大森礼子

おおもりれいこ



当選回数回

大森礼子の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第151回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第3号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。  きょうは、女性の自立のための環境整備ということがテーマであります。そして、雇用、仕事、それから社会保障制度、これを中心に厚生労働省の方から御意見を伺っているわけであります。  きょうは時間の関係で厚生労働省の方だけに質問させていただきま...全文を見る
○大森礼子君 我々調査いたしまして、婦人相談所の相談員の方も女性に対する暴力等についていろいろ相談も受けておられる。そして、きちっとした位置づけがないがために、いろんな何というんでしょうか、夫がどなり込んできたりとか、非常に危険にさらされているとか、こういう話を聞きました。民間シ...全文を見る
○大森礼子君 今のお答えの中で心理的ケアの充実というものもあったわけです。言葉で言うと簡単なんですけれども、本当にこの体制がとれるかどうか、とても大事なことだと思います。  例えば、我々が今作成を急いでおります、仮称ですけれども、ドメスティック・バイオレンス防止法とでもいいまし...全文を見る
○大森礼子君 一つの具体例としてお尋ねしたわけですけれども、国の赤字がふえて、行財政改革といいますと何でもかんでも削減しようとする動きになるかもしれませんが、本来ならばこれまで充実しておくべきなのに光が当たらなかったという部分があると思います、婦人相談所も一つの例だと思うんですけ...全文を見る
○大森礼子君 終わります。
02月21日第151回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第4号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。  今、岡崎委員の方からも質問があったんですが、選択的夫婦別姓のことについて私もまた冒頭に聞きたいと思います。  今、岡崎委員は、九六年、平成八年の調査でとまっているので積極的に対応していってほしいと、こういうふうに御意見を述べられました。...全文を見る
○大森礼子君 いろいろ意見を聞きながらですが、ある程度、じゃいつまで意見を聞くのかということがございまして、どこで決断するかということだと思うんですよ。それで、私が申し上げるのは、いろんな事情から、中にはお墓の問題で悩んで、これも大事な悩みだと思いますよ。だから、夫婦別姓というの...全文を見る
○大森礼子君 私が今お聞きしたのは、平成十二年九月に出ました基本計画を策定するに当たっての基本的な考え方、この答申を基準にすると何かすごく後退しているように思うんですが、これはいかがでしょうか。後退していないと。それでよろしいんですか。
○大森礼子君 では、要するに結論からいうならば決して後退してはいないんだ、こういうことでよろしいわけですね。
○大森礼子君 ありがとうございます。  今も触れられましたけれども、この平成八年当時ですと、本当に選択的なんだということも理解しないまま、みんな別姓なのかと思って、国会の中ででもですよ、国会議員さんの中でも反対反対とかと言っておられた、その時代でも先ほど言った世論調査の数字であ...全文を見る
○大森礼子君 すばらしいお答えですね。  実は、これまでの従来の御主張をなさったら、そんなのだったら研究者の名前を記載して、括弧の中に戸籍名を記載したらいいじゃないですかなんて、せめてここら辺は勝ち取ろうかなと思ったんですけれども、はるかにそれを超えたお答えで、非常にこういう方...全文を見る
○大森礼子君 それから、厚生労働省の方からも、実は月曜日に婦人相談所などの機能強化という点について質問したのですけれども、やはり同じようにこれからDVについては婦人相談所の役割が重要になりますので、この点どういうふうに民間とかと連携を図っていかれるのか、簡単で結構です、お尋ねしま...全文を見る
○大森礼子君 今のお答え伺いましたけれども、これからは全部が国とか地方の公務員が考えるというのではなくて、やはり民間団体のそういうノウハウとか、こういうものも大いに生かしていくという、こういう時代になってくると思います。ぜひこの民間団体との連携強化を図っていただきたいと思います。...全文を見る
02月21日第151回国会 参議院 憲法調査会 第2号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。  私の印象を述べさせていただきます。  まず、日本国憲法とそれからアメリカ憲法とでは、改正あるいは修正が非常に難しい硬性憲法であるというような共通点があります。そこで、こういう憲法のもとで新しい人権というものをどう位置づけるかということに...全文を見る
03月19日第151回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。  早速質問に入らせていただきます。まず最初に、私が女性だからというわけではありませんけれども、選択的夫婦別姓の問題について、主に法務大臣にお尋ねいたします。  いろんな方から御意見を聞きますと、私が思った以上に別姓をとられている方が多いと...全文を見る
○大森礼子君 これ平成十一年ですから、その当時、女性が進出していなかったということにはならないと思うんですね。もちろん、年輩の方も聞いていると思われるんですけれども。ただ、やはりここのところには背景に、女性の方が姓を変えるべきであるという、こういう伝統的な考え方があることは否定で...全文を見る
○大森礼子君 そうしますと、平成八年の段階で既に別姓に賛成というのが三二・五%いる、これは総数です。男女で分けると、もちろん男性の方が反対という人が多いんですね。そして、この数字を見たときに我々がやるべきではないかと考えているのは、強制別姓主義ではありませんで、あくまで選択的な夫...全文を見る
○大森礼子君 これ、とても価値観が変わる問題だと思うんですね、別姓かどうかと。ですから、個人的には賛成ですか、反対ですか。
○大森礼子君 そんなに難しいことなんでしょうか。これ、それぞれの価値観があって、むしろそういうことをお話しになる方が、おっ、人間的なと、次総理いいかなとかと、こういうお話になるのかなと思うんですけれども。  今、多くの国民が、国民が世論調査とおっしゃいますけれども、先ほど平成八...全文を見る
○大森礼子君 祝福されるのはそれにこしたことはないですけれども、されないというならもうどうしようもないのでありまして、そういうことよりも、これから夫婦となって家庭を築いて頑張っていこうというその人にまず光を当てるべきではないか、こういうふうに思うんですね。  先ほどから福田官房...全文を見る
○大森礼子君 個人的にはどういう。
○大森礼子君 世論調査と言うんですが、実はやはり今我々二〇〇一年に成立させたいというのがあります。  それで、世論調査をする、いいことのようなんですけれども、多分平成八年から賛成の数が後退しているということはないと思うんですね。そうであるならば、これは選択的ですから、みんなが選...全文を見る
○大森礼子君 理解できるから早くやりましょうというふうになってほしいんですけれども。  それから、現行上、一方で選択的な夫婦別姓、やはり社会的に知られておる名前というものと、これと法律上の名前というものは一致させないといろんな混乱が生ずると私は考えております。そして、別姓を進め...全文を見る
○大森礼子君 わかりました。じゃ、今から早いうちにということでございますね、今十三年ですから。  それから次に、外務省にお尋ねいたします。  パスポートで旧姓使用併記という形で認めているわけなんですけれども、その理由について、それから最近のその増加傾向についてお尋ねします。
○大森礼子君 増加するというのは当然だと思います。いろんな仕事を持った女性が結婚後もやっぱり旧姓を使う必要というものも、これは確実にふえていっているわけです。  パスポートは併記できるんですけれども、そのパスポートを持って航空券を買おうとしたら戸籍名じゃないとだめだみたいに言わ...全文を見る
○大森礼子君 検討しているということは、今統一的な扱いになっていないということでしょうか。
○大森礼子君 JTBの某支店、場所を言うとあれですから、最初に聞いたら戸籍名です、できませんと言うんですね。後から聞いたら、いや、できますよと言うんですね。まちまちなんですね。  これ、混乱が生ずることはわかっているわけですから、外務省はこうだけれども国土交通省は別だと、これは...全文を見る
○大森礼子君 これは指導はできないんですかね、一方ではパスポートはそういうふうに認めているわけですから。これは努力してください。本当に扱いがまちまちというのは全く役に立ちませんので。それが嫌だったら、あなたも選択的夫婦別姓に賛成というふうに声を上げていただきたいと思います。  ...全文を見る
○大森礼子君 今最高裁の判例でそのような、法律婚を保護するというんですけれども、例えば子どもの権利条約にこう書いてあるんです。「子に関する事項についての親(婚姻をしているかいないかを問わない。)としての同一の権利及び責任。あらゆる場合において、子の利益は至上である。」と。これは婚...全文を見る
○大森礼子君 そのとおりなんですよ。立法政策なんです。  そこで、人権を扱う省としての法務大臣はこの問題についてはどのようにお考えでしょうかということが私の質問です。
○大森礼子君 人権というのは常に少数者の問題なんです。多数決で世論にしたら、それはもうみんな反対というのは、これは決まっているわけなんです。ここに人権というのはどういうものか、子供から見てこれはやっぱり守るべきだという観点に立ったら、それは周りが反対しようが進めていくという、ここ...全文を見る
○大森礼子君 ある場面では世論調査っていいことなんですけれども、ちょっとみんなで相談して、いろんな方の御意見を伺いたいと思います、やはりお金のかかることですので。  次に、司法通訳の問題についてお尋ねいたします。  司法通訳、捜査通訳と法廷通訳をあわせて司法通訳の問題と言って...全文を見る
○大森礼子君 もうちょっと詳しく、お伝えしたはずなんですけれども。  そうしましたら、司法通訳制度を充実するためにどのような具体的な方策を検討しておられるのか、お尋ねします。
○大森礼子君 通訳支援センターのようなもの、これは初めて具体的な構想として出てきた意見で、それは評価いたします。  ただその中に、ただ政府側は、はいこれを使いなさいよとかというだけじゃなくて、現場の通訳されている方の声を必ず反映するような、ある意味ではそういう研究会的なものを持...全文を見る
○大森礼子君 さらに司法通訳制度、検討していただきたいと思います。  外務大臣、申しわけありません、時間の関係でもう質問時間が少なくなりましたが、いわゆる機密費問題について入ろうと思ったんですが、せっかくですから最初に警察庁の方、松尾元室長の逮捕事実について、日時、場所、被欺罔...全文を見る
○大森礼子君 外務大臣、申しわけありません、ちょっと質問時間がなくなって。この続きについては明後日また質問させていただきますので、どうぞお許しください。  以上で終わります。
03月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。  一昨日の予算委員会では外交機密費について質問することができませんでしたので、きょう引き続き質問させていただきます。  前回、一昨日のときに、警察庁の方から松尾元室長の逮捕事実について伺いました。要するに、三つ事実がありまして、場所は首相...全文を見る
○大森礼子君 それで、被害者は内閣官房なのですが、告発は外務省の方がされておられるということです。これは何か特に理由があったのでしょうか。
○大森礼子君 告発は被害者以外でもできるんですけれども、そのときにどちらがするかという問題にはならなかったのでしょうか。つまり、官房の方が被害届を出すか、それとも外務省の方が告発をするかという点についてです。
○大森礼子君 本件につきましては、一応詐欺で起訴されましたけれども、外務大臣は松尾氏個人の犯罪という言い方を強調しておられます。それでは、この個人の犯罪と表現するその真意というのはどこにあるのかお尋ねします。
○大森礼子君 これは刑法上の罪名という観点からすると、とりあえず逮捕されたのは松尾氏ですから個人の犯罪でいいんです。その意味では、共犯者がいないという趣旨も含むのか、それともこういう犯罪ということに、刑法上の罪名を離れて、やっぱり外務省、組織ぐるみなんと言われるから、いや、組織ぐ...全文を見る
○大森礼子君 そうすると、厳密な意味で刑法上の犯罪で共犯者、幇助も含みますけれども、こういう者もいなかったという認定を既に外務省としてはしておられるということでしょうか。
○大森礼子君 そうしますと、これから中身について聞いていくんですけれども、この犯罪よくわからないんですね。官房と外務省と両方にかかわっていると。そして、役職としては、要人外国訪問支援室長というのは外務省の中の役職であります。出向いていったのが官房であるということ。  この構図が...全文を見る
○大森礼子君 ここの部分はプロとして質問しているわけではありませんで、冒頭申しました素朴な疑問ということで、要するに、官房と外務省が入り乱れて、結局我々が知りたいのはどこに責任の所在があるのかと、これを知りたいわけなんです。ここがなかなかわからないと。  そこで、なぜこういう質...全文を見る
○大森礼子君 今、後半の方で一人の人間が一人の人間がということを非常に強調されるわけですね。しかし、本当にそうなのかということが我々の知りたいところなんです。  これまで外務省で内部調査をされてきましたけれども、こういう事案、じゃどの程度明らかになったのでしょうか。
○大森礼子君 チェックすべきところをチェックしていなかったとしたら、その上司個人の問題でもあると私は思います。  少し具体的にお聞きするんですけれども、調査をどこまでされたということで、平成二年にこの支援室ができまして、平成五年に松尾元室長が室長となっております。そこからいろん...全文を見る
○大森礼子君 そうしますと、クレジットカード方式になる以前の決済の方法はどのようにされておりましたか。
○大森礼子君 これは、在外、外の方から請求が来ていた、外国為替で支払っていたという、こういう説明もあるところでされています。それはないと。では、常にかばんの中に現金を入れておいて、それを持ち歩いてその場で支払っていたということなんでしょうか。
○大森礼子君 これは役所ですし、お金を使うところですから、いろんなやり方というものが、これまでやったやり方があると思います。このやり方が変わるということは、松尾室長当時、これ、個人の考え方でできることなのか。当然上司が、今度からこういうやり方をしますという、これぐらいのことは当然...全文を見る
○大森礼子君 みんな知らなかった、知らなかったって、国の役所がこんなものなのかと本当に驚いてしまいます。  そして、私はいわゆる機密費というものの領域は必要なんだろうと思います。しかし、そこの機密費が設けられるというのは、あくまで国民が政府に信頼するから、ちゃんと使ってくれるよ...全文を見る
○大森礼子君 これは日付が三月十日の読売新聞ですけれども、九〇年九月のニューヨークの国連本部で開かれた子供のための世界サミット、海部総理が出席したと。このときに国連局に機密費一千万円を渡したと。ところが、精算書類が一年たっても提出されなかったから、問い合わせをして初めてわからなく...全文を見る
○大森礼子君 私は、あのカードというのは大臣がおっしゃるように合理的だと思いますよ、きちっと扱えばということです。だからこそ、松尾室長がクレジットカード方式にするときには、当然、こうした方が合理的だからこれでやりましょうと話して、ああそれはいいねと、こういう了承があるのが普通だと...全文を見る
○大森礼子君 後任者です。支援室の後任者ですね、松尾室長が出ていった後。これはやっぱりクレジットカードの決済を引き継いでおりますか。
○大森礼子君 じゃ、それも上司はわからなかったんでしょうか。あるいは後任者がこれまで自分の知らないやり方で決済するんだったら、何でこんな決済方法になったんですかと当然聞きますし、それから松尾室長から当然引き継ぎというものがあるはずなんですね。  これは、次の後任の方がまたゼロか...全文を見る
○大森礼子君 当然引き継ぎのところでちゃんとチェックすれば何かおかしいことがわかったと思います。そして、沖縄サミット事務局次長でその準備をしたと。今いろんな報道で、まだ事実は明らかでありませんが、そこでも何か不正行為をやったという、こういうことが疑惑として起きております。もし少な...全文を見る
○大森礼子君 では、その報告書ができましたら公表していただきたいと思います。  それから、これは二月四日の朝日新聞なんですけれども、これまでの官房機密費、外交機密費、本省分、在外公館分とで予算額、それから使わなかった不用額、この一覧表が出ております。ごらんになった方もいらっしゃ...全文を見る
○大森礼子君 これは外務省の方、お手元に数字がございましたら、ちょっと過去五年さかのぼってで結構ですから読み上げていただけますか。私が読んでいると時間をとっちゃうものですから。大臣に読んでいただくほどのことでもありませんので、そちらで。
○大森礼子君 不用額だけで結構です。
○大森礼子君 ちょっと時間の関係があるんですが。手を挙げていますよ、委員長。
○大森礼子君 いや、過去五年間でいいです。時間ないですから。
○大森礼子君 本省分と在外公館分に分けるといいんですが。  では、本省分について、九四年二十二円、九五年が五円の余り、九六年は六百二十九円、九七年八百三円、九八年七百六十七円、九九年二十一円となっております。  機密費の性格からして、予算を計上するときには何に使うかわからない...全文を見る
○大森礼子君 それはわざとそらした答えをしているんですか。何でこんなに毎年毎年不用額が二けたとか三けたとか、こうなるんですか。これは帳じりをそろえるために、あろうがなかろうが適当に数字を合わせておけと、こうしか考えようがないじゃありませんか。  これは決算委員会の責任でもあるん...全文を見る
○大森礼子君 大臣もちょっとぶすっと、何かまずいな、こんな答えをしてというお顔をして答えているじゃありませんか。  だってね、何が起こるかわからない、どういう世界情勢の変化が起こるかわからない、だからある程度これぐらい要るということでやっているのに、神のごとき目を持っているかの...全文を見る
○大森礼子君 ぎりぎりまで調査をするというんですが、じゃ九八年、本省分ですけれども、残りが七百六十七円、九九年が二十一円なんです。ここまでぎりぎり残そうとした、あとキャラメル一個も買えないぐらい、そこまで努力しておられるんですか。それから、在外公館につきまして、これ世界全部でしょ...全文を見る
○大森礼子君 機密費はきちっと使い切らないと次の予算は認めませんよなんということをこれまで大蔵省やっておられましたか。
○大森礼子君 じゃ、これで質問時間終わりますけれども、こういう答弁自体、これまで外務省がどういう態度なのか、これから本当に改革できるのか、極めて疑問でございます。報告書の公表を私は待ちます。  以上です。
03月22日第151回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。早速質問に入らせていただきます。  まず、官房長官にお尋ねいたします。  今、参議院の共生社会に関する調査会の方で、いわゆる女性に対する暴力、DV問題、これについて何とか法的な枠組みをつくらなくてはということで、プロジェクトをつくりました。...全文を見る
○大森礼子君 この発端は女性に対する暴力、女性の人権ということでスタートいたしましたけれども、この法案のタイトルといいますか名前は配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律としておりまして、配偶者としております。中には、将来男性も被害者になるかもしれないということもあるの...全文を見る
○大森礼子君 この法案につきましては、先ほど完璧ではないと思っていると申し上げましたけれども、まずスタートすることによりましてそうしたいろいろな実態が浮かび上がってくると思います。それをもとに三年後をめどに、より完璧な法律をつくりたいという、こういうのが私たちの意図であります。そ...全文を見る
○大森礼子君 平成十年十二月二十二日のこの閣議決定の方でも、「中央省庁等改革との整合性を図りつつ行政の簡素・効率化及び内閣の情報収集機能強化の観点から」とありまして、この時代の流れの中で必要なものを確保していくというのはかなり困難が伴うと思うのですけれども、やはり内閣の情報収集機...全文を見る
○大森礼子君 調査も含めてです。
○大森礼子君 調査をされたということなので、この問題については、きょうは時間がございませんので改めてそういう場がありましたら質問させていただこうと思います。  ただ、きのう予算委員会で質問しまして思ったことは、例えば報償費という必要な経費だと言われてお金を渡す、その後の精算とい...全文を見る
○大森礼子君 ストーカー事案につきましても、実は警察の対応というのが非常に問題になりました。そのときに、ゆゆしきことですが、やはりきちっと法律をつくって警察官がきちんと活動できるような法律上の根拠が要るだろうと思いました。そして、ストーカー規制法ができたわけであります。  今度...全文を見る
○大森礼子君 どういう役所に対しても、どういうふうに周知徹底していますかと聞くと、ちゃんと研修をやっておりますとかと言うんですが、問題はその中身でありまして、例えばいろんな教材を配付するとかこういうことがありましたけれども、できればどういう教材なのか、もし差し支えなければ中身を見...全文を見る
○大森礼子君 この連絡協議会、この中には必ず、例えばドメスティック・バイオレンスですと被害者の会のような市民団体であるとか、それから民間シェルターの方とか、現場をよく知っておられる方もぜひメンバーに入れていただきたい。それから、いろんなところで連絡協議会があると思いますが、そうい...全文を見る
○大森礼子君 ドメスティック・バイオレンス事案への対応につきまして、警察の取り組みはわかりました。  予算的な裏づけにつきましては、十三年度予算に計上されておりまして、ストーカー規制法の適用とか、それから被害者対策、自動通報装置とかいろんな非常に細かい取り組みがされていると思い...全文を見る
○大森礼子君 じゃ、終わります。  以上です。
03月27日第151回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。早速質問に入ります。  まず、国家公安委員長にお尋ねいたします。  国家公安委員長は所信の方で犯罪情勢とその対策についてお述べになりましたので、まずこれについて伺います。  昨年の刑法犯の認知件数というのが戦後最悪となっておりまして、中で...全文を見る
○大森礼子君 犯罪増加の原因については一義的に言うことができないと思いますけれども、今、国家公安委員長がおっしゃったようなそういう社会的背景があるのだろうと私自身も思います。  ただ、犯罪がふえて、それにただ増員だけで対処しますと、世の中も犯罪者と警察官だけがふえるということに...全文を見る
○大森礼子君 ピッキングというのは一つの手口でありますから、今は外国人不法滞在者がやっていたとしても、日本人にもいずれ広がっていくことだと思います。  それから、確かに不法滞在者による外国人事件がふえているということは私も承知しております。ただ、一方で、ですから、今大臣人権とお...全文を見る
○大森礼子君 わかりました。  この対策に取り組んでいただきたいと。何か新しいものができますと、必ずそれを使って悪用する者も出てくると、これは犯罪でも同じだと思います。特に、今大臣おっしゃったように、生活の根幹にかかわるような情報が乱されますと、すぐこれは国民生活に影響いたしま...全文を見る
○大森礼子君 同じく、これは警視庁ですか、駐車中の車に衝突するという人身事故がふえてきたという、これを受けまして違法駐車をした車のドライバーにも刑事責任を追及する方針であるとの、こういう報道に接しております。  例えば、その違法駐車、道路というのは安全を考えてつくっているわけで...全文を見る
○大森礼子君 法務省の方に一点だけお尋ねしたいのですけれども、これまで交通事故となりますと、死亡事故でも業務上過失致死ということで過失犯の量刑でとらえられておりました。故意犯に比べて量刑も法定刑も軽くなるわけですけれども、二月二十八日に大阪地裁の判決ですが、大型トラックによる死亡...全文を見る
○大森礼子君 それでは、次に官房長官にお尋ねいたします。  男女共同参画社会ということについてお尋ねいたします。  大臣は、所信の中でも、「中央省庁等改革において、内閣府に、男女共同参画会議を置くとともに、その事務局機能を担う組織として男女共同参画局を設け、取り組み体制を格段...全文を見る
○大森礼子君 今おっしゃった調査ですけれども、これやっぱり実現するなら、先に実現することであるならば、私はもう時代の流れでそうなると思います。じゃ、二〇〇一年、女性の世紀の最初の年に実現すべきではないかと、このように私は思っております。  それで、この前予算委員会で法務大臣が世...全文を見る
○大森礼子君 昭和六十二年の世論調査、別姓賛成が一三%、平成二年の調査、三〇%が賛成、平成六年はちょっと下がりますが、二七%が賛成、そして平成八年、三二・五%が賛成と。大体これは流れを反映しておりまして、このあたりは、世論調査はお金もかかるので、これぐらいは推測できるのではないか...全文を見る
04月06日第151回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○大森参議院議員 「生命又は身体に重大な危害を受けるおそれ」というのは、被害者に対しまして刑法上の殺人とか傷害等の被害が及ぶおそれがある状況、このように解しております。
○大森参議院議員 結論から申しますと、あわせて命ずることができる場合もあるということになります。  十条第一項のただし書きで、二号、退去命令につきましては「生活の本拠を共にする場合に限る。」とありますけれども、場合によりましては、まだ生活の本拠たる住居を失っていない状態で、そし...全文を見る
○大森参議院議員 まず、十条ただし書きの「生活の本拠を共にする場合」ですけれども、これは、申立人及び相手方が生活のよりどころとしている主たる住居をともにする場合を言います。  例えば、常態として被害者が当該配偶者と生活の本拠をともにしている以上、被害者が配偶者暴力相談支援センタ...全文を見る
○大森参議院議員 ストーカー行為等の規制等に関する法律でも、その行為者には夫が含まれ得る、こういう解釈をしております。今回のこの法案との関係ですけれども、まず禁止命令制度、いずれも、将来の危害を防止する目的のために公的機関が一定の義務を課す命令を発して、その命令を刑罰によって担保...全文を見る
○大森参議院議員 被害者が、さらなる配偶者からの暴力により、その生命または身体に危害を受けるおそれがある場合には、現行法のもとでは、民事保全法の仮処分命令により被害者への接近を禁止することができます。しかしながら、この手続につきましては、仮処分決定まで時間がかかる場合があること、...全文を見る
○大森参議院議員 保護命令が迅速に出されるということについては、委員がおっしゃるとおりであると思います。そのために、十三条におきまして「裁判所は、保護命令事件については、速やかに裁判をするものとする。」と規定しているところであります。  それから、無審尋の緊急保護命令ということ...全文を見る
○大森参議院議員 十条第一項一号の解釈についての御質問でありますけれども、まず最初の「被害者の身辺につきまとい、」これにつきましては、相手方、つまり保護命令を申し立てられた者、命令が発付された者ですね、これがしつこく被害者の行動に追随することをいいます。  それから「はいかい」...全文を見る
04月18日第151回国会 参議院 憲法調査会 第6号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。  まず、小澤参考人の方にお尋ねいたします。  国民主権について、このレジュメの方でも先生は、「その国において政治に参加する能力のある市民が、平等に、選挙その他の方法で政治に参加し、国の政治の基本的方向を決定する権能をもつことを要請する原理...全文を見る
○大森礼子君 要するに憲法五十九条、法律の成立条件の関連から見まして、果たしてこうなるのかなというちょっと素朴な疑問を持っておりました。  それからもう一点、国民に開かれた選挙制度のところで、小澤参考人が触れられた、戸別訪問全面禁止がやはりよくないのではないかとありました。私は...全文を見る
○大森礼子君 一時解禁の動きがあったというのは、あれも選挙運動員、何か非常に限られた範囲だったような記憶があります。  それで、よくいろんな人が来たらとか住居の平穏が害されるとかいうんですが、何というんでしょうか、もしその戸別訪問とかで嫌であれば、昔よく押し売りお断りという札が...全文を見る
○大森礼子君 もっと伺いたいんですが、もう時間が来ましたので終わります。  実は、長谷川先生のお話、非常にわかりにくかったんですけれども、やっぱり国民主権がどういうのか、概念はきちっととらえるべきだと思う。そして、そこを考えることでこれから本当に国民のための政治、こういう国にす...全文を見る
05月23日第151回国会 参議院 憲法調査会 第8号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。どうぞよろしくお願いいたします。  今、選挙制度のことが出ましたので、まずこちらの方からお伺いしたいんですが、まず浦田先生にお尋ねします。イギリスの制度についてです。  日本で小選挙区制が導入されたときに、イギリスに倣って二大政党制を目指す...全文を見る
○大森礼子君 ありがとうございます。  首相公選制についても後で質問するんですが、これについてもよく中身を吟味してからでないといけないと思うんです。  それはなぜかといいますと、この小選挙区制にしましても、イギリスの制度を倣ったといいますが、全然前提が違うと。日本の場合には衆...全文を見る
○大森礼子君 間違っているかどうかというのではなくて、イギリス流そのままに日本の場合にはならないということと、それからやはりそれにヒントを得て二大政党を目指してやったとしても、二つの公選制、どちらも公選だというのがあります。そのタイムラグが生ずる間に政治的な混乱が生ずるので、果た...全文を見る
○大森礼子君 引き続き曽根先生にお尋ねしますけれども、小泉新総理は首相公選制ということで、例えば憲法改正もまずこれに限って考えようじゃないかと発言されているのです。  それで私は、総理、一国のトップリーダーですね、民意をもっと反映させなきゃいけない、これについてはもう本当に同感...全文を見る
05月24日第151回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。  まず、これは官房長官に申し上げますが、ハンセン病訴訟、この判決につきまして、控訴を断念したことについて、小泉総理に心からの感謝を申し上げます。こういう表現しかできないのですけれども。  私は一応法律をかじった人間ですから、大体役所側がと...全文を見る
○大森礼子君 これは男女同権だから、そういう風潮だからと、もっと詳しく言いますと、やはり結婚というのはもう両者の合意によってのみ成立するという、これは原則なんですね。ところが、姓のところが、結婚したいんだけれども、こういう問題が生じてなかなか結婚に踏み切れないという一つの婚姻の障...全文を見る
○大森礼子君 男女共同参画社会の視点から見ますと、女性閣僚に会っていただきたいのは男性の方でありまして、国民の女性の方が話をしたいのはやっぱり官房長官となりますので、その中に入らなくても、例えば東京周辺でもできるわけですから、かた苦しくなくて、ちょっとカラーのワイシャツか何かでふ...全文を見る
○大森礼子君 わかりました。確かに時代の要請されることが一つの成果の基準となるんだと思いますけれども、しかし、やっぱり時代を超えたといいますか、将来を見据えた研究というのはあると思いますので、そこのところは慎重に評価をしていただきたいと、このように思います。  生命倫理の問題に...全文を見る
○大森礼子君 それでは次に、村井大臣の方にお尋ねいたします。  最近カード犯罪が非常にふえてきたということで、大臣はハイテク犯罪とかサイバーテロとか、これはあいさつの中でお話になっていますが、カード自体は昔からあるんですけれども、しかし最近非常にカード犯罪がふえてきたということ...全文を見る
○大森礼子君 このカード偽造につきましては、不正取得して持っていると、偽造カードを使用目的で持っていても現状は取り締まりできない。そこで刑法の一部改正案とかできますので、具体的な摘発はそれからになると思います。  私はいつも思うのですが、便利なものができると必ずそれはリスクを伴...全文を見る
○大森礼子君 そうですね。ユーザーサイドのケアも必要ですし、それから、私も実はよくこのITというのは、まだパソコンをよく使いこなせなくて、ただインターネットを見てホームページを見るまでしか使えないんですね。どういう仕組みになっているのかわからないという、使いながら怖いなと思いなが...全文を見る
○大森礼子君 時間の関係で最後にもう一点ですが、大臣、ごあいさつの中で述べております消費者契約法のところですけれども、消費者契約法の実効性確保等による消費者保護の推進やNPOの活動促進により国民が生活の豊かさをより実感できるような経済社会の実現に努めてまいりますと述べておられます...全文を見る
○大森礼子君 終わります。ありがとうございました。
05月29日第151回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。  早速質問に入りたいと思います。  今回の改正内容というのは、テレホンクラブに対する規制の整備、それからアダルト映像を送るプロバイダーに対する規制の強化、アダルトショップ以外の店での違反行為に対する規制の整備、その他となっておりますけれど...全文を見る
○大森礼子君 今のお答えを伺っていてちょっと素朴な疑問がわいてきたのですけれども、確かに条例というのはその県ですとその範囲内になりますので、広域的な営業が可能になる無店舗型のテレクラですとその県ではできない場合がありますけれども、しかしすべての県で条例が規定されてあるのであれば、...全文を見る
○大森礼子君 無店舗型テレクラの場合、コンピューターを持ち運びできれば処分を免れるとおっしゃいましたけれども、それは、犯罪行為地が特定できればいいわけでありまして、要するに、追いかけていくのが大変だ、摘発が大変だと、多分こういう趣旨かなというふうに理解します。  それから、なぜ...全文を見る
○大森礼子君 年齢確認義務、これがキー、かぎであるということがわかりました。  ただ、一方で、先ほど小宮山委員も質問されましたけれども、年齢確認の方法といいますか、これは実はなかなか難しい、それから、抜け穴もあるということもわかったわけでありまして、年齢確認の方法については、ど...全文を見る
○大森礼子君 ここで命令を受けたのが一件という、この数字をどう評価するかということだと思うんですね。いずれにしても、確認義務規定を置いたから効果的なんだといっても、結局、検挙件数が少なければ意味がないと思うんです。  そこで、このインターネット利用のアダルト画像送信業者が対象と...全文を見る
○大森礼子君 それから、店舗型テレクラの場合、十八歳以上であることの確認を怠った場合は、三十一条の十四で公安委員会は必要な指示をすることができると。まずこの指示の具体的内容について教えていただいて、それから、指示に違反した場合には、三十一条の十五で八月を超えない範囲の営業停止、こ...全文を見る
○大森礼子君 それでは、時間の関係がありまして、最後に大臣にお尋ねいたします。  私どもも平成十一年の段階で、ともかく超党派ということで、いわゆる児童買春、児童ポルノ禁止法を通しまして、あとはもう実効性の問題なんです。  それで、本当にインターネットとかが急速に進みまして状況...全文を見る
○大森礼子君 終わります。
05月31日第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。時間の関係ですぐ質問に入りたいと思います。  先ほど沢委員も言いましたけれども、今回の訴訟というものは平成十年三月に実は社会復帰準備支援事業、これがスタートした後に熊本地裁に提起されているわけなんですね。このことは、いわゆるらい予防法の廃止に...全文を見る
○大森礼子君 これは平成十年九月十六日、衆議院の厚生委員会で青山二三委員が同じ質問をしております。そして、今のような御答弁がなされております。よろしいですか。今回判決が出ました。今の御答弁ですと前と同じなんです。まだ感覚が変わらないのかというのが私の意見なんですよ。  患者団体...全文を見る
○大森礼子君 ありがとうございます。  いずれにしましても、らい予防法廃止法、これによりまして国民健康保険の被保険者の資格が与えられた。ここを基準として考えていただきたい。そうでなければ、あの廃止法というのは意味がないものと思います。  次に、社会復帰支援策についてなんですけ...全文を見る
○大森礼子君 もう時間が残り少ないので、これは要望だけにしておきます。  いわゆる入所者給与金についてです。これは質問ではなくて、退所者給与金も認めるべきではないかという、こういう要望であります。  入所者給与金、この支給の根拠が廃止法なのか附帯決議なのか、よくわからないんで...全文を見る
○大森礼子君 ありがとうございます。終わります。
06月04日第151回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第7号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。小宮山委員の後を受けまして、別姓について少し質問したいと思います。ちょっと角度を変えてお尋ねしたいと思います。  まず官房長官にお尋ねするわけですけれども、今、外国人地方参政権付与法案に絡みまして、地方参政権といえども外国人に与えるべきではな...全文を見る
○大森礼子君 何ですか、今、お答えですか。
○大森礼子君 いいえ、いいです。  ということは、どういう内容かということは御存じだということでよろしいわけですね。確かに、閣法ではなくて議員立法ですから形式的には知らないと言うのでしょうが、そういうわけにはいかないわけでありまして、こういう内容があると。  そこで、今度は法...全文を見る
○大森礼子君 そうですね。そうなっているわけです。ですから、別姓でしたけれども、日本で帰化しようとすると結局同姓になってしまう、強制でなるということですね。  それで、先ほど言いましたように、非常に韓国の方は自分の先祖ということを大事にしますし、その姓も大事にする国である。今度...全文を見る
○大森礼子君 聞くだけでは意味がないわけでありまして、多くの男女に喜ばれたら、もう政治生命が何なんだぐらいな決意に立ってくださるような大臣が早くあらわれるといいなと思います。でも、官房長官期待しておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、話題をちょっと変えますけれども、...全文を見る
○大森礼子君 これからの時代は、補導処分をしたら逆に差別だといって問題になるんではないかぐらいに私は思っております。  それから、問題は、今言ったように過去十年間で三名なんですね。そして、私の記憶に間違いなければ年間六千万ぐらいの予算がついていると思うんです。これをもっと可視的...全文を見る
○大森礼子君 それはわかっていますからよろしいかと思ったんですが、お答えになりましたから一言言うんですが。  本来、婦人補導院として予算がついているものが、確かに人員とか少年鑑別所の、そっちの方に動いているんですね。これ自体がおかしいことではありませんかと。少年鑑別所として予算...全文を見る
06月05日第151回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。  まず最初に、道路交通法改正案の方から質問させていただきます。  まず冒頭に、国家公安委員長にお尋ねするのですけれども、運転免許証の更新制度についてなんですけれども、全国七千五百万人を超えるすべての運転免許保有者、これを対象とするものであ...全文を見る
○大森礼子君 そうしますと、今、弱者の欠格条項、これは規制緩和の考えに基づいて、より緩和する方向で不必要に制限しない趣旨でと、このように理解してよろしいわけですね。
○大森礼子君 それから、午前中の質疑を聞いておりまして、民主党の簗瀬委員の質問のところで十四条五項が出ましたね。現行法ですと、「高齢の歩行者で」とあったものが、改正案によりますと、「高齢の歩行者、」、加えて、「身体の障害のある歩行者その他の歩行者」と、これが加わったわけなんです。...全文を見る
○大森礼子君 バリアフリーということは大事なことでありまして、公明党なんかもずっとバリアフリー社会ということを主張してまいりました。それはそれで評価できるんですけれども、素朴な疑問として、何でこれまで入っていなかったのかなと思ったものですからお尋ねいたしました。いずれにしましても...全文を見る
○大森礼子君 これは細かい質問のようかもしれませんが、急に思いついた質問でもあるんですけれども、ここのところをきちんとしておきませんと、なぜこのような条文があるかということで、例えば横断歩道でないところで、今局長がおっしゃったような場所で、ちょっと車の方に待ってくださいよとかなん...全文を見る
○大森礼子君 わかりました。  私、ほとんど車に乗らないんです。実は、優良運転者でありまして、というのは、仕事柄、事故を起こしちゃいけないというので全然乗らなかったら、運転は下手なのに優良運転者になっちゃったと、こういうぐあいであるので、これでいいのかなと思うんですが。しかし、...全文を見る
○大森礼子君 要するに、優良運転者になるとこういう特典がありますよ、この特典を目指して皆さん、安全運転頑張りましょうという、こういう動機づけを促すための制度と考えてよろしいのでしょうか。
○大森礼子君 ちょっとお尋ねするんですが、この条文によりますと、法文上、要するに住所地以外でもいいと。そして公安委員会、それが「経由地公安委員会」という規定ぶりになっておりますね。これは、言ってみればどこの警察署でも対応できますよと、こう理解してよろしいわけですね。
○大森礼子君 はい、わかりました。使い勝手のいいようにしていただきたいと思います。  次に、百一条の四、それから百八条の二の一項十二号あたりで、高齢者講習についてお尋ねするんですけれども、これまで七十五歳以上の高齢者に対する講習を七十歳以上に引き下げるという改正であります。加齢...全文を見る
○大森礼子君 例えば高齢者講習、この受講料は、東京都の場合、六千三百円というふうに伺っております。  私が経費のことをなぜ問題にするかといいますと、今の御説明ですと、チャレンジテストを受けますと、それに合格したならば簡易な講習で結構ですと。それで、例えば東京都の場合、この二つが...全文を見る
○大森礼子君 安くなるのではないかということではなくて、安くしないとこっちの方を挑戦してみませんでしょう、人間は、ということを言いたいわけです。だから、ここまで今回の趣旨をアピールするのであるならば、そこまできめ細かく検討をしていただきたいということなんですね。  それから、高...全文を見る
○大森礼子君 確かに、共同危険行為とか、捜査の方も、処罰しようとしても証拠収集とか非常に難しい問題があると。それから、相手方にけがをさせますと、また警察の責任とかあって、向こうがそういう違反行為をすればそれを追いかけるのは当然だと思うんですけれども、やはり事故が起きますと人命にか...全文を見る
○大森礼子君 それから次に、きょう午前中、簗瀬委員のところでも出たんですけれども、暴走行為についてどう対処していくかということなんです。  ここでは暴走行為というとやっぱり共同危険行為だけが浮かんでくるのかという気もするんですが、いつでしたかテレビで何か見たんですけれども、住宅...全文を見る
○大森礼子君 はい、わかりました。  まず第一点に、全国精神障害者家族会連合会の方から精神病という言葉は定義が困難ですから使用しないでくださいと、こういうような御要望があったということも十分考慮していただきたいと思います。それから、その認定についても極めて慎重にしていただきたい...全文を見る
06月07日第151回国会 参議院 内閣委員会 第15号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。どうぞよろしくお願いいたします。  最初に、鈴木共子参考人にお尋ねするのですけれども、実は、今回参考人になられるということで、これは神奈川新聞ですか、二〇〇〇年四月二十五日付の「息子の死無駄にはしない」というタイトルの新聞ですが、読ませていた...全文を見る
○大森礼子君 それは多分認められないと思う。  実は私も、仕事ではなくて雑談の中で、その行為によってこんな人がこのような死に方をしているということでやっぱり写真を見せた方がいいんじゃないかと思ったこともあるものですから、お気持ちはすごくわかります。要するに、自分のやったことを、...全文を見る
○大森礼子君 非常に難しい問題。ただ、能力という問題と、それからやっぱり資質といいますか、例えば鈴木共子さんのここのケースなんかは、もうこれ以上悪い態様はない、酒気帯びで無免許でということですね。だから、こういう人をどのように厳しく抑制、なくしていくかということが大事なんですね。...全文を見る
○大森礼子君 本当にお互いの信頼で成り立っているわけですから、場合によってはそういう厳しい政策も必要ではないかなと私自身思っております。それによって初めて、先ほどの高齢者、障害者の調和がとれるのかなという気もいたします。  最後に、黒崎参考人にお尋ねいたします。  お話を伺っ...全文を見る
○大森礼子君 非常にきょうはお話ができてよかったと思います。本当にバリアフリー、しかしやっぱり車を運転する場合には危険ということも十分考えなくちゃいけませんので、十分考えさせていただきます。  もう時間がありませんので、これは質問ではありませんが、鈴木春男参考人がおっしゃったヒ...全文を見る
06月12日第151回国会 参議院 内閣委員会 第16号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。  池田小学校、この事件につきましては本当に衝撃的な出来事でありました。亡くなられました八名の幼い命、心から御冥福を祈るとともに、けがをされたお子様方の一日も早い回復をお祈りする次第であります。  この事件によりまして、例えばアメリカなどで...全文を見る
○大森礼子君 確かに事件が起きてまだ時間が経過しておりませんし、また調べの方も進んでいません。ですから、一概にこうだと言うことはできないのですね。だから、いきなり国家権力を行使して捜査とかそういうことではなくて、やはり犯罪予防という観点から、例えば警ら行為も含まれるかもしれません...全文を見る
○大森礼子君 私も、何か怪しいからといってどうこうという、具体的な行動はとれない、それを十分わかった上でしているんです。だから、私も今の段階でうまく表現できないのですが、ただ、今回のことからも社会にはいろんな危険が存在しているということを我々も知らなくてはいけませんし、そういう社...全文を見る
○大森礼子君 それから、タクシー代行の利用者の自動車を運ぶ業務について保険を義務づけるべきかどうかということが衆議院でも議論されたと理解しております。これにつきましても、すみ分けということから考えれば今回問題とならないと思うのですが。  それから、先ほど谷林委員の質問を聞いてい...全文を見る
○大森礼子君 わかりました。  次に、二種免許の取得の義務づけについて、「負担を軽減するため経済的助成措置等の支援措置を検討すること。」、これは衆議院の附帯決議で、参議院も多分同じ考えになると思うんですね。  先ほど谷林委員が質問されたんですけれども、ほかの今ある制度を利用す...全文を見る
○大森礼子君 十分検討していただきたいと思います。  次に、自動車運転代行業者の認定が一度されますと、更新制度という形にはなっていないんですね。普通、運転免許ですと更新制度ということでその都度チェックされるのですが、このような形になっておりません。  確かに、第七条で、公安委...全文を見る
○大森礼子君 私が問題にしたのは、取り消し事由とかそういうのがあった場合に直ちにそれが認識できる状況にあればいいのですが、そこのところがこういう形で十分でしょうかという、こういう問題提起であります。これは最初にできた適正化法ですので、その五年後の見直しのときに検討されるべきことか...全文を見る
○大森礼子君 終わります。
06月19日第151回国会 参議院 内閣委員会 第18号
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○大森礼子君 公明党の大森礼子です。  まず最初に、提出者の方にお尋ねするのですけれども、まず本法案の提出に至った経緯をお尋ねいたします。  この法案は閣法という形ではなくて議員立法、与党三党の議員立法という形をとっておりますので、与党三党による検討経緯はどのようなものであっ...全文を見る
○大森礼子君 改革のためには政府と与党とが一体となってしなくてはいけない、それゆえにこの法案を出したという御説明ですが、確かにこの法案が成立いたしますと、議員立法として提出された今お話しになった経緯から見ましても、やはり与党として政府の取り組みというものを大いにバックアップしてい...全文を見る
○大森礼子君 本部の方は国務大臣等がされるんですかね。ですから、それで与党と結びつくのは何か当たり前な気がして、ちょっとバックアップの仕方としては具体的な御答弁はなかったのかという気がいたします。  次に、さっき天下りの問題が出ておりますので、こちらの質問を先にしたいのですけれ...全文を見る
○大森礼子君 ですから、天下りの実態、こんな仕事をしていますよ、こんないい仕事をしていますよ、必要なんですよという説明よりも、やはり給与、収入をばんと明らかにすればそれにふさわしいかどうかというのはすぐわかることでありまして、一番天下り問題については効果的なやり方だろうと思います...全文を見る
○大森礼子君 そうですね。余り単純な基準でもいけないし、しかし共通の基準も要るのかなと、非常に難しいところだろうと思います。  財務省にお尋ねいたします。質問がちょっと前後して申しわけございません。  改革を進める上では、やっぱり特殊法人等の財務とか業務の実態を国民に明らかに...全文を見る
○大森礼子君 説明責任を果たすという場合に、提供すべき情報をわかりやすい情報にする、これが財務におきましては会計処理の方法だろうと思います。それから、そのわかりやすくした情報を公開するということで情報公開という問題になるわけでございます。  時間の関係で、総務省の方に情報公開に...全文を見る
○大森礼子君 終わります。