緒方林太郎

おがたりんたろう

小選挙区(福岡県第九区)選出
有志の会
当選回数3回

緒方林太郎の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
議事録を見る
○緒方委員 民主党、緒方林太郎でございます。  本日の質問の機会をいただきまして、委員長そして理事の皆様方に御礼を申し上げたいと思います。  まず一番最初に、国税職員の定員確保と機構の充実について財務大臣にお伺いをいたしたいと思います。  ここ数年、所得税の申告者数、そして...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございました。  国税職員の皆様方は頑張っておりますので、大臣として、力強いお支えをお願い申し上げます。  続きまして、今国会にも上がっております関税暫定措置法について、一言質問させていただきたいと思います。  さまざまな貿易関係の国際条約で、その担保...全文を見る
○緒方委員 これは、財務省側から見ていかがかなというふうに思うんですね。  数年前も、この法律が、いろいろなやりとりの中で、三月三十一日までに通らないんじゃないかというときに、一悶着あったように思います。特に国際条約に関するところというのは、例えば日本がWTOから脱退するとか、...全文を見る
○緒方委員 それなら恒久法の改正でも全然問題ないわけでありまして、一回一回、本当に、法律が成立しなかったときに全ての税率ががしゃんとだめになってしまうような、そういった状況に置くんじゃなくて、それは恒久法に織り込んで、逐次見直していくということであれば見直せばいいわけでありまして...全文を見る
○緒方委員 では、もしよろしければ、答弁をいただければというふうに思います。
○緒方委員 ありがとうございました。  続きまして、引き続き関税の分野ですけれども、今、自由貿易協定、経済連携協定ということで幅広くいろいろなことをやっているわけですが、やはり自由貿易協定の肝というのは関税の部分でありまして、さまざまな障壁、関税だけじゃないですけれども、そうい...全文を見る
○緒方委員 その中で、これまでありとあらゆる、WTOで、マルチであったり二国間であったりのEPAで、一度も関税撤廃をしたことがないものというのは品目でどれぐらいですか。
○緒方委員 大体一〇%程度、九百四十品目ということでありますが、その中にも関税率が低いものがあるはずなんですね。決して関税率が低いものの保護効果がないと言うつもりはないですけれども、どちらかというと、為替がばっと振れてしまったりすると関税としての保護効果が薄いものというのがあると...全文を見る
○緒方委員 百三十品目については一〇%以下であると。水産物とか合板の関係とかがたしか五%前後ではなかったかというふうに記憶をいたしております。  もう一つ、先ほど言われた九百四十品目の中で、国内生産がほとんど存在しないもの、国内でつくっていないものがあるんじゃないかなというふう...全文を見る
○緒方委員 国内生産がないからといって関税を撤廃していいというものでもなくて、撤廃した結果、代替品が入ってきたりするケースもあると思うので、一概に、私が先ほどから言っている一〇%以下のものを全部撤廃しろとか、国内生産がないんだから関税を全部撤廃しろとかいうことではありませんが、た...全文を見る
○緒方委員 確かに、その九百四十品目の中には、センシティブだと言われているものがあります。あるんですけれども、関税分類の世界の中において、関税分類というのは、九桁の数字で関税を分類しています。その中、六桁まではたしか国際標準が決まっているけれども、残りの三つの七桁目、八桁目、九桁...全文を見る
○緒方委員 九桁で分けるときというのは、かなり各国の裁量がきくわけでありまして、例えば、お米ならお米でも、お米の成分であるとかいろいろなことで細かく区分していくことによって仕分けができるんじゃないかと思うんですね。  つまり、何となく今、日本の国内でいうと、例えば米とか牛肉とか...全文を見る
○緒方委員 私は昔外務省でこういうのをやっていたのでよくわかるんですけれども、農林水産省でこういう国際担当の方というのは、本当につらい立場に置かれるんですね。農林水産省の中での国際担当の人というのは、ありていに言うと、現業を持っている部局からは、外務省とつるんで俺たちの業界を潰し...全文を見る
○緒方委員 どうしても、センシティブ品目という言葉が出てくると、全て一緒くたにして、全部だめだというふうに思いがちですけれども、価格帯で分けたりしていけば、やれることは相当あるはずだ。  そして、先ほど、これまで日・フィリピンで八八%と言いました。一〇%以下のものが百四十数個あ...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございました。  今、世界の自由貿易協定であったり、TPPも含めて……
○緒方委員 わかりました。もうこれで終わりますので。  やはりTPPみたいなものが出てくると、ハイスタンダードなものがどんどん求められてくると思います。そのときには、一つ一つ細かく精査をしていって、日本として、別に精査したからといってそれを全部出せとかいうことではなくて、弾とし...全文を見る
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○緒方分科員 本日のこの第二分科会、質問の時間をいただきまして本当にありがとうございます。予算委員会各位の御配慮に感謝を申し上げますとともに、本日、皆様方に感謝を申し上げたいと思います。  まず最初に、消防団のあり方について、川端大臣にお伺いをさせていただければと思います。 ...全文を見る
○緒方分科員 ありがとうございました。  おっしゃるとおりでございまして、サラリーマン世帯がふえていることによって、なかなか消防団の活動に参画することが難しいとか、そういった事情はありますけれども、ぜひ、総務省の御指導のもと、各地方自治体にもいろいろな形で誘引を働かせていただき...全文を見る
○緒方分科員 ありがとうございます。  今後とも、そういった設備のところもぜひ充実をさせていく、これは別にうちの町だけじゃないですけれども、全国の消防団が頑張っていけるような体制に御尽力を賜りますようお願いを申し上げたいと思います。  話題をかえまして、次は、公益法人のあり方...全文を見る
○緒方分科員 今いろいろ御説明ありましたけれども、能力を持っている人間で廉価でやれるような人間があるとするならば、その人間が参入することを阻む必要はないわけでありまして、なぜそういうふうに、外を排除する効果を持たせるようなことをやっているのかということなんですね。  はたから見...全文を見る
○緒方分科員 数が少ないということであれば、どっちにしたって、それで飯を食うことができるわけではないわけでありまして、能力のある事業者、意思のある事業者を、今伺った限りでは、結果として排除する効果が働いているというふうに思います。  この法人は、一般社団とか公益社団にまだ移行し...全文を見る
○緒方分科員 それでは、コストがある程度一定の低いところに維持できるということであれば、新規参入を検討する余地はある、そういうふうな御見解でよろしいですか、国土交通省。
○緒方分科員 ここから少し話が大きくなりますけれども、こういうふうに、国が権限付与をした結果として、社団法人、財団法人、こういったところが、その権限を使って、結果としてすごく排除効果を持つような運営をしているというようなケースが結構あるんじゃないかと私は思います。  先ほど冒頭...全文を見る
○緒方分科員 ありがとうございます。  私、今もずっと、うちの党の行政調査会の中でもこういった問題に一生懸命取り組んでいる身でございまして、いろいろな形で国が権限を付与する、それ自体は別に何ら悪いことでもないんですけれども、先ほどの検査検定、資格認定の勧告によって一つ明らかにな...全文を見る
○緒方分科員 実際、我が町北九州市に小倉という繁華街がありますけれども、例えば飲み屋で飲んでいて、タクシーを呼ぶのもZOCを呼ぶのも同じなんですね。いずれにせよ電話するんです。電話して呼んで来てもらうわけでありまして、タクシーであろうがタクシー型ハイヤーであろうが全く変わらなくて...全文を見る
○緒方分科員 地方に行けば、流しのタクシーというのはほとんどないんですね。  都市部で流しがある感覚で見ていると、確かに、その車が通っていても、はいと言ってとめることができないという違いがあるだけでありまして、実態としては、タクシーと同じように使われている。  タクシーの業界...全文を見る
○緒方分科員 ちょっとぴんとこないところがあるわけでありますが、やはりこういったものを合わせていくべきだと思うんですね。  先ほど言ったZOCのタクシー型ハイヤーとタクシーの違いというのは、先ほど聞いた感じでも、レンタカーを使っている人がZOCを使うようになるとかいった話があり...全文を見る
○緒方分科員 なかなか答弁が難しかったわけでありますけれども、この件、ぜひ国土交通省、地元に来て見ていただきたい。幾らでも私はアテンドします。幾らでも私はアテンドしますし、一緒に乗りましょう。もう一緒に乗りましょうと言いたいぐらいです。こんなに違うんです。町中の姿を見ていただきた...全文を見る
03月15日第180回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
議事録を見る
○緒方委員 民主党、緒方林太郎でございます。  発言の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。質問というよりも意見表明ということにさせていただければと思います。  まず一つ目、自由な勧誘活動ということですが、これが本当に政党支持ときちっと切り離すことができるかどうか...全文を見る
03月22日第180回国会 衆議院 憲法審査会 第3号
議事録を見る
○緒方委員 民主党の緒方林太郎でございます。  本日の課題として、日本国憲法の選挙権年齢及び成年年齢の十八歳への引き下げに係る課題と教育問題ということのかかわりで出ているわけでありますが、そもそも、この十八歳に下げる話というのと教育問題というのがどれほどリンクしているのかという...全文を見る
04月05日第180回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
議事録を見る
○緒方委員 民主党の緒方林太郎でございます。  一般的国民投票制度について、諸外国、いろいろなケースがあるわけですけれども、よく、きょうもスイスの例が取り上げられておりますが、スイスは非常に、歴史的にも国の成り立ちにしても特殊なところがあるので、余りスイスの、国民投票制度が日本...全文を見る
04月12日第180回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○緒方委員 民主党、緒方林太郎でございます。  この消費者特別委員会、貴重な質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。ただ、二十分でありますので、少しスピードを上げながらやっていきたいというふうに思います。  きょうのお題は、私、最近TPPとか経済連携でもよく取り上げ...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございました。  七〇%を超える方が何らかの形で、やはり遺伝子組み換え作物、ちょっとどうなのかなというふうな懸念を持っておられるということは、これは今の農林水産省からの御答弁のとおりであります。  その一方で、この遺伝子組み換え作物というものの例えば表示...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございました。  つまり、正当な理由があって、かつ内外無差別であれば、措置をとることが禁じられるものではない、現行の国際条約のもとでそういったことがないということであります。  振り返ってみまして、国内の現在の遺伝子組み換え作物の表示というのは、二種類に...全文を見る
○緒方委員 スーパーに行って、大豆であったりトウモロコシであったりという、いろいろな遺伝子組み換えを使っているものを見るときに、遺伝子組み換えを含むと書いてある商品というのを、私はこれまで、スーパーでいろいろなものをひっくり返して見てみても、見つけたことがございません。  しか...全文を見る
○緒方委員 ということは、もう少し整理をいたしますと、組成が残らないものについてはそもそも表示の義務がない、組成が残るものについては表示の義務があるということですけれども、これをもう少し深めて考えていくと、何の表示もないもので、表示の義務がない、組成が変わっているものについては、...全文を見る
○緒方委員 今の答弁も含めてもう一度整理をすると、組成が残らないもの、表示義務がないものについては、そもそも表示義務がないから知り得ない。表示義務があるものについてでも、五%未満、場合によっては、もう本当に究極のケースを見てみれば二五%未満までは、仮に組成が全く変わっていないもの...全文を見る
○緒方委員 ともかくわかりにくいのが今の制度でありまして、今、消費者庁の方で、表示のあり方について、一元化について検討をされていると思います。その中で、ともかくわかりやすいものを、先ほどみたいに、裏にある理屈を全部知らないと今から我々が食べようとしているものが遺伝子組み換えを使っ...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございます。  消費者の皆さん方の中には、嫌なものは嫌だということがあると思いますし、それは、仮に科学的な検証をした上で、これは大丈夫ですと言っても、嫌なものは嫌だと。その期待に私はある程度応えるべきではないかなという思いを持っております。なので、今、表示...全文を見る
○緒方委員 二十分というのは早いですね。  これは恐らく全国津々浦々、消費者の方々の問題意識は高いと思います。きょうは質問いたしませんでしたが、実際に日本の制度とEUの制度を比べてみると、EUの方が物すごい厳しいんですね。EUは、例えば餌に使う飼料でも表示の義務があるとか、そし...全文を見る
05月24日第180回国会 衆議院 憲法審査会 第5号
議事録を見る
○緒方委員 民主党、緒方林太郎でございます。  元首と呼ぶかどうかという話でありますが、個人的にはどちらでもいいんじゃないかというふうに、書いても書かなくてもいいのではないかと思います。実態的に元首的機能を有しておられるということがわかるのであれば、それは必ずしも、元首と明確に...全文を見る
○緒方委員 済みません、二回目、ありがとうございます。  先ほどから議論を聞いておりまして、天皇陛下の存在であるとか、あとは国旗・国歌の話も出てまいりました。  いつも話を聞いていて議論に誤解があるのではないかと思うのは、その時々の政権が好きか嫌いかというのと日本国が好きか嫌...全文を見る
05月31日第180回国会 衆議院 憲法審査会 第6号
議事録を見る
○緒方委員 憲法九条について、まず、この資料の一番最初のところに安全保障、国際協力という言葉が書いてあります。今の憲法九条の題のところには、戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認という国の大きな方針のことが書いてある。逆に、安全保障と国際協力というのは、政策のバラエティーみたいなところ...全文を見る
○緒方委員 ここの三のところに核兵器の廃絶という話がありましたので、思いを少しお話しさせていただければと思います。  非核三原則を法制化するかどうかという話、先ほど論点として提起されたと思います。いろいろな兵器の中で、核兵器、生物兵器、化学兵器とある中で、生物兵器と化学兵器につ...全文を見る
06月07日第180回国会 衆議院 憲法審査会 第7号
議事録を見る
○緒方委員 民主党、緒方林太郎でございます。  国民の義務、国民の権利ということが語られていますが、それと同時に、人権ということが出てきます。そもそも、憲法の幾つかの規定の中で、これは国民が対象なんじゃなくて、人間そのものが権利の主体なんじゃないかと思えるものがございます。 ...全文を見る
○緒方委員 まず、政教分離原則そして信教の自由について、一言述べさせていただきたいと思います。  日本では、信教の自由といった言葉を使うときに、信ずることは自由ではないかというところが非常にクローズアップをされます。宗教を信ずることは自由ではないかというところからスタートするこ...全文を見る
○緒方委員 一票の格差についてなんですが、これは、この第三章のところで議論するのが正しいかどうかというのはありますが、そもそも、衆議院も参議院も一票の格差がきちっと解消されるべきであるというふうには私は思いません。それは、それぞれのハウスが何を代表しているかということを憲法に明確...全文を見る
06月15日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
議事録を見る
○緒方委員 民主党、緒方林太郎でございます。  まず、松下大臣、御就任おめでとうございます。大臣になられて、また、金融そして郵政も担当だというふうに承知をいたしております。しっかりと頑張られることを御期待申し上げます。  そして、私は、この財務金融委員会、三回目の質問でありま...全文を見る
○緒方委員 日本はIMFの資本増強に六百億ドルのコミットをしたとか、そういった話もありまして、日本も欧州の安定に向けて貢献をする気構えを見せているわけでありますけれども、しかしながら、何かまだ隠れているんじゃないかとか、実はまだまだ不良債権があるんじゃないかとかいうことが続くこと...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございました。  私も昔、フランスに二年住んでいたことがありますが、いま一つ、本当に大丈夫かな、何か強がりを言って隠しているんじゃないかなという懸念が自分の中ではどうしても拭うことができません。日本のかつての、一九九〇年代の不良債権処理と非常に似たものを感...全文を見る
○緒方委員 かつて、一九九〇年代、バーゼル1、バーゼル2ということで、日本は、資本をティア1、ティア2で八%ということで、非常に苦労いたしました。今、バーゼル2の適用ということで、ティア1の部分が四%以上であるとか、普通株の部分が二%以上であるとか、いろいろな意味で非常に厳しい規...全文を見る
○緒方委員 同じく、今、根拠法があるものについての共済がということでありました。  きょう、厚生労働省と農林水産省、それぞれ生協そして農協ということで来ております。今、イコールフッティング論の中で、それぞれ所管の共済について、各省庁、御意見を賜れればと思います。
○緒方委員 今聞いた感じでは、共済について、確かに、利益を上げる上げないとか、そういった違いはきっとあるんだろうと思います、そして、一部のものについて、根拠法があるものについての若干の参入障壁みたいな話もあるのではないかと思いますけれども、実際には、何か別に国から特別の権限を与え...全文を見る
○緒方委員 ただ、国際交渉をするときに、向こうから一人出てきて、共済について話を聞きたいと言ったら、ずらっと各役所が五人も六人も並んでいるというのは格好悪いんですね。しかも、これは、やっている限り、大体、交渉というのは、ステークホルダーが複数になればなるほど各個撃破でやられていく...全文を見る
○緒方委員 よく、闇の政府保証があるんじゃないかと。つまり、国が株を持っているから闇の政府保証がある、そこがイコールフッティングじゃないんじゃないかと言われますね。ただ、預金保険料もしっかり払っているわけでありまして、通常の金融機関以上の何か保護がなされるというふうに私は理解して...全文を見る
○緒方委員 実際に、郵貯、簡保、特に郵貯を見ていると、別に何か特別な保証をしてもらえるわけではない、闇の政府保証なんというものはないんだと。逆に、ユニバーサルサービスを維持していこうというのは、コスト要因ですよね。  逆に、イコールフッティングで、優遇されている部分というのと、...全文を見る
○緒方委員 いろいろな形で、イコールフッティングから見ると、どちらかというとマイナスというか不利益をこうむっている部分がかなりある。プラスの部分というのは、闇の政府保証がないということになるとほとんどなくて、外国の主張を聞いていると、とどのところ、何かというと、規模がでかいという...全文を見る
○緒方委員 最後に一つ。  郵政改革特の最後の質問のときに、同僚の奥野総一郎議員が、郵便局の小規模局の検査についてということで質問をさせていただいたというふうに記憶をいたしております。そのときに、当時の自見担当大臣は、小規模局に対する金融検査については、何ができるかをしっかり考...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございます。  ただ、実際に金融庁が一つ一つの小さな小規模局に検査に入ることはないわけでありまして、実際には郵便局会社の内部の監査で対応しているところが多いわけであります。  これは私の地元のケースでありますけれども、検査というか監査がちょっとやり過ぎな...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございました。  本当に、こういったものは、やったことの行為ととられる処分の公平性が確保されるべきだというふうに思います。その点、郵政担当相でもありますので、よろしくお願いを申し上げまして、私の質問を終えさせていただきます。  ありがとうございました。
08月01日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
議事録を見る
○緒方委員 民主党、緒方林太郎でございます。  特例公債法案の審議が本格的に始まったということで、本当に、これからこの法案をできるだけ早く通せるようにと頑張っていかなくてはいけないというふうに思っております。  まず、安住大臣に一言御感想をいただきたいんですが、特例公債法案の...全文を見る
○緒方委員 この特例公債法案が通らないことというのは、対外的にもいろいろな受けとめられ方をするところがあるだろうと思いますし、それがひいては、今少し低いところにとまっていますけれども、国債の利率にはね返るということも、大いに懸念をしなくてはならないのではないかと思います。  五...全文を見る
○緒方委員 日本国憲法においては、予算について、衆議院の優越が定められております。私が思うに、日本国憲法を起草した方々というのは、今のこの特例公債法案のような事態を、もちろん衆参国会がねじれているという状況もあわせてでありますけれども、恐らく想定していなかったのではないか。  ...全文を見る
○緒方委員 まさにそのとおりだと私も思います。事実上、この法案が通らなければ、予算の執行に大きな、今は政府の短期証券でぐるぐる回している状況ですけれども、そもそもこんな状態がまともなわけがないわけであります。  本来、憲法の本義であるところの予算に関する衆議院の優越、これは実は...全文を見る
○緒方委員 非常に大きな額であると思いますし、ことしの予算については、復興については復興特会の方でやっているということもあって、実際、多分そういったものも全部合わせていくと、公債の比率というのはもっと高まっているのではないかと思います。  そういった、五〇・四%ということで過半...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございました。全く同じ思いであります。現在、社会保障と税の一体改革の法案も参議院の方で大詰めだというふうに伺っておりますし、財政再建に向けて一丸となって頑張っていきたいというふうに思います。  今回、修正された交付国債という手法でありますけれども、これは何...全文を見る
○緒方委員 非常にフランクな、率直な御見解をありがとうございました。  少なくとも、これからの二年間の二・五兆円掛ける二年分、五兆円分については将来の消費税収入で賄うというふうに言っているわけですが、これはちょっとそれを聞いただけだと、将来の税金をやはり先食いしているところがあ...全文を見る
○緒方委員 その話は多分、知っている方がすごく少なくて、あのフレームの中に先の五兆円分が薄く二十年間にわたって乗っている。ですから、五兆円で二十年、恐らく三千億円ずつぐらい、多分、毎年薄く乗っているということなんだろうというふうに思いますが、そういう形で償還していくということ、承...全文を見る
○緒方委員 つまり、定率繰り入れをやらないということは、一般会計からの繰り入れている部分がない、一般会計から借金の償還に一・六%ずつ積んでいくということをせずに、基本的に、何というんでしょうか、閉鎖型というか、今回のシステムの枠内で全部賄って、一般会計から何かお金を入れてというこ...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございました。  ともすれば、定率繰り入れをやらないことに違和感を持つわけでありますが、逆に、やるということになると、償還のところに一般会計のところからお金を積んでいくということで、ストラクチャー全体が崩れるということなので、そういった形で定率繰り入れの対...全文を見る
○緒方委員 本当に、この特例公債法案、これから精力的に審議をして、早期の成立をさせる。現金がなくなるタイミングというのはもう見えているわけでありまして、そのタイミングを超えてしまえば、どんなに政府短期証券を回そうが何しようがお金はもうそこには出てこないということでありまして、この...全文を見る
08月01日第180回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○緒方委員 民主党、緒方林太郎でございます。  この消費者特、二回目のバッター立ちでありまして、当てていただきましてありがとうございます。  この消費者安全法の一部改正法律案でありますが、これまでのさまざまな消費者事案に対する対応ということで、今回のこの一部改正ということにな...全文を見る
○緒方委員 ということで、消費者安全調査委員会というのが新しくこの法律によって設けられるということであるわけですが、消費者行政ということで広く見ますと、私のイメージからすると、今回新しく、八条委員会という、審議会等ということでこの委員会が設けられるわけでありますが、既に内閣府の八...全文を見る
○緒方委員 消費者の行政で、なぜ例えば消費者委員会ができたかというと、これは、野党時代の民主党の強い希望によって、消費者権利院という流れから、独立性の高いものということでの八条委員会としての消費者委員会ということだと思いますし、今回も一定程度の独立性を確保した上での安全調査委員会...全文を見る
○緒方委員 おっしゃるとおりだと思います。まだ萌芽期にあるというか成長期にある消費者庁でありまして、現在、若干の試行錯誤も含めて、いろいろな組織のあり方というのが今後も不断の努力として行われるべきだというふうに思います。  ちょっと今言った話と若干矛盾するところもあるんですけれ...全文を見る
○緒方委員 なかなか、ああ、そうなのかという印象を受けたわけでありますけれども、これは恐らく、独立性という観点から、消費者団体の方等々からも、逆にその違いのところだけが物すごくクローズアップされて、実は独立性が担保されていないんじゃないかとか、これは消費者庁のもとにある組織であり...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございます。その方向でのさらなるこの委員会の発足、発展というものを期待するものでございます。  少しまたテーマをかえたいと思いますが、実は、この消費者安全法という法律で所管の大臣として名前が出てくる者というのは、内閣府特命担当大臣ではございません。内閣総理...全文を見る
○緒方委員 内閣府の大臣としての内閣総理大臣がこの消費者安全法を担当しているということでありますが、それは内閣の長と捉えるか内閣府の大臣と捉えるかというその違いだろうというふうに思うわけです。かつて防衛庁もそうだったと思いますが、閣議に上げるときも、消費者行政関係は恐らく全て、内...全文を見る
○緒方委員 そして、この消費者安全調査委員会の権限にもう一回戻っていくわけでありますが、内閣総理大臣に対しては、勧告そして意見具申をする権限をこの委員会は持っております。しかしながら、関係行政機関の長に対する権限の行使ということでは意見具申のみ、意見を述べるのみということになって...全文を見る
○緒方委員 そうなんですね。この委員会は、意思決定をした後、それを後で勧告というか措置要求をするとかいったことの次元のときは、今度は、消費者庁の主任の大臣である内閣総理大臣に一度話を持ち上げた上で、そこからばんと言わせなきゃいけない。安全調査委員会が直接勧告をしたりすることができ...全文を見る
○緒方委員 つまり、伝家の宝刀である、最後はこれが来るぞということで、もう既に恐らく安全調査委員会で審議をされている段階ぐらいから、おたくは、ちょっと振る舞いが悪ければうちのボスから言わせますよというぐらいの感じになるという、そこでの抑止効果が働くということなんだろうと思います。...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございます。  そして、これは今回の法律のもう一つの軸でありますが、すき間事案の関係にもかかわるんですけれども、すき間事案の関係も、事業者に対する措置要求とかいった話というのは、これは全て内閣総理大臣からの措置要求なわけでありますが、例えば消費者安全法の第...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございました。  これから新しい組織ができ、そして消費者行政にさらなる厚みと発展を遂げていくきっかけになることを御祈念申し上げたいと思いますし、我々国会議員もそれを支える立場として頑張っていきたいというふうに思います。  すき間事案のことについて触れるこ...全文を見る
08月02日第180回国会 衆議院 憲法審査会 第8号
議事録を見る
○緒方委員 民主党、緒方林太郎でございます。  この論点表を見ながら一つ思ったことがありまして、それぞれの規定と政党文化、政党を規律する文化との関係がその裏にあるんじゃないかなという気がいたしまして。何のことが言いたいかというと、党議拘束との関係が、恐らく幾つかのテーマとの関係...全文を見る
○緒方委員 国務大臣の議院への出席の権利義務ということでございます。  これはもう既にいろいろなところで議論をされているところでありますけれども、やはり私は、諸外国の議会の運用とかを見ていても、これほどまでに国務大臣が議会に拘束をされる国というのは、恐らく日本だけであろうという...全文を見る
11月09日第181回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
議事録を見る
○緒方委員 おはようございます。民主党、緒方林太郎でございます。  本日、このような形で特例公債法の審議に入れることを、本当に野党の皆様方にも感謝の思いをもって、末席理事ではありますけれども、御礼申し上げたいというふうに思います。  この特例公債法案、今こうやって審議をしてい...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございます。  そのとおりでありまして、配付をさせていただきました、これは帝国議会の衆議院での当時の金森徳次郎国務大臣の答弁であります。  太線を引いてあるところですが、少し読み上げれば、「法律デアリマスレバ、議会ハソレヲ可決スルモ否決スルモ恐ラク絶対ノ...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございます。そのとおりだろうと思います。  少し話を戻らせていただきますけれども、こういった今の状況が、予算を執行するために法律を制定していかなくちゃいけない、そして、その法律が通らない限り予算の円滑なる執行が妨げられるということは、恐らく、日本国憲法を制...全文を見る
○緒方委員 そうだと思います。  決して、私、今の国会がねじれていることがどうだとか、そのことに対していろいろ評価をするつもりはないわけでありまして、これは野田総理も言っているところで、どの党が政権をとってもしばらくは特例公債を、相当しばらくだと思いますけれども、相当長い期間、...全文を見る
○緒方委員 最初の一つ目の方なんですが、赤字の対GDP比を二〇一五年度までに半減、そして二〇二〇年度までに黒字化をするということとあわせて、特例公債を例えばこれから三年間ないしは十年ですか、という規定を本則に加えるということなんですが、これを見ていて、本当に大丈夫かなという気もす...全文を見る
○緒方委員 特例公債と予算を一体として処理するということを法制度上担保するということはなかなか難しいのではないかなというふうに思います。  それは、法制度で、例えば、同時期に採決しなきゃいけないとか、そんな法律ができることはなかなかというかほとんど無理だろうと思いますけれども、...全文を見る
○緒方委員 私がこの特例公債法について非常に危惧をするというか懸念を持つというのは、なれでありまして、まず一番最初に、これだけ国債を発行していることになれちゃいけないということがあるんだろうというふうに思います。  我々は、このことを当然視して、当然、三十八兆、四十兆、こういっ...全文を見る