよね。その方々も前から仕事を持っていた、この湾岸戦争が勃発したらまたいろんな新たな任務が始まるんで、逆に言えば、湾岸戦争対策用として例えば何人かの方々を派遣して、いろんな情報を収集するためにおまえ行ってこい、通...全文を見る
○大畠委員 いわゆるそういう行動が、真剣さが足りないと言われているんじゃないでしょうか。やはりエマージェンシーなんですよ。事故なんですよ。事故というか、戦争なんですよ。やはりそれはそれなりの体制を組んで日本も動くという、そういう姿勢を示さないから、こうやって日本は金だけじゃないか...全文を見る
○大畠委員 これもいわゆる参戦国といいますか、例えば世界の中から日本は金だけ出せばいいというのじゃなくて、日本国内も一生懸命に努力しているというのをもっと見えるように、もっと徹底した、例えば過剰包装とかごみの減量とかありますが、これも大変重要なんです。でもやはり今はそれ以上に、何...全文を見る
○大畠委員 いずれにしても、今大臣から答弁がありましたけれども、これから湾岸から入ってくるオイル等は、本当に人の命がかかった、失われた方々の命がまざった形のエネルギー源でございますので、本当に日本の国内でもそれを大事に使う。省資源に努めながら、今お話がありましたように八割ぐらい依...全文を見る
○大畠委員 第二のアメリカといいますか、アメリカはだんだん物がつくれなくなってきたという話がございます。図面があってもそれをつくるだけの技術がなくなってきたというような話も、これはオーバーな話ですが、されているわけであります。日本がそういうことにならないように、ぜひとも積極的なそ...全文を見る
○大畠委員 原子力については、信頼を得るためには、やはり情報というものをタイムリーにわかりやすく真実を伝えるというのが一番だと思うのです。そういう意味では、最近、今回の美浜の事故でも周辺の市村町に対する通報がおくれたんじゃないかというお話もありましたけれども、この情報化の時代です...全文を見る
03月12日第120回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○大畠分科員 日本社会党の大畠でございます。農業それから林業問題について、幾つか現代の課題等について御質問を交えながら討論をさせていただきたいと思います。  最初に林業政策でございますけれども、実は私の地元であります日立市で大変大きな山火事が発生いたしました。この山火事の鎮火に...全文を見る
○大畠分科員 全般的な取り組みについては今お話があったとおりだと思うのですけれども、私も正直言いまして初めて山火事の現場に入りました。また、関係者の皆さんのいろいろなお話も伺ったのですが、山火事の場合には、通常の消防署の手がなかなか及ぶところじゃないなという感じも持ちました。 ...全文を見る
○大畠分科員 今のお話もよくわかるのですが、私は、何かそういう山火事が起こったときにはこういう手順でとんとんとんと手を打っていくのです、協議会を開くのもいいと思うのですけれども、そういう山火事が発生した、それではどういう状況かというのは山に入らないとわかりませんし、また山火事の恐...全文を見る
○大畠分科員 林野庁としてはそういうことだと思うのですが、ぜひこれは横断的に、最近は住宅地もいろいろ土地の高騰等で山側の方にどんどん迫っていますので、この日立市の今回の山火事というものの教訓をぜひ生かしながら、確かにそういう縦割りといいますか、それぞれの分野がありますが、山火事が...全文を見る
○大畠分科員 今二千七百六十九キロメーターということで、大変長い防火帯をつくられたというのですが、その防火帯をつくってあったとしても、手入れが悪くて下草なんかが生えていたら防火帯にならないのですね。私も初めて山火事を見ましたけれども、上の方が燃えるのじゃなくて下草がだあっと燃えて...全文を見る
○大畠分科員 もう一つ、森林を保護するというのは非常に手間がかかります。人手がかかります。いろいろ今大変な状況だと思うのですが、今の子供たち、中学生、高等学校、大学生を初めとして森林愛護ボランティア隊みたいなものを組織して、山の中で働く。防火帯ですとか、あるいは下枝を切ったりなん...全文を見る
○大畠分科員 今回の日立の山火事で被災された方には大変心から残念だと思うのでありますけれども、この教訓を生かしながら、もう一回また森林というものに対する考えを新たにして、日本の森林を守っていく、そういう気概を持って、また接近している方々に対しても一生懸命防火関係については拡充をし...全文を見る
○大畠分科員 時間が来ましたのであれですけれども、もう一問だけ。  今大臣からお話がありましたように、農業は専守防衛だけじゃなくてもう打って出ていく、確かに日本にもいい作物があります、高くても海外で売れるという。茨城県でもナシですとかメロンですとかやっているのが非常に評判がいい...全文を見る
03月12日第120回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○大畠分科員 日本社会党の大畠でございます。  私は、最近の教育問題について何点か御質問を通じながら討論させていただきたいと思います。  まず最初に、義務教育の課題について御質問をさせていただきたいと思います。  私は県議会議員を経て衆議院の方に来たわけでありますけれども、...全文を見る
○大畠分科員 そのとおりだと思うのですが、今の子供たちの精神的な構造をゆがめているのが偏差値の評価ではないかという観点から私は御質問したのですが、大臣はどうですか、この偏差値評価というもの。確かにこれは、例えば実社会に入った場合、会社に入った場合はランクづけをして、例えば査定をし...全文を見る
○大畠分科員 ぜひもうちょっと子供が小学校でも中学校でも学校に行って伸び伸びと、おれはこんなこともできるんだ、これだけ一生懸命やったらちゃんと評価してもらえる、そういう形の学校教育に変えてほしいと私は思います。いろいろな報道番組を見ておりましても、アメリカですとかヨーロッパも本当...全文を見る
○大畠分科員 答申を重視することもいいのですが、私の意見もぜひ中に入れていただきたいと思うのですよ。と申しますのは、答申と申しますとやはり各界の方々がお集まりになって、どちらかというと無難な線に落ちつく傾向があるのです ね。したがって、今政治に必要なのは、実社会がどうなっている...全文を見る
○大畠分科員 予定した項目と大分ずれながら質問させていただいておりまして申しわけございませんけれども、今のお話の内容ですが、私もそう思うのです。特に体験学習というものが最近少ない。今の偏差値評価ですと、ペーパーでしか、点数でしか評価できないのではないかと私は思う。ところが、私の日...全文を見る
○大畠分科員 わかりました。  もう一つ私は提言したいのですが、この湾岸戦争問題でも日本の対応が非常に問われております。日本は何を考えているのかさっぱりわからない。提言するといろいろごちゃごちゃやって、何となくおさまりがいいところで方向づけしているということになっているのですが...全文を見る
○大畠分科員 本当はそのほかに私学の助成の問題ですとか、あるいは留学生対策等についてもいろいろお伺いしたいと思っておったのですけれども、時間が来てしまいました。  一つ最後に、海外に日本の方がもう大変出ておられます。そういう方々に対する教育についてはどういうふうな対応をされてい...全文を見る
○大畠分科員 はい。ありがとうございました。
03月12日第120回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○大畠分科員 日本社会党の大畠でございます。厚生省関係について四点ほど御質問させていただきたいと思いますが、ひょっとすると時間的な配分で、一つ質問することができないかもしれません。御準備いただいた方にはおわび申し上げたいと思いますけれども、まず最初に、今の医療問題の中で一番大きな...全文を見る
○大畠分科員 今大臣の方から、看護婦さんの不足している現状に対して、これからこうしていきたいというような基本的なお考えが示されました。  私も今大臣のお話を伺っておりまして、社会的にも看護婦さんというもの、どうも私ども空気のような存在、もう本当にお世話になったときは看 護婦さ...全文を見る
○大畠分科員 計画上は平成六年ぐらいまでには解消されるということでございますけれども、いろいろ細かい問題点があるかと思うのですが、乗り越えて、ぜひこれは実施していただきたいと思うのです。  それからもう一つ、ちょっとまた細かいのですけれども、いろいろな病院がありますね。いろいろ...全文を見る
○大畠分科員 これはなかなか大変なんですね。悪い話じゃないですが、脱税行為と同じで、割とそういう行為をしているところまで踏み込むにはなかなか人手も必要だし、お金も必要なんですが、やはり日本の医療というものの水準を保つために、規定どおりの看護婦さんを最低でも置かないとだめですよ。こ...全文を見る
○大畠分科員 通常のいわゆる看護婦さん対象じゃない保育所についてはそのとおりだと私は思うのです。私がもしも保育所を運営していたとしても、夜までの保育所というのは大変ですよ。しかし、本当にこの医療問題で看護婦さんが足らないということで必死に、先ほどのように平成六年までに今のままでい...全文を見る
○大畠分科員 それはわかりますが、私も茨城県で、各地域の、都市ごとの中核病院をやりますね。ただし、ある私企業の大きな病院がある場合には中核病院はつくらないのですね。もうその病院に医療のセンター頼みますよということで、ほとんど頼んでしまう。それで、その私企業に任せきりになっちゃうの...全文を見る
○大畠分科員 私のいろいろ得ている情報では、ペーパーではそういう配置をすることとなっておりますが、現実にそういう養成のための施設ですとか、あるいはそういうものの運営ですとかが非常に弱いということで、どんなに決めてもそういう方々が生まれてこなければ配置できませんので、そこら辺ペーパ...全文を見る
○大畠分科員 努力されているのはわかりますが、いずれにしても三十二県。ですから、四十七都道府県としますと、十五府県にはそういう治療室がないということなんですね。これは厚生省も一生懸命頑張っておられるかもしれないけれども、どうもかゆいところに手が届いてないんじゃないか。要するに、大...全文を見る
○大畠分科員 これで質問を終わりますが、いずれにしても福祉問題に対する医療のあり方、これをみんな期待しておりますので、ぜひきめ細かな配慮を持った対策をとっていただくよう要望しまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月12日第120回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○大畠分科員 日本社会党の大畠でございます。私は、建設省関係の何点かの問題についてといいますか課題について御質問をさせていただきたいと思います。  今、この十年間で四百三十兆円の公共投資を行おうという大きな追い風が吹いておりまして、建設省にとっては大変いい状況にあるんじゃないか...全文を見る
○大畠分科員 いろいろな御事情があるというのも伺いました。いずれにしても、日立市を貫く道路というのは国道六号と二百四十五号線という二つしかございません。その二四五も途中で日立駅の前の方で切れておりまして、国道六号に合流されていまして、そういう意味では国道六号がストップしたらもう大...全文を見る
○大畠分科員 あと、今局長の方からお話ありました事業化区域の四・七キロのほかに、未事業化区域というのが五・七キロ残っておりますし、さらにその先の方には、これは六号バイパスということじゃないんですが、国道の二百四十五号線の拡幅というものを可能なところからやるべきじゃないかというよう...全文を見る
○大畠分科員 中央インターのお話がございましたけれども、ここの方については用地ですとかそういうものの弊害はないと思います。そういうことで、予算がつけば順調に進むものと思いますが、私の聞き及ぶところでは、平成六年ぐらいに一つのめどをつけるという話がございましたけれども、それは今どう...全文を見る
○大畠分科員 ありがとうございます。  それで、今二四五と国道六号のお話がありましたが、このほかに常磐高速道路が走っているのです。私ども地元の市民にとっては、常磐高速道路というのはどうも市民道路でございませんでなかなか忘れがちなのですが、大変重要な道路を落としていたことを申しわ...全文を見る
○大畠分科員 冒頭にも申し上げましたとおり、ちょっと過大かもしれませんけれども、四百三十兆円というお金はかなり建設省に回ってくるのではないかと思いますので、ぜひひとつ力を入れて頑張っていただきたいということを要望しておきたいと思います。  それから二点目の課題でございますが、地...全文を見る
○大畠分科員 今お話がありましたけれども、いずれにしても現状の追認といいますか、そういうことで何となくだらだらっと来てしまって、問題点があれば一生懸命対応するという形になっていますので、これは今お話がありましたように歴史がありますから大変だと思うのですけれども、ぜひメスを入れて、...全文を見る
○大畠分科員 わかりました。今のお話は確かに、画一的ということじゃございませんで、そういう事例を念頭に置いていろいろ新しい開発がある場合には、その場合どうなんだということでいろいろ指導していただくということでぜひ御検討をお願いしたいと思います。  その他東京の都市機能の再興のた...全文を見る
○大畠分科員 じゃ、終わります。  いろいろあると思いますけれども、ぜひこの地元の声を実現すべく努力していただきたいと思います。ありがとうございました。
03月13日第120回国会 衆議院 商工委員会 第8号
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○大畠委員 日本社会党の大畠でございます。  私は、今回の審議の対象になりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案等について、この独禁法の改正が自主的に効力を発するよう、そういうことを希望しながら幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○大畠委員 たまたま日米構造協議等で指摘されて始まったということでありますけれども、私もこの問題についていろいろなところでお話を伺っていますが、たまたまではなくて、どうも日米構造協議で取り上げられてそれで急遽対応が始まったというような感じを持っております。したがって、私のとらえる...全文を見る
○大畠委員 この目的についていろいろお伺いしたいのですが、それは中間的な目的ではないかと思うのですね。というのは、私的独占、カルテルあるいは不当な利益、こういうものを防止したい。言ってみれば一番の代表的なものがカルテルだということでありますが、そういうものを防止したいということが...全文を見る
○大畠委員 先ほど小岩井委員からもいろいろ御指摘がありましたけれども、往々にしてだんだんなれてくるとその最終目的を忘れてしまって、自分たちの任務はこれでいいんだという思い込みで始まる傾向もあると思うのです。これは非常に一般的な話でありますけれども、公正取引委員会の基本的な目的とい...全文を見る
○大畠委員 その法の改正の内容についてはわかりましたけれども、この改正をすることによって今問題の何をどうしたい、何を目的としてといいますか何をねらっているのか、それをお伺いしております。
○大畠委員 そのとおりだと思うのですけれども、もう一つ、先ほど申し上げましたとおり日本の独禁法の法改正を行うことによってアメリカやヨーロッパとも対等な環境に市場をしていく、私はそれも大きなこの法改正の目的じゃないかと思うのです。常に日本だけのことを、日本国内のことだけ考えてこれか...全文を見る
○大畠委員 今おっしゃることもわかるのですが、私は技術論議をしているのですけれども、先ほど小岩井さんの指摘で訂正されましたけれども、地球上に存在しない価格をもとに不当利益なんかを算定するのは不可能だという話をされていますけれども、アメリカ、ドイツ、確かにやってないかもしれません。...全文を見る
○大畠委員 そういった運用をしているのだと思いますということで、非常に不明確ですけれども、いわゆるこれだけ日米構造協議で日本が責められているわけですから、逆にアメリカはどうやっているのですか、そういう技術論をしてもいいのじゃないですか。例えば、アメリカの「違反行為により獲得した利...全文を見る
○大畠委員 ちょっと事務局の方にお伺いしますが、本当にアメリカでは一〇%というのですか。何か商工委員会の調査室の一覧表によりますと、一〇%というのはないのですよ。「法人の場合一、〇〇〇万ドル又は違反行為により獲得した利益」というふうに書いてあるのです。それの二倍。だから、課徴金の...全文を見る
○大畠委員 私は、課徴金の話じゃなくて技術論をしているのです。要するに、法律に盛ってあるのですから、必ずそういう違反行為により獲得した利益というものを算出するそういう手法を、システムをアメリカの関係者の機構では持っているのではないか、そういう質問をしているのですけれども。これ、わ...全文を見る
○大畠委員 ドイツはどうなんですか。ドイツでも同じですか。
○大畠委員 委員長の考えを聞いているのじゃないのですよ。私は事実を聞いているのですよ。ドイツではどういうシステムでやっているのですか。
○大畠委員 わからなかったというか、教えてくれなかったのかよくわかりませんけれども、これは私は非常に重要なポイントだと思うのですよね。先ほどから、課徴金の性格は不当な利益を吐き出させること、こういうふうに小岩井さんとの話の中で出てきたのですが、そうならば私はもっと突っ込んで、西ド...全文を見る
○大畠委員 その件については、問題について公式に聞いたところ、いやそういう算出根拠はないとか――では、西ドイツでは違反行為による超過受取額というのをどうやって算出しているのですかね。
○大畠委員 いやしかし、そうおっしゃいますけれども、不当な利益を吐き出させるという大目的を掲げているわけでしょう。聞いたけれども教えてくれなかった、そんな調査の方法はないと思うんですよ。何か教えてくれますかと言ったら、いや、それは教えられません、それで終わりなんですか。そんなに日...全文を見る
○大畠委員 そういうふうな話ですけれども、だって教えてくれなかったからわかりませんでした、そんなことでは、例えば先ほどの法改正の理由の中に、いろいろお話がありましたが、最終目的は一般消費者の利益の確保を図るというのが大目的でしょう。そのためのいろんな手段については、もうありとあら...全文を見る
○大畠委員 先ほどの話じゃありませんけれども、不当な利益を吐き出させるというのが大目的ですね。要するに、仕事がやりやすいようなルールをつくるというのが目的じゃないと思うんですよ。例えばこの不当利益一〇%というものについては、これはアメリカとかドイツ等ではどこら辺までさかのぼってい...全文を見る
○大畠委員 しかし、「違反行為により獲得した利益」というような評価があるんで、私はかなり、そういう「違反行為により獲得した利益」の一〇%と先ほどから言いますが、その分母は何なんですか、分母といいますかベースは。
○大畠委員 一千万ドルというのはわかりますが、「又は違反行為により獲得した利益」とありますね。その「違反行為により獲得した利益」というのはどこら辺までさかのぼったものになっているんですか。
○大畠委員 今まではこの実行期間というのはなかったわけですね、今までは、これまでの独禁法には。まあ三年に絞った。仕事がしやすいということかもしれませんけれども、なくてもこれまでやってきたんですよね。なくてもやってきたんですが、ここでなぜ三年という期限を入れなければならなかったのか...全文を見る
○大畠委員 帳簿の期限が五年であれば五年になぜしなかったんですか。
○大畠委員 それは、そういう申請があった場合には押さえればいいんじゃないですか、帳簿を五年間、その時点で。二年間だけ審決されるまでかかるから、だからその時点から考えると差し引き三年だと言うのですが、そういうときには、そういう違反があれば五年間は捨てるな、この審決が終わるまでその帳...全文を見る
○大畠委員 その技術的な背景はわかりましたけれども、ならば、この三年間というものを何も規定する必要ないんじゃないか。例えば今は二年間ぐらいかかっているかもしれないけれども、これから公取がどんどん体質強化して、人もふやして、例えば半年間でその問題について処理できるような、今はコンピ...全文を見る
○大畠委員 いや私が言っているのは、そういう捜査を始めた、そのときには確かに押さえられないかもしれない。それが今一年から二年かかるから、五年間の帳簿の保存とすれば、その時点からいったらその実際のカルテルをやった状況の三年分しか残っていません、これはわかりますよ。ただし、これからも...全文を見る
○大畠委員 例えば審決が下るまでに二年半か三年かかってしまったときにはどうするんですかね。帳簿類は五年間ですから、二年間ぐらいしか保管されてないんですよね。そのときにその帳簿を捨てちゃった分まで課徴金を取れますか。システムからいうと私はおかしい感じがするんですよ。必ず二年の間に審...全文を見る
○大畠委員 この問題について、そういうものであれば私はそれでもいいと思うのですが、いずれにしてもこれまで期限を設けていなかった、そして、その趣旨として、不当な利益を全部吐き出させるというような趣旨であれば一つの目安として三年というのはわかりますけれども、何かもう一つちょっと釈然と...全文を見る
○大畠委員 物価の水準等を考えて二・五倍にしたということですね。物価の上昇率とかそういうものを考えて二・五倍にしたということですね、結論は。
○大畠委員 わかりました。  それからあと、中小企業の規定の概念があります。一億円以下の会社あるいは一千万円以下の会社ということでありますけれども、これを規定した根拠はどういう根拠でしょうか。
○大畠委員 わかりました。しかし、これは、例えばそっちの法案が変わったら全部変えなければいかぬですね。そういう意味では、法案というのはなかなか複雑な様相を示していますが、その根拠についてはわかりました。  それから次に、先ほど少し話がありましたとおり、独禁法というものは改正すれ...全文を見る
○大畠委員 この独禁法の改正の目的というのは、先ほど言いましたように、内外の企業が公正な、自由な競争ができる環境をつくって最終的に一般消費者の利益の確保を図ること、こういうことでございますが、それをまさに運営する、あるいは実際に行う取引委員会の人選について、例えばアメリカ等ではほ...全文を見る
○大畠委員 今ここに梅澤委員長がおられますので、余りこの問題は深く入らないことにしますけれども、いずれにしても、そういう意味からすると、私は官僚の方々よりも民間人をやはり登用すべきじゃないかなという感じもします。そういう意味では、この問題についてはこれだけにしたいと思います。 ...全文を見る
○大畠委員 わかりますが、公正取引委員会の違反事件を取り扱っている方々は、本当に日夜頑張っていただいていると思うのですね。  私は、人間の能力というのは限界があると思うのですね。したがって、今お話ありましたけれども、平成三年十名というのですが、一けた違うのじゃないか。百名ぐらい...全文を見る
○大畠委員 今お話がありましたけれども、部内でのコンピューターによる情報管理というのもあれでしょうけれども、コンピューターの導入については、徐々にというのではなかなかうまくいかないですよ。だから、全体的なプランを立てて、計画的にすぽんすぽんと人員投入とか機器投入していかないと、少...全文を見る
○大畠委員 六十一年度の前はどうだったのですか。
○大畠委員 やってないというわけじゃないですね。
○大畠委員 こういう制度もありますので、公取としてはそううるさい人との対話というのは余りやりたくないかもしれませんけれども、先ほど小岩井さんからお話がありましたとおり、公正取引委員会というのはだれの味方だというと、一般消費者の味方なんですよ。私はそういう姿勢をどんどん強めてほしい...全文を見る
○大畠委員 そうかもしれませんけれども、少なくとも五分の一程度は、最終目的がそういう目的なんですから、入れるべきではなかったのかなと私は思います。これはもう既に済んでしまったことですからとやかく言いませんけれども、いずれにしても、何遍も申しますように、この公正取引委員会というのは...全文を見る
○大畠委員 よくわかりました。  私は、公正取引委員会というのは、先ほどから何度も申しますように、一般消費者にとっては本当に重要な位置づけでありますし、頼もしい存在になってほしい、そういう意味では、先ほどもいろいろ申し上げましたとおり、公正取引委員会の機構も、そして人員も本当に...全文を見る
03月15日第120回国会 衆議院 商工委員会 第9号
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○大畠委員 日本社会党の大畠でございます。  産業技術に関する、研究開発体制の整備に関する法律の一部を改正する法律案について御質問したいと思います。  ただいま小岩井委員、また安田委員の方からいろいろ御討論がありましたけれども、まさに日本の産業技術分野における研究開発というの...全文を見る
○大畠委員 私が伺っておるのは、今回の法改正というのも国際的な共通の、なるべく同じようなルールのもとの特許ですとか技術開発という体制を整えようという趣旨だと思いますけれども、これまでの日本を考えますとこういう状況じゃなかったのですね。なかったのですが、例えばアメリカとかイギリスで...全文を見る
○大畠委員 もしもアメリカ、ヨーロッパ関係で同じような「相手国においても我が国と同様の措置が採られていることを要件とする。」という条件がついていれば、日本は多分共同研究に入れなかったのじゃないですか。どうですか。
○大畠委員 私が思いますには、この条件というのは要らないのじゃないか。要するに国際的な共通ルールというものを目指す、あるいは日本も国際的なそういうアメリカ、ヨーロッパの条件と同じようなルール化をするというのであれば、この「相手国においても我が国と同様の措置が採られていることを要件...全文を見る
○大畠委員 今、国際的な常識という話がありましたけれども、ぜひその常識をもうちょっと明確に、どうも「同様の措置」というのはいまひとつ明確じゃないのですね。したがって、国際的な常識、これを日本の今回決めようとしているこのルールと同じ措置じゃなくて、すなわち特許制度がきちっとなってい...全文を見る
○大畠委員 今いろいろな議論がありまして、小岩井委員からも後進国じゃない、発展途上国だということで、言葉というのは大変重要でございますので、ぜひお願いしたいと思います。
○大畠委員 それから、あと中小企業の保護の話が安田委員あるいは小岩井委員からありましたが、私も産業分野に生活しておった者ですけれども、そういう意味から見ると、どうも中小企業がこういう大きなあるいは斬新的な最先端の技術に浴することがなかなか難しい状況がございます。例えば、今中小企業...全文を見る
○大畠委員 今のお話の中の積極的に進めていきたいというものの中に、中小企業をなるべく参加させる、そういう工夫をいろいろしてやっていきたいというように解釈をしたいと思います。よろしくお願いします。  それからもう一つですが、今いろいろお話しの中で、今回の法改正はまさに諸外国のルー...全文を見る
○大畠委員 自主的にやるのはいいと思うのですけれども、これからそういう問題についても――いつもたたかれるのは日本なんですね。おまえらはアンルールだ、要するにルール違反じゃないか、おれたちとは日本人というのはちょっと異質なんだということを言われていますが、逆にこういう問題こそ日本が...全文を見る
○大畠委員 ぜひそういうルールづくりをやって、日本企業でも今一生懸命国際的な共同技術研究にも絡んでいますので、そういう意味では日本の企業が余り日本だけで突出したルールをつくって非常にアンフェアな形にならないように、逆にぜひそういう国際的なルールづくりのリーダーシップをとるような気...全文を見る
○大畠委員 そうすると、国が五〇%、その開発に当たって発明をした人の属する企業が五〇%、そういう特許権を持つということですね。
○大畠委員 それはだれが判断するのですかね、その三〇%とか七〇%とか、国が七〇%で企業が三〇%とか、それはどういう解釈をするのですか。
○大畠委員 しかしながら、国が七〇%その人が三〇%というけれども、国は何にもやっていないのですよね、言ってみれば。まあお金を出していますが。その人が一生懸命考えて特許をとるわけですから、確かに公知の事実があって、それを利用してその人が考えて特許をとるのかもしれないけれども、その人...全文を見る
○大畠委員 先ほどから小岩井委員あるいは安田委員からお話がありましたけれども、そこがちょっとおかしいのではないですか。海外企業が入っていれば、海外企業だろうが国内企業だろうが特許権を持つことができる、しかし海外企業が入っていなかったら日本の企業が参加をしていても特許権を持つことが...全文を見る
○大畠委員 私は国会議員になってこの一年間、常任委員会でもいろいろなところで質問させていただきましたけれども、一番おもしろくないのは、こうやって問題点があらわれながら、出された法案というのは全然変わらない。私は何のためにここで質問しているのだろうか、時々私は疑念に思いますよ。この...全文を見る
○大畠委員 国際的な状況を見ますと、フランスも研究実施者、ドイツも研究実施者、アメリカも国内企業においては研究実施者、イギリスだけが国になっていますけれども、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、この主要国のうちの三国はもうそういう研究実施者に、フィフティー・フィフティーでも結構...全文を見る
○大畠委員 要するに、今、日本は非常にアンフェアであるということを言われておるのですが、こういうルールも、もしも世界的な潮流があれば、そういうフェアといいますか、国際的な共通のルールに向けてぜひ努力をしていただきたいということをお願いしたいと思います。  それから、ちょっとまた...全文を見る
○大畠委員 そうすると、共同研究した、関与した企業は、これは無償で使えるのですか。一緒に共同研究した九社というのは無償で使えるのかあるいは有償になるのか、それはどちらでしょうか。     〔佐藤(謙)委員長代理退席、委員長着席〕
○大畠委員 わかりました。  それから開発のときに、例えばその十社のうちの三社の方が共同研究して、その成果として特許を申請したときには、三人の共同出願ですから、その三人の属する企業の特許にそれぞれ配分されますね。その場合に、その三社のうちの一社が、共同出願したあと二社の方にも了...全文を見る
○大畠委員 要するに、無償で使えるということですね、共同出願した三者の方は。そういうことですね。
○大畠委員 そういうことですか。特許を出願した企業は無償でこの特許を使えるということじゃないのですか。
○大畠委員 そうすると、ここの無償というのは、まさに国の持っている特許の使用料については無償または廉価という判断でよろしいのですか。
○大畠委員 もう一つ、「時価よりも低い対価」という表現の解釈でありますけれども、廉価というものはどういうふうに考えているのですか。
○大畠委員 そこら辺のルールづくりもぜひお願いしたいと思います。  次の質問に移らせていただきますが、今回の法改正のバックグラウンドに、先ほどお話し申し上げましたとおり、日本の基礎技術に対する取り組 み姿勢あるいは国際的な共同研究を進める上での日本の態勢そのものをぜひもっとオ...全文を見る
○大畠委員 私も私立大学の工業系の研究室におりましたけれども、大学の研究室というのは本当に金がないのですね。それで今、特に技術系の大学の研究室の元気がなくなってきているんじゃないか。それに比べて民間の企業の研究室というのはかなり進んでいます。研究対象の内容についても非常に金がかか...全文を見る
○大畠委員 ありがとうございました。
04月12日第120回国会 衆議院 商工委員会 第12号
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○大畠委員 日本社会党の大畠でございます。  午前中からこの大店法を中心とした議論がされているわけでありますが、私は既存の商店街の活性化といいますか、そういうものを中心としていわゆる商業集積法、正式名称は特定商業集積の整備の促進に関する特別措置法案、それから、民間事業者の能力の...全文を見る
○大畠委員 今のそれぞれの項についての説明はわかりました。  それから、第四条の第一項で大臣が「基本指針」を定めるとしておりますけれども、各関係大臣が、通産大臣、建設大臣及び自治大臣ということであります。この基本指針ですが、北海道から九州までを含めて、先ほど加藤委員あるいは小岩...全文を見る
○大畠委員 順次御説明いただいて、それからまたまとめていろいろ御質問したいと思うのですけれども、その次に第四条の第三項で「情勢の推移により必要が生じたときは、基本指針を変更するものとする。」ということであります。これも先ほどの話と同じでありますけれども、地方の実態を踏まえてその情...全文を見る
○大畠委員 私は、午前中にも私どもの委員から指摘されましたとおり、国がそういう地方の実態を踏まえた基本方針というものを定めて、かつ情勢の変化をつかまえていろいろ考えていくということ自体に無理があるんじゃないかなと思うのですね。それでなくても国がやるべきものというのはたくさんござい...全文を見る
○大畠委員 第三項の方に確かに「都市計画との調和が保たれ、かつ、地方自治法第二条第五項の基本構想に即したものでなければならない。」と書いてありますけれども、この項でいわゆる消費者並びに街づくりの専門家の意見が十分入った形でこの基本構想が練られるんだというのは、ちょっと飛躍し過ぎて...全文を見る
○大畠委員 その次の質問に移りますが、第九条の第二号に定める事業とは具体的にどういう事業を考えておられるのか、お伺いしたいと思います。
○大畠委員 次に、民活法に関する改正案について二点お伺いしたいと思います。  一つは、第二条の第一項十三号に定めるものとしておりますけれども、具体的にはどのような内容を考えておられるのか、お伺いしたいと思います。
○大畠委員 余り具体的な内容でちょっと理解しがたいところもありますけれども、また次の質問の中でお伺いしていきたいと思います。  それでは、農林省、見えていると思うのですけれども、同じように第二条の第一項十四号に定める施設云々がございますが、大体具体的にどういうものを想定されてお...全文を見る
○大畠委員 それから小振法について三点ほどお伺いしたいのですが、この小振法の中の第四条の第六項に示す「政令で定める要件に該当するもの」とは具体的にどういうものを指すのか、お答えいただきたいと思います。
○大畠委員 それから、同じように第四条第六項に示す「当該商店街整備等支援計画が政令で定める基準に適合する」とは具体的にどういうことを示すのか、答弁をいただきたいと思います。
○大畠委員 それから最後になりますけれども、第四条の第二項の「店舗を一の団地に集団して設置する事業」とは具体的にどういう内容を示すのか、お伺いいたします。
○大畠委員 以上、今回御質問しようとしている三つの改正法案の主な点についてお伺いしたわけでありますが、この三つの法案というのは、午前中御質問がありました大店法の改正案に伴って地元の既存の商店街、この既存の商店街をどう活性化していこうかという意味では非常に重要な法案だと私は思います...全文を見る
○大畠委員 その基本指針が定まって、その指針のもとに地元が中心になってその地域のことを検討し始める、そしてそれを知事に答申をして認可を受けて、また国の方へ上がってくる、そして予算づけをしてもらって地元の方に返って、そういうものを実際に行っていく、そういうものを考えていくと、今万一...全文を見る
○大畠委員 私が申し上げておるのは、要するに国が予算と権限を持ってコントロールするということよりも、もっと判断経路というのを、国が身軽になって権限と予算というものを地方自治体に提供してもうちょっと反応を早く、地元の情勢に従って市町村が計画して県が認可をして即実行できるように、国ま...全文を見る
○大畠委員 今回私ども社会党も大店法改正の法案がありますが、もしもこの政府提案の大店法の改正案というものが通ったと仮定して、日本の全国で大体平成三年あるいは平成四年ぐらいに、なかなか見通しが難しいかもしれませんけれども、どのくらいの大型店あるいは大規模なショッピングセンターという...全文を見る
○大畠委員 私が今お伺いしたのは、大店法の緩和に伴う地域、いわゆる既存の商店街の活性化のためにこの三つの法案ができていると理解しているわけでありますが、今、月百件というような話もありましたけれども、私の方でいろいろ資料を調べてみますと、平成四年から五年にかけてオープンする大型店と...全文を見る
○大畠委員 予算的な措置というものは大変重要だと思うのですが、この三つの法案の趣旨を生かすために、地元地域からのそういう要請には予算的にも最大限に配慮して対応するように、また、予算以上のそういう申請があった場合には、いろいろ検討をされると思うのですけれども、非常に古くから一生懸命...全文を見る
○大畠委員 今、二分の一は国と県という話がありましたけれども、東京都のように財政が豊かな地方自治体もありますし、あるいは財政基盤が非常に弱い県もありまして、法案を適用することによって、その地域の、県の財政を圧迫してしまうおそれはないでしょうか。
○大畠委員 今お話がありましたけれども、とに かく地方自治体も非常に財政的に、よく三割自治とかなんとか言われておりますけれども、地方自治体の財源を余り圧迫するようなことのないように、今のような方針のもとにぜひ強力にやっていただきたいと思います。  それから、いろいろ議論を進め...全文を見る
○大畠委員 建設省の方でもそういうバックアップをぜひお願いしたいと思います。  既存の商店街の活性化を中心に質疑をしてまいりましたけれども、いずれにしても、店舗の集団化とか駐車場の整備とともに消費者に非常に魅力ある街づくりを進める必要があると思います。そういう意味では、今回の法...全文を見る
○大畠委員 いろいろ質疑応答させていただいてきたわけでありますが、いずれにしても、趣旨としては非常にわかるのですけれども、どうも地方自治体の権限の強化あるいは財政の強化というものにもうちょっと配慮をした法案をつくるべきではなかったのかということを指摘したいと思います。いずれにして...全文を見る
04月22日第120回国会 衆議院 商工委員会 第14号
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○大畠委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党及び進歩民主連合を代表して、ただいま議題となっております特定商業集積の整備の促進に関する特別措置法案及び民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案に対して、賛...全文を見る
04月23日第120回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
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○大畠委員 日本社会党の大畠でございます。私は、この科学技術委員会での初めての質問でございますので、日本の科学技術に関する全般的な課題について質問を交えていろいろ討論したいと考えます。  最初に科学技術の研究についてでございます。  私はある企業の出身でございますけれども、企...全文を見る
○大畠委員 年間予算七百五十七万円ということですが、これは人件費とかそういうものは全部除いた純粋な研究に用いられる、いわゆる機器の購入ですとか材料の購入ですとかあるいはその研究に必要な機材の購入とか、それも全部含んでおるのですか。
○大畠委員 今外部から研究補助費といったいろ いろなものが入っているということですが、それは大体どのくらい入っているとつかんでおられますか。
○大畠委員 総額で言われても一研究室になるとどのくらいだかちょっとわからないのですが、この研究予算というのは、アメリカあるいはヨーロッパの理工学系の一大学院の研究室の方の予算に比べてどうですか。
○大畠委員 総論はわかるのですけれども、本当に危機感を感じているのかどうかということはちょっと感じられませんね。というのは、文部省が小学校から大学まで、それも文系から理工学系まで全部抱えていて、特に科学技術立国日本の技術関係の実態というものが大学においてどんどん低下している。そう...全文を見る
○大畠委員 精神論はわかるのですが、文部省は、これから学生がだんだん少なくなる、したがって、少なくなった人数の中で予算も一人頭多くなるからそれで何とか対応していきたいということでしょうけれども、大学で理工系の学生がいい状況で研究できればいいということじゃなくて、卒業してからも製造...全文を見る
○大畠委員 大臣はそういうふうな御意見だと思うのですが、事務当局にちょっとお伺いしたいのです。  今大臣からお話がございましたけれども、現在の科学技術を支える人的な基盤について、どんどん理工系の学生が銀行あるいは生命保険会社等に流出しているという現象をどういうふうにとらえており...全文を見る
○大畠委員 文部省から、特に科学技術部門の大学の学生の教育の件については科学技術庁がリダーシップをとってやる、そのくらいの気概はないでしょうか。
○大畠委員 私は文部省を信用していないわけじゃないのですが、とにかく文部省は百貨店ですから、百貨店というところはたくさん品物があります。したがって、その一部分の分野をなかなか、多分売っている商品をすべて理解するというのは難しいと思うのですね。したがって、この科学技術の分野について...全文を見る
○大畠委員 私が今申し上げたのは新聞に出ていることを申し上げたので、ここで取り上げたからといって、余りああいうのをやるといろいろ不満が出て困るからもうやめようかなんということを考えないで、どんどん問題点をとらえては、必ずみんな何かの問題を、気持ちを持っていますから、それを受けとめ...全文を見る
○大畠委員 ひとつよろしくお願いします。  それで最後に、一点だけに絞ってもう一回文部省にお伺いしたいのです。  大学の研究室の教授、助教授あるいは大学院生まで含めていいかどうかわかりませんが、どうですかね、交通費というのをもうちょっと、予算といいますか、幅を広げることはでき...全文を見る
○大畠委員 予算の獲得に本当に真剣さを持ってぜひ当たっていただきたい。一生懸命私もパトリオットを出しますからぜひ頑張って、パトリオットは迎撃だからまずいのかな、いずれにしても一生懸命応援しますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  その次に、視点を変えまして宇宙開発につい...全文を見る
○大畠委員 今、予算の伸びが九・六%増ということですが、アメリカでは一三%の伸びでもって宇宙開発事業に予算を投入しているという話を聞いています。日米構造協議で日本の科学技術の予算は少ないじゃないかとまたつつかれてからばたばたしないように、自主的にもっと予算の拡充に向けてぜひ努力し...全文を見る
○大畠委員 わかりました。  あと、これから日本の宇宙開発の技術についていろいろ進展されていくと思いますが、十年間ぐらいを展望しますと、これから一体日本はどういう分野に力を入れて推進していくのか、また、そのための十分な予算措置をどういう形でとっていくのか、そういうことについて改...全文を見る
○大畠委員 わかりました。  この宇宙開発の計画については確かにかなりお金もかかります。したがって、それを支えていこうとする民間企業の方でも大変な設備投資も必要なわけでございまして、民間企業が将来とも安心して科学技術庁の指揮のもとにどんどん設備投資をして、かつ技術者を投入してそ...全文を見る
○大畠委員 国際比較ができないで十分だと判断するのはちょっと尚早だと思いますけれども、いずれにしても、ぜひこれは頑張っていただきたい分野なので、今お話がありましたような方向でやっていただきたいと思います。  時間が参りましたけれども、最後に科学技術庁長官にお伺いしたいのです。 ...全文を見る
○大畠委員 ありがとうございました。
09月26日第121回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○大畠委員 日本社会党の大畠でございます。私は、時間の関係もありますけれども、三点について御質問をしたいと思います。  一つは、現在の科学技術の人材的なベースをつかさどっています大学の研究体制について、二つ目には先端技術関係の開発における日本の基本方針について、それから三点目は...全文を見る
○大畠委員 できる限りなんというものじゃ、これはよくわからないですよ。前回の答弁のときに十四万という大体の数字がありましたけれども、一体それをどのくらい改善したのですか。例えば、一回の出張で今大体三万ぐらいかかってしまうんじゃないですか、一泊二日ぐらいでね。そうなると十四万程度で...全文を見る
○大畠委員 それぞれきちっとした機関で審議されているでしょうし、またその審議会のメンバーも非常に優秀な方が入っておられるのでしょうから近く答申が出てくると思うのですが、私はこの間も申し上げましたけれども、アメリカのようになっては困る、製造業を軽視して、経理部門の人材がリーダーマン...全文を見る
○大畠委員 そのトータル的な話はよくわかるのですが、私も実は二、三日前、地元の方の運動会で、シリアからうちの方の茨城大学の工学部の大学院の方に留学生が来ているのですが、彼は日本の受け入れ態勢について非常に感謝をしていました。そして私はシリアに帰ったら日本の一番の支援者になるといい...全文を見る
○大畠委員 今PKO問題もいろいろあって国際的な貢献をしなければいかぬというのですが、こういう地道な国際貢献をぜひ自信を持って、もっと文部省も科学技術庁も相互で力を合わせてやっていただきたいなということを申し上げたいと思います。  この教育問題について最後ですが、長官はこの間筑...全文を見る
○大畠委員 今長官おっしゃられましたように、技術者の卵が情熱と、まさにそういう意欲を持ってその分野に取り組めるように、実際の大学の研究者はどうもそういう感じじゃないんですがね。もう非常に意欲を失い、かつ情熱も失いがちな環境なんですが、ぜひ長官がおっしゃったような状況になるように今...全文を見る
○大畠委員 これは政治力が非常に大きく影響していますので、なかなか難しい問題かもしれませんけれども、ぜひ政府の方にも政治力で負けるな、日本は科学技術立国なんだ、そういう面で、政治力で科学技術の面まで左右されてしまっては困る。向こうにも随分元気な人がいます。向こうには女性の方で元気...全文を見る
○大畠委員 もう一つ御指摘したいのは、今の宇宙開発における民間の投資と政府の投資の割合が、政府の投資割合が非常に低くなっているというのが事実です。これは、宇宙開発は非常にリスクを伴うものでありますから、欧米の例を見ますと、政府の割合というのは四割から五割ぐらいやっているのですね。...全文を見る
○大畠委員 ありがとうございました。
09月27日第121回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○大畠委員 日本社会党の大畠でございます。  私は、中小企業政策を中心として、当面する課題について幾つかお伺いしたいと思います。その中小企業政策と、そして今吉田委員から御質問ございましたけれども、私も茨城出身でございますので、茨城カントリークラブのゴルフの会員権の問題を発端とし...全文を見る
○大畠委員 そういう状況でありますけれども、特に私がいろいろお話を伺っている中で、問題なのは何といっても人手不足だということを伺っています。どの企業でもそうでしょうけれども、新卒の学卒者あるいは若手の技術者、そういう方を一生懸命採用しょうといろいろ努力しているわけでありますが、い...全文を見る
○大畠委員 今御答弁ありましたけれども、方向としては非常に間違っていない方向だと思うのですが、今お話があったことが実際に各企業の方に効果的な形で流れるためのことを考えて、これからもきめ細かな対応をとっていただきたいなと思うのです。  今お話がありましたとおり、私もこの中小企業の...全文を見る
○大畠委員 私は、今のお話で結構でございますけれども、私が中小企業の企業主ということを考えた場合に、どういうことをやるかというと、そういうことをやっていきたい、そのときにどこに相談に行ったらいいのかなというのが一つ疑問というか考えるし、そしてもう一つ、そういうことをやれば本当にす...全文を見る
○大畠委員 これは何も行政と地方との関係ということじゃなくて、一般的に、机の上で考えたものと実際の効果というものがなかなか合わないことが世の中によくあります。そういうことで、ぜひ今考えられたすばらしい計画を実効あるものにするために、常にそういう形で対応すればいいんだというのじゃな...全文を見る
○大畠委員 それは確かに、担保する意味もあって、国民の皆さんから預かった税金を間接的にお貸しするわけですから、きちっとした内容を確か。めるということが重要だと思うのですね。今はコンピューターの時代ですから、何も全部手書きしたり、名前が、代表者がどうのこうのというんじゃなくて、例え...全文を見る
○大畠委員 それは余りにも表面だけの答弁なんですよ。それで物事が進むのだったら、これは一番無難な答弁ですね。  しかし、実際はもうそういう状況でもないのですよ。将来を考えて、お年寄りの方、高齢者の方、あるいはそういうパートの方の労働市場を確保するためというような趣旨のこともあり...全文を見る
○大畠委員 慎重な姿勢というのは、非常にこれは、間違ってはいないのです。間違ってないのですけれども、臨機応変という言葉もあるのです。時に応じてはだっと攻め、時に応じてはじっと我慢するといいますが、いつもじっと我慢しているだけではなかなかこれは物事が改善しませんし、そういう意味では...全文を見る
○大畠委員 お互いに慎重にやっていると何にも物事は進まないので、今お話がありましたけれども、お互いに現場を見て、現場の実態を踏まえて労働省と通産省の方で力を合わせて、日本の中小企業というものの実態が崩れちゃったら日本の産業も経済界もかなりおかしくなりますから、そういう危機感を持っ...全文を見る
○大畠委員 もうちょっとこの問題でお話を伺いたいと思いましたけれども、時間が迫ってきていますので、二番目のゴルフ場問題についてお伺いしたいと思います。  先ほど言いましたように私も茨城県出身でありますが、茨城カントリークラブというので茨城がついているので非常に有名になってしまい...全文を見る
○大畠委員 私は、通産省の通達、昨年の十一月二十八日に出されたものを見ています。この中に、会員数をきちっと明示しなさい、十八ホール当たり換算概数はどのくらい、一室当たりの会員はどのくらい、そういうことでこれを明示しなさいという通達を出していますが、こういう通産省の通達なんかは全く...全文を見る
○大畠委員 要するに、通達がだめだったらもう法規制しかないんじゃないですか。それはどうですかね。
○大畠委員 いろいろお話を伺いましたけれども、いずれにしても今回の事件は大変悪質な事件であり、詐欺的な要素もありまして、被害者の方はもちろん、国民からも、一体この日本、社会正義があるのか、そういうふうに感じたからこのゴルフ場問題が取り上げられたと思うのですよ。したがって、行政がど...全文を見る
11月22日第122回国会 衆議院 商工委員会 第3号
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○大畠委員 日本社会党の大畠章宏でございます。  この今回の高圧ガス取締法の一部を改正する法律案の質疑に入る前に、一つ大臣にお伺いを申し上げたいと思います。  それは現在進行中のガット・ウルグアイ・ラウンドにおける課題でございますけれども、今アメリカの方では、いろいろお伺いし...全文を見る
○大畠委員 昨日の文部大臣の方でもそういう意向を示しておりますので、通産大臣としても、今お話がありましたように六千軒に及ぶそういう仕事をしている人がいるわけでありますから、そういうことの実態を踏まえて、ぜひその方向で力強く取り組んでいただきたいということをまず要望申し上げたいと思...全文を見る
○大畠委員 今回の法案提出の背景並びに状況等についていろいろ御回答があったわけでありますが、端的に申し上げまして、今回の法改正で大阪大学での事故等の再発防止はできると考えておられますか。
○大畠委員 今、大阪大学のガス爆発事故については、その原因がまだ調査中であるので明確に言えないけれどもというお話がありましたけれども、そうなりますと、この大阪大学の事故の原因分析をして、この法案ではカバーし切れないような内容が万一あった場合には、そのときはどういうふうにされますか...全文を見る
○大畠委員 この技術基準並びに省令等で十分対応可能だろうというお話でありますけれども、大変悲惨な事故が発生しまして日本の将来を担う学生が二人亡くなりましたし、そういう意味では、ほかにもガス事故で亡くなっている方がたくさんおられますので、できる限り再発防止といいますか、同じような事...全文を見る
○大畠委員 それから、そういう意味でちょっと何点かお伺いしたいと思うのですけれども、いろいろガス事故がありますが、ガスの危険性というものを大まかに分けると何種類あるのでしょうか。注意しなければならないガスの種類であります。
○大畠委員 わかりました。  今回のこの法改正の中に、容器の内容等を示す添付資料といいますか保証書といいますか、そういう紙をなくして、容器そのものに刻印をするという話でございます。その内容も、先ほど答弁の中からお伺いしますと、ガスの種類ですとかナンバーですとか圧力、製造者、材質...全文を見る
○大畠委員 そうすると、刻印の種類の中には入っていませんけれども、そういう毒性が強いもの、あるいは可燃性といいますか自己発火性、自己分解性、そういうものについては、今お話がありましたとおり、「毒」とかあるいは自然発火性とか、一般の人が見てもわかるような塗装といいますか、文字を記入...全文を見る
○大畠委員 わかりました。タンクローリーとかなんかでは、確かにマル危とかなんかそういう記号がありますが、ぜひそういう、一般の人が見ても、そのボンベを見ればどういうものか、危ないものかどうかがわかるような表示をしていただきたいということを強くお願いしておきたいと思います。  それ...全文を見る
○大畠委員 わかりました。  それから、ちょっと話が戻るのですが、先ほどの容器に表示をする、ちょっとその表示の方法については失念をしておるという話なんですが、十二時二十分まで質問を続けていますので、その間に、どういう表示をするのか、それをちょっと調べておいていただけますか。例え...全文を見る
○大畠委員 それは容器に直接プリントされるのですね。
○大畠委員 それから、今回モノシランガス等が、これは特定高圧ガスの認定をされるわけでありますが、そうなりますと、第二十八条において取扱主任者の設置をしなきゃいかぬということでございます。先ほど、小岩井委員の方からもこの取扱主任者の話が出ましたけれども、例えば教授ですとか助教授です...全文を見る
○大畠委員 これは従来からある定義かもしれませんけれども、今回の事故にかんがみて、そういう基準でいいのかどうかも含めてぜひ御検討いただきたいと思います。本当に再発防止という観点から、もう一回そういう定義でいいかどうか、それは要望にしておきますが、ぜひ検討をしていただきたいと思いま...全文を見る
○大畠委員 私が質問させていただいたのは、まあ九百件はわかりました、それから都道府県というのもわかりましたけれども、その都道府県の担当者がそうすると九百件をずっと点検に回るのですか。例えば一年三百六十五日とすると、一人でやるとしたら、一日に二カ所ぐらいずつ全部点検して、ちゃんと取...全文を見る
○大畠委員 そうすると、各都道府県がその立入検査等を実施するということですね。そうなりますと、例えば、私も前県会議員をやっていましたけれども、県の方のコストが今度はふえるわけですね。そこら辺の県に対する助成といいますか、新たにそういう仕事がふえるわけですから、例えばまた同じ職員の...全文を見る
○大畠委員 公式に通産省から問い合わせがあれば、そういう答えをもう往々にしてしなければならないという状況なんじゃないですかね。実際は担当者の方は、またこれは仕事がふえる、人が来るのかな、いややっぱり今の中でとにかくやるんだと言われたら、これはやらざるを得ないかもしれないけれども、...全文を見る
○大畠委員 これは事故対策は事故対策でやらなければならないのですが、その一方では、日本全体として何とか年間千八百時間の労働時間に短縮しようとして動いておりますので、そういうものも念頭に置きながら、どういう形で、その千八百時間の労働時間短縮も、そしてこの事故対策もどうするか、そうい...全文を見る
○大畠委員 確かに余り自由度を阻害すると研究も非常に制約を受けるというのはわかるわけでありますが、いずれにしても、この学生二人の御両親にとっては、とにかく自分の息子が事故で亡くなったという意味では、非常に悲しい事故であるけれども、二度とそういう事故を起こしてほしくないというのがや...全文を見る
○大畠委員 そういうことも新しい制度としてぜひ考えていただきたいと思いますし、また私がちょっと質問した趣旨の二番目になりますけれども、卒論が間近で今までずっと研究していた、その成果をまとめていたのだけれども多分そういうのも全部消失したりなんかしたと思うのですね。そうすると、その方...全文を見る
○大畠委員 こっちの方の事故もいろいろ起こっているということでありますから、そっちの方に対する対応についても十分配慮して力を入れてやっていただきたいということを要望しておきたいと思います。  それから、先ほどの小岩井議員の質問に対する回答の中で、特に多いのがアセチレンガス等です...全文を見る
○大畠委員 私もいろいろこれまで事故対策というかそういうのも手がけてきましたけれども、いずれにしても事故というものは、机上で考える以上に現場というもの、あるいはその事故の状況というものが多くのことを語っていますので、ぜひ通産省としても、単なる机上の計画、机上の対策案ではなくて、幅...全文を見る
○大畠委員 わかりました。  それから、先ほどのお話と同様でありますが、このガス事業者がこの法案に基づいて保安教育ですとかそれを実際に実施しているというような状況はどういう形でだれがフォローアップするのですか、それをお伺いしたいと思います。
○大畠委員 これも先ほどと同じですが、そういう意味ではどうも千八百時間の労働時間短縮はなかなか難しくなってくるなという感じがするのですが、ぜひこういう問題についても、やはり現場の声を聞いて、担当者の声を聞いて、予算措置も含めて検討するように要望しておきたいと思います。  それか...全文を見る
○大畠委員 わかりました。  それから、いろいろ今までこの事故を契機として法改正が行われようとしているわけでありますが、この法改正に伴っていろいろ準備といいますか、その法を施行するに当たっての環境を整える必要があると思うのです。例えば民間検査の機関の育成ですとかあるいは販売者の...全文を見る
○大畠委員 質問の最後になりますが、今、日米構造協議等でも、あるいはまた日本とアメリカ、日本とヨーロッパとの関係のいわゆる貿易の黒字の問題が大きくクローズアップされております。そういう意味では、輸入するこのたぐいのものに対して日本はどういうことを適用するのかということも考えなけれ...全文を見る
○大畠委員 今いろいろ質疑をしてまいりました けれども、いずれにしても今回のこの法改正というのが、先ほど言いましたようにお二人の学生のとうとい犠牲をベースとしてといいますか、本当にそういうことで早く提案されるようになりましたので、ぜびこの学生さんの死をむだにしないように実効ある...全文を見る