岡部三郎
おかべさぶろう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
04月10日 | 第132回国会 参議院 決算委員会 第2号 議事録を見る | ○岡部三郎君 自由民主党の岡部三郎でございます。 質問に入ります前に、一言お願いを申し上げたいと思います。 委員長からもお話があるかと思ったんですが、決算委員会におきましては、今回は平成四年度と五年度の決算を一括して審査するということになりました。これは、最近の決算審査の...全文を見る |
○岡部三郎君 ありがとうございました。 次に、手続的な問題でございますが、平成四年度、五年度とも歳入不足額は決算調整資金を使って処理したわけでありますが、この決算調整資金は昭和五十六年度の決算処理に全額が使用され、剰余金繰り入れ、予算繰り入れのいずれもがその後全くなかったため...全文を見る | ||
○岡部三郎君 特例公債の発行から脱却をして、多少増収があった時期でも決算調整資金への繰り入れというのはなかなか行われなかったわけでありますから、この問題はなかなか困難な問題であるということは十分理解できるわけでありますが、しかし、余剰時に資金をあらかじめ蓄えて不足のときに対応する...全文を見る | ||
○岡部三郎君 石油ショックのときは、まさに青天のへきれきと申しますか、何人も予想できなかったわけでありますが、今回は既にバブルが起きてから三年たちまして、地価も株も異常な高騰を示していたと。さらに、既に平成三年の六月時点では税収も前年に比べますと落ち込みを示しておりましたし、九月...全文を見る | ||
○岡部三郎君 一般に政府の経済見通しというのは、好況時には低く不況時には高いといったような法則性があると言われておるわけでありますが、確かに一九六〇年代の高度成長の時期を見ますと、一九六五年を除いてはいずれもこの見通しが実績よりも低いわけですね。それから、七〇年代の安定成長の時期...全文を見る | ||
○岡部三郎君 企画庁は独立した機関とはいえ、政府の一機関でありますから、私は政策的な配慮が一切あってはならないとは申しませんけれども、余りそれがたび重なると、やはり公正な経済見通しに対する信頼性を失う結果になるんではないかとも思いますので、その点は注意すべきことではないかというふ...全文を見る | ||
○岡部三郎君 経済変動が激しい時期に税収の的確な見積もりを行うということは、これはなかなか困難なことではあろうと思いますけれども、しかし、このことに関しては、正確な経済見通しの策定とともに、平成三年度決算の警告決議にも指摘されたことでもありますので、引き続き税収見積もりの精度を高...全文を見る | ||
○岡部三郎君 平成五年度の弾性値についてもう一つわからない点は、法人税の弾性値というのがマイナス三一・〇というふうに二けたのマイナス、それも極端なマイナスになっているわけです。それにもかかわらず所得税の弾性値は三・七五というふうにプラスになっておる。会社の業績が悪ければ当然所得税...全文を見る | ||
○岡部三郎君 先ほど薄井さんがおっしゃった税収弾性値は通常一・一として計算していると、こういうことについてちょっと申し上げたいと思うんです。 昭和五十年度に税収弾性値がマイナスになったときのことを元国税庁長官をされていた水野勝さんがある雑誌にこういうふうに書いておるんです。ち...全文を見る | ||
○岡部三郎君 ちょっと今の薄井さんがおっしゃった数字と私の数字とが大分違うので、私は大蔵省が予算委員会に提出された昭和六十一年から平成五年までの八年間の平均でも〇・二六にしかならないということを申し上げているんですが、この点は改めてまた打ち合わせをしたいと思います。 そこで、...全文を見る | ||
○岡部三郎君 ありがとうございました。 会計検査の方法についても時代とともに相当変化があるように思われます。私は、多年公共事業に携わってまいりましたので、検査院には大変お世話になった者でもございますけれども、当時はやはり不当事項の摘発ということが最大の課題でありまして、今でも...全文を見る | ||
○岡部三郎君 ありがとうございました。 次に、政府開発援助につきましては、年々多額の経費が計上され、それが適正に使用されているかどうかということは国民の強い関心の的でもあるわけであります。しかしながら、何しろ相手国政府があるものでもありますし、また現場が海外にあるために、検査...全文を見る | ||
○岡部三郎君 ありがとうございました。 それでは最後に、大蔵大臣に今後の財政の運営方針についてお伺いをしたいと思います。 先ほども申しましたように、これは主税局の方は若干異論があるようでございますが、従来は年度間の自然増収があるということを前提に財政の中期展望も行われ、単...全文を見る | ||
○岡部三郎君 ありがとうございました。終わります。 | ||
08月04日 | 第133回国会 参議院 科学技術特別委員会 第1号 議事録を見る | ○岡部三郎君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。 |
09月29日 | 第134回国会 参議院 科学技術特別委員会 第1号 議事録を見る | ○岡部三郎君 ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。 本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。 これより委員長の選任を行います。 つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。 |
○岡部三郎君 ただいまの吉川君の動議に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○岡部三郎君 御異議ないと認めます。 それでは、委員長に長谷川清君を指名いたします。 ————————————— 〔長谷川清君委員長席に着く〕 | ||
10月03日 | 第134回国会 参議院 本会議 第2号 議事録を見る | ○岡部三郎君 私は、さきの内閣総理大臣の所信表明演説に関して、自由民主党・自由国民会議を代表し、村山総理並びに関係大臣に質問をいたします。 今回の参議院議員通常選挙は戦後十七回目に当たり、当選された新議員の方々はいわば二十一世紀へかかる任期を有するわけでありまして、私ども一同...全文を見る |
12月04日 | 第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第8号 議事録を見る | ○岡部三郎君 自由民主党の岡部三郎でございます。 参考人の御三方におかれましては、本日は大変御多用な中、わざわざ国会まで足を運んでいただきまして、またただいまは大変貴重な御意見を賜りまして本当にありがとうございました。心から感謝を申し上げます。 限られた時間でございますの...全文を見る |
○岡部三郎君 私どもは、今回の法律改正は全く必要最小限のことでございまして、秋谷参考人がおっしゃいますように、信教の自由を脅かすというふうな大げさなものでは全くないと思うわけでございます。 したがいまして、所轄がえそれ自体は大して問題ではないんだということでございますれば、例...全文を見る | ||
○岡部三郎君 今回はこういった会計の内容を世間一般に全部公開しろということではございませんで、求められたその信者に対して、信者等に対してディスクロージャーする。しかも、その信者はその宗教団体側自身が認定をされるわけでございますから、それほど大きな影響がないのではないかと思いますが...全文を見る | ||
○岡部三郎君 次に、創価学会の組織につきまして若干お伺いをしたいと思うんですが、秋谷会長は昭和五十六年以来創価学会会長に御就任されております。大変失礼な言い方かもわかりませんが、世間一般では池田名誉会長が依然として絶大な実権をお持ちだというふうにも言われておるわけでございますが、...全文を見る | ||
○岡部三郎君 来年会長の任期が切れるというふうに承っておるわけでございますが、秋谷会長が留任されることを含めまして、こうした場合の後任会長の選任の手続というのはどうなっておるのでございましょうか。選挙によるものかあるいはどなたかの御指名によるものか、お教えいただきたいと思います。 | ||
○岡部三郎君 ありがとうございました。 次に、政治と宗教の問題についてお伺いをしたいと思いますが、創価学会は、昭和四十五年に政教分離を宣言されまして、いわゆる王仏冥合の旗印が消えたわけでございますが、現実にはそれ以降も、組織的な選挙活動を初め政教一致的な動きが活発に行われてい...全文を見る | ||
○岡部三郎君 池田名誉会長は、昭和五十一年十一月十六日に、天下をとらない党ならやる必要はない、私が控えているから心配するなど明言されたということでございますが、これはまさに政権を目指すことを意味するわけでございまして、今の秋谷参考人のお話とは矛盾することではないかと思いますが、い...全文を見る | ||
○岡部三郎君 そうしますと、この天下をとるという表現はやはり適切でないというふうにお考えでございますね。 | ||
○岡部三郎君 もう一つ指摘をさせていただきたいんですが、去る十月十四日、BBC第二放送局の海外ルポ番組の放映の中で次のように述べられております。すなわち、「先の参議院選挙で創価学会の集票力がモノをいった。そこで新進党は政権を担える見込みがあるのではないか」とのインタビュー、質問に...全文を見る | ||
○岡部三郎君 事はBBCという国際的な影響力のあるメディアでのことでもありますし、内容が必ずしも創価学会の方針と相入れるものではないとすれば当然訂正をされるべきだと思います。場合によってはこのことを池田名誉会長に直接お聞きをしたいと我々は思っておるんですが、いかがでございましょう...全文を見る | ||
○岡部三郎君 政教分離につきましては午前中もここでいろいろ御議論があったわけでありますが、私どもは国家支配から宗教を守るということと同時に、宗教支配から政治を守るのが政教分離の本当の意味だというふうに考えておるわけであります。 したがって、冒頭私が申し上げましたように、秋谷会...全文を見る | ||
○岡部三郎君 例えば、竹内勝彦前衆議院議員がある雑誌で、国会議員はもとより府会議員、この方は京都でございますから府会議員、市会議員の大事に至るまで形式的には党が行うが、実際には学会の責任者の一声で決まるというふうに述べられております。また、同じ雑誌で公明党前委員長矢野絢也氏は、か...全文を見る | ||
○岡部三郎君 人事権は全く党側にある、こういうお話でございますね。 先般行われました佐賀の参議院補欠選挙での具体的な事例を申しますと、選挙期間中、創価学会の佐賀文化会館では夜遅くまで明かりがこうこうとつき、駐車場は夜の十時近くになっても多数の他県ナンバーの車で混雑をきわめたと...全文を見る | ||
○岡部三郎君 今のお話に関しましては、これを調べた人が他の教団のそれじゃ事務所はどうかということを調べましたら、そこは真っ暗だったと、こういうふうなこともありますが、いずれにいたしましても、全国にこういうふうな多数ある会館や文化会館等が選挙の際には運動拠点として使われる。 ま...全文を見る | ||
○岡部三郎君 以上いろいろなことを申し上げましたが、いずれにしても私どもにとっては、どうも創価学会の宗教活動というのは選挙活動と密接不可分の関係にある。言葉は悪いんですが、布教のために選挙が利用されているんではないかとさえ思えるわけでございます。 さて、これは選挙活動とは別の...全文を見る | ||
○岡部三郎君 そうしますと、踏みとどまるように強制するというようなことは全くないし、またあってはならないことだと、こういうお考えでございますですね。 | ||
○岡部三郎君 続きまして、財務についてお伺いをしようと思いましたが、若干時間がなくなってまいりましたので、また他の議員が御質問するようでございますから、そちらにお願いをするということにします。 学会の施設は全国で約千カ所にも上ると言われておりますが、いずれも宗教用として非課税...全文を見る | ||
○岡部三郎君 続きまして、海外活動についてお伺いをしたいと思います。 池田名誉会長が会長をされております創価学会インターナショナル、SGIと略称されているようでございますが、この組織と創価学会とはどういう御関係におありでございましょうか。 | ||
○岡部三郎君 ロサンゼルスでの創価大学分校設立のための大規模な土地買収、あるいはロンドン郊外の由緒ある古城タブロー・コードの買収、あるいはフランスのアルニー城の買収等、海外において巨大な財産取得がなされております。また、池田SGI会長は、海外で特定の政治家や団体に多額の贈与を行っ...全文を見る | ||
○岡部三郎君 このSGIにつきましてもまだまだお尋ねしたいことがたくさんあったわけでございますが、そしてまたお答えも十分私に理解できない点もあるわけでございますが、もう時間がなくなりました。 次の機会にはぜひ池田名誉会長にもお越しをいただきまして、こうした問題についてもひとつ...全文を見る |