佐藤信秋

さとうのぶあき

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

佐藤信秋の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○政府参考人(佐藤信秋君) お答え申し上げます。  まず、除雪全般についてちょっとお答え申し上げたいのでございますが、県道以上につきましては、その主要な道路につきまして、積雪寒冷地域の道路交通確保の五か年計画と、こういうものに基づきまして除雪の補助、あるいは直轄の道路であれば直...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 積雪寒冷地域というのが大体国土のおおむね六割、もちろん、そして先ほど申し上げました積雪寒冷特別地域の道路交通確保、これは市町村も指定しているわけでございますが、市町村の数でいきますと千三百余り。それ以外の市町村でももちろん雪が降るときは降るわけでござい...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) まず、先ほど私が申し上げました積雪寒冷特別地域の指定、これにつきましては、先ほど申し上げました道路交通確保の五か年計画と、こういうものに基づきまして市町村を指定してはおります。市町村を指定してはおります、千三百ぐらい指定させていただいています。  全...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) そういう意味でお答え申し上げれば、そういう意味で臨時特例措置ということで弾力的な運用はしていますと。ただ、先ほど申し上げましたように、地方財政全体の中でどこまで対応可能かというようなことも含めて、通常そういう役割分担をしてきているので、要はその市町村単...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 例えば、平成十二年で申し上げますと、豪雪地帯に指定又は当該年度の最大積雪深が百センチメートル以上、あるいは、これはあるいは又はでございますが、累雪量の累計が平年値の一・五倍以上、又は積雪量の累計が平年値より四千五百センチ日以上多い、あるいは平年の除雪費...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 古い部分はともかくといたしまして、ある範囲の資料は出さしていただきますが。  それで、要はその一つ一つの市町村が、特別に財政需要がでかかった、こういう問題だけではなくて、特別交付税全体あるいは地方財政全体という中で応じ切れるものかどうかと、この判断も...全文を見る
02月23日第159回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○佐藤政府参考人 数字の問題でございますので、私の方から御説明申し上げます。  道路公団、こういうことでございますが、四つの公団がございますので、それぞれ申し上げたいと思います。(井上(和)委員「まとめていいです」と呼ぶ)そうですか。はい。  道路関係四公団、平成十四年度まで...全文を見る
○佐藤政府参考人 いろいろな条件の設定をしながら、今後法案を検討させていただく中でいろいろ検討をする必要があるだろうということで、今やっているところであるわけでございます。例えば、先ほどの先生のお話の、これまで料金収入が四十四兆円でこれまでの建設費が四十三兆円である、もう返してい...全文を見る
02月24日第159回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○佐藤政府参考人 先生、恐れ入ります。最初、数字の方を少し読ませていただきます。  ただいまのお話で、道路関係の四公団合計でございますが、平成十六年度財政投融資の中の政府保証債が二兆円、政府引受債が一兆円でございます。  これは、十五年度はそれぞれ九千九百億円と二兆二千億円、...全文を見る
02月25日第159回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○佐藤政府参考人 平成十四年度の行政コスト計算書、これに基づきますと、道路関係の四公団のいわゆるファミリー企業と言われる企業が、企業数で申し上げますと百十六社ございます。
○佐藤政府参考人 百十六社のうちで、十六年の二月現在で申し上げますと、公団のOB社長が四十八人、それから、OBの役員につきましては二百三十二人でございます。  これは、平成十四年の八月に、既に、百十六社のうちの社長は九十七人、それから、OB役員は四百七十四人でございますから、五...全文を見る
○佐藤政府参考人 百十六社のうちは、百十六社そのものにつきましては、国会議員の先生が社長あるいは役員になっているという報告は受けておりません。  今度、企業の、株主企業の方でございますが、これは、株主の持ち合い以外の企業が、企業数で申し上げますと、これも正確には数、全数は把握し...全文を見る
○佐藤政府参考人 わかっていてお答えできない、こういう意味じゃなくて、わかることが不可能といいますか、できていない、こういうことであります。
○佐藤政府参考人 そこで、先ほど申し上げましたように、公団OBは社長や役員には新たにはつかない、それから、その時点で社長あるいは役員についておられる方々もできるだけ速やかに自主的な退陣、こうしたことをお願い申し上げるということでやったわけでございまして、したがいまして、既に一年有...全文を見る
02月26日第159回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○佐藤政府参考人 先生のお話の横浜市の場合、多分、横浜高速環状南線、この事業がかなり進みつつある、こういうことで、負担金の問題がなかなか厳しいな、こういう面もあろうかと思います。  この部分、ちょっと一言申し上げますと、横浜環状南線は、横浜市の環状道路であるとともに、首都圏全体...全文を見る
02月27日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○佐藤政府参考人 多少数字の問題もございますので、私の方から最初に御説明申し上げさせていただきます。  先生御指摘のように、昨年の国幹会議で、これまで有料道路として整備しようということで出していただいておりました整備計画九千三百四十二キロ、これが、平成十六年度以降で残ります未供...全文を見る
○佐藤政府参考人 具体のお話も多少させていただくべく、私の方から御説明申し上げます。  基本的には、先ほどもちょっと申し上げましたが、平成十六年以降で、整備計画が出ているものの中で未供用のもの、これが約二千キロございます。この二千キロにつきましては、それぞれの整備計画が何度かに...全文を見る
○佐藤政府参考人 事実が、これ全体という御質問でございますが、私どもが確認した事実を申し上げたいと思います。  二〇〇一年の十二月十九日に道路局の企画課長が……(穀田委員「二十一日と言ったでしょう、二十一と二十六。前の方はいいんです、二十一と二十六しか聞いていないんだから」と呼...全文を見る
○佐藤政府参考人 膨大な時間の経過の中の議論であります。したがいまして、今先生がお話しになった点について、確認はいたしておりません。
03月01日第159回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○佐藤政府参考人 お答え申し上げます。  先生最初に御指摘の、徳島県の道路整備がおくれているか進んでいるか、明確に申し上げますと、例えば一般道路の改良率なんかで申し上げれば、全国平均は五六%ぐらい、対しまして徳島県は四一%ということで、相対的に見ますとかなりおくれている、こうい...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘の百九十二号の徳島南環状道路、全体の計画の延長として九・五キロ、こういうことでございまして、これは徳島市全体を環状する徳島環状道路の一部、一番早く整備をすべき、こういう部分だと思いますが、そして、徳島市の中心部とその周辺の交通渋滞の解消に大きく寄与する...全文を見る
○佐藤政府参考人 最初に、道路の話題が多かったものですから、私の方から少し考え方を申し上げたいと思います。  先生、最初の御質問の和紙の里道路ですか、ロードですか、ああいう形でやはりそれぞれの地域でいろいろな工夫をしていただきながら、本当にいいもの、やってみたら、こういうことは...全文を見る
○佐藤政府参考人 御指摘の丸岡バイパスは、国道八号の福井バイパス、金津町から武生に至ります全体の延長が四十二キロという大変長いバイパスでございまして、そのうちの一部、丸岡町をバイパスする部分として約三・一キロの区間でバイパスとそれから四車化をやっておるところでございます。延長三・...全文を見る
○佐藤政府参考人 お答え申し上げます。  先生御指摘のように、道路というのは、社会の一番骨組みといいますか土台、こういった形で、いろいろな経済活動、暮らしを支えるということが大事なことであろうかと思います。その際に、先生御指摘のとおり、高速自動車国道から地方道、市町村道に至るま...全文を見る
○佐藤政府参考人 道路行政におきましては、平成十五年度から成果主義を取り入れて、それぞれの各県とも一緒に力を合わせて、世の中に情報を徹底的に公開して、そして、その目標のいかんといった点についても御批判、御意見をいただくということにしているところであります。  一例を申し上げます...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘の和光富士見バイパス、これは昭和五十九年度より事業に着手しているところであります。延長が、御指摘のように六・九キロ、東京の外郭環状道路、和光の北インターと、既に先生先ほど御指摘の富士見川越有料道路だと思いますが、そこと結ぶ、こういうことで、約六・九キロ...全文を見る
○佐藤政府参考人 東京外郭環状道路につきましては、東京の中心から大体半径十五キロぐらいを環状で結ぶ、こういうことでございまして、全体の計画延長としては約八十五キロあるわけでございます。そのうち約三十キロ、常磐道から関越道までが開通している、こういう状態で、残りの部分について早く事...全文を見る
○佐藤政府参考人 それでは、前段の方の電線類の地中化でございます。  我が国は大変地中化がおくれておる、これは事実でございます。平成十四年度末現在で申し上げますと、市街地で電線の地中化がされているのは、幹線道路だけでもまだ七%でございます。これをあと五年間ぐらいで倍増以上にしよ...全文を見る
○佐藤政府参考人 少し長くなるかもしれませんが、まとめてお答え申し上げます。  最初に、鳥取豊岡宮津自動車道でありました。鳥取豊岡宮津自動車道は、鳥取市から京都の宮津まで、延長約百二十キロの地域高規格道路であります。  本道路の整備につきましては、現道の事前通行規制区間及び隘...全文を見る
○佐藤政府参考人 第二京阪道路は、全体が二十七キロ、京阪神地域の広域幹線道路ネットワークを形成する大事な国道一号のバイパスであります。  五十八年度に事業化しまして、昨年の三月三十日、巨椋池インターから枚方東インターまで十・五キロを部分的に供用したところでありますが、これにより...全文を見る
○佐藤政府参考人 学研都市連絡道路のお尋ねでございました。  この道路自体は、全体が、関西文化学術研究都市と大阪市を連絡する延長約二十キロの地域高規格道路であります。大急ぎでやっていこうということで、四條畷から奈良県の生駒市までの延長八キロの区間につきまして、平成十年十二月に整...全文を見る
○佐藤政府参考人 答えを求めていただいてはいないですけれども、先生、五点、問題じゃないかという点を御指摘いただきました。実は、私どもも全く同じ思いでいるわけであります。そうしたことが公団改革につながっている、こういうふうに御理解いただければと思います。  そこで、質問の方の、客...全文を見る
○佐藤政府参考人 四公団の民営化、大事な点としていつも三つ挙げさせていただいております。  一つは、四十兆円に上ります有利子の債務を確実に早く返済する。二つ目には、本当に必要な道路を、できるだけコスト縮減して、できるだけ少ない国民負担で必要な道路を建設する。三つ目に、利用者サー...全文を見る
○佐藤政府参考人 京奈和自動車道は、関西の言ってみれば大環状を形成する大事な道路であります。全延長で申し上げますとおおむね百二十キロぐらいになろうか。そうしますと、事業費的には一兆円以上はかかるんだろうというような大変なプロジェクトであります。  大和御所道路は、そのうちの大和...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘の三遠南信自動車道は、長野県の飯田市から静岡県の引佐郡の三ケ日町に至る、延長約百キロの高規格幹線道路であります。中央道や第二東名を有機的に連絡して、奥三河、北遠州、南信州地域の秩序ある開発、発展に大きく寄与する重要な路線と認識しております。  飯喬道...全文を見る
○佐藤政府参考人 国道百五十一号は、先生御指摘のように、大変長い幹線道路であります。長野県の飯田市と豊橋市を中心としました豊橋都市圏を連絡する百三十八キロ、愛知県内がこのうち九十二キロでございます。ただし、改良率は九九%ということになってはおりますけれども、大変幅員が狭い、昔のぎ...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう意味では、先生、地元で、先ほどの短い区間で随分時間がかかるではないかと。これにつきましても、多少の用地買収、それから工程的に非常に厳しい、地形が厳しいところでございますので、先生おわかりのように、工事の手順そのものがなかなかきついということもありまして進...全文を見る
○佐藤政府参考人 国道二十三号の名豊道路のお尋ねでございます。  名豊道路は、名古屋の都市圏と豊橋市を中心とした豊橋都市圏を連絡して、国道一号と既存の二十三号の交通混雑の緩和、安全の確保、それから、ここには名古屋、衣浦、東三河各臨海工業地帯がございますので、あるいはまた、その背...全文を見る
○佐藤政府参考人 アクセス全体の議論としては、この後、航空局長から申し上げさせていただこうと思うんですが、具体的に苅田から南側の高速道路の整備状況いかん、こういうお話でもありますので、道路局長の私の方から、東九州自動車道の今の整備の状況あるいは今後の見通し等につきまして、一言申し...全文を見る
○佐藤政府参考人 まず、全体的なことを申し上げたいと思います。  圏央道は、首都圏の中心から四十キロから五十キロぐらいの距離だと思いますが、環状で、横浜、厚木、八王子、川越、筑波研究学園都市、成田、木更津、こうした中核都市を連絡している環状道路でございまして、全体をぐるっと回り...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘のように、埼玉の圏央道と上尾道路、この周辺でオオタカの生息が確認されまして、平成十四年の五月でございますが、専門家などから成る埼玉圏央道オオタカ等保護対策検討委員会を設立して、現在までに委員会を四回催して、保護対策等について議論してきていただいていると...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘のように、第一回と第二回の間で委員の追加といったようなこともあったようでございまして、多少時間を要した、こういう御議論もあるわけであります。  これまでのところ、先ほどお話し申し上げましたように、七カ所のうちの二カ所、あるいは一つがいなのかもしれませ...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生の御指摘のとおりだと思います。地権者の皆様も、それぞれの生活設計をどういうふうにしていこうかと。時期を失したりしますと、いろいろ、あそこに行こうかな、ここに行こうかなといったような考えがまた振り出しに戻さざるを得ないというようなこともあるわけでございますので...全文を見る
○佐藤政府参考人 上尾道路は、さいたま市から鴻巣市に至ります、延長が約二十キロ、全体事業費が三千億円ぐらいはかかるかもしれない、こういう大バイパスであります。  このうち、さいたま市の西区宮前町から桶川市の川田谷間、先ほどの桶川の圏央道とのジャンクションまで、こういうことになる...全文を見る
○佐藤政府参考人 先ほど来御答弁申し上げておりますが、圏央道の方も関越から東北道まで十九年度、こういうことで、その中の桶川ジャンクション周辺、これにつきましては、地元の御理解あるいはまた自然環境団体等を含めて、先ほど来のオオタカ、猛禽類と事業との共生といいますか人間との共生、これ...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生の御指摘は、上尾道路全体二十キロのうち、圏央道とのジャンクションまで十一キロについては、圏央道の関越、東北と一緒に供用するという目標で一緒になってやっているが、そこから先の九キロが見通しが立たないのではそこで詰まってしまうのではないか、こういう御指摘かと思い...全文を見る
○佐藤政府参考人 首都高速道路の夜間割引の社会実験につきましては、夜間時間帯の料金を割り引くことで一般道路からの交通の転換をできるだけ図って、渋滞緩和あるいは沿道環境の改善、こうした点を、どのぐらいかというので効果影響を調査する、こういうことで、平成十五年の十一月二十八日から実施...全文を見る
○佐藤政府参考人 二点についてお尋ねがありました。  一点目、まさしくそうした御意見が大変強くあるところでございまして、専用レーンならともかく、専用と一般の混在レーンですと、逆に、ETCの車がすっと通ることによって一般車の方が、言ってみればその余得をいただいているというか、ET...全文を見る
○佐藤政府参考人 第二阪和国道の進捗状況についてのお話でありました。  第二阪和国道は、一般国道の二十六号のバイパスとしまして、大阪府の阪南市から和歌山市まで延長二十キロの地域高規格道路であります。昭和六十三年に都市計画決定がなされています。  このうちの阪南市から岬町まで延...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘の御望山、これは、東海環状自動車道がこの御望山の下を通る、こういうことになっておるわけでございますが、これについては、南側斜面の一部について、昭和五十二年六月二十一日に、急傾斜地崩壊危険区域に指定されているということであります。
○佐藤政府参考人 経緯を多少申し上げさせていただきたいと思います。  ここの部分の都市計画の手続は、平成六年の二月に着手いたしました。その後、平成六年の十月十一日から十一月二十五日にかけて地元説明会を開催いたしましたところ、地域住民の一部から、御望山をトンネルで通過することに対...全文を見る
○佐藤政府参考人 そこで先ほどの経緯の続きになるわけでございますが、平成八年の十月四日に都市計画決定がされました。その後、岐阜県の都市計画地方審議会から出された「十分説明すること。」との附帯意見を踏まえまして地域住民と話し合いの場を設けてまいりましたが、調査の目的で地域住民と行政...全文を見る
○佐藤政府参考人 先ほども申し上げましたが、大変経緯のあるやりとりを経てきた検討会であります。この検討会の準備に当たりましても、この場をどういう性格のものにするのかという点について、先ほども申し上げましたように、専門委員と住民代表と行政代表、行政代表の方は国と県と市とそれぞれが入...全文を見る
○佐藤政府参考人 そこでそういう、非常に緩やかなといいますか、行政と専門家と住民の皆様と集まって、どういうような形での合意が図り得るかといろいろおやりいただいているということは事実だと思います。  したがいまして、そういう状況の中で、一方的にその話し合いなり検討会を打ち切って事...全文を見る
○佐藤政府参考人 事実関係だけ一言申し上げます。  先ほどの、一月の時点でのルート変更云々という委員会の御意見、その後、その次の検討会で、委員の間から、私どもはそういう意見を持っていないというふうな御意見が出たということが一つの事実として、先ほど私が申し上げた、いろいろな意見が...全文を見る
○佐藤政府参考人 これはいろいろな検討をしたでしょうというふうにある先生に御指摘をいただいて、私どもは、通常、いろいろなルートを検討しながら、適切な案はどれだろう、こういうふうにやってくるものですから、では、それを、例えば考えられるものとしたらという意味でもいいからと。以前の検討...全文を見る
03月02日第159回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○佐藤政府参考人 別納制度は、先生御案内のように、最初は昭和三十八年後納制度として出発して、四十一年に路線トラックなんかの割引を始め、四十四年に協同組合に対しての適用もするようになった。その後、割引の割合なんかも逐次ふやしながら現在の姿になってきている、こういう経緯を踏まえている...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘のように、高速道路、ネットワークでございますので、そういう意味での外部効果等を十分また評価しよう、こういうことで、中村基準の中、詳細にはいろいろな指標を入れていただいている、こういうことであります。例えば、ネットワーク形成で迂回路がどれだけ短縮されるか...全文を見る
○佐藤政府参考人 先ほど大臣からもお話を申し上げさせていただいたところでございますが、例えば有料道路でBバイCをはかる。この場合には、Bの方、あるいはCの方もそうですが、限られた便益であり費用である。つまり、ある程度定量的に把握可能なもの、こういうふうに限定しておりますので、例え...全文を見る
○佐藤政府参考人 先ほど申し上げましたように、BバイCは無料であれば一を超える。そういう中で、三つの指標で計測を、評価をさせていただいて、そして、七十区間、約二千キロの中で、二十七区間、約七百キロについてはとりあえず直轄方式でやっていこう。残りはとりあえず、さらにこれからも精査し...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘の東九州道の宇佐—椎田間、ここが、現在の状況として、整備計画に入れていただいてはおりますが、まだ施行命令に向かっての調査中の区間である、こういうことではございます。  確かに、この全体がつながりますと、既に一般有料道路として供用しています椎田道路、あ...全文を見る
○佐藤政府参考人 三遠南信自動車道についてのお尋ねでございました。  三遠南信自動車道は、飯田市から静岡県の引佐郡の三ケ日町、延長約百キロ、全体事業費では恐らく八千億円もかかろうかという大規模なプロジェクトであります。中央道、第二東名を有機的に連絡して、地域相互間の連携強化、そ...全文を見る
○佐藤政府参考人 国道百五十二号と三百六十二号と三百一号のお話でございました。個別に申し上げますと大変な数になりますので、多少まとめて答弁をさせていただきたいと思います。  百五十二号は、上田市と浜松市を連絡する、延長が二百五十六キロの幹線道路であります。静岡県内は八十四キロご...全文を見る
○佐藤政府参考人 最初に、圏央道の茨城区間について申し上げます。  延長が七十一キロであります。つくばから茨城、千葉県境で申し上げますと、延長は三十三キロ。ここで、つくばから江戸崎インターの延長二十四キロは、平成九年度から順次用地買収に入りまして、この平成十五年の三月二十九日に...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘の日の出インターチェンジから八王子のジャンクションまで、これは延長としては約十一キロちょっとある、こういうことであります。既に青梅のインターから日の出のインターまで八・七キロにつきましては供用をさせていただいているわけでございまして、平成十三年度でござ...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘の新滝山街道は、あきる野インターから八王子市の梅坪町で国道の十六号に接続する、延長約七キロの道路であります。  これまでに、あきる野インターに接続する区間〇・四キロについて平成十一年に、また、国道十六号の側の接続する区間については、一・三キロを平成十...全文を見る
○佐藤政府参考人 最初に、四国横断自動車道の須崎市から窪川までの現状と今後の見通しにつきまして申し上げさせていただきたいと思います。  須崎新荘から窪川の間、二十二キロにつきまして、平成十五年十二月二十五日に行われました国幹会議で、新しく直轄方式、こういう形でやっていこうという...全文を見る
○佐藤政府参考人 高知東部自動車道について、まず申し上げます。  この東部自動車道は、高知市から安芸市に至ります、延長三十六キロの高規格幹線道路でございますが、このうち、高知ジャンクションから高知空港まで延長十五キロにつきましては、高知南国道路として平成二年度に事業化させていた...全文を見る
03月04日第159回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○佐藤政府参考人 事務的な部分がございますので、私の方から御説明申し上げたいと思います。  基本的には、当該年度必要となる事業費の九割は地方債で手当てをする、そして一割は財源として当該年度分の地方の財源の中からお出しいただく。この九割につきましては、地方債を充当していただくわけ...全文を見る
03月09日第159回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○政府参考人(佐藤信秋君) お尋ねの件は、道路関係四公団の民営化に伴う資産評価及び会計基準作成に関する検討業務のことだと思います。  本年の一月十六日に一般競争入札の入札公告を行いまして、一月三十日に入札を行いました。で、中央青山監査法人が二万六千円で落札したと、こういうことで...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 詳細という意味では、この一般競争入札、四つの監査法人が参加いたしました。一月の十六日に入札公告でございますから、二週間後四つの監査法人がそれぞれいろいろ見積もって入札した、応札した、こういうことであります。そこで……
○政府参考人(佐藤信秋君) あずさ監査法人、この場合四つですから、この中央青山以外の監査法人、あずさ監査法人が四十五万円、応札価格ですね、それから監査法人トーマツが七十七万円、最後、新日本監査法人が五百万円、こういう状況でありました。    〔矢野哲朗君「ですから、当法人は幾ら...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) そこで、四つの監査法人ですから、それぞれが応札されて、応札ですね、札を入れられて、中央青山監査法人が二万六千円で落札された、こういうことであります。
○政府参考人(佐藤信秋君) ただいま申し上げたとおり、そういうことであります。
03月15日第159回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○政府参考人(佐藤信秋君) 新直轄方式の財源の手当てという御質問であります。  総枠の議論を少しやらせていただきたいと思うんですが、新直轄方式につきましてはおおむね三兆円ぐらい、総額でですね。目安でございますから、これは実際は幾らになるかと、これからの議論でありますが、現在、昨...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) これから建設、主として建設に入り、まだまだ時間を要して最初に供用し得るのが何年か後になろうかと、こういうことでございますので、十五年度にただいまの重量譲与税の議論をさせていただいた段階、あるいは新直轄方式の高速自動車国道における国と地方の負担の割合、こ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 今大臣申し上げましたように、具体的などのぐらいの規模になるかと、これがかなり違ってくるのではないかということが問題であろうかと思います。  現在、一般国道の直轄の管理費等で既に国費としては四千億円。で、高速道路関係の維持管理費も恐らくそういうような以...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 済みません、ちょっと私の方から、多少技術的な面もございますので。  まず、九千三百四十二キロ、未供用区間二千キロの中で、昨年の十二月二十五日に六百九十九キロを新しい直轄方式でお願い申し上げたと、こういう形でありますが、先ほど申し上げましたように、これ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 現在、事業中、建設中あるいは調査中の路線、区間以外につきましては会社が自主的に検討し申請をするということでございますので、考え方の上では、有料道路事業としてこういう路線、区間を建設したいということが申請として出てき得るというシステムではあろうかと思って...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御指摘のように、政府・与党申合せにおきましても、平均で、平均で高速自動車国道について一割の料金の値下げを平均で努力すべしと、こういうことであります。  これを具体的にというお話でございますが、これにつきましては、今社会実験、こういう形でいろんな割...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) そういう意味で、大事なことは、その割引の、割引をした、その代わり一方でまた利用促進にそれがつながり、大きな減収にならない、あるいは逆にもっとお使いいただいてもっと増収になるというような状態が出れば一番私どもにとっても、また利用される皆様にとっても望まし...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 御指摘のように、平均で料金の一割引下げを図る、平均で、いろんな手段で、こういうことを前提にしてそういうお取決めをいただいた、こういうことでありますので、そのやり方について、あるいはまた実質的な影響がどうなるかという点については、その割引の在り方などに、...全文を見る
03月16日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○佐藤政府参考人 先生御指摘の三百五十七号は、横須賀から千葉市まで、大変長い九十キロメートル、湾岸をぐるりと回る、こういう計画になっております。  御存じのように、荒川の断面では、既に首都高速ともう一本、三種道路と言っておるんですが、大体時速六十キロぐらいで計画する道路を両側に...全文を見る
03月18日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○政府参考人(佐藤信秋君) 昨年の通常国会で御審議いただきましてお通しいただきましたが、これからの高速自動車国道の整備の在り方につきまして、新しい直轄方式ということで国と地方が税で負担し合って高速自動車国道を造ると、こういう方式をお決めいただいたところであります。  具体的には...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 誠に先生のおっしゃるとおりだと思います。そういう意味では、この四月一日以降で、高速自動車国道で整備計画が出ております二千キロの中で、これがトータル従来は二十兆円掛かると、こう積算して考えて見積もっておりました。二十兆円、二千キロでですね。これを当面、第...全文を見る
03月19日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○佐藤政府参考人 先生御指摘のように、高速道路が通っていない市町村が二千百四十四、通っている市町村千三十三の中で、インターチェンジのある市町村が六百六十四、三百六十九の市町村が通過するだけ、こういう形になっております。  先生御指摘の今のお話で申し上げますと、まず一つは、高速道...全文を見る
03月24日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○政府参考人(佐藤信秋君) そこで、道路関連の四公団でございますので、今の日本道路公団以外の債務について御報告申し上げます。  まず、首都高速道路公団は、有利子及び無利子債務の残高が五兆一千億円であります。さらに、阪神高速道路公団四兆一千億円、本州四国連絡橋公団二兆五千億円、こ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 三点のお尋ねでございました。まとめてお答え申し上げさせていただきたいと思います。  まず、ETCの普及の現況でございます。  平成十五年度、ETCのモニター・リースなどの支援事業などによりまして四十七万台、車載器購入助成を実施する、こうしたようなこ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御指摘の奈良県では、なら・半日交通圏道路網構想、これを掲げて、基本方針として県と国土交通省と一体として取り組んでいるところでございます。  そのうち京奈和自動車道、これが奈良の南北方向の大幹線になるべきと、こういうことであるわけでございますが、こ...全文を見る
03月25日第159回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御指摘の地域開発道路の関係でございますが、十六年度以降に県道で二か所、町道で一か所残事業が残っていると、こういう状態でございます。  まず、県道の方は、主要地方道の成田小見川鹿島港線、それから成田松尾線、この二か所で、合計事業費が、残事業費が三十...全文を見る
03月31日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○佐藤政府参考人 有料道路と一般道路をともに有効に使っていただく、これが大事なことだろうということで、平成十五年度、地方から御提案をいただいて、先生御指摘の社会実験を行っているところでございます。主として通勤時間帯などにおきまして、料金を割り引かせていただくことによりまして、一般...全文を見る
04月02日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○佐藤政府参考人 先生御指摘の民営化委員会の意見書の中で、基本的にそのまま実行させていただくことにした部分とそうでない部分、ちょっとおおむねを仕分けして御報告させていただきたいと思います。  七点ほど申し上げたいと思いますが、まず一つは、整備計画区間のうちで未供用区間につきまし...全文を見る
○佐藤政府参考人 公団民営化の目的の一つは、民間ノウハウの発揮によりまして、多様で弾力的な料金設定であるとか、サービスエリアやパーキングエリアあるいは関連情報を活用して多様なサービスの提供を行っていただく、こういうことだと思っております。  このためには、公共性の高い高速道路の...全文を見る
○佐藤政府参考人 御指摘の点はごもっともな点だとも思っております。したがいまして、ただいま申し上げました、どれだけの経営努力、企業努力を行っていただくか。これにつきまして、特に、一つの問題として、収入から管理費を差し引いてといいますか、そしてあらかじめ、あらかじめでございますが、...全文を見る
○佐藤政府参考人 建設の歯どめがしっかりとあるかどうか、こういう御質問でございました。  今回の民営化のスキームにおきましては、先ほど申し上げましたが、路線ごとに厳格な評価を実施する、これを国民の皆様にすべてデータを公開してごらんいただく、これが一つでございます。  それから...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘のように、料金所における渋滞あるいは環境の問題につきまして、ETCを活用することによってその解消を図るということがまた大変大事な問題であろうという御指摘でございました。おっしゃるとおりでございます。  高速道路におきます渋滞の約三割は料金所で発生して...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘の中国横断自動車道姫路鳥取線、これは姫路市を起点として鳥取市に至ります高速自動車国道でございますが、昨年十二月二十五日に国幹会議を開いていただきまして、御指摘の佐用ジャンクションから大原の間、延長十九キロでございますが、これにつきましては、新直轄方式と...全文を見る
○佐藤政府参考人 最初に、先ほど先生がおっしゃいました国と地方の負担割合につきまして、一言申し上げたいと思います。  国と地方の負担割合は、基本原則といたしまして、直轄による高速自動車国道の場合には、国が三、地方が一、四分の一が地方の負担、こういうことでございます。ただ、しかし...全文を見る
○佐藤政府参考人 昨年の十二月二十五日に、佐用から鳥取までは直轄方式、こういうことで切りかえさせていただきました。そういう意味では、国と地方で財源手当てをしながらやっていく、こういうことでございますので、完成後は無料の道路として供用させていただく、こういうふうに考えておるところで...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘のように、播磨ジャンクションから新宮までが十五年の三月二十九日に供用させていただいた。あと、山崎ジャンクションまで十二キロ残っておるわけでございます。ここは、既に整備計画区間に指定させていただいて、残りますのは、言ってみれば施行命令を出すべく調査を進め...全文を見る
○佐藤政府参考人 携帯電話が高速道路のトンネルでつながらない、これは両方にとって、高速道路の利用者といいますか、高速道路サービスする、あるいは高速道路を利用していただくという利用者の観点からも、あるいはまた、携帯電話サービスを受けられる利用者といいますか、サービスの提供、提供を受...全文を見る
○佐藤政府参考人 これまでのファミリー企業と公団との関係ということで、改善をいろいろやってきていただいている点につきましては、先ほど大臣からも御答弁いただきました。  多少、もう一度確認いたしますと、ファミリー企業における公団のOB社長、これは九十七人から四十三人に現在減ってお...全文を見る
○佐藤政府参考人 現在のサービスエリア、パーキングエリア、これの大部分は、いわゆる旧道路施設協会といいますか、財団法人が現在、ハイウェイ交流センターと高速道路サービス機構と二つに分かれておりますが、建物をつくって、テナントを募集して、テナントがそれぞれの商売をしていただいていると...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘のように、高速自動車国道が通過する市町村、これが広域合併前で、今の数字で申し上げますと、九百十六市町村ございます。四割に当たる三百六十三の市町村にはインターチェンジがない。インターチェンジが設置されているのは、重複がありますのでトータルで申し上げますと...全文を見る
04月06日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○佐藤政府参考人 まず、数量的な面から申し上げます。  高速国道の供用延長、十五年四月一日現在の数字で申し上げますと七千二百キロでございます。現在では約百キロふえておるわけでございますが、データ的に七千二百キロ。この中でトンネル、橋梁、幾らあるかと集計をしてみますと、千七百五十...全文を見る
○佐藤政府参考人 米国、ドイツ、中国等についてのお答えを、数字的な面を申し上げたいと思います。  米国では、先生最初の御指摘の一九五六年、この当初の計画が六万六千キロでございました。これを二十年間で整備いたしまして、その後も必要な計画を新たに追加して、平成十一年末までに八万九千...全文を見る
○佐藤政府参考人 従来、この整備計画の未供用区間約二千キロにつきまして、これから平成十五年度以降で二十兆円かかる、こう積算しておりました。これを、昨年の三月二十五日にコスト削減計画で、約二割、約四兆円のコスト縮減を図る。それから、国と地方の負担で行う新直轄方式、これに三兆円切りか...全文を見る
04月07日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○佐藤政府参考人 これまでの経緯の中で明らかな部分を申し上げさせていただきたいと思います。  平成十三年の十二月の十九日に閣議決定されました特殊法人等整理合理化計画の中で、日本道路公団の事業に関して記載がございます。  この中では、例えば「国費は、平成十四年度以降、投入しない...全文を見る
○佐藤政府参考人 民主党の方で御提示にまだなっておられないものですから、対案といいますか、無料化の具体的な内容を。したがいまして、新聞報道等によりまして推察できる範囲といいますか、一応、十六年度予算に向けてということであらましは多少載っておりますが、まだ具体の内容がはっきりしない...全文を見る
○佐藤政府参考人 道路予算の中で、平成十六年度でございますが、公共事業費として事業の執行に活用させていただいている国費は三・二兆円でございます。この三・二兆円の中で、直轄の国費、これが、直轄と、それから有料道路に投じております国費も若干ございます、両方合わせますと一・七兆円でござ...全文を見る
○佐藤政府参考人 一点目は、民営化後の会社が、経営内容を含めて、透明性あるいは公正さといったものをどう確保していくか、こういう御議論かと思います。  そういう意味では、高速道路事業の建設、管理をやっていただく、こういうことでございますから、公共性が非常に高い。したがって、客観性...全文を見る
○佐藤政府参考人 今回、新しい、民営化という形での法案をお願い申し上げているわけでございますが、その前提といたしまして、高速自動車国道もそうでございますが、高速自動車国道以外の高速道路につきましても、一般の道路事業、いわゆる高速自動車国道で申し上げれば新しい直轄事業であり、また、...全文を見る
○佐藤政府参考人 本来、道路は無料で自由通行ができる、これが原則の、極めて公共性が高い、私有になじまない国民の共有財産、こういうことであろうと思います。  昨日の委員会で二階先生の御質問にございましたが、一九五六年にアメリカは、無料の道路として六万六千キロのネットワークをつくる...全文を見る
○佐藤政府参考人 九千三百四十二キロの整備計画区間の中で未供用、これが約二千キロある、こういうことでございますが、これにつきましては、費用対効果、採算性、その他の外部効果等から構成される評価基準に基づきまして、厳格かつ客観的な事業評価を実施して国民の皆様にもごらんいただいた、こう...全文を見る
○佐藤政府参考人 現行の整備計画区間の中での未供用区間、今現在、有料道路対象という形で現時点で整理させていただいているのが千三百キロある、こういうことでございます。これにつきまして、会社の自主性を最大限尊重する仕組みを導入しております。  具体的には、まず、当該区間を所管する会...全文を見る
○佐藤政府参考人 高速自動車国道につきましては、平成十五年、昨年の十一月に、今現在未供用の二千キロ七十区間につきまして、整備の必要性、こういう面から、該当する都道府県知事に御意見を伺ったところであります。十一月でございました。  いずれの知事も、早く整備してほしい、こういう御要...全文を見る
○佐藤政府参考人 御質問、三点ございました。  政府や地方公共団体が株式保有を何でするか、こういう点についてが最初でございます。  高速道路が国民共有の財産、そして高い公共性を有している、これが一つでございます。それから、会社に対する市場の信用力を高めて、低金利での資金調達を...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘のように、民営化された会社は、みずからの資産なるものが、これはサービスエリア、パーキングエリア等、あるいはまた料金徴収するための施設、一面から申し上げますと、こうしたことに限定されることになるわけでございます。そうしますと、新しい資金調達という面で申し...全文を見る
○佐藤政府参考人 道路関係公団の民営化につきましては、約四十兆円に上る債務の確実な返済、これが大事な課題であるということでございます。そのためには、道路の料金収入から管理費を除いた部分を貸付料として、その全額を債務の返済に充てる、これは機構で行うわけでございますが、この場合の料金...全文を見る
○佐藤政府参考人 民間のノウハウの発揮によりまして、多様で弾力的な料金設定をする、これも民営化の目的の一つでございます。このために、民営化までの間にも、ETCの活用などによりまして、各種割引によって料金の引き下げを図っていく。かつ、大事なことは、利用の促進にそれをつなげて、逆に減...全文を見る
○佐藤政府参考人 現在、有料道路におきましては、料金所を強行突破したり、無料通行を宣言するなどして、料金を支払うことなく通行する不正通行が多数発生しております。残念ながら、近年は、その件数が数が知れないほどに増大してきております。  参考までに申し上げますと、平成十四年度でござ...全文を見る
○佐藤政府参考人 約四十兆円に上る債務を確実に返済すること、これは今回の改革の目的の一つでありまして、今回提出した民営化法案におきましても、債務の返済期限を民営化後四十五年以内に法定する、これ以上の先送りは認めない。また、国からの一方的命令の枠組みを廃止するなど、会社の自主性尊重...全文を見る
○佐藤政府参考人 先ほども申し上げましたように、いろいろな試算のもとでは、四十五年以内に適切に運営しながら返済できるであろう、こういうことではあります。  しかしながら、先生の御指摘は、それでも万一、こういう場合のお話かと思います。  そういう意味では、先ほど申し上げましたよ...全文を見る
○佐藤政府参考人 今般の改革の目的をまず改めて申し上げさせていただきたいと思います。  まず、四十兆円に上る債務を確実に返済すること。それから、真に必要な道路につきましては、会社の自主性を尊重しつつ、できるだけ少ない国民負担のもとで建設すること。民間ノウハウの発揮によって多様な...全文を見る
○佐藤政府参考人 民営化委員会の意見書におきまして、アクアライン、本四のほか「多くの不採算路線」、こういう表現で、これらは「密室で作成された非科学的で無責任な需要予測と高コストの建設費がもたらした。」こう記述されてある、これはおかしいのではないか、こういう御指摘でございました。 ...全文を見る
○佐藤政府参考人 私の方からは、先生、三社に分割して大丈夫か、こういう御指摘でございますので、その辺について申し上げさせていただきたいと思います。  民営化に当たりまして、道路公団は三社に分割して設立させていただいて、その際、金利や交通量の変動リスクに的確に対応するという点と利...全文を見る
○佐藤政府参考人 民主党がお出しになられるであろう案について、まだ具体的なものを御提示いただいていない、こういう段階でございますので、またそういうものをいただけましたら具体的な検討をさせていただきたいと思いますが、基本的には、一部地域、首都圏、阪神圏は除いて高速道路を無料化して、...全文を見る
○佐藤政府参考人 ただいま大臣が申し上げたとおりであります。  私どもといたしましては、この一万一千五百二十キロと九千三百キロの間、約二千キロあるわけでございます。このうち、並行する国道のバイパス整備等で千キロ近くは供用したり事業もしたりしております。  いずれにしましても、...全文を見る
○佐藤政府参考人 料金に利潤を含まない、こういうことであれば、民営化会社の株を購入するような投資家はいないのではないか、こういう御指摘でありました。  高速道路の料金につきましては、料金そのものに対して利潤を見込むかどうか、これにつきましては、高速道路が国民共有の財産でありまし...全文を見る
○佐藤政府参考人 二点お答え申し上げたいと思います。  一つは、インセンティブの問題でございます。  これにつきましては、管理の問題で申し上げますと、会社と機構は協定を結んで、その協定の前提は、料金収入から管理費を引いて、貸付料を会社が機構に支払う。これは、年度ごとにあらかじ...全文を見る
○佐藤政府参考人 これからの手順といいますか、これからいろいろ実行していくべき事柄について、最初に一つ申し上げたいと思います。  まず、この法案を通していただいて、そして民営化会社の発足を順調に準備させていただいてやらせていただく。そして、民営化会社が仕掛かり中の調査中路線、事...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘の中部横断自動車道につきましては、鳥の目といいますか国土の姿を鳥瞰的に見ますと、北関東横断自動車道と連携して、首都圏のといいますか関東の大環状、おおむね百キロから百二、三十キロ圏、こういう形になろうかと思いますが、を形成する大きな環状、こういう見方もで...全文を見る
○佐藤政府参考人 直轄方式によります高速自動車国道整備につきましては、国土交通大臣みずからが事業を実施する、こういうものでございますので、施行命令の手続は不要であるということではあります。  そこで、昨年十二月の二十五日に国幹会議の議を経て、新直轄方式に移行した二十七区間六百九...全文を見る
○佐藤政府参考人 二点のお尋ねかと思います。  一つは、六・五兆円をコスト縮減、こういうことで、逆にまた安全性等について大丈夫か、こういう御議論と、コスト縮減、本当にこういう形で進むのであれば、新しく、一万一千五百二十キロの世界にも早く手をつけ得る、こういうような状況が期待でき...全文を見る
○佐藤政府参考人 新直轄方式に移行しました二十七区間六百九十九キロにつきましては、従来から日本道路公団が調査及び事業を実施してきた区間である。こういうことでありますので、効率的に、円滑に事業を実施していくために、事業主体の変更によって事業の中断や引き継ぎが必要ない、それから、日本...全文を見る
○佐藤政府参考人 ETC専用のスマートインターチェンジにつきまして、まず十六年度に社会実験を行って、いろいろ本格整備に向けて課題の検討を行っていこう、こういうことで、昨日、全国にそうした御希望を募るということで公募を出させていただいたところでございます。  内容的には、ETCの...全文を見る
○佐藤政府参考人 民営化によって、利用者側から見た場合にどういうメリットがあるのか、こういう御質問でございました。  今般の民営化に当たりましては、民間のノウハウ発揮、こういうことで多様で弾力的な料金設定をやっていただこう、それから、サービスエリアを初めとする道路資産や関連情報...全文を見る
○佐藤政府参考人 まず、先生御指摘のように、SA、PAの事業、こういう面から申し上げますと、日本道路公団のサービスエリア、パーキングエリアにおけるテナントの売上高が三千五百億円ほどございます。現在、ハイウェイ交流センターと道路サービス機構、この二つの財団に分かれておりますが、そこ...全文を見る
○佐藤政府参考人 まず、サービスエリアやパーキングエリアにつきましては、先ほど申し上げましたように、現在は二つの財団が建物を建設して、テナントを募集して、テナントとの間で契約を結んで、こういう形がベースになっておるわけでございます。この事業そのものは、日本道路公団が民営化された場...全文を見る
○佐藤政府参考人 会社の業務は、あえて申し上げますと、大きく二つに分類できるものというふうに理解しております。  会社が高速道路については建設し、管理し、料金徴収を行う。この場合に、高速道路の料金からは利潤を出さない、こういうことでありますので、通常の企業努力を実施した上で適切...全文を見る
○佐藤政府参考人 平成十六年度におけますサービスエリア、パーキングエリアに接続するスマートインターチェンジ、ETC専用インターチェンジの社会実験につきましては、この四月の六日、昨日から二十三日まで、別に期限を切る必要もないんですけれども、いつまでもということでもなんでございますの...全文を見る
○佐藤政府参考人 まず、ファミリー企業の定義でございます。  これにつきましては、特殊法人等に係る行政コスト計算書作成指針、これが平成十三年の六月十九日に財政制度等審議会において出されております。これに従いまして、「連結財務諸表における子会社及び関連会社の範囲の決定に関する監査...全文を見る
○佐藤政府参考人 道路関係四公団のファミリー企業に対しましては、先ほど申し上げましたように、維持管理業務とかいろいろやっておるわけでございますが、維持管理業務の大半をファミリー企業が受注、実施して利益を蓄積しているんではないか、そして、ファミリー企業の役員の多くが公団OBによって...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘のように、常磐自動車道日立地域におきましても、朝晩の国道六号、国道二百四十五号の一般道路の渋滞が大変だということで、通行料金を五割に引き下げて、一カ月間、昨年の十一月十日から十二月十日まで実験していただいて、その結果、有料道路の交通量の方は一・七倍ふえ...全文を見る
○佐藤政府参考人 現行の公団と、会社になった場合に何が違ってくるか、こういう御指摘でございました。  そういう意味では、現在の公団方式におきまして、いろいろな御批判をいただいているわけでございますが、例えばということで幾つか申し上げますと、国から一方的な命令、施行命令、こういう...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生の御指摘は、十六年度あるいは十七年度、民営化の会社が発足する以前に、具体的には中部横断自動車道、現在の南アルプス・インターから南の方になるわけでございますが、事業そのものは進めていくのか、こういう御質問かと思います。  そういう意味では、会社が発足するまで...全文を見る
○佐藤政府参考人 約四十兆円に上ります債務を確実に返済することは、改革の目的の一つであります。  今回提出した民営化法案におきまして、債務の返済期限を民営化後四十五年以内ということで法定化する、そして、これ以上の先送りを認めない、さらに、国からの一方的命令の枠組みを廃止するなど...全文を見る
○佐藤政府参考人 欧米諸国から申し上げます。  米国では、一九五六年、アイゼンハワーの時代でございますが、インターステートハイウエーを無料のフリーウエーにするか有料でやるか、大変な議論をした末に、特定財源を確保して、そして無料でやっていく、こういうことにした、こう聞いております...全文を見る
○佐藤政府参考人 昨年末、十二月二十二日にお決めいただきました政府・与党の民営化の基本的枠組みにおきまして、会社間の競争性を高め、コスト意識の向上を図り、地域の実情に即したサービス提供の充実を図るため、こういうことで三社に分割するという方向を出していただいたところでございます。 ...全文を見る
○佐藤政府参考人 御質問、三点ございました。  まず一つは、空地などになっておるので防犯対策という問題もある、そこでスピードアップをすべしと。  これにつきましてはおっしゃるとおりだと思いますので、選択と集中と、常に大臣から御指示もいただいております。用地買収を残りの部分を速...全文を見る
○佐藤政府参考人 道の駅は、地域の情報発信あるいは交流の拠点形成、こういう形で、各地でいろいろ好評をいただいているところが多いわけでございます。  千葉県内におきましては、現在十五カ所の道の駅が登録済みでございまして、御指摘のように、外環という意味で申し上げますと、二百九十八号...全文を見る
○佐藤政府参考人 数字的な面を一つ御説明させていただきたいと存じます。  新直轄方式によります高速自動車国道の建設手法そのものについては、先生先ほど御指摘のように、国と地方が三対一、こういうことでございますので、全体の四分の一が地方の負担になる、こういうことであります。  そ...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘のように、新直轄方式で事業を行ったとしても、無料でなくて、有料で管理費ぐらいは取ったらどうか、こういう御意見でありますし、それからまた、実際にそういう御意見も時々私どもも聞くところでございます。  一つの考え方といたしまして、これは未供用区間二千キロ...全文を見る
04月08日第159回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○政府参考人(佐藤信秋君) 国土交通省として、地方公共団体が整備する駐車場についての補助と、これは昭和四十四年度に市街地再開発事業による補助制度を創設いたしました。さらに、平成三年度に路上駐車対策の一層の推進、こういう観点から特定交通安全施設等整備事業、ここにおいても、この事業に...全文を見る
04月09日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○佐藤政府参考人 お尋ねの趣旨は、日本の高速道路の整備のスピードがほかの国に比べて随分時間がかかるんではないかという御趣旨かと思います。二つの点から、多少弁解じみますが、申し上げたいと思います。  まず一つは、工程的な問題、用地を買収したり工事をやったりする、そういう面での工程...全文を見る
○佐藤政府参考人 耐用年数という形で明確に何年、こういう基準があるわけではございません。  幾つか参考になる部分があろうかと思います。平均的な耐用年数を試算する上では、一つの目安として、大蔵省令による構造物の耐用年数などもあります。これは、減価償却資産の耐用年数などに関する省令...全文を見る
○佐藤政府参考人 四十五年後、無料開放いたしますと、老朽化した構造物の改修などにつきまして、高速道路の本来管理者である国あるいは地方公共団体が負担しながらそのメンテナンスをやっていく、こういうことになろうかと思います。  その場合に大事なことは、実は、それから一生懸命補修なり修...全文を見る
○佐藤政府参考人 道路関係四公団の子会社、関連会社、いわゆるファミリー企業に対しましては、維持管理業務の大半を受注、実施して利益を蓄積している、あるいはまた、ファミリー企業の役員の多くが公団OBによって占められている、こうした御指摘が今までもあったところでございます。  昨年三...全文を見る
○佐藤政府参考人 限定された答弁時間の中なものですから、圏央道全体が非常に長い、各道は別にいたしまして、圏央道全体について一言先生の御質問にお答え申し上げたいと思います。  圏央道全体は三百キロ。首都圏の四十キロないし五十キロ圏、場合によっては六十キロ圏ぐらいにちょっと入るとこ...全文を見る
○佐藤政府参考人 四十五年以内に確実に債務を完済できる、こうした根拠は何かというお尋ねが最初にございました。  これにつきましては、基本的には、会社と機構が発足いたしまして、そしてそれぞれが協定を結んで、どれだけの新しい建設を行い、どれだけの貸付料を支払いしながら、いつごろまで...全文を見る
○佐藤政府参考人 三大都市圏の環状道路の整備についてのお尋ねでございました。  三大都市圏の環状道路、首都圏におきましては首都圏中央連絡自動車道、中部圏におきましては東海環状自動車道、それから関西圏におきましては京奈和自動車道、こういう三つの大環状道路が一つの目標となるわけでご...全文を見る
○佐藤政府参考人 まず、関連事業、どのようなものが考えられるか、この点についてお答えを申し上げたいと思います。  サービスエリア、パーキングエリアで事業を展開する以外に、例えば、道路資産を活用した情報通信産業あるいはまた情報提供サービス、こうした面も考えられるところでございます...全文を見る
○佐藤政府参考人 大臣がお話し申し上げましたように、どれだけの料金の割引あるいは引き下げをしたらどのぐらいの交通量の増加があるか、この点については、いろいろな状況に応じたデータがございます。  私どもが今まで、通常、高速自動車国道のネットワークは有料道路の中の一番大きなネットワ...全文を見る
○佐藤政府参考人 数字の問題をまず私の方から御説明申し上げさせていただきたいと思います。  今お手元にお届けさせていただきました道路関係四公団の債務返済イメージの試算例、これにおきましては、高速自動車国道のネットワーク、先ほど私が申し上げました、平均的に一割引き下げる、そうする...全文を見る
○佐藤政府参考人 最初に弾性値のお話がございました。先生のただいまのお話のように、一〇%の料金水準の上昇あるいは引き下げに対しまして、それぞれ三%交通量がふえる、ないし減る、これが言ってみれば弾性値〇・三、こういう意味でございますので、平均的に料金の水準を一〇%高速自動車国道につ...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生ただいま御指摘の弾性値〇・五というのは、民営化推進委員会の方での御試算のときにお使いになった弾性値でございます。したがいまして、私どもがその〇・五を、これがもっともらしいんですと申し上げて出させていただいたわけではございません。  ただ、大切なことは、多分...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生、ただいまの御指摘、金利と、それからあと名目の経済成長率の関係、こういうことでございました。  今、ちょっとそこはまた整理をさせていただこうかと思っておりますが、本日、理事会の方にお出しさせていただきました中に、平均調達コスト等の推移について、これを出させ...全文を見る
○佐藤政府参考人 このシミュレーションは、全国のネットワークを組み立てて動かす、こういう面で、物理的にも大変時間と労力と費用を要するということは先生御指摘のとおりだと思います。  私どもといたしましては、実は、昨年の十二月二十五日の国幹会議に当たりまして、二千キロの未供用の七十...全文を見る
○佐藤政府参考人 二点申し上げたいと思います。  まず、本日の朝の理事会に出させていただきましたのは、これまでの国土交通委員会における審議におきまして、そうした返済計画が必要ではないか、こういう御指摘がございました。そこで、私どもから申し上げましたのは、いろいろな試算の仕方はあ...全文を見る
○佐藤政府参考人 先ほどの岩國先生の御質問にもございましたが、例えば四%という金利のセットの仕方、あるいはまたこれからのGDPの伸びの見込み、こうした面、いろいろな仮定が置き得るということもあって、事実の問題といたしましては、どういう範囲なら本当に、一つの試算とはいえお示しするに...全文を見る
○佐藤政府参考人 先ほども申し上げました、正確なという意味では、結果、とりあえず、会社と機構が協定をそれぞれ結んで、そして、こういう事業計画のもとにこういう貸付料を払いながらというところは、それぞれの自主性というものをまた十分に尊重し、発揮していただく必要があるだろうということで...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生、先ほどの御質問の中に、建設これ以上しない場合のケースなんかもあるのか、こういう御指摘があったかと思います。  そういう意味では、本日の朝お出しさせていただきましたのは、一定の条件のもとで一定の投資のパターンを考えたときに、四公団合計、とにかく一つ一つやっ...全文を見る
○佐藤政府参考人 大変恐縮でございます。先生今の御指摘でございますと、路線別に、予定した建設費と実績がどう違うか、こういう御趣旨かと思いますが、そういうことでありますと、高速自動車国道の路線別の事業費、二つ問題がございまして、整備計画単位で区間区間で事業費を予定させていただいてお...全文を見る
○佐藤政府参考人 二点お答え申し上げたいと思います。  建設費の部分でございますが、先ほど申し上げましたように、路線、区間ごとに整備計画が出ている部分を全体に足し込んで、当初予定なるものと、当初予定をどれにするかというのがあるわけでございまして、それと比較しろということになると...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生、そういう意味で申し上げますと、それぞれの公団は、高速自動車国道なんかは毎年でございますが、新規建設し、供用した部分でネットワークが広がってくる。その前段に、ある時点で料金の認可という形で、ある一定のネットワークをベースにして将来の交通量なり収入を予測し、こ...全文を見る
○佐藤政府参考人 財務諸表につきましては、民間企業並みの財務諸表というものと、特殊法人関係がそれぞれ採用してきている財務諸表、この違いがあるということが一つの問題であったということは認識しております。したがいまして、道路関係四公団は民営化する、こういうことを前提にいたしまして、民...全文を見る
○佐藤政府参考人 それぞれの公団法、例えば日本道路公団法で申し上げますと、その二十四条に「財務諸表等」、こういう規定がございまして、「公団は、毎事業年度、財産目録、貸借対照表及び損益計算書(以下この条において「財務諸表」という。)を作成し、決算完結後一月以内に、国土交通大臣に提出...全文を見る
○佐藤政府参考人 大変恐縮でございます。正確に何年保存してあるかという点について、これは確認しないとわからないところがあるわけでございます。三十年前、四十年前のものまですべてきちっととってあるかどうかという点について確認して、また御回答申し上げたいと思います。
○佐藤政府参考人 御指摘のとおりでございまして、少なくとも保存期間内のものは保存してあろうかと思います。  三十年前、四十年前という部分が、保存期間、それぞれの規定によって違いますので、確認した上でまた御回答申し上げたいと思います。
○佐藤政府参考人 先生御指摘の財務諸表は、昨年の六月の分と、それ以外の、法に基づいて提出をしていただいています認可に係る部分と両方あろうかと思いますが、このそれぞれにつきましては公表をしている、こういうことでございますので、閲覧可能であるということであります。いつでもお出しするこ...全文を見る
○佐藤政府参考人 おっしゃるとおりでございます。
○佐藤政府参考人 そこのところが、昨年の、民間企業並み財務諸表という形で出すべきではないかという財務諸表と、それまでやっておりました、整理しておりました財務諸表との違いの部分が出てこようかと思います。  減価償却、こういう観点からは、公団の本来の財務諸表の方は厳密に整理はする必...全文を見る
○佐藤政府参考人 今までのといいますか、法に基づく方の財務諸表につきましては、特徴的なことが、償還準備金の積み立て方式、こういうことでございます。減価償却という形ではなくて、償還準備金なるものがどれだけ計上し得るかということを整理させていただいているということであります。  あ...全文を見る
○佐藤政府参考人 本日お示しさせていただきました内容については、今先生御指摘のように、有料道路事業として建設投資をしない場合も含めて、なおかつ、いろいろの事業として建設投資をしないということであれば、建設仮勘定、仕掛かり中のものについても会社が本当にそれを受けて料金で徴収するか、...全文を見る
○佐藤政府参考人 民営化推進委員会は、七人の委員によって発足していただきました。これは道路関係四公団民営化推進委員会設置法、平成十四年の法律でございますが、これに基づきまして設置していただきました。  そして、七人の委員の中で、委員長初め六人の委員の皆様が御議論いただいて、平成...全文を見る
○佐藤政府参考人 この四公団の民営化推進委員会設置法におきまして、第二条として「所掌事務」がございます。先ほど先生途中までお読みになられたかと思いますが、申し上げます。  「委員会は、特殊法人等改革基本法第五条第一項の規定により定められた特殊法人等整理合理化計画に基づき、日本道...全文を見る
○佐藤政府参考人 私どもは委員会の事務を所掌しているわけではございませんし、私どもが責任を持った回答をできるわけではございません。しかしながら、今までのこの経緯から申し上げますと、委員会として成立するというためには、現在五人の委員が残っておられますから、その過半数の出席が必要、こ...全文を見る
○佐藤政府参考人 先ほど途中まで委員会設置法をお読みしたかな、きちっと全部お読みすべきかな、こう思いまして、設置法の中の附則でございます。  「この法律の失効」、こういう項目がございまして、この道路関係四公団民営化推進委員会設置法につきましては、「平成十八年三月三十一日限り、そ...全文を見る
○佐藤政府参考人 事実の関係を申し上げておるわけでございまして、確かに、残っておられます五人の委員の中で、推進委員会を開く、こういう場合に御出席なさるという見込みの委員がお二人であるということで、この年明け以来はそういう状態であるということは、これは事実でございます。  先生が...全文を見る
○佐藤政府参考人 特に、先生ただいまの御質問は、新規建設との関係、こういう部分からの、私がこの委員会で御答弁申し上げている内容についてのお尋ねでございますので、その辺についてもう一回御説明を申し上げさせていただきたいと思います。  まず、新しく発足していただく会社、これは六つの...全文を見る
○佐藤政府参考人 ちょっと理解が私も不十分かもしれませんが、民間会社、民営化された会社は、それぞれの新規建設の事業中の区間については、どのぐらいの事業費が必要か、あるいは人員配置が必要か、こういったことを検討するでありましょうし、それから管理費についても、所管する範囲の管理をやっ...全文を見る
○佐藤政府参考人 今回お願いしております法律の中では、会社の株式について、国と公共団体が三分の一以上の保有をする、こういうことを義務として入れさせていただいております。これは、上場ということを考えましたときにも、特に資金調達の問題が一つございますが、会社の信用力、こういう面でぜひ...全文を見る
○佐藤政府参考人 お手元にお届け申し上げましたのは、三つのケースの試算がとりあえず届いておるかと思いますが、最初に、債務返済イメージの試算例、試算値が返済必要期間として四十四年。  これにつきましては、例えば高速自動車国道で申し上げますと、十五年度以降二十兆円かかるとされており...全文を見る
○佐藤政府参考人 わかりやすくということで、実はコンマ兆円単位で整理させていただいているものですから、基本的な物の考え方をその前の方の、最初に書かせていただいているかと思います。  一ページと書きました中に、「会社」とした2でございますが、管理費は、十七年度には、十四年度予算に...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう意味で、わかりやすくと思いまして、全体として一つで計算しております。  今、先生御指摘の元利均等、こういう点で申し上げますと、実は四十年間で、あるいは五十年間でも、まあ、いつでもいいんですが、要するに、今ある借金、今ある負債、これを元利均等で返すとすれ...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘のように、道路は国民共有の財産、この考えで戦前戦後一貫してまいっておるわけでございまして、ただし、二階先生の御質問にもあったんですが、一九五六年、アメリカではちょうど、アイゼンハワーがインターステートハイウエー計画を、さんざんいろいろな議論をした末に、...全文を見る
○佐藤政府参考人 主としてという意味で申し上げれば、二点あったかというふうに思います。基本的には、道路審議会の御答申をいただいて、プール制を活用すべし、こういうことではございました。その理由としては、少なくとも二点挙げることができるんだと思います。  一つは、道路はネットワーク...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう意味では、その辺も加味した上で、ある程度の、伸びが大分違う、こういう部分を先生御指摘かと思いますが、そういうことも加味しながら考えていく必要があるだろうと思ってはおります。  これまで、一九五〇年に八千四百万人であった人口、これはたしか、昭和三十年、九...全文を見る
○佐藤政府参考人 少なくとも、例えばインターチェンジがあるだとか、あるいは南北方向に本当は計画があるけれども南の方だけはとにかくできたとかいう面をカバー率としてはカバーしている、こういうふうに考えますと、平成十四年度末現在で、高速道路網が一本でもとにかく来ている、来ていない、こう...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生、多分、今お手元にお持ちの部分については、一昨年、民営化推進委員会のいろいろな御議論の中で、国土交通省の将来需要推計値のうちの特に将来の免許保有率について、民営化推進委員会の委員の皆様と御議論をさせていただいて、私どもが、実はデータ不足という部分もありまして...全文を見る
○佐藤政府参考人 幾つかの御質問を同時にいただきました。  最初に、具体の交通需要の見通しの中で、データ的な面についてもう少し具体的なものが欲しい、こういう御指摘でございました。  一つだけ申し上げますと、乗用車につきましては、将来の見通しで申し上げますと、二〇三〇年前後でピ...全文を見る
○佐藤政府参考人 そこの部分で申し上げますと、具体的に一件一件を考えていく必要があろうかと思いますが、どこの会社も難しい、こういう状況で申し上げれば、新しい直轄方式も含めて、いろいろな手法をその時点で考えて検討していく、こういうことだと思います。
○佐藤政府参考人 まず、大事なことは、今回法案でお願い申し上げておりますのは、高速自動車国道で申し上げますと、整備計画が出ている区間以外の区間について、会社が有料道路事業として実施しようといたしますと、申請主義でやる、こういうことでございますから、会社がいろいろな検討をして、ああ...全文を見る
○佐藤政府参考人 そこのところを本日お出しさせていただいたと思います。追加参考ケース、こういうことであるわけであります。  二つのケースがございますが、建設しないというか、有料道路の事業の対象から外す、こういうことだと思いますが、その場合には、言ってみれば、仮勘定を含めて返済す...全文を見る
○佐藤政府参考人 今の公団のままで債務の返済はできないのか、こういう御指摘でありました。  債務の返済ができるかどうかということ以前に、改革の必要性、こういう面から出てきている面があるわけでございまして、従来の公団によります事業に対しましては、償還期限、先ほどの三十年が四十年に...全文を見る
○佐藤政府参考人 入札契約適正化法の対象となる特殊法人等につきましては、具体的には、この法律、入札契約適正化法第二条に基づく政令で列挙されております。  現在、株式会社では、関西国際空港株式会社、成田国際空港株式会社、日本環境安全事業株式会社が対象であります。  この第二条の...全文を見る
○佐藤政府参考人 東九州自動車道は、九州縦貫自動車道と九州横断自動車道と一体となって高速道路のネットワークを形成する、九州の北部では特にトライアングルを形成する、こういう形になるわけでございますが、このうち、小倉ジャンクションから豊津の間、それから椎田南から宇佐につきましてのお尋...全文を見る
○佐藤政府参考人 御指摘のように、継続中、調査中の区間につきましては、まず、当該区間が所在する地域を所管する会社と協議をいたしまして、事業を継続するかどうか、こういう点について協議するわけでございますが、その会社が建設できない、継続できない、こういうときには、その他の会社と協議を...全文を見る
○佐藤政府参考人 大変恐縮でございます。昭和三十一年以来の累計というものが今手元にございません。  累計をしたいと思っておりますが、一例を申し上げますと、平成十四年度の決算におきまして、四公団合計で、金利として、供用中、営業中のものに関しましては合計で八千九百六十二億円、これに...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生からの御要請の質問主意書で、平成十三年度、十四年度分しか料金所に係る事業費がまだ出していない、これは大変な怠慢ではないか、こういう御指摘がございました。  実は、料金所の工事費となりますと、用地費も含めての事業費をお出しする必要があるであろう。一番難しいの...全文を見る
○佐藤政府参考人 例えば平成十六年度の予算で申し上げますと、国費は三・二兆円でございます。しかしながら、その中で直轄事業に充てられている国費が一・五兆円、それから有料道路関係で約〇・二兆円、それから補助関係、補助事業等で一・五兆円、こんな内訳でございます。  先生の御指摘は、こ...全文を見る
○佐藤政府参考人 技術的な面も多少ありますので、私どもから御説明をさせていただきます。  将来の採算の一つの試算、返済イメージ、こういう形でやっておりますその前提として、将来金利四%、こういう仮定を置きまして試算をさせていただいたということではございます。  これにつきまして...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生今御指摘になられた大規模なプロジェクト、これについては長い時間調査をしたりしてきているところであります。しかしながら、全総計画の中で記述されているから必ずつくる、つくらない、こういう問題ではないということであります。  もともと、基本的に厳しく事業評価しな...全文を見る
○佐藤政府参考人 先ほども申し上げましたように、ごく簡単に申し上げます。  入札契約適正化法、これが会社に適用されるかどうかという点につきましては、「資本金の二分の一以上が国からの出資による法人又はその事業の運営のために必要な経費の主たる財源を国からの交付金若しくは補助金によっ...全文を見る
04月12日第159回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○政府参考人(佐藤信秋君) 本四公団の債務処理のこれからの額についてのお尋ねでございました。  まず、本四公団の債務処理、債務総額全体の中で有利子債務一・三四兆円を切り離していただいて、そしてこれを一般会計で処理する、その財源は国の自動車重量税の一部を活用して行う、こういうこと...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) ただいまの兵庫県の例で申し上げますと、二十五年ではなくて、平成十五年度以降二十年間でございますので、五十二億円といたしますと、約、総額一千億円ぐらいになりましょうか、ということでございます。  ここで、地方に対して手当てができるのか、あるのかと、こう...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 恐縮でございます。事業の内容的な部分もございますので、私の方から取りあえず一言御説明をさせていただきます。  先生御指摘の地方道路整備臨時交付金につきましては、地域の実情に応じまして生活に身近な道路を計画的に整備する、こういうことで始まったものでござ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 二点、申し上げたいと思います。  繰越しはできるだけ少ない方がいいと、御指摘のとおりだと思います。繰り越しております多くは明許でかつ契約をしておりまして、特に補正等があります場合には、一月、二月に補正が成立して、それを契約して、実際の支払が翌年度にな...全文を見る
04月14日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○佐藤政府参考人 ETC料金所の整備につきまして、まず御回答申し上げたいと思います。  道路関係の四つの公団で料金所の数が全部で千二百九十一ございます。いずれもETCレーンを整備しよう、こういうことでやっておりまして、この三月末で千二百十七カ所、九四%の料金所にETCが設置され...全文を見る
○佐藤政府参考人 二つ御質問があったかと思います。  一つは、専用レーンの運用をもっとやるべきではないか。まさしく、実は、首都高速の本線バリアでできるだけ専用運用しようということで、そのうちの一つが先生先ほど御指摘の大井の料金所であったりもするわけでございますが、これの専用運用...全文を見る
○佐藤政府参考人 ETCの持つメリットという面で申し上げれば、まさしく乗り継ぎ等についても十分効用を発揮することが可能であろう、そんなふうに考えておるところでございます。  そういう意味では、先生御指摘の、乗り継ぎの場合にETCを用いて、その割引等を十分考えながらやるべきではな...全文を見る
○佐藤政府参考人 せっかくの機会でございますので、多少宣伝させていただきますと、ETCの場合に、この利用率が大体五〇%に達しますと、全国の料金所渋滞がおおむね解消できるのではないか、こういう観点から申し上げますと、その場合、年間三千億円に上る経済効果を持つであろう、こんなふうに期...全文を見る
○佐藤政府参考人 どのような形の無料化を御提示いただけるのかということによって大分状況が変わってくるところはあるんだとは思います。全体像それからその詳細まだ明らかでございませんので、厳密にいろいろ整理することは難しいという面はあろうかと思いますが、定性的あるいは考えられる問題、こ...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘のように、道路の整備の必要性あるいは緊急性、こうしたことをどうするか、長い間の懸案でございました。  四公団の民営化推進委員会におきまして、中村委員から、こんなふうな基本的な物の考え方で整理したらどうかという御提案をいただいて、それがいわゆる中村基準...全文を見る
○佐藤政府参考人 時間やエネルギーのロスというものが経済活動に重大な損失を与えている、こういう観点から渋滞の経済損失を計算させてみていただいたりしているわけでございますが、そういう意味では、先ほど申し上げましたBバイCとの関係で申し上げますと、走行時間の短縮それから走行経費の減少...全文を見る
○佐藤政府参考人 数字の観点から申し上げますと、渋滞損失自体は、先ほど申し上げましたように、現実に走行している速度と、それから本来の規制速度または法定速度、こうした形での比較をしておりまして、そういう意味では、統一してわかりやすく、おおむねこういうことなんだということを、高速道路...全文を見る
○佐藤政府参考人 最初に、先生、先ほどの私が申し上げた数字は、都心部の一般道路のスピードでございまして、首都高速あるいは接続する高速国道のネットのスピードではございません。一般道路のスピードでございますので、多少というか随分低目の数字を申し上げたわけでございます。済みません。 ...全文を見る
○佐藤政府参考人 ちょっと事務的な部分がございますので私の方から申し上げさせていただきます。  特殊会社ということでございまして、普通の会社とどう異なるかということでありますが、商法によらず、そのための特別の法律によって設立される会社、そんなふうに特殊会社を理解しておるところで...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生の御質問は、六つの会社ができるけれども、その六つの会社について明確なエリア分けが決まっているのか、こういう御議論でありました。  高速道路株式会社法の第五条の二に、基本的にどういう範囲かという点について記述させていただいています。ただし、しかしながらという...全文を見る
○佐藤政府参考人 実は、そうした点も問題であるなということは、共通の認識として政府・与党の中でもお考えをいただいたということでございます。昨年の三月二十五日に政府・与党の協議会におきまして、コスト削減、こういう観点からではございますが、事業用の残地であるとか、それから宿舎、あるい...全文を見る
○佐藤政府参考人 道路関係の四公団、特殊法人でございますので、一応定員ベースと現員ベースとございます。おおむね現員ベースもほぼ近いものですから定員ベースで申し上げますと、四公団の合計の定員一万一千百九十二名になっております。このうち事務職が五千二百七十九名、技術職が五千三百七十三...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう点では、二つ申し上げたいと思いますが、まず、スリム化といいますか、これは公団の時代にあっても、あるいはまた会社になったら会社になったで、一層の努力をしていただく、そういう必要があるだろうということで、先ほど申し上げました政府・与党関係の申し合わせ等の中で...全文を見る
○佐藤政府参考人 業務の内容的な面がございますので、私の方から申し上げさせていただきます。  基本的には、分割してどういうメリットがあるか、何に期待するのか、こういうお話でございますが、一つは、会社間の競争性、これは、例えば道路公団の場合に全国一本という形になりますと、おのずか...全文を見る
○佐藤政府参考人 設定の仕方の大前提で申し上げますと、六つの会社がそれぞれ自分の管理する高速道路、それから現在事業中あるいは調査中のものを事業を継続するかどうか、ここの検討を一方でしていただくわけでございますが、表面的には、そこでもって得られるであろう料金収入の見通し、これから必...全文を見る
○佐藤政府参考人 昨年の十二月二十二日に、政府・与党申し合わせをいただいて、道路関係四公団民営化の基本的枠組み、これを出していただいて、この法律をお願いしている、こういう経緯でございますが、六つの会社合計、こういう御議論で、十四年度予算に比べまして、十七年度には管理費としては三〇...全文を見る
○佐藤政府参考人 話し合いが、協議が成立する、しない、こういう議論でいえば、国と会社の間、あるいは機構と会社の間、それから機構と国という関係もあろうかと思います。  三つの関係でございますが、それぞれが公的な性格の、高速道路を建設、管理する、的確に利用者にサービスする、こういう...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう意味では、先生、四十五年間以内という長い時間の中で、いろいろな経験を積みながら、今先生のおっしゃるような料金の弾力的なあり方についても、その経験の中でいろいろ工夫しながらやっていくべきことかとは思っております。  基本的には、多様で弾力的な料金設定、こ...全文を見る
○佐藤政府参考人 四十五年後、高速道路の貸付期間が終了して、機構は解散になる。その場合に会社の方はどうするんだ、こういうお話でございました。  そういう意味では、会社法の適用はその段階でなくなる、こういうことかと思います。つまり、こうした高速道路の料金の徴収、それから整備管理を...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう意味では、結論から申し上げましたら、建設費及び管理費について、大変な努力をいただいて大幅に削減できるということがありましたら、それは結果として利用者にお戻しする、つまり料金の方を下げる、これはあり得る議論かと思っております。
○佐藤政府参考人 先生の御質問は、道路は国家なり、言ってみれば、国の戦略、戦術あるいはまたインフラの基本、こういう意味でというお話であれば無料で自由に通行できる、こういうことなのか。一方で、受益と負担、こういう関係でいえば、利用者が料金を支払うような形が可能であれば受益と負担とい...全文を見る
○佐藤政府参考人 先ほど大臣から御答弁申し上げましたように、そういう意味では、それこそ受益と負担、あるいはまた無料自由通行、これは恐らく、世代世代でそれぞれのそれなりの役割といいますか、意思決定があり得る議論として、今の先生のお尋ねの部分は、そういう状況が来たときに、少しでも平均...全文を見る
○佐藤政府参考人 ちょっと基本的な考え方だけ私の方から申し上げて、また大臣から御答弁いただきますが、そういう意味では、建設費、管理費もそうですが、下方硬直というよりはむしろ上方硬直で頑張っていただきたいなと思っております。  どういうことかと申しますと、先生御指摘の七・五兆円、...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生の御指摘の、この資料の三について、法律そのものとしてそれぞれがきちっと入っているかどうか、こういう御議論かと思います。  基本的な考え方といたしましては、まさしく会社には十分効率的な経営をしていただいて、そして、安い建設費、安い管理費でできるだけ良好なサー...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう意味で四十五年以内、こうなっておりますので、確実に必要な建設をやりながら、四十五年以内に債務も早期に返済する。  ただし、大臣からも申し上げましたが、会社と機構でそれだけの努力をして実際に大幅に債務の返済が前倒しできるような状況であれば、そこの部分は、...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生、例示として、この四の「建設コスト削減の観点」、お挙げいただいています、例えば端境期施工とか、いいものならどこからでも買うとか、こういう観点から申し上げますと、民間の場合に、できるだけいろいろな、先ほどの、公共事業でいろいろ工夫してきている、こうしたことも生...全文を見る
○佐藤政府参考人 事実関係を少し申し上げたいんですが、高速国道の整備計画、未供用の部分が二千キロございます。この中で、昨年の十二月二十五日に新直轄として七百キロお選びいただきました。新直轄の目安としてはもう少し多いだろう、こう考えていますので、会社が発足し、そして、会社が事業途中...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう意味では、先生、ちょっと世界を見てみますと、フランスもイタリアも有料道路を日本よりも早く民営化といいますか、やっている形になっておるわけでございますが、しかしながら、いずれも二割ないし三割の無料道路部分がある。  イタリアの場合には、南北問題で南の方は...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生の御指摘は、従来、有料道路として事業しよう、こういうふうに決めておった高速道路について、二十兆円、二千キロ残っている、このうちコストカットで四兆円を、これは昨年の十二月二十五日の国幹会議で個別に、どの路線、どの区間で幾ら建設費を見直しました、こういう形で出さ...全文を見る
○佐藤政府参考人 それこそきのうの参考人の御質疑の中にもあったかと思いますが、この会社自体、新しく民営化されたこの会社があらかじめこういう職種に属しているでしょうと明確に今申し上げることは多分だれもできないんだと思いますが、どういうふうな形の事業展開が一番メーンなものになるか。こ...全文を見る
○佐藤政府参考人 二点申し上げたいと思います。  一つは、民営化される会社でありますから、その自主性なり、あるいはまた市場から調達する、こういうことで、新しい道路の建設等についても市場の規律を導入していく、これも大事なことかと。  一方で、この会社は、現在、調査中、事業中の高...全文を見る
○佐藤政府参考人 二つの問題に対してのお答えを申し上げたいと思います。  一つは、具体の問題として、例えば日光宇都宮等、もうじき償還期間が来る、こういうような一般の有料道路について、これもすべてネットワーク型の一般有料道路、全国プール、こういう形で四十五年延びるのか、こういうお...全文を見る
○佐藤政府参考人 今、副大臣からお話し申し上げましたように、四十五年後、こういう状況で申し上げれば、逆に言いますと、べし論といたしましても、ネットワークを充実して、そして有料道路を仮に無料化したとしても、その状況においては大きな混雑が生じないような、そうしたきちっとしたハード、ソ...全文を見る
○佐藤政府参考人 既に日本の場合には、名神あるいは首都高速、四十年以上経過して、言ってみれば、先生御指摘のように、四十五年後には一番早いのは八十五年経過する、こういう形になるわけであります。しかも、当初の予定した交通が、車両が、もともと大きなものが走るようになっておりますし、交通...全文を見る
○佐藤政府参考人 トンネルの照明につきましては、外界との明るさの、急に明るいところから暗いところに入ったらブラックホール、それから、暗いところから明るいところへ急に入りますと今度はホワイトアウト、目がなれるまでに多少時間がかかるというようなことで、トンネルなんかの照明も、そんな面...全文を見る
○佐藤政府参考人 道路の緑化は大事な問題だというふうに思っております。緑豊かな道路空間の形成、自然環境の保全、あるいはCO2の吸収、良好な景観の形成、こうした観点から、積極的に進めるべき問題と思っております。  高速道路の遮音壁につきましては、土工部といいますか、橋梁の上なんか...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘のように、平成十四年度まででございますが、高速自動車国道につきましては、その建設に対して、出資及び利子の補給、こういう形で、十四年度、約三千億円の国費が入っていた、これは事実でございます。  これからの整備なり管理のあり方を考える、こういう中で、いつ...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生のお話は、新しい直轄方式で高速自動車国道の整備をする、こういうことになると、二つの御心配を申されておられるんだと思います。  一つは、高速自動車国道の方で、新直轄でやるとは言いながら、十分ちゃんと事業費が予算上フォローできるのか、こういう問題が一つ。それか...全文を見る
○佐藤政府参考人 間伐材の活用についてのお尋ねでございました。まさしく大事な問題だと思っております。  実は、一つ申し上げますと、ガードレールやガードフェンス等、間伐材といいますか、強度が要らない場合には木材で十分なわけでございまして、そうした試みもしております。あるいはまた、...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘のスプレッドは、実際問題としましては、現時点でこのぐらいと確定するのは難しかろうと思います。したがいまして、当面計算いたしました金利について、操作的な部分もあるわけでございますが、申し上げますと、現在のこれまでの道路関係四公団の有利子調達コスト、これは...全文を見る
○佐藤政府参考人 いろいろ政府・与党で御検討いただくときに、先生御指摘の点も御議論をいただいたところであります。また、その以前に、民営化推進委員会が、一昨年でございますが、十二月の初めに意見書をおまとめになりますまでに実はいろいろ御議論がございました。  先生御指摘のように、機...全文を見る
○佐藤政府参考人 お出しさせていただいております返済イメージの根拠のうちの管理費の節減部分、こういう御質問と御理解してよろしいでしょうか。  これにつきましては、昨年の三月に政府・与党にお示しさせていただいたコスト縮減計画の中で、十四年度に比べまして、十七年度に管理費のトータル...全文を見る
○佐藤政府参考人 お手元にお出しさせていただいていますのは、もう少し細かい単位で十億単位で計算した上で、そしてその結果を、余り細かいとかえってわかりづらかろう、こういう点もありまして、〇・一兆単位でまとめている、こういうことでございますので、もとに戻って突き合わせていただくとすぐ...全文を見る
○佐藤政府参考人 今の段階で一メートルも、こういう御議論で申し上げれば、そこを証明したくてお出し申し上げているものではないというのはおわかりいただけようかと思います。  まず、現在問題になっておりますのが、高速自動車国道でいえば、九千三百四十二キロの中で未供用区間二千キロについ...全文を見る
○佐藤政府参考人 日本の高速道路、先生御存じのように、高速自動車国道で申し上げますとおおむねが十キロ間隔に一カ所料金所がある、こういう状態でございます。欧米、基本的には大体四キロから五キロに一カ所、これも現状かなり日本よりきめの細かい、こういう問題であります。  たくさんのイン...全文を見る
○佐藤政府参考人 まず、さっき申し上げました事実関係から申し上げますと、十六年度のスマートインターの実験につきましては、公募ですから、自治体からやりたいという引き合いが四十カ所か五十カ所ぐらい今既に来ている。  その中でどのぐらいできるかというのは、先生、これは予算の問題もござ...全文を見る
○佐藤政府参考人 サービスエリア、パーキングエリアのテナント契約の締結についてのお尋ねでありました。  テナント契約の締結につきましては、レストランにつきましては当初より一般競争入札を実施してきた。それから、ハイウエーショップにつきましては、これはレストランのないサービスエリア...全文を見る
○佐藤政府参考人 先ほども申し上げましたように、ハイウエーショップにつきましては、平成九年度以前は随意契約であったんですね。随意契約で、主として維持管理業務の会社と契約、こういうことでございました。  したがいまして、先生御指摘の維持管理業務の会社自体にOBが行っているとすれば...全文を見る
○佐藤政府参考人 ファミリー企業等々の関係も含めて、新しい方式がどういうしっかりした世の中に疑いを持たれないような方式か、こういうお尋ねだと思います。  そういう意味では、二つ申し上げたいと思うんですが、一つは、今まで、機構と会社の役割をそれぞれの公団の中で、言ってみれば一つに...全文を見る
04月21日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○佐藤政府参考人 高速道路のテロ対策としてどのような取り組みを行っておるのか、こういう御質問でございました。  具体的に申し上げますと、従来から実施しております、一日当たり、高速自動車国道の場合には六回から十回ぐらいパトロールをしております。これに加えて、テロ対策という観点から...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう意味では、橋梁であるとかトンネルであるとかの点検も大事なことだ、こういうことでございまして、臨時点検でいろいろ点検させていただくその内容としましては、今申し上げましたような本線上のパトロールの強化、あるいは休憩施設の歩いての点検など以外に、橋梁の下回り点...全文を見る
○佐藤政府参考人 社会資本整備審議会自体は、年に二回程度、重要な案件が、御説明すべき案件がある都度開かせていただいています。  特に、国土交通省一体になりまして三年でございますが、この間に、例えば社会資本整備重点計画とかを国会にも昨年お願い申し上げたりしたわけでございますが、そ...全文を見る
○佐藤政府参考人 問題の内容によるわけではございますが、たくさんお忙しい有識者の皆様がお集まりいただく、こういうこともございますので、一時間半から二時間、場合によりましては二時間半、こんなふうな形で開いていただいているのが実態でございます。
○佐藤政府参考人 この場合、この件でといいますか、高速道路の事業の継続についてお諮り申し上げる、こういう状況が本当に必要かどうか、そういう事態が来るかどうか、こういう問題ももちろんあるわけでございます。そういう意味では、会社発足後六カ月内外に基本的なそういう振り分けはきちっと決め...全文を見る
○佐藤政府参考人 社会資本整備審議会の御意見を拝聴した上で、大臣が、指定するしないを決めさせていただく、こういうことであるわけであります。
○佐藤政府参考人 そういう意味では、あらかじめ会社と機構と協定を結んで、貸付料で債務を返済しながら建設もやっていく、こういうスキームで、仕組みであるわけでありますが、まず大事なことは、その最初の段階でお互いにしっかりと十分な、あえて申し上げれば、常識的なといいますか、妥当であろう...全文を見る
○佐藤政府参考人 返済の期間につきましては、四十五年以内、こういうふうに規定をしていただくということになっておるわけでございますから、できるだけ十分な努力をして、余剰が出るような状態といいますか、十分な余裕が出るような状態であれば、それは料金の水準の引き下げに回すのか、返済する期...全文を見る
○佐藤政府参考人 四十五年以内、こういうふうにお願いを申し上げておるわけでありますから、どういう大規模な変動があるのか、現時点であれこれと予測しがたい部分があるわけでありますが、いずれにしましても、そのときに適時適切な対応を図ることによって、この四十五年以内という点については守っ...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘の返済スキームというのが、期間の問題、こういうお話でありましたら、四十五年以内ということを目指すわけでありますので、それを変えると今の段階で私が申し上げるのは不適当だと思っております。四十五年以内に返済できる、するということを前提にしてさまざまな手だて...全文を見る
○佐藤政府参考人 昨年の三月二十五日に政府・与党申し合わせを行っていただいて、その中で管理費の削減努力、そういう意味では、当時、十四年度に比べて十七年度二四・五%、こういうことをお出しさせていただいたところであるわけであります。二四・五%、二四%強、さらにこれをもう一層の努力で、...全文を見る
○佐藤政府参考人 管理費につきましては、今申し上げましたように昨年の三月時点でおおむねこの四公団二四%強の削減、さらにそれをもう一歩踏み込んで、いろいろな技術開発もするんだ、こういう大前提で三割を目指すということにしたわけでございます。  一方で、建設費の方も、同じ昨年の三月二...全文を見る
○佐藤政府参考人 とりあえず、その前提となります四国の全体の交通量の予測についてまず申し上げたいと思います。全国的にはもう既にお出ししてあるわけでございますが、四国地方全体、これがどうなるかということをまず申し上げたいと思います。  これは、現状からのトレンドで申し上げても、傾...全文を見る
○佐藤政府参考人 ただいま申し上げましたのは、二〇二〇年ごろをピークにして全体の交通量が推移するであろう、こういう前提で二〇二〇年ごろのそれぞれの伸びを申し上げたわけでございます。  その中で申し上げますと、乗用、貨物の別でございますが、これにつきましては、おおむね二〇二〇年ご...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう意味では、全国及び各ブロック、それぞれ地域の特徴をできるだけ反映しながら予測をさせていただいているということでありまして、全国で申し上げますと、今の伸び率というような観点から申し上げれば、二〇二〇年で申し上げますと、乗用の場合には……(岡本(充)委員「四...全文を見る
○佐藤政府参考人 先ほど申し上げましたのは、二〇二〇年には、乗用車は一九九九年に比べて、四国の場合一六・六%、一一六・六。それで、貨物の方は九〇・二。全部合計いたしますと一〇七・一だ、こういうことでありますので、四国の場合、貨物の大型化の影響あるいはまた集約配送の影響、そうした点...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう意味では、できるだけそうした目標に近づける。個別に考えた場合、四国でどれだけとかブロックでどれだけ、こういうことではございませんので、そこはまた努力目標としてできるだけ整合性を図るということを常に心がける必要があろうかとは思っております。
○佐藤政府参考人 そういう意味では、有利子債務一・三四兆円を十五年度に一般会計の方につけかえさせていただいて、そして、残り分についても毎年八百億円を二十年間国と地方で出資して置きかえさせていっていただく、こういうことにしたわけでございます。  先生御指摘の収入と支出の関係につき...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう意味では、二、三点申し上げるべきかとは思います。  先生御指摘のように、本四公団の場合には、有利子の負債、十四年度末で二・二兆円、これを、毎年八百億円の国と地方による出資を引き続き継続させていただきながら、できるだけ無利子の出資金に切りかえさせていただ...全文を見る
○佐藤政府参考人 民営化といいますか、上下一体の、資産を保有して民間会社が運営する場合に、固定資産税がどうしてもかかるものかどうか、こういう御質問かと思います。  現実問題といたしましては、民間会社が資産を保有して、所有して、そして運営するということであれば、課税に例外を設ける...全文を見る
○佐藤政府参考人 御指摘のとおりでございまして、基本的には非課税の該当要件を明確にさせていただいたということでありますので、十年間課税することができない、こういうふうに附則で書き加えさせていただいているところでございます。
○佐藤政府参考人 そこのところが、今固定資産税の御議論をいただいているわけでございますが、法人税の方もいろいろ議論がありまして、法人税の方も課税は、料金収入、貸付料、この部分で申し上げると、基本原則の部分は課税されない、こうはなっているわけでございます。  基本的に、その場合に...全文を見る
○佐藤政府参考人 現在、高速道路におきます不正通行、今先生御指摘の点は実は私自身は初めて伺ったんですが、いろいろな形のものがあるのはあります。料金所を強行突破される、それから無料通行宣言、これはフリーウェイクラブというような形で、無料通行宣言を行って強行通行する、あるいは車種の格...全文を見る
○佐藤政府参考人 経緯を若干触れさせていただきながら申し上げたいと思います。  平成十三年の十二月でございましたが、閣議決定がされました特殊法人等整理合理化計画。ここで、現行料金を前提とする償還期間は、五十年を上限として、コスト引き下げ効果などを反映させてその短縮を目指す、こう...全文を見る
○佐藤政府参考人 会社が、現在調査中あるいは事業中の路線、区間が前提でありますので、全く新しく、新たに計画、調査に取り組む、これは本質的には会社の申請主義、申請しない限りはまないたにものらないということになろうかと思います。  そうしますと、現在公団が調査したり事業を進めている...全文を見る
○佐藤政府参考人 そこで、先ほど申し上げましたように、会社は、自分の区域の、調査中、建設中の区間を建設引き続きやります、こうしますと、その区間に関する貸付料は、料金収入トータルで、会社トータルの料金収入で、管理費引いて貸付料を支払わなければならない、こうなります。  そういう意...全文を見る
○佐藤政府参考人 高速道路の整備の必要性について、単に採算性の観点からだけ判断するのではいかぬのではないか、こういう御質問だったかと思います。まさしく先生御指摘のとおりだと私どもも思っております。  一時、三年前になるでしょうか、要は、採算のとれない厳しい道路は必要ないのではな...全文を見る
○佐藤政府参考人 会社の経営方針なり経営の具体的な内容なりということはどうなるのか、だれが決めるのかというお尋ねだったかと思います。  そういう意味では、最初に各会社、これは六つの会社ができるわけでございますが、この設立時の役員は会社の創立総会において選任される。しかしながら、...全文を見る
○佐藤政府参考人 ただいま申し上げましたように、会社の創立総会においていろいろお決めいただいて、国土交通大臣が社長の人事は認可する、こういう形になるわけでございますが、では、この民営化会社の社長は民間の人が望ましいのではないか、こういう御指摘でありました。  創立総会で、手順は...全文を見る
○佐藤政府参考人 全体の構造で申し上げますと、料金収入の見通しとそれから管理費と、その差額をとにかく貸付料としてということを一たん会社と機構で協定を結ぶということになっておるわけでございます。先生の御指摘は、ここの管理費の部分が縮減できたらその分はどういうふうに使われるか、こうい...全文を見る
○佐藤政府参考人 関連事業の方で随分と会社が利益を上げることが可能になった場合にどうそれを処理するか、こういうお尋ねでありました。  この場合には、会社が関連事業を、いわゆる民営化会社として、汗をかいて、そして開拓する、こういうことが大前提だと思います。そういう意味では、剰余金...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生の御指摘は、六社のうちの成績のいいところが多分一番最初に、どこかは別にして、上場するであろうと。上場する場合に、その上場益は国や公共団体がどう使うのか、こういう御指摘かと思います。  御指摘のように、最初は、国、地方公共団体が株を持っているわけでございます...全文を見る
○佐藤政府参考人 機構と会社がそれぞれ協定を結んで適切に執行する、こういう形になるわけでありますが、首都、阪神、本四に係る会社につきましては、それぞれの機構の債務はそれぞれの会社ごとに分別管理される。そして、法律上は、高速自動車国道と、それと一体となるネットワークの一般有料道路、...全文を見る
○佐藤政府参考人 そこの部分が考え方としてはあり得るわけでございますが、高速自動車国道と、それとネットワークを形成する一般有料道路、これは最終的には、あらかじめ各会社ごとに、新設し管理する部分を大臣が指定するわけでありますが、それぞれの返済期間、ですから、道路公団の場合でいえば三...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう意味では先ほどの御質問にまた戻るような話になるわけでありますが、高速道路の運営、つまり料金収入から管理費を引いて貸付料、この貸付料の部分は年度ごとに固定しておいて、そして、本来、これを変えなければ、四十五年間、貸付料をその額だけきちっと払っていただけば償...全文を見る
○佐藤政府参考人 平成十五年の三月の二十五日でございました、道路関係四公団が策定、公表したコスト削減計画がございます。この中で、管理費につきましては、料金収受業務等の管理業務の人件費、間接費のカットであるとか路面や各種施設の清掃頻度の見直しであるとか、あるいはまた、宿舎費、借り上...全文を見る
○佐藤政府参考人 今申し上げましたように、十四年度に比べて十七年度にはと、こういう議論でございます。これは明確なわけでありますね、そうすると十七年度どうなるかということでありますから。  そしてまた責任の所在。これは個人個人の責任ではもちろんないわけでありますし、そういう努力を...全文を見る
○佐藤政府参考人 一昨年の十二月六日でございましたが、民営化推進委員会の意見が出されて、今回の基本的な骨組み、枠組みとその意見とどういうふうに違うか、それからまた、どういうふうに一致しているか、違ったら違う理由、こういうお話と思います。  まず、今般の民営化におきましては、民営...全文を見る
○佐藤政府参考人 従来の公団方式とどう違うか、こういうお尋ねであります。  もともと、この四公団の民営化の原点といいますか、幾つかあろうかと思いますが、三つに集約して申し上げさせていただきたいと思います。  最初は、債務の確実な返済を図ることということでありまして、いつまでも...全文を見る
○佐藤政府参考人 いろいろな努力をそれぞれ公団もこれまでやってきていただいているものと理解しております。それからまた、そういう意味では、政府の中でもいろいろな改革努力というものを公団にも要請し、やれることは指導もしてきた、こういうことだと思っております。  しかしながら、先ほど...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう意味では、これは政府の中の取り組みという問題もあるかもしれませんが、累積債務がふえる、こういう状態を、本当に、とにかく民営化後、高速自動車国道については債務がこれ以上ふえないようにする、漸減させていく、こういうふうに決め得るというのは、やはり民営化という...全文を見る
○佐藤政府参考人 今回の法律におきましては、機構の方は四十五年で解散、料金の徴収期間も四十五年以内でございますので、そういう意味ではこれはもう変えない、こういうふうに思っていただいてよろしいと思います。
○佐藤政府参考人 そういう意味では、法律上は四十五年以内を料金の徴収期間、こうした上で、本当にこの四十兆円の債務が建設しながらできるかどうか、こういうことを、現時点ではイメージとして、大丈夫、返済しながら建設もできますということをお示ししているわけであります。これはまあいろいろな...全文を見る
○佐藤政府参考人 二点のお話があったかと思います。  一つは、分割してどういう競争をするのか。もう一つは、それぞれ予定した成果といいますか、予定すべき成果に対して、よりよく達成するところとそうでないところと差ができてきたときに、その処理についてはどんなふうに処理するのか。こうい...全文を見る
○佐藤政府参考人 今度は、何か一社だけ良好な会社が出てきたときはどうするんだ、こういう御議論でありました。  ここの部分は、それほど大きな剰余が出てくるような形になったときにまた考える必要があるかとは思いますが、基本的には返済の期間そのものはそろえよう、こういうことにしておりま...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生のお尋ねは、自然や景観や環境にもたらす、あえて申し上げれば悪影響と思ってよろしいんでしょうか、マイナスの効果についてどこでどう評価するか、こういうお尋ねだと理解してよろしいでしょうか。  そこで、私どもは、費用便益あるいはまた外部効果を計算したりする上では...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘の阪神高速の淀川左岸線の二期、これは平成十三年の八月に、大阪圏の新たな環状道路を構成する路線として、都市再生プロジェクトとして都市再生本部で決定された路線であります。  阪神高速道路公団の民営化後の債務返済、こうしたことは会社になってから十分また検討...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生のお尋ねは、久世橋線、堀川線、西大路線を入れて、こういう趣旨だと思ってよろしいですか。(穀田委員「総事業費、全部」と呼ぶ)  そういう意味では、合計で四千六百億円が見込まれております。
○佐藤政府参考人 この京都の都市高速道路、昭和六十一年と平成五年にかけて都市計画決定されています。  その理由としては、混雑区間を解消するため、こういうことでありまして、一般の平面道路に比べて、高速道路、約二倍以上の交通容量を持ちます、こういう問題と、それからスピード、こういう...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生の御指摘は、京都都市高速の堀川と西大路に入れる路線、これの、景観上は地下にする、しかしながら出入り口の排ガス等がどうか、こういう御指摘かと思います。  これは、都市計画を決めていただく段階で環境アセスを行って、そういう面での環境上の障害はない、こういうふう...全文を見る
○佐藤政府参考人 事実に基づいた事業に関係するお話でありますので、一言私の方から言わせていただきます。  先生御指摘の先ほどの訴訟関係、いろいろ事実関係があるわけでございますが、内容によって違うわけでございますが、いずれも高架の道路、こういうことではあるわけでございます。そうい...全文を見る
04月23日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○佐藤政府参考人 先生御指摘の阪神高速大和川線、これは、堺市の築港八幡町から松原市の三宅中に至ります延長十・八キロの路線でありますが、御指摘のように、大阪南部地域で臨海部と内陸部を連絡して、東西方向の交通混雑の緩和、こうした目的と、さらに、既存高速道路と接続を図ることによりまして...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘の新直轄方式、これは、高速自動車国道で国が直轄で事業を行うというものをこの十五年度より用意させていただいたわけでございます。この国会の御議決もいただいた、こういうことでございます。  基本的には国が三、地方が一。しかしながら、それぞれ地方の財政力の状...全文を見る
○佐藤政府参考人 公団からファミリー企業への天下りの現状いかん、こういう御質問かと思います。  そういう意味では、平成十四年の八月と比較いたしまして、例えば公団のOBの社長について申し上げますと、日本道路公団の場合には、平成十四年八月がOB社長六十人でございましたが、現状では二...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生の御指摘は、いわゆるファミリー企業と言われる企業に剰余金が累積しておるではないか、それをどう取り扱っていこうとするのか、こういう御質問かと思います。  これにつきましては、昨年の三月二十五日の政府・与党協議会で了承されました道路関係四公団民営化に関しまして...全文を見る
○佐藤政府参考人 決めるという観点から申し上げますと、民間会社でございますので、株主等の御議論もあろうか、そして会社がお決めになる、こういうことだとは思いますが、先生御指摘のように、いわゆるファミリー企業と言われるそれぞれの会社は、その会社の設立の経緯であるとか、あるいはまたこれ...全文を見る
○佐藤政府参考人 二点お答え申し上げたいと思います。  最初、先生、先ほどの、子会社から株式を外して野放しに逆にしてしまったではないか、こういう御指摘が一つと、それから、これからの子会社、関連会社のあり方についてどういうふうに考えていくのか、こういう問題であろうかと思います。 ...全文を見る
○佐藤政府参考人 建設コスト、管理コストについて、景気がインフレ基調、このような状況になったときに、それでもコスト縮減が可能なのか、こういう御指摘かと思います。  まず、事実関係から申し上げますと、平成十五年の三月二十五日に道路関係四公団が策定し公表いたしましたコスト削減計画に...全文を見る
○佐藤政府参考人 高速道路、特に先生御懸念の向きは、高架部分といいますか、あるいは橋梁の部分、これの耐用年数をどのように考えているのか、こういう御指摘かと思います。  そういう意味では、明確な耐用年数を何らかの規定の中に置いている、こういうことでは必ずしもございません。しかしな...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘いただきましたように、名神が全通して以来約四十年、平成十七年から民営化して以来四十五年間、こういう形になりますと、おおむね、確かに百年近くの年限がかかる、こういうのがまず事実としてあるわけでございます。  その中で、これからといいますか、新しい橋梁あ...全文を見る
○佐藤政府参考人 近い将来の高速道路の姿、こういうお話でございました。  そういう意味では、物理的な形、ハードな形よりも、むしろ一番大きく変貌が考えられますのがITSを用いた情報化の問題かなと思うわけでございます。  ITSで、人と道路と車両を一体として構築して、資産を有効に...全文を見る
○佐藤政府参考人 簡潔に申し上げたいと思いますが、その前に、せっかく先ほどのお尋ねでございました技術革新、こういう面から申し上げますと、実は、ITSの世界大会がことしの十月に愛知・名古屋でございます。そこでいろいろな将来のそうした技術の展開の仕方ということも出てこようかと思います...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘の日本列島改造論、昭和四十七年、これは、御指摘のように、都市政策大綱を下敷きにされながら、当時の田中総理がお出しになられたということでございます。  この中では、太平洋ベルト地帯に集中し過ぎた工業の地方分散であるとか、あるいは都市改造と新しい地方都市...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう意味では、大事な問題としてこれまで道路整備を推進してこれたのは、道路の特定財源制度、それと有料道路制度の活用、こういうことだったかと思います。  引き続きという形になりますと、これからも一般道路の整備も含めて高速道路の整備もまだまだ進めていかなければな...全文を見る
○佐藤政府参考人 十五年度に実行いたしました社会実験の結果について、具体的にどういう例があるか、こういうお話でございました。  特に通勤時間帯等につきましての御報告を申し上げたいと思います。  北陸自動車道の糸魚川であるとか、あるいは常磐自動車道の日立であるとか、六カ所で五割...全文を見る
○佐藤政府参考人 無料化という実験をしてみたらどうかというお尋ねでございました。  今までの社会実験の結果を見てみますと、状況が安定するまでというのがやはり多少の時間を要するか。例えば首都高速道路の夜間の割引の実験にいたしましても、データの安定性という点からいきますと、当初三カ...全文を見る
○佐藤政府参考人 機構法三十一条におきまして、高速道路に係る債務を完済し、そして機構の解散までに、機構への出資金相当額以上の残余財産は、これも三十一条でこの形成された財産の処理、それから会社の料金徴収の終了を改正特措法の二十三条で決めておりまして、道路資産の本来管理者への移管、無...全文を見る
○佐藤政府参考人 数字的な問題でございますので、私の方から御説明を申し上げさせていただきたいと思います。  この十六年四月一日以降、整備計画に基づいて、未供用二千キロについて約二十兆円とされていましたものを、コストの縮減で要は二割、四兆円切り、さらに、新直轄方式ということで目安...全文を見る
○佐藤政府参考人 二つに分けてお答えすべきかと思います。  SA、PA事業について、これは届け出は不要でございます。  それから、インターチェンジの周辺で大規模な小売店舗、こうしたものを考える、立地させる、この場合には大規模小売店舗立地法の適用を受ける、こういうことになろうか...全文を見る
○佐藤政府参考人 料金の引き下げをどうやってやっていくか、こういうお尋ねでございました。  民間のノウハウ発揮で、多様で弾力的な料金設定をすること、これが民営化の目的の一つでもあるわけであります。このため、民営化までの間にも、ETCの活用などによりまして、各種割引によって料金を...全文を見る
○佐藤政府参考人 大変恐縮でございます。非常に細かいデータになりますので、今ちょっと整理させまして、おおむねの割合を整理して御報告申し上げたいと思います。  その前に、管理費という中に二つの種類があろうかと思います。維持管理費全体を指すか、さらにもう少し幅広く、一般管理費といい...全文を見る
○佐藤政府参考人 とりあえず、あらあらの数字でございますが、例えば、道路管理に従事するJH、道路公団職員の人件費、こういうふうに定義させていただきます場合には、おおむね六百七十億円程度が平成十四年度に計上されている、こういうことでございます。     〔委員長退席、今村委員長代...全文を見る
○佐藤政府参考人 お出し申し上げました試算例の中で管理費として計上させていただいておりますのは、維持管理費それから料金の徴収経費等も含めまして計算をさせていただいておりまして、この中では、おおむね四公団合計で六千億円という計上をさせていただいているわけであります。  そのうちの...全文を見る
○佐藤政府参考人 統一してきちっとした数字にならないのは、多少、御説明の都合上お許しいただくことといたしまして、コスト削減計画ベースで、例えば日本道路公団の高速、四公団全部じゃなくて、高速の場合を対象に多少申し上げたいと思います。  例えばということで申し上げれば、高速自動車国...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう意味では、先生、お答え申し上げる大前提といたしまして申し上げていますのは、管理費のトータルといいますか、内部的にかかる経費も、それから、アウトソーシングして、委託して契約して請負会社に実行していただく、その分も含めての議論であるということをまずひとつ御理...全文を見る
○佐藤政府参考人 公団の職員をどの程度削減するか、こういう御指摘であったかと思います。  そういう意味では、管理費全体の中に占める職員の人件費、公団の職員の人件費そのものはそう大きくないということは御理解いただきたいと思いますが、その中で、さらに、定員の削減、こういうことも考え...全文を見る
○佐藤政府参考人 私ども、いろいろ検討させていただきました過程におきまして、幾つか勉強させていただいたりしております。そういう意味で、株の上場云々、どういう場合に必要な最小限の条件か、その辺のことを調べた状況で申し上げますと、上場の審査基準として、例えばということで申し上げれば、...全文を見る
○佐藤政府参考人 今後検討される議論でありますので、一般的なことをとりあえず申し上げさせていただきたいと思います。  上場要件を満たす、こういうことのためには、例えば、サービスエリア、パーキングエリア等の関連事業におきまして、資産が負債を十億円以上は上回るとか、いろいろなことを...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生、そういう意味で申し上げますと、この法案を通していただいた後に、道路公団の分割のあり方、具体的な、東、中、西と提示はさせていただいていますけれども、その中で、路線のどのインターチェンジ、どの区間で分けているか、こういう整理もしていっていただくわけでありますし...全文を見る
○佐藤政府参考人 二点お答え申し上げたいと思いますが、先ほど、範囲が極めて不明確、こういうお話があったかと思います、三つの会社の所管する範囲が。  これにつきましては、法案の中でそれぞれ県名を挙げさせていただいて、その県名の中で、重複する部分、一部ございます、例えば東京と神奈川...全文を見る
○佐藤政府参考人 そういう意味では、この民営化された会社がどういう形で収益を上げ、そしてそのベーシックな構造がどういうものか、もう一回反すうをさせていただきますと、それぞれの料金収入から管理費を引いて貸付料を決める、ここはできるだけもちろん企業努力をしながら管理費を小さくし、それ...全文を見る
05月10日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第12号
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○佐藤政府参考人 有事の際の高速道路の通行料金についてのお尋ねでございます。  自衛隊あるいはアメリカの軍用車両等につきましては、ただいま防衛庁の長官より御答弁いただいたとおりでございますが、先生の御指摘は、ボランティア等についても適用できるか、消防自動車等について適用できるか...全文を見る
05月17日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○佐藤政府参考人 先生御指摘の川越街道、国道二百五十四号でございますが、まず現状について御説明申し上げたいと思います。  二百五十四号は、東京の文京区が起点でございまして、長野県の松本市に至ります延長が二百八十四キロの幹線道路でありますが、埼玉県内の延長が約百十キロでございます...全文を見る
○佐藤政府参考人 そこで、和光富士見バイパスが計画事業を進めさせていただいているわけでございますが、この場合、このバイパス整備ができ上がりますと、現在の四カ所の渋滞ポイント、これが解消されて、和光から新座の間、先ほどの渋滞ポイントを通っていきますと、約七キロちょっとでございますが...全文を見る
○佐藤政府参考人 二点の御質問かと思います。  圏央道と上尾道路、それぞれについて若干の御説明を申し上げさせていただきたいと思います。  圏央道につきましては、これは全体の延長が三百キロという、首都圏を大きく回る大環状道路でございます。首都圏三環状道路の一つ、こういうふうに申...全文を見る
○佐藤政府参考人 上尾道路の進捗状況のお尋ねでございました。  上尾道路全体の延長といたしましては、二十キロが都市計画決定されているところでございます。そういう意味では、西大宮バイパスから鴻巣まで、こういう形になるわけでございますが、このうち、一期の事業化区間といたしまして、事...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生御指摘のように、この圏央道と上尾道路の交差点付近周辺にオオタカ等がたくさん生息しているということが確認されまして、平成十四年の五月に、専門家から成る埼玉圏央道のオオタカ保護対策検討委員会、これを設立していただいて、そして、以来この三月まで、委員会を五回開催し...全文を見る
○佐藤政府参考人 先生ただいま御指摘の区間、桶川のジャンクションから特にJR上越新幹線までの区間、この用地買収の今の状況と今後どういうふうに考えているか、こういう御指摘かと思います。  先ほど申し上げましたように、オオタカ等の保護対策検討委員会におきまして、オオタカ保護対策を具...全文を見る
○佐藤政府参考人 数値的なものを少し、ばたばたしている中で大変恐縮でございますが、まず申し上げるべきかという点が一つあろうかと思います。  先生御指摘いただきました四つの測定点について、滝野川局以外は……
○佐藤政府参考人 数値を一点だけ申し上げます。  北区役所以下の従前からある測定局につきましては、例えば平成十四年度、〇・〇九四であるとか〇・〇九五であるとか、こういうデータの中で、経年的にSPMの日平均値の二%除外値が下がっている、これはデータとしては一点御説明を申し上げたい...全文を見る
○佐藤政府参考人 関西地域の中でも、北但馬あるいは南紀等においては、高速道路のネットワークの形成が不十分過ぎるということではないかという御指摘かと思います。  そういう意味では、先ほど来御議論いただいております国土のグランドデザイン、こういうものに基づいてこれからまたいかなる方...全文を見る
05月18日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○政府参考人(佐藤信秋君) 昨年十二月の政府・与党申合せとこれに基づきます今回の道路関係四公団の民営化の法案におきまして民営化委員会の意見を基本的に尊重する、こういうことで、まず七点ほど尊重した部分を、主な部分、たくさんございますが、基本的にでございますので申し上げますと、整備計...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 二点申し上げたいと思います。  最初は、高速自動車国道につきまして既に整備計画が出ている区間、これにつきまして未供用の区間が約二千キロあるわけでございますが、このうち抜本的に見直しする区間、五区間、百四十三キロ、さらにそのほかの部分につきましては、い...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御指摘の会社法の第一条の「会社の目的」にあります効率的に行うと。これにつきましては、高速道路の新設、改築、維持、修繕その他の管理に関しまして、無駄を排除して低コストで適切な品質や管理水準を確保する、こういう趣旨でございます。  同じことをやるので...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 多少の相違点みたいなものを最初に申し上げたいと思うんですが、イタリアのアウトストラーデの場合、先生の方がお詳しいかもしれませんが、現時点では資産そのものはアウトストラーデが持っていると、一定期間終了後国に帰属と、こういう形になっておりますが、今回のお願...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 今回の民営化の目的の一つに、民間ノウハウの発揮でサービスエリアやパーキングエリアや関連情報を活用した多様なサービスを提供する、こうして会社が幅広く事業を行うことを認めることとしたところでございますが、先生御指摘の、関連事業が道路事業に悪影響を与える、こ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 会社と機構に適用されます会計基準につきましては、企業会計原則などに準拠しつつ、具体的には高速道路株式会社法案等におきまして省令等によって定めると、こういうことにしてございます。このために、本年の一月に、黒川行治慶応義塾大学教授を委員長といたしまして、学...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 二つの面から申し上げたいと思います。  一つは、使いやすい料金といいますか、弾力的な料金という形で割引制度をいろんな形で運営してまいると、こういうことが大事なことかと思っております。  そういう意味で、平成十六年度におきましても、高速自動車国道の夜...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 料金政策全般につきましては、これから会社発足と機構の発足と、こういう形の中でいろいろ検討を重ねてまいると、こういう問題であろうかとは思っております。ただし、その大前提としましては、多様で弾力的な料金設定、こういうことでございますし、先ほど申し上げました...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 災害も二通りあろうかと思います。  大規模な災害復旧、どの程度が大規模かと、これもケース・バイ・ケースで考えを整理していく必要があろうかと思いますが、大規模な災害復旧の場合には災害復旧の補助を投入できるというように、法律上、災害復旧補助の手当てを今回...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 市町村長たちのお考えも踏まえながら、将来の道路整備に対して大丈夫かと、こういう御質問かと思います。  幾つかの市町村長にお話を伺いますと、やはり高速道路はもちろんでございますが、身の回りの道路、こうしたものでどうしても、手を付けるべきであるが、なかな...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御指摘の、道路公団と申しますか、有料道路制度と道路の特定財源制度が、戦後、昭和三十年以来本格的に道路整備を進めてきた二つの柱とよく言われております。  この中で、有料道路につきまして、一昨年の八月でございますが、道路審議会、現在では社会資本審議会...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 簡潔にというお話でございますので一言だけ申し上げたいと思いますが、先生御指摘のように、これまで新しく整備計画を繰り入れる都度、全体としての、償還という言葉を使っておりましたが、償還期限を延ばしてきた。これは法律に記述してあるわけでございません。運用でそ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 民営化委員会の御意見をいただいた上で、これを基本的に尊重しながら政府・与党でこの法、基本的な骨組みをお決めいただく。これは政府・与党として責任を持って法律を出させていただくからには当然のことといいますか、一番大事な部分、こういうふうに考えていただいてい...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) ただいま申し上げましたように、無視したということでは全くございません。基本的に尊重しながら、しかしながら国民的にたくさんの御意見があるかなという点については、複数の選択肢を明確にお出しした上でいろんな御議論いただいてお決めいただいた。その間には、当然委...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) まず前提を申し上げますと、会社は料金収入から管理費を差し引いて貸付料を支払う。あらかじめ会社と機構の間で、一応概念的には四十五年間以内になるわけでありますが、毎年それぞれの額を計算した上で約定をする、取決めをする、協定をする、こういうことになるわけであ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 法案につきましては、とにかくきっちりと国会の御審議いただきながら私どもも是非早期に成立をと、こうお願い申し上げているところでございますが、ただいまのお話の、総裁の方でいろいろ勉強しておられる、この部分につきましては、どこまで、具体的なお話ではないという...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 日本道路公団の三分割につきましては、それぞれの会社の範囲は会社法におきまして所管する都道府県名を明記しておりますが、一部につきましては重複している、これから精査しながらその境目を決めていく、こういう作業が必要なわけでございまして、大きくは東と中と西では...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) まず、東名の料金収入で北海道の高速道路を造る、こういうことではないという点について申し上げたいと思います。  基本的なこれからの会社と機構の間の協定の大前提といたしまして、そこの部分を一つ申し上げたいと思うんですが、まず管理する路線区間は、先ほど御質...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 今回の民営化の、お願いしております法案につきましては、民営化委員会の意見を基本的に尊重してお願い申し上げている、こういうことではございますが、昨年の十一月の二十八日でございますが、政府・与党におきまして、幾つか、民営化するに当たって複数の案で考えるべき...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御質問のように、衆議院におかれましては民主党から無料化の案というものもお出しいただいたわけでございます。内容的に十分私ども自身がそしゃくできていない部分もあろうかと思いますが、お出しいただきました無料化案につきまして、衆議院の御審議、御質疑等を見な...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 民間のノウハウの発揮によりまして多様で弾力的な料金設定を行い、そしてできるだけ高速道路の利用の促進もお願い申し上げると、これが民営化の目的の一つというふうに考えております。  そういう意味で、民営化までの間にも、ETCの活用などによりまして各種割引に...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 高速自動車国道の現在整備計画が出ておりますうちの未供用区間、約二千キロあるわけでございます。これが平成十五年度以降、日本道路公団が約二十兆円で建設すると、こういうことにしていたわけでございますが、昨年の、平成十五年の三月二十五日に公表いたしましたコスト...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 今度の、今回お願い申し上げております公団の民営化におきまして、会社の経営努力の程度が、努力の程度でございますが、業績に反映される、これが大事なことだということで、二点申し上げたいと思います。  建設費に関しましては、この協定に従いまして削減分の一部、...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 高速道路という高い公共性を有する社会資本の建設、管理を行う、こういう観点から、関係法令を遵守することはもちろんでありますが、先生御指摘のように、国民の疑惑を招くことのないような、十分な透明性を持って配慮して業務に当たらなければならない、こういう問題かと...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) いろんな考え方はあり得る議論だとは思います。しかしながら、今回の高速自動車国道のこの検討に当たりまして、厳格な事業評価を行う、その中で、民営化推進委員会の中で委員のお一人である中村先生が、中村委員が御提案なさり、そして委員会としてもこれでいくべきである...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 御指摘のとおり、新直轄区間にこの三区間ですね、新直轄に移行しましたのは、北海道の士別—名寄、それから同じく北海道、これは縦貫道、横断の方の足寄—北見、それから中国横断の米子—米子、こういうことで、三区間百八キロが新直轄区間に含まれております。
○政府参考人(佐藤信秋君) 新直轄に移行をいたすことになりました百八キロ、三区間百八キロ、これにつきましても、先ほど申し上げましたように、無料道路としてはBバイCが一を超える。そして、なおかつ、やはりできるだけ大きく超えていただくのが大事なことだとも思いますし、そういう意味では、...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先ほどの新直轄のお話もございますので。  新直轄につきましては百八キロ、例えば足寄—北見七十九キロ分が一つの路線として今は、整備計画が七十九キロ分、もうこれは地元にもルートを出している、こういう形で提示しているわけでございます。既に提示までしている。...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 従来の公団方式による事業と、こういう形でやってきましたものについていろんな御批判がございました。特に、今の御質問との関連で申し上げますと、国から一方的に命令が出ると、こういうことで、採算の取れない路線も含めて既存路線の利用者の負担によって道路建設する、...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 恐縮でございます。  高速自動車国道の予定路線として法定されておりますのが一万一千五百二十キロでございます。この中で九千三百四十二キロが整備計画が既に出ている。そこで、ここでちょっと線引いて、そして九千三百四十二キロの中で未供用の部分が二千キロありま...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) ただいまのお尋ねにお答えするには、全体の構造をもう一回、大変恐縮ですが、簡単に申し上げたいと思うんですが。  二千キロの中で七百キロは新直轄、こういうことにはなったわけでございますが、さらに、これから民営化会社が発足していろんな協議しながら半年以内に...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) そういう意味では、恐縮でございます、多少繰り返しになるかもしれませんが、全体の構造としましては、新直轄はおおむね三兆円目安と、こう申し上げているわけでありますから、七百キロよりも更に超える、これが一つでございます。七百キロよりも超える。  それからも...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 公団が民営化会社になりました場合には、いわゆる情報公開法、独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律、こういうことでありますので、民営化に伴いまして適用除外にはなります。
○政府参考人(佐藤信秋君) 法律の厳密な適用、こういう意味で申し上げれば、官製談合防止法も入札契約適正化法も、法的には国、地方公共団体の株式の保有割合が二分の一を下回りました場合には法律的には義務付けられなくなると、こういうことだと認識しております。
○政府参考人(佐藤信秋君) 従来の公団による事業に対しまして、今、大臣からも申し上げましたが、コストが高いんではないかとか、あるいはまた際限もなく、道路建設に歯止めが利かないんじゃないか、あるいはまたファミリー企業との関係、こういうような様々な御批判や御指摘があったのは事実でござ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 今般の民営化で新会社の自主的な経営権、これがどこにあると言えるのかと、こういうお尋ねでございました。  そういう意味では、一つは他との比較、こういう面を一つ申し上げたいと思いますが、政府等の株式保有割合は三分の一以上、こういうふうに設定したわけでござ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生の御指摘は新規建設の方でございましょうか。  そういう意味では、プロセスとしては複数協議でございますし、それを社会資本審議会にお出しさせていただいて、そして社会資本審議会の御意見をいただく、最終的には大臣が決める、こういうことではございますが、そ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) そういう意味では、余剰人員が出るということを前提に今考えるわけにはいかぬのじゃないかとは思っておるわけでございまして、公団が会社になる、そうすると会社と機構と、機構はわずかな人数だと思いますが、会社に引き継がれる。さらにまた、道路公団の場合で申し上げれ...全文を見る
05月19日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
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○佐藤政府参考人 東広島呉道路につきましては、広島県の呉市から東広島市の高屋町、延長が三十三キロの自動車専用道路として計画し、事業を実行しているところでございます。  全体三十三キロ、これにつきまして、三点申し上げたいと思いますが、まず、コスト縮減、こういう意味で、これを四車線...全文を見る
○佐藤政府参考人 国道の整備の手順、プロセスの御質問でございました。  国道と限らずに道路整備全般について、共通する部分が多いわけでございますが、五段階ほどに分けて御説明を申し上げます、たくさんのプロセスがあるものですから。  最初は、問題点の所在の確認といいますか、いろいろ...全文を見る
○佐藤政府参考人 二点申し上げたいと思います。  最初は、計画を立てるに当たってどういう要因を考えるか。  要因を、現状を把握して将来の予測をする、こういう動作が必要になるわけでございまして、そういう意味では、社会経済的活動という意味で、人口の見通しであるとか、産業活動がどの...全文を見る
○佐藤政府参考人 先ほど申し上げましたように、手順から申し上げますと、まず、現状をしっかりと把握して、三十年間というのはいろいろな開発プログラムを正確に予測するのは難しいところはございますが、今先生御指摘の、周辺の住宅の現状の張りつき状況、あるいはまた、当面、五年、十年の間にどの...全文を見る
○佐藤政府参考人 これにつきましては、二つほど考えられるケースを端的には申し上げたいなと。  一つは、道路の方の計画そのものの変更まで要しないような、通常の場合には、多くの場合にはそういうことであるわけでございますが、つくり方の工夫といいますか、事業をいつごろまでにという中で非...全文を見る
○佐藤政府参考人 これまでは、平成十四年度まででございますが、三次にわたる渋滞対策プログラム、こういうことを策定し、例えば第三次の渋滞プログラムで申し上げますと、全国の主要な渋滞ポイントが三千二百カ所あったわけでございますが、これに対して約千三百カ所、渋滞の解消、緩和を図ってきた...全文を見る
○佐藤政府参考人 福山道路を例に申し上げれば、全体十七キロの中で三・三キロを事業化している。先生御指摘の西側の方三・三キロ。三・三キロでも二百億円以上かかるであろう、こういうような大事業。そういう意味では集中して重点的にということで、少しでも効果のある部分から着手すべき、これが一...全文を見る
05月20日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○政府参考人(佐藤信秋君) 今回の民営化で従来公団方式が持っておりますいろんな御批判を解消することができるのかと、こういう御指摘でございました。  そういう意味では、ちょっと振り返ってみますと、従来の公団方式の下では、国からの一方的命令の仕組みの下で経営努力の有無が公団の業績に...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 国鉄改革の経験が生かされた内容になっている法案かと、こういうお尋ねでございました。  そういう意味では、国鉄の改革の場合、既に新しい民営化と、こういう形に入ります前に、毎年度多額の赤字が計上されていた。そして、昭和六十二年四月の清算事業団が承継した長...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 諸外国の高速道路に関する計画、あるいはまたその現状、こういうお話であったかと思います。  そういう意味では、米国をまず最初に申し上げますと、一九五六年、アイゼンハワー大統領のころでございますが、当初の計画で四万一千マイルでございますから六万六千キロの...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 法定予定路線の中で整備計画が策定されていない区間についてこれからどんなふうに考えていくのか、どう整備するのか、こういうお尋ねであったかと思います。  高速自動車国道の整備につきましては、費用対効果とか採算性、それからこれだけではなくて、医療施設までの...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生お尋ねの高知自動車道でありますが、須崎新荘と窪川の間、これにつきましては昨年の十二月二十五日に国幹会議におきまして新直轄方式で整備を行うべしと、こういう御提案をいただいたところでございます。これにつきましては、全体延長が高知自動車道を含めて四国横断...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 会社の資金調達についてのお話でございました。  会社が建設資金を自己調達する、この場合の金利等の調達条件につきましては、金融機関との交渉などを通じまして正に市場原理が働いて決定される、こういうことになっていこうかと思います。  今回の公団改革におき...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 会社が行うにしても管理は大丈夫かと、こういう御指摘かと思います。  民営化後におきましても道路施設の維持管理について万全を期す必要があるのは当然でございまして、道路法の四十二条にも道路管理者が常時良好な状態に道路を保つように維持、修繕する、そして一般...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 会社が関連事業で損失が出るというようなことがあってはならぬのではないか、それがまた道路の管理のレベルの方に反映しておかしくなっては困るではないかと、こういう御指摘かと思います。  そういう意味では、会社は、先ほどの管理という面でいきますと、一定の管理...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 四十五年以内に新しい建設もしながら、債務、四十兆円に上ります債務を確実に返済できるのかと、こういう御指摘でありました。  まず、四十五年以内というふうに法定化させていただく。これは御批判がいろいろあるわけでございますが、今まで新しく建設整備計画を立て...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 本四の現状とこれからのメンテナンスは大丈夫かと、こういうお話、御指摘であったかと思います。  本四道路につきましては、昨年の七月から、従来の特別料金に比べまして、一般車につきましては約一〇%、ETC車につきましては一五%引き下げて、さらにETCの場合...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 不正通行に対してしっかりとした対応ができるのかと、こういう御質問でございました。  今回の法案におきましては、抜本的な対策といたしまして、料金所を通る際には車両は一時停止しなければならないなど、料金の徴収を確実に行うために、有料道路事業者が定める通行...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 災害時におけます高速道路の通行の問題でございました。  現行の道路整備特別措置法におきましては、当該道路の通行又は利用が災害救助、水防活動その他特別の理由に基づくものであるため料金を徴収することが著しく不適当と認められる車両で、国土交通大臣が定めるも...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) いわゆるファミリー企業と言われる企業について民営化した後はどういう内容になるのか、公団が民営化された民営化会社とファミリー企業との関係、どうなるのかと、こういうお尋ねであろうかと思います。  そういう意味では、これまでもこのファミリー企業との公団の関...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 日光宇都宮道路につきましては、先生御指摘のように、民営化推進委員会の事務局作成資料においてもバイパス型と、こう分類されておりまして、それをどういうふうに処理するかという観点から申し上げますと、バイパス型の道路につきましては、その負担について地方自治体と...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) ネットワーク型の一般有料道路につきましては、高速国道と一体的な機能を確保する、こういうような観点と、それから平成十四年度決算におきましては四兆七千億円を超える債務を民営化後四十五年以内で確実に返済、償還する必要もあると。こういう観点から、民営化推進委員...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) このいわゆるバイパス型の道路につきまして、これからも負担について公共団体と約束しながら、相談しながら無料にするもの、それから引き続き有料で公社等で引き継いでいただくべきもの、こう分けることにしておるわけでございますが、先生御指摘のように、既に無料開放さ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 株式の上場ができるかどうかという点につきまして、JRの例、あるいはまた外国の例とこういう形でお尋ねがあったわけでございます。  まず、JRとの関係から申し上げますと、二つ御指摘があったかと思います。リース期間終了後の譲渡価格が不明確、こういう問題があ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 道路公団に対する施行命令と、こういう形ではございますが、実はここ黒磯インターチェンジの計画そのものは、地域活性化型として取付けの主体そのものは県の方でおやりいただく、道路公団の方はそこと接続してもいいですよと、こういう形で、そういう意味で施行命令を国土...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 運転手の派遣業務を受注した請負社に対しましては契約書におきまして車両管理確認日誌などを提出する、こういうことを義務付けておりまして、この業務の完了を確認した上で業務委託料を支払う、こういうことでありますから、架空の人件費に対して委託料を支払う、こういう...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 四十五年で確実に返済し、それ以内で確実に返済し、それ以降は無料で走れるのかと、こういうお尋ねでございました。  そういう意味では、まさしくこの法案の中に債務の返済期限は民営化後四十五年以内と、こういうことにさせていただいておるわけでございますので、こ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 基本的には、先ほどちょっと道路公団の、日本道路公団の管理している道路の中で一般有料道路につきましては、高速自動車国道と一体として機能するネットワーク型の一般有料道路と、それからバイパス型として個別一つ一つをどうするかということを考えるべき道路、一般有料...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 試算ケースにおきまして、返済イメージの試算例におきまして、管理費と消費税相当額、四十五年間計上させていただいている、これのうちの特に管理費についてというお尋ねかと思います。この管理費は、しからば四十五年以降、以内に無料化したらどういう形でその管理に要す...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) この返済イメージの中の試算例で仮定しておりますのは、高速自動車国道の新規建設費用につきましては十・五兆円以内という前提を置きまして、十・五兆円を計上しながらトータルとしてその他の路線部分、十五年以降で申し上げますと一般の有料道路、あるいは首都高速、阪神...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) そういう意味では、法律でお願いしております各会社の新規建設に対する考え方は、例えば高速自動車国道を例に取りますと、九千三百四十二キロの中の未供用の二千キロのうちの、応分に会社が、言わば建設中、調査中の区間で会社の方で更に有料道路事業として事業を継続する...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 多少ニュアンスが、ちょっと取り違えているかもしれませんが、高速に限定して申し上げることにして、九千三百四十二キロについては新直轄と公団会社で行う有料道路事業、そこの、その余の一万一千五百二十と、間の部分について実質的には九百キロ余り、国道のバイパスが機...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 単純に計算いたしました債務返済イメージの、今、先生御指摘の、三%になった場合であるとか、あるいはまた五%程度の場合というのは資料としてお出しさせていただいたところでありますが、このケースの一つ一つというよりは、先生お尋ねは、これ金利水準四%を前提として...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) どういう形でユーザーの皆様に高速道路を使っていただきたいと考えているかと、こういう御指摘でございました。そういう点では、まさしく先生がおっしゃるように、安い料金で、あるいは無料でというのは一つの考え方かと思います。  もう一方で、戦後の日本の中で、前...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 平成十三年の十二月だったかと思いますが、特殊法人改革の閣議決定の中で、日本道路公団については国費を入れずに、償還期間は五十年以内を目指してすべしということをお決めいただいたわけであります。基本的な考え方といたしましてそこを前提に組み立てさせていただいて...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) ということではございませんで、先生の御指摘の、国費を入れたらどうかと、こういう御指摘に対して申し上げましたのは、五とは言いません、八でも一〇でもあるかもしれませんが、いろんな変動、今想定し得る以外のいろんな変動、大変動、こういうものに関しましては、でき...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 道路特定財源、約平成十六年度で申し上げますと六兆円、まあ五・六兆円と、こういうことだと思います。このうち地方に二・二兆円、そして国費として三・四兆円であります。  地方の方はどういうふうに、道路に充てるという、これは決まっているわけでございますが、地...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 昨年お願い申し上げました十五年度から始めていただきました本四公団の債務処理、これそのものにつきましては、債務の総額が一・三兆円でございますが、期間中の金利も考えますと、もう少し、一・四兆円ぐらいになるかもしれません。  この債務そのものの一つ一つの債...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先ほど来の御質問のお話になるわけであります。  高速自動車国道にその国費を、道路特定財源を投入すべきではないか。これも平成十九年度までは本四の債務にまさしく回っているので、これを二十年度以降は、逆に申し上げると、その分をまた高速国道の返済の方に回した...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 新会社の、株式会社の自主性、株式会社としての自主性、これをどう担保しているかというお話でございましたが、この民営化の法案の中では、できるだけ自主性を最大限に尊重させていただくと、こういう考え方で入れさしていただいています。  つまり、まず新しい建設の...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 新しく、現在建設中、事業中、調査中の部分について新しくできる会社が、できた会社がどこも受けない、こういうことがあった場合に新直轄になるのか、こういう御指摘かと思います。
○政府参考人(佐藤信秋君) そこで、主として高速自動車国道の場合を申し上げますと、東、中、西と分かれた会社の中で、当該区域を所管する、地域を所管する会社が、建設中、調査中の区間について建設引き続きやりますかと、こういうことをお尋ね申し上げるわけでありますが、そのときにその会社が、...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) そういう意味ではもう一回全体の構造をひとつ御説明せにゃいかぬのだと思うのですが、この整備計画が出ておりますが未供用の部分二千キロについて、昨年の国幹会議ではおおむね千三百キロと七百キロに分けて、有料道路として、これは元々有料道路事業として道路公団でとい...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御指摘のように、株式会社でありますから、効率性といいますか採算性、大事なことであるということを一つの大きな要因として会社の方は考えるのが一つあるともちろん思います。  それからもう一つは、要は、料金収入の四十五年間の見通しから、料金収入の見通しか...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 多少舌足らずだったかもしれませんが、基本的には、今、先生御指摘のように、この路線のこの区間は建設中であるけれども引き続き継続するかどうか、あるいはこっちはどうだということを一つ一つ判断することになろうかと思います。  トータルとして、現在その継続して...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) いわゆるファミリー企業と公団との関係、これを不透明であるというような御批判をいただいている部分をきちっと直すべきではないかと、これまで何をしてきたか、それから今後どうするか、こういう御指摘かと思います。  先生の御質問の中にもございました。一つは、フ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 二区間三十五キロのお話でございますので、事実の関係だけ私の方から申し上げたいと思います。  第二名神の大津—城陽の二十五キロと、それから八幡—高槻の十キロ、二区間三十五キロでございますが、ここは抜本的見直し区間ということで、昨年の十二月二十五日の国幹...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) そういう意味では先生御指摘のように、京滋バイパスそのものは名神の三キロの改築と一体となりまして、この名神高速道路の瀬田東のジャンクションで分岐して大山崎ジャンクションまで、こういうルートでありますから、そういう意味でこの区間について、その区間についてで...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) ええ、について名神が、名神とこの京滋でダブルネットという形になっていると、これは事実でございます。
○政府参考人(佐藤信秋君) そこで今の京滋バイパスを活用してみたときにダブルネットと、こういう形の下で考えますと、事実の関係といたしましては、実は大山崎ジャンクションと高槻ジャンクションの間、ここの部分は現状弱点として残っておりまして、既に京滋バイパス供用後も毎月の中で渋滞が、例...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先ほど申し上げましたように、ダブルネットというのはダブルネットであると。瀬田東から大山崎ジャンクションはですね。  それで、今申し上げましたように、大山崎と高槻の間の渋滞という問題は引き続き解消しておりませんし、それから、これからこの関西圏、近畿圏の...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 二区間の総事業費と、こういうお尋ねかと思います。  二区間で三十五キロ、大津—城陽、それから八幡—高槻、合計で三十五キロあるわけでございますが、合計でこれまでに計上、積算されております事業費は約一兆六百億円であります。三十五キロで一兆六百億円。
○政府参考人(佐藤信秋君) 置かれた状況によりまして随分といろいろ出入りがあると、こういうことではございますが、全くそういうのを抜きにしまして統計的な数字と、こういうことで申し上げますと、例えば過去五年間、平成十年から平成十四年度までに供用した高速自動車国道の平均の建設コストは一...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御指摘の、一般会計によって債務を切り離した後の本四公団の債務、約二兆五千億円あるわけでございますが、これと出資金約九千億円、合計いたしますと約三兆四千億円につきましては民営化後は機構が継承する、こういう形になろうかと思います。このうち二兆五千億円の...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 事実経緯もございますので、私の方から申し上げたいと思います。  そもそも、昭和三十年の五月十一日に国鉄の宇高連絡船の紫雲丸が瀬戸内海で第三宇高丸と衝突して沈没しまして、小中学生含めて百六十八人が死亡する、こういう痛ましい事故が発生いたしまして、これを...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 明石海峡大橋といいますか、この本四の神戸—淡路—鳴門ルート、生活道路というような形での使い方といいますか使われ方といいますか、そういう性格があるんじゃないかと、こういう御指摘でありました。  そういう意味では、先ほどのどういう効果を持っているかという...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 御指摘の本四の料金につきましては、昨年の七月から、従来の特別料金と比べまして、一般車につきましては一〇%、ETC車につきましては約一五%引き下げた新特別料金、こういうことを適用させていただいたところであるわけであります。  これによりまして、その効果...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) したがいまして、今、今までの分析も含めながら、この七月以降どうするかという点について、本四公団それから私ども一緒になって在り方を検討している最中でございます。
○政府参考人(佐藤信秋君) 高速自動車国道につきましては、平均的な一割引下げというようなことを今いろんな割引をどうするかという形で検討している。そして、それぞれの、本四公団も含めましてそれぞれの、本四、首都、阪神、こうしたそれぞれの料金の在り方についてはそれぞれまた個別に検討して...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 今回の法案の中で、新会社が新しく建設する場合にこの債務に保証が付く。これは、それをさらに機構に持っていくというのでは今までと変わりがないんではないかという御質問かと思います。  まず、政府保証の問題でございますが、この枠組みそのものは今までと異なって...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) この四十兆円の債務がなぜこれだけ膨らんだかと、こういうお尋ねでございました。  そういう意味では、現在、四つの公団を合計いたしますと約四十兆円、有利子債務と無利子の債務、合計いたしますと四十兆円を超えると、こういうことでありますが、今までの道路整備の...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 確実に返済期間が四十五年以内に返せるかと、こういうお話でございました、一点目は。そういう意味では、十八日に、道路関係四公団の債務返済イメージの試算例をお出しさせていただきました。  その中で、基本ケースということで、将来金利の四%を前提にしながら、今...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 保守管理の水準について、民営化しても技術水準を維持し、更に向上させていく、これが大事なことではないかということで、何か検討しているか、こういうお話でございました。  そういう意味では、二点申し上げたいと思います。一つは、これからの民営化後の管理につき...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 四十五年以内に借入金を返済いたしまして無料開放する、こういうことを申し上げておるわけでございます。その場合には、じゃ管理がどうなるか。この点につきましては、本来のそれぞれの管理者、例えば高速国道でございますと国になるわけでございますが、それから首都高速...全文を見る
05月25日第159回国会 衆議院 環境委員会 第14号
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○佐藤政府参考人 先生御指摘のように、ウイーピングラブグラスだとかトールフェスクであるとか、これは耐寒性が強いといいますか、そういうところに着目して、従来、のり面の植生工などに使ってきたところであります。  しかしながら、日本緑化工学会からも、昨年の九月ですが、在来の植物を駆逐...全文を見る
○佐藤政府参考人 これからまたこの法律全体の運用等に係る問題かもしれませんが、例えばウイーピングラブグラスがどうしても被害を与える、影響が大きいもの、こういうような場合には、少なくとも、まず、当該のり面といいますか、そこに何らかの置きかえるべきようなことができるかどうか、そんな検...全文を見る
05月27日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御質問の、新しい直轄方式で高速道路の既に整備計画が出されている区間についてでございますが、で未供用の部分、これについてどういう方式が望ましいと考えられるかという点について地方公共団体と十分議論をしたのか、意見聴いたのかと、こういう御質問かと思います...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御指摘の南九州の西回り自動車道は、全体としましては、熊本の八代から水俣市、川内市を経まして、鹿児島市に至ります、延長が百四十キロ、全体の事業費では七千九百億円を要するという高規格幹線道路であります。  この南九州西回り自動車道が全線供用いたします...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 当該区間といいますか、御船と矢部の間の建設そのものの御議論が、直轄にやったら本当に早いのかどうかと、こういうことではございましたが、全体の構造を最初に申し上げた上で考え方を申し上げたいと思いますが、整備計画が既に出ておりまして、未供用、これが約二千キロ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 道路整備を進める上で、直轄事業そして無料、それから有料道路事業で料金いただく、その中間的なものがあっていいではないかと、こういう御指摘かと思います。  現実問題といたしまして、先ほど申し上げました南九州西回り自動車道のように、とにかく整備を急ごうとい...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御指摘のように、先ほども申し上げましたが、昨年の十一月の二十八日でございましたが、未整備区間七十区間の、未供用区間七十区間の評価の結果を、事業評価を出させていただいて、そしていろいろ公共団体とも御相談をしながら十二月二十五日に国幹会議にお諮り申し上...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) まず一点、最初に申し上げるべきことは、高速道路の必要性といいますか意義といいますか、この点について、公団あるいは会社におきましてもそこの御理解いただきながら考えていくということが大事なことだと思います。高速道路は全国の道路ネットワーク、百十万キロに及ぶ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御指摘のように、政府の株式保有の限度あるいはまた外資規制といったことを設けている例というのはあるわけでございます。今回、そうではなくて三分の一以上という形で決めていただこうとしている、その理由は何か、こういうことかと思います。  そういう意味では...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 多少の経緯を申し上げて御理解をいただく必要があるかと思います。  昨年の、平成十五年の三月の二十五日でございましたが、コスト削減計画を各公団いろいろ考えた末に出させていただきました。この場合、おおむね約四兆円、当時、高速自動車国道の整備計画で未供用の...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 会社が市場から資金を調達するということで、金利が高止まりしたりするおそれはないのかと、こういう御指摘でございました。  そういう意味では、この会社の方は、金利等の調達条件につきましては金融機関との交渉を通じて、正に市場原理が働きながら決定されると、こ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 料金について引き下げると、こういうことであるが本当に可能なのかと、こういうお尋ねが主であったかと思います。  そういう意味では、平成十五年度からいろんな社会実験ということで割引の実験をさせてきていただいておりまして、平均的な料金水準を例えば一割下げた...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 高速国道等におけます救急業務につきましては、昭和四十九年三月に関係省庁と自治体、学識経験者から成る高速道路の救急業務に関する調査研究委員会、ここで答申をいただいて、関係市町村等に対して財政支援という形で公団の方からはお払い申し上げて、実態業務としてはそ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御指摘の名古屋高速の三号線につきましては、平成十年の二月に整備計画を出し、名古屋高速道路公社が事業に着手したところで、現在、用地が面積ベースで八三%、工事が事業費ベースでは九%、こうなっておりまして、平成二十年度の供用を目指して現状では事業を推進し...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) ただいま大臣の方から御答弁いただきましたように、一つは、国民共有の財産としてのこの高速道路の性格、それからもう一つは、御指摘のように、その債務の確実な返済のためには固定資産税の課税もこれを避ける必要もある、こういう認識があったことも事実でありまして、総...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 詳細についてはこれからいろいろ分類していくわけでございますが、例えば駐車場、サービスエリアの駐車場等についてはどういうふうにするか。いろいろ分類上、その機能上、今後詳細に詰めるべき課題のある部分が結構あるんじゃないかということで考えております。
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御指摘のように、駐車場は検討対象。それから例えば無料のまさしくトイレ等について、これを課税対象ということになるとなかなか運営上どうかなというようなこともあろうかと思います。  そういう意味では、そうしたことを今後関係省庁と詰めてまいりたい、政令ま...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 民営化後に有料道路になるこの高速道路につきましては、四十五年以内に無料開放される、それから料金設定に利潤を含めない、こういうことでこの法案をお願いを申し上げている。この性格からいって、道路事業として道路の本体の運営管理という面から申し上げますと、ほとん...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 国民共有の財産、そして四十五年以内に無料開放、それから、そういう意味では、先生の御指摘は、料金上において使い得る人がある意味限定されているのではないかと、こういうことかと思いますが、そういう意味では、逆にまた一定の対価をお支払いいただいて、どなたでも御...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 消費税は事業者が納税義務者となっておりますが、消費税相当額は一般的には価格に適正に転嫁されて最終的に消費者に負担を求める税金、こういう性格のものと承知しております。  したがいまして、仮に消費税の税率が下がると思って〇・一と、こうしているわけじゃなく...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 元々、この債務返済のイメージは分かりやすくするためにコンマ兆円単位で出させていただいていますけれども、そういう意味では、消費税の額自体で申し上げますと、更に細かい数字で申し上げれば、例えば平成十七、八年ごろは大体〇・〇七八、つまり八百億円程度という試算...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 交通量推計の、中位推計を用いているが低位の場合にはどうなるかと、こういうお尋ねかと思います。  そういう意味では、感応度分析という形でいろんな分析はしてみたりしているわけでございます。例えばこの交通量そのもので申し上げますと、例えば断面を二〇二〇年ご...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 新直轄方式をもっと活用すべきではないかと、こういうお尋ねでございました。  そういう意味では、新直轄方式になじむといいますか、ものとして、高速、有料道路では管理費が賄えないとか、あるいはまた、有料道路という性質上、料金抵抗等によって交通量がなかなか伸...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) そういう意味では、さっき申し上げましたように、ネットワークとしての均一性みたいな点も考慮する必要はあるだろうと思っております。  現状でも、有料と無料とそれぞれがある路線、区間も、混在する区間もあるわけでございますが、これからの整理に当たりましてはで...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生の御指摘は、言ってみれば、現在有料で活用していただいている部分を部分的とはいえできるだけ無料にして、なおかつ全体の有料道路という仕組みを早く、四十五年以内、もっとできるだけ早くに無料にすべしと、こういう御指摘だと思いますが、そういう理解の下に申し上...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 基本的にこの評価基準、事業の評価基準そのものの基本的な考え方は民営化推進委員会の中で中村委員が御提案なさって、委員会としてもそういう考え方によるべしと、これが大きく分けて三項目について評価すべしと、こうなったわけであります。それを具体的には、国土交通省...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御指摘の恵那山トンネル、あるいはまた関門橋、大規模な構造物の場合と、それから大都市の近郊で用地が非常に高いと、こういう部分もございまして、昭和四十七年の道路審議会の答申におきまして、長大トンネルや海峡の連絡橋、大都市近郊などのように建設費などが著し...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御指摘のように、ターミナルチャージは昭和五十年の料金改定のときから導入させていただいております。  このときの考え方は、インターチェンジの建設などに要する費用あるいは料金収受業務関係、これが車種や利用距離に関係なく掛かる、こういう観点から、利用者...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) まず、別納割引制度が現状どうなっているかと、こういう御質問でございました。  平成十五年の九月でございますが、現行の制度、これまでの制度、これそのものは廃止する。廃止という意味は、これ以上新規の利用といいますかは受け付けませんと、そして、暫定的に移行...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 十万円の前納でETCの場合二〇%ぐらい割り引けばどんどんとそちらの方に移行する、別納から移行していくんじゃないかと、こういう御指摘かと思います。そういう意味では、現在、五万円で一三・八%でありますから、これを十万円という形でやるということもあり得る議論...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 道路関係の四公団から会社と機構へ業務を引き継ぎ、並びに権利や義務の承継、こうしたことも必要なわけでありまして、国土交通大臣が基本方針を定めまして、各公団が実施計画を定めることとされています。この中にただいま御指摘の職員の雇用関係、これも含まれるところで...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 一般有料道路の返済期間がどうなるかと、こういうお話だと思います。  そういう意味では、二つに分けるということを民営化委員会の意見書でも提案されておりまして、私どももそうした方向で考えてまいりたいと。  二つというのは、一つは、高速国道などと一緒にネ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 一般の有料道路の場合は、それぞれ個別に現在、料金の水準を決めさせていただいていると。ただし、例えばターミナルチャージ、これは高速自動車国道の場合には百五十円いただいているわけですが、一般有料道路の場合には個別区間、二インターとか三インターとかいう道路も...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 一般有料道路につきましてはそれぞれの料金の水準が、これまでの経緯あるいは要した費用等々でいろいろばらつきがありますと。非常に安いところもあるわけでございまして、一律にこういう形にしようという水準を決めることは難しかろうと。ただし、高速自動車国道の場合に...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) これからの検討課題でありまして、そういう意味では安いところを上げるというわけにもなかなかまたこれもいかぬ議論でありますから、個別に無理のない範囲で考えていくということが大事なことかと思っております。
○政府参考人(佐藤信秋君) 基本的に一一五二〇と九三四二の間の部分、これにつきましては、この法律でお願いしております内容といたしましては、会社は自主的に事業をやりたい、やれると、こういうふうに見込まれるところについて申請する、こういうことになっているわけでございますので、その申請...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 済みません、先ほどの民間会社に御理解いただいてという部分は自主的な申請がベースでございますから、あくまでも、九三四二の外側については。ですから、それが第一、自主的な申請が第一、こういうことでございます。  それから、理解いただくという部分は、全体とし...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) そういう意味では、先ほどの御議論と多少裏腹なところがあろうかと思いますが、SA、PAで努力した分をそっくりまた会社の業績じゃなくて返済に回す、こうなりますとまた会社が努力するかと、こういう問題もあるわけでございます。  そういう意味で、サービスエリア...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 二つ申し上げたいと思います。  ETCの活用の目標でございますが、今年度中に三〇%を目指そう、そして平成十九年度にはおおむね全国で七〇%ぐらいはと、こういうことで、特に首都高速道路や阪神高速道路につきましては、できるだけ早くほとんどお使いいただけるよ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) そもそも、奈良市とそれから大和郡山地域、この重要な交通機能を担う国道二十四号が、現在一日七万台弱の交通が集中しまして交通渋滞が慢性化している、こういう状態であると。そして、当該地域を通過するだけの交通が約三割に達していて、この渋滞に伴って周辺の生活道路...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) この国道二十四号の交通量予測につきましては、大和北道路のこのルートや構造を今いろいろ検討している段階でありますから、今後詳細について検討、ルート構造なんかの検討と併せまして具体的な予測を行っていく、こういうことにしているところであります。  大和北道...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 現時点の交通量予測、これは先ほど述べましたように、大和北道路の有識者委員会で報告いたしました柏木断面、これの南北交通全体のものであります。大和北道路が完成した場合の国道二十四号から生駒と大阪方面、これに流入する交通量など、将来の利用交通量の方面別の内訳...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先ほども申し上げましたように、いろんなルートによって、ルートや構造によって具体の交通量は変わってくるではあろうと。現在、この有望なルートの案、こういったことも提示していただいているわけでございますので、その有識者委員会の方から。  したがいまして、そ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 昨年三月の、道路関係の四公団の民営化に関しまして直ちに取り組む事項、この中で、公団と発注先との関係の透明化、コスト削減、利用者還元の充実を図る、こういう観点から、ファミリー企業の問題についての改革を取り組んできたところでございます。  具体的には、公...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 管理費の削減のお尋ねでございました。  平成十五年三月二十五日に、道路関係の四公団が策定、公表いたしましたコストの削減計画におきましては、管理費につきまして、具体的な内容としては、例えば料金収受業務等の管理業務の人件費あるいは間接費のカット、あるいは...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 今般の民営化に当たりましては、民間のノウハウの発揮によりまして、多様で弾力的な料金設定、それからサービスエリアを始めとする道路資産や関連情報を活用した多様なサービス提供、こうしたことで利用者が様々なメリットを享受できるように工夫する必要があると思います...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 新会社につきましては、民営化された法人として他の特殊会社と同様に基本的には課税される、こういうことだと認識しております。  しかしながら、新会社は、国民共有の財産である高速道路の新設、改築、維持、修繕その他の管理を一体的かつ効率的に行う法人として設立...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) もう少しそれでは詳しく申し上げますと、事業所税、今申し上げたのは登録免許税と不動産取得税でございましたが、この税制の特例といたしまして、地価税、用途非課税の継続と、こういうことでありますが、それと事業所税、これ本来、事業用事業所の非課税、それから不動産...全文を見る
06月01日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○政府参考人(佐藤信秋君) 最初に、一般道路事業におきます維持及び管理、これの現状とこれから先の見通しをどう考えているかと、こういう御質問があったかと思います。  これにつきましては、国道から市町村道までトータルで現状の広い意味での維持管理費用と、この中には交通安全で標識等を付...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 今般の民営化におきましては、先生のただいまの御質問にありますように、会社が建設資金をまずすべて市場から自己調達する、財政投融資資金等の直接投入ということはない、こういうことであります。そして、この会社が自己調達した資金に係る債務を機構が引き受けた後は、...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 二点について申し上げたいと思います。  まず、安全性等について十分に執行していけるかというような問題、これについては施設の維持管理、安全性、造る段階から、安全性については十分な耐震性等を有する、ここの部分はしっかりとその基準を満足させながら、なおかつ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生御指摘のように、民営化した後におきましても道路施設の維持管理について万全を期す必要がある。道路法の四十二条でも道路管理者は良好な状態に道路を常時保っておかなければいけないと、こういう規定があるわけでございます。この趣旨を踏まえまして、各会社と機構の...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 本四公団の有利子債務のうち一兆三千億円を言ってみれば自動車重量税を充ててお返しさせていただく、これを一般会計の方に移して処理する、こういう形をお願いして十五年に通常国会で通していただいたわけであります。  一兆三千億円でありますが、途中の生ずる金利な...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 現在建設中あるいは調査中の区間の取扱いで本当に株式会社が自主的に判断し得るのかと、こういう御議論かと思います。  そういう意味では、国と会社と協議いたしますが、これが調わない場合に、国は会社が拒否する理由について社会資本整備審議会の意見を伺い、そして...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 首都高速道路公団あるいは阪神高速道路公団が民営化された会社になった場合に、関連事業なるものが十分そこから収益を上げ得るか、こういう御指摘でありました。  そういう意味では、首都高速道路、阪神高速道路、いずれもサービスエリアやパーキングエリアはごくわず...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 恐縮でございますが、債務返済がどういうふうな見込みかという点につきまして、多少事務的な部分もございますので私の方から説明させていただきます……
○政府参考人(佐藤信秋君) はい。  お手元に資料として、十八日にお出しさせていただきましたいろんなケースの返済イメージの例を出させていただきました。  基本的にはそうしたいろんなケースを前提にしたといたしましても、例えば金利四%、将来の金利四%、そして交通量の見込みについて...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 先生の御指摘の場合、金利は四%程度ではあるが、交通量の見込みとして高位、中位、低位、この中の低位の場合にはどのぐらいの見込みかと、こういう御指摘、御質問かと思います。  そういう意味では、先ほど申し上げました四十四年、中位推計四十四年と、こういうもの...全文を見る
06月02日第159回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
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○山本政府参考人 死者数の半減を目指しまして、今後、道路整備、信号機の設置などの道路交通環境の整備、それから交通安全思想の普及徹底、車両の安全性の確保、こういったような諸施策を関係省庁と連携をとって総合的に推進してまいりたいと考えております。
○佐藤政府参考人 先生のお尋ねは、舗装なんかについて全国的な基準があるのか、都道府県ごとぐらいでいいか、こういうお話かと思います。  そういう意味で二点からお答え申し上げたいと思うんですが、基本的に、車を通すということになりますと、県によって、重たいトラックが通れないような道路...全文を見る
○佐藤政府参考人 ETCの自動二輪車に対する導入についてのお尋ねでありました。  まず、ETC全体で申し上げますと、おかげさまで装着台数が三百万台を超えまして、利用の割合も全国で一八%ということになってまいりました。  そこで、二輪車についても、どうしているか、こういう御指摘...全文を見る
○佐藤政府参考人 自動二輪車の高速料金を引き下げることができないか、こういうお話であります。  そういう意味では、高速自動車国道につきまして、平成の元年でございますが、それまで三車種区分、普通車と大型車と特大車だったものを、普通車を三つに分けて、軽と普通と中型に分けまして、さら...全文を見る
06月03日第159回国会 衆議院 総務委員会 第22号
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○佐藤政府参考人 大変恐縮でございます。数量的なデータをとりあえずちょっと持ってこなかったので、定性的になりますが、先生のただいまの、縦貫方向は大体できたではないか、しかしながら日本を横断する方向の路線はまだ不十分じゃないか、こういう御指摘に対してお答え申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○佐藤政府参考人 地域の特色に応じたいろいろな規格、あるいはまた事業の進め方があっていいんじゃないか、こういう御指摘かと思います。  そういう意味では、日本の道路の標準そのものは道路構造令ということで決めさせていただいておりますが、しかしながら、この中でも実は、どうしても守らな...全文を見る
○佐藤政府参考人 二点についてお答え申し上げたいと思います。  最初の、町道から県道に格上げになって補助事業が中断した、こういう件につきましては、これは恐らく県と町との話し合いの結果であろうかと思っております。補助する側といいますか、国の受け取り方としては、町道から県道に上がっ...全文を見る
06月10日第159回国会 参議院 国土交通委員会 第22号
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○政府参考人(佐藤信秋君) 電線類の地中化の現状と計画、それからこの景観法でどう進むのかと、こういう御指摘だと思います。  そういう意味では三つお答え申し上げたいと思うんですが、一つはその現状でございますが、全国土の四%ぐらいが大体市街化区域と、こういうことになっております。そ...全文を見る
○政府参考人(佐藤信秋君) 二点申し上げたいと思います。  日本の場合、無電柱化を進め始めましたのが、計画的に進め始めましたのが昭和六十一年からということで大変歴史が浅い、したがいまして、幹線道路中心にという形でやってこさせていただいた。二点目に、先生御指摘の、やっぱり今回、景...全文を見る
06月14日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第18号
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○政府参考人(佐藤信秋君) 先生の御指摘は、避難等において高速道路の整備が十分であるか、もっと必要じゃないか、それも税金でやるべきでないかと、こういう御指摘かと思います。  そういう意味では、日本の高速道路、まだまだ六割ちょっとぐらいの計画に対する整備率、そういう意味では、税金...全文を見る