岡崎宏美

おかざきひろみ



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岡崎宏美の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月06日第126回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
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○岡崎(宏)委員 きょうは、農林水産省から、それから厚生省からもおいでいただきまして、食品の日付表示にかかわる問題を何点か質問させていただきたいと思っております。  ここに新聞の切り抜き記事のコピーを持ってきたのですけれども、これはことしの二月の記事なんですけれども、こんなふう...全文を見る
○岡崎(宏)委員 特にこの記事にあるように、外国からの要請があったからというわけではないということなのだと思うのですけれども、それも一つの原因として、日付表示をどんなふうにやるかということが恐らく検討されているのだろうと思うのです。懇談会だとか検討会自体では、恐らくまだ結論という...全文を見る
○岡崎(宏)委員 この新聞記事は終わりの方に、農林水産省の懇談会の方はこの夏にも学識経験者の報告を踏まえて一定の方向性を出すというふうに報道されているわけなのですけれども、懇談会、検討会、それぞれおおよそどこらあたりでまとめを出すという目標を立てて今進められているのでしょうか。
○岡崎(宏)委員 申し上げておきますけれども、私自身は、この日付表示に関しては、実際食品を買う側、毎日生活をしている消費者の側の納得というものを抜きにしてはこれはなかなか論議が進まないと思っておりますし、納得のいく表示でなければならないと思っております。  今お聞きしたのは、例...全文を見る
○岡崎(宏)委員 先ほど外国からの要請の中には、日付を賞味期限表示に変えてほしいというふうな要請があるという御報告があったのですけれども、私たちにとってまだ賞味期限というものはそんなになじみがあるわけではありませんし、外国ではこうなっているというふうに言われても、例えば諸外国の賞...全文を見る
○岡崎(宏)委員 例えば日本でも、賞味期限の方が義務づけられている食品が幾つかあると思います。ただし、賞味期限の表示は製造者がつけているわけでして、そうすると同じケチャップでも、Aという会社がつくっているケチャップとBという会社がつくっているケチャップでは、Aの会社、Bの会社それ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 そうすると、例えば消費者の側からすると、製造年月日というのはっくった、あるいは加工したということで一定の同じ理解をすることができるけれども、賞味期限については日本の中でも一律の基準ではないし、それが外国のものになるともっと一律の基準ではないから判断しづらいという...全文を見る
○岡崎(宏)委員 そういうことも含めて恐らく検討中なんでしょうけれども、私たちがごく素直に受けとめるのは、今申し上げましたように、それでは一定の基準のないものをそこに日付が書いてあるから信用してほしいと言われているのと余り変わりないのじゃないかという感覚を持つわけですよね。  ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 それでは私たちも資料を後でいただいて、ぜひお互いに勉強したいと思うのですけれども、今のところ賞味期限そのものがどういう基準で設定されているかということについてははっきりしていない、それぞれ任されているというふうに理解をいたします。  それでも、例えば賞味期限と...全文を見る
○岡崎(宏)委員 もう一つお尋ねしたいのですが、食品に関して何か事故があった場合、その事故対策としての表示があるというふうに今も言われております。その場合に、賞味期限だけの表示がされた場合に事故対策についてはどんなふうになされておりますか。  例えば輸入品の場合、賞味期限だけを...全文を見る
○岡崎(宏)委員 問題がないというふうに考えてはいるとおっしゃったのは、それは輸入品すべてにそれがわかるような、矛盾を追及する手段が表示をされている、輸入品すべてにそういう表示があるというふうに考えていいということでしょうか。
○岡崎(宏)委員 それじゃ、もう少し検討会や懇談会の内容について私たちもこれから続けてお尋ねをしていきたいというか、その際には検討の中身を教えていただきたいと思いますが、もう一つこの日付表示に関してよく言われているのは、これはたまたま私この間農林水産省へちょっとお邪魔しまして、パ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 そのパンフレット、お読みになったことがありますか。
○岡崎(宏)委員 今のお答えからあのパンフレットはできないんじゃないかしらとふと思うのですが、じゃ逆の立場で、日付表示を変えたからといって解決できる問題ではない、そんなふうに農林水産省の方でも一応受けとめをされておる、そんなふうに理解してよろしいですか。
○岡崎(宏)委員 そのいろいろな意見というのは、大体どんなところからどんな内容の意見になって出てきているのですか。参考までに教えてください。
○岡崎(宏)委員 厚生省の検討会の方はどうですか。
○岡崎(宏)委員 私も家に帰ると買い物するのですけれども、もともとの市場でしたら、それぞれお店の人が、これはまだ十分大丈夫だとか、幾らか日がたっている方が本当はおいしいんだとかいろいろ教えてくれますし、スーパーでも工夫がされているところでは、これはまだ十分安全においしく食べられる...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひそうしていただきたいと思うのです。  繰り返しになるかもわかりませんけれども、最初に私が申し上げましたように、私自身が物を買ってきた、食べ物を買ってきた側からごく素直に申し上げて、そしていろいろな人たちの声も聞いておられると思うのですけれども、だれもが理解...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひお願いいたします。  途中でも申し上げましたけれども、また私たちもお互いに理解するためにいろいろな報告をお願いしたりすることもあると思いますけれども、ぜひその報告をしていただきますようお願いしておきたいと思います。  それと大臣にお願いしたいのですが、結...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひ積極的にやっていただくことをお願いして、終わりたいと思います。
04月07日第126回国会 衆議院 労働委員会 第5号
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○岡崎(宏)委員 レディス・ハローワークがことしもまた三カ所ふえるということですが、スタートして全体的にまだ日が浅いということもありまして、それぞれ現場の皆さんが苦労なさっている、あるいは工夫もされているというふうに思うのですけれども、できることなら、せっかくスタートしたものです...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今御説明いただいたのですが、だから一味違うという意味では、今日の前ですぐ就職を希望する人だけではなくて、今子育ての最中だからなかなか働けないのだとか、あるいは介護をしているのでなかなかうまく働くことができないのだとか、そういう人も含めて、しかし将来的に働きたいと...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今教えていただいた数字は調査室からもいただいている表に出ていたのですけれども、月に約二百というのは、例えば開所して一年の実績のあるところは二百人掛ける十二カ月、こういうふうに受けていい数字なんですか。それとも、今現在のところ、スタートしてから今日まで実際に登録さ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 私、別にこの数字を取り上げて、とやかくけしからぬと怒るつもりはないのですけれども、結局、職業安定所とは一味違うところの部分が本当に生かされているかどうかというのが気になって、私も地元ですぐ近くにハローワークがありますから、お訪ねして話も聞いてきたのですけれども、...全文を見る
○岡崎(宏)委員 現場の方が随分努力なさっているというのはよくわかるのです。今職員の人たちもその対応に追われているのは、局長もおっしゃったけれども、雇用情勢が悪くてハローワークにやってきて、今すぐどうしても働きたいという人たちなんだ、その数は月々統計をとっても来所する人がウナギ登...全文を見る
○岡崎(宏)委員 それはぜひ追求していってほしいと思うのです。  もう一つ、おもしろいといいますか独自の取り組みでどれほど生かされているのだろうかと気になるのは、職業に対する講習といいますか、能力開発も含めての分野だと思うのですけれども、レディス・ハローワーク独自で講習を組まれ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 こんな話を聞いたんですけれども、せっかく受けたいと思うような講座があっても、実を言うと参加できないと断ってくる人が割合にいる。それはなぜかというと、だって今働けない理由は子育て真っ最中で、子供を預けるところがないからだ。その条件が変わらないのに、受講するに当たっ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 何か聞くところによると、福岡のレディス・ハローワークでは、保育所の施設ではないけれども、育児室程度というか遊戯室程度のものは設置をされている。それは所内から見える場所に、また見えるように設置をされているというふうに聞いております。ただし、そこに専属の保母さんがい...全文を見る
○岡崎(宏)委員 実際設置をすることになると、そこの職員の人たちの業務というものもまた大変煩雑になるわけで、それに対応する人が要るというふうに、私も大変だろうとは思うのですけれども、でも結局今私たちがやらなければいけない仕事というのは、ある意味では随分手間暇をかけなければいけない...全文を見る
○岡崎(宏)委員 窓口で受けとめているさまざまな相談事項というのは、やはり今の社会の中でたくさんの人が求めている一つの事実というふうなのが浮かび上がってくると思いますので、欲を言えば、レディス・ハローワークから見た現代女性労働事情みたいなことが出せるくらいになればいいなと思います...全文を見る
○岡崎(宏)委員 私も、お友達のお嬢さんが大学をいよいよ卒業することになるけれどもなかなか働く場所がないということを訴えられて、やはり厳しくなっているなと実感するのですけれども、きょうはそれはさておいて、例えばこのレディス・ハローワークに求人をする企業の側の、正規の職員として求め...全文を見る
○岡崎(宏)委員 それでは、求職の側、相談にやってくる人たちの希望の内訳というのはどうなっておりますか。
○岡崎(宏)委員 正規とパートというふうに考えると、求人と求職がなかなかかみ合わない現代の事情があると思うのですけれども、就職希望をする人たちにとって、この実際かみ合わない件数の中で相談というのはどんなふうになっているのでしょうか。
○岡崎(宏)委員 均等法がもう既に七年たとうとしていて、それが本当に生かされていたら、もっとフルタイムでというか正規の職員として働けるようになっていたのではないかとか、例えば求人の側にもこんなに偏りがないのではないかとか、悔しい思いで見ることも多いわけなんです。  さっきの話の...全文を見る
○岡崎(宏)委員 そういう企業への働きかけは、例えばレディス・ハローワークとしてはできるようになっているのですか。
○岡崎(宏)委員 では、ぜひそのあたりがかみ合っていくように、そのときの経済の状態で女の人が働けたり働けなかったりと、そういうことがないように、ぜひハローワークとしてできる限りの努力をお願いしたいと思います。  大臣もおいでになったし、せっかくの機会ですので、一度お聞きをしてみ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 私は、白雪姫もお茶も望みませんけれども、せっかく大臣からお話しいただけるんだから——女性たちが家庭というものを抱えても一人の人間として働くということをやろうと思っても、そのときにネックになるのは、次の委員会から始まってきます労働基準法の改正、労働時間というものが...全文を見る
○岡崎(宏)委員 前向きだというふうに受けとめたいと思うのですが、時間の問題は今度労基法の審議の中でまたゆっくりさせていただきたいと思います。  この機会だから、お尋ねしたいことが二つ。  一つは、これはこの間たまたまドイツから七人の女性の国会議員がお見えになって、関西でもゆ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 労働省はほかと比べたらいいよというのは私も評価はしております。だから、それをぜひ政府として全体に広げていってはどうか、こういうふうにお尋ねしております。
○岡崎(宏)委員 女性はやはり随分期待をして、また、女性の側の大変な努力をしてやっているわけです。今働いている女性は労働時間も長い、それから家庭の中で持たされている責任も大きい。本来の自分の時間というのは、男性あるいは専業主婦と共働きの女性と比べたら、共働きの女性は自分の時間とい...全文を見る
04月21日第126回国会 衆議院 労働委員会 第8号
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○岡崎(宏)委員 前回の委員会から、たくさんの方がいろいろな問題点を指摘されておりますけれども、きょうは、少し重なる部分があるかもわかりませんが、確認をさせていただきながら質問したいと思っています。  最初に、千八百時間というのは時間短縮の一つの通過点だ、それが最終目標でないと...全文を見る
○岡崎(宏)委員 今の千八百時間のモデルの中身についてあれこれは言いたくないのですが、モデルの中にも言われているのは、所定内も短くしていくことだし、所定外ももちろんそうだし、休日が百四日というのは完全週休二日制ということが大前提だし、それを実際今回の労基法の改正案の中で達成できる...全文を見る
○岡崎(宏)委員 この表を見ましても、現行の三カ月変形制「季節的な業務の繁閑に対応した労働時間の効率的配分」、改正案の方が「業務の繁閑に応じての年単位の休日増」とあります。  ただ、三カ月単位を入れますときも、お互いに休日を何とかしてふやす、労働時間の効率的な配分というのもある...全文を見る
○岡崎(宏)委員 それでは、とりあえず現行の三カ月単位の変形労働時間制ですか、実際のところそういう趣旨に沿いながらどれくらいの利用状況になっているんでしょうか。
○岡崎(宏)委員 利用の状況の件数はそういうことだそうですが、そもそもの趣旨に沿って時間短縮、それから休日の大幅増ということでいけば、この三カ月の変形というのは大いに役立ったんでしょうか。そのように労働省としては総括をされていらっしゃいますか。
○岡崎(宏)委員 その数字の出し方というのもいろいろ聞いてみたいとは思うのです。  例えば、私は前に委員会で一度お尋ねしたことがありますが、毎勤をずっととっていらっしゃるけれども、その対象の事業が小さな規模は全然対象になっていないとか、あるいは短時間パートで働いている人たちがひ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 使用者サイドからはそういう意見がある。しかし、実際に利用状況そのものはまだ多くなくて、私たちも具体的なその事例というのを余りつかみ切れていませんけれども、労働者サイドからはやはりこの変形制というのは問題がある、一方からはこういう意見も聞いています。変形制を取り入...全文を見る
○岡崎(宏)委員 できるかできないかお互いに言い合っていてもきりがないのですが、前回の委員会で公明党の石田委員の方からだったと思いますが、この三カ月を採用した際に、一日十時間を例えば十日間連続でやったとしても、あるいは休日なしで連続十二日間働くというふうなことも理屈の上では可能じ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 できるだけ乱用されることがないような具体的な事例というものも出していただいて、歯どめをかけていく。それはだれもがわかるような形でかけていっていただきたいと思うのです。これは今の時点では、私たち要望する以外にないわけですけれども、今ある例えば一日十時間、一週間五十...全文を見る
○岡崎(宏)委員 繰り返しで申しわけないけれども、実際一週間四十時間以内というふうに決めたとしても、そしてそれだけでいったとしても、年間でそれを数えてみれば、労働時間としてはそんなに短くはないわけですね、四十掛ける五十二週間、やってもらえば二千時間を超えるわけですから。その上に、...全文を見る
○岡崎(宏)委員 次に、きょうのこの表の中には入っていないのですけれども、年少労働者の人たち、これが今度三カ月、一年単位の変形が適用されることになった。たしか、前回の改正のときに、三カ月単位の変形制はこの年少労働者には適用されない。それで、成立後に出ている基発一号の中で、一カ月は...全文を見る
○岡崎(宏)委員 三カ月のときに外した理由は、年少者保護の見地なんですね、理由として挙げられているのは。年少者保護の見地というのは一体どこにいってしまったのだろうか。  私、知る限りでは、働いている人たちの中から、非常に積極的に年少者にも変形労働時間制を採用してほしい、こういう...全文を見る
○岡崎(宏)委員 年少者の人というのは、私たち人間の一生の中でも、自己形成にすべてを集中している時期だと思うのですね。それは、働きながらも学ぶことであったり、あるいは遊ぶことも必要だし、そういう意味で、やはりこういう年齢の人たちほど人間本来の生活スタイルというものをできるだけ崩さ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 私、いろいろ言いたいことはあるのだけれども、文句は後でまとめて言わせていただくことにしまして、高校生だから本当に短期のアルバイトだという感覚は今の時代を知らない、こういうふうに言わないとしようがありません。卒業するまで三年間しっかりアルバイトをしている人がいるん...全文を見る
○岡崎(宏)委員 裁量労働の範囲の決め方が今回の改正によって変わるのではないか、こんなふうに私は受けとめたわけですが、こういうふうに受けとめて間違いないのでしょうか。
○岡崎(宏)委員 でも、結局、それではどんなものが裁量労働の範囲になるのかというのは、これは命令で定めるとなるわけですね。  私たち普通考えて、今あるものよりもよりはっきりするというのは、やはり法律の本則で定められて初めてこれはよりはっきりするわけです。研究開発その他の業務、あ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 どうも最初におっしゃったことと違うような気がするのですよ。裁量労働、なかなか労使の間で煮詰まらないから今回のように改正案を出したとおっしゃりながら、具体的には労使協定で労使で決めてもらうことだから、こんなふうに答えられるのはなかなか納得がいきませんし、実際働いて...全文を見る
○岡崎(宏)委員 いや、その経過なり中基審のところでの話はわかるのですが、ホワイトカラーって何ですか、それを教えてください。大臣、教えてください。
○岡崎(宏)委員 労働省ですら明確に浮かんでこないものを、いわゆるホワイトカラーを今回範囲に入れ、今すぐではなくても審議をしようというのは、余りにもむちゃくちゃじゃないですか。  ホワイトカラーというのは本当に一体何かというのは随分大きな問題ですよね。はっきり言えることは、ベル...全文を見る
○岡崎(宏)委員 これはきちんと時間をかけていろいろなところからの意見を聞いてください、早々と決めてしまうことがないように、これはぜひお願いしておきたいと思います。  そうしないと、一方で、使用者側の人たちから、この裁量労働の範囲をとにかく広げたいという声は間違いなくあるわけで...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひお願いします。  それでは、次に、年休のことについてちょっとお尋ねをしたいと思います。  今回の改正案で、取得条件が雇い入れの日から起算して六カ月の継続勤務になったということについては、それから育児休業した期間を出勤したものとみなすということについては、...全文を見る
○岡崎(宏)委員 さっきの年少の人たちの問題ではありませんけれども、とりにくいと言わせているその原因を何とか取り除いていく、そういう労働省としての指導というものもされているのでしょうけれども、これはもっともっと力を入れてやっていただかなくちゃならない。  それで、そのときに、と...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひ前向きに検討してほしいと思います。  ところで、私も実際に働いていて、年次休暇が残り少なくなるというのは何となく不安でした。特に最初のうちは日数も少ない。今回、付与日数については増加をされなかった。平均の付与日数は十五・七というふうにおっしゃっているけれど...全文を見る
○岡崎(宏)委員 みんなにとっていいことはできるだけ積極的に取り入れてほしいと思うのです。  もう一つお尋ねしておきたいと思うのですが、育児休業は、今回「出勤したものとみなす。」というふうになりましたね。労基研の話のときには、介護や病気を理由とする休みの場合も育児休業も横並びで...全文を見る
○岡崎(宏)委員 それでは、制度化された時点で介護休業も育児休業と同じようになるのだろう、こういうふうに受けとめたいと思います。  それで、もう一点なのですが、前回の改正のときに参議院の方で附帯決議として取り上げられた出稼ぎ労働者の人たちにとっての年休をどう保障していくかという...全文を見る
○岡崎(宏)委員 指導の範囲を後で少し時間があればお話ししたいと思いますけれども、指導というのはあくまで指導だ、こういうふうに開き直る使用者がいるということを私たち聞きます。そういうものを結局放置をしておいて、指導できるように、何日間かはこれでいけるようになったというのは極めて弱...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひお願いをいたします。  次に、割り増し賃金の問題で、ちょっとこれは確認も含めたいのですが、午前中からも割り増し賃金の引き上げについては、私たち強い要求をしております。ただ、具体的なものがなかなか明らかにならないもどかしさがあるわけです。ふやそうとする分には...全文を見る
○岡崎(宏)委員 重ねて聞きますが、今回いろいろな審議をする際に当たっては、従来どおりでこの枠を踏み越えないというふうに考えていっていいということですね。
○岡崎(宏)委員 わかりました。  それでもう一つは、これは今直接、率を私あれこれ言いませんけれども、深夜の問題ですね。  深夜の割り増し率というのは、所定外と同じくくりになっているわけですけれども、私は、本来深夜というのは人間が働いている時間ではない、こういうふうに思ってお...全文を見る
○岡崎(宏)委員 労働省の皆さんに、特に基準監督署の持つ役割というのは大きいと思いますから、先ほど申し上げたようなことをぜひ頭に入れていただいて頑張っていただきたいと思うのです。  大臣にせっかくおっしゃっていただいたから……。私、大臣のこの委員会で最初の一般質問でお答えになっ...全文を見る
06月02日第126回国会 衆議院 労働委員会 第13号
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○岡崎(宏)委員 今、岡崎トミ子議員の質問の最後に大臣が、パートで働いていらっしゃる皆さんにいろいろな問題があることはわかり、私たちが出しました野党案と政府案の違いというものもそこのところに問題というものがあるのだろうとおっしゃりながら、なおかつ、しかしまだ社会的に合意が得られて...全文を見る
○岡崎(宏)委員 パートの人たちが抱えているたくさんの不安や不満、実際に今持っているものが具体的にどう改善されるのかということについて、働いている側の人たちは大変な思いで見ているわけですので、そのことを理解いただいて、では、少しでも具体的に改善するためには今回の法律案で足るのか、...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ということは、「適正な労働条件」というものが三条の事業主の責務のところにも入っている。「目的」の中で「適正な労働条件の確保」が図られるということは、当然これから具体的に進んでいく場合には出てくるということなんですね。そうすると、では「適正な労働条件」とは一体何か...全文を見る
○岡崎(宏)委員 指針をこれまでやってきて、それをさらに根拠づけをして、より一番みんなが問題だと考えている点を改善するのだ、そういうふうな説明だと思うのですが、そうすると、さっきまでのほかの委員の質問の中でもありましたし答えの中でもありましたけれども、それでは、この指針を根拠づけ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 なかなか読んでくださらないので、私、自分で説もうかと思うのですがね。ただ、法律案を見ているだけではわかりにくいかもしれないとおっしゃるのだけれども、普通、もし私がパートで働いている人間だとしたら、法律に触れることも少ないのだけれども、何か自分にとって、働き方とい...全文を見る
○岡崎(宏)委員 これは今後、まだこれからの委員会の中でも私たちやっていきたいわけですが、今のお約束だけはしっかりと受けとめましたし、守っていただきたいと思っております。  次に移りたいと思うのですが、「目的」と来れば、その対象になる人たちというのは当然はっきりさせなければなら...全文を見る
○岡崎(宏)委員 解釈や運用で今あるものを下回らないようにと言われても、解釈や運用はだれが見てもわかるのですか。例えば、そのときの行政の責任者の考え方一つで解釈や運用というのは変わる可能性があるのじゃないですか。
○岡崎(宏)委員 その前にちょっと確認をいたします。  短時間労働者が何であるか、パート労働者とは何であるかというのは、やはりこの法律の一つの柱だと思うのです。だから、お互いにあいまいなままでいくと、いろいろ問題は出てくると思うわけです。  これは、労働省が昭和四十五年に出さ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 もう一つ確認をしたいのですけれども、これはパートタイム労働指針が出るときですが、平成元年の通達では、   短時間性の程度に関し、「相当程度短い」としたのは、パートタイム労働者の概念が必ずしも定着しておらず、パートタイム労働者がどのように整序されるのか、今後の動...全文を見る
○岡崎(宏)委員 基本的に、身分の区分ではない、時間の問題だという考え方は変わっていない。そして、指針が出されたときの周知徹底の内容というものも変わっていない。さっき疑似パートの問題もそちらの方からあったわけですが、指針が出されて、そして、その時点で相当程度短い労働者で、しかもそ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 私の地元でも、パートで働く人たちが、とにかく少しでも労働条件を改善させたい、なかなか労働組合を組織するのも難しいのですけれども、努力をして皆さん組合を組織をされてきている。大抵は一つのところに一人がせいぜい二人ということがほとんどですけれども、その人たちが地域で...全文を見る
○岡崎(宏)委員 それは絶対にちゃんと書きますということを約束していただいたというふうに受けとめておいていいのでしょうかね。それはまた具体的に、間違いなくやりますというふうに審議の中でぜひ答えていただきたいと思うのですが、もう少しお尋ねをいたします。  さっき労基法の三十二条を...全文を見る
○岡崎(宏)委員 どうもよくわからないのですけれども、さっき三十二条を読んでいただいたときに、三十二条、その後の②とついている部分があるでしょう、それも読んでおいていただかないと困るなと思ったのです。  この間、私たちがこの法律の説明を受けてきたときに、ほかの法律も含めて大体今...全文を見る
○岡崎(宏)委員 それは今後私たちもまたいろいろな要望をしていきたいと思いますし、どういう形でというものも、できるだけたくさんの人が、だれが見てもわかる、これを見ればわかるというふうなものを実は私たちは求めているんだということを申し上げておきたいと思います。その線に沿ってやってい...全文を見る
○岡崎(宏)委員 例えば、労働者側が余りよく知らなくていいかげんな約束で働き始めた、だから問題が起きたということもあるでしょう。だけれども、ほとんどの場合は、雇う側の人たちが最初にあなたにはこういう条件で働いてもらいたいということをきちんと言う、それによって知ることができるわけで...全文を見る
○岡崎(宏)委員 そうすると、例えば今のこの指針で上がってきている各項目、労働条件の明確化というところから項目ごとに上がってきていますが、それは全部その項目は生きてくるということですね。項目ごとに出てくるというふうに受けとめていいわけですか。
○岡崎(宏)委員 その際に、岡崎トミ子議員の質問の中にもありましたが、往々にして事業主の側というのは、これは局長の答弁からいくとその数はやや少ないというふうにおっしゃっておられたのだけれども、やはりパートを使うことの理由は人件費が安いということ、これはたとえ二割であれぬぐえない事...全文を見る
○岡崎(宏)委員 例えば解雇されたときに、どうしようもなければ労働基準監督署に行くわけですよね。なかなかそこでも現実には解決ができておりません。ほとんどの場合、その解雇は正当か不当かというところでもめます。そして、ほとんどの場合、まあ働いている人の方が弱いというかあきらめることが...全文を見る
○岡崎(宏)委員 均等法の話が出てきましたけれども、それは現実をどういう目で見るかで随分評価が分かれるところだろうと思います。確かに、努力規定だけれども少しずつ改善されるということは、それは否定はしません。変わらなくっちゃうそですから。だけれども、現実に均等法にどうも違反をしてい...全文を見る
○岡崎(宏)委員 期間の定めをしてはならないというふうにはできないにしても、期間の定めをするような契約というものは、例えば、もう本当に一時的な季節的なものというふうに限定をされるというふうなものがわかるような方法はないのだろうか、そんな検討もできないだろうかということを申し上げて...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひそれは検討事項にしていただきたいと思うのですよ。  それはパートの人だけではなくて、契約上の問題はこれから随分論議しなければならないことであるということはよく承知をしておりますが、現実の問題として、短期雇用の形式が何度も何度も繰り返されていっていて、そして...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひそれを盛り込んでいっていただきたいと思います。とどのつまりといいますか、例えば、いろいろなトラブルがあったりそれを受けて相談に駆け込んだりあるいは会社側と話し合いをしたり、そういった手だてをお互いにやった結果、特に行政の方は今回は援助センターというものも設置...全文を見る
○岡崎(宏)委員 大臣、大臣の指導、助言は大変重みがあるということなのですが、私、実際自分でも働いてきてなかなか法律そのものが自分の身に直接こんな形で生かされていると思える場面というのは少ないですね。結構みんな身を削って働いているわけです。しかし、やはり不当に解雇されるというふう...全文を見る
06月04日第126回国会 衆議院 労働委員会 第15号
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○岡崎(宏)委員 ここ連日審議をさせていただいているわけですし、今、和田貞夫議員の方からも、具体の例を挙げながら、パートで働いている人たちに実際こんな問題があるのだ、あるいはこんなふうに考えているのだという紹介もさせていただいているわけです。  その中で、私、最初にお尋ねしてお...全文を見る
○岡崎(宏)委員 家庭生活との両立というか調和というか、そういう働き方をしようということは、特に今パートと言われて働いている人たちだけではなくて、それこそ男性だって女性だって、みんなそうしましょうということで、そういう方向を探っていきましょうということで話はあるのです。  ただ...全文を見る
○岡崎(宏)委員 何だか一番最初に戻って話をしなければいけないようになってきますが……。  私、おとといも、政府が出されているこの法律案は、わかりやす言えば、今の指針に法的な根拠づけをするのだと。そして少しでも、実際にいろいろなトラブルもあったりするわけだけれども、パートで働く...全文を見る
○岡崎(宏)委員 さっきの質疑の中でも局長が答えておられるのは、何が差別か差別でないか、これを判断するのは非常に難しい、あるいは適正な労働条件と言われたときに、何が適正かあるいは不適正なのか、これも難しい、こういうふうに答 弁されているわけです。これは繰り返し言われているわけで...全文を見る
○岡崎(宏)委員 だから、時間だとか賃金だとかいろいろな福利面だとかで問題がある、それを改善しましょうという、そこまではわかる。だけれども、じゃ、その改善しようという目指す目的は何かということですね。じゃ、その目的とするところは何か、改善をするという中身は何かということですよね。...全文を見る
○岡崎(宏)委員 入っている考えはとにかくはっきりさせてもらいたい。やはり職場で何を基準にしていくか、実際に起きているところで何を基準にしていくかというときに、差別をしない、均等な待遇を行うこと、これがはっきり書かれてあるかどうかで、見る者、読む者、考える者、随分判断が違うのです...全文を見る
○岡崎(宏)委員 ぜひこれはしっかり受けとめて考えていただきたいと思うのです。  さっき和田議員が泉大津の市議会の意見書というのを紹介されていましたね。実は、私の地元の神戸の市議会も全会一致でやはり意見書をまとめまして、労働大臣のところに上がっていると思うのですよ。——上がって...全文を見る
○岡崎(宏)委員 この間から専門的、技術的な指導なども要るからというお答えを何度も聞いているのです。ただ、トラブルの中に身を置いてしまった人はその問題をどうしたら解決できるのかということを求めているのであって、そして、その際できるだけ早く、例えば事業主に大きな責任があるということ...全文を見る