岡崎万寿秀

おかざきますひで



当選回数回

岡崎万寿秀の1989年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第114回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○岡崎委員 公述人の方には大変御苦労さまでございます。日本共産党・革新共同の岡崎万寿秀です。私最後でございます。いろいろな質問ございましたので、私は国民世論との関連で質問をしたいと思うのです。  まず、消費税の問題で高田公述人にお伺いします。  今度の消費税、何といっても暮ら...全文を見る
○岡崎委員 ありがとうございました。  では、続いて藤田公述人に消費税に関連してお尋ねいたします。  もとより私たちは反対でございますし、世論の圧倒的多数も反対でございます。私、きょう読売新聞のごく最近の消費税、税制改革に対する全国の世論調査の報道をされた二月二十三日付を持っ...全文を見る
○岡崎委員 ありがとうございました。  では、続きまして森口公述人にお願いいたします。  先ほど消費税に関連して物価値上がりについてはプラス・マイナスであってそれほど影響がないだろうというお話がございました。私はそれ以外の消費税についての御見解を、先生は計量経済学の御専門だと...全文を見る
○岡崎委員 ありがとうございました。  予算に関連して、リクルート疑惑の問題を指摘されたのは高田公述人お一人でございましたのでお聞きしますけれども、おっしゃいましたように、今政治不信、大変なものでありまして、ナクルート疑惑を抱えて税制改革を語る資格なし、予算を提出する資格なしと...全文を見る
○岡崎委員 これで終わります。
03月03日第114回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○岡崎委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、反対討論を行います。  我が党は、本年度当初予算が大軍拡、大増税、暮らし破壊の三悪予算であり、軍事費の大幅削減と福祉・教育予算の充実を初めとする抜本的な転換こそが国民の求めるところであることを指摘してきましたが、政府提出の補正予...全文を見る
05月24日第114回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○岡崎委員 二つの航空協定について質用いたします。  これまで二国間の航空協定、三十七カ国と結んだというふうに言われていますが、平等互恵の国際交流、国際協力を進めていくために必要なことだろうと思います。そこで問題になるのが以遠権のことです。相互主義を貫く上からも、以遠権の問題は...全文を見る
○岡崎委員 お互いに認める場合と認めてない場合もありますね。そういうことがあるのでお聞きしたわけですが、大体おっしゃることはわかるので、先に進みましょう。  先低どから質問があっています日米航空協定の改定交渉が今進んでいるという話なんです。この日米航空協定の場合の以遠権はどうな...全文を見る
○岡崎委員 アメリカは無制限、大きな開きがあるという話ですが、これを今度の改定交渉でどう変えようというのですか。今進行中でしょうけれども、日本側の姿勢をお聞きしたいと思います。
○岡崎委員 いずれまた当委員会でも論議することになろうと思いますが、不平等を残さないようにしっかりした交渉をやってもらいたいと要望しておきます。  国際航空の問題と関連しまして、国内の中の離島のための航空行政についてお聞きしておきたいと思います。  離島の場合は、本土との陸上...全文を見る
○岡崎委員 極力住民、利用者の利便を図るように努力しているというお答えでございました。そうでなくちゃいかないというふうに思うのです。  今離島で多く使われているのはYS11なんです。これは国産機としてこれまで百八十二機ほど生産されておりまして、構造も非常に堅牢でございますし、安...全文を見る
○岡崎委員 運輸省として、全体的な航空行政の見地からYS11問題についての検討の時期はいつごろをお考えになっているのですか。各会社任せじゃなくて、特に離島航空という点からいいますと、YS11は非常に重要な意味を持っているわけです。そういう点でお聞きしているわけです。
○岡崎委員 各会社がいろいろと検討していることは聞いていますけれども、運輸省の姿勢を聞きたかったのです。  お聞きしますけれども、YSからジェット機の方に切りかえる場合、つまり機材変更でございますね。その場合でもいろいろな諸条件が必要なわけなんです。まず滑走路の問題がありますし...全文を見る
○岡崎委員 各会社が決めるのであったにしても、全体としての航空行政の見地から適切であるかどうかについての判断が必要だろうというふうに思うのです。その判断を今聞いたわけです。  冒頭言いましたように、離島というのは陸上の足の便がないわけでございますので、どうしても航空輸送というも...全文を見る
○岡崎委員 離島の航空についても重大な関心を持って行政を進めてもらいたいと要望しておきます。  じゃ、終わります。
○岡崎委員 水爆機の事故問題に関連して質問をいたします。  この問題は、きょうも各委員取り上げていましたけれども、二つの問題点があるのです。一つは海水の汚染の危険という問題、もう一つは日本への核持ち込みの疑念ですね。宇野外相はしばしばこの問題については重大な関心を持つというふう...全文を見る
○岡崎委員 核持ち込み問題についても重大な関心を持つというふうに言われたわけですが、この問題がなぜそうかといいますと、二つの事実があるのです。きょうもしばしば答弁されていますように、核の存否を明らかにしないというのがアメリカの方針でございまして、ただ、今回の場合は、水没事故という...全文を見る
○岡崎委員 それは何回も聞いています。督促をしましたか、こういう重大問題について。
○岡崎委員 本当はいつまで確認をとるかについても答弁願いたいのですけれども、おっしゃらないでしょう。急いでできますか。――いつまで。急いでやるということができますか。     〔委員長退席、田中(直)委員長代理着席〕
○岡崎委員 これは重大な問題なんですよ。まだ調査中で確認がとれないのとわからないというのでは、「まだ」が違いますからね。わからぬということでしたら、こちらが何回その調査方を依頼していてもわからないという答弁で終わるわけなんですね。安保の信頼性ということを盛んに言われますけれども、...全文を見る
○岡崎委員 入手してないのは困るのですけれども、実物かどうかについての検討はなさいましたか。相当詳しく発表されていますし、リアリティーがあるのですよ。どうですか。
○岡崎委員 私の質問に答えてほしいのですよ。航海日誌、これについて米国方に今問い合わせているのですか。これまで発表されたものについて、実物かどうかの確認は、日本政府として独自におやりになることはやっていませんか。
○岡崎委員 したがって、今アメリカにこれが実物かどうかの照会をなさっているのですか。
○岡崎委員 先ほどそれはないというふうにアメリカから回答があったということなのでしょう。しかし、現に航海日誌があるわけなのですよ。情報公開法に基づいて、グリーンピースが出しているわけでしょう。そうすると、残ったものとして、この航海日誌が非常に重要性を持つわけですけれども、これが実...全文を見る
○岡崎委員 確認がとれてないというのは、確認されたのですか。まだ来てないということと理解してよろしいですか。
○岡崎委員 有馬さん、そんなふうに持って回って言わずに、先ほどないと言ったでしょう。アメリカの方はもう確認しようがないというふうに言ったと言っているのですよ。しかし、残っているのが航海日誌でしょう、発表されているのですよ。この航海日誌が実物かどうかについてなぜ聞かないのです。なぜ...全文を見る
○岡崎委員 聞いていて非常におかしいのですよ。航海日誌はある、しかしアメリカとしては確認できないと言っているという。では、この航海日誌はどうなんです。実物ではないということ九んですか、アメリカにとっては。
○岡崎委員 今宇野外務大臣も重大な関心を持っているというふうにおっしゃったのですね。外務大臣が重大な関心を持っていらっしゃるのに、こういう問題について調べないでアメリカ任せというのは通用せぬですよ。はっきりと航海日誌が発表されていますし、この問題についてコピーを取り寄せたのだった...全文を見る
○岡崎委員 では、航海日誌について実物かどうかについての照会をして、今その回答を待っているというふうに理解してよろしいですね。  そうしますと、その回答を待つまでもなく、早く国会に出してもらいたいのですね。当委員会に出してもらいたいのですよ。こういう重大問題について、どこに行っ...全文を見る
○岡崎委員 二十四年前と言ったって、航海日誌が現に示されているでしょう。何にもないわけではないのです。航海日誌であるわけですから、航海日誌について直ちに実物かどうかについてアメリカに確認をとるということ。確認をとれば、アメリカ側がどこに行ったか確認しようがないということは打ち消さ...全文を見る
○岡崎委員 それは航海日誌に基づいて日本に立ち寄ったかどうかについて、航海日誌が実物かどうかの確認を含めて今照会しているというふうに理解してよろしいですね。
○岡崎委員 問題をそらしちゃだめなんですよ。どこに行ったかが今は大事なんです。事前協議は後の問題なんです。なかったことははっきりなかったとおっしゃっているから。どこに行ったかということは、恐らく行きに寄ったのだったら落ちた水爆は少なくとも一発は載っていたはずなんですよ。明らかな持...全文を見る
○岡崎委員 今それを含めて、アメリカ側にどこに行ったかということについては照会しているわけでしょう。そして航海日誌は実物かどうかについては確認をとっているわけでしょう。それに基づいて出せませんか。一民間団体じゃないでしょう。
○岡崎委員 半月もたっているのですよ。重大な関心を持つ問題なんですよ。それについて、こういうあいまいな態度でアメリカ任せでは通用しないというふうに私は思います。  これが明らかになると非常に重大な問題が派生するから恐れているのですよ。先ほど言ったように、これはきょうも各紙に載っ...全文を見る
○岡崎委員 全然答弁になっていませんね。一発落ちなかったら日本にそれを積んだまま寄港したであろうということを聞いているわけですけれども、答弁できないでしょう。同じことは、一発で済むわけがないのです。一発あったということは非常に重要なんで、一発あったということは、ほかにも同種の水爆...全文を見る
○岡崎委員 もうそういう答弁はだれも信用しないですよ。これほど事実が明らかになりながら、いまだもってそういう答弁を繰り返す政府の姿勢というのは、本当に国民の総批判を受けてもいいと思います。なぜ事前協議しなかったか。これははっきりしていますよ。事前協議しないでいい合意があるからなん...全文を見る
○岡崎委員 外相の御見解を最後に開いたのですが、ございませんか。
○岡崎委員 もうその答弁は通用しないということを強調して、終わりましょう。      ――――◇―――――
06月14日第114回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○岡崎委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、宇宙基地協力協定に反対の討論を行います。  本協定に反対する理由の第一は、この協定がアメリカの宇宙軍事利用を容認し、促進するものとなるからです。米政府は、一九八八年一月に発表した米国の国家安全保障戦略で体系的な国家宇宙政策を発表...全文を見る
○岡崎委員 まず、中国問題からお尋ねいたします。  天安門の事態というのは、人民こそが国の主人公であるという社会主義の理念から見ましても、より徹底した民主主義を要求される社会主義的民主主義の立場から見ましても、さらに民主的自由を保障している中国の憲法から見ても、まさにあるまじき...全文を見る
○岡崎委員 国際人権規約から見ても大問題であるということをずばり言ってもらいたかったわけです。  そこで、宇野総理がいろいろな事情を述べて、私どもが衆議院本会議等々で要求しました、なぜ抗議をしないかということについて、抗議はしないという答弁でございます。これは国際人権問題に対す...全文を見る
○岡崎委員 人権が基本だとおっしゃりながら、中国は隣国だから抗議もしない、ここに私はどうも問題を感じるわけなんです。  歴史的に見ても、日本政府のとってきている人権問題に対する態度は弱腰ではなかったか、いろいろな思惑を優先させ過ぎているのではないかということを感じるわけなんです...全文を見る
○岡崎委員 経済制裁はともかく、抗議もしないというその姿勢を批判しているのですよ。  そこで、大臣、今言いました、こういう国際的な人権問題、人命問題、これは国の遠近とか過去のいきさつとかを越えて真っ先にこれを優先して対応すべきものだ、きっぱり対応すべきものだというふうに考えます...全文を見る
○岡崎委員 大臣先ほど来言っているように、こういう人権問題というのは国の遠近とか過去のいきさつとかを越えて直ちにきっぱりとしてやるべきだという点についてはどうなんですか。
○岡崎委員 体制だけじゃなくて、国の遠近とか過去のいきさつはどうですか。
○岡崎委員 それでは、隣国論というのはもう破綻したというふうに見ていいと思いますが、さて、その見地を貫いて、今後いろいろな問題が起きてきますから、やってもらいたいということを強く要望しておきます。  防衛庁、来ていますね。太平洋演習、パセックスの問題について質問いたします。 ...全文を見る
○岡崎委員 もうちょっと詳しく聞きたいのです、報道も相当されていますので。これはいつどのルートを通じて連絡が来ましたか。そしてまた、どういう計画、中身なのですか。
○岡崎委員 いずれにせよ、これまでにない規模の米軍の実動演習が日本を含む太平洋で行われることは事実で、九月一日から二月間というふうに言われているわけなんです。兵力も米軍だけで三十万を超えるだろう。これはリムパックの五万あるいは海軍だけに比べて大変大規模のこれまでになかった実動演習...全文を見る
○岡崎委員 したがって、防衛庁はこういう太平洋実動演習に参加の要請があっても参加しませんね。
○岡崎委員 まだ聞いてないことを先にお答えになるのは、どうもその辺にねらいがあるからのように思うのです。  では聞きますけれども、同じ時期に同じ区域、つまりアメリカの四軍が大変実戦的性格を持った実動演習をやっているこの時期に、この区域で日米共同演習の計画はございませんね。一般的...全文を見る
○岡崎委員 防衛庁は前科があるのですよ。フリーテックス85のときもそうだったのです。米軍の演習そのものには、当時の加藤防衛庁長官は、自衛隊がアメリカ側と共同演習するとき、集団的自衛権についての疑義を差し挟まないようなものであるべきだと一面では答えているのですけれども、疑義を差し挟...全文を見る
○岡崎委員 言いにくいようですからずばり聞いているのです。同じ時期に同じ区域で、しかも今度の太平洋演習軍に編成されている第七鑑隊や在日米軍と共同作戦訓練をやるべきではないということを要求しているのです。その計画はやりませんね。
○岡崎委員 整々とかいうことではなくて、たまたま一緒になったという形で並行して、実際上は日米共同訓練がアメリカの太平洋実動演習の一環として行われることはすべきじゃないと言っているのです。これは集団的自衛権の行使に当たる、国会をごまかしてはいけないということを言っているのです。そう...全文を見る
○岡崎委員 前提じゃなくて、並行して同じ区域で同じ時期に、その一環であるかのようにとられるようなことはすべきじゃないと言っているのです。やめますか。
○岡崎委員 あなたとやり合ったって時間のむだですから、またやりましょう。  最後にタイコンデロガの問題、この間も随分やりまして、ここに詳しく載っていますけれども、もう既にこの問題が発覚してから二十九日目ですよ。私が有馬さんにいろいろ聞いて、それ以後二十一日目なんですよ。いつまで...全文を見る
○岡崎委員 アメリカは出したくないのですよ。隠そうとしているのですよ。わかっていながらなぜやらないのですか。  それでは聞きますけれども、この間の質問で、あなたは環境保護団体のグリーンピースが発表した航海日誌のコピーを入手しているとおっしゃいましたね。これは情報公開法に基づくア...全文を見る
○岡崎委員 逃げようとしていらっしゃるのでしょうけれども、その物を見てから、それが本物かにせものか、情報公開法に基づいて発表されたものかどうか判断がすぐつくはずです。アメリカがそういうふうにして出さないというよりは、日本が独自に情報公開法に基づいて航海日誌を取ったらどうですか。こ...全文を見る
○岡崎委員 これで終わりますけれども、委員長、この間松本委員の方から委員長にこの航海日誌を委員会として要求すべきじゃないかという提案があったはずです。ぜひこれは理事会で検討してもらいたいと思います。私どもは行きと帰りの航海日誌を入手すべきじゃないか。外務省と政府はその責任があると...全文を見る
○岡崎委員 それじゃ終わります。