岡部三郎

おかべさぶろう



当選回数回

岡部三郎の1976年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第77回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○説明員(岡部三郎君) 豪雪地帯の土地改良事業の実施についての御質問でございますが、第一点の早期発注の問題でございますが、これは私どもとしては、予算が決まりましたらできるだけ早く発注をするということを極力指導をいたしておるわけでございまして、特に御指摘のように豪雪地帯あるいは積雪...全文を見る
03月04日第77回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○岡部説明員 御説明いたします。  農業基盤整備事業の補助率につきましては——基盤整備事業の中にもいろいろな種類がございます。たとえば圃場整備等につきましては、御指摘のように一団地が二百町歩以上のものにつきましては県営で実施いたしておりまして、一団地が二十町歩以上のものにつきま...全文を見る
○岡部説明員 圃場整備事業の十アール当たりの単価につきましては、いま先生おっしゃったとおり、平均して四十万円ほどでございます。地域別の差につきましては、ただいま数字を持っておりませんが、中山間地域におきましては、どうしても団地構成が小さくなりますので、団体営事業が多くなろうかと思...全文を見る
○岡部説明員 平場の地域と中山間地域とでは、確かに先生おっしゃいましたように、平場の県営事業を主とした圃場整備等におきましては、相当高度の施設を伴った、たとえば末端水路のライニングであるとかパイプラインであるとかいうふうな事業が行われておりますし、中山間地域の団体営事業等では必要...全文を見る
○岡部説明員 中山間地域の基盤整備事業につきましては、御指摘のとおり従来の制度ではなかなか実施が困難だというふうな部面も多分にございます。五十一年度の予算案におきましては、これらの中山間地域を主な対象といたしまして、既存の制度では基盤整備を実施することが非常にむずかしいというふう...全文を見る
○岡部説明員 御説明の前に、農村基盤総合整備事業の補助率でございますが、内地、北海道とも五五%でございまして、沖繩が七五%でございます。  お尋ねの第一の中山間地域における圃場整備事業の実施方式につきましては、さらに検討をしてまいりたいと考えております。  二番目の、裏作導入...全文を見る
○岡部説明員 暗渠排水等の工事は、現在も実施中の圃場整備におきましては、圃場整備事業の中で完了時点までに実施するというふうに指導をいたしております。
05月14日第77回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○説明員(岡部三郎君) 三方五湖護岸堤の背後地の農地の湛水の問題でございますが、これはいま先生御指摘のように、堤防等の関連もございまして、なかなか複雑な問題がいろいろあるように聞いております。ちょうどこの地域は五十年まで農村基盤総合整備調査を実施したところでございまして、それとの...全文を見る
○説明員(岡部三郎君) 先生御指摘の事業は、国営耳納山麓総合土地改良事業であると思いますが、この事業は耳納山の山麓に広がります、山麓沿いに細長く展開しております既成田畑約四千ヘクタールの用水補給と、六百ヘクタールの農地造成をあわせて行う総合的な灌漑排水事業でございます。これは四十...全文を見る
○説明員(岡部三郎君) ことしの四月二十七日から三十日にかけまして相当の長雨がございまして累加雨量で大体百六十ミリぐらいの雨が降ったわけでございます。これによりまして、五十年度に造成をいたしました新植地の一部でいま御指摘のありましたような土壌の流亡がありまして、テラスの承水溝に土...全文を見る
○説明員(岡部三郎君) 受益地域の一部に非常に真砂土の地域がございまして、こういうところは受益者の非常に強い要望がありまして地域内に編入したわけでございますが、そこのところの流出量が相当予想以上に出たということがありまして、砂防堰堤が大体いっぱいになってしまったというふうな個所が...全文を見る
○説明員(岡部三郎君) その話はあるいは農用地造成地域ではなくて、同じ事業の中でございますが、合所ダムのことではないかというふうに考えておりますが、合所ダムにつきましては、上水道との共同事業として実施したものでございまして、この水の利用に関しまして、これは筑後川水域全体の水利用と...全文を見る
○説明員(岡部三郎君) この事業の推進についてでございますが、この事業は四十七年に着工いたしまして、五十一年までに一七・二%の進捗率でございます。これはこの事業が特別におくれているということではございませんで、国営灌漑排水事業全体が非常におくれておりまして、何とか国営灌漑排水事業...全文を見る
○説明員(岡部三郎君) 国営事業の推進についてでございますが、これは今後の土地改良事業、農業基盤整備事業全体の予算がどれだけ伸びるかということにかかっておると思いますが、特別会計にすることによりまして、従来一般会計ですと一〇〇%国費で実施をいたしておったわけでございますが、これに...全文を見る
05月21日第77回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○岡部説明員 沖繩の基盤整備については、いま先生御指摘のように、本土に比べまして非常に立ちおくれております。したがいまして、私どもといたしましては、採択基準あるいは補助率あるいは予算の面におきましても、特段の措置を講じておるわけでございます。五十一年度の予算は、前年に比べまして一...全文を見る
05月21日第77回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○岡部説明員 降灰の堆積が非常に著しい場合には、先生御指摘のように、災害復旧事業でその降った灰を農地の外に搬出をしなければならぬわけでございまして、降灰に限らず土砂が農地に流入したという場合は皆同じ扱いになっておるわけでございます。その場合に、現在の暫定法におきましては農地の災害...全文を見る
○岡部説明員 これ以下の厚さになりますと、営農上すき込んでしまった方が搬出するよりも簡単でございますし、その場合には当然酸土矯正等の措置が必要かと思いますが、災害復旧事業としてはこの程度が限界ではないかというふうに考えておるわけでございます。
07月09日第77回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第2号
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○説明員(岡部三郎君) 六月二十二日からの梅雨前線豪雨によりまして、二十五日の九時ごろ、松山町河床地元におきましてがけ崩れがございました。それにより、上部にありました広域農道が約五十メートルほど被災をいたしたわけでございます。この広域農道は、四十六年度から鹿児島県営事業といたしま...全文を見る
○説明員(岡部三郎君) 災害当時の現況がまだ余りはっきりわかっておりませんが、実は先週、私どもの方の担当の係長を現地に派遣をいたしまして状況を調べさしたわけでございますが、当時はまだ測量もできないというような状況でございまして、今週あたりから測量なり、あるいは地質調査なりを始めて...全文を見る
○説明員(岡部三郎君) 現地の状況は、地質状況といたしましては、御指摘のように下部にシラス層がございまして、その上にアカホヤと称する特殊土壌がかぶっておる地域でございまして、現在は全部崩れておるわけでございますので、杉林はございませんが、このアカホヤの地域には相当杉が生えておる。...全文を見る
○説明員(岡部三郎君) 特殊土壌地帯の防災対策についてでございますが、今回のこの災害の実態を見ましても、がけ崩れだとか、あるいは地すべり等の南九州の特殊土壌地帯特有の災害のパターンが見られるわけでありまして、これらに対しましては従来からもこういう地域の特性と申しますか、そういう災...全文を見る
○説明員(岡部三郎君) 畑地灌漑施設等の農業水利施設の新設あるいは改修等の土地改良事業を公共事業として実施いたす場合に、ただいま先生御指摘のように最低規模として二十ヘクタール以上なければいかぬというふうな規定があるわけでございます。しかしながら、この桜島のような活動火山周辺の火山...全文を見る
○説明員(岡部三郎君) 農地農業用施設の査定についてでございますが、まず激甚な地域につきましては鹿児島県につきましては六月二十六日から係官を現地に派遣をいたしまして被害の状況の把握並びに復旧計画の指導に当たって一おります。なお緊急査定は七月十二日から三班に分けまして現地に入ってお...全文を見る
○説明員(岡部三郎君) そのとおりでございます。
○説明員(岡部三郎君) 今回の梅雨前線豪雨によります災害におきまして、特にただいま御指摘のありましたため池の被害が相当多く出ておりました。九州地方だけでも百九カ所、金額にいたしますと八億三千六百万というふうな被害がございます。特に大分県は、個所数は三十カ所ほどでございますが、金額...全文を見る
08月10日第77回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○岡部説明員 八戸平原の地区についてのお尋ねでございますが、この地区は国営総合農地開発事業といたしまして五十一年度に新規に着工予定をいたしておる地区でございます。現在まだ土地改良法上の手続が全部終わっていないということもございまして、事業所を開設して着工に踏み切るというところまで...全文を見る
09月30日第78回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○岡部説明員 最初のため池の問題につきまして、私からお答えいたします。  農業用のため池または農用地の防災用のため池で、ただいまお話がありましたように、非常に老朽化しているために決壊するおそれがあるというようなものに対しましては、堤体の補強であるとかあるいは御指摘の余水吐きの改...全文を見る
○岡部説明員 農業用のため池は、四十七年に全国の総点検をやったわけでございますが、その際に全国で大体二十七万七千カ所と非常にたくさんあるわけでございまして、この中には徳川時代あるいはもっと前にできたというふうなものも相当ありまして、したがいまして百年以上も経過しておるというような...全文を見る
○岡部説明員 先生御指摘のように、香川県は非常に農業用のため池の多いところでございまして、今回の十七号台風によりましても約千五百四十六カ所という被害を受けました。うち決壊したものが百五十九カ所に上るというふうなことでございます。  これらのため池等の農業用施設の災害復旧につきま...全文を見る
○岡部説明員 今回の災害によりましてため池に土砂が流入して、そのためにため池の機能が著しく低下しておる、こういうものにつきましては、当然災害復旧事業としてその土砂の搬出等を考えてまいりたいと思いますし、それからまた、一般の圃場整備事業等のいわゆる客土の土取り場として、ため池内に堆...全文を見る
○岡部説明員 今回の十七号台風によりまして、愛媛県内でも五百九十ヘクタールほどの農地の被害がございました。  この中には、いま御指摘のありましたように、樹園地が相当含まれておるわけでございます。これは今回八百ミリあるいは場所によっては千九百ミリを超すような非常な記録的な豪雨があ...全文を見る
10月06日第78回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○岡部説明員 農地関係の復旧事業には、御承知のように農地それ自体の復旧と、それからそれに関連します排水路とか承水工あるいは擁壁だとかいうふうな農地保全施設の復旧とあるわけでございますが、施設の方の復旧についてはいわゆる限度額はないわけでございまして、農地それ自体の復旧について、こ...全文を見る
○岡部説明員 おっしゃるとおりでございまして、非常に限度額が問題になるようなところは、急傾斜地等でこういう農地保全施設に金がかかるというふうな場合がございますので、そういうものにつきましては、再度災害を起こさないという観点から十分な施設を復旧いたしたいと考えております。
○岡部説明員 邑久町の農地の湛水被害を防止するために、現在実施しております国営の吉井川農業水利事業の中で、千町川の河口部の一・五キロほどの狭窄部の改修が含まれておるわけでございます。また、千町川上流部四・五キロメートルの改修につきましては、国営付帯の県営事業で実施するように計画さ...全文を見る
○岡部説明員 長良川の堤防破壊によりまして、安八町、墨俣町約千六百ヘクタールという広大な農地が湛水をしたわけでございますが、この土砂の流入等による農地の損傷は比較的少なく、約五万八千立米の土砂が流入しまして、二十ヘクタールの水田が被災したという状況でございます。この地域は、基盤整...全文を見る
○岡部説明員 ただいまの大臣の御答弁を補足させていただきます。  第一の採択基準でございますが、農地、農業用施設の採択基準といたしましては、一件十万円以上の災害は復旧事業の対象にいたしております。なお、補助率につきましては、普通率は、農地は五〇%、農業用施設は六五%でございます...全文を見る
○岡部説明員 農業関係の排水事業、たとえばただいま先生が御指摘になりました湛水防除事業等はいずれも河川と密接な関係がございますので、その実施に当たりましては十分河川管理者とも協議いたしまして、両者の計画にそごを来さないように実施していく所存でございます。  なお、災害復旧事業に...全文を見る
10月08日第78回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○岡部説明員 愛媛県の農地につきましては、御指摘のように、今回の災害によりまして約五百九十ヘクタールという非常に多量の農地が被災をいたしました。その中には樹園地が相当含まれているわけでありまして、これは構造改善事業でつくったものもございますし、そのほかの一般の県営あるいは団体営の...全文を見る
○岡部説明員 御指摘のように、今回の災害にかんがみまして真砂土地帯の樹園地造成の工法というものにつきましては、なお根本的に考え直してみる必要がある面も多々あろうかと思います。したがいまして、この災害を契機にしまして、こういう地域につきましてはできるだけそういう防災施設の現状等をも...全文を見る
○岡部説明員 湛水防除事業についてのお尋ねでございますが、今回の災害に際しましても各地の湛水防除で実施しましたポンプが相当威力を発揮いたしまして、そういうところは比較的被害が少なかったというふうな報告も受けております。私どももこれを機会に、農地防災事業の中でも特にこの湛水防除事業...全文を見る
○岡部説明員 お答えいたします。  五十一年一月から発生しました農地、農業用施設並びに海岸災害の被害額は一千九百十億七千一百万円でございまして、九月三十日現在までに査定を完了した被害額が二百七十九億一千四百七十万八千円でございまして、率は一五%でございます。  なお、十七号台...全文を見る
○岡部説明員 今回の十七号台風によりまして農地並びに農業用施設が多大の被害を受けたわけでございます。岡山県内の被害につきましては、ただいま先生おっしゃった個所数と私どもの持っております数字がちょっと違っておりますが、農地で一万一千十七カ所、農業用施設で二万六千七十六カ所、合計三万...全文を見る
○岡部説明員 今回の被害個所が非常に多いということにもかんがみまして、大蔵省等とも協議をいたしました結果、今回は一件五十万以下の農地、農業用施設の災害につきましては机上査定を原則として実施するということにいたしております。  なお、従来は現地で決定できる限度額が五千万であったわ...全文を見る