岡崎宏美

おかざきひろみ



当選回数回

岡崎宏美の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第123回国会 衆議院 労働委員会 第1号
議事録を見る
○岡崎(宏)委員 大臣の所信を伺いまして、ぜひその具体の中身についてお尋ねをしていきたいと思うわけです。  所信の中でも、高い経済力、これをすべての勤労者と家族の方々に還元をする、ゆとりある豊かな暮らしを実現をすることが生活大国づくりの基盤である、そしてそれが労働行政の使命であ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 大臣がおっしゃった経済のダイナミズム、その陰で実に多種多様な不安定な形態の労働者が一方で生まれてきた、これはある意味では、経済大国で豊かな生活大国、豊かになったと言われている陰で決して豊かではない一面を持っている。今回の出稼ぎの皆さんの事故というのは、結局そうい...全文を見る
○岡崎(宏)委員 あえてお尋ねして恐縮ですが、知っているのに守らない、ここへの指導、なぜそういう事態になっているかということについて、問題点ほどこにあるかというふうにお考えでしょうか。
○岡崎(宏)委員 決して努力されているのを否定するわけではないのですけれども、じゃ、少しお尋ねしていきますが、今パートタイマーというふうにくくられる人たちというのはどれぐらいあって、これは労働省としては今後減る傾向にあるというふうにお考えなのか、あるいは増加していくだろうというふ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 結局これからどんどんふえていく傾向の中で、周知徹底を一方でしつつ、しかし、かなりの勢いでふえていっているという面からいけば、働く人自身が知って、そこで例えば自分の意思を明確にするということもあるでしょう。しかし、前にもお話ししたことがあるかと思いますが、例えば私...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今女性の側にも問題があるのじゃないか、こんなふうなお話があったと思うのです。ただ、私自身も働いてきて、確かに子育てをしながら働くには働きづらい条件というのは、企業の中でもあるいは社会においてもたくさんあるわけで、乗り越えられる人は働き続けてきたけれども、そのもろ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 この問題については引き続きこの委員会で積極的に取り上げていっていただくということで、ぜひお願いしておきたいと思います。  次に、JRの採用差別の問題についてお尋ねをしたいと思います。  分割・民営化の際にJRに採用されなかった、清算事業団に回されて、さらに清...全文を見る
○岡崎(宏)委員 大臣、昨年の予算委員会で我が党の新盛議員の質問に答えられてこんなふうにおっしゃっておられますね。中労委においてなされている努力を見守りつつ、円満な解決を期待すると同時に、解決に向けての環境の整備のためにはできるだけの努力をしたい。その大臣の御決意の後、年末に中労...全文を見る
○岡崎(宏)委員 その際に、私、大臣にぜひお願いをしたいと思うわけです。  随分長引いてまいりました。結局、労使紛争の際に解決の成否のかぎを握る、今回の場合にもそうですが、使用者側の姿勢というものが一つあるだろうと思うのです。これまで出されてきた地方労働委員会の命令について、こ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 環境整備のために大臣がこれからも努力をしてくださる、これは結構なことだと思います。ただ、大臣後半におっしゃった、中労委の命令が出てそれをお互いに話し合って何とかしてほしい、こういうふうにおっしゃったことは、これは今ここで討論をする問題ではないというふうに思います...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今もおっしゃったようにかなり集中的に指導をされた。さっき一・六%という法定の雇用率に対して一・三二%、これは調べてみると三年連続一・三二%という状態が続いているわけですね。この間も多分指導はずっと続けられてきた、しかし、その結果としてのこういう数字であろうと思う...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今回の指導の最終的な結果については公表も辞さずということで今回は取り組みを始められているわけです。公表自体が目的ではないとおっしゃっているわけですけれども、今いろいろおっしゃいましたね。社内体制の整備がなかなか整わないこと、あるいは職域の開発が進まないこと、ある...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今おっしゃった結果として多分こういう新聞の記事などが出てくるのだろうと思うのですが、企業が大慌てをしている、日が実際迫ってきていますから、公表されるとイメージダウンにつながるということで、ハローワークに駆け込むというふうなところもふえている。非常に露骨な言い方だ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 これは地域の段階でも非常に努力が続けられております。一つ要望を申し上げたいのですが、結局、日常的な指導、あるいはもっと言えば、努力の足らないところには勧告をするというふうなことも、かなり日常的に続けていくことが必要だと思うのです。  そこで、地方の自治体の段階...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今あえてそれ以上申し上げませんけれども、ただ、地方の自治体の段階では大変な努力がされております。特に自治体が絡んだ第三セクターというふうなこともあって本当に大変な努力がありますので、そこに国として一定の基準があるわけですから、それを勝手に大きく踏み越えるというこ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 終わります。
02月28日第123回国会 衆議院 本会議 第6号
議事録を見る
○岡崎宏美君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案、そして平成四年度地方財政計画について、宮澤総理、自治大臣ほかの閣僚の皆さんに質問をいたします。  私は、初めに、生活大国を目指す宮澤総理の姿勢についてお伺い...全文を見る
03月10日第123回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○岡崎(宏)委員 よろしくお願いをいたします。  きょうは、私は、大臣が所信表明の中でお述べになりました経済をめぐるそれぞれの考え方、また、今回その中で、特に大きな柱として生活大国の形成ということが、これはもう本会議場でも経済演説としてなさいました。それに触れて、特に福祉という...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今三つの省庁からお話を伺って、私は皆さんの努力を別に否定をするわけではありませんけれども、しかし例えば、自立自助というか、今大臣のお話の中に、人の生きがいというか、生きざまとしても、すべてを人に頼ってしまって生きていくのはどうか、こういうお話がありましたけれども...全文を見る
○岡崎(宏)委員 毎年三〇%以上の伸びを見せているということは、これはもう先行き不安がそうなさせるんだと思うんです。こういう年金、一般商品が安い掛金で保障されているかというと、これもまたかなりの保険料を要するんですね。私は今四十歳なんですけれども、自分の先行きには不安を持って、あ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 きょうはぼんやりした話になっていますが、これかも個別にこういう問題が出てくると思います。大臣も最後におっしゃってくださったように、お金がなくてもだれでもやはり生きていく上で必要なことは保障され得る、こういうふうになるためにぜひ取り組んでいただきたいと思いますし、...全文を見る
03月11日第123回国会 衆議院 労働委員会 第2号
議事録を見る
○岡崎(宏)委員 何点がお尋ねをしていきたいと思いますが、まず最初に、スタートが四月一日と目前になりました育児休業法についてお尋ねをいたします。  この育児休業の制度は、昨年の国会で法が成立をしました。これは働いてきた人たち、今働く人たちの本当に長年の願いが運動となって、そして...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひ積極的に努力をしていただきたいと思います。  そして、この制度が本当に生きていくために、それに付随するさまざまな問題点もこの間指摘があったわけですけれども、一つの大きな課題になっておりました休業明けの保育所問題、入れるかどうかが大変大きな問題だったのです。...全文を見る
○岡崎(宏)委員 育児休業によって休むというのは、例えばスキーに出かけていって転んで骨を折って休んだ、そういう言ってみれば自分の勝手の休みではないわけで、そういうことを考慮した上で、なおかつ今回の法で保障されている一歳までというそこを超える場合であっても、それはよりよいものとして...全文を見る
○岡崎(宏)委員 それだけですか。
○岡崎(宏)委員 わかりました。私たちが一一〇番で受け付けている中身とほぼ一致をしておりまして、賃金が安いというのは本当に圧倒的なんですけれども、あと、出していただいた雇用に対して不安定であるということ、あるいは、本来パートというのは一般の労働者よりも時間が短い、だから働きに行け...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひ大臣を先頭に積極的に検討をお願いしたいと思います。  次に、育児休業法ができた、そして次に介護休業、ここに今一つの焦点が移ってきていると思うのですけれども、この介護休業の制度についてお尋ねをしたいと思います。  労働省の来年度の予算案の中にもこれに対して...全文を見る
○岡崎(宏)委員 できるだけ早い時期といいますか、平成三年度中ということで私たち思っておりましたので、もう三月半ばになるわけですから、いろいろなところからもこの内容については注目もされておりますし、できるだけ早い時期にその検討の結果というものが出されることを望んでいます。  実...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひ努力をお願いをいたします。  関連をして、これはぜひ方向性なりお聞かせいただきたいと思うんですが、ILOの百五十六号条約、それに付随して百六十五号勧告についてです。  家族的責任を有する労働者の機会及び待遇の平等に関する条約ということなんですが、勧告の中...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひ批准のためにも、さかのぼるようですが、パートあるいは介護といった課題、積極的な改善というか、法整備がなされるようにお願いをしたいと思います。  最後に、均等法の見直しの問題についてお尋ねをいたします。  均等法ができて五年を経過しまして見直しの時期に来て...全文を見る
○岡崎(宏)委員 いわゆる女子保護規定についてです。
○岡崎(宏)委員 総務庁の勧告は、その文面を見てみましても事業団体からの声が非常に強いということがありまして、私たちはあの内容についてはいささか危惧を持っていたのですけれども、労働省の回答の中には労働者側の声というものも配慮があるんじゃないか、そんなふうに受けとめているわけなんで...全文を見る
○岡崎(宏)委員 最後、一言で終わりますから。  十分に現状を把握していただく、もし均等の問題をおっしゃるのであれば均等そのものの中にも新たな問題もある、こういう検討も実際必要でありますということを申し上げまして、終わりたいと思います。
04月24日第123回国会 衆議院 労働委員会 第5号
議事録を見る
○岡崎(宏)委員 介護労働者の雇用管理の改善等に関する法律案、名前だけではなくて、この内容につきまして、大変多くの皆さんが期待を込めて実は注目をしてきたし、注目をしている、こんなふうに受けとめているわけです。  その中身というのは、安くて、手っ取り早く労働力を求めるということで...全文を見る
○岡崎(宏)委員 少しちょっと冒頭に時間をいただきたいと思っているわけですが、今、だから介護労働者の福祉の向上をということでございました。  当然前段で、大臣はこの法案提出に当たっていろいろな状況をつかんでこられたと思います。ですから、三Kとか八Kとかそういうふうに言われる仕事...全文を見る
○岡崎(宏)委員 求める側にすれば非常に具体的なことを求めているわけですけれども、法案になって御説明になりますと、それがぼんやりした形になってくるので、この辺が求める側と提案する側とのギャップじゃないかというふうに思います。  ぜひこの新聞だけ私は聞いていただきたいと思います。...全文を見る
○岡崎(宏)委員 私は、零点か百点かとお尋ねをしたわけではありません。本来百点というものが求められている、そこに対してどんなふうな御自身の認識を持っていらっしゃるのか、それを点数にして本当は聞いてみたかったんですが、今のお答えで、百点に近くするために、では今後引き続きの努力を私た...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今お答えがあったわけでございますけれども、人手不足感というのはあちらこちらの事業のところに非常に根深いものがあります。そういう状況のもとで、将来に向けて高齢化社会対策の実際の担い手である労働力の確保を図るというのは、先ほど来も申し上げてまいりましたが、非常に努力...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今、特別養護老人ホームの寮母さん、それからホームヘルパーさん、有料老人ホームのヘルパー、在宅介護サービスのヘルパー、在宅入浴サービスにおいての入浴介護に従事をする方々、それから家政婦さん、そういうふうにお伺いをしたわけです。これからの高齢化社会におけるこの私たち...全文を見る
○岡崎(宏)委員 労働大臣が一言お述べになりました、基本的には家庭で見るのがお年寄りの幸せということに関しましては、これはまたいろいろ論議をしなければならない課題でございますが、これは働いている女性の皆さんからしても大変いろいろな意見のあるところであります。ただ、きょうはそのこと...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今、労働、厚生両省から、今後も十分に連携を図っていく、そういうふうにお答えをいただきました。これはもう本当に継ぎはぎだった、後々にこういうふうに言われないためにも、くれぐれも十分な連携をとっていただくようにお願いをいたします。  次に、少し具体的なことに入るわ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今お答えいただいたとおり、介護労働者の雇用管理改善の問題と社会福祉事業のあり方の問題、これは非常に密接な関連があると思います。これは重ねて指摘を申し上げるわけです。  次にお尋ねをしたいわけですが、これからの高齢化社会における在宅の福祉サービス、これは私はもう...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひ慎重な対処をお願いをいたします。  高齢者など介護が必要な国民の側で、私たち自身もそうだと思いますが、最も大切なことは、いつでもどこでもだれにでもその人に適切な介護サービスが提供されることである、こういうふうに思います。  このために、政府は、従来から在...全文を見る
○岡崎(宏)委員 主にこの法案の目的とするところ、福祉サービスのあり方にかかわる政策との関連ということを中心にお尋ねしたのですけれども、今回の法案の立法の主な動機の一つというふうに御説明も受けてきました家政婦さんの就業条件の改善の必要性について、今いろいろなところからも指摘があり...全文を見る
○岡崎(宏)委員 家政婦さんは有料の職業紹介所から個人に紹介をされる、こういう形が一般的だというふうに認識しているわけですが、この有料職業紹介所について、手数料の徴収でありますとかそのほか運営が適正に行われているのか、こういう問題指摘も時々あるわけです。  これについて、この有...全文を見る
○岡崎(宏)委員 家政婦さんのことにつきまして、今お答えもいただいたのですが、就業条件を中心にいろいろな問題があるというふうに思います。  この家政婦紹介所に限らず、有料の職業紹介所というものについては、一九四九年に国連の労働機関ILOで第九十六号条約、有料職業紹介所に関する条...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今、日本も批准をしている、そして主要国も四十カ国が批准をしている、こういうふうにお答えをいただきました。  職業安定機関を補完するものという最初の御答弁もございましたけれども、私は、いろいろな形で問題が指摘をされているこの有料職業紹介所がいつまで職業安定機関の...全文を見る
○岡崎(宏)委員 私は、今回の委員会で質問をいたします前に、日本臨床看護家政協会の方にもちょっとお尋ねをしてみたのです。そこの方々もおっしゃっておいででしたのは、就業条件を改善をしていく方向の中で労働基準法が適用されない、このことに対してやはり不満といいますか、そこに問題意識をお...全文を見る
○岡崎(宏)委員 この介護労働安定センターとして指定をして公益性の高い仕事を行わせる、そういうふうに今おっしゃっているわけですが、その受け皿となる法人というものは本当に公平で、そして適切に事業が行われなければなりません。  その業務の対象というのは家政婦さんに限られませんし、特...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひ介護労働安定センターの指定、そして監督については、慎重にまた厳正に行われるように要望いたします。  今、家事援助者派遣事業を民営紹介所に委託をして家政婦さんをホームヘルパーとして利用するということが行われるというふうに聞いております。私が聞いているのは東京...全文を見る
○岡崎(宏)委員 厚生省の方にもこの実態を把握していらっしゃるかどうか、お聞きしたいのです。
○岡崎(宏)委員 わかりました。  私、きょういろいろと御質問もしてきたわけですけれども、私が住んでいるのは神戸でございます、この神戸という地域だけを見ていても、高齢化という社会をにらんで、公的な場面で自治体が大変な努力をしているということもありますが、その一方で、民間の産業が...全文を見る
05月13日第123回国会 衆議院 労働委員会 第6号
議事録を見る
○岡崎(宏)委員 午前中の池端議員に引き続きまして質問をさせていただきます。  その前に、きょうのこの労働時間の短縮を進めよう、どうやって進めていこうかという論議は、きょう、そしてこの委員会ではもう日程も組まれているわけですけれども、本当に鳴り物入りで生活大国をどう進めようか、...全文を見る
○岡崎(宏)委員 確かに、例えば人の命を預かる職場は二十四時間その体制を持っておかないといけませんし、そこに働く人が夜も働いているということは私も否定をするものではないわけです。  けれども、人の本来の、生身の人間のリズムから考えますと、例えば寝だめを三日ぐらいすればあと三日ぐ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 これは午前中の池端議員も実は指摘をされていたわけですけれども、前回の労働基準法の改正審議の際に、当時の労働大臣が目標を十分に達成できるというふうにおっしゃった言葉を引用されておいででした。特にその言葉の中で、所定外の労働時間というものも縮小の傾向で推移をする、そ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今報告をいただいたように、現行のガイドラインの上限ぎりぎりのところですね。一週間を単位で見ても一カ月を単位で見ても一年を単位で見ても、実は上限ぎりぎりのところにほとんどの企業が集中をしているということが出ているわけなんです。これは本当に申しわけない言い方ですが、...全文を見る
○岡崎(宏)委員 安全性を見込んでというその一言は、実際、現場の感覚からいきますと、労働省の方にはもっともっと現場を見ていただきたいなと私思うわけです。  ところで、そのおとといの新聞によりますと、結局このガイドラインの改正をするに当たって、今の上限は年間でいうと四百五十時間で...全文を見る
○岡崎(宏)委員 新聞に書いてあることはうそだったのでしょうか。実は私は二、三割でいいというふうには思っておりませんので、そういう意味で違うのならば結構なことだと思いますけれども……。  ただ、この調査結果からも、先ほども申し上げておりますように、ガイドラインの上限に協定は集中...全文を見る
○岡崎(宏)委員 これは二月かな、ことしの労使関係白書というのでしょうか、日本生産性本部が出した白書の中で、やはり中小企業で残業を減らすには法律で残業を制限しないとだめじゃないかというような見解まで出てきておりまして、確かに時間を短縮するということについてはさまざまな意見がある。...全文を見る
○岡崎(宏)委員 現状がなかなか難しいというのは必ず出てくるお答えではありますけれども、しかし、さっきも大臣にお答えいただいたように、男性であれ女性であれ、例えば家庭責任を有する労働者が本当に仕事と家庭と両立をさせていこうとすれば、ここを乗り越えられないと現実にはできないというこ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 審議会で論議をされるそのたたき台は労働省が積極的に出していかれるということでございましたから、ぜひ注目をしていきたいと思いますけれども、その時間外を短縮させる一つの方法として割り増し賃金、これがあるんじゃないかというふうに思います。  この問題はもう過去にも何...全文を見る
○岡崎(宏)委員 現状をそのままの形で認めていくと何だか悪い繰り返しをしていく以外にないんですけれども、例えば働いている人も実は黙ってこれを受け入れているわけではありません。一番いいのは、働く時間も短くなり、そして、例えば賃金もその単価が上がっていくということだろうと思いますし、...全文を見る
○岡崎(宏)委員 是正勧告の中身を少し御報告いただけませんか。
○岡崎(宏)委員 その結果、できているだろうとさっきお話があったのですが、具体的に詰めができましたでしょうか。
○岡崎(宏)委員 ちょっとくどくお尋ねして申しわけないのですけれども、違反を見つけた、そして是正勧告をした、そこまででもかなり行政としては仕事としてされているわけですが、本当に是正というか、今後再び違反状態を起こさないというふうにしていこうと思えば、例えば割り増しの賃金にしても、...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひお願いいたします。  関連をいたしますが、サービス残業ということも指摘をされているわけです。  これは昨年暮れに出ているエコノミストですけれども、一橋大学の小野教授、この方が、労働時間の総計は労働省は事業所単位で調査した毎月勤労統計、総務庁は働いた個人の...全文を見る
○岡崎(宏)委員 労働省は毎年定期監督等実施状況、法違反状況というのを出しておられますね。この調査の結果、多分労働時間に関する違反の状況がかなりのウエートを占めているというふうに承知しているのですが、これはどうでしょうか。
○岡崎(宏)委員 結局、協定を超えて働かせていたりということが、こういうところに含まれてくると思うのです。ということは、時間外をしてもそれに見合う料金が払われていなかったり、いわゆるサービス残業がこういうところに含まれているということではないかというふうに思います。これが、例えば...全文を見る
○岡崎(宏)委員 わかりました。目を向けていっていただいて、ぜひそういう意味ではきちんとした現状を今後も把握をしていただきたいと思いますし、その上で、現行でさえ守れないところをどうやって改善をしていくのかということを取り組みをいただきたいというふうに思うのです。このサービス残業と...全文を見る
○岡崎(宏)委員 付与日数の方もほとんどふえてない、取得率の方も横ばい、決してふえていないという御報告だと思うのですが、何でこういう結果になっているんでしょう。年休は、これは本当に基本的な休暇なんですが、これが消化をできない原因というのは一体何でしょう。
○岡崎(宏)委員 今御報告いただいたように、休んでも後で忙しい、あるいは同僚に迷惑がかかる、病気や急な用事のために残しておくんだ、こういうことなんですが、さっきも申し上げましたけれども、本当にとにかくもう忙しい、忙しくて休めない、これが一番大きな原因だと思います。  前回の労基...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今の現状の中で、例えば今私が提案させていただいたことがそのまますとっと入るかというと、なかなか難しいだろうという状況はわかります。  けれども、いろいろなときにいつも比較の対象にされる、例えばヨーロッパの先進国はこうこうだからというふうに政府みずからがいつも引...全文を見る
○岡崎(宏)委員 恐らく諸外国でもこういったような年休のあり方、いろいろな例があると思うのですが、その研究も含めて、変えるべきは発想の転換をするということでぜひ検討を進めていただきたいと思います。  関連をいたしましてちょっとお尋ねしたいのですが、この四月から育児休業、この制度...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひ検討をお願いをいたします。多くの女性がやはりそういう形を待ち望んでいると思いますので、お願いをいたします。  今まで、時間外の労働あるいはサービス残業など、こういう実情をお尋ねしてきたのですが、女性ということで考えれば、特に均等法以降時間外の制限が緩やかに...全文を見る
○岡崎(宏)委員 変形の労働時間というものも実際導入をされた。均等法の論議もそうでしたし、それから前回の労基法の改正の時点もそうですが、特に変形制が導入されるに当たって子供のいる労働者への配慮というものは求められたと思います。妊娠中や産後一年以内の女性労働者が請求した場合には、変...全文を見る
○岡崎(宏)委員 私たちが結局そこを心配いたしますのは、きょう何度も申し上げましたけれども、一日を単位で生活をしている人というか、私たちもそうでしたけれども、どうしてもそうすることが必要な家庭がございます。  その際に、労働時間の年間の枠を短縮する一つの手だてとして、例えば週休...全文を見る
○岡崎(宏)委員 問題なのは、ここで言う労働者の代表、この労働者の代表が本当に労働者の意思を正確に反映をされたものであるかどうか、これだというふうに思います。  これは実はいろいろな団体の方からもどうも心配だという声が寄せられている部分なんですけれども、大きな企業で大きな組合が...全文を見る
○岡崎(宏)委員 労働者の代表を選ぶに当たって、先ほど報告をいただいた時間外・休日労働の調査結果の中でも、例えばこれは三六協定の締結当事者として挙がっているわけですが、過半数代表者の選出方法というのは、特に小さな規模のところで、話し合いによるとか、少ないですが使用者の指名というも...全文を見る
○岡崎(宏)委員 さきの部分と重なりますけれども、結局現状の労使関係、これを見たときに非常に危惧の念を持つわけです。問題が起こらないように、十分なチェックの体制あるいは委員会における労働者の代表の選任について労働省の方から指導をお願いをいたします。これはぜひお返事を受けとめたいの...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひお願いをしたいと思います。  最後になりますが、ここに一つ小さな企業の例がございまして、あらかじめちょっとお話をさせていただいておりましたので、時間の関係もありますから細かい現状というのは避けたいと思うのですが、これは大阪にありますサンダルとか靴をつくって...全文を見る
○岡崎(宏)委員 本当に、変形制を採用することによってこういうふうに所定の労働時間が延長されることがないように、こうした企業に対して強力に指導していただきたいと思います。  もう一点つけ加えれば、変形制が乱用されることがないように、今回の場合のように、一カ月単位の変形制について...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひお願いをいたします。  ずっと質問させていただいたのですが、時間短縮、この目標は非常にはっきりしているわけですね。今の時点で私たちはこの目標に向かってどれだけ有効な手段をとり得るか、その有効な手だての中に、例えば行政が率先してやらなければならない規制がある...全文を見る
12月08日第125回国会 衆議院 労働委員会 第1号
議事録を見る
○岡崎(宏)委員 きょうは、私は、女性が働くということに絞っていろいろお尋ねをしていきたいと思っております。特に均等法、それから、けさのニュースでも出ておりましたし、先ほどの質問の中にもありましたパート労働に関して、幾らかお尋ねをしていきたいと思っております。  均等法は、施行...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今報告をいただいた最初の募集・採用、配置・昇進、これは努力義務の項目ですね。定年の年齢については、これは施行前からほぼ一緒だったというふうなことで、大体済んでいるだろうとおっしゃられた。そこは禁止の規定です。それ以外の教育訓練、福利厚生、禁止というふうにしたその...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今また景気が悪くなっている、来年の大卒の女子の募集がどうも落ち込んできている、これは専ら言われていることなんですけれども、募集・採用がこうして努力の範囲であるときに、経済のそのときの状況によって、女性が同じように採用されていたり、結果的に門戸が狭められていったり...全文を見る
○岡崎(宏)委員 条件の中に、世帯主とかあるいは主たる生計の維持者というふうになっている企業が実際どれくらいあるか、そして、その世帯主あるいは主たる生計の維持者はどういう形で認定をしているか。そういうふうに主たる生計の維持者というふうに挙がっている場合には、主たる生計の維持者とい...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひ一度、この部分に限って検討はしてほしいと思うのです。  主たる生計の維持者というときに、社会保険の中なんかでよく言われてきた、それが使われてきたことが多かったのですけれども、夫と妻といて、例えばどちらかの所得が三割ぐらい多いとか、そういうふうに言われてきて...全文を見る
○岡崎(宏)委員 これはどう読んだらいいか教えていただきたいのですけれども、前の婦人局長の佐藤ギン子さんがお書きになっている「男女雇用機会均等法の五年」という本がございます。これは労働省の婦人局の皆さんがかなりかかわって書かれたと思うのですけれども、皆さん専門家だから教えていただ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 私もそうだと思っております。  だとするなら、現実の問題として、夫婦の単位で話をするに当たっても、結果として出てきている今の社会の平均的な、個別か平均的かは一緒に話はできないということだけれども、もちろんそういうことはあるわけですけれども、しかし結果としては出...全文を見る
○岡崎(宏)委員 これはたまたまけさの毎日新聞に、家庭欄なんですけれども、コース別管理に対して不満がふえている、そういう記事がありました。  その中の引用をいたしますと、「東京の女性労働問題研究会が一月にまとめた全国調査でも女性の不満はむしろ強まっている。コース別管理のもとで働...全文を見る
○岡崎(宏)委員 この十三条の中には、括弧書きで、苦情処理機関というのは「事業主を代表する者及び当該事業場の労働者を代表する者を構成員とする当該事業場の労働者の苦情を処理するための機関をいう。」とあるわけですけれども、それが一・九%ということなんですね、今の御報告でいくと。  ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 働いている側にとってみれば、役割が果たせない機関だなという随分寂しい思いがあるのですけれども……。  それじゃ十四条の「紛争の解決の援助」については、今これはどんなふうな状況になっているでしょうか、各都道府県の婦人少年室が努力はされているとは承知をしているので...全文を見る
○岡崎(宏)委員 その二百七十九件はどんな形で介されているか。助言だとか指導だとかということですね、どんな形で介されてきたか。解決に要した時間といいましょうか、相談しに行ってから結果が出ていろいろな助言になり、指導になり、勧告になり、落ちついたというまでは大体どれくらいかかってい...全文を見る
○岡崎(宏)委員 電話での処理だとか書面だとかいろいろあると思うのですけれども、私は、結果が出るまでにどれくらいかかるのかというのは、相談をしに行った方にとっては随分大きな問題だろうと思っております。それは婦人少年室の皆さんとも、県の皆さんとも話をしていても、手が足らないだとかい...全文を見る
○岡崎(宏)委員 結果として途中で引き下がるというかお互いにもう少し自主的にやってみようということもあるんだろうと思うのですが、そこに至るまでのいろいろなやりとりは、このケースの場合はこうだった、こんなふうな話があると今ここで言う時間もありませんけれども、関係当事者の一方から調停...全文を見る
○岡崎(宏)委員 私は、やはり現状についての認識は随分ずれていると思います。六十三人だけれども実質六件、そして調停になったのは一件もない、相手が同意しなかったからならなかったのは一件だから、この項目がネックになっているとは思えないと言い切れる婦人局というのは、実際の現場でやりとり...全文を見る
○岡崎(宏)委員 私は、ぜひ大臣からは身の丈を変える、そういう決意をいただきたいと思っております。そうでなければ、例えば、これから年が明けて労基法の改正の作業に具体的に入っても、パートの法制化ということが言われているわけですけれども、どうしてもこれまでの法律を考えていくときに、議...全文を見る
○岡崎(宏)委員 私たちはいろいろ現場の人からの声は労働省の皆さんにもお伝えするつもりですから、やはりその声は大事にしていただきたいと思っています。  私、パートのことをいろいろ聞きたかったのですけれども、時間がなくなってしまったので、概略これもお尋ねをしておきたいと思います。...全文を見る
○岡崎(宏)委員 そういうお答えだろうと思っておりますけれども、これは私たちの要望です。やはり実効あるものにしていくためにはそういう枠は必要だと思いますから、これはあえて要望をしておきたいと思います。そして、パートの方たちの実際の声というものもできるだけ法制化までに聞くということ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 終わります。