近江巳記夫

おおみみきお



当選回数回

近江巳記夫の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第145回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○近江委員 最近の経済情勢というのは極めて厳しいわけでございますが、株安、あるいは円高、あるいはまた長期金利の上昇、トリプルダメージと言っても過言じゃないと思うのですね。私、三日付の経済指標も拝見させていただきました。依然として、設備にいたしましても個人消費にいたしましても、非常...全文を見る
○近江委員 韓国も大変な状況でございますけれども、IMFとの協議で、当初マイナス一%と見ておったものを修正して、二%ぐらいいくんじゃないかというようなことが報道もされておるわけでございます。これは非常にいいことでございますけれども、我が国の状況は、今長官からもお話がございましたよ...全文を見る
○近江委員 きょうは経済閣僚として柱になる方に来ていただいておるわけでございまして、堺屋長官の方では、この地域振興券の影響というのは、当初これは愚策であるとかいろいろなことも言われてきました。しかし、私たちは、中央に対する地方、また官に対する民、デスクに対する現場と、本当に下から...全文を見る
○近江委員 それでは、通産大臣、通産大臣は地元商店街を初めとして最も大事な部門を抱えていらっしゃるわけでございまして、通産大臣はこの地域振興券につきましてどういう御感想をお持ちであるか、お伺いしたいと思います。
○近江委員 三大臣の御報告、いずれも大変、効果といいますか、その辺につきましては非常に予想以上のものであったというふうに私は受けとめておるわけでございます。そういうことで、これからまだ数カ月続いていくわけでございますけれども、今、御承知のように、雇用情勢も大変厳しい、いろいろな点...全文を見る
○近江委員 申し上げましたその二点につきましては、大蔵大臣初め各経済閣僚、出席していただいておりますので、ぜひひとつまた検討を強く要請しておきたいと思います。  それから、自治大臣、非常に先ほどから別の案件で何回も要請が来ていますので、自治大臣の御退席、結構です。  それから...全文を見る
○近江委員 それはぜひ、今後恐らく一—三月、三月、年度末にかけまして相当なやはり需要が来ると思いますし、恐らくこれは使い切るに近いようなことになるんじゃないかと私は思います。したがいまして、当然、あとまた、プラスのそれにつきましては政府当局としてよくお考えをいただきたい、これを強...全文を見る
○近江委員 次は、ちょっと話題を変えまして、きょうは有馬大臣に来ていただいておりますが、今回、文部大臣、そして科学技術庁長官を兼任されるということになりました。私ども議員の立場からしますと、先生は大臣に御就任されているわけですけれども、長年東大におられ、東大総長として、また理化学...全文を見る
○近江委員 大臣も御承知のように、平成七年に、私ども議員立法で科学技術基本法を制定することができたわけでございます。私も提案者の一人にさせていただいております。これによりまして、平成八年から十七兆の科学技術基本計画に基づく予算の積み上げが今日まで図られてきておるわけでございます。...全文を見る
○近江委員 非常に時間も迫っていますので、要点だけ申し上げたいと思いますが、何といいましても、やはり科学技術創造立国という点からいきますと、人材の育成ということになるわけでございます。  最近、文春の二月号、立花さんの論文、この中に風間先生の論文が引用されておりました。私なりに...全文を見る
○近江委員 では、最後に、もう時間がありませんので提案したいと思います。  いよいよ、今世紀、そして来世紀へと入るわけでございます。何回も申し上げておりますように、我が国は二十一世紀科学技術創造立国を目指す、これは、政府また与党の皆さんもほぼ同じ考えじゃないかと思います。  ...全文を見る
○近江委員 終わります。どうもありがとうございました。
02月09日第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○近江委員 きょうは、有馬長官には初めてこの科学技術委員会に出席をしていただいたわけでございます。私ども今まで、有馬先生ということで、東大総長、また理化学研究所の理事長として、私たちも理研の方にお伺いしたこともございますし、また、有馬先生をお迎えしていろいろな御講演を賜ったことも...全文を見る
○近江委員 先般の予算委員会で私は一つの提言をいたしました。それは、二〇〇一年をサイエンスイヤーとすればどうかという提案でございました。  先般、総理府からの調査も出ておりまして、先ほど他の委員からもいろいろなお話が出ておりました。いろいろの情勢を考えますと、科学技術に対する関...全文を見る
○近江委員 調査に基づいて、総括といいますか、大臣からお答えいただいた次第でございます。今後わきまえなければならない課題等お答えになったわけでございまして、そういう点をしっかりまたよくチェックしながら進んでいただきたい、このように思います。  もう一つ、これは一月二十九日の閣議...全文を見る
○近江委員 長官と私の認識も一致いたしておるわけでございますが、そういう意味におきまして、私ども、議員立法で、科学技術基本法を平成七年に制定したわけでございます。先ほども長官、御答弁の中で、大変これは大きな成果であったというお話がございました。昔、たしか昭和四十三年当時だったと思...全文を見る
○近江委員 その点、レールを敷き、また実質それを前進させるということがもう一番大事なことでございます。幾らこういうことをやる、こういうことをやりますとうたったところで、裏づけになるものがなければこれは動かぬわけでございますので、これは本当に皆さんの英知を結集してレールを敷いていた...全文を見る
○近江委員 新しい世紀がスタートをするに当たりまして、そのお考えといいますか認識というか、それは完全に一致しておるわけでございますね。もう一度その点を。
○近江委員 今長官から幾つかのお話がございましたが、そのほかとして、私もいろいろ、ちょっとメモ書きしてみたのです。  今も何日間かはやっておるかもわかりませんけれども、例えば国立科学博物館だとか科学技術館、また地方にも数多くのそういう関連の施設もございます。そういうところで無料...全文を見る
○近江委員 では、今長官、局長から御答弁ございましたように、英知を結集して鋭意盛り上げを図っていただきたいと強く要望いたしておきます。  それから、きょうは非常に限られた時間でございますので、あと一、二点お伺いしたいと思います。  ちょうど長官が理研の理事長をされておりました...全文を見る
○近江委員 要するに、国公立大学の中でもう四、五年もたつのにただの一人も受け入れないということは私はおかしいと思いますよ。ですから、協力を依頼するというだけの姿勢ではなくして、この委員会におきましても私は何回もこの問題も取り上げてきておるわけですから、誠意を持って大学当局はこれを...全文を見る
○近江委員 それでは終わります。  ありがとうございました。
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○近江分科員 どうも長官、御苦労さまです。まず初めに、私は、恩給問題についてお伺いしたいと思います。  私がお聞きしております現在の状況というのは、受給者総数百五十六万五千人、本年度予算では一兆三千八百億というデータをもらっておるわけでございますが、そういう中に、いわゆる軍恩欠...全文を見る
○近江分科員 私は、制度自体当然見直しは必要でございますし、現在の制度の中で申請をどんどん出してくる人々、ところが、ああいう戦争中のことでございますから状況が十分把握できないとかいうようなことで、あともう一月あれば年限に達する。御承知のように、下士官以下は十二年、准士官以上は十三...全文を見る
○近江分科員 そういう本当に温かい気持ちで、もう高齢者の方ばかりですから、取り組みをしっかりやっていただくように強く要望いたしておきます。  そこで、いわゆる恩給をもらえない方が二百五十三万人いらっしゃる。私も国会におきまして、この問題は何回も取り上げてまいりました。御承知のよ...全文を見る
○近江分科員 あなたがおっしゃった、確かに平成七年と平成八年スタートのこれはわかりますよ。これはまだ年数がたっていない。ところが、三十六万三千件の百八万人対象のこれは当初からスタートしているわけです。現実にまだ三三%ですよ。そうでしょう。ですから、そういう点をひとつよく認識されて...全文を見る
○近江分科員 この引揚者のことにつきましては、今二年延長ということを言われましたけれども、現在の進捗状況が四%ですよね。ですから、二年延長したところでどれだけのことができるか。こういうことにつきましては、一応二年延長ということを提案されているわけですから、それはそれでよろしいです...全文を見る
○近江分科員 では、申し上げた点をよく内閣全体として検討していただきたい、重ねて申し上げておきます。  それから、軍恩未受給者の方からいろいろな声も出ております。一つは、判任文官や雇員、傭人等に対する基金法の適用をぜひしてもらいたいという声が一つです。それから、内地勤務一年以上...全文を見る
○近江分科員 以上申し上げた三点、これはしっかり政府全体としてよく検討していただきたいと思います。  これは、恩給法に関するいわゆる軍人軍属の適用ということでございますけれども、「昭和二十一年勅令第六十八号施行ニ関スル件」のところで区分けをしている。これは恩給に立て分けというの...全文を見る
○近江分科員 強く要望しておきます。  きょうは非常に限られた時間ですので、あといろいろ聞きたいことがございますが、ちょっと次の機会にしたいと思います。  最後に、あと一点、きょうは関係者に来ていただいておりますのでお伺いしておきたいと思いますが、男女共同参画基本法、これを政...全文を見る
○近江分科員 最後に、長官、恩給は長官のところでされる、恩欠者については、これはまた内閣ということでございます。そういうことで、しかしこれは本当に裏腹の関係でございますので、欠格者の側からどんどん今も申請を出して恩給適用を願っておるわけですから、しっかり努力してもらわなければいけ...全文を見る
○近江分科員 終わります。
03月16日第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○近江委員 近江でございます。  この法律は、昭和三十六年、一九六一年にできまして、それから十年後の七一年、七九年、八九年と今日まで改正をいたしてまいりました。私も何回かこの改正に当たりまして審議に当たらせていただいたわけでございます。  今回は、この賠償措置額につきまして三...全文を見る
○近江委員 周辺諸国、それぞれ今御報告いただいたわけでございますが、安全性等、今、危惧すべきそういう問題というのは起こっていないのですか。どのように認識されておられますか。
○近江委員 そうしますと、原子力損害賠償制度は各国どうなっているのですか。
○近江委員 各国の状況というのは今御報告があったとおりでございます。大臣もお聞きのとおりです。ないところもあるし、また、極めて額も少ない。さまざまな国の事情からこうなっておると思うのでございます。ところが、先ほどチェルノブイリの例を申し上げましたように、これは極めて大事な問題だと...全文を見る
○近江委員 これは、各国に促すというだけの姿勢ではなくして、やはり強力なリーダーシップをとっていただいて進める必要があると思います。今までこれだけの経過がありながら進んでいませんね。ですから、特にこれは大臣に、各国のその辺の協調、働きかけを強めていただきたいと思うんです。御答弁を...全文を見る
○近江委員 そうした措置をとるべく作業を進めていただくと同時に、何といいましても、これは未然防止、これから以後も絶対そういうことが起きないということが一番大事なことでございます。そういうことで、アジア、特に近隣諸国とのそういう安全面における切磋琢磨といいますか、これが非常に大事だ...全文を見る
○近江委員 それぞれ努力していただいておる、そういうことについての報告があったわけでございますけれども、レールを敷いておるからそれでいいというのではなくして、刻々とやはり情勢は変化するわけでございますから、さらにまた充実したものができるように、政府としてはしっかり取り組んでいただ...全文を見る
○近江委員 これは各国の状況も違うんです。  日本の場合は、御承知のように、人口が一億二千五百万人、原発が現在五十二基。ドイツの状態を見ますと、人口が八千百六十六万人、これで二十基です。スイスが七百四万人で五基、フランスが五千八百三十八万人で五十六基、英国が五千八百六十一万人で...全文を見る
○近江委員 この賠償の制度というもの、ここでその範囲ということを考えなきゃいけないと思うんです。賠償対象の範囲、これをどこまで広く考えるかということでございます。  過去の事例を私もちょっと研究してみましたけれども、日本としては今までそういう適用事例がないという報告をいただいて...全文を見る
○近江委員 かなり幅広いお考えに立っておられます。私も、その方向でいいんじゃないかと思います。そういう点、あってはならないことでございますけれども、政府としては、対応につきまして深くよく検討し、対処してもらいたい、このように思います。  それから、先ほどから何回も申し上げており...全文を見る
○近江委員 この安全確保対策につきましては、これはもう何十時間とかかるでしょう、一つ一つのことをやっていきますと。ですから、きょうはとてもじゃないけれども、そういう時間はございません。  私は、今いろいろ御答弁あったわけでございますけれども、あの「もんじゅ」のときのさや管、これ...全文を見る
○近江委員 では終わります。
05月12日第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第10号
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○近江委員 今回の法改正というものは、保障措置の強化、また使用済み燃料の中間貯蔵、こういう二点に絞られるのじゃないかと思います。私は、保障措置の問題に関しまして、幾つかの観点から御質問させていただきたい、このように考える次第でございます。  この保障措置の強化のことにつきまして...全文を見る
○近江委員 国際的な核不拡散の体制を強化する、こういう意味におきまして、我が国としては積極的に貢献をするということは最も重要なことでございますけれども、そういう北朝鮮のような問題のある国がこうした体制に参加しなければ、やるところはやる、やらないところはやらない、こういうようなこと...全文を見る
○近江委員 努力されておることはわかりますけれども、この北朝鮮等を含めまして、問題のある国、幾つかあろうかと思いますけれども、こういうところの問題国がその追加議定書に署名するのかどうか、その辺の動きについてはどのように認識されておりますか。
○近江委員 ひとつ、その努力は政府としても一層真剣にやっていただきたいと強く要望いたしておきます。  それから、昨年インドとパキスタンが核実験を行っておるわけでございますが、両国は、核実験をやめるとか、あるいはまたその辺の姿勢というものはまだはっきりしていないと思うのですね。そ...全文を見る
○近江委員 こういう努力というものは不断に継続し、さらにまた各国との協力体制もとり、あらゆるそういう日ごろの取り組みが必要だと思うのですね。この点につきましては、今後の国際的な影響というものは非常に重大でございますし、大事な問題でありますので、一層の努力を強く要望しておきたい、こ...全文を見る
○近江委員 推定どのぐらいのプルトがロシアの場合解体されるんですか。どのぐらいと見ているんですか。
○近江委員 今科学技術庁の御答弁を聞きましても、これは研究段階で入りながら進めていくということですから、これは五十トンもあるわけでございますし、その辺の安全管理、また今後につながるそういう処理のあり方等々、これは相当フォローアップしてやっていかないと非常に心配が残ると思います。そ...全文を見る
○近江委員 それはひとつしっかり努力していただきたいと思います。  この法案の具体的な内容について若干何点かお伺いしたいと思いますが、今回、核物質を用いない十五項目、製造業等に適用されるわけでございますけれども、そうしますと、ここでいろいろ言われておりますのは、査察作業に伴う企...全文を見る
○近江委員 そうしますと、やはり関係企業のそういう理解を得てやっていくということが、本当にスムーズにいくことにもなりますし、大きな信用ということになるわけでございます。その辺の、いわゆる企業に対するPRといいますか、されていると思うんですけれども、どういう状況になっているか、お伺...全文を見る
○近江委員 今回の法案では、いわゆる保障措置の検査につきまして民間機関に行わせるということになっておるわけでありますが、民間ということになってきますと、国民だれしもまず第一に、大丈夫かなという、疑念といいますか、これはもう当然のことだと思うんですね。今まで、保障措置のそういう検査...全文を見る
○近江委員 すべては今後の運用という問題にかかってくるわけでございますけれども、その点、政府としては厳正に指導もしていただき監督もしていただく、こういうことで間違いのないように、強く要望いたしておきます。  それから、次の問題に入りたいと思いますが、今まで聞いてまいりました保障...全文を見る
○近江委員 次に、使用済み燃料の中間貯蔵の問題についてお伺いしたいと思います。  これは非常に強い批判もあることも確かでございます。核燃料サイクル政策の破綻じゃないかというような意見もございますし、あるいは、前回の長期計画におきましてその辺のところが明確に記述されていないじゃな...全文を見る
○近江委員 そうすると、必ず再処理をすると。ギャップの調整といいますか、それはあるんですけれども、間違いなくそれは再処理をするということなんですね。その辺のことにつきましてお伺いしたいと思います。
○近江委員 その辺は大分明らかになりました。  この使用済み燃料の貯蔵施設ということでございますが、初めて取り組むことになるわけでございまして、立地というようなことになってまいりますと、地元の理解というものは極めて重要になってまいります。そういう点、今後その広報であるとか地域の...全文を見る
○近江委員 そこで、このプルトニウムの利用政策、これにつきまして、今御承知のように「もんじゅ」がああいうようになっておりますし、再処理の方も稼働がおくれるというようなこともございますし、さまざまなことがございます。今後海外から返ってくるものもございますし、どうなるんだろうなという...全文を見る
○近江委員 需給バランスの状況等につきまして、委員会の方に一遍提出をいただきたいと思うんですよ、勉強をぜひさせてもらいたいと思いますので。  それは、「もんじゅ」の問題だとか、さまざまなこれから解決しなければならない問題が随分あるわけでございますが、それが稼働した場合にはどうな...全文を見る
○近江委員 そこで、今申し上げました「もんじゅ」が今後どうなるかというようなこと、それから六ケ所村の再処理工場、今めどとしては二〇〇五年というお話がされておるわけでございますが、現在その線で特に支障なく進んでおるのかどうか。  特に「もんじゅ」につきましては、今後どうなるんだろ...全文を見る
○近江委員 プルトの保有の問題でございますけれども、これは、国内というよりも、やはり日本としては常に国際的な関心を持たれておるわけでございまして、常に透明性といいますか、そういうことが非常に大事なことだと思うんですね。それにつきまして、公表という点におきまして、今どういう状況にな...全文を見る
○近江委員 ぜひいろいろな機会にも、我が国としていささかもそういう疑惑の持たれないような、透明性の確保に政府として努力をしていただきたいということを強く要望いたしておきます。  それから、原子力政策にとりまして非常に重要な問題としての長期計画の問題でございますが、さまざまな情勢...全文を見る
○近江委員 はい、わかりました。  長期計画の今後の見通しについてお話があったわけでございますが、円卓会議をずっと今日までやってこられておるわけでございますけれども、どういう成果があったのか。出席した人の中でもかなり批判的な声も聞くわけですね。そこで、円卓会議での成果はどういう...全文を見る
○近江委員 ことしは大体めどとして何回ぐらい開催を予定されていますか。
○近江委員 それは、さまざまな方の御意見はおおむねそこで開陳されるということで、いい声も聞いておることは確かでございます。  そういうことで、後は、運営のあり方、中身、またそれをどのようによく反映していくか、そういう姿勢等になってこようかと思います。そういうことで、中身のある充...全文を見る
○近江委員 それでは、時間が参りましたので、終わりたいと思います。
06月03日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第11号
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○近江委員 中央省庁の改革関連につきましてお伺いしたいと思いますが、私は主として、きょうは科学技術の問題にできるだけ絞りましてお伺いしたいと思っております。  今回の省庁再編の状況を見てまいりますると、内閣府におきましては、経済財政諮問会議、総合科学技術会議、中央防災会議、男女...全文を見る
○近江委員 官房長官、大蔵大臣、また科学技術庁長官、太田総務庁長官、どうも。非常に、科学技術に対する認識、今後の深い取り組みの姿勢というものを私は感じたわけでございます。  私は、世界全体を見ておりまして、アメリカを中心といたしまして、先進国の科学技術に対する取り組みというもの...全文を見る
○近江委員 科学技術会議というものが今日まで設置されてきたわけでございます。私もかつて事務局としてそれに参画したことがございますが、昭和三十四年の二月に科学技術会議が設置されております。今日まで二十数回行われてきておるわけでございますが、この科学技術会議と総合科学技術会議、特にこ...全文を見る
○近江委員 科学技術会議と比べまして、その中身といいますか、国が全体として責任を持ってリードしていくという非常に大きな前進が図られる、このように私は期待をするわけでございます。  そこで、組織とか実際の今後の運営ということを考えていったときに、さらにこれはお聞きしなければならな...全文を見る
○近江委員 大蔵大臣、また別の委員会に出られるようでございますので、最後に、先ほど申し上げましたように、科学技術基本法、科学技術基本計画に基づきまして、十七兆という当初の目標を立てまして、来年度、三兆七千億つければ一応十七兆、これは達成するわけでございます。要するに、二〇〇〇年で...全文を見る
○近江委員 わかりました。  官房長官、私はアメリカのそういう取り組みにつきまして具体例を申し上げたわけでございますけれども、この設置法におきましては、「会議は、議長及び議員十四人以内をもって組織する。」云々、このようにずっとここには述べられておるわけでございます。この議長さん...全文を見る
○近江委員 もうちょっと聞きます。  そういうスタッフを集めてなんとおっしゃっていますけれども、アメリカのこの組織等を十分あなたは勉強されておると思いますけれども、それでは、どのぐらいの規模をお考えになっているのですか、事務局としては。当然それは官房長官のもとでお決めになること...全文を見る
○近江委員 そうしますと、アメリカの科学技術政策局、それから国家科学技術会議、大統領科学技術諮問委員会、これなどは、ほとんど外部のいわゆるトップクラスのそういう有識者を集め、そこで構成してやっているのですね。やはりそういう機動性の確保といいますか、国家戦略をどのように構築していく...全文を見る
○近江委員 私が今申し上げた米国のことも例として、充実したものをつくると今官房長官が言われましたので、実行力を持った官房長官でございますから、必ず充実したものをされると私は確信したいわけでございます。そういう点で努力していただきたいと思います。  それでは、太田さん。
○近江委員 ぜひ、本当に世界に誇れる、それだけの機能を持ったものをつくり上げていただきたいと、再度強く要望いたしておきたいと思います。  それから次に、先ほども官房長官ちょっとお触れになりましたけれども、文部科学省と内閣府のそれを本当に緊密にやっていかなきゃいけないわけですね。...全文を見る
○近江委員 韓国では、先ほど申し上げましたように、科学技術庁を科学技術省に格上げをしてきた、そして本当に国家戦略として力を入れていこう、こういうことでございますね。  今度は、文部省と科学技術庁が合併ということになるわけでございます。そういう中で、いつも申し上げておりますが、文...全文を見る
○近江委員 独立法人が今回できるわけでございますけれども、その大半は国立の試験研究機関というものが入っているわけですね。これで研究の世界というのは、これは非常に難しい問題がございまして、こういう形になって、果たして本当に研究者が自由に伸び伸びと研究をしていく、そういう土壌というも...全文を見る
○近江委員 今も有馬先生がおっしゃったように、この独立行政法人ができることによって、みんなが希望を持って、そして意欲を持って取り組み、すばらしいものに、さらに成長していくものにならなきゃいけないわけですね。ところが、一般の感じというものは、三年、五年見直しもかけられ、そして芽を摘...全文を見る
○近江委員 そのように、これをきっしょに、研究所の充実につきまして、あらゆる角度からひとつ検討して努力をしていただきたいと思うのです。  同時に、それに伴うのは評価の問題ですね。私も方々の各研究所なり各国も見てまいりましたけれども、評価というのは非常に難しいわけです。研究者個人...全文を見る
○近江委員 この評価という点、有馬先生も、理研の理事長もされ、いろいろな現場を知っておられるわけですね。評価という点について、どのようにお考えでしょうか。
○近江委員 それじゃ、もう時間がありませんので、あと一つだけお聞きしたいと思います。  原子力安全委員会、原子力委員会が今度は内閣府に設置ということになるわけですが、これは本当に、「もんじゅ」の件もあり、やはり国民に信頼、安心を与えなきゃならない。厳しいチェックをするのが安全委...全文を見る
○近江委員 では、終わります。ありがとうございました。
07月01日第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第11号
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○近江委員 平成七年の十二月、「もんじゅ」の事故がございました。その後、平成九年の原子力委員会におきまして、この位置づけといいますか、事故が起こる前までは御承知のように核リサイクルの中の中核ということでございまして、事故以降、この原子力委員会の決定におきましては、非化石燃料の利用...全文を見る
○近江委員 プルトニウムの需給見通し、これは難しい面もあるわけでございますけれども、やはり一番この辺が国民や世界も注目しているところですね。細かい数字はなんでございますけれども、プルトニウムの需給見通し、これにつきましては現時点におきましてはどういう見通しを立てておりますか。
○近江委員 こうしたプルトの需給の関係ということにつきましては、機会あるたびにやはり発信することが大事じゃないか、このように思います。現時点におきまして御報告いただきましたので、それはそれで結構だと思います。  次に私がお聞きしたいのは、高速増殖炉の世界における開発なんです。 ...全文を見る
○近江委員 そうしますと、ロシアそれからフランス、これは原型炉が動いておるわけですけれども、動いておりますというだけじゃなくして、成績といいますか、その辺のところはどうなんですか。おわかりになっている範囲で結構です。
○近江委員 そうした中で、「もんじゅ」の事故以来はや三年ちょっとたちますね。どうするのかということなんです。そのことにつきまして、政府また事業団も再開に向けて大変努力をしていただいておるわけでございます。長官も先般は福井へお見えになったということもお聞きいたしております。  そ...全文を見る
○近江委員 長官は福井県知事、敦賀市長、美浜町長にもお会いになったわけですね。結局、安全審査といいますか、事前の、国としてやる場合の地元の了解といいますか、この取りつけ、これはやはり一番大事ですね。  いろいろな努力をされているとは思うのですけれども、今までの努力の延長で皆さん...全文を見る
○近江委員 地元の動向ですけれども、これは、平成十年六月十二日、知事の県議会答弁です。ここでは、「もんじゅ」については、高速増殖炉懇談会の報告も踏まえ、高速増殖炉のあり方について、原子力長期計画における位置づけを明確にして、その上で国民的合意を得ることがまず必要である、このように...全文を見る
○近江委員 そして、県知事は、いわゆる原子力長期計画における位置づけということ、これを何回もおっしゃっているのですね。  それは、あす、第二回目の策定会議に入るわけですけれども、いずれにしても、結論は二〇〇〇年の末、最終報告となるわけですけれども、やはりポイントの部分というとこ...全文を見る
○近江委員 それでは、そのことをよくお考えになっていただきたいと思います。  それから、この「もんじゅ」の事故、これにつきましては、あの事故が起きてから、当委員会におきましても何回も取り上げられておるわけでございますけれども、あと一、二点、ちょっともう一度押しておきたいと思うん...全文を見る
○近江委員 「もんじゅ」の事故がありまして、この「もんじゅ」「ふげん」の安全管理事務所、これが設置されたということ、それからまたサイクル機構も敦賀本部を設置されたというようなこと、こういう点は私も評価しておるんですけれども、実際にそこの専門管理官ですかを初めとして、やはりその辺の...全文を見る
○近江委員 とにかくこれは何とか地元の了解を得て、安全審査の事前了解、大臣初め関係者としては本当に必死の思いだと思いますけれども、これはちょうどいい機会ですから、この安全審査事項につきまして簡潔にひとつ。  この項目だけ見ると、こういう項目で審査を受け付けてもらうことについてど...全文を見る
○近江委員 完全に地元の人というのは了解されていると思いますけれども、一般国民から見ますと、やはりその審査に入ればすぐその改造工事に入るんじゃないかというような、まだはっきりその合意もできていないのにというような危惧もあろうかと思うんですね。その改善事項というものは今お話あったよ...全文を見る
○近江委員 原子力に対する不安、不信、さまざまなものがやはり伏線として渦巻いているわけですね。ですから、やはり皆さんに理解を得るためのひとつ十分な説明、今まではそれはやってきておられますけれども、私がお聞きしたのは、今までのことをもう一遍点検してどうなのかということをお聞きしたの...全文を見る
○近江委員 では今度、プルサーマルの進捗状況についてお伺いしたいと思います。  時間が余りございませんので、現在、現時点において大体どうなっておるか。これは関電の高浜、それから東電の福島等、了解を得ておるようでございますけれども、そうなった場合、利用の時期であるとか、いつごろ搬...全文を見る
○近江委員 では、もう時間がございませんのでこれで終わりたいと思いますが、いずれにしても、そうした燃料の搬入等々を伴ういろいろなまた事柄も考えられるわけでございます。そういう点、常に、何かあるとその辺のトラブルというものがやはり大きく増幅されていくわけでございますし、やはり国民の...全文を見る
○近江委員 終わります。
08月04日第145回国会 衆議院 文教委員会 第16号
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○近江委員 きょうは二十五分ほど私は時間をいただいております。そういう短時間でございますが、きょうは私は主として専門高校の問題についてお伺いしたいと思います。  平成六年の四月に、当時理研の理事長をされておりました有馬先生が、文部省の初中局長の私的諮問機関として職業教育の活性化...全文を見る
○近江委員 さらなる充実が必要である、そういう御認識を今示されたわけでございますが、私もそのとおりだと思います。  それなりに御努力はいただいておるわけでございますけれども、ただいま御報告いただいたそれを検討してまいりますと、私も資料をいただいておりますけれども、平成十一年度、...全文を見る
○近江委員 限られた時間ですので、詳しい御報告はいただけなかったと思いますけれども、私も先般この調査資料をいただいて拝見しました。非常に高い評価が与えられております。成績におきましても非常に高いクラスにおりますし、調査データを見ますと、専門高校から特別選抜、推薦で入ったほとんどの...全文を見る
○近江委員 大臣からもそういう御答弁がございまして、確かに少子化の中で、大臣おっしゃるような環境であることは間違いないと思います。その中で、さらにこういうすばらしい答申を出していただいて、政府として力を入れていただいておるわけですから、ひとつさらなる御努力を強く期待するものでござ...全文を見る
○近江委員 もう時間ですから終わりますが、今御答弁ありましたように、テクノセンターの設置を初めとして、各専門高校における教育施設の整備充実につきまして、一層政府として力を払っていただきたいということを強く要望しまして、私の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。