緒方克陽

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開催日 会議名 発言
03月01日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○緒方委員 ただいま同僚議員から三つの法案について総括的に質問がされました。私も、特に鉄道整備基金とそれから整備新幹線の問題について質問したいと思うのですが、多少ダブる面も何カ所かはあると思うのですけれども、その辺についてはぜひよろしくお願いしたいと思います。  まず第一に質問...全文を見る
○緒方委員 鉄道助成それから鉄道の整備ということで、総合的、効率的にやるんだというような答弁ですが、先ほどの同僚議員の質問でも、権限その他を含めて非常にあいまいな問題があるわけですが、一応そういうことでお答えをいただいたということで、次に進みたいと思います。  二つ目に、この鉄...全文を見る
○緒方委員 私が質問いたしましたのは、特別会計ということがいいのではないかということで具体的に議論もされてきたということでありまして、それが消えた理由は何なのかということでお尋ねをしております。その辺をはっきり答えてください。
○緒方委員 そういう新幹線機構の問題もあったということですが、将来的に鉄道の整備を一貫して行うという観点からすれば、特別会計というようなことは将来的にもこれは検討されていくべき課題ではないかなというような気がしますけれども、その将来の方向としては一体どうでしょうか。
○緒方委員 今の時点ではそうしか答弁ができないかと思うのですが、これからの長期的なことを考えた場合にはそういうものが必要ではないかなということを私は意見として持っておりますことを申し上げて、次の問題に行きたいと思います。  それに関連して、先ほど同僚議員からも質問ありましたけれ...全文を見る
○緒方委員 そこで次に進みたいと思うのですが、この鉄道整備基金法案の提出の理由といたしまして、「鉄道の整備に関する助成の拡充強化」、それから「鉄道事業者等に対する助成を総合的かつ効率的に行う」ということが挙げられているわけでありますが、これは、純粋の意味でのいわゆる国鉄の分割・民...全文を見る
○緒方委員 私の質問は、国鉄分割・民営化ということがやられたんだけれども、それに逆行するということになりはしないかというのが質問の趣旨ですから、質問に答えていただきたいと思います。
○緒方委員 関連していきますけれども、今度の整備基金の中にも交通整備ということがいろいろ言われているわけでありますが、交通というのは、それぞれの個別企業がみずからの利益優先ということだけではなくて、公共的な交通の体系的な整備というのがぜひ必要だということでありまして、そんな意味で...全文を見る
○緒方委員 次に、今後の問題ですが、先ほど同僚議員からも出ましたけれども、これからの鉄道整備について、この整備基金を軸に今後展開をされていくであろう交通体系のあり方について、先ほど非常に大きな成果を上げるであろうということでこの基金の位置づけについて御説明があったわけでありますが...全文を見る
○緒方委員 それでは、今御答弁いただきましたように、政府としてはできるだけ早く運輸政策審議会に答申を出していただくようにお願いをしたいというふうに思います。  それから次、七番目ですけれども、鉄道整備基金法の第一条の「目的」に関連して質問をしたいと思います。  これは確認する...全文を見る
○緒方委員 そのことに関連して、地方在来線の運営補助あるいは災害復旧費、安全対策を含む安全・防災対策等助成事業というものがありまして、運輸省からいただいた「平成三年度予算 重要事項の概要」の二十三ページでありますけれども、そこで安全・防災対策等助成事業費が六十三億円ということで組...全文を見る
○緒方委員 それで、きのうレクのときにお尋ねをしていたのですが、今言われましたように、鉄道軌道整備法第八条第四項ですか、ということで、平成三年度鉄道災害復旧事業助成ということで、内容が一部改善をされて、地方自治体の負担も含めた形でやられるようになったということは大変望ましいわけで...全文を見る
○緒方委員 それに関連して御質問いたしますが、確かに今言われましたように、この制度というのは法的にあったのですが、実際には二〇%が国の補助で、あと八割は鉄道事業者負担ということで、なかなか適用がなかったということですが、今回豊肥線のあの大事故で、言うなれば国鉄分割・民営化のときに...全文を見る
○緒方委員 ただ、今そういうふうにお話がありましたけれども、政府としては予算を要求して決めていかなければ、予算が通らなければ執行できないという面もありまして、それでは、多分予算が通るだろうから、もうわっとやるという場合に、後で予算が通らなかったということはないと思うのですけれども...全文を見る
○緒方委員 重ねてで恐縮ですけれども、法律的には確かにこの整備基金という法律の中で地方のそういうものについても金がおりていく。今までは直接運輸省からおりていったわけです。新しく法律ができたということではなくて、法律そのものは鉄道軌道整備法八条四項であって、それが内容的に充実をされ...全文を見る
○緒方委員 重ねてで恐縮ですけれども、そういたしますと、年度のところで予算をどれだけ組むかということも関連します。今度の場合でも、六十三億ですけれども、この災害の場合幾らですか、八億七千三百万ですけれども、JR部分を除けば七千万弱ですね。そういうぐらいの数字のようですけれども、そ...全文を見る
○緒方委員 そういたしますと、もう最後ですけれども、言うならば、他のところのように、道路補修のように緊急にはいかないけれども、そのような場合、この要綱ができたり法律の趣旨が随分変わったということの中で、緊急的に対応が今までよりもできるようになるというふうに理解をしていいでしょうか...全文を見る
○緒方委員 そういうことですので、後ほどその交付要綱などができる場合にはお示しをいただいて、これからもこういう問題が起きてくる、まあ起きない方がいいわけですけれども、起きたときには早急に対応できるようにぜひお願いしておきたいと思います。  次に、この鉄道整備基金の財源について五...全文を見る
○緒方委員 そこで二つ質問しますが、一つは、先ほど言われた九・一兆円ということで譲渡をされるわけですが、その既設新幹線の買い取りはJRの経営を圧迫するということになるのではないか、あるいは、株式上場が先ほどから議論されておりましたけれども、それに影響を与えるのではないかというふう...全文を見る
○緒方委員 その辺はいろいろ疑問のあるところではないかというふうに思いますが、そういう御答弁ですから、これから一体どうなるかということでは慎重に見きわめていかなければいけない問題ではないかというふうに思います。  それから、これはダブっての質問で恐縮ですが、結局、既設新幹線の売...全文を見る
○緒方委員 今までも用地の売却についてはこの委員会でも何回も取り上げられているわけですが、なかなか目的のとおりにはいかなかったということで、私が質問したのは、例えば、最初の年から含めて三年間で完全に目標の分だけ販売ができましたかということをお尋ねしたわけですから、その辺についてお...全文を見る
○緒方委員 そんな意味で、いつも努力をしているとかいうことを言われますが、目標はできるだけ高く売りたいということで上げるべきですが、実際それが売れていないという今日の現状の中で考える場合に、先ほども出ましたように、国鉄の長期債務の返済に充てるべきではないかというのは、率直に言って...全文を見る
○緒方委員 スキームを変更したわけではないということで、たまたま一兆円が出てきたので整備新幹線へということですが、質問をしているのは、国民の率直な、どうですか、借金を返すことをまずすべきじゃないですかということについて、本当の気持ちをお聞きしたいわけです、そういう国民の声に対して...全文を見る
○緒方委員 そこで大塚さん、そういう二つのことはわかりました。一生懸命土地も売りますと言いますけれども、どっちも大事だからということですが、そこで、言うなればこういう厳しい現状ですから、いわゆる旧国鉄の債務を返すということに回したいこともありますが、いろいろなことがあってなかなか...全文を見る
○緒方委員 いや、だからその辺のところについては御理解をお願いしたいということはもう言えないということですか。
○緒方委員 いや、国民に御理解をいただいているというよりも、いただいていないそういう声があるから、御理解をしていただきたいというふうに政府としてはどうしてならないのですか。じゃ、勝手に思って質問するなということですか。あなたの言い方はおかしいですよ、そんな言い方は。
○緒方委員 はい、わかりました。  それで次に、鉄道整備の長期ビジョンとも関連しますけれども、この整備基金への一般会計あるいは産投会計からの補助とかあるいは貸し付けというのが当然されていくと思いますけれども、その見通しは、どういうふうに将来的に、まあ何%とかいうふうには言えない...全文を見る
○緒方委員 それでは、その点についてはこれからも一生懸命努力をされるということでありますので、そのことを強く要望をしておきたいと思います。  それから次に、この基金の財源の無利子貸付制度というものについてお尋ねするわけでありますけれども、資金繰り上可能な範囲内でやるんだというこ...全文を見る
○緒方委員 それは今後も変わりないということ ですか。
○緒方委員 これが今後だんだん肥大化をして、長期債務の償還に回す分が少なくなるということが危惧をされるわけですけれども、上限というのは設定はないのでしょうか。
○緒方委員 そういうあいまいな話では困るのであって、毎年度そういうふうに決めるということですが、それでは困る。一体、上限というのはどの程度を考えてあるのかということをお尋ねしているわけです。
○緒方委員 そういう御答弁では困るわけです。ふえないようにします、なかなか先はわかりませんということですけれども、これがふえるのじゃないかと大変みんな心配しておるということですから、ある程度、どの程度のところまでなるのじゃないかということを言ってもらわないと、法律が通ってしまった...全文を見る
○緒方委員 長期債務の返済、返還に支障は絶対にないということでいいですか。
○緒方委員 それでは、この法案審議の過程で、そういうものについて政府側としては明確なそういう答弁がされたということで、厳しくこのことについては守ってもらうということを確認しておきたいというふうに思います。  それから次に、通勤混雑緩和対策納付金というものが、当初は、我々が昨年説...全文を見る
○緒方委員 それでは次に、基金の財源の最後ですけれども、この鉄道整備基金は債券を発行することができるということになっているわけでありますが、その歯どめは一体どういうところまでになっているのか、そのことについてお答え願いたいと思います。
○緒方委員 タイムラグの分だけということですね。  次に、この鉄道整備基金の運用についてお尋ねをいたします。  鉄道を含めた事業については国民の要望がいろいろあるわけです。その中で、とかく政治介入ということがいろいろ言われているわけですけれども、それは排除されなければならぬと...全文を見る
○緒方委員 参考資料として添付されるということですが、そこで次に、資金運用の明朗化を図るために公開の制度を入れるべきじゃないかということであります。  それに関連して、法第二十一条の第一項では、大臣は「公表」するということになっているわけであります。この公表というのは官報とかい...全文を見る
○緒方委員 それで三番目ですが、これは同僚議員からも既に言われましたが、基金の運用を明朗化するために、学識経験者、利用者など多くの国民を含めた鉄道整備基金運用委員会あるいは審議会というようなものをつくるべきだということで先ほど質問が出ましたけれども、これは私からも、強くこの点につ...全文を見る
○緒方委員 次は、同僚議員から鉄道整備補助事業の関連で質問がありまして、レクチャーを受けるときにも、鉄道事業者は、基金にも相談に行く、それから役所にも相談に行くということになる場合に二重になるじゃないか、どっちにも頭を下げなければいかぬということになるじゃないかということでいろい...全文を見る
○緒方委員 では、その基準づくりの骨格みたいなものもまだない、我々が質問して要望しているような問題点はあるので、これから考えていかなきゃならぬ、そういうことですか。
○緒方委員 そのことについては、いろいろこちらから要望するまでに、きょう初めて基準みたいなものをプロジェクトごとにつくりたいという答弁がありましたし、今までのヒアリングではそこら余り言っておりませんから、こういう内容については、後ほどまたいろいろ政府に対して我々の要望といいますか...全文を見る
○緒方委員 質問に対して答えてくださいよ。そういうものがつくられるに当たって、我々がいろいろ問題提起をするので、政府としては対応してもらいたい。それについて、もちろん対応されるでしょうけれども、まじめに対応してもらいたいという質問ですから、そのことについて答えてください。
○緒方委員 それでは次に、整備新幹線の問題に 移っていきたいと思います。  今度の整備新幹線建設費が、先ほどからもいろいろ議論があっておりますように一兆六千五百億円ということになっておりますが、建設費の見通しはこれで十分というふうに見ておられるのかどうか。
○緒方委員 それで、先ほどもコストダウンということを言われたのですが、そのためにいろいろ経費がかからないような技術を研究している、開発しているというふうな話がありましたけれども、それはどういうことでしょうか。
○緒方委員 具体的に技術的な問題でというふうに言われるから、何か可能性があるのかなというふうに思うわけですよ。具体的にさっき答弁がありましたからね。それはもう上がらないようにやります、何でも口では言われるけれども、答弁をされるからには、例えば単価が下がるとか、あるいはこういう方法...全文を見る
○緒方委員 しかしそういうことで幾ら削減できるかというのはちっとも明らかになっていないわけで、それはもちろんいろいろな意味で鉄建公団もいろいろ皆さんも努力をされていると思いますが、そのことではなかなか明らかにならないと思います。  そこで、さらに具体的に聞きたいと思うのですが、...全文を見る
○緒方委員 お尋ねしますけれども、今まで新幹線が東海道から東北とやられておりますが、当初計画どおりにいったことが一遍でもありますか。
○緒方委員 努力目標はいいですけれども、今までかつて一遍もなかったことを、口先だけで努力をする、努力をするということでは、これは国民に対して責任のある答弁というふうには言えないと思います。  そこで、さらにもうちょっと具体的に聞きたいと思いますが、北陸新幹線の軽井沢—長野間のフ...全文を見る
○緒方委員 したがって、そういう合意がなければ見切り発車はないというのは当然のことでしょうか。
○緒方委員 それから、これに関連してですけれども、三千億円の建設費増の扱いをめぐって、当事者であるJR東日本と地元の協議の現状というのは一体どうなっておるでしょうか。
○緒方委員 次に、JRへの貸付料二〇%についてお尋ねをいたします。  今回行われますJRの支払う貸付料の上限というものは当然あるというふうに考えられますが、その辺についてはどうでしょうか。
○緒方委員 受益額を算定してということでありますが、それが二〇%に足りないときは一体どうなるでしょうか。
○緒方委員 次に、そのことに関連して、このことがJRの経営圧迫の要因とならないように配慮をすべきであるというふうに思いますが、その辺についてはどうですか。
○緒方委員 それでは次に、整備新幹線の保守管理費あるいはランニングコストの経費負担は一体どういうふうになるのかということであります。
○緒方委員 それに関連してでありますが、フル規格の新幹線にしても、スーパー特急にしても、ミニ新幹線にしても、その方法はいろいろあるわけですけれども、結局これを行う場合には財源をどうするかという問題が大きな問題になるわけでありまして、そういうことも含めて、JRなりあるいは地方自治体...全文を見る
○緒方委員 反映されているものではなくて、これからの問題も含めて言っているわけですから、そこら辺についてはどうですか。
○緒方委員 並行在来線問題は、これまたいろいろ地元でも要望がそれぞれの地域であるわけでありまして、十分地元の意向を尊重してもらいたいと思います。  時間がなくなってきましたので、あと二、三点だけ。  大臣にお尋ねしたいわけでありますが、さきの所信表明の中でも安全問題が非常に大...全文を見る
○緒方委員 時間がなくなりましたので、あと一点だけ質問をいたします。  基金法の第十六条、九ページですけれども、「代表権の制限」ということであります。ここで、「基金と理事長との利益が相反する事項については、理事長は、代表権を有しない。この場合には、監事が基金を代表する。」という...全文を見る
○緒方委員 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
03月07日第120回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○緒方委員 ただいま議題となっております運輸省の設置法の一部を改正する法律案について質問したいと思います。  提案の理由は、国際運輸行政を推進するために今回運輸審議官を設置するということが提案をされておるわけでありますけれども、なぜ今回なのか。各省では既に──先ほど同僚議員の質...全文を見る
○緒方委員 運輸審議官という法律職を今回新設するわけでありますが、これに伴って運輸省全体の指定職を含めた管理職の一定の変更というものが行われるというふうに思いますけれども、その内容はどうなっているでしょうか。
○緒方委員 実はこの運輸省の組織改正というのは、昭和で言うと五十九年、一九八四年ですか実施をされているわけであります。いろんな委員会、運輸委員会とか内閣委員会でこの問題が議論されておりますけれども、前年から運輸委員会でも議論をされておりまして、昭和五十八年十月五日の運輸委員会で質...全文を見る
○緒方委員 結論的に言いますと、今まで縦割りの行政を横並びにするのだという答弁が運輸委員会でもあり、これは前年ですけれども、そこでも政府の見解が述べられております。  さて、いよいよ五十九年の七月一日より組織改正をされようとするときに、当内閣委員会で組織問題について議論がされて...全文を見る
○緒方委員 例ばかりで恐縮ですが、あと一つだけです。  同じく五十九年の四月の十七日の委員会で、これは渡部行雄委員だと思いますが、質問をされております。その要旨は、「国際関係に十分配慮した運輸政策」とは一体何かということで政府に質問をされておりまして、当時の細田国務大臣から、「...全文を見る
○緒方委員 そこで、国際化対応ということで、国際運輸・観光局というのが五十九年に設置をされたわけです。そして、先ほども運輸審議官を設ける場合にも国際的な問題がいろいろあるんだということで提案理由の説明もされているわけでありますけれども、結局のところ、情勢的にはそうでありながら国際...全文を見る
○緒方委員 提案の趣旨でも、ハイレベルの交渉をということで運輸審議官をつくるんだということはわかりますけれども、これは五十九年に運輸省が組織を改正されたときの表であります。いろいろ宣伝をされているわけでありますが、国民の目から見ると、運輸審議官は審議官であって、対外的に折衝される...全文を見る
○緒方委員 私は、単にPRだけで幾ら言っても、役所の組織というのは何々局であり、やはり局というのが前面に出てくるわけですから、なかなかこれは理解しがたいということになるのじゃないのかなという気がしてなりません。  さて、そういう中で、さっき言いましたようにちょっとわかりにくいと...全文を見る
○緒方委員 五十九年の審議を聞いておりますと、要するに、許認可の運輸省というものじゃなくて政策の運輸省、そして横並びでとにかく前向きに仕事をするんだということでやられて、そのときには、そういうことかなということでみんな了承してきているわけですよ。しかし、実際には、時代の流れとか政...全文を見る
○緒方委員 今二つの反省的なといいますか、総括的なものが言われましたので、それ以上は言いませんけれども、そういう点は明確にしておかないと、何か場当たり的に次々とやっていくということについては国民の皆さんからはなかなか納得できないということもあると思いますので、あえて申し上げました...全文を見る
○緒方委員 もうちょっと時間をかけてやらないと、今の答弁だけではなかなか理解しにくい面もありますが、次の時間がありませんので、一応そういうことをお聞きして、また別の機会に細かな内容については詰めたいと思います。  そこでさらに、具体的な例として、貨物自動車運送事業関係を見ても、...全文を見る
○緒方委員 もう一つ具体的なことでありますが、昨年物流二法が施行されまして、私ども、これが定着化をさせていかなければならない現状にあるわけですが、これが非常に大きな課題であろうと思います。スタートしたばかりで、何が問題点なのかというところをまだつかむところまではいっておりませんけ...全文を見る
○緒方委員 それでは、細かな問題まで少し触れましたけれども、組織の問題については一応終わらせていただきまして、私が運輸委員会で今日まで幾つかずっと取り上げてまいりました問題について、少しだけ質問をさせてもらいたいと思います。  実は、地球の温暖化ということが非常に大きな問題にな...全文を見る
○緒方委員 そこで、さらに少し具体的な内容について運輸省にお尋ねをいたしたいと思います。  運輸省にかかわるC02の問題は、航空機、船舶、自動車それぞれあるわけでありますが、特に最近の情勢では自動車は毎年増加の一途をたどっている。そういう状況の中で、長期的に見た観点でこれをどう...全文を見る
○緒方委員 そこで、毎年一%ふえてきているということで、その中には自動車の占める率がかなり高いのじゃないかと思いますが、先ほど五十四年の例を言われましたから例はおよそ十年前で結構ですけれども、同じような意味でこの十年間の自動車の台数の増加とCO2排出の流れというものはどういうこと...全文を見る
○緒方委員 一応の数字を示されましたので、これはまたこれからさらに詰めていきたいと思います。  そこで、次に技術的な問題について少しお尋ねをいたします。  実は私は運輸委員会で、最近高速道路網が全国的に発達をしている中で、そこに働く高速道路の料金収受人に、トラックのガスが特に...全文を見る
○緒方委員 日本自動車工業会を指導して一定の改善をされたということですが、そのほかの例でもいろいろ聞きますけれども、実際には、新車は新しい規則といいますか、基準に基づいてやっていくわけでありまして、なかなか一気にはいかないと思うのです。トラックなどの改善というのはこれから具体的に...全文を見る
○緒方委員 それで、型式別にずっと改善がされていくわけですが、一定の時間がかかると思うのですけれども、いつごろになりましたらこの問題の最終的な改善の終了といいますか、そういうものになるわけでしょうか。
○緒方委員 それで、お尋ねしましたのは平成三年度中に改良する。しかし、実際にはまだ走っているトラックがあるわけですね。そういうものは検査においてもなかなか難しいという面もあるのじゃないかと思います。実際にはもっと長く期間がかかるのじゃないですか。三年度にはもうみんななくなるという...全文を見る
○緒方委員 ですから、適切にやるでしょうけれども、そうすると二、三年ぐらいで終わるという感じになるのでしょうか。
○緒方委員 それでは、新車はそれぞれ変わっていくわけですから、いわゆる車検とか路上における検査その他でこの点についてはぜひ、高速道路の料金収受人その他一般の通行されている人、自転車通行の人も、ダンプ、トラックなどが横に出す場合には大変な問題になっているわけでありますので、その辺は...全文を見る
○緒方委員 これは国民の人からぜひ質問してもらいたいということで言われておりますから、モード別というふうに言われましたけれども、例えば走行実態に合わしたとかいうようなことは、その辺もうちょっとわかりやすく、議事録を見てわかるように説明してもらいたいのです。
○緒方委員 はい、わかりました。  それで、このNOxの問題については大都市では大変な問題になっているわけであります。今言われたように中央公害対策審議会の答申に基づいて平成六年を目指してずっと実施をされているわけでありますけれども、実際には、大都市では新しい工場地帯の膨大なもの...全文を見る
○緒方委員 そういうことで、それぞれの自動車ごとでは改善をされていくわけですが、自動車自体の総量が毎年毎年ふえていく、しかも大都市に集中をするということで、環境基準を特に沿道では満たされないという状況が出てきているわけであります。幾らやってもなかなか改善をされないというのが現実の...全文を見る
○緒方委員 その検討作業は、もちろんいろいろな業界との話も必要でしょうけれども、いつごろをめどに今のところまとめを計画をされているのでしょうか、時期的な問題がわかればお答えを願いたいと思います。
○緒方委員 いろいろなところとの話があるから、それはわかりますが、では、とにかくなるべく早くその最終的な答申に向けて環境庁としては努力をしていただきたいという要望を強く申し上げておきたいと思います。  それで、あと二点ほどお願いをしたいと思います。  一つは、これは技術上の問...全文を見る
○緒方委員 台数はなかなかわからないということのようですが、その能力は格段に上がったという報道がされておりますが、運輸省としてはどういう認識をされているでしょうか。
○緒方委員 次に、こういう排気ブレーキで、実際には高速道路などで事故の原因にもなっているというような報道がなされておりますが、その点については確認されているでしょうかどうでしょうか。
○緒方委員 そういうお話でございますが、マスコミの報道その他実際にトラックを運転している人の話などからは、やはりこれは一定の効果もあるという話もありますし、また事故の原因にもなっているという話も私は聞くわけですね。そんな意味で、この問題についてはいま少し警察庁その他いろいろな人た...全文を見る
○緒方委員 それは幸いなことですが、私も実は乗ってみたわけですね。それでびっくりしたのですけれども、高速道路の走行車線じゃなくて追い抜き車線をだあっとダンプが連続して走っているわけですね。そのときに右側にフラッシャーをつけるのです。それはどういう意味か御存じでしょうか。右側ですか...全文を見る
○緒方委員 それでは本当に夜中に乗られたときによく注意して見ていなかったのじゃないかと思うのですが、私、びっくりしたんですよ。何で右側に曲がれないのにフラッシャーをつけるのだと私が聞きましたら、ブレーキを踏んだら危ないから、もうすぐブレーキを踏むかもわかりませんよということでみん...全文を見る
○緒方委員 十分短縮するつもりでしたけれども、四分になってしまいました。以上で質問を終わります。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第3号
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○緒方分科員 私は、有明海の一番奥にあります湾岸部の堤防改良工事の現況についてお聞きをしながら、この工事の早急な完成を目指してぜひ努力をしていただきたい、そういう意味で少し質問をさしていただきます。  御承知のように、有明海というのは、有明海の湾の奥部には有明海岸があるわけでご...全文を見る
○緒方分科員 農林省、お願いします。
○緒方分科員 次は、水産庁、お願いします。
○緒方分科員 運輸省、お願いします。
○緒方分科員 今、水産庁は七百六十メートルで四割と言われましたけれども、そういうことになるんですか。ちょっとその意味が……。
○緒方分科員 わかりました。建設省関係が約一割、それから農水省が約三〇%、水産庁が四割という状況で、それぞれ状況を確認いただきましたが、建設省の分が非常におくれているということであります。  そこで続いて、さっき言いましたとおりに、それぞれ省庁ごとに、最終的に平成何年度に完了す...全文を見る
○緒方分科員 次に、農水省にお願いします。
○緒方分科員 運輸省は終わっておりましたか。
○緒方分科員 時間の関係であれですが、運輸省はもう残り少ないのですから、大体あと二、三年後とか、そういう具体的なことがありましたら……。
○緒方分科員 そこで、お尋ねいたしますが、さっきも言いましたように、大変な軟弱地盤でありまして、仕事をされる人は御苦労されているわけであります。十年ほど前からようやく地盤沈下に対応する新たな工法が確立されて、次々と沈下するのを何とか食いとめる方法が開発をされたということであります...全文を見る
○緒方分科員 わかりました。  そういう特殊な状況の中での工事であります。しかし、地元民といたしましては、台風が来るたびに大変心配をしているわけでございまして、大臣としても、今の現況をお聞きになった上で、工事が早急に完成できるように、いろいろな意味で、予算措置とかその他、配慮を...全文を見る
○緒方分科員 大臣からそういう前向きの御返事をいただきましたので、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  次に、雲仙岳の噴火についてお尋ねをいたします。これは国土庁と気象庁ですかね。  昨年の十一月十七日に雲仙岳は噴火をしたわけでありますが、お隣の県でありまして、私どもから...全文を見る
○緒方分科員 二番目ですが、これは農水省でしょうか、降灰の被害とかその他被害の状況はどうなっているでしょうか。
○緒方分科員 それで、三番目ですが、一の質問のところで、これからも引き続き注意深く観察をしていきたいということでございまして、まだ何があるかわからないという状況の中で、もしも大規模爆発のあった場合など、いろいろな観光客の問題あるいは地元の人たちの避難の問題なども当然検討をされなけ...全文を見る
○緒方分科員 そういうことで、もしもということもありますので、ぜひ万全の対策をよろしくお願いしておきたいと思います。  そこで、建設省にあと二点お尋ねをいたします。  一つは、国道三十四号線の渋滞対策でありますが、国道三十四号線は佐賀県を横断する最も重要な国道の一つで、幹線道...全文を見る
○緒方分科員 では、最後、一点です。  福岡、佐賀、長崎、熊本の四県にわたる有明海に面したところでの環状的な道路、地元では有明海沿岸道路の建設ということで希望しているわけでありますが、このことに関連して、国としては、国土総合開発事業調整費ということで、有明海・八代海沿岸に関連し...全文を見る
○緒方分科員 二年度内には各省庁で調整をされていくということでありますが、非常に地元の熱望も強いわけでありますので、前向きに取り組んでいただきますようにお願いをいたしまして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。
04月12日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○緒方委員 今の問題で一つだけ聞きたいのですが、新幹線の特急料金というのも、その体系は要するに一定の距離で決められていると思うのです。そうすると、今度東日本が言うようなことになると、体系そのものが壊れてしまうということになるのじゃないかと思うのですが、その辺はどうですか。
○緒方委員 体系が変わらないということであれば、従前の料金で設定されるのが当然であるというふうに申し上げておきたいと思います。  それでは、法案について質問に入りたいと思います。  法案の資料だけではなかなかイメージがはっきりしないということでありまして、同僚議員からもいろい...全文を見る
○緒方委員 確かに、それは不確定な要素はあるでしょう。あるでしょうけれども、何らかの根拠を示さないと結局議論にもならないということであって資料として出されたわけでしょうから、そういう意味では追加資料というふうに確認をしていきたいと思います。  二番目に、「株式変換特別債券方式の...全文を見る
○緒方委員 次に、場所の問題ですが、先ほど同僚議員の質問の中で、この方式は汐留で出発するが、汐留と梅田と品川と東京、東京の場合は三つあるようですけれども、そのことについて、法律ができた後ひとり歩きするのじゃないかということでこれ以外にはないのかということに対して、今のところそれ以...全文を見る
○緒方委員 この汐留を含めて四つの土地の処分が計画されているわけですが、その資産評価額は最新のところで一体どうなっているのかということをお答えいただきたいと思います。
○緒方委員 それで、一つ一つの会社が今までの説明によると出発をしていくわけですが、四つの会社が発足をするということになるわけですけれども、まず汐留から出発して、しばらくたって第二、第三ということになるでしょうけれども、どういう流れで計画をされているのかということについてお尋ねいた...全文を見る
○緒方委員 それで、この特別債券の発行の問題ですが、先ほど同僚議員から質問がありましたので一、二飛ばしていきますけれども、この売り出しは全部か、あるいは部分的なこともあるのか、恐らく全部だというふうに思うのですが、大体どういう形で売り出しがされていくわけでしょうか。
○緒方委員 そして特別債券が売り出されて、最終的には株式処分がされるわけですが、債券発行後、何年後になるのか、そしてそれは全部なのかどうかということについてお尋ねいたします。
○緒方委員 それで、先ほど資料ということで確認をしました「特別債券の標準的スケジュール」ということでいきまして、最終段階で株が処分されて上場をされた場合に、元本部分を差し引いたいわゆるキャピタルゲイン分というもののうち、二分の一が投資家への割り増し部分、それから残り半分が投資家の...全文を見る
○緒方委員 それでは、「特別債券の標準的スケジュール」で汐留の場合の例で少し具体的にお聞きをしたいと思いますが、まず、子会社の設立が平成三年の秋ということで、ここでは幾ら出資をされるわけですか。
○緒方委員 そして引き続いて子会社への土地の現物出資ということで、平成四年度の中ごろを予定しているということに表ではなっておりますが、そのときに株の値決めをするために一定程度の債券を事業団が持っておく必要があるということでありますが、それはどの程度のものを考えていらっしゃいますか...全文を見る
○緒方委員 そうすると、二割ということになりますと、六千億、六百億ですか、どれくらいになるのですか。
○緒方委員 一割か二割かというのは、三百と六百では随分この数字が違うわけでありますが、幅がそんなにあるのですか。
○緒方委員 そういたしますと、子会社の設立で二十億、それから子会社への土地の現物出資のときに三百億、一割でですね、債券を事業団も購入するということになるわけでありますが、そういたしますと、政府からもらいました資料でいきますと、最終的には子会社の上場に伴い株式変換権を行使したときに...全文を見る
○緒方委員 三千三百億、もっと細かに言えば、子会社設立の二十億も入るのじゃないですか。(大塚政府委員「はい」と呼ぶ)そういたしますと、三千三百二十億になる。  私が質問しているのは、それがされていって、最終的に子会社が上場された場合の株式交換権の行使がされたときに、それは幾らに...全文を見る
○緒方委員 ですから、政府の方から資料をいただいたもので見まして、仮に二十倍といいますか、六兆円ということになった場合にはどうなるのですか。
○緒方委員 わかりました。六千億というよりも、二十億まで足せば六千四百億ですか。その部分が縦で出てくるということですね。  そこで次に、この会社のイメージについて少しお尋ねしたいのです。  先ほども同僚議員から質問がありましたように、この会社の将来がなかなか見えないということ...全文を見る
○緒方委員 今の話はちょっとおかしいのじゃないですか。要するに、資本金がこれだけ大きいということを言うと、いや、他のところの会社の資産とかその他を比べれば、資本金の額だけでは会社の内容を見ることができないという意味で、何か三千億をまた変えるような話もあるようですが、その辺は一つの...全文を見る
○緒方委員 いや、私が質問しているのは、あくまでも資本金ということで政府の方でもいろいろ検討された上で三千億円という数字が出たでしょうし、それが何か変わるような話であれば、これは審議にならぬじゃないですか。その辺は一定の根拠があって、いろいろなことを考えられてやられているのじゃな...全文を見る
○緒方委員 今の話を聞いておりますと、地価がそんなにむちゃくちゃ変わるわけはないでしょう。三兆円という根拠も、これは一番想定される近い数字で出されていると思うのですが、それが何か変わるかもわからぬという話になれば、議論のしようがないじゃないですか。ある程度中心的にこの辺になるんじ...全文を見る
○緒方委員 それで決まったというふうに言っているわけじゃないのだけれども、三兆なり四兆という幅があるわけだけれども、それはそれぐらいの考えでしょう。その場合に、資本金というのは、投資家のことを考えれば債券額面を余り上げればなかなか買ってもらえないじゃないかということになれば、結局...全文を見る
○緒方委員 そこで、これは日本経済新聞社が出した会社年鑑ですけれども、資本金のランクがあるわけですが、一番大きいのは日本電信電話で七千八百億ですね。以下、東京電力、関西電力と続いて、東海銀行が十三番目で三千九十五億ということで、これは平成三年三月二十二日現在の、日本経済新聞社が出...全文を見る
○緒方委員 それで、この会社は上場されますと、今日の業界での分類では、最初はビル建設業のようですけれども、その後は不動産賃貸業ということになるようですが、それは間違いないかどうかということ、会社の性格。  それから、不動産賃貸業に最終的になった場合に、その会社は、今日の、例えば...全文を見る
○緒方委員 この会社が認可申請をされていくわけですが、設立の場合にほかの会社と違う点があるのかどうか、あるいは認可申請の手続はどういう形になっていくのか、その点についてお尋ねいたします。
○緒方委員 その手続はどういう形になるんですか。事業団の方から。
○緒方委員 これも政府からいただいた資料ですが、昭和六十三年十一月十五日、当時は運輸大臣石原慎太郎氏ですけれども、それに対して、日本国有鉄道清算事業団理事長杉浦さんの名前で、「レールシティ関東株式会社に対する投資の認可申請について」ということで、投資額とか投資の理由とか、それから...全文を見る
○緒方委員 それから、この会社は、設立から上場までに性格が変わるのかどうか、会社の性格についてお尋ねをいたします。
○緒方委員 それで、実はこの会社は、あの地区に霞が関ビルのようなものを五つぐらい建てるということのようでありますが、そのためには膨大な資金が要るわけでありまして、約九千億ぐらいの資金が必要だというふうに言われているわけであります。その資金も、今日、公定歩合も下がろうかということで...全文を見る
○緒方委員 今の点で再度お尋ねしますけれども、これは公的なお金は入らずに、あくまで民間のお金を銀行その他から調達をされるということになるわけですか。
○緒方委員 そこで、この会社は設立のときは小さい会社ですけれども、十年後には不動産賃貸業ではもうトップもトップ、倍の資本金ということになるし、先ほど事業団の方からは貸し付けの面積なんかでいうとトップではないというような話もありましたけれども、大変な会社になるということは間違いない...全文を見る
○緒方委員 質問したのは、どこで決めるのかということを聞いたわけで、事業団で決めるわけですね。
○緒方委員 そうは言いますけれども、設立の場合には認可申請があるわけですね。その辺の絡みはどうなんですか。
○緒方委員 そこで、この人事というのは非常に大きな問題があると思うのですが、特定の人、今まであの辺の開発をしてきたところの人等になるんじゃないかとかいろいろな話が巷間言われているわけで、関心の高い問題であるわけです。  そこで、事業団の方が申請書に名前を記して大臣に認可申請をす...全文を見る
○緒方委員 結局そこのところで、不動産を、いわゆる清算事業団の用地を処分するというための一つの会社ができていって、その巧みな仕掛けの中で結局運輸省その他の天下りの人たちが、しかも非常に大きな会社の役員になるということに結果としてなるということで、そのためにつくられたんじゃないかと...全文を見る
○緒方委員 これは非常に大きな問題でありまして、関心事だということで、このことについては後ほど同僚議員がまた質問をされますので、そういうことでとどめておきたいと思います。  最後に、これは大臣にお尋ねをいたしますが、用地の処分の問題で、こういう形で、大都市にあってしかも非常に価...全文を見る
○緒方委員 以上で私の質問を終わります。
06月06日第120回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○緒方委員 私は、今回の雲仙岳の火砕流のためにお亡くなりになられました四十名近い方々の御冥福をお祈りしながら、このような事態が再び起きないように、その原因の究明と政府の対応の問題点について質問をしたいと思います。  私どもは、昨日七名の国会議員によりまして島原の現地を調査、視察...全文を見る
○緒方委員 今のような形式的な答弁だからこういう事態が起きたのではないかと思います。  そこで、具体的に二番目に質問したいと思います。そういうふうに指導してきたということだけれども、今回多数の死傷者が発生したわけでありますが、この地区には避難勧告が出されていたし、立ち入り規制が...全文を見る
○緒方委員 だから、そういうことがされなかったということについて一体どう責任をとるかということなんですよ。  私、きのうも現地に行きました。それで、なるべく近くまで入りたいと思ったのだけれども、国会議員団が調査に行って立ち入り規制されているところに入ればみずからがそれを破ってい...全文を見る
○緒方委員 今のような話を聞いていると、避難勧告をしていろいろ注意をしたけれども入ったからその人たちの責任だということになりますと、後で質問しますけれども、非常に無責任じゃないかということになります。  そこで、もう少し問題を詰めたいと思いますけれども、その避難勧告の実施と解除...全文を見る
○緒方委員 結局、問題を全部市町村長の責任におっかぶせて責任逃れをしている、そういうことじゃないですか。その点については、もう一度後ほど具体的に質問いたします。  そこで、避難勧告の実施と立ち入り規制ですけれども、その実施伝達体制が非常に問題ではなかったか。まず立ち入りが問題で...全文を見る
○緒方委員 結局、今の話をそれぞれ聞いておりますと、自治体なりがそれぞれ自分がみずから持っている一部の情報伝達の方法でやっていて、あとは住民の責任だというようなことになってしまうわけでありまして、政府が国民の生命と財産を守る、そういうことでしなきゃならぬことを具体的にちっとも責任...全文を見る
○緒方委員 質問にちゃんと答えてくださいよ。一つ質問したのは、さっきも言いましたように、時間がありませんからあれですが、住民などの避難誘導が迅速かつ適切に行えますように懸命の努力をいたしますというふうに答弁しているわけで、懸命の努力というのはそういう会議を開くことですか、もっと真...全文を見る
○緒方委員 確かに地元では本当に苦労されているんです。やっぱり本当に少ない人数で、調査団が行ってももう対応にも苦労する、人間も足りない、夜も眠れないというほど苦労しているわけですから、そういうところについては人の面その他含めてやっぱり政府の方が、私は何遍も言うように最初判断が甘か...全文を見る
○緒方委員 非常に形式的なお答えで不満でなりません。こういう状況だから問題が起きたのじゃないか、あるいは事件が起きたのじゃないかというふうに思いまして、これを契機に政府としては本当に人命第一の対策をこれから全力を挙げてやっていただきますように要求をいたしまして、私の質問を終わりま...全文を見る
08月29日第121回国会 衆議院 災害対策特別委員会雲仙・普賢岳火山災害対策小委員会 第2号
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○緒方小委員 特別立法とか法の問題については田口議員の方からお話があると思いますので、私は復興基金の問題と、それから、それに伴う十億円の問題について考えを述べて、ぜひこれは回答もいただきたいのですが、そういうことで述べたいと思います。  一つは、復興基金の問題については、幾らに...全文を見る
○緒方小委員 最初の答弁ちょっとわからなかったけれども、最後のところが小さな声でごちょごちょと言って、一番目のやつ何て言ったの。
○緒方小委員 先の話をしているんだから、当面の話は聞いていないんですよ。
09月18日第121回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
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○緒方委員 まず大臣にお尋ねをしたいと思います。  国会でいろいろな法律を審議して通す場合に、審議の結果をまとめて委員会の立場から、議院の立場から附帯決議というものをつけるわけであります。これは政府に対してその実施を強く要請する内容になっておるわけでありますが、この附帯決議に対...全文を見る
○緒方委員 そういうふうに私も理解をしておるわけでおりまして、私がこれから質問いたします貨物自動車運送事業法に対する附帯決議とか国会のいろいろな審議の経過については、政省令などの中にそれぞれ生かされたり、あるいは附帯決議もそういう意味でかなりの部分については実施をされているという...全文を見る
○緒方委員 それでは前段の問題ですけれども、技術メーカーに対して開発の要請をしたとか、あるいは運輸省からレクチャーを受けたときの話では、軽油引取税の一部ですか、この部分で返ってくるお金で全ト協の中にそういった問題での研究とか対策をするようなことをされているというようなことを聞いた...全文を見る
○緒方委員 ですから、そういうふうにユーザー団体、トラック協会などに任せるのではなくて、決議で「政府はこというふうになっているわけだから、当然要求をして、大蔵省がだめだというふうに言ったのであれば別ですよ、別だけれども、決議の趣旨というのはそういうふうに受けとめて運輸省が前向きに...全文を見る
○緒方委員 こういう質問をいたしましたのは、運送業界、トラック業界では、過積載それから過密労働、事故という問題が非常にたくさんあって、何とかしなければならぬということでいろいろな方策を今日まで検討をしてきだわけですけれども、なかなか事故が減らない、あるいは交通達反が減らないという...全文を見る
○緒方委員 今のは、一・三八とかいうのは、一・三三ということですね。  そこで、運輸省にお尋ねするわけですけれども、今見てきましたように、やはり大型ではそういうタコメーターをつけたりいろいろなことをしたりしているという現状の中で、事故の発生もあるいは交通達反の取り締まり件数も、...全文を見る
○緒方委員 今は軽トラックなんかも大変出てきたという現状ですから、その点はなかなか難しいかと思いますが、少なくとも、いろいろな営業車両でも、比較的大きいものについてはやはり導入するという方向でこれからもぜひ研究を、勉強をしていただきたいというふうに要望を申し上げておきたいと思いま...全文を見る
○緒方委員 そういうことでありますが、お聞きしましたら、この四十点も何か、百点ですか、二年間たったら切れるということになっているようでありますけれども、罰をすることだけが目的ではありませんけれども、こういう制度もあって、きちんとしないと許可の取り消しもありますよという意味では、ぜ...全文を見る
○緒方委員 運賃改定の時期は次回ということになりますが、これは大体二年ごとぐらいにやっているんですか、どういう感じになるんでしょうか。
○緒方委員 そう言いますと、再質問になりますが、運賃改定を業者が認可申請するということですが、一体でなくてこれだけやるということにはならないということの意味ですか、だから、すぐにでも業界が申請をすればされるということになりますか、その辺はどういうことになりますか。
○緒方委員 労働力不足という現状の中でいろんな厳しい条件で輸送を強いられている業者の問題などを考えると、この問題については、まあ、そうはいっても運輸省は行政指導その他いろいろされているわけでありますから、この問題の早急な解決というものについてはやってしかるべき問題だというふうに私...全文を見る
○緒方委員 目途は年度内、本年度中ということのようでありますが、私に言わせれば、その議論とPRということが当然されていくと思うのですけれども、運輸省としてはもっと積極的にいかないと、私はもう時間的に非常に切迫をしているというふうな気がするわけで、具体的な手だてをもっと立てるべきじ...全文を見る
○緒方委員 そういうことでなかなか十分な回答ではありませんけれども、とにかくきようのところはそういうことでお受けをして、しっかりやっていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  次に、ことしの九月十日に運輸省の貨物流通政策推進計画ということで、いわゆるアクションプ...全文を見る
○緒方委員 それでは今からのいろんな表現は車両の大型化ということについては使わないということですね。——はい、わかりました。  そこで、この問題についてさらに建設省にお尋ねしたいんですけれども、内容は今も申し上げましたように関係省庁との調整をしながら最終的には実施に向けていろん...全文を見る
○緒方委員 そこで、二十五トンの車両が通るということになるということになれはこの橋梁の強化というものが当然されなければならないというふうに思うんですけれども、その点についてはどういうことで検討をされておりますか、お尋ねをいたします。
○緒方委員 それで、研究中ということのようですが、橋梁も年数がたてば当然弱っていくというふうに思うのですけれども、その点についてはど。うですか。
○緒方委員 それで、今言われました二万九千五百とか一万三千というような橋梁がそういう状況にあるわけでありまして、年数を経ればその強度も弱るという中で一体どうするかということで検討されているようですけれども、四月二十五日の交通安全対策特別委員会の中では、いろいろなことで一体どうした...全文を見る
○緒方委員 従来の考え方にはこだわらないでということで、新たな観点を持ち出さなければ確かにそれはできないと思いますけれども、そういうものは一体どんなことが考えられますか。
○緒方委員 その点についてはいろいろな知恵を絞るということで当然されていると思いますけれども、やはりトラックを運転している人だけじゃなくて、もしも橋梁が壊れたとかそういうことが原因で多数の事故が起きたというようなことにでもなれば大変ですから、新たな状況というのは十分わかりますけれ...全文を見る
○緒方委員 今このプログラムに出ている内容を御説明されたのですけれども、しかし、大都市ではもう大変な交通渋滞あるいは環境問題が起きていも中で、基本的には産業界がやるんだというようなことで言われて、PR等、それから幾らかの金利の安いお金を貸すんだというような話ですけれども、それだけ...全文を見る
○緒方委員 モデル事業に対する認識の差がちょっとあるようですけれども、あと時間が迫ってきましたので、私が言いましたのは、モデル事業をぜひ運輸省が主体的に進めでやってもらいたい、そうしなければとてもじゃないがもう追っつかない、そういう意味ですから、そこらはぜひしっかり考えていただき...全文を見る
○緒方委員 それで、これは平成二年と三年の委託事業ですね。お聞きをいたしましたら、この二年間で三千六百万円ほどの委託費を出してトラック関係の労働時間短縮に取り組んでいらっしゃるということですが、もう九月ですからあと半年しかないという状況の中で、間もなくマニュアルは配付ですか、それ...全文を見る
○緒方委員 課長、私が質問しましたのは、三千六百方の委託事業で、あと半年しかないという中で、推進員をお願いしているということで政府が金を出しているわけですよ。そうすると、今日時点で何千名の人が選ばれておりますということがはっきりしないのはおかしいじゃないですかということを言ってい...全文を見る
○緒方委員 それはおかしいと思うのですよね。委託事業をする場合でも、内容は、さっき言いました指針とかマニュアル、それから推進員の任命というのは大体いつごろまでに終わるということははっきりしていたのじゃないですか。
○緒方委員 国際的には労働時間の短縮をやらなければならぬということで労働省は大見えを切りながら、実際には金をやって、あとはもうとにかく業者でしなさい、業界にお願いします、そういう姿勢に私は非常に問題があると思います。ですからこれは、時間がありませんからもう終わりますけれども、推進...全文を見る
10月17日第121回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○緒方委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  委員長が所用のため出席が少しおくれますので、その指名により私が委員長の職務を行います。  質疑を続行いたします。秋葉忠利君。
○緒方委員 今回の十七号、十八号、十九号ということで、日本全土を横断をした台風が大変な災害をもたらしたわけであります。九州では特に大きな被害があったわけでありまして、農業、林業、漁業ということで、佐賀県ではノリ生産日本一ということで言われておるわけでありますが、そのノリにも大変な...全文を見る
○緒方委員 今局長から答弁ですけれども、基本的なことですから、大臣がいらっしゃらないということであれば、次官の方からお答えいただくのが当然じゃないかと思うのですけれども。
○緒方委員 そういうことで、激甚災害の指定なりあるいは天災融資法の適用ということで、前向きにとにかく全力を挙げて頑張っていただきたいと思います。  ちょっと小さな話からいって恐縮ですが、厚生省、お見えでしょうか。先ほど同僚議員から生活関連の問題で、停電をしたということで、非常に...全文を見る
○緒方委員 そういうときの対策については、ちょっときょうは時間がありませんので、また次回、具体的にさらに質問をしながら対策を樹立をするようにしていきたいと思います。  そこで、先ほど政務次官からも局長からも、激甚災害の指定なりあるいは天災融資法の発動について、できるだけ速やかに...全文を見る
○緒方委員 今の局長の答弁は、前段の政務次官なりあなたが答弁した大変な災害だということを言っておきながら、実際の適用には気象条件の一定の時間的なものを配慮してというようなことで、具体的な話になると少しも明確になっていないということで、非常に形式的な答弁ですけれども、そういうものじ...全文を見る
○緒方委員 私が言っているのは、それは法律とか規則は確かにあるでしょう。しかし、それは農業被害とか人を救うためにあるのであって、そこを基本に踏まえて今回の甚大な被害だから何とかしてもらいたいという、そういう全国民の声ですから、それをしなければ災害対策委員会あるいはそういう法律だっ...全文を見る
○緒方委員 今のような答弁では、極力努力するということでそれはされているでしょう。たけれども、何らか規定的なものは何かでいろいろ作業されていると思うのですが、確かにお米のできが天気によっては延びることもあるでしょうけれども、そこらのところを何か早める方法がないのかということで具体...全文を見る
○緒方委員 では、情報部がお見えになっておりませんから、ちょっとそれ以上詰めてもあれですが、ぜひ具体的に早めるように、いろんな局内の作業はあるでしょうけれども、そして一日も早い共済金の支払いができるようにぜひ努力をしてもらいたいということを強く申し上げておきたいと思います。  ...全文を見る
○緒方委員 そういたしますと、どうしても来年の五月になっても、全体ではないでしょうけれども、そういう人がかなり出てくるという場合には、当然猶予の措置も考えられるということでしょうか。
○緒方委員 幾つかの制度もあるようですけれども、どうしてもそういう人が出てくるであろうということが想定されますので、そういうときには柔軟に対応していただきますように、これは強く要請をしておきたいと思います。  それから次に、規格外米の政府買い入れと、他用途米としての特別の配慮を...全文を見る
○緒方委員 続いて、被害農業者に対する他用途米の特例的な措置、これは先ほどちょっとお答えいただきましたけれども、またはそれに関連して特例的な作況調整措置というものがされてしかるべきではないかというふうに思いますが、その辺についてお答えを願いたいと思います。
○緒方委員 続いて、自作農維持資金の貸付枠の問題について質問いたします。  いろいろな制度がありますけれども、この自作農維持資金の問題については、今回の災害にかんがみまして、かなりの需要があるのではないかというふうに想定されますけれども、事実上、しかしこれは正確に額は承知してお...全文を見る
○緒方委員 ちょっと最後のところ聞き取れませんでしたけれども……。
○緒方委員 わかりました。万全の策、特例をぜひやっていただきたいと思います。  次に、山林の問題について質問をしたいと思います。  九州全県下でも、あるいは東北でもそうですが、杉、ヒノキその他大変な倒伏とか折損がありまして、佐賀県でも大変な状況であったわけです。全国版でも報道...全文を見る
○緒方委員 それで、一般間伐を利用した対策でということもありましたが、実は現地に行きましてもその辺よく承知されてないんですよね。もうどうするかこうするかということですから十分指導していただきたいということでありまして、これはもう時間がありませんから本当に指導されたかどうかは後ほど...全文を見る
○緒方委員 ミカン農家の方々の切実な要望にぜひこたえていただきたい。皆さん方の御努力を心から期待をいたしまして、質問を終わります。
11月26日第122回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第7号
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○緒方委員 今度の国会の中で法案が審議をされておりますけれども、海上保安庁の任務がかなりあるわけでありますが、その中身についてはほとんど質疑がされておりませんので、この際、確認をするという意味で、まず最初にその点についてできるだけ簡潔にお尋ねをしたいと思います。  まず第一に、...全文を見る
○緒方委員 具体的に、しかし今検討されておるものがあるんじゃないですか。
○緒方委員 政令の中では特に定めるものがないというような御返事でした。  次に、輸送の委託の問題についてお尋ねをいたします。  法案の第二十条で言う、海上保安庁長官に対する委託で言う「被災民の輸送又は物品の輸送」というのはどこからどこまでを指すのかということで、わかりやすくち...全文を見る
○緒方委員 次に、海上保安官が所持できる武器の問題についてお尋ねをいたしますが、海上保安官の所持できる武器は政令によって小型武器というふうにされているわけでありますが、海上保安庁法の第十九条によります所持できる武器との関連は一体どういうふうになるのか、その辺を御回答していただきた...全文を見る
○緒方委員 私が質問いたしましたのは、海上保安庁法十九条により所持できる武器との関連ということですから、十九条とはどういう関連になるのかということで、具体的に答えてください。
○緒方委員 それでは次に、海上保安庁の整備の現状についてお尋ねをしたいと思います。  海上保安庁は、我が国の周辺の海上における人命あるいは財産の保護、治安維持のためにその組織、人員あるいは整備の増強を図っているということになっているわけでありますが、現在の巡視船艇あるいは航空機...全文を見る
○緒方委員 十二分とは言えないが最小限整備されているのではないかというような答弁でありましたけれども、そういう中で今回法律が通りまして派遣されるということになりますと、いろいろ問題が出てくると思うのですが、海上保安庁としては、そういう場合に派遣の対象として、国際協力業務のための対...全文を見る
○緒方委員 今ファルコンとYSというふうに言われましたが、船舶については、ちょっと僕は聞き漏らしたかどうか知りませんが、船舶についてはどうなんですか。
○緒方委員 そのヘリコプター搭載型巡視船というのは何隻あるんですか、今海上保安庁には。
○緒方委員 そこで、現在の海上保安庁の船舶あるいは航空機の整備の現状についてまたお尋ねしたいわけでありますが、実は私、ここに海上保安庁がPRのために発行したパンフレットがあるわけであります。年式で言うと、これが一九八九年版ですね。それから、これが一九九〇年版ということで、保安庁は...全文を見る
○緒方委員 三年間にわたって整備の要求をしているけれどもそれが実現をしていないというのが海上保安庁の現状で、そういう中で今回PKO派遣ということになればいろいろ僕は問題が出てくるんじゃないかという意味で、実際にそういう現状をしっかり海上保安庁としては確認をしてもらいたいという意味...全文を見る
○緒方委員 要するに、公にした、それは内部と言うけれども、僕らだって持っているし、これは海上保安庁の業務を全国の皆さんに知ってもらいたいんでしょう。そういう中に出ているやつを削ったということだから、海上保安庁としてはもう十分だというふうになっているんじゃないか、もうそういうふうな...全文を見る
○緒方委員 意見陳述者の方、本当にきょうは御苦労さまでございます。  滝井先生にまずお尋ねをしたいと思いますが、先ほど、このPKO法案と特にアジアの近隣諸国の問題で、過去日本が行ってきた大変な犯罪行為についていろいろお話をされて、教育の問題も十分されていないという話をされてきた...全文を見る
○緒方委員 どうもありがとうございました。  それで、次に、石川先生にお尋ねをしたいと思います。それは、国会への資料の提出問題といいますか、そういうことについてです。  現在、いろいろ解釈をめぐっても議論があっておりますけれども、資料問題が一つの大きな焦点になっておりまして、...全文を見る
○緒方委員 どうもありがとうございました。  それで、これからその問題が国会の活動の中での大きな問題点になっていくと思いますが、私たちもそういうふうに考えておりまして、正式に資料として出して、そしてどこが違うじゃないかということで議論をしないと、問題が不明確なままに法律だけが通...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございました。  あともう一分だけですけれども、木村先生にちょっとお尋ねしたいと思うのです。  私、国会の委員会に参加しておりまして、皆さんもテレビで見られていると思うのですが、国会では、これは黒でしょうか白でしょうかという問いに対して、これはおいしくな...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございました。  時間が来ましたので、これで終わります。
11月27日第122回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第8号
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○緒方委員 昨日に引き続きまして、海上保安庁の問題、そして輸送の問題について質問をさしていただきたいと思います。  きのう質問が中断をいたしましたので、ちょっとなかなか議論が進まないかと思うのですが、きのうの質問の最終段階の中で、結局海上保安庁の、例えば保安巡視船艇というのは九...全文を見る
○緒方委員 そこで、さらに具体的に進めたいと思うのですが、法律の第六条五項では、「海上保安庁の任務遂行に支障を生じない限度においてこということで、今も答弁があったことでありますけれども、先ほど私が質問でも申し上げましたように、大変厳しい巡視船艇や航空機の整備状況の中では、任務遂行...全文を見る
○緒方委員 その支障が生じるかどうかの判断はだれが行うのですか。
○緒方委員 今の答弁では、最終的には閣議という話もありましたけれども、実態を一番掌握をされているのは海上保安庁長官というふうに思いますが、海上保安庁長官がなかなか困難だというふうに判断された場合には拒否をするということもできるんでしょうか。
○緒方委員 問題のないようにということですが、主体的には海上保安庁の長官が判断をされるんじゃないですか。
○緒方委員 それでは、事実上保安庁長官が判断をした場合には拒否をされる場合があるというふうな答えだったというふうに思いまして、そういうふうに確認をいたします。  そこで、保安庁に最後の質問ですけれども、海上保安庁の船は公船という、公の船という分類で、自衛艦とか軍艦という船とは違...全文を見る
○緒方委員 ですから、私が質問しているのは、そういうことができないということであれば当然外されていくということになるんじゃないかということで、質問に正確に答えてもらいたいと思います。
○緒方委員 そういう答弁になりますと、つけていくことが多いということになりますが、いろんな前段の話を聞いた中では、特別に、例えば海賊が横行しているとかそういう特殊的な事情がある場合にはそういうこともあるかということは聞いていたんですけれども、現実の状況で、今日の世界状況でそういう...全文を見る
○緒方委員 航海に出ている途中から引き返すことができない場合があるからというような話をされましたけれども、そういう場合は特別の例であって、基本的な考え方を聞いているわけですから、そのことについてお答えください。
○緒方委員 それでは、この法案と輸送協力の問題についてお尋ねをしたいと思います。  まず、運輸大臣にお尋ねをしたいと思うのですが、湾岸戦争のときに政府はいろんな輸送協力を行われたわけでありますが、どのような輸送協力を行われたのか、それはいかなる法律根拠によってやられたのかという...全文を見る
○緒方委員 私が質問をしているのは、一番目のはわかりましたけれども、その法律的根拠は何ですかということを聞いていますから、法律的根拠はないならない、行政判断でやったならやったと、問いに答えてくださいよ。
○緒方委員 それで、そういう法律的な根拠はなくてそういう輸送協力がされたわけでありますが、この際の湾岸戦争における輸送協力について、政府としてはどういう評価をされているか、お尋ねをいたします。
○緒方委員 そこで、現在審議をされておりますこの法案が実施をされますと、具体的な輸送協力はどのような形になるのだろうか、この法案が実施をされれば何ができて何ができないのかということで、輸送協力という点だけで結構ですから、具体的にお答えをいただきたいと思います。
○緒方委員 そこで、また後に質問が戻ってくるかもわかりませんけれども、次は、防衛庁の方に、長官の方にお尋ねをしたいと思いますが、現在の自衛隊の輸送能力についてお伺いをしたいと思います。  先ほどの私どもの、きのうですか、五島委員の質問などでも、C130とかいろんな話が出ましたけ...全文を見る
○緒方委員 それで、最後に総量でお答えくださいと言いましたので、その辺答えてください。
○緒方委員 それでは運輸省の方にお尋ねしますけれども、民間の船舶というのは、令言われた自衛艦の輸送艦ですか、二百トンとか五百トンということじゃなくて、何万トン、何十万トンという単位の船がたくさんいるわけでございますが、運輸省にお尋ねいたしますけれども、現在民間が所有している航空機...全文を見る
○緒方委員 それで、お尋ねしますが、自衛隊の方は百万トンでもあるんでしょうか。
○緒方委員 結局一万トンにも満たないということですから、〇・〇〇何%というような力量しか自衛隊は輸送能力では持っていないということが今の数字で明らかになったと思うわけです。しかし、そういう能力がないのにどうしても自衛隊に輸送協力させなきゃならぬというところにこの法律案の問題がある...全文を見る
○緒方委員 それで問題は、アジア近隣諸国の人たちの大変な不満とそして不信というものを解消するために日本政府がどういう努力をしているかということが具体的に見えていないから、いろいろな問題が起きているわけであります。  私がもっと具体的に質問したいと思いますけれども、例えばこんなに...全文を見る
○緒方委員 口先では、アジア近隣諸国の問題については本当に大変申しわけなく思っているということで、韓国からも、その他のところからも、こういう問題をぜひ解明してもらいたいということが出ているわけですが、その努力をしていないですね。  私は、では、もっと具体的に角度を変えて質問した...全文を見る
○緒方委員 そういう言い逃れをしながら時間がたっていくのを待っている、そういう態度を私は非常に許せないというふうに思うわけです。  そこで、総理にお尋ねいたしますけれども、実はこの問題はさきの参議院の委員会でも取り上げられまして、海部総理ですけれども、どういうふうに言われている...全文を見る
○緒方委員 それで、時間がなくなってきましたので、あと二つだけしたいと思うのですが、昨年の十月に韓国の女性団体連合会などが従軍慰安婦問題に関する公開書簡を海部総理に提出をされまして、政府としては、参議院の予算委員会の要求もあって、四月の二十四日にとりあえず在韓国日本大使館が先方に...全文を見る
○緒方委員 私が質問いたしましたのは、再度回答を求めておるということでありますから、日本国政府としては誠意を持って対処をすべきではないかというふうに思うのですが、その点についてお答えください。
○緒方委員 全然まともな対応をされていないということで、憤りを感じます。  それで、盧泰愚大統領がお見えになってこのことを要求されたときにも対応をしているわけですが、実際は、政府がどういうことをやったかといいますと、昨年の段階でどういう調査を指示をしたかということになりますと、...全文を見る
○緒方委員 それは、私がことしの十月ごろからこの問題について質問をするということでいろいろ追及をしたから、そういうことで十一月に出されたと思いますけれども、総理、このことについてもっと真剣に対処するという意味で、具体的な総理の誠意ある回答を求めたいと思います。
○緒方委員 今のような答えでありますけれども、政府はこれからぜひ誠意を持って本当に、口で言っていることと実際にやっていることが一致するようにしなければ国民も納得しないし、あるいは国際的にも、特に東南アジアの人々から信頼をされないということになりまして、PKO法案なんかとんでもない...全文を見る