小川勝也

おがわかつや



当選回数回

小川勝也の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第140回国会 参議院 本会議 第6号
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○小川勝也君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま報告のありました平成七年度決算に関して、橋本総理に質問いたします。  参議院では、決算重視という共通認識のもと、これまでも政府の財政執行や政策運営などの実績評価を行う決算審査の充実に力を尽くしており、その結果として内閣に対...全文を見る
02月21日第140回国会 参議院 建設委員会 第2号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川でございます。  まず、予定外の質問を国土庁長官に一つさせていただこうと思っております。  きのう、北海道で地震がありまして、きのうは衆議院の方で委員会が行われていたように思っておりますが、第一報が国土庁長官にきちんと入ったかどうか確認をさ...全文を見る
○小川勝也君 危機管理は何か災害が起きたときだけ問題にするのではなくて、オオカミ少年のごとく常日ごろから注意をしていることが肝要だと思って質問につけ加えさせていただきました。  改めてお伺いをいたしますが、今、市川委員とのやりとりがあったように、この大都市部においては、渋滞であ...全文を見る
○小川勝也君 ぜひ物質的豊かさもさることながら、心の豊かさを追求した行政を進めていただきたいと思っております。  私どもの北海道も、いろいろ御配慮をいただきまして社会資本の充実も少しずつ進んでいるとは思います。また、平成十二年には、私の生まれ育った町にもインターチェンジが開設さ...全文を見る
○小川勝也君 ぜひとも実効ある結果を期待しております。  私の所属しております民主党では一五%ぐらいは縮減できるんではないかという提案をさせていただいているところでございますが、これは大臣に申し上げたいんですけれども、ただいま事務的に御報告があった要件のほかに、さまざまな事務的...全文を見る
○小川勝也君 大臣から原点に立ち返ってという御答弁をいただきましたが、私はここでちょっと政治的な観点からつけ加えさせていただきたいと思います。  今お話がありましたように、大きな役割を果たしてもうその役割を果たし終えたと私は思います。今申されたように、低所得者につきましては例え...全文を見る
○小川勝也君 住都公団のほかにもさまざまな問題があるわけですけれども、その中の一つの日本道路公団について御所見をお伺いしたいと思っております。  つい先日、休みを利用しまして家族サービスをしました。ドライブをしてきたわけですけれども、羽田空港から湯河原を抜けて御殿場から河口湖そ...全文を見る
○小川勝也君 ぜひ国民の税金をむだに使わないという観点から大改革をお願いしたいと思います。先ほど大臣から国民の目という言葉が何度か出ておりますが、国民の目から見て嫌いな言葉に天下りという言葉もありまして、これは実は新聞社の方々もこの言葉を見ると盛んに燃えるわけでございます。例えば...全文を見る
○小川勝也君 もうちょっとましな答弁つくってもらった方がよかったと思いますけれども。何でゼネコンが天下りを受け入れるかというのはたった一つじゃないですか。仕事をくれるからですよ。仕事をもらえるから天下りを受け入れるのであって、受け入れる人にまだ教育にかかっている子供がいるからじゃ...全文を見る
○小川勝也君 これは私の感想と要望なのでございますけれども、当然ダムも道路も農業基盤の整備も大変大切な事柄でございますが、今や時代も二十一世紀を目前にしたこういう時代でございますので、北海道開発庁という官庁が北海道の将来の発展のためにもうちょっとソフト面の充実を図っていただきたい...全文を見る
○小川勝也君 北海道開発庁の統廃合等がいろいろな話題に上っておりますけれども、きょうは橋本議員もおられますけれども、北海道にとっては非常に大きな存在でございますので、今までのハード面の充実だけではなくて、今御答弁いただきましたようなあらゆる可能性を模索して、北海道あるいは北海道に...全文を見る
03月17日第140回国会 参議院 建設委員会 第4号
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○小川勝也君 今回の法案の一部改正というのは、不動産取引を活性化させるという観点からつくられた法律だと解釈をしておりますが、バブル以降、土地取引が大分下がってきているように思うわけでありますけれども、その数字の裏づけがございましたら、その取引高やあるいは税制面での数字などもお聞か...全文を見る
○小川勝也君 私も選挙区に帰りますと、土地が動かないというような言葉をよく耳にするわけでございます。先ほど来のこの委員会での討論を聞いていましても、土地取引が経済の中に占める割合というのは非常に大きくなってきていると考えます。  ましてや、ことしから消費税も上がりますし、国民負...全文を見る
○小川勝也君 私も、今大臣がいみじくもおっしゃいましたとおりに、土地がどんどん上がっていくさなか、我が国政府の対応は十年おくれたと考えております。また、今回の景気の冷え込みなんかも考えてみますと、土地税制の着手がもう少し早くてもよかったのではないかなというふうに考えております。 ...全文を見る
○小川勝也君 不動産の焦げつきといいますか、不良債権化というのが経済に与えている影響が物すごいと考えております。何とか亀井大臣のリーダーシップでこの辺を打開していただければというふうに考えております。  さて、法案でございますけれども、プロの投資家を対象にした法改正ではございま...全文を見る
○小川勝也君 今回の一部改正で不動産市場にどのような影響を与えると御期待をされているのか、お伺いしたいと思います。
○小川勝也君 それで、私は、ちょっと懸念かもしれませんが、後日この委員会でも審議する予定となっております密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律案というのがあります。今回の一部改正と今申し上げた法律とが何か関連しているように思えるのでありますが、その辺のことをお伺いした...全文を見る
○小川勝也君 では、今許可が厳しいというお話だったんですけれども、現在四十社が許可業者というふうになっておりますが、この四十社だけに何らかの利益がもたらされるようなことはないんでしょうか。
○小川勝也君 それでは、今回の規制緩和にメリットを感じて、四十社以外の会社も新たに名乗りを上げるというふうに予測されておられますか。
○小川勝也君 ちなみにお伺いをしておきますけれども、現在の四十社の中に建設省御出身あるいは関係のところからの天下りなんという方はおられますでしょうか。
○小川勝也君 それでは、ちょっと話題を変えて大臣にお伺いをしたいと思います。  先ごろ新聞で私も読みましたけれども、関西地区における大型談合疑惑があるのではないかという記事を目にいたしました。亀井大臣は、以前、関空に関係のある運輸大臣もお務めになられましたのですが、その辺、疑惑...全文を見る
○小川勝也君 徹底して疑惑解明にお努めいただきたいと思います。  それでは、公正取引委員会の方にお伺いをしたいと思いますが、この件に関してどのような進捗でございましょうか。
○小川勝也君 これも徹底的に解明をしていただきたいと思っております。  それで、私は、先日の一般質疑のときにも質問させていただいたんですが、その後、この関西談合疑惑の記事が目に入るようになりました。ある評論家の方に聞きましたところ、談合と天下りというのには非常に密接な関係がある...全文を見る
○小川勝也君 例えば、部ごとといいますと、建設、運輸、農水と各部別の数字なら出るわけですか。
○小川勝也君 それでは、住宅・都市整備公団あるいは道路公団についても同様のことをお伺いしたいと思います。
○小川勝也君 それでは、また北海道開発庁にお伺いしたいんですが、巷間うわさ話で、天下りのいない会社は受注ができないんだなどという、根も葉もないことだと思いますけれども、うわさが耳に入っております。  後日で結構なのでございますが、天下りの方の全然いない会社の受注上位のリストがあ...全文を見る
○小川勝也君 安全と消費者保護という観点は非常に大事なのでありますが、私も今のままの規制あるいは届け出の数は非常に多いように感じておりますので、今後とも御検討を続けていただきたいと思っております。  それで、質問が重複するかと思いますけれども、今後、土地流動化に関しまして何かい...全文を見る
○小川勝也君 今回の一部改正が不動産取引の活性化につながることを希望いたしますし、先ほど税制の面で御提案申し上げましたが、塩漬けになっております不良債権、その中でも土地などが動かないと本格的な経済の安定というのが訪れないと思っております。  亀井大臣には大きなリーダーシップを御...全文を見る
03月21日第140回国会 参議院 建設委員会 第5号
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○小川勝也君 午前中に引き続きまして、討論、議論をさせていただきたいと思います。  先ほど大臣から御答弁いただきましたように、治山治水ということは国家の要請でございまして、当然政治にあっても最も大切な分野であることは言うまでもないと私も認識をしております。そのこともありまして、...全文を見る
○小川勝也君 効果があるというお答えだと思います。  続きまして、議題にもありますとおり、渇水が大変な問題になっております。夏場あるいは冬場を問わず、川に水が流れないなどという問題も多々起きてくると思います。この渇水や川がれと森林行政との関係についても御説明をお願いします。
○小川勝也君 今、長官から御説明があったように、森林の行政によってさまざまな効果がある、災害防止や渇水対策、川がれ防止など。  にもかかわらず、先ほどの御説明を伺っておりますと、それに対する人員が大幅に削減がなされております。また、三兆円を超える負債を抱えておるということで森林...全文を見る
○小川勝也君 森は未来の子供たちからの預かり物だという言葉を聞いたことがあります。これは私が考えますには、森だけではなくて今どんな社会資本を残すのか、あるいはどんな自然環境を残していくのか、そして逆の預かり物という概念でいいますと、子供たちにどんな借金を残して我々がこの世から去る...全文を見る
○小川勝也君 当然答えを期待をしておったわけではございません。二〇五〇年に計画が終わりますなんということは絶対言えないわけでございます。もっと時間があればいろいろお伺いしたいことも多々あるわけでございますが、例えばダムや堤防の耐用年数の問題、それから補強の問題、それからダム底に砂...全文を見る
○小川勝也君 私どもの民主党は、公共事業コントロール法案というものを今計画、準備をしているところでございます。  それはどういうことかといいますと、大臣も御承知のとおり、この五カ年計画というのは治山治水だけではございません、十六の計画があると認識をしております。実は、私どもの調...全文を見る
○小川勝也君 例えば予算案にはいろいろな事業をやりますということが書いてあります。しかしながら、この法律の考え方といいますのは、内閣に対しまして五カ年にどういうふうにやるのか決めなさいということでございまして、中はブラックボックスでございまして、その中に国会の審議がほとんど行われ...全文を見る
○小川勝也君 例えば、先ほどの議論に戻りますけれども、どこの川が、どこの山が危ないかというプライオリティーをどのように決めておるのか。あるいは、何川は何年に一回の集中豪雨に耐えられるように、あるいは何川は何年に一回の基準に耐えられるようにというふうに、その河川によっていろいろ基準...全文を見る
○小川勝也君 私は、少しとっぴなお話をさせていただこうと思っておりますが、先ほど外国の整備率の話をお伺いいたしましたが、例えば日本は急峻な島国でございますので、低地を中心とした河川とはおのずから条件が違うであろうと思っております。そして、我が国は雨も多いですから、当然河川のはんら...全文を見る
○小川勝也君 もう答弁結構ですから、時間がなくなったので。
○小川勝也君 先ほどテムズ川の例を伺いました。千年に一遍もの洪水に耐える堤防を我が国に張りめぐらすことになりますと、すべての川がダムだらけ、すべての川が堤防だらけということになります。これも住民の理解は当然得られないでありましょう。  私たちは、今までの治水の歴史は、建設省の御...全文を見る
○小川勝也君 私は、民主党を代表して、治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案に関し反対の立場から討論を行います。  まず最初に申し述べたいのは、私たちは水害、土砂災害を防ぐための計画を行政機関が策定し、これを総合的、計画的に実施していくことには賛成であるということであります。...全文を見る
03月26日第140回国会 参議院 建設委員会 第6号
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○小川勝也君 私は、民主党を代表して、住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から意見を述べます。  今回の改正案に反対する理由は、民業補完という本来の役割から逸脱しつつある住宅金融公庫について、その改革の必要性が明白であるにもかかわらず、政府からは何らの改善策...全文を見る
03月27日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第4号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川でございます。  幾つかの質問をさせていただきますが、まず私の関心事から御質問させていただきたいと思います。  酸性雨の問題と大陸側からの風の問題がいろいろと指摘されておりますけれども、そんな中で、因果関係がはっきりと証明されておるのかおら...全文を見る
○小川勝也君 外交上の理由もありまして、はっきりと中国からのということが断言できるかどうかというのは私にも定かではありませんけれども、その中国が巨大なダムの建設を計画しているやに聞いております。  環境庁におかれましても、いろいろな形で注視をされておると思います。その中国からの...全文を見る
○小川勝也君 地球環境などという美しい言葉がありますけれども、環境分野へのODAを我が国が幾ら支出をしておるのか、そして今話題となりました中国のSOx問題について限定をするならばどのぐらいの額と言えるのか、この二点をお伺いしたいと思います。
○小川勝也君 なぜそのような質問をさせていただいたかと申し上げますと、これは私の考えが狭いのかもしれませんが、地球環境という美名のもとに我が国が世界に、あらゆる国々にODAを通じてのいろいろいな援助をすることがまさにすばらしいことであることは重々承知しておりますが、頭の上のハエも...全文を見る
○小川勝也君 今、長官の御答弁にございましたように、中国に注視しながら、そして大陸からの風に環境庁としてもずっと注目をしていただきたいと思っております。  ダイオキシンについては後日勉強を新たに深めましてさせていただきたいと思いますが、以前からの関心事についてまた御質問をさせて...全文を見る
○小川勝也君 時間がなくなってまいりましたので最後の質問になるかと思います。  今の農薬と河川あるいは湖や沼の問題。私はまだ三十三歳でございますけれども、私が子供のときに見かけた小さな生物というのが今になってはもう見られないものがたくさんあります。    〔理事大渕絹子君退席...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
03月27日第140回国会 参議院 建設委員会 第7号
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○小川勝也君 小川でございます。  赤桐大先輩から住宅の問題で議論がございましたし、昨日は住宅金融公庫の法案の審議の中で市川先生を中心に住宅の議論がなされました。私も今の御指摘、なるほどなというふうに伺っておりました。私はまだ家は持っておりませんけれども、例えばこの東京でサラリ...全文を見る
○小川勝也君 ぜひ御奮闘をお願いしたい次第でございます。  私の希望だけ申し上げておきますけれども、これ以上東京に通っための大きな造成地があってほしくないなというふうに思っております。  そして、この都市の過密問題には当然防災問題が絡んでくるわけでございます。さきの一般質疑の...全文を見る
○小川勝也君 きょうこの場で申し上げたい点は、この中にいろいろな災害時を想定しながら、少なくとも二、三日分の食糧、飲料水の備蓄あるいは非常持ち出し品なんかを持っておくようにということが書いてあるわけでございます。残念ながら、私も防災袋は持っておりますけれども二、三日分の食糧までは...全文を見る
○小川勝也君 私が申し上げたとおりじゃないかなというふうに思っております。指導すべき立場の地方公務員の方々でもまだまだ未達成の部分が多いのではないかというふうに危惧をいたしますし、私も白状したとおり、自分も備えをおろそかにしておりましたし、きのう私の部屋に来ていただきました国土庁...全文を見る
○小川勝也君 私も、農道の重要性を理解する者の一人として、自分が言う分にはいいですけれども、人から公共事業のむだがすべて北海道に集中しているなどと言われるのは気分が悪いものですから、特に御注意をいただいて、確かな行政に心がけていただきたいと思っております。  続いて、北海道開発...全文を見る
○小川勝也君 その北海道のすぐ近くに、いわゆるロシア共和国のサハリンがございます。御案内のとおり、北部サハリンの油田並びにガス田の開発で、今や世界から注目を浴びているところでございます。そして、北海道の中でも稚内、小樽、函館など、このサハリン開発の拠点に我が町こそなろうということ...全文を見る
○小川勝也君 御案内のとおり、サハリンヘは航空機で入るという道が一般的でございまして、今函館から便があるんでございますけれども、将来、世界から技術者が、あるいはアメリカ合衆国から技術者が頻繁に入るということになりますと、さまざまなルートが開拓されるという危惧もございますので、何と...全文を見る
○小川勝也君 ぜひ大きな御配慮をお願いしたいと思います。  ちなみに、今長官から御説明のあった雪の下の野菜というのは、私のふるさとの名物でもございます越冬キャベツでございますので、御承知おきいただきたいと思います。  それで、亀井大臣にお伺いをしたいわけでございます。  私...全文を見る
○小川勝也君 私は強力な亀井大臣だからこそ期待をしたのでございますけれども、どうも私は逆に納得がいかないのは、最初に予算がありきで、その中から何をやっていこうかということ。そうではなくて、こことここが必要だから今回はこれだけの予算にしようという、いわゆる積み上げ型の予算が考え方と...全文を見る
○小川勝也君 ある意味において亀井大臣の剛腕に大変期待をする者の一人でございます。ここにも関係者の建設省道路局長を経験したある元建設次官という方のコメントが出ております。余りにも身内で固め過ぎた、甘んじて批判を受け、改善すべきだ。これは御見識だと思います。  役所というシステム...全文を見る
04月16日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第6号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川でございます。  テーマでありますダイオキシンを含む廃棄物とその処理について質問させていただきますが、先ほどの平成会の委員からの質問の飯能中央病院の問題の件に関しまして、非常に重要な興味あるテーマと考えますので、委員長において、御報告をこの委...全文を見る
○小川勝也君 一つ、ごみ焼却におけるダイオキシンの発生ということがほぼわかっておるということでございますので、いわゆるごみ焼却施設におけるダイオキシンの発生を、あとは手段を講じるだけだということになるかと思います。その件については後で質問させていただくといたします。  私が今回...全文を見る
○小川勝也君 大変いい御答弁をいただけたと思います。  ダイオキシンへの対応が早いか遅いかはわかりませんけれども、行政が後手後手に回るというのは我が国の常であるように私も感じておりますし、先ほど私が申し上げましたように、早く危険を察知して早く対策を講ずる以外に可能性がありません...全文を見る
○小川勝也君 全国のごみ処理場のダイオキシン値をデータとしていただいております。その中で、我々がこの質問をするのに当たりまして目にしたデータが、例えば所沢の問題であったりあるいは茨城県の問題であったり、特定地域のものをよく目にするわけでございます。  それに比べまして、この数値...全文を見る
○小川勝也君 これは御答弁いただけるかどうかわからないんですけれども、委員の方は御承知だと思いますけれども、所沢では女性についていろいろなデータが公表されているように思います。  例えば、子宮内膜症が多発するとか、未熟児の発生率が高いとか、さまざまなデータが、これが権威があるの...全文を見る
○小川勝也君 そんなことを聞いているんじゃないんだよ。  だから、例えば所沢ではそういう女性の病気について測定をした人たちがいたと、茨城県の一部でごみ焼却場から出る煙とがんの発生率について調査をした人たちがいると仮定をした場合、それよりももっともっと被害が甚大にもかかわらず、い...全文を見る
○小川勝也君 余りうれしいお答えじゃないと思いますけれども。これは、たまたま民間のボランティアの方々あるいは住民の代表の方々が大きな問題意識を持って、どうしても調査をしたいということで強い希望を持って、さまざまな自治体が腰を上げるか上げないかわかりませんけれども、そういうことによ...全文を見る
○小川勝也君 この方向は非常にいいと思うんですけれども、私は非常に困難な道があると思います。  それで、今御説明がありましたとおり、例えば市町村に別々にいわゆる機械化バッチ型の炉があるとしますよね。そうしますと、このプログラムによりますと、そこではみんなで話し合って全連続型の焼...全文を見る
○小川勝也君 例えば、五つの市町村で広域行政の中で全連続型のごみ処分場をつくるとしたときに、その当該の市だけに何かメリットが講ぜられるということを意味しているんでしょうか。
○小川勝也君 これは細かい話になりますけれども、今例えば五つの市というふうに仮定をいたしましたけれども、この中で個別の処理場を持っておると仮定した場合に、古いところもあれば新しいところもあるわけですよね。それで、私の知る限りのところによりますと、できたばかりの処分場があるにもかか...全文を見る
○小川勝也君 これは先ほどの質問に関係しますけれども、ダイオキシンの発生メカニズムがせっかくここまで解明をされて、いわゆるいいごみ処理場と悪いごみ処理場が判別できたわけでございますので、なるべく悪いごみ処理場に近いところに住む住民がいないように特段の配慮をしてしかるべきだと思いま...全文を見る
○小川勝也君 それで、私も先ほど、このペーパーどおりにいい炉に全部変わっていければ一番いいと思いますけれども、なかなかそれは難しい話だと申し上げました。  では、その難しい中で最善の措置をとらなきゃいけないわけでございますけれども、今回いただきました全国の処理施設のダイオキシン...全文を見る
○小川勝也君 これは生命にかかわることでございますので、一生懸命お願いいたします。  それで、先ほどの新しいごみ処分場をつくりたい、ごみ処理場をつくりたいという話に戻るわけでございますけれども、例えば耐用年数に満たない場合でも、なかなか調査をしてもTEQの値が下がらない自治体な...全文を見る
○小川勝也君 わかっていることは、早くやることだと思います。  そして、次の質問に移りますけれども、私がわかっていることがあります。それは今もふえているんだと思いますけれども、いわゆるパーソナルコンピューターのごみがこれから日本国じゅうにあふれ出すということでございます。私は分...全文を見る
○小川勝也君 これはやがていろいろな議論が戦わされると思いますけれども、じゃそういうものをつくったメーカーについてはどうなるのかという話に進んでくると思います。通産省との協議などは進んでいるんでしょうか。
○小川勝也君 先ほど私が申し述べたように、やっぱり遅いと思うんです。だってコンピューターがこれだけ売れて、例えば新しいものを買ったときにメーカーあるいは販売店に引き取ってもらえるような場合はいいかもしれませんけれども、新しいのは通信販売で買ったとか中古屋から買ってきたという場合は...全文を見る
○小川勝也君 この溶融炉というのは例えば千四百度とかそういう高温で灰を処理するように聞いておりますし、今御答弁にありましたとおり、その溶融スラグは道路用資材あるいは建築用資材として有効活用ができるということでございますので、安全性が確かめられれば行政の基準をつくっていただいて、リ...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
04月24日第140回国会 参議院 建設委員会 第9号
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○小川勝也君 小川でございます。  午前中から密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律のあらあらの御質問が続きまして、私からも数点を確認させていただきたいと思っております。  まず、本案の趣旨にありますとおり、阪神大震災の教訓を踏まえて災害に強い町づくり、この方向性...全文を見る
○小川勝也君 北海道も候補地の一つでありますので、橋本聖子委員の御実家の近くなどというのも候補地になっておりますのでぜひお願いをしたいと思います。  それと関係をいたしますけれども、先般、住宅・都市整備公団についての審議がありました折に、賃貸の部門から撤退をして造成部門に力を入...全文を見る
○小川勝也君 先ほど青木委員より亀井大臣は実行の人だという言葉もございました。大きくその期待をするものでございます。  それにつきましても、建設省というのは国土の社会資本の整備に大きな役割を担っております。私も公共事業に賛成する立場から、いわゆる東京からいろんな企業が北海道や東...全文を見る
○小川勝也君 いわゆる入居者の考え方でありますとか満足するポイントというのがいろいろと変わってくるんではないかということで、個別のケースについての御質問をさせていただきたいと思います。  その前に、今裁判に持ち込まれることも少しはあるだろうということを想定されていると思いますが...全文を見る
○小川勝也君 それでは、そのケースについて御質問してみたいと思いますけれども、例えばそこの代替に自治体が用意した公営住宅よりも、それよりももう少し近い高級賃貸マンションに自分は入居したいんだ、そしてその場合に、例えば市営住宅に移住した場合の移転料などというものはそのまま算定される...全文を見る
○小川勝也君 それでは、その代替住宅となる公営住宅のことでお伺いをしたいと思います。  私が知る限りにおいて、一般的に公営住宅と呼ばれるものの中の代表的なものは県営住宅、市営住宅であろうかと思います。そのほかに公が関与しているものとしては、いわゆる公団、そしてこれは一部でござい...全文を見る
○小川勝也君 それと、私がかねがね懸念していたことに、例えば公営住宅の中に所得制限などの基準が設けられているところがあるかと思います。それで、その基準を守られていない入居者についての問題あるいはトラブルなどというのが全国各地で起きているように伺っております。  そして、今回の法...全文を見る
○小川勝也君 先ほども申し上げましたとおり、今回の法律が借地借家法との関係において非常に心配をする点があるけれども、踏み出したことによって私が注目をしておるのは、よく自治体の担当の方々からお伺いをするところによりますと、先ほどの老朽化した公営住宅の建てかえにかかる問題が大変である...全文を見る
○小川勝也君 この補助を受けます地方自治体の方も財政が基本的に大変な状況だと思います。だからといって、この事業を進めるためにいわゆる税金を無尽蔵に使っていいということにはならないと思うのであります。適切な事業内容に適切な補助ということで、先ほど私が申し上げましたように、その代替地...全文を見る
05月01日第140回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○小川勝也君 総理、大変お疲れさまでございました。一日本国民として、私どもの総理がアメリカ合衆国大統領にあれほどまでに歓待を受けたということ、正直にまことに喜ばしいことと思います。しかしながら、これは特措法改正という大きな仕事をなし終えたいわば御褒美みたいなものであると考えるわけ...全文を見る
○小川勝也君 北朝鮮における危機の存在というものは私も深く認識をしておりますが、ここに四月三十日の読売新聞がございます。米国防報告、コーエン国防長官から大統領と議会にあてられたものでございますが、東アジアに米軍十万人体制の維持、この理由が述べられております。一番が地域の経済発展、...全文を見る
○小川勝也君 先ほどノドンの例を出されましたけれども、私は極東あるいは日本を取り巻く環境というものが、総理が先ほど希望を込めておっしゃっていたと思うんですが、そんな楽観を許されるような状況には非常になりにくいというふうに考えている者の一人であります。詳しくは述べませんけれども、北...全文を見る
05月02日第140回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  今国会に廃棄物処理法案が提出されたこともあり、厚生委員会あるいは環境委員会でダイオキシン問題が盛んに取り上げられておりました。私も、こんなことを国会で審議しておりますということをいろんな方とお話をしていく中で、学校の焼却...全文を見る
○小川勝也君 その委員会の経過の中で私が聞き知ったことでありますけれども、ダイオキシンがどういうふうに発生するのか。いわゆる塩素、元素記号で言いますとClが含まれているプラスチックであるとか塩化ビニール、これを高温ではなく、おおむね三百度前後で燃やしたときに発生しやすい。というこ...全文を見る
○小川勝也君 大臣にお伺いしたいわけでございますけれども、大臣はかねてより環境問題に御造詣が深くて、このダイオキシン問題についても私なんかよりも数倍知識があると私は思っております。子供たちということになりますと、大人よりも体が成長していないわけですので、ダイオキシンの被害というこ...全文を見る
○小川勝也君 今御答弁の中にありましたように、文部省がすべての学校に対して調査をできるわけではございませんので、これは設置者であります都道府県あるいは市町村、教育委員会との連携が求められるべきだと思いますが、私はそんな中で、やはり厚生省との連携というのが非常に重要だと思っておりま...全文を見る
○小川勝也君 設置されましたときよりもコンピューター教育の必要性がますます高くなっていると私は認識をしておりますし、これから先もっともっとこの必要性が高まっていくと私は確信をしております。  そんな中で、私は二つの問題点を指摘したいわけでございますが、一つはその指導者の問題であ...全文を見る
○小川勝也君 教科とは関係なしにできるだけ多くの先生が教えられるようにということで御理解をさせていただきますけれども、それでは、その先生方が例えばどういうふうにコンピューターの習熟を図るのか、その点についてお伺いをしたいと思います。
○小川勝也君 その専門的なところはわかりました。例えば小学校において小学生に指導する場合、先生方の中にも得意な人もあればそうじゃない人もあると思います。小学校の先生ぐらいになりますと、必ず一校に一人や二人はオタクと呼ばれるような本当に詳しい方も存在しているように私は想像いたします...全文を見る
○小川勝也君 教育現場の現状についてはもう少し私も情報を集めてみたいと思います。  それともう一つは、機種が古くなっていくという問題点でございます。  これはほかの学校の施設、備品と違いまして、例えば跳び箱であれば一回買えばずっと使えるわけでございますし、オルガンであれば何代...全文を見る
○小川勝也君 そのリース化の問題をちょっと知りたかったのでございますけれども、それともう一つは、コンピューターを操作する中でインターネットなどというのがございます。そしてそれは使えば使うだけ電話代がかかってきます。例えばその電話代の使い方を考えますと、本来ならば、例えばヨーロッパ...全文を見る
○小川勝也君 ここは決算委員会でございますので、せっかくいい機械をお金を出して投入いたしましても、その後のフォローがないとそれがむだな投資になってしまうという観点から、いい機種を投入したとすればそれに見合うだけの、先ほど申し上げましたようなソフト面あるいは電話の利用代をどういうふ...全文を見る
○小川勝也君 そんなことを聞いているんじゃなくて、こういう事件が続いたので、原子力に頼ると思っていたけれどもそれが難しいかどうかということをお伺いしたいわけでございます。  じゃ、質問を変えましょう。  その二〇一〇年の目標を達成するために、一般的な原子力発電所で構いません、...全文を見る
○小川勝也君 今こういう御時世でございますので、二〇一〇年までにあと二十基というのは私は非常に難しい目標ではないかなというふうに考えるわけでございます。しかしながら、先ほども委員会の中で御審議ありましたように、住民の皆さんの御理解をいただきながら、そして国民の意識を啓蒙しながら、...全文を見る
○小川勝也君 私は、このサハリンの天然ガスには大きく着目をしているわけでございますけれども、そんな中で我が国はたくさんの天然ガスを輸入しております。それは当然のことながら船によって日本まで運ばれてきております。これは日本が島国であるという理由から仕方のないことかもしれません。しか...全文を見る
○小川勝也君 江崎長官にも言いただきたいわけでございますけれども、一番問題点となるのは、今外務大臣から御答弁がありました使用者側のコストの問題だと思います。あくまでもそれを解決するのは私は政治の場だと思いますので、そのことを大臣によろしくお伝えをいただきたいわけでございますが、一...全文を見る
○小川勝也君 時間がなくなりましたから、次の質問をさせていただきます。  次は、光ファイバーの整備についてでございます。  この光ファイバー整備というものが新たな社会資本として新しい産業を生み出すかぎになっていくのではないかと私は思っております。  実は、詳しい知識がありま...全文を見る
○小川勝也君 これが一日も早く整備されるように望むものでありますが、民間企業でありますNTTが中心となってやっております。実は、そのNTTにはもっともっと通話料金、回線使用料金を下げてもらわなきゃいけないという命題も我々は抱えております。光ファイバー網を整備するから電話料金の値下...全文を見る
○小川勝也君 引き続きの御努力をお願いしたいと思います。私たちを初めとして利用者は結果を求めておりますので、大臣、よろしくお願いをいたします。  最後の質問になるかと思いますが、先日、白川自治大臣が北海道にお越しをいただきました。全国で約三千三百の自治体があると言われております...全文を見る
○小川勝也君 これはあくまでも住民の発意が大事だということだと思いますので、自治省におかれては特段のメニューの用意ということになると思いますので、一層の御配慮をお願い申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。
05月12日第140回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○小川勝也君 まず、通商産業省の行政について、基本的な問題についてお伺いをしたいと思っております。    〔委員長退席、理事吉川芳男君着席〕  国会便覧なるものがございまして、通産省のところを見てみますと非常にわかりやすい部分がたくさんあります。それは業種、業界ごとにかなり室...全文を見る
○小川勝也君 行政改革の観点から、使命の終えた部分はいわゆるスクラップをすべきだと大きな声で言いたいところでありますけれども、実は通産省という大きなパイで見ますと、官房長から今御指摘があったように、これからますます充実させていかなければならない部分がたくさんあると思いますので、少...全文を見る
○小川勝也君 私見を交えて言わせていただきますと、私は今、官房長から傾斜生産などという言葉も聞きました。しかしながら、大きなトレンドの中である資本力を持った業界や産業を国がこぞって推し進めていくという行政から、これからはだれがどんな産業を見つけてくるかわからないけれども、そんな中...全文を見る
○小川勝也君 今の御答弁にありましたように、結局お金が用意できないというのが最大の悩みであろうと思います。過渡期的には公からの融資というものが当然あってしかるべきだと思いますけれども、最終的に、将来的には私は、今御答弁いただきましたように投資家との直接的な結びつき、あるいは店頭で...全文を見る
○小川勝也君 安心いたしました。  私は、実は一昨年当選をさせていただいたときに少し気取ってコンピューターを国会と地元事務所に導入して、さあやるぞと思ったんですけれども、これがなかなかうまく使いこなせないのが現状でございます。正直に告白をいたします。先ほど質問された加藤修一先生...全文を見る
○小川勝也君 いろいろなトラブルがあると思うんですけれども、今物すごく売れていますから販売店もメーカーも売るのが忙しいんじゃないかと私は思ってしまうわけです。特に、少しでも安いところで買おうと思いますと、本当に説明を聞いて買って帰るだけということで、日本人がもともと好きであったア...全文を見る
○小川勝也君 私も自分がうまく使えなかった実感を含めまして、ユーザーとメーカーの間にこういう商売があったらなと思っておりました。  例えば消費者の立場から考えましても、実は今のコンピューターは安い買い物じゃございません。そして、技術が進歩しておりますのでいろいろな機能がついてお...全文を見る
○小川勝也君 メーカーとユーザーがしっかりと結びついて、例えばユーザーはその機種の機能を一〇〇%理解して使えるようになる。そして、今も言われましたけれども、この買った商品がトラブルを起こしたら、これはだれの責任なのかというのがまだはっきりしておらないと思うんです。  メーカーも...全文を見る
○小川勝也君 非常にわかりやすい御答弁をいただきましたので、さらに勉強させていただきたいと思います。  時間が参りましたので、質問を終わります。
05月27日第140回国会 参議院 建設委員会 第11号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  先日、委員長を初め委員の方々と都内を視察させていただきました。余りできない経験でございましょう。隅田川から日本橋川を上りまして、川から見た都市というのを拝見させていただきました。残念ながら日本橋川は大変汚れておりまして、...全文を見る
○小川勝也君 政府高官という文字もちらちらと伺っておるんですけれども、建設省内部の方を御調査されたかどうか、それもお伺いしたいと思います。
○小川勝也君 それが事実であればいいというふうに思わせていただきます。  それともう一つ、今、国の中で大きな問題となっていることに長崎県国営諌早湾の干拓事業がございます。先日、我が党の渡辺衆議院議員から質問主意書が提出されまして、当然これは閣議を通っておりますので、その御回答に...全文を見る
○小川勝也君 例えば農地の問題でありますれば、耕作放棄地が膨大な面積日本国にある。あるいはここまでもうお金をかけたから最後までやらなきゃいけないという考え方も、私は賛否両論あると思います。ここまでお金をつぎ込んでも、見直さなきゃいけないときにこれをバックできる勇気というものを、特...全文を見る
○小川勝也君 御高説ありがとうございました。  諌早湾の問題については別なところでまたお話をさせていただこうと思っております。  いろいろとこちらからの御質問もまだまだあるわけでございますが、先ほど私の部下にそんなやつはいないと、これは昔の我が国の武士道精神で言うと非常に美し...全文を見る
○小川勝也君 御答弁ありがとうございました。  私が聞きたい点が少し御答弁から抜けておりましたので、私の方から言わせていただこうと思いますが、どの事業をするかというときに、国民と将来あるいは未来を見据えたときに最も必要なものから必ずしも順番に行われているシステムではないのではな...全文を見る
○小川勝也君 大筋において同じ考えであることを聞きまして安心いたしました。  しかしながら、現状では自然を屈服させるのではない、自然とともに生きながら私たちも少しずつ幸せを自然からいただいてくる、こういううまい方法がなかなかこの河川行政の中では見つかっていないのではないかなとい...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
○小川勝也君 私は、民主党・新緑風会を代表して、河川法の一部を改正する法律案に対する修正案についてその提案理由を説明いたします。  初めに、河川行政に対して国民の関心が高まっており、河川を中心とした自然環境を保全し、住民の意見を河川行政に反映させる必要性が増しています。そのため...全文を見る
05月28日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第9号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川でございます。今の大渕先生の後を引き継ぎまして、諌早湾の干拓問題についてお尋ねしたいと思います。  竹村委員、有働委員を初め諸先輩はこの問題に造詣が深くで、私はいわば後発の勉強組でございまして、何が問題になっているのか簡単にみんながわかるよう...全文を見る
○小川勝也君 長崎県の住民の方からもいろんなお手紙をいただいているわけなんですけれども、その中で生物多様性条約というのがあります。これは、私はよく詳しいことはわかりませんけれども、大事な条約なんでしょうか、これは簡単などうでもいい条約なんでしょうか。
○小川勝也君 五月二十日付の朝日新聞に、環境庁のリストに載っておる絶滅に瀕している生物群のうち、この諌早湾で発見されたものが二十種類に及ぶという記事がございました。事実関係を含めて環境庁に御答弁をお願いしたいと思います。
○小川勝也君 それともう一つ重ねてお伺いしたいわけですけれども、アメリカのNGO連合、これは百万人の会員と支持者を擁するということでございますけれども、この諌早湾に非常に関心をお持ちな団体なんだろうなと思っておりますけれども、総理にお手紙が来たそうであります。これ環境庁から私手紙...全文を見る
○小川勝也君 先ほどの御質問の御答弁の中に、大切な干潟だと今聞いたんですけれども、さっきは干潟はほかにもあるからいいんだみたいな言い方をされたんですけれども、そういう言い方をすると、例えば森林を守れなどと言う人たちがいるとすれば、森林は日本国じゅうどこにでもあるわけですね。全部裸...全文を見る
○小川勝也君 ここで一つ目の環境が大切だということがわかったような気がいたします。そうしますと、あとは防災の点と農地をふやす点ということになると思います。  まず、農地の方だと思いますが、この間農水省の部長さんがわざわざお部屋まで来てくれまして、いろいろ御説明をいただきました。...全文を見る
○小川勝也君 全国に耕作放棄地と呼ばれている元農地はどのぐらいあるでしょうか。
○小川勝也君 私も北海道農業地帯の出身でございますので、農業や農地がいかに大切かということに関しましてはかなり理解がある方だと自負しております。  そして、構造改善局が行っております、例えば使い道の悪い農地を区画整理する事業であるとか、例えば農地を持っておられる方がばらばらなの...全文を見る
○小川勝也君 干拓して農地になる部分だけというのはわかりませんか。
○小川勝也君 それと、発売されるお値段でございますけれども、十アール当たり百十万円と聞いておりますが、いかがでしょうか。
○小川勝也君 これは高いと見るか安いと見るか、人それぞれだと思いますけれども、例えば、パンフレットを読ませていただきますと、酪農を経営する場合、八ヘクタールを予定している。そうしますと、まず、ここで農業を始めるという方は土地の取得に約九千万円かかるわけですね。それから例えば、農業...全文を見る
○小川勝也君 じゃ、ゼロかもしれないということですね。そのくらい私は、今耕作放棄地と呼ばれるところをどんどん農地にする、あるいは国土保全上大切な部分からやっていくということには大いに賛成でありますが、なぜそのときに環境庁が環境は大事だと言っているここの場所につくらなきゃいけないの...全文を見る
○小川勝也君 農水省にお伺いをしたいと思います。  これは例えば、農地を造成する計画と防災対策と、この二つのミックスした事業だと私は考えております。仮にの話で大変恐縮でございますが、私が言います農地の部分を埋め立てないでそのまま内水面といいますか水がたまる場所にしておいて、近ご...全文を見る
○小川勝也君 また仮にの話で恐縮でございますが、ここで計画を変更して、農地は別なところで特別な予算をつけて、長崎県中心でもいいでしょう、ほかの場所を探しましょうと。先ほど言いました耕作放棄地等たくさんありますし、構造改善事業も優秀な技術をもっていわゆる反当たり収量というのが確実に...全文を見る
○小川勝也君 ということは、近隣の農家の方々がこの干拓地に新しい農地ができたら買いたいということですね。先ほど私が聞きました二件さえも知らないとおっしゃったのに、結局農地を買いたいという人はいるんですか、いないんですか。
○小川勝也君 関心を持っているのは、私も持っております。  それから、例えば、最初に大変な金額を出して農地を買うというのは今の農業政策上大変なことだと思います。私どもの方のことばかり言うわけじゃありませんけれども、この長崎県よりも諌早湾よりも、当然のことながら北海道は農地の価格...全文を見る
○小川勝也君 では、農水省の方にお伺いしたいと思いますけれども、もし仮にの話で大変恐縮です。  農地はつくらない、立派な高潮堤防はできている。そのときに、計算上によりますと、そこの部分が、湾の中の水がマイナス一メートルであれば本明川から水が流れてきても大丈夫だという計算だとお伺...全文を見る
○小川勝也君 では、質問を変えます。  仮にの話でまた申しわけありませんけれども、干拓地に農地をつくらない、すなわち土を埋め立てないということになりますと、そこに例えば大雨のときに河川から流れてくる水が入ってくる量がふえるので防災上の効果は高まるのじゃないかと私は素人考えで思う...全文を見る
○小川勝也君 ちょっと質問の趣旨を理解していただけなかったと思うわけでございますが、本当にお答えいただきにくい質問だということは重々承知しております。  ですから、例えば今回の計画の一部を変更しての話です。高潮堤防はできています、立派なものができています。そして、内側の堤防と内...全文を見る
○小川勝也君 それは当然だと思いますね。  というのは、実はこれは八三年の農水省の諌早湾防災対策検討委員会の中間報告で、干拓地を遊水池にしない限り大規模な洪水には対応できない、こうあるわけですね。  ということはどういうことかというと、これは私の素人考えが当たっていたわけで、...全文を見る
○小川勝也君 先ほど環境庁から、干潟は大切だ、国際的にも条約があってそれも大事だという話をいただきました。  これも万が一の話で恐縮ですけれども、農水省が、諌早湾の農地を期待していた皆様には申しわけないが、農水省として別の農地の開拓に計画を変更することになったということになった...全文を見る
○小川勝也君 環境庁が環境を守ろうとしないでだれが守るんですか、これ、我々みんなは応援していますけれども。環境庁が別に農水省は農地をつくるから干潟はほかにもあるよぐらいの気持ちでやられていたんじゃ、そんな日本の環境なんか自然なんかだれが守れるかというふうに、我々は環境庁にだまされ...全文を見る
○小川勝也君 これは当然、今回この法案が審議されている最中だからこの問題がクローズアップされたということと私は決して無関係じゃないと思います。こういう問題こそ、環境庁長官の意見陳述の機会がふえるということが望まれる問題だからでありましょう。私は、この問題に対して意見を言わないよう...全文を見る
06月03日第140回国会 参議院 建設委員会 第13号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川でございます。  私は、どちらかというとこの法案に懐疑的な側面から質問をさせていただきたいと思います。  今の大臣の幸せについてのお考え方、後でまたお話をお伺いしたいと思いますが、そもそものこの法案の提案理由の中で、通勤地獄の解消などという...全文を見る
○小川勝也君 先ほどのお話にもつながるわけでございますけれども、今の例えば都心の住環境をどうとらえておられるのか、これは大臣の先入観を含めてでも結構でございます。東京に住んでいる人をどうとらえているのか、あるいは都心の住環境についてどういう御認識か、改めてお伺いしたいと思います。
○小川勝也君 これは私の個人的な感想でございますが、私が生まれたのは北海道の田舎で、人口五千人の町でございます。私も今たまたま紀尾井町の参議院の宿舎に住んでおります。確かに都心の生活というのは便利であるいは刺激的で非常にいい面もありますが、昭和四十三年に建った老朽化した二Kでござ...全文を見る
○小川勝也君 遠くからは見えるかどうかわかりませんけれども、ある大学の先生が私のところに持ってきてくれました。(資料を示す)これは高島平だそうですけれども、上が二〇〇%で下が六〇〇%。これを見るとちょっとぞっとしてしまったわけでございます。  今の局長の答弁はよくわかりました。...全文を見る
○小川勝也君 まだはっきり解せないわけでございますけれども、この法律の例えば三の高層住居誘導地区は云々という部分がございます。「都市計画において建築物の容積率が十分の四十と定められたものの内において定めるものとすること。」、こう書いてあるわけでございますが、これを定めるのはどなた...全文を見る
○小川勝也君 ここでちょっと参考意見を引用したいと思いますが、蓑原敬先生、建設省の住宅建設課長をお務めになられた方でございますけれども、容積率は本質的には地域社会で決めることなんです、霞が関主導のシステムは二十一世紀の都市ストックをつくっていく上でもう役に立ちませんと。これは部分...全文を見る
○小川勝也君 私も一言言わせていただくと、建設省がつくったものに区の行政や都の行政がこんなものつくりやがってなんて言えるわけがないんです。でも中央区は、今回私たちのこの地区計画がありますのでほとんど使いませんと言っているんです。僕は逆の意味で非常に大変なことだと思いますし、今の局...全文を見る
○小川勝也君 ちょっと先ほどの続きで一言だけ申し上げておきますけれども、ゾーンが広がるということになりますと関係住民というのが非常にふえるわけでございまして、私は先ほどから申し上げているとおり、今住んでおられる方の幸せが脅かされるような計画であってはならないと思っております。この...全文を見る
○小川勝也君 先ほどの午前中の松谷先生の質問にお答えする形で、詳しくは覚えておりませんが、例えば都心にたくさんの土地を持っている地権者がいたときに、その人がその土地を活用してくれるように木下局長が働きかけていきたいと言いましたね。これはどういうふうに私はとらえればいいでしょうか。
○小川勝也君 ちょっと立場を変えて御質問をしてみたいと思います。  今までの地区計画というのを区が主体となってやっておりましたのは、例えばブロックとか街区とかで細やかに地域の特性であるとか成り立ちとかいろいろなこと勘案して、みんなが納得した形で再開発を進めていきましょう、そこに...全文を見る
○小川勝也君 残念ながら時間がないわけでございますけれども、五日の日にも私は時間をもらっていますのでまた続きをやりますけれども、最後にちょっと変わった観点からの質問をしてみたいと思います。  地域住民あるいは人間本来のエゴというのがいろいろ問題になると思います。これは亀井大臣も...全文を見る
○小川勝也君 私は、みんなが日照のないところに住む政治をするよりも、みんながさんさんと太陽の降り注ぐ生活のできるような政治を目指したいと思いますが、東京は便利な町だからみんなが暗い生活をして当たり前だと思われる大臣には次の機会にまた質問をさせていただきたいと思います。  後半を...全文を見る
06月05日第140回国会 参議院 建設委員会 第14号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川でございます。前回に引き続きまして質問の続きをさせていただきますが、まず通告をしていない余興の質問から一個させていただきたいと思います。  私も子供のころ、写真で見るエンパイアステートビルにあこがれたり、あるいは霞が関ビルのプラモデルをつくっ...全文を見る
○小川勝也君 今の御答弁を伺いまして安心いたしました。  私も、今回の法律を審議するに当たって視察で同行させていただいた例えば大川端あるいはウオーターフロントであるとか、公園のすぐそばというか特殊な地域、ライフスタイルの多様化に合わせて超高層あるいは高層というところに人が住んで...全文を見る
○小川勝也君 わかったようでわからないんですけれども、ほかの区も中央区のようにやればいいんじゃないかなと思うわけでございます。実はこの間もお伺いをしましたけれども、区が人口を回復したいという気持ちは私もよくわかります。ただし、条件としては子供を伴うファミリーに来てほしいと思ってお...全文を見る
○小川勝也君 大臣に聞いてないですよ。
○小川勝也君 きょう私は作戦を立ててまいりまして、大臣には指名しないでおこうと決めておったわけですけれども、私が求めない限り大臣の発言を許さないでください。よろしくお願いいたします。  それで、私は都市計画というのは最低五十年、二百年、こういうふうに長期的な展望があってしかるべ...全文を見る
○小川勝也君 計画的に、例えば若いうちならばこういう環境でもいいだろう、あるいは都心にどうしても夜遅く働く人にはこういうライフスタイルもあるだろう、そこまで細分化して計画をされているのならば私はそれも一つの考え方であろうと思います。  しかしながら、今回の計画には先ほども申し上...全文を見る
○小川勝也君 今、行政がだれが住むかを決めることではないというふうな御答弁でございました。  しかしながら、この前の大臣の発言を引用するのは危険がありますので引用しませんけれども、日照に問題がある建物ができたときに、必然的にそこにファミリーが住むことはないでありましょう。あるい...全文を見る
○小川勝也君 組織の改変があったか、近々あるのか、ちょっと聞いたんですけれども、差し支えなければお話しいただきたいと思いますが、参考人お願いいたします。
○小川勝也君 そうしますと、今までは郊外で大規模なべヅドタウンとか分譲の造成とかいろいろ仕事をやっておられたと思うんですけれども、これからは今もお話がありましたように都心の居住者をふやすとか市街地の再開発とかに仕事を特化していきたいということで間違いないと思いますけれども、そうし...全文を見る
○小川勝也君 フジテレビ跡地の計画がございますが、ここは二種住居で容積率が三〇〇%のところが大部分で近隣商業地域の四〇〇%のところはちょっとしかありませんでしたので、残念ながらこのフジテレビの地域は今回の法律の適用にはならないんですね。
○小川勝也君 じゃ、その高層住居誘導地区、いわゆる六〇〇%になることを願っているということでございますね。
○小川勝也君 じゃ、六〇〇%になることをねらっていないということでよろしいですか。
○小川勝也君 答えだけ言ってもらえればいいわけなんです。今、その既存の容積率をもとに計画が出ているので、もし東京都がここは六〇〇%にしていいですよと言われてもこの計画のままいくということですね。一言でいいですから。
○小川勝也君 私は、最初からその再検討を予定しているんじゃないかと思っています。  しかしながら、これはどういうことかと言いますと、フジテレビが臨海部に移転をしました。あそこはまとまった土地ですので高いわけですね。御案内のとおり容積率三〇〇%のところと四〇〇%がちょぼっとしかつ...全文を見る
○小川勝也君 大臣、いかがですか、これ。私の推理作家のような話だったと思うんですけれども、計画を変更して六〇〇%にするということが僕は詐欺まがいのことだと思うんですけれどもね。これは梅野参考人は今のところはありませんと言っていますけれども、僕はもし本当に六〇〇%を前提にした計画に...全文を見る
○小川勝也君 じゃ、梅野参考人にお伺いします。  足立区にまとまった土地を所有しておられると思いますけれども、多分十七ヘクタールか十八へタタールぐらい、工場の跡地だと思いますけれども、この法律が施行される前の容積率は何%の場所でございましょうか。
○小川勝也君 ここは四〇〇%にして、また六〇〇%になったらいいなと思っているんじゃないでしょうか。
○小川勝也君 例えば、亀井建設大臣が住宅・都市整備公団の生き残りのために法律を改正したなどと私は思いたくありませんが、この前も話題になりました東京都心居住推進本部というのがございます。この事務局が何と住宅・都市整備公団の中にあるわけでございまして、この発会のときの資料がここにござ...全文を見る
○小川勝也君 私は、民主党・新緑風会を代表し、都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。  政府原案では、高層住居誘導地区を新設することとしております。しかし、この制度は、現在ある地区制度とほぼ同様の内容であって、創...全文を見る
06月06日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第11号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川でございます。  いろいろな先輩からお伺いをしたところ、本当に待ち望んでいた待望の法案が、この委員会ですけれども、いよいよ本日成立するということでございますので、最後にふさわしい質問をしようかと思っております。  ほかの委員会にも所属してお...全文を見る
○小川勝也君 私が短い時間の中から読み上げた部分、これはこの括弧書きの中に入っているかどうか、お答えをいただきたいと思います。
○小川勝也君 私の間違いでなければ、今回の環境アセスメント法案の中に、例えば住民の意見とか住民の参加とか、そういう部分が盛り込まれているように理解をしておりますが、ただいまの御答弁、なかなか法律の専門家以外の方にはわかっていただけないように私は思うのであります。  では、わかり...全文を見る
○小川勝也君 では、今のお答えを受けて再度法制局にお伺いしたいと思いますが、この部分はどこまで書けば最低限の義務が果たせるのか、あるいは何が欠落しているといわゆる法律違反、規定違反となるのか、お答えをいただきたいと思います。
○小川勝也君 先ほど申し上げました中環審の答申によりますと、この複数案の比較検討というところが非常に大事なところだと思います。この法律の中には残念ながら欠落をしておりまして、本来であれば比較検討の内容までこの委員会で明らかにしていただきたいところでありますけれども、それは別の機会...全文を見る
○小川勝也君 もう局長は私の言いたいことをすべてわかっていただいていると思いますので、それは省令でフォローアップをしていただきたいと思います。  しかしながら、この法律にすべて書き込まれていなくて、省令や政令で定めなければいけないというのは、私はこれは法律としては余りいい法律と...全文を見る
○小川勝也君 余り責めてもしようがないと思いますが、多分これは修正案をお持ちだと思いますけれども、第一、第二、第三、複数の案の検討、これは中環審の答申がわかりやすく入っているわけですよね、こっちの方が。私がなぜこの環境アセス法案の最後の大事な委員会に、いわゆる口のところの読み方を...全文を見る
○小川勝也君 この修正案は大渕委員にも高く評価をいただいているところでございます。  それで、長年来悲願のこの法案でございますが、その前に閣議アセス制度というのがあったと思います。閣議アセスのときからすごい発展した、あるいはよくなった部分は、長官の意見が多く反映されるということ...全文を見る
○小川勝也君 少し意地悪ぎみの質問だったと思いますけれども、私は、こういうことがあるからこの法律が必要なんだというのがあってしかるべきだと思う。そんなこともろくろく言えないような環境庁だから与党の方にも責められるんじゃないかなと思うわけでございます。  しかしながら、先ほども申...全文を見る
06月10日第140回国会 参議院 建設委員会 第15号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  阪神大震災、建物の倒壊が相次ぎ、建築士事務所及びその契約と責任、いろいろな観点からこの法律の重要性は私なりに認識をしていたところでございます。  個人的なことでございますが、泉下にある義父、松江廣元、構造の専門家でござ...全文を見る
○小川勝也君 ただいまの答弁をしっかり伺いました。行政改革、これを考えるのは国民を含めた我々議員全員の責任だと思います。特に、建設省にゆかりの今回の提案者の方々を含めまして、しっかり今国会の法律の改正の趣旨が徹底されますように一緒に監視していただきますようお願いを申し上げまして、...全文を見る
08月29日第140回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川でございます。本岡理事の御好意をいただきまして、八月二十五日、北海道一般国道二百二十九号線第二日糸トンネル崩落事故に関して一点だけ質問をさせていただきたいと思います。  国土庁長官の熱のこもった答弁のおかげさまで時間がなくなりましたので核心部...全文を見る
○小川勝也君 日本列島は火山列島でもあり地震列島でもあり、台風や梅雨もありますので災害がどこで起きてもおかしくない、そんな国土だと思っておりますけれども、しかしながらつい昨年に起きたばかりで、北海道じゅうトンネルをくまなく点検をしても災害が起きるということで非常にショックを受けて...全文を見る
10月29日第141回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○小川勝也君 先ほどの和田先生の御質問に関連するんですが、今東京も地方も大変な状況で、特に世界同時株安の中、北海道なんかでも金融機関や地方の中核ゼネコンが経営危機に陥っているなどという状況があって、それと同時に米価が非常に下がっておる。地方にとってはもう死活問題の状況の中、このよ...全文を見る
○小川勝也君 住宅関連で望ましい床面積あるいは都心の住宅などという問題がありました。これはさておきまして、私が指摘をしたいのは過疎地域における人口の流出ということであります。  先ほど都会と田舎の投資効率に差が出てくるのは当たり前だという議論がありましたけれども、昔こんな話を聞...全文を見る
11月10日第141回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○小川勝也君 私も育児休業をとったことはありませんで、女房にすべて任せていますが、私も先ほど来、平田先生と高野先生が話題にされた社会保障の給付と負担の見通しについてお伺いをしたいと思います。厚生省さんです。  私は、平田先生や高野先生と違って、どちらかというと非常に将来を懸念し...全文を見る
11月13日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第6号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  総務庁長官にまずお伺いをしたいと思います。  行政改革についてでありますが、最近、全国いろいろなところに出かける機会がありまして、地元の方といろいろなお話をさせていただきます。いや、ところで行革というのは非常に評判が悪...全文を見る
○小川勝也君 長い御答弁をいただきましたけれども、私は一点しか聞いていませんでした。それは、先ほど言いました省庁再編をめぐる順番の話であります。  今、長官が答弁された内容によりますと、中身が何になるか決まってないけれども、一応箱を先に十二個つくるんだと、そして今ある中央官庁の...全文を見る
○小川勝也君 これから対応していただくのはありがたいんですけれども、今までもいろいろな対応をされておったと思うんですね。  その中で、私も丁寧に質問をして、総務庁長官が行革を考えるに当たってこんなことをやらなきゃいけないということで、今まで盛り込んでおる中で国際化の部分、そして...全文を見る
○小川勝也君 財政構造改革をやらなきゃいけないというのは同じ認識でございますが、しかしながら、国、地方合わせての借金が五百兆円になるまでやるチャンスが一回もなかったのかというと、そうじゃないと思います。当然のことながら、一義的に三塚大蔵大臣のせいにするつもりは毛頭ございません。 ...全文を見る
○小川勝也君 先日、別の調査会で社会保障費の将来というような勉強をさせていただきました。私は、どちらかというと若い方のメンバーなものですから、将来のことや、小さい子供が大人になったときどうなのかなとすごく心配に思っております。  今中途半端な御答弁しかいただけませんでしたが、も...全文を見る
○小川勝也君 大事なところに厚くと言ったって、一律削減なんじゃないですか。一律削減というのは、それをしないから一律削減と言うんですよ。  先ほど来の議論に通ずるんですけれども、先ほど省庁再編の議論が枝葉末節だと私は申し上げました。それで、どんな枠組みになっても、今のいわゆる部局...全文を見る
○小川勝也君 先ほどは、財政構造改革というのは、中途半端で時期も悪いけれども待ったなしだからやらなきゃいけないと、そういう御答弁をいただいたすぐに、議論をしていますという話でございました。地方分権も僕は待ったなしたと思いますよ。大蔵大臣がやるつもりだったらこれはやれるというのが政...全文を見る
○小川勝也君 正々堂々の議論をお願いしたいと思います。食糧の自給できない国が栄えたという歴史はございませんので、その辺しっかりとしていただきたいと思います。私のような人間は自分の生まれ故郷の田畑のことを気にすればいいと思います。島村農水大臣は国の将来のことを考えるお立場だというこ...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございました。  行政改革も財政構造改革も非常に大事な問題であることは十二分に認識しております。しかしながら、その中に未来を見据えた哲学が欠如していると言わざるを得ないと私は指摘をしたいと思います。日本の国の将来にとって何が大事であるのかという論議を経ず...全文を見る
12月02日第141回国会 参議院 建設委員会 第2号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川でございます。  先日、災害対策の特別委員会で阪神大震災後の復旧状況等を視察に神戸に行ってまいりました。  きょうは、阪神大震災の教訓をどれだけ生かされているかということについて、ある一点質問をしてみたいと思っております。それはどういうこと...全文を見る
○小川勝也君 私のところに神戸市消防局がまとめた資料がございます。特に神戸市消防局がまとめた例によりますと、課長から今御報告がありました三〇%よりも若干大きい数字が来ておりますし、あわせて都市災害の専門家であります筑波大学の熊谷教授、この方が綿密に震災の後の町を調べまして、いかに...全文を見る
○小川勝也君 それと、ちょっと予告していないんですけれども、ノースリッジ地震において電気が意外と火災の発生原因になるということが明らかになったという報告があるんですけれども、消防庁はこれをとらえておりますでしょうか。
○小川勝也君 私のところに報告がいろいろありまして、先ほど申し上げましたように神戸市消防局、当然大変な現場だったと思います。そして、大きな震災で消防署といたしましても仕事が火災に関することだけではございません。当然、いわゆる病気の方とかけが人の方等の収容、さまざまな非常に大変な作...全文を見る
○小川勝也君 消防庁にお伺いしたいと思いますが、先ほど神戸市消防局のまとめたレポートや教訓を自分たちは認識しておるというお答えをいただきましたが、それを今の部長のセクション、エネルギー庁の中で電気事業を監督しておられるところと今後どう生かすかということで連絡調整等は行われましたで...全文を見る
○小川勝也君 本来ならば、政府委員にきょうは来ていただきまして、その辺の縦割り行政の弊害を突いていこうと思ったわけでございます。  せっかく阪神大震災で、得ようと思っても得られない教訓を得て、消防局が大変な作業の後いろいろな教訓をまとめて、私のところにありますレポートによります...全文を見る
○小川勝也君 ということは、これから建物に設置しようとかやった方がいいんじゃないかという考えに対しては、余り進めておらないという態度でよろしいんでしょうか。
○小川勝也君 ただ、民間の方もいろいろと進んでおりまして、当然民間の方からのアプローチ、こういうのも進んでおる状況だと私は認識をしております。  それで、ちょっと思い出していただきたいんですけれども、広島で、ことしてございますか、市営住宅の火災がございました。当然記憶に新しいこ...全文を見る
○小川勝也君 実は今いろいろと技術的に進歩しておりまして、感震をしますと電源が一切とまってしまう、しかしながら一部の照明灯だけがつくようなそんなシステムを開発されておるように聞いております。今後注意深くエネルギー庁の御担当のセクションではこの推移を見守っていただいて、そしてそれが...全文を見る
○小川勝也君 建設大臣にも一言お伺いしておきたいと思います。  例えば公立の住宅を建てるときに、地方は当然財政状況も非常に厳しいものがありますので、建設省等で用意されている基準やメニューを重視することになっていると聞いております。住宅局長にも検討をお願いしましたので、もしそうい...全文を見る
○小川勝也君 それでは次に、鈴木長官にお伺いしたいと思います。  先ほどは長官の独演会みたいな時間もございましたけれども、ちょっと表情が曇っておりますので、元気が出るような質問をさせていただきたいと思っております。  今、長官は満を持して御就任されました。しかしながら非常に厳...全文を見る
○小川勝也君 次に、ちょっと唐突な質問をさせていただきたいと思います。  巷間、いろんな議論がされております。それは何についてかといいますと、公共事業に関してであります。私もいろんな考え方を持っておりますし、長官もいろんな考え方があると思います。率直にお答えをいただきたいわけで...全文を見る
○小川勝也君 柔軟なお答えに安心いたしました。と申しますのも、私は民主党に属しておりますけれども、民主党や民主党議員に対して、公共事業は要らないと言っているやつらというような言い方をされることがあるように伺っております。私たちも公共事業に関してさまざまなことを言っておりますけれど...全文を見る
○小川勝也君 しかしながら、緊急財政構造改革ということで北海道開発に関する予算も一律カットの対象になるのだと思います。それはどういうことかといいますと、国の財政と北海道の開発の重要性ということに直接の因果関係じゃないということであります。北海道が幾ら開発が必要だ必要だということで...全文を見る
○小川勝也君 質問に直接お答えをいただいていないと思います。  長官に対していろいろ質問させていただいておりますけれども、先ほどの御議論にありましたサハリンの油田、ガス田、北海道がエネルギーの基地になる、あるいは北海道開発局の予算の執行の構造が、先ほども指摘したような今の縦割り...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございます。では大きな予算をつけていただくためにお願いに上がるとします。  それでは、最後に。いよいよ行政改革会議の実質的な審議は終わりまして、一つの結果が提示されたわけでございます。先ほども冒頭申し上げましたとおり、今までの北海道開発庁長官であれば、今...全文を見る
○小川勝也君 長官のその気持ちはよくわかりました。私どもは民主党に所属しておりますけれども、北海道を豊かな大地にしたい、そして北海道をすばらしいものにしたいという気持ちは同じでございます。一部の手法や考え方は違いますけれども、北海道の将来のためになることであれば大いに協力をさせて...全文を見る
12月16日第141回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  表題には、天下り問題そしてダイオキシン等についてということでございます。天下り問題ということでがんがんいくんじゃないかと同僚の議員から声援を受けておりますけれども、きょうはゆっくりと優しく自分のペースでやらせていただきた...全文を見る
○小川勝也君 長い答弁をいただきましたが、ビッグバンになれば天下りはなくなる、そういうお答えだったと思います。そしてまた請われてその職についた人が多い、私も当然そう思います。請われるようなシステムをつくっていくからそのようになるわけでございますので、そういう部分は私は余り聞きたく...全文を見る
○小川勝也君 今の質問は意地悪な誘導質問だったわけでございまして、実は私も広く調べたわけではございません。  実は、民間会社の方から地域建設局あるいは建設省に、何々さんをくれないだろうか、何々部長は定年になったらうちの会社に来てくれないだろうかと逆にお願いするような御時世だとい...全文を見る
○小川勝也君 建設大臣、答弁は要りませんので。  そのように今御答弁ありましたけれども、必ずしも広き門じゃないわけだと私は理解しております。ですから、ある程度技術的な線引きがあってしかるべきだと思いますし、それは国民の税金で施工をするわけですから立派な瑕疵のない仕事をしてもらい...全文を見る
○小川勝也君 今御答弁いただきました豊富な識見と経験、これは私が最初に申し上げましたとおり当たり前のことだと思うわけでございますけれども、今やもう形骸化していると思うんですね。指定席問題と言ってもいいぐらいだと思います。そして、公団や公社が設立された当時と違いまして、そのプロパー...全文を見る
○小川勝也君 先ほどの天下り問題に関しまして、順番が変わってしまいましたが、十二月八日に北海道開発庁と北海道開発協会の関係で新聞記事が出ております。これは私も以前から大体わかっていたことでもございますし、鈴木長官もよく御存じのことだと思います。  先ほど申し上げましたように、さ...全文を見る
○小川勝也君 長官の御答弁は大体予想できました。  しかしながら、北海道開発局と北海道開発協会あるいは開発ファミリーとかさまざまた言い方をされております。これは多分民間がやれる仕事をも自分たちの系列の中に加えているというところにも問題があると思います。さまざまな状況の中でいろん...全文を見る
○小川勝也君 北海道の自治体の首長さん方は大きな苦悩と問題を抱えておりますので、厚い御配慮をお願いしたいと思います。  そして、最後の質問になるわけでございますけれども、私が環境に興味を持ちましたのはそんな古い歴史ではございません。ダイオキシン問題も一生懸命勉強させていただきま...全文を見る
○小川勝也君 最後に環境庁長官にも言いただきたいと思っておったわけですけれども、時間の配分がうまくいきませんで中途半端になりました。  先ほど申し上げましたように、さまざまな研究レポート等を読ませていただきますと、食物連鎖と残留化学物質、それがどんどん蓄積されてきて生殖異常、そ...全文を見る
12月17日第141回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  総理に対しましては、クアラルンプールからお戻りになられたばかりで、午前中の記者会見、そしてきょうの決算委員会への御出席、まことにお忙しい中の御出席に心から敬意を表させていただきたいと思いますし、私も総理に敬意を表させてい...全文を見る
○小川勝也君 実は私どもも、総理が御決断された、あるいはお迷いになっていたという景気、経済の見通しについては、同じ危機感といいますか絶望感を持っておりました。  巷間言われておりますことに五、二、二などという言葉がございます。御案内のとおり、消費税増税分、そして減税の取りやめ分...全文を見る
○小川勝也君 総理の御決断と御判断、そして今回の政策については一定の評価をするものでございます。  私の質問の仕方が悪かったのでございましょうか、私どもは今回の法人税の改正あるいは土地問題、そして有価証券の問題等の政策については当然賛意を表せられるものでございますが、なぜ今ごろ...全文を見る
○小川勝也君 総理の率直なお言葉だったと思います。  行政改革も私どもに言わせますと中途半端な表面だけの施策であるし、今回の財政構造改革にぎりぎりすれすれで抵触しないんだという政策、それは苦悩の中に導き出された結論だと思います。  そんな中で、思い切った改革が必要な分野という...全文を見る
○小川勝也君 有取税のこと。
○小川勝也君 質問を終わります。