岡部三郎
おかべさぶろう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
06月03日 | 第94回国会 参議院 農林水産委員会 第15号 議事録を見る | ○岡部三郎君 大変に貴重な御意見を伺わせていただきまして、非常に参考になりました。 そこで、二、三御質問をいたしたいと思うわけでございますが、最初に主婦連の清水参考人に、消費拡大の問題につきましてお尋ねをしたいと思うわけであります。 従来日本の農業は、御案内のように、需要...全文を見る |
○岡部三郎君 ありがとうございました。 次に、金山参考人にお尋ねをしたいと思いますが、私も、先ほどおっしゃったように、流通上の混乱を起こさないということが非常に大事だと。そのために、この現行流通組織というものをやはり重視をしていかなければならぬと思いますし、それからまた、流通...全文を見る | ||
○岡部三郎君 大変ありがとうございました。 次に岡本参考人にお伺いをいたしたいと思いますが、私も全国の農業を見ておりまして、やはり将来とも残り得る最も生産性の高い、規模も大きな農業というのは北海道の農業が中心ではないかというふうに考えるわけでありますけれども、しかも生産費も非...全文を見る | ||
07月14日 | 第94回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○岡部三郎君 時間も限られておりますので、私は二問だけ大臣にお伺いをいたしたいと思います。 率直に申し上げまして、私も今回の諮問案の中で算定要素の取り方などどうしても納得のいかない点が幾つかございます。また、据え置き米価にするために都合のよい算定要素をとったんではないかといっ...全文を見る |
○岡部三郎君 そういう需給事情の非常に厳しいことはわれわれも十分理解するわけでありますけれども、昨年は御案内のように異常気象の影響もありまして農業所得は一六%も減り、生産費は逆に一二%も上昇しておる。特に中核農家に対する打撃が大変に大きいものがあるということが言われておるわけであ...全文を見る | ||
○岡部三郎君 昨年の四月に国会において食糧自給力強化に関する決議がなされたわけであります。また、十月、農政審が行った答申におきましては食糧の安全保障ということが強調されたわけでありますし、その反面この答申では価格政策については、価格の持つ需給機能を重視した運用を行っていくことが肝...全文を見る | ||
○岡部三郎君 そこで、この価格政策の最大のものは何といいましても現在議題になっております米価の決定でございます。今回政府が米審に諮問をしました生産者米価の算定方式としては、従来同様生産費及び所得補償方式を採用しておるわけでございますけれども、先ほど来いろいろ議論がございましたよう...全文を見る | ||
○岡部三郎君 確かに過剰米という点から言いますと、四十五年は七百二十万トン、過去最大の過剰米があったわけであります。昨年はまたそれに次ぐ六百六十六万トンという過剰米があったということが言われるわけでありますが、先ほど来いろいろ議論がありましたように、昨年の冷害によってことしの秋に...全文を見る | ||
○岡部三郎君 私は逆に、毎年こういうふうに算定要素をそのときどきの事情に応じて変えるということの方が非常に大きな誤解を与えるんではないか。需給事情が原因でこういう算定方式をとらなければならないんならば、需給事情が一体どういう形になった場合にこういう方式をとる、ある一定のルールに基...全文を見る | ||
○岡部三郎君 私は、諮問米価の算定に当たって、何もすべて機械的にやれというようなことを言ってるわけではないわけであります。特に需給事情あるいは財政事情等を反映するということは、これは食管法の規定にもあるわけでございますから、そういうこともやむを得ないと思うわけでありますけれども、...全文を見る | ||
○岡部三郎君 時間が来ましたんで、これでやめます。 | ||
08月19日 | 第94回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第2号 議事録を見る | ○岡部三郎君 今回の北海道の災害に際しましてお亡くなりになりました方々に深く哀悼の意を表しますと同時に、被災されました多くの方々に心からお見舞いを申し上げる次第でございます。 八月三日から六日にかけての北海道の大雨、これは栗山の四百四十七ミリというのを初めといたしまして、北村...全文を見る |
○岡部三郎君 従来、北海道には梅雨がないと言われておったわけでありますが、ことしは梅雨前線による降水被害も相当あった。さらに八月は、北海道としては必ずしも降水が多い月ではございませんけれども、その時期にこのような豪雨を見た、こういう事実を考えますと、何か北海道の天候を左右する基礎...全文を見る | ||
○岡部三郎君 次に、国土庁長官にお伺いをいたしたいと思うわけでありますが、今回の災害に対しまして直ちに長官みずから現地においでになりまして、災害地を視察されまして、ちょうど私も同じ時期に北海道におったわけでございますが、このことによりまして関係者大変に意を強くいたしたということを...全文を見る | ||
○岡部三郎君 ぜひそういうことで万全の対策をひとつお願いをいたしたいと思うわけであります。 北海道は、御案内のように、内地と比べまして冬の到来も早いわけでありますし、生活基盤を早急に取り戻すためにも、何といいましても早期査定、早期復旧ということが必要であります。このために、ま...全文を見る | ||
○岡部三郎君 北海道の場合には、間もなく降雪期を迎えるわけでございますので、それまでに被災個所の復旧を緊急に図る必要があるわけでございまして、そのためにどうしても査定前の着工あるいは初年度経費の弾力的な運用等が必要になってくると思うわけでありますが、これに対する処置、これも両省に...全文を見る | ||
○岡部三郎君 次に、治水の恒久対策について、若干建設省にお伺いをいたしたいと思うわけでありますが、今回計画雨量を相当大幅に上回る豪雨があったにもかかわらず、石狩川の本流は一部で溢水、あるいは堤防の決壊等がありましたけれども、五十年災に比べますと比較的被害が少なかった。これはやはり...全文を見る | ||
○岡部三郎君 現計画を五割以上も上回るということになりますと、これは相当の大容量になるわけでございますが、その洪水を流過させるための方法として恐らく、この本堤が完成をするということになりますと、いまの暫定堤防よりさらに一メーター五十ぐらい堤防の高さが高くなるわけでありますが、その...全文を見る | ||
○岡部三郎君 今回の水害に当たりまして上流のダム群の洪水調節に果たした役割りも非常に大きかったのではないかと思いますが、それについていかがでしょうか。 | ||
○岡部三郎君 今回の災害の一つの特徴は、五十年災に比べますと雨の降り方が中、下流部に非常に多くて上流部は比較的少なかったということがあると思うんですが、これがもし逆に上流部に非常によけいな雨が降ったと、五十年災のときには多少そういう傾向があったと思いますが、こういうことになります...全文を見る | ||
○岡部三郎君 この本流河川の改修が進むにつれまして、どうしてもこの本流の洪水量が増大をしていきますし、また到達時間も早くなってくるということから支派川の受ける影響が非常に大きいわけであります。その整備をひとつぜひ促進してくれと、これも非常に強い地元の要望でございますので、その整備...全文を見る | ||
○岡部三郎君 いろいろお伺いいたしましたけれども、今回の経験にかんがみまして、石狩川並びに他流域の総合的な治水対策の強化を望みたいと思うわけであります。 次に、今回の災害に当たりまして、全作付面積の一四%に当たる十六万ヘクタールの農地が被災したということでございます。農作物の...全文を見る | ||
○岡部三郎君 今回の被災農家は、いずれも五十年の水害以来、昨年の冷害も含めまして各種の災害に見舞われておるわけであります。いわゆるダブルパンチ、トリプルパンチを受けておる、こういった農家が多いわけでございます。したがいまして、すでに借り入れた借金の残高も相当な額にまで達していると...全文を見る | ||
○岡部三郎君 さらに規格外米の政府買い入れの特例措置並びに再生産に必要な種もみの確保、助成等の問題でございますが、これらにつきましても過去に若干やった例もあるようでございますので、実情に応じた御配慮をぜひお願いをしたいと思います。 | ||
○岡部三郎君 今回の災害に当たりまして、石狩川水系に設置された五十七の内水排水機場、これは全体として見ますと非常に大きな効果を発揮したと思います。この点は五十年災のときとは大分事情が違ったんだと思うわけでありますが、しかし、なお不十分な個所もありまして相当の湛水を起こした。特に今...全文を見る | ||
○岡部三郎君 全体として見ますと、内水排除の施設は非常によく稼働したわけでありますけれども、若干のポンプ場におきまして今回浸水被害のために洪水途中で運転を中止せざるを得なくなったというところがあるわけでございます。この理由についてはこれはまあいろいろあろうかと思います。しかし、い...全文を見る | ||
○岡部三郎君 最後に、今回の災害は農作物の被害を中心といたしましてその規模も大変に大きく広範な地域にわたっております。しかも深刻な事態となっておるわけでございます。私が参りましたある市の責任者の方が、現在考えていることは、住民がどうやって生き抜いていくか、そういう生活の手だてをま...全文を見る | ||
○岡部三郎君 終わります。 |