緒方林太郎

おがたりんたろう

小選挙区(福岡県第九区)選出
有志の会
当選回数3回

緒方林太郎の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第193回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○緒方委員 私は、民進党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提案の平成二十八年度第三次補正予算二案を撤回のうえ編成替えを求めるの動議に関して、その趣旨を御説明いたします。  まずは、編成替えを求める理由を申し述べます。  アベノミクスの失敗により、実質賃金は...全文を見る
02月02日第193回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。  今の階議員の質問に続きまして、共謀罪について御質問させていただきたいと思います。むしろ、どちらかというと私は、外務省時代の最後、退職するときが国際法局条約課課長補佐で終わりましたので、条約の側から少しこの件を追ってみたいというふう...全文を見る
○緒方委員 今国会、この議論をするときに、必ず出てくる言葉として合意罪という言葉があります。元条約屋さんとしてあれっと思ったことがありまして、合意罪という言葉をこれまで使ってきたのかなと思いまして、国会の議事録で検索をかけてきました、合意罪という言葉を入れて。ヒットした件数はゼロ...全文を見る
○緒方委員 多分そういう答弁が返ってくるんだろうなと思っておりましたが、法務省は、平成十四年、当初の段階での法制審議会の刑事法部会で、重大な犯罪を共謀することの犯罪化というふうに言っています。そして、国会での質疑でも、法務省の刑事局長は、条約第五条に相当する規定が犯罪化を義務づけ...全文を見る
○緒方委員 それはおかしいですね。  この国際組織犯罪防止条約というのは、既に二〇〇三年、国会で承認をされております。国会でこの条約の中身自体はもう既に固まっている。我々国会として承認をしたものでありまして、その条約で犯罪化されている罪の名前が共謀罪というのも、これはもう岸田外...全文を見る
○緒方委員 当然でも何でもないですよ。私は国内法の話を一つもしていないです。国内法の話をしていなくて、TOC条約第五条に定められた犯罪は共謀罪ですねというのは、岸田外務大臣も法務省もずっと答弁をしてきた内容なんです。  今回それを、呼び名を変えているというのは印象操作でしょうと...全文を見る
○緒方委員 国内法でそれを共謀罪と呼ぶかテロ等準備罪と呼ぶかという話は、私は全くその話をしていません。その話をしていないです。  あくまでもパレルモ条約という条約があって、その第五条で定めている犯罪をこれまでどう呼んできたかというと、条約の解釈として、条約のその呼称として何と呼...全文を見る
○緒方委員 今明確に述べませんでしたが、では、重大な犯罪に係る共謀の犯罪化を締約国に求めている、条約がそういうものを求めているということは、それはよろしいですね。今そう答弁されました。重大な犯罪に係る共謀の犯罪化を条約が締約国に求めている、これはこれでよろしいですね、大臣。
○緒方委員 私も、その第五条の規定はよく存じています。  しかし、昨年の三月十八日、参議院予算委員会で、岸田外務大臣の答弁として、重大な犯罪に係る共謀の犯罪化をこの条約は締約国に求めているという答弁をしておられます、はっきりとした。議事録にも残っています。なので、それを確認して...全文を見る
○緒方委員 去年の三月十八日であります、参議院の予算委員会ですね。国際組織犯罪防止条約、これは、内容としまして、重大な犯罪に係る共謀、そして組織的犯罪集団への参加、こうしたものの犯罪化を締約国に求めています、よって最大の論点は共謀罪の扱いということになりますというふうに、これは岸...全文を見る
○緒方委員 つまり、印象が悪いから言い方を変えたということにしか聞こえないんですね。  何度も言うとおり、私は、国内法でどう受けているかという話を一切いたしておりません。それは次の話でさせていただきます。  条約というのは、既に先ほど言われたとおりです、平成十五年に国会承認が...全文を見る
○緒方委員 国内法がどうであるか、国内体制をどう整備するかによって条約で求められているものの呼び名が変わるというのは、ちょっと私には理解できないですね。  条約で求めているものは、重大な犯罪に係る共謀の犯罪化を締約国に求めている。いろいろなところで、国会の中でも、法務省の刑事局...全文を見る
○緒方委員 組織犯罪であることを明確にするとか、対象を絞り込むとか、準備行為が入るとか、そういう行為を入れたことによってなぜ共謀が合意に変わるんですか、大臣。
○緒方委員 相当苦しい答弁だなと私は思いましたが、いいです。  中身に入ります。  今回検討されているテロ等準備罪というのは、条約に言う共謀罪、合意罪、いろいろ言い方はあるようでありますが、我々は共謀罪と言わせていただきますが、テロ等準備罪というのは条約に言う共謀罪を犯罪化す...全文を見る
○緒方委員 それでいいんです。恐らく、多分、読み上げられた答弁書が間違っていたんだろうなと思いますが。  そうすると、条約自体はもう承認されている。先ほど、岸田外務大臣は留保はしないというふうに言われたと思います。ちょっと、私、外務省の条約課にいたときの感覚からして、条約が決ま...全文を見る
○緒方委員 そのとおりなんですね。条約というのがあって、条約でそれぞれ、第何条の義務についてはこれで応える、これで応えるということで国内法が整備されます。法務省はそうです。内閣法制局との関係でも一個一個整備をしていく。  けれども、今回、恐らく、過去にこれぐらいのものがあるとし...全文を見る
○緒方委員 不安を払拭するためにいろいろ検討した結果、内容が変わるんだと思いますね。巷間言われているのは、少し犯罪の量が、少しか多くかわかりませんけれども、削られると。  削られる部分というのは、不安をあおる部分だったわけですよね。けれども、この不安をあおる部分というのは、条約...全文を見る
○緒方委員 犯罪の数ではなくて、過去の条約の担保法との関係では、例えば主体を絞り込む、この話がありますね、そして準備行為を入れる。これだけでもう既に、過去に求めていたものよりも少なくとも絞り込まれているわけです。  過去にそういうことを求めていたことは、条約を担保する今回出して...全文を見る
○緒方委員 つまり、いろいろなオプションがある、そのとおりです。義務を実施するためにいろいろな、国際条約というのは一つですけれども、それを国内でどう実施していくかということについては、それは国内に一定の裁量がある、そのとおりです。大臣、そのとおりですね。  しかし、過去に提出し...全文を見る
○緒方委員 趣旨に沿ったということはわかりました。いろいろなオプションがある中で日本の国内としてそれを実施しようとしたわけですが、今回、主体を絞り込む、そして準備行為を入れるという形で、少なくとも答弁でもう絞り込まれていることは明らかですね。過去の法案で求めていたよりも対象が狭め...全文を見る
○緒方委員 いろいろな可能性があるというのは、それはそのとおりです。私も、どのタイプで条約を実施しようかと頭をひねらせたことは何度もあります。  今回、犯罪の数を絞り込むというのはこれからだというのはよくわかりました。なので、その話ではないです。ただ、準備行為を入れるということ...全文を見る
○緒方委員 では、もう質疑時間がそろそろ終わりますので、最後に、資料要求をお願いしたいと思います。  TOC条約を実施するために国内法を出されました、そのときにどういう国内法を整備したのかということ。どういう義務関係を、この条約の義務に対してこの法律を当てましたという、いわゆる...全文を見る
○緒方委員 これは秘匿性の全くない資料でありますので、委員会として提出をお願いいたしたいと思います。取り計らい、お願い申し上げます。
○緒方委員 これを踏まえまして、質疑を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
02月06日第193回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。  本日、質疑に四十分立たせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。  テーマは引き続き共謀罪の話でありまして、きょうは、少し具体的な事例にも基づきまして議論をさせていただければと思います。  まず、これまで出てきていた過去...全文を見る
○緒方委員 今確認いただけたというふうに思ったんですけれども、もう一度だけ。  公職選挙法のうち、買収とか利害誘導罪、その中でも連座になるものですね、公職の候補者、選挙運動を総括主宰した者、出納責任者等が行った場合、さらには多数人買収、こういったものについては、過去に出された共...全文を見る
○緒方委員 そういう中、公職選挙法違反の事例を少し調べておりましたら、二〇一五年四月三十日の産経新聞にこのような記事が出ておりました。選挙違反の証拠PC、海にどぼん、金田衆議院議員の元秘書を略式起訴、秋田男鹿区検。  少し内容を読ませていただきますと、昨年十二月の衆院選挙で運動...全文を見る
○緒方委員 いや、単に、運動員に買収約束をしたということで私設秘書の人を略式起訴したということと、証拠隠滅のために捨てられていた陣営のパソコンが押収されていたということは、これは事実ですねと。御自身の選挙であります。御答弁いただければと思います、金田大臣。
○緒方委員 そうすると……(発言する者あり)静かにしてください。つまり、私設秘書の方が選挙買収で略式起訴をされた。そして、この買収、利害誘導罪のうち、候補者、選挙を総括主宰した者、出納責任者がこれを行った場合は四年以下の懲役、禁錮刑であるということでした。  これは確認までであ...全文を見る
○緒方委員 共同正犯とか教唆、幇助に当たらなかったんだろうと思います、立件されていないので。ただ、買収行為の約束を私設秘書が出納責任者との共謀なしにやるということはとても考えにくいと思いますね、お金に絡む話ですから。本当に共謀はなかったと言えるでしょうか、金田大臣。
○緒方委員 私が聞いているのは、特に出納責任者、お金を管理しておられる方が、全く共謀なしに買収の約束をするということはなかなか難しいんだろうと私は思うんですね。なので、共謀はなかったのですかと。もう一度、済みません、御答弁いただければと思います、金田大臣。(発言する者あり)
○緒方委員 もうこの件はこれで終えたいと思いますが、私は何が言いたかったかというと、共謀がなかったことを証明することというのが極めて難しいんですね、なかったと。あったことを証明することは、あったことを証明すればいいんです。ただ、なかったことを証明することが相当に難しいと思います。...全文を見る
○緒方委員 それでは、テロリズムと共謀罪について、引き続きお伺いをしていきたいと思います。  今回のテロ等準備罪を法定するに際しては、これまで累次答弁があったと思いますが、TOC条約で求められているところの中身を、必要最小限、ぎりぎりまで必要最小限で国内法をつくっていくというふ...全文を見る
○緒方委員 前回、私が聞いたときに、たしか過不足なくという表現でしたかね、過不足なくやるということでよろしいですかということと、あと、その中で私、たしか必要最小限と言った気がするんですが、TOC条約との関係で、それを実施するのに、ともかく必要最小限のものまで削り込んでやるというこ...全文を見る
○緒方委員 少し質問を移していきたいと思います。  ということは、今後国内法でどういうふうなものを取り込んでいくのかというと、TOC条約の第五条のところには、金銭的その他の物質的利益を得ることに直接または間接に関連する目的のための重大な犯罪、これを合意することだということで書い...全文を見る
○緒方委員 特定秘密保護法でテロの定義がされているんですね。特定秘密保護法も法務大臣として所管だと思います。  まさにこれから金田大臣がつくられる国内法というのは、金銭的利益その他の物質的利益を得ることに直接または間接に関連する目的に限定した法律をつくられるわけですよ。恐らくそ...全文を見る
○緒方委員 余り納得いく答弁ではありませんでしたが、今のを私なりに解釈しますと、今回法務省でやろうとしているのは、まず国際条約を国内で犯罪化するための法律がある、それとまた別に、テロ目的で犯罪化するもの、TOC条約とは関係なく、それとは違う別の、テロ目的で犯罪化するものも横につい...全文を見る
○緒方委員 先ほど一度、過不足なくという表現がありましたが、それは、国際条約を国内法で犯罪化する、条約との関係で過不足なくということなのか、すごく広いかちょっと広いかわかりませんけれども、それよりも広い、テロ対策を行うのに過不足なくということなのか、いずれでございますでしょうか、...全文を見る
○緒方委員 ということは、先ほど私、もしかしたら誤解していたかもしれませんが、条約で求められている犯罪化をしなきゃいけないものがあって、それを少し超えるか大きく超えるかわかりませんが、それとは別の、純粋テロ対策として犯罪化するものというのがまた別個ついてくるということではないとい...全文を見る
○緒方委員 済みません、どっちですか、金田大臣。(発言する者あり)
○緒方委員 そうすると、例えば純粋に政治上その他の主義主張に基づくテロが行われたとしても、金銭的その他の物質的利益に一切関係がなければ、恐らく金田大臣がつくろうとしている国内担保法ではそれは視野に入ってこないということだと思いますけれども、その理解でよろしいですか、金田大臣。
○緒方委員 先ほどは、条約を超える部分については、条約との関係で過不足なくと言われましたが、例えば金曜日の予算委員会での質疑の中でも安倍総理は、目的は二つでありまして、二つの目的については、まさに、条約を批准するためですね、もう一つは、テロに対する穴があればそれは埋めておく必要が...全文を見る
○緒方委員 例えば、何でもいいですけれども、ある事項について条約が求めているか否かの解釈は外務大臣の判断だとしましょう。今回も、TOC条約を国内法でどういうふうに施行していくかということについて、そのあり方については外務省と協議だということですが、必ずしも条約が求めていない部分に...全文を見る
○緒方委員 金曜日の予算委員会で、先ほども申し上げましたが、安倍内閣総理大臣は、目的は二つですというふうに言っています。一つ目は、条約を批准するためだ、もう一つは、テロに対する穴があればそれは埋めておく必要がありますねということを言っておられまして、プラスアルファの部分があること...全文を見る
○緒方委員 今言われたのは、TOC条約の担保、それを超えた部分があって、その部分の担保法をつくる、そこにTOC条約でやる部分とは別の穴があって、それを担保する法律も加わる、つまりプラスアルファがあるということを示唆されたということでよろしいですね、金田大臣。
○緒方委員 ということは、もう一度だけ確認させてください、私、質疑時間がそろそろ終わりですので。TOC条約を国内で実施するために国内法を改正して、いろいろな義務を国内法で新しくつくっていかれるわけですが、それを超えて、条約の求めるものを超えて、テロ対策、純粋に条約が求めていないテ...全文を見る
○緒方委員 私、質疑時間が終わったようでありますので、これで終えさせていただきます。  今質問した件について、どうも私、よくわからなかったんですが、統一見解を提出いただくように求めたいと思います。
○緒方委員 はい。よろしくお願いします。  終わります。ありがとうございました。
02月09日第193回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。四十五分、よろしくお願いをいたします。  先ほど後藤委員の質問を聞いておりまして、私、そんなに無理しなくてもいいのになと思ったことがありまして。  大臣のロジック、よくわかります。戦闘行為というのは法律で決まっていることであり、国際...全文を見る
○緒方委員 私のさっきの示唆は助け船を出したつもりだったんですけれども。  別に、今の大臣の言ったロジックは、さっき言った、私の言っていることと全然何もかみ合わないわけでも何でもなくて、もうそのとおり、大臣の言っているとおりなんです。だから、一般的な報告書にあるような戦闘はあっ...全文を見る
○緒方委員 紛らわしいとかいろいろなことを言われましたが、質問をちょっと移していきたいと思います。  戦闘行為というのは、国際的な武力紛争の一環として行われる殺傷し破壊する行為ということですが、最近、武力紛争という言葉を使われなくなりましたね。武力衝突という言葉を使うようになり...全文を見る
○緒方委員 私の方から少し答えを言うと、武力紛争というのはこれまで法令上の定義がないということで、ただ、国際的な武力紛争というのは、国家または国家に準ずる組織の間において生ずる武力を用いた争い、これが、私、調べました、主意書答弁の答弁であります。  国際的な武力紛争というのは何...全文を見る
○緒方委員 それだと定義をしていないんですね。今、私、違いがわからなかったです。実は武力紛争と武力衝突の違いがわかりませんでした。  しかも、大臣、先ほどからちょっと答弁が間違っていると私思いました。説明させていただきます。  大臣は、武力紛争の定義として、国家または国家に準...全文を見る
○緒方委員 違います。大臣、それは国際的な武力紛争であります。私が聞いているのは、武力紛争と武力衝突の違いを聞いています、大臣。
○緒方委員 それであれば、戦闘行為の定義に国際的なという言葉を入れる必要はないはずであります。国内的な、国際的な要素を持たない武力紛争があるはずです。そういう武力紛争、国際的なものも国際的でないものも含めて武力紛争という言葉があり、そして、今使っておられるのは武力衝突という言葉だ...全文を見る
○緒方委員 私も自分の主意書答弁をよく知っていて、武力紛争という言葉に国際性を入れて答弁が返ってきて、おかしいなと私は思ったんですよね。  これまでの、少し前の答弁書を見てみると、今大臣が言われた答弁というのは、国際的な武力紛争の定義として今の答弁をこれまでずっと言ってきたんで...全文を見る
○緒方委員 武力紛争に国際性が入るのであれば、戦闘行為の定義に国際的な武力紛争とする必要はないんですよ。ないはずであります、トートロジーですから。同じことを二つ言うことになるわけですから。  だから、戦闘行為の定義として国際的な武力紛争という言葉を使っている以上、それは、武力紛...全文を見る
○緒方委員 では、聞きましょう。  国際的な武力紛争というのは何ですか、大臣。
○緒方委員 そうすると、国際的な武力紛争と武力紛争は定義が同じということになります。こんなばかな話はないはずです、大臣。
○緒方委員 稲田大臣の答弁というのは、リンゴと赤いリンゴは同じだと言っているのと同じでございまして、私は別に、書いてあることをそのまま聞いているだけでありまして、武力紛争の中には国際性は含まれないはずであります。  それはなぜかといえば、戦闘行為、これはPKOとかそういうところ...全文を見る
○緒方委員 紛争か衝突かの違いを説明するのに国際性が入るかどうかということを述べるというのは、ちょっと理屈として合わないですね。ちょっと理屈として合わないと思いますよ。  一生懸命、今大臣が武力紛争というのはそういう国または国準だという話をしますが、何度もしつこいですけれども、...全文を見る
○緒方委員 ジュネーブ条約の中にも、締約国の一の領域内に生ずる国際的な性質を有しない武力紛争についての規定がございます。何度も言うとおり、国際的な武力紛争の一環として行われるということは、国際的でない武力紛争の一環として行われる人を殺傷しまたは物を破壊する行為というのは戦闘行為に...全文を見る
○緒方委員 つまり、ちょっと私、それはよくわからなかったんですけれども、PKO法上で言う武力紛争というのとそれ以外のところで言う武力紛争、何かいろいろなところで使われるんだと思いますけれども、それは定義が異なるということを意味されたんですか、大臣。
○緒方委員 もう一度。  法律というのは、私も法律や条約を何度も何度もつくったことがありますので、一つ一つの言葉に意味があるわけでありまして、PKO法上出てくる武力紛争は国際的な武力紛争に当たることが多いというのはわかりますが、多分それはそうなんだろうと思いますけれども、それと...全文を見る
○緒方委員 先ほど、ジュネーブ条約の話もされました。別に条約の解釈に入るつもりはありません。ただ、締約国の一の領域内で生ずる国際的な性質を有しない武力紛争の存在が想定されています。そして、これは南スーダンのPKOに行かれている方々にも適用のある条約であります。そうやって、国際性の...全文を見る
○緒方委員 それでは、お伺いをいたします。  大臣、国内的な武力紛争というのはあり得ると思いますか。
○緒方委員 わかりました。というか、わかっていないんですけれども。すごい答弁が今返ってきたなという気がしましたが、質問時間もありますので。  金田大臣、お待たせいたしました。質疑を金田大臣に移りたいと思います。  法務大臣ペーパー、怪文書のようなあの紙ですけれども、あれは法務...全文を見る
○緒方委員 私、今ちゃんと説明したはずです。決裁をとっていたことは、最初、きのうの国会答弁では知らなかったと言いました。そしてその後、後ろからブリーフが入った瞬間に後で聞いていたというふうに言い直しました。  知らなかったと後で聞いていたの間には、重なり合うところはないはずであ...全文を見る
○緒方委員 しかし、大臣、後で、決裁をとっていたことは後で聞いていたというふうに答弁されているんですよね。後で聞いていたということを言っているわけでありまして、どこかに違いがあるはずであります、大臣。
○緒方委員 日本語として主語がなかったのでわかりにくかったんですが、ただ、大臣、一回、決裁をとっていたことを知らなかったときのうの国会質疑の中で言われたんですね、知らなかったと。けれども、きのうの朝の段階で知っていたということを今答弁されたと思います。どこかが矛盾していると思いま...全文を見る
○緒方委員 だって、きのうの質疑の中で、決裁は、そういう手続はとっていなかったというふうに答弁したじゃないですか、最初に。きのうの朝の段階で知っていたのであれば、その答弁をしないはずですよ。大臣、うそですよ。(発言する者あり)
○緒方委員 法務大臣秘書課長は、官房長、次官の決裁をとったと我々の内部の聞き取りで明言いたしております。(発言する者あり)秘書課長です。  矛盾がありますので、秘書課長を呼んで説明を求めたいと思いますので、休憩を求めたいと思います。
○緒方委員 それでは、また後ほどということで、よろしくお願いします。
○緒方委員 二度目のバッター立ちとなります。よろしくお願いを申し上げます。  参考人として秘書課長に来ていただいておりまして、まず確認として御答弁いただければと思いますのは、先般出されました法務大臣のペーパーというのは、事務次官そして官房長が決裁をした法務省としての公文書である...全文を見る
○緒方委員 それにつきまして、大臣は先般の国会質疑の中で、そういう手続はとっていなかったという答弁をし、さらに決裁をとっていることは知らなかったと一度言われ、そして最終的に後で聞いていたと言われ、そしてきょうの質疑の中でも朝になって聞いたと。どこの時間を設定して言っているのかによ...全文を見る
○緒方委員 書面による決裁をとるかどうかということは、それはいろいろな手法があるわけでありまして、今秘書課長が言われたとおりです。事務次官と官房長から決裁をとったということを今秘書課長は言われました。そして、きのうの質疑の中で、とっていなかったということを実際に言いましたし、知ら...全文を見る
○緒方委員 秘書課長は決裁をとったと言って、大臣の説明では報告を受けたとかそういった話になっております。事務方との平仄が合っていないですね、大臣。  本当に、その時々に言いくるめようとして適当なことを言うとこういうことになるんです。大臣、真実を語りましょう、法務大臣ですから。 ...全文を見る
02月14日第193回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。  質疑の前に一言申し上げます。  先ほどの理事会で、浜田委員長が職権での中央公聴会の開催を強硬に決めました。金田法務大臣、稲田大臣や天下りあっせんなどの問題をこんなに早く幕引きすることは断じて許されないと厳重に抗議をしたいと思いま...全文を見る
○緒方委員 この時点で、南スーダンに今紛争当事者がいない、法令上そういうことになるのはわかりますが、報道等々を見ていて、それが本当に肌感覚に合っているのかというのは、これはまた別途の問題としてあるんだろうと思います。  その上で、この武力紛争の中で、国家または国家に準ずる組織の...全文を見る
○緒方委員 私、法令上の用語に基づいてしっかりと質問をさせていただいています。武力を用いた争いがありますかということを聞いております。意図的に、武力を用いた衝突と言いかえられましたけれども、私、法令用語に基づいて質問をしているわけでありまして、それで答弁いただければと思います。 ...全文を見る
○緒方委員 いや、正直なところ、ここで頭をぶつけると全く想定していなかったんですが。PKO法上の武力紛争、国家または国家に準ずる組織の間において生ずる武力を用いた争い、これに当てはまらないことはわかっています。国家または国家に準ずる組織の間でないから当てはまらないということは、そ...全文を見る
○緒方委員 ちょっと今、答弁の意味が全くわからなかったんですが、もう一度、簡単に質問をいたします。  今南スーダンで起きていることは国家または国家に準ずる組織の間でないということは、それを是とするか非とするかはわかりませんが、その理屈についてはとりあえずわかりました、理屈だけは...全文を見る
○緒方委員 先ほど安倍総理大臣が何度か取り上げられた、平成二十四年の野田内閣での主意書答弁なんですけれども、あれはスーダンと南スーダンでの衝突だと思うんですが、それは国または国に準ずる組織の間で行われているわけです。  それで、それが武力紛争に当たらないということは、武力を用い...全文を見る
○緒方委員 別に私はそこの、何が起こったかとか、それをどう解釈したかということについて、それはいろいろな判断があると思います。ただ、私が聞いているのは極めて単純なことでありまして、PKO法上の武力紛争における定義が、定義じゃないですね、これは解釈と言っていますね、定義は存在しない...全文を見る
○緒方委員 十四時五十九分から、今、十五時十分でありますが、今総理から一発で明確に答弁が返ってきたわけでありますが、稲田大臣、何でこんなことでこんなに時間がかかるんですか。何でですか。私はたくさん質問を用意しているんですけれども、もう私の質問時間は三分の一ぐらい終わっちゃいました...全文を見る
○緒方委員 そうすると、最終的な判断をするのは東京なんですね。  現地でどういうことが起こっていようが、東京がそれは国家に準ずる組織でないという判断をする限り、現地でどんなことが起こっていようとも、マシャール派が国家に準ずる組織でないという判断をする限りにおいて、武力紛争も戦闘...全文を見る
○緒方委員 最後、何が言いたかったのか私にはよくわかりませんでしたが。  もう一度。私が聞いているのは、現場でどんなことが起こっていようとも、その主体が、主体として例えば系統立った組織が存在しないということ、そして支配地域がないということ、この二つをよく要件で挙げられます。これ...全文を見る
○緒方委員 いや、私、実際に派遣をするしないの判断、それは今言われたとおりです、有意義な活動ができるかどうかとかそういった判断があるんですが、けれども、それの一歩手前のベースのところで五原則と憲法の話があるわけですよね、それを聞いているんです。  五原則との関係で、満たされてい...全文を見る
○緒方委員 実際に有意義な活動ができるとか、危険が出てきたら撤退をするとか、それはよくわかっています。実際の運用もよくわかるわけですが、私、そうではなくて、PKO法上、法律に基づいた議論をさせていただいています。  外形的に見て国家に準ずる組織でない、支配地域がない、ゲリラ的な...全文を見る
○緒方委員 そうとかああとか、何かそういう言葉が多かったですけれども、つまり、私の言っていることが多分基本的に理屈の上では正しいという答弁を、今、安倍総理はされたんだと思います、理論上は。実際に部隊が撤退するとかしないとか、そういう話はまたこれから先の話なので。  そうすると、...全文を見る
○緒方委員 統幕長が言っているのは、大規模な衝突等に置きかえるんですかという質問に対して、混乱を来す可能性があるので、そこはそのように指導いたしましたと言っています。今後は法的意味も含めた戦闘になるということですかと聞いたら、今後そういう言葉が出てきた場合、そういうことになると思...全文を見る
○緒方委員 間違いなくこれはそんたくが入りますよ。  そういったことで、質問を先に進めたいと思いますが、我々の聞き取りの中では、現地にも法令担当の方が派遣されていると聞いています。そういった方のいわばチェックを経て、こういった日報というのはつくられているということだと思うんです...全文を見る
○緒方委員 私の質問に全く答えていないんですね。  まさに現場を見るべきだ、そして、現場から明らかに法令に触れそうなぎりぎりのところの表現を使って日報を上げてきているということは、これは相当危ないんだ、そして、戦闘行為に類するか、もしくは戦闘行為そのものが起きているということを...全文を見る
○緒方委員 私は一つびっくりしたことがありまして、今の質問に対して与党側から、どういう意図かわかりませんが、何か結構やじが飛んできたんですね。結構私は真面目に聞いているつもりであります。現地のもしかしたらこれは魂の叫びかもしれない、それをどう思いますかと聞いたときにやじを飛ばすこ...全文を見る
02月20日第193回国会 衆議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。  予算委員会、五回目の質疑立ちになります。よろしくお願いを申し上げます。  前回の予算委員会での質疑の議事録を全部読ませていただきましたが、前回は集中だったということもありまして、安倍総理が何度か出てこられましたが、正直、議事録を...全文を見る
○緒方委員 ということは、現在、南スーダン情勢において、日本の、我が国としてのカウンターパートというのはキール大統領派のみであるということでよろしいですか、大臣。
○緒方委員 あした中央公聴会もありまして、現場の方のお声も聞くわけでありますが、例えば、UNMISSの活動を邪魔しているとか、はっきり言われているわけですよね。単に結果として邪魔になっているんじゃなくて、意思を持って邪魔をしているとかいうことを言っているんですね。それはいいでしょ...全文を見る
○緒方委員 こういった答弁を一つ一つ現状と確認し合いながら、また後日、質問をさせていただきたいと思います。  ちょっとお伺いをしたいのは、今、紛争当事者がいない、そしてキール大統領派のみが我が国のカウンターパートであるということになると、現在、日本のPKOにおける立ち位置の問題...全文を見る
○緒方委員 明確なようで明確でなかったようなという感じなんですが。  今回、先ほど冒頭言いましたとおり、多くの南スーダンの政府の要人が辞任してというのは、タバン・デン・ガイ現在の第一副大統領を結構非難しながら出ていっていて、実際の数字がどれぐらいかというのはありますが、かつての...全文を見る
○緒方委員 いやいや、それはもう初めからわかっています、私もこれは何度も質問をいたしておりますので。  ただ、実態問題としていろいろな人がいること、これは大臣、単に国に準じないからといって法令上視野から外すのと、実際問題としていろいろなゲリラ組織だ、民兵組織だ、そして軍閥がいる...全文を見る
○緒方委員 何かわけのわからないやじが飛びましたが。  もともとこのPKOを派遣したとき、PKOを派遣したときというのは二〇一一年だったかな、派遣したときには、国連のマンデートというのは、当時の南スーダン政府を支える、サポートとかアシストとかいう言葉がたくさん出てきます。その後...全文を見る
○緒方委員 それも知っています。二〇一四年に安保理決議が出て、そのマンデートの変更がありますが、もともと立ち上がったときがそういうものだったということなので、現在、そういう立ち位置ですかということを聞いています、大臣。
○緒方委員 ちょっと私の想定した答弁と違いましたが、それでは、質問を移していきたいと思います。  二〇一二年のスーダンと南スーダンの衝突について、何度も大臣は言及をしておられます。何度も言及しておられますね、あれは民主党政権のときだった、あれは武力紛争でないと民主党は答弁したと...全文を見る
○緒方委員 別に、私、解説は求めておりませんで、その見解は稲田大臣も踏襲されますかということを聞いています、大臣。
○緒方委員 そうすると、前回、二〇一六年七月に起こったことというのは、これは武力紛争ではないと言っている。ただ、それはなぜかというと、昨年の七月に起こったことというのは、リエク・マシャール派が国に準じないから武力紛争でないということでした。  逆に、二〇一二年に起こっていること...全文を見る
○緒方委員 そうなんです。いずれも当時独立国家ですよ。だから、国家の間によって生じる武力を用いた争いにそれで当たらないというのであれば、当時起こったことは武力を用いた争いでないと言うしか、この定義からするとあり得ないじゃないですか。それは説明になっていないですよ、大臣。  だっ...全文を見る
○緒方委員 いや、今言った総合的な勘案というのは、全部、武力を用いた争いの判断ですよ。だから、それだけを勘案した結果、武力の紛争に当たらないということになったから、武力紛争に当たらないということになっているんでしょうということをさっきから聞いているんです、大臣。
○緒方委員 国家または国家に準ずる組織の間に起こっていること自体は、これは誰が見たって明らかですよ。そこが要件から外れるんだから、今言ったような考慮材料は全部わかります、個別にいろいろ言われましたけれども。それは武力を用いた争いでないということの判断だったんでしょうということを、...全文を見る
○緒方委員 それであれば、前回の予算委員会で、私、昨年の七月、南スーダンで起こったことは武力を用いた争いですかと聞いたら、安倍総理はそうですと言われました。それは間違っていたということですね、大臣。
○緒方委員 いやいや、私、ちゃんとこの同じパネルを使って、昨年の七月に起きたことは武力を用いた争いですかということを何度か聞いたら、稲田大臣が何度も何度も答えられなくて、安倍総理が出てきて、それはそうですということを言ったんです。それが一般的な用語なんていうこと、そんなこと、私、...全文を見る
○緒方委員 安倍総理大臣はそんなことは一言も言っていないですね。きちんと、国または国に準ずる組織ではないけれども武力を用いた争いと言ってもいいと思いますと言っているんです。  そういうふうに言っているので、私、きょう何が言いたいかというと、だんだんこれは答弁がかみ合わなくなって...全文を見る
○緒方委員 現場で何が起こっても構わないなんて、私、一言も言ったことないです。現場で何が起こっていようとも、武力紛争が存在しないことと、それに伴って戦闘行為が存在しないということは、これは法の定義上そうなりますよねということを確認してくださいと言っているんです、大臣。
○緒方委員 私、別に、自衛隊の派遣がどうだとかそういう議論ではなくて、何度も同じことを聞いています。国に準ずる組織でなければ、まず武力紛争じゃないですね、そして戦闘行為もないですね、そういう極めて単純なことを聞いています。それはそれでよろしいですね、大臣。
○緒方委員 そうすると、例えば、これも法律の話ですよ。実は、今のやりとりは一度安保委員会でさせていただいて、大臣は一回そうですと答えたので、えらい時間がかかったなと思いましたが、例えば、リエク・マシャールの、ゲリラ的に動いている組織が仮に自衛隊の宿営地を攻撃するというような事態が...全文を見る
○緒方委員 いや、だから、それが現時点では国に準ずる組織でないというふうに言っているので、現在の理解が続く限りにおいては、例えば宿営地に攻撃があるとか、そして大虐殺が起きるとか、そういうことがあったとしても武力紛争はないし、そして戦闘行為もその結果としてないということでよろしいで...全文を見る
○緒方委員 国に準ずる組織でない、現時点がそうですね、そして、そういう組織が仮に、マシャール派に限らないと思います、そういった方々が自衛隊の宿営地に攻撃をしてくるとか、国に準ずる組織でないという組織が。そして、そういった組織が大虐殺を起こす。大虐殺なんか起こらないじゃないかと言っ...全文を見る
○緒方委員 質問時間が終わりましたので、最後に一言申し上げますが、私、何が言いたかったかというと、PKO五原則というのはいろいろ、憲法との関係をクリアするとかそういったことでつくられていることは知っています。ただ、国に準ずる組織でないと認定した瞬間に、ほとんどPKO五原則というの...全文を見る
○緒方委員 終えさせていただきます。ありがとうございました。
02月21日第193回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。  本日、中央公聴会で質疑をさせていただきますこと、本当にありがとうございます。  本日は、今井公述人、お越しになっておられまして、南スーダンの話をさせていただければと思います。  私も外務省時代、アフリカに二年勤めておりまして、...全文を見る
○緒方委員 貴重な御指摘、ありがとうございました。  この南スーダンで今起こっていることというものの性質についても一言御答弁いただければと思うんですが、現在起こっていることは、これは民族紛争だというふうに思われますでしょうか。よくディンカ族とかヌエル族と言われますけれども、私が...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございました。  私が感じているところともうほぼ同じでありまして、そう考えていくと、例えばどの勢力が善であるとかどの勢力が悪であるとか、そういうことというのは多分言えないんだというふうに私自身は思っています。  現在、南スーダン政府がUNMISSというも...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございます。  国会で質疑をしておりますと、政府の方から、昨年の七月の戦闘は確かに激しかったけれども、その後は結構落ちついてきているんだ、反政府勢力とか今のキール大統領と対抗している勢力についても小さくなってきているとか、そういった話があります。しかし、き...全文を見る
○緒方委員 最後に一問だけ質問させていただきます。  今井公述人は、キール政権支持ではこの紛争状態は終わらないというようなことを書かれております。私もそのとおりだと思います。キール政権が全ての反政府派を掃討して、それで安定、和平が成立することは恐らくあり得ないんだというふうに私...全文を見る
○緒方委員 終えさせていただきます。  ありがとうございました。
02月22日第193回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
議事録を見る
○緒方分科員 民進党、緒方林太郎でございます。  きょうは、三十分、加藤大臣、よろしくお願い申し上げます。  第一委員会室のこの場に立つとファイティングスピリットが物すごく燃え上がるわけでありますが、きょうは決してそういう感じではございませんので、よろしくお願いいたします。 ...全文を見る
○緒方分科員 せつない答弁が返ってくるわけでありますが、実は、質問主意書でも似たような答弁が返ってきておりまして、条約の交渉過程につきましては、後で資料をよろしくお願いします。  そうすると、同一価値の労働についての男女の労働者に対する同一報酬という言葉全体で、それが何を意味し...全文を見る
○緒方分科員 ということは、ほとんど何の解釈も加えていないということでありまして、単に、今外務省が答弁したことは、条約でこの固まりがこういうふうに定義をされています、では、その定義について、それはどういう意味ですかということについてはわかりませんということだったんですね。本当にそ...全文を見る
○緒方分科員 それでは、内閣府でも厚生労働省でも結構ですが、御答弁いただければと思います。
○緒方分科員 余りよくわからない答弁でありましたが、恐らく世界的には、こういう理念というのは昔から、早い段階から進められてきたんだけれども、それを国内で実施するという取り組みにどうしても十分なところがなかったということだと思います。なので、加藤大臣、ぜひ頑張っていただければと思い...全文を見る
○緒方分科員 この総務省の勧告というのは、総務省設置法に基づいて行われるもので、法令に基づく、最終的には非常に強い権限でそれを実施するようにということも可能な、非常に重要な勧告であったと思います。  今、需要をきちっと把握すること、そして連携施設の確保をきちっとやること、さらに...全文を見る
○緒方分科員 もう一言だけ厚生労働省にお伺いをいたしたいと思います。  待機児童の、同一基準で地方に待機児童の定義を決めるべきだと我々は主張いたしているわけでありますが、先般も、予算委員会でたしか塩崎大臣がこの件を聞かれて、何かはっきりとした答えがなかったんですけれども、やはり...全文を見る
○緒方分科員 この件は世の関心も非常に高いということもあって、よろしくお願いいたします。  一つ、保育士の処遇改善についてお伺いをさせていただきます。  これは、私、ちょっと違和感を持ったことでありまして、保育士の処遇改善を人事院勧告に基づいて、それを受けて保育士の処遇改善を...全文を見る
○緒方分科員 いや、そうすると、補正が仮に編成されなかったときは対応できないということになる、私がおかしいと言ったのはそういうことなんです。  補正予算が編成されなければそれは対応できないということと、もう一つは、これは人事院勧告ですので、国家公務員給与法については、別に人事院...全文を見る
○緒方分科員 ありがとうございました。  この件、なかなかそんなに目立つ案件ではありませんけれども、こういった形で予算化をされ、進んでいくことによって、一人でも多くの児童養護施設にいる子供さんに、進学をして、そして学業を続けるということがより促進されていくことを本当に心から望む...全文を見る
○緒方分科員 なるほどと思ったところもあります。ただ、きょうはお願いにさせていただきたいと思いますけれども、これから公益性のあるさまざまな事業を推進していく観点から、やろうと思っても、国税庁長官の承認がとれなければ、全部終わった後にすごく高い課税だけが寄附をする人の側に来るんです...全文を見る
○緒方分科員 終えさせていただきます。ありがとうございました。
02月23日第193回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
議事録を見る
○緒方分科員 民進党、緒方林太郎でございます。  本日の第四分科会最後の質疑者ということで、松野大臣、長い分科会、本当にお疲れさまでございます。  皆さん、結構教育の話が多かったと思いますが、最後、私一人、少し毛色の違う話をさせていただきたいと思います。  公益社団法人日展...全文を見る
○緒方分科員 念のため確認ですけれども、改革が貫徹をされた、全て実施をされて何の問題もなくなったという理解ではないということでよろしいですか、内閣府。
○緒方分科員 一つだけ文部科学大臣にお伺いをいたしたいと思います。  かつて、二〇一三年の不正事案が起きた際に、当時の下村文部科学大臣は、うみが出切るまでやり切るというような発言をされました。  大臣にお伺いいたします。  現在の状況はうみが出切ったというふうに思っておられ...全文を見る
○緒方分科員 体制としてしっかり整った昨年については何らの違反事案も見られなかったということですが。  私のところにいろいろな情報がやってくるんですが、改革において日展規則を改正いたしまして、金品を贈ってはいけない、審査員に対して金品を贈ってはいけないということで、そういう規則...全文を見る
○緒方分科員 前回質問したとき、そんなに後ろに下がった姿勢じゃなかったですよ。前回、前の局長は、改革の趣旨に反するのではないか、そこまで答弁をされました。  日展の改革を進めることによって公益社団法人としてしっかりとした組織になっていくこと、これが役割であります。その中で、お金...全文を見る
○緒方分科員 実際に私はその対象となった文書をお渡ししております。真贋も確認してほしいと事前に申し上げております。そういう行為が行われていることは確認いただいているはずです。それが日展改革の方向性、さらには公益社団法人としてのあり方、その観点から問題ないのかということを聞いている...全文を見る
○緒方分科員 いや、これはひどいですよ。本当にひどいですよ。一般論でしか答えない。私、ちゃんと具体例を示して、見せています。  前回、私が内閣委員会で聞いたときは、明確に、前任者は、改革の趣旨に反するおそれがある、そこまで言っているんです。そんな一般論じゃだめです。一般論じゃな...全文を見る
○緒方分科員 いや、私が、だから事実関係をしっかり明示したじゃないですか。示したじゃないですか。書類を見せたじゃないですか。それが正しいかどうかわからないから、きょう、配付資料にはいたしておりません。投書で来た、真贋が確認できない資料だから。だから事前に確認してくれと言っています...全文を見る
○緒方分科員 質問通告、早くやれと言われます。私、二日前に渡しております。二日前に渡した書類で、それで、ちゃんとそれを確認してくれとその場でも言っています。それを、こういった形で、それが本当なのかどうかもわからないし一般論として答える、その姿勢は、内閣府、本当に公益法人を所管する...全文を見る
○緒方分科員 今、先ほどから注視するとか見守っていきたいとかいうことですが、何をされるんですか、局長。
○緒方分科員 この件を質問すると必ず、お金のやりとりをしている、おかしいじゃないかと言うと、いや、別目的ですと、別目的でやっているので特に問題ないと思いますと、これは内閣府から返事が返ってきました。そして、錬成会やっているじゃないかと言ったら、審査員委嘱前ですという話をしている。...全文を見る
○緒方分科員 では、もう一度要望しておきますが、今言った件、全てまとめてちゃんと日展側とも話をした上で、私の方に報告していただけますか。よろしいですか。
○緒方分科員 確約ください。
○緒方分科員 聞いている方も、ひどいなというふうに思った方がいるんじゃないかと思います。  明らかな不正事案がある。私は別に、芸術の中身がどうだとか、そんな話は一つもしていないです。その正当な評価が、権威のある公益社団法人日展の中で正しく評価されるために、お金が飛び交わない、そ...全文を見る
○緒方分科員 この件、よろしくお願いいたします。  本当に、私、今いる方がどうだとか、そういうことではなくて、幅広いベースのところからいろいろな方が選ばれるような状況であってほしいと思います。  先ほども言いましたとおり、現行の制度が、会員は終身制であるということと、新しい会...全文を見る
○緒方分科員 件数は少しずつ伸びてきているわけですが、年によって、実際の著作物の数というのは四、五万、どんといくときもあれば、千ぐらいしかないときもあったりして、結構活用の実績に年によって差があるなということと、これを周知した上で、使いたいと思う方にどんどん使っていただけるように...全文を見る
○緒方分科員 その件、よろしくお願いします。  あと、もう一つ。  本来、この裁定制度というのは、著作者が誰だかわからないということと、あと、いつ切れたかというのがわからないということでして、実は、裁定制度によって孤児著作権の問題が完全に解決するとかいうことではなくて、場合に...全文を見る
○緒方分科員 統計によると、五十年前の著作物で現在既に活用されているものというのは全体の二%程度だというふうな統計も、データも聞いたことがあります。  なかなか、今の話だと、偶然見つけた、眠っていた著作物がどうであるかとかいうことの解決策にはならないというのと、最近、映像の二次...全文を見る
○緒方分科員 私、そう理解していたので、その答弁が欲しかったんですが、最初からよろしくお願いします。  質問を終えさせていただきます。ありがとうございました。
02月27日第193回国会 衆議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○緒方委員 私は、民進党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提案の平成二十九年度予算三案を撤回のうえ編成替えを求めるの動議に関して、その趣旨を御説明いたします。  まずは、編成替えを求める理由を申し述べます。  アベノミクスの失敗により、実質賃金は低下し、消...全文を見る
03月09日第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。  安全保障委員会の質疑に立たせていただきまして、本当にありがとうございます。  きょうは、公文書管理の話について最初お伺いをする予定にしていましたが、一つだけ、北朝鮮の弾道ミサイルの件について、これは通告いたしておりませんが、お伺...全文を見る
○緒方委員 実はこれは結構難しいところでありまして、主権というのは英語でソブリンティーと書いてありますが、国連海洋法条約にはソブリン・ライツという言葉が使われておりまして、主権なのか権利なのかよくわからないんですけれども、大陸棚、そしてEEZには主権的権利という言葉が使われていま...全文を見る
○緒方委員 しかし、PKO業務に関する文書の保存期間は三年だというふうに理解をいたしております。  通常、何をもってPKO業務に関するものであるのかというのと、さっき言った随時発生文書であるのかというのの違い、これはどういうふうに理解されておられるんでしょうか、官房長。
○緒方委員 済みません、今のは説明になっておりませんで、今、PKO業務に関することについては三年だと言われました。日報がPKO業務に関するものでないというその説明をしていただきたいと言っているんです、官房長。
○緒方委員 その三年の規定と一年の規定、どっちが優先するのかということの問題を私はさっき聞いているわけでありまして、けれども、日報がPKO業務に関することである、文書であるということは、これは否定されませんよね。  しかし、一年未満の規定というのは、では、公文書管理法上どうなっ...全文を見る
○緒方委員 それでは、内閣府の方にお伺いをいたしたいと思います。  その前に、もう一つだけ。  こういう一年未満で廃棄している文書というのが防衛省の中でどれぐらいあるのかというふうに事前に質問レクのときに聞いたら、通常、管理簿をつくってきちっと保存しなきゃいけない一年以上のも...全文を見る
○緒方委員 いや、私はちゃんとこれはレクをいたしております。そして、今、後ろにおられる方、うんうんとうなずいておられましたから、きっとそうなんだろうと思います。  通常、管理簿をつくって、そしてきちっと保存していくための文書よりも、一年未満の期間で廃棄されていく文書の方が多いと...全文を見る
○緒方委員 把握していないということですか。  確かにこれは、管理簿をつくらなくてよくて、廃棄の記録も残さなくていいんですよ、公文書管理法上。それがどれぐらいあるのかというのはこの議論をしていくときにとても重要だと思って、私は、事前にレクをしたときに事務方の方がそういうふうに言...全文を見る
○緒方委員 そこでお伺いいたしたいのが、実は一年未満の文書というのは、本当に一年未満で廃棄すべきものがあるというのは、私はよくわかります、役所にいたので。さすがにこの程度のものでは廃棄するんだろうなということもわかりますが、相当程度の文書が一年未満で廃棄されていっているわけですね...全文を見る
○緒方委員 余り答えになっていませんでしたが。  今私が聞いたのは、一年未満というのは、本来、法律と施行令とそして文書管理規則、その中で基本的に、まず法律とか施行令のところでは、今言ったように、歴史公文書等に当たるものを一年以上だ、けれども、当たらなければいいんだという反対解釈...全文を見る
○緒方委員 なかなか答弁が返ってこないんですけれども。  歴史公文書等に当たらないということなんですが、歴史公文書等については公文書管理法の中に定義の規定があります。「歴史資料として重要な公文書その他の文書」という規定になっています。  現場からの第一情報が「歴史資料として重...全文を見る
○緒方委員 全然答えになっていないんですけれども、現場からの第一情報が「歴史資料として重要な公文書その他の文書」になぜ当たらないのかというその意味を説明してくださいとさっきから言っているんです、官房長。
○緒方委員 いろいろな重要な情報が入っている文書に当たらないと今言われましたけれども、現場からの日報というのは、まさにそういう日々何が起こったかということが書いてある重要な情報が織り込んである、そういう文書じゃないんですか。  随時発生し、短期に目的を終えると言っていますけれど...全文を見る
○緒方委員 それで、内閣府の方にお伺いをいたしたいんですけれども、せっかく副大臣が来ておられますので。一年未満の解釈を、私は規定が悪いと一言も言っていないです、今のこういう公文書管理法の規定とか施行令とか、それについて私は何も言っていないです。私はその運用について申し上げておりま...全文を見る
○緒方委員 用意した質問の三割ぐらいでしたけれども、終えさせていただきます。  ありがとうございました。
03月10日第193回国会 衆議院 外務委員会 第3号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。  本日、三十五分、在外公館名称位置給与法につきまして質疑をさせていただきます。  三ッ矢委員長とは、青山宿舎の代表世話人、副代表世話人ということで、いつも本当にお世話になっております。  まず、昨日、安保委員会で岸田外務大臣に、...全文を見る
○緒方委員 いや、最後の一言がなかったんですけれども、妥当な考慮が払われていなかったことをもって主権的権利が害されたというふうに大臣はお考えですか。
○緒方委員 なかなか苦しい答弁だったことは理解をいたしました。  それでは、次の質疑に移っていきたいと思います。  きょうは、本当は名称位置給与法について質問をするつもりなんですが、少し外務省改革についてお伺いをいたしたいと思います。  平成十四年、少し前ですけれども、外務...全文を見る
○緒方委員 必ずしもできていない部分があるという理解でよろしいですか、官房長。
○緒方委員 では、マル・バツ表というか、どれぐらいの進捗状況かということについて、後日示していただければと思います。よろしくお願いを申し上げます。  それでは、きょうの在外公館名称位置給与法について質疑に入っていきたいと思います。  今回、法律そのものには総領事館の新設とかそ...全文を見る
○緒方委員 今、ISIL対策で非常に重要な役割を果たすというような話がございました。そのとおりなんです。  キプロスという国は、国土の三%が英国領であります。租借地でも何でもなくて、純粋に英国領です。行ってびっくりしたんですけれども。そして、そこにイギリスの空軍が基地を持ってい...全文を見る
○緒方委員 いろいろな、人事の話ですのでこれ以上立ち入ることはいたしませんけれども、見ていると、ロシアと近いということはなかなか感じないと思うんですね。けれども、すごいですよ。なので、ぜひ考えていただければと思います。  そういった中、やはり、キプロスの首都ニコシアに行きますと...全文を見る
○緒方委員 これから、日本だけではなくて世界全体で見たときに、PKOでやるべきものとPKOでやるべきでないものというのを分けるべきではないかと私は思うんですけれども、では、これは外務省、いかがお考えでしょうか。
○緒方委員 今、国家と国家の紛争についてが伝統的な紛争だった、それを言い直して、いろいろと、近年、非国家組織によるところの衝突と言いかえたんですよね。紛争ではないんですか、小田原さん。
○緒方委員 それは、もうこれ以上、この話はここで詰めませんけれども、英語でアームドコンフリクトと書いてある。時々、外務省は武力紛争と訳す。時々、外務省は武力衝突と訳す。その区分は何だと説明できますか。できないと思いますよ。できないと思いますよ、その時々で分けている。  それは何...全文を見る
○緒方委員 今、すごい答弁が返ってきましたよ。我が国のPKO法上との関係で武力衝突と訳すこともあると、まさに稲田大臣が答弁したラインと同じじゃないですか。憲法九条に合わせるためにそういうふうな訳をつくっているというのと、ほぼ似たような答弁ですよ。  この話はやりませんが、ただ、...全文を見る
○緒方委員 何ですか、これ。ひどいじゃないですか。(発言する者あり)うるさい。うるさい。
○緒方委員 それでは、質問を続けたいと思います。  この国連のPKOに関するハイレベルパネルの中に結構衝撃的なことが書いてあります。多くの今日のPKOは維持すべき平和がほとんどないか全くない状況で派遣をされているというふうな表現が書かれています。私の訳が正確で正しいかどうかわか...全文を見る
○緒方委員 答えていないですね。国連のハイレベルパネルの報告の中で、維持すべき平和がほとんどないか全くない状況で派遣されているPKOが多いと。ア・ナンバー・オブ・ピース・オペレーションズという言葉で書かれています。その認識を共有しておられますかということを聞いているんです、外務省...全文を見る
○緒方委員 全然答えになっていませんでしたが、質問を移したいと思います。  では、南スーダンに出しているPKOについてですが、南スーダンにはキープすべきピースがあるというふうに思われますか、外務省。
○緒方委員 ただ、本当によく考えていただきたい。全く、これは多分、国連の関係者の本当に魂の叫びだと思いますよ。ゼア・イズ・リトル・オア・ノー・ピース・ツー・キープという表現で書かれている。これは物すごく強い表現ですね。守るべきピースがないところに派遣をされている、これを改革してほ...全文を見る
○緒方委員 参加するんじゃなくて、議論を主導する側に回ってほしいということを希望として述べさせていただきます。  最後に、キプロスに行きましたときに、もう一つすごく印象的だったのが、ギリシャの経済危機の結果としてあの国でペイオフを実施したということがあって、町中で話すとその話が...全文を見る
○緒方委員 そうなんですね。実は、預金者不安が生じたものの中に、何から先に切っていくか、金融危機が起きたときに何から先に切っていくかという、その順番決めというのは非常に重要でありまして、まず資本を切って、そして損失を吸収する条項がついた債券から切っていくかとか、そういったいろいろ...全文を見る
○緒方委員 それでは質問を終えさせていただきます。ありがとうございました。
03月15日第193回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。  本日、大臣所信に対します質疑ということで、五十分間、よろしくお願いを申し上げます。官房長官、そして我が町の大臣、山本大臣、よろしくお願いを申し上げます。  まず、先ほど御挨拶ありました長坂政務官に、御就任おめでとうございます、質...全文を見る
○緒方委員 少なくとも確実なのは、施術院とか歯医者については、これは確実に二十六年度の収支報告書で入っていて、なぜ歯医者、誰かが行かれた歯医者だと思うんですね。  政治資金規正法とか公職選挙法の中で、何が政治活動に入るかということについては、これは必ずしも定義がないわけでありま...全文を見る
○緒方委員 私が今質問しておりましたら、後ろから会費だろうという話がありましたが、名目のところに会費と書けば会費になるわけではございません。  通常、この会費の定義について、それでは選挙部にお伺いをいたしたいと思いますが、別に、会費と書けば、必ずそれが会費として認められるという...全文を見る
○緒方委員 長坂政務官にお伺いいたします。  この町内会神事は、債務の履行ですか。
○緒方委員 いや、私はちゃんとこれは、まあ答弁を書くのは恐らく役所ではないと思いますけれども、役所からレクに来た方々にちゃんと、収支報告書の中での寄附についてということでお話をさせていただいています。  神事への寄附、これが、寄附というか、町内会神事と、支出のところにそう書いて...全文を見る
○緒方委員 そういうことですね。  そして、この獣医学部の必要性につきまして、日本獣医師会会長が新年の挨拶で結構厳しいことを言っておられます。この日本獣医師会の会長、山本大臣もよく御存じのとおりでありますが、自由民主党福岡県連会長であります。  何が言われているかというと、別...全文を見る
○緒方委員 今、私、日本獣医師会会長が、さまざまなシミュレーションを行った結果、不足するという結論になっていない、これは、農林水産省が行ったシミュレーションでそういう結論が出てきている、そして、過去五十年間、獣医学部が設置されてこなかったのはその必要がなかったからだというのが、獣...全文を見る
○緒方委員 文部科学省の方からは、これを共有しているという話がありました。  農林水産省、もう一度、聞きます。  共有という意味がわかりませんということでありましたが、義家副大臣は共有していると言われました。いかがですか。
○緒方委員 質疑を進めていきたいと思います。  参議院での質疑の中で本件について質問をしたところ、既存の獣医学部では基本科目の対応が優先されておって創薬関連科目等のアドバンス科目の充実が困難であると。つまり、まあ何をもってアドバンス科目というかというのは、考え方はいろいろあると...全文を見る
○緒方委員 ちょっとよくわからなかったんですが。  そういうアドバンス科目の充実が困難であると、それが文部科学省として、今、提案が上がってきた、それについて、それを認めたと言いましたが、もともとの文部科学省の認識として、そういう獣医学部の基本科目の対応が優先するが余り創薬関連科...全文を見る
○緒方委員 そういう認識は持っていなかったということであります。  文部科学省等々は、そもそもこの件の必要性について、先ほどから義家副大臣にあるとおりですが、相当に、必要性はないんだということを強く示唆する答弁が続いております。  それでは、質疑を移していきたいと思います。 ...全文を見る
○緒方委員 いやいや、私はちゃんと質問、明確に聞いています。  今、内閣府が言っている答弁であったり、農林水産省も先ほどそういう答弁をされましたが、それは、既存の獣医師教育の枠組みの中で対応できないんだというふうに考えておられますかというふうに聞いているんです、義家副大臣。
○緒方委員 どういう判断ですか、山本大臣。
○緒方委員 農林水産省にお伺いいたします。  日本獣医師会というのは既得権益団体ですか。
○緒方委員 いや、済みません、私がお伺いいたしておりますのは、既得権益に固執する団体だというふうに山本大臣は言われましたが、同じ認識を共有しておられますか。
○緒方委員 私は、特定の業界団体のディフェンドをするとかそういうつもりはないですが、日本獣医師会会長の言われていることというのは、もっともなことを結構言われているような気がします。それもデータに基づいていろいろと発言をしている中で、それを既得権益団体だと言うのは少し言い過ぎではな...全文を見る
○緒方委員 済みません、参議院での予算委員会の中でも政府参考人が、獣医師の数自体が全体的に不足している状況にはないというふうに考えておりますと。その後にいろいろ今言われた話をされましたけれども、まず、一番最初のそこだけを聞いているんです。  全体的に不足をしていることはないとい...全文を見る
○緒方委員 それはデータに裏づけられていますかと聞いています、政務官。
○緒方委員 それはデータに基づいてやっているということで、一発でそれぐらい答えてください、お願いします。  これは、山本農林水産大臣が何と答えてきたかというと、四国は、山本農林水産大臣は高知でありますので、四国では産業動物獣医師が足らないという発言をしていました。そういう地域な...全文を見る
○緒方委員 ただ、それはデータに基づいてそういう、産業動物獣医師が足らないという、その判断をしておられるんでしょうか、政務官。
○緒方委員 今、公務員の話をされましたけれども、そうではなくて、全体として産業動物獣医師が足らないということがデータとして、四国がとりわけほかの地域に比べて高いとか、そういうことがあるんですかというふうに聞いているんです、政務官。
○緒方委員 全体として四国がどうであるかということについてのデータはお持ちでないという発言がございました。  これは、実際に見てみると、全国的に、例えば御地元の北信越の方も、実は獣医学部はないんですね。  そもそも論なんですけれども、大学の立地場所によって獣医師の需給対策にな...全文を見る
○緒方委員 大学の獣医学部を立地する、それがいろいろ、地域の偏在がある、業態によって偏在がある、いろいろな話がありましたが、それはそもそも立地場所によって解決をすることができるというふうに文部科学省としてはお考えですか、副大臣。
○緒方委員 そもそも、今回の特区をやるに際して、どの地域にどういう獣医師が足らないのかというリサーチそのものはやられているんですか、山本大臣。
○緒方委員 今、一生懸命、四国、四国と言われましたが、先ほど副大臣が言われたとおり、別に、立地によって今言った問題を解決する、そういう考えを文部科学省はとっておりません。なので、その答弁自体はそもそも、もう通用しなくなっていると思います。  では、農林水産省、振られましたので、...全文を見る
○緒方委員 いや、ちょっと不分明だったんですけれども。  どの地域にどういう獣医師が足らないのか、どういう業態が足らないのかについて、別に農林水産省だけじゃなくていいです。  特区でやるということにして、本来、農林水産省は、別に獣医師が足らないと全体としては思っていない、単に...全文を見る
○緒方委員 既得権益団体と言われましたが、少なくとも当事者の人たちはその必要がないと言っている。そして、先ほどからお伺いしているとおりでありますが、どの程度の獣医師がどのように足らないのか。地域偏在がある、そして業態間の偏在があるというふうに言っていて、農林水産省は、何かこう、直...全文を見る
○緒方委員 四国以外に、どこがございますか。
○緒方委員 先ほど山本大臣、何かかなり話が大きくなりましたが、需要曲線、供給曲線を国が判断することはできない、そういうのについてはマーケットメカニズムでという話がございました。  何で一校なんですか。
○緒方委員 実際に、京都とか新潟からもこういう要望が上がっているというふうに聞いています。実際の今の告示を見てみますと、一校に限ると、「一校に限り」「申請されるものに限る。」というふうになっております。そもそも、これ自体がおかしいんじゃないかというふうに言っているんです。なぜ一校...全文を見る
○緒方委員 農林水産省と文部科学省と調整した上で一校にしたと言いました。どういう調整でどういう認識だったんですか、文部科学省、農林水産省。
○緒方委員 これから新設する獣医学部は既存のものとは違うんだという話がありました。そういう需要があるんだということでありました。  それであれば、別に、特区じゃなくて通常のルートでやればいいじゃないですか。特区でやる必要はないんですよ。そんなに需要があって、新しい需要がある、ア...全文を見る
○緒方委員 いやいや、新しい需要が生じていて、それに対応するために既存のものと違う獣医学部を整備することの重要性について認識をしたのであれば、当然、こんな特区に頼る必要はないわけですよ。通常のルートでやればいいじゃないですか。なぜこれを特区にして一校だけと。  まさに、特区とい...全文を見る
○緒方委員 それでは、少し質問を進めたいと思います。  平成二十五年、構造改革特区の提案で、文部科学省は何と回答しているかというと、こういう獣医学部の設置については特区を用いて実現することは困難であるという回答をしています。  この認識は今でも共有しておられますか、副大臣。
○緒方委員 構造改革特区のときも、最初から想定していたのは加計学園であります。そして、現在の提案主体も加計学園であります。  そして、広島と今治市でやっている、国際戦略総合特区といっていますが、総合特区の指定をされるや否や、すぐに今治市分科会をつくって、すぐに今治市の加計学園の...全文を見る
○緒方委員 いや、まさにそれを看板のかけかえというんです。  構造改革特区で出していた主体が加計学園であって、それが、地域の特性としてはだめだ、けれども全国的な見地からというお題目さえつければ、それが今度はオーケーになる。別に何も変わっていないですよ。メニューだってそんなに変わ...全文を見る
○緒方委員 最後に官房長官にお伺いをいたします。  本件、どう考えても仕組みがよくでき過ぎているように思います。この加計学園に対する特区につきまして、通常の行政プロセスとは違う政治家の関与というのはないということを確約できますでしょうか、官房長官。
○緒方委員 質疑を終えさせていただきます。松本副大臣そして小林政務官その他、質疑できなかった皆様方には、おわびを申し上げたいと思います。  終えさせていただきます。ありがとうございました。
04月05日第193回国会 衆議院 外務委員会 第8号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。  外務委員会、質問は今国会二回目ですが、よろしくお願い申し上げます。  まず、名古屋議定書そして名古屋・クアラルンプール補足議定書についてお伺いをいたしたいと思います。  この議定書を交渉したときの大臣は松本龍元環境大臣でござい...全文を見る
○緒方委員 次の質問についても触れていただきまして、ありがとうございます。  目標の十六のところに、二〇一五年までに、遺伝資源へのアクセスとその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分に関する名古屋議定書が国内法制度に従って施行され運用されると書いてあります。私は、松本元大臣から...全文を見る
○緒方委員 七年かかることの理由に余りなっていなかったような気がしますが。  外務省から配られた資料の中に、名古屋議定書は発効済みであり、第三回締約国会合に締約国として参加することが必要だから、だから今回承認を求めているのだ、そういう説明が書かれておりました。その一方で、名古屋...全文を見る
○緒方委員 その理屈を貫くと、どこか主要な、EUとかそういうところが法制度を整えないと日本はやらないということの裏返しになるわけでありまして、そういう答弁は余りよろしくないのではないかと思います。まあ、いいです。  次に移ります。  今回の名古屋議定書を見ておりますと、提供者...全文を見る
○緒方委員 今、国内の研究機関への悪影響という話がありましたが、ちょっとよく理解できなかったので、もう少しブレークダウンして説明していただければと思います。
○緒方委員 余りよくわからなかったんですが、議事録を見て、後でもう一回よく考えてみたいと思います。  この条約を見ておりますと、先住民という言葉が何度か出てまいります。そこで、私、先住民という言葉からいろいろ連想してみて、では、日本のアイヌの方々についてどうであろうかと思いまし...全文を見る
○緒方委員 わかりました。  それでは、質問を移していきたいと思います。  今回、WTOの関係の条約も入ってきておりますが、少し通商問題について議論をさせていただければと思います。  午前中の浜地議員の質問の中でも、USTRの年次報告書で、例えば他国の不公正な貿易慣行に強力...全文を見る
○緒方委員 このままだと、恐らくWTOは、今回のような条約、有志国で集まるものというのはそれは成立をすると思います、そして先般成立した貿易円滑化のようにアーリーハーベストが生じるもの、これもあると思いますが、そういったものを除くと、既存の協定の管理プラス紛争解決だけの機関に成り下...全文を見る
○緒方委員 自由貿易を推進するというのは、恐らくトランプ大統領でも同じことを言うと思います。しかし、その後ろに必ず公正なという言葉がつきます。そして、その公正なという、アメリカ版公正のツールとして使われるのが、まさにスーパー三百一条であります。  スーパー三百一条というのは何か...全文を見る
○緒方委員 国際協定に反する形で運用されればということなんですが、これも結構くせ者でありまして、何かというと、大体これまで、スーパー三百一条で制裁が打たれたことというのは基本的にありません。それは何かというと、もう打つぞということが後ろでわかっているから、それでおどしがかかり、調...全文を見る
○緒方委員 打たれた場合にはなんですけれども、けれども、実際打たれない、基本的に打たれないんですね。  それは何かというと、ここで制裁を打たれてしまったらもうとんでもないことが起きるというふうなことがわかっているから、そういう法の仕組みになっているからであって、そういう違法な、...全文を見る
○緒方委員 なかなか議論がかみ合いませんでしたが、スーパー三百一条、これまで結構経済産業省もそして外務省も、古い資料を見ておりますと相当厳しい姿勢で臨んできたものでありまして、しかも、これは先ほどから申し上げているとおりおどしのツールですので、実際に発動されてからということではな...全文を見る
○緒方委員 そうですね。ゼロイングの問題とか、また、専門用語ですけれどもファクツアベーラブルとか、いろいろな問題があるわけでありまして、アメリカの打っているアンチダンピングの仕組みというのは、自由で公正なという、その公正なを本当に実現しているのかというと、単なる保護主義じゃないか...全文を見る
○緒方委員 ここからびっくりなんですが、韓国の無方向性電磁鋼板に同じく調査が入りました。しかし、韓国の無方向性電磁鋼板に課された税率は六・八八%であります。最大で二〇〇%近い関税の差があるわけですね。  これは経済産業省にお伺いしたいと思います。日本の鉄鋼産業は、韓国のPOSC...全文を見る
○緒方委員 一万四千五百トン近く輸出がありましたが二〇〇%の関税がかかって、お隣の国が六・八八%だったら、もう市場はほぼ席巻されてしまうというのは誰もがわかる話でありまして、今、経済産業省のコメント、ちょっと他人事ですよ。これによってどれだけの職が失われると思うんですか。どれだけ...全文を見る
○緒方委員 予算の問題もある、人の問題もあると思います。  これは岸田外務大臣にお伺いいたしたいと思います。これは私が見る限り、明らかにロビー活動の差であります。今年度の予算は通りましたけれども、来年度予算とか今後のところで、やはり、例えば在米日本大使館の議会班がどれぐらいの数...全文を見る
○緒方委員 このアンチダンピングについては、もう既に日本の鉄鋼品は、例えば一番長いものについては、PC鋼でありますが、一九七八年からずっとアンチダンピングが課されています。三十年以上、もう四十年近くずっと、日本は廉価販売で高い税金をかけられている。溶接管についても、もう一九八七年...全文を見る
○緒方委員 このアンチダンピングについては、先ほど無方向性の電磁鋼板についてアメリカでAD税が課されているということでありましたが、実はもう一つ、非常に技術性の高い方向性電磁鋼板、これは変圧器とかに使われるものでありますが、これについては中国で、今度は平成二十七年に、これも品目に...全文を見る
○緒方委員 その裁判の中でそういう証言があったということもよろしいですよね。うんとうなずいているので、それでいいと思います。  つまり、中国の宝鋼集団がつくっている方向性電磁鋼板の技術の少なくとも一部は日本から流れたものであります。これを受けて、経済産業省は不正競争防止法の改正...全文を見る
○緒方委員 こういう産業スパイに対応するために、今後も頑張っていただきたいと思います。  今の話を述べた上で、最後、もう一問質問させていただきますが、皆様方、これで何となくわかったと思いますが、日本から出た技術でつくっている方向性電磁鋼板というのは非常に技術性が高いので、誰でも...全文を見る
○緒方委員 質疑を終えさせていただきます。ありがとうございました。
04月07日第193回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。きょうは、三十分質疑をさせていただきます。  まずは、石原大臣とTPPの件について質疑をさせていただきたいと思います。石原大臣とTPPの話というと、いろいろ思い出すことがたくさんございますけれども、よろしくお願い申し上げます。  昨...全文を見る
○緒方委員 そこで、思うんですけれども、そもそもそんなことが法技術的に可能なのかということについて思うんですね。TPP、がちっといろいろ法体系が決まっておりますけれども、その中の一部だけを切り出して暫定適用ということでありますが、これは外務省にお伺いしてよろしいですかね。法技術的...全文を見る
○緒方委員 検討していないということは、先ほど大臣からもいただきました。私は、法技術的に可能なのかということですが、今、そういうことをする場合には国会承認を経ることになるということでありましたが、法技術的にやれないことはないということを示唆されたということでしょうか。そこを答弁い...全文を見る
○緒方委員 そこはそうなんだろうなというふうに思いました。それなりに重要な答弁ではなかったかというふうに思います。  それでは、TPPと日米交渉の関係についてお伺いをいたしたいと思います。  アメリカのトランプ政権は、TPPには入らないということで、これから日米交渉をやると。...全文を見る
○緒方委員 そういう答弁なんだろうなというのは、何となく想像もついたんですけれども、ただ、やはりみんな心配しているのは、例えばいろいろな言い方が可能だと思うんですよ。今、一つ一つと。非常に、そこは結構重要だと思うんですよ。そこを私は今注目いたしまして、実は、例えばですけれども、全...全文を見る
○緒方委員 それは多分、今言った話に対してその答弁だと、農林水産業に携わっておられる方は非常に不安を覚えると思います。ぜひ政務官、もう一言、意を酌んで答弁をいただけないでしょうか、細田政務官。
○緒方委員 頑張ってください。  それでは、一昨日、実は、私は外務委員会の方でアンチダンピングについて質問させていただきました。我が町北九州市、新日鉄住金八幡製鉄所が得意としている電磁鋼板が実はアメリカでアンチダンピングを打たれている、明らかに不当だという質問を一昨日外務委員会...全文を見る
○緒方委員 今、透明性とか、いろいろそういう話がございましたが、今でも幾つかのものについてはアメリカとかなり厳しくやりとりをしているわけであります。  そして、例えば例でいいますと、幾つかの鉄鋼については、もうダンピングを打たれて三十八年とか四十年近いものがあったりして、本来の...全文を見る
○緒方委員 頑張っていただければと思います。  そして、通商物をもう一問だけ農林水産省にお伺いをさせていただきたいと思いますが、内閣委員会の所管事項でないですけれども、ブレキシットでこれからイギリスが脱退をして離れていくということになります。  そうすると、農林水産業で現在交...全文を見る
○緒方委員 別に私は、交渉の中身を何か教えてくれとか言っていないですし、ただ、論理的に考えて、ブレキシットでイギリスが脱退してしまったら、イギリスから輸入する分というのが恐らく農林水産品でも一定程度あるはずですよね、その分については関税割り当ての量を、関税割り当てを設定するものに...全文を見る
○緒方委員 もう一言だけ。検討していないんですかね、それとも言えないんですかね、どちらですか。検討していないのか言えないのか、どちらですか。検討もしていない、それも言えない。
○緒方委員 それでは、質疑を移していきたいと思いますが、石原大臣と細田政務官、そして武井政務官、もうここで結構でありますので、ありがとうございました。  それでは、公文書管理についてお伺いをいたしたいと思います。  これまでの、さまざま私もいろいろなところで議論させていただい...全文を見る
○緒方委員 大臣、今、一年未満のものも想定されていると言いましたが、それは管理簿の話でありまして、もちろん想定はされているわけでありますが、別に私は想定されていないとは一言も言っていないです。ただ、保存期間のところで明示的に一年以上なんということはどこにも書いていなくて、今大臣が...全文を見る
○緒方委員 今のは結構すごいと思いますよ。一年未満の保存期間の文書というのが、いや、私は、これはうんと言っていただけると思ったんです、そうですと、極めて軽微な内容のものだと。  例えば防衛省でいうと、随時発生し、短期にその目的を終えるもの、そういう表現ですけれども、それは何かと...全文を見る
○緒方委員 その答弁が欲しかったんですが。  そうすると、防衛省にお伺いをいたしたいと思います。PKOの日報ですけれども、これは前回も安保委員会でも聞きましたが、PKOの業務に関するものというのは三年の保存期間であります。日報がPKOの業務に関する文書でないというその積極的な説...全文を見る
○緒方委員 つまり、さじかげん次第ということですよ。つまり、PKOの業務に関するものであって、これは、随時発生し、短期にその目的を終えるものだと俺が決めたらそうなんだということに、そういう答弁だったというふうに思います。  財務省にお伺いいたします。  国有財産を売却するため...全文を見る
○緒方委員 それは単なる規定の読み返しにすぎないわけでありまして、もう一度私申し上げます。  財務省の文書管理規則の中で「国有財産の管理及び処分に関する決裁文書又は管理及び処分に関する重要な実績が記録された文書」という規定がありまして、これは十年であります。国有財産を売却すると...全文を見る
○緒方委員 もっと聞きたいことはあるんですが、質疑時間がだんだんなくなってきたので。  では、会計検査院にお伺いをいたしたいと思います。  こうやって協議の記録が、重要な文書だと私は思いますけれども、これが歴史公文書等に当たらないということでばんばん廃棄されていくわけですよね...全文を見る
○緒方委員 個別の事例はいいです。ただ、一般論として、何らかの国有財産を売却したとか、そういうときの記録が残らないということについて、会計検査院法第十条か十一条で、ちゃんと文書を全部出せという規定があったと思いますけれども、そことの関係でも、会計検査をする観点から、そういう協議の...全文を見る
○緒方委員 そこは結構重要ですね。まさに、そういう文書が残っているか残っていないか、そのことが適当であるかどうかということも含めて、しっかりと会計検査院に会計検査を行っていただきたいと思います。  最後、山本大臣にお伺いします。  一年未満の文書というのは、管理簿のところでそ...全文を見る
○緒方委員 最後の答弁も重要だったと思います。ありがとうございました。
04月10日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
議事録を見る
○緒方分科員 民進党、緒方林太郎でございます。  本日、決算委員会第一分科会で三十分質疑させていただきます。官房長官、よろしくお願い申し上げます。  まず、シリア情勢についてお伺いをいたしたいと思います。  今回のシリアに対する米国からのトマホークの攻撃等々を見まして、総理...全文を見る
○緒方分科員 では、これは外務省に確認したいと思います。  もう一度ですけれども、これはアサド政権が使用したというふうには現時点では認識を確定させていないということですか、外務省。
○緒方分科員 かつてオバマ大統領が、二〇一三年だったと思いますけれども、シリアでの化学兵器の使用について、レッドラインを越えたという表現がございました。今回の化学兵器の使用については、そのレッドラインを越えているというふうに思いますか、外務省。
○緒方分科員 事実関係ではなくて、越えてはいけない一線を越えたというふうに御認識をしておられますか、外務省。
○緒方分科員 判断すべきだと思いますが、質問を移していきたいと思います。  この件につきまして、例えばアメリカ等から、化学兵器の使用とか、これが実際に使用されたのである、そういったことについての証拠の提供というのはあるんでしょうか。これは官房長官でも外務副大臣でも結構ですが、そ...全文を見る
○緒方分科員 多分この件は、そういう答弁であるから、それ以上聞いてもずっと同じことを言うんだろうと思いますが、証拠の提供があったのかなかったのかということは、これはイラクのときも同じような話がありました。私、きょうは質問をたくさん準備しておりますので、余りこの件、同じ答弁が何度も...全文を見る
○緒方分科員 よく気持ちがわかるから聞いております。用語の使い方に物すごく外務省は苦しんできた。先ほど高村大臣とオルブライト長官とのやりとりのときなんというのは、支持するというのと理解するというので本当に激しいやりとりをしています。  ただ、今回、私は別に政府のポジションを批判...全文を見る
○緒方分科員 今、最後、攻撃自体の評価については控えているということでありましたが、それをもう一度確認させてください。  アメリカの行動を支持するとまでは現時点では言わないということでよろしいですね、副大臣。
○緒方分科員 ちょっとここからは少し技術的な話でありまして、これはもし答えられなければ答えられなくても構わないですが、二〇一三年だと思いますが、国連安保理決議二一一八というシリアの化学兵器に関する決議がございます。  この中で、実は、国連憲章第七章での措置について言及がございま...全文を見る
○緒方分科員 大体感じはわかりました。シリアの情勢の話はこれで終えさせていただきます。  次に、北朝鮮の情勢についてお伺いをいたします。  三月十六日、訪日をいたしましたティラーソン国務長官は、北朝鮮に対して非核化を求めた過去二十年間の政策は失敗であったと、表現ぶりはちょっと...全文を見る
○緒方分科員 質問と答弁がかみ合っておりませんで、過去二十年間の政策は失敗であった、別にこれは自民党政権を批判したいとかなんとか、そういう意図は全くありません。  単に、日本と有志の国々がこれまで講じてきた政策が効果を示さず、その結果として、北朝鮮の非核化がうまくいかなかった、...全文を見る
○緒方分科員 何かがうまくいかなかったということだと思うんですね。  抑止の理論というのがございまして、どうやったら抑止がきくのかということなんですけれども、これはよくよく日本も検証する必要があって、つまり、これまでの非核化の政策がうまくいかなかったということで、大きく考えてみ...全文を見る
○緒方分科員 重要な御指摘であったと思います。  それを踏まえて、抑止の理論というのは本当に認識論の問題でありまして、こっちが言ったことを相手が真に受けているか、自分がどう考えていると相手が思い、それを自分がどう考えているかみたいな、こういった話も出てくるわけでありまして、そこ...全文を見る
○緒方分科員 私は在外公館にいたこともありますし、幾つか見たことがありますけれども、ひどいケースは幾らでもあるんですよ。省庁から派遣されてきて、活動なんかもろくにしていない。どこを向いているかというと、自分の出身元の本省ばかり見ている。  そして、受け入れる側はなぜ受け入れてい...全文を見る
○緒方分科員 省庁間で固定ポストにならないようにということにぜひ意を用いていただければというのと、そうなんです、言葉のできない人がいるんです。言葉が全くできなくて、何であの人は来ているんだろうかと。しかも、向いている方向は、その国の発展の方に向いているかといえば、本省からやってく...全文を見る
○緒方分科員 何となく、かつて本当にこれは既得権益化していたんですね。実際に外務省で取り扱っている人も、水産庁から出向してきている人が実際の外務省の経済協力局、今は国際協力局ですか、そこで扱っているとかいうことで、非常に既得権益化していた。  別に私は水産無償が悪いと言っている...全文を見る
○緒方分科員 一応、公募しているということでありましたが、今、私は水産庁からいただいたODA予算額の推移を見ていますが、大体毎年八割近くはこの公益財団海外漁業協力財団に投じられているわけでありまして、恐らくそういったものがないとそもそも成り立たない財団なんじゃないかなというふうに...全文を見る
○緒方分科員 ちょっと質問を詰め過ぎたせいで、テロの話を聞こうと思いましたが、これは飛ばして、最後に、外務省の研修体制についてお伺いをいたしたいと思います。  最近、新入省員の中で、国際法の素養がないとか外交史の素養がないとかいうことで、それが省内的に、少し省の足腰の低下につな...全文を見る
○緒方分科員 よく中を見てやっていただければと思います。本当にひどい人は、最悪ですよ。本当に、フランス語なんて、私はよく見ますけれども、本当にひどいんですよ。よく理解をした上でお願いいたします。  松田副主査のもと、質疑を三十分させていただきました。そして、岸副大臣もありがとう...全文を見る
04月12日第193回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。  きょう、医療ビッグデータ法、三十分よろしくお願いします。  質問がどういうふうになるか、前の三人の方の話を聞いて、もし時間が余ったときということで、ちょっと法案と関係ないことも用意しておりますので、政務官にも来ていただいておりま...全文を見る
○緒方委員 今、口頭での停止ということも含まれるという話でありました。  先ほどから審議を聞いておりまして、一つ、初鹿議員からも質問がありましたが、よくわからなかったものの中に、この法律で定義される医療情報取扱事業者というものがございます。これが、何が医療情報取扱事業者なのかと...全文を見る
○緒方委員 結構ここは重要なところでありまして、学校単位でそれぞれ健診を行うわけでありますから、それらの方々なのか。けれども、多分、ビッグデータとして使うときは教育委員会が取りまとめるということではあると思うんです。  ただ、そこまで行ってしまうと、なかなか、教育委員会と個々の...全文を見る
○緒方委員 最後、どこまで行っても個人の話で言っているんですけれども、例えば自治体でいいでしょう、自治体として、あそこの自治体はこうだみたいな話が出てくること、それは、その風評被害というのは個人に帰結しない、自治体、集団として不当な差別の対象になるということについても私は十分な意...全文を見る
○緒方委員 質問を移したいと思います。  医療情報取扱事業者から認定事業者に医療情報が提供され、認定事業者から利活用者に情報が提供されていくということですが、これは、一定のマーケットができることを想定しておられるのだと思います。  しかしながら、先ほどからお金の話が何回か出て...全文を見る
○緒方委員 今答弁がありました、通常のこれまでやってきているICT関係の投資が三%であったと。けれども、多分その中にオントップで乗るはずなんですよね。既存のICT投資の中で専用回線を設けるとかいったら、まさにそれにオントップでコストが乗ってくるわけでありまして、その既存の中で消化...全文を見る
○緒方委員 そうなることを願っておりますが、結果として、まず、全てのコストは、恐らく利活用者が払うものが認定事業者に行き、その中から、もともと医療情報を入手するためのコストをさらに払うということなので、最終的に利活用者の人がどれぐらい払っていただけるかというところが、これがベース...全文を見る
○緒方委員 そうですね。目的外使用は絶対に生じないのだということを担保できるような仕組み、これは、この後、修正、附帯でもいろいろやらせていただきますけれども、よろしくお願い申し上げます。  その中で、一つ気になるのが、利活用者の中に外国の事業者、例えば外国の巨大な製薬会社とかこ...全文を見る
○緒方委員 そうすると、結構大きな金額でどんと、そのデータは結構重要だから買いますというようなこともあるわけでありまして、マーケットの成立の仕方にここは結構大きな影響を及ぼすものだと思いますので、この点も含めて、おかしなことにならないようにお願いをいたしたいと思います。  この...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございました。  その中で、これは内閣府が言っていることではないですが、時々聞く話として、日本は個人情報保護の仕組みが、国とか独立行政法人とか民間事業者、さらには地方自治体ということで、個人情報保護、特に地方自治体に至っては地方自治体ごとに条例の数があるわ...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございました。  当時、二年前に審議をしたときに、私は幾つか質問をして、この件も今質問したんですけれども、幾つか答えが返ってこなかったものが当時ありまして、これから検討すると言われたものがございました、向井審議官から言われたんですが。  識別符号の中に携...全文を見る
○緒方委員 レクのときに、答弁は聞かせないでください、後でここの委員会で聞かせていただきますと言いましたので、今、ああ、なるほどそういうことなんだなということをよく理解いたしました。  もう一つ、これも答えは委員会の場でお楽しみにしておきますと言ったものがありまして、個人情報の...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございました。  その他当時の質疑で、私も議事録を読み直してみたら、例えば五千件要件を廃止したことに伴って小規模事業者に過度の負担が生じないようにということをお願いしたりとか、あとオプトアウトが障壁にならないようにと、きょうも医療ビッグデータで話をさせてい...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございます。  この件は、地方自治体で、法律で定められたからといって、なかなか何をやろうかというのがよくわからない。ただ、私は北九州市で、福岡県とか、いろいろそういうのはあるわけです。そういったところと話をしてみると、みんな何か気持ちの中で、すごくこれはフ...全文を見る
○緒方委員 間接税を免除するというのと、直接税を免除するというのは、税の理論上、余り合理的な理由がないのかなという気もするんですね。  確かに、付加価値税は、全世界でみんな仕向け地主義をとっているので、みんなで合わせてみると、それを輸出補助金というのはまずいだろうということです...全文を見る
○緒方委員 この件は、別の委員会でまたしっかりとやらせていただきますので、よろしくお願いします。  終わります。
○緒方委員 ただいま議題となりました医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  第一に、基本方針に定める事項として、本人またはその子孫以外の個人に対する不当な差別、偏見その他の不利...全文を見る
04月20日第193回国会 参議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○衆議院議員(緒方林太郎君) ただいま議題となりました医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律案の衆議院における修正部分につきまして、御説明申し上げます。  第一に、基本方針に定める事項として、本人又はその子孫以外の個人に対する不当な差別、偏見その他の不利益...全文を見る
04月25日第193回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。よろしくお願い申し上げます。  記録を見てみますと、前回、この委員会で質問したのは去年の四月十八日、委員長の席には今の山本大臣が座っておられたということで、一年ぶりの質問であります。よろしくお願いいたします。  きょうは特区法の審議...全文を見る
○緒方委員 関係者は、報道に対して、介護サービスの公定価格の報酬改定や課税問題の根回しに使ったと言っているようであります。  厚生労働省の職員の中で供応を受けた人間がいるのではないかというふうに思われますが、これは内閣府の調査を待っていても、内閣府というのは公益法人の公益認定法...全文を見る
○緒方委員 よろしくお願いを申し上げます。  先ほど言いましたけれども、内閣府は公益認定法との関係で調査をするわけでありまして、そこで誰が接待を受けた、供応を受けたみたいな話は出てこない可能性があります。そうすると、今、内閣府の調査を待ってから必要に応じて厚生労働省としても何か...全文を見る
○緒方委員 技能実習生の実態を見れば、そういう答弁にはならないと思いますよ。いろいろなケースを私も見聞きいたしておりますが、実際に技能実習生で実習を受けておられる方は、事実上、単純労働で働いておられることが多い、そういう認識をお持ちではないですか、農林水産省。
○緒方委員 それでは、法務政務官にお伺いをいたしたいと思います。  技能実習生の法改正というのは、事実上、人手が足らないからやったということではないんですか、法務政務官。
○緒方委員 しかし、今回改正したものというのは、人数をふやして期間を延ばしてということなので、どう考えたって、日本にいることができる実習生の全体としての数をふやしたいという思惑が当然あったのではないかと思いますが、政務官、いかがですか。
○緒方委員 済みません、そうすると、この件、恐らくこの後、私の同僚の福島伸享議員がやられるのではないかと思いますので、またそこに譲りたいと思いますけれども、農業関係者、恐らく現場でやっていることというのはほぼ同じだと思います。実習生でやっているケース、そしてこの特区でやっているケ...全文を見る
○緒方委員 結局、最後、単純労働者を入れないというその建前を守るために、いろいろなところにぼこぼこぼこぼこ穴をあけていっているわけですよ。けれども、実態として目の前で、現場で何が起こっているかというと、結構同じことをやっているということがあって、ここは入国管理行政からしても非常に...全文を見る
○緒方委員 そうなんです、やる気を見せることはとても重要ですけれども、これが法律事項かというと、私はちょっと怪しいんじゃないかなという気がいたします、単なる意気込みですので。  ただ、早くやっていただきたいと思いますので、これは今、山本大臣、絶対やるという強い意思を示したんだと...全文を見る
○緒方委員 この件は、山本大臣もよく御存じだと思います。  我が町へ一回視察に来られたとお伺いしていますが、現在の特区で認められているロボットの活用というのは、必ずしも経済的なインセンティブがないんですね。これをやるからロボットをどんどん導入したくなるという、そのインセンティブ...全文を見る
○緒方委員 そうなんです。実は去年、最後、地方創生特で質問いたしましたが、その前もずっと質問したときに、最初の厚生労働省のリアクションというのは何だったかというと、使いたければどうぞという感じだったんですね。使いたければ、使う分には誰もとめはしないからどうぞという感じだったんです...全文を見る
○緒方委員 事前のレクよりはかなり答弁が前向きだったことは評価させていただきたいと思います。事前のレクのときはもうほぼゼロ回答に近かったんですけれども、ありがとうございます。  今、打音検査については確かに、ドローンとかで上がっていってコンコンとたたいて、その音をどう評価するか...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございました。  これは、山本大臣、我が町の提案でありまして、これも実は考えようによっては、今ある基準は何も変わらないけれども使いたければどうぞという、オントップで乗ってくるような規制緩和に、仮に実現するとしても、そうなる可能性があるんですけれども、そんな...全文を見る
○緒方委員 ここは、本当に経済的なインセンティブを持たせるということはとても重要だと思います。オントップで乗ってくることを、大体役所の方はよく言うんです。こういう規制改革をしようとすると、いや、今我々は一歩も動きませんけれども、その上でやっていただく分にはどうぞというふうに言われ...全文を見る
○緒方委員 検討を進めていきたいということですが、明確化をして、そしてできるだけ、例えば選手間の交流とかネットワークの構築とか、そういうものにも資すると思うんですね。なので、これは特区でやるのか、全国展開でやるのかというのはいろいろな可能性があると思います。基本的にやっていただけ...全文を見る
○緒方委員 最後に、一つだけ。  地元の地方創生関係で、山本大臣と、あと文化庁にお伺いをいたしたいと思います。  我が町に、国指定重要無形文化財、戸畑祇園大山笠がございます。ユネスコの無形文化遺産にもなりました。今、山笠の周りに巻く祭礼幕の新調、復元をやっております。  山...全文を見る
○緒方委員 大臣の御地元からもすぐのところでありまして、大臣、この件、しっかり頑張っていただきたいと思いますので、大臣の意気込みを最後に聞かせていただきまして、質問を終えたいと思います。山本大臣。
○緒方委員 ありがとうございました。質問を終わります。
04月25日第193回国会 参議院 内閣委員会 第7号
議事録を見る
○衆議院議員(緒方林太郎君) 御質問ありがとうございます。  御指摘のとおり、衆議院における修正で、基本方針に定める事項として、本人又はその子孫以外の個人に対する不当な差別、偏見その他の不利益が生じないための措置に関する事項を明記したところでございます。  政府原案では、政府...全文を見る
○衆議院議員(緒方林太郎君) 御指摘のとおり、衆議院における修正で、本人又はその遺族が、医療情報取扱事業者に対し、当該本人が識別される医療情報の認定匿名加工医療情報作成事業者への提供を停止することの求めを容易に行うことができるよう、その手続等について主務省令を定めるものとしたとこ...全文を見る
○衆議院議員(緒方林太郎君) ありがとうございます。  御指摘のとおり、衆議院における修正で、認定匿名加工医療情報作成事業者の認定基準に、医療情報を取得するに足りる能力及び匿名加工医療情報を適確に提供するに足りる能力を有することを明記いたしまして、情報の取得や提供に関する認定匿...全文を見る
○衆議院議員(緒方林太郎君) 御指摘のとおり、衆議院における本修正で、認定匿名加工医療情報作成事業者は医療分野の研究開発に資するよう医療情報を取り扱うべきことを明記したところでございます。  御説明したように、本法案では、認定匿名加工医療情報作成事業者を中核とした情報の一連の流...全文を見る
○衆議院議員(緒方林太郎君) 政府原案では、政府が定める基本方針において、「匿名加工医療情報の作成に用いる医療情報に係る本人の病歴その他の本人の心身の状態を理由とする本人又はその子孫に対する不当な差別、偏見その他の不利益が生じないための措置に関する事項」について定めるものとされて...全文を見る
04月28日第193回国会 衆議院 法務委員会 第14号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。  きょう法務委員会の質疑に立たせていただきますこと、本当にありがとうございます。  きょうは、共謀罪の関係ということで四十五分、質疑の時間をいただきまして、本当にありがとうございます。  今回、共謀罪をテロ等準備罪と言いかえたこ...全文を見る
○緒方委員 これは、アメリカ等々で、裁判事例で過酷な事例、非常に厳しい事例に対応しよう、対応しようとするが余り、法の解釈を変えたりとか、法の解釈を広げたりとか、そうすることによって結果として法律が悪法になっていく、そういう内容の言葉であります。これは重要な示唆を提供していると私は...全文を見る
○緒方委員 テロという言葉を使っていることによって大臣そして政府の説明責任が軽減されている、そういう御意識をお持ちですか、大臣。
○緒方委員 過酷な事例、ハードケースを挙げることによっていろいろな措置を正当化していく、私は外務省にいましたのでよくわかりますけれども、世界各国を見てみて、これは典型的な独裁者の手法であります。古今東西、独裁者が使用してきたやり方であります。絶対にこんなことに味をしめちゃいけない...全文を見る
○緒方委員 これは典型的な独裁者の手法であります。  大臣、こういうやり方、絶対に味をしめるべきではないというふうに思いますけれども、いかがですか。
○緒方委員 それでは、テロ、テロと言われるので、その件について、きょうはしっかりと質疑をさせていただきたいと思います。(発言する者あり)
○緒方委員 まず、テロ防止関連条約ということについてお伺いをいたしたいと思います。  端的にお伺いをいたします。TOC条約はテロ関連防止条約ですか、岸副大臣。
○緒方委員 しかし、その条約を国内に忠実に反映したものの名前はテロ等準備罪であります。テロ等防止関連条約であるというふうに思われますか、副大臣。
○緒方委員 テロ等準備罪処罰法と国会の本会議で安倍総理は言われました。テロ等の中にはいろいろな概念が含まれるんだと思います。テロ等防止関連条約だというふうに思いますかというふうに聞いています、副大臣。
○緒方委員 いや、イエスかノーかで答えていただければよくて、テロ等を防止するための関連の条約ですかというふうに聞いているんです、外務副大臣。
○緒方委員 意味が通じないんですよね。私は何度も、イエスかノーかで答えてくださいと言っています。テロがあって、そして、テロ以外のさまざまなものが多分テロ等の中に含まれるんでしょう。それは言葉の流れからしてそうです。だから、テロ等を防止するための関連条約ですかという非常に単純な質問...全文を見る
○緒方委員 それでは、テロの定義についてお伺いをいたしていきたいと思います。  根源的な問いをさせていただきますが、テロ犯罪と刑法犯はどういうところが違うというふうに思われますか、大臣。
○緒方委員 テロ犯罪というのと刑法犯罪というのを分けて、テロ犯罪の方だけを取り出して、そして新たな刑法体系をつくろうとするわけですから、何かが違うわけですよね。テロ犯罪と刑法犯というのはいかなる意味において異なるというふうに思いますか、大臣。
○緒方委員 単なる一般的な刑法犯であれば刑法犯で罰すればいいんですけれども、ただ、さまざまなテロ条約を受けるときに、テロというものだけを特出しして、そしてそれで法体系をつくっていくわけですよね。なので私は聞いているんです。テロ犯罪と一般の刑法犯というものの違いについてどう思います...全文を見る
○緒方委員 その趣旨はこの法律のどこに盛り込まれていますか、大臣。
○緒方委員 テロ行為というのは、行っている犯罪というのが例えば同じ犯罪であったとしても、行う人間の信条、政治的な信条で行うとか、そしてそれを受ける人間の心理状態とか、そういうものに影響するから、だからそれを特出しして、テロということで別個の法体系、切り出して……(発言する者あり)...全文を見る
○緒方委員 そういう心理状態があるから、それを切り出して……(発言する者あり)
○緒方委員 そういう心理状態がまさにあるから、だから特別に切り出しているということなんですね。その概念がどこに盛り込まれていますかというと、ぽつんとテロリズム集団ということを書きましたというだけでは法体系として不十分だと私は思いますね。  テロを防止するということであるからには...全文を見る
○緒方委員 では、再度外務副大臣にお伺いします。  私は、外務省でテロ関連条約担当でありました。担当でありましたので、テロ条約の構造を大体知っております。出てくる用語というのは大体決まっていて、相手の意思とかに影響する、例えば英語でインティミデートという言葉を使ったりとか、そう...全文を見る
○緒方委員 大体今ので構図がわかりました。つまり、今回のTOC条約というのは、テロを防止することを目的としているのではなくて、結果ですよ。目的じゃない。結果としてそういうこともあり得るということを言っただけであって、テロを防止する目的の条約ではないじゃないか。今の副大臣の言われた...全文を見る
○緒方委員 しかし、目的であれば、条約の前文のところにテロリズムという言葉とかそういうものが出てくるはずであります。テロを抑止する目的だとかそういうことが出てくるのが常であり、それがないにもかかわらずテロ防止を目的としたということは言えないと思います。あくまでもこれは結果じゃない...全文を見る
○緒方委員 だから、私は関連性を否定していないじゃないですか。結果としてそうなるということを、本当にそうかどうかはともかくとして、それをあえて前提とした上で聞いているんです。これは、テロを防止する目的の条約ではなく、その結果として、場合によってはテロを抑止することがあり得る、それ...全文を見る
○緒方委員 条約にしても法律にしても、目的規定というのはどこに書かれるか。前文であります。前文のところに一言も出てこないものを目的だと言うのは、これは無理がありますよ。  国際組織犯罪とリンケージがあることについては、私はこれは否定をしていません。ただ、その中で、では国際組織犯...全文を見る
○緒方委員 それだと、言葉としておかしいんです。であれば、国際組織犯罪という概念があってその中にテロ犯罪が一〇〇%含まれるのであれば、そもそもリンクなんか生じないんです。中に全部含まれているんです。  リンクについて懸念を表明したりいろいろしているのが、国連文書であります。つま...全文を見る
○緒方委員 国連の文書等々を見ても、副大臣、よろしいですか、さっき関連性があると言いました。英語にするとリンクであります。リンク・ビトウイーン何とかアンド何とかというのが、最後、この条約を国連総会で採択したときも、まさにそういうもののリンクがある、それを関連性と訳しているんだと思...全文を見る
○緒方委員 今の答弁が正しいのであれば、テロ犯罪を含む国際組織犯罪という言い方は間違っています。一旦区別するものであるが、その境目がよくわからないということだけですね。  ということは、これまでずっと国民にテロ犯罪を含む国際組織犯罪と言ってきたこと自体は間違いですね、副大臣。区...全文を見る
○緒方委員 ということは、包含関係にないということですね、副大臣。
○緒方委員 いや、重なっている部分があることについても、関連性があるから一部重なっている部分があるんだと思いますが、さっき副大臣が言われたのは、国際組織犯罪というのがあって、その中にテロ犯罪というものが全部含まれますからと、政府の答弁はこれまでそういうふうに言ってきているんです、...全文を見る
○緒方委員 区分されていると言ってみたり、含まれると言ってみたり、かなりの部分がと言ってみたり、何一つとして安定しないんですよね、答弁が。副大臣、はっきりとした答弁をお願いします。
○緒方委員 そうすると、テロ犯罪を含む国際組織犯罪という言い方自体がミスリーディングですね。それはミスリーディングですよ、含まれない部分があるわけですから。それはミスリーディングですね、副大臣。
○緒方委員 それでは、先ほど後ろから質問主意書でも出せばいいじゃないかという話がありましたので、質問主意書に基づいて質問をさせていただきたいと思います。  テロリズムの定義についてですけれども、一般的な意味として承知しているものとして、何と言っているかというと、「特定の主義主張...全文を見る
○緒方委員 いやいや、私は論理学の説明をしているわけであって、テロリズムという言葉を説明するときに、全部いろいろなものを代入していくと、その定義の中にテロリズムという言葉が入ってくるんです。これだと、どんどんどんどん議論がループしていって、何がテロリズムなのかということについてわ...全文を見る
○緒方委員 では、今考えていただいても結構ですよ。けれども、これは政府答弁で、恐らく外務省も法務省も協議にあずかって、この中のどなたか、後ろにおられる方から話を聞いていただいても結構ですよ、しっかりと詰めて答弁書を書いたはずですね。  そのテロリズムの一般的な定義の中に特定の主...全文を見る
○緒方委員 けれども、自家撞着を起こしていることについては、テロリズムの定義の中にブレークダウンしていくとそこにテロリズムが入っているということは、論理として、ループをして自家撞着になるということはお認めいただけますね。これはどちらでも結構ですよ。答弁いただければと思います。
○緒方委員 答弁書のとおりだということなんですけれども、答弁書のとおりだと、本当にそんなに難しい話ではなくて、単にテロリズムの定義というのがあって、特定の主義主張と書いてある。その言葉は何ですかと聞いたら、それを説明するのはテロリズムを使わないと説明できない。そもそもこの特定の主...全文を見る
○緒方委員 私は質問主意書を二回も出しています。今、後ろの方からブリーフを受けていただいて結構だというふうに言っているんです。後ろにおられる方、誰か、大臣か副大臣にブリーフしたらどうですか。してくださいよ、今。今待ちますから。皆さん方は詰めて、内閣法制局と議論したはずですよ。であ...全文を見る
○緒方委員 では、刑事局長。
○緒方委員 閣議決定している答弁書ですよ。私は、特定の主義主張が何かというところで、次の答弁書で来たものをそのままぱかっとはめたら、それは単に関係性を述べたものであって、それが全てではないみたいな言い方をされると、閣議決定した質問主意書なんか何にも信頼することはできないですよ。 ...全文を見る
○緒方委員 いや、そう言ってしまうと、だってこれは答弁書に「お尋ねの「特定の主義主張」とは、一般的な意味としてのテロリズムに係る集団が行う殺傷行為等のよりどころとなる主義主張をいい、」ということで書いてあるわけですから、そこはまさにそういうものなわけですよ。それをもともとの定義の...全文を見る
○緒方委員 今のは全然答えていないです、大臣。わかりやすくないじゃないですか。単にすごく不安をあおるだけですよ。
○緒方委員 テロリズムは国際的な定義がないということ、それは私もいろいろな議論の中でよく存じております。しかし、国内で一般的にこういうものだというふうに言っている。  しかも、特定秘密保護法、同じく担当ですね、特定秘密保護法では「政治上その他の主義主張に基づき、」という定義が、...全文を見る
○緒方委員 これまで、議法でドローンの法律と特定秘密保護法、この二つの中にテロリズムの定義があります。それは、政治上の主義主張に基づきと。  一概に答えるのは難しいということでありましたけれども、しかし、それらの法律においては十分絞り込んでいるわけですよね。政治上その他の主義主...全文を見る
○緒方委員 すごい答弁でしたよ。テロリズムという言葉を定義する、これは全然この法律において肝でも何でもないと。すごい答弁でした。  最後に、一言だけ言わせていただきます。  なぜこういうことが起きるかというと、政治上その他の主義主張としてしまうと、今回のテロ等準備罪というもの...全文を見る
05月10日第193回国会 衆議院 外務委員会 第13号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。  今国会、代打ちで三度目であります。よろしくお願い申し上げます。  きょうは、日印原子力協定ということでありますが、冒頭、ちょっと外務省へのお小言的なところからスタートをさせていただきたいと思います。  先般、春の叙勲が行われま...全文を見る
○緒方委員 ことしの春の叙勲で、外務省で内規における訓戒を受けた元職員が叙勲をされております。その訓戒の原因というのが、かつての部下に対する私的な、不倫をうかがわせるメールを省内LANに、全省員に対して公開をしたということで訓戒を受けた方でありました。  当時の川口大臣の記者会...全文を見る
○緒方委員 名前は出しませんけれども、結構このメールは当時大問題になりまして、少しだけ読み上げますと、だけど君が僕のメールを楽しみにしてくれると思うと時間を忘れて張り切ってしまう、これも恋の病の一環かな、ではまたね、いつ着いたか教えてね、そういうようなメールが省内LANで、ばんと...全文を見る
○緒方委員 よろしくお願いします。現在、鉄鋼連盟の会長のステートメントを受けた上で不当性があるのか等々について御検討されているということでありますので、決まったら教えてください。  そもそもアメリカのアンチダンピングの課税の制度というのは、私は、いろいろな意味でWTO協定上の問...全文を見る
○緒方委員 これから、実はこのアンチダンピングは結構はやるんじゃないかというふうに思っております。特によく狙われるのが鉄鋼でありますけれども、これから日米の関係の中で使いやすいツールとしてばんばん打ってくる可能性が極めて高い。これは日本の産業にも大きな影響を及ぼすものでありまして...全文を見る
○緒方委員 この件はまた、先ほど高木副大臣の方からも、政府の立場を検討して、不当なところがあれば対応していきたいという話でありましたので、その結果を見た上で、またどこかの機会で、国会で聞かせていただきたいと思います。  高木副大臣、ここまでで結構でございます。本当にありがとうご...全文を見る
○緒方委員 プラスの方向に向いているということについては否定をいたしません。けれども、民生、軍事、たくさんある中で、日本の協力のところというのは、そんなに大きなポーションじゃないはずだと思います。  そう考えると、民生用で、日本との関係だけの部分の交渉のところで一定の規制がかか...全文を見る
○緒方委員 ちょっと首をかしげてしまいますが、岸田外務大臣、国会の本会議での答弁でも、我が国は機会あるごとにインドへのNPTの加入を求めるという立場を伝えている、そしてインドもそのような我が国の立場を理解していると言っています。  この理解という言葉ですが、単にそういう主張をし...全文を見る
○緒方委員 つまり、日本がそういうことを言っていることを知っているだけであって、誤解を招いてはいけないなというふうに思います。  それでは、質問を移したいと思います。  この協定に関する両国の認識でありますが、今回の協定に、日印の間で協定の解釈で同床異夢の部分というのはござい...全文を見る
○緒方委員 協定の第十四条なんというのは、多分、一から九までありますけれども、ほぼ同床異夢だけででき上がっているように見えるわけでありますが、ないということでありましたので、それに基づいて、さらに協定十四条を質問させていただきたいと思います。  私はこの協定の陰の主役がいるとい...全文を見る
○緒方委員 その姿勢をぜひ貫いていただければと思います。  ただ、第二項を見ておりますと、いろいろなことが書いてあります。「両締約国政府は、この協定の終了又はこの協定の下での協力の停止をもたらし得る状況について慎重な考慮を払う。」そして、「両締約国政府は、更に、この協定の終了又...全文を見る
○緒方委員 つまり、考慮をするんだけれども、お尻は決まっていて、お尻はばしんと、必ず協力をとめます。けれども、その前のところで、考慮を払うということが義務規定で書かれているわけですね。そうすると、意味がないんだと思うんですね。考慮した結果、何か結論が変わるのかというと、考慮しても...全文を見る
○緒方委員 それは、この考慮をした結果として、必ず協力がとまる、後ろは問答無用で必ず協力がとまるんだということは、インドもその認識を共有しているということでよろしいですか。
○緒方委員 まさに、さっき理解という言葉を聞きましたが、それは、日本がそう言っていることを理解しているということなのか、そういうことについて意が合っているということ、いずれでございますでしょうか。
○緒方委員 公文に書かれているのは、九項のところで、再処理をしたところについての協力の停止ではなかったかと記憶をいたしておりますが、そうですね、再処理について停止をされるということでありますが、協力全体の中、協力が、全体があるとすると、九項で定められている分というのは、再処理の部...全文を見る
○緒方委員 ここに書いてあるのは、日本が言ったということ、これは後で公文の性質についてお伺いをさせていただきますが、日本が言ったということが、先ほどの質疑でも何度かありましたけれども、それが両国の見解の正確な反映であるということだけであって、それについてインド側が、日本が(1)、...全文を見る
○緒方委員 それでは、今、公文の話が少し出てきましたので、公文について御質問させていただきます。  法的拘束力を持つ国際約束だということで合意があるということでありますが、合意というのは、書いて字のごとく、意思が合っているというふうに書きます。この公文において、合っている意思は...全文を見る
○緒方委員 済みません、意が合っているところというのは、二項で、これが、お互いが言ったことが正しいです、お互いがこのとおり言いましたということが正しく書かれていますというところにのみ実は意が合っているだけであって、実はその前の一項のところについては、日本が(1)、(2)、(3)、...全文を見る
○緒方委員 それはそのとおりでありまして、ただ、その中で、合意というからには意が合っていなきゃいけない。  外務省で私、条約課にいたのでいつもやっていたんですけれども、単に意思が一致するだけじゃだめなんですね。偶然意が一致しているだけじゃなくて、お互い意が合わなきゃいけないわけ...全文を見る
○緒方委員 その了解という言葉ですが、単に日本がそういうことを言っていることを了解しただけであって、それでいいよ、そうなるんだということについてインド側が同意をした、合意を与えた、そういうことではないんじゃないかと思いますが、いかがですか。
○緒方委員 ちょっと質問の仕方を変えたいと思いますが、日本が言っていること、第一項の(1)から(4)までいろいろなことを言っていますが、国際約束というのは何でも法的拘束力を持つということでありますけれども、日本が言っていることにインドは拘束をされるんでしょうか。
○緒方委員 それだと、それが国際約束を構成するとすると、よく外務省が、国際約束を構成しない文書として合意議事録みたいなものをつくったりします。相手がこう言いました、お互いが、私もこう言いました、それが正確な反映です、こういう形式の外交文書というのは結構あるものでありまして、相手が...全文を見る
○緒方委員 それはそうでありまして、国際約束というのはその名称を問わないというのは、それはそのとおりであります。いろいろな名前の国際条約がございます。古いものになると、口頭了解ですら国際約束を構成するというものも昔あったわけでありまして、文書の形態を問わないというのはそのとおりで...全文を見る
○緒方委員 通常、この文書の形態を見ておりますと、よくできた合意議事録だなと思いますが、私、外務省の条約課にいたときに、この手の文書で、国際約束を構成するということで内閣法制局に持っていったことは一度もありません。これは純粋に議事録でありまして、今の御説明だと、合意議事録で、相手...全文を見る
○緒方委員 実は、用意した質問の半分ぐらいしかいかなかったんですが、ここまで質問してみて、それでも何となくまだわかっていないのが、この日印原子力協定のノート・オン・ビューズ・アンド・アンダースタンディング。公文の中で、これを合意と呼ぶのであれば、何度も同じことを言いますけれども、...全文を見る
○緒方委員 結構重要な答弁でして、正確な反映であるところについて意が合っているということでありますので……(岸田国務大臣「両国の見解である」と呼ぶ)今、そういうふうに言われましたよ、大臣。
○緒方委員 では、最後にもう一個だけ。  いずれにせよ、では、この公文の中での義務規定に当たる、国際約束で拘束力があるということなので義務規定だと思いますけれども、義務規定というのはこの第二項だけということでよろしいですか。
○緒方委員 終わります。ありがとうございました。
05月30日第193回国会 衆議院 総務委員会 第21号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。  きょうは、ふだんは委員ではございませんが、三十五分間、よろしくお願いを申し上げます。  きょうは、地方財政に関する質疑ということで、高市大臣と実りのあるやりとりをさせていただければと思っております。  まず最初のテーマは、交付...全文を見る
○緒方委員 そうなんですね。この三十二兆円については、地方の借入金であり、地方がその責任において償還をしていくことが求められているものでありますが、このうち、ことしの通常予算、一般会計予算におきまして、これから二〇二四年度まで返済すべき一・八兆円につきまして、今年度の予算におきま...全文を見る
○緒方委員 着実に償還してきた、しかし、繰越金がもうなくなってしまった、そして、税収が伸びてはいるけれどもかなり不十分であったと。つまり、財源が足らなくなったので、真水分を渡すことができなくなったので、借金を、二〇五〇年度以降であります、二〇五〇年度以降というのは、私でももう七十...全文を見る
○緒方委員 尊敬する黒田局長の言葉ではありますが、これは典型的な返すのギブアップ宣言ですよ、もう返さないと。だって、ここから七年間ぐらい返さないのに、その後の政権が、二〇五五年、二〇六〇年に償還をさらにおくらせることについて言いわけができないじゃないですか。  これは問題だとい...全文を見る
○緒方委員 しかし、規律と総額の確保、わかりますけれども、将来の人たちにそれを面と向かって言えないんだと思うんですよね。  実は、先ほどモラルハザードという言葉を使いましたが、なぜ私がそう思うかというと、財務省は別にこれはこれでいいわけです、一般会計は痛まないから、特別会計に押...全文を見る
○緒方委員 いや、地方の方々が、これは自分が返さなきゃいけないものだというふうに本当に思うかというと、思っていないと思いますよ。  しかも、国の差配によって、返すときが、この年はこれぐらい返します、けれども、予算の事情によってはこれが減りますとか、こういうことをやっていては、私...全文を見る
○緒方委員 私も、基金に二十一兆円がたまっていることが、これが全て悪いとか、そういうことを言うつもりは毛頭ございません。  その一方で、では、三十兆、四十兆、百兆、基金がたまったと仮定しましょう。そうなると、やはりどこかで、これはおかしいんじゃないかというたまり方というのがある...全文を見る
○緒方委員 いや、私は別に、上限がどうだとかそういうことではなくて、性質として、こういうものはいい、例えば、将来的にプロジェクト性がはっきり決まっているものとか、そういうものに積み立てていくというのは長期的な地方財政の観点からあっていいと思います。当然です。しかし、そうでなくて、...全文を見る
○緒方委員 この基金の話をすると、結構報道とかを見ておりますと、またあの三位一体改革のときのように交付税をがさっと切られるんじゃないか、そういう不安があるみたいなコメントが報道で出てくるんですね。  つまり、基金をためるというのは、その要因の一つとして、地方交付税制度の将来につ...全文を見る
○緒方委員 それでは、質疑を移していきたいと思います。  次は、都道府県の減債基金についてお伺いをいたします。  きょうは、私が二年前に提出して戻ってきた質問主意書答弁がございますが、これは、地方交付税のうち臨時財政対策債の償還額と減債基金を含む元利償還額の関係について質問し...全文を見る
○緒方委員 全体として均衡しているんですね。それは今初めてお伺いをいたしました。  地方自治体によっては、地方交付税の基準財政需要額に入れるときの基準というのは、二十年債対三十年債の割合が一対一であることを条件に、この簡素なモデルというものができ上がっています。  そうすると...全文を見る
○緒方委員 そうすると、まさにさっき言った二十年債と三十年債の割合が各自治体によって違うわけでありますが、全国一律のモデルで一対一としているものが、地方自治体によっては、結構、もらっている額に余りが出るところが出るわけでありまして、逆に、そうでない、仮に多分二十年債が多い自治体に...全文を見る
○緒方委員 地方自治体の要望によって、できるだけ簡素な基準によってやっているというのは、これはわかります。ただ、地方債の構成の仕方によって、差額が出るところ、逆差額が出るところ、結構出るわけですよね。  そうやって考えていくと、正しくこの件を基準財政需要額とかなんとかに計上し、...全文を見る
○緒方委員 ちょっとこの件は、今、答弁をもう一度精査させていただいて、またどこかで質疑をさせていただければと思います。  そして最後、これは高市大臣もよく御存じのお話だと思いますが、地方消費税の清算基準の話について質疑をさせていただきたいと思います。  地方消費税というのは偏...全文を見る
○緒方委員 それで、平成二十七年度には、情報通信、旅行業等については除外をした。人口とか従業員の比率でこれまで割り振っていたのを、人口、従業員の比率を見直したとか、今年度については、通信、カタログ、インターネット販売等を除外したとか、いろいろな見直しを行っていますが、根本的な疑問...全文を見る
○緒方委員 例えば商業統計とかは全数調査であるという話がございましたが、これは経済産業省にお伺いをいたしたいと思います。  今、統計改革の中で商業統計等の見直しをしていて、これから全数調査ではなくてサンプル調査の方に切りかえていくというふうに理解をいたしておりますが、経済産業省...全文を見る
○緒方委員 今言ったとおりです。サンプル調査だから精度が低いとかなんとか言われましたけれども、今使っているデータだって、これからサンプル調査に変わっていくんです。  なので、私は、これは指摘にとめさせていただきますけれども、需要側のデータに基づいてやるべきだということ、これを強...全文を見る
○緒方委員 余りぴんとこなかったんですけれども、また後で答弁を精査させていただきたいと思います。  もう一つ疑問なのが、清算基準の中で、例えば、商業統計とか、あと経済センサスのサービス業対個人事業収入額とかそういったものの経済指標が全体の七五パーなんですね。それ以外のところで、...全文を見る
○緒方委員 終わります。
06月07日第193回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。  数えてみますと、この内閣委員会、四月十二日からほぼ二カ月ぶりということで、よろしくお願いを申し上げます。  まず冒頭、最近、地元の福岡で非常に盛り上がっているというか非常に問題視されている案件で、金塊の密輸についてお伺いをいたし...全文を見る
○緒方委員 この金塊の事件の原因の一つに、税関の体制が少し弱いのではないかとか、スムーズ通関の名目で全量検査を実施していないとか、エックス線検査も必要に応じてやっているのではないかとか、あと、罰則が軽いんじゃないかというようなことを指摘する声がございます。  財務省、三木政務官...全文を見る
○緒方委員 今、厳罰化を含めという答弁がありました。非常に重要な答弁であったというふうに思います。  この件、無許可輸入とかで悪質性のあるものについては関税法違反ということでありますが、よく知らなかったとか、そういうことを言ってしまうと、単に消費税分を払ってそれで終わりというケ...全文を見る
○緒方委員 それでは、質疑を移していきたいと思います。  次は、某ジャーナリストにおける性犯罪事案でありますが、今、詩織さんという名前の方が顔を表に出して、自分は、某ジャーナリスト、「総理」という本を書かれていて官邸とどうも近いのではないかということを言われておりますが、この方...全文を見る
○緒方委員 私が聞いたのは、今回の事案について、逮捕状をとったにもかかわらずそれを執行しなかったという事実関係がございますかということを聞いております、委員長。
○緒方委員 今、答弁があったような、なかったような感じがしたんですが、では、一般論としてお伺いすると、所轄の署が逮捕状をとったにもかかわらず、都道府県警による指導でそれが執行されなかった事例というのはどの程度あるのか。  今、お答えできないと言っているようにも聞こえましたが、私...全文を見る
○緒方委員 では、実行として、整理をしたりとかいうことではないですが、そういうことがあるということなんですか、大臣。
○緒方委員 今の答弁を踏まえた上で、また今後国会審議に臨んでまいりたいと思いますが、極めて不透明な事案でありまして、この件、検察審査会で今議論をされているということもありますので、個別事案について立ち入ることは、きょうはいたしませんでした。これからまた明らかになっていくものと思い...全文を見る
○緒方委員 そうではなくて、軌を一にして、加計学園について前川前次官が発言をされた、それとほぼ同じ時期、それと軌をほぼ一にする形で、官房長官は、いや、あの人は天下り問題等でそのポストに恋々としがみついたという発言をされました。  この発言は、加計学園に関する前川前次官の発言とは...全文を見る
○緒方委員 なぜ、既に私人となった人間の過去の所業、発言を、とりわけあげつらっているんでしょうか、官房長官。
○緒方委員 文部科学事務次官の処遇に関する内閣官房とその当人のやりとりというのは国家公務員法上の秘密に当たるんじゃないかと思いますけれども、官房長官、いかがですか。
○緒方委員 ということは、今結構重要だと思ったんですけれども、官庁人事について、内閣官房の副長官とか、官房長官でも結構です、それらの方々と官庁の方がいろいろと議論をされる、人事の情報についていろいろやりとりをされる、その情報が国家公務員法上の秘密に当たらないということは、対外的に...全文を見る
○緒方委員 それだとすると、人事の関係の情報を外に、例えば当事者が、これは国家公務員法上の秘密というのは別に退職した後でもその秘密は守らなきゃいけないといいますが、例えば今、官房長官はいろいろな方と人事の話をしておられますが、それらの方々が退職した後に、いや、俺は実は官房長官とこ...全文を見る
○緒方委員 その方は私人であります。現在、私人であります。  私人が発言したことに対して、その発言に対して、官房長官がそれにカウンターアタックのように、自分の知っていること、これは国家公務員法上の秘密に当たるような話も含めて、実は彼はこんなことを言ったんだ、あんなことを言ったん...全文を見る
○緒方委員 加計学園に関する前川前次官の発言については、政府として無視する姿勢を貫いています。これについては、何を言おうが、いろいろなことについて、もうそれを余り相手にしないという姿勢を貫いています。それは、もう既に一私人だから、そういうことが背景にあるんだろうと思います。  ...全文を見る
○緒方委員 いやいや、それでも、一私人のことについていろいろ言うというのはつじつまが合わないでしょうと言っているんです。  その人が私人としていろいろ発言していることについては、あの人は私人だから、もう公職にある人間ではないから、だからそんなものを相手にする必要がないと、前川前...全文を見る
○緒方委員 それでは、お伺いします。  前川前次官が言っておられることと官房長官が言っていることは根本的に食い違っています。官房長官として、この間違い、この食い違いをただすべきだというふうには思いませんか、官房長官。
○緒方委員 いや、官房長官はそれを事実だと言っておられる、しかし前川前次官も自分の言っていることは真実だと言っている、だから、これを公のところできちっと明らかにすることを望みませんかというふうに聞いているんです、官房長官。
○緒方委員 自分は官房長官だから、自分の言っていることが事実であり、これが正しいと。ただしかし、それとは全く違うことを言っている人の、その真偽について全く問わないということになると、どちらが真実なのかということについて国民は迷うわけですね。  それをきちっと公の場で明らかにする...全文を見る
○緒方委員 官房長官の言っていることが正しくて、前川次官が絶対に間違っていると言い切れる根拠は何ですか。官房長官だからですか。一私人の発言の方が、その重みが低いということですか、官房長官。
○緒方委員 いやいや、それと食い違うことを、少なくとも数カ月前まで事務方のトップをしていた方が言っているわけでありますから、だから、そこを、どちらが正しいのかと。  官房長官の答えは、さっきから、自分が正しい、自分が言っていることが事実だと言っていますけれども、客観的に見たとき...全文を見る
○緒方委員 それでは、前川前次官の言っていることは信頼が置けないというふうに思いますか。
○緒方委員 それでは、しかしながら、前川さんの言っていることは信用しない、そして自分の言っていることが真実だということでありますが、それをずっと貫いていくと非常に問題が大きい。  私は、だから、官房長官にずっと言っているんです、うちの政党が言っているのは、証人喚問を求めた上で、...全文を見る
○緒方委員 それでは、ちょっと質問をかえまして、私は、官房長官が罵倒するネタとしてよく使っておられる出会い系バーの話をさせていただきます。  これを是とするわけではありませんが、これを知り得たのは、当事者、そしてそれを調べた人のみであります。そう考えると、その情報は国家公務員法...全文を見る
○緒方委員 いや、しかし、これを知り得るのは当事者及びそれを調べた人間だけであります。そう考えると、これは国家公務員法上の秘密に当たるのではないかと思いますし、読売新聞に出たと言われました。読売新聞に話した方が誰かいるんでしょう。それらの方々は国家公務員法上の秘密を漏えいしたとい...全文を見る
○緒方委員 意味がよくわかりませんでしたが、質問を移したいと思います。  それでは、加計学園の件に関する情報公開についてお伺いをいたしたいと思います。  今回、文部科学省から加計学園に関する、官房長官が怪文書と言われたものについてですが、これについては、文部科学省から何と言っ...全文を見る
○緒方委員 確かに、国会議員が請求するものは情報公開法に基づいているわけでありませんが、これは、国民の代表として求めているものであって、行政のアカウンタビリティーということからすると同じであります。  なぜ文部科学省は、文書の存在が、ないではなくて、確認できないと。なぜ、ないと...全文を見る
○緒方委員 別にそんなこと聞いていないです。  今も、確認できないという言葉を使いました。しかし、国民に対するアカウンタビリティーという観点からすると、ないというところまで、最後まで持っていくのが、これが筋であります。確認できないというのは、最後、現時点において確認できなかった...全文を見る
○緒方委員 そんなことを私は聞いていません。  国民に対する説明責任として、ないというところまで、そこまでやるのが、もともと総務省が所管している情報公開法に基づくところでも、例えば、情報公開法については、政府の有する諸活動を国民に説明する責務が全うされるようにと。全うしなきゃい...全文を見る
○緒方委員 総務省にお伺いをいたしたいと思います。  出所不明であるとか入手経路が不明な情報に基づいて情報公開請求をしたときに、出所不明だから、入手経路が不明だから、だから、情報公開を受けないということはありますか、総務省。
○緒方委員 そうなんです。政府の、まさにこういう国民と行政の関係というのは、特に情報公開ということに関しては、行政側が全ての情報を持っているんです。全ての情報を持っていて、それに対してしっかりと答えていく。求める側が何らかのアカウンタビリティーを果たすことを求められてしまったら、...全文を見る
○緒方委員 違法性があるかどうかなんて関係ないですよ。何を言っているんですか。  違法性があるものであれば調べるけれども、そうでなきゃ調べない。それは、行政の国民に対する、そして国会に対する姿勢として、根本的に間違っていますよ、副大臣。
○緒方委員 調べないということですか。  では、聞きましょう。  先ほど言われました、共有ファイル、共有フォルダを調べたけれども、なかったということでありますが、行政文書であるかどうかということは、文部科学省の行政ファイル、行政フォルダにあるかどうかということとは無関係であり...全文を見る
○緒方委員 全然質問に答えていないです。  私が聞いているのは、調べたのは共有ファイルであり、共有フォルダを調べたけれども、なかったと言っていますけれども、個人のファイルそして個人のフォルダの中にも行政文書が含まれる可能性は幾らでもあるんです。だから、そこを調べないと、行政文書...全文を見る
○緒方委員 副大臣が確認するかどうかというのが行政文書の要件ですか、公文書担当大臣。
○緒方委員 先ほど副大臣はすごい答弁をされました。自分は副大臣だ、自分に関係するものだ、だけれども自分が見ていない、だからこんなものは行政文書でないと。  こんな定義がまかり通るのであれば、役所の行政文書管理は成り立たないですよ。訂正した方がいいと思いますよ、副大臣。
○緒方委員 それは行政の意思決定過程の問題であって、それが行政文書であるかどうかということとは全く無関係であります。あなたが知らないから、自分が知らないものは行政文書でない、こんな傲慢な話、ないですよ。  この話は引き続きやらせていただきたいと思いますが、質疑時間が終わりました...全文を見る
07月10日第193回国会 衆議院 文部科学委員会内閣委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○緒方委員 民進党、緒方林太郎でございます。  本日、三十五分、文科委員会内閣委員会連合審査会ということで質疑をさせていただきます。  まず、冒頭、九州北部での豪雨について、官房長官にお伺いをいたしたいと思います。  私も先週、現場に行ってまいりました。事態は相当に深刻でご...全文を見る
○緒方委員 ありがとうございます。  私も福岡県北九州市で、うちの地域でもかなりの損害も出ておりますし、さらには筑後の地域、朝倉市、そして東峰村、これらの損害というのは、今流木の話もありました、本当に流木を私は見てびっくりいたしました。ここまで流木が流れてくるのかと思うぐらいで...全文を見る
○緒方委員 よろしくお願いをいたします。  それでは、質問を加計学園の問題に移していきたいと思います。  まず、先般の安倍総理大臣の記者会見において全国展開の話が出てまいりました。私、聞いていて非常に違和感を持ったわけでありますが、安倍総理はずっと何と言ってきたかというと、自...全文を見る
○緒方委員 私、そんなこと一言も聞いておりません。  安倍総理が、関与する余地が全くないとこれまで言ってきた、だから、総理の御意向とかいろいろな文書が出ているときも、自分はかかわっていないのだということを言ってこられたにもかかわらず、この間、記者会見でいきなり全国展開だと。まさ...全文を見る
○緒方委員 安倍総理大臣は何と言っているかというと、私の意向というのは入りようがないと言っているんです。意向が入りようがないんです。原理原則とかなんとかではなくて、そもそもこのプロセス全体で私の意向が入りようがないと言っているのに、そのプロセスの一番大もとのところでどんと意向が入...全文を見る
○緒方委員 結局、よくわからなかったですね、今、答弁を聞いてみても。  この全国展開を決めるに際して、全国展開をやるに際して、どういうデータに基づいて全国展開を行うんですか、大臣。
○緒方委員 安倍総理大臣は、地域に関係なく二校でも三校でも、意欲のあるところにはどんどん獣医学部の新設を認めていくという発言をしておられます。ということは、二校、三校できたとしても、特に問題ないと。現在の獣医学部、全国の獣医学部の体制等を考えたときに、それが問題ないという判断がど...全文を見る
○緒方委員 具体的なデータがないということについては、今、答弁がございました。  ということは、これは安倍総理に聞かないと、何で全国展開してもいいのかというその具体的なことについては、安倍総理が来て説明をしていただかない限りわからないということになりますね。この点からも、予算委...全文を見る
○緒方委員 非常にチープな、供給曲線と需要曲線の説明をいただいたと思いますが、ここで前川参考人にお伺いをいたしたいと思います。  学校の設置というのは、今言ったような需要曲線とか供給曲線とかそういう世界の中で、どんどんつくって、どんどん市場から退出していくとか、そういうことで学...全文を見る
○緒方委員 では、松野大臣にお伺いをいたします。  今の考え方でよろしいですね。
○緒方委員 今答弁があったとおりでありますが、先ほどの山本大臣の需要と供給の線が合うところで学校をつくっていけばいいんだという考え方とは根本的に異なっております。  大臣、今、前川前次官が話した話、そして松野文科大臣が話した話と比べると、大臣の話というのは、本当に、経済学の教科...全文を見る
○緒方委員 閣内不一致だなと思いますが、質疑を進めていきたいと思います。  全国展開する前の、一校に限り認めるというときに、石破四条件というものがありました。これは「日本再興戦略」改訂二〇一五というもので、「獣医師養成系大学・学部の新設に関する検討」ということで、一つ目が、現在...全文を見る
○緒方委員 私は国民の皆様方に訴えたいと思います。  わかりやすく説明をすると安倍総理は言われました。今の説明がわかりやすかったか、すとんと落ちた国民の人がどれだけいただろうか。安倍政権の姿勢を強く疑わしめる今の答弁だったと私は思います。強く抗議をさせていただきたいと思います。...全文を見る
○緒方委員 すごい答弁が返ってきましたね。需要というのは数量ではなく定性的だということで、そうすると、どれぐらいの大学の学部をつくらなきゃいけないとかそういうことについては、いわば決め打ちでやるということでありまして、そういうことを言っているものではないと思いますね、石破四条件は...全文を見る
○緒方委員 最後に一つだけ。  前川さん、この今の議論を聞いてどう思われましたか。
○緒方委員 終わります。