近江巳記夫

おおみみきお



当選回数回

近江巳記夫の1980年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第91回国会 衆議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○近江委員 私は、主として経済問題につきまして御質問いたしたい、このように思っておりますが、その前に何点か御質問したいと思います。  第一点は、オリンピックの問題でございますが、この八日、レークプラシッドにおきましてIOCの理事会が開かれております。こういう中で、アメリカ・オリ...全文を見る
○近江委員 もちろんJOCとは連携をおとりになることでございますが、尊重したいという意向はあるわけですか。
○近江委員 この二月一日に示されました政府意向によりますと、これは一般に、現状のままでは政府としてモスクワ・オリンピックに参加することは好ましくないと受け取られておるわけですが、政府のねらいも、そういうふうに受け取られることを期待した政府意向じゃないかと思うわけでございます。 ...全文を見る
○近江委員 今後IOCの決定がどうなるか、それはわかりませんけれども、アメリカがモスクワ・オリンピックをボイコットしたとしても、日本はこれに一切関係なく独自の判断で参加問題を求めるのかどうか。アメリカ政府から日本政府にモスクワ・オリンピックに共同歩調をとるよう要請はあったのかどう...全文を見る
○近江委員 モスクワ・オリンピックを大きな目標としてきた選手、真剣にやっておるわけですが、これは仮定でございますが、JOCがもし規模を大幅に縮小したり部分的にモスクワ・オリンピックに参加することを決定したとすれば、政府の意向としてどのように受けとめられるか、またもしそういう決定を...全文を見る
○近江委員 次に、KDDの問題について若干お聞きしておきたいと思います。  現在まで捜査はどのようになっておるか、簡潔にひとつ御報告をいただきたいと思います。
○近江委員 現在捜査は着実に進展しておるということをおっしゃっておるわけですが、押収書類の分析結果はどういうふうになっておるか。  まとめてお聞きしたいと思いますが、それから保田参与のいわゆる自殺した件でございますが、遺書につきまして秋山弁護士に提出を求めておられるようでござい...全文を見る
○近江委員 秋山弁護士の方にはそういう申し出をなさっているわけですが、拒否なさっているようなことが伝えられておるわけですが、見込みはどうですか。
○近江委員 保田参与の自殺によりまして捜査には影響が相当出てくるのじゃないかと思うのですが、今後の影響につきましてお答えいただきたいと思います。
○近江委員 影響というものは、非常に大きいのですか、小さいのですか、その辺のニュアンスをひとつ。
○近江委員 この遺書に、読売新聞初めいろいろ報道されておりますが、七人の名前が出ているわけですが、この方たちは捜査上の重要な参考人として見ておられるわけですか。
○近江委員 特に板野さん、佐藤室長に対して事情聴取等はなさったのですか。
○近江委員 今後の捜査方針というものにつきましてどういうようにお考えであるか、お答えをいただきたいと思います。
○近江委員 この真相の解明に全力を尽くすという決意をお述べになったわけでございますが、今後ひとつ力を入れてやっていただきたい、このように思います。  経済問題に入る前に、あともうちょっとお聞きしたいと思いますが、総理も御承知のように、八日の夕刻、北九州市小倉南区の新興住宅街にお...全文を見る
○近江委員 いや、そういうことはわかっておるわけですよ。ですから、いわゆる適用がされないわけでしょう、こういう実情に対してどういう感想をお持ちであるかということをお聞きしておるのです。総理、ひとつお答えいただきたいと思います。
○近江委員 本当に痛ましいことだと思うのですね。それで一つは、この適用の期日の問題があります。それと額にいたしましても、政府の案によりますると、給付金の最高額、遺族給付で八百万、障害給付で約九百五十万円。ところが、現状いろんな保険等を見てまいりますと、自動車賠償責任保険の補償最高...全文を見る
○近江委員 まあそういう事情はわかりますが、これは総理、政府全体でひとつまたよく御検討いただきたいと強く要望いたしておきます。  それから、経済問題に入る前にあと一点だけ聞いておきますが、七日の日に京都国際会館で第十八回の関西財界セミナーで、日向関経連会長が開会冒頭にこういう提...全文を見る
○近江委員 それでは、外交、防衛等の問題につきましては同僚の市川委員にまたあと譲ることにしまして、経済問題に入りたいと思います。  OECDから政府規制産業の弊害の見直しにつきまして勧告を政府は受けているわけですが、その見直し作業につきまして具体的にどういうように取り組んでおら...全文を見る
○近江委員 いずれにしましても、この問題は国際的にも非常に大きな問題として取り上げられてきておるわけですね。そういう点、ひとつ政府としては、形だけとは申しませんけれども、意欲を持ってやっていただきたい、このように思います。  あと個別の問題について伺いたいと思うのですが、昭和五...全文を見る
○近江委員 私は重大な問題を申し上げたいと思うのですが、これは全紙報道されましたけれども、北海道電力と沖縄電力を除く電力八社が一月の七日、赤坂のホテル・オークラで臨時社長会を開いて、料金改定申請時期それから料金改定時期について協定したほか、料金原価の計算期間を一年間とするかどうか...全文を見る
○近江委員 委員長は、行為は好ましくないと、こうはっきりおっしゃったのです。これは重大なことですよ。好ましくないということは、独禁法違反の疑いがあるということなんです。自然独占ということで、確かに電気やガス、鉄道は外されていますよ。外されていますが、自然独占であるということにあぐ...全文を見る
○近江委員 私がいま提起しておる問題は、OECDの勧告もありまして、私はこれはこれから非常に大きな論争の問題になると思うのです。学者のそれだって、私も、全部はそれはなかなか調べることはできませんけれども、いろいろ調べてまいりました。非常にこの問題については提起しておりますよ。神戸...全文を見る
○近江委員 この第八条の第一項第四号「構成事業者の機能又は活動を不当に制限すること。」社長会が定例的に行われてこれだけの中身のことを談合しているのですよ。たとえばA社が、わが社はこれだけの。パーセントの引き上げでいけるんだ。これはほかが非常に高い。そうすると、君のところはちょっと...全文を見る
○近江委員 だけれども、原油の購入であるとか、そういうところは全部適用除外ですよ。違いますか。販売とか、そういうところのそれから外れるのですよ。そういうことが現実に料金算定の中に重要な部門に入ってきているのですよ。違いますか。そういうことが一番の主要な問題点に入ってきている。あな...全文を見る
○近江委員 それでは、好ましくないとおっしゃったその中身は、どういう点から好ましくないと、それをはっきり言ってくださいよ。
○近江委員 これは誤解を招く、だからやめておきなさいと。現実にやっているわけでしょう。談合した結果として、こういう申請日も午前中にぱっちり八社が出して、値上げ幅はほぼ一緒ですよ。結果としては皆一致しているわけでしょう。談合が行われたということは歴然じゃないですか。そういうことは事...全文を見る
○近江委員 事情聴取もせずして、そういう事実はなかったと思います、そんなことが言えますか。こんないいかげんな態度では困りますよ。事情聴取なさいますか。
○近江委員 それは言葉の若干の違いがあったかもしれませんが、そういう推測で物を言うことはおかしいのですよ。事情聴取をしますか、好ましくないということをやったのですから。
○近江委員 なぜ事情聴取をする考えはないのですか。いま国民生活にこれだけ重大な影響を及ぼす値上げ問題です。公取委員会が好ましくない、そこまで言っておって、それをあえてやって、そうしてこれだけの大幅な値上げ申請が出ておるのですよ。あなたは好ましくないと指導してやったのですから、なぜ...全文を見る
○近江委員 法の立場で動くことはできたい、あなたはこう言っているのですが、それでは好ましくないというのはどういう立場で物を言ったのですか。
○近江委員 そうすると、あなたがおっしゃっているのは、法的にはぴしっと決めることはできないけれども、環境的な面から好ましくない、そういう指導をした。それでは、いまここで、法的な面で完全な疑いがあって調査をするということをあなたは言えないにしても、しかしこれだけ問題になっているわけ...全文を見る
○近江委員 委員長は公取委員会として事情を聞くということをおっしゃったわけ、です。  通産大臣にお聞きしますが、公取委員長がこんなに好ましくないとおっしゃったことをあえてやっているのですよ。そして結果的に、私が申し上げたように全くぴったり、これは談合したとしか思われないのですよ...全文を見る
○近江委員 公取委員長、あなたはいま法的にはきめつけることはできぬとおっしゃっていますが、これは本当に大きな、自然独占の上にあぐらをかいて、余りにもいままでいろんな点で国民の目の届かない中でいろいろなことが行われておると思うのです。そういうことで好ましくないとあなたはいまおっしゃ...全文を見る
○近江委員 だけれども、私は公取委員会に申し上げておきたいと思いますが、もう一度公取全体としてその点につきましてはよく検討してもらいたいと思うのですよ。だけれども、通産大臣の態度というのはぼくは非常によくないと思うのですね。これは少なくとも公取の事情聴取が済むまで待つべきですよ、...全文を見る
○近江委員 総理、いろいろいまのお話を聞いておられて、公取委員会がこの種の会合、談合について好ましくないと言ったことは初めてなのです。これは初めてなのですよ、好ましくないと言ったことは。いままで全く、独禁法成立以来こんな好ましくないという言葉は一回も出たことがない。それはいま、O...全文を見る
○近江委員 それでは、この問題は時間をかけますと切りがありませんので、次に進みたいと思います。  最近、大企業の製品値上げの傾向が非常に目立ってきておるわけです。これだけ公共料金が引き上げられ、そういう中でこういう引き上げが行われる、国民生活の上におきまして重大な影響を及ぼすと...全文を見る
○近江委員 この公取の年次報告、これで私も初めていわゆる同調値上げの報告書を読ませてもらったのですよ。驚いたことに三行ですね、値上げ理由というのは。三行ですよ。ぼくは、報告をされるときにはもっと詳しい報告をされる、国民に知らされると思っておったのです。これは三行ですよ、総理。しか...全文を見る
○近江委員 こういうような報告の中身につきまして、またひとつ一工夫やってもらいたいと思うのです。値上げの理由など三行ですよ。いいですか、こんなことでわかりますか。これは十分改善をやっていただきたいと思います。  それから、いままでよくやっておりましたけれども、年次報告ができるま...全文を見る
○近江委員 しかし、それがかえってこの十八条の二、これによりまして、いま申し上げたように年次報告だってそういう一年八カ月もおくれて、しかも値上げ理由はたった三行だ、後はもうそのまま上げてしまえばいいじゃないか、こういう動きもあるのですよ。ですから、そういう点につきまして、四十条の...全文を見る
○近江委員 最近の会社首脳のいわゆる製品値上げの発言、これは私は非常に問題だと思うのですが、それぞれの企業が値上げ時期、値上げ幅等を次々と発表する中で、暗黙の了解または共通の意思が形成される、いまこういう風潮にあるわけです。これはいわゆる一般情報交換による、この言葉が合うのかどう...全文を見る
○近江委員 いまそういうことが行われておるという一つの新しい事例を出して、注意を促したわけでありますが、いずれにしましても、これからいわゆる独禁法の運用ということは、国民生活の上におきまして私は非常に大きな働きをすると思うのです。今後の公取の行動というものは国民生活の上で非常に重...全文を見る
○近江委員 昭和五十四年度の経済見通し、これは昨年末に修正されたわけでございますが、実質成長率六・三を六%に修正されているわけですね。この理由につきまして簡潔にひとつお伺いしたいと思います。
○近江委員 最終数値は六・三から六ですから、あなたそういうような答弁をしておりますが、中身は見通しと非常に大きな狂いがあることは、あなたも御承知のとおりでしょう。私が一々数値を出す必要はないでしょう。その点はいかがですか。それは政府の見通しが合っていたのですか。
○近江委員 政府支出が非常に落ち込んでおるわけですね。六%の場合と六・三%の場合におきまして、内需について民需と官需の寄与度、これにつきましてひとつ御説明をいただきたいと思うのです。内需寄与度と外需寄与度。
○近江委員 これは数値を見ればすぐわかるわけですが、民間設備なりあるいは消費、民間の方が政府見通しよりも数値は非常に高いわけですね。これは政府の支出というものが非常に大幅に落ち込んでおる。この数値を見ますと、六%の場合で民需が五・五、政府がゼロ、外需〇・六。六・三の場合、民需が五...全文を見る
○近江委員 いま寄与度の説明があったわけですが、ここで毎年予算審議をやるわけでございますが、非常に国際摩擦がこの数年続いておりまして、そのときに総理初め経済閣僚の答弁というものは、内需を喚起していくんだ、そして摩擦を防いでいくんだ、こういうお話があったのです。ところが、この寄与度...全文を見る
○近江委員 最近の新聞報道を見ますと、USスチールの鉄鋼ダンピングの提訴、自動車輸出についてのマンスフイールド大使の発言等々ございまして、通商摩擦の発生を予言するような記事が非常に見受けられるわけでございます。現在非常に問題になってきておる点、あるいは今後問題になるであろうという...全文を見る
○近江委員 いま問題になっている、そんなことはマスコミでも出ておるし、国民はみんな知っているのですよ。だけれども、政府としては今後こういう問題が非常に心配だとにらんだ、そういうものはないのですか。いかがです。
○近江委員 総理、五十四年度の分を昨年末修正をされましてその結果からいま論議してきたわけですが、政府支出の落ち込み、外需が非常にこうなってきておる、そういうようなことで政策を変更したのか、国際摩擦も非常に最近は惹起されてきておる、この点について総理としてそういう方向を意図してこう...全文を見る
○近江委員 あと一問質問をいたしまして市川君に譲りたいと思います。  補正予算の問題でございますが、非常に自然増収が巨額なのです。これは大蔵大臣も御承知のとおりでございますが、二千億とか三千億というあれでしたらなんですけれども、一兆九千億という自然増収があったのですから結構と言...全文を見る
○近江委員 深く感謝されるのはわかるのですが、当時景気が上向きかけておったのですよ。民間の力はこのくらい出す、そういうことを見抜けなかったのか。違いますか。そういう点があれば、きちっとある程度のそういう自然増収だって見込めたのじゃないですか。その辺の見通しにつきまして、当時竹下さ...全文を見る
○近江委員 では市川さんに譲ります。
02月22日第91回国会 衆議院 商工委員会 第4号
議事録を見る
○近江委員 間もなく大臣がお見えになるということを聞いておりますが、公取委員長お見えでございますので、公取関係からお伺いをしたいと思います。  公取委員会といたしましては、二十一日の午前、いわゆるエックス線フィルムにつきまして立入検査をされたわけでございます。いまその調査をされ...全文を見る
○近江委員 さらに、いわゆるわが国の基幹産業としまして鉄鋼の問題があるわけです。これは毎日新聞が載せておりますが、「鉄鋼五社経常利益、過去最高に」ということで、大手五社の三月期決算を見ますとほぼ四千億、いままで最高のものを計上しておる。「五十五年三月期決算は新日鉄が売上高二兆七千...全文を見る
○近江委員 この、情報カルテルという言葉が適切であるかどうかということは別といたしまして、その意味はわかっていただけると思いますが、そういうことは十分疑いがあるわけなんですね。ですから、その点公取委員会として、新しいこういう情報カルテルという中でこういう値上げが進んでいく、これは...全文を見る
○近江委員 経企庁長官にお伺いいたしますが、いま電力、ガス等はいろいろと審査をされているわけですが、公共料金の引き上げがメジロ押しなんですね。さらに一般企業製品を値上げしようという動きが頻繁なんです。特に、先ほど申し上げましたように鉄鋼の影響などというものは非常に大きいわけですね...全文を見る
○近江委員 経企庁さんの立場としてそれぞれ監督官庁に要請をなさる、それはよくわかるのですが、いわゆる経企庁という立場において、業界なり産業界に対しても、便乗値上げ等は断じて許さぬと一堂に集めて経企庁長官から訓示をするとか、いろいろ何らかの具体的なそういうものを考えておられると思う...全文を見る
○近江委員 では、公取委員長は、この鉄鋼の値上げ問題について、今後公取委員会としては厳重に監視をなさっていかれるかどうか、もう一度重ねてお聞きしておきたいと思います。
○近江委員 過日、私は予算委員会で補正予算のときに公取委員長に御質問申し上げたわけですが、それは電力八社のいわゆる社長会、談合がホテル・オークラで行われた、このことにつきまして公取委員長は非常に好ましくない、早速事情聴取をしたい、こういうお話でございました。その後どのようになって...全文を見る
○近江委員 これは事情聴取ということで、相手はそう言ったということの報告をいまここでしていただいたわけです。これをうそだとかいうことは、私もそこまで言う資料は持ち合わせておりませんが、しかし、結果として二十三日、しかも午前中に八社がそろえて出し、しかも四月一日から上げてくれ、結果...全文を見る
○近江委員 だから経企庁長官と通産大臣に、こういう時期にこういうことをやって、結果としては申請日、しかも午前中に八社がそろえて出し、いま言ったように、何回も同じことを言うても仕方がありませんが、こういうことはまことに好ましくないと思うのですよ。どう思われますか、お二人にお聞きしま...全文を見る
○近江委員 独禁法の元締めの公取委員長が好ましくないとおっしゃったので、通産大臣も好ましくない、同意見であるということをいまおっしゃったわけですな。
○近江委員 私はこの問題は、きょうは時間の関係があるからできるだけほかの問題にいこうと思っておるのですが、そういう疑わしい行為をしておって、何もなかったらいいんだ、それはちょっとおかしいんじゃないですか。国民の目から見て、二十三日の午前中に八社が一斉に出し、しかもいつから値上げを...全文を見る
○近江委員 そう考えるとおっしゃったんで、私はそれを受けておきますがね。まあイコール好ましくないということをおっしゃったわけですが、いずれにしてもこれだけ国民生活に影響を与える重大な電力の問題ですし、またガスの問題でございますから、どうかひとつシビアなそういう姿勢、まず政府みずか...全文を見る
○近江委員 そういう諸外国の例に見習って今後どういうスケジュールでなさっていかれるのか、特に業種等につきまして諸外国に見習ってしぼっていかれるのか、その辺についてどういう的をしぼっておられるのか、今後のスケジュールについてお伺いしたいと思います。
○近江委員 方向は大体わかったわけですが、大体どのぐらいの期間をかけて今後進めていかれるわけですか。
○近江委員 きわめて重要な問題でございますし、精力的にやっていただきたいということを要望いたしておきます。  それから独禁法が改正されまして、これは当商工委員会におきまして私もその実際の改正につきましてはいろいろここで御意見も申し述べ、反映もしてきたわけでございますが、その後の...全文を見る
○近江委員 こういうことが周知徹底されたということもあろうかと思いますけれども、やはりこういう数値がふえてきているということは、いろいろと独禁法違反のそういう行為が行われておるということのこれは証明であります。したがいまして、今後公取委員会として進まれる姿勢ということはきわめて大...全文を見る
○近江委員 こういう課徴金も、こういうように件数も金額もやはりふえてきておる。したがいまして、これはもう重ねて申し上げますが、非常に公取の姿勢は大事だと思います。この両件を踏まえて、公取の今後の姿勢についてお伺いしたいと思います。
○近江委員 強者が常に弱者に対して圧迫をする、こういう具体例として三越の問題等がいまいろいろと審査されておるということを、それは中間時点ですから御報告が聞けるのかどうかわかりませんが、もし御報告が聞けるならお聞きしたいと思いますが、こういうように百貨店であるとか大型店のいわゆる押...全文を見る
○近江委員 また、問題になっておりました自動車メーカーとディーラーの関係改善ですね、これはどのようになっておりますか、また、残された問題として今後どういう改善をされますか。
○近江委員 下請取引の問題についてはどうですか。
○近江委員 私が先ほど申し上げましたように、こういういわゆる強者と弱者、この関係というものは常にやはり緊張を増すわけです。そういう点で十分ひとつ監視をし、改善をさしていただきたい。特に要望しておきます。  それからもう一点、紛らわしい商品表示の問題ですが、いわゆるそっくり商品と...全文を見る
○近江委員 まず十分な検討をしていただきたいと思います。公取委員長は後御予定があるようですから結構です。  次に、通産大臣に自動車問題でお伺いしたいと思います。  フレーザー会長が来日をしまして、その後外交ルートを通じまして得ておられます米国側の対日要求の真意と具体的内容につ...全文を見る
○近江委員 自主規制等について要求もあったということをいまお話があったわけですが、そうしますと、自主規制等を実施する場合、その時期であるとか期間であるとか量であるとか方法等についてはどういうようにお考えですか。
○近江委員 アメリカの自動車産業の不振というものは、需要家のいわゆる省エネルギー志向への対応のおくれというものが非常に大きな要因になっておるのじゃないかと思うのですけれども、これは政府としてはどういうようにお考えであるか。また日本製の小型車のブームにつきまして、その原因、また今後...全文を見る
○近江委員 通産大臣は、このアメリカ自動車産業の不振というものは何と見ておるのですか。
○近江委員 局長の答弁から出たものは何もないわけですけれども、もう少し大臣として言うべきことは言う、そういう姿勢がないといかぬと思うのですね。  本田の対米工場新設につきましてどのように考えておられますか。また、トヨタ、日産等、いろいろまあフレーザー会長等も要請しておるわけです...全文を見る
○近江委員 本田の対米進出についてはきわめて望ましいと、非常に積極的に通産省としては評価されておるわけですけれども、いわゆるこの採算性の問題ですね、あるいは日本製小型車の需給見通し等につきまして、確固たるそういう将来展望を持って自動車業界に対して進言されておられるわけですか。
○近江委員 最終的にはいわゆる企業の自主的な判断ということをいまおっしゃったわけでございますが、通産省としまして今後この対米進出についてどこまで介入して指導していかれるつもりですか。
○近江委員 米国で生産する場合の課題についてお伺いしたいと思いますが、たとえば労働者の質あるいは賃金等の問題、労務管理、部品の調達、金融、マネジメント等、いろいろな問題があると思いますが、どういう点がネックとなるとお考えなんですか。
○近江委員 通産省としてはいわゆる企業の自主性というものは尊重する、しかし総体としては促進していきたい、こういうことなんですね。  そうしますと、工場の対米進出に伴う国内下請企業への影響及び雇用関係の影響についてはどのようにお考えであるのか。また、工場進出に当たって、関連産業で...全文を見る
○近江委員 この日米の自動車問題をワイズメングループで検討したらどうかというようなことも何か言われているようですが、この点についてはどういうようにお考えであるのか、この点ひとつお伺いしたいと思います。
○近江委員 冒頭、米議会におきましても議員立法の動き等もあるというお話もあったわけでございますが、そういうことも踏まえまして、今後米政府との交渉スケジュール等があればお示しいただきたいと思うのです。
○近江委員 EC諸国への自動車輸出及び工場進出についてはそういう動きがないのかどうか、日米の自動車問題に対するECの反応についてはどうか、この点についてお伺いしたいと思います。
○近江委員 その輸出の状態はわかったわけですが、工場進出等につきましてはどのように考えておられるのですか。また、いま申し上げたように日米の自動車問題に対するECの反応についてはどのように把握されておりますかということを聞いておるわけです。
○近江委員 自動車産業が対米関係においてこれだけ問題になってきておるわけですが、この自動車産業の将来につきまして政府はどういうように見ておりますか。
○近江委員 その他の日米経済問題について時間があればたくさんやりたいと思うのですが、あと一つだけこの問題について聞いておきたいと思います。  電電公社のいわゆる調達開放問題でございますが、これは交渉が中断状態になっておるわけですが、今後の交渉スケジュールはどのようになっておりま...全文を見る
○近江委員 いまほとんど局長が答弁したのですが、大臣、まとめて、今後この自動車問題について臨まれる大臣の基本姿勢についてお伺いしたいと思います。
○近江委員 経企庁長官、時間があればあなたと二、三時間やりたかったのですが、時間が余りありませんから、この表を差し上げます。  委員長、お願いします。
○近江委員 いますぐ資料が届きますが、「標準家庭の年間負担増試算」、これは私が事務局の人ともいろいろと計算をして出したものです。この数字を見ていただいたらおわかりのように、公共料金の引き上げを核としていろいろな引き上げがあるわけです。それを見ていただいたらわかりますが、要するに標...全文を見る
○近江委員 引き金になるのはやはり公共料金ですね。あなたが勇気を持って政府閣僚の中で、このようにメジロ押しに出ております公共料金を見送りにするとか幅を大幅に圧縮する、これに対して経企庁長官は決断をしたというくらいのことを言ったらどうですか。
○近江委員 次に、エネルギー問題をちょっとお聞きしたいと思います。  昭和五十五年度の石油の需給問題ですが、一日五百四十万バレルは確保できるかどうか、この見通しについてお聞きしたいと思います。  それから、いま供給ルートの分散化等をやっておられるわけですが、どういうように展開...全文を見る
○近江委員 では、最後に一点だけ聞いておきたいと思いますが、昭和五十五年度石油供給計画を、通産省としては策定作業をやっておられると思うわけですが、大体できておればその概要についてお聞きしたい、このように思います。
○近江委員 あと一問だけ聞きますが、いわゆる国家備蓄の問題です。この備蓄がある程度あったということで、いわゆる石油事情がきわめて厳しい状態になったけれども、国民の気持ちとしては何というか非常に落ちついたことがあった、これが前のような狂乱に結びつかなかったということがあると思うので...全文を見る
○近江委員 もう時間がありませんから終わります。あと通告しておって質問できなかった局長さんはまた次の機会にしたいと思います。どうも失礼しました。
03月04日第91回国会 衆議院 商工委員会 第5号
議事録を見る
○近江委員 このJISマークは、昭和二十四年に初めて制定されているわけですね、制定されまして三十一年ですか経過してきておるわけですが、いままでの経過を見てまいりますと、何といいましてもJISの制定に当たりましてはやはり厳正な査定ということが行われるわけであります。そこには当然検査...全文を見る
○近江委員 そういうようなことがあったようであるというようなお話がいまございましたけれども、警察はもう完全に起訴をしているわけですね。事実であればこそこういう処分もされているわけですね。こういう点で、JISマークというのは国民も非常に信頼しておりますし、それだけの歴史もあるわけで...全文を見る
○近江委員 大臣の監督なさっているJISマーク、その中でこういう汚職が何回も過去起きているんですよ。あなたが大臣に就任されてからまだ起きてないわけですが、こういう点に対して大臣はどういうように反省されていますか、今後どうしますか。
○近江委員 いま工業技術院長は、民間にもさせる、あたかも民間にさせると安心なような言い方をされているのですが、逆なんですよ。そうでしょう。政府が直にやっていてこれだけの事故を起こしているのですから、民間にこれを委託するということになってくると厳正さということにおいてぼくは非常に心...全文を見る
○近江委員 そこで、民間のいわゆる検査機関につきまして、どういうものを認定され、全国で幾つぐらいの数を認定される予定でありますか、また、どこか既存のものにさせるというならば具体的にどこにさせるのか、そういうようなことについてひとつお答えいただきたいと思います。
○近江委員 法改正をすれば民間ができるわけでしょう。いまこういう法律がここに提起されて、われわれはこれを審議しているのですね。そういう段階においてまだ全然雲をつかむような話だ、こういうことですか。
○近江委員 当然その中で決定されると思うのですが、その中で、現在他の法律に基づいてやっておる機関がいろいろあると思うのですけれども、大体しぼっていきますとどういうふうなところがあるのですか。
○近江委員 これは、民間の中でも公平に行われ、また能力を持っておるところとおっしゃっていますが、政府においてすらこれだけの汚職、事故を起こしているわけですね、何回も言いますけれども。私は非常に心配であるということを重ねて申し上げておきます。それはあなた方の姿勢にかかっているわけで...全文を見る
○近江委員 もう一度お聞きしますが、それだけ処分して取り消したのですか。
○近江委員 いわゆる法律に基づく取り消しは一件もないわけですな。結局自発的に辞退をさせたり、そういうことでしょう。それは姿勢においてどうなんですか、一面はなれ合いという感じがありませんか。その辺の運用についてはどう考えていますか。
○近江委員 JISマークというのは国民は非常に信頼しているわけですね。こういう汚職事件がありながら信頼しているということは、本当に政府の皆さんは申しわけないという気持ちに立たなければいかぬと思うのです。ところが中身が基準に全然合わない、たまたまそれがわかって申し出による辞退。その...全文を見る
○近江委員 そういう国民の信頼を裏切らないように今後厳正にやっていただきたい。これを重ねて申し上げておきます。  それから、今回の改正案の運用で、いわゆる外国の工場等の審査、これは関係当局の方が外国で審査に当たられるわけでございますけれども、国内におきます審査と異なりまして、国...全文を見る
○近江委員 そこで具体的に、JISマーク表示の申請はどの程度出されるかわかりませんけれども、一つは審査に出向く費用等の仕組みはどのようになっておるか、また昭和五十五年度での予算措置と、予算で想定しております申請件数等につきましてお伺いしたいと思います。
○近江委員 初年度は、私たちもそれはわかりませんけれども、そんなに多くの件数はないのじゃないかと思うわけでございます。民間機関にこれまたそれだけの委託をなさるわけですね。将来あらゆる点で国際化というものが進んでくるわけですから、だんだんJISマークの申請もふえてくると思うのです。...全文を見る
○近江委員 それは外国のそこで承認できる機関があればの話であって、ない場合どうするのですか。また、国内の認めた民間機関というのは外国には全然タッチしないのですか。
○近江委員 そういう場合の費用ですけれども、これはどういうようになるのですか。
○近江委員 その費用というのは当然旅費も入るわけですか。
○近江委員 何か余り確信がないのですね、含まれるように思いますとか。現実にこのように法律を出しておって、運営についてそういうように決まっておると思うのですが、もっとぴしっと自信を持って答えなさいよ。そういうふうにきちっとやっていただきたいと思うのです。  立入検査の拒否であると...全文を見る
○近江委員 先ほども申し上げましたように、これからいろいろな意味でますます国際化が進むわけでございますし、こういう点はできるだけスムーズにやっていただきたい、このように思うのです。スムーズという言葉は非常に深い意味があるわけですからね。なれ合いじゃないのです。その中にあって筋をぴ...全文を見る
○近江委員 同じ件で外務省にお伺いしたいと思います。
○近江委員 お聞きしておりましてまだ受け身の感じがするのです。要請のあったときだとか、やはりこういうことがうたわれておるわけでございますが、もう少し何とか積極的な協力の仕方というのはないのですか、いかがですか。
○近江委員 こういう国際協力というのはきわめて大事なことでございます。確かに技術の問題等を考えますと非常にむずかしい点もあろうかと思いますけれども、しかし本当の友好を深めていくという点においては、やはりそれはそれで積極的な取り組みということは大事じゃないか、このように思うわけです...全文を見る
○近江委員 将来JISの改正をなさって合致させていきたい、こういう方向ですか。
○近江委員 その整合性を図るという意味において、JISの方を改正することに主力を置くのか、あるいは国際規格の改正も働きかけをしていくのか、それのウエートのかけ方はどうなんですか。
○近江委員 JISマークの表示工場等のシェアあるいはどの程度増加しておるのか、これについてはいかがですか。
○近江委員 この法律の制定以来、JISの普及ということにつきましてあなたたちがいろいろ計画されておったと思うのですが、それは大体計画どおりいっておるわけですか。その辺はどうなんですか。乖離しているわけなんですか。
○近江委員 部門につきましてはさらに普及しなければならぬということをいまお話しになったわけでございますが、ではどういう部門にどういうように普及させていきたいのか。さらに、いわゆるJISの信頼性の問題、これは皆さん方の今後のこの制度の運用、また厳正な監督、こういうことによって高まっ...全文を見る
○近江委員 終わります。
03月05日第91回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
議事録を見る
○近江分科員 私は交通公害の問題でお伺いをしたいと思います。  今日交通公害の問題につきましては、全国的に拡大の一途をたどっておるわけであります。そのことにつきましては、五十三年に環境庁が調査をしたのを発表いたしておりますけれども、自動車騒音一つを見ましても悪化の一途をたどって...全文を見る
○近江分科員 それなりの努力をしていただいて、若干の進歩があるということにつきましては、御努力を多とするものでございます。しかし、問題というものは非常に残っておるわけでありまして、先ほど建設省からお答えがございましたが、住宅供給公社の分については、今後対策をとる予定と聞いておりま...全文を見る
○近江分科員 道路公団さんなり住宅公団さん、あるいは大阪府は、努力して現実にこういうサッシの工事がもう始まりつつあるわけですね。また、防音壁等もできているわけですよ。それを現時点において聞いておりますということは、これは余りにもおくれ過ぎだと思うのです。したがいまして、地元におき...全文を見る
○近江分科員 あなた、私の質問時間はきょうは三十分しかないのですよ。そんな同じ答弁を繰り返したって仕方がない。したがって、大阪府に対して、または住宅供給公社に対して、あなたが出向くかあるいは来てもらうかして、道路公団、住宅公団、大阪府、こんなに真剣にやっているのでしょう、したがっ...全文を見る
○近江分科員 いずれにしても公共住宅なんですね。住宅供給公社だけがこういうようにおくれておる。これについてはあなたは遺憾とは思いませんか。これだけがおくれておるということについてあなたはどう思うのですか。
○近江分科員 ひとつ大阪府に対しても強く建設省からそれを指導し、一日も早く実現できるように御努力をいただきたいと思うのです。長官、いかがですか。
○近江分科員 そこで、細かい問題がまだたくさん残っておるのですが、一つは、御堂筋線にあります住宅公団の分譲住宅は、もういわゆる権利が離れたからということで取り残されているのですね。しかし、公害で苦しむ住民は、自分らだけが取り残されておる、この問題をどうするかということです。あるい...全文を見る
○近江分科員 この法律が国会に提案されている、ぜひわれわれとしても協力したい、このように思っております。いままでこういうことが非常に遅過ぎたのです。これが、皆さん方に先見の明があって、せめて十年前くらいにでもこういう法律があれば、もっと多くの人が救われたわけです。そういう点では、...全文を見る
○近江分科員 大阪府に対しては建設省から、十分な効果が出る、そういう防音工事にするように、また十分ひとつそこは指導していただきたいと思うのですが、いかがですか。
○近江分科員 先ほど建設省さんは、この幹線道路の沿道の整備に関する法律案につきまして、若干のお話をされたわけでございますが、この法律が通った場合に、私が何回も指摘しております、こういう被害者の救済といいますか、その対策というのは本当に進みますか。この法律を見ますと、都道府県が中心...全文を見る
○近江分科員 住宅公団さんと道路公団さんにお伺いしますが、新千里北町、新千里西町のいわゆる御堂筋中央環状線あるいは中国縦貫道、これの交差点から北上いたしました地域、ここにまた住宅公団が両側にあるわけですが、ここの救済についてはどう考えていますか。
○近江分科員 それは、どういう判断をなさっているのか知りませんが、御堂筋に沿いまして、騒音も排ガスも振動も非常に大きいわけですね。ですから、再度大阪府とも連携をとって、もう一度よく測定をして、そして、いわゆる被害が甚大であるならば、同じ東町でとられた対策をぜひ速やかにとっていただ...全文を見る
○近江分科員 じゃ、その結果によって、しかるべき施策を速やかに進めていただきたいことを重ねて要望いたしておきます。  もう時間がないようですので、あと一問だけお聞きしますが、環境庁さんにお伺いいたします。いわゆる排ガスあるいは騒音につきまして、第一段階の規制というものを打ち出さ...全文を見る
○近江分科員 時間がありませんので終わりますが、最後に、こうした施策を進めていただいておるわけでございますが、これは言うなら全国の一つのモデルとして私は取り上げ、皆さんに施策を迫ってきたわけであります。そういうことで曲がりなりにも進捗しておるわけでございますので、しかるべき時期に...全文を見る
○近江分科員 終わります。ありがとうございました。
03月06日第91回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第3号
議事録を見る
○近江分科員 万国博覧会が開催されましてちょうど今年で十年目になるわけでございます。万博の跡地につきましては、記念公園といたしましていま整備されつつあるわけでございます。大蔵省が管轄をなさっておられるわけでございまして、その整備問題につきまして御質問申し上げたいと思います。  ...全文を見る
○近江分科員 こうした記念公園、この基本計画にもうたわれておりますように緑に包まれた——確かに緑が育成していくためには長期間かかることは私もわかるわけです。しかし、現実にあの公園が完成したとは、だれしも思わぬわけです。緑の育成状況一つ見たって、本当にまだまだこれで公園と言えるかと...全文を見る
○近江分科員 この基本計画にも、広く多くの市民に親しまれ、このようにうたわれているわけです。そういうことであるならば、当初からそういいうアクセスの問題等は考えておかなければならぬわけですよ。これもやはり欠落しておった。しかも、無料を有料化してきた、こういうことも入場者の数をとめて...全文を見る
○近江分科員 いま基本的なお考えをお聞きしたわけでございますが、この第二次整備計画を早く固めなければ、後続行ができないわけですね。これはいつまでに、いま発表になりました案を固められて、すぐその第二次整備計画に入られるのか、このめどについてお伺いしたいと思います。
○近江分科員 大臣、先ほどからいろいろお聞きになっていただきまして、この第二次整備計画に入る、現在計画中でございますけれども、いずれにしてもこれは空白が生じておるわけですね。そういう点で一日も早くこの整備計画を固めていただきまして、第二次整備計画に充実したものを進捗させていただき...全文を見る
○近江分科員 ひとつ大臣、補助金の整理につきましては、これは大事なことだと思います。しかし、この万博記念公園の問題につきましては、当初私が申し上げましたように、世界各国の方がこの地にお見えになり、そして後いわゆるモニュメントとしてりっぱな公園を残していくということは、国際的に文化...全文を見る
○近江分科員 それでいま入場者の問題も出たわけでございますが、これは交通機関の問題が非常にネックになっておるわけです。このモノレールにつきましては予算もつけていただいたわけでございますが、早急にこれも実現をしていただきたいと思うのです。きょうは担当の建設省もお見えになっておると思...全文を見る
○近江分科員 これは現実の問題として一刻も早く完成に向かうように努力していただきたいと思うのです。それにつきましても、何といいましてもやはり計画を早急に立ててそして遂行するための予算の問題になってまいります。この点大蔵省としても十分ひとつこの機会に頭に入れていただきまして、最大の...全文を見る
○近江分科員 時間が来ましたので終わりますが、こういう採算はうんと赤字になっていいのですよ。国がうんと補助をしていただきたいということを特に申し上げておきます。今後整備計画と合わして、あくまでも幅広い国民から親しまれる公園として、採算という点におきましてはうんと今後国庫補助をふや...全文を見る
○近江分科員 終わります。
03月07日第91回国会 衆議院 商工委員会 第6号
議事録を見る
○近江委員 最後の非常に限られた時間でございますから簡潔にお願いをしたいと思います。  一つは、日本工業標準調査会におきましていろいろと工業標準の制定、改正等の審議を行うわけでございますが、特に商品に対するJISにつきましては、消費者が非常に信頼し選択するマークであるわけでござ...全文を見る
○近江委員 十分ひとつその点をお願いしたいと思います。  それから、各党の皆さんとも話し合いをしまして附帯決議をつける予定になっておるわけでございますが、今回の法改正によりまして見直し期限というものにつきまして三年から五年ということになるわけでございます。したがいまして、いわゆ...全文を見る
○近江委員 国際規格会議等への積極的な対応をすべきであるということを私申し上げたいわけでございますが、貿易立国でございますわが国としましては、国益は前提としながらもあらゆる方面で国際化を図っていかなきゃならぬ、このように考えるわけでございます。従来はISO及びIECにおきまして、...全文を見る
○近江委員 本日は非常に限られた時間でございますので、最大の協力をして終わりたいと思います。
04月02日第91回国会 衆議院 商工委員会 第13号
議事録を見る
○近江委員 中川委員の残された時間があと十数分でございますので、何点かお聞きしたいと思います。  各委員からもいろいろ質問が出ておるわけでございますが、もう一度重ねてお聞きしておきたいと思います。  両事業団のいわゆる統合の積極的なメリット、これは一体何であるのか。また、統合...全文を見る
○近江委員 それで、先ほどちょっと申し上げましたが、業務内容につきまして今後見直しを徹底的にやりまして、この制度の改正をやっていかなければならぬと思うわけです。その辺の要点、どの辺に根っこを入れておるか、これについてお聞きしたいと思います。
○近江委員 この事業団の中でいろいろな事業をなさるわけですが、やはり高度化事業というのは大きな事業だと思っております。そして、いままでこの振興事業団ができる前の高度化事業というのは何かもたもたしておった。この振興事業団ができることによりましてかなり進んだということは私は言えると思...全文を見る
○近江委員 確かにそういう改善をなさっておることはわかるわけであります。しかし、何といいましても運用するのは人ですから、幾らいい制度をし、監査制度をし、監理室をつくり、そういうように改善を図ったとしても、人が運用するわけです。こういう点、やはり何といいましても、いつも私は言ってお...全文を見る
○近江委員 時間がもうありませんので、あと一点だけ聞いて終わります。  共済事業団の事業である倒産防止共済制度、これは昭和五十二年度に発足したわけですが、当初予想した、初年度十万件加入を見込んでおったわけですが、大幅に下回る一万六千四百十三件、このように加入者が当初見込みから非...全文を見る
○近江委員 終わります。
○近江委員 提案者を代表いたしまして、附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     中小企業事業団法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあたり、中小企業事業団を中小企業の振興、経営の安定等に一層貢献させるため、次の諸点について適...全文を見る
○近江議員 ただいま議題となりました下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  本法は、取引関係で弱い立場にある下請事業者の利益の保護を図るため、下請代金の支払いの期間及び支払い条件等について基準を定めておりますが、実際...全文を見る
04月18日第91回国会 衆議院 商工委員会 第17号
議事録を見る
○近江委員 まず私は初めに、問題になっておりますイランの問題についてお伺いしたいと思います。  きょうはこのイラン問題につきまして関係閣僚会議が朝開かれた、このように聞いておるわけでございますが、その閣議において当然和田大使も帰国しておるわけでございますし、そうした報告を踏まえ...全文を見る
○近江委員 いまアメリカがとろうとしておりますこの制裁措置、先行き考えますと軍事行動まで含んだそういうことをにおわしておるわけです。実際にこういうことが行われるということを考えたときに、わが国としてもかつて味わったことのないきわめて厳しい局面に立たされると思うのです。いまほど真剣...全文を見る
○近江委員 政府の姿勢としては、ECと歩調をそろえてこの人質解放の道を探りつつ共同歩調でやっていきたい、こういうことですね。そして二十一日の外相会議というものを非常に期待されておるわけですね。  ところが、御承知のように、きょうヨーロッパ議会がストラスブールで開かれておるわけで...全文を見る
○近江委員 当然議会とそれとは違うといいましても、やはりそういう決議をしたということについては、これは非常に大きな影響があると思うのですね。わが国として、このイランとの問題については、これは御承知のように一〇%ないし一三%の石油を仰いでおるわけでございますし、貿易関係においても、...全文を見る
○近江委員 自民党内すら首相経験者の三木さんであるとか福田さんがいるのだから、どんどん訪米してもらうとか、わが国の立場も説明する、そういうことをやるべきじゃないか、それだけの非常に深刻な場面であるということはわかりつつ、政府の対応というものは非常に生ぬるいということを閣僚みずから...全文を見る
○近江委員 だが、これはやはりぼくらとしては、あなた方はやっていると言うかもしらぬけれども、こういう日程を見たときに、それだけでも本当にこんなのでいいのかという気持ちを持つのはあたりまえでしょう。このままでどのように推移していくか、政府としてはいろんな形の予想も立てておられるだろ...全文を見る
○近江委員 それは微妙なこともわかりますが、何でもかんでも差し控えさせていただきたい、国民はみんな心配しているのですよ。われわれも国民を背景にして出てきているのですよ。最悪の場合、いわゆるアメリカの要請は断交も含むそういう協力もせよということを言ってきているわけですね。また、向こ...全文を見る
○近江委員 控えさせてもらいたいと言ったって、それは言えないこともあると思いますよ。ありますが、現実にこれでアメリカと同調してそのままいくとなった場合、だれしも国民皆思うわけですよ。そうすると現在の一〇%ないし一三%という石油は一体どうなるのだ、そうでしょう。何とかこの問題、事態...全文を見る
○近江委員 あなたは朝の答弁のときに何か備蓄を取り崩すのだ、そういうようなことを言っているじゃないですか。昼からの委員会ではそういうことも言えないのですか。
○近江委員 きょうは言わなかったですか。ぼくは出たり入ったりしておったから、そういうことを言っていませんか。
○近江委員 じゃエネルギー庁長官、こういう重大な危機にいま来ているのですよ。国民は皆不安を持っている。そうでしょう。最悪の場合どないするのですか、どういう手当てをあなたは長官として考えているのですか。
○近江委員 われわれもこれはマスコミを通じてしかいろんな情報が余りとれないわけですが、いまアメリカは何を要求してきているのですか、どういう項目を要求してきているのですか、ちょっと教えてもらいたい。
○近江委員 私もかつてイランに行ったことがありますが、向こうのいわゆる国民性あるいは国情等からいきますと、確かに人質問題というのは人道上許せることじゃないのですね。これはもうぼくらも同感なんです。ただ、その解決の場合、いわゆる力、北風でいくか太陽でいくか、これは非常にむずかしい問...全文を見る
○近江委員 そうしますと、EC外相会議の結論を待ちたい、こういうことですね。ECと同一歩調をとる。やはりECと日本の対イランとのそういう関係を考えますと、一番強い影響を受けるのは日本なんですね。そうした場合、たとえばその外相会議で決めたことをそのまま日本としては受けるのですか。日...全文を見る
○近江委員 それはひとつECの諸君にも日本の置かれた立場というものを本当に徹底してよく説明してもらいたいと思うのですよ。まだまだECなんというのは遠い国ですからね。ましてや日本は一国ですよ。これにつきまして後どういうようになさるかわかりませんけれども、その点はひとつ本当に真剣な努...全文を見る
○近江委員 先ほど外務省の方から貿易面におけるいわゆる規制といいますか、そういうことは言われておるという御答弁があったわけですが、それはどういう検討をしておるのですか、通産省としては。
○近江委員 それは慎重に取り扱うのはあたりまえでしょう、これだけの問題を。  マスコミの報道等を見ますと、貿管令の発動であるとか、それではどうも根拠が薄い、特別立法しなければいけないのじゃないかとか、そういうことも伝えられておるのですよ。そういうようなことをいまやっているのです...全文を見る
○近江委員 そうすると、これからもちろん外務省中心の政府全体の対応ということになるのですが、この解決のために具体的にこういう行動をとっていきたいということについては大体意見が一致できているのですか。ECとの協調ということは先ほど答弁ありましたが、そのほかに。
○近江委員 本当にむずかしい問題だと思います。しかし、国民がいま非常に心配しているのですね。  もう一度確認しておきますが、いま現在で備蓄は何日あるのですか。
○近江委員 こういう情勢が非常に緊迫してきておるということで、スポット買い等また非常に値段をつり上げて、それに日本の商社が食いついておるというようなこともちらほら言われておるのですが、これはまた別の角度で、いわゆる価格の高騰ということについて諸外国から強い批判を浴びることにもなる...全文を見る
○近江委員 指導方針はそれであって、現状はエネルギー庁としてはまだそういう動きはないという認識をしておるのですか、そういう動きがあるからきちっと指導しておるというのですか、どちらなんですか。
○近江委員 そういう点もやはり冷静に対処してやってもらいたいと思うのです。  それから、総理の日程につきまして、これだけの問題を抱えておるときでございますので、これについては外務省としてはよく詰めたのですか。アメリカは一日しか入っていない、これについてはどういう見解ですか。
○近江委員 せっかく総理が行かれるわけでございますが、こんなたった一日で重要な話が本当にできるのかという危惧を非常に持つわけです。確かに外交日程というのは変更とかそういうことはむずかしいと思いますが、国会でこういう話があったということについて総理の方によく伝えていただきたい、この...全文を見る
○近江委員 十月、十一月ごろには十万バレルにこぎつける。そうすると、第一次の積み出しはいつごろから始まるのですか。
○近江委員 これは総理も行かれるわけですし、外務省は当然総理を守って行くわけですが、メキシコ関係は将来ともに非常に大事な関係だと思いますし、さらに固めていただきたいと思います。  それから、アメリカを見たとき、アラスカ石油というものについては非常に日本とも近いわけですね。いまま...全文を見る
○近江委員 そういうことは話したらどうですか。ただこちらの方からむずかしいということではなくして、それだけの協調路線をとっていくならば、どうなんだろうかということについて政府は今後アメリカと一回話を煮詰める作業をしますか。
○近江委員 ただガードがかたいから、壁が厚いからということではなくして、そういう点についても、何も悪いことをするのじゃないんですから堂々とひとつ交渉してもらいたい。交渉しますか。
○近江委員 大いにやっていただきたいと思います。  それから中国の問題でございますが、最近内陸油田につきましても日中共同開発をやりたいと中国が要請してきておるということをちょっと聞いておるわけですが、そのことにつきまして御報告をいただきたいと思います。
○近江委員 私は一つ具体例を出したわけでございますが、今後そういう多角的な供給ということにつきまして、さらにひとつ力を入れていただきたい、強く要望いたしておきます。  それから、問題になっておりました日米自動車問題、日産が小型トラックの進出、トヨタが調査をやっておる、また本田は...全文を見る
○近江委員 この輸入拡大の問題、いろいろ伝えられておるところを見ますと、検査手続の簡素化、自動車部品の関税引き下げ、大型車の物品税引き下げ等について具体的な要求をしているようでございますが、これに対して政府としてはどう対処するのですか。
○近江委員 そのほか、日米間には電電公社の問題だとかたばこの問題だとか、いろいろありますね。これについては政府としてはどういう対応を考えておられるのですか。
○近江委員 きょうは限られた時間の中で、経企庁長官、公取委員長も来ていただいておりますので、お聞きしていきたいと思います。  景気の問題でありますが、米国、ECの場合を見てまいりますと、今後景気の後退というものが移ってくるわけですね。経企庁としてはわが国の今後の景気の見通しにつ...全文を見る
○近江委員 いま世界的に非常に高金利の時代に入っておるわけです。しかしまた、長官もインフレについては一番恐ろしいし、抑える、私はその姿勢はもう本当にそのとおりだと思います、努力していただきたいと思うのですが、現実はやはり卸売物価のそういう騰勢を見ましても、これが消費者物価にはね返...全文を見る
○近江委員 物価は、公共料金もこのように四月から引き上げになりますし、そういうことで、四月、五月、六月にかけて一〇%ぐらいくるんじゃないかという観測もあるわけですよ。この点、物価につきましても非常に心配しているわけですが、六・四という達成は本当にできるのですか。どういう根拠ででき...全文を見る
○近江委員 原油がこのように上がってきておるわけですが、石油関連製品ですね、これは便乗値上げというものがやはりあるわけですよ。ですから、これにつきましては所管大臣である通産大臣はよほど腹を決めてかからないと大変だと思うのですよ。経企庁長官がいま言いましたけれども、これまた非常に大...全文を見る
○近江委員 きょうは澄田さんも来ていただいておりますので、景気の見通し、また物価の動向につきまして、日銀としてはどういうようにごらんになっておられますか。
○近江委員 時間があればもう少しお聞きしたいのですけれども、公取委員長にお伺いしたいと思います。  私は、常に中小企業問題を取り上げてきておるわけですが、最近中小企業の問題につきまして、下請代金支払遅延等防止法という法律もあるわけですが、手形にしても非常に長期間になってきておる...全文を見る
○近江委員 時間がありましたらまたいろいろもっとお聞きしたかったのですけれども、余りありませんので、ひとつ十分目を光らせていただいて弱い中小企業を守っていただきたい、このようにお願いしておきます。  それから、きょうは大蔵省も来ていただいておりますので、最後にお聞きしておきます...全文を見る
○近江委員 時間がありませんから終わりますが、輸出ばかりドライブかけますとまた経済摩擦が起きるわけでありますし、いろいろその辺は総合的に、もう時間がありませんから終わりますけれども、そういう点はむずかしいわけですが、こういう不安もあるわけですから、摩擦を起こさずに、しかもどういう...全文を見る
04月23日第91回国会 衆議院 商工委員会 第18号
議事録を見る
○近江委員 非常に大きなイラン問題が起きております。大来外相がお帰りになったわけでございますが、通産大臣として、きょうはエネルギー閣僚会議にも出席されているわけで、外相の報告を受けられたわけですが、それに関して、イラン問題に対する対策を協議されたと思うのでございますが、まず、わが...全文を見る
○近江委員 もちろん対応策をとられるということはわかるわけですけれども、少なくともこの問題に対する閣僚会議をなさっているわけですね。基本的な姿勢、基本方針はどういうことなんですか。
○近江委員 大臣、ちょっとお願いしておきたいのですが、語尾が聞き取りにくいところがあるのです。むずかしい点があると思うのですけれどもゆっくりと、非常に大事な問題ですのでひとつ御注意をお願いしたいと思います。  この前の十八日の委員会で私が質問しましたときに、大臣はECと協調して...全文を見る
○近江委員 このEC九カ国の外相理事会におきましてコミュニケが採択されておるわけでございますが、これに対して通産大臣はどういう評価をなさっているか、まずそれをお伺いしたいと思います。
○近江委員 こういうEC諸国の方針に対して原則的に同一歩調をとられるわけですか。
○近江委員 あなたは全部いわゆる待ちの答弁ばかりしておるわけですけれども、総理はこういうふうに言っているんですね。わが国も多少の犠牲を払うことはやむを得ない、こういうふうに述べておられるんですよ。これは石油の供給停止も覚悟の上ということじゃないかと思うのですね。これについては通産...全文を見る
○近江委員 価格の問題ということで、わが国としてはいわゆる純粋な経済問題だということで統一見解を出しておられるようですけれども、アメリカあたりの報道を見ておりますと、非常に勇気ある行動だというように非常に高く評価をしておる。イランだって単なる経済的な問題だけじゃない、制裁の一環と...全文を見る
○近江委員 経過は以上のとおりでございます——いまはとまっておるということでございますね。今後こういうイランの対日供給というものは、少なくとも五十二万バレル、これが長期化していくとどういう影響が出てくるか、これはかなり影響が出ますよ。一カ月二カ月ということになってきますと、当然今...全文を見る
○近江委員 その価格交渉という点で、日本は純経済的な問題で価格の交渉をやっておる。ところが先ほど申し上げましたようにアメリカを初め、いわゆるECもそうだと思うのですが、日本のそういう行動については勇気ある行動だと評価しておる。アメリカではテレビでばんばん報道をしておる。イランだっ...全文を見る
○近江委員 内外にそのように声明するということを言っていますけれども、現実にいろいろなマスコミ機関で報道されておるのは、アメリカあたりはそうではない。非常に勇気ある行動である、いわゆる制裁の一環のようなとり方をしているわけです。そういうことで、あなたがおっしゃった非常に粘り強い交...全文を見る
○近江委員 質問者に陳情するわけですからね。いずれにしましてもエネルギーを預かっておる通産省でありエネルギー庁でありますから。国民が非常に不安に思っているわけですから。ところが、備蓄があるから二百日とまっても大丈夫だとか、国会では私たちがこのように質問しておったってあなた方は一言...全文を見る
○近江委員 いずれにしましてもアメリカとわが国のそういう情勢というものは、資源のないわが国ですから、何回も申し上げておりますようにアメリカの関係も大事である、しかしそうした石油産出国、特にイラン等の関係もきわめて大事な問題です。ですから、ただ単にアメリカの言うままについていけばい...全文を見る
○近江委員 本法によりまして、従来の暫定見通しにかえまして供給目標を通産大臣が策定して閣議決定することになるわけでありますが、閣議決定ということになってきますと、従来の単なるそういう努力目標ということではなくなって、実現すべき課題ということになってくるわけでありますが、そういう点...全文を見る
○近江委員 暫定見通しがベースであり下敷きであるということは理解できますけれども、そうなってきますと、事実上からいきますとかなりの下方修正になるわけでしょう。それはもう細かい数値を見なくてもそれは言えると思うのです。いかがですか。
○近江委員 若干の修正というのはどういう点ですか。何でしたら私が一つ一つの項目をいきましょうか。あなたの方が答えるのが早ければもうあとは時間の関係で省きますから。どういうところを修正するのですか。
○近江委員 原発についてはそのように変わってくるだろう、こうおっしゃっておる。あと各項目をいきますと、海外石炭も相当変わってくるわけですね。六十五年度五千三百万トンの需給の内訳を見ていきますと大きな問題点があります。石炭火力の建設計画、脱硝技術の開発見通し、コールセンター、大型専...全文を見る
○近江委員 ですから、そういう数値というものにつきましては、本当にあらゆる精密なそういう中できちっと出していかないと、見直し作業というものをきちっとやっていかないと国民が混乱するわけですよ。努力目標ばかり掲げて実際は本当にできていない。原子力というものは私たちはもっとシビアに安全...全文を見る
○近江委員 慎重にやるのはあたりまえですよ。大体こういう法案を出してきているのですから、いま私が言ったように、大体どのくらいの工場の規模であるとか想定される数であるとか、そういうものくらいは大体わかっているのでしょう。それを聞いているのですよ。物事は、どんな法律でも運用するのは慎...全文を見る
○近江委員 そういう地域の選定であるとか、そういうこともやはりこういう質疑の中で明らかになってくるわけですよ。だからそういう中身を言いなさいということを言っているのですよ。これはまた次にいきたいと思いますが、そういうように答弁というのは、こちらの聞いていることに対して中身のある答...全文を見る
○近江委員 では、もう経団連におんぶに抱っこで、頼みますよとぽんと渡すわけですか。政府としては大体こう思うという腹案はないのですか。いかがですか。
○近江委員 この新機構の定員は三百二十七名ということを聞いておるわけです。代替エネルギーの開発ということになってきますと、今後そのテーマは非常に多岐になってくると思うのですが、その場合、定員の枠の問題ですけれども、これはどんどんふやしていかれるというような構想があるのですか。定員...全文を見る
○近江委員 新エネルギーの開発というものは非常にリスクを伴うわけでございまして、効率的な開発をやっていく場合においては国際協力というのは非常に重要な問題になろうかと思うのです。それで、この機構の業務範囲にはこの点の規定がないわけですけれども、これについてはどういうように考えており...全文を見る
○近江委員 この財源につきまして、電源開発促進税の税率を上げるということについてはわれわれは反対であります。少なくとも代替エネルギーの開発という問題は、これは国の非常に大きな柱だと思うのです。これは一般財源から堂々と投入すべきだと思う。また、上げなくても現在ある税制の中でも、たと...全文を見る
○近江委員 代替エネルギー法案はいよいよ終局に近づいておるわけでございますが、何といいましてもこれは本当に長期間かかると思います。そういう意味におきまして石油の問題というものはわが国の最も重要な問題だと私は思います。そういう中でいまイランとの問題が出ておるわけでございますが、本日...全文を見る
○近江委員 EC外相理事会におきますコミュニケが発表されておるわけでございますが、この点につきまして総理としてはどのように評価されておられるか、まずお伺いしたいと思います。
○近江委員 EC諸国の方針に対して、いま総理は原則的に同一歩調をとるということをおっしゃったわけでございます。そうしますと、EC諸国におきましては二段階制裁というものを決めているわけですね。これにつきまして、わが国としては共同歩調をとるということをおっしゃっているわけですから、こ...全文を見る
○近江委員 この第一次案を見ますと、一、在テヘラン各国大使館員、各国駐在イラン外交官の相互削減、二、イラン国民の実質的入国制限、三、対イラン兵器禁輸、四、対イラン新規輸出、役務提供契約不締結等を遅滞なく実施し、五月十七日まで、いま総理がおっしゃったわけですが、それで人質解放を図っ...全文を見る
○近江委員 いまイランとわが国の間におきまして、価格の問題で現実にイランは船積みを停止しているわけですね。御承知のとおりでございます。日本政府としては、統一見解として純粋な経済問題であるということを声明なさっておられるわけでございます。ところが、イランの方では外圧として受け取って...全文を見る
○近江委員 わが国の立場はそうでありましても、いま申し上げたようにアメリカの受け取る受け取り方、イランの受け取り方、これは皆違うわけですね。そしてまたEC諸国と同一歩調をとると、第一次制裁に入るわけですね。そうなってきました場合、イランの対日供給の禁止ということもこれはあり得るわ...全文を見る
○近江委員 私もかつてイランへ行ったことがありますが、イランの国民性なりいろいろなことから判断しますと、力と力の対決といいますか、そういうことでいきますと問題の解決というのはきわめてむずかしい。日本はかつてない非常に困難な問題にいま直面しておる。わが国は本当に大変な問題に直面した...全文を見る
○近江委員 総理も御承知のように、アメリカはいざとなればすべての面で自給自足のできる国です。わが国は資源のない国です。また、わが国とEC諸国の間におきましても事情は違うわけです。特にわが国の置かれた立場というものは本当にどこの国よりも厳しい状態にあると私は思うのです。それだけに特...全文を見る
○近江委員 総理から強く要請するということをおっしゃったわけでございますが、重ねて私からも要望いたしておきます。  それで、総理は、この外交日程からいかれて、たとえ短い期間であっても十分実りあるものにできるという自信のほどを示されたわけでございますが、いまその頂上会談に臨むため...全文を見る
○近江委員 いまの段階ということをおっしゃるのは、出発までにそういう首脳会談なり何なりをやる意思はない、こういうことでございますか。
○近江委員 かつてない私は重大な時期に直面しておると思いますので、総理の御判断を強く要請しておきたいと思います。  それから、カーター大統領にお会いになるときに、当然このイラン問題、これは最大の焦点だと思いますが、その他オリンピック問題を初め種々の問題があろうかと思いますが、ど...全文を見る
○近江委員 アメリカと日本との間に横たわる、いま二、三の問題ということをおっしゃったわけですが、日米貿易摩擦の問題だとかいろんな問題もあろうかと思うのですが、どういう問題ですか。
○近江委員 石油エネルギーの問題、これは国の死活にかかわる問題だと思うのです。そういう点におきまして今後、代替エネルギー等もこの法案が成立し、今後推進もできると思いますけれども、しばらく、まあ長期間になろうかと思いますが、やはりこの石油の問題は一番大きな問題です。  そういう点...全文を見る
○近江委員 その点は総理のおっしゃるとおりだと思います。両国間の関係の緊密というものについては、特に今後力を入れていただきたいと思います。  それから、供給先の多角化ということにつきまして、中国の、いままではどちらかといいますと海での開発ということになっておりましたが、内陸部の...全文を見る
○近江委員 イラン政府はソ連と経済協力に関する取り決めを行ったということも伝えられておるわけですが、これに対して政府はどういう情報を得られておりますか。
○近江委員 この問題については、総理も本当に真剣にやっていただいておると思います。しかし、ひしひしとそういう深刻な状態というものが迫ってくるように私は思うのです。国民も非常に不安といら立ちを持っていると思うのです。  そこで、わが国はイランから日量五十万バレル、一〇%の供給を受...全文を見る
○近江委員 時間がありませんから終わります。
○近江委員 提案者を代表いたしまして、附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあたり、一段と流動的な様相を深めている国際エネルギー情勢の...全文を見る
05月08日第91回国会 衆議院 商工委員会 第21号
議事録を見る
○近江委員 国会全体の問題がございまして、そういう関係で委員会がしばらく中断したわけでございますが、話し合いがつきましたので、質問を木内君に続いて続行いたしたい、このように思います。  まず初めにお伺いしたいことは、この火災共済組合の設立をいたしまして、それから推移の問題、現在...全文を見る
○近江委員 そうしますと、これは四十一都道府県ですから、まだ行われていない県があるわけです。これは私の調査では京都、石川、沖繩、栃木、徳島、鳥取ですが、これは間違いないかどうか、この行われておらない県に対してはどういう指導をされてきたかという問題なんですね。国の制度はこのように確...全文を見る
○近江委員 昭和三十二年にできているわけですね。もう二十三年でしょう。今後こういうようにしていきたいとおっしゃていますが、いままで二十三年あるわけですよ。その間に、こういう法律に基づくりっぱな制度ができておってこれができないということについては、この制度自体に欠陥があるとか、もち...全文を見る
○近江委員 各県に種々の事情があるということをいまおっしゃったわけですが、それでは具体的に京都、石川、沖繩、栃木、徳島、鳥取についてはどういう事情があるのですか。
○近江委員 特徴的な原因については大体お述べになったように思いますが、しかしまだ栃木であるとか徳島であるとか沖繩であるとかは答弁がないわけですね。今後指導しますと言ったって、こういう制度がありながらなぜ行われておらないのか、そういう原因をはっきりつかまなければ指導のしようもないで...全文を見る
○近江委員 それではそうしてください。  それから確認しておきますが、事業協同組合で火災共済だけをやっている組合が幾つあるのか、こういう組合に対してどういう指導をされてきたのか、これについてお聞きしたいと思います。
○近江委員 こういう五つの組合だけがやっておるのですけれども、それをいろいろ指導なさっておられて、どういう問題点が浮かび上がってきておるのですか。
○近江委員 問題というとあなた方はすぐに事故ということに短絡に結びつけるのですよ。私が言っておる問題というのは、事故も含めてですけれども、こういう経営上の問題であるとか、どういう点を苦しんでおるのか、苦しんでおるならば助けてやらなければいかぬわけですね。そういう点を私はお聞きして...全文を見る
○近江委員 これもあなた方の掌握不足ですね。少なくともこの法案が出ておるわけですから、やはりつぶさにこういう機会にあなた方は総点検をして問題をつかむのですよ。そういう所管官庁であるとか知事がやっております、それは間接じゃないですか。それを無責任というのですよ。その点は十分反省をし...全文を見る
○近江委員 やはりこういう制度を充実していくということにつきましては、今後中身の充実と同時にやはり加入の促進ということを図っていかなければいけないと思うのです。今回の改正によりまして確かにそれだけの要素はできるわけでございますから、これはあくまであなた方の試算ということであります...全文を見る
○近江委員 このてん補範囲といたしまして、火災、破裂、爆発、落雷等があるわけですけれども、そのほかのものにつきましてどういうものを考えておられるかという問題であります。「省令で定める偶然な事故」、そういうように書かれておるわけでございますが、地震であるとか中小企業者の自動車事故等...全文を見る
○近江委員 これにつきましてはひとつ十分検討していただきたい、これを特に申し上げておきます。検討していただけますか、長官。
○近江委員 火災共済金額の制限につきまして一人百五十万円ということになっておるわけでございますが、今後どういうように変わっていくのか、見通しについてお伺いしたいと思います。
○近江委員 実情というものをよく踏まえて金額の設定ということはお考えになる必要があろうかと思います。こういう点今後考えていくということでございますから、さらにひとつ実情を踏まえたそういう額を考えていただきたい。これは要望しておきます。  それから次に休眠組合の問題でございますが...全文を見る
○近江委員 数字を聞くたびに私も驚いているわけでございますが、これだけ多くの休眠組合が発生しました背景、理由というのは一体何ですか、また同時に、行政庁はこれまでどういうような指導をなさってこられたのですか、その点についてお伺いしたいと思います。
○近江委員 これだけの膨大な休眠組合が存在するわけでございますが、どういうような弊害が出ておるんですか。われわれも何点か聞いておりますが、いかがですか。
○近江委員 現行法におきましても業務改善命令を発動して違反者には解散命令をすることができるわけでございますが、これまで改善命令を発動したのは何件ぐらいあるのか、これはいかがですか。
○近江委員 これだけの休眠組合があり、こういう法律の規定がありながら三百六十四組合ということについては、いろいろとむずかしい点もあったと思いますが、非常に放置してきたという感がぬぐえないわけです。これについての反省はございますか、いかがですか。
○近江委員 いろいろと理由を聞けばまあ御苦労もわかるわけでございますが、いずれにしてもりっぱな中小企業庁をお持ちになり、そういう中央会もお持ちになりやっておられて現状がやはりこういうことですから、いままでのことは十分反省をされて今後の法律に基づいてりっぱな運営をやっていただきたい...全文を見る
○近江委員 十分にPR期間をとるためにやったと理由の一つに挙げておられるわけですが、十分のPRというのはどういうようにPRするのですか。あなた方のPRでまだ漏れて知りませんでしたというのがまた出ますよ。どういう徹底したPRをするのですか。
○近江委員 解散登記は行っておりますけれども、所管行政庁に解散の届け出のない組合が私の聞いている範囲では四千三百五十一組合あると言われておるわけですが、これはどういう扱いになるのですか。
○近江委員 変更登記等の登記手続を怠っておりながら活動しておる組合はどのくらいあるのですか。
○近江委員 これも十分な把握をしておらないということがいま明らかになったわけですが、いずれにしてもとにかく抜け穴だらけである、そういう実態をよく再認識をしていただきたいということを申し上げるわけです。  それから、一年以上事業を停止していると認める判断の基準は、一体これは何です...全文を見る
○近江委員 この改正案が成立した場合、休眠組合の今後のスケジュールというのはどういうふうになるのですか。
○近江委員 本当に本法の改正によりまして、今後につきましては休眠組合をなくすことができるのですか。どういう自信をお持ちなのですか。     〔委員長退席、渡部(恒)委員長代理着席〕
○近江委員 あと、役員選出につきましてお伺いしたいと思います。従来のいわゆる選挙制では組合運営というものは円滑にいかないということを以前に聞いたことがあるわけですが、その理由は何ですか。現状等につきましてお伺いしたいと思います。
○近江委員 選挙制と選任制のメリット・デメリット、これについてはどのようにお考えですか。     〔渡部(恒)委員長代理退席、堀内委員長代     理着席〕
○近江委員 この指名推選制というのは残されるわけですね。どうですか。
○近江委員 役員選出の方法がこのように変わるわけですね。私たちが一番心配するのは、本当に民主的な運営ができるかどうか、こういう問題なんです。政府はひとつその点については十分配慮をして、加入者にとってそれが不幸になるというようなことにならないように指導を徹底していただきたい。これは...全文を見る
○近江委員 終わります。
05月16日第91回国会 衆議院 本会議 第25号
議事録を見る
○近江巳記夫君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま提案されました大平内閣不信任決議案に対し、賛成の討論を行うものであります。(拍手)  不信任案に賛成する理由の第一は、わが国が直面する経済的難局と、国民生活に対する無為無策のみならず、その失政を反省することなく、国民大衆...全文を見る