近江巳記夫

おおみみきお



当選回数回

近江巳記夫の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第142回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○近江委員 新党平和の近江でございます。限られた時間でございますが、何点かお聞きしたいと思っております。  村山内閣、橋本内閣とはや三年八カ月が経過したわけでございます。当初私どもは、理念も政策も違う政党さんが一緒になって、本当にいい政治ができるのだろうか、そういう危惧をいたし...全文を見る
○近江委員 この財革法自体、これは時間があれば私も論じたいのですけれども、文教とかいわゆる科学技術関係だとか、将来に向けてこういうところにたがをはめてしまう、キャップをはめるということは本当に私はよくない。この法案は、私たちが反対しているのに与党で通したわけでございますけれども、...全文を見る
○近江委員 今、有馬先生の御報告を引いて一端を申し上げたわけでございますけれども、欧米先進国とすべての面で見てまいりますと、例えば研究開発費、これは我が国全体としては十四兆四千億でございますけれども、政府負担の割合というのは二二%ですね。これが、ドイツでは三五%、フランスが三四・...全文を見る
○近江委員 もう時間がありませんので進みますけれども、この奨学金の問題につきましては、一つは、うんと幅を広げるということです。  これは一遍検討してもらいたいということを申し上げておきたいと思いますが、親の所得制限はもう廃止する、卒業してから返すわけだから。それは、幾ら親が出し...全文を見る
○近江委員 じゃ、もう時間がありませんので、最後に文部大臣、私が今提案したこと等を踏まえて、ひとつ決意をお伺いしたいと思います。  それから、大蔵大臣、今いろいろ聞いておられて、時間があればもっとあなたにいろいろお聞きしたかったのですけれども、いずれにしても、科学技術創造立国、...全文を見る
○近江委員 終わります。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○近江分科員 新党平和の近江巳記夫でございます。  きょうは、非常に限られた時間でございます。そういう中で、特に私は、最近の大変な景気の中で中小企業等が資金繰り等で大変困っておりますし、そうした貸し渋りの問題等から御質問をしたいと思います。  御承知のように、最近は、貸し渋り...全文を見る
○近江分科員 日銀が三月十三日に二月のいわゆる貸し出しの状況を発表いたしておりますが、五百二十九兆九千三百億、前年同月比〇・六%減。これは九一年六月に調査を開始して以来、最大の減少率を示しておる。ということは、いかに貸し渋りをやっておるかということが明確になっておる、このように思...全文を見る
○近江分科員 不良債権の方に使われるのじゃないかと申し上げたのですけれども、もう一つの問題は、今後のBIS規制といわゆる構造的な貸し渋りの問題なんです。  八%というような、これは最低基準ですから、これだけのビッグバンに備えて国際的な信用を得ようということで、九%、一〇%とさら...全文を見る
○近江分科員 大分時間が迫ってきましたので。  いずれにいたしましても、戦後最悪の経済環境ではないかと思うのですね。私ども、昨年は議員連盟だとかいう形で、ロシア、ウクライナ、韓国等へも行ってまいりました。こういう国々も非常に厳しいことは皆さん御承知のとおりでございますけれども、...全文を見る
○近江分科員 時間が来ましたので終わりますが、この特定産業集積法では、人材の育成とかは非常に弱いと思います。したがいまして、物づくり基盤技術振興基本法を私たちは考えておりますが、ぜひ政府としてもよく検討していただきまして、その辺の集中した、力が入るような、そういうシステムを考えな...全文を見る
04月03日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号
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○近江委員 今回の「もんじゅ」の事故、また東海事業所におきます火災、あるいはまた廃棄物の管理の不手際等々、非常に国民の皆さんに大きな不信感が芽生えた。これは非常に残念に思うわけでございます。長官初め関係者の皆さんも同じ思いである、このように思うわけでございます。  昨年のちょう...全文を見る
○近江委員 率直なあなたの思いというか感想を私は聞きたかったのです。それはそれでいいですけれども。  平成六年の五月に私はフランスへ行きまして、スーパーフェニックスも見てまいりました。ちょうど各国が、どちらかというと手を引く、そういう中で、実証炉としてスーパーフェニックスがある...全文を見る
○近江委員 今回、新しい体制でスタートするわけでございますが、ここに至った結論といいますか、FBRを今後さらに進めていくとなったことにつきまして、政府としてどういう意義、また、こういうことで進めますということを明確にひとつ御答弁いただきたいと思います。
○近江委員 「もんじゅ」の事故がございまして、後引き続いて、先ほどもお話ししましたように不祥事が続いた。こういう中で、政府としては、総点検を初めとしていろいろな動きをされてきたわけでございます。そういう意味で、あの事故以来政府として取り組んでこられたことについてポイントをお話しい...全文を見る
○近江委員 先月末発表された安全性総点検の、特に要点といいますか、それを御報告いだだきたい。
○近江委員 安全性の確保ということ、言うならばこれに尽きる、ここが一番大事なところだと思うのですね。  あといろいろお聞きしたいと思いますが、特に、皆さんからもお話、先ほどの御報告にもございましたように、「もんじゅ」のあれが起きましたときに、さや管から漏えいした。それではさや管...全文を見る
○近江委員 どういう段階であれ、少なくともそういうメーカーにしたってあらゆる段階があり、ダブルチェックも、ダブルチェックどころか何重のチェックができるはずなんですね。しかも動燃へも来ておる。動燃にもそれだけの技術者がおり、皆さん方も何十年やってきているわけですね。そういうことが見...全文を見る
○近江委員 「常陽」で積み重ねてきたとか言っていますけれども、やはりそれは絶えず洗い直しをするということが大事なんですね、規模も違うわけですし。しかも、いろいろな基準を見てみますと、これは米国機械学会の基準を参考にしてきておる。ところが、これなんかは、テーパー状といいますか、いわ...全文を見る
○近江委員 政府の調査、いろいろされて、一様に指摘されているのは、動燃の経営の不在ということを指摘していますね。そういうことで、今度は経営をしっかりする、そのためにはどうしていけばいいのかということですね。  この法案の中で、しっかりしていくということについては、それはどのよう...全文を見る
○近江委員 相当意識されて、挙げて皆さんも改革に取り組んでおられる、このようには思うわけでございます。  しかし、今回の事故があり、ずっと動燃さんを振り返って見ておりますと、ちょっと民間とは違う、そういうふうに映ってきているわけですね。ですから、今後、本当に国民も注目して、本当...全文を見る
○近江委員 今、お三人からそうした率直な思いを聞かせていただいたわけですが、いろいろな高通なそういう理想を持ちながらもタコつぼにおったと中野さんはおっしゃっておりましたが、まさにそういう面もあったのじゃないかと思いますね。  あの「もんじゅ」の事故があったときに、ちょうど若い人...全文を見る
○近江委員 もうこれで終わりますが、インターネットでそれだけ接続があるとおっしゃっていますけれども、それは動燃が心配だから接続しているんですよ。人気があるから接続しているのと違うんです。だから本当に厳しい決意で政府も動燃も新しくスタートをする、こういうことで進んでいただきたい、こ...全文を見る
04月10日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号
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○近江委員 私もスーパーフェニックスを見てまいりましたが、今回、フランスがスーパーフェニックスを廃止した。主な理由は、経済的な側面が非常に強いと思うのですけれども、原型炉は二十年ほど稼働しておりまして、近々また研究を再開する。ロシアにおいては、今度、実証炉の建設を行う。そういうこ...全文を見る
○近江委員 エネルギーの重要性ということ、これはもう先生方皆さんからお話があったわけでございますけれども、今、原発の発電量というのは三四%。そういう中で、代替エネルギーということは、絶えず国会でもいろいろ問題になっているわけでございます。  風力、波力、潮力、いろいろあるわけで...全文を見る
○近江委員 ありがとうございました。  組合長の森さん、先般、八月末でしたけれども、私は、ロシアからウクライナの方へ行ってまいりました。チェルノブイリまでは行けなかったのですけれども、ちょうど国連議長に就任されるウドベンコさん、モロズ議長、チェレップ運輸大臣、皆お会いしてきまし...全文を見る
○近江委員 ありがとうございました。
09月11日第143回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○近江委員 まず、竹山先生、大臣御就任おめでとうございます。きょうは、非常に限られた時間でございますので、何点か御提案申し上げ御意見を賜りたい、このように思います。  御承知のように、科学技術基本法が平成七年十一月に成立をいたしました。昔、昭和四十三年当時だったと思いますが、一...全文を見る
○近江委員 そのように努力をしていただきたいと思いますし、この経過を見ていきますと、一年、二年なんというのはすぐに経過するのですね。そういう点からいきますと、我が国の状況を見てみますと、政府負担額の対GDP比というのは、御承知のように、我が国の場合は先進国に比べまして非常に低いわ...全文を見る
○近江委員 ひとつ御努力をよろしくお願いしたいと思います。  科学技術基本法におきまして、第一条「目的」、そして第二条におきまして一番大事なことは何か、人材なんですね。人材をどのように育成し、また大いに活躍をしていただくか。十七兆という巨費を投じこの充実に向かっておるわけでござ...全文を見る
○近江委員 このテーマ一つでいろいろ論議していけば、もうこれは何時間あっても足らぬわけでございます。きょうは限られた時間ですから、何点かに絞って皆さんの御努力をお願いしたいと思うわけです。  一つは理科離れ。  いろいろございますが、子供たちが触れる場といいますか、物づくりに...全文を見る
○近江委員 この問題ももっといろいろ論議したいと思いますが、時間がございませんので、どうぞひとつまた政府当局において、関係各省よく連携をおとりになって、充実したものにしていただきたいし、また青少年にしっかりしたPRもしていただき、触れ合いの機会をうんと拡充していただきたい、このよ...全文を見る
○近江委員 徐々にそのように拡充されてきておるということはわかりますけれども、今数字を申し上げたように、三年たってですよ、文部当局がこれだけ協力してもらいたいと呼びかけをしながら、何ら推薦も特別選抜もしないということについては、これは青少年の道を閉ざしているんですよ。非常によくご...全文を見る
○近江委員 終わります。
09月30日第143回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
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○近江委員 新党平和の近江でございます。  きょうは、参考人の先生方、本当に御苦労さまでございます。  岡田先生、豊島先生、私も大阪でございますので、よく存じております。きょうはまた、角田先生も関西ということで、期せずして三名の先生においでいただいたわけでございます。  私...全文を見る
○近江委員 この問題につきまして、岡田先生も豊島先生もそれぞれ統括されておるわけでございますけれども、個人として、私は早く法規制をすべきだという考えに立っておりますので、両先生はどのようにお考えでございますか。
○近江委員 この法規制は積み上げで、いろいろと今後検討していくというお話でございますが、それまでガイドラインで、今それぞれ、医師、研究者の方々、それぞれの機関に徹底もされておると思うわけでございますが、そういうガイドラインの通達という中で、法規制まで行っていない、踏み込んでいない...全文を見る
○近江委員 もう時間ですから終わりますが、私たちは研究者の自由ということについては十分承知しておりますが、しかし、このクローンのいわゆるヒト個体の問題につきましては、これはある意味で言えば、物理学における核融合、極端に言えば水爆以上の問題ではないかと私は思うのです。そういう意味に...全文を見る