近江巳記夫

おおみみきお



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近江巳記夫の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第120回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○近江委員 昨日現地に参ったわけでございますが、総理また各大臣も御承知のように、このECCSが実際にこのように作動したということは、これはもうかつてないことでございます。  かねてから私たちは、蒸気発生器の問題につきまして、科学技術委員会等を初めといたしましてその心配な点を常に...全文を見る
○近江委員 総理並びに閣僚の皆さんがこの問題を非常に真剣に受けてもらえる、また今後万全の対策をしていきたいと表明もあったわけでございます。  そこで、きょう私、関連でございますので、きめ細かな質問はできないわけでございます。そういうことで、ポイントだけ御質問したいと思います。 ...全文を見る
○近江委員 時間がありませんので、あと一問だけ。  それから安全基準の見直し。この設計自体も当初からいろいろな点の危惧があるわけでございますけれども、安全基準等再度やはりこの際見直しをする必要があるのではないか、私はこのように思うわけでございますが、また審査のあり方等を含めまし...全文を見る
○近江委員 じゃ、関連を終わらさせていただきます。ありがとうございました。
02月21日第120回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○近江委員 私は、まず初めに湾岸支援九十億ドルに対しますこの財源問題についてお伺いしたいと思います。  御承知のように、この二月の十五日、党首会談におきまして、「湾岸地域における平和回復活動に対する我が国の支援に係る財源措置について」、総理の方から四項目にわたりましてこの財源措...全文を見る
○近江委員 要するに、この新中期防の、この計画の総額二十二兆七千五百億、これから一千億円を間違いなく削減されるのかどうか、こういうことであります。もう一度御答弁願いたいと思います。
○近江委員 重ねてお伺いいたしますけれども、二十二兆七千五百億から間違いなく一千億円削減される趣旨と理解していいのですね。
○近江委員 官房長官にお伺いしたいと思いますけれども、ただいま防衛庁長官の答弁で、この一千億円の削減ということが明確に示されたんじゃないか、このように私は思うわけでございますが、この防衛庁長官の答弁をどのように官房長官はお受けになっているか、聞違いなくこの一千億円が削減されるのか...全文を見る
○近江委員 この一千億円の削減、これにつきましては先ほども御答弁が両大臣からあったわけでございますが、この公党党首会談におきまして、総理もここできちっとみずからがお示しになった額でございます。そういう意味におきまして、今後いささかもそういう誤解を招くような、そういうことがあっては...全文を見る
○近江委員 それでは、次の問題に移りたいと思います。  まず、湾岸問題でございますが、御承知のように停戦になるのか地上戦に突入するのか、もう極めて重大な段階に今差しかかっておるわけでございます。そのかぎを握る今回のイラクに対するゴルバチョフ・ソ連大統領の和平提案というものがある...全文を見る
○近江委員 今大臣もおっしゃったように、六百六十号、これを受け、イラクが無条件でクウェートから撤退をする。本当にこの悲惨な状況というものをマスコミを通じてみんながかいま見、本当に心の休まる間はない、このように思うわけでございます。本当にだれしも平和を願っておるわけでございます。 ...全文を見る
○近江委員 一日も早い停戦を願うわけでございますが、いずれにしても早期和平、これが期待されておるわけでございます。そして、この停戦ができた、こうなったとき、我が国のいわゆる貢献ということ、これは非常に期待といいますか役割というものは重いと私は思うわけでございます。そういう意味で、...全文を見る
○近江委員 大臣の方からお考えになっておられる点をお聞きしたわけでございますが、この中東のいわゆる平和のそういう枠組み、また戦後復興に対する我が国の対策というもの、これはやはり政府案を早急に取りまとめる必要があろうかと、このように考えます。大臣はその点についてどのように取り組んで...全文を見る
○近江委員 この戦後復興につきましては、これは何といいましても資金といいますか、これがもう非常に大きなものが要求されるんじゃないか、このように思うわけでございます。我が国としましても、御承知のようにこれだけの大きな債務もございますし、財源があるのかといえば、非常に厳しい状況じゃな...全文を見る
○近江委員 この資金の問題が極めて一番核になる問題でございますし、十分なひとつ政府として今後のそういう対策をお考えになっておく必要がある、このように思います。  それで、これはちょっと添えて申し上げておきたいと思いますが、既存のそういう機関を利用される、それも結構だと思いますが...全文を見る
○近江委員 今私、一例申し上げたわけですが、これはDレベル以上の幹部ということで、そういうガットであろうがIMFであろうが、今申し上げたこれは本当に非常に重要な機関ですね。こういうところに人材といいますか、おらないということ、非常に残念に思うのですね。これはひとつ今後政府全体とし...全文を見る
○近江委員 限られた時間でございますので、ポイント、ポイントをお伺いしていきたいと思います。  今回の湾岸支援につきまして、GCCのところに拠出をしたということになっておるわけでございますが、国民の理解として、今後やはり国連中心に事を進めていくべきだと私どもは考えるわけでござい...全文を見る
○近江委員 今申し上げた国連のそうした改革しなきゃならない点、ひとつ大胆に今後取り組んでいくべきであるということを重ねて申し上げておきたいと思います。  それから、さきの国会で三党で約束したPKOの問題があるわけでございますが、この組織づくりのためのいわゆる法案、この準備等々、...全文を見る
○近江委員 今後法案の作業ということになってくるわけでございますが、この合意におきましても自衛隊は一切派遣しない、このことを我々としては言っておるわけでございます。自衛隊とは別個に国連の平和維持活動に協力する組織をつくる、そのことを重ねてここで申し上げておきたいと思いますが、外務...全文を見る
○近江委員 あと日ソ関係もいろいろ聞きたいと思っておりましたが、時間がありませんので、関連で我が党の竹内君がやりますので、そこへ譲りたいと思いますが、何点かお伺いしておきたいと思います。  一つは、この湾岸戦争で外交日程というものが相当いろいろな点で影響されると思うのですね。そ...全文を見る
○近江委員 ゴルバチョフ大統領の訪日があるわけでございますが、懸案の北方領土の問題、現状におきましては余り期待できないんじゃないかという、そういう悲観論も出ておるわけでございますが、外務大臣の見通しといいますか、どういう感触か、お伺いしたいと思います。
○近江委員 次に、原発のことについてお伺いしたいと思いますが、きょう、これはマスコミから出ておるわけでございますが、柏崎原発二号機、原子炉が自動停止、蒸気タービン系のポンプの圧力が低下しておる、こういう報道、ニュースが入っておるわけでございますが、美浜二号に続きまして、これは全然...全文を見る
○近江委員 じゃ、山東長官も来ていただいておりますので、一言。
○近江委員 それじゃ譲ります。
03月07日第120回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○近江委員 きょうは長官の所信表明をお伺いしたいと思うわけでございますが、中でも原子力の問題、特に美浜の今回の事故につきましては、国民の皆さん方も大変な衝撃を受けたわけでございます。最後のとりでと言われたECCSが作動した、これはもう極めて重大なことであると受けとめておるわけでご...全文を見る
○近江委員 こういう破断、ギロチン破断ですね。これは先ほども出ておりましたけれども、伊方訴訟におきましても絶対の自信を持って政府側もまた裁判所も同じ見解を出しておられますが、現実にこういうことが起きておるわけですね。だから、皆さん方がそういう安全性ということにつきましてそれだけの...全文を見る
○近江委員 ちょっと確認しておきたいと思いますが、放射能の放出量、それから一時冷却水の漏れ、これは現時点においてはどのように把握されておるのか、確認したいと思います。
○近江委員 当初の推定値よりも何倍か高いということは間違いないと思うのですが、大体のことはつかんでいるでしょう。もう何日たつのですか。もう少しきちっと、正確に答えなさい。
○近江委員 こういう我が国初めての事故が起きたわけでございます。ここでいろいろと究明をしていかなければならないわけでございますが、一つは、この蒸気発生器の構造、設計そしてまた材質。今御承知のように、施栓率にしても大変古いタイプについては高まってきております。一四、五%とか大変な施...全文を見る
○近江委員 同じ質問を内田委員長にさせていただきますので、答弁をお願いしたいと思います。
○近江委員 水質の管理の問題も非常に大事な問題だと思うのですが、これは昔は燐酸ソーダを使ったと思うのですけれども、現在はヒドラジンですか、今どういうように水質の問題について改善されているのか、この点を通産省それから委員長にお伺いしたい。
○近江委員 定検を終えて、あれは昨年の七月に終えておるわけですね、そしてこういう破断が起きておる。  そこで、この検査方法、またこの判定基準。相当綿密に検査をした、そんな報告も聞いておるわけですけれども、現実にこういうことが起きてきておる。したがいまして、現在のそういう検査方法...全文を見る
○近江委員 この施栓の問題あるいはスリーブの問題等々考えていきますと、いわゆる施栓率、これが非常に上昇してきているわけですね。一遍加圧型について最も多いところから五位ぐらいまでまず報告してください、何%に達するのか。
○近江委員 高い美浜一号は十八%に達する。一〇%以上というところはもう既にこれ出てきているわけですね。それは、熱交換の効率だとかいろいろなそういうことの方に頭が向いているように私は思うのです。もっと安全性ということに、この施栓率というものが高まってきたときに、安全性について一体ど...全文を見る
○近江委員 世界各国、相当数の原発が稼働しておるわけでございますが、同型のもので蒸気発生器を交換しておるのがあると思うのですね。その交換をする場合、どういう基準で交換しておるのか。外国の事例、例えば施栓率が一〇%以上であれば交換するとか、そういう基準を設けているところはあるわけで...全文を見る
○近江委員 それで、蒸気発生器を今まで世界で何カ所ぐらい交換したのですか。
○近江委員 今回の美浜も我が国では二番目の、非常に古いタイプですね。非常に年数もたってきておる。したがいまして、こういう事故というのは、人間の体だって青年から壮年、老年と入ってくるわけです。健康そうに見えておったっていろいろとそこにはまた微妙なものがあろうかと思うのです。これは生...全文を見る
○近江委員 そういういわゆる旧型の蒸気発生器、それから施栓率の高いもの、こういうものについてはやはり交換をしていく、こういう観点から真剣な検討が必要じゃないかと思うのですが、この点についてはいかがですか。
○近江委員 この原子炉の細管の問題でございますけれども、ECCSが作動した、そうしますと圧力、熱、もう二十年たってくれば老化してきているわけですから、そこに急激なこういう変化というもの、これはもう大変な影響が出ておると私は思うのですね。この点についてどういう危惧をお持ちか、大丈夫...全文を見る
○近江委員 この圧力弁が二つとも作動しなかったとか、原子炉全体に安全性という問題が非常にたくさん出てきておるわけでございます。  チェルノブイリあるいはスリーマイル島のこういう事故を考えていきますと、設計上はそういうように細管一本にしても破断はありませんと言っておっても、現実に...全文を見る
○近江委員 過酷な事故がやはり起こる。現実にチェルノブイリやスリーマイル島ではこういう事故が起きてきているわけですから、そういう考えをまず持たなければいけないと思うのですね。それは起こったら大変なことですけれども、しかし安全ということから考えたら、そういうことが起き得るのだという...全文を見る
○近江委員 そうすると、委員長は過酷なそういう事故は起きるものだ、そういうきちっとした前提に立って一切進めておられるのですね。
○近江委員 それで、特に非常に普及しております軽水炉、こういう安全審査の中で、今回の事故にもかんがみ、この安全審査基準はやはり当然見直しをしなければいけないと私は思うのですね。これについてはどのようにお考えでございますか。
○近江委員 この過酷な事故を今後防いでいくには複数の事故原因、それから人的要因を含めたそういう審査基準、そういう指針というものを今後 きちっとしていかなければいけない、このように思うわけですね。これについてどうお考えか、一点。  それから、現在の原子炉の立地審査指針によります...全文を見る
○近江委員 それから、格納容器の機能の評価につきまして、ガス爆発ですね、こういうことが指摘されておる、そういう事象を想定して今後――そういう対圧あるいは対衝撃等につきましての研究はほとんどやっていないと私は思うのですね。それについてはどういうように今研究を進めておられるか、お伺い...全文を見る
○近江委員 現地に参りましたときに、全国原子力発電所所在市町村協議会の方から陳情を受けたわけでございます。  それは、  一、事故原因の徹底究明及び定期検査の見直しを図る等、全国各原子力発電所での再発防止策を早急に確立されたい。  二、蒸気発生器や原子炉再循環ポンプ等、重大...全文を見る
○近江委員 通産省、PWRの設置のところなんて言っておりましたけれども、これは何もPWRであろうが何であろうが、原発を置いておるところは全部ですよ、全国。言われたからそこだけを、また特定の機種のところだけを、そういう場当たり的なことではだめなんです。一つのことを通じてどうするか、...全文を見る
○近江委員 長期エネルギー需給見通しのことについてお伺いしたいと思いますが、現在、御承知のように、運転中三十九基三千百四十八万キロワット、建設中十一基千八十九万キロワット、建設準備中三基三百五十三万七千キロワット、合計しますと五十三基四千五百九十万キロワット、昨年の六月に改定され...全文を見る
○近江委員 原発の比率が非常に高まってきているわけでございますが、一九八九年、この発電電力量で見ますと、関電が四〇・五%、九州電力が四〇・二%、四国が三八%、東京二八・七%、中国二五%、こういうようになっている。そうしますと、定検のときにはもちろん稼働しない、夏場はピークになって...全文を見る
○近江委員 大臣に「むつ」のことについてちょっとお伺いしたいと思います。  「むつ」が実験航海へ入っておるわけでございますが、今どうなっておるのか、また科学技術庁では何か国内寄港をしたいような検討をしておるということも漏れ聞いておるわけでございますが、その点につきましてお伺いし...全文を見る
○近江委員 長官はこの件についてはどうですか。
○近江委員 もう時間ありませんので終わりますが、いずれにいたしましても今回のことを――とにかく時間が経過するにつれてまた希薄になるわけです。そうであってはなりません。あの事故が発生したあのときに受けたそういう衝撃、それをいつまでも関係者は毎日思い起こして、本当にこの安全性というこ...全文を見る
○近江委員 終わります。
03月12日第120回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○近江分科員 まず、住宅問題についてお伺いしたいと思います。  その中でも、家賃補助の問題でございますが、政府は、今年度第六期住宅建設五カ年計画をいよいよスタートされるわけでございます。しかしながら、地価高騰によりまして、特に大都市圏での住宅政策というのは非常に深刻な状況にある...全文を見る
○近江分科員 私の感じでございますが、七年間というのはちょっと短いと思うのですね。したがいまして、その点につきましては、また今後考慮してもらいたいと思います。  それから、年五%上げていくということでございますが、この数値につきましてもお伺いしたいと思いますし、五%というのは非...全文を見る
○近江分科員 そうしますと、私が今申し上げたいわゆる七年をさらに延長する、そうすると必然的にまたパーセントも下がってくるわけですね。いろいろなことをかみ合わせて、一度またそれをさらによく検討していただきたい、これは要望いたしておきます。検討していただけますか。
○近江分科員 それから、高齢者向きの施策でございますが、これがさらに三%アップということでございます。一つはこれの根拠ですね。そして、借り上げの期間は原則として二十年間以上ということになっておるわけでございますが、二十年を限度とする、こうなっておりますね。三%で二十年を限度という...全文を見る
○近江分科員 私の申し上げておるのは、三%というのは高齢者にとっては非常に高率であるということが一つですね。二十年と定めておった場合、もし二十年そこに住むとした場合、いわゆる上限を設けないで毎年この数値でそのまま二十年いけば、これは大変な額になりますね。その点をお聞きしているので...全文を見る
○近江分科員 ですから、この三%は私は高いと言っておるのです。だから、このパーセントを二%にするとか、特に高齢者ですから、徹底した補助という線で考えなければいけないと思うのですね。ですから、今後パーセントの引き下げについての努力をしていただくことと、二十年あるいはまた二十年以上と...全文を見る
○近江分科員 それでは、次にお伺いしたいと思います。  お聞きしておるところ、東京では七千ヘクタール、大阪では二千七百ヘクタールの面積が低利用にとどまっておるということをお聞きしておるわけでございますが、今後、そういう地域の潜在的な住宅供給能力というものを引き出すという努力が非...全文を見る
○近江分科員 大蔵省来てないですか。
○近江分科員 私が聞いているのは、そういうことを聞いているのと違うのです。要するに、低利用地のそういうことにつきまして、やはり地主として協力してもらわなきゃならない。その地主に対するそういう優遇といいますか、供給に協力してもらうような税制をやはり考えなければ土地は出ないわけですよ...全文を見る
○近江分科員 そういう制度を、現実的にさらに協力をしてもらえるそういうことにさらに考えていく必要があるということです。それを特に申し上げておきたいと思いますので、よく検討していただきたいと思います。  次に、勤労者の方の住宅制度の改善の問題でございますが、財形住宅貯蓄の非課税限...全文を見る
○近江分科員 来てもらっているから答えてもらう。
○近江分科員 さらにその引き上げにつきまして、今後、現実ということをよく直視していただいて、考慮していただきたいということを特に申し上げておきたいと思います。  それから、二千万から三千万ということに引き上げになったわけでございますが、所得制限が逆にこれは引き下げになっています...全文を見る
○近江分科員 三千万円から二千万円、一挙に一千万円ダウンなんですね。ですから、それは大蔵省としての見解でありまして、やはり現状からいきますと、一挙に一千万円のそういう引き下げというのは相当影響が大きいと思うのですね。したがいまして、これは本省へ帰られて、また今後検討をよくしていた...全文を見る
○近江分科員 ならば、よく検討してください。よろしいですね。  その次に、中古住宅の流通促進の問題でございますが、住宅金融公庫の融資の拡大、これにつきましては、建物は六百二十万円から十万円拡大されて六百三十万円、土地融資は六百七十万円と変わらない。したがいまして、合計千三百万円...全文を見る
○近江分科員 そういうように若干の努力をしていただいておることはわかるわけでございますが、今後、現実ということをよく考えていただきまして、さらに努力をしていただきたい。重ねて要望しておきたいと思います。  次に、公団の家賃につきましてお伺いしたいと思いますが、公営限度額方式に加...全文を見る
○近江分科員 もう大分時間も迫ってきましたので、一つはこの補正率につきましても、これは不動産鑑定機関の調査結果に基づいて公団が指数化するということを言っておりますが、補正について何らの基準も限度も定めておらない。例えば環境問題一つを見たって、そういうことは考慮しているのか。例えば...全文を見る
○近江分科員 終わります。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
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○近江分科員 まず、私は初めに子育て支援の問題についてお伺いしたいと思います。  子育て支援といいましても、一つは児童手当あるいは育児休業、保育サービス等がいわゆる三点セットと言われておるようなわけでございますが、まず初めに、児童手当の問題についてお伺いしたいと思います。  ...全文を見る
○近江分科員 三歳ということになりますと、児童手当というよりも乳幼児手当と名前を変えたらどうでしょうかね。  それでは納得できないわけでありまして、先ほど三点の問題について私申し上げたわけでございますが、この点につきましては今後の重要な課題として検討していただきたいと思うわけで...全文を見る
○近江分科員 大臣も努力されていることはよくわかるわけでございますが、しかし、このように改正をしてもらいたいということを私提案したわけでございますので、今後の重要な課題として取り組んでいただきたいと思うわけでございますが、いかがですか。
○近江分科員 大臣は代表してお答えになっているわけでございますが、きょうは局長さんクラス、多数お見えでございますが、重点項目として私が申し上げたこの三点、しっかりとひとつ受けとめていただきまして、今後速やかに、また一歩前進できるようによく検討していただきたい、重ねて申し上げておき...全文を見る
○近江分科員 法案の柱というのは一年間、満一歳まで認めると。それから問題は手当だと思うのですね。私ども少なくとも六割ぐらいは支給すべきだ、こう言っておるわけでございますが、その点努力してもらいたいということ、また、罰則もやはり当然入れるべきだ、こういうふうに思うのです。この点につ...全文を見る
○近江分科員 いずれにいたしましても、今までなかった制度を政府もそのように努力をして一歩前進を図ろうとされているわけです。この努力は非常に評価をいたします。しかし、中身の点につきまして今私が申し上げました六割程度のそれもぜひできるように努力をしていただきたい。また、しないところに...全文を見る
○近江分科員 ひとつ、保育サービスにつきましては今後一層努力をしていただきたいと思います。強く要望いたしておきます。  次に、がん問題に移りたいと思いますが、私は特に科学技術委員会等におきまして対がん十カ年戦略につきまして、この強化充実を常に訴えてきたわけでございます。中心は厚...全文を見る
○近江分科員 早期発見をいたしますと、子供は薬への感受性が高いということから白血病は八割ほど治るというのですね。ですから、早く発見してあげるということが救う道なんですよ。ですから、これはそういう医学の非常に難しい問題もあるかもわかりませんけれども、現実に早期発見をすれば助かるので...全文を見る
○近江分科員 ひとつよく両省、努力していただきたいと思います。  それから、学校教育の問題でございますが、病気が理解されないということから種々問題が起きておるわけでございます。  例えば、体育活動で休む、遠足などの課外活動で休む、薬のかげんで脱毛するというようなこと、そうする...全文を見る
○近江分科員 ひとつしっかり努力していただきたいと思います。  このがん問題でございますけれども、一つは、がんの死亡数、死亡率等につきまして、国民としては非常にふえてきておる、不安が増大してきておる、そういう死亡状況についてはどうか。また、治癒率について、向上しておるのかしてい...全文を見る
○近江分科員 時間が大分切迫してきましたので、あと簡潔にいきたいと思いますが、この対がん十カ年戦略、いよいよ七年目に入ったわけでございます。それなりに三省が中心になられて非常に精力的に取り組んでおられる、それは非常に多とするわけでございます。しかし、これだけのがん、また人々の恐怖...全文を見る
○近江分科員 終わります。
04月23日第120回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
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○近江委員 私は、まず初めに宇宙開発の問題についてお伺いしたいと思います。  まず、先般NHKが打ち上げました衛星、アトラスⅠロケット、これはGE社から購入したBS3H、これをケープカナベラル基地から打ち上げたわけでございますが、残念ながら失敗したわけでございます。簡単にまずそ...全文を見る
○近江委員 これは同じく補完衛星のBS2X、アリアンロケットが昨年の二月、ギアナで打ち上げているわけですね。これについて報告をまず聞きたいと思います。
○近江委員 これは局長にお伺いしますが、同目的で続けて打ち上げているわけですね。これがうまくいかなかった。今までの世界各国の宇宙開発の現状にかんがみまして、続けてうまくいかなかったというケースはあるのですか。
○近江委員 御承知のように、NHKの衛星放送、これは契約しているのは約四百万世帯と言われております。それからまた、JSBが四月からやっておりまして、デコーダーを供給しておるのが十三万件、申し込みが三十万件、このように聞いておるわけでございますけれども、今日の情報化時代の中におきま...全文を見る
○近江委員 これは宇宙開発事業団が昨年の十一月二十二日に発表されているのですけれども、ゆり三号aは少なくとも平成三年夏に打ち上げられる放送衛星三号bの運用開始時期までは三チャンネルの運用に支障がないものと考えておる、こういう発表をされているのですね。今二チャンネルしか使えない。こ...全文を見る
○近江委員 それでこの補完としてBS2b、これは本来的にはこの二月ということになっておったのを五月いっぱいいけるだろう、こういう判断ですね。あと頼りになるのはいわゆるBS2b、ふらついている衛星ですね。これは燃料とかどのぐらい残っているのですか。例えば軌道修正をしてうまくいくなら...全文を見る
○近江委員 BS3bの今後の予定ですね、これはどういうスケジュールでいかれるのですか。
○近江委員 その打ち上げ準備というのは、慎重なそういう準備ということはよくわかるわけですが、こういう状況の中でできるならば短縮をして上げるというようなことはできないものかどうかということが一つ、これにつきましてはどういう判断ですか。
○近江委員 そういう実用化を現実にやっているわけでございますが、この予備といいますか、そのために二つ続けてロケットを打ち上げて失敗をしたわけですけれども、そういう努力はわかるわけでございますが、本来的にはこれは相当な余裕を持ってやっていくのが本筋じゃないかと私は思うのですね。この...全文を見る
○近江委員 まことに厳しいそういう状況であるわけでございますが、今の状態をお聞きしますと、二チャンネルで今後推移していく、このように思うわけですが、これはうまくいくのですか、どうなんですか。
○近江委員 まことに綱渡りといいますか、なぜもっと予備のそういう完全な体制のもとにスタートしなかったのか、非常に残念な気がするわけでございますが、それについては局長どうですか。
○近江委員 じゃ、その件についてもう一度郵政省。
○近江委員 BS3bというのはまさに背水の陣の打ち上げだと思うのですけれども、このBS3bの打ち上げにつきまして特に留意すべき点といいますか、どういう点を一番注意されておるのですか。
○近江委員 宇宙のいわゆる利用体制の問題、今局長の答弁を聞いていますと、それは利用であって郵政省の管轄だというような、何となし白々しい無責任なような感じを私は受けたんですよ。今宇宙開発の問題というのは非常に私は問題だと思うのですね。どこが本当に責任を持って、これはやはり国民生活に...全文を見る
○近江委員 この開発委員会のあり方について今御答弁があったわけでございますが、先般、日米両政府間におきまして、人工衛星につきまして合意がなされたわけでございます。その結果、我が国内におきまして宇宙開発利用体制に大きな変化が起きてきておる。それでなくても、今申し上げた利用ということ...全文を見る
○近江委員 宇宙開発全体を見ますと、予算にいたしましても、アメリカのNASAと比較しましても、これは本当に全然規模が違いますし、ヨーロッパと比較しましてもそうですね。ですから、やはりこれからのそういう将来ということを考えたときに、我が国としてももっとそういう予算面におきましても考...全文を見る
○近江委員 外務省さんが何か予定があるようですので、問題を変えまして、先にちょっとお聞きしたいと思います。  湾岸戦争がございまして、大量破壊兵器という問題が非常にクローズアップされたわけでございます。そういう中で、最大の大量破壊兵器というのは、これはやはり今のところ核だと思い...全文を見る
○近江委員 この問題は外務省を中心に、また科学技術庁もよく力を合わせて、私が申し上げたそういう点、ひとつ我が国としてしっかり先駆的な役割を果たしてもらいたい、このように思います。要望しておきます、長官。  それから、プルトニウム輸送、政府は海上保安庁で護衛するんだというようなこ...全文を見る
○近江委員 今回のそういう掃海艇の派遣等からかんがみて、そういう、今言うようになし崩し的にどんどん拡大していくという政府全体の姿勢が今問われているのですよ。だから私はこの問題をあえて言っているのです。海上保安庁は今どういう計画をしているのですか。
○近江委員 この海上輸送の問題につきましては、相当私たちも懸念しております。そういうことで、この問題はまた次の機会にしたいと思いますが、今政府の姿勢というものはなし崩しにそういう姿勢があるということをここで指摘しておきたいと思います。  次に、原子力のいわゆる安全性に関する国際...全文を見る
○近江委員 毎回このことを指摘いたしておりますが、非常にこれは大事な問題であります。そういうセレモニー的な打ち合わせとかそういうことじゃなくして、ひとつ真剣な、本当に実のある、お互いが緊密な連携をとることが大事だと思います。この点、大臣のそういう決意といいますか、それをお伺いした...全文を見る
○近江委員 大臣おっしゃったこと、ちょっと違うのですね。我が国の安全性、それが高い、評価されておる、そうじゃないのですよ。この間から美浜のあんな細管の破断とか見ておりまして、そんなこと国民はだれも思っていませんよ。とにかく不安で仕方がないというのが国民の気持ちなんです。ですから、...全文を見る
○近江委員 次に、テクノロジーアセスメントの問題でございますが、科学技術の研究開発を進める場合、プラスの要素の評価だけが何か突出しているように思うわけでございます。あらかじめむしろマイナスの影響というものを評価して対処することが必要だと思いますね。そういった認識に基づきまして、米...全文を見る
○近江委員 今後とも積極的に取り組んでいきたい、言葉では言えるのですよ。何もやってないじゃないですか、政府は。本当に真剣にこういうことに積極的に取り組んでいきますとおっしゃるならば、それをきちっとした結果で今後示してもらいたい、このように思います。  大臣、私申し上げたテクノロ...全文を見る
○近江委員 今申し上げたこの課題、極めて重要なことでございますので、長官を中心に科学技術庁としては真剣にひとつ受けとめて力を入れていただきたい、このように思います。  次に、超大規模国際協力プロジェクトの問題であります。  核融合、宇宙ステーション、超大型加速器、ヒトゲノム等...全文を見る
○近江委員 これは何回も申し上げておりますが、政府研究投資の拡大を今後さらに力を注いでいかなければいけない、このように思うわけでございます。欧米先進国のデータを見ましても、政府の負担割合というもの、これはやはり非常に低いわけですね、細かいデータは申し上げませんけれども。これについ...全文を見る
○近江委員 大分時間が迫ってきたようでございますので、最後に大臣にお伺いしたいと思います。  大臣が所信表明におきまして「私たち一人一人の夢のある国民生活を実現していくため」として新しい表現で強調されたわけでございますが、大臣の私的懇談会としてゆとり・優しさ・快適さを考える懇談...全文を見る
○近江委員 それでは終わります。
09月26日第121回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○近江委員 私はまず初めに、火山問題についてお伺いしたいと思います。  雲仙・普賢岳が二百年ぶりに噴火をいたしました。火砕流のために数多くの犠牲者が出たわけでございまして、心から亡くなられた方々の御冥福を祈りたいと思います。この天災、そして人災ということもあるわけでございますが...全文を見る
○近江委員 各省、お見えになっているところは皆答えていただきましたね。――それなりにそれぞれ各省でなさっておるわけでございますが、この雲仙は、先ほど申し上げましたように昨年の十一月に噴火している。それから火砕流で多数の犠牲者を出した。今もなお周辺一万人の方々が犠牲を強いられておら...全文を見る
○近江委員 いわゆる八十三の火山、これに対する観測網がほとんどできていない、データもない、そういう政府の無策によってこれだけの犠牲者が出たのです。予知がきちっとできておれば、警戒区域を設定して、絶対に入っちゃいけない――火砕流というのは、皆さん御承知のように時速百キロから二百キロ...全文を見る
○近江委員 今この普賢岳周辺には、九大それから気象庁合わせて地震計が十八、一基もなかった傾斜計も十一基設置された。しかし、これはほとんどが他大学などからの借り物の上、山にぽんぽん置いてきただけで、設置の方法も悪い、こういうような声も現地にあるのですね。要するにそこまで科学技術が至...全文を見る
○近江委員 今お話あったわけですけれども、こういう貧弱な予算で八十三の火山をカバーしていく、これは到底できるものじゃないですよ。だから、特に来年度予算、この年末にはもう編成するわけでございますけれども、これは関係各省、今回の雲仙にかんがみて予算のそういう位置づけに対しては本当に真...全文を見る
○近江委員 この火山噴火予知連絡会、気象庁に設置されておる、そんなことはわかっていますよ。要するに、その連絡会があったとしても、私は前の委員会で申し上げたことがあるのですけれども、いわゆる地震だって貧弱なことおびただしい。地震国と言われながら、予算一つを見ましても地震全体で平成三...全文を見る
○近江委員 きょうは関係各省の方々は各省課長さんクラスの方がお見えだと思いますが、関係各省を代表してきょうは長官からこうして答弁いただいているわけです。ですから、きょうのことは必ず閣議にも上げて、本当にこの雲仙を反省して、火山予知に対して全力を挙げて政府として取り組んでいただける...全文を見る
○近江委員 火山の問題につきましては、今長官の方からそういう御答弁ございましたので、ひとつ関係各省からお見えの方は、必ずお帰りになって大臣によくお伝えいただいて、来年度予算の今編成前でございますので、必ず充実した体制がとれるように各省力を入れていただきますように、間違いなく来年何...全文を見る
○近江委員 私は公平な人間ですから、長官のその真意を確かめたかった。長官からそのように公式に改めて、重大な事故であった、そういう表明がございましたので、それをそのまま受けとめたいと思います。  いずれにいたしましても、美浜の件につきましては非常に国民の皆さんも心配いたしておるわ...全文を見る
○近江委員 今後、この工事計画の審査あるいは検査対象範囲、これにつきましてはどの程度拡大されていかれるのですか。
○近江委員 この二号機は平成二年の四月から七月にかけて定期検査をやっておるわけですけれども、その間には異常が見つからなかった、こういうことなんですね。現在行われておりますこの定期検査そのものに問題がないのかどうかということです。定期検査の間隔が長くなる、かつまたこの検査期間が短縮...全文を見る
○近江委員 そういう懸念はない、そしてさらに現在の定期検査を充実をする、こういうことですね。
○近江委員 この細管の破断ということからいきますと、現在のECTでは細管の円周方向の傷を見逃しやすい、このように言われているわけです。当然、これには金属疲労の発見技術、これはどうしても早急にやらなければいけない、このように思うわけですが、これに対して着手をされるのか、またその見通...全文を見る
○近江委員 長期エネルギー需給見通し、これを策定されたわけでございますけれども、今後二〇一〇年までに原発を今の約倍、四十基増をやっていく。立地につきましても、新規のものについては困難がますます増大してきておる、そういう中で、これは政府の計画でございますけれども、計画達成の見通しと...全文を見る
○近江委員 今後のエネルギーを考えますと、一つの柱はやはり省エネだと思うのですね。それからまた、原子力以外のいわゆる非化石エネルギーの開発、それら二つだと思うのですね。そういう意味におきまして、省エネルギーの徹底という点、最近はどうも、第一次、第二次オイルショックもあり、湾岸戦争...全文を見る
○近江委員 省エネにつきましては、ひとつ徹底してまた御努力いただきたいと思います。  それから、エネルギーの効率利用あるいは未利用エネルギーの活用、これはもう本当に積極的に展開していただきたいと思うわけでございます。この点につきまして、いかに取り組んでいくかということにつきまし...全文を見る
○近江委員 時間があれば、私も一つ一つ細かい項目にいきたいと思うのですけれども、きょうはそういう概略的なことで進んでおるわけでございます。  それから、新エネルギーの技術開発、これは太陽エネルギーを初めとして、本当に力を入れなければならない問題でございます。この新エネルギーの問...全文を見る
○近江委員 特に太陽光の問題につきましては、これは各家庭を初めとして、まずとりあえず公共機関であるとか大都市を中心としていろいろな利用というものを展開をしていかなければならぬ、このように思うわけでございますが、その場合は電力会社との問題なんですね。これは双方性がなければいかんと思...全文を見る
○近江委員 電力会社との関係は、その辺は詰めておりますか。
○近江委員 その辺のところ、そういうきめ細かな対策がなければなかなかこの普及ということが、また普及することによってそれがコストも下がってくる、相乗効果というものが生まれてくるわけでございますので、ただ研究開発というだけではなく、同時にそれを進めていくということが非常に大事だと思い...全文を見る
○近江委員 もうこれで終わりますが、私は繰り上げをできないものかと、このまま計画どおり進めるという御答弁であったのですけれども、これは問題提起しておきますので、十分ひとつ科学技術庁で討議をしていただいて、何とか一歩でも早期完成ができるように努力をしていただきたい、このように思いま...全文を見る
○近江委員 じゃ、終わります。
11月21日第122回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○近江委員 安全委員長が二時から会議ということでございますので、余り時間がありませんので安全委員長のところをまず初めに何点かお伺いしたいと思います。  一つは、美浜の問題につきましては最終結論に向かって今努力されておることと思いますけれども、ほぼこの時点でどの程度進捗しておるか...全文を見る
○近江委員 通産省のそうした中間報告といいますか、それをお受けになって、安全委員会として特に注目をして、さらに今後精査しようとされている問題はどういうところですか。
○近江委員 時間がありませんので、この問題は次に聞きたいと思います。  次に、大学におきます原子炉、臨界実験装置の問題でありますが、御承知のように、東京大学、京都大学、立教大学、武蔵工大、近火等にこうした原子炉が、また臨界実験装置があるわけでございますが、こうした大学の施設につ...全文を見る
○近江委員 例えば、武蔵工大の場合は運転が休止になっておりますね。それからまた、こうした大学の原子炉というのは非常に人家の密集地域にあるんですね。ですから、この辺のいわゆる日常の管理といいますかそういうこと、また付近住民に与えるそういう心理的な問題等々、やはりこれは見過ごしにする...全文を見る
○近江委員 非常に人家の接近した地点に大学の原子炉というのが置かれているところが多いわけですね。そういう点、原発なりなんなりの問題につきましては、国会でもこうして私たち常に問題を指摘しておりますし、緊張感もあるようでございますけれども、こうした点が案外盲点になる可能性がある。した...全文を見る
○近江委員 それから、「むつ」の問題でございますが、「むつ」につきまして正式にひとつお聞きをしたいと思います。  「むつ」は廃船が決まったようでございますが、今後の方向につきまして、まず科学技術庁の方から御答弁いただきたいと思います。
○近江委員 原子炉建設等につきましては一歩一歩積み上げのそれをしておると思うわけでございますけれども、廃炉、解体ということについてはまだまだ非常に不安がある、このように私は思うわけでございます。この点、原子力安全委員会としても、これはもう当然重大な関心を持ち、万全を期さなければな...全文を見る
○近江委員 同じ問題、ひとつ科学技術庁から。
○近江委員 この点もひとつ万全のそうした手続を踏み、対策をとってやってもらいたい、このように思います。  それじゃ、委員長、私もまだ質問したいわけだけれども、あなたは二時から会議だといいますからやむを得ないと思います。それでは、どうぞ退席してください。  次に、地震の問題を聞...全文を見る
○近江委員 地震予知連の副会長の力武常次日大教授が、一九九〇年から二〇〇〇年までの間の十年間に、首都圏直下型でマグニチュード六以上の地震が起きる確率は四〇%だ、こういう確率予測をは、じき出されておることは御承知のことと思います。この間の夕方の地震というのは都民を非常に驚かしたわけ...全文を見る
○近江委員 直下型の対応をとらなければいかぬということはおわかりになり、体制をとっておられるわけでございますけれども、それじゃ今、どういう体制をおとりになっていますか。
○近江委員 今おっしゃったそういう三千メーター級あるいは二千メーター級、やはり計画でやらなければならない、決まったことにつきましては、これはやはり早急にやる必要があると思うのですね。今おっしゃったことをきちっと計画を完遂するには何年度になるのですか。
○近江委員 そうしますと、科学技術庁が計画をして各地点に深井戸を掘り、ここから得られるデータで、それだけのデータがあればほぼ予知できる、その計画がきちっといくまで、今のペースでいったら何年になるのですか、いつになるめですか。
○近江委員 力武さんは、いわゆる二〇〇〇年までに四〇%ということを言っているわけですよ。それは予測ですからそんなものわかりませんよ。だけれども、何十年研究してきて、またそれに基づいてこの人は言っておるわけです。  例えばサンフランシスコのあの地震のときも、米国の地質調査所が力武...全文を見る
○近江委員 各省来てもらっておりますから、文部省、通産省工業技術院、運輸省気象庁、建設省国土地理院、それから郵政省ですか、順番に。
○近江委員 今答弁を聞いておりましても、関係省庁がまだ本当はあるんですよ。主なところにきょうは来ていただいたわけですね。ほとんど予算、聞いておりましても本当に横並びにちょっと頭を出したという程度なんですね。これほどこに原因があるかということなんです。これは非常に残念ですね。大蔵省...全文を見る
○近江委員 大蔵省の担当の主計官が今そのように御答弁になったわけでございまして、大いに期待をしたいと思いますが、何といいましても地震予知推進本部長は科学技術庁長官ですから、今のことを踏まえてひとつ長官の決意をお伺いしたいと思います。
○近江委員 そうしましたら、地震関係の各省の人はもう退席してもらって結構です。  次に、最近の基礎研究のあり方等につきましてお伺いしたいと思います。  何といいましても国立の研究機関あるいは大学の研究室等の充実を図らなければいかぬわけでございますが、そういう中で非常に象徴的な...全文を見る
○近江委員 各大学に安全対策を言った、それはわかるわけですけれども、もっともっと根の深いものがあるのですね。要するに今回のこの事故だって、本当にガス漏れも検知することはできなかった。それはできないでしょう。ベニヤ板で仕切っておるわけですよ。すき間だらけもいいところでしょう。学生に...全文を見る
○近江委員 この優秀な大学院生、国立大学に学ぶこういう学生が二人も亡くなり、そうして三名、隣室で負傷した人がまた二名、五名ですな、そういうようにけがをしている。本当に痛ましいことですね。  こういうような例えばシランガスだけでも平成元年には七十三トンが使用されている。ところが、...全文を見る
○近江委員 早急に万全の体制をおとりになっていただきたいと思います。  消防庁も、こういうケースをごらんになって、災害の発生の原因というのは、非常にこれだけの高度化された都市あるいはまた実験室、工場、危険なところはもう無数にあると思うのですけれども、消防庁としては、今回の事故に...全文を見る
○近江委員 もう時間がありませんので、ほかに諸問題をお聞きしようと思って各省の方に来ていただいたのですが質問できなくて、また次の機会にさせてもらいたいと思いますので御理解いただきたいと思います。  最後に大臣、要するに私が申し上げておるのは、研究開発予算というもの、これが我が国...全文を見る
○近江委員 終わります。