大畠章宏

おおはたあきひろ



当選回数回

大畠章宏の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第159回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○大畠委員 おはようございます。民主党の大畠章宏でございます。  いよいよ内閣委員会も本格的な審議をきょうからスタートするということで、さきの大臣所信、小泉政権を支える重要な閣僚の皆さん五人の方に御出席いただいて、所信をお伺いさせていただきました。これから、この通常国会の中で皆...全文を見る
○大畠委員 詳細な論議はまたこれからの国会の中でやるとしても、どうも、政府はイラク問題については非常に強力に行動を起こしているわけでありますが、この北朝鮮の拉致問題に対しては、何かちょっと、一生懸命関係者が努力している姿は見えるわけでありますけれども、いま一つ、政府の方のこの拉致...全文を見る
○大畠委員 今のお話はそれでわかりますが、中国と北朝鮮との関係というのは非常に密接だというのは御存じのとおりでありますが、もしもそういう考えであれば、中国を刺激するような行動を日本のトップが、総理がやるというのは、どうもそこら辺がわからないんです。日本と中国との経済問題、あるいは...全文を見る
○大畠委員 私たち日本人は、どうも安全というものに非常になれてしまって、非常に無防備なところもございます。したがって、これからそういう脅威に対して地域社会がどう備えたらいいのか、非常に難しいところもあるんです。日本の社会システム全体がそういう状況もあり得るかもしれないという前提に...全文を見る
○大畠委員 私自身も反省するところでありますが、いわゆる企業の、どういう状況にあるのかという、非常に厳しい特許戦争が行われている状況でありますが、これに対する現実認識というのがどうも政治家は薄いんじゃないかという指摘も受けたところでありますけれども、ぜひ官房長官がお話しのような形...全文を見る
○大畠委員 やはり、小泉政権の支持率の七割ぐらいは官房長官がカバーしているんじゃないかという感じがするんですね。非常に記者会見等でも一生懸命頑張っていますしね。  だから、今のような話でやれば、いや私は十分に話しているんです、しかしあなたが聞く耳を持たないからだ、見解の相違です...全文を見る
○大畠委員 けさ、NHKのニュースを見ていましたら、きょうの国家公安委員会にこういうことが報告されているんですね。監察官の聞き取り要請には応ずるように。私は耳を疑ったんですよ、これは何だろうと。監察官の聞き取り要請には応ずるように通達を出します。これはどういう意味ですか。
○大畠委員 さっき私が申し上げたのは、万引きは犯罪です、痴漢も犯罪です、それと同じように当たり前のことじゃないですか。要するに、監察官の聞き取りには応ずるように。何で警察内部でそんなことを改めて指示しなきゃならないか、そういうところに問題があるんですよ。私はそんな感じがしますね。...全文を見る
○大畠委員 いや、保護するということです。
○大畠委員 処分じゃなくて、内部告発した人をきちっと保護してほしいという意味なんですよ。犯罪者じゃなくて。
○大畠委員 承知をしているというのじゃなくて、スポーツマン精神にのっとってもうちょっときちっとやってくださいよ。アウトかセーフか。  そして、遵法精神にのっとってこれはまずいんじゃないかと思って手を挙げて、勇気を持ってやるんですよ。これは勇気が必要なんです。だって、何も言わなけ...全文を見る
○大畠委員 私も今、民主党の次の内閣の国家公安委員長をやっているんですよ。そういう答弁では緩んじゃいますね。  だから、監査するべき警察庁と県警が、前の雪見酒のときには一緒にお酒を飲んでマージャンをやっていたんですよ。頼るべきところは国家公安委員会しかないんですよ、国民にとって...全文を見る
○大畠委員 竹中さん、骨太の改革も大事でありますけれども、世間のきめ細かなそういう声に耳を傾けて、さっき官房長官は、聞く耳を持たないんじゃないですかという話もありましたけれども、政府の方も、そういうきめ細かな声にこたえるためにも、そういうものにきちっとこたえてトータル的な改革を進...全文を見る
○大畠委員 ここに新聞記事がありまして、十一月二十九日、H2Aロケット六号機の打ち上げで失敗したんですが、その後の小泉総理のコメントが、まことに残念、徹底的に原因を究明した上で今後の対応を検討するというだけなんですね。九九年の十一月のH2ロケットの打ち上げの失敗のときの小渕元総理...全文を見る
○大畠委員 きょうはそれぞれの皆さんのお話を伺いましたが、今のお話を、御答弁をベースに、これからこの国会で力強い社会づくりに向けて私たちも全力で頑張りますが、ぜひ国民の声を聞いてください、地域の声を。東京とか大阪の都市部ではなかなか実態がわからないんですね。だから、地域の声をぜひ...全文を見る
03月02日第159回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
議事録を見る
○大畠分科員 民主党の大畠章宏でございます。  教育行政を中心としながら、特に子供たちの問題を中心として質問をさせていただきます。  河村文部大臣は、まさに教育行政をずっと勉強するというか研究して、教育政策一本で政治活動をやってこられて、このたび文部大臣に満を持してなられまし...全文を見る
○大畠分科員 少年犯罪の問題についてはいかがでしょうか。
○大畠分科員 今、馳大臣政務官からも御答弁いただいたし、きょうは原田文部科学副大臣もおいでで、みんな教育問題については熱心な方ばかりでございますが、今御答弁をいただきますと、やはり社会的に非常に深刻な状態になってきている。  私も省庁の皆さんから資料をいただきましたが、例えば、...全文を見る
○大畠分科員 いずれにしても、子供たちの、複雑な社会環境の中でとにかくどうやってやるかというのは、もう各省庁の問題じゃなくて、国を挙げてやらなきゃならない問題なんだと思うんですね。  ですから、厚生労働省もさまざまな課題で大変だと思うんですが、教育にそろそろ特化してやらないと日...全文を見る
○大畠分科員 つまずいた少年を切るのではなく、個々に事情を聞いてやり、しかるだけでなく、少年の気持ちをよく聞いてやって、厳罰化が先に立つような、いわゆる逆送になる前に、非行少年との信頼関係をつくってやりたい、こういうことを発言されている弁護士の方もおられるんです。  とにかく、...全文を見る
○大畠分科員 大人の責任、社会の責任、確かにそういうことは踏まえてやらなきゃならないんですが、これは文部大臣の責任もありますからね。文部大臣の責任として、これは今見ると、平成十五年度でスクールカウンセラーの配置校が七千、予算額は大体四十億というんですが、全国で学校というのは七千ぐ...全文を見る
○大畠分科員 教育問題は非常に、待ったなしになっていると私は思うんですね。ですから、さっきちょっと申し上げましたけれども、二百億ぐらいで全校に、小学校も中学校も全部カバーできるのであれば、安いものですよ、このぐらいは。私はそう思うんですね。  ですから、十六年度、十七年度で、十...全文を見る
○大畠分科員 今答弁がありましたが、多分それは文部省がいろいろ書いたものなんだと思うんです。  いずれにしても、事実として、小学校で二万五千八百六十九人が不登校なんですよ、中学校では十万五千三百八十三人が不登校なんです。統計に上がっているということは、疑似のものも入れるともっと...全文を見る
03月19日第159回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
議事録を見る
○大畠委員 民主党の大畠章宏でございます。  鉢呂議員の質問に続いて、国家公安委員長並びに関係の皆さんに質問させていただきます。  今、ニュースが入りましたが、また福岡の方で警察関係者の方が実名で告発をされまして、五十年前からこの問題は起こっていたんだということを、十二時何分...全文を見る
○大畠委員 それは違うんじゃないですか。それは警察庁とか関係省庁がやればいいんですよ。政治家、国家公安委員長というのは、まさに国民の視点で、今やるべきことは警察の信頼を回復する、それが国家公安委員長の一番の使命じゃないですか。違いますか。
○大畠委員 国家公安委員長がかつてオリンピックの選手をされて、まさにスポーツの世界で大活躍をされた。私は、それをよく存じ上げています。したがって、ああ、いい国家公安委員長が誕生されたな、多分、そういうスポーツ精神を遺憾なく発揮して、従来の、いわゆる流れに乗ればいいとか、無難に国家...全文を見る
○大畠委員 実は私、北海道警察本部、そして今週の月曜日は福岡の警察本部に、残念ながら、調査をさせていただきました。  そのときに、福岡の県警本部の玄関に一枚のポスターがあったんです。私は、非常に心を打たれたというか、ああ、いいポスターだなと思ったんです。今、警察官募集のポスター...全文を見る
○大畠委員 こういう短い文章ですが、実にぴたっとはまっているんです。「プライドを持つ、そんな生き方がある 警察官募集!」これに尽きますよ。  ところが残念ながら、先ほどからこの委員会でもやりとりされたこと、あるいは平成十一年等々、警察刷新に関する緊急提言というのは委員長も御存じ...全文を見る
○大畠委員 国家公安委員長、この警察刷新に関する緊急提言というのはお読みになりましたか。
○大畠委員 この緊急提言というものの大宗はどういう提言ですか。大まかな提言の内容はどういうものですか。
○大畠委員 公安委員長、スタートから間違えているんですよ。  この緊急提言の中身、これはもちろん、後藤田さんという、かつての私たちの大先輩も入っていますが、何を一番、これは一ページ目に書いてあるんですよ。   私たちは、警察がこれほどの国民の批判、不信感を受けるに至ったことを...全文を見る
○大畠委員 何で警察庁なんというのが立ち会うんですか。  会計検査院、なぜ警察庁が立ち会う必要があるんですか。答えてくださいよ。会計検査院の責任だよ、これは。
○大畠委員 そこら辺が、会計検査院、あなた方も全く甘いんですよ。何にも不審——警察庁は何か答弁するんですか、その件について。質問に答えたり何かするんですか。全く発言しないはずでしょう。会計検査院、ちょっと答えてください。
○大畠委員 警察庁官房長、なぜ立ち会うの、これ。
○大畠委員 それからあと、会計検査院は、検査に入るときにどういう手順で通告するんですか。先ほど鉢呂さんからありましたが、一カ月前なのか二カ月前なのか、あるいは二、三日前なのか、どういう手順でやっていますか。
○大畠委員 すぐ確かめてください。  要するに、何のために会計検査をやっているのか、さっぱり意識していないんじゃないかな。こういうのはやはり突然行かなきゃだめなんだ、突然。要するに、準備期間を十分設けて、さあいらっしゃいというような感じじゃ、それじゃ検査にならないんだ。
○大畠委員 それから、箇所はどうやって決めていますか。検査対象の箇所。
○大畠委員 だれが決めるの。検査対象の箇所というのはだれが決めるんですか、警察署は。
○大畠委員 一カ月前に通告しなければならないといったら、調査に行ってから、一カ月間も、決めてからずっと滞在するんですか、会計検査院が。話が合わないじゃない。
○大畠委員 だから、その検査対象箇所というものを、どうやって、だれが決めているんですか。
○大畠委員 いや、そういうことを聞いているんじゃなくて、要するに、対象の警察と話し合って箇所を決めているんじゃないでしょうねということを私は確認したかったんです。
○大畠委員 だれと相談しているんですか。(石野会計検査院当局者「やっておりません」と呼ぶ)  これ、他人事じゃないんですからね。さっき鉢呂さんからもあったでしょう。二千数百円の領収書が出てきた、それも実在しない人だった。住所と名前は一致したけれども、そのお店はない。去年からもう...全文を見る
○大畠委員 自分で仕事していないで、何が控えさせてもらうですか。あなたが行って調べてくればいいんだよ。一緒に行ってくる。住所とお店の名前があるんだよ、行けばいいじゃない。半年たっているんだよ。どこに調べさせているかといったら、道警に調べさせているんでしょう。あいまいな書類を出した...全文を見る
○大畠委員 国民の声は聞かないんですか。
○大畠委員 だとすれば、国家公安委員長の姿勢には、警察の信頼を高めようという基本的な姿勢がどうも見えない、先ほどから。警察庁の代弁をする、あるいは全国のそういう事象がある警察を一生懸命かばおうとしか思えない。何のために、この警察刷新に関する緊急提言、これをもうちょっと重く、国家公...全文を見る
○大畠委員 公安委員長、それはちょっと実態が違うんですよ。  実は私、北海道へ行きまして、公安委員会の方とちょっとお話をしたいと言って会見を申し入れたんですね。そうしたら、公安委員会の方は多忙のためにお会いできませんでしたが、事務担当の方がお見えになりまして、何と言ったと思いま...全文を見る
○大畠委員 今、警察の閉鎖性というお話がありましたが、そこが一番問題なんですよ。今回の改革問題では打ち破れていないんです。先ほどから言うように、報償費関係は全部これは捜査上の秘密だから言えませんと。架空の住所と名前でもって、二十万円のお金。これは税金ですよ。二月十五日から三月十五...全文を見る
○大畠委員 やっと小野大臣らしい肉声を少しかいま見た感じがいたしまして、ぜひそれはやってくださいよ。  今、私の手元に入ってきた情報では、先ほどの福岡県警の話ですが、広川さんという方が実名で記者会見しましたな。広川さん、六十七歳の方ですが、そしてこの問題、告発をされたそうですね...全文を見る
○大畠委員 それで、私は今いろいろと申し上げてまいりましたけれども、いずれにしても、国家公安委員長、国家公安委員会と警察庁、それから警察庁と都道府県本部、そういう全体構図がどうも日本の時代に合わなくなってきているんじゃないかと思うんです。  自治警察というようなところに中央警察...全文を見る
04月09日第159回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○大畠委員 民主党の大畠章宏でございます。  ただいま大臣からもお話がございましたが、暴対法に関する改正案の質問に入る前に、ちょっと一言申し上げさせていただきます。  先ほども質疑がございましたが、きのうの夕方、イラクにおいて三名の日本人、民間人の方が拘束されるという状況に至...全文を見る
○大畠委員 おおよその話がわかりました。  今のお話の中で、捜査費の話、これは今は全国的に、いわゆる警察の内部の不正経理疑惑といいますか、そういうものが非常に前面に出てまいりまして、北海道の道警本部長もこの件を認めて陳謝し、まだ不明金が三十万だったか三百万だったかあるということ...全文を見る
○大畠委員 ここら辺が多分あいまいなところなんだと思うんです。したがって、そのうちに、まあ、架空の捜査の項目をつくってお金を出しておいて、それを使えばいい、そういう形になっていくと思いますので、そんなに年がら年じゅう突発事件が起こるわけじゃないですから、もちろん緊急性もあることは...全文を見る
○大畠委員 国家公安委員長にぜひそういうところは努力していただきたいと思うし、もう一つは、私も暴力団の関係資料をいろいろ見せていただきましたが、どうも、暴力団の認定団体は減少傾向にある、しかし、構成員と準構成員というものの人数はふえているんですね。  私は、国家公安委員会が暴力...全文を見る
○大畠委員 わかりました。相手も非常に流動化していますから、したがって、こっちもそれを上回るような形でやっていかなければなりませんので、ぜひ、今御指摘いただいたような形でお願いしたいと思います。  最後になりますけれども、実は、先ほど中間で、警察の不正経理疑惑の問題について申し...全文を見る
○大畠委員 時間が来ましたのであれですが、今私が質問させていただいたのは、私たちとかオンブズマンとか、いろいろこの疑惑解明に向けて一生懸命行動し始めたんですね。そういうものに国家公安委員長として御協力をしていただけますか、いわゆる警察庁としても、そういうものに協力しなさいという姿...全文を見る
○大畠委員 今のお話は、国家公安委員会としてもそういうオンブズマンとか私たちの疑惑解明あるいは警察信頼の動きに協力するというお話だと思いますので、公安委員長としても、大変だと思いますが、ぜひそういう姿勢で頑張っていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。
04月14日第159回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
議事録を見る
○大畠委員 民主党の大畠章宏でございます。  きょうは警察の不正経理疑惑に関する集中審議をするということで、私も質問をさせていただきます。  午前中、鉢呂委員と小野国家公安委員長とのやりとりを十分に拝聴させていただきました。私自身、そのやりとりをお伺いしながら、非常に、このよ...全文を見る
○大畠委員 そういうことと思いますが、ただし、先ほどから御答弁の姿を見ていますと、どうもそうとも思えない。次々と警察庁の係官からのメモを見られて御答弁される。まさに何か私は、国家公安委員長というよりも警察庁長官として御答弁されているような感じすらするんです。  国家公安委員長と...全文を見る
○大畠委員 私が質問させていただいたのは、今、事案として上がっているといいますか、北海道、福岡、長崎、そして静岡、また四国の方でもそうなんです、まあ新聞報道かもしれませんが、どうしていますか、各公安委員会ではどんな動きをしていますか。  国民の一人と先ほどおっしゃいましたね。で...全文を見る
○大畠委員 会務官じゃなくて、公安委員会委員長でしょう、当地の公安委員会に何で係官なんか通して話しているんですか。まさに私たちが頼るべきは国家公安委員長しかいないんですよ、今。  実は、北海道にこの委員会として行かれましたね。そして、北海道で質疑をされました。議事録を見させてい...全文を見る
○大畠委員 委員会の調査記録というのは、ぜひ公安委員長も読んでおいてください。これは、公安委員長といえども、委員会の中できちっと決まった方針に従ってやってもらうというのが委員会なんですからね。委員会で公式に北海道に調査に行ったんです。その調査の中で、公安委員長が、現在の体制では不...全文を見る
○大畠委員 今、公安委員長から一つの御発言がございました。連日、公安委員会の方々は忙しいと。  これは理事会で諮っていただきたいんですが、ぜひ、今申し上げた北海道、静岡、福岡そして長崎、その公安委員会が連日委員会を開いているのかどうか、これを事実を調べて委員会に報告していただき...全文を見る
○大畠委員 それが一般論でありますが、これはぜひ理事会で諮っていただいて、この一カ月間に、当該の都道府県本部に関する公安委員会が、どういう委員会を開いて何をやっているのか、それを調査するようなことを委員会の中で諮っていただきたい。そして、委員会に提出していただきたい。これは大臣の...全文を見る
○大畠委員 それでは、次に進ませていただきます。  実は、公安委員長、内部からの話が幾つか出てまいりました。福岡県警の内部でも、先ほどお話ししたようですが、裏金づくりは警察で長年続いてきており、みずから修正できるとは思えないという証言。あるいは、調査チームに弁護士やオンブズマン...全文を見る
○大畠委員 先ほどの御発言を訂正されましたが、地域の公安委員会はそんなに連日ではないという話であります。ならば、警察法第二章の第五条の中に、「国家公安委員会は、都道府県公安委員会と常に緊密な連絡を保たなければならない。」というんですよ。いや、たまたま集まることもありますから、そん...全文を見る
○大畠委員 もう一つお伺いします。  国家公安委員会の議題というのはどうやって決めるんですか。委員長が決めるんですか、それとも警察庁が準備した資料なんですか。どっちでしょう。
○大畠委員 私が御質問させていただいたのは、議題というのはだれが決めるんですかということを申し上げたんです。公安委員会で議論する議題というのはだれが決めるんですか。
○大畠委員 会務官というのはどういう立場の人ですか。
○大畠委員 その方は警察庁の方ではないですか。
○大畠委員 そうすると、結局は、警察庁が議題を決め、そして公安委員会でその中身を論議するというだけですね。例えば、こういう問題について、委員長がこの議題にしようとか何かという御発言は全くないんですか。
○大畠委員 そうしたら、警察庁のシナリオに基づいて国家公安委員会がやっているというだけじゃないですか。それでは大臣、さっき警察庁と国民の立場、両方の立場ですと言ったけれども、警察庁の立場だけしかやっていないんじゃないですか。
○大畠委員 非常に、ちょっと残念ですね。  先ほど、自由民主党の葉梨委員からも、御自分の体験を踏まえてお話、質問がございました。葉梨委員からも、公安委員会というものがどうも閉鎖的に見える、あるいは秘密主義に見える、要するに、ここのところを克服しなければ国民の信頼を得られないんじ...全文を見る
○大畠委員 今、違うなという声もどこからか聞こえましたけれども、今のような答弁をしているから、結局、経理問題に関する根本的な解決ができないんです。みんなつじつまが合うように、つじつまが合うように、つじつまが合うように。実際は別なんですよ。そこが二重帳簿というものが存在する原因じゃ...全文を見る
○大畠委員 葉梨委員の名誉のために申し上げますが、私は二重帳簿の話を葉梨委員がしたということでは言っておりません。葉梨委員は、前の捜査で得たお金で次の捜査、次の捜査で得たお金で次のまた事件、そういう形をやらざるを得なかったんだということを言っておられましたので、それは葉梨委員の名...全文を見る
○大畠委員 厳正に対処するというのは、これは当たり前であります。そんなのは、国家公安委員長、何回も言わなくたっていいんですよ。具体的に言わなきゃだめだ。  例えば、今のお話の中で、前半の部分はよくわかります。国家公安委員長の気持ちもわかりますが、ただ、具体的に葉梨議員から指摘さ...全文を見る
○大畠委員 まあ、いろいろ大臣としての言いたいこともわからないわけじゃないんですが、ただ、どんなに自分でそう思っていても、周りからはそう見られていませんよ。その事実は、国家公安委員長として、やはり私が最初に聞いた、警察庁の立場なんですか、それとも国民の立場ですかと言ったら、半々で...全文を見る
○大畠委員 次に、会計検査院の方に移ります。本当は三十分ぐらいやりたかったんですが、ちょっと時間がなくなってきましたけれども。  私は、先ほど鉢呂さんとのやりとりを見ていましたよ。会計検査院も悪いね。この問題を三十年間、四十年間放置させたのは会計検査院の責任だよ。  そこで、...全文を見る
○大畠委員 そうすると、調査をする対象の警察庁というのは、調査する一日前までわからないということですね。
○大畠委員 過日、吉井委員の質問に官房長が答えておられましたが、私たちはその調査をする対象の警察署がなれていないから事前に行ってその調査のための準備をさせるんです、そして、その検査にも立ち会いますというお話がありましたが、どうもつじつまが合わない。なぜ警察庁はその会計検査院が調査...全文を見る
○大畠委員 会計検査院に伺いますが、ことしからやめたと言うんだよ。前はなぜ警察庁の方に行くべきところがわかっているんですか。話が合わないじゃないの。ことしからはやめましたと言うんだね。それまでは、ちゃんと事前に指導に行っているんだよ、検査に入る警察署の会計の指導に。  会計検査...全文を見る
○大畠委員 今のところは原田さんが話しているのとは随分違いますよ。これはいずれ事実が明らかになりますからね。私が言いましたね、心に一点の曇りもないですかと。本当に今言い切ったことでいいんですね。
○大畠委員 もう一つ会計検査院に伺いますが、一カ月も前に宣告をして、そして警察本部に調査に入って、なぜ一時間なんですか。たった一時間の話を聞くためだったら、何も各都道府県に一カ月前に連絡する必要なんか全くないんじゃないですか。  一時間でしょう、都道府県本部に行って話を聞くのは...全文を見る
○大畠委員 最後になりますけれども、三十年、四十年会計検査して、この経理問題について、不正問題がこのお金問題で発見されましたか。最後にその結果を聞きます。
○大畠委員 いろいろ質疑しましたが、どうも腑に落ちないところがたくさんございます。ここは小野国家公安委員長にぜひリーダーシップを発揮していただいて、二十四万の警察官が全部、全員、まさにプライドを持つ、そんな生き方がある、その心で仕事ができるように。中間の管理職の方々のいろんなもの...全文を見る
04月26日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○大畠委員 民主党の大畠章宏でございます。  この問題は非常に国民も注目をしておりまして、私は、どちらかといいますと地域の方の視点からこの法律案について質疑をさせていただきます。  幾つか質問の準備をしてきたんですが、冒頭に、先ほどのやりとりを聞いておりまして、小泉総理の基本...全文を見る
○大畠委員 総理は常に無の境地といいますか、そういうもので、自然体で対応されていますが、やはり総理としてもしもそういう御意見があるのであれば、政府案を出すときからそういうものを踏まえて出すと、もっと昨年も非常にスムーズな委員会の運営があったんじゃないかと私は思いますよ。  さて...全文を見る
○大畠委員 これは茨城県でジェー・シー・オー事故があった日なんです。  実は、緊急事態というものに対してどういうふうな対応をとらなきゃならないというのは、阪神・淡路大震災もそうでありますし、突然、政府の方と全く関係ないところから起きてくるんですね。  このジェー・シー・オー事...全文を見る
○大畠委員 今総理がおっしゃったことは大変重要なことで、情報を共有しないとばらばらになってしまうんですね。この情報の共有化という初動のときの態勢というのは非常に難しいんです。というのは、警察は警察の機構、あるいは消防は消防の機構、あるいは自衛隊は自衛隊の機構、そういうものがありま...全文を見る
○大畠委員 放射線の知識というのはなかなかわかりづらいところがあります。例えば、アルファ線、ベータ線、ガンマ線、そしてまた中性子線とありますね。アルファ線は紙一枚でとめることもできるんですね。ベータ線は鉄板で遮へいできます。それからガンマ線、ガンマ線は少し厚い鉄板になりますが、た...全文を見る
○大畠委員 中性子線というのは水でとめることができるんですね。ジェー・シー・オーのときも非常に、そういうことで、水が中性子線をとめることができるんです。  そこで、この国民保護法制も大変重要なんですが、教育の分野で、学校教育の中でこういう原子力に関する教育、あるいは生物化学兵器...全文を見る
○大畠委員 ぜひ総理も、国民に対するこういう危機管理といいますか基本的な知識といいますか、そういう教育は文部省の中でもやっていくことが、要するに、一億二千万の国民がある程度の基本的な知識を持っていくことは大変重要なんですね。そこら辺も含めて、ぜひ御努力をお願いしたいと思います。 ...全文を見る
○大畠委員 今の件でもう一問お伺いしますが、今、北海道、それから福岡、静岡、宮城、さまざまなところでこの問題、それぞれの地域で問題になり始めているんですが、総理としては、これは一部の問題だと思いますか、全国的な問題だと思いますか、どっちだと思いますか。
○大畠委員 さて、消防署の問題に移らせていただきます。  実は私、ここに来る前に消防署に寄ってきたんです、地元の消防署に。いろいろお話を伺いますと、今回の国民保護法制については大変関心を持っています。しかし、残念ながら、きょう総務大臣もおいででありますが、財政的に非常に厳しくて...全文を見る
○大畠委員 地域消防のバックアップは、もちろん消防署もありますが、消防団というボランティア組織が非常にネットワークを組んでいるんですね。ところが、今、昭和四十七年には百十六万六千六百二十五人という消防団員がいたんですが、平成十五年には九十二万八千四百三十二人、非常に減ってしまった...全文を見る
○大畠委員 消防というのは非常に地道な仕事なんです。なかなか派手な仕事ではありません。しかし、市民からは非常に信頼を得ている職業の一つでありまして、私は、この国民保護法制、先ほども冒頭に申し上げましたけれども、何かがあったときには、真っ先に飛び込んでいくのは消防の方々なんですね。...全文を見る
○大畠委員 今、総務大臣から国の予算で行うという話がありましたが、総理、ここら辺、地域の方はもうお金がないんです、正直言って。いわゆる必要経費は十割、その他の経費は八割を出すからと言うんですが、実際問題、そういう実態にないんですね。各所で非常に、平成十六年度予算を組むのにも自治体...全文を見る
○大畠委員 残り時間あと五分になりましたが、総理、実は私、ここで総理に質問するというので、地域の人に、総理大臣に聞いてみたいことはないかといろいろ話をしました。  ぜひこれは聞いてほしいと言うんですが、一つは、総理は、国民との約束は守らないけれども、なぜアメリカとの約束は非常に...全文を見る
○大畠委員 ちょうど総理からも御答弁がありましたが、もう一つ聞いてほしいと言うんですね。総理はよく国益国益というお話をされましたが、今もされましたけれども、総理にとっての国益とは何ですか。
○大畠委員 実は、私の近くに水戸市というところがありますが、十三歳の少女、中学一年生が三日前に自殺しました。これは、何で自殺したんだろう、いろいろ動機を探っていったときに、パソコン画面に、大人になりたくないという言葉が入っていたんですね。  私は、このメッセージ、最近の総理の、...全文を見る
○大畠委員 終わります。
04月28日第159回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
議事録を見る
○大畠委員 民主党の大畠章宏でございます。  きょうは、警察庁長官も同席をしていただいて、この不正経理疑惑問題についての二回目の集中審議ということで、私も、これまでの審議を踏まえて、国家公安委員長そして長官に質問をさせていただきます。  冒頭に、国家公安委員長にこれまでの経緯...全文を見る
○大畠委員 そういうお話をされますと、国家公安委員長、また私は国家公安委員長と激論を交わさなきゃなりませんよ。そういう認識だから今回の事件がなかなか前進しないんです。  公安委員長は、一億二千万人の国民の代表として入っているんですよ、警察庁の代表じゃないんだ。この間、警察庁と国...全文を見る
○大畠委員 国家公安委員長が就任される前かもしれませんが、もう一度、この平成十二年七月十三日の警察刷新会議における緊急提言というのをよく読んでくださいよ。そんな話じゃないですよ、公安委員長。そういう御認識だからこの問題、なかなか、泥沼に入り始めている。  かつて、私の郷里におり...全文を見る
○大畠委員 そこで、佐藤長官。  国家公安委員会で決められた通達が、単に電話だけで行ったと。二十四日にされて、そして二十九日にだったですかね、シュレッダーにかけられた。  これは、長官として、国家公安委員会の決定というものを徹底させる責任があるんじゃないですか。長官は、この問...全文を見る
○大畠委員 私は、長官、この問題は単なるそういう話だけじゃないんですよ。例えば、人命にかかわるような話が国家公安委員会で決議されて、警察庁に行った。それも口頭で言って、文書化はしていない。その通知が行っていないために人命が損なわれたらどうするんですか。国家公安委員会で決められたも...全文を見る
○大畠委員 この問題は、私は非常に重いと思うんです、これは。法律上、国家公安委員会しかないんですから、警察庁のコントロールをするところは。その国家公安委員会で決められたことが、急ぐからといって電話だけ、文書化はされていない。  文書というのは便利なんですよ、壁に張っておけばいい...全文を見る
○大畠委員 もう一つ、私は、長官の口からぜひお伺いしたいのは、これは私に答えなくていいんです、全国の警察官と警察のOBの皆さんにここから呼びかけてもらいたいんです。  というのは何かというと、例えば、原田さんに対する誹謗中傷、おどし、それから福岡での、これはもう実名を言っていい...全文を見る
○大畠委員 長官、今、一連のお話を申し上げてまいりましたけれども、どうも私は、いま一つこの問題についてなかなか前に進まない、そしてぽろぽろぽろぽろ出てくるんですよ。警察のいわゆる信頼が徐々に徐々に落ち始めているんですよ。  かつて雪印の問題がありましたね。あれだけ大きい会社が、...全文を見る
○大畠委員 私は今のお話を聞いてよかったなと思うんです。何回も私は申し上げますが、福岡の警察本部に行ったときに、一枚のポスターがありました。これは何回もこの委員会で言っていますから皆さんも御記憶かもしれませんが、「プライドを持つ、そんな生き方がある 警察官募集!」。私は、まさにそ...全文を見る
○大畠委員 国家公安委員長はどっちの立場なんですか。警察本部長の立場になっているんじゃない。あなたは、少なくとも、地域の公安委員会あるいは市民の立場に立つんですよ。今の話は全く、本部長の話を聞いて、知事から話を聞きましたか。
○大畠委員 それは一般論ですが、しかし、あなたの立場というのは、警察の信頼を回復することが目的ですよ。(小野国務大臣「当然です」と呼ぶ)そうでしょう。  今、この宮城県警本部長の行動というのは不信を買いましたよ、これは。約束がどうのこうの。県民に対して、何だろう。知事に一たん出...全文を見る
○大畠委員 そのとおりだね。シュレッダーかけちゃった人はどうなるの。あなたの指示したこと、約束を守っていないんだよ。どっちの立場に立つの。(発言する者あり)わからなかったじゃないよ。国家公安委員会で決めて、指令を出した。それを守らなかった。約束を守っていないじゃない。  あなた...全文を見る
○大畠委員 ぜひ、警察庁長官、警察官を志したときの初心を忘れないで、警察の信頼を回復するために全力を挙げていただきたいということをお願いして、質問を終わります。
05月13日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第15号
議事録を見る
○大畠委員 民主党の大畠章宏でございます。  細野議員から、非常に詳細にわたる専門的な分野の御質問がございましたが、私の方からは、少し視点を変えて国民保護の法律案に関する質問をさせていただきます。  私も、この委員会に出席をさせていただき、さまざまな委員の御議論を聞いておりま...全文を見る
○大畠委員 マニュアルはできているかもしれないけれども、例えば、午前二時に某国がそういう形で攻撃をしながら夜陰に乗じて入ってきたということになった場合に、午前二時ですから、みんな寝ているわけですよ。大体、そういうときに入ってくるわけですね。そのときに、整然としているんですよといっ...全文を見る
○大畠委員 そのとき、例えば自衛隊と米軍が一緒に入ってきた場合、どっちが全体的な指揮をとるんですか。
○大畠委員 そこら辺もやってみなければわからないという一つなんですね。四つ角で自衛隊の車が来た、あるいは米軍の車が来た、どっちが先に直進するんだ、おれなんだ、おれなんだと。では話し合ってどっちが通行するか決めましょうなんという話で、そこら辺が、どうもこの法律案、非常に踏み込んだ国...全文を見る
○大畠委員 ここら辺も、私も情報通信の問題を随分やってきた者の一人でありますが、やはり緊急事態には何か一つのチャンネルを持っておいて、総務大臣もおられますが、そこで共通言語は、米軍が入ってくるなら英語でもいいでしょう、英語でもってやりとりをしながら、日本の自衛隊と米軍と、それから...全文を見る
○大畠委員 そうかもしれませんが、現実問題、交差点で米軍の車両と自衛隊の車両が来て、信号がなければどっちかが先に通らなきゃならないですよ。そういうことが私は、これは例え話でありますが、いろいろなところでこの法律案は含まれているということを象徴的に申し上げたわけで、ここのところをだ...全文を見る
○大畠委員 国土交通省の方にもお伺いしますが、例えばヨーロッパにおいても、あるいは韓国やその他の国においても、高速道路というのは、兵員輸送といいますか軍の輸送に非常に有効にといいますか、移動できますので、当然道路の利用というのは考えているわけですね。日本における高速道路、あるいは...全文を見る
○大畠委員 アスファルトの舗装が傷むかもしれませんが、それは有事の際ですからね。そんな、アスファルトが傷むからキャタピラで通ってはいけませんというような話ではなくて、何かここら辺も、大臣、非常にばらばらなんですよ。  私は、国土交通省の方にもお伺いしますが、例えば、軍の車両が高...全文を見る
○大畠委員 私は、有事の際は、高速道路だろうが何だろうが、やはり日本の国を防衛するために最善の仕組みにしておくことが必要だと思うんです。  したがって、今のお話で、戦車の幅が三・何メーターあるから料金所は通れませんという話ですよね。(発言する者あり)通れる。戦車通れますか、ぎり...全文を見る
○大畠委員 ぜひ、そういう有事の際の概念というのを、道路の計画とかあらゆるものにやはりやっていくことが私は必要だと思うんです。今までそういうことはまあ起こらないんだという想定だったかもしれませんが、そういう意味では、そういうことを想定して、この国民保護法制を検討する中で、役場だと...全文を見る
○大畠委員 そういう意味では、総務大臣、きょう来ておられますが、この間も消防体制の話を伺いましたが、消防も警察もそうですけれども、有事の際というのは余り念頭に今まで置いていなかったんですね。したがって、大都市部の高層ビルの火災とかなんかというので装備はかなり近代化されましたけれど...全文を見る
○大畠委員 大臣、私は、今御質問申し上げて、そして今お答えいただきましたが、この有事法制、我々、国民保護法制というこの論議をしているときに、やはりもう一度全国の消防署の状況を把握して、有事の際に備えるための消防署のあり方、あるいは人員、装備はどうあるべきなのか、大変なお金がかかる...全文を見る
○大畠委員 それから、今の大臣からのお話で、情報といいますか規格といいますか、それがなかなか統一されていなかったので、アメリカでも大変混乱をしたし、阪神・淡路でもそうでした。  実は、防衛庁長官、御存じかどうかわかりませんが、私の地元、日立市で山火事がありました。一九九一年だっ...全文を見る
○大畠委員 総務大臣、そういう意味では、今、航空自衛隊と陸上自衛隊の連絡する周波数かもしれませんが、非常時のときの情報のやりとりというのは非常に大事なんです。最新の情報をみんなで共有するということは非常に大事なんですね。  そういう意味では、総務大臣の範疇かもしれませんが、有事...全文を見る
○大畠委員 この件についても、地上でも、要するに交差点でどっちが優先するかというのがよくわからないと同じように、この電波の部分というか通信の分野も、この法律案の中には入っていないかもしれませんが、そういうところをきちっときちょうめんにやっておくことが混乱を未然に防ぐことなんですね...全文を見る
○大畠委員 それから、これも防衛庁長官にお伺いすることになると思いますが、マスコミでも非常に大きく取り上げられました、米軍による捕虜虐待事件、これの、サマワにいる自衛隊の隊員に対する影響です。  正直言って、サマワの自衛隊の方々もそういう情報を入手されているでしょうから、企業で...全文を見る
○大畠委員 外務大臣にお伺いしますが、イラク北部のクルド民族の動きが非常に複雑な動きをしているということを聞いておりますが、外務省として、このクルドの民族の動きについてはどのように認識され、それがイラク国内の現在の状況にどんな影響を与えると考えておられるか、お伺いします。
○大畠委員 クルド民族の動き、あるいはサマワでのオランダ軍に対するテロ行為等々、それからイラク全土の状況を考えますと、私は、防衛庁長官が先ほど御認識を、見解を発表されましたけれども、日本は法治国家ですから、法律に基づいて防衛庁長官として判断をして、一時イラクのサマワから自衛隊が撤...全文を見る
○大畠委員 次に、外務大臣にお伺いしますが、日米地位協定問題についてであります。  私も、アメリカの国務省とこの問題について論議をしたことがございます。残念ながら、日本からは正式に地位協定の改定問題は一度も言われたことがないと。ドイツのボン協定の例を出したんですが、日本からも同...全文を見る
○大畠委員 そんなことを言っているからだめなんですよ。アーミテージさんと私、この件で話をしましたよ。彼から言われたんですよ、日本からは一度も地位協定の改定は申し込まれたことがないと。今の話だと、地位協定の改定は必要ないという話でしょう。そんな認識だから、全くこの問題についてもかみ...全文を見る
○大畠委員 そういう見識だから、日本の国はまさに独立国日本とは言えないと思うんですよ。全くやる気がないんだから、最初から。これは私は、全くその御認識は間違えていると思いますよ。外務大臣、早くおやめになった方がいいですよ、日本の国のために。私はそう思いますよ。だって、日本の国益を今...全文を見る
○大畠委員 質問は終わりますが、日本州の外務大臣としてはそれでいいかもしれませんが、独立国日本の外務大臣の御見識としてはいかがかと思うことを申し上げて、質問を終わります。
10月27日第161回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
議事録を見る
○大畠委員 民主党の大畠章宏でございます。  今、海江田万里さんの方から大くくりの話がございました。私の方は、少し細かなことを含めて、大臣の所信に対する御質問をさせていただきます。  その大臣の所信に対する質問の前に、新潟の災害対策、地震対策について、私の体験を含めて御質問を...全文を見る
○大畠委員 いずれにしても、現在でも三十二市町村、十万三千人の方が避難所生活をされておりまして、非常に気温の低くなる中での耐乏生活を強いられているわけでありますから、政府を挙げて、これは与野党を超えて、ぜひできる限りの御支援をしていただきたい。また、亡くなられた皆さんに対する御冥...全文を見る
○大畠委員 先ほど大臣からもお話がありましたが、地域の方々も一生懸命、何とか地域の経済を立ち上げようとして頑張っているわけですから、そこに水を差すことがないように、やる気を起こさせるように、ぜひ金融庁の方でもいろいろと配慮をしながら、考えながらやっていただきたいということを申し上...全文を見る
○大畠委員 それから、これは全国共通、いろいろ御質問項目も出していますが、時間の関係で割愛するものもございますので、それはそれとして御理解いただきたいと思うんですが、大臣、町づくりというのがありますね。大臣の出身地の商店街は活性化されているのかもしれませんが、正直言って、小泉さん...全文を見る
○大畠委員 時間が来ましたから終わりますが、ただ、小此木副大臣、住民が地方に移動したという、それは役所の方から聞きましたが、決してそれだけじゃないんですよ。私の住んでいる町なんかは、住居が郊外に移転していなくて、十年前から同じですよ。同じでも、中央商店街はほとんどシャッター通り化...全文を見る
11月10日第161回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
議事録を見る
○大畠委員 民主党の大畠章宏でございます。  午前中の質疑に引き続きまして、独立行政法人日本原子力研究開発機構法案について質問をさせていただきます。  午前中もかなり、それぞれの委員から、この法律案あるいはまたエネルギー政策全体についての観点から質疑もございましたけれども、私...全文を見る
○大畠委員 そういう経緯から二つは独立して、それぞれ研究開発させるんだということでありますが、今度はこれを統合するということになりますね。  なぜ統合するのか。したがって、四十数年前は分離するという一つの理屈があったんだと思うんですが、今度は統合するという理屈について、理屈とい...全文を見る
○大畠委員 四十年前の一つの理屈、そして今回の理屈を考えますと、今回の理屈は非常に軽いですね、言ってみれば。エネルギー政策をどうするかという観点がほとんどないままに、言ってみますと政略結婚をさせられたような感じすらするんです。私は、きょう経済産業省にも来ていただいていますが、一体...全文を見る
○大畠委員 山本政務官、そういう考えで本当にいいんですかね。前の状態も私は異常だと思っているんですよ。共管。レフトとライトの中間がセンターですが、レフトが球をとるのかライトが球をとるのか、センターというのが今いないわけですよ。両方で共管しようという話なんだけれども、どっちの責任だ...全文を見る
○大畠委員 御安心できないから私は質問しているんですよ。  それで、私はどうしても腑に落ちないのはそこなんですよ。要するに、何で日本のお父さんが実権を失ってしまったのか。お母さんが予算権を持っているからですよ。それはそう思いませんか。最近のおやじはどうも、地震、雷、火事、おやじ...全文を見る
○大畠委員 私も経済産業委員会で経済産業大臣と、私も今経済産業委員ですから、そこで論戦するのが筋だと思いますよ。  これはもともと、大臣には申しわけないけれども、文部科学省でこの原子力まで、再処理技術まで踏み込むのは、結局やり過ぎなんだと私は思うんです。さっきの委員の論議を聞い...全文を見る
○大畠委員 理事長が責任者だとしたって、これはまた何かのときに人事異動でかわればそれで終わりなんですから、政治家が責任を負わなきゃだめなんですよ、政治家が。これは私の責任でロケットは必ずうまくさせる、そういう、やはり政府の方、行政とかそっちの方じゃなくて我々政治家が。  私は非...全文を見る
○大畠委員 私も思い出しました。確かに種子島に行きまして、あのときはちょうど午後五時二十分だったですかね。あんなに予定どおりに打ち上がるのは珍しいことですという話でしたが、成功しました。ぜひ、副大臣になられたわけでありますから、副大臣の任期中にロケット打ち上げが成功するように御尽...全文を見る
○大畠委員 非常に淡々とお答えいただきましたが、実のある形でそれが実行されますように敷衍しておきます。  それから、次の質問でありますが、古人いわく、企業は人なり。やはり、どんなに新居をつくったって、そこに住む人が、よし、新しい人生に一歩踏み出そうという気にならなければいい家庭...全文を見る
○大畠委員 本来、この技術問題と人事、人の問題というのは重要な問題ですから、本当は政治家の方々から答えてもらいたかったんですが、なぜかすぐ審議官がおいでになるので、そういう情勢にあるのかなという感じもしますが、そこら辺が一番改革しなければならない課題かもしれません。  次に、私...全文を見る
○大畠委員 今の大臣のお考えをお伺いしますと、両家の両親だけが盛り上がっているだけじゃなくて、新郎新婦も含めていろいろ話し合いながらやっていく。すなわち、既存の労働組合とも十分話し合いながら、そこで働く人が不安を持つということのないように、また未来に対して夢を持ってこの統合問題に...全文を見る
○大畠委員 それから、懸念する声として一つ申し上げますと、放射性廃棄物の処理処分業務というのは、非常に現在私自身も頭を痛めているんですが、重要な問題でありますが、特に、核燃料サイクルを完結させる上では本当に不可欠な技術なんですね。  今回統合されますと、どうも研究開発というとこ...全文を見る
○大畠委員 ぜひ、今御答弁を賜りましたが、新郎だけかわいがるとか新婦だけかわいがるということではなくて、両方両家はきちっと平等にやらないと、これはまた新婚家庭が壊れちゃいますから。したがって、片っ方だけに目をかけるというのじゃなくて、両方ともきちっと考えて、幸せな家庭ができるよう...全文を見る
○大畠委員 終わります。