大渕絹子
おおふちきぬこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月30日 | 第140回国会 参議院 地方行政委員会 第2号 議事録を見る | ○大渕絹子君 今回、国の補正予算において平成八年度の国税の増額及び平成七年度の決算の確定による国税の精算額が計上され、これを受けて地方交付税が三千四百十二億円増額するということでこの法律案が出されておるということです。 三千四百十二億円のうち、当初の交付税算定で行われた調整減...全文を見る |
○大渕絹子君 きょうの予算委員会の中でも、特別交付税について、油の流出事故であるとかあるいは土石流災害であるとか、それぞれ使われる額についていろいろ白川大臣に厳しく質問もあったわけでございます。 特別交付税の枠が十分に確保されておるというのであるならば、財政健全化の観点からす...全文を見る | ||
○大渕絹子君 今回の補正予算において、緊急防災対策事業等の追加による地方が負担すべき部分が約八千億から九千億と言われているわけですけれども、どのような財源手当てがなされているのか。 これらを起債で賄うのではなくて、繰り越すこととされている二千九百三十一億円を充当すれば、その差...全文を見る | ||
○大渕絹子君 何か今回とられた措置が毎年行われているような言い方ですけれども、今回とられた措置と同じ措置は、昭和五十九年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律がつくられたとき以来の法律ですね。毎年こうして余剰の財源がある、増加された部分があるということではないと思...全文を見る | ||
○大渕絹子君 最後に大臣に、地方財源の健全化のために頑張っていただける決意をお伺いして、終わりにいたします。 | ||
○大渕絹子君 終わります。ありがとうございました。 | ||
01月30日 | 第140回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○大渕絹子君 私も、今の関根委員に続きまして、今回起こりました友部達夫参議院議員の逮捕の事件から入らせていただきたいと思います。 白川国家公安委員長に、警察庁としては初めて逮捕許諾の国会議決を経ての逮捕に踏み切ったこの経過についてお述べいただきたいと思います。 |
○大渕絹子君 これからの捜査の結果になろうかと思いますけれども、善意の第三者から九十二億円もの巨額なお金をだまし取り、そしてそのあげくに使途不明金が三十二億円もあると報道されている今回の事件について、警察庁として徹底的にこれからこの金の流れの究明をする決意を述べていただきたいと思...全文を見る | ||
○大渕絹子君 二千五百名もの市民を巻き込んだ詐欺行為は、今までの逮捕許諾請求の前例にはない本当に恥ずべき悪質なものであると思います。参議院の品位と名誉を失墜させ、院の秩序を乱した行為と私は断ぜざるを得ないと思っています。 そこで、憲法五十八条、国会法、参議院規則に照らして、こ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 院の問題をあえてこの予算委員会の場所で私は持ち出させていただきました。きょう、委員の皆さんに参考資料として懲罰の規定について細かく書かれたものをお配りしてございます。そこの二枚目、三百五十一ページと記されたところの最後の「第四に、」という以下をどうぞ委員の皆さんもし...全文を見る | ||
○大渕絹子君 ありがとうございました。 我が社会民主党は東アジア食糧安全機構を創設したらどうかということを呼びかけています。ジャポニカ米、いわゆる中粒種を食べる国民、国家がお互いに余った米について備蓄をしておいて、そして足らないときはそこの機構から借りて需要を満たす、そしてま...全文を見る | ||
○大渕絹子君 ありがとうございます。 まだ何年もさきでないときに日本も食糧不足、冷害で輸入をしなければならない状況がありましたから、決して北朝鮮の事情が私たちの身にはないことだと言い切れないと思いますから、十分に検討して前向きに取り組んでいただきたい。また、貸し借りであればW...全文を見る | ||
○大渕絹子君 もう一点、ボランティアで参加をして病死された方が四名おられますけれども、この方たちに対する見舞金あるいは弔慰金のようなものは考えられておりますでしょうか。 | ||
○大渕絹子君 ぜひ温かい御配慮をお願いしたいと思います。いろいろな事件が次から次へと起きて忘れ去られようとしておりますけれども、年末に起きました蒲原沢の土石流災害について私はもう一度お尋ねをしていかなければならないと思っています。 白川国家公安委員長に私は去る十二月十七日、現...全文を見る | ||
○大渕絹子君 当初から天災か人災かというようなことで多く言われていたわけですけれども、その観点についてはまだ捜査結果が出ないということでしょうか。 | ||
○大渕絹子君 土石流災害の捜査中に姫川下流の水門で二次災害とも言うべき死亡事故が一件発生しているんですけれども、自治大臣は御存じですか。 | ||
○大渕絹子君 行方不明者の捜査中に、水門の上げ下げによってその管理をしていた若い方が首を挟まれて亡くなるというむごい事故が起こっているんですね。それは一切表に出ずに伏されているということが私は問題であるということを指摘しているわけですから、事務方で結構です、その事件の概要をお知ら...全文を見る | ||
○大渕絹子君 捜査本部から水門の開閉についての御指示があったというふうに聞いていますけれども、そこのところの事実関係はどうですか。もう一度お答えください。 | ||
○大渕絹子君 警察からということだけでなく、消防、自衛隊、そこの捜索にかかわったすべての人から要請はなかったのでしょうか。 | ||
○大渕絹子君 これはまた後ほどにさせていただきます。時間がありません。 労働大臣、労働大臣にも我が大脇雅子委員から労働災害についての原因究明、徹底究明をお願いしてあったと思いますが、その後の捜査の結果をお願い申し上げます。 | ||
○大渕絹子君 被害に遭われた方たちの補償の問題はどうなっていますでしょうか、労働省。 | ||
○大渕絹子君 建設大臣、当初、事件が起きたときに建設大臣は直ちに現地に入られて現地視察を終えて、これは天災である、どうにもならない、自衛隊や消防の力をもってしても崩落のセンサーさえも取りつけることが不可能なようなところで起きた崩落事故、それによって労働者が災害に巻き込まれた、天災...全文を見る | ||
○大渕絹子君 安全性が確保されない場所での公共事業の発注者の責任であるということも私はあると思います。そういう視点に立った今の建設大臣の御発言、大変ありがとうございます。そういう視点に立ってやっていただきたいというふうに思います。 最後に、総理、公共事業は安全だと思っているん...全文を見る | ||
○大渕絹子君 終わります。 | ||
02月21日 | 第140回国会 参議院 地方行政委員会 第5号 議事録を見る | ○大渕絹子君 私は、きょうは大臣の所信表明を受けて若干質疑をしていきたいというふうに思います。 自治大臣は警察庁まで所管をするということで、非常に広いエリアでお仕事をなさることは大変と思いますけれども、ぜひこの所信に沿って頑張っていただきたいということを冒頭申し上げておきます...全文を見る |
○大渕絹子君 おっしゃるとおりだと思うんです。地方自治体はほとんどの歳出が固定費で占められているという実態から見ますと、税収入が減ればその分は地方債なりから補てんをしていかなければならないということになるわけですから、当然それにかかる今度は償還のための経費というようなことも重なっ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 そこが少し甘いのじゃないかというふうに思うんです。 バブル経済が崩壊をして国の税収入も非常に厳しい状況に追いやられていく、しかしアメリカ等の圧力で公共投資は拡大をさせていかなければならない、公共事業を推進していくための財源がないということになれば、当然国から地方...全文を見る | ||
○大渕絹子君 四割に満たないということですけれども、四割というのは大変な数字ではないかというふうに思います。 地方単独事業の資金調達は一般単独事業債であって四二%を占めているというふうに確認しているわけですけれども、減税補てん債で使われるのは二%でしょう。そういう状況から見れ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 健全な地方財政確立のためにも、大臣も所信でしっかりと述べておられるわけですから頑張っていただきたいし、着実に確実に歳入と歳出のバランスをきちんと考えた中で計画を立てていかなければ破綻するんじゃないかと思いますので、ぜひ推進をしていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 おっしゃるように、自治省でも住民発議制度を導入したり、自主的な市町村合併を推進することを明快にしてそのプログラムを出したり、あるいは啓発広報活動もしていることはわかっているわけです。 住民が発議を行っても、町村長さんとかあるいは議会の反対でというか、議会の賛成が...全文を見る | ||
○大渕絹子君 今、日本の国、社会は、政治家とか官僚とか公務員のたび重なる不祥事によって行政への信頼感というのが非常に失墜をしている状況だというふうに思うわけですね。そして、国会もそうですけれども、地方の議会も代議員制といいますか、そういう制度をとっているわけで、選挙ということが民...全文を見る | ||
○大渕絹子君 住民投票条例は別なんです。合併特例法の中にそういう制度を設けて住民の意思の確認をして、それを議会が尊重するという形をとれば議会政治を阻害するものでは全くないというふうに思うんです。そういうことで、住民投票条例というのは各自治体がそれぞれ結んでおって、法制度とはちょっ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 御答弁なさったように、住民投票を行って合併が促進されたところが実際にあるわけですから、この合併特例法の中にその仕組みを持ち込めばより合併が推進すると私は確信をしているんです。ですから、御検討いただいたらいいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 さて、食糧...全文を見る | ||
○大渕絹子君 日本海の重油流出事故について運輸省にお聞きをいたしたいと思います。 関係九府県の知事さんがこの間国会に陳情に見えたわけですけれども、その中で補償問題について、船主や国際油濁補償基金等の交渉において政府が指導的役割を果たすとともに、補償交渉に関する関係自治体間の調...全文を見る | ||
○大渕絹子君 自治省として今の時点で財政支援策として実行できることは何か、具体的にちょっとおっしゃってください。時間がないのでコンパクトに。 | ||
○大渕絹子君 終わります。 | ||
02月26日 | 第140回国会 参議院 環境特別委員会 第3号 議事録を見る | ○大渕絹子君 私は、きょうは日本海の重油流出事故についてお尋ねをしていきたいというふうに思っております。 政府は、昨日、関係閣僚会議を開き、被害額のうち、関係自治体が直接油防除に要した費用の半額、約二十億円を国庫から拠出するということを決定されました。国が地方自治体の経費その...全文を見る |
○大渕絹子君 昨日、私たちも政府側の説明を聴取したわけですけれども、そのときには補償問題は既に基金の方からも拠出をされるような形態の中で補償請求がなされているように聞いたわけですけれども、仮に船主側に過失がありということが決定的になった場合に、補償の扱いはどうなるのでしょうか。船...全文を見る | ||
○大渕絹子君 過失のありなしによって五億ドルなのか日本円で二百二十五億円ですか。五億ドルというと五百億円ですね。五百億円か二百二十五億円かということになるわけですから、徹底した原因究明をやっていただきたいということを要望しておきます。 次に海岸の復旧対策について、これも地元か...全文を見る | ||
○大渕絹子君 どうぞよろしくお願いを申し上げます。 三国町の海岸に仮設道路がつくられて、その油の撤去を行ったわけでございますけれども、あそこは国定公園に指定をされているということで、当然もとの海岸に復旧をさせる義務があるわけですが、私も一月九日、最も被害がひどくあらわれている...全文を見る | ||
○大渕絹子君 県知事の決定にまたれるということで理解してよろしゅうございますね。——ありがとうございます。 油処理剤の使用について環境庁はどんな見解で臨んでおられるのかということをお聞きしたいと思います。 今、海底に沈んでおります船尾の部分から油が流出しているという状況で...全文を見る | ||
○大渕絹子君 環境庁長官におかれましても、所信表明の中で、この油流出事故に対しては今後も厳重に見守りながら環境影響評価等もやっていくというふうに決意を述べておられます。どうぞ頑張っていただきたいと思います。 次に、劣化ウランについて質問をしていきたいと思います。 沖縄県の...全文を見る | ||
○大渕絹子君 本当にどこの国の外務省だかと言いたくなりますよね。ここは日本の国の外務省であり、その外務省がそこのところの情報をちゃんと受けてわかっていなければならないということは、これは指摘をせざるを得ませんよね。そんなような答弁では納得できません。後でまた予算委員会等々でもやら...全文を見る | ||
○大渕絹子君 そのように私も認識をしております。大変毒性の強い劣化ウラン弾であるというふうに思います。それが炸裂をしてエアゾール状になって人間の呼吸器から体内に入っていくというようなこと、そしてそこで蓄積をされて人体への影響が大変大きくなるということでございます。 また、湾岸...全文を見る | ||
○大渕絹子君 日本では、劣化ウランの扱いは核燃料物質規制法の中で規制されており、原子炉や濃縮工場などの施設内でしか使用が認められていないわけですけれども、米軍が基地に持ち込んで、そして大量に保管をしていても日本の国では違法にならないわけですよね。 こういう状況にある日米安保と...全文を見る | ||
○大渕絹子君 今回間違って撃ったということが主張されているわけですけれども、本当はこの劣化ウラン弾というのは大変品質管理が難しいんですね。少量の空気によっても、あるいは鉄などによっても亀裂を生ずるような非常に保管が難しい弾薬だと聞いています。だから、時間がたてば、何年も保管をして...全文を見る | ||
○大渕絹子君 終わります。 | ||
03月14日 | 第140回国会 参議院 予算委員会 第10号 議事録を見る | ○大渕絹子君 私は、きょうまず最初に、昨日聴濤委員がここの場所で御質疑をされましたけれども、自衛隊の有事の場合の掃海艇を出せるのがどこの地域までかというような議論が盛んに行われていたわけでございます。私は、根本に日本の憲法、いわゆる九条の中で正義の戦争というのはもはやあり得ない、...全文を見る |
○大渕絹子君 今明快に答えていただきましたけれども、しかし自衛隊の検討課題の中には、グレーゾーンと明記して、検討すべき課題としてかなりたくさんの項目がうたわれているわけですよ。グレーゾーンということは、私は今の憲法の中ではあり得ないというふうに思うわけでございます。 そういう...全文を見る | ||
○大渕絹子君 それでは、法制局に、日本国憲法の中に九条が入れられた歴史的背景、そしてその解釈もあわせてお願いをいたします。 | ||
○大渕絹子君 後から述べられた見解というのは、一九五四年に鳩山内閣のときに政府見解として打ち出されたものと解釈してよろしいですね。 | ||
○大渕絹子君 共同宣言が出されるまでの道のりの中でアメリカと日本政府の間でかなり長年にわたって検討が行われてきたというふうに思っております。 ボトムアップ・レビューという冷戦後の世界における国家安全保障というアメリカの報告書があるわけです。クリントン政権によって発表されました...全文を見る | ||
○大渕絹子君 当時宮澤内閣のちょうど終わりのころでございまして、その後、細川内閣、羽田内閣とかわっていくわけでございます。そういう日本の大きな政変の中にこういうアメリカの国家戦略というものがつくられていくわけでございます。 この中でアメリカは、同時に二つの戦争、イラクと北朝鮮...全文を見る | ||
○大渕絹子君 そこで、アメリカの四つ目の危険、経済破綻になった場合に大変危険を感じているということの中で、アメリカ自身が経済的再建を果たすためにも日本との関係は大変重要であると、一九九五年二月二十七日にナイ・リポート、東アジア戦略報告という形で出されております。 その中で、日...全文を見る | ||
○大渕絹子君 その中で、日本はこれまでどの同盟国よりも気前のいい受け入れ国である、そして米軍基地の人件費あるいは経費についても積極的に提供をしている国である、そしてアメリカの今後の発展のためには日本全土が必要であるというように書かれてあると思うんですね。そういう内容からしても、ア...全文を見る | ||
○大渕絹子君 こうしたボトムアップ・レビューとかナイ・リポートなどを通じて日本への働きかけというのがなされてきて、そして今度の共同宣言につながっていくというふうに思っているわけでございますが、そこのところはもう少し後にさせていただいて、一九九三年から九四年にかけて北朝鮮に核疑惑が...全文を見る | ||
○大渕絹子君 その後、羽田政権になったときに羽田元総理が立法も準備をさせたというふうに言っておりますよね。超法規的措置は避けたかったので準備をさせたというふうにあるわけですけれども、立法の準備もあったのではないですか。 | ||
○大渕絹子君 その話し合いの場所には政治家は入っておりましたか。 | ||
○大渕絹子君 非常に問題だと思うんですね。橋本総理も当然御存じであったろうと思いますけれども、このような有事法制のあり方は民主主義の中であってはならないことだと思うのですけれども、いかがでしょうか。 | ||
○大渕絹子君 もし本当に北朝鮮に有事が懸念されるならば、やはり国会の場所にもちゃんとオープンにして、そしてどうすべきかという対応をしていくのが日本の国会に求められることではないかと思いますけれども、いかがですか。 | ||
○大渕絹子君 それでは、日米安全保障共同宣言のところに入らせていただきます。 九六年四月十七日にクリントン大統領がおいでになりまして宣言がされたわけですけれども、日米安保条約がこの宣言によって改正されたことになるのかどうか、お答えください。総理、お願いします。 | ||
○大渕絹子君 日本国政府が、いわゆる内閣が憲法の行政権の中でアメリカの政府と締結をしたということですか。 | ||
○大渕絹子君 あり得ないから、じゃ、日米安保条約がこの宣言によって拡大解釈をされていくということは絶対にあり得ないのですね。 | ||
○大渕絹子君 その再確認に当たって、国会の場所にその内容を事前に明らかにすることはできなかったのでしょうか。 | ||
○大渕絹子君 先ほどの有事立法のときもそうですけれども、安保条約に全く及ぶものではないということであれば問題はないのだろうというふうに思うわけです。しかし、この共同宣言が行われたことを受けて、日本周辺の有事の際の準備に入るというようなことが具体的に行われたり、危機管理ということで...全文を見る | ||
○大渕絹子君 アメリカは、先ほどのナイ・リポートの中でも、日米安保で中国やアジア地域に対して経済的な影響力を非常にこれからは持っていかなければならないということが示されているわけです。安保条約でアジアの方ににらみをきかせながら、しかし一方では、大きく成長するアジアに対して自国経済...全文を見る | ||
○大渕絹子君 アメリカはこれからの二十一世紀を、アジアとの経済交流といいますか、そういうものに明快にかけていると思うんですね。 そういうことからすると、日本が今のようなアメリカ基軸のスタンスをとることによって、きのうからきょう、橋本総理は大変中国に対して、あるいはアジアに対し...全文を見る | ||
○大渕絹子君 総理がそういうスタンスで政治をやっておられるならば、どうして極東有事というようなことが想定をされるんですか。 | ||
○大渕絹子君 極東有事というのが非常に起こるのではないかというようなことで準備をするということは政治の責任ということでございますけれども、私自身は、中国と台湾の関係というのはやっぱり同じ国家であり同じ民族であった人たちの間の国内的な問題ではないか、極めてそういう問題ではないかとい...全文を見る | ||
○大渕絹子君 総理がおっしゃるように、中国、韓国、北朝鮮が日本に対して本当に信頼をしておられるというならば、四者会談の中にアメリカではなく日本が参加をしてということもあり得る話だと思うんですね。あるいは五者会談という形がとられると思うのですけれども、まだ中国や北朝鮮にはそういうこ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 武力を強化することでなくて、今の体制下ででき得ること、難民対策であるとか情報収集能力を高めていくようなことに集中をさせていくべきだというふうに思うわけですが、いかがでしょうか。 | ||
○大渕絹子君 あくまでも安保条約の枠の中で、あるいは日本国憲法の枠の中でということをお約束していただきたいと思います。 | ||
○大渕絹子君 私は昨年佐世保港に行ってまいりました。佐世保で米軍の女性に対する強盗傷害事件というのが起こりました。それの調査のために佐世保に行ったわけでございますけれども、その調査の中で大変なことが基地の町で起こっているんだなということを知らされました。 基地の中に住まわれて...全文を見る | ||
○大渕絹子君 本当に基地の町ではそういうことが起こっているんですよ、外務大臣。そんな、教育をしているから大丈夫なんというのはとんでもないことですよ。 私は、お会いをしていただいた佐世保の基地の、ナンバーツーと言われましたけれども、その方とお会いしたときにも、海兵隊の皆さんの性...全文を見る | ||
03月17日 | 第140回国会 参議院 農林水産委員会 第4号 議事録を見る | ○大渕絹子君 まず、森林病害虫等防除法についてお尋ねをいたします。 松くい虫被害対策特別措置法が施行されて二十年になりますが、当初、この法律で五年間で松枯れについては終息ができるという目標の中で時限立法としてつくられたわけですけれども、残念ながら五年間では終息をするどころか被...全文を見る |
○大渕絹子君 伐倒駆除とか樹種転換とかはより人材がかかって、より予算的には大変多くかかるようになってくると思いますけれども、そういう財政措置についても大丈夫ということでございましょうか。 | ||
○大渕絹子君 私たちは、林野庁が今度合併させていくというような意向があるやに聞きまして、早速党内でも議論をいたしまして、より環境保全型の松枯れ対策をやっていただくために独自案を林野庁に提出をしていく中で今回の法改正に臨んできた経過がございます。また、環境被害や農薬による健康被害を...全文を見る | ||
○大渕絹子君 マツノマダラカミキリというのは、羽化の時期というのを非常に特定してまかなければ、この空中防除というのは役に立たない仕組みになっているわけですよね。まいた薬が松の葉っぱにつく、その松の葉っぱをマツノマダラカミキリが食べて、そしてマツノザイセンチュウの侵入を防いでいくと...全文を見る | ||
○大渕絹子君 松林保全対策懇談会というのがずっと昨年一年間何回か開催をされてきまして、その報告書が出されているわけでございますけれども、特別防除は実施する必要がなくなるよう条件を整備していくことが重要であるとの指摘がなされています。人体への悪影響に配慮して、将来的に廃止することが...全文を見る | ||
○大渕絹子君 抵抗性松の育成なども全国に見られるわけですが、そういうことも積極的に取り入れて、保全する松林を本当に厳しく指定をしていく中で対策を講じていただきたいというふうに思っています。 また、前回、特措法延長の際に、附帯決議に松枯れのメカニズムについて引き続き徹底究明に努...全文を見る | ||
○大渕絹子君 いろいろな学説を持った学者さんや先生方がいらっしゃると思いますが、そういう人たちも一堂に集めるような形で、そのセンチュウ説だけを言っていらっしゃる人たちだけでなくていろいろな説を唱えている人たちを一堂に集めて意見を聞いて、そしてさらに研究を進めるというような対策をぜ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 今、長官も述べられましたけれども、地域住民の意見の反映の場所というものを的確に確保していただきながら、あくまでも地域住民と一体となった松枯れ対策が実施をされるように、これからもお願いをしておきたいというふうに思っています。 森林防除法についてはこのぐらいにいたし...全文を見る | ||
○大渕絹子君 長い間の累積債務の中で、高金利の借入金に対しての利息払いというのが非常に大きく加算をしてきて今日の累積債務を引き起こしているという事実はもう明らかなわけでございます。そういう点も踏まえて今回のこの検査院の指摘というのは非常に的を得ているものというふうに認識をしており...全文を見る | ||
○大渕絹子君 時間がもうなくなりましたが、ことしの三月に立正大学の福岡克也教授が「自然の価値」という論文を発表いたしまして、森林の持っている公益的機能の評価額というのは四十七兆三千億円あるのだという試算をなされているんです。私自身も森林が供給している自然環境を保全していく役割はも...全文を見る | ||
03月18日 | 第140回国会 参議院 予算委員会 第11号 議事録を見る | ○大渕絹子君 橋本総理は、行政、財政、社会保障、経済、金融システムそして教育の六つの改革を一体的に断行し、この国で暮らすすべての人が正義や公正を重んじ、他人や弱い者への思いやりを持ち、人生の先輩を敬い、郷土や国、そしてかけがえのない地球を愛する心を持つことができる環境をつくり出す...全文を見る |
○大渕絹子君 少し言葉が過ぎたかもしれませんけれども、それではきょう、この場所をかりて議論をちょっと深めていきたいというふうに思っているところでございます。消費税を五%に上げるに当たって、平成八年度の補正予算で逆進性の緩和ということで予算措置がとられたと思いますけれども、その予算...全文を見る | ||
○大渕絹子君 食料品について何とか複数税率が導入できないだろうかということを私たちは一生懸命主張してまいりました。 平成二年の六月、消費税が導入されたときでございますけれども、自民党内閣によって、流通段階一・五、小売段階非課税という法案が衆議院で議決をされたことは、これは皆さ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 議論を深めたいと思いますので、なるべく簡潔に答えていただきたいと思います。 衆議院で先ほどの一・五%の税率のものは議決をされているわけでございますから、その御答弁は衆議院を冒涜する御答弁だろうというふうに思います。 それでは、もしこのゼロ税率というのができな...全文を見る | ||
○大渕絹子君 検討するかしないかだけ答えていただきたいと思います。 医療費だとか教科書代とか、いわゆる社会保障の方に関係のあるものについては今でも非課税になっているわけでございますから、本当に必要な主食である米とかミルクとか水ぐらいは非課税にするぐらいの逆進性の緩和があっても...全文を見る | ||
○大渕絹子君 できるだけ早い段階でインボイス方式に変えていっていただきたいと思います。 憲法で保障されている最低生活を維持するのに必要な消費について負担した消費税額を所得税から控除する、いわゆる生命保険などで五万円の控除というのが今あるわけでございますけれども、そういう控除を...全文を見る | ||
○大渕絹子君 四月一日からの五%引き上げに向けて公共料金が一斉に値上げを決めましたが、これを機会に端数の切り上げや便乗値上げ等、物価上昇は避けられない状況にあると思います。 この結果、国民の購買意欲は低下し、景気上昇の足を引っ張り、結果として国の税収入も予想を下回ることになる...全文を見る | ||
○大渕絹子君 五%に引き上げるならば高齢化社会を乗り切るためというふうに、消費税を上げるときにはまくら言葉のようによく使われていたわけでございます。今導入が検討されている介護保険制度の財源に消費税アップ分を充てたらどうかという議論がございますけれども、これはいかがでしょうか。 | ||
○大渕絹子君 地方自治体では、原案だと国民健康保険の二の舞になりかねないということで大変懸念をしています。財源が確立しないと介護制度はできても絵にかいたもちになりかねないような状況でございますので、高齢化福祉に使用するという大前提の中で消費税五%の議論を進めていただきたいものだと...全文を見る | ||
○大渕絹子君 あらゆる税制は産業間に申立てなければなりません。ところが消費税は、輸出企業に対して特別扱いをしている輸出還付制度によって、負担した消費税相当額が還付されるゼロ税率による課税方式をとり、その差額を還付する仕組みになっています。これによって、全消費税納入分の二〇%、一兆...全文を見る | ||
○大渕絹子君 輸出業者が負担をする消費税は三%で、国家から返されるわけですね。そっくり三%返されるわけですけれども、その流通の段階で本当に三%の返される分が国庫に入ってくるかというと、その保証はないというのがこの輸出戻し税の欠陥だというふうに思うわけでございます。 それでした...全文を見る | ||
○大渕絹子君 とり得ないのでなくて、今現実に免税店は消費税を取るところと取らないところと二つあるんですね。そして、取っているところは、消費者から預かりながらそれを全然国庫には納めない、いわゆる益税として発生している、取らない人は自分が負担した消費税について損をしていると、こういう...全文を見る | ||
○大渕絹子君 無理なことではないです。 | ||
○大渕絹子君 検討できると思いますよ。導入前の状況をよく思い出していただければ、事業者によってそれができないということは絶対にあり得ないんですね。 税の公平原則に基づぎますと応能負担の原則、あるいは勤労所得には軽く不労所得には重くする、生活費には課税しないというようなことが言...全文を見る | ||
○大渕絹子君 資産課税に適正な課税が行われない限り税の公平性というのは保たれていかないと思います。その観点から歴代の大蔵大臣もこの番号制導入については積極的に御答弁をされてきておられます。三塚大蔵大臣から答弁を求めます。 | ||
○大渕絹子君 ぜひ早く導入をされましてキャピタルゲイン総合課税がされますように。 土地譲渡所得の課税を直しますと六千四十億円、利子配当金で二兆円、それから有価証券で二千八百十二億円、配当控除で二百六十億円、給与所得控除無制限の廃止をすると二百八十七億円、これらの財源が確保でき...全文を見る | ||
○大渕絹子君 それでは次に、会計検査院の平成七年度の決算検査報告書についてお尋ねをしてまいりたいと思います。 国と地方自治体の官僚による金銭不祥事事件が相次ぎ、国民の中には政治家不信とともに官僚不信が沸き上がっています。そんな中で会計検査院の皆さんは大変地道な努力を続けられて...全文を見る | ||
○大渕絹子君 ありがとうございました。 全体で九%で、二百八十六億六千六百八十七万円の不正支出があったということでございますから、これを日本全体で換算すれば大体どのぐらいになるかということは計算ができるわけでございます。本当にまだまだむだ遣いが多くあるということをここで認識し...全文を見る | ||
○大渕絹子君 平成七年度でODAに拠出したお金が七千八百五十億円ありましたけれども、これらについては適正に使用がされておりましたか。 | ||
○大渕絹子君 先日も動燃の事故があって大変驚いたわけでございますけれども、「もんじゅ」が事故を起こしまして、ナトリウム漏えい事故でございますけれども、この件についても会計検査院は詳細に検査をなさっているわけでございますね。建設費は五千八百八十五億円、この中で国が拠出をしている部分...全文を見る | ||
○大渕絹子君 ありがとうございました。国民も消費税五%という強い痛みを受けるわけでございますから、国会におきましても本当に徹底的な歳出削減ということをやっていただきたいことを重ねてお願いを申し上げておきます。 それでは次に、行政改革について総務庁にお伺いいたします。 行政...全文を見る | ||
○大渕絹子君 人命が危険にさらされるような業務については、本当に大事な任務でありますから、廃止をするというようなことにならないようにぜひお願いをしたいと思います。 建設省にも同じくお聞きをいたします。 昨年の豊浜トンネルの事故についても今裁判が行われていますけれども、国の...全文を見る | ||
○大渕絹子君 業務の性格とおっしゃいましたけれども、それでは、建設大臣にお尋ねしますけれども、本当に道路の維持管理、例えば。パトロールなども民間に委託をして本当に安全管理ができるとお考えですか。 | ||
○大渕絹子君 最後に、保育行政についてお尋ねをいたします。もう時間がありませんので言いっ放しになるのかもわかりません。 今回五十年ぶりに児童福祉法の改正がなされますが、私の住んでいるところは大変な過疎地でございまして、大都会の保育所のありようと過疎地の保育所のありようというの...全文を見る | ||
○大渕絹子君 終わります。 ありがとうございました。 | ||
03月27日 | 第140回国会 参議院 環境特別委員会 第4号 議事録を見る | ○大渕絹子君 山下委員に引き続きましてダイオキシンの汚染の関係で質疑を続けていきたいと思っております。 厚生省では、ごみ焼却施設のダイオキシン類の排出濃度調査を実施したことは今の山下委員の御指摘でも明らかになっているわけでございますけれども、判断基準であります八十ナノグラムを...全文を見る |
○大渕絹子君 大変早い対応でよろしいと思いますけれども、特に機械化バッチ炉では、全体の九・八%という比率で危険な炉ということで指定されていますね。そうすると、検査結果がわかっておらない施設、全国で八百六十六の施設があるわけですけれども、この九・八を適用しますと八十五の施設について...全文を見る | ||
○大渕絹子君 一つ一つの炉について、この炉はダイオキシンの排出量がどのくらいの炉なんだということをきちんと認識した中で対応策をとらないと手おくれになっていくというふうに思いますので、広い施設ですと焼却炉が一つでない場合もございます。そういう場合には、今回の調査では平均をして値を出...全文を見る | ||
○大渕絹子君 先ほどの山下さんと重ならないよつにと思っていますが、ごみ焼却炉から排出されるダイオキシンの八割から九割が燃え殼とか飛灰の中に残っているということがずっと指摘をされているわけですけれども、その焼却炉のこれらのものについて適切な処置が行われているのかどうか、お聞きをいた...全文を見る | ||
○大渕絹子君 アメリカの環境保護庁では、百万人に一人が発がんする危険性のあるダイオキシン摂取量を〇・〇一ピコグラムというふうにしておりますが、厚生省では十ピコグラムで大丈夫ということで言っておるわけで、この基準が非常に甘いのではないかというふうに思うわけでございます。 環境庁...全文を見る | ||
○大渕絹子君 ダイオキシンの摂取量ということで計算をしていきますと、大都市に住んで、そして魚の好きな方が食事をする、それから大気とか水とか土壌から摂取をしていきますと、三・五九ぐらいは一日のうちに必ずとれてしまうという状況があるわけですよね。そういうことからすると、環境庁指針でも...全文を見る | ||
○大渕絹子君 これからの課題としてできるだけ厳しい基準で、そして国民の健康管理をしていただきたいというふうに思うわけでございます。 それから、毒性換算濃度、TEQですけれども、この中にダイオキシンとジベンゾフランというのが入っているわけですけれども、コプラナPCBも含めるべき...全文を見る | ||
○大渕絹子君 欧米諸国がやらなければやらないというような態度はもうやめて、率先して日本が世界のリーダーとしてやるというぐらいの意気込みでぜひ頑張っていただきたいと思います。 ダイオキシンの対策予算というのが組まれたといって、調べたわけですけれども、わずか一億四百六十八万八千円...全文を見る | ||
○大渕絹子君 大臣、きのう埼玉県の所沢市ではダイオキシンの規制条例をつくりました。市独自の条例をつくってダイオキシンの規制に乗り出したところでございますが、国においても法的規制を準備しなければならない時期に来ているのではないかというふうに思いますけれども、大臣の御見解をお願いいた...全文を見る | ||
○大渕絹子君 時間が来ました。終わります。 | ||
04月02日 | 第140回国会 参議院 環境特別委員会 第5号 議事録を見る | ○大渕絹子君 南極法が今審議をされておりますけれども、同僚委員からもいろいろな観点から質疑がされておりますので、重複する部分があるかもしれませんけれども、なるべく重複を避けて質疑をしていきたいと思います。 私がきょう問題にしたいのは、先ほど来の同僚委員の質疑の中におきましても...全文を見る |
○大渕絹子君 既に南極周辺の海を一周するような形で調査が終わっているというふうに聞いておりますけれども、音波だけでやっているのではなくて、ボーリング調査も行われているんじゃないですか。 | ||
○大渕絹子君 それでは、この調査報告書の中に採取をされている写真等々が掲載されているのは、これはどこが行った調査ですか。 | ||
○大渕絹子君 実際に、海底の土とかあるいは石、マンガン等々の採集があったということで報告があるわけですね。そうしますと、こういうこれらの行為については、議定書が発効した場合に計画の確認というか許可が必要になるのではないですか。 | ||
○大渕絹子君 ですから、議定書に適当に合うようにやるためには、確認を得なければならない場面もしばしば出てくると思うんですね。そうしますと、通産省としては、この議定書が締結をされるよりも、されないで、自由に研究ができる方がずっとよかったわけですよね。だから、そういうことがあって環境...全文を見る | ||
○大渕絹子君 そうなんですね。外務省の方からこういうふうにパンフレットもつくられて、「南極訪問者のための手引き」というようなものがつくられて、外務省の方で旅行会社に指導しているということで、これは外務省と運輸省との間でまだここの事務引き継ぎをなかなかスムーズに行う状況になかったと...全文を見る | ||
○大渕絹子君 だから、この法案ができてその議定書が締約をされて、運輸省がそれに対応する準備が全く不足をしていたというか、そこに思いも至っていなかったということがあなたの答弁でわかるわけですよね。ところが、今度この議定書が締結されれば、当然旅行業者の指導というのはあなたのところで管...全文を見る | ||
○大渕絹子君 今の答弁にすべてがあらわれています。縦割りで、自分で管轄したくないところは逃げようというその一手。この法律が悪いんですよ、長官。この法律の中に明快にうたい込んでいない。すべて詳細なところは総理府令で定めるというふうに逃げているんです、全部。だからこの法律の審議に当た...全文を見る | ||
○大渕絹子君 締約がおくれた第三は文部省です。文部省の方いらっしゃいますか。 文部省が南極の基地観測の中で地質調査などを行ってきたと思いますけれども、昭和基地は昔はスリランカとつながっていたというようなことの中で、エメラルドとかウランが埋蔵されているというふうに言われているわ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 ちょっと、そんなこと言ってもだめでしょう。ちゃんと昭和基地にウランが見つかっていることはもう周知の事実じゃございませんか。じゃないのですか。 | ||
○大渕絹子君 まあ、そこはいいでしょう。 それでは、地震の観測を前に行っておりましたね。その地震の観測はどういう方法で行いましたか。 | ||
○大渕絹子君 鉱物資源の調査であるとか、あるいは地震観測などをもっともっと深めていこうとすれば、議定書に抵触をするような形で掘削をして地震計を据えるというようなことも必要なのかもしれません。そういうようなことがあり、なかなか文部省としても積極的に議定書調印というようなことはできな...全文を見る | ||
○大渕絹子君 環境庁は、ほかの省庁から強力な協力をいただかなければ、なかなかこうしたいい法律というのはつくれない省庁ですよね。そういうことがありますから、どうぞ今後とも各省庁が積極的に協力をする体制をとった中で、この法律の実効性を高めていっていただかなければならないと思っています...全文を見る | ||
○大渕絹子君 ロシアは。 | ||
○大渕絹子君 日本が一番最後になったということで、五月の締約国会議には発効の見込みはいかがですか。 | ||
○大渕絹子君 外務省はもう少し積極的にやっぱり諸外国とも連携をとり、そして自分の方も、日本も努力するから一緒に五月には何とか間に合わせましょうということを言ってくださいよ。大臣に言ってくださいよ。どうぞ。 | ||
○大渕絹子君 参議院の環境特別委員会の中でそういう指摘があったということを、大臣にきちんと伝えてください。そして、アメリカとロシアに対して働きかけをしていただきたいという希望があったということを伝えてください。 それで、今回廃止される南極地域の動物相及び植物相の保存に関する法...全文を見る | ||
○大渕絹子君 澤村局長、環境庁が所管をすることになったのなら、なぜ環境庁の許可制度にしなかったんですか。旧法では外務省、外務大臣の許可制度ということを明快にうたって、外務大臣の権限というのを強化しながら法の実効性というのを高めていたわけでしょう。ところが、今回の新法では確認制度と...全文を見る | ||
○大渕絹子君 議定書の中でも許可制度ということになっておりまして、あとほかの国、英国、アメリカ、ドイツ、それからオランダ、オーストラリア、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、すべて国内法の中で許可制度ということでうたいとげています。 法制局、来ておられますか。法制局にお尋...全文を見る | ||
○大渕絹子君 いや、違うよ。法律の中で一般論として、許可と確認とはどう使われているかということです。 | ||
○大渕絹子君 何かよくわからない答弁ですね。 許可と確認がそれでは同じなんですか。違うでしょう。 もう時間がないからいいんですけど、この法律は南極地域の環境保護のために重要な法案なんですね。南極の環境保護をするために許可制度の方がより実効性が高いのか、確認制度の方が実効性...全文を見る | ||
○大渕絹子君 それでは、この日本の法律の中で、国内法で使われている確認というのは諸外国で使われている許可というのと同意語として私たちは認識をしてもいいということですか。 | ||
○大渕絹子君 そこを私は確認しておきたかったんです。できるだけ長官に強い権限を持っていただきたいんですよ。だから言っているんです。 しかし、今の中身を見てみると、最低限の解釈で守るのか最大限の解釈で守るのかというと、最低限のところで何とか辛うじてという姿勢しか見えないですよ、...全文を見る | ||
○大渕絹子君 最後に締約をして一番中身の薄い法律案で締約をしたというようなことになると非常に恥ずかしいというふうに思いますので、中身をより充実した形で、世界の国々に決して恥ずかしくない、伍してやっていける、あるいは公害大国として環境立国を宣言した日本として、恥ずかしくない内容の国...全文を見る | ||
○大渕絹子君 終わります。 | ||
04月08日 | 第140回国会 参議院 地方行政委員会 第9号 議事録を見る | ○大渕絹子君 日ごろ交通安全に携わっている皆さんの御努力に心から感謝を表するわけでございます。 統計表を見て実はびっくりしているわけでございますけれども、平成八年度の免許の保有者数が六千九百八十七万四千八百七十八名、そして自動車保有台数は七千百四十五万八千七十二台と、こうなっ...全文を見る |
○大渕絹子君 二十二条の二の一項の中に「違反行為を訪止するため必要な措置をとる」というふうに書かれていますが、必要な措置とは何ですか。 | ||
○大渕絹子君 その運転者の使用者に対して、最高速度違反行為の防止に配意をした運行計画などをきちんと義務づけるということも入りますね。 | ||
○大渕絹子君 そこを確認させていただいて、過労運転のところも、運転者の過労運転の防止に配慮をした適切な乗務時間の設定等をきちんと義務づけるようにしていただきたい、そこを答弁していただきたいと思います。六十六条関係。 | ||
○大渕絹子君 ちゃんと言ってください、言葉で。 | ||
○大渕絹子君 六十六条の方ですよ。 | ||
○大渕絹子君 ありがとうございました。そこをきちんと踏まえて対応していただきたい。 しかし、それをやったとしても、二十二条の二の二項で、関係官庁の事前協議が必要というところで、それらをやろうとしていることがこれは全部帳消しになつちゃうんです。骨抜きの法律なんですよ。そう思いま...全文を見る | ||
○大渕絹子君 表向きはそうなんですね。警察庁と運輸省と協力をしながら的確に取り締まって事故を防いでいくんだということで規定されている。 しかし、道路交通法というのはあくまでも取締法でしょう。そこは警察庁として行いたいということを明快に全面に出して主張しないと、事前協議をしなけ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 では、この勧告制度を導入する経過は何だったんですか。 | ||
○大渕絹子君 では、平成元年から本日まで、それに当たる事案というのはなかったんですか。 | ||
○大渕絹子君 そんなこと言わないでくださいよ。 では、今回四月から、警告書を出したり協力要請書を出すような行政処分の強化をしなければならないことになったのはなぜなんですか。 | ||
○大渕絹子君 平成元年十二月五日の参議院運輸委員会の中でも、あなたがおっしゃったようなことは言われているんですよ、具体的に対応すると。そして、過積載も荷主の責任に負うところが十分大きいということの中で行われているんです。そして、あなたがおっしゃるようなことをきちっとやって荷主勧告...全文を見る | ||
○大渕絹子君 少しおくればせながらでございますけれども、法律にきちんとうたってある荷主勧告というようなことが行われて、運送に携わっている弱小の人たちが不当な処分を受けるようなことのないようにぜひきちんと対応していただかなければならないというふうに思うんです。 そこで、白川大臣...全文を見る | ||
○大渕絹子君 国家公安委員長の力強い御発言でございますから、ぜひ頑張っていただきたい。ただ、問題点として提起をさせていただいたわけでございます。 それともう一つ、行政改革で役所を簡素化していこうという流れの中で、交通安全教育の問題についても、警察庁と運輸省との中で分かれてやり...全文を見る | ||
○大渕絹子君 ぜひ、二重行政的なことにならないように、連携をとりながら適切な交通安全指導ができるような体制づくりをやっていただきたいと思います。警察庁も、自分たちでいいと思って出したことであるならば、毅然としてそこは貫くべきだと私は思うのですけれども、そこでも調整をされてしまった...全文を見る | ||
○大渕絹子君 もう時間が来ていますが、最後に 一問だけ。 九十条の六項で、欠格運転者に対しては三年から五年の欠格期間というのを設けたということで少しは前進した、よくなっているわけですけれども、欠格運転者というのは運転することに欠落をしている人だというふうに思うんですね。そうい...全文を見る | ||
04月16日 | 第140回国会 参議院 環境特別委員会 第6号 議事録を見る | ○大渕絹子君 きょうは環境特別委員会で一般質疑ということでございますけれども、今まさに厚生委員会の中で廃掃法の改正問題が審議をされている中日ということでございまして、私たちも環境特別委員会で廃掃法の審議を一緒にやりたいということの中で御提案もし調整をしてきたわけでございますけれど...全文を見る |
○大渕絹子君 その中間処理施設が大変急激にふえているということの中で、私の住んでいる地域でもこの施設が建設をされようとしているわけです。今、そういう処理施設については地元の人たちの反対運動が起こってくるということが非常に懸念をされるというふうに思うわけですけれども、なぜか今おっし...全文を見る | ||
○大渕絹子君 仮処分を許す判決の中で、何を理由にしていますか。 | ||
○大渕絹子君 調べるように通告をしてあったと思いますけれども、裁判の判例では、いわゆる袋地に係る隣地通行権を認めるという形で、全く道路のなかったところに道路の新設を認めるという形で許可をしているわけですけれども、これは実際には袋地でなかったんですよ。農地であったときには田にも畑に...全文を見る | ||
○大渕絹子君 厚生省と県は中間処理施設の建設を大変積極的に推進しているんです。そういうことの中でこういう事態が起こっているというふうに思うんですね。だから、今土地収用の問題でも大変大きな問題になっているわけですけれども、反対をしている人たちの土地が強制的に道路をつくられて使われて...全文を見る | ||
○大渕絹子君 そんな答弁をしてもらっても困るわけですけれどもね。こういう社会問題化もしているわけでしょう。そして今ももう控訴されていて裁判中の状況になっているわけですから、その判決が出るまでの間、その中間処理施設の建設についてはちょっと待つようにという指示ができないのですか、厚生...全文を見る | ||
○大渕絹子君 こういう産廃施設をつくるときにどうしてこんなに反対運動が起こるんでしょう。 厚生省はそれをどういうふうに認識しておられますか。 | ||
○大渕絹子君 住民の意見を聞くということは大変大事な手続だと思います。そして、そういう処理施設が不安な状況、住民に対して不安を与えるような状況を今まで放置してきた、そのことが一番の原因にあると思うんです。 そういう中で、自分の郷土の自然や環境、あるいは子供たちの生命を守ってい...全文を見る | ||
○大渕絹子君 法律上はそうなっていますけれども、なかなか現実のところで産業廃棄物なのか一般廃棄物なのかという分類が定かでないということの中で、料金等々についてもどういうふうに設定をしていいかというようなことの中でもトラブルがあったり、あるいはトラブルというか難しいというようなこと...全文を見る | ||
○大渕絹子君 フェニックス計画というのがあるそうですけれども、その計画の中では、この溶出試験とそれから有毒物質の含有テストも同時に行って、そして処分場にきちんと入れていて、大変よい処分場になっているというふうに聞いているわけです。含有量についてももうそろそろ規制の対象にして、さっ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 ありがとうございます。環境庁は、こういう環境を管理する省庁として、できるだけ厳しい基準の中で対応していく姿勢が私は求められると思います。 さて、厚生省にお伺いしますけれども、廃掃法は排出者責任ということをうたっておきながら、しかしその排出者に対して何ら罰則規定を...全文を見る | ||
○大渕絹子君 罰則があっても実際には機能しておらなかったのではないですか。 それでは、排出者が処罰をされるということはたくさんあったのですか。 | ||
○大渕絹子君 その処分されたのは、処分業者じゃないんですか。 | ||
○大渕絹子君 一番の責任者である排出業者がなかなか特定しにくい状況にあるわけですね。なぜ特定しにくいかというと、ごみが産業廃棄物か一般廃棄物かの分類というのが非常にあいまいなんですね。明らかに産業活動によって排出されて企業からの廃棄物だと思われるものも、事業系一般廃棄物として処理...全文を見る | ||
○大渕絹子君 ちょっと長いです。 | ||
○大渕絹子君 質問をちゃんと聞いて答えていただきたい。次の質問まで答えていただきましたが、ありがとうございました。 それでは、マニフェストシステムというのを今回拡充されるわけですけれども、それの実効性を確保するためには、もう時間がないのでこちらから言わなければなりませんけれど...全文を見る | ||
○大渕絹子君 終わります。 | ||
05月21日 | 第140回国会 参議院 環境特別委員会 第8号 議事録を見る | ○大渕絹子君 私たち社会民主党が長い間法案の制定を望んでまいりました環境影響評価法がきょうこうして参議院で審議が始まったことに対して、大変喜んでいるところでございます。 中環審答申は、今回のこのアセスメント制度の見直しの基本的な考え方として、環境基本法制定による環境保全の基本...全文を見る |
○大渕絹子君 長官がおっしゃるように、環境基本法第三条に示された理念とそれから二十条をもとにして今回の環境影響評価法がつくられているというふうに私も理解をしておりまして、基本法のその理念というものが本法案の中でも重視をされていかなければならないということをまず確認をさせていただき...全文を見る | ||
○大渕絹子君 確かに、法案全体の中では許認可についての横断的な条項というものが定められておるというふうに思うわけですけれども、中原審の答申の中の目的のところで明快に、許認可の判断に資するための制度であるというふうに書いてあるわけですが、この法案の目的のところにはその許認可の判定に...全文を見る | ||
○大渕絹子君 港湾の計画については入れたということでございますけれども、河川法の改正によりまして河川整備計画を定める整備方針の中に環境配慮は規定をされましたが、この河川整備計画などもアセスの対象にすべきではありませんか。 | ||
○大渕絹子君 せっかく方針の中に環境の配慮をうたい込んだという事実があるわけですから、ここは積極的に計画アセスをするという方向を目指していただきたい。 また、今回、この通常国会の中で都市計画法と建築基準法の改正案が上程をされています。都市の住宅地の容積率が今四〇〇%の地域をさ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 具体的に進めていくということは、関係省庁との連絡も踏まえてということでございましょうか。具体的にとはどういうことですか。 | ||
○大渕絹子君 発電所のアセスについてはその手続が電気事業法の方に譲られたということの中で、相変わらず主務官庁の力が強く、縦割り行政を引きずっていると言わざるを得ないのではないかというふうに思います。環境庁が環境省を目指しているという先ほどの長官の強い決意があったわけでございますけ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 聞いていないことはいいです。 | ||
○大渕絹子君 環境庁でそういう答弁をしている限り、発電所のアセスについてこちら側に取り戻すというか、監督官庁になることはなかなか難しいのじゃないかというふうに思います。 私の地元では発電所の増設計画がありまして、そこに天然記念物のイヌワシがおりまして、ことしふ化が行われたんで...全文を見る | ||
○大渕絹子君 土地の面積が小さいことはないのです。 例えば、今新潟の柏崎で原発を起こしていますけれども、それは東京が使う電力なんです。そうすると、新潟の柏崎のあの海岸から東京まで三百何キロあるわけですけれども、そこに鉄塔が立っています。鉄塔の敷地面積はどのくらいでしょうか、そ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 局長、違うんです。鉄塔の下だけ害があるわけじゃないんです、電線の不全部が害があるんです。それをもうあなた、環境庁の企画調整局長としてはちょっと認識不足ではないですか。そう思いますよ。どうですか。 | ||
○大渕絹子君 現に被害が懸念をされるようなものに対しては、早急に環境庁としても対応が打てるような体制づくりをしていただきたい。環境庁の今の陣容の中でそこまでなかなか望むのは難しいことかなとも思いながら、しかし応援をする者としては、本当にきちんと予算もどって人材もふやして、国民が安...全文を見る | ||
○大渕絹子君 法律というのは法文を読んだだけでその内容がわからなければならないわけでございまして、この条項を読んでどこで代替案あるいは複数案がここに含まれるというふうに読めるんですか。 | ||
○大渕絹子君 オランダとかアメリカでは大変具体的な代替案の法律になっていますけれども、特にオランダについて、それでは代替案の位置づけそれから代替案の内容について、環境庁はこの法案をつくるに当たって諸外国の例というのを大分調査した、研究したと言われておりますので、それを教えてくださ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 いいです。アメリカとオランダについて内容を教えてください。 | ||
○大渕絹子君 そうなんですね。この事業を全くしない場合には環境がどうなっていくのかということを明快に出して、それが代替案として提示をされない限り許可がおりない条項になっているわけですね。 だから、先進国においていろいろな環境の被害を出してきた国々がこういう制度を持っている、O...全文を見る | ||
○大渕絹子君 私、田中局長から答弁をいただいてから法制局というふうに思ったわけですが、どうぞ。 | ||
○大渕絹子君 環境基本法の理念にのっとって二十条でつくられた法律案なわけでございますから、その理念を大切にしていくというならば、政令指定都市であるとかあるいは地方自治体が持っている条例や要綱がこの法律に違反をするという答弁はどうしてもいただけない。私はわかるんですよ、局長が統一的...全文を見る | ||
○大渕絹子君 終わります。 | ||
05月28日 | 第140回国会 参議院 環境特別委員会 第9号 議事録を見る | ○大渕絹子君 私も、先ほど足立委員の方から質問がございましたけれども、「リゾート開発見直し」というこの五月二十三日の読売新聞に取り上げられた件についてお尋ねをしていきたいと思っています。 この新聞によりますと、「「リゾート構想見直しのための環境配慮指針」を策定し、」「民間も含...全文を見る |
○大渕絹子君 リゾート法の管轄省庁であります国土庁では、環境庁の今回の企画に対して非常に大きな関心を持って、そして環境庁が示される資料についても的確に対応して、そしてこれからの政策に生かしていきたいと、こういうふうにお答えをしているわけでございますが、田中局長、関係省庁は国土庁だ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 石井長官、どうですか。もう少し積極的な答弁をしていただけませんか。アセスメント法ができるわけですから、そこをてこにして環境庁がいかに日本の自然を守っていくかということをやっぱり前向きに態度で示していただく、あるいはこたえていただきたいと思いますが。 | ||
○大渕絹子君 今までのものについても問題があると思われるから調査をなさったわけですよね、今回。そしてこの調査結果を出されている。それはリゾート法でやられている事業についても、あるいはリゾート法以外でも、ゴルフ場、スキー場、それからホテル、そういうものの開発について、途中で中止にな...全文を見る | ||
○大渕絹子君 そんなことではなかなか日本の自然環境は守れるのかなとちょっと心配でございますが。 じゃ国土庁、済みません、きょう来ていただいたのでもう一問だけちょっと聞かせてください。 これ、通告してあったかなかったかちょっとわかりませんが。 このパンフレット、(資料を...全文を見る | ||
○大渕絹子君 石井長官、こうしたパンフレットのこととか国全体の開発構想などに対して意見が言えるのはやっぱり環境庁だけですよね、自然環境の破壊について。そういう面でやっぱり先ほどから言っておりますように、しっかりと環境庁は意見が言えるという強い立場に立って指導を発揮していただきたい...全文を見る | ||
○大渕絹子君 計画が持ち上がったのが平成元年ですよね。その平成元年の契約を結ぶときには総事業費四十四億六千五百五十万円ですね。そういうことで契約をされておったにもかかわらず、それでやっておられれば中まで全部完成をした状態で第三セクターに譲られるというふうな中身だったわけでございま...全文を見る | ||
○大渕絹子君 環境庁にもう一つ問題があるのは、ここは国立公園の中ですよね。国立公園の中にういう施設をつくるときには、十分な調査をした上で許可がなされなければならないと思いますし、本来はこういう建物は、なかなか民間のものが建つことはできないような状況であると思うんですけれども、これ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 不幸な事件も重なったことは事実なんですよね。この第三セクターの一番の出資元であります王子ケ岳観光開発株式会社の社長さんが死亡するという事件があり、あるいはホテル周辺一帯の山が山火事を起こして全部木が燃えてしまっていて、非常に景観が悪くなって、今ホテルを開業してもなか...全文を見る | ||
○大渕絹子君 よろしくお願いします。もしこの第三セクターが倒産をしたというようなことになりますと、投資をした四十四億円ですか、実際には三十九億二千百二十三万円ということですけれども、これが国民の税金によって賄わなければならないような事態になってくるわけですから、ぜひ知恵を絞って、...全文を見る | ||
○大渕絹子君 最後に、きょうは文部省に来ていただいておりますが、アセスメントの充実を図るためには専門家の育成がこれは急務だろうというふうに思っています。行政官庁にはそういう人材がおると思います。あるいはコンサルタント会社なども、それを仕事にするわけですからそういう人材の確保がある...全文を見る | ||
○大渕絹子君 終わります。 | ||
05月30日 | 第140回国会 参議院 環境特別委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○大渕絹子君 社会民主党の大渕絹子でございます。 九人の公述人の皆さんには、きょうは大変参考になる御意見をお聞かせいただきましてありがとうございます。時間はわずかでございますけれども、公述人の皆さんに御質問をしていきたいというふうに思っております。 まず、猿田公述人にお願...全文を見る |
○大渕絹子君 ありがとうございました。 それではもう一点、ことしの十二月に地球温暖化防止京都会議というのが開かれまして、我が日本が議長国としてリーダーシップを発揮しなければならない場面があるわけでございますけれども、CO2の排出基準などもまだ目標が達せられないという状況の中で...全文を見る | ||
○大渕絹子君 ありがとうございます。 小島公述人にお尋ねをしたいと思います。先ほど来、地方アセスとの整合性の中で、猿田公述人もこれからの地方の条例の改正などもしていかなければならない場面が出てくるのではないかということを公述されたわけでございますけれども、法律家として、地方の...全文を見る | ||
○大渕絹子君 私は、この環境アセスメント法が環境基本法の理念にのっとってつくられている法律であり、環境の保全のためによりよい条例がこのアセスメント法の違反になるということは納得ができないということでこの間も委員会の中で主張をしてきたわけでございますので、地方のよりよい条例がこの法...全文を見る | ||
○大渕絹子君 それでは、天谷公述人にお尋ねをいたします。 NGOの方たちと一緒に大気汚染について調査をなさったりして大変広く御活躍をなさっているということを御報告いただきましたけれども、地球環境の保全を維持していく、あるいは大気のチェックをしていくためにも住民側の人材の育成と...全文を見る | ||
○大渕絹子君 辻公述人にお伺いをいたします。 今、諌早湾の問題が大変社会問題化しているわけですけれども、干潟のことを随分とやってこられた経験の中で、今全国の人たちの五七%が、干潟を守りながら干拓の事業が何とかならないのかというようなことが言われているわけですけれども、この期待...全文を見る | ||
○大渕絹子君 本当にありがとうございました。 短い時間でしたけれども、皆さんにお礼を申し上げます。 | ||
06月04日 | 第140回国会 参議院 環境特別委員会 第10号 議事録を見る | ○大渕絹子君 それでは、引き続きまして、質疑をやらせていただきたいというふうに思います。 これまでの委員会の中でも、今回の法案につきましては大変不備な点もまだあり、これから改正をされるときにはその改正をしていかなければならないような点も随分と指摘をされているわけでございますけ...全文を見る |
○大渕絹子君 大変わかりづらい法律でございます。今お聞きをしておりますと、従来行われておりました閣議アセスによる事後調査の手続とほぼ同じことがこの法案によって担保されているということではなかろうかと思いますけれども、そういうことでよろしゅうございますか。 | ||
○大渕絹子君 平成六年度の環境影響評価事例における事後調査の実施状況というのをちょっと局長、見てくださいよ。これで、今の閣議アセスの中でも、平成六年度の影響評価がなされたのが百七十七件のうち百十三件、約六四%の事例で事後調査がちゃんと行われているという報告が出ているわけでしょう。...全文を見る | ||
○大渕絹子君 地方の例も入っているでしょうけれども、閣議アセスにおいて行われたのも含まれているのじゃないですか。もう一度お願いします。 | ||
○大渕絹子君 わかりました。 それじゃ、きょうは建設省の方に来ていただいておりますけれども、建設省では環境保全のために、建設省は随分大規模な工事をするわけですが、環境に配慮した工事を進めていきたいということの中で平成六年一月に環境政策大綱というのをつくって、建設省独自でアセス...全文を見る | ||
○大渕絹子君 これまで建設省は、この環境影響評価を実施して、計画の変更等も含めて実施をするというようなことでやられてきておると思いますけれども、このアセスメント大綱を入れた以後、建設省自体で計画の変更あるいは中止などありましたでしょうか。これはちょっと通告していなかったですけれど...全文を見る | ||
○大渕絹子君 事後アセスといいますと、すぐに思い出すのが長良川河口堰のことなんです。大変国民的な大反対運動の中で建設省が運用を開始するという決断をした後、いろいろな住民の意見を取り入れて、モニタリング調査等々をこの間も行ってきたことについては私も十分敬意を表していますし、そのこと...全文を見る | ||
○大渕絹子君 これから先もモニタリング調査を実施しながら長良川の川の水質等々にも注意を払っていっていただかなければならないと思いますけれども、マウンドのしゅんせつがそろそろ終わる時期に来ておるのではないかなと思いますけれども、その進捗状況を教えてください。 | ||
○大渕絹子君 なかなか長島の皆さんたちはそのことでもまだ安心ができない状況にあるということで、今でも問題意識を持って私たちにもいろいろな御要請なりいただいているところでございます。建設省でもそれなりに事後についてちゃんと調査をやっておられるということに対しては、今回の諌早の件につ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 例えば、フラッシュ操作を重ねることによって水質を浄化していくというようなことは既にもう取り入れられているわけですけれども、ただ、長良川の場合と諌早湾の場合で違うのは、水の量がもう全然違うということなんですね。 諌早湾に注ぎ込む水の量と長良川が持っている水量という...全文を見る | ||
○大渕絹子君 環境庁はこの間、諌早の連絡協議会を農水省と環境庁でというふうにおっしゃっていましたけれども、アドバイザーとして建設省の、ちゃんと今まで事後アセスをきちんとやってきておられる、あるいは工事をやってきておられる建設省からも御意見を聞くような機会をぜひ持っていただいて、諌...全文を見る | ||
06月06日 | 第140回国会 参議院 環境特別委員会 第11号 議事録を見る | ○大渕絹子君 総理、連日の御活動、本当に御苦労さまでございます。 私は、今回のアセスメント法案の審議を通じまして、環境庁の権限の強化ということをたびたび申し上げてまいりました。きょうは、その件で総理にぜひ聞いていただきたいと思います。 諌早湾の問題については、環境庁の対応...全文を見る |
○大渕絹子君 ありがとうございます。 そのいかなる形というのが、願わくは環境省であってほしいということを私は申し上げておきたいと思います。 そして、環境庁の権限強化をする意味からも、事業主務省からの出向人事というのはもはややめるべきではないかと思います。環境行政にとって専...全文を見る | ||
○大渕絹子君 ありがとうございました。 終わります。 | ||
○大渕絹子君 先ほどの総理質問に続いて、この環境アセスメント法の実効性を高めるために、また環境庁の権限の強化について考えてみたいと思います。 衆参両院の質疑やあるいはきょう提出をされます各党の修正案などにもこの法案の不備の点等々が指摘をされているわけでございますが、これらの不...全文を見る | ||
○大渕絹子君 その道具立てについて具体的に総理に必要なことというのを申し上げたんでしょうか。 | ||
○大渕絹子君 その道具たるべき環境アセスメント法が各省庁との調整によって少し権限が弱められていて理想的な法体系に、まあ環境庁は理想的だとおっしゃるかもしれないけれども、本日の修正案を見させていただければ、その修正案に盛り込まれた部分は近い将来必ず取り入れていかなければならない部分...全文を見る | ||
○大渕絹子君 先月二十九日の参議院の商工委員会で通産省は、二〇〇〇年以降も我が国の二酸化炭素排出量削減を実現するのは非常に難しいという答弁をなさいました。環境庁は削減が可能だという主張をこれまでもずっと続けておられるわけですが、削減可能と主張する根拠は何でしょうか。 | ||
○大渕絹子君 そういうふうに自信を持ってお答えをいただいているわけですから、その根拠をもとに通産省やあるいは運輸省や事業官庁にきちんと主張をして、そして我が国の排出削減の目標値を明快に出して、そして世界にアピールするということが環境庁の権限そのものを強めていくことにつながっていく...全文を見る | ||
○大渕絹子君 COP3の主催国として、成功に導くための環境庁の英断というのが必要だと思います。ぜひ総理が国際舞台に立たれるときには日本の方向というのを明快に持って立たれるように努力をしていただきたいと思いますが、京都会議成功に向けて、大臣の御決意があればお聞かせをいただきたいと思...全文を見る | ||
○大渕絹子君 最後に、このアセスメント法案ができ上がりましてから施行までの間、ぜひこの法案に準じた形でアセスメントが行われますように環境庁の特段の御配慮をお願いしたいのですけれども、一言御答弁をいただければと思います。 | ||
○大渕絹子君 ありがとうございました。 | ||
○大渕絹子君 私は、ただいま可決されました環境影響評価法案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会、日本共産党及び自由の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 環境影響評価法案に対する附帯決議(案) ...全文を見る | ||
06月13日 | 第140回国会 参議院 本会議 第35号 議事録を見る | ○大渕絹子君 私は、社会民主党・護憲連合を代表し、ただいま議題となりました介護保険法案等三法案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。 介護保険の創設は、家族依存介護から社会的な介護システムへ、病院依存介護から生活支援を重視した介護ステムへ、国の措置制度に依存した介護か...全文を見る |
06月16日 | 第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第7号 議事録を見る | ○大渕絹子君 まず、金川公述人にお伺いいたします。 私自身は、この問題を考えるときに本当に心の中が引き裂かれるような思いがしておりまして、今も大変重い気持ちでおります。 金川公述人は、脳死を人の死と認めて積極的に臓器移植を推進すべきだというお考えだというふうに思います。日...全文を見る |
○大渕絹子君 額田公述人にお伺いいたします。 医師として脳死判定が必要な場合というのはどのような場合なんでしょうか。 | ||
○大渕絹子君 田中公述人にお伺いいたします。 臓器移植しか助からないと言われている人の余命と、移植をした後に与えられるその人の人生の長さと、どちらが長いかの判定はどういう基準でなさるんですか。 | ||
○大渕絹子君 岩田公述人にお伺いいたします。 この法律案をつくろうということの根底には、脳死になったら臓器を提供してもよいと考えている人が存在し、そしてその臓器を待っていらっしゃる人たちがいるということが前提にあると思うわけです。この両者の希望をかなえてやるために法律案が必要...全文を見る | ||
○大渕絹子君 最後に、都倉公述人にお伺いいたします。 大変苦しい選択をなさって、そして成功なさっておられることを本当に喜んでおりますけれども、これは御発言できるかどうかわかりませんけれども、お金は一体どのくらいかかるのか、そしてアメリカのシステムについて時間の許す範囲でお伺い...全文を見る | ||
○大渕絹子君 ありがとうございました。 | ||
06月17日 | 第140回国会 参議院 地方行政委員会暴力団員不当行為防止法及び風俗営業等に関する小委員会 第1号 議事録を見る | ○大渕絹子君 大変衝撃的なお話をお聞きして、でもマスコミ等で取り上げられていることが本当なんだなという思いをしながら、今は女性の方の話題になっていますけれども、日本の男性というのはなぜこうこらえ性もなく非常に安易に若い女性たちに魔の手を伸ばしてしまうのかなという思いがします。 ...全文を見る |
○大渕絹子君 ありがとうございました。 | ||
11月18日 | 第141回国会 参議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○大渕絹子君 私は、まず政治倫理についての御質問をしていきたいというふうに思っております。 十一月十六日に行われました宮城県の参議院補欠選挙でございますけれども、政権党でございます自由民主党が候補者を擁立しないということから、国政の場で大変重大な議論がされております、例えば行...全文を見る |
○大渕絹子君 政治の重大な課題について従来の補欠選挙とかあるいは国政選挙の場所では争点として戦われてきた経過というのがあるわけですね。そういう意味では、今回の補欠選挙というのは大変重要な意味を持つ時期の選挙であったというふうに思うわけでございますけれども、その点についてちょっと御...全文を見る | ||
○大渕絹子君 今回の低投票率で改めて明確になった政治不信の克服に向かって、我が党は党首会談を呼びかける中で、企業・団体献金の禁止の前倒しの実施やあっせん利得罪の法律の制定、あるいは政治倫理法の制定、公職選挙法の改正、恩赦法の改正や閣僚資格の除外などを与党政治改革協議会に提案し、早...全文を見る | ||
○大渕絹子君 この政治倫理の確立のための話し合いがなされたのは、佐藤孝行氏が総務庁長官に入閣し、そして国民世論から非常に非難を受けて、そして政治倫理を確立する必要があるということで話し合いが始まったということを、どうぞ総理は忘れないでいただいて、早急に政治倫理の確立ができるように...全文を見る | ||
○大渕絹子君 今まで実際にそうしたことがあったから当然のことのごとくこうした発言が行われているんだろうというふうに思いますので、ぜひここは、今回の行財政改革全体の成功のためにも党内をしっかりとリードしていただきたいというふうに思うところでございます。 それでは次に、日米防衛協...全文を見る | ||
○大渕絹子君 従来からやってきたものと言いますけれども、今回、関山演習場におきましては武装した軍隊が一般国道を通過するというようなことがあったやに聞いておりますけれども、この事実関係について。 | ||
○大渕絹子君 今までもそのようなことを行ったことはございますか。 | ||
○大渕絹子君 武装した軍隊が一般国道を通過するというようなことが許されるのですか、総理。 | ||
○大渕絹子君 そこの飛び地を使わなくても訓練は十分にできます。もし、その飛び地を使ってやるならば、当初からその飛び地の中で、武装しない間に入って、そして行ったらいいわけで、何も武装してその道路を通行する必要は全くないわけでございます。 日本の国において、一般国道を武装して通行...全文を見る | ||
○大渕絹子君 地元の自治体が許可を出せばできるということでしょうか。 | ||
○大渕絹子君 周辺の住民の皆さんに与える不安とか、そういうものは大変大きいというふうに思うわけでございます。 それから、沖縄の基地の縮小ということで、例えば王城寺原の実弾訓練などが今沖縄の基地の縮小ということが建前になって移転がされているわけですけれども、本当に今、世界じゅう...全文を見る | ||
○大渕絹子君 総理は今重大なことを言ったと思うんですね。中東などでも不穏な動きがあると、世界が、例えですけれども。 | ||
○大渕絹子君 いえ、不穏な動きというか危険な動きがある、そういうものがあるから自衛隊も日ごろ空砲ではなく実弾でその能力を持っていなければならないということであるならば、ちょっと違うと思うんですね。私は日本の自衛隊は海外に銃などを持っていくことというのはあり得ないというふうに思うわ...全文を見る | ||
○大渕絹子君 総理にもう一度確かめさせていただきますけれども、九月二十三日に策定をされました新ガイドラインは、憲法の枠内の見直しであるという明示がなされています。 しかし、それにもかかわらず、今まで踏み込めなかった集団的自衛権の行使につながる中身になっているというふうに思いま...全文を見る | ||
○大渕絹子君 「周辺事態への対応」の中で「米軍の活動に対する日本の支援」という項目がございます。 「施設の使用 日米安全保障条約及びその関連取極に基づき、日本は、必要に応じ、新たな施設・区域の提供を適時かつ適切に行うとともに、米軍による自衛隊施設及び民間空港・港湾の一時的使用...全文を見る | ||
○大渕絹子君 しないといっても、取り決めの中で決められておって、強制というか、求められた場合はそれではどうするんですか。 例えば、「周辺事態が予想される場合」というところがございますけれども、その中で「周辺事態が予想される場合」には、日米両国政府は、その事態について共通の認識...全文を見る | ||
○大渕絹子君 まくら言葉でそういうふうにうたってあっても、実際の中身はそういうことにはなっておらずに、さらにまた自由民主党の有事法制の研究会ですか、そこではもう既にガイドラインに沿った検討項目、有事法制検討項目ということで、これは七月三日ですね、自由民主党国防部会の中で検討されて...全文を見る | ||
○大渕絹子君 あらゆる場所に実績をつくり、先ほどの国道の通過もその一つと思いますけれども、なし崩し的に実績をつくっていく中で憲法を形骸化していこうとする動きに対して、私は大きな懸念を持っています。 今、世界じゅうが平和の方向に進み、軍縮の方向に進んでいきます。そういう状況の中...全文を見る | ||
○大渕絹子君 農水大臣はミニマムアクセスのお話をされましたけれども、私はそのミニマムアクセスの話ではなくて、緊急輸入をした外米についての質問だったわけでございます。 農家は、種とかあるいは青苗土、あるいは肥料、農薬、機械と、みずからの労働力以外はすべて大企業に占有されていると...全文を見る | ||
○大渕絹子君 農水大臣に、先ほど私が適地適作の目標を定めてということを言いましたが、その件についてお考えをお聞かせください。 | ||
○大渕絹子君 けさ、農水省のその案も見せていただいて、積極的に取り組んでいただいていることに感謝を申し上げます。ぜひ頑張っていただきたいというふうに思うところでございます。 景気対策についてお伺いをするように通告した部分について、同僚委員の中からかなり質問が重なったりしており...全文を見る | ||
○大渕絹子君 大臣、その答弁では大分後退をした答弁になってしまっているというふうに思うんです。 昨年の十月三十一日、三党の合意では、「消費税の改革に大胆に取り組む」、「軽減税率については、これまでの議論の経緯を踏まえつつ、さらに諸外国の実情について調査研究を行ないながら検討を...全文を見る | ||
○大渕絹子君 今の景気の足を引っ張っているのが消費の停滞だということはだれの認識も一致していると思うんですね。その消費の停滞を少しストップさせて上向きをさせていくきっかけとして、消費税の税率を少しいじってやるということは大変有効な手段だと私は思うんですね。今閉塞感が生まれています...全文を見る | ||
○大渕絹子君 なるほど、借りられる制度というのはたくさんあるんですね。でも、実際に金融機関に行くとなかなか貸していただけないというのが実態だそうですので、今の御答弁のとおりにぜひ緩めていただきたいというふうに思います。 厚生大臣にお尋ねをいたします。 児童扶養手当の削減が...全文を見る | ||
○大渕絹子君 本当にこれからは少子化時代ですから子育て支援策を充実するということが再三述べられておるわけでございます。そうした観点からも、死別であろうと生別であろうと、子供たちはそれを自分たちで選択することができない、その子供たちの立場に立った福祉政策がつくられて当たり前だという...全文を見る | ||
○大渕絹子君 終わります。ありがとうございました。 | ||
11月27日 | 第141回国会 参議院 農林水産委員会 第4号 議事録を見る | ○大渕絹子君 きょうは事務方の皆さんに質疑をするということでございまして、今まで聞いておりまして、事務方の幹部たる者が自分たちがつくった政策が本当に頭に入っているのかどうかわからない、答弁が非常に不明快、自信を持っていない、これでは日本の農業は救えないと思いますよ。 二十日、...全文を見る |
○大渕絹子君 だから自信がないと言っているんですよ。それじゃ、去年まで行ってきたあの配分の方法には皆さん自信がないんでしょう。自信があって積み上げてきたんじゃないんですか、今までの配分方法。それを変更したということは、今までの政策が間違っていたということになるんですか。短くお願い...全文を見る | ||
○大渕絹子君 ですから、一番文句の出ないところで落としたというふうに私は思うんですね。だけれども、今回の積み上げの面積というのは、これからの日本農政にとってまさに正念場ですよ。 どういう日本農業をつくっていくかというそのビジョンが明快に示されて、そして生産調整を拡大し、転作作...全文を見る | ||
○大渕絹子君 いつまでもそういうやり方では、今の日本農業のこの衰退から脱却ができないということを私は申し上げています。 それでは、「適地適作の推進に資するため、生産者団体が自主的に地域間で面積の調整を行う体制を整備する。」というふうに今度の対策の中で明快に書かれているじゃあり...全文を見る | ||
○大渕絹子君 終わります。 |