近江巳記夫

おおみみきお



当選回数回

近江巳記夫の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第132回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○近江分科員 今回の阪神・淡路大震災、大変な被害があったわけでございまして、警察庁からの報告、最も新しい時点におきましては、死者が、今官房長官は五千三百とおっしゃっておりましたけれども、五千四百十三名、負傷者が三万三千二百二十一名、もっと掌握すればさらに数値が上がるのではないかと...全文を見る
○近江分科員 確かに、初期の情報を的確に把握する、非常に重要なことでございますが、あした閣議で決定されるということでございますけれども、どうした方向で考えておられるのか、その辺をひとつお伺いしたいのです。
○近江分科員 きょうは時間が非常に限られておりますので、問題を絞ってみたいと思うわけでございます。先ほど申し上げましたように、今後取り組まなければならないこと、非常に山積しておるわけですが、救援・救護体制の整備という問題でございます。御承知のように兵庫に隣接しております大きな大阪...全文を見る
○近江分科員 既に平成三年からスタートされまして、今もう平成七年ですね。そういう中で今回の阪神・淡路大震災が起きたわけですね。そして、救われるべき方が、医療体制、こういう緊急、そして大変な混乱の中で、恐らく手が差し伸べられなくて、時間が本当になかったという中で亡くなられた人も随分...全文を見る
○近江分科員 百数十億というのは、一機のことをおっしゃっているのですか。
○近江分科員 そういうことはすぐにぱっと政府として用意しておくべきですよ。要するに、ジャンボ機一機でもそれだけかかるのですよ。  それでは多目的病院船は、例えば一隻一万トン、二万トンクラスの船でどれぐらいを想定されているのですか。四年も五年もかけて調査されているのですから、大体...全文を見る
○近江分科員 具体的な設計とかいろいろなものが入らなければ幾らかかるかということは言えないと思いますけれども、しかし、現実にこれだけの災害があり、もしもそのときにこの船があればどれだけ多くの人が助かったかわからないわけですね、いろいろな角度から考えましても。もう一月以上経過してい...全文を見る
○近江分科員 終わります。
02月22日第132回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第3号
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○近江委員 交通安全にとりまして非常に大事なことは、災害に強い交通施設の、その安全性といいますか、そういうことが非常に大事なことではないか、このように考えます。今回の阪神・淡路大震災におきましては、御承知のように死者が五千四百名を上回っております。負傷された方も三万三千名を上回っ...全文を見る
○近江委員 今回は直下型地震ということもあったわけでございますが、その耐震設計また施工あるいは基準等々におきまして、我が国としては非常に過信があったと思うのですね。  私は、絶えず地震というものにつきましてフォローいたしてまいりました。十九年前には科学技術委員会で、神戸、大阪の...全文を見る
○近江委員 あの地震は朝方の五時四十六分ですね。私は豊中市というところに住んでおりますが、これは尼崎、伊丹と隣接のところです。私も初めて味わった大変な揺れでございました。つぶれるかなと思うぐらいの強い地震を大阪北部でも、そのように体験したわけでございます。  そうしますと、これ...全文を見る
○近江委員 朝方の、大半の人は眠っておられるわけですね。これがラッシュ時であればどうであったかと考えるだけでも、恐ろしい被害者が出ておるわけですね。こういうことから考えますと、交通施設の安全性というものはいかに大事なものであるか。地震国と言われる我が国において、災害に強いそういう...全文を見る
○近江委員 施工の問題などというものは、委員会の究明をまつまでもなく、即刻関係者に政府としてきちっとこれは通達もし指導もすべきなんです。そういう手をきちっと打つべきでしょう、それは。どうなんですか。  もう時間もないから、では代表で建設省。監督姿勢をきちっと決意表明してもらいた...全文を見る
○近江委員 もう時間がないからまとめてお聞きしますが、一つは、今いろいろな検討会で基準の見直し等、設計のあり方等々真剣に関係省庁連携をとりながらやっておられると思いますが、これも時間もかかるでしょう。しかし、今交通機関というものは国民の足として動いている。しかも、皆さん方も復旧工...全文を見る
○近江委員 時間があればもっとどんどん言いた いのですけれども、いずれにしても、私が質問しておるその一端で、皆さんもそれを真剣に受けとめてくれたと私は思っておりますし、しっかり頑張っていただきたい、このように思います。  最後に、いわゆる財政問題。いわゆる復旧工事にかかっても...全文を見る
○近江委員 税制は。
○近江委員 しっかり頑張ってください。  終わります。
03月09日第132回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第5号
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○近江委員 まず、道交法の一部改正案から御質問したいと存じます。  現在、小型限定、中型限定、限定なし、このように三種に区分されておるわけでございますが、今回、法改正によりまして区分されるわけでございます。その理由と必要性につきまして、まず初めにお伺いしたいと思います。
○近江委員 指定校で教習を終了して技能検定に合格した者に対して技能試験を免除する、こういうことになるわけですが、その根拠といいますか、どういうお考えに基づいてそういう制度を導入されたのか、お伺いしたいと思います。
○近江委員 大臣、予算委員会へあと十分ほどで出られるということをお聞きしておりますので、ちょっと全般的な二輪車に関しましてのことについてお伺いしたいと思います。  昨年の交通事故の件数を見ておりましても、二輪車の乗車中の死亡事故というのが二千百二人と、前年度から九十九人増加して...全文を見る
○近江委員 大型二輪車の免許取得年齢が引き上げられるわけですね、十八歳ということになるわけです。そうなってきますと、一面考えられるのは、無免許運転といいますか、そういう人がふえるのじゃないか、こういう心配をしておるわけですが、これにつきましてはどういうようにとらえておられますか。
○近江委員 傾向としてどういうことが考えられるか。若者に関して申し上げますと、大型二輪の免許取得年齢というものは十八歳に引き上げられる。そういうことで、一つは二輪車よりも四輪免許を取得する方向に行くのじゃないか。これは私が思っているのですけれども、皆さんの考えを聞かせてもらいたい...全文を見る
○近江委員 先ほどの二輪車の死亡事故の問題でございますけれども、きょうは関係省庁お見えになっていらっしゃるわけでございます。大臣は間もなく出られますので、大臣に聞いておいてもらえばいいと思うのですが、各省にお伺いしたいと思います。  運輸省としては、この二輪車のそういう死亡事故...全文を見る
○近江委員 その他気をつけなければならないことは相当あると思うのですね。そうした他の車種におきましても、二輪車の事故防止のための多少の改善が行われておるわけでございますが、先般も私の知っておる若者が、数日前に会った若者が事故で死んでおるのですね。聞いてみますと、やはり不法駐車して...全文を見る
○近江委員 特に二輪車の場合は、道路の陥没とかそういうところから遭っている事故というのは非常に多いのですね。ですから、今お話あったように、こうした道路行政の面におきまして、さらにまた十分努力をしていただきたい。強く要望いたしておきます。  総務庁とされては、二輪車のそういう事故...全文を見る
○近江委員 特に二輪車に絞って今お聞きしておるわけですが、警察庁としてはどういう点に今後留意をされていかれるのか。また、現状についてどういう対策をとられておるか、お伺いしたいと思います。
○近江委員 警察庁は、この制度の導入に際しまして、六カ月間にわたって千七百五十三人の意見を集約されておる。私もデータをいただいておりますが、賛成が五百二人、反対が百七十九人となっておるのですね。  賛成につきましては、主な理由としましては、休日等は試験場で技能試験が実施されてい...全文を見る
○近江委員 技能試験が免除されるということでございますので、検定員の立場というものはみなし公務員ということになろうかと思うのです。そうなってきますと、今お話があったように、やはり検定員の資質の向上、また厳正、公正な姿勢ということが最も重要なことだと思うのですね。  そういう点に...全文を見る
○近江委員 その認識はされておることはよくわかったわけでございますが、具体的に今後どうしていくかという点ですね。今のところはまだ明確な御答弁がなかったように思いますが、模索中ということで受け取りたいと思います。  例えば、小型船舶の免許を取得する場合、養成所と試験機関とに分かれ...全文を見る
○近江委員 新聞とかそういうのを見ておりますと、生徒募集の広告がよくあるのですね。例えば「早い、安い、安心」というような広告を打っておるわけです。その横には合宿運転免許とか、よくごらんになると思うのですけれども。  現在、これだけの事故、また死亡者が一万台を突破しておるというよ...全文を見る
○近江委員 一月二十七日の予算委員会におきまして、質疑を見ておりますと、自動車運転のための練習場をつくるべきではないかという質問に対しまして、自治大臣は、「練習場のための広場をそれぞれ運転免許試験場を開放していくというのが今の当面の私どもの仕事ではなかろうか。」こういう御答弁をさ...全文を見る
○近江委員 時間があれですので、次に、自動車の保管場所の関係に移りたいと思います。  今回、この適用地域の拡大を政令で行われるわけでございますけれども、まず基本的に、その理由につきましてお伺いしたいと思います。
○近江委員 前回この改正をされまして、その効果を、効果という点からごらんになってどのように受けとめておられるか、お伺いしたいと思います。
○近江委員 違法駐車等が原因となって生じました死亡事故発生件数、これは私がお聞きしておりますのは、平成元年には四百九十三人、駐車車両に直接追突をして亡くなった方が三百六十七人、駐車車両の陰からの飛び出しが百二十六名、また、違法駐車等が原因となって生じた救急・消防活動支障の事例につ...全文を見る
○近江委員 確かにそういうような違法駐車等のことがそうした事故あるいはまた死亡につながるわけでございまして、これをなくしていくためには、当然車庫の整備充実が最も大事なことになります。また、この法案が成立しさらに拡大ということになってくれば、さらにそのことが大事なことになるわけです...全文を見る
○近江委員 建設省、来ておられますのでお聞きしますが、公団の団地とかあるいは公営住宅等も、駐車スペースのことは常に各地で問題になっているわけですが、これは現在どのようになっておるか、また、今後その拡大についてどのようにお考えか、お伺いしたいと思います。
○近江委員 担当課長が来ていないわけだから仕方ありませんけれども、きょうの委員会ということであれば、確保の法案が出ておるわけですから、これは車庫のそういう問題が出るわけですから、各省来ていただいているわけですから、それは当然皆さん方の真剣さということが問われるのです。そういう点で...全文を見る
○近江委員 そういう法案が通過するわけですから、あと年刻みで拡大していくわけですから、そういう条件を、環境をきちっとしていかなければ本当に一方的になると思うのですね。これは政府全体、関係各省全部総力を挙げて、今後そうした駐車スペースの確保、車庫の確保という点につきましてやっていか...全文を見る
○近江委員 以上で終わります。
04月14日第132回国会 衆議院 本会議 第21号
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○近江巳記夫君 ただいま院議をもちまして永年在職議員表彰の御決議を賜りましたことは、まことに身に余る光栄であり、感激にたえません。心から御礼を申し上げます。(拍手)  今日まで御指導、御鞭撻を賜りました先輩、同僚議員の皆様に深く感謝を申し上げます。また、長年にわたって国政に参画...全文を見る
05月12日第132回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第6号
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○近江委員 まず初めに、阪神・淡路大震災におきまして亡くなられました方々の心からの御冥福をお祈りしたいと思いますし、また、被災されました皆様方に、心からお見舞い申し上げたいと思います。また、政府、自治体初め多くの関係者の皆様方の今日までの御努力に、心から敬意を表する次第でございま...全文を見る
○近江委員 そうすると、全線の復旧完了は大体いつのめどでございますか。
○近江委員 この被災地の皆さんのアクセス、これは本当に一日も早い復旧が望まれるわけでございますが、さりとて、急ぐ余り一番大事な安全性という点におきまして危倶が生じるようなことであれば、これはもう大変な問題であろうかと思います。  そこで、補強をされているわけでございますけれども...全文を見る
○近江委員 この被害状況を見てまいりますると、例えば山陽新幹線を見てまいりますと、高架橋あるいは橋梁の落下が九カ所、新大阪−姫路間、五千二百本あるわけでございますが、その支柱の損壊が七百八本、JR西日本の在来線、阪急、阪神電車なども随所で寸断されておるわけでございます。地下鉄も天...全文を見る
○近江委員 前の委員会で、サンフランシスコ等の地震のときに私が質問しましたときに、日本の構造物というものにつきましては絶対大丈夫である、明確に政府から答弁があったわけですね。今回の直下型によって、実にああいうような無残な大変な大惨事ということになったわけでございます。これで日本の...全文を見る
○近江委員 この基準の見直しも時間をかけてだらだら、それは慎重にやるということもあろうかと思いますが、今までの蓄積があるわけですから、やはり集中してやっていただきたい、このように思うわけです。  この新基準ができたとしても、先ほども申し上げておりますように、現在も動いている構造...全文を見る
○近江委員 特に港湾ですね。神戸は港湾都市であったわけでございますが、耐震設計でやったところについては、私も見てまいりましたけれども、三バースは本当に……。ほかは何とか若干でも稼働するようになったという御報告が大臣からあったわけでございますが、これは本当に全部復旧ということになっ...全文を見る
○近江委員 大臣お忙しいようですから、あと一問だけ。  公共事業、四百二十兆円から二百兆上積みして六百三十兆、こうなっておるわけですが、この中にはいわゆる用地費というものが入っておるわけですね。御承知のように、土地も非常に下落してきておりますし、そういう点におきまして、いわゆる...全文を見る
○近江委員 シェアのことは別としまして、とにかくこれは非常に大事なことでございますので、本当に安心のできる公共物の構築に向けて努力していただきたいと思います。それでは、大臣は結構でございます。  次に、野坂先生にお願いしたいと思います。  道路につきましては、本当に高速道路、...全文を見る
○近江委員 では、もう時間が来ましたので終わりますが、きょうは警察庁も来ていただいておるわけでございますが、やはりああいう状況のときにおきましては、情報収集、伝達、あるいは救難救助体制の整備、あるいは緊急交通路の確保等に力を入れていただきたいと思いますし、こういうサリン事件等を見...全文を見る