大渕絹子

おおふちきぬこ



当選回数回

大渕絹子の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月14日第142回国会 参議院 本会議 第2号
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○大渕絹子君 私は、社会民主党・護憲連合を代表し、ただいま議題となりました金融システム安定化対策及び平成九年度補正予算案に対し、橋本総理大臣、三塚大蔵大臣に質問をいたします。  きのうまで滞在されておりました英国のトニー・ブレア首相は、テレビ番組の中でインタビューに答えて、日本...全文を見る
03月13日第142回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○大渕絹子君 漁業の動向に関する年次報告の中で、HACCPについて危害分析重要管理方式ということで説明がなされています。「原料から最終製品に至るまでの各工程において、予想される危害をあらかじめ分析し、これを軽減又は除去させることで衛生・品質管理を行う方式である。」と。従来は食品の...全文を見る
○大渕絹子君 特別融資措置だというふうに思うわけですけれども、前年度の予算枠百八十億円と来年度、平成十年度の予算枠が百八十億円と同額になっているわけです。本来新しい事業を導入する場合には増額をされていくというふうに認識するわけですけれども、ここらの金の問題と、それから水産加工経営...全文を見る
○大渕絹子君 今回の改正によって、一年限り適用がされる都道府県の範囲が拡大をされるというふうに聞いているわけですけれども、三十二都道府県から全都道府県に拡大をされて一年間の適用、その一年間の適用が終わった後は、その拡大された部分の十六都道府県ですか、ここについてはまた適用にならな...全文を見る
○大渕絹子君 次に、真珠養殖事業法の廃止の問題についてお尋ねをしていきたいと思っております。  まず、農林水産大臣にお聞きをしたいと思います。  真珠業界というのはかっては外資を稼ぐ日本の大変重要な産業として位置づけられてきております。私は、真珠というと日本というイメージが、...全文を見る
○大渕絹子君 この法律の廃止に当たって、当然関係する漁連の皆さんとの話し合いというのはなされてきたというふうに思うわけでございますけれども、私も関連漁連に連絡をとりましてお聞きをしましたところ、臨調のときからなくしたらどうかという動きがあったが、困るということで対応してきた、しか...全文を見る
○大渕絹子君 先ほどの食品加工のところでもお聞きしたかったわけですけれども、養殖貝の大量死の問題も絡めまして、その後の残渣の処理等々、環境面から配慮が必要だというふうに思っているわけでございます。廃棄物処理の適正指導を強化する必要があるというふうに思いますけれども、お答えを願いま...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございました。終わります。
05月11日第142回国会 参議院 本会議 第25号
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○大渕絹子君 私は、社会民主党・護憲連合を代表して、ただいま議題になりました三法案について、総理及び関係大臣に質問いたします。  現在の景気動向は、政府が多くの経済対策を打ち出したにもかかわらず停滞を続け、雇用の面にも悪影響を及ぼしています。失業率は三・九%と上昇し、最近は特に...全文を見る
08月21日第143回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○大渕絹子君 総理、おはようございます。  毒物混入事件が続発をして社会不安などが生まれていますけれども、国民に再発防止の決意と総理からのメッセージをお願いいたします。
○大渕絹子君 八月四日に新潟県を襲った集中豪雨の被害状況と対策について、建設大臣並びに農水大臣にお尋ねをいたします。
○大渕絹子君 建設大臣には早速に現地に赴いていただいて本当にありがとうございました。  農水大臣に重ねて土地改良費の繰り延べ支払いについての御検討を。
○大渕絹子君 被災農民と新潟県知事から激甚災害指定について強い要望が出ておりますが、国土庁長官にお尋ねします。
○大渕絹子君 長官は現地に赴きますか。
○大渕絹子君 早速、激甚災害の指定がいただけるようにお願いを申したいと思います。  農水大臣に、福島潟干拓が終わったのは何年か、問います。
○大渕絹子君 なぜ今まで放水路の建設ができなかったのでしょうか。
○大渕絹子君 総理、福島潟というのは、本来こうした百年に一度の洪水に備えるような調整池の役割を持っていたところなんですよ。そこを干拓しておいて排水路をつくらない、放水路をつくらないという行政は一体何なのかということを私は強く申し上げたい。干拓をして、その潟の果たしていた役割を遂行...全文を見る
○大渕絹子君 総理大臣は飢えたことがありますか。飢えを知っていますか。
○大渕絹子君 世界には八億とも十億とも言われる飢餓人口が存在をしていることは御存じだと思います。そういう中で、今の日本農業の置かれている状況は極めて世界から非難をされる状況にあるというふうに私は思っております。総理の御見解を。
○大渕絹子君 それでは農水大臣に。  今、食料・農業・農村基本問題の中で両論併記になっている四点について、大臣のお考えを。
○大渕絹子君 中川農林大臣のお考えを聞いています。その一点一点についてあなた自身がどう考えるかということです。
○大渕絹子君 調査会に意見を言えというのではありません。その両論併記をされている一項目一項目についてあなたはどう考えるかということです。
○大渕絹子君 調査会の結果を待たなければ見解が述べられないような農水大臣に日本の農業が預けられますか、総理。
○大渕絹子君 新聞の質問には大臣としてちゃんと答えられるのに、委員会で答えられないというのは私は納得できません。
○大渕絹子君 答えられるじゃないですか。次の問題もどうぞ、四項目答えてください。
○大渕絹子君 そういうことをテレビの前で答えてくださいと言っているんです。
○大渕絹子君 さっき質疑はしていますので、重ねてはできません。
○大渕絹子君 昨日、小渕総理大臣を初め閣議を開いて、貸し渋り対策の追加策をつくられたように聞いていますけれども、その内容を教えてください。
○大渕絹子君 その大綱の中の一点に、ぜひ市町村が中小企業に対して信用保証できる枠組みをつくっていただきたい。その信用保証に対して国が財政的なバックアップをできるシステムをつくれば、その市町村に存在をする地場産業である中小企業の倒産防止がしっかりとできると思います。私は、首長さんあ...全文を見る
○大渕絹子君 従来のシステムでは機能しなくて貸し渋りが起こり企業が倒産をしているんですから、新たに、中小企業が所在をしている市町村はその企業をだれが経営しだれがそこに勤めているか勤め人の顔まで全部わかっているわけです。その地域にとっては欠かすことのできない大事な産業なんですよ。そ...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございます。  宮澤大蔵大臣、先ほど消費税は少子・高齢化社会を支える大切な税財源であるというふうにおっしゃいました。私も間接税そのものはこれからの日本の将来にとって大事な税制であるということは同じ考えでございます。しかし、消費税が導入をされたときからその...全文を見る
○大渕絹子君 問題点は私と共通をしています。私は、国会に来てもう十年目になりますけれども、この間一貫してこの消費税の逆進性についてここの予算委員会の場所でも何度も御質疑をいたし、そしてその逆進性緩和のためにこそ飲食料品の非課税は避けて通れないことを主張し続けてまいりました。そして...全文を見る
○大渕絹子君 今も全部の段階にかかっていって物価が形成をされているわけですから、今最終段階で、小売の段階のところだけで飲食料品非課税が実現をすれば、その部分だけは確実に負担が少なくなるというふうに私は思っています。ぜひこれを検討していただいて、これからの将来の税体系をこういう形で...全文を見る
○大渕絹子君 大蔵大臣は検討すると言ってくださっていますが、総理と見解が違うのですか。
○大渕絹子君 もう一点、先ほど申し上げました資産所得の総合累進課税についてどうでしょうか。
○大渕絹子君 四月一日に改正外為法が施行されましたけれども、千二百兆円に上ると言われる国民の預貯金の動向についてお尋ねをいたします。
○大渕絹子君 その急激な流出を防いでいるのは円安だと言われていますけれども、それについてはどうでしょうか。
○大渕絹子君 大蔵大臣に聞きますが、円はアジアの通貨の基軸になり得ますでしょうか。
○大渕絹子君 五月ごろに前大蔵大臣が円のアジアの基軸体制というようなことを主張して、そのことに対してアジアも反応したわけですけれども、八月に入って急激に円のアジアの通貨基軸化というのがしぼんできている。そして、それとあわせてアジアの新たな通貨を考え出したらどうかというようなことが...全文を見る
○大渕絹子君 歴代総理として、小渕総理は初めて環境ホルモンという問題を所信表明で取り上げていただきました。私は早急に法制化をすると踏み込んでおられる大臣に非常に感謝を申し上げますけれども、その大臣のお考えとは裏腹に、通産省と環境庁が、それぞれの省益といいますか、そういうことに関連...全文を見る
○大渕絹子君 今は大変金融の危機の時代と言われていますけれども、その陰に隠れて本来の人類の危機というのは別なところで進行しているんだということを私はしっかりと申し上げ、政治がそこに果たす責任の重さということを主張させていただきまして、関連質疑に移らせていただきたいと思います。
09月11日第143回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○大渕絹子君 私も、今回の災害の視察に参加をさせていただきまして、本当に自然が安定を失ったときの破壊力の物すごさというのをまざまざと感じさせていただいたところでございます。人間が安全に住むにはやはり安全な場所に生活の場をきちんと持っていかなければならないということを痛感したところ...全文を見る
○大渕絹子君 地すべり等危険地域に所在をする社会福祉施設の数を教えてください。
○大渕絹子君 五百四十五の施設の中に「太陽の国」は含まれていますか。
○大渕絹子君 書類審査によって地すべり地域に指定という、余りにもここのことにこだわり過ぎていて、施設が本当にどういう状況のところに置かれているかという実地の調査がなされておらないのではないかと思いますが、いかがですか。
○大渕絹子君 災害が起きなければ一斉点検ができない行政のあり方というのは、本当に極めて問題があるというふうに思います。  私は現地視察のときに、この「太陽の国」のパンフレットの表紙だと思われますけれども、このコピーをいただきました。(写真を示す)皆さんも行かれた方は同様にいただ...全文を見る
○大渕絹子君 ぜひそういう観点からも確認をしていただきたいと思います。  そしてさらに、この。パンフレットで私は見つけたことがございます。虫眼鏡で見ないと見つけられないようなことなんですけれども、これが災害のつめ跡で、現地からいただいてきたパンフレットなんですけれども、このつめ...全文を見る
○大渕絹子君 聞いたことに答えていただきたいと思います。
○大渕絹子君 それでは、この写真を見ていただきたいと思います。(写真を示す)  これは崩落地を上から撮った写真ですけれども、土砂が通ったと思われる地域のところを私は足で踏んでまいりましたけれども、この周りの黒い表土とは違ってササが一面に生い茂っていました。ササというのは日照のよ...全文を見る
○大渕絹子君 二十年の間にはなかったかもしれないけれども、地域住民が山のそばに住居を構えないというような流れの中で、あるいはまた平時のときに写した写真の中に崩落地がこれだけ点在をしていることが見えるこの地域で、認識をしておらないということ自体がおかしいのではないかと私は言っている...全文を見る
○大渕絹子君 終わります。
09月17日第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第3号
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○大渕絹子君 それでは、御質問をさせていただきたいと思います。  まず、環境庁長官、この法律案は、中央環境審議会に対して環境庁長官が諮問をし、その答申に沿ってつくられた法律というふうに認識をしておりますけれども、今回の中環審の位置づけはどういうふうに考えておられるか。ということ...全文を見る
○大渕絹子君 位置づけについてお聞きをしたわけですけれども、次の問いにまで答えていただいております。私自身はその今の答弁に沿って、そうしますと今回の中環審答申は軽んじられている  のではないかというふうに思うわけですけれども、その点いかがでございましょう。
○大渕絹子君 通産省にお尋ねをいたします。  事業者の取り組みの義務づけについて、真鍋長官は本会議答弁の中で、事業者の温室効果ガスの排出抑制などのための対策は緒についたばかりで、現段階ではこれを義務づけることは困難であるため、本法案においては努力義務としたところでありますという...全文を見る
○大渕絹子君 ぜひ通産省におかれましても、こうして環境庁側が提案をする法律に対して通産省で最大限やれる、そしてやらなければ地球温暖化の防止ができないという観点に立ったときには、多少無理でもきちんと義務づけの法律を受けて立つぐらいの意気込みがなきやなりません。  私は、予算委員会...全文を見る
○大渕絹子君 COP3後にとられた一連の対策、いわゆる地球温暖化対策推進本部の内閣における設置、省エネ法の改正、地球温暖化対策推進法案、この法案ですね、それからさらに地球温暖化対策推進大綱なるものができていますけれども、この関連性についてお伺いをいたしたいと思います。  いずれ...全文を見る
○大渕絹子君 その法案をつくり上げる過程の中で、今通産省が所管をしております石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律あるいはエネルギーの使用の合理化に関する法律、そして新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法など、いわゆるエネルギー関連の法律があるわけでございますけれ...全文を見る
○大渕絹子君 地球の温暖化対策を優先させていくのか、さらに便利な国民の暮らしを優先させていくのかという観点に立ったときに、どちらが本当に将来にとって必要なことかということをきっちりと熟慮していただきながらこれからの対策を立てていただきたいということを申し上げておきたいというふうに...全文を見る
○大渕絹子君 NGOの位置づけについて、どのようにお考えでしょうか。
○大渕絹子君 今回のこの地球温暖化防止の議論をしていく中で、従来のODAのあり方そのものを変えていく必要があるのではないかという議論がなされていますけれども、外務省ではどのような検討が進められておりますか。
○大渕絹子君 CO2の吸収源である森林に対して、単一樹種栽培を変えていこうというようなことでNGOの皆さん方がモンテビデオ宣言なるものを出しておりますけれども、そのことを御存じでしょうか。
○大渕絹子君 それでは、クリーン開発メカニズムというのが今回の京都議定書の中で、その削減の方法、やり方として認められたということになっていますけれども、このこととそのODAの関係はいかがでしょうか。
○大渕絹子君 先進国がその抜け道づくりにこの三つの仕組みを使うのではないかという途上国の懸念というのは強くあるわけでございます。その先頭に日本が立って、よい知恵を出したというようなことが言われないようにぜひ気をつけていただきたいというふうに思います。  橋本前総理は、この温暖化...全文を見る
○大渕絹子君 終わります。
09月22日第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第4号
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○大渕絹子君 四人の参考人の皆さんには大変御苦労さまでございます。社会民主党の大渕絹子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  まず、青山参考人にお伺いをいたします。  六%の削減目標の当面の達成方策ということで政府が原案を出されておりますけれども、この中に植林等...全文を見る
○大渕絹子君 同じ質問を、森嶌参考人、お答えをいただけますでしょうか。
○大渕絹子君 ありがとうございました。  佐和参考人にお伺いをいたします。  温暖化防止のために原子力発電が二十基も建設を予定されているという計画が発表されて、私自身も驚いているわけでございますけれども、国際的に見てもあるいは国内の世論調査を見ても、温暖化対策としての原発とい...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございました。  炭素税の導入について、佐和先生が御質問があればもう少し詳しくお話をしたいというふうにおっしゃっておりますが、詳しくお話をいただけますか。
○大渕絹子君 ありがとうございました。  温室効果ガスの排出枠のマーケット、いわゆる大気を売買する市場というのができることに対して、四人の参考人にそれぞれのお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○大渕絹子君 最後に、青山参考人に伺います。  世界銀行ではいわゆるクリーン開発メカニズムの前倒しの制度としてプロトタイプ炭素基金というのを始めたいと。これには日本の東京電力とか新日鉄なども参加をしたい意向があるように聞いておりますけれども、こうした構想に対してのお考えを一分で...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございました。  終わります。
09月24日第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第5号
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○大渕絹子君 「六%の削減目標の当面の達成方策について」というところで、大変くどいようでございますけれども、もう一度聞かせていただきたいというふうに思います。  京都議定書の三条三項に基づく計算方式では〇・三%という数字が出ているにもかかわらず、この目標の中でマイナス三・七%と...全文を見る
○大渕絹子君 それでは確認させていただきます。  この三・七%というのは不確かな数字であるということと、この三・七%がもし計算式として認められない場合はほかの方法で六%削減の道があるということですね。それは確認させていただいていいですね。今そうおっしゃいましたよ。
○大渕絹子君 それでは、政府は日本が木材を輸入している状況をどんなふうにとらえますか。  今は木材の自給率は二〇%ですね。世界じゅうから輸入をしなければならない状況がありますが、この輸入されてくる八〇%の木材の吸収源は当然そこの産出国の協力なしには得られないわけです。IPCCの...全文を見る
○大渕絹子君 そういういろいろな観点からの考え方がある中で、この六%の削減目標の中で、二〇一〇年における日本の全森林の数量でマイナス三・七という基準の中で六%が積算されてきていることに私はすごく問題があるんだろうというふうに思います。  だから、〇・三%の計算に成り立つその議定...全文を見る
○大渕絹子君 先ほど輸入材が非常に多いということを指摘しましたけれども、輸入材が多いのは内外価格差によって国内の木材が需用に供せられないという状況があって非常に輸入材に頼らざるを得ないという、その分日本の山々は荒れている状況にあるということはもう御存じのとおりなんです。  それ...全文を見る
○大渕絹子君 環境庁にお尋ねをいたしますけれども、今度のこの京都議定書が発効して共同実施やクリーン開発メカニズムなどが実行される段階になった場合、例えば日本の製紙産業などが海外で大規模な造林を行います。そしてその大規模な造林を日本の輸出の材料にさせていただく、そこには当然日本のO...全文を見る
○大渕絹子君 そういう考え方が非常に私は不公正なものだというふうに思うんです。先進国のエゴに見えてくるのではないかというふうに思うんです。  先ほどの科学者たちの発言の中にも、今削減目標が提示をされない途上国の吸収源についてはそのまま温暖化防止の政策としてきちんとそこはその国の...全文を見る
○大渕絹子君 巻では、既に御存じのように住民投票なども実施をし、これはもう完全に不可能ということで私たちは判断をしていますけれども、そういうところまでも着工準備中というようなことで、二十一基があたかも二〇一〇年までにはできていくんだというような方針の中で、温暖化防止対策の第一号の...全文を見る
○大渕絹子君 もう一つ、エネルギー庁にお聞きをしますけれども、炭素税の導入についてどのような見解を持っておられますか。
○大渕絹子君 環境庁はどうでしょうか。短くお願いします。
○大渕絹子君 本法律案もそうなんですけれども、規制による措置で温暖化防止を推進しようとしているわけです。しかし、それは極めて難しい時代に入っているということは一昨日の本院本委員会での参考人の御発言の中にも、この際経済的措置を導入して炭素税とか環境税を導入しながら措置をしていかなけ...全文を見る
○大渕絹子君 終わります。
09月29日第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第6号
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○大渕絹子君 能勢町のダイオキシンの汚染問題についてお尋ねをいたします。  この調査報告書を見るまでもなく、今日このような事態を引き起こした責任の所在は一体どこにあるとお考えでしょうか、厚生省。
○大渕絹子君 組合の維持管理に責任があるという指摘でございますけれども、その組合の維持管理を監督するのは、それではどこですか。
○大渕絹子君 そこを指導監督するのはどこですか。
○大渕絹子君 厚生省が法律の範囲内でしっかりとやってきた、指示も出し、そしてガイドラインもつくり、その組合に改善方も要求をしてきたということで厚生省の責任はないとおっしゃりたいというふうに思うわけでございますけれども、旧ガイドラインが確かに平成二年十二月に出されました。その旧ガイ...全文を見る
○大渕絹子君 あなたのおっしゃることをそのまま受けるといたしまして、それでは今回の事件はこの管理をしている組合とそして市町村の責任ということで明快にしてよろしゅうございますか。
○大渕絹子君 平成四年度にもうダイオキシンが異常に発生をすることが承知されておって、今日まで行政側でもそのことをつかみながらその改善方が強制的にできないという状況にあることが極めて問題だというふうに思います。  今、全国にある同型の施設についても急速調査に入るということでござい...全文を見る
○大渕絹子君 同型の施設、三個というふうに、六個でしたか、あるというふうに……
○大渕絹子君 三十六ですけれども、メーカーも同じで同型なものというのは三つに限定されるというふうに聞いたんですけれども、いかがでしょうか。どことどこの施設か、教えてください。
○大渕絹子君 どことどこというのは今わかりますか。後でいいですが、資料をください。それでは、それは後でいただきたいと思います。  本年四月二十日、私たち社民党は厚生省と環境庁に対してダイオキシンの土壌汚染の安全基準と処理基準を早急に定めるように要請いたしましたけれども、実現はい...全文を見る
○大渕絹子君 十年度三月まで、来年の三月までに取りまとめるということですけれども、要請をしてからもう五カ月もたっているわけでございまして、早急に取り組むという姿勢からすれば、当然年度内に土壌汚染の基準ぐらいは定められるという方向が出てくるだろうというふうに思うのです。ですから、ぜ...全文を見る
○大渕絹子君 厚生省、農水省、通産省、そして科技庁に。  今年度そして来年度、急に環境ホルモン対策ということが多く出されてきていますけれども、それぞれが取り組もうとする政策について、端的にお知らせいただきたいと思います。
○大渕絹子君 いいです、資料をいただければ。時間がないので。
○大渕絹子君 環境庁はいいです、わかっていますから。  ありがとうございました。  お聞きになってわかるとおり、通産省や環境庁は大変この問題に早くから取り組んでまいりましたけれども、肝心かなめの厚生省は昨年からようやく重い腰を上げてこの環境ホルモンの調査研究に入ってきたという...全文を見る
○大渕絹子君 この環境ホルモン対策をもし公共事業ということで認定して、赤字国債を発行して研究開発に取り組むというような壮大なプロジェクトができても、国民は例えばそのことで赤字国債を使うとしても、五十年後、百年後の人類の存亡そのものにかかわる問題という認識に立てば、赤字国債を発行し...全文を見る
○大渕絹子君 この間、さまざまな規制の法律をつくるときに、通産省と環境庁とで対立をしながら、別々の法律の枠の中でそれぞれ所管するものに対して法律対応してきたという経過がありますけれども、この化学物質の移動登録制度につきましては、ぜひ通産省と環境庁とでそれぞれ別な法律の中でまた取り...全文を見る
○大渕絹子君 終わります。
10月01日第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第7号
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○大渕絹子君 国土庁の方にお聞きをいたしますが、豪雨や台風と大変大きな災害が引き続いて起こっておりまして、建設省や国土庁の皆さん方関係者は大変激務の中にあると思いますけれども、新潟県で起きました八月四日の集中豪雨災害について、激甚指定のための積算作業というのはどこまで進んでいるか...全文を見る
○大渕絹子君 次から次へと起こる災害で新潟県をお忘れないように、ぜひ早急に指定していただけるものは指定をしていただいて、そして災害復旧を遺憾なくやっていただきたいというふうに思うところでございます。どうぞ長官、よろしくお願い申し上げます。
○大渕絹子君 よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。  建設省にお伺いをいたしていきたいというふうに思っております。  関谷建設大臣から、先ごろの予算委員会の中で、福島潟放水路について三年間早く完工をしていただくという御返事をいただいて、私は大変喜んでおります...全文を見る
○大渕絹子君 ぜひ県と十分に議論していただいて改修をできるようにしていただきたい。そうでないと地域の人たちは毎回毎回、もう昭和の時代からなんですけれども、平成七年度、それから九年度と今回と同じような状況で不安に駆られる状況が起こっていますので、少しの雨でもそういう状況になるという...全文を見る
○大渕絹子君 それらの政策をやるのにどのぐらいの財源が必要でしょうか。
○大渕絹子君 それでは、平成十年度の促進税に関する予算額は六千百九十億円でよろしゅうございますか。
○大渕絹子君 大蔵省、来ておりますか。  消費税をこの住宅の取得に関してゼロ税率にした場合に、財源はどのぐらいといいますか、歳入減収はどのぐらいでしょうか。
○大渕絹子君 消費税が導入をされてもう十年近くなりますけれども、どの部門でどのぐらいの消費税がというようなこともわからないでしょうか。
○大渕絹子君 住宅の場合は、新築のときには当然新築の認定を受けなければならないわけで、建設をされる住宅の数は、私もさっき百十万というふうに七月の新築着工戸数ということで言いましたけれども、こうした数とか、あるいは中古住宅の売買であるとか、マンションの売買というようなことで、販売を...全文を見る
○大渕絹子君 住宅だけは無理とおっしゃいましたけれども、大臣、賃貸住宅は消費税ゼロになったんですね。なっているんですね、これは法律によって。ですから、豪華な住宅を借りてすごい家賃を払っていて大金持ちでも消費税は免除されているという状況もありますので、ぜひよろしくお願いします。 ...全文を見る
10月08日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第7号
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○大渕絹子君 三人の参考人の皆さんには、本当に本日は貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。社民党の大渕絹子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  中坊参考人には、今回の法律の制定に当たりましては大変貴重な御提言をいただきながら、整理回収機構が法律の中...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございます。  長銀も今年の六月ごろでしたら、株価もまだ二百円になっておりまして、この時期に資金投入が、公的資金がスムーズに注入をされるようなことが行われていたら、今のような混乱を引き起こすことはなかったのではないかというような憶測もあるわけでございます...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございました。  竹中参考人にお伺いをいたします。  日本の個人金融資産残高の構成は非常に預貯金に偏っている。アメリカですと、私有価証券に四九%、そして現預金は一三%になっていますけれども、日本では有価証券はわずか一〇%、そして預貯金に五六%ということ...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございました。  西崎参考人に、今度創設をされますサービサー制度についてなんですけれども、アメリカではもう長い間サービサー制度は定着をしておりまして、そしてその不良債権の回収業務を通じながら多くのサービサーが淘汰されて、そして優良なサービサーしか生き残れ...全文を見る
○大渕絹子君 済みません。専門でないところを聞いてしまいまして、申しわけありません。  それじゃ、もう一つ最後に、今新しい破綻前処理の法律をつくる中で、その資産の有価証券、銀行が持っている有価証券の評価を低価法にすべきであるかあるいは原価法にすべきであるかという議論があり、両論...全文を見る
○大渕絹子君 ありがとうございました。(拍手)
10月09日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第8号
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○大渕絹子君 社会民主党の大渕絹子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  総理、冒頭で大変申しわけありません。質問通告をしてありませんけれども、沖縄県におきまして、女子高校生が米兵によってひき逃げをされて意識不明の重体に陥っている。沖縄県警は直ちに逮捕状を用意し、...全文を見る
○大渕絹子君 総理、そういうことではないのです。日本は独立国として、アメリカに基地を今、日米安保条約の中で置かせておくということはいたし方ない状況にはございますけれども、日本の国民が米兵によってこういう状況に陥れられているときに、なぜ政府から強力にそのことを、身柄拘束をするという...全文を見る
○大渕絹子君 ぜひよろしくお願いを申し上げます。  さて、長銀問題ですけれども、住友信託銀行が合併を拒否するというニュースが流れておる中で、この間国会で議論をしてきたその処理策、宮澤蔵相も答弁の中で、六月時点であればまだ住友信託との合併が可能であったのではないかという御答弁が何...全文を見る
○大渕絹子君 昨日の参考人の御意見の中にも、法律は多少不備であってもそれを生かして使うことが重要である、不備な点はその不備が判明をしたところで改正をすればよいのではないか、そして法律を充実させていくことが重要なんだということをおっしゃいました。  現行法律の中で大蔵省が英断を下...全文を見る
○大渕絹子君 責任の問題、責任を強く感じていただきたいことを私は総理にも大蔵大臣にも申し上げておきたい。皆さんのかじ取りで日本経済が沈没をするかあるいは浮上していくかという極めて厳しい瀬戸際に置かれているという認識を私たちと共有のものにしていただきたいというふうに思うところでござ...全文を見る
○大渕絹子君 昨日の参考人質疑の中で、同僚委員の中から、この業をやっていたのはほとんどが事件屋と言われる人たちで、その人たちのノウハウなくしてサービサーの円滑な運営はできないんじゃないかという御指摘をいただいて私は驚いたわけでございまして、もしそうであるならば、早急にこのサービサ...全文を見る
○大渕絹子君 それでは、ビッグバンについてちょっとお尋ねをしていきたいと思います。  日本は今まで、日本の国民は金融商品とかあるいは株式などに自分の資産を運用させることが大変下手でございまして、相変わらず預貯金が六割近くを占めているという状況、この預金一辺倒に偏っている日本の資...全文を見る
○大渕絹子君 ぜひそのことをしっかりと認識していただいて、世界第二位という経済大国と言われながら私たち国民はその豊かさというのを本当に実感できない状況にあったというのは、私はこの金融の状況にあったのではないかというふうに今思いをいたしているところでございます。  真の豊かさが実...全文を見る
○大渕絹子君 政府が何もやってこなかったわけではありませんね。  ビッグバンに備えて近年、規制緩和でありますとか、あるいはバリアの排除であるとか、あるいは調整の排除であるとか、外国為替管理法の改正であるとか、あるいは銀行、証券、保険、信託、それぞれの分野の相互参入ができるような...全文を見る