緒方靖夫
おがたやすお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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07月29日 | 第189回国会 衆議院 法務委員会 第33号 議事録を見る | ○緒方参考人 おはようございます。緒方靖夫と申します。こうした機会を与えていただきましたことに感謝申し上げます。 私は、警察による電話盗聴事件の被害者の立場からの話をさせていただきます。 二十九年前に発覚したかなり以前の事件でありますので、資料を配付させていただきました。...全文を見る |
○緒方参考人 私は、やはり憲法第二十一条の二項からして、こういうことはあってはならないと。横並びということが当時もよく言われました。しかし、そういう話じゃないだろうと思っております。 | ||
○緒方参考人 確かに、警察はばれないと思ってやったんですね。なぜばれないと思ったかというと、最初の盗聴というのは無線方式でやったんです。それを、雑音がいろいろ入る、おかしいということで有線に変えた。ですから、有線で盗聴するというのはよっぽど勇気が要ることなんですね、本当に、ばれた...全文を見る | ||
○緒方参考人 結局、この通信傍受法を執行するのが警察なんですね。ですから、その警察がどういう警察かということがとても大事だと思います。 その点でやはり一番気になるのは、また一番大きな問題だと思うのは、やはり、やっておきながら知らぬ存ぜぬを繰り返す、これが一番大きな問題だと思っ...全文を見る | ||
○緒方参考人 未遂であった、これはとんでもない話ですね。やはり既遂だ。 そして、実際、盗聴のアジトとして使われた場所からは、カセットテープ、それから日にちのついたカセットテープのケース、それをもとにして、少なくとも九カ月聞かれただろうと推認されると書いてありますけれども、これ...全文を見る | ||
○緒方参考人 東京高裁で確定した賠償金というのが四百四万円でした。地裁では二百数万円だったと思います。僕は、東京高裁がプライバシー権に対する侵害について述べた部分、これは判決の中でも大変秀逸なものだと考えております。したがって、そこを考慮したんだろうと思います。それにしても日本の...全文を見る | ||
○緒方参考人 アメリカの司法省の役人と話したことがありますけれども、九・一一の後、愛国法という法律ができて、それがさっと通ってしまうんですね。そこでかなり大規模な、盗聴を含めた、通信傍受を含めたそういうことが行われて、結局、それがほとんど関係ない市民の会話を聞いてしまう。それから...全文を見る | ||
○緒方参考人 まず謝罪を伺いたいと思います。本当にそういうことがあり得るのかどうか。それから考えます。 |