大渕絹子

おおふちきぬこ



当選回数回

大渕絹子の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第132回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○大渕絹子君 大渕絹子です。  今度の大震災で被災をされた皆さんに心からお見舞いを申し上げます。また、総理を初め、被災者の救援、復興のために本当に日夜努力されているすべての皆さんに心から敬意を表します。  未曾有の大震災を目の当たりにして、国民の生命、財産を守るのが政治の第一...全文を見る
○大渕絹子君 もうわかっていますから、最後のところだけお願いします。    〔理事伊江朝雄君退席、委員長着席〕
○大渕絹子君 被災者が全員住宅等に入れる見通しの時期をお聞きしたわけですけれども、そのことにどうぞ答えてください。
○大渕絹子君 小里地震対策大臣に御足労いただきましたから、重ねてお願いいたします。  ボランティアがこのたびの震災では大変な活躍をなさっているわけですけれども、日本におけるこれからのボランティアシステムをどのようにつくっていくようにお考えになっているのか。あるいは私の地元の消防...全文を見る
○大渕絹子君 消防団の方はどうでしょう。
○大渕絹子君 どうもありがとうございました。  次は、建設大臣に震災復興のための特別立法についてお尋ねをいたします。  先ほど来も御返事があったかと思いますけれども、耐火建築物しか残っていない被災地にも市街化再開発事業が適用できるなどの区画整理の再開発のためには、ちょっと私権...全文を見る
○大渕絹子君 次は、法務大臣に罹災都市借地借家臨時処理法の適用についてお伺いいたします。  この法律が適用されて、大変不利に置かれております借家人や借地人に対して権利保護ができるということで私は拝んでおります。しかし、この法律は大変難しゅうございます。被災者がこの法律の存在、適...全文を見る
○大渕絹子君 総理大臣にお尋ねをいたします。  けさほど来も救急援助隊の創設について大変積極的に取り組む姿勢を見せておられますけれども、私も改めて整理をして主張してみたいと思っています。自衛隊の出動のおくれや地元行政の機能麻痺、縦割り行政の障害などが指摘されていますが、根不的に...全文を見る
○大渕絹子君 午前中に自民党の委員の質問の中で、自治大臣から自衛隊の中にそういう組織をつくってもいいじゃないかというような御発言があったようにちょっと記憶しているんですけれども、私は自衛隊の中に緊急援助隊というものを置くべきでないと思います。自衛隊は軍隊です。軍隊が自由に自分の裁...全文を見る
○大渕絹子君 私、質問していません。
○大渕絹子君 科学技術庁長官にお尋ねをいたします。  原子力発電所の設置地域にこのたびのような規模の大震災が起こったときにどういうことになるか、試算をされていますでしょうか。
○大渕絹子君 今回の地震で大変活断層ということが議論になっているわけですけれども、日本全体には千五百もの活断層が存在をし、そしていつ地震が起こっても全く不思議でないと言われている国です。こういう国で原子力発電をこれから先もさらに推進をしていくということは私は非常に危険だというふう...全文を見る
○大渕絹子君 時間がありませんので一言だけ。  総理、この震災を踏まえて、東京に地震が起きたらどうするかということを常に考えておられると思いますけれども、遷都問題を、首都移転問題を本当に真剣に考えるときが来たのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。もう時間がありません...全文を見る
○大渕絹子君 終わります。
02月15日第132回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○大渕絹子君 報告を行うに当たり、まず、派遣出発日の一月十七日早朝に発生いたしました兵庫県南部地震により被災された方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。また、この大震災の関係で派遣に参加できなくなりました委員がおられることも申し述べておきます。  それでは、御報告いたし...全文を見る
02月21日第132回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○大渕絹子君 おはようございます。  兵庫県南部地震後、長官も現地に飛ばれまして、環境庁の地震後の対策について大変懸命に取り組んでおられますことに本当に心から敬意を表します。  その地震ですけれども、六甲山の山腹や河川も大変大きな打撃を受けているというふうに聞いておりますけれ...全文を見る
○大渕絹子君 砂防ダムで二十基、それからのり面工は二カ所、それから既存の砂防ダムについて除石などが十カ所というようなことで御報告を受けているわけですけれども、それだけの大事業をやらなければことしの梅雨が乗り切れないほど山の崩壊が激しいというふうに受けとらせていただいてよろしゅうご...全文を見る
○大渕絹子君 それでは、目的は治山と利水ということに変わってきた、当初は治水であったけれども、途中から、五十八年度からは利水ということも加えられてこれだけの容量に変わってきたということでいいですね。そこだけお答えいただければよかったわけでございます。  それから、高時川流域での...全文を見る
○大渕絹子君 そういう努力もあり、それから河川の改修、堤防の補強等々もあって、一九七〇年以降はダムを建設する川については、本当に洪水といいますか水害ということの実態は起こっておらないんです。ですから、皆さんが今ここで目的とする洪水調節ということは、その目的からは少し遠いということ...全文を見る
○大渕絹子君 昭和五十年以来、大変大雨のことも何度もあったわけですけれども、その間、皆さん方の努力で河川改修とかきちっとされたわけでしょう。それで洪水はもう出ていないということで町の記録や気象台の記録にこうしてちゃんと出ているわけですから、今現在はそういうことは大分もう防災上は予...全文を見る
○大渕絹子君 建設省はダム地震ということについてどういう認識を持っておられるか、聞きたいと思います。  巨大ダムの建設によって地震が起きた例として、アメリカのフーバー・ダム、それから中国の新豊江ダム、インドのコイナ・ダム、ギリシャのクレマスタ・ダムなど大変多くの事例があるわけで...全文を見る
○大渕絹子君 この防災センターの調査をした調査室長さんが言っているんです。「ダムが誘発する地震のメカニズムを、貯水で高い圧力のかかった水が地中に浸透し、岩石の小さな割れ目に水が染み込んで破壊が起こりやすくなることで説明できる」ということを言っています。そしてこの方は、引き続いて「...全文を見る
○大渕絹子君 聞いたことにだけ答えてください。
○大渕絹子君 科学技術庁としてそういう研究調査を行っておらないのですか、そういうことを聞いたのですけれども。
○大渕絹子君 非常に問題があると思うんです。水が岩盤に浸入をしていく。そうすると、その全体が水の浮力といいますか、そういうものによって持ち上げられる。そうすると、その地下にたまっている地震エネルギーが誘発されて地震が起こってくるという原理なんです。非常にこれはわかりやすい原理なん...全文を見る
○大渕絹子君 こういう例からもわかるように、地下に水が浸透していきますと重たいものを持ち上げる力というのは自然に発生しできます。そういうことの中で、大竹教授が指摘をしているこの地震説というのも十分に研究をしていかなければならない対象であろうというふうに思うわけです。そして、ダム地...全文を見る
○大渕絹子君 活断層の話を今そちらが出してくださいましたので申し上げますけれども、この丹生ダムの四キロ西側には柳ケ瀬活断層といって全長三十五キロの物すごい活断層がございます。そして、このダムの集水地域の中には奥川並断層というのがございます。そして、そのすぐ北部には、福井県との県境...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございました。終わります。
02月28日第132回国会 参議院 外務委員会 第3号
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○大渕絹子君 このたびの旅券法の一部改正は、平成元年四月の改正、それから平成四年十一月の改正に次ぐもので、第三次臨時行革審の答申で一般旅券の有効期間について現行五年を十年に延長するとの意見に沿って行われたものと認識をいたします。国際化の対応、国民生活重視の観点、それから今回子供の...全文を見る
○大渕絹子君 前回の調査のときに中国側が指摘をした吉林とか遼寧省とかに多分行っていると思うんですけれども、そのときに提示をされた爆弾の中身等、その提示の内容というのは違っていなかったのですか、その現地で。
○大渕絹子君 二月二十六円から合同調査団が派遣をされておりますけれども、今回の調査団の目的と構成人員についてお尋ねします。
○大渕絹子君 防衛庁の職員が三名、外務省への出向という形をとりながら参加をしておりますけれども、これは旅券法との関係もあると思うのですけれども、中国側はビザを発行するに際して、何らか外務省に難点を示されるようなことはなかったのでしょうか。
○大渕絹子君 そうですか。それだったらよろしゅうございますけれども、特殊なものの処理でございますから特殊な技術を持った人を当然派遣しなければならないということはわかるわけでございますが、これから先の処理に当たっても恐らく自衛官の力をかしていただかなければならないと思いますけれども...全文を見る
○大渕絹子君 総勢が十五名となっておりますけれども、これは何か根拠がございますか。
○大渕絹子君 九三年にパリで条約調印しておりますけれども、この化学兵器の禁止に関する条約の中に、その処理をするに出たっておおむね十五人ぐらいの構成でということが軍事検証制度、こういう中で書き込まれてありますね。そして期間は一つの場所に五日間以内、要員は十五人以下ということが明記さ...全文を見る
○大渕絹子君 そういうふうな答弁をされているならそれはそれで結構でございます。  中国における遺棄化学兵器の犠牲者は二千人以上にも上っているというふうに言われているわけですけれども、これらの人に対する補償問題が生じているのではないでしょうか。  それからもう一点、河北省の石家...全文を見る
○大渕絹子君 まだそれではその補償問題について何ら中国側との交渉が開始をされておらないというふうに理解をしてよろしゅうございますね。
○大渕絹子君 日本における化学兵器の製造に携わった人々の中にも毒ガス中毒によって被害を受けた方がたくさんおると聞いておりますけれども、それらの人々に対してはどのような救済が行われていますか。厚生省、来ておりますか。
○大渕絹子君 当然、このたびのことで中国側とも補償問題というような問題が議論をされていく中で、日本にあります毒ガスによって障害を受けた人たちに対する救援というものもまた一歩踏み込んだ議論に発展をしていくというようなことがあろうかと思います。  そういう中で、援護法というようなこ...全文を見る
○大渕絹子君 それでは、大蔵省が救済を行っている旧陸軍の造兵廠の曽根製造所に従事をしていた人たちがどのぐらいあって、それとは別に学徒動員それから女子挺身隊の人たちが被害を受けた人数がどのくらいなのか教えてください。
○大渕絹子君 これらの議論はまた化学兵器禁止条約が今国会に提出をされたときの議論になろうかと思いますので送りますけれども、条約の批准はまだですが、中国に遺棄した化学兵器の廃棄計画というのは一日も早く作成をして処理に当たらなければならないと思います。今後の予定をお尋ねいたします。
○大渕絹子君 今回は中国に遺棄をした化学兵船が問題になっているわけですけれども、ほかの国、いわゆる侵略のときにほかの国には遺棄をしてきていないのですか。
○大渕絹子君 日本において三百五十万発の化学兵器が製造されたという記述があるように聞いていますから、中国で二百万発、まあ処理をした部分が多少ありますけれども、そのほかについてもほかの国に持っていかれている可能性というのは十分にあるわけでございます。そこらは軍の記録というのが残って...全文を見る
○大渕絹子君 いえ、廃棄の計画といいますか、中国側に置かれている状況を報告する義務は当然この中に含まれていると思います。だから、それに沿ってこちら側が廃棄計画を立てるのはごく当たり前のことでございます。これから条約が出されたときの外務委員会の議論に資するためにも、どうしてもこの現...全文を見る
○大渕絹子君 取り扱っていただけますね。
○大渕絹子君 河野外務大臣に最後にお尋ねをいたしたいと思います。  今、中国に遺棄をしてきた化学兵器のことで、本当にまださわりの部分ですけれども質疑をさせていただきました。戦後五十年たってまだなおかつ中国本土に二百万発の化学兵器、百トンにも及ぶ化学毒物が放置をされたままになって...全文を見る
○大渕絹子君 個人的な立場でなくて自民党の総裁として、あるいは現内閣の副総理として、国会決議することを三党合意の中で政権がつくられておるわけですから、この議員連盟の中には閣僚の方もあるいは幹事長の方も名前が連なっておられますけれども、その人たちとも十分に協議をした中でぜひ実現がで...全文を見る
03月10日第132回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○大渕絹子君 きょうはお二方の公述人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。大渕絹子です。どうぞよろしくお願いをいたします。  まず、中西公述人にお尋ねをいたします。  先ほど来からいろいろお話しをいただいているわけですけれども、今ポスト冷戦時代、そしてもう間もなくそのポスト...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございました。  世界的な軍縮の流れの中で、残念ながらアジア地域には平和の配当が及んでいないのではないかというふうに言われます。  例えば、先般開かれた中国での全人代の会議では、対前年比で二一・二%増の国防予算が示されました。激しいインフレとの対比で実...全文を見る
○大渕絹子君 我が国のODAのあり方というものも今後の日本外交と大きくかかわってくるのではないかと思われます。  今、村山総理も出発をされているわけですけれども、コペンハーゲンで社会開発サミットということの中で、その中心課題の一つが貧困の撲滅というようなことで取り上げられている...全文を見る
○大渕絹子君 もう一点。  先ほど日本がアジア外交を展開していく中に、残された問題の一つに歴史の問題があるというふうにおっしゃいました。私もまさにそのとおりだと思いますけれども、この歴史の問題を解決していくためにも、今、国会では不戦平和決議というようなものをつくっていきたいとい...全文を見る
○大渕絹子君 大宮公述人にお尋ねをいたします。  大宮公述人はジャーナリストとしていわゆる子供のいじめ問題にも深くかかわって執筆をされているというふうにお聞きをしているわけですけれども、戦後日本が経済効率中心の経済発展を遂げていく中で、いわゆる効率主義を迫い求めていく中で教育の...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございました。  終わります。
03月15日第132回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○大渕絹子君 連日御苦労さまでございます。  今回の税制改革は、所得税減税の継続の反面、租税特別措置の廃止や各種引当金の圧縮など、いわゆる不公平税制の是正ということが不十分のまま消費税の税率が引き上げられるという形で決着をしました。大変多くの問題を残している税制改革であったと思...全文を見る
○大渕絹子君 ぜひその方向で堅持をお願いいたしたいと思います。  総理も参議院の大蔵委員会で明快にそういうふうに、基本的には総合課税を目指すべきだということをうたっているわけでございます。  しかし、この報道によりますと、背番号制度を導入して年金番号等にも共用できるような形で...全文を見る
○大渕絹子君 資産性所得の把握は支払い調書の送付を義務づけることによって可能だというふうに思うわけです。  今、現に私たちは確定申告をしますと納税者番号というのをつけられていますよね。番号制度はもう既に使われているというふうに思いますし、各種年金にもあるいは健康保険にもそれぞれ...全文を見る
○大渕絹子君 今の納税者番号がそういうものであることは十分承知をしています。ただ、銀行とか証券会社と取引するときに、必ず本人であるという証明がなければ取引をできないことに法的に決めれば、今おっしゃったこともそれは解決ができるだろうと思うんです。でも、これは納税者番号制度を導入する...全文を見る
○大渕絹子君 アメリカでも納税者番号制度を導入したときには、最初は資産性所得の把握だけということで導入をされたわけですけれども、その後、年金にも行政の書類にも使われていくということで大変プライバシーの侵害が起こっているということも聞いています。  また、デンマークでは、先ほど大...全文を見る
○大渕絹子君 長官おっしゃることはよくわかるんです。この法律が長官おっしゃるような目的でつくられているということはわかるんですけれども、総合課税というか、納税者番号制度を導入することは前向きに今、大蔵大臣も、そして総理も過去において取り組むということを発言されているわけですから、...全文を見る
○大渕絹子君 非常に残念な答弁だと思います。消費税の税率を上げないということでずっと闘い続けたきた、そして何とか不公平税制の是正であるとかあるいは総合課税の導入によってより公平な税率を確保していきたいという私たちの観点からすれば、早急にこのプライバシー保護法を制定して、そして納税...全文を見る
○大渕絹子君 最後に、国税庁のまとめによりますと、五年度末、これは六年の三月末ですけれども、税金の滞納金が二兆三千二百八十億円もあるということが明らかになりました。特に消費税の場合は五〇%も滞納額がふえているということの中で、これは国民が痛みを伴って支出をした税金が事業者のもとに...全文を見る
03月20日第132回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
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○大渕絹子君 環境庁では全国各地の環境についてのモニタリング検査を実施していますが、琵琶湖について、水質、化学物質、生物検査の結果に基づき、琵琶湖の現状をどのように認識しておられるか、また、そうした現状の回復の見込みについて、あるいは将来とも関西地方の水がめとしてあり続けることが...全文を見る
○大渕絹子君 各種の施策によってよみがえるものというふうに今おっしゃるわけですけれども、大変見通しは厳しい状況じゃないかというふうに私は思うわけでございます。  琵琶湖総合開発事業の重要な柱は水資源開発事業でしたけれども、水質の保全は水資源を供給するという立場からすれば最重要課...全文を見る
○大渕絹子君 建設省のそうした御努力は認めるものでございますけれども、琵琶湖周辺地域の開発事業が大変、何といいますか、自然を壊すというような形の中で進められてきたこともまた事実ではないかと思うんですね。大事なヨシが繁っている湖岸をコンクリートの湖岸にするために、そのヨシ原を削り取...全文を見る
○大渕絹子君 お話がありましたように、湖沼法が昭和六十年に制定されていたにもかかわらず、環境庁としては、琵琶湖本体に対する水質保全に対しては大変対策がおくれているといいますか、滋賀県や京都府に対して指導的なことはやられておったかもしれませんけれども、予算としては、六十年から平成四...全文を見る
○大渕絹子君 ぜひ、そのようにお願いしたいと思います。  琵琶湖の水質を回復させていくためにも、前々回、私はダム地震との関連の中で丹生ダムについての意見を申し上げたわけですけれども、高時川上流につくられる丹生ダムは、琵琶湖の水質を回復させていくためにもこのダムの建設はちょっと待...全文を見る
○大渕絹子君 それでは、一般論としてお聞きをしますけれども、一般論として琵琶湖の上流に、琵琶湖でなくてもいい、水道原水となるための貯水池があるとして、その上流にダムがつくられた場合、そこに流れ出る水は、全然つくられていない自然のままに流れてくる水と比較をして、どちらがきれいだと思...全文を見る
○大渕絹子君 全く自然の生態系を無視した御答弁ではございませんか。自分でもそういう御答弁をされていて御満足でございますか。  自然のままに浄化をされた、山で降った水が森林を通して、あるいは地下を通って再び川のところに流れ出て浄化をされて琵琶湖に注いでいる今の状態と、上流にダムが...全文を見る
○大渕絹子君 建設省の方に重ねて伺いますけれども、この丹生ダムが完成をされまして、当初はいいですね、堆砂もそれほどきっと一度には落ちてきませんけれども、これが五年十年、五十年百年と積み重なっていった場合にどうなりますか。先ほどのようなことを言っていられますか。ずっと上流、上につく...全文を見る
○大渕絹子君 今、高時川が自然のままに流入をしている状態でも、先ほど来一番最初から私がお聞きをしておりますように、琵琶湖の水質はどんどんどんどん悪くなってきている状況なんです。だから言っているわけで、さらにその上にダムによってせきとめられた水が入ってくるということになれば、なおさ...全文を見る
○大渕絹子君 琵琶湖の自然回復というか、復元を願っている人たちの目から見ると、建設省はただひたすら壊す人の方に見えるということで訴えがあるわけでございますけれども、そういう要望というか、そういうものをしっかりと受けとめて、一日も早くもどのような、それこそ芭蕉が句に詠んだような琵琶...全文を見る
○大渕絹子君 終わります。
03月28日第132回国会 参議院 外務委員会 第7号
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○大渕絹子君 どうぞよろしくお願いいたします。  国際熱帯木材の協定の質疑に入る前に、ちょっと外務大臣にお尋ねをしたいと思います。  報道によりますと、ゴラン高原へのPKOの派遣につきまして、現地でゴラン高原の国連兵力引き離し監視軍のヨハン・コストフ総司令官が日本の参加につい...全文を見る
○大渕絹子君 いずれにしても総指揮官がこういう発言をなさるということは、現地ではそれほどPKOの要員について必要でないというふうに私は受けとめておりますが、調査をした段階でどういうふうになるか見守っていきたいというふうに思っています。慎重に扱っていただきたいなというふうに思います...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございました。  それでは条約の質問の方に入らせていただきますが、野間委員の方からも詳細にわたって質疑がありました。重複を避ける形で質疑をしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。  バリ・パートナーシップ基金についてですけれど...全文を見る
○大渕絹子君 協定の二十七条の「委員会の任務」の中に、造林及び森林経営に関する委員会の活動の中で、造林及び森林経営の分野における協力のため、国連食糧農業機関と国連環境計画とともに、世界銀行や国連開発計画などの機関の活動と調和させることとしていますが、世界銀行や国連開発計画の性格か...全文を見る
○大渕絹子君 ぜひそういう方向で協力をしながら進めていっていただきたいと思います。  レスター・R・ブラウンさんが出している「地球白書」の中で、  今日の乱伐林業に終止符を打つ行動を速やかに起こさないかぎり、地球上の天然林のうち、次世代のために残されるものはほとんどなくなるで...全文を見る
○大渕絹子君 参議院でもこの問題は大変以前から多くの議論をされてきたところでございますけれども、国際問題に関する調査会は「九〇年代の日本の役割」という提言をまとめました。そしてその中で「森林の再生」ということの提言を行い、一昨年の四月二十六日の委員会でこの提言に対して各省庁より報...全文を見る
○大渕絹子君 どうぞ各省庁連携をとりながら持続可能なその熱帯林の開発といいますか、それに努力をしていただきたいというふうに思うわけでございます。    〔委員長退席、理事猪木寛至君着席〕  また、日本における熱帯材の使用削減ということも、これは積極的にやっぱり取り組んでいかな...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございました。  それでは、同じく熱帯材の使用削減問題で建設省に伺いたいと思います。  建設産業における熱帯材の型枠用の合板、これが非常に大量に使われているということの中で、建設省は建設業界と協定を結ぶ中でできるだけ削減をするようにというような指導もな...全文を見る
○大渕絹子君 そのコンクリート型枠の問題だけでなくて、住宅用に使われる熱帯材についても代替品などの開発に努めていただきまして、できるだけ使わないで済むような形をとっていっていただきたいことを重ねて強くお願いを申しておきます。  それから、森林伐採の認証制度について林野庁にお聞き...全文を見る
○大渕絹子君 この認証制度ですけれども、実施をされた場合、ちゃんと有効に区別できますでしょうか、そこがちょっとわからないんですけれども。
○大渕絹子君 熱帯材を削減していく方向の中で、我が国の森林の活用ということも十分に考えていかなければならない問題だろうと思います。陸地に占める我が国の森林面積は六七%です。以前は国内村でその多くを賄っていたわけでございますけれども、経済効率だけでなくて国際的な森林の保全という観点...全文を見る
○大渕絹子君 積極的に取り組んでくださるという御答弁ですけれども、実際には林野庁としては人員削減というような目標を掲げてずっとやってこられておりますし、日本の森林状態も非常に病んだ状態に置かれているというのが実態でございます。間伐も行われず、枝打ちも行われず、非常に森は病んでいま...全文を見る
○大渕絹子君 ぜひ日本としては、アメリカとかあるいはロシア連邦それから中国等々、二酸化炭素あるいはメタンなどの大変排出量の多い国に対しましてもきちんと言っていただきたい、発言をしていただきたいと思います。  それにつけても、日本でも一九九〇年レベルに二〇〇〇年までにはどうも戻せ...全文を見る
○大渕絹子君 温暖化の問題と、もう一つ日本にとって深刻な問題は、森林を破壊するという意味なんですけれども、酸性雨の発生というようなことも非常に大きな問題になっているわけでございます。  その酸性雨に、中国が使っている石炭のエネルギー政策が日本の大気にも大きな影響を及ぼしていると...全文を見る
○大渕絹子君 ぜひ積極的にかかわっていっていただきたいというふうに思います。  それでは、通産省にちょっとお聞きをしたいことがございます。  国連標準化機構が一九九一年から着手をしている環境管理システムあるいは環境監査制度という枠組み、その国際的標準化に対して通産省はどのよう...全文を見る
○大渕絹子君 そのISOの提言を受けて欧州の標準化機構はどのように対応していますか。
○大渕絹子君 我が国でもアジア圏の人たちとこうした取り組みを早急に進めていく話し合いといいますか、そういうものを持たなければならないというふうに思うわけですけれども、そこらはどうなっていますか。
○大渕絹子君 この環境監査制度というのは、先ほど来批准をいたしましたWTO自由貿易体制の中で何かそれが自由貿易を制限する条件となってくるのではないかという懸念があるわけですけれども、外務省はどういうふうに考えていられますか。
○大渕絹子君 WTOの中で貿易の自由化が進められていく中で、熱帯林を持っている地域でも単一の作物をつくって換金する換金作物、そういうものをつくるためにさらに大規模な伐採が続けられていくというようなことも恐らく起こってくるのではないかというふうに思うわけです。  日本の農業、米づ...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございました。終わります。
04月12日第132回国会 参議院 環境特別委員会 第7号
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○大渕絹子君 おはようございます。  大臣におかれましては、四月八日までの間ベルリンで開催をされておりました気候変動に関する国際連合枠組み条約の第一回締約国会議の大臣レベルの会合に出席をされたとお聞きをしておりますけれども、その会議に出席をされた御感想、それから会議全体の成果、...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございました。議定書の締結に向けて合意ができたということは大変喜ばしいことだと思いますので、これからもどうぞリーダーシップを発揮していただきたいというふうに思います。さて、議題になっております大気汚染防止法の改正でございますけれども、石油製品の市場の自由化...全文を見る
○大渕絹子君 具体的な施策についてと申し上げました。今まであなたのおっしゃったことは、低公害車の定義みたいなものでしょう。そうではなくて、行っている具体的な施策について言ってください。
○大渕絹子君 そのことによって導入をされた台数を教えてください。
○大渕絹子君 このほど、そのクリーンエネルギー自動車計画の中で、ハイブリッド電気自動車についても低公害車として認めて普及を図っていくというふうに聞いていますけれども、ここのあたりはどうですか。
○大渕絹子君 普及が広がらない原因について通産省はどのように考えていますか。
○大渕絹子君 運輸省の低公害車の導入計画あるいは普及状況、そしてその普及の広がらない原因等、どうぞ一度に答えていただきたいと思います。
○大渕絹子君 そのほか、消防庁におきましては、給油所設備の安全基準をつくってメタノールスタンドの普及を図っていくということを計画として発表しております。また、環境庁としましては、その外郭団体であります健康被害補償予防協会など三団体から助成金を出して、メタノール車のリース会社、これ...全文を見る
○大渕絹子君 東京都では、進まない低公害車の普及にちょっと改善を加えていこうということの中で、東京都独自で低公害車の指定制度というのを定めました。それの中には、これはトラックに限ってでございますけれども、低公害車に指定をされていないLPG車やディーゼル車についてもNOxの排出量が...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございました。
04月27日第132回国会 参議院 外務委員会 第11号
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○大渕絹子君 おはようございます。よろしくお願いをいたします。  松本のサリン事件や地下鉄のサリン事件など世界に類のない化学兵器による無差別殺人が日本で起きたことに対しまして非常に私は危惧を覚えるわけですけれども、日本の歴史的な背景とか現在の日本社会のあり方、例えば教育であると...全文を見る
○大渕絹子君 まだ事件の真相が解明されていない中でのお話でございますからそういうことになろうかと思います。私自身も、日本の社会が今まで、戦後五十年ですけれども、豊かさを求めてひたすらに働き続けてきた結果として、現代の日本社会の中には大変な物・金余り、あるいはすべて金に換算をされる...全文を見る
○大渕絹子君 先ほど野沢委員からもお願いというが御指摘ありましたわけでございますけれども、カナダで開かれるハリファックス・サミットですか、ここにテロの問題が恐らく議題として提案をされるのではないかということがバンクーバーの政務局長会議の場所でも出されたやに報道されているわけですけ...全文を見る
○大渕絹子君 それでは、条約の方に入らせていただきます。  この条約は、原則として戦時のみならず平時も責めるいかなる場合にも化学兵器を使用してはならないと第一条第一項で規定をされているわけでございますけれども、化学兵器の一部である毒性化学物質及びその前駆物質については「この条約...全文を見る
○大渕絹子君 私もそういうとらえ方をさせていただくということで進めさせてもらいますけれども、その結果この条約では、先ほど言いましたように第一条でいかなる場合にも化学兵器の使用を禁止しておきながら、他方では、毒性化学物質及びその前駆物質は、正規の戦争には該当しないいわゆる武力紛争、...全文を見る
○大渕絹子君 それでは、この「軍事的目的」というのは、この場合、化学兵器から除外をされるということが規定されているわけですけれども、そういう目的のためであって、人を殺傷させるようなための軍事的目的では当然ないということですね、その話の経過の中で。
○大渕絹子君 説明をしていただければそういうふうに理解をするわけですけれども、しかしこの条文を読む限りにおいてはそういうところまではわからないわけですね。  そうすると、そのとおりであるとしますと、これは化学兵器の禁止条約、世界のすべての人々にとって全面禁止につながっていくとい...全文を見る
○大渕絹子君 先ほどおっしゃったわけですけれども、もう一度確認をさせてもらいます。  「国内の暴動の鎮圧を含む法の執行のための目的」ということの中に、今盛んに世界で行われております民族紛争や国内紛争には使用が可能というふうに判断してよろしいんですね。
○大渕絹子君 条約上はそういうふうにはなっておらないのですよね。そこらがやっぱり今議論をしておかなければならないことなんです。  「毒性化学物質及びその前駆物質」ということになっておりまして、それは化学兵器であるという規定になっているわけですね。そうすると、そこの使っていいもの...全文を見る
○大渕絹子君 国内法の制定もなされておりまして、日本の国としては明確にそこのところの違いというのは法律の中に規定をされておると思いますけれども、条約がそうなっておらないということだけを指摘させていただきたいと思います。  それから、第三条の中に申告の義務というのがあるわけでござ...全文を見る
○大渕絹子君 第四条、第五条では廃棄の規定があるわけでございます。  先ほど来、野沢委員の方からもロシアの化学兵器の廃棄について御指摘があったわけでございますけれども、ドイツやアメリカでは既に財政とか技術支援の決定をしているわけです。日本として具体的なロシアへの支援策を示すとき...全文を見る
○大渕絹子君 第六条では検証制度ということになるわけですけれども、先ほどお話し合いをしましたように、条約で禁止されていない目的のために毒性化学物質を開発、生産、取得、保有、移譲、使用する権利が認められているわけですけれども、この権利と検証措置が一体になって存在をするということにな...全文を見る
○大渕絹子君 産業情報の保護については、アメリカでは化学兵器禁止条約実施法という中で、経理、市場、それから原価、人事、研究、特許の各データ、それに環境保全、健康管理、安全管理のために記録をされているデータは開示しなくてもよいというふうに規定をしているということでございますけれども...全文を見る
○大渕絹子君 チャレンジ査察は、先ほどお話がありましたように、産業活動を阻害するおそれが大きいわけですけれども、その乱用の抑制措置というのは明らかになっておりますでしょうか。
○大渕絹子君 今度は逆に、査察の結果勧告等が必要になったのに、その勧告等に従わずに条約から脱退をしたような場合に、この締約国に対する制裁措置、条約の中では締約国同士では制裁措置というのが規定をされているわけですけれども、脱退をした国に対しては規定がないわけです。この場合、どのよう...全文を見る
○大渕絹子君 脱退された国に対しては、国連の安保理事会で対応せざるを得ないというふうに受けとめさせてもらいます。  先ほど野沢委員の方からもオランダのハーグに派遣をする化学兵器禁止機関への職員の問題が出たわけですけれども、民間の産業界の人が今三名応募されているというふうにさきの...全文を見る
○大渕絹子君 政府が推薦をしたということですけれども、どこの会社のどういう人でしょうか、三名は。
○大渕絹子君 それではそれをどうぞ届けていただきたいと思います。お願いをいたします。  それでは、中国に遺棄をされました化学兵器の現状について大臣からも御報告をいただいたわけでございますけれども、この化学兵器の処理につきましては大変な問題であろうというふうに思うわけでございます...全文を見る
○大渕絹子君 大臣、中国の廃棄処理のプロジェクトチームみたいなものがどうしても必要だというふうに思うんですね。ですから、大臣からも閣議の席でつくっていただけるように発言をしていただいて、できるだけ早い段階で処理ができるような方向でぜひ努力をしていただきたいと思いますけれども、いか...全文を見る
○大渕絹子君 だれもがこの任務というのは大変何というか後ろ向きにならざるを得ないような任務であろうかと思いますけれども、ここは積極的に取り組んでいただきたいと思います。  大臣、第二次大戦で日本軍が毒ガスを使用したかどうかという認識ということがまだ日本では明らかになっておらない...全文を見る
○大渕絹子君 私の手元に松谷みよ子さんという方が書かれました「現代民話考」の「軍隊」という本があるんです。私が政治家になろうという決心をさせてくれた本でもあるわけですけれども、時間が五分ほどありますので、今この文章を少しだけ読ませていただき、国会の議事録の中にこの内容というのを私...全文を見る
05月30日第132回国会 参議院 外務委員会 第14号
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○大渕絹子君 河野大臣、連日の難問題、大変御苦労さまでございます。  先ほど来サハリンの大地震について政府の援助といいますか、その方法についてお述べになりました。  それをお聞きして今率直に思ったわけでございますけれども、阪神大震災におきましても、日本はトラック輸送に頼ったた...全文を見る
○大渕絹子君 ヘリコプターはどうでしょうか。
○大渕絹子君 ぜひこちらからも具体的な提案を積極的にして、こういうこともできるこういうこともできるということを働きかけていっていただきたいというふうに思うわけでございます。一番近い隣国でございますから、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  もう一点、近い隣国から米の支援につい...全文を見る
○大渕絹子君 大変微妙な問題に発展していく可能性もあるわけでございますので、日本の立場としては両方にきちんと公平にスタンスをとって、北朝鮮側にも韓国からの人道的援助をきちんと受けられるように助言をし、そして韓国にも政治的意図を前提としないということを条件にして一緒に支援をしましょ...全文を見る
○大渕絹子君 食糧庁の方、見えておられますでしょうか。  もしこの援助が決まりまして日本から北朝鮮に米の支援をするといたしますと、大体どのくらいの数量が援助の対象になるでしょうか。
○大渕絹子君 さきに食糧庁は残った在庫米について、八十四万トン、このうちの五十万トンほどを国内の飼料用として販売したい旨発表なさったわけでございますけれども、この飼料用にする米につきましても新たなこういう状況になったわけですから支援米として使うという方向転換も可能なのかどうかとい...全文を見る
○大渕絹子君 私は食糧庁に一言言っておきたいのは、北朝鮮がこういう天候のぐあいで米の買い付け等々もままならなかった状況の中に日本が流通する米のほとんどを、二百五十九万トンも緊急に買い付けたという事情が恐らく私はあると思うんです。遠い原因の中にこれはあると思うんです。その余分に買い...全文を見る
○大渕絹子君 ぜひ前向きに取り組んでいただき、日本からはそういう主張をやっぱり続けて言っていっていただきたいなというふうに思うわけでございます。食糧が余っている国が無理にどうしても買わなければならないというような状況に追い込まれて、食糧に困っている国が買えないというような状況が現...全文を見る
○大渕絹子君 その主張に対して各国の対応はどのようでございますか。
○大渕絹子君 南氷洋の鯨類のサンクチュアリーは条約違反であるということが言われているわけでございます。国際捕鯨取締条約の目的規定に反するというふうに言われておりますけれども、この認識についてはいかがですか。
○大渕絹子君 国際野生生物管理連盟とかあるいは国際自然保護連合というような国際的な機関があるわけでございますけれども、これらの機関でも野生生物資源は持続的利用によって、もちろん再生産の範囲内でという条件があるわけですけれども、野生生物の保護につながっていくんだというような理論があ...全文を見る
○大渕絹子君 捕鯨に携わってこられた漁師の方たちとか、あるいはいろいろな団体からも一日も早く再開できるようにというような要望も出ておるわけでございますので、一層の努力をしていただきたいと思います。ありがとうございました。  それでは、きょうの本題でございます日米の宇宙協定につい...全文を見る
○大渕絹子君 それから、正式な要請を受けた中で我が国とアメリカとで三度の政府間の交渉が行われたというふうになっているわけですけれども、その交渉の経過の中で主張の隔たりとかあるいは問題点として浮かび上がったことはありますか。
○大渕絹子君 その交換公文で手当てをしている具体的な中身をちょっと教えてください。
○大渕絹子君 わかりやすく言えば、アメリカ側が負担しなければならないものに対して日本側からお金を供与してそれが支払われるということで受け取ってよろしいですか。
○大渕絹子君 附属書で宇宙協力の七件について規定されているわけですけれども、この七件について日米の予算額について率直にぽんぽんぼんぽんと教えていただけませんか。
○大渕絹子君 大変多額なお金のかかる宇宙開発でございますけれども、この協定書とは別に、国際宇宙ステーション計画というものがあって、それに対する協定書も結ばれているというふうに聞いているわけです。書物でこれは読んだことですけれども、この国際宇宙ステーション協定の中身が非常に不平等に...全文を見る
○大渕絹子君 それではその協定の中身、不平等性ということは否定をされるというふうに受け取ってよろしいわけですね。
○大渕絹子君 この点はもう少しこちらも調査をしてからまたお聞きをいたします。  国際宇宙基地計画ですけれども、先ほどカナダが撤退をしたいというような報道も昨年ですかあって、またもとに戻ってきたというようなことがあるわけですけれども、財政上の懸念というようなことが今もささやかれて...全文を見る
○大渕絹子君 ロシアとアメリカの財政上の懸念があるたびにお金は回本が提供してというような、方式にならないようにぜひ、日本としてはどこまで協力をしてやるんだというその目的意識をはっきりして、自分たちの計画と目的に合った段階でお金の拠出もしていっていただきたいなというふうに思うわけで...全文を見る
○大渕絹子君 最終的な目標とか目的とかが決まっておらないから毛利さんや向井さんが宇宙へ飛び立ってなさった実験についても非常に多くの疑問が寄せられているところでございます。  毛利さんの場合が二百六十億円、向井さんの場合が六十六億円、合計三百二十六億円という巨費を投じたわけですけ...全文を見る
○大渕絹子君 アメリカだけでなく、世界の各国といろいろな技術協定をしながら宇宙開発を進めていっていただきたいということをお願い申し上げます。  最後に、政府調達に関する協定も本日の議題になっているわけでございますけれども、この協定は適用範囲の拡大ということでそれほど多くの問題点...全文を見る
○大渕絹子君 そのことがこの協定といいますか、それを適用しないという障壁になってもいるわけで、そうでしょう、地方政府に関する、主要国間においては各国ともオファーが改善されない限り相互に協定を適用しないという注意事項がございますね。このことが今あなたが答弁なさったそのことにもつなが...全文を見る
○大渕絹子君 終わります。
06月07日第132回国会 参議院 商工委員会,厚生委員会,農林水産委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号
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○大渕絹子君 環境委員の立場から質問をさせていただきたいと思います。  まず、環境庁長官にお伺いをいたします。  昨年の十二月に宮下環境庁長官のもとでまとめられた環境基本計画にのっとりまして本法案が提出されたことに対しまして、環境庁長官のこの法案の評価、あるいは御自身の御感想...全文を見る
○大渕絹子君 同じくこの環境基本計画の中で、「リサイクルにおける環境配慮」ということの中で、リサイクルの推進に当たって「環境に与える影響を把握し、リサイクルされた原材料を使用した製品等に含まれる可能性のある有害物質等に関する情報の把握を行い、必要な施策を検討する。」というふうにな...全文を見る
○大渕絹子君 先ほど来から多くの質問者も国民への普及啓発の問題というのを多々取り上げておられるわけでございますけれども、この新制度がスタートをすれば、当然、家庭ではいろいろなごみ箱といいますか、今簡単に数えても六種類ぐらいのごみ箱が必要になるというふうに思われるわけですけれども、...全文を見る
○大渕絹子君 大人だけでなくて子供たちに対する環境教育というのは大変重要な課題になってきているのではないかというふうに思うわけでございます。学習指導要領等も見させていただいたわけですけれども、環境教育は、生活科、社会科、理科、それから道徳などで数多く教えるようにということで扱われ...全文を見る
○大渕絹子君 この法律の施行によってリサイクルという問題が大変大きな問題になってくるわけでございますから、小さいときから包装材料等々についてそのリサイクルをするんだという観念が育っていくような教育にしていただきたいなというふうに思うわけでございます。  御答弁がありましたように...全文を見る
○大渕絹子君 ぜひそこのところをきちっとやらないと、再商品化のところで、集められた廃棄物が、廃棄物というか再生資源が、またごみになってしまうという状況が必ず起こってくるというふうに思いますので、ここはもう強くお願いをしておきたいと思います。  また、今まで日本の歴史の中で、江戸...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございました。
08月04日第133回国会 参議院 環境特別委員会 第1号
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○委員長(大渕絹子君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙をいただきまして委員長の大任を仰せつかりました大渕絹子でございます。  申すまでもなく、今日、環境問題は身近な生活環境から地球環境に至るまでの広範かつ重要な課題となっております。こうした中で、本...全文を見る
○委員長(大渕絹子君) それでは、引き続きまして理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(大渕絹子君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に河本英典君、野村五男君、山下栄一君及び竹村泰子君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時十八分散会
08月08日第133回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件につきましてお諮りいたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異...全文を見る
○委員長(大渕絹子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(大渕絹子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(大渕絹子君) 次に、委員派遣に関する件につきましてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(大渕絹子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十七分散会
09月29日第134回国会 参議院 環境特別委員会 第1号
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○委員長(大渕絹子君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして再び委員長の大任を仰せつかりました。  委員各位の御支援、御協力を賜り、公正かつ円満な委員会運営を行っていく所存でございます。  何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)  ...全文を見る
○委員長(大渕絹子君) それでは、引き続きまして理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(大渕絹子君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に河本英典君、野村五男君、釘宮磐君及び竹村泰子君を指名いたします。     —————————————
○委員長(大渕絹子君) この際、大島環境庁長官及び狩野環境政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。大島環境庁長官。
○委員長(大渕絹子君) 続きまして、狩野環境政務次官。
○委員長(大渕絹子君) 本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十分散会
11月01日第134回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十月二十四日、中尾則幸君が委員を辞任され、その補欠として末広真樹子君が選任されました。     —————————————
○委員長(大渕絹子君) 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、先般当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。野村五男君。
○委員長(大渕絹子君) 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。  なお、ただいまの野村君の御報告にございました秋田県、青森県等からの要望書につきましては、本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(大渕絹子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     —————————————
○委員長(大渕絹子君) 次に、公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきまして質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(大渕絹子君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午後零時十二分休憩      —————・—————    午後一時一分開会
○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(大渕絹子君) 時間が来ています。
○委員長(大渕絹子君) 速記をとめてください。    〔速記中止〕    〔ビデオ映写〕
○委員長(大渕絹子君) 速記を起こしてください。
○委員長(大渕絹子君) 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後三時四十四分散会      —————・—————
12月13日第134回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○委員長(大渕絹子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十一月二日、末広真樹子君が委員を辞任され、その補欠として中尾則幸君が選任されました。     —————————————
○委員長(大渕絹子君) 継続調査要求に関する件につきましでお諮りいたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者...全文を見る
○委員長(大渕絹子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(大渕絹子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十九分散会