近江巳記夫

おおみみきお



当選回数回

近江巳記夫の1967年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第55回国会 衆議院 商工委員会 第3号
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○近江委員 先ほどからいろいろな質問があったわけでございますが、わが国のプラント輸出の状況、件数から見まして、本法の適用というものが契約件数が非常に少ないわけです。これにおきまして、法律はあるけれども利用されてないという先ほど答弁があったわけでございますが、どういう点が契約締結に...全文を見る
○近江委員 いま具体的な点について、こちらの質問することについての明快な答えは得られなかったわけでございますが、内容的に少しお聞きしたいと思うのですが、サブコントラクターの問題であります。これは要するに補償契約当事者の扱いをされるかどうかという問題であります。このサブコントラクタ...全文を見る
○近江委員 それは要するに契約のときに明記するわけですか、あるいはまたその当事者とサブコントラクターとの間に締結があれば、本契約に明記しておらなくてもそれが適用されるのか、これをお聞きしたいと思います。
○近江委員 そのサインをしない場合というのは、やはり多くの企業があらゆる要素が含まれておるわけです。その人についての適用はどうなっていますか。
○近江委員 要するに、中小企業のサブコントラクターの保護政策です。それがサインをしていなければそういった商社なりそこの責任にまかすのだ、こういう感じなんですが、要するに、輸出を振興しなければならない。そういう点においてほんとうにみんなが協力をして、いいものをどんどん輸出していく、...全文を見る
○近江委員 それから、この当該補償契約の締結から要するにその保険金を払い込みするわけでありますが、全額納付するまでの段階に期間があるわけですが、その間に中途において何らかの形で損害がはっきりした、こういう場合において、全額払ってない場合もこれは支払いするわけですか。
○近江委員 わかりました。満了期間ですね。  それから、先ほどのてん補率の問題とか、それから保険料の払い込みの問題とか、そういう点について、これは今回の期限延長におきまして全然何ら処置がなされていないわけですが、積極的にこういう制度を輸出振興の上からもっと推進しなければならない...全文を見る
○近江委員 ほんとうは会社がそれをなにしていくのが本来である、このように言われたわけでありますが、先ほどからしばしば、わが国のコンサルティング体制が非常に弱体であるようなこともおっしゃったわけでありますけれども、これに対して今後の輸出振興の面から考えまして、どうしてもその体制を強...全文を見る
○近江委員 海外の調査活動のことをおっしゃっておられたわけでございますけれども、海外コンサルティング企業協会の活動状況ですね。これは政府も補助なさっているわけでありますが、この点についてもう少し詳しく説明をお願いしたいと思います。
○近江委員 どうもありがとうございました。これでけっこうです。
○近江委員 時間の関係もございますので、こまかい点についてはまた一般総括的な質問の機会にさせていただきたいと思いますが、特に本制度の実際の利用面におきまして一、二の点についてお聞きしたいと思います。  四十年の十二月にこの委員会で山本政府委員が、零細企業の数が非常に多く行き届い...全文を見る
○近江委員 それから支所はどうですか、出張所、連絡所ですね。
○近江委員 そこで、これは一人の中小企業者がこの制度を利用いたしまして実際にどのような現状であるか、この点をひとつここで申し述べてみたいと思うのです。この人はプラスチックの仕事をやっておる人なんです。ずっと経過を述べますと、四十一年の十二月五日に保証協会へ申し込みに行ったというん...全文を見る
○近江委員 私はまだまだいろいろな具体的な問題があるわけでございますが、次の機会に譲ることといたします。要するに、本制度の活用におきまして、いま政府委員が答弁なさったように、ひとつあくまでもそういった業者を守るという立場におきまして、さらにこういった監督強化を特にここで要望してお...全文を見る
03月28日第55回国会 衆議院 商工委員会 第4号
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○近江委員 刑事局長さんが次の予定があるそうでございますので、まず最初に警察関係のことをお聞きしたいと思います。  これはきのう現場でとってきた写真なんです。事故発生後五日目でありますが、このように歩道に積み上げたままなんです。非常に車がよく通る。ところが、そこには点滅灯も設置...全文を見る
○近江委員 いま善処のお話があったわけでございますが、これは警察行政の一面でありますが、付近の人が思い余って警察へ行った。それは東京瓦斯へ言いなさい、そうすれば取りはずしてくれるでしょう。ところが東京瓦斯へ行っても、それはすることができない。よくこれで交通事故がいままでなかったこ...全文を見る
○近江委員 警察にお聞きしたものですから消防にもお聞きしますが、この新聞の切り抜き等を見ましても、時間にして非常に長く焼けておるわけです。十一時四十分から一時過ぎまで、一時間三十分以上燃えておるわけです。消防もそれだけの出動をしたということを言われておるわけでございますけれども、...全文を見る
○近江委員 そうしますと、対策としては、東京瓦斯のもとせんをすみやかに締めれば火災はもっと早く消えておった。要するに、ガス会社として、火災発生の場合、もとせんはすぐにも締められるはずなんですね。一時間半も燃えたということはどういうことですか。
○近江委員 化学的に見まして、要するにバルブを締める、その締めたもとから管内に残っているガスが燃焼しきるまでにはどのくらいの時間がかかるのですか。
○近江委員 化学的に答えてください。
○近江委員 その二十分、三十分というのは最高の時間だと思いますが、たとえ三十分かかったとしても、火災発生から一時間四十分もかかっておる。どうしてそれが締められなかったのか。それはなるほど、あなたのほうとしては人命救助、いろいろな点においてあらゆる手を打たれた。しかし、根本的なこの...全文を見る
○近江委員 化学的なデータなくして、いまそういった推定でお答え願ったわけでありますけれども、要するに、こういったことは、 いまのそういった古い管がそれだけ全国各地にあって、また東京都内で事件が発生したわけでありますけれども、二%くらい古いのがある。これからますますそういうような危...全文を見る
○近江委員 それから、本田参考人が先ほど、今回の事故は初めての特殊ケースである、このようにおっしゃったわけです。警察のほうの先ほどの報告によりますと、穴のあいた個所は厚さが二ミリくらいに減っている、このように言われたわけです。こういった点から考えていきますと、過去において非常に大...全文を見る
○近江委員 各委員から先ほど来そういった古い管の取りかえの要望、またそれに対して皆さんのほうから、その計画書を提出するというお話がございました。今回の事故は、要するに交差点のところなんですね。したがって、こういったところは車の量も非常に多いわけですし、いろんなそういうような外部的...全文を見る
○近江委員 それでは、先ほどのその計画書につきまして、特に重点的にどこから手をかけるか、いま私の申し上げたそういう点に対しての具体的な、今後おたくの会社のほうで計画なさったそれをまた委員会のほうに提出してもらいたいと思います。
○近江委員 それから、今回の事故の状態を見てまいりますと、昨年の十二月にたしか検査なさっておりますね。先ほど十月というお話がありましたが、私が調査した範囲では十二月というふうに聞いておるのですが、この点どうでございましょう。
○近江委員 十二月ですね。このガス管の検査につきまして、ガス事業法の施行規則第十九条第十号によりますと、導管の路線上を深さ五十センチそれから間隔五メートルでボーリングを行ない、その穴に管を立て、約一分経過した後においがあるかどうかにより検査する、このように規定されておるように聞い...全文を見る
○近江委員 そうしますと、東京瓦斯さんは、政令に基づいてそのとおり行なっている、このようにおっしゃっているわけです。そうしますと、政令をつくり監督をしている通産当局の政令不備または監督不行き届きということに私はなるんじゃないかと思うんです。ですから、今回の事故は、東京瓦斯だけでは...全文を見る
○近江委員 いまのお話によりますと、東京瓦斯さんは政令できめられているより多く検査をなさっておられるようであります。要するに正確にやっているかどうかという問題に入ると思うのですが、あの事故のあったシンスケという店がありますが、あの前で十二月末日に検査済みである、それは先ほど答弁い...全文を見る
○近江委員 先ほども、各委員からいろいろな角度から問題が出ておりますし、重複をいたしますので、この辺でこの問題についてはやめたいと思いますが、要するに、ガス税にしろ、ガス料金にしろ、国民が全部負担しておるわけです。きちっと払っているわけです。こういう点におきまして、今後こういった...全文を見る
○近江委員 政務次官にお聞きします。
○近江委員 私の申し上げているのは、その責任が通産省にあるのかということをここで明確にお聞きしているわけです。
○近江委員 では、また次の機会に譲りたいと思いますが、いずれにしても、西宮のあの事件もまた私たちにはほんとに耳新しいこの間のようなできごとなんです。これに引き続いてのこれだけの大きな事故でありますし、こういった点において、次の機会にまたお聞きしたいと思いますが、今後ひとつ真剣なそ...全文を見る
05月16日第55回国会 衆議院 本会議 第13号
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○近江巳記夫君 私は、公明党を代表いたしまして、今回政府が提出されました中小企業白書並びに本年度施策、さらに中小企業振興事業団法及び特定繊維工業構造改善臨時措置法に関し、特に重要と思われる数点につきまして、総理並びに関係大臣の所信をお伺いしたいと思います。  中小企業がわが国経...全文を見る
05月23日第55回国会 衆議院 商工委員会 第10号
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○近江委員 きょうは経企庁長官は御出席にならないようでございますが、理由をお聞かせ願いたいと思います。
○近江委員 それでは委員部の方から、段取りがとれ次第少しでもこっちへ来ていただくように、もう一度御連絡をひとつお願いしたいと思います。  それではケネディラウンドのことについて若干お聞きしたいと思いますが、十六日に妥結したと伝えられておるわけでございますが、要するに、今回の関税...全文を見る
○近江委員 これは五年間の期間があるわけでございますが、五年以後、年間で金額にして推計どのくらいになるのですか。
○近江委員 それではいま的確な資料をお持ちでないようでございますので、次の機会に、大体わが国が受ける利益について金額で推定いたしましてどのくらいになるかということをお聞かせ願いたいと思う。  それからオファー品目に乗せた品物ですが、何を基準としてこれを出したのですか。
○近江委員 これで最も大きな打撃を、受けるのは中小企業製品、これが考えられるわけです。これにつきまして、要するに影響がどのくらいになるかということは予測の段階でありますが、それに対しまして最終的な妥結は、先ほどお話がありましたようにまだきまってないわけですね。それが行なわれて、そ...全文を見る
○近江委員 いま大臣もこまかいそういった品目等についての対策はお持ちでないようでございますので、次の機会に、特に打撃を受けると思われるそういう産業についてどのような施策をとるか、また貿易面においてどのような施策をとるか、そうした具体的な問題について資料をもってひとつお答え願いたい...全文を見る
○近江委員 次にお聞きしておきたいことは、関税以外による輸入規制の問題ですけれども、すなわち非関税障壁といいますが、その個別交渉という段階になっておりますね。今後それについて非関税障壁として交渉をしようとするその範囲ですね。どの程度まで含めて考えていらっしゃるのか。それについてお...全文を見る
○近江委員 要するに、輸出促進のための間接援助策について今回の話し合いにはそれはなかったのですか。対策ですね。
○近江委員 今後自主規制という名前のもとに日本品の輸入制限が考えられるわけですが、そういう国に対して関税が引き下げられても、数量制限あるいは価格制限で私はあまりメリットは得られないと思うのです。この点どういうふうにしていくか、この点についてお聞きしたいと思います。
○近江委員 この関税の引き下げによって、商品によっては非常に過当競争になることが考えられるわけです。輸出秩序が相当乱れる点が将来考えられるわけです。こういう点で、自主規制あるいは輸入制限等の問題が、先ほどお話がありましたが、出てくるわけでありますが、一部においてそうした心配のある...全文を見る
○近江委員 いろいろな問題点が数多く調べていきますと出てくるわけですが、一つ問題になっておりました化学品の関税引き下げの問題でありますが、これはアメリカがたしか五〇%、EECが最初に二〇%、それから米国はASP制度の撤廃後に三〇%をそれぞれ引き下げる、このようにいっておりますが、...全文を見る
○近江委員 もう一つ、私なりに理解というか判断しておるわけでありますが、二国間交渉、要するにきまった引き下げの幅、要直接交渉しなかった国の関税の引き下げの問題ですけれども、これについてどうするか、要するに他国の問題ですが、その問題についてお聞きしたいと思います。
○近江委員 これは交渉段階でお聞きする程度に終わったわけでありますけれども、また次の機会に一応の妥結がなってからもう少し突っ込んだ質問をさしてもらいたいと思います。  それから万国博の問題でありますが、この最終の責任はたいがい国が持つわけですか。
○近江委員 そうですね。要するにあと開催まで期間は、大臣も御承知のとおり非常に迫ってきているわけです。まず目先において解決しなければならない問題も、たとえば土地の買収の問題もあるし、地元負担の問題もあるし、あと地利用の問題もあるし、いろいろあると思うのです。こういう点について、た...全文を見る
○近江委員 そのあと地の問題ですけれども、けさの読売の記事をごらんになられたでしょうね。これは京大の西山グループが提出しているわけですが、要するにこのあと地の問題について西山グループが案を立てているそれと、大阪府が考えているそうしたあと地の問題、さらに政府が考えている問題、全然ば...全文を見る
○近江委員 それは当然考えられるとして、このあと地の問題がいろいろとこの委員会等においても問題になりまして、相当時間的に経過しておるわけです。しかしながら、そうした進捗の状況がいつも同じような答弁なんですね。要するに、時期的にそんなあとになって、こうだ、ああだと言ってもしかたがな...全文を見る
○近江委員 それはひとつまた委員会のほうへ正式に発表してもらいたいと思うのです。  それから地元負担の件でありますが、これは地元の声を聞きますと三分の一の負担になっておる。昨年においては大阪府と大阪市が折半した。関連事業とか考えていきますと、当然近畿全体に考えていかなければなら...全文を見る
○近江委員 先ほど私もお聞きしようとしておった問題ですが、地元の定義ですね、大臣はどのように考えていらっしゃいますか。
○近江委員 具体的に。
○近江委員 いま地元負担のことを聞いてはおりますけれども、何も私は賛成じゃないのですよ。本来はこの万国博というのは国家事業ですから、当然政府が全額負担をしてあたりまえだと私は思う。こういう点において、いま三分の二、三分の一のそういう線が出ておりますけれども、これだけの負担というも...全文を見る
○近江委員 先ほどの負担率の問題ですが、基準はどういうところから出たんですか、三分の一とか三分の二とかというのは……。
○近江委員 それから関連事業のことですが、これについて地元では非常にいろいろな計画を立てておるわけです。これについて、建設省あたりと、認可の程度において、その線は話は進んでいるんですか、それをひとつ。
○近江委員 いままでに万博についてはいろいろな問題が出ておるわけでございますが、各国のいままでの経過から見ますと、相当工事がおくれているわけですね。これについて大臣として、この間の分科会においても、日本人の技術を述べられて、必ずやれるというような御意見でありましたけれども、ほんと...全文を見る
○近江委員 それから運営上の、運営というか、現在の準備のための運営ですが、協会自体も、東京、大阪、そういうふうな点で、新聞にも非常にそうした連絡の不備といいますか、そういういろいろな問題もありますが、今後そうした機能的な面において一元化するとか、要するに、非常にそうした点において...全文を見る
○近江委員 将来いまのその機構のままで押していかれるわけですか。
○近江委員 この万博の問題については、これからまた工事が進んでいけばいろいろな問題が出てくると思います。その時点でまたいろいろと質問したいと思います。きょうは非常に昼も回っておりますし、これで私の質問を終わりたいと思います。
05月26日第55回国会 衆議院 商工委員会 第12号
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○近江委員 最近、国会でも、表示と中身が違うのは詐欺行為であるというような問題が非常に大きく上がってまいりまして、特にレモンとかフルーツ牛乳あるいはコーヒー牛乳等においてはヤシ油まで入っておる、こういったような、非常に食品関係において大きな問題が出てきておるわけであります。こうい...全文を見る
○近江委員 いまの御説明によりますと、成分のうちからいきますと、牛乳という名前を使えば、これは当然不当表示と私は思います。私、きょう、先ほどちょっと時間を見まして、その辺のフルーツ牛乳なりコーヒー牛乳なりを買ってきました。当然公取委員長も御存じと思いますが、これは牛乳ですが、白い...全文を見る
○近江委員 それでは、厚生省はどういう考えを持っているか、ひとつ聞かしてもらいたいと思う——。政府委員の答弁は、もう少し大きく声を出してもらいたいと思うんですね。非常に聞き取りにくいんですね、外がやかましいし。
○近江委員 いま厚生省は、乳飲料の名前を明記してあると、非常に得意そうに言われたわけですけれども、私いまこれをお見せしましたけれども、このどこに書いていますか。書いていることは書いていますけれども、あなた、めがねをはずして見えますか。虫めがねを持ってこなければ見えないような字で印...全文を見る
○近江委員 私は責任ある答弁を聞いているのです。問題があろうかと思いますという、その問題を聞いているのです。もう一回お答えください。
○近江委員 いま公取委員長から発表があったでしょう。牛乳が、要するに乳分が入っていないわけですよ。そうでしょう。問題は、それをこのようなフルーツ牛乳という名前を使うということですよ。
○近江委員 あとでとにかく時間を見つけて、大臣に来てもらってください。よろしいですか。  それから、公取委員長、要するに、フルーツ牛乳等については四割が牛乳という名に値しない、そういうような成分であった。四割がにせものなんです。ところがびんにははっきりとミルク、牛乳と出ておる。...全文を見る
○近江委員 公取委員長、この点について、要するに不当表示という根本的なそういう基準はいまあるのですか。なかなかそれを言えないというふうに迷っていらっしゃるが、要するに基準さえあれば、不当表示だということは言えるわけでしょう。
○近江委員 あなたは不当表示と思われるわけですね。
○近江委員 あなた自身は牛乳がお好きかきらいか知りませんけれども、あなたも消費者の一人です。これはいまさらみんなの声を聞くとかなんとかの問題じゃないのですよ。だれが考えたって、これは牛乳でないものを牛乳という表示をして売っておるじゃありませんか。あなたは公取委員長として、それだけ...全文を見る
○近江委員 それから農林省ですけれども、たしか三十七年ごろと思いますが、普通牛乳と色牛乳の値段の差が二円ぐらいあきましたね。あのときにいろいろ行政指導した、このようなことを聞いておるわけでありますけれども、裏では盛んに色牛乳をつくれ、このように農林省は指導した。これは業者の話であ...全文を見る
○近江委員 私は、もう一ぺん厚生省に聞きたいのですけれども、いまの成分の基準というのは厚生省令でやっておりますね。この点が非常に、乳飲料と普通の牛乳と、それがどういうわけかはっきりしないわけです。ですから、少なくともそうした牛乳という名前で売られる以上は、これは一つのあれでありま...全文を見る
○近江委員 それから、この新聞にも出ておりますが、普通牛乳の中にヤシ油が入っている、これについて、公取でも油メーカーのほうに調査に入ったというようなことを聞いているわけであります。このことについて、公取委員長も御承知かと思いますが、東京都でも通達を出しているわけです。四十二年の三...全文を見る
○近江委員 東京都とあろうものが、ただのうわさだけでこういうような通達を出すわけがない。これはわれわれ自身が考えておることですし、また現実に新聞にもその事実が発表されておりますし、こういう点について、私は完全に食品衛生法の違反だと思うのです。これは一回厚生省から言ってください。
○近江委員 公取委員長も、厚生省も、東京都が三月の二十四日に出しておったこれを知らなかったのですか、まずそれを聞かしてください。こういう通達が出ておったということ……。
○近江委員 このような重大なことが公取でキャッチできない。どのような連絡方法を持っているのでしょうか。またあなたも厚生省の代表できょうは来ていらっしゃる。厚生省は一切の食品監視をしていかなければならない、その立場にあるのです。それを最近ちょっと聞きましたという。手抜かりじゃないで...全文を見る
○近江委員 この件について、公取委員長はどのようにお考えになっていらっしゃるか、その御見解をお聞きしたいと思います。
○近江委員 だけれども、事実であるかどうかしいうことは、これははっきりと大阪府の衛生研究所でも前に分析しておるわけです。こういう事実があるわけなんです。これに対して、要するに一部分にあることがそこだけということは絶対にないわけです。やはり全体に及んでいると考えなければならない。こ...全文を見る
○近江委員 要するに、こんな日本の広いところで一カ所一カ所、大体公取のメンバーから考えたらたいへんでしょう。一つの事実をもってどのように行政指導していくか、これがあなた方の仕事じゃないですか。それについて、現実に衛生研究所でも、そのような異種油が混入しておるという事実をつかんでお...全文を見る
○近江委員 これは御参考に申し上げておきますけれども、ミルクを置いておきますとクリームが浮いてくるのです。このクリームは非常に高価な値段で売れるのです。そのために、脂肪を補給するために異種油を混入するのです。こんなことは業界の常識みたいになっておる。公取委員長、ほんとうに栄養とし...全文を見る
○近江委員 公取の職員は、いま全国で何名おりますか。
○近江委員 牛乳関係の調査をし、その関係をやっておる職員は何人おるのですか。
○近江委員 だから、それだけの少人数でこれだけのことをやっていかれるわけですよ。まだほかにも再販価格なんか担当は二名でしょう。そのような手薄なことで、いまおっしゃった最高の効果をあげていきたいという、その最高の効果を私は聞きたい。言ってください。
○近江委員 これ以上は私も聞きませんけれども、要するにこれは牛乳だけの問題ではなくて、たとえばズルチンやサッカリン等もそうです。諸外国では全然認めていない。有害である。ところが日本だけはどんどん使っている。これはあなたのほうで真剣にやっていらっしゃいますけれども、さらに国民を守る...全文を見る
○近江委員 それから次は国税庁のほうに聞きますけれども、国税庁来ておられますか。要するに牛乳という成分がないものが牛乳という名前で売られている。これは牛乳なら非課税です。また十二円六十銭ということは私は知っております。そうしますと、要するに成分が規格に合わないというのは、にせもの...全文を見る
○近江委員 そこで、要するに成分が牛乳として認められないものがたくさんあるわけですよ。それについての課税についてはどう考えていらっしゃるのですか。
○近江委員 二十四億一千八十七万本出ているのです。これについて五%−全部がにせものとは言いませんが、五%を課税すればばく大な金ですよ。ですから、公取のほうで完全に不当表示である、このように結論が出たときには、あなたのほうではそれに課税するわけですね。
○近江委員 だから私はそのことを言っているのですよ。要するにその非課税に入っていないこういうフルーツ牛乳なり何なりが、牛乳という名前でこれは非課税になっているわけです。ところが現実に成分は要するに牛乳ではないわけでしょう。これをどうするかと言っているのです。
○近江委員 それじゃ牛乳関係のフルーツ牛乳には課税していますか。
○近江委員 先ほども吉田さんが中小企業の質問をなさっていました。税金をほんとうに払うために店をつぶす人がある。またサラリーマンもばく大な税金を取られておる。あなたのほうだって、税金の取り方については、やはり少しでも不正があれば徹底的に追及しているはずです。現実に成分の分析結果が、...全文を見る
○近江委員 いままで、これが出回ってから相当の期間たっておりますし、これは脱税ということも考えられるわけです。その調査も困難と思います。しかしこうした点について、やはりひとつ明確に、横の連携をとって、そういった一つ一つをけじめをつけていくことによって、国民の皆さんも納得するものは...全文を見る
○近江委員 それは私はなぜ言ったかというと、税金はみな国民は困ります。だけれども、そのことによって、食品自体の品質にしろ何しろ、ほんとうにみんながそれを守っていこう、それのほうがプラスです。にせものを飲まされるよりも、牛乳だといって水を飲まされるよりも、牛乳のほうが何ぼいいかわか...全文を見る
○近江委員 一部では、非常に骨抜きになってくるのではないかというようなことも聞くわけです。そこで、一つだけ聞いておきたいと思うのですが、薬品、洗剤、それから染毛料は、これは新法ではどうなるか、この点についてひとつ聞かしていただきたいと思います。
○近江委員 いろいろな問題もあるようですし、今後公聴会等を開いて、慎重にまたそうした問題を明らかにしていかれるか、そうした点について再度ここでお聞きしておきたいと思うのですが、そういうようなお考えがあるかどうか。
○近江委員 いまお話しになった、そうした公聴会等を開いて十分意見を聞いて、そしてひとつ問題をはっきりとしてやっていただきたい。これは最後に要望しておきます。  では、以上をもって、私の質問を終わらしていただきます。
06月09日第55回国会 衆議院 商工委員会 第18号
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○近江委員 先ほどからいろいろな問題が出たわけでございますが、パレスチナ問題、あるいは以前のスエズ動乱、あるいは今回の動乱と考えてまいりますと、そのたびに中近東の石油がストップする、こういうわけで、わが国も特にスエズ動乱のときは非常に困ったわけであります。西欧も同じでございますが...全文を見る
○近江委員 エネルギー調査会のこの答申案を見ますと、輸入の分散化ということを非常に叫んでおるわけであります。そこで政府としても、いろいろと東南アジア等の開発あるいはカナダ等にも目を向けていらっしゃるわけでありますが、六十年代においても結局七五%はまだ依存しなければならない、こうし...全文を見る
○近江委員 もう少し具体的に、先ほども東南アジア、カナダ等の話が出たわけでありますが、もう少し具体的に政府のほうで考えていらっしゃるその点を少しお尋ねしたいと思います。
○近江委員 わが国の石油の全輸入量の大体八〇%ぐらいが外国系のそうした会社に握られておる、こういう点においては、今後このひもつきの比率というものを下げなければいかぬと私は思う。この点についてどのように考えていらっしゃいますか。
○近江委員 分散化ということで先ほど答弁をいただいたわけでありますが、カナダなりあるいは東南アジア方面とか、いろいろな地域をいまあげられたわけでありますが、私はもっと日本の近辺のほうにも目を向けなければいけないのではないか、このようにも考えるわけであります。そうしますと、日本は島...全文を見る
○近江委員 現在まで進めてこられたことについて、かなり具体的な報告をしていただかないと、これはずっと前から政府はそのような答弁をなさっておるわけでありますから、もう少し突っ込んだ答弁をいただきたいと思います。
○近江委員 特に東シナ海の開発について、まず通産省はどのように考えていらっしゃるか。一年前にたしか両角局長だったと思いますが、東シナ海方面における海洋探鉱の問題を具体的に検討してまいりたいと考えますと、これはたしか参議院の委員会と思いますが、答弁されておるわけでございます。特に東...全文を見る
○近江委員 いまお聞きしますと、要するに技術的に非常に困難な点がある。しかしながら海外の状況を見てまいりますと、中近東においては大体水深五十ないし六十メートル、確かに百五十メートルに比べれば浅い。しかし全部がそうであるかというと、必ずしもそうではないと思う。特に北海等におきまして...全文を見る
○近江委員 先ほどの技術の問題に移りますが、私はそういった点については全然しろうとでありますし、それは言えませんが、しかし、百五十メートルのそういう発掘については現在の技術でもできる、このように学者は言っておるのですけれども、その点はどうでしょうか。
○近江委員 それから六月二十四日から七月の六日まで、ソウルでエカフェの海底鉱物資源の共同探査会ですか、こういう会議が行なわれるということは御承知でしょうか。
○近江委員 それは具体的にどういう問題をそこでいろいろと討議されるのですか。
○近江委員 このときの会議に、東シナ海の地下資源の問題について、各国が非常に大きな興味を持っておる。特に西ドイツあたりはメテオール、これは船ですね、あるいはまた人も金もどんどんと出そうと非常に積極的な態度が見えるわけです。そうしますと、いままでのそうした公海上におけるそうした権利...全文を見る
○近江委員 そうすると、一年前にそのことをやりますと言っておりながら、実質的にいままで力を入れてこなかった、こういうことなんですか。
○近江委員 私が最高権威の学者に聞いたところでは、三億円金があればできると言っておる。三億ですよ。わずかな、それだけの費用で学者はできると言っておる。あなたは広範な準備がなければできない。どっちがほんとうなんですか。
○近江委員 それはボーリングをするとかなんとかいう段階は、要するに電波探知機等使って、構造状態がこうなっておる、ここなら間違いないというところを選んでボーリングするわけですよ。そこまでの段階にくれば第二段階、第三段階です。要するに私が言うのは、地層の状態なりそういうことは飛行機か...全文を見る
○近江委員 企業の採算が合うとか合わないとか、そんなこと調査したあとでわかることじゃないですか。日本はこれだけ資源がない島国だ、みんな夢をとざされておる。たとえば今度の中近東の問題にしても、ここでもわずか三日か四日の戦争で、みんなどうなるか、国民が不安のどん底に落とされておる。わ...全文を見る
○近江委員 そういう、いうならば日本の宝ですよ。公海上ですから日本の領土ではないといえばそれまでですけれども、しかし地形的に見て、これは当然日本が乗り出さなきゃならない。しかもいま言ったように、西ドイツあたりがそれだけ積極的に来ているのですよ。これはあなたキャッチできなかったので...全文を見る
○近江委員 各国がそれだけの関心を持っておる、それについて、要するに企業まかせだ、日本政府は知りません、それでいいのですか。もう一回お伺いします。
○近江委員 その委員会のメンバーに入っておるならば、当然これは政府として、要するに問題になっておる地域のことについて調査しても当然でしょう。それじゃ、日本政府の代表が行かなくて、企業の代表が行けばいいわけでしょう。
○近江委員 それはわかっています、だからいま言ったでしょう。ですから、そのメンバーに入らておるわけです。したがって、それじゃ今度の韓国のソウルで行なわれる会議でも、当然そのことが大きくクローズアップしてくる。それで、代表で行っておるメンバーは、いままで察知できなかったのですが、政...全文を見る
○近江委員 だけれども、西ドイツのそういうような話は、外国がもう全部それで、西ドイツがそこまで力を入れるならこうしようと皆言っているのですよ。それを知りませんでしたということは、要するにそれじゃ政府としては居眠りをしに向こうに行ったのですか。当然そういうようなことはキャッチして、...全文を見る
○近江委員 私はここで政府の根本的な考えを聞きたい。要するに、掘れるようになってきたらやりますという。調査については、国家予算から見れば三億なんというのはスズメの涙ですよ。そういうような眠れる宝庫ですよ。もっと真剣にこういう問題については、現実に国会においても、必ずそういう点につ...全文を見る
○近江委員 それから、いままでこうした調査をやってきたところですね、これが要するに海上保安庁、それから気象庁、水産庁と、こういう系統がありますね。要するにこれの連絡が全然ないのですよ。それぞれ機能は持っておるけれども、この機能を集中してやるならば、ほんとうに最大の効果を発揮するこ...全文を見る
○近江委員 それではきょうは一時半までと言われておりますので、これで終わらしていただきます。
06月28日第55回国会 衆議院 商工委員会 第24号
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○近江委員 午前中からいろいろな質問があったわけでございますが、YS11につきましては、政府委員の皆さん方も、また世間の評判も非常にいい、こういうわけで、私も、国産機といたしまして、日本の国民の一人として非常に誇りを持っておったわけであります。  そこで、今回の法案提出にあたり...全文を見る
○近江委員 第四十八回国会における附帯決議、これは四十年三月二日ですか、この点において、内容として、国内航空路線にYS11を優先採用させるということ。私も国内の航空会社の使用状況を調べてみたのですが、日本航空にはこれはまだ一機も入っていないのですね。日本国内航空は八機、全日空が五...全文を見る
○近江委員 いまの局長のお話を伺いましてアウトプランはわかったわけですが、そこで私、別にことばじりをとらえるわけではありませんけれども、たとえばパイロットのそういう飛行機になれさせるためのサービス、これは要するに航空会社にいわせればサービスじゃないんですよ。飛行機に乗り込んで、こ...全文を見る
○近江委員 それでわかりましたが、ひとつそういう点でほんとうにその道で苦労してきた人の意見をよく聞く、そういう点の体制をとらないと、ほんとうに国策会社からいつまでたっても抜けることはできないと思う。大きな期待はできなくなる。それからサービス等の点においても、それは先ほどサービスじ...全文を見る
○近江委員 それから機体の、要するに八社ですね。これについては、たとえば同じ名古屋であっても小牧工場と大江工場は非常に離れていますね。それは要するに何時に運搬するのか、深夜か明け方にかけてやります。しかし機体にしろ何にしろ、非常に飛行機の部品というのは精密を要します。ところが、電...全文を見る
○近江委員 その量産体制に入った場合にコストダウンする形は、理論としてはわかると思うのです。しかし、これは一例ですけれども、ちょっと落ちる話ですが、飛行機の中のトイレですね、あれの要するに便を受ける底といいますかね、聞いてみたら一個十万円だというのですね。そんなものをジュラルミン...全文を見る
○近江委員 いまの課長の答弁わかりました。けれども、要するに、どのようにすればいいかというような点の真剣なディスカッションがそこになければいけませんし、研究がなければいかぬと私は思います。日本の将来の航空産業の発展のために、そうした計画をまたいつかの機会に一回ひとつ発表してもらい...全文を見る
○近江委員 それから、先ほども局長から百二十機の需要を想定されておられるわけでありますけれども、要するにこの目標達成ですね。百二十機は大体計画倒れになるのではないか、私はこのように思うのですけれども、どのように確信を持って百二十機いけるのか、その計画についてちょっとお聞きしたいの...全文を見る
○近江委員 それで、飛行機は外国も全部これは形も違いますし、収容の客数も違います。価格も差があることはわかるのです。ところが、一般の評判では、YSは非常に高い。フレンドシップあたりは、客数も少ないのですけれども、三億程度。あるいはバイカウントにしてもそうですし、アブロ、いろいろな...全文を見る
○近江委員 私の申し上げたのは、要するにスタンダードでアップする、プラス改造ですから、さらに上がる、その点の研究、それと、今回の法案によって十二億をもって打ち切るというのですが、いままで総計いたしますと、政府の出資総額は四十二億、民間の出資が三十五億、七十七億ですね。そのうち開発...全文を見る
○近江委員 私はなぜそのことをお聞きしたかといいますと、これは貴重な国民の血税で行なわれる国策会社です。赤字になったら、また頼んで出してもらったらええじゃないか、こんな安易な気持ちでやったのでは、これは国民に申しわけない。その点腹を引き締めてひとつやってもらいたい。  もう一つ...全文を見る
○近江委員 YSについて最後にお聞きしたいことは、要するに今後の開発構想です。先ほどもいろいろお話がございましたが、私聞いておりまして、正直申し上げて大臣の答弁は私はいいかげんだと思う。百五十人ぐらい乗る飛行機もいいだろうというようなお話もありましたが、百五十人なんといえば、いま...全文を見る
○近江委員 局長も先ほど他委員の質問に対して答弁なさったわけですが、やはり推進の最も中心の立場として、さらに先頭でリードをしていく人の熱意で私はきまると思う。そういう点で私は若干心配するわけです。この取り組みについて、調査の段階にいま入ると言われましたけれども、そのぐらいの体制で...全文を見る
○近江委員 私はこれで終わりますが、先ほど申し上げたことは、要するに、YSについても国内販路を逃がした、ワンポイント逃がした。政府の新機種開発構想というものはワンポイントおくれている、ずれている。新機種開発の二千万円の予算というものは、血税という立場から考えれば貴重な額です。だけ...全文を見る
06月30日第55回国会 衆議院 商工委員会 第25号
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○近江委員 参議院の物価対策特別委員会で、タクシー料金の一括申請、これについては全国を百二十五地区に分けて、地区ごとに地区内の業者が委任状を組合代表に提出し、この中には業者委任状があるわけですが、組合幹部合議の上で陸運局長に申請しておる。これは御承知のとおりです。この申請について...全文を見る
○近江委員 あなたが本委員会において例をあげて説明なさったその点について私がいまお聞きしたことが一点あるわけです。  もう一度申し上げますと、業者が相談して役所に陳情に行った場合違反にならないのと同じである、これに対する御見解どうですか。
○近江委員 陳情と申請の問題ですが、陳情というのはあくまで事実行為ですね、申請というのは法律的な行為になりますね。
○近江委員 この最高裁の判事の田中二郎さんの「行政法総論」で述べているのですが、これはあなたも当然勉強なさっていると思いますが、ちょっと一部を読んでみますと、三〇八ページの終わりから二行目です。「認可は、第三者の法律的行為の効力を完成せしめる補充行為にすぎないのであるから、基本た...全文を見る
○近江委員 公序良俗に反する法律行為は無効である、こういう点からいきますと、当然独禁法違反あるいはまた道路運送法に反してくるわけですね。これに対するあなたの御見解はいかがですか。
○近江委員 きょうは時間の点もありますから、あと一、二点お聞きしたいと思いますが、ブラザーミシンの場合に、やみ再販行為の摘発が途中でストップしましたね。うやむやになったような状態です。要するにこの取り締まりが途中でストップした、これについて非常に疑惑を持っているわけです。どういう...全文を見る
○近江委員 私の聞いておるところでは、業者があなたのほうの委員に働きかけて、形式的にあやまりをした、そういう点で調査を打ち切ったのではないか、こういったようなことも聞いておるわけです。こういうようなことであるなら、やはりまじめに働いておる人が意欲を失うわけですね。こういうような事...全文を見る
○近江委員 それから、牛乳の小売り業者関係の審判が八月から始まるということをちょっと聞いたのですが、これは要するに国会閉会まで開かないということで、私は政治的配慮があるのではないか、このように思うのですが、どうですか。
○近江委員 じゃ、きょうはあとの行事に差しつかえますから、これで一応終わります。
07月04日第55回国会 衆議院 商工委員会 第26号
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○近江委員 先ほどから問題が出ておりましたが、海外原油開発の具体的な計画です。国産原油の開発について、四十一年度を初年度とする第三次石油及び可燃性天然ガス資源開発五カ年計画があることは御承知のとおりです。ところが、海外の原油について、総合エネルギー調査会の答申で一応の目標は出てお...全文を見る
○近江委員 それは大体いつごろ発表されますか。
○近江委員 そこで、いま大体アウトプランを聞かしてもらったわけですが、東シナ海の問題を私は前の委員会で取り上げたわけです。そのときに局長からも、これは鋭意調査に当たっていく、こういう非常に前向きな答弁があったわけでございますが、この問題についてどのように考えていらっしゃるか。
○近江委員 エカフェの問題が出たわけでありますが、政府委員は二名ですね。オブザーバーは何名行かれたのですか。
○近江委員 そうすると二名ですか。
○近江委員 大学の教授の参加はなかったのですか。
○近江委員 その東シナ海に関連いたしまして、私は日本近海のそうした海底資源の問題についてもお聞きしたわけです。外国のそうした計画の概要についてはいまお聞きいたしましたが、要するに日本近海のそうした海底資源、さらに東シナ海等の問題については、案外灯台もと暗しで忘れられているのではな...全文を見る
○近江委員 科学技術庁にお伺いしますが、あなたのほうでも日本近海並びに東シナ海等の問題については非常に積極的に検討なさっておる、このようにも聞いておるわけです。今後科学技術庁として具体的にどのような調査、またどのような対策を立てていらっしゃるのか、ひとつ答弁を願いたいと思います。
○近江委員 まず一つは、各省庁のそういった連絡調整並びに当然そうした指導方向をやはりきめていらっしゃるのが科学技術庁であると思う。私が聞いておるのは、アウトプランなりそうしたものを示してもらいたい。考えておるということはわかっておる。そのことを聞いておるわけです。もう一ぺんその点...全文を見る
○近江委員 いまお聞きしましたが、私が前からいろいろと申し上げておる東シナ海のそうした調査が全然計上されてない。要するに、やりますやりますということにおいて、具体的にそれをしなければならないのに、その場限りの答弁では——これは一年も前から、ずっと以前からもこの問題が取り上げられて...全文を見る
○近江委員 それではこれは要望でありますが、科学技術庁も非常に前向きの、ただ単なる調整ではなく前向きに進めていきたい、こういう意見もいまお聞きしたわけです。調査といっても、なるほど厳密な調査はボーリングをしなければならないし、ばく大な費用がかかる。しかしそうした近海の調査とかいう...全文を見る
○近江委員 関心があるとかないとかの問題では私はないと思うのですよ。幾ら大陸だな条約かもしれないけれども、要するにそうした調査においてはそれほどの大きな費用はかからない。私は将来のことを考えて、この点について前向きに調査すべきである、この点を申し上げておるのです。その点についてど...全文を見る
○近江委員 そうすると、それはあくまでも物理的な問題ですね。あなたは中共の問題という政治的な問題とからませたけれども、エカフェの報告によって、そういう可能性が非常にある、そういう場合においては、政治的な問題を当然入れないで、純粋な立場で調査する、こういうことですね。
○近江委員 今度は公団の問題ですけれども、まず一つは、業務方法書ですね。当然公団法が成立して、それから一歩踏み出すことと思いますけれども、大体のアウトプランはできておるのですか。
○近江委員 そういう明細等については、それは当然そうですよ。責任者のもとで、当然それはつくるべきである。しかし、事実上、この成立も間近い状態です。けれども、やはりある程度のアウトプランができてないで、ただトップに置いた人だけにたよる、こういうようないいかげんなことで公団をつくって...全文を見る
○近江委員 ではその問題は、今後成立になってから、またいたします。  それから、公団は、開発事業といいますか、これを直接やらないわけですね。ですから、そういう点において直接探鉱並びに開発、そういった点にまで手は延びないのか、その点をお聞きしたい。
○近江委員 その理由は何ですか。
○近江委員 その私的な企業を国際的に見ると、やはり相当の差があると思うのです。そういう点において相当の圧迫を受ける。こういう点から考えて、強力なそういった作業というものを進めていかなければならない、このように私自身は考えておるわけです。この点はどうですか。
○近江委員 それで、この石油資源開発株式会社はどのくらいの負債があるんですか。
○近江委員 そうしますと、現在の石油資源開発株式会社そのままの内容を受け継ぐわけですね。
○近江委員 先ほども問題になったようですが、要するに、期限は三年間である。会社にちょっと聞いてみますと、千三百二十四名ですか、従来員がいる。そういう点において不安がっておるわけです。将来その運営についてどのようにそういった点を考えていらっしゃるか。そういう人事等の面も含めて大体の...全文を見る
○近江委員 それから税金の問題ですけれども、いま大体ガソリン税で三千八百五十三億、それから関税、軽油引取税、石油ガス税、総計すると五千七百七十二億、このくらいの税金になっておるのではないかと思いますが、今後の税金の問題について、要するに開発公団が民間にそうした海外の開発を実際に当...全文を見る
○近江委員 それでは、もう時間もだいぶ切迫しておるようでございますので、私の質問は以上で終わらしていただきたいと思いますが、これは要望でありますが、先ほど私の申し上げた特に東シナ海の問題、それから日本近海のその点について、総合的な全域の調査を、通産省のほうで強力に推進をしていただ...全文を見る
○近江委員 私の質問でエカフェの問題が再三出てきたのですが、派遣された人が金曜日に帰りますね。金曜日にエカフェから帰ってきたら、報告をひとつしてもらいたいと思うのです。これを委員長にお願いしておきます。政府委員、よろしゅうございますね。
○近江委員 それではお願いします。
07月11日第55回国会 衆議院 商工委員会 第28号
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○近江委員 この前の委員会におきまして、エカフェにおける海洋資源のことについて御質問したわけでございますが、そのときに政府委員がまだ帰っておられなかったものですから、内容がわからなかったのです。幸いに帰国されているようでございますので、採決の前にこの際報告をお願いしておきます。
○近江委員 そうすると韓国、台湾の沖合いですね、これは当然東シナ海にかかっていると思うのです。もう少し内容的にわかりませんか。
○近江委員 それじゃまた報告の詳細を、私のほうへ資料をいただけますね。——以上で終わります。
07月12日第55回国会 衆議院 商工委員会 第29号
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○近江委員 あとの法案の審議も控えておりますので、できるだけ簡潔にしていきたいと思います。  まず第一点の問題でありますが、この貿易大学の設立については、民間から非常に要望が多いという趣旨のもとに設立の準備がなされてきた、私もそのように思っておったわけです。ところが、私がそれぞ...全文を見る
○近江委員 要するに、ほとんどの中小企業の商社が、そういうものを知らないというような声は、研修自体がそうした大きな商社を対象として、中小企業はまあどうでもいいとは言いませんけれども、非常にウエートが軽い、そういう考えの一つのあらわれではないかと思うのです。その点要するに民間からの...全文を見る
○近江委員 いま六百社ということをおっしゃったのですけれども、中小も全部入れて商社は幾つあるのですか。
○近江委員 今後この法案が通ってからPRをする、そのあなたのお話はわかりました。だけれども、八千からあるところで回答は六百ですよ。そうすると、参加できない理由というのがあるわけですよ。この問題についてはまたあとで聞きますけれども、ほんとうに業界のみんながそれを要望するだけの、内容...全文を見る
○近江委員 先ほどお聞きしますと、二百名を委員として委員会が発足した、こう聞いたわけですが、いままで何回開かれたのですか。またその中に総務部会、経営部会、教科目部会等いろいろ分かれておりますね。そうした各部会の経過をひとつ聞かしてもらいたい。
○近江委員 いまお聞きしますと、四十一年の十一月十日に一回だけ開かれた。あなたのほうとしては今回の大学校設立については非常に力を入れていらっしゃるわけです。力を入れていらっしゃるわりにしては、法案提出の前にも委員会も開かれてない。口では積極的だと言っておるけれども、積極性に欠ける...全文を見る
○近江委員 それではひとつ、でき上がってから何だと言われないように、りっぱにやってもらいたいと思います。  それからコース別の内容ですけれども、これは確実にできておるわけですか、それについて聞かせてください。
○近江委員 それで、授業料は各コース幾らかかるのですか。
○近江委員 特にそのAコースの三十万円ですけれども、この間からの答弁で、中小企業も漏れなく入れる、こういう答弁ですが、実際の内容からいきますと、大学を卒業して何年間か実務についてというなら第一線級ですよ。それを一年間すっぽり全寮制でしかも三十万円という負担ですが、この点について大...全文を見る
○近江委員 中小企業のほうは一年間抜けるのは痛い、これは大企業も一緒です。そこで、この中小企業を幅広く入学させる、その答弁からいきますと、三十万円の授業料にかかってくるのです。これは当然会社が負担しなければならぬ、その間の給料も払わなければならぬ。こういう点に対する助成措置という...全文を見る
○近江委員 それから全寮制になっていますが、この全寮制にした理由というのは何ですか。
○近江委員 時間もありませんから、できるだけ早く終わります。  この教官、講師の選定上の問題になるわけですけれども、わが国の事情というものは、これは御承知のとおり海に囲まれておりますし、そうしたことばのハンディキャップとかいろいろな点があるわけです。そういう特殊事情から考えて、...全文を見る
○近江委員 それから全寮制になりますと、非常にそうした教師の人格というものが反映するわけです。これは学校教育において、何も貿易大学校だけではありませんけれども、そういう点においてほんとうに厳格な選定をしなければいけないと思うのです。要するに、全体的に教師の選定についてどのようにい...全文を見る
○近江委員 貿易大学校はその辺で終わります。  この前に公取委員長においでを願いまして、私が質問したことについて、若干私も疑問もございますし、その後この問題についてどのような態度でやられたか、そういった点についてお聞きしたいと思うのです。  六月三十日の私の発言に対して、委員...全文を見る
○近江委員 いまのお話からいきますと、要するに、そうした調査等の問題においても、運輸省一本に何か押しつけているような感じがするわけです。これは当然独禁法に抵触するわけですから、こういう点において公取委員会としてはもっと積極的に活動しなければいけないと私は思うのです。違反の事実があ...全文を見る
○近江委員 その問題について運輸省と話をされたのですか。要するに運輸省はそのようにおっしゃっておる。私のほうの見解では、そういった違反しているようなことが推定される。こういう点のかね合いを運輸省と話をされたのですか。
○近江委員 そういう発言を現実にしているわけですから、今後その点を明確に向こうと話し合いをされて、その結果公取委員会としてはそれに対して強力に動くのですか。
○近江委員 それから自動車局長にお伺いしますが、大阪では冷房料金をめぐって市民が非常にみな迷惑しているわけです。この点についてもう何回もいろいろな点で答弁なされておりますけれども、要するになぜこの値上げを認可なさったのか、その点について明快にひとつ御答弁願いたいと思います。
○近江委員 いろいろ話しなさったわけですけれども、労働環境をよくするとか、あるいは安全、快適な運転とか、あるいは交通事故の問題とか、いろいろありました。私も大阪の車に乗りまして、運転手さんに何人か当たりました。特に冷房は運転手さんの左側についているのですよ。左半身が麻痺するようだ...全文を見る
○近江委員 それから、この七日に、閣議後の記者会見で運輸大臣は、世論の強い反対があり、タクシー運転手と乗客の間で混乱が続発するようであるならば、認可を取り消すことも考える、このように語って、結局大阪陸運局長を招いて実態を調査する、このように言っているのですが、その後調査したのです...全文を見る
○近江委員 それから、大阪の業者がいろいろな理由をあげておりますけれども、世間でいわれるほどトラブルがないとか、申請は正当で、いまさら取り下げるなど討論する必要を認めないとか、すでに冷房車は営業を始めており、設備費に十八億円もの巨費を投じている等々をあげて、反対の意を表明してきま...全文を見る
○近江委員 それから、大阪管区行政監察局が調査に乗り出したわけですよ。五名をもって編成して本格的に調査に乗り出した。なぜそういうようになったのか。そのきっかけは世論である。警察へ非常に多くトラブルが持ち込まれる。私の聞いている範囲でも、九十件ある。そんな、警察まで持ち込むトラブル...全文を見る
○近江委員 もうひとつはっきりしませんね。道路運送法の第三十三条の第一項に「運輸大臣は、自動車運送事業者の事業について公共の福祉を阻害している事実があると認めるときは、自動車運送事業者に対し、左に掲げる事項を命ずることができる。」「事業計画を変更すること。」「運賃、料金又は運送約...全文を見る
○近江委員 どうもあなたの答弁は通り一ぺんの答弁ですね。それじゃ大阪の陸運局に全部責任をあなたは押しつけるのですか。運輸省として、あくまでも——これだけの国家的な問題になっています、大阪だけの問題と違いますよなぜかなら、このままでいって、メーターを取りかえるだけでもばく大な金がか...全文を見る
○近江委員 六月二十七日の閣僚協議会で決定した、一地区統一料金の廃止の線に沿って処理するとなると——いままで出されている申請というのは、閣僚協議会の決定前の運輸省の指導方針に従って出された申請なんです。かつその中には、先ほど公取委員長がお答えになりましたが、独禁法違反の疑いもかな...全文を見る
○近江委員 どうもあなたの答弁は抽象的ですね。運輸省は閣僚協議会の決定事項に基づいた新しい運用方針を通達したか、これ一点を聞きます。しないとするならば、いつするか。早急に通達すべきである。私は、いままで運輸省に出されておる一括の申請は返却すべきである、このように思うのです。どうい...全文を見る
○近江委員 大臣ももう退場なさるそうでありますし、他の委員に迷惑もかかりますから、これで終わりたいと思いますが、要するに、あなたの答弁では私は全然納得できない。よろしいですか。きょうお帰りになったら、直ちに運輸大臣にこのことをよく報告なさって、そうして、ひとつどう運輸省として根本...全文を見る
07月13日第55回国会 衆議院 商工委員会 第30号
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○近江委員 三十九年の六月に繊維新法ができました。そのときに政府は抜本的な対策であるということで、このような対策のもとに百万錘の処理がされたわけであります。ところがその後過剰生産のために、四十年十月不況カルテルでさらに百万錘を凍結した。しかるに、これでもなおかつ過剰設備ということ...全文を見る
○近江委員 この不況カルテルは、業界の市況が若干回復した、こういうことで解消したように聞いておるわけでありますが、業界は若干景気は回復したようであるけれども、根本的には不況である。こういうように公式の場所においてはいろいろ聞いておるわけであります。しかし、業界の一部では非常に甘い...全文を見る
○近江委員 それで、事業協会の性格を説明してもらいたいと思います。法的な性格というのはどのようになっておるか。
○近江委員 いまその話の中で、強制的に徴収という話もあったんですけれども、要するに、この企業が納付金を納め得なくなった場合ですね、協会はそのように強制的に徴収することができるのですか。
○近江委員 そこのところの問題ですね、強制徴収した場合には憲法違反になるのではないかということも一部にいわれておるのですが、この点はどうですか。
○近江委員 そこのところの問題ですけれども、それじゃいまおっしゃったいろいろなケースですね、さらに条文等ももう一ぺん正式に、そこのところちょっとひっかかりますので、後日でけっこうですから提出してもらいたいと思います。
○近江委員 それから、この協会の役員の構成についてお聞きしたいのですが。
○近江委員 最近天下り人事ということが非常に社会的にも問題になっておるわけですけれども、特殊法人の場合と同じようにそういうケースを私は心配するわけです。こういう点についてあなたとしてどのように考えていらっしゃるか、お聞きしたいと思います。
○近江委員 それから、この法案は臨時措置法で、五年後には失効になっておりますね。そこで、それまでに、所期の成果があがらなかった場合、延長するかどうかという問題ですね。それからまた、この法律がなくなった場合に協会をなくするか、こういう問題が出てくると思うのです。この点についてはどう...全文を見る
○近江委員 実際三百万錘の廃棄という問題ですけれども、それはいままでにすでに二百万いっておるわけです。割り当ての問題ですけれども、うまくいくかという心配が一点なんです。それからまた、うまくいかなかった場合、政府としてどのような行政指導をするか、行政指導のあり方についてお聞きしたい...全文を見る
○近江委員 この企業規模の適正化ということですけれども、実際にそれじゃどのように行なわれていくかという過程を想像していきますと、大企業の系列下に入るとか、あるいはまた吸収、合併されるとか、そういうようなケースが考えられるわけですね。そういう点で処置されるとすると、やはりどうしても...全文を見る
○近江委員 では、そのとおりひとつ今後の業界に対する行政指導を特に要望しておきます。  それから、ケネディラウンドの妥結が繊維産業界に与える影響というものをひとつお聞きしたいと思うのですが。
○近江委員 ここで結局、発展途上国の特恵付与の問題ですね。この動向という問題と、特恵が付与されるとすると、特に繊維産業について今後どのような対策が必要か、少し具体的に言ってください。
○近江委員 その具体的なものを私は聞かしてほしい、これを言っておるわけですから、もう一ぺんそれを詳しく言ってください。
○近江委員 それでは、その対策について、これを根本的な特効薬のように思わずに、ひとつあらゆる万全の対策を今後講じていただきたい、このように特に要望しておきます。  それから、いまの、ずっとこの内容を見ていきますと、零細企業さらに中小企業ですね、これに対する対策は十分でないように...全文を見る
○近江委員 特にその織布業の場合ですけれどもこの構造改善計画というのは要するに各産地の組合にまかされておるわけですね。そうしますと、いろんなことが考えられるわけですが、この計画の作成にあたって、やはり組合のボス的な企業というのはあるわけですね。要するに利益のみを考えた計画ができる...全文を見る
○近江委員 ひとつその点、特に零細企業が犠牲にならないように強力な監督を今後やってもらいたい、この点を特に要望しておきます。それから、この企業の集約化について、通産省ではどのようにしておるか。またそのモデルケースがあったら、ひとつ教えてもらいたい。
○近江委員 私、いま、そのモデルケースと言ったのですけれども、ないですか。
○近江委員 私はまた今度時間を見て、一ぺんそちらのほうへも寄せてもらいたいと思っております。その時点においてまた実際の運営等についていろいろとお聞きしたいと思います。  それから、この上乗せ廃棄や転廃業の場合も、実際の政府の助成というのは非常に少ないわけです。こういう点、余裕の...全文を見る
○近江委員 それから昭和四十二年度の織布業の構造改善対策の実施規模は、全体計画の大体どのくらいのパーセンテージを占めるか、さらに四十三年度以降の計画についてどのようにやっておるか、その点をお聞きしたいと思います。
○近江委員 それはわかるのですよ。全体におけるそういう進捗の計画ですからそれはわかるのです。私の聞いているのは、要するに四十三年度以降において大体の青写真がやはりできていなければ、大体このようにやりますという——全体なことはわかりますよ。それだったらその法案を見ればわかるのだから...全文を見る
○近江委員 これは確かに、初年度のそうした実際の動きを見てあと立てていくということはよくわかるのですよ。だけれども、やはり年度別の、このようにしていきたいという構想というものは持たなければ、これは何の上においても計画は達成できませんよ。いままでの政府の各省のいろいろな計画を見ても...全文を見る
○近江委員 あなたのその考え方というのは非常に甘いか、冷酷むざんか、どっちかですよ。ほんとうに働いている人を待遇をよくしやっていくなら離れるわけはない。やはり構造改善を進めていく上において、他産業に比べればかなり低い条件に置かれておるそういう人たちを優遇してやるのは当然なんだ。そ...全文を見る
○近江委員 では、あなたがおっしゃった最も大事なそうした賃金の上昇、そういう点においても、その他いろいろ条件はあるでしょうが、そういった待遇改善等の点については特に今後政府としても業界をよく指導をし、ひとつみんなが喜んで働けるようにしてあげてもらいたいと思います。  以上で私の...全文を見る
07月18日第55回国会 衆議院 商工委員会 第32号
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○近江委員 本論に入る前に、私は今回西日本、関西を襲った集中豪雨による災害のことについて若干お聞きしたいと思います。  今回の災害は、人災プラス天災といわれておりまして、そのことについては政府委員の皆さんもえりを正して今後の万全の対策をお考えになっていらっしゃると思いますが、私...全文を見る
○近江委員 長官としてのいまの御答弁をいただきましたが、激甚地の指定について特に今後努力をしていただきたい、このことを強く要望いたします。で、以下私がいまお聞きしようとする点について若干触れられた点があったわけですが、あらためて一、二点お聞きしたいと思うのです。  内容として、...全文を見る
○近江委員 私は何も大阪出身だから大阪のことを言うのではありませんが、要するに向こうから言ってきたらこっちは腰を上げる、こういうことでは私はいけないと思う。やはりこちらからいってどうだとか、あらゆるあたたかい手を差し伸べるべく努力をしなければ私はいかぬと思う。これは根本的な問題だ...全文を見る
○近江委員 じゃひとつ積極的に助成の手を差し伸べてもらいたいと思います。これは要望しておきます。  それから、被災中小企業に関する政府関係金融機関の既融資分の融資条件を緩和することに政府としても配慮していると思いますが、具体的な案は出ているかどうか。また災害の度合いが甚大な企業...全文を見る
○近江委員 それから中小企業近代化資金等助成法による貸し付け金の償還期間を延長する考えはないか、もしも延長するならば何年間くらい延長するか、この点についてお聞きしたいと思います。
○近江委員 そうしますと、いまの御答弁によりますと、要するに激甚地のその指定がなければだめだというような感を私はいま受けたわけでありますが、そうしますと根本的なこの問題がだめであるならば、いま長官がおっしゃったことは適用されない、そういう点において私は先ほど要望として長官に努力し...全文を見る
○近江委員 それでは積極的なさらに一そうの尽力をよろしくお願いします。要望しておきます。  次に商取法のことをお聞きしたいと思うのですが、まず第一に私は、商品取引所の目的、機能及び現況を、最も重点的な簡潔なことばでお答え願いたいと思います。
○近江委員 いま局長の答弁によりますと、先ほども委員から質問があったわけですが、要するに価格の混乱を防止する、こういうお話があったわけですが、逆に現実には価格の混乱を招いておるような私は感を受けるのです。たとえば、先ほどお話がありましたがアズキなんかの点です。要するにそういった点...全文を見る
○近江委員 そうしますと、いま過度と適正ということばがあったわけですが、それでは適正というのは、あなたのお考えになるのは要するにどのような基準を示すのですか。さらに、その過度を防ぐために具体的にどういう手を打ったのですか。
○近江委員 あなたの大体のお考えはわかったのですけれども、それでは生産と出来高の関連性について、やはりこのぐらいだというそれがなくて、ただ何とか調整していけばいいだろう、それでは私は具体的な対策もできないと思う。基準もできないと思う。あなた自身のお考えとしてどの程度を目安にしてい...全文を見る
○近江委員 私はいま、その問題は今後に譲るとしまして、あなたのほうで研究なさったことを私のほうに文書をもって研究成果として提出してください、こう要望しておきます。  次に、商品仲買人の概況とその純資産額についてお聞きしたいと思います。
○近江委員 それで、この商品仲買人の登録についてどのような指導を行なっていくか、さらに登録の実績はどのようになっておるか、この点をお聞きしたいと思います。
○近江委員 先ほども減ってきたという話があったのですけれども、これについてはまたあとで聞きますが、大体大まかに分けて、どういう理由で減ってきたのですか。
○近江委員 四百社のうちからそれだけの数が減るということは、私は異常な傾向と思います。これはあとでお聞きします。  それから次にお聞きしたいことは、商品外務員制度に非常に多くの問題があるわけです。これは先ほどからも各委員から質問があったとおりでありますが、資格要件についてまずお...全文を見る
○近江委員 私がいままで聞いてきた範囲ですけれども、外務員の質が非常に落ちている、これが一点です。二番目には、外務員の数が非常に過多である。三番目は、外務員採用時の調査と後の研修が怠っておるのではないか。四番、待遇、身分保障、給与体系に非常に不満が多い。五番、店は外務員を通してし...全文を見る
○近江委員 私はこの外務員の制度について、これは根本的なことですけれども、商品取引所の機能として、外務員制度というのがどのような存在価値があるか、この点をお聞きしたいと思うのです。
○近江委員 要するに、委託者と外務員との間の事故というものは多過ぎます。こういう点において私がいま申し上げたのは、外務員制度というものを根本的に考えなければならない。さらに今後委託者、大衆を守る意味において具体的な改善の道を講じなければならない、私はこのことを強く思います。このこ...全文を見る
○近江委員 いま報告を聞きまして、やはり一番大きな問題は穀物ですね。穀物の中でもアズキ、四十一年になって減っていると言っておられますけれども、これは要するに四十年に比べて若干下降線を描いてきた。三十五年の当時から比べますと、三十五年当時は五十件です。四十年はいまおっしゃった五百二...全文を見る
○近江委員 今度は仲買人のことについて聞きますけれども、仲買人の倒産発生の動向とその原因及び仲買人の倒産により生ずる委託者の被害状況とその処置について述べてください。両方で述べてください。
○近江委員 先ほどは外務員のことをお聞きしたわけです。いま仲買人の倒産等によってこれだけの被害を受けている。これはたいへんなことですよ。外国でもこんな大きなケースというのはないわけです。これは私が口を悪くして言えば、幾らでもそういった原因を推測して言うことはできます。そこまでは言...全文を見る
○近江委員 私はおもだった件を聞きますけれども、カネツ商事、これは脱税で国税局の査察を受けた。このカネツ商事に関する検査は現在どのくらい進んでいるか、結論が出るのはいつごろか、どのような脱税行為であるか、その点について伺いたい。
○近江委員 それじゃあなたは国税局のほうに対して調査のスピードアップを言ったのですか。
○近江委員 そうすると、その国税局の結論が出るまでは処分はしないわけですか。
○近江委員 これは脱税の行為がはっきりしているわけです。こういうケースで六カ月も十カ月も先にいかなければ結論が出ない、こういうことをやっているから、業者は、政府のそういういろんな項目について指導はしておっても、結局次から次に出てくる。ただ国税局の結論が出るまで待っています、こうい...全文を見る
○近江委員 もうちょっと待ってくれという理由までは私は聞きません。いろいろとあるでしょう。しかしやはり一番の当局者として、こういう点をきびしくやっていかないと、いまあなたが事故は絶対に起こさないように努力しますと言ったしりから、国税局がそう言っておるからと、それだけにまかせっきり...全文を見る
○近江委員 それから豊商事、協栄物産が同じように主務省の査察を受けた。まず、いつ受けて、どのような違反行為であったか、どのような処分を受けたか、処分の発表があったのはいつか、この点についてお聞きしたいと思います。
○近江委員 あなたは局長としてそういうことを掌握してないのですか。その点どうなんですか。
○近江委員 私は罰則の強弱については言いません、それはあなたの管轄なんですから。だけれども、たとえば岡藤商事、これは四十年中ごろにやはり立ち入り検査を受けた。その結果、違反行為の事実が判明して営業停止処分が決定することになっておった。その後どうなっておりますか。
○近江委員 あなたのほうで一日停止処分をした。それを取り消した。主務省として罰則を加えるのに、そんな安易に、たとえ一日であろうと、罰を加え、さらにそれを停止した。その中に、そういうことになった関係が何かあるのですか。いきさつを話してください。
○近江委員 あなたは平然と答えているけれども、一日の停止処分をするには、それだけの重大な事故がそこにはあった。事故もないのに停止処分をするわけがない。それじゃ、あなた方のいままで言ってきたことは、要するにこれから大衆を守る、監督を強化する、そういう軟弱ないいかげんな態度でこれから...全文を見る
○近江委員 私はしつこく言いたくはないですけれども、大した違反でもないのに一日の処分をした、これは既定の事実じゃないですか。違反をしているから一日の処分をしている。はたしてその一日が適正であったかどうか、そこまで突っ込んでいけば、これはもう法廷で争わなければならない問題になるから...全文を見る
○近江委員 その問題はそれで切ります。  それからもう一つ、これは別のケースですけれども、福井人絹取引所に所属している仲買人で、信和商品という会社がありますね。これが未登録の営業所を持っている、こういううわさがあるのですが、この点はどうですか。
○近江委員 それはうわさです。それは一つのケースです。こういった内容を洗っていけば幾らでもあるのですよ。私はここの会社と言いませんよ。言わないけれども、未登録だというようなことがわかっていたならばたいへんなことになります。あなたらの預かっている金がだめになるぞ、脅迫にもひとしいこ...全文を見る
○近江委員 豊橋の取引所で十五周年記念行事に、過去十五年間の、四十一年三月末現在におけるベストテンの表彰を行なった。そのときの第一位の出来高は、わずかに七万一千六百八十九枚、十位がカネツ商事で七千四百七十五枚。あなたはいまこまかい数字を言わなかったですけれども、私らのところにデー...全文を見る
○近江委員 それではその問題はあとにしましょう。そこで、商品仲買人の純資産額と仲買い保証金の概要をひとつ説明してもらいたい。
○近江委員 この三年間の経過措置を設けたという理由ですが、これは最初の構想から相当後退しているように私は思う。この点についてお聞かせください。
○近江委員 それで三百二十人の仲買人を三年間で整理統合させるのじゃないか、こういうような話も一部私は聞いたことがある。この点について聞きたい。  それからもう一つは、当然この仲買人といえども取引所の会員であるわけです。当然ここで取引所の合併ということが、いいか悪いかは別問題とし...全文を見る
○近江委員 それから純資産額の最低額の引き上げの問題ですけれども、ここで結局問題になるのは、要するに商品取引所は証券取引と違うわけですね。ですから各店は資力も規模も非常に小さい。先ほど報告があったように、倒産している店のほとんどが大体四、五千万クラス。ところが内容を見ていくと小さ...全文を見る
○近江委員 そこで、この分離保管制度をもっと強化しなければいけないという声が非常に強いわけです。この点について、どのように考えておられますか。
○近江委員 あとちょっと聞いておきたいことがあるのですが、商品仲買人を許可制にすることによる成果はどうかという問題、それから許可の具体的な審査基準というものをどこに置くか、これをちょっと聞いておきたいと思います。
○近江委員 局長が見えたようでありますから、先ほど私が申し上げた点をお聞きしたいと思います。
○近江委員 それで全体的なことはわかりましたが、ここで私がお聞きしておきたいことは、そのように独占的な取引で、はたして適正なそういう値が出されるか、これが一点です。もう一つは、なぜそのような異常出来高になったかその理由、三番目はそれをコントロールするためにどのような手を打ったか、...全文を見る
○近江委員 それはひとつことばだけでなくて、きびしくやってもらいたいと思います。  それから、これもお聞きしておきたいのですが、商品仲買人に対する改善命令の要件、その措置についてお伺いしたいと思います。
○近江委員 最後にお聞きしておきたいのは、過当な委託証拠金流用によって起こる委託者保護上の問題点について、どういうようにお考えになっていますか。
○近江委員 あなたもいろいろと業界のことについてはキャッチしておられると思いますが、私の聞いておる範囲では、二十億くらいの金を集めておるところもある。客がやめたいからと言ってもなかなか返さない。最後は要するにプラス・マイナス・ゼロ、むしろマイナスになってしまって、いろいろな問題を...全文を見る
○近江委員 これからの問題が大事でありますから、どうかいま答弁していただいた点について、よろしくその実現を特に要望しておきます。  以上をもって質問を終わらしていただきます。
07月20日第55回国会 衆議院 商工委員会 第34号
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○近江委員 私も時間の関係で、質疑に入るということで一、二点お伺いし、次の機会に譲りたいと思います。  まずお聞きしたいことは、プロパンガスの集合配管をめぐりまして、都市ガス業界と対立があって、その調節がつかないために、本法案の国会提出が若干おくれた。結局またいろいろな問題点が...全文を見る
○近江委員 それから、都市ガス業界との紛糾が考えられるわけですけれども、どのように対処していかれるか。根本的な点をひとつ聞かしてもらいたいと思います。
○近江委員 ちょっと内容にも触れておきたいと思うのですが、販売事業の許可基準の第三号を規定した理由ですね。また具体的には何を審査するか、この問題について、ちょっとお聞きしたいのです。
○近江委員 それからもう一点は、本法の施行に伴う中小企業助成施策の点ですけれども、この点はどのように考えていらっしゃいますか。
○近江委員 時間もないようでございますから、最後、一点だけにします。  先ほどもちょっと出たのですが、七月十七日早朝に、荒川区の西日暮里のところでガス漏れがございましたね。そのように、要するに現行法では消防署では取り締まれない、消防署はこのように言っているわけです。こういった問...全文を見る
○近江委員 それでは、時間もございませんので、次の機会に譲りまして、私の質問を終わらせていただきます。
10月09日第56回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○近江委員 時間もあまりないようでございますので、問題をしぼりまして、万博の問題についてお聞きをしたいと思います。   〔中川(俊)委員長代理退席、中村(重)委員長代理着席〕  以前に本委員会におきまして、私が万博の件につきまして質問いたしました。覚えていらっしゃると思います...全文を見る
○近江委員 そこで、この万博の資金計画についても、これは何回も訂正がなされておる。そこでこのような計画をしたいというような案が出たならば、当然予算措置が伴ってきますが、ところが地元が三分の一負担しなければならない。地元としてはもう負担の能力がない。そういう点で、要するに総額におい...全文を見る
○近江委員 なるほどお聞きすれば若干動いておられるように思うわけでありますが、しかし、いまここで答弁なさっておることと地元の考え方とは違うのですね。この間の質問でもいたしましたが、最終的には政府が一切責任を持つ。そういう点において、要するにそうした項目について真剣なまとめをやって...全文を見る
○近江委員 これは各国それぞれその事情が違うわけですよ。日本の事情についてはもう御承知のとおりでありますが、要するに三割自治といわれておりますが、実際はそれ以上にもっとひどい。ほんとうに地方のそういう自主的な面については、憲法でも規定してあるわけでありますが、実際の運営については...全文を見る
○近江委員 それからずっと関連するわけでありますが、この関連事業の決定はできたわけですか。
○近江委員 九月の中旬に決定といま言われたわけでありますが、私の質問のときには、八月中に決定します、あと地の利用の問題については、たしか六月だったと思いますが、決定します、こう答弁されたわけです。それはなかなか言うとおりにはいかないということは私もわかります。しかし、そういう点に...全文を見る
○近江委員 万博の計画を進めていかれるのは当然でありますし、さらにもっと拍車をかけてやっていかなければならぬわけでありますが、しかし、自分だけが独走して、要するにほかの影響を考えない、これは私は非常によくないと思うのです。たとえば、この間襲ったあのつゆどきの台風のときには、特に大...全文を見る
○近江委員 格段の努力を払っておると言いながら、被害が出ておるわけですよ。確かにため池があることは私も知っていますが、あのため池がもしも決壊すれば茨木市は全滅だ。住民は非常に不安になっているわけです。確かに堤防だってほんとうに薄いようた感じがある。一部の技術屋も言っておるわけです...全文を見る
○近江委員 それは言うだけでは納得できないわけです。なぜならば、先ほどの乙竹さんの答弁にもありましたが、先ほど中村さんの質問に対して、中小企業の金融の問題でも、要するに三百万円まで、ところが前長官は一千万なんと言っておるわけです。そのように、要するに政府の首脳者がかわるたびにそう...全文を見る
○近江委員 それでは、その河川の問題については特に強く要望しておきます。後日提出してください。  それから大阪は非常に交通事故が多い。しかも交通事故の内容を見てみますと、特に府下が多くなってきておる。府下から大阪市に乗り入れのそういう周辺部に非常に多いわけです。これは当然工事を...全文を見る
○近江委員 いまおっしゃった点はわかりますが、要するにそれを強力に、ほんとうに真剣にやるかどうかという問題なんです。ですからいまの状態では非常に手ぬるい。もうこれはベトナム戦以上の多くの死者を出しているわけです。もう一万人をこえていることは御存じのとおりです。特に大阪府はひどいわ...全文を見る
○近江委員 大体万博のことを聞くと言うておるのですから、資料ぐらい持ってきてほしいと思います。  それでは概略的でいいと思うのですが、そのごみ処理はどのように考えているのですか。
○近江委員 それは考えが甘いですよ。周囲の市町村はどう言っているか。万博はごみだけを持ってきて焼かすとはとんでもない、自分の能力だけでもう精一ぱいだ、一体どういう考えでおるのか。さらに、基本計画の中にごみ焼却場のそういう設置なんか全然入ってない。あなたはどこか周辺の市町村に頼めば...全文を見る
○近江委員 それは確かにごみ焼却のにおいが、幾ら近代的な設備ができて無臭でいけるといっても、やはりにおいは漏れる。確かにこれは重大な問題だと思うのですよ。最も近代的な万博においてごみのにおいがするというのは重大問題です。風向き等の問題まで考慮して置くとなった場合に、その会場のどま...全文を見る
○近江委員 それでは焼却炉は万博の会場の中につくるわけですね。しかし考えねばならぬ問題が非常に多いと思う。慎重に周辺の人たちの福祉面からも考慮して今後進めてもらいたいと思います。  それから、私は先ほど地元負担の問題についてなぜやかましく言ったかというと、結局負担金だけの問題で...全文を見る
○近江委員 私の聞いておるたとえば労務対策にしても、A区というのが三千名、B区が三千名、C区が四千名、こういう計画で四十三年までにやります。ところが、それでは労務者村をどこにつくるのか、これについても隣接の市町村は全部反対している。そういう問題について、どれだけ真剣に、計画はやっ...全文を見る
○近江委員 時間がないらしいので、項目的に申し上げますから、できるだけ簡潔に答えてください。  それから、あと地利用の問題についてはできましたか、どうですか。
○近江委員 時間がありませんので要望だけしておきます。  要するに、あと地がはっきりきまらなければ設計できぬわけですよ。ですから全体の計画がおくれておる。根本的な問題を政府は早く解決せずして、それは変更になるのはあたりまえですよ。このあと地の問題だって、六月中に決定します、私の...全文を見る
○近江委員 そういう根本的な計画の点においてひとつあまり変わらない確固としたものを早くつくってもらいたい、これを要望しておきます。  それから、いろいろとまだ解決をしなければならない問題が山積をしておるわけですが、特に用地買収の問題で非常に難航しております。これはもうおたくのほ...全文を見る
○近江委員 確かに当事者の皆さんの苦労は私はわかります。わからずして言っているのと違います。しかし、そういう疑問点を残したまま強引にやるということは、私は問題だと思う。ですからその点で、あなたがいまおっしゃったそういった方向でひとつ最大の努力を払って、納得のいく解決をやっていただ...全文を見る
○近江委員 私はこの九月に、東南アジア、中近東、ヨーロッパと回ってまいりましたが、特にパキスタンとかイラン等についても非常に煮え切らぬ態度を示しておる。大体AA諸国について、全部ではありませんが、当たった範囲では、まだそういうような態度が見られます。要するに名前が万国博なんですか...全文を見る
11月10日第56回国会 衆議院 商工委員会 第3号
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○近江委員 時間も相当おそくなりましたので、私もできるだけ簡潔にお聞きしたいと思います。政府委員の方々も長時間にわたってたいへんと思いますが、私が最後でございますので、あとしばらくがんばっていただきたいと思います。  まず、私は年末融資の問題をお聞きしたいと思うのでございますが...全文を見る
○近江委員 先ほど御答弁いただいたように、倒産数は戦後最高の記録を示しておるわけであります。ここで、このような倒産がなぜ多くなってきたか、これについて見解をひとつお聞きしたいと思います。
○近江委員 いまいろいろと原因について見解を聞かしていただいたわけでございますが、確かにそれもそうであると思います。しかし中小企業が一番困っておる問題は何か。金融の問題であると私は思うのです。この金融の点につきまして先ほどもお話がございましたように、特に十月に入ってからは相当倒産...全文を見る
○近江委員 確かにパーセントの上で若干の上昇は見られるわけです。しかし、客観情勢というものは、前年度に比べて相当きびしい情勢になってきておる。あなたのほうでも、相当大蔵省とも折衝なさっておると思いますが、それだけの手当てだけではいまの中小企業の倒産はなかなか防げない。私が見たとこ...全文を見る
○近江委員 いまあなたの御答弁にあったように、倒産がさらに増加すればさらに手を打つ、要するに後手後手になっては、これはどうしようもないわけです。倒産が増加することはわかっておる。そういう点において、さらにここで強力な手を打つということが大事ではないか、私はこのように思うわけです。...全文を見る
○近江委員 いまお答えいただいたわけでありますが、それだけで選別融資のそういう不公平をなくすことができるか、この問題が一点です。  それと、さらに融資ワクを千六十億、これで防げるとあなたは先ほど言われたわけでありますが、その根拠を聞かしてもらいたい。なぜ防げるか、その点をお願い...全文を見る
○近江委員 選別融資は、むしろ民間の金融機関に多いわけです。さらに一五%の窓口の引き締めをやっておる。当然民間の機関でその選別が行なわれるわけです。そうしたときにどこにたよってくるか、政府の三金融機関にたよってくるわけです。これはもう目に見えているわけです。したがって、この融資の...全文を見る
○近江委員 検討するとおっしゃいましたけれども、年末の時期には、実際上それからでは間に合わないわけです。したがって、この点をさらに関係当局でもう一ぺんよく検討していただきたい。この点を要望しておきます。  それから、これは体験みたいになりますが、私も中小企業に昔つとめておりまし...全文を見る
○近江委員 従来までの御答弁で、いつもそのような御答弁をいただいてきたわけです。しかし、現実の融資の点において歩積み・両立てで非常に苦しんでおる。ですから、言ったけれども金融機関が聞かない、こういう対策では私は非常に手ぬるいと思う。この点について今後政府のほうとして強力な指導をな...全文を見る
○近江委員 それではそのようにお願いしておきます。  それから、この貸し付けの手続でございますが、従来は大体二カ月ぐらいかかっております。一番金がほしいときに手続でなかなか借れない。特に年末を控えて、この手続の簡素化についてどういう手を打っていかれるか、この点についてお聞きした...全文を見る
○近江委員 政府三金融機関ということを言われましたが、民間の金融機関についても政府は当然監督をしていく責任があるわけです。そうした点にもその旨を徹底されるのかどうか、それが一点です。  それから、特に小規模等の企業についても、倒産の非常に危険な状態にいまきております。したがって...全文を見る
○近江委員 私はいま特に年末金融についてお聞きしたわけでありますが、実際に年末の段階になってこういったことで毎年ばたばたしていく、これは非常に政治の貧困を物語っておるわけであります。今後、日本の構造自体から考えて、中小企業はほんとうに保護していかなければならない。そういう立場から...全文を見る
○近江委員 意向はわかりました。非常に抽象論であると思うのですが、いまの立場ではしかたがないかと思いますが、今後具体的にそういった方向を進めるようにひとつやっていただきたい。また次の機会を見てその点についてお聞きをしたいと思いますから、そうした問題について早急に関係当局で御協議い...全文を見る
○近江委員 その原因をお聞きしておるのです。
○近江委員 これは一昨日でございますが、取引所開所以来の八千二百五十円という値をつけておるわけであります。御承知かと思いますが、この生糸の暴騰しておる原因として、内需が非常に高まってきたという需給関係は当然でありますが、そのほかに要因として、投機性、仕手が入っておるのじゃなかろう...全文を見る
○近江委員 先ほど御答弁をいただいたわけでありますが、輸出が非常に後退してきておる。今後の生糸あるいは絹製品の輸出に関して、通産省としてこのままジリ貧の状態で見ていかれるのか、あるいはそれを重大視して、今後も輸出の発展をはかっていこうとなさっておるのか。根本的な考え方をひとつお聞...全文を見る
○近江委員 それで意向はわかりましたが、生産が非常に伸びない。確かに私もいただいておるデータで見てまいりますと、昭和三十年のときよりも四十一年のデータを見ると下がっているわけです。十年間たって生産が全然ふえてない。下がっている。この繭の生産が伸びてない根本的な原因はどこにあるか、...全文を見る
○近江委員 私は商工委員でありますから、農林省のやり方について直接こういったことを言うのはなにかと思いますが、あの東北のビートの問題にしても、これは非常に大きな問題になっております。要するに、そうした需給関係を見合わせた上で生産計画を立てていく、そういった点が非常にあいまいではな...全文を見る
○近江委員 繭の生産等についても、実際に稲作ができない山間地帯に非常に多いわけです。そうした農家の収益を上げていくという点から、繭の問題は私は非常に重大な問題だと思います。そこで、実際のそうした輸出という面からいたしますと、これは非常に相反する問題が出てくるのではなかろうか、この...全文を見る
○近江委員 時間も非常にないわけでございますが、この問題について、同じようなケースで二回、三回と質問の機会をはずしておりますので、できるだけ簡潔に終わらしていただきたいと思いますから、委員長のほうもよろしくお願いしたいと思います。  厚生省にお聞きしたいと思うのですが、これは化...全文を見る
○近江委員 作用が緩和なものといういま御答弁があったわけでありますが、しかしこうした化粧品の使用によって非常にはだが荒れてしまったとか、もういろんなそういう弊害をよく聞くわけです。私は男性でありますから、そういうことはあまり詳しいわけでありませんが、聞くところによると、アイシャド...全文を見る
○近江委員 一般の消費者はそういった化粧品の成分についてどれだけ知識を持っておるか、いまお話あったようにほとんど私はないと思います。それは、詳しい人もあるとは思いますが、しかしそれをほとんどの大衆は知らない。しかし、それを表示した場合においては、そのことを一般大衆が知識として身に...全文を見る
○近江委員 今度は公取にお聞きしますが、公取としては化粧品の表示ということについてどのように考えていらっしゃいますか。
○近江委員 いま必要があればということばが何回も出たわけでありますが、これは必要があるわけです。先ほどから申しますように、消費者が受けるいろいろな価格の問題、あるいはまたそうした化粧品が実際にいろいろな弊害を及ぼしておる点から考えて、これは当然表示が大事である。これは消費者の立場...全文を見る
○近江委員 両方から御意見をお聞きいたしましたが、いずれにしましても前向きの姿勢で今後進んでいかれる、この点をお聞きしました。また今後の機会にお聞きしたいと思いますし、また両省の間でそうした討議がさらに進みましたら、その時期にひとつ私のほうにもその点を連絡していただきたい。あくま...全文を見る
12月13日第57回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○近江委員 前回の委員会におきまして、化粧品の表示の問題等についてやらしていただいたわけでありますが、厚生省の方にお聞きしますが、薬事法の第二条第三項には、「「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪をすこやかに保つために、身体に塗擦...全文を見る
○近江委員 これは「国際経済」という雑誌でありますが、これを見ればわかると思いますが、これにも「多発する化粧品事故」「その危険性と乱用への警告」、これを私もずっと読ませてもらいました中でちょいちょいチェックしたところがありますので抜粋してみますと、「皮膚科の専門医の間に化粧品によ...全文を見る
○近江委員 もとに戻るようでありますが、合成洗剤で以前に問題になったABSの問題であります。男性整髪料の中に含まれているのではないか、そういった声もあるわけでありますが、これについてどうかという問題です。それと、そうしたものの成分、さらに高級の透き通った石けん、あの中にもABSが...全文を見る
○近江委員 厚生省で品質の調査をしておると言っておられますが、どういった規模でそれをやっておられるのか、そうした技術分野を大体でよろしゅうございますが、ひとつ説明願いたい。  それと一つは、あなたの場合、表示を義務づけるということについてはまたしばらく考えなければならぬ。いまる...全文を見る
○近江委員 一つは、成分を表示するということは、結局価格の問題にも相当やはり影響してくると思うのです。それは最初のうちはなかなか理解しにくいかもしれないけれども、だんだん知識がそのように普及してくるに従って、結局消費者が適正な価格で買えるようになってくる。そうした消費者保護、さら...全文を見る
○近江委員 先ほどレモンの話が出ましたが、私もいろいろ話を聞くものですからずっと見てみました。きょうは委員長の許可を得てサンプルを持ってきたのでありますけれども、これはいずれもレモンが入っておるという化粧品です。これには「レモンエッセンスのリンス作用でしなやかに仕上げます。」こう...全文を見る
○近江委員 私たちも、これはしろうとで、そうした成分のこまかいことはわからないですけれども、化粧品なんというのは保存性を要求されるわけです。そんな中に、変色しやすい、そういう天然レモンの、そうした果汁を配合するということ自体、私は無理だと思うのですけれども、これについてのあなたの...全文を見る
○近江委員 要するに、そうした表示と内容が違うという場合においては、これは完全な法違反だと私は考えるわけです。これに対して、公取として、どのように思っていらっしゃるか。さらに、もしそういう事実がありとして、違反であった場合に、どういう処置をとっていかれますか。
○近江委員 私は、先ほどこのサンプルを持ってあがったわけでありますが、これらは結局氷山の一角だと思うのですね。そういう点で詳細に調べていけば、まだまだ検討しなければならないものが出てくると思うのです。  ここで私は厚生省の方に申し上げたいのでありますが、薬事法の第六十一条、この...全文を見る
○近江委員 この不当表示防止法が成立したときに、厚生省と公取との間に覚え書きを取りかわしましたね。間違いありませんね。その内容について聞かしてください。両局から……。
○近江委員 その間の取りかわした覚え書きをあとで提出してください。よろしゅうございますね。——私が知っておる範囲においては、これは公取事務局長と厚生省の薬務局長間に取りかわされた不当表示防止法運用に関する覚え書きですね。この要旨については、薬事法の第二条第一から第四項にいう医薬品...全文を見る
○近江委員 そこで厚生省に聞きますけれども、要するにあなたのほうで、そうしたたとえば先ほどの不当表示とかいろいろな点を発見されるわけです。成分についても非常にまずいというような点、そういう点をあなたの厚生省のほうで全部ストップしてしまうというような事態になれば、公取が幾らこの点は...全文を見る
○近江委員 公取に対しても私は申し上げたいのですけれども、不当表示防止法ですね、これを成立さすときに、あなたのほうの、先ほどの局長間の覚え書きからいけば、これはほんとうに恥も外聞もありませんで、足かせをはめられてしまっておる。先ほどのあなたの答弁でも、何ぶんにも手薄でございました...全文を見る
○近江委員 いま、前回から引き続いていろいろと聞かしてもらったわけでありますけれども、いずれにしても、私の取り上げたのは氷山の一角です。全商品を調べていけばどれほど問題が出てくるかわからない。こういう点について公取また厚生省は、あくまでも消費者保護という第一義に立って今後臨んでい...全文を見る
○近江委員 それじゃ、この件についてはこれで終わります。  次に中小企業の問題をお聞きしたいと思います。  この前、年末の中小企業に対する金融対策をお聞きしたわけでありますが、きょうの新聞にも出ておりますとおり、来年の一月から国際収支の悪化に対応するために本年の二五%から三〇...全文を見る
○近江委員 なるほど長官のおっしゃったことは非常に私はいいように思います。しかしながら、いままでのやり方を見ておりますと、このようにやっております、あのようにやっております。だけれども、実際にはそれが行なわれていない。歩積み・両建ての問題等にしても、これは大蔵省に言いまして、各銀...全文を見る
○近江委員 それでは、その点中小企業庁としてさらに強力な今後の推進を要望しておきます。  それから、資本自由化などの影響を考えますと、中小企業の根本的な体質改善をしていかなければならぬ、このように思います。政府としても、中小企業振興事業団を発足されて、近代化の足がかりをつくられ...全文を見る
○近江委員 それから労働力の問題でございます。いま次官もそれについて若干触れられたように思いますが、これもいろいろな点の関連があるわけでありますけれども、非常に中小企業、零細企業は労働力確保に苦慮しております。一たんやめていったあとの補充がきかない、そういった点で事業を縮小してい...全文を見る
○近江委員 もう一、二点聞いておきたいのですが、特恵関税の実施によって、わが国の貿易という点において相当影響を受けると思うのです。特に、この中小企業の貿易というものは完全に影響を受ける。こういう点におきまして、今後中小企業の貿易政策として、たとえば税制上においてもっと優遇するとか...全文を見る
○近江委員 局長のお話よくわかりました。私は先ほど税制の問題、優遇の措置について考える意思はないか、こういった点を一点入れたわけでありますが、中小企業で貿易にあたっている人は非常にその声が強いわけです。この点はどうですか。税制上の優遇です。
○近江委員 それでは最後にお聞きしておきます。  財政の硬直化ということが非常にクローズアップされてきておるわけでありますが、中小企業の毎年の予算を見ますと、非常に乏しい。四十二年度においても三百五十億、ざっと〇・七%です。これはもう長官も中小企業の立場は御承知のとおりでありま...全文を見る
○近江委員 えらい重荷をよろしくよろしくということでしょわされたような感じでございますが、これはほんとうに全員が一致して、国民の代表、さらにその為政者の立場として、力を合わせていかなければならぬ問題だと私は思います。  政府の申し合わせで二五%という話が出てきまして、私もそうい...全文を見る
12月15日第57回国会 衆議院 商工委員会 第4号
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○近江委員 このLPG法案につきましては、相当な議論が戦わされたわけでありますが、いままで出ておらなかった問題を特に重点的に御質問申し上げたいと思います。  まず第一点は、この第三条の事業の許可、このLPG販売業を許可事業とする理由、その点についてまずお聞きしたいと思います。
○近江委員 この許可制ということ、私はそれに関連をしてお聞きしたいのですが、昨今問題になっておりますタクシー汚職この問題などは、一番この代表的な問題であろうかと思います。そうしたいろんな汚職、そういったことが非常にこういった問題をめぐって発生しておるわけでありますが、通産省として...全文を見る
○近江委員 いま両局長、次官の御意見を賜わりました。私はここでけんかをする気はありませんが、両角鉱山局長はあまりにも簡単に片づけておる。もう少し誠意を持って答弁したらどうですか。
○近江委員 こうした許認可の行政、これが種々のそうした弊害を生んでいる。能率阻害あるいは汚職、そうした原因の大きなものになっている。さらに根本的には、次官がお答えになりましたが、そうしたわれわれの自覚、そうした問題もあるわけでありますが、そうした許認可行政、これがタクシー営業ある...全文を見る
○近江委員 行管からもらったこの資料でありますが、これで見ますと、勧告はしたけれども、未処理のもの、これは各省ずっと見てみると、厚生省がトップで九十九件、その次に通産が三十三件、それからずっと下がって建設省が十五件、あとは八とか二とか一という数字であります。なるほど現在実施をして...全文を見る
○近江委員 そうすると、行管自体のあり方についてもこれはまた一つの議論すべき問題が出たと思うのですが、これはまた別の機会に検討したいと思います。  ここで、法案の第三条第二項に盛られている内容ですね。これはこの程度のことであるなら、あらかじめこまかいそうした基準というものを明示...全文を見る
○近江委員 この石油業法の石油製品販売業は届け出制になっておる、十三条に出ておりますね。石油業法ではそれらが届け出制になっておる。それをいま局長からもずっと答弁がありました。しかしながら私が先ほど申し上げたように、こまかいそうした規定を設けておる、たとえば学校のところに置いてはい...全文を見る
○近江委員 これはどこまでいっても平行線をたどるのではないかと私は思います。しかし許可制にしたからスムーズにいくか。それはいろんな利点もあるでしょう。しかしながら、あのような不正事件、汚職を生み出すその根源になっているというこの事実ですね。さらに私先ほど申し上げました行政管理庁も...全文を見る
○近江委員 この問題についてはこれで終わりますけれども、要するに、届け出制にすれば保安の確保はできないという考え方は、これはおかしいです。直ちに監督官庁が基準に合うかどうかを調査して、悪ければやめさせればいい、強化すればいいのです、いまいろいろ答えをされましたけれども。そういった...全文を見る
○近江委員 個々の企業実態をつかんでいくということは非常にむずかしいわけですよ。局長も御承知のとおり、この事業所数というのはざっと五万六千カ所あると聞いております。これだけの事業所を通産省あるいは県庁の役人がどのように客観的に判定できるか。無理なことを行政官にやらしていきますと、...全文を見る
○近江委員 次に十七条の「勧告等」ですが、この十七条の規定により価格を引き上げるような勧告をするのかということは問題です。なるほどそこには表面には出ていないかもしれない。しかし、あなたのほうの法律案想定問答集九四ページには、コストをまかなえないような低価格で販売しているときは、コ...全文を見る
○近江委員 それから第五条の関係です。ここにあなたのほうでおっしゃっていることですが、米や雑貨と石油販売との兼業者が多いため、経営上十分な能力を有しないものが多いので、消費者に迷惑を及ぼしている。こういったこともあるのです。この趣旨は、第五条の第三号を使って、要するに兼業者を締め...全文を見る
○近江委員 それではもう一言つけ加えておきますが、特に地方へいきますと、兼業でやっていかないと経営が非常に苦しいところもあるわけです。いまの局長の答弁で私はっきりしましたから、これ以上別に言うことはありませんが、そうした実態をよくお知りになって、そうした零細業者も守っていく、そし...全文を見る
○近江委員 全部が全部十分満足な補償ができてない、この問題について通産省としてどうしますか。責任監督官庁としてどうしますか。今後の問題はわかりますけれども、いままで起きてきた事故に十分な補償が与えられていない。それに対してどうしますか。
○近江委員 そうした問題も一度通産当局として検討してもらいたい。この点どうでしょう。
○近江委員 それでは、その具体的な実態をつかんだ資料を私にいただきたいと思います。さらに通産当局としても、何とかその人たちを救ってあげるそうした方法を、なかなか困難と思いますが一度考えていただきたい、この点を要望しておきます。  それから先ほども話がずっとあったわけでありますが...全文を見る
○近江委員 具体的な方法は考えていらっしゃいますか。
○近江委員 どのように対処していくかということを聞きたかったのでありますが、その点はあくまでも消費者を守る、こういう立場で通産省としてもひとつ真剣な取り組みをやっていただきたいと要望しておきます。  それからメーターの問題でありますが、これもいろいろと意見が出ました。大体私の聞...全文を見る
○近江委員 いまの関連質問、私はもっともだと思うのです。それは要するに、いろいろ若干の手心を加えられるというようなことがいままで往々にしてあったから――私は何も弁護するわけではありませんけれども、確かにそういう事実がよくあるわけです。したがって通産省としては、あくまでもそうした消...全文を見る
○近江委員 じゃ、そのように実施方を強力に要望しておきます。  それから、この器具等についても、大企業の製品は自社検定、中小企業の製品は検定を受けるというような内容ではないかと私は思いますが、この場合、そうした製品については全部政府が検定すべきである、このように私は思うのですが...全文を見る
○近江委員 その点の不公平のないように十分な配慮をやっていただきたいと思います。この点、要望しておきます。  それから、小売り販売業者の大部分というのは、従業員が三名程度が多いわけです。大体販売量も月平均約四トンくらいと私は聞いておるのですが、こういう零細な規模である。そこで、...全文を見る
○近江委員 もう時間がないようでありますので、いまの質問が最後でありますが、要するに、そうしたことが零細業者の締め出しに悪用されないかという心配があったものですから、いま聞いたわけです。また兼業者等は主任でないというようなことも将来言い出さないかどうか、そういう点が気にかかるもの...全文を見る
○近江委員 それでは最後に政務次官にまとめとして伺いたい。いまいろいろと議論があったわけでありますが、このプロパンガス自体のこれからの制度運用に関して、どういう態度、決意で臨んでいかれるか、最後にまとめとして感想を言っていただきたい。
○近江委員 以上をもって終わります。
12月16日第57回国会 衆議院 商工委員会産業金融に関する小委員会 第1号
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○近江小委員 だいぶ意見も出たようでありますが、先ほどもお話があったのですが、この前の委員会でも、商工委員会でございますが、ちょうど石油の問題がありまして、国内資源の開発という問題について質問したわけでございますが、確かに通産省の政策というもの、また国内資源の開発というものについ...全文を見る
○近江小委員 この前も話が出たのですが、結局企業採算ですね。その点を非常に重視しておる。それはわかるのですが、国土の開発、資源の開発という点から、もっと調査、そうした点にさらに力を入れていかなければいけない、私はこのように思うわけです。この点に対する局長の考えですね。それから金山...全文を見る
○近江小委員 金以外の鉱区でいま通産省が特に重点的に思っていらっしゃるものは……。
○近江小委員 要するに探鉱促進事業団というのがあるでしょう。この中に金が入ってないわけですよ。今後金を入れるとして、それ以外の金属で通産省として、特にいま重点的に考えているのはあるかということです。
12月20日第57回国会 衆議院 商工委員会 第6号
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○近江委員 もう時間がございませんので、一、二点だけ最終的にお聞きしておきます。  販売業者に保安の施設等の義務を課しておるわけでありますが、要するにその裏づけですね。零細業者は金を持ってない。この金融処置あるいは税制措置等において、こうこうこういうことをやりますと、いろいろな...全文を見る
○近江委員 それじゃ、その全業者が借りるとして、どのくらい借りるのですか。要するにそこまでをつかんで、大蔵省との折衝にあたっても、あなたはやらなければいけない。答弁では、こうやります、ああやります——具体的な裏づけをそこまで持ってやらなければいかぬと私は思う。ですから、そうした希...全文を見る
○近江委員 それからあなたに、いままでの事故の調査を資料で提出してもらいたいと私は言いましたね。着手しましたか。
○近江委員 時間もありませんが、私もいままで法案の内容についてずっと質問さしてもらいました。きょうは要するに皆さん方の姿勢という問題について、私は一言述べたいと思っておったのですが、同僚議員からいま発言がありましたし、ただ一言だけ言わしてもらおうと思うのですが、この法案は前にも、...全文を見る
○近江委員 最後に、通産大臣も、予算委員会等で出席できなかったことはわかるわけでありますが、しかし、出席できないとしても、政府委員が答弁なさっておることをあなたがどれだけ的確に報告を聞かれて、あなた自身の姿勢をきめておられたか。先ほどの同僚委員の質問に対しても、局長から聞かなけれ...全文を見る
○近江委員 終わります。