岡部三郎

おかべさぶろう



当選回数回

岡部三郎の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第136回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○国務大臣(岡部三郎君) このたび橋本内閣の発足に当たり、沖縄開発庁長官を拝命いたしました岡部三郎でございます。  沖縄の振興開発のために、沖縄県民と一体となって諸課題の解決に全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。  委員長を初め委員の皆様方には、沖縄の振興開発につき...全文を見る
01月25日第136回国会 参議院 建設委員会 第1号
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○国務大臣(岡部三郎君) このたび北海道開発庁長官を拝命いたしました岡部三郎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  北海道は、美しい自然と広大な国土に恵まれた地域であり、将来的な世界の食糧需給を展望すると、我が国の食糧供給基地として引き続き重要な役割を果たすべき地域で...全文を見る
01月25日第136回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(岡部三郎君) 沖縄開発庁長官を命ぜられました岡部三郎でございます。  村上議員の御質問にお答えいたします。  まず、沖縄の基地問題についてでありますが、昨年九月、米軍人による女子小学生の痛ましい事件が発生いたしましたことはまことに遺憾であり、関係者の深い悲しみと強...全文を見る
02月09日第136回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○岡部国務大臣 このたび北海道開発庁長官を拝命いたしました岡部三郎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  北海道は、美しい自然と広大な国土に恵まれ、我が国が均衡ある発展を図り、豊かで安心できる社会を実現していく上におきまして大変重要な役割を果たす地域であると期待されて...全文を見る
02月13日第136回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○岡部国務大臣 総理大臣の御指示に従い、昨日現場を調査してまいりました。  今回の事故は、予想だにできなかった大規模な岩盤が崩落し、トンネルを直撃した事故であり、救助活動は大変困難をきわめておりますが、人命救助を最優先に、一刻も早い救助作業を現地で指示してまいった次第でございま...全文を見る
02月15日第136回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(岡部三郎君) 十日に崩落事故が発生いたしまして、その日のうちに現地に合同対策本部をつくったわけでありますが、その本部長にはやはり現地の事情を一番詳しく知っておる者が適任だということで高松小樽道路事務所長を開発局長が任命をいたしたわけでございます。  十二日の朝に私は...全文を見る
02月15日第136回国会 参議院 建設委員会 第2号
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○国務大臣(岡部三郎君) このたび発生した一般国道二百二十九号余市町から古平町にある豊浜トンネル坑口部における大規模な崩落事故により被災された方々並びに安否を気遣われている御家族の方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。  総理大臣の御指示に従い、二月十二日、この被災現場を調...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 北海道開発行政の基本方針及び当面の諸施策について、私の所信を申し述べます。  北海道は、豊かな自然環境とゆとりある広大な国土空間に恵まれており、我が国が国土の均衡ある発展を図り、豊かで安心できる経済社会を実現する上で、極めて重要な役割を果たすことが期待...全文を見る
02月15日第136回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(岡部三郎君) このたび発生した大規模な崩落事故により被災された方々並びに安否を気遣われておられます御家族の方々に対し、心からお見舞いを申し上げる次第でございます。  総理の御指示に従い、二月十二日、この被災現場を調査してまいりましたところ、今回の事故は予想だにできな...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 十日の八時十一分にこの事故が起きまして、私どもが直接情報を入手したのは十一時半ごろでございました。直ちに北海道開発庁としても二十四時間体制でこれに対応する体制を整えまして、現地におきましては三時五十分に小樽開発建設部に対策本部をつくり、さらに現場にもその...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 私も沖縄開発庁長官を拝命いたしまして、戦中戦後、沖縄が大変な御苦労をされてこられた、そして今なお基地問題等でそれが続いておるということを深く認識いたしまして、冒頭総理が言われましたような基本的な認識のもとにこの地域の振興、発展のために最大限の努力をしてま...全文を見る
02月19日第136回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○岡部国務大臣 今回の事故に当たりまして犠牲となられました十九家族、二十人の方々に心から御冥福をお祈りいたす次第でございます。  ただいまの御質問でございますが、開発局は開発庁の組織上は出先機関ということになっております。ただ、御指摘のように北海道には地方建設局とか地方農政局と...全文を見る
○岡部国務大臣 先ほども申しまじたように、組織上は開発庁の出先機関でございますから、あくまでも総括的な責任は開発庁にございます。ただ、道路管理上の諸問題につきましては、これは当然建設省の御指示のもとに実施をしたということでございます。
○岡部国務大臣 私は当初、十二日の早朝現地へ参りました。そのときには、総理の御指示によりまして政府の代表として参りましたということは申しましたが、道路管理者として参りましたとい うことは申しておりません。
○岡部国務大臣 現地におきましては、十日の夜に直ちに合同本部をつくりまして、その本部長には小樽道路事務所長がなりまして、そのもとに警察、消防、地元の市町村等が一体となって救出に当たったわけでございまして、この合同本部がすべての指揮をとったわけでございます。
○岡部国務大臣 今回の事故は、大規模な岩盤の崩落ということで、その中に二十名の方が閉じ込められたわけでありますから、そうした面では、その救出に当たっては岩盤の撤去、土砂の取り出しということがまずやらなければならない仕事でございましたから開発局が中心になりましたけれども、本来人命救...全文を見る
○岡部国務大臣 十日の八時十分ごろに崩落がございまして、現地の合同対策本部は二十二時二十分に設置をいたしております。その前に、現地で連絡事務所というものをつくっております。これはへ先ほど言いましたように各機関が連絡をする、さらにそれが一本となって行動するための合同本部を二十二時二...全文を見る
○岡部国務大臣 現地では二十二時二十分でございますが、小樽では既に十時には対策本部ができておりますし、札幌の……(長内委員「いや、現地、現地」と呼ぶ)現地の合同本部ができたのは二十二時二十分でございます。  それから、道路事務所長が対策本部長になったということは、やはりこういう...全文を見る
○岡部国務大臣 こういう事故が起きた場合に、やはり一番大事なことは現場の事情を一番知っている者が中心になってやるということで、先ほど申しましたように、道路事務所長を本部長にしましたけれども、小樽の開建の部長は直ちに現場に、事故以後高松所長と一緒に現場に駐在をいたしまして、外部との...全文を見る
○岡部国務大臣 今総務監理官が申しましたように、手続上はそういうことでございますが、この要綱は、地震だとか洪水とか、こういう災害を対象としたものでございます。今回は道路管理上の事故でございますので、それについてはこの要綱を準用したということでございまして、必ずしもそのとおりに実施...全文を見る
○岡部国務大臣 おっしゃいましたように、この要綱は必ずしも今回のような事故を対象としてつくったものではございませんので、これを準用して今回は実施をしたということでございます。今回のこの事故にかんがみまして、この中身については早急に検討いたしてまいりたいと考えております。
○岡部国務大臣 総理の御指示によって、縦割りの弊害を除くという意味で合同本部をつくりまして、基本方針は、そしてその基本方針に基づく時々刻々の分担はこの合同本部でぴしっと決める、後は個々の構成しております各部門の責任においてそれぞれの業務を実施をしたということで、まさに混然一体とな...全文を見る
○岡部国務大臣 今申しましたように、その基本的な方針は合同本部で常に、時々刻々会合を開きまして、そこで決めて、実行に当たっては、これは一緒にやるというわけにいきませんから、自衛隊は自衛隊の作業をやる、それから警察は警察としての仕事をやっていただくということで、おのおの分担をしっか...全文を見る
○岡部国務大臣 当初は、ともかくも一刻も早く閉じ込められている二十名の方の人命を救出するということが最大限の目標でありますし、しかも、そのためには岩盤なり土砂を除くという土木作業を効率的に行わなければいかぬということで、現地の事情に非常に詳しく地元事情にも通じている所長を本部長に...全文を見る
○岡部国務大臣 こういう事故は時々刻々情勢が変わっていくものですから、やはりそれに対応する最善の組織でもって対応するということが非常に大事でございます。  当初は、冒頭はやはり事故の実態というものを一番よく知っている者がリーダーシップをとってやるのが必要でございますし、ある時期...全文を見る
02月21日第136回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○岡部国務大臣 このたび沖縄開発庁長官を拝命いたしました岡部三郎でございます。  宮里委員長を初め委員各位の御指導と御鞭撻をお願い申し上げます。  沖縄開発庁長官としての所信の一端を申し上げる前に、このたび発生した一般国道二百二十九号豊浜トンネルにおける大規模な崩落事故により...全文を見る
02月22日第136回国会 参議院 建設委員会 第3号
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○国務大臣(岡部三郎君) このたび発生した一般国道二百二十九号豊浜トンネルにおける大規模な崩落事故により亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、負傷された方に対し心からお見舞いを申し上げます。また、この間、連日、不眠不休で救助活動を進めてこられた関係機関...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 今御指摘の危機管理体制に対する問題の前に簡単に今回の経過について申し上げますと、今回の事故に際しましては、事故発生の約二時間後には小樽開発建設部の中に事故対策本部を設けまして、開発庁、開発局内にも必要な体制を順次設置いたし、救助活動を開始したところであり...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 委員御指摘のとおり、現行の第五期北海道総合開発計画が平成九年度をもって終了するわけでございまして、平成十年度を初年度とする新たな十カ年の北海道総合開発計画の策定に今開発庁といたしましては取り組んでおるところでございます。  この新しい計画におきましては...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 今回の崩落事故に際しまして、事故発生後二時間後に小樽開発建設部内に対策本部を設置しましたほか、開発庁また開発局内にも必要な体制を順次設置し、救助活動を行った次第でございます。  また、事故の重大性にかんがみまして、関係機関が密接な連携を図りながら一刻も...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 北海道開発庁といたしましては、北海道の総合開発を推進する観点から、最近の三度にわたる大規模地震災害等を踏まえ防災対策を講じてきたところでございますが、今回の大規模な崩落事故を重く受けとめまして、このような事故の再発防止のための諸施策を講じ、災害に強く安全...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) ただいま建設大臣からお話がございましたように、道路管理に関しては建設大臣が北海道開発局を指揮監督することになっておりますが、北海道開発庁といたしましては、北海道開発局に対し組織管理、業務運営一般についての指導監督を行うということになっておりまして、そうし...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 広報体制につきましては、当初は救生活動を最優先として取り組んできたために必ずしも御指摘のように十分ではなかった点があったかと思います。救生活動が難航、長期化するにつれて報道陣も増加をいたしてまいりましたし、その対応体制を強化する必要があると判断をいたしま...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 御指摘の北海道の振興開発に関しての基本的な考え方、こういうことでございますが、地域振興はやはりその地域の特色を生かした発展の方向を目指していくということが大変に必要であろうと思っております。  北海道におきましても、諸産業発展のための基盤整備を図る、あ...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 北海道におきましては、平成五年から六年にかけまして三回の大地震が起きました。これを契機に防災予算の確保に最重点を置いて努力をしてきたところでございますが、にもかかわらず今回のような事故が生じてしまいましてまことに残念でございます。今後も、こうした必要な予...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 現地合同対策本部の解散についてでございますが、この現地合同対策本部と申しますのはもう先生御案内のように、早期の人命救助を目的として、時々刻々と変化する現地の状況を見きわめながら、関係各機関の情報連絡及び救助活動方針にかかわる確認、合意を図るために設けられ...全文を見る
02月23日第136回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(岡部三郎君) 沖縄開発庁長官として所信の一端を申し上げる前に、このたび発生した一般国道二百二十九号豊浜トンネルにおける大規模な崩落事故により亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、負傷された方に対し心からお見舞いを申し上げます。  さて、皆...全文を見る
02月28日第136回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(岡部三郎君) 長内議員の御質問にお答えいたします。  答弁に先立ちまして、一般国道二百二十九号豊浜トンネルの岩盤崩落事故により亡くなられました被災者の方々に対し、謹んで哀悼の意を表しますとともに、御遺族の皆様方に心からお悔やみ申し上げます。  まず、建設省が指示し...全文を見る
03月14日第136回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○岡部国務大臣 今回の軍事演習が行われております台湾北東の訓練海域は、先生おっしゃるとおり、沖縄県与那国島からわずか六十キロの地点でありますし、沖縄の漁業関係者が当該区域近辺の漁場への出漁を控えている等の影響が出ておると聞いております。この区域は、マチという高級な魚、あるいはカジ...全文を見る
○岡部国務大臣 先ほども申しましたように、この演習区域に最も近接しています沖縄におきましても、県民の生活にさまざまな影響が出ておるわけでございます。私としても大変憂慮をしておりますと同時に、先ほど外務省からもお話がございましたように、今後の調査の結果によっては再度申し入れをするこ...全文を見る
○岡部国務大臣 今般の大田知事の証言につきましては、私もマスコミで知っている限りでございますが、かねてから沖縄県が主張されてきたことを述べられたものだと承っております。  この問題につきましては、現在裁判所で係争中でございますので、その判断を見守ってまいりたいと考えておりますが...全文を見る
○岡部国務大臣 先生御案内のとおり、沖縄は、戦中戦後大変に苦労をされてきたところでありますし、今なお基地問題で大変な苦労が続いておる、こういう地域でございますから、我々としては、その御苦労に報いるためにも、この地域の振興発展に最大限の努力をしてまいらなければならぬと考えておるとこ...全文を見る
○岡部国務大臣 沖縄開発庁といたしましては、返還跡地につきまして、従来も、地元の跡地利用計画が固められたものにつきましては、速やかに高率の国庫補助による事業の施行に努めてきたところであります。また、昨年六月には駐留軍用地返還特別措置法が施行されたことに伴いまして、沖縄総合事務局に...全文を見る
○岡部国務大臣 おっしゃるとおりに、沖縄の振興開発を図る面におきましては、沖縄本島だけに限って見ますと、その土地の二〇%が米軍施設・区域に利用されておるということで、土地利用なり県民の生活にとってこれが大きな課題であるということは間違いのない事実であります。したがいまして、第三次...全文を見る
○岡部国務大臣 荒井先生おっしゃるとおりでございまして、沖縄は戦後大変な苦労を重ねながら、今なお大変にこの基地問題で苦労な生活を強いられておる、こういうことでございますから、私ども開発庁としては、この振興を図るために最大限の努力をしていかなければいかぬ、そういうことで、組織として...全文を見る
○岡部国務大臣 懸案でありました御指摘の八重山地域マラリア死没者慰藉事業につきましては、これはもう荒井先生も大変な御尽力をいただきましたが、与党の戦後五十年問題プロジェクトチーム、ここで特別の御配慮をいただき、また与党調整会議におきましてもいろいろと御審議をいただきまして、総額三...全文を見る
○岡部国務大臣 御指摘の、浦添市へ沖縄の軍港を移転するということに対して地元浦添市から反対があるということは私も承知をいたしております。  米軍施設の移設に当たっては、先ほどからお話がございましたように、防衛施設庁でも、移設先の地元の開発計画があるときはこの当該計画との調和に最...全文を見る
03月15日第136回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(岡部三郎君) ただいまもこの沖縄の基地問題につきましていろいろと御議論があったわけでございますが、先生御指摘のとおり、沖縄本島に限って見ましてもその二〇%が米軍専用施設・区域に充てられているわけでありまして、これがやはり土地利用の上からも大きな制約になっておりますし、...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 先生御指摘のとおり、八重山群島の振興開発また住民の方々の生活の向上ということを考えますと、やはり新石垣空港の建設というのは最も重要なプロジェクトであると我々も考えております。新石垣空港の建設につきましては、県が事業主体になりまして、平成四年に沖縄県知事が...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 七次空整につきましては、御指摘のようにこの秋には具体的な内容が決まると聞いておりますので、それまでにはやはり少なくとも計画の具体案についてある程度のまとまりをつくる必要があろうかと思います。そうしませんと、やはりまた今までどおりのような予定地区ということ...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 沖縄は言うまでもなく離島県でございまして、架橋の整備により離島間の交通の円滑化を図るということは、住民の生活の向上や地域の振興開発を進める上において極めて重大なことであると認識をいたしております。  伊良部架橋につきましては、約四キロメートルに及ぶ長大...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 御指摘のように、沖縄県におきまして、現在、県内関係方面の意見を聞きながら二十一世紀に向けた沖縄のグランドデザインとして国際都市形成整備構想が策定中であるというふうに聞いております。  一方、第三次沖縄振興開発計画におきましても、最重点施策の一つといたし...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(岡部三郎君) 平成八年度沖縄開発庁予算について、その概要を御説明いたします。  沖縄開発庁の予算額は三千二百七十五億二千万円で、前年度当初予算額に対し一〇四・三%となっております。  まず、沖縄振興開発事業費について申し上げます。  平成八年度は、第三次沖縄振興...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 平成八年度は第三次沖縄振興開発計画のちょうど五年目でございまして、いわば前期の最終年ということでございます。したがいまして、前高木長官を初め開発庁を挙げて必要予算の確保に最大限の努力をいたした次第でございます。  内容的には、先ほど申し上げましたように...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 先般の日米首脳会談におきまして、沖縄における米軍の施設・区域、十一区域の、移転条件つきではありますけれども返還が決定いたし、これは大変に従来の経緯からいたしますと、もちろん沖縄の方々の御要望を全面的に受け入れたものではございませんけれども、一歩も二歩も前...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 平成四年度からこの第三次振計が始まりまして、現在ことして五年目でございますが、この内容については着実な進展を果たしておるというふうに考えております。  したがいまして、来年からいよいよ沖振計画の後期に入るわけでありますが、この後期展望をどうするかという...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 第三次沖縄振興開発計画におきましても、既にこの米軍跡地の整理、縮小ということはうたわれておりますし、そうした暁にその跡地を有効利用して沖縄の経済の発展なりまた民生の安定に資していくという基本的な考え方が述べられておるわけであります。また、失ほど申しました...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 跡地利用の問題に関しましては、私ども、現行の沖振法並びに関係諸沖規を最大限に活用することによってこの開発を准めることが十分可能であるというふうに現段階においては考えております。  ただ、今回は御案内のように普天間飛行場のように今まで経験したことのないよ...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 従来から、この返還跡地の利用につきましては、地元の跡地利用計画がまとまったところにつきまして各種の諸事業を高率の国庫負担で実施するということで進めてまいったわけでありまして、今後もこの方針で進めてまいりたいと考えております。  ただ、普天間飛行場の跡地...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) さきの大戦におきまして、乗船した船舶が米軍により撃沈をされ、亡くなられた方々につきましては、まことにお気の毒に存ずる次第でございます。  戦時遭難船舶犠牲者に対する国家補償につきましては、他の一般戦災者との均衡の問題が存在をいたしまして、また単に沖縄だ...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 先生おっしゃるとおり、四月十五日に発表されたSACOの中間報告は、これは沖縄の方々が御要望する御要望をすべて満たしたものでは全くないということは言うまでもありませんが、ただ従来の経緯等から考えるとやはり大きな前進である、一歩も二歩も前進したということは間...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) ちょうど私、中部十三市町村長さん方の決議が行われた日に沖縄に行っておりました。したがいまして、その情報もいち早く存じ上げたわけでありますが、地元の方々のお気持ちというのは、これはもう私どもには痛いほどよくわかるわけであります。  ただ、現在の安保条約と...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) もちろん、安保条約のもとにおける負担というものは、これは国民全体が負わなければならない問題であるというふうに考えております。そういう観点から、今回交渉に当たられた方はまさにぎりぎりの交渉をなされ、こういう結果が出たものだと思っておるわけでありまして、私ど...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 跡地利用のために特別立法をすべきだ、こういう御意見は、私沖縄に参りましたときもいろいろと各方面からお聞きをいたしました。  ただ、現段階において跡地利用の作業というものはまだ始まったばかりでありまして、これから先それが詰められた過程でどういう問題が起き...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 先般私もお邪魔したときにもそういう御陳情も地元からもお受けをしました。中部地域への延伸の問題につきましては、私はああいう便利な施設はできれば大いに延ばして、皆さんが利用できるようにしたらいいと思います。ただ、やはり経済性の問題がございますから、どこまで延...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) もう先生十分御承知のとおり、この国際情勢は依然として不安定、不透明な状況下にあるわけでありまして、そうした中で我が国が安全を確保していくためには日米安保条約を堅持していくということが必要でありますし、同条約の目的達成にとりまして必要な施設・区域を米軍に提...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 農業の権威者である武田先生から大変貴重な御意見を承りまして、本当にありがとうございました。  沖縄の農業は御案内のようにサトウキビ農業が基幹農業である、こういうことでございますが、おっしゃるとおりに耕地面積としては六割ほどありますけれども収益は二割だと...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 聞くと見るとは大違いと申しますが、私も今回参りまして、北部の訓練場はちょっと参りませんでしたが、それ以外のところはほとんど拝見をしてまいったわけでありますが、沖縄本島の二〇%が基地だということをよく言いますけれども、しかし基地のあるところは集中してあるわ...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 軍転法につきましては、これは防衛庁の所管ではございますけれども、先生おっしゃったように議員立法でもありますし、この法律の成立には島袋先生も大変に御尽力をされたということを聞いておるわけでありまして、まだ成立してから適用された事例がないわけですね。私、先般...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 建設委員会 第11号
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○国務大臣(岡部三郎君) 平成八年度の北海道開発予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成八年度総理府所管一般会計予算のうち、北海道開発庁に計上いたしました予算額は、歳出九千九百八十六億二千五百万円、国庫債務負担行為三百二十九億一千四百万円であります。  次に、これ...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 昭和五十六年の八月でしたか石狩川の大水害がありまして、あのとき私はたまたま北海道におりまして、石狩川下流地域、それから千歳川の沿岸の町村をずっと回って歩いたことがあります。あのときに、もうまさに北海道の水害といいますか、洪水被害のすさまじさというものを身...全文を見る
05月31日第136回国会 衆議院 決算委員会第四分科会 第2号
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○岡部国務大臣 平成四年度における沖縄開発庁の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成四年度の当初歳出予算額は二千七百四十億八千九百七十三万円余でありましたが、これに予算補正追加額三百二十億七百八十一万円余、予算補正修正減少額八千五百三十七万円余、予算移しか...全文を見る
○岡部国務大臣 平成四年度及び平成五年度における北海道開発庁の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成四年度の当初予算額は八千五百九十八億五千三百八十八万円余でありましたが、これに予算補正追加額一千三百三億五千七百四十九万円余、予算補正修正減少額一億六千六百九十...全文を見る
○岡部国務大臣 北海道のような積雪寒冷地帯の公共事業の施行という面から考えますと、先生おっしゃるとおりだと思うのです。やはり一番大事な夏場の時期になかなか工事に取りかかれない、少なくとも新規工事はどうしても秋以降になってしまう、そうすると当該年度は、初年度はなかなか工事はできない...全文を見る
○岡部国務大臣 金田先生の北海道分県論につきましてはかねてから承っておりまして、大変に貴重な御意見だと考えております。  ただ、北海道を分県するか否かということは、いわば地方自治の根幹にかかわる問題でございますので、これはやはり一義的には北海道議会なりで大いに議論をしていただい...全文を見る
○岡部国務大臣 確かに、都道府県ごとに何かの施設を一カ所というふうな画一的な行政というのはまことにおかしな話で、そういうことをあくまで進めるなら、おっしゃるとおり開発庁は要らないわけでありますから、やはり北海道の開発施策の推進上どうしても必要な施設については、そういう基準にとらわ...全文を見る
06月13日第136回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○岡部国務大臣 沖縄の三次振計につきましては、御指摘のとおりに本年をもって前半を終了いたすわけでございますので、今、前半五年間の実績等についていろいろと検討をし、そして後半の五年間に何をやるべきかということについて真剣な議論をいたしておるところでございます。  その内容につきま...全文を見る
○岡部国務大臣 普天間飛行場を初め十一施設の返還ということは、これは沖縄の振興にとってまことに重大な問題でありまして、これをどのように経済の発展につなげていくかというのが我々の大きな課題であると考えております。  今、三次振計の後期展望については、いろいろと作業を進めております...全文を見る
○岡部国務大臣 先ほども申しましたように、今、三次振計の後期展望ということで努力をいたしておる最中でございます。本年度中にこれを完全なものにしまして、来年からその実現に向けて努力をいたしてまいらなければならない。その過程において、当然、ポスト三次振計はどうあるべきかという議論はな...全文を見る
○岡部国務大臣 私も先生と全く考え方は同じで、米軍用地の二〇%にも及ぶという返還跡地利用というものは、これは戦後最大の沖縄振興開発上の問題であるというふうに考えておるわけでありまして、これが具体化する時期を見ながら、それをどういうふうに進めるかということは真剣に考えてまいりたいと...全文を見る
○岡部国務大臣 御指摘のとおり、六月三日付で沖縄開発庁本庁内に総務局長を本部長とする普天間飛行場等の返還跡地利用問題対策本部を設置をいたしました。同本部は、四月十六日の沖縄県における米軍の施設・区域に関連する問題の解決促進についての閣議決定を踏まえまして、普天間飛行場等の返還跡地...全文を見る
○岡部国務大臣 沖縄の振興開発という見地に立ちましても、この米軍の施設・区域の存在が一つの大きな制約要因になっているということは言うまでもないわけでありまして、したがって、第三次振計においても米軍施設・区域の整理縮小ということがはっきり明記されておるわけであります。  しかしな...全文を見る
○岡部国務大臣 本部飛行場の跡地利用につきましては、また地元からもよく事情をお聞きしまして対処してまいりたいと思っております。  それから、自由貿易地域の振興策についてでございますが、先生も十分御承知のように、自由貿易地域は保税制度というのが中心になっていることは言うまでもあり...全文を見る
○岡部国務大臣 まず、今申しましたようなことで大いに検討させていただいて、そして、なおかつ必要があれば、さらなる手段を考えていかなければいかぬと思っております。
06月18日第136回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(岡部三郎君) 先生おっしゃるとおり、低迷していると言われております沖縄の産業の中では、観光産業というものが非常に重要な地位を占めておるわけでございます。  ちなみに、平成六年の数字でございますが、観光収入は三千四百十七億円、県経済を支える主要な柱でございまして、これ...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 復帰後しばしば渇水に見舞われてまいりました沖縄本島におきましては、県民生活の安定と産業の振興を図る上で水資源開発は緊要の課題でございまして、これからも人口の増加あるいは生活水準の向上あるいはリゾート開発等に伴いまして都市用水の需要は増大する見込みでござい...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 沖縄開発庁といたしましては、従来から生活産業基盤としての社会資本の整備について三次にわたります沖縄振興開発計画に基づく事業の推進を図ってきたところでありますし、そのための予算化等を行ってきたわけであります。  この米軍の施設・区域に関しましては、その返...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 先ほど申しましたように、跡地利用計画が立ったものについてその跡地利用計画を実現するためにさまざまな既存の制度を使って事業を行う、これは開発庁の仕事でございます。
○国務大臣(岡部三郎君) 後の御質問の方から先にお答えさせていただきたいと思いますが、私も先般訪沖いたしましたときに、このフリー・トレード・ゾーンの実態も現地へ参りましていろいろ見てまいりました。今は那覇地区に二・七ヘクタール指定されておるわけでありますが、この実情、必ずしも当初...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 三次振計につきましては、今、前期の最後の年でございまして、来年からの後期にかけましていわゆる後期展望の作業を審議会中心に進めていただいておるところでございます。  特に、今回のSACOでの返還の合意といったようなこともありましたので、そういうことも含め...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 宮古島における集中豪雨による被害でございますが、沖縄総合事務局からの報告によりますと、豪雨による農産物の被害見込み額は六月六日現在でおよそ四千七百万円、その中で葉たばこが約千六百万円となっております。  農作物の被害につきましては農業共済による救済制度...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 自由貿易地域制度につきましては、先生おっしゃるとおり保税制度と、それとともに各種の税制上あるいは金融上の優遇策というのが合わさって一つの制度になっているんですが、今入っておられる企業がまだ規模が比較的小さいものですから、後者の方の金融あるいは税制上の優遇...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 基地返還アクションプログラムにつきましては、沖縄米軍基地問題協議会の幹事会におきまして沖縄県から説明をお聞きいたしたところであります。米軍施設・区域の返還につきましては、先般、SACOの中間報告がまとめられたところでございまして、これは県のこのアクション...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 武田先生から大変貴重な御意見を承りまして、私ども決意を新たにして努力をいたしてまいりたいと思います。  沖縄は、特色のある亜熱帯農業の確立ということで、さまざまな施策をやっておるわけであります。例えば、ウリミバエの撲滅とか、これは非常にユニークな研究成...全文を見る
06月20日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(岡部三郎君) 先生御指摘のように、北東公庫は北海道及び東北地域の産業開発の振興等のための長期の資金の供給を行う政府関係金融機関でございますので、その監督業務を行う北海道開発庁といたしましては、今後とも同公庫の業務が適切に行われるように指導監督をいたしてまいりたいと存じ...全文を見る
07月23日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(岡部三郎君) これはもう先生十分御承知のとおり、沖縄は第二次大戦におきまして唯一国内では戦場となりました。これによって当時の県民の四分の一を超える人たちのとうとい命が失われたわけであります。また、戦後も長い間アメリカの施政下にありました。  さらに、昭和四十七年に本...全文を見る
09月11日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○国務大臣(岡部三郎君) 沖縄が本土に復帰いたしましたのは昭和四十七年でございますが、これ以来、今お話がありました沖縄振興開発計画というものを立てまして、これに基づいて諸施策を実施してきたわけでありまして、沖縄振興開発事業費の本年すなわち平成八年までの二十五年間に投資をいたしまし...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 私も岩井先生と全く同じ見解でして、観光業というのは即効性は確かにあります。今失業者が非常に、特に若年失業者が多い。この対策としてまず観光業の振興をもっとやらなきゃいかぬと思っておりますが、やはり基本的には製造業をふやしていかなきゃいかぬ。  その一つの...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) おっしゃいますとおりに、この基地の跡地利用、これについては開発庁が中心になって予算要求その他をこれからやっていかなきゃいかぬわけであります。  それに先立ちまして、今、総務局長からも話がありましたように、まず跡地利用といっても白地に絵をかくようにはなか...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 沖縄開発庁は設置法に基づきまして沖縄振興開発計画に基づく諸事業の実施をするのが仕事でございまして、それ以外のことは、当然これは沖縄振興のために必要な事柄がいろいろあろうと思いますが、各省庁が実施をする。その総合調整は、当然予算編成の段階で調整がされるとい...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) おっしゃるとおりでございまして、現状ではまだコスト面で一般の水供給の事業には直ちには適用できないかと思いますが、将来はそういう可能性が多分にあると思いますし、それ以外にも、例えば沖縄でやっております地下ダムというふうな工法が、これも我が国では初めての、我...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 御案内のように、沖縄には我が国の米軍基地の四分の三が集中してあるわけでありまして、これが県民の生活をする上において、また土地利用の面でも、さらに産業振興の面でもさまざまな障害になっておるということは紛れもない事実でございます。この整理、縮小を図っていくこ...全文を見る
○国務大臣(岡部三郎君) 私は就任後、沖縄の今回SACOの中間報告で返還の方針が決まりました十一施設のうちの九施設については、現地に参りましてこの目で確認をしております。
○国務大臣(岡部三郎君) 御案内のように、沖縄が本土に返還されましたのは昭和四十七年でございますから、ちょうどことして二十五年たっわけであります。この間沖振計画に基づきまして極力本土との格差是正に努めてまいりましたが、なおかつ工種によってはまだ本土の六、七〇%の整備率というものも...全文を見る