小川勝也

おがわかつや



当選回数回

小川勝也の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月19日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  北海道生まれの北海道育ちでありまして、北海道は日本の食料基地を目指す、こんなキャッチフレーズを持って頑張っているところでありますが、北海道出身の農林水産大臣が誕生いたしまして、おくればせながら祝意を表させていただきたいと...全文を見る
○小川勝也君 大変難しい時代になったなというふうに申し上げたとおりでありますが、時に、日本の製造業が海外に、さまざまな拠点に移転をして、いろんな分野の製品が外国でつくられております。たまたま百円ショップなどというところへ行きますと、こんなものが百円で買えるのか、日本でつくれるわけ...全文を見る
○小川勝也君 御答弁のとおりだろうというふうに思います。日本がたくさんの食料を輸入しているのも実際の現実でありますし、水産物もたくさんの国からたくさんの量を輸入しています。日本が水産物の自給一〇〇%を目指すといっても、これは空回りをするだけであります。かといって、何でもかんでも市...全文を見る
○小川勝也君 といったことで、農産物も水産物もある一定の目標や哲学を持って自給をしていかなければならない。  例えば、この国会の議論を都市対地方とか都市対農村という議論にすることは、これは極めて不毛な議論だろうというふうに私は考えておりますが、例えば食料を生産する地域はおおむね...全文を見る
○小川勝也君 例えば、この水産という水産業をしっかり守り発展させるという理念がこの基本法に盛り込まれていたとしても、地域社会あるいはコミュニティーというのがないと産業として成立しないわけであります。  その産業、生活、コミュニティー、これが大事だと思うわけでありますけれども、私...全文を見る
○小川勝也君 せっかくの機会でありますので、今、特に北海道の漁業者の中でとりわけ直面した課題を持っている人たちから、自分たちのこの苦しい現状を何とか大臣に伝えてくれというメッセージをいただいてまいりました。大臣は北海道の御出身であって、私以上に御理解をいただいていると思いますので...全文を見る
○小川勝也君 いろんな取り組みをなされているんだと思いますが、私も世界各国を行ったわけではありませんけれども、多分食生活の中で、食文化という点で昆布をその根幹に置いている国というのは日本のほかそんなに、たくさんの国がないんだろうというふうに思います。そういう意味でいいますと、日本...全文を見る
○小川勝也君 さて、この伝統ある漁業でありますけれども、いた魚、いる魚をとるという時代から、何とかその資源を減らさない、あるいは壊滅させないように調整をしながらとる、そしてさまざまな場面でふやす努力をする、あるいは育てる、こういった形に大きく転換が図られてまいりました。今後もその...全文を見る
○小川勝也君 これは口で言うのは簡単だと思うんですけれども、大変な話だと思います。  根室の方でカニを養殖するのに成功したという、これは技術的な部分だけでありますけれども、ニュースを見ました。御承知のとおり、カニとかエビというのは、生まれたときの姿が大変考えられないような姿をし...全文を見る
○小川勝也君 さて、今回の法案の中にも環境の分野がいろいろ盛り込まれています。この海洋環境を維持していくということは非常に大事なことだと思います。  この質問を考えた後でありますけれども、きのう、たまたまテレビを見ておりましたら、知床の海に潜る、こういう番組が放送されておりまし...全文を見る
○小川勝也君 この分野にはより一層の御配慮をしていただきたいと思います。  そしてまた、さまざまな護岸工事というんですか、国土を侵食から守るためにコンクリートの壁をつくるわけでありますけれども、これほどさまざま工夫をして、沖合にちょっと行ったところにそのさまざまなものを埋めるこ...全文を見る
○小川勝也君 食料の増産、自給率の向上だけに特化してくれれば一番いいわけでありますけれども、そういうわけにはいかないと思いますので、できる範囲で応援をさせていただく予定であります。  さて、これは内水面というか生態系の話なのでありますけれども、外来種が在来魚種を駆逐するという話...全文を見る
○小川勝也君 いろんな立場の方がいて、今おっしゃられたように大変難しい問題だろうというふうに思いますけれども、なるべくそういう場所は拡散しないように知恵を絞っていただければというふうに思っています。  それと関係する話題でありますが、エビの輸入でありますけれども、エビの輸入は国...全文を見る
○小川勝也君 これは当然国内のことでも当てはまるわけでありますけれども、経済効率優先、そして豊かになる、便利になるために環境を破壊してきた歴史であります。もう気づいていることも、わかっていることもたくさんありますので、これ以上の環境破壊はなるべく、あるいは進めないという気持ちが必...全文を見る
○小川勝也君 大変いい質問をずっと続けてまいりましたので、最後、ちくっといきたいんですけれども。  いろんな話を伺ってくる中で、大変いい流れで水産基本法ができているけれども、これは大きく組織されている漁業者団体、漁業者組合の意向が色濃く反映されている、それはそれで反対するわけで...全文を見る
06月26日第151回国会 参議院 農林水産委員会 第23号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  たまたま北海道の出身でありまして、北海道は広大な土地がありまして、四十七都道府県という区分が私たちの国にありますけれども、森林面積をとりましても一番の都道府県であります。  私は昭和三十八年生まれでありまして、ほかの委...全文を見る
○小川勝也君 公益的な面を強調するという言い方を私はさせていただきました。国有林であれ民有林であれ、この森林の恩恵を受けていない国民は一人たりともいません。そういった面から考えて、私たちのかけがえのない生活環境を保持する役割を持っている森林、国民の皆さんの負担でこれを何とかいい形...全文を見る
○小川勝也君 私は予言者でもありませんし、哲学者でもありませんけれども、今、私たちの国がどちらかというと経済効率偏重の方向に向かっているんではないかということを大変危惧する者の一人であります。そして、経済というものが国の中でどのぐらい大切かということも人並みにわかっているつもりで...全文を見る
○小川勝也君 私は、森林というのは当然国内、これが大切なんでありますけれども、地球環境という点からいうと、ほかの地域で森林が伐採されているという問題が他人事ではない社会がもう来たんだと思っています。  そしてまた、国際貿易ルールの中でも、日本という国が、自国の木材を生産するのが...全文を見る
○小川勝也君 今、国内産材が非常にコストがかかるということで、市場競争力を失っている状態だと私は思っているわけであります。  例えば、伝統的な後背地に森林を抱えているいわゆる木材産業の拠点というのが北海道内にも何カ所かございますし、武部大臣の選挙区の中にもございます。今、大変な...全文を見る
○小川勝也君 森林の分野というのは、先ほども大臣からの御答弁にあったとおり、循環ということが、これ、大事なわけであります。  木を切り出していわゆる製品にする、そして次に、今度、植えるわけであります。植えるといっても、植えたら後、大きくなるまで黙っているわけにもいかない。その間...全文を見る
○小川勝也君 もう一点お伺いします。  今、大変小規模だという話がありました。林家と呼ばれる林業経営者、そして先ほども少し触れましたけれども、加工を含めた木材産業の会社、それぞれ頑張っておられる方は非常に頑張っておられますけれども、総じて経営実態あるいは経営内容がどういう状況に...全文を見る
○小川勝也君 今、長官から御指摘があった、例えば優良な経営ができる林家であれば、それはきちっとその山を守っていこう、そして愛情を込めてお世話をしていこうということになるのだと思います。私も、そんな多い回数ではありませんけれども、国有林、民有林含めて視察をさせていただいたことがござ...全文を見る
○小川勝也君 今、民有林のところでは間伐が実施されなきゃいけない時期にもかかわらず実施されていない山が多いとか、あるいは伐採した後、未植栽の場所が多いと、国有林の方は一〇〇%とは言えないと、そんな言い方でいいんですか。どのぐらいひどい状況にあるのか、もっと言ってください。
○小川勝也君 民有林の悲惨な状況は一応納得しましょう。国有林がどういうひどい状況なのか、これを聞きたい。で、どういう計画に基づいてやっていきたいという話を聞いているんじゃないんです。間伐ができていない山が多いのか少ないのか、下草刈りはちゃんと行われているのかどうか、もっとわかりや...全文を見る
○小川勝也君 これからやりたいという話はわかるんですよ。人とお金はちゃんと足りているんですか。
○小川勝也君 現実的に私たち参議院議員は六年に一回選挙がありまして、好むと好まざるとにかかわらず北海道を一周回ってきました。大変な荒れ方であります。  それで、霞が関の机の上で、これだけの要員、最小限にしてこれだけの予算で何とかうまく施業してくれればいいなというその気持ちはわか...全文を見る
○小川勝也君 私たちは、この林野の部分はもっとたくさん予算をつけてもらいたいと思っています。頑張りたいと思っています。そして、当然のことながら放漫経営をしてもらいたいと思っているわけではありません。長官はあと何年かしたらもうこの仕事やめるわけであります。しかし、私たちのこの森林と...全文を見る
○小川勝也君 苦しい決意の表明も伺いましたけれども、まだまだほかの支出の分野で国民のコンセンサスを得られていない、得にくい部分でむだに使われている部分が僕はたくさんあるんだと思います。そんな中でもっともっと林野の部分は自己主張すべきだし、国民にちゃんとその大切さを知らしめるべきだ...全文を見る
○小川勝也君 実は、これはいろんなことを考えている人がいて、例えば、世界遺産に登録された青森県の白神山地とか、あるいは知床半島のナショナルトラストなんというのがあります。天然林をそのまま保全することは極めて大切なことであります。しかし、民有林を所有されている山持ちの方でも、実際、...全文を見る
○小川勝也君 今、新しい二十一世紀になって、もとの建設省、今の国土交通省でさえダムの計画を大幅に見直そうとしています。あるいはもう既に中止を決めているところもたくさんあります。僕は、逆に林野庁の方から先に、こんなことは百年前ぐらいにもうやらなきゃいけないことだったんじゃないかなと...全文を見る
○小川勝也君 哺乳類あるいは鳥類、この方はいらっしゃらないんですか。
○小川勝也君 これはなるべく意見を聞かれる場を設けていただいた方がいいと思います。  また逆に、さまざまな開発をいろいろしようとするときに、特に猛禽類の専門家の方が反対するので、大体嫌がっているんじゃないかなというふうに私は思っているわけでありますけれども、そういう大きなハード...全文を見る
○小川勝也君 最近、川の流れを見ていると、川幅が広いのに流れている量が少ないななんて思うことがあります。それは季節によってもいろいろ違うんでありましょうけれども。森林の面からいうと、一般的に針葉樹よりも広葉樹の方が保水力が高いんだ、こんな話を聞くことがあります。逆に、今、僕は見た...全文を見る
○小川勝也君 いいお答えありがとうございました。  経済的なものが伴うので、広葉樹をたくさん植えるべきだというのは一言で言えないわけでありますけれども、もともと人工林面積がここまでふえる以前はもっと広葉樹のシェアが高かったんだろうというふうに思ってございます。  長官からお話...全文を見る
09月27日第153回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第1号
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○小川勝也君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
11月28日第153回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也です。  法律案に入る前に、ただいま愛知委員の方から一票の格差の話がありました。私も常々考えていることがありまして、せっかくの機会でありますので、そのことについてお話をさせていただきたいと思います。  今も大臣から、日本は二院制でもある...全文を見る
○小川勝也君 それでは、御所見も賜りましたので、提出されております法律案について質問したいと思います。  先ほどの短い御答弁と衆議院での審議の内容を踏まえますと、いろいろ社会が変化していく中で情報技術というのも進展をしている。そして、とりわけ日本には選挙において自書式という、国...全文を見る
○小川勝也君 私が聞いている話によりますと、手を挙げているのが広島市と新見市、そして導入するであろう機械は一台三十万円から五十万円の間で、おおむね四十万円という積算をしていると。四億円あれば相当買えるだろうなと思うわけでありますけれども、もしこの法律が通りましたら広島市と新見市に...全文を見る
○小川勝也君 ということは、この予算の積算根拠は、広島市と新見市の投票所の数ということから積算されているんでしょうか。
○小川勝也君 これは部長が関与をしているかどうかわかりませんけれども、衆議院でこれは修正が加えられました。これはざっと読みますと、広島市の全部にその機械が設置されなくてもいいよということだろうというふうに思っています。ということは、広島市全体に機械が行き渡らないことも想定しての修...全文を見る
○小川勝也君 広島市全体がこの機械を導入されなくてもいいよという修正だろうというふうに思うわけでありますけれども、例えば広島市は政令指定都市で大変規模も大きくて、予想されるその機械の台数も多いわけでありますけれども、ざっと広島市全体を整備するとなるとどのぐらいの予算が必要でしょう...全文を見る
○小川勝也君 これは、例えばほかに手を挙げる自治体が出てくると状況変わってくると思うんですけれども、例えば、その広島市が手を挙げて、初年度からその行政区の一部から導入をしていった場合、残った行政区に関していうと、次年度以降に補助対象となって、最終的にこの一年目と同じような状況で投...全文を見る
○小川勝也君 いや、これ、なぜこんなことにこだわったかといいますと、きょう、この質問を前にして変な文書が飛び込んでまいりまして、広島は間に合わないと、広島は設置できないよという文書なんです。それで、できるのは新見市だけだと。新見市は、自治大臣、いや今の総務大臣の選挙区じゃないか。...全文を見る
○小川勝也君 例えば、これ大した話じゃないと思うんですね。  それで冒頭の、やはりこのe—Japan構想に対してどう思うかは別として、まあこれだけの情報化社会ですので、電子投票が未来に向けて少しずつ進展するかもしれないので、どこかで実験的なことをやらなきゃいけないというのは同じ...全文を見る
○小川勝也君 先ほど愛知議員に対する質疑の中で、議連で熱心な方もおられたと。それで、政治スキャンダルなんというのは、この委員会は倫理選挙特ですので、これ、なくなるわけじゃないんですね。そんな中で、熱心な議連で活動しておられる方の選挙区とか、あるいは自治大臣経験者の選挙区とか、こう...全文を見る
○小川勝也君 最初の一ページがうまくいかないと後も進んでいかないので、この運用は大変難しいところだろうというふうに思います。  さて、先ほども選挙のあり方も大きく変わるということが大臣の口から出ました。特に、選挙法というのがちょっと古いんじゃないかというのがきょうの私の質問の根...全文を見る
○小川勝也君 光あれば影あるということで、なるべくホームページなどを広報に利用できるような形になればいいなというふうに思っている反面、もっと怖いこともたくさんあります。今、この怪文書などという懐かしい響きがありましたけれども、今、怪文書は文書だけではありません。迷惑メール、あるい...全文を見る
○小川勝也君 万全の対策をより高度な方向に高めていくという方向性で御努力をいただければと思います。  さて、今回予算要求が四億四千万円ということであります。電子式投票もいいわけでありますけれども、常々私、ちょっと気になっていた点があります。この民主主義の根幹であります選挙に参加...全文を見る
○小川勝也君 少しでも改善されるように努力をしていただきたいわけですけれども、これもいろんなハンディキャップを持った方とお話をさせていただきました。例えば、段差がちょっとというときに介助してもらうならいいですけれども、二階まで車いすを上げてもらうということになりますと、これ投票に...全文を見る
○小川勝也君 あと、点字公報も少し取り組んでいただきまして、やっていただいているところがふえているようであります。この辺で何かデータがありましたら、お答えいただきたいと思います。
○小川勝也君 参政権を持っている人に一人でも多く投票してもらうということは、これは一票の格差以上に難しい、そして重要な問題だろうというふうに思っています。着々と、例えば洋上投票であるとか在外投票だとか、少しずつ改善の方向に向かっていると思います。そんな中で、もうどうしても難しい分...全文を見る
○小川勝也君 御努力をよろしくお願いしたいと思うんですが。  きょうは、脈々と公職選挙法に不備があるのではないかというのを根底に流していますというふうに申し上げました。例えば、先ほども言いましたように、我々もことし七月、選挙をやりましたものですから、大きなマイクの音で名前を連呼...全文を見る
○小川勝也君 できるだけフェアな社会を未来に向かってつくっていこうという努力をされることを望んで、質問を終わりたいと思います。