近江巳記夫

おおみみきお



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近江巳記夫の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第104回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○近江委員 きょうは一時間五十分の時間をいただいておるわけでございまして、いろいろな問題点をお聞きしたいと思っておりますが、まず初めに国鉄問題についてお伺いしたいと思います。  御承知のように、国鉄問題につきましては非常に多くの重要な問題があるわけでございます。長期債務の問題、...全文を見る
○近江委員 総務庁長官も、大体私が推定で山さしていただきましたものを、ほぼ妥当という感じで受け取っていただいておるようでございます。  国鉄の方も大体こういう感じでよろしいですか、総裁。
○近江委員 総理もこの表を見ていただきましてお感じのように、非常に地域によって偏在しておるわけですね。特に北海道につきましては約一方、九州については約四千名、こういう人たちが、恐らく北海道なり九州もそれぞれ努力していただいていると思いますけれども、やはりなかなか今日の状況で厳しい...全文を見る
○近江委員 きょうは各大臣御出席でございますが、皆さんの省で、これは全部お聞きしますと大分これだけで時間がかかるものですから、自信のある方は、これだけ自分でやっておるという方はちょっと答弁してください、どのくらいやっているかということ。
○近江委員 あと何名かの大臣、答弁いただけるんじゃないかと思いますが、ちょっと時間の関係で代表の方に御報告いただいたわけでございます。  いずれにいたしましても、これは六十二年四月から新体制で発足、もう既にこの雇用の問題は、六十一年度も全力を挙げてもらわなければいけない、こうい...全文を見る
○近江委員 国鉄当局も大体私と似た数値の感触の御答弁があったわけでございますが、そうしますと、これははるばるふるさとを離れて北海道、九州の人がまた本州へ移動するということも起きるわけでございます。  私、これで非常にショックでありましたのは、国鉄の九州総局長が辞任された。これは...全文を見る
○近江委員 私もこれはマスコミで伝えられておることしか知らないわけですが、これは宗教上のことが一番大きいわけですけれども、結局、長男が都内の私立高校に入学したばかりで、転校を非常に努力したけれども全然だめだ、こういうことで家族と一緒にという道を選ばれたわけでございます。  全国...全文を見る
○近江委員 文部大臣、聞いてくれましたか。今、私、いわゆる国鉄の離職者で離れる方々が、教育問題、住居を含めて賃金の問題も、これはまた国鉄のそういう職員だけではなくして、最近単身赴任が非常にふえてきておるわけなんです。それに対して転校がほとんどできないというのが現状でございます。こ...全文を見る
○近江委員 ぜひ通達が本当に実行できるようにフォローをよくやっていただきたい、このように思うわけです。  それから次に、旧国鉄に属して転職先を選んでいる間、これは政府は三年と見ているわけですが、この方たちの給与の問題ですが、余剰人員対策費、監理委員会では大体九千億ということを見...全文を見る
○近江委員 そうすると、調整中ということは、職員の生活確保の最低基準といいますか、それは六割とかそういうようなことではなくして、十分成り立つものを目指しての調整なんですか、それはどうなんですか。
○近江委員 それからまた、国鉄の関連会社に行く人が二万一千人ぐらいと言われているのですが、給与ベースが非常に落ちるだろう、こういうように言われておるわけです。国鉄関連事業というのは、平均賃金が年額でボーナスも全部入れると三百万円、そうしますと約百万ぐらいダウンするのですね。そうし...全文を見る
○近江委員 私が特に申し上げたいのは、いわゆる政府として、公務員あるいは地方公務員、民間、それぞれ精力的に今転職先をやっていただいているわけですが、今いろいろと指摘いたしましたこういう問題の対策といいますか、そういうことを含めた本当に温かい、常にそこでフォローしていく、そういうも...全文を見る
○近江委員 それから、今これだけの余剰人員の方の行き先を探すということで力を入れていただいているわけですが、非常に優秀な国鉄職員であるという意識を持ってもらいたいのですよ。ただ職だけを世話すればいいんだというのじゃなくして、例えば日本の国鉄技術というのは世界最高なんです。ですから...全文を見る
○近江委員 そういうように総合的な、生活、家族というものを本当に踏まえたそういう温かいフォローをしながら今後の問題に対処していただく、そういうことを強く要望いたしておきます。  それから、用地の払い下げにつきましては本委員会でも指摘されたわけでございますが、私からもこの点は特に...全文を見る
○近江委員 今そういうお話があったわけでございますが、これは五兆八千億、実際はもっと十兆だとかいろいろなことが言われておるわけでございますが、そういう別途機関をつくって公平にするという答弁がありましたものですから、その機関もただ形だけではなくして本当に国民の信頼に足るそういう機関...全文を見る
○近江委員 この結果によりましては、フィリピンの政情が非常に動揺を深めるのじゃないか、こういう心配もいろいろ行われておるわけでございます。また周辺の東南アジア諸国に対する影響等も無視できないんじゃないかと思うのです。今後の推移でございますが、影響について非常に我々も心配しているの...全文を見る
○近江委員 昨年、米ソ首脳会談が行われました。核の廃絶、軍縮、こういう方向に、今まで断絶状況であったのが一応話し合いに入ったということで、非常にこれは一つの明るいニュースでございまして、非常に皆今後の成り行きについて期待をするわけでございます。ことしはまたサミットも行われますし、...全文を見る
○近江委員 先般、ワインバーガー国防長官が議会に提出をいたしました八七年度の国防報告についてお伺いしたいと思います。  これを見ますと、基本的な認識としまして、米国がソ連の脅威に対抗するため、引き続き軍備増強、国防支出の増額が必要である、このようにいたしまして、国防費の突出、対...全文を見る
○近江委員 こういう特に対ソ認識、これはサミットでも、やはり国防報告のそうした認識というものがベースになるんじゃないかと思うのですけれども、これについてはサミットに臨まれる総理としてどのようにお考えでございますか。
○近江委員 今回のこの国防報告の特徴として、SDIを抑止力の柱に据えることを明確にしておるわけでございますが、予算面におきましても、四十八億ドルを投入する、このように述べております。このSDIの問題は、米ソ間の核軍縮交渉の最大の懸案の問題でありまして、日本にもかねて参加の要請が米...全文を見る
○近江委員 もう一度安倍大臣にお伺いしたいと思いますが、十二月六日にイギリスが十八の分野で協力を行う、こういう覚書を調印したわけであります。西ドイツも研究に参加する、そういう方針を明確にしたということが伝えられておるわけですが、大臣は先般ヨーロッパ諸国を訪問されまして、その間のS...全文を見る
○近江委員 このSDIの問題につきまして、総理が三月ごろに訪米されるとかしないとかということも取りざたされておるわけですが、もし行かれたとした場合、その参加について要請を受けるのではないか、あるいはまた五月のサミットに総理がそういうことを表明されるんじゃないかというようなことが今...全文を見る
○近江委員 今、外務大臣からも御報告がございましたように、民間企業が参加をする。米国のパール国防次官補が去る十二月十日の米下院外交委員会の公聴会におきまして、SDIの研究参加を希望する外国企業は、政府間の機密保護に関する取り決めを遵守する必要がある、このように述べておるわけですね...全文を見る
○近江委員 このSDIの問題につきましては、米ソ間も最大の問題としてとらえておるわけでございますし、我が国としましても、そういう点につきましては、しばしばこの委員会におきましても問題点を指摘しておるわけでございまして、これはひとつ特に慎重にやっていただきたいと思いますし、特に日ソ...全文を見る
○近江委員 そうしますと、口頭了解につきましては、ソ連側も現在これを認めているかどうか、これが第一点です。この口頭了解というものは、国際法的ないわゆる根拠というか拘束力というものを持つものかどうか、この二点についてお伺いしたいと思います。
○近江委員 一九五六年のこれは無効にできない、これはそのとおりだと思います。私が言っておるのは、口頭了解というものにつきまして、いわゆる国際法的な根拠とか拘束力を持っておるかどうかということを聞いておるわけです。答弁してください。
○近江委員 先ほど御答弁ありましたように、この口頭了解は、明確に四島である、しかもまだ、一般論として国際法的にも拘束力を持つものである、ただし、ソ連の出方は非常に厳しいものがある、こういう御報告があったわけでございます。もう一遍確認しておきますが、四島ですね、口頭了解のときは。も...全文を見る
○近江委員 いろいろお話聞きましても、この北方領土の問題は非常に厳しいということを感じるわけでございますが、いずれにいたしましても、この問題は国民の理解と支持を得て粘り強く展開しなければならない重要な問題であろうかと思います。そのために、政府もできるだけ情報を国民に提供していただ...全文を見る
○近江委員 領土問題につきましては、総理も非常に強い決意を持って今日臨んでいらっしゃるわけでございますが、この領土問題で何らかの進展がなければ、もう訪ソしても仕方がないではないかと言われているわけですけれども、その点、総理はどのようにお考えですか。
○近江委員 ことし外相は訪ソされるかどうか、この予定が第一点。それから、北方の墓参の実現の見通しについて、どういうように考えておられるか。これが二点です。それから第三点目に、年内にゴルバチョフ書記長の訪日要請を行うかどうか。これが三点です。  以上、三つの点につきまして御答弁を...全文を見る
○近江委員 次に、経済問題についてお伺いしたいと思います。  まず、経済の見通しなり状況でございますが、一昨年の中小企業を中心とした企業の倒産は二万件、負債総額は三兆円、昨年は一万八千八百件、そして四兆三千億ですか、非常に大きな記録を示したわけでございます。昨年秋からの円高等に...全文を見る
○近江委員 政府は四%必ずできる、こういう御答弁でございますが、非常にその点、我々は不安を持つわけでございます。特に貿易摩擦等、これはアメリカ、またEC等を中心にしまして、特にアメリカは御承知のように中間選挙もございますし、今非常に火の手が上がってきております。  この五月、サ...全文を見る
○近江委員 国には金がない、民間には金がある、これをどのように活用していくか。私たちも、苦しい現場のそういう業者の人からもいろいろ話を聞きますけれども、これは政府の政策によってこれだけの非常に急激な円高に持っていかれるわけです。我々は犠牲者である、そういう非常に強い怒りの声が聞か...全文を見る
○近江委員 この円高、為替の問題でございますが、メリットもあればデメリットもある。しかし、メリット自体がまだまだ還元されていないのですね。これはひとつ物価の問題としまして、製品輸入等をやはり実際に強力に展開してもらわなければいけないと思うのです。この点につきまして、ひとつ担当大臣...全文を見る
○近江委員 その陰にあります特に地場産業等につきまして、政府としては、特に商工委員会に今回新法をお出しになる、こういうことで、我々も即それが実行できるように、委員会でも早急な取り組みをしなければならぬ、このように思っておるわけでございます。その他金融の問題とかいろいろ手を打ってい...全文を見る
○近江委員 大蔵大臣を経験した渡辺さんとして、同情しながら結局大蔵大臣を振ったというのが今の答弁だと思うのですけれども、ひとつ今後いろんな形で、予算案はもうこうなってしまっておるわけですから、我々できれば何とか修正でもしてもっとつけてもらいたい、こう思うわけでございますが、まあ、...全文を見る
○近江委員 もう時間が余りありませんので、この円高あるいは原油の値下がりによりまして非常に大きな差益分、あるいは原油の下落分に対しまして膨大な額が上がってきております。  これはいろんな計算方式があると思うのですけれども、私自身が算定した数値でございますが、仮に四十円の円高、一...全文を見る
○近江委員 もうそろそろ時間でございますので終わりたいと思いますが、いわゆる国民が納得する案というものを、国民の中からもいろいろな知恵、案も出るでありましょうし、しかし何といいましても、やはりそれをまとめておるのは政府でございますし、しっかりとそうした点、いい案を出していただいて...全文を見る
02月14日第104回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○近江委員 まず、広岡先生にお伺いしたいと思います。  この国鉄改革につきましては民営化ということをおっしゃっているわけですね。国会の論議も大体民営化という方向に来ておるように思うわけでございますが、そこで、先生は分権ということをおっしゃっていますね。まさにこれは経営形態という...全文を見る
○近江委員 それから、国鉄の貨物線の問題でございますが、これは、監理委員会は分離するということになっているのですけれども、貨物につきまして先生はどのようにお考えでございますか。
○近江委員 中田さんにお伺いしますが、総理は、民活元年ということで、民間活力の導入ということに非常に積極的であるわけなんです。今、御承知のように政府は金がない。民間にはある。したがって、ここにどういう知恵を出して本来のそういう民間の皆さんの力を発揮してもらうか、まだまだ政府の知恵...全文を見る
○近江委員 時間ももう来ておるようでございます。そういうことで、楠山先生にいろいろお聞きしたかったのですけれども、時間がありませんので一点だけ。  いじめの問題でさっき予算面からいろいろ施策についてのお考えをお聞きしたわけなんですけれども、いじめにつきましてはいろいろな社会全体...全文を見る
○近江委員 終わります。
02月21日第104回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○近江委員 まず初めに、外交問題からお伺いしたいと思います。  まず第一点でございますが、御承知のようにイラン民間航空機がイラク軍に撃墜された、こういう報道がされておるわけでございますが、これを政府として承知されておるかどうかということが一点。  それから、まとめてお聞きしま...全文を見る
○近江委員 民間航空機ということであれば、これはゆゆしき問題でございますし、今後政府としても二度とこういう民間航空機の安全が脅かされることのないように努力していただきたいと思いますし、また、両国のこの終結に向けて一層外交努力を展開していただきたい、このように思います。強く要望いた...全文を見る
○近江委員 米国のシュナイダー国務次官が、西ドイツも三月中旬にも正式に調印するであろう、また日本、イタリア、イスラエルもこの夏ごろまでに参加を決定することになるだろう、こういうように述べておることは御承知のとおりであります。そこで、何か早期態度の決定という、そういう状況がもう生ま...全文を見る
○近江委員 この問題に関しまして、安倍大臣は総理とじっくりと話し合われましたですか。
○近江委員 もう一度お聞きしますが、従来の考えというのは、研究に理解であり、慎重に検討しております、急いで結論を出す必要はないという、この考えに変化はないと理解してよろしゅうございますか。
○近江委員 政府としてはこれまで二回にわたる調査団を派遣しまして、伝えられるところ、四月ごろ研究参加に関心のある民間企業を含めて第三次の官民合同の調査団の派遣を決めたというようなことが言われておるわけでございますが、そういう事実はあるのですか、計画はあるのですか。
○近江委員 研究を進めておるということは、その方向で動いておるということなんですね。それで、今回で三回目のそういう調査団の派遣、そういう研究を今進めておるということでございまして、こういうことから考えますと、意思を表明するタイミングを何か見計らっているような段階のように思うのです...全文を見る
○近江委員 日本が参加を見合わせるという余地を残しておるかどうか。
○近江委員 もしも日本が参加するというようなことになった場合は、民間の参加ということも言われておるわけでございますが、この点については外相はどのように思われますか。
○近江委員 このSDIの参加問題につきましては、非常に多くの疑問であるとか不安が残されておるわけでございます。そういう点で、これまでの経緯からかんがみましても、いわゆる国会の了解をなくして参加に踏み切ることはしないということを約束していただきたいと思うのです。これにつきまして、大...全文を見る
○近江委員 大臣の御答弁を聞いておりますと、確かに仕組みとしてはそのとおりでございますが、要するに政府が責任を持って決定をする、その前に少なくとも国会のそういう了解を得るべきである、極めて重要な問題であるということを申し上げたいと思います。もう一度お伺いしたいと思います。
○近江委員 極めて重要な問題でございますので、あくまでも我々国会のそういう了解を得る、こういうことを前提としていただきたいということを重ねて強く要望いたします。  次に、日ソ問題でございますが、この二月十三日、ソ連外務省のスーヒン新聞部次長はモスクワでの記者会見におきまして、さ...全文を見る
○近江委員 両国の外相が合意した、にもかかわらずこういう発言が行われておるのですね。そうしますと、こういうことを放置しておいていいんですか。これは我が国にとって非常に不利益なことだと思うのです。そういう点から、こういう発言に対して我が国として何らかの外交措置をとるべきだと私は思う...全文を見る
○近江委員 もう一つは、在日ソ連大使館のアブドラザコフ参事官が去る二月十八日の記者会見におきまして、ソ連側として一九五六年の日ソ共同宣言が、六〇年の日米安保条約改定を経て変質し、効力を持たなくなったとするソ連側の認識は今日も一切変わっていないと言明したということが伝えられておるわ...全文を見る
○近江委員 外務大臣の今お話ありましたように、この日ソ共同宣言は厳然として効力はある、明確な御答弁でございます。  ところが、先ほどから私が挙げておりますように、スーヒン氏あるいはアブドラザコフ参事官等の発言というものは、これは全然外相の答弁とは違うわけですね。そういうことでこ...全文を見る
○近江委員 じゃ、もう一度お聞きしますが、この日ソ共同宣言の効力を認めないということになれば、これは条約の不履行ということでしょう。なりますね、認めないとすればですよ。両氏のこの発言は認めてないのですから。だから、外務省首脳は一応そのように抗議したと言っていますが、こういうような...全文を見る
○近江委員 ソ連側のこういう発言というものは非常に国民の対ソ不信を招くと私は思うのですね。一連のソ連のこういう対立姿勢あるいは日ソ漁業交渉でもそういう厳しい姿勢というものを見ますと、ソ連側は日ソ関係の前進、改善に本格的に取り組もうという熱意がないのじゃないかと思わざるを得ないわけ...全文を見る
○近江委員 外相の領土問題に対する熱意というものは非常に感じました。今後一層努力をしていたたいて、こういうような発言ということにつきましては厳重に抗議もして、日本政府のそういう立場というもの、また国民の立場というものを鮮明にやっていただきたい、このように思います。重ねてもう一度お...全文を見る
○近江委員 日本も国連参加をいたしまして三十年を迎えるわけでございます。まことに記念すべき年を迎えたわけでございますが、日本も国連中心主義で来ておるわけでございますが、私は、国連において非常に残念なことがある。それは何かといいますと、第一点は、国連憲章百七条におきまして、いわゆる...全文を見る
○近江委員 外務大臣はそれだけ強い認識をお持ちなんでございます。ところが、この問題につきまして、昨年の国連演説におきましては総理も外相もお触れになっていない。そういう点、それだけ強いお気持ちをお持ちであるならば、三十年というこの佳節でございますから、当然強くアピールすべき問題だっ...全文を見る
○近江委員 今後強く働きかけて、実現できるように努力していただきたいと思います。  今日までの三十年間の我が国のそうした努力というものは当然非常に評価されているわけでございますし、そういう点からいきますと、国連の常任理事国になってもおかしくはないわけです。これは何も遠慮せずそう...全文を見る
○近江委員 最近、ユネスコにおきます米英の脱退という出来事がございまして、国連のあり方というものが問われておるわけでございます。米国におきましては、各国の分担率に見合う投票権、いわゆる加重投票権を認めるかあるいは行財政改革で成果を上げない限り、米国八七年会計年度以降二五%の国連分...全文を見る
○近江委員 PKO、国連の平和維持活動、これに対する自衛隊の参加問題です。それからまた、国際災害救援隊構想が実現の運びとなっておるわけでございますが、これに対して自衛隊をどうするかというようなことがいろいろ問題になっておるわけですが、外相としてはどのようにお考えでございますか。
○近江委員 官房長官等の時間もございますし、多少質問が出入りしまして恐縮でございますが、論議を進めたいと思います。  御承知のようにこういうすごい円高でございまして、中小企業は特に壊滅的な打撃を受けてきておるわけでございます。また片や対外的には、アメリカ、ECを初めとした貿易摩...全文を見る
○近江委員 今回のサミットで議題とされるテーマはいろいろ検討されておると思うのですけれども、これにつきましては安倍大臣それから官房長官、サミットの議題、特に今頭に置いていらっしゃる点につきましてお聞きしたいと思います。
○近江委員 先ほども申し上げましたように、このまま推移すれば我が国としては非常に苦しい立場に立たされる。ただ苦しい立場に立たされるということだけじゃなくして、やはり日本の国際的な責任の上において今後そういう批判を浴びない努力をしなければならぬわけです。また片一方、中小企業、地場産...全文を見る
○近江委員 いろいろな経済問題がたくさんあるのですけれども、これは皆さんの時間もあるから要点をお聞きしたいと思うのですが、一つは金利の再引き下げ、公定歩合の再引き下げは私は絶対必要だと思います。これは時期的には情勢としてはこれだけ物価も安定しておるし、私はもう本当にタイミングとし...全文を見る
○近江委員 今、各大臣にお聞きすると言いましたけれども、並行して常任委員会も開かれていますし、大臣もできるだけ出してあげたいと思いますし協力したいと思います。まだ出ていいとは言いません。そのように協力したいと思いますので、全部お聞きしていますと時間が物すごくなりますので。大蔵大臣...全文を見る
○近江委員 それでは外務大臣と官房長官、お時間を言っていましたので、どうぞ。  そこで、政府が今そういうように各省庁に官房長官の方から指示をされて公共事業の前倒しであるとかいろんな検討に入っておられるわけでございますが、特に非常に影響を受けておるのは中小企業なんです。先般来お話...全文を見る
○近江委員 御意見ごもっともだと思われたわけでございまして、それは実行されますか。
○近江委員 それはぜひやっていただきたいと思います。  それから、この法案が成立したわけでございますが、五・五%などということは、それは政府としては配慮はしていますけれども、それでは要するに本当の救済になりませんよ。これはただでくれる金じゃないのです。五・五%という金利がついて...全文を見る
○近江委員 非常に時間がないものですから走っていきますが、円高また原油の値下がりで、私が計算した資料もあるのですけれども、原油を二十八ドルから約八ドル値下げして二十ドルとした場合、それから円相場について、現在百八十円ぐらいまで来ておるわけですが、百八十円、そう踏んだ場合、何と石油...全文を見る
○近江委員 それじゃ通産大臣、結構です、一応またやっておられますから。  じゃ江崎さん、簡単に。サミットを目前にしてやはり対外的な、今後急に輸入がふえるわけでもないし、なかなか、非常に難しいと思います。特に一番大きい問題は、やはり内需喚起だと思うのです。それにつきまして後藤田さ...全文を見る
○近江委員 どうも済みません。また今度、一遍機会を見て話していただきたいと思います。きょうはお約束している大臣も呼んでいますので……。  それでは次に、民活元年と政府はおっしゃっておりまして、明石架橋であるとか東京湾横断道路であるとか、大プロジェクトをなさっているわけでございま...全文を見る
○近江委員 そういう体制をしっかりしていただきたいと思います。また、建設大臣、今出られたわけでございますが、この湾岸道路の完成についても必ず間に合わせていただきたい。重ねて御要望しておきます。  次に、消費者をめぐる問題でございます。非常に時間がなくなりましたので、私の方からポ...全文を見る
○近江委員 よく両省、両大臣が連携をおとりになって、今大臣から御答弁があったのですから、どうかひとつそれを実践していただいて国民の健康を守っていただきたい、このように思います。  次に、特に公取委にお聞きしたいと思うのですが、いわゆる消費者が区別がつかないような表示が野放しにな...全文を見る
○近江委員 今私は二つの具体例を出しまして、改善をして消費者がよき選択ができるように努力をするという御答弁があったわけです。これは国民が見守っているわけですから、めり張りのきちっとついた、そういう行政指導というものをやっていただきたいということを特に公取委員長に申し上げておきます...全文を見る
○近江委員 それじゃ経企庁長官、取りまとめを早急にやっていただきまして、どうかひとつそうした被害が出ないように努力を一層していただくことを強く要望して、時間内できちっとこれで終わらせていただきたいと思います。
03月06日第104回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○近江分科員 戦後処理問題といたしまして、軍人軍属恩給未受給者の対策についてお伺いしたいと思います。  まず、官房長官にお伺いしたいと思います。我々の大先輩といたしまして、官房長官は大正生まれですね。軍に行かれたかどうか、また行かれたとしたら何年行かれたか、ちょっとお答えいただ...全文を見る
○近江分科員 それは内地ですか、外地ですか。
○近江分科員 そうしますと、外地といたしますと、官房長官は軍人恩給はあるわけですか。
○近江分科員 官房長官の場合は公務員、もと内務省におられてずっと通算になっているのですね。外地六年ですから戦時加算ということで、官房長官は当然継続ですけれども、民間へ転出されておったとした場合、これは軍人恩給が出ているわけですね。そうしますと、まず軍人恩給ですが、六十一年度予算で...全文を見る
○近江分科員 きょうは厚生省も来られておるわけですから、厚生年金等のジョイントについてはどのようにお考えなんですか。
○近江分科員 これは単に厚生省一省でできるものではないんですね。ですから官房長官、それは厳しい問題と政府は受けとめておられるわけですけれども、官民格差を何とかなくすということでぜひとも真剣にもう一遍検討していただきたいと思うのです。検討していただけるかどうか、御答弁をいただきたい...全文を見る
○近江分科員 大体戦後処理問題懇談会は官房長官の私的諮問機関なんですが、これで報告書を出されておるわけなんです。それだからということで政府はこうなんです、これはちょっと私はおかしいと思うのですね。ですから、この諮問機関から出ておることは出ておるとして、これは毎年真剣な国民の声とし...全文を見る
○近江分科員 いずれにしましても、同額ということでございましても、含めまして一億五千七百万、そうでしょう。(田中(宏樹)政府委員 (一億三千五百万です」と呼ぶ)一億三千五百万に二千百万でしょう。だからそういう金額ですね。  それでは、これで何を調査されるのかということですが、私...全文を見る
○近江分科員 だから、それがおかしいと言っているのです。  私は、昨年三月八日の予算委員会の分科会におきまして後藤田さんに来ていただいて、そのとき総務庁長官だったのですよね。内閣の大実力者としてお呼びしてやっておるのですよ。私は、こういう考え方というものが個人補償ということにつ...全文を見る
○近江分科員 この中身を詰めるということを言われても、例えばあなた方がいろいろ質問を設定しているのです。  一 関係者による平和を祈念する行事や集会等  二 関係者による海外への現地訪問、現地の人の招へい等  三 関係者による機関紙の発行、情報提供等  四 福祉施設、保養...全文を見る
○近江分科員 懇談会の結果を見まして、皆非常に衝撃を受けたわけなんですね。それは、個人補償につながるような文言が見えないじゃないか、これは全然意図しているのと違うということで皆怒ったわけですね。それで、私が昨年こうやって質問しまして、結論的に言うならば、これからの調査費というもの...全文を見る
○近江分科員 官房長官の私的諮問機関がこれを答申した、それが政府の決定イコールじゃないと思うのですね。昨年の質問におきましても私はそれを何回も言っているわけです。私的諮問機関はこういうような答申を出したけれども、こういう予算もおつけになったんだから、いろいろ調査していただくことは...全文を見る
○近江分科員 その温かい血が流れるような処遇といいますか対策といいますか、それを官房長官を中心に今後真剣に考えていただきたいと思うのです。個人補償あるいはまた個人処遇、そういういろんな言葉はあるんじゃないかと思いますが、そういう中で本当に琴線に触れるそういうものを、私的諮問機関の...全文を見る
○近江分科員 それじゃ、時間が参りましたので終わります。
03月06日第104回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○近江分科員 きょうは大蔵省の大臣初め最高幹部の皆さんいらっしゃるわけでございまして、この三十分という極めて短い質問を今から展開するわけでございます。  初めに私が申し上げたいことは、最近確かに財政が厳しいということはわかるわけでありますが、社会資本の整備というものが非常におく...全文を見る
○近江分科員 そうすると、総額は予算でどのぐらいになって、今後、六十五年度としますと五年間で大体どういう計画ですか。
○近江分科員 それをよくバックアップをして、国として総力を挙げていただきたいと思います。大蔵省にはまとめて後で強い決意をお伺いいたします。  次に、茨木市の問題についてお伺いします。  茨木市阪急京都線連続立体交差事業でございますが、阪急茨木市駅周辺の踏切は一カ所で、これは駅...全文を見る
○近江分科員 答弁は、抽象論は要りませんから、総額の事業が幾らで、現在進捗率がどうで、今年度、来年度以降はこうなる、ぴしっぴしっと答えてもらわないと、時間の関係があるのですから抽象論は要りません。もう一度。
○近江分科員 それじゃ、探している間に次の問題。建設省の人はすぐに資料を探しなさいよ。  次は、豊中市の阪急宝塚線。ここも大変事業がおくれております。当初計画は五十七年の起工式から六十一年度完成予定でありましたが、諸般の事情もあり、四年延長して六十五年の完成としておるわけです。...全文を見る
○近江分科員 そういうことは資料をきちっと持ってきてもらわなければ困るじゃないですか。  それではモノレール事業について。これは千里中央から南茨木間の開通の問題でございますが、これも当初から相当おくれておるわけでございますけれども、今後の見通しについて、また、全線開通についてど...全文を見る
○近江分科員 南茨木まで、これは六十四年度間違いなく開通するのですか。
○近江分科員 千里中央から大阪空港まで、これで一応モノレールの全線開業ということになるわけでございますが、大阪国際空港までに至る間におきまして、阪急宝塚線の蛍池周辺におきましては住民との間に公害問題等発生しておるわけでございます。これは要するに、当事者である関係省庁の努力がもう一...全文を見る
○近江分科員 要するにやりたいという気持ちが先行するだけで住民の理解と協力がなければ公共事業なんて進むわけないんですよ。それを聞いているんですよ。政府はどれだけの誠意を持って進めるかと言っているんです。大阪府が六十一年にやりたい、そんなことはわかっていますよ。だから問題は、政府は...全文を見る
○近江分科員 とにかく誠意を持って、この辺の公共事業を進める際におきましては、補償の問題であるとか公害の対策であるとか、そういうことを万全にきちっとしなければ公共事業の進捗はできないんです。それは政府が責任を持って今後はやる、これを強く要望いたしておきます。  それから次に大阪...全文を見る
○近江分科員 それでは、今後誠意を持って努力をする、それはあくまでも住民の理解と協力が得られるような、そういう具体的な展開をして初めて進むわけです。あなたが今答弁されたように、それを理解したとして、協力を得られたとして、今後の目標としてはどういう完成目標を目指していくんですか。
○近江分科員 六十五年度ぐらいをめどとしていくということになってくれば、まず基本姿勢、これが本当に住民の理解と協力が得られる、そういう誠意ある態度で進めていく中に前進するんじゃないかと思います。だからその基本的なスタンスを強く留意して今後当たっていただきたい、このように思います。...全文を見る
○近江分科員 そうすると、姓中は大体いつごろをめどにしているのですか。これは当初、六十一年度完成予定ですよ。今の見通してはこれはいつごろになるのですか。
○近江分科員 大体、当初計画を五十七年に起工式をやって六十一年度完成予定でやって、今間いておって現時点はめどもさっぱりわからないと。建設省はもっと本腰を入れなさい。大阪府が言ってくるなんて、窓口じゃないですか、それは。建設省、もっと力を入れてもらいたい。金の方は大蔵省がしっかりと...全文を見る
○近江分科員 では、大臣から今後積極的に展開する、そういう御答弁をいただきましたので、今後とも特に人口集中地域につきましては力を入れていただきますように強く要望いたしておきます。  なお、きょう来ていただきました建設省の方は、お帰りになって建設大臣にきょうの論議をしかと申し上げ...全文を見る
○近江分科員 それでは、時間以内でございますが、これで終わります。
03月07日第104回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○近江分科員 きょうは極めて限られた時間でございますので、何点かお伺いしたいと思います。まず初めに腎炎、ネフローゼ問題についてお伺いしたいと思います。  人工透析の問題でございますが、腎臓が悪くなりますと、人工透析があるからということで治療を安易に考えておられる医師があるのじゃ...全文を見る
○近江分科員 なかなか研究ということは苦労が伴うわけでございまして、その点はよくわかるわけですけれども、一層努力していただきたい、このように思うわけでございます。  それから、この福祉制度の問題で、人工透析を始めますといろいろな優遇措置があるわけですね。ところが、透析をしないで...全文を見る
○近江分科員 それはわかるんですけれども、さらにランクを上げてあげるとか――ハンディというものは非常に大変なんですね。透析を受けてないといったって自分の体力の限界に挑戦しながらやっているわけですから、三級、四級と言わずにもう一級上げるとか、そういうランクを上げてあげて、けなげに闘...全文を見る
○近江分科員 それからまたさらに入院治療費あるいはまた通院費の問題でございますが、十八歳未満に発病した人は二十歳まで入院治療費は公費負担であります。しかし通院費は公費負担ではありませんので、地方自治体でそれを負担しておる。例えば大阪府などは独自に負担しておるわけです。したがって、...全文を見る
○近江分科員 非常に難しい問題であると思いますが、今後はまた引き続いて十分よく検討していただきたい、このように思います。  それから次に、腎不全の早期発見のために一歳半と三歳児健診、またその後の指導について厚生省としてはどのように対応しておられるかということが一つです。  ま...全文を見る
○近江分科員 ではよく検討していただきたいと思います。  それから診断法につきまして、尿たんぱくや血液検査などでは腎臓の構造変化がわからないために、現在腎生検が行われておるわけです。この方法は腎臓に針を入れて腎組織の一部を取り出して検査するもので、たびたび行うことはできないとさ...全文を見る
○近江分科員 かわるものはないという、現在はそうかもしれないけれども、今後ひとつ十分研究をやっていただきたい、強く要望いたしておきます。  それから、この差額ベッド料ですね。これはすべての病気に当てはまると思うのですけれども、これを今後撤廃するように強力に指導してもらいたいとい...全文を見る
○近江分科員 では、誠実な厚生大臣でありますから、真剣に検討するという御答弁があったわけですから期待しておりますので、ひとつ一日も早くそれが実現できるようやっていただきたい、このように思います。  それでは次に、時間が非常に少ないですが、精神障害者の対策についてお聞きしたいと思...全文を見る
○近江分科員 国連が提唱いたしました国際障害者年の「完全参加と平等」への努力が、現在その中間年になんなんとしておりますときに、我が国の精神障害者に対する医療の改善あるいは福祉制度の改革等、どういう点が改善を図られたんですか。
○近江分科員 ときどきある精神障害者の事件の報道も国民の不安感を増すわけでございますが、その背景に、麻薬や覚せい剤中毒、精神分裂病や躁うつ病、あるいはてんかんや精神薄弱などを総称して精神障害と呼ばれておると思うのですけれども、もっと病気や障害の特徴に合ったきめ細かい医療と福祉対策...全文を見る
○近江分科員 日本の精神障害者対策は、西欧を模倣した割に非常におくれておるということでございまして、隔離収容色が濃いと言われております。イギリスや西欧が開放的治療と地域福祉に思い切って政策転換して成功しておるわけでございますが、我が国でも行政が主導してやってみるべきではないかとい...全文を見る
○近江分科員 日本がしばしばモデルにしておりますアメリカにおきましても、ケネディ教書、ロザリン・カーター委員会などで精神病に悩む人々のための人道的施策をしておるわけです。精神病といえども心病める人々であるわけでございますし、そういう点で我々の兄弟、同胞でもあり家族でもある、こうい...全文を見る
○近江分科員 先般政府が行いました国の精神衛生実態調査の結果を見ますと、約五七%が受け皿があれば退院可能である、このように主治医が答弁をしておるということでございます。本来の受け皿であるべき精神障害者の家族はその多くが高齢化した両親で、兄弟姉妹に面倒を見させることは現実的に困難で...全文を見る
○近江分科員 大臣、今いろいろと論議を聞かれておりまして、大臣も非常に心に期すところがあると思うのでございます。特に私は、最後にもう一度重ねて申し上げたいと思いますが、精神衛生法の改正について厚生省は作業を進めておられますが、ぜひとも精神障害者福祉法というもの、初めてのことをやる...全文を見る
○近江分科員 じゃ、これで終わりますが、どうかひとつ大臣、今後誠意を持ってやっていただくように強く重ねて要望しまして、私の質問を終わります。
04月08日第104回国会 衆議院 商工委員会 第9号
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○近江委員 私は、まず初めに、対フィリピンの援助問題についてお伺いしたいと思います。  フィリピンに対します援助の問題につきましては、かねがねうわさのあったところでございますが、マルコス政権の崩壊によりまして、現実の問題として非常にいろいろな問題点が明らかになってきたように思う...全文を見る
○近江委員 この対フィリピンの援助につきましては、特に、もう御承知のように、世界各国の中で我が国が一番なんですね。最大の援助国でございまして四五%、アメリカが三六・三%、西ドイツが五%、豪州が四・四%、その他が九・四%、こういうことで図抜けて日本が援助をいたしておるわけであります...全文を見る
○近江委員 いずれにしましても五千五百九十五億五千四百万、はっきりしているだけでもこれです。  大臣はいろいろ感想をずっとお述べになったわけでございますが、国民の血税なんですね、これがこういうマルコス資産といいますか、こういうずさんなことに使われておる。国民としてこれほど情けな...全文を見る
○近江委員 サロンガ委員会などで具体的な企業名等も出ておるわけですが、こういう出た企業については事情聴取したのですか。今一生懸命真相究明をやっておると言っておるわけですから、したか、してないか。
○近江委員 現在まで事情聴取はしてないのですか。これは両省庁ともですか。四省庁ありますね。そうでしょう。あと大蔵、外務。今通産と経企庁はやってない。あとの二省庁はどうなんですか。
○近江委員 そうすると、外為の関係では何社事情聴取したのですか。
○近江委員 そうすると、外為のことについて四社から事情を聞いた、しかし経済援助、借款等の問題について本筋にかかわるようなことについては事情聴取は四省庁ともやってないということですね。四省庁ともやってないのですか、それをはっきりさせてください。
○近江委員 四省庁の御意見を聞きますと、実質上まだ何ら調査が進んでいないということですね。これは両大臣が徹底して真相究明をするとおっしゃっているその姿勢からして、準備といいますか、その作業が遅々としておるように私は思うのです。  これは法務省としても重大な関心を寄せておられると...全文を見る
○近江委員 これは国民がこれだけ注目しているのですが、実質上進んでないということですね。これだけ巨額の国民の血税がいいかげんな形で使われているんですよ。これはもう放置するわけにいかないわけですね。  そこで、これは参議院の予算委員会におきましては安倍外務大臣が、フィリピン政府と...全文を見る
○近江委員 これはサロンガ委員会においては具体的な企業名が出ているのですよ。この四省庁のお話では、これはほとんど何も聞いてないわけですよ。ただ外務省が本当に部分的に、さわりにちょっとお聞きしましたという程度なんですね。なぜ関係省庁は、こういう具体的に企業名が出ておるものについて、...全文を見る
○近江委員 準備が整い次第事情聴取に入る、こういう答弁でございます。  日本企業のこういうわいろ商法、それは相手が要求したからやむを得ず払ったとか、そこにはいろいろな言いわけがあるかもしれないけれども、こういうわいろ商法ということで、日本自体それでなくてもいろいろな点で経済的な...全文を見る
○近江委員 四省庁のチェックが完全に機能できているというような話がありましたけれども、できていたらこんな問題は起きないのです。全く機能していないのです。私は後で資料でいろいろ相手国のことも話をしますけれども、これは作文ですよ。あなた方、作文に乗っかっているのです。四省庁は機能して...全文を見る
○近江委員 いろいろな例を引かれて、常識的に言ってもこれは異常だというようなニュアンスの答弁が今あったわけですけれども、そのとおりです。  私はここに資料を持っておりますが、これは東鉄工業の社内報です。本店、大数見昇さんという人が書いているわけです。これはマニラ市の都市縦貫鉄道...全文を見る
○近江委員 日本の経済援助によるプロジェクト、こういうことを優先的に落札するために、相手側に少なくとも一〇%以上のリベートを支払うのが暗黙の常識になっている、このように言われているのです。こうしたことは事実なのかどうか。また通産省を中心として四省庁はそういう実態をきちっと今後調査...全文を見る
○近江委員 特にフィリピンが非常に大きいわけでございますが、円借款におきまして商品等いろいろあるわけでございますけれども、そのときの商品の価格は幾らであったか、そういう資料、過去のを全部政府は持っておると思いますが、それは出していただけますか。我々は我々の範囲でまた今後調査してい...全文を見る
○近江委員 国会へはそれを提出することはできない。そうすると、この四省庁が徹底して今後解明をしていただくということになるわけですが、これは税法上からも非常に大きな問題がありますし、国民の血税を協力基金等を通じて貸しているわけですから、会計検査院も重要なかかわりがあるわけです。国税...全文を見る
○近江委員 要するに、我が党も先般調査団を送りまして、黒柳君をキャップとして送ったわけでございますが、若干の資料は手に入れておりますが、今その資料をいろいろと検討しておる段階であります。今政府は、四省庁を初め、法務省そして国税庁、会計検査院も非常に重大な関心を持って調査に入ってお...全文を見る
○近江委員 通産大臣はかなりよく考えて発言されている。かなり勇気を持って発言されたと思うのですね。やはり国民が納得する形のそういうものをしないと、我々は、そういう海外援助は、それは今日経済大国に日本はなっているわけですから、それだけの累積債務を持って、実際の内情は苦しいけれども、...全文を見る
○近江委員 これは、こういうことが行われていたんじゃないかと言われる大体のタイプなんです。それを私ちょっと申し上げてみたいと思いますが、そのとおりであったとおっしゃるのか、それについて答弁いただきたいと思うのです。  この円借款に伴うフィリピンとの関係におきまして、日本の商社や...全文を見る
○近江委員 政府としては、答弁としてそのとおりでございますとなかなか言えないと思うわけですが、マスコミの皆さんもいろいろ新聞紙上、私全部読んでいますけれども、やはりかなりの調べをしていますよ。だから、大体こういう感じに近いのじゃないか。大臣も、ほぼ近いのじゃないかと思いますか、ど...全文を見る
○近江委員 それで、これは一つの参考としてとどめていただきたいと思うわけでございますが、アキノ政権のサロンガ委員会、これは政治倫理委員会でございますが、これのダサ委員長代行が、日本の国会から正式の資料要請があれば協力したいと述べておられるのですね。そういう点で、本商工委員会といた...全文を見る
○近江委員 では、理事会でよろしく検討をお願いしたいと思います。  そこで、きょうは関係省庁全部出られておるわけでございますが、このサロンガ委員会に対して政府は資料を要請されるかどうか、これについてお伺いしたいと思います。
○近江委員 いろいろなことを徹底究明していくという姿勢からするならば資料要求しないというのは腑に落ちないのですね。向こうは要請があれば協力しますと言っているのですよ。徹底して解明をするのならば、どんどん資料要求して協力をしてもらって、そして真相を究明するのが真摯な姿勢だと私は思う...全文を見る
○近江委員 それでは、きょうは外務省から大臣にかわるすばらしい人がお見えになっているわけですから、外務省を代表して答えてください。
○近江委員 何のためにといって、それは徹底して究明する手がかりとして資料は幾らあったって邪魔になりませんよそんなのはあなた方の言いわけです。帰ってもう一遍安倍さんによくお伝えになって、よく検討していただきたい、そのように強く要請いたしておきます。  それから、アキノさんに今度は...全文を見る
○近江委員 いろいろな知恵を凝らしてよくチェックできる、そういうものをさらに充実していただきたい、このように思います。  仮称経済協力基本法、こういった基本法の制定、日本側のチェックの機能の強化等をぜひ検討すべきである、このように私は思うのですが、この点についてどのようにお考え...全文を見る
○近江委員 私は大いに必要があるということを申し上げておきたいと思うのです。よく検討していただきたいと思います。  要するに、こういう援助の取り決めも、交換公文を取り交わすだけで、膨大な予算が組まれまして、そして国会の承認も必要としないでやってしまう、ここに一番問題があると私は...全文を見る
○近江委員 さっきから私が質問しているのは、有効に機能してないから考えなさいということです。むちゃくちゃでしょう。何が有効に機能しているのですか。相手の政府があるからという、そんなの理由にならないのですよ。我が国のチェック体制が全然これはできていないのだ、だから今すぐにその答弁が...全文を見る
○近江委員 そこで、法務省は、いろいろな工作が広い範囲を含めて行われておるんじゃないか、この事件についていろいろと調査をされておると思うのですが、この解明に臨む基本的態度と、一連の不正事件の捜査がどの程度進んでいるかについて御報告をいただきたいと思います。
○近江委員 非常に含みのある答弁をされまして、いろいろと広いそうした中で今後捜査を進めていく、こういうことでございまして、ひとつやはりこういうこともきちっと究明をしなければいけない大問題である、このように思います。  今回、現職課長が東京地検に逮捕された、こういうことについて後...全文を見る
○近江委員 昭和四十六年当時アメリカが輸入規制を表明した、こういうときから設備が過剰ぎみになってきた。五十八年十月に、繊維工業審議会におきまして新繊維産業ビジョンがまとめられたわけです。通産大臣に答申したわけですが、この中で一番問題になったのが、設備調整対策の見直しと設備共同廃棄...全文を見る
○近江委員 今回撚糸工連を舞台に起きているわけでございまして、撚糸工連以外でこの廃棄処分をやっているのは今何団体あるのですか。こういう一つのところでの事件、これは氷山の一角というような見方もまたあるのですよ。だから、そういうことがあってはならぬと思いますし、やはり他山の石といいま...全文を見る
○近江委員 こうした不祥事がありますと、ぴしっと当初通産省が想定した事業目標といいますか、そういうことも停滞するわけでございますし、また非常にまじめにやっている、次の新しい道を前進しようとする生産業者も、非常にまじめな人がやはりまた迷惑を受けるわけでございます。そういうことで、二...全文を見る
○近江委員 私が今皆さんの手元に差し上げていますが、これは一番新しい調査なんですよ。これが妥当であるかどうかということを、その前に渡しておるわけですから、どうなんですか。ほぼこれは間違いありませんか。ほぼでいいです。
○近江委員 私が一番新しい、デパートに行き調査してきたこれがほぼ正しい、こういう答弁があったわけでございまして、それはもう現実のことですからそのとおりであろうと思います。  このように見ますと、値下げできたものもあれば、全然やってない、検討中のもの、いろいろこのようにあるわけで...全文を見る
○近江委員 我が党の委員が、大蔵だったと思いますが、中曽根総理に、輸入品が下がらない、メリットが生かされていない、これに対して、独禁法上から考えて対処する、きのうこういう答弁をしているのですね。だから、市場メカニズムが本当にきちっと機能すればいいわけですが、人為的な操作がそこにあ...全文を見る
○近江委員 公取委員長からは厳正によくフォローしてやっていく、こういうことでございまして、きのうの総理の答弁の後、実施の長官がそのようにお答えになりましたので、それを特に御期待申し上げる次第でございます。  最後に渡辺大臣、先ほどから円高メリットが生かされていない、通産省として...全文を見る
○近江委員 終わります。
04月16日第104回国会 衆議院 商工委員会 第12号
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○近江委員 御承知のように、この法案は随分と多くの法案が一本にまとめられたという感じでございまして、どれも非常に重要な中身を持っておるわけであります。  そこで、まず初めにお尋ねしたいと思うのは、五十八年三月十四日の臨時行政調査会の最終答申、これは行政改革のための全般的な、また...全文を見る
○近江委員 今回の改正案を見てまいりますと、九法律を一括しておるわけでございますが、中曽根総理になりまして、こういう一本化して提出なさるという傾向が最近非常に顕著になっておるように思うわけでございます。私はこういう提出の仕方につきましては非常に疑問を持っておるわけでございまして、...全文を見る
○近江委員 学問的な根拠があってやったわけじゃないと実に率直な御意見をおっしゃっているわけでございますが、これは、いろいろな時間的な問題等もわからないこともないわけでございますが、しかし、我々審議をする立場からいいまして、非常に、何か一本化でやるということにつきましては、今後十分...全文を見る
○近江委員 内容的にいきまして国民生活の安全確保という中身でございますし、そういう観点から見ますと非常に深いかかわりのある法人でございますし、今日までのそういう関係法律の制定あるいは特殊法人設立の趣旨等からかんがみますと、果たして今回のこういう民間法人化というものが適切であったか...全文を見る
○近江委員 現在、臨調答申の実施監視機関といたしまして内閣に臨時行政改革推進審議会というものを設置しておるわけでございますが、この中に特殊法人問題等小委員会というものを設置されておられるわけでございまして、幾つかの特殊法人の整理合理化というものが検討されておるわけでございます。 ...全文を見る
○近江委員 それは審議会内部の結論を待つということでございますけれども、当然これは通産当局とボトルのやりとりがあるわけですね。通産当局としては、例えば石油公団を初めとして、いろいろと掌握しているそういう法人について検討していると思うのです。これについてはどういうように検討なさって...全文を見る
○近江委員 今二つの事例を出されたわけですが、どういうところが今通産省としては頭にあって、いろいろボールのやりとりをやっているのですか。
○近江委員 そういう作業ということが今後いろいろとピッチが進むと思いますが、やはりそういう中小企業に対して果たしている役割というものは非常に今、例えば商工中金というのは大きいと思うのですね。そういう考え方というのは私も非常にいいと思います。共鳴できると思いますね。ですから慎重に、...全文を見る
○近江委員 それぞれの九本の中身に入っていきたい、このように思うわけでございますが、いわゆるこういう九本の法案、行革に絡むこうした問題でございますが、こういう行政改革、さらには大きく経済構造、こういう点の大きな改革まで今いろいろと取りざたされておるわけですね。中曽根総理も訪米いた...全文を見る
○近江委員 経済構造調整研究会、これは前川レポート、この報告書はあくまで総理の私的諮問委員会の報告であろうかと私は思うのですけれども、これは今後の通産改革という点から見ますと非常に大きな影響といいますか、今後改革をしなければならぬと思うわけでございますが、こういうものを閣議決定で...全文を見る
○近江委員 大臣として報告は受けている、また非常に政治的な重みもある、こうおっしゃっておるんですね。それはたとえ私的諮問機関であったとしても非常に重要な意味でとらえておると今答弁があったわけでございますが、そうしますと、大臣はこの報告をお読みになりまして、日本の産業構造の転換につ...全文を見る
○近江委員 提言の中身というのは、一つ一つ見ていきますと、これは現実を改革していく問題点でございますから、一つ一つやりますと何十時間あっても足りませんからそれは避けますが、レーガン大統領との会談におきまして、市場分野別、いわゆるMOSS協議に自動車部品、コンテナあるいはフィン等を...全文を見る
○近江委員 ボン・サミットのときにおきましては、累積債務問題等につきまして、金利の低下、開かれた市場、債務国への円滑な資金の流れ、こういうことの重要性について合意しておるわけでございますが、東京サミットにおきましては、さらにこれを一歩進めて、実質金利の引き下げ、あるいは市場開放に...全文を見る
○近江委員 中曽根総理は、米国においても成長率四%というものを約束しておるわけでございますが、今こういう状況になってまいりまして、非常に急激な円高でデフレ傾向もちょっと出てきていると思うのです。そういう中で、四%の達成というのは予算委員会でも十分論議したわけでございますが、その後...全文を見る
○近江委員 電源開発等に関する問題についてお伺いしたいと思いますが、四月九日に決定されましたいわゆる電力施設計画の概要と特徴につきましてお伺いしたいと思います。
○近江委員 原油の大幅な値下がりあるいは円高、こういう中ではございますけれども、いわゆる代替エネルギーといいますか原子力あるいはLNG、石炭、こういうものの開発について今後政策の変更があるのかどうか、どういう姿勢で今後臨んでいかれるのか、この問題についてお伺いしたいと思います。
○近江委員 今後の電力の消費はそう急激な伸びはない、こういう見方がもっぱら行われておるわけでございます。そういう中で電源開発株式会社の位置づけというものは、そういう伸びが余りない中で今後従来と同じ位置づけを考えておられるのか。また、変わった何らかの政策を考えていらっしゃるのか。こ...全文を見る
○近江委員 基本的なものは変わらない、そうしますと、そういう中身を今まで見てまいりますと、どんどん活性化させるということが文言として非常に出てきているわけですね。そうしますと、広域電源の開発、こういう点につきまして、大規模事業というものについてやはりもっと同社にやらせていく必要が...全文を見る
○近江委員 いわゆる九電力を中心とした、それと電源開発とのその辺の兼ね合いといいますか、そういうことが非常に大事になる、このように思うわけでございます。  いろいろ開発につきましては条件等もあろうかと思いますが、電力九社が行います発電コスト、それとこの電源開発株式会社が行います...全文を見る
○近江委員 こういうことは非常に難しいとは思うのですけれども、産業政策上、非常に電力多消費産業、例えばソーダあるいはアルミ、非鉄金属、これは御承知のように同時に不況産業なんですね。これは電力料金というものは大変なコストがかかってきておる。そういう点で、こういう不況に苦しむ産業に対...全文を見る
○近江委員 この改正案におきまして、いわゆる附帯事業を行わせるということに今なっておるわけでございますが、この具体的な事業ですね、その内容またその限界についてどのようにお考えでございますか。
○近江委員 具体例が何例か出たわけですが、これはその基準といいますか、そういうものはつくっているのですか。どういうものをつくっているのか。
○近江委員 この会社は全国的な規模で事業を展開しておるわけでございまして、今非常に情報化の中で、電気通信事業というものに参入させていくというような考えがあるのかないのか、いかがですか。
○近江委員 電力会社というのは、電気事業というものについては厳しく規定しているわけですね。ところが、こういう投資という形におきましていろいろな関連会社に投資をしておる、あるいは直接子会社もつくっておる。公益事業という性格からして、これはまた後で聞きますけれども、今時にこれだけの円...全文を見る
○近江委員 こういう膨大な利益というものが出ておるときこそ政府は監査、指導を厳重にして、いやしくも公益事業として国民に不信を買うことのないように指導をきちっとしてもらいたい、このことを特に要望いたしておきます。  それから、還元問題につきまして、還元の仕方が足らないのじゃないか...全文を見る
○近江委員 確かにこれは物理的な計算で大体出てくる問題でございますし、ひとつ国民が理解をし納得していただける、そういう線をきちっとやっていただくということを特に要望いたしておきます。  それから、会社のいわゆる卸売価格の問題でございますが、今回は電調審へ付議が要らないということ...全文を見る
○近江委員 この会社の今後の活性化だとかいろいろなことがうたわれておるわけですが、仕事をどんどんやるということ、こういうことは、結局組織が活性化しなければそれだけの力は出ないと思うのですね。幾ら予算をつけてこれをやりなさいと言ったって、やはり無気力な空気が漂っておればだめなんです...全文を見る
○近江委員 これは大臣もおっしゃったように古くて新しい問題でもあるわけでございますし、ひとつ十分注意して運営をしていただきたいと思います。  それから、株を今回は七二・三六%から六六・六七%、このように放出をするわけでございますが、これを九電力に絞っておるというわけでございまし...全文を見る
○近江委員 沖縄電力民営化の問題でございますが、沖縄電力について今後政府としてはどういうプランを持っておられるのか。
○近江委員 沖縄は戦後復帰しまして、いろいろな点で大変な苦労をしたところです。私も何回か行きまして随分とあらゆる角度で沖縄の皆さんの意見も聞いておりますが、経済的にもなかなか大変なところです。したがって、これが民営化されることによって真にそれが住民にプラスになればいいけれども、逆...全文を見る
○近江委員 これはいろいろ私も調べておるのですが、賠償状況を調べますと、SGマーク制度の発足以来現在まで、私のデータでは昭和六十年九月末まででございますが、二百六件になっておるのです。賠償額は最低三千円、最高は千四百十六万四千円。法律では最高額が二千五百万、こういうことになってお...全文を見る
○近江委員 こういう民間法人化に伴いまして政府の補助金というものは一体どうなるのか。これは当然削減の方向に向かうわけでしょう。そうなってきますと、いわゆる業界からの金によって協会は運営されるわけです。それでなくても今、こういう安全基準のあり方等をもっとシビアにしなければいけないと...全文を見る
○近江委員 特にこの点は国民生活に重大な関係がございますし、今御答弁があったようにそういう点を十分注意していただきまして、こういうことをやったがゆえに国民に大変迷惑をかけたということが起きないように、むしろみんなが本当に安心していただけるような、内容のある前進ができるようによく見...全文を見る
○近江委員 臨調からそういう答申があったからといって、何も必ずしもする必要はないんですね。あくまでも国民のサイドに立って、やることがいいことか悪いことか、前進になるのか、皆さん方は常にこういう判断を持たなくてはいけない。今回のこの件につきましても、消費者団体から、民間法人化に反対...全文を見る
○近江委員 大臣、外国におきます電力量計の検定制度、先進国の例を見ますと、イギリスは検定機関、型式承認は全部国です。西ドイツも国です。フランスも国です。アメリカは州公益事業委員会。オランダも全部国です。イタリーも全部国。日本は日電検、型式承認も日電検。先進国は全部国が責任を持って...全文を見る
○近江委員 大臣は心配ないと考えておりますとおっしゃっておりますけれども、皆心配しているのですよ。例えば水道メーター、ガスメーター、タクシーメーター、ガソリン量器あるいは巻尺、電気式血圧計、温度計、はかり、これは全部国または都道府県がやっているのです。国民生活に非常に影響のある、...全文を見る
○近江委員 こういう検定行為という性格上、検定所というものにつきましては人事、業務、財政などすべての面におきまして消費者保護、それから公的中立性、適正計量、こういう基本原則というものがあるわけでございまして、それに沿って運営されなければならないということは当然のことでありまして、...全文を見る
○近江委員 私が指摘したとおりであるということでございますし、十分ひとつ厳正にやってもらいたいと思います。  例えばこの法案に対する附帯決議、三十九年六月二十五日、本法施行に当たって七項目の附帯決議をつけておるわけでございますが、こういうことも昔ではあっても今に通ずる問題でもご...全文を見る
○近江委員 この協会の業務の中で、特にLPガス、この保安の確保対策に私は特に注目しておるところでございますが、LPガス研究所あるいはLPガス保安トレーニングセンターあるいは器具の検定、講習会の開催、あるいは資格試験の実施等々、相当幅広い活動を行っておるように私も聞いておるわけでご...全文を見る
○近江委員 消費者に対するいわゆる保安のそういう啓蒙、これは今いろいろな具体的な方法をおっしゃったわけでございまして、一層それは徹底をする。いつもよくないのは、こういうことをやります、どこまでそれを徹底したのか、そういう点が全部中途半端で終わっている場合がよくある。これは人身事故...全文を見る
○近江委員 それは技術的に相当効果はあるのですか。あるとするならば、五割まで来ているのですから、それは自分の身を守るためにおきましても、本当にそれだけの効果のあるものであるならば、うんとこれはつけてもらうべきだと私は思うのです。どのように考えますか、政府は。
○近江委員 数は減ったといえども年間四百九十三件、五百件ですよ。どれだけとうとい方が亡くなられ、またけがをされておるか、大変な問題なんですよ。今日、これだけ科学技術の時代と言われでいろいろな発明工夫というものが行われている。これはとうとい人命を守るためですよ。これは全力を挙げてそ...全文を見る
○近江委員 それは費用もかかるかもわからないけれども、例えば石油製品も下落しているわけでしょう。LPGだって下がってきているのです。そうすると、そういうことを消費者サービスということでしてあげるとか、あるいはまたその何割かを消費者が負担をして、しかもそれは生活程度によって月賦制度...全文を見る
○近江委員 では、そういうことで特にこの保安という点について一層大きく前進できるように努力していただきたい、強く要望いたしておきます。  次に、中小企業投資育成株式会社のことについて何点か聞きます。  この会社は、投資事業のほか経営相談等コンサルテーション事業を行っておるわけ...全文を見る
○近江委員 特に大阪中小企業投資育成株式会社は、近畿以西二十四府県と非常に広い地域を営業区域としておるわけでございまして、地域が広いゆえにいろいろな問題があると私は思うのです。例えば、遠隔地の中小業者の投資に関しまして実際の相談ができるか、こういう点等問題がございまして、こういう...全文を見る
○近江委員 今私が申し上げましたように西日本以西全部、また東京については東の方と非常に範囲が広いのですね。そうしますと、この辺の政府系の金融機関との連携ということが今後も非常に大事になってくると思うわけです。  これは、投資育成会社とその金融機関との話し合いでやっておるわけでご...全文を見る
○近江委員 この投資会社に対する期待というものは過大なものをかけてはいけないとは思いますけれども、しかしある意味では、これは中小企業に対する育成の政策の具体化、先兵としての政策上の役割を担っているわけですね。そういう点で、これは民営化になるといっても、やはり非常に大きな期待がかけ...全文を見る
○近江委員 中小企業というのは、今こうした急激な円高で、特に輸出関連産業等は非常に厳しい状況に立たされておるわけでございまして、今経済の大きな変動期、曲がり角にある、このように思うのですね。そういう点で、どう生きるべきか、これは大企業といわず中小企業といわず、今非常に真剣な取り組...全文を見る
11月06日第107回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○近江委員 まず初めに、私は、当面いたします外交、防衛、対外経済、こうした問題につきまして御質問をしたいと思います。  まず、アメリカの中間選挙の結果が出たわけでございますが、総理はこの結果についてどのような見解、感想をお持ちか、お伺いしたいと思います。
○近江委員 日米関係というものは基本線で今までのそうした友好協力関係は揺るぎのないものである、しかし今後出てくるいろいろな問題については真剣に取り組みたい、こういうお話でございます。  特に貿易黒字の問題でございますが、我が国の黒字の中では特にアメリカの黒字というものが非常に大...全文を見る
○近江委員 今御報告ございましたように、上半期で約五百億ドル、このままで推移いたしますと、強い場合は一千億ドル、あるいは九百億ドル台はいくのではないかと観測されるわけでございますが、そうなってまいりますと、議会の圧力というものが、今まで貿易法案等が上程されたこともあるわけでござい...全文を見る
○近江委員 政策としては、一つは輸出を抑えるという方法もあります。しかし、これは実際できるかどうか、大変難しい問題でございます。そうすると今度は輸入の増大。輸入ということになってきますと日本は原材料の輸入はどんどんやっておりますけれども、製品の輸入が非常に少ないわけでございますね...全文を見る
○近江委員 今後、対日圧力といいますか、そういうものが強くなることはあっても弱くなることはないわけでございますし、そういう点では一段と日米間のそうした問題解決に向かって努力をしていただきたいと思うのです。  今、貿易摩擦という点で私はこれを特に申し上げたわけでございますが、その...全文を見る
○近江委員 今総理は、その他の問題として特に米ソ間の首脳会談、その結果もたらされる極東のそうした軍縮の問題を非常に心配しておるというお話ございました。  そこで、続いて日ソ問題についてお伺いしたいと思いますけれども、ゴルバチョフ書記長が来年早々来られるというようなニュースも伝え...全文を見る
○近江委員 総理は、このゴルバチョフ書記長の来日というものを強く期待されておられるのか、あるいは一部報道によりますと、これは自民党の七夕会というのですか、この席におきましては、必ずしもそうじゃないのだというような、そういう突っぱねたような発言もされたというようなことも報道されてお...全文を見る
○近江委員 私たちも、特に北方領土の問題につきましてはしばしば私も本委員会におきましてもお伺いしておるところでございますが、これは何回確認しても重大な問題だと思っておりますし、あくまでも四島返還、これは変わらないわけですね。
○近江委員 四島ということでございますから、私も当然のことだと思います。  これは確認だけしておきたいのですけれども、日ソ共同宣言におきましては歯舞、色丹、これは平和条約の締結の後に日本側に引き渡される、このように述べておるわけですが、この二島というものは共同宣言によって外交的...全文を見る
○近江委員 それから一九七三年の田中・ブレジネフのいわゆる共同声明、この際におきまして、いわゆる領土問題、これを含むということで、しかしソ連側としてはそれを後になりまして違うとか、いろいろなことで必ずしも見解が一致しておらないわけなんです。これは口頭了解ということで来ておるようで...全文を見る
○近江委員 これは以前にも質問したが、同じ答弁でございます。では、次に進みたいと思います。  そこで、先ほど日米間のことをお聞きしましたときに、総理は極東の、日本の安全という点を非常に懸念しておる、これを米ソでよく話し合ってもらいたいというお話がございましたけれども、ゴルバチョ...全文を見る
○近江委員 米ソ首脳の今後の平和への取り組みに強く期待する、総理のそういうお話がございますが、それだけにゆだねるというわけにもいかないわけでございますし、特に総理といたしまして、今後アジアでのそういう核兵器の撤去を含めましてそうした軍縮、そういう管理というものをどのように今後進め...全文を見る
○近江委員 次に、総理は八日、九日訪中されるわけでございます。これは日中青年交流センターの定礎式に出席されるわけでございますけれども、当然中国首脳と会談をされるわけでございますが、今、こういうアメリカの中間選挙もあり、いろいろと世界も非常に大きな一つの変化といいますかそういうもの...全文を見る
○近江委員 この朝鮮半島の情勢に関連しまして、中韓関係改善のこういう橋渡しといいますか、そういうようなことも考えておられるのかどうか、この点についてはいかがですか。
○近江委員 経済問題でございますが、対中貿易というものにつきましては六十億ドル程度黒字の状況が出ておるわけでございまして、これは不均衡という点におきまして特に我が国に対するそうした要求というものは非常に強いわけでございますけれども、今後そういう問題につきまして当然話し合われると思...全文を見る
○近江委員 中国側は特に問題にしないと言っておるようでございますけれども、藤尾前文部大臣の問題とか靖国神社の公式参拝の問題だとか、いろいろなそういう問題が今まであったと思うのですけれども、こういう点につきましては総理はどういう姿勢で臨まれるのですか。
○近江委員 次に、防衛費の問題をちょっとお伺いしたいと思います。  宮澤大蔵大臣は鈴木内閣の官房長官当時、防衛費の対GNP一%枠につきまして、一時的にも一%を超えるべきではない、このようにお述べになっていらっしゃるわけですね。これは五十七年七月八日の内閣委員会で、我が党の鈴切議...全文を見る
○近江委員 栗原防衛庁長官はあらゆるところで、意図的におっしゃっているのかなと思うぐらい「防衛計画の大綱」というもの、これの優先論、定性的な歯どめであるというような発言をされておるわけですね。しかし、昭和五十一年の三木内閣当時の一%枠というものがいわゆる定量的な歯どめといたしまし...全文を見る
○近江委員 閣議決定を守る、そういう御発言でございましたが、しばしば突破するんじゃないかというような、国民に余り不安を与えるような、誤解するような発言が多いものでございますので、しっかりとひとつ守っていただきたいと思います。  日本の防衛費の増加につきましてはアジア諸国も非常に...全文を見る
○近江委員 今年度の成長率四%というものはしばしばここでも論議されているわけでございまして、恐らくいかないだろう、政府の努力が足らない、そういう強い指摘もされておるわけでございます。そうしますと、来年も非常に厳しい状況というものが一応考えられるわけでございまして、そういうことで下...全文を見る
○近江委員 次に、SDIの問題につきましてお伺いしたいと思います。  中間選挙の結果、SDIの問題につきましてもレーガンさんはやはり相当厳しい状況になるんじゃないか、そういう観測も行われておるようなわけでございます。それはSDIということにつきまして、アメリカにおきましても非常...全文を見る
○近江委員 そういうところがやはり問題なんですね。国民がこれだけ重大な関心を持っているわけですから、そこに秘密が存在するということになってきますと、これは非常にゆゆしい問題だと思うのですね。だから私は、このSDIに関することにつきましてはすべて公開してもらうということが非常に大事...全文を見る
○近江委員 これは非常に私は重大な問題だと思います。政府としては、原則公開ということをおっしゃっておると思うのですね。だけれども、できないものはできないんだ、それでは違うのですよ。すべてを公開するというそういう姿勢が一番大事でございます。これはもう重大問題でございまして、これを提...全文を見る
○近江委員 公開されないというようなことになってきますと、現行の我が国の国内法あるいは日米間の取り決めの枠組みの中で処理する、そういう方針が貫かれたかどうかということがわからないことになると思うのですね、そういう点でこれは非常に心配な、重要な問題でございますし、私はすべて公開して...全文を見る
○近江委員 次に、米国以外の第三国、例えばNATO諸国との武器の共同開発、こういうものは可能か不可能か、その根拠は何か、また政府の施策としてどういう方針で望まれるか、その点をお伺いしたいと思います。
○近江委員 国会決議との関係でございますけれども、今回の研究参加の問題につきまして官房長官の談話で、宇宙の開発及び利用に関する国会決議に抵触するものではないと考えている、こういう旨を述べておられるわけでございます。本会議での答弁では、国会決議は我が国が行う開発利用に関したものであ...全文を見る
○近江委員 武器技術供与のときもそうでしたし、今回のそういう宇宙平和利用に関する決議、これも一方的に政府がそのように解釈をしている。これは国会が決めた決議なんですね、ですから有権的な解釈というものは国会にある、これはもう当然のことでございまして、その手続といたしまして、やはりこれ...全文を見る
○近江委員 官房長官から議運かそこに報告をした、そういう儀礼的なことはなさったかもしれませんけれども、それでは国会に手続をとったということは言えないと思うのですね。国会が決めた決議でございますから、国会はどういう判断をされるのですかと、当然そういう手続をきちっと踏んですることが民...全文を見る
○近江委員 どうもおかしいんですね。先に政府が突っ走っておいて、問題があるかないかは今ここで論議しているじゃないか、そうじゃなくして、政府が判断してお決めになる前に、例えば議長なら議長に、国会で下された決議でございますから私どもはこのように考えております、御判断いただきたい、それ...全文を見る
○近江委員 この国会決議というものはこれからもいろいろ行われるでありましょうし、今までもございますし、この問題はこれからの問題ですからあらゆる点でさらに厳しく見ていきたいと思っておりますけれども、今後そういう国会決議というものに対しまして行政府から議長に、例えば政府が何かお考えに...全文を見る
○近江委員 それは非常に儀礼的に行政府から国会に対するあいさつという感じなんですね。そうじゃなくして、やはり私はきちっと判断をしてもらいたいという、そういう精神で、今後はひとつ国会と行政府の間というものにつきまして、有権的なそういう解釈というもの、それをきちっと求めていく、そこに...全文を見る
○近江委員 ムボウ事務局長が立候補を断念するというようなことも伝えられておるわけでございますが、先ほど申し上げましたように、我が国としては経費の最大の負担をいたしておるわけでございます。そういう点におきまして、我が国としても立候補するぐらいの、本当に責任を持って今後やっていくとい...全文を見る
○近江委員 慎重に検討してまいりたいということは、前向きで検討するのですか。それはどうなんですか。何事も、どんな問題だって慎重にやらなければいけませんよ。どうなんですか。
○近江委員 次に、在日米軍駐留経費の日本側負担の問題でございますが、これは年々ふえ続けておりまして、六十一年度におきましては八百十七億五千万、これは提供施設の整備だけではなく、労務費の一部、給与の一部まで負担するというような状況になっております。これは地位協定の第二十四条に基づく...全文を見る
○近江委員 今後、この点につきましては政府としてはどういうようになさるのですか。ただこのままずるずると拡大という形でいくのですか。やはり国民のきちっとした理解と協力を得られるような筋というものが大事じゃないでしょうかね。どのようにお考えですか。
○近江委員 これは働いておられる米軍労務者の立場もあるわけでございますし、こういう人たちに対しても十分それは対策を考えなければならぬ問題です。ただ、二十四条に基づいたということで非常に拡大解釈といいますか、どんどん枠がそれだけで広がっていく。そこに何らかの政府のきちっとした説明と...全文を見る
○近江委員 いや、それはそういうことで今やっておられるわけですね。そうすると拡大解釈ということは、今皆そういう目で見ているわけなんですね。そのままの姿勢でこれからもずっといくわけですか。それじゃ私の言っている問いの答弁になってないです。
○近江委員 もう一つ今の答弁では納得できないのですけれども。要するに、このままのそういう拡大解釈でこれからもますますアメリカは要請してくるでしょうし、どんどん膨らますだけのそういう姿勢でいいかということを言っているのです。だから、そこに何らかの補足的なことであるとか、何らかの国民...全文を見る
○近江委員 じゃ、時間の関係で次に行きます。  次に、私は海外経済協力問題に入りたいと思います。  御承知のように、今我が国の援助というものにつきましては非常に大きな額になっておりまして、厳しい財政状況の中でございますけれども我々としては努力をしよう、そういう点は国民の皆さん...全文を見る
○近江委員 今回のこの事件を見ましても、これはただ一人の不祥事ということじゃなくして、それは構造から出てくる問題である、国民の皆さんもそのように感じておると思うのですね。そういう点で今、総裁からも非常に反省の心情が吐露されたわけでございますけれども、私もこの海外経済協力というもの...全文を見る
○近江委員 今、大臣からも反省とそして今後の取り組みにつきましてお話があったわけでございます。  総務庁長官、こういう公社公団を初めといたしまして政府が補助金を出してしておるというようなものは本当に無数にあるわけですね。これを一つとしてやはり全体の綱紀粛正といいますか、みんなが...全文を見る
○近江委員 会計検査院長も来ていただいておるわけでございますが、こうした人員とかいろいろな点ですべてに手を入れるということは非常に難しいとは思いますけれども、今後会計検査院としてはどういう取り組みをされるかお伺いしたいと思います。
○近江委員 もう時間も非常に少なくなってまいりました。  最後に有田総裁、初めは非常に反省のお言葉を聞いたわけでございますが、今後どういうように改善を進めていかれるか、具体論で、あと補足することがありましたらお答えいただきたいと思うのです。
○近江委員 もう時間がありませんので、今の件は一応終わります。  年内減税の問題ですが、昨日も与野党の政調・政審会長会談等でも精力的な煮詰めが行われておるわけでございます。そこにおきましてはパートの方々の激変緩和措置を具体化するとともに、それと関連して配偶者特別控除について協議...全文を見る
○近江委員 大蔵大臣はいろいろと政調会長からも御報告を聞いておられると思いますが、現在のこの状況につきましてどういう感想をお持ちであり、また、今後責任を持って実行していくためにどういう努力をされるか、ひとつお伺いしたいと思います。
○近江委員 もう大分時間もなくなりました。  金丸さんも副総理また閣僚として、当初の、もともとの三月四日のあのときのスタートはおたくでございますから、ひとつ責任を持って今年度中の実施を大黒柱の金丸さんとしてやっていただきたいと思います。御答弁願います。
○近江委員 時間が来ましたので終わりたいと思いますが、いずれにしましても政府は責任を持って、今熱心に与野党の政調会長がやっておるわけでございますから、年内実施をひとつやっていただきたい、重ねて強く要望をいたしまして、私の質問を終わります。