小川勝也
おがわかつや
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月19日 | 第159回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第1号 議事録を見る | ○小川勝也君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。 |
01月23日 | 第159回国会 参議院 本会議 第3号 議事録を見る | ○小川勝也君 私は、民主党・新緑風会を代表し、総理の施政方針演説に対し、質問をいたします。 総理の施政方針演説を聞くのも三度目となりました。相変わらず改革という言葉をちりばめながら、国民に力強く訴える総理の政治家としてのすばらしいアピール力に心から敬意を表させていただきます。...全文を見る |
02月09日 | 第159回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○小川勝也君 それぞれの参考人からそれぞれの分野でのすばらしい御意見を聞かせていただきましてありがとうございました。ちょっと細かくなるかもしれませんけれども、数点、参考人別に質問させていただきたいと思います。 まず、山田参考人にお伺いをしたいと思いますが、この資料の中にも的確...全文を見る |
03月22日 | 第159回国会 参議院 予算委員会 第14号 議事録を見る | ○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。 午前中の高橋議員に引き続きまして、関連ということで質問をさせていただきたいと思います。 冒頭、通告をしていなかったんですけれども、今朝の朝日新聞に、一月に総理が打ち上げました、あるいはこれは幻だったのかもしれませんけ...全文を見る |
○小川勝也君 こういう話は一回出るとなかなか次出るまで大変時間が掛かるということで承知をしておりますので、要はそのロスの分野がなくなればいいわけでありますので、業界関係者の間でも、この省庁の管理が、あるいは権限が二つにまたがっているということを非常に危惧しておられる方が多いもので...全文を見る | ||
○小川勝也君 間柄というお言葉で御説明をいただきました。 先ほど、私申し上げましたように、効率化を進めなければならない点もあると思います。そして、効率という問題を度外視しても守っていかなければならないというものもあるんではないかなというふうに訴えています。今、この二十一世紀、...全文を見る | ||
○小川勝也君 私、大臣のようにアメリカ合衆国に暮らした経験がありませんので、どういったものか分かりませんけれども、今、日本国内でどういったことが起こっているか、様々あるわけでありますけれども、その中で貧富の差が広がっているんではないかというふうに指摘する方がいます。大臣の肌で感じ...全文を見る | ||
○小川勝也君 大臣の御指摘のとおり、かつてはかなり貧富の差のあった国だというふうに私も理解しています。一九四五年の戦争の後、それがまたリスタートになったという言い方は適切ではないかもしれませんけれども、財閥解体なんかもあってある程度そのチャンス、そのスタート地点がそろったところか...全文を見る | ||
○小川勝也君 ということで、この資料をお配りしている、新生銀行の上場の問題、あるいはそこの過程の話に移るわけであります。 新聞なんかにもいろいろ出ておりまして、問題点は幾つかあるわけでありますけれども、最も分かりやすいのは、ぬれ手でアワで巨万の富を得た人たちがいるということ、...全文を見る | ||
○小川勝也君 せっかくですので、どの部分がぬれ手にアワというふうに言われているのか、御説明いただきたいと思います。 | ||
○小川勝也君 今日、多分前場の引けが八百円台だと思うんですけれども、そのほかの含み益というのはどのぐらいになりますでしょうか。 | ||
○小川勝也君 先ほど勤勉性への哲学をなぜお伺いしたか、分かっていただけると思います。 一生懸命仕事をしておられる方、当然たくさんいます。残念ながら、会社の運営が思わしくなくて百万円の手形が落とせなく、愛し、愛し育てた会社をつぶしてしまう経営者もおられますし、後ほど議論させてい...全文を見る | ||
○小川勝也君 もう衆議院で議論されていることなのでもう皆さん御承知おきかと思いますけれども、例えば日本国内に住んでおらない投資家がキャピタルゲインを得たときに日本国は課税できないわけであります。そうしますと、日本国の別な会社がこの長銀の再生をして今回と同じように上場を果たした場合...全文を見る | ||
○小川勝也君 公的負担の最小限の原則ということの中に、後で入ってくるであろう税収、これが加味されていたのかどうかをお伺いしています。 | ||
○小川勝也君 結果的に課税できないという問題が起きました。そして、極小かどうかというのも、後で触れますけれども、大きな訴訟になりかねない案件を抱えているので今のところいかんともし難い状況だろうというふうに思います。 結果的に課税できないわけでありまして、もし同じような、例えば...全文を見る | ||
○小川勝也君 今の御答弁について二点お伺いをしたいと思います。 一つは、アドバイザリー契約を結んでおられる会社があったかと思います。これはゴールドマン・サックスという会社だろうというふうに思います。この人たちはだれのために仕事をしていただくということになっておりますか。 | ||
○小川勝也君 旧長銀というふうに言っているわけでありますけれども、その時点においての旧長銀と日本政府との関係をお答えをいただきたいと思います。 | ||
○小川勝也君 特別公的管理ということは、長銀という会社はあっても、その持ち主である今言われた預金保険機構が監督をしている、あるいは事実上の意思決定機関というのは、預金保険機構、すなわち政府が持っていたと言っても過言ではないと思うわけでありますけれども、御確認をお願いします。 | ||
○小川勝也君 余計なことを言って、最後、ちょっと強いと言ったんですけれども。 結局、実質、長銀というその存在はあったけれども、国がしっかり管理をして、そして、言葉をかりるとするならば、その金融機関が大きな経済的な役割を果たしていたのできれいな形で再生をすることが望ましいと国が...全文を見る | ||
○小川勝也君 長々と御答弁をいただいたんですけれども、求めていないんですね。 私の言っていることが間違っていたら教えてください。私が日本政府だったとするならば、ゴールドマン・サックス社に期待をすることは、できれば破綻した長銀をきれいな形で再生してほしい、そしてもう一つは、国の...全文を見る | ||
○小川勝也君 らちが明かないんで、そのゴールドマン・サックス社を置いておいて、日本政府の立場というふうに置き換えてください。新生銀行になりましたけれども、旧長銀がまともな形で金融機関として復活してくれれば有り難い、させてほしい、これが一つ。そしてもう一つは、先ほどから何度も御答弁...全文を見る | ||
○小川勝也君 国の支出を最小限にしたいということと、税金が上がらない売り先と税金が上がる売り先をどっちにしたらいいかということは非常に近いところにある条件だろうというふうに私は思いますけれども、私の考え方は、これは間違っていたんでしょうか。 | ||
○小川勝也君 内外無差別の原則は分かったんですけれども、お答えをいただきませんけれども、想像するに、同じ条件で日本国内企業が再生を果たしたときに、日本の投資家が先ほどおっしゃっていただいた額のキャピタルゲインを受け取って、そこからその人たちが日本国民であれば税金を払うわけでありま...全文を見る | ||
○小川勝也君 まあ、訂正しておわび申し上げますけれども。 基本的に言っていることは分かるわけであります。もし、仮の話にも答えられないけれども、日本の会社が再生を担当して日本の中に投資家がいたら、その税金は日本に入ってくるわけであります。そのときに海外の投資家グループにこの担当...全文を見る | ||
○小川勝也君 おわびして訂正をします。 それで、今国内の金融機関がどういう状況だったかというお話もいただきました。そのことも踏まえて今度の長銀は、これは再生するのは外資系しかないかなという思いはその当時あったんでしょうか。 | ||
○小川勝也君 一番うまく再生できる一グループが担当すればいいわけであります。そのときに、本当にこの公正な形で競争が行われたかどうかということに若干の疑問があります。 それは、今、竹中大臣から御指摘がありましたように、国内の金融機関等は自分のところが大変だったわけであります。そ...全文を見る | ||
○小川勝也君 聞いてないことまで答えていただいて。 それで、そのゴールドマン・サックス社にそのフィナンシャルアドバイザーをお願いをして、今回の仕事をしていただきました。彼らに対する日本政府の評価というのはどんなものでしょうか。 | ||
○小川勝也君 例えば、衆議院の岩國先生なんかは、アドバイザーというのはその依頼者がもうかるために最善を尽くすはずだと、そんな課税のことも念頭に置かないそのアドバイザーなんというのはあり得ないんじゃないかという指摘があるわけであります。その辺はどうでしょうか。 | ||
○小川勝也君 例えば、その契約を挟んで、契約をした途端にゴールドマンにいた方がリップルウッドに異動したりなんかしているんですよね。これは当然御承知だと思いますけれども、答弁をいろいろ見ますと、アメリカ合衆国や、特に金融界では、そういう人の異動というのは当たり前なんだということで御...全文を見る | ||
○小川勝也君 これは、このほかにもいろんな指摘があったり、委員会に提出をしていただけない資料等もあるわけであります。 例えば、旧長銀とゴールドマン・サックス社がどのような契約内容において契約をされていたのかという文書は出していただけたんでしょうか。 | ||
○小川勝也君 アドバイザーとして得た収入、報酬はどの程度でしょうか。 | ||
○小川勝也君 例えばアメリカ合衆国では、外交文書さえも年限が来たら公表するようになっていると聞いています。そしてまた竹中大臣も、どこかの時点で、この一連の再生への動きが本当によかったのかどうなのか、行政として限界まで頑張ったのかどうだったのか検証すべきだというふうに述べておられる...全文を見る | ||
○小川勝也君 更に問題がありまして、イ・アイ・イ・インターナショナル、このグループがサイパンでの裁判を再開をいたしまして、この新生銀行を相手取って訴訟を起こしています。これもちょっと微妙なんでありますけれども、瑕疵担保条項等が様々契約事項にありまして、新生銀行は、もし訴訟が起きて...全文を見る | ||
○小川勝也君 そうしますと、新生銀行から、これはこの条項に基づいて払ってくださいと言われたときに協議をするということですね。 | ||
○小川勝也君 片道ですから、あんまりしゃべっちゃいけないんですけれども、以上のことを総合すると、これ、もし仮に、さっきぬれ手でアワからスタートした議論であります。そして、瑕疵担保条項等があって、損したとき、これは飛ばしましたけれども、預金保険機構に何らかのツケをお願いするというの...全文を見る | ||
○小川勝也君 日本の金融業界は護送船団なんという言葉をよく使われておりました。進化するために金融機関に外資系が入った方がいいなというそんな期待感もあったかと思います。竹中大臣の御感想でも結構です。いかがでしょうか。 | ||
○小川勝也君 いみじくも間柄という言葉を使っていただきました。これは質問になるかどうか分かりませんけれども、その日本的な経営、金融機関といわゆる借り手との関係というのがありました。よく知っている社長なんでなかなか返せ返せと言えない。これが日本型経営の良くもあり悪いところだったのか...全文を見る | ||
○小川勝也君 今日の新聞記事で自衛隊の隊員の皆さんの心のケアのために人を送るという記事が出ていました。先進国中ではその心のケアということに関して日本は遅れていると、こういうふうに言われているわけであります。大変重要になってきましたこの問題について様々な施策が必要かと思いますけれど...全文を見る | ||
○小川勝也君 最近、アスペルガー症候群などという耳慣れない言葉も耳にいたしました。少し前はADHDなどという言葉もしっかり覚えたわけでありますけれども、その心のストレスが若年層、子供にも様々な影響を及ぼしているのではないか。あるいは、これは諸説まだ解明されていないわけでありますけ...全文を見る | ||
○小川勝也君 文部科学大臣もお見えでございますけれども、小学校を中心に現場の先生方も大分御苦労されているんではないかと思いますけれども、どういった報告を聞いておられるでしょうか。 | ||
○小川勝也君 スクールカウンセラーなんていう制度もあります。これの充実と併せて、教室においての様々な現象面を専門家に伝えられて、しっかりとその解決策が見いだされるように最善の努力をしていただきたいと思います。 それにも増して、私ずっと思っていることがあるわけでありますけれども...全文を見る | ||
○小川勝也君 子供たちにも本当にストレスがもう起因している、大変生きにくい社会になっているんではないかなというふうに想像するわけであります。例えば、いいか悪いかは別にして、悪いんでしょうけれども、地域や家庭の教育力が落ちている。あるいは児童虐待、家庭環境の複雑化、そして食生活や生...全文を見る | ||
○小川勝也君 今大臣からは旧産炭地の話をいただきました。これ、北海道でも非常に深刻な話であります。それと同時に、大きな問題点はやはり第一次産業だろうというふうに思います。 ある一定程度のコミュニティーをしっかり守ることが効率的な国土運営だというふうに考えた場合、やはりしっかり...全文を見る | ||
○小川勝也君 地域コミュニティーを例えば再生しようと思えば、それは大変お金が掛かるわけでありますし、大変それが難しい今状況になっているんだろうというふうに思います。しからば、今もうぎりぎりのところまで地方は来ていますので、今ある資源をまず大事にして、人が残れる地域にすることが一番...全文を見る | ||
○小川勝也君 しっかりとこの地域を支えるためには、先ほども農林水産大臣から御答弁をいただきましたように、地球環境問題にも配慮して森林をしっかりと整備をしていくということ、そして食料自給率を高めていくということをしっかりと国是に据えて、地域の農業農村をしっかり守っていくこと、このこ...全文を見る | ||
03月24日 | 第159回国会 参議院 農林水産委員会 第6号 議事録を見る | ○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。私は森林の問題からお伺いをしたいと思います。 いろんな思いがあるわけでありますけれども、私事になりますけれども、国会に参りまして間もなく法律の改正案がありまして、これは旧国有林野の赤字をどうするかという議論でありました。隣...全文を見る |
○小川勝也君 亀井大臣にお伺いをしたいと思います。 小泉内閣としてこの京都議定書への取組をどのように考えておられるのか、そして、先ほど私が申し述べましたように、森林の整備にも大変熱い心を大臣としてお持ちだろうというふうに思います。しかしながら、シーリングとか、この厳しい中での...全文を見る | ||
○小川勝也君 今、大臣から御答弁があったとおりだろうというふうに思います。 できればもっと力強い決意を聞きたかったわけでありますけれども、厳しい中での予算編成、従来型の予算配分ではなかなか思ったように整備が進まないわけであります。ですから、やはり地球温暖化特別枠、こういった考...全文を見る | ||
○小川勝也君 実は私は北海道の道北地区の出身でありまして、国有林の大変多いところであります。実家が鉄工所、かじ屋だったものでありますから、林業の最盛期の最後のところを実はかいま見ているわけであります。山を買って、これは造材業者さんが買うんでしょうか、そしてどんどんそれを切っていく...全文を見る | ||
○小川勝也君 しっかりと御理解をいただいているようでありますので、しっかりと大臣としての役割を果たしていただきたいと思うわけであります。 先ほども外材との価格の競合という話もさせていただきました。実は、建築ということから考えますと、その地域で育った木を使うのが最も最適であると...全文を見る | ||
○小川勝也君 今もバイオマスという御発言もありました。例えば間伐材とか枝、様々な形で出るものがもっと有効活用されなければいけないというのが、これは地球の摂理だろうというふうに思います。ですから、今秋田の事例も御報告をいただきましたけれども、しっかりと、まだ技術的に発展途上だろうと...全文を見る | ||
○小川勝也君 林業副産物として例えば木酢液とか炭、これはまた見直されているわけであります。それから、家庭用園芸あるいは家庭菜園用の土壌改良材など、様々な地域で工夫を凝らして様々な試みがなされています。一部、経営として成り立っているところもありますけれども、様々、まだ苦しんでいると...全文を見る | ||
○小川勝也君 おかげさまで北海道は、これは水田の面積も大変広くなりました。そのことによって生産性を向上させたというしっかりとした事実があります。しかしながら、この紙を見ていますと、例えば二千万円しか予算が付いていないところにも項目が立っている。あるいは、もっと言うと、非常に目で見...全文を見る | ||
○小川勝也君 進化発展という言葉を使わせていただきました。時代が時代ですので、より一層コスト縮減、そして無駄の排除、これはしっかりとやっていただかなきゃいけないわけであります。 時間もなくなりましたので、最後ぼろっと言って大臣に締めていただきたいわけでありますけれども、例えば...全文を見る | ||
04月02日 | 第159回国会 参議院 本会議 第12号 議事録を見る | ○小川勝也君 ただいま議題となりました外来生物種規制法案につきまして、その趣旨及び内容について御説明いたします。 地球規模の物流や人の動きが加速する中、外来生物による病気の伝播、生物多様性や農林水産業への被害が深刻化しております。世界で絶滅した魚類の二五%、爬虫類の四二%、哺...全文を見る |
04月06日 | 第159回国会 参議院 環境委員会 第4号 議事録を見る | ○小川勝也君 ただいま議題となりました外来生物種規制法案につきまして、その趣旨及び内容を御説明いたします。 経済のグローバル化に伴い、世界じゅう、そして我が国において、外来生物による生物多様性への被害が深刻化しております。 私たちは、生物多様性条約や日本生態学会の要望にこ...全文を見る |
04月08日 | 第159回国会 参議院 環境委員会 第5号 議事録を見る | ○委員以外の議員(小川勝也君) お尋ねの民主党案第二条第二項における本来国内に存在しない生物の種とは、内閣提出案の第二条における外来生物とほぼ同じものと考えております。おおむね、明治時代以降に海外から我が国に導入されたと推定されるものと考えております。 |
04月08日 | 第159回国会 参議院 農林水産委員会 第10号 議事録を見る | ○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。 卸売市場法の質疑に入ります前に、アメリカにおきましてクロイツフェルト・ヤコブ病の大量発生の報道がありました。まだ情報は整っていないというふうに認識をするわけでありますけれども、現在把握されている情報と、それに伴いまして米...全文を見る |
○小川勝也君 しっかりと情報を把握していただくのと、今まで以上にしっかりとした対応をしていただく、そのことを要望しておきたいというふうに思います。 続いて、この法案の質問に入るわけでありますけれども、この一部改正案に接することになりましてまず私が思ったのは、時代の流れというの...全文を見る | ||
○小川勝也君 市場がどのぐらい役割を果たしているのかということを数字で表す指標として市場経由率というのが挙げられると思います。近年、どんどん低下しているのが実情であるというふうに認識をしていますけれども、目標を設定するということになじむイシューではないと思いますけれども、この下が...全文を見る | ||
○小川勝也君 局長がにこにこしていましたので更にお伺いしたいと思いますけれども、市場経由率が下がっていく中で、この法改正でむしろ、失地回復じゃないけれども、上げていくんだという思いがあるのか、それとも下げ幅が小さくなればいいなと消極的な思いなのか、どちらかお伺いをしたいと思います...全文を見る | ||
○小川勝也君 個人的にでありますけれども、結構、市場関係者に知り合いがおりまして、特に築地の魚市場の仲卸の方々からはいろんなお話を伺う機会がありました。 当然、先ほどお話にありましたように、歴史のある取引システムでありますので、基本的に物流、物の流れる量が多ければそれなりに収...全文を見る | ||
○小川勝也君 この法律に限らず、昨今の懸念の中に余りにも競争社会が強くなり過ぎている、たまさか市場法の審議でありますけれども、市場原理を飽くなきまでに追求していくことで本当にいいんだろうかということが様々な政治シーンの中で私は懸念をしているところであります。特に、この市場法の中に...全文を見る | ||
○小川勝也君 規制緩和の中で様々な競争が起こってくると思うわけでありますけれども、卸売市場間の競争というのも、これ出てくるわけであります。 そんな中で、今の局長の答弁にもありましたように、国民のニーズというのは強まってまいりまして、それは安心、安全ということであります。そして...全文を見る | ||
○小川勝也君 次に、電子商取引についてお伺いをしたいと思います。 昨今のこの進歩というのはもう大変目まぐるしいものがありまして、正にこれからどんどん増えていくんではないかという予想を私は持っています。 現在のところの電子商取引の比率、そしてこれからどうなるであろうかという...全文を見る | ||
○小川勝也君 商物一致の原則が形骸化するおそれがあると思うんですけれども、その辺についてはどうでしょう。 | ||
○小川勝也君 あと、現行法にある三十五条の廃止でいろんな商売の道が広がっていくということは一概に駄目なことだとは言えないわけでありますけれども、例えばこれは、何というんですか、ノスタルジーと言っていいのかどうか分かりませんけれども、最近は小売店というのが物すごく少なくなってきてい...全文を見る | ||
○小川勝也君 今、監視という言葉が出てきたと思います。規制緩和に伴いまして様々な行為の変化が起きてくるわけであります。トラブルが増える可能性もあるわけでありまして、それをだれが適正にジャッジをするかといいますと、その法律の中にもあります市場取引委員会というものに期待をせざるを得な...全文を見る | ||
○小川勝也君 個々の市場について、今おっしゃられましたように、市場取引委員会の活動が活発に行われるような体制になっているのかどうか、監督をしたりあるいは助言したりするというおつもりもおありでしょうか。 | ||
○小川勝也君 当然のことながら、余りあってはいけないわけでありますけれども、トラブルとか苦情というのが法改正後あるいは施行後頻発するのではないかなというふうに思っています。それは、できればその市場ごとにしっかりと解決ができる、あるいは解決の道筋があるということが望ましいわけであり...全文を見る | ||
○小川勝也君 規制緩和の方向性は否定しないわけでありますけれども、こういう限定的ななんということになりますと、非常に解釈によって分かりづらく、トラブルのもとになることを大変懸念をいたします。これはある程度ルールが決まっていないと適正な競争というのができないわけでありまして、例えば...全文を見る | ||
○小川勝也君 あと、競争が促進していく中で、企業の体力アップということで、合併などという選択肢も出てくるわけであります。東京築地のように大きな市場であればさして問題はないと思うわけでありますけれども、卸売業者がそう多数存在しないところで合併をするということによって、強大な力を持っ...全文を見る | ||
○小川勝也君 しっかりと監視をしていただければと思います。 さらに、市場間の競争も拍車が掛かるかと思います。 先ほど申し上げましたように、消費者が安心、安全を願う、あるいは望む、それから、いわゆるところの飲食店やあるいは小売業者が買いやすい市場というのが活況を呈していくと...全文を見る | ||
○小川勝也君 次に、手数料の弾力化についてお伺いをしたいと思います。 これは市場開設者が決めることができるようになるというふうに認識しておりますけれども、委託手数料をどのように決めるシステムなのか、改めて御説明をいただきたいと思います。 | ||
○小川勝也君 私がそう思っているわけではありませんけれども、今回のこの規制緩和あるいは競争を促進するという改正では、例えばその手数料の部分を市場開設者が一律決めるのではなくて、卸売業者間が自由に設定をして競わせる規制緩和も選択肢の一つだったのではないかという声もあるやに聞いていま...全文を見る | ||
○小川勝也君 簡潔にお答えをいただきたいんですが、今はその五年後に手数料を市場開設者が決めるということで弾力化するわけであります。その後、今御答弁をいただいたように、完全自由化に将来的になる見込みはあるのかないのか、お答えをいただきたいと思います。 | ||
○小川勝也君 私としては、取りあえず、五年後の改正も大変なことでありますので、しばらくは様子を見てということにするのが妥当ではないかと考えています。 そんな中で、五年後に向けて市場開設者も様々な準備をしなければならないかと思います。それを農水省として、こういったことをその市場...全文を見る | ||
○小川勝也君 今回の改正の中で出荷奨励金と完納奨励金制度が存続されました。これは、いわゆる自由化、規制緩和論者からすると腑に落ちない点に当たるかもしれません。しかしながら、この法案審議を前に市場関係者にお話をお伺いすると、これは大変重要な制度であるという認識の方が大変多いと認識を...全文を見る | ||
○小川勝也君 法改正後どんな姿になるのかちょっと見えない部分もあるわけでありますけれども、冒頭申し上げましたとおり、歴史と伝統に基づいて商取引が行われてきた市場でありまして、そして世界の中のすばらしい日本の財産でもある制度だと認識をしています。しかし、時代とともにそのニーズが多様...全文を見る | ||
○小川勝也君 規制緩和の流れは避けて通ることができないというふうに冒頭から申し上げておりますけれども、まだまだ心配な点が多々あります。 最後に、大臣にお伺いをいたしますけれども、何度も申し上げておりますとおり、今回農水省から提出されました規制緩和の流れという卸売市場法には賛成...全文を見る | ||
04月15日 | 第159回国会 参議院 環境委員会 第7号 議事録を見る | ○小川勝也君 民主党案ではそのような期限を区切っておりませんので、生物多様性への影響の有無についてしっかり結論が出るまで審査を行うことを想定しております。 |
○小川勝也君 御指摘のとおり、政府案においては六か月以内に生物多様性への影響についての知見が完璧にそろわないケースも十分にあり得ると思います。そのような場合におきましては、もし仮に輸入を認めるといたしても、知見が十二分にそろうまでの取扱いには御指摘のように一定の制限や条件を加える...全文を見る | ||
04月20日 | 第159回国会 参議院 農林水産委員会 第12号 議事録を見る | ○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。 私も、かつて馬券をちらほら買ったこともありますけれども、最近はお小遣いもままならないんで、とんとごぶさたをしております。 そんな中で、選挙区が北海道ということもありまして、馬産地を抱えておりますし、ほかの地域よりも競...全文を見る |
○小川勝也君 今改めて数字を聞きましたら、大変な金額だろうというふうに思います。そして、畜産という中にいわゆるこの軽種馬農業がなかなか入ってこないわけであります。また、この農業というそのカテゴリーの中で、軽種馬の育成、生産というのがどんな状況にあるのか、この議論はまた後でさせてい...全文を見る | ||
○小川勝也君 何とか頑張ってみようかというところが増えるような指導をしていただきたいというのが思いであります。 と申しますのも、この生産の現場から理解をいたしますと、いわゆる競馬場が少なくなるということは必要とされる馬の数が減るということであります。このことは、いわゆるこの国...全文を見る | ||
○小川勝也君 あらゆる可能性を探ってしっかりと支援をしていただきたいというふうに申し上げておきます。 今の答弁の中にもありましたけれども、この軽種馬農業という位置付けがかなり分かりにくいわけであります。日高地方に行きますと軽種馬農業協同組合というのがありますので、これは紛れも...全文を見る | ||
○小川勝也君 産地もいろんな努力をしております。例えば国内でのパイが大きくならないということで外国に目を向けて、例えば韓国とかシンガポールに競走馬を輸出したり、頑張っているところであります。しかしながら、大変輸送コストが諸外国の例に比べて非常に高い、こういった悩みも抱えているとこ...全文を見る | ||
○小川勝也君 担当部署を中心にコスト面しっかりウオッチをしていただきまして、なるべくその輸出の環境が整備されるよう御努力をいただければと思います。 それから、馬主になっていただく方がこれは増えないと駄目なわけであります。昨年度でしたか、一部内容を変えていただきまして、今までよ...全文を見る | ||
○小川勝也君 答弁、一言でいいですけれども、税制についても引き続き頑張ってくれますか。 | ||
○小川勝也君 あと、地方の主催者側もいろいろ頑張っていると聞いています。今回の要件緩和で様々な工夫が地方の主催者ができるようになろうかと思います。例えば上山競馬場では、だれだれさんの誕生日記念レースなんというようなこともやっておったよというふうに聞いています。 それはともかく...全文を見る | ||
○小川勝也君 時間がなくなってきましたのでちょっと慌ててやりますけれども、JRAも様々な形でコストの削減、あるいは一部リストラも進んできたというふうに聞いています。しかしながら、設備投資も大きかったものですから大変だろうというふうに思いますけれども、更なるJRAの経費削減について...全文を見る | ||
○小川勝也君 最後に大臣に一言お伺いをするわけでありますけれども。 産地も大変であります、しかしながら、多大な貢献をしてきた日本の競馬システムでありますし、これは農業、産業、娯楽というよりも世界に共通するすばらしい文化でもありますので、何とか、厳しい中にあっても、やめるところ...全文を見る | ||
05月18日 | 第159回国会 参議院 農林水産委員会 第16号 議事録を見る | ○小川勝也君 新たに当委員会の理事に就任をさせていただきました民主党・新緑風会の小川勝也でございます。 この三法の審議も三日目ということでございまして、会派としての考え方からいたしますと、法律は一本一本丁寧に審議をするという建前でございますが、今回は同じ農林水産省経営局から提...全文を見る |
○小川勝也君 重ねて局長にお伺いをしたいと思いますが、この経済あるいは流通の変化というふうに考えますと、これは自由主義経済の中で競争するわけであります。もう既にショッピングセンターや飲食店等があっても、更に競争が促進されている現在にあります。さらに、その新規出店のニーズというのが...全文を見る | ||
○小川勝也君 農地法の考え方というのは、その趣旨は一〇〇%私は理解できると思います。農地はだれのものかという議論も後でさせていただきたいと思うわけでありますけれども、国民が飢えないために、しっかりと食料を供給されるために、これが国家がその農地をしっかりと守っていかなければならない...全文を見る | ||
○小川勝也君 次に、改良助長法に関して質問をさせていただきたいと思います。 私は北海道の出身なわけでありまして、実家は人口が四千数百人の小さな町にございます。私も子供のころからその町で暮らしておりまして、この普及所あるいは普及員という言葉をよく耳にしていました。子供ながらにし...全文を見る | ||
○小川勝也君 大臣の御認識もいただきました。 北海道は、北海道民はよく言うわけでありますけれども、日本の食料基地である、こんな言い方もさせていただくぐらい、やはり食料生産の根幹である、根幹の位置を占めているという、そういう自負があります。 それと同じように、今回のこの法律...全文を見る | ||
○小川勝也君 時代が時代ですので、消費者のニーズにこたえる農業というのが求められているわけでありますので、今後、この法改正を機に、そういった方面で大きな変化が起こるように期待をするところであります。 しかしながら、先ほど申し上げました農業の本体、本論の部分、国民の食料の確保、...全文を見る | ||
○小川勝也君 この若干の法改正によって普及センターの必置規制が外れていくわけであります。そして、各県や各産地が様々な新たな試みや努力をしていくというふうになっていくんだろうというふうに思います。 この後、家畜伝染病予防法なんかもこの委員会で審議することになっていますが、最近の...全文を見る | ||
○小川勝也君 今、局長から御答弁をいただきました。普及、指導ということに関しまして申し上げますと、やはり生産者の方々とのコミュニケーション、この経験というのがやっぱり一番大事だろうというふうに思うわけであります。必置規制が外れましても、センター長にはできる限りその経験を持つ人にな...全文を見る | ||
○小川勝也君 新しいニーズをしっかりと求めていくというのも大事だろうというふうに思います。私のこの旧来型の考えでいいますと、普及員さんの仕事というのは、いわゆる試験場との連携が密で、この方策で生産をすると収量が上がる、生産効率が上がるという歴史だったろうというふうに思います。この...全文を見る | ||
○小川勝也君 様々な観点から、改正後の再スタートがうまくいくように、様々な観点で応援をさせていただきたいと思います。 続きまして、青年就農促進の法律に関して質問をしたいと思います。 様々な課題が我が国農業にもあるわけでありますが、一つは、耕作放棄地が増えているのではないか...全文を見る | ||
○小川勝也君 この青年就農促進の法律というのは、農外からの参入者をもってこの危機的な状況を何とかしようとする法律だろうというふうに思いますけれども、大変未来は厳しいというふうに私は見ているわけであります。農業人口の中で高齢者の占める割合が高くなってくる、そして耕作放棄地も増えてい...全文を見る | ||
○小川勝也君 今この法律改正の中で、できるだけ農外から意欲のある青年を農業にということだろうというふうに思いますが、私はまだまだ依然としてその間口は狭いというふうに認識をしています。そして、農地法の理念もよく理解しているつもりでありますので、あだやおろそかにいろんな人に農地を任せ...全文を見る | ||
○小川勝也君 質問をさせていただきましたけれども、大変これは難しい課題だろうというふうに思っているところであります。できれば、意欲があってやる気があって能力がある人はできる限り就農の道を広げていただきたいなというふうに思うわけであります。私も、残念ながらもう青年ではありませんけれ...全文を見る | ||
○小川勝也君 私は、ただいま可決されました農業委員会等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 農業委員会等に関する法律の一部を改正する法律案...全文を見る | ||
05月18日 | 第159回国会 参議院 法務委員会 第17号 議事録を見る | ○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。 大変貴重な公述人からの参考意見を伺いまして、大変勉強になりました。四人目の質問になりますので、本当は人はいいんですけれども、ちょっと曲がった質問などもさせていただきたいと思います。 まず最初、松田公述人にお伺いをした...全文を見る |
○小川勝也君 続いて、いろいろな質疑の中で名前の出てきました裁判官、これ職業的な判事さんのことでありますけれども、実は角田委員は佐藤公述人や田岡公述人の先輩に当たりまして、我々の民主党・新緑風会の中にはいわゆる裁判官を経験した仲間も二人おります。すばらしい仲間でありますけれども、...全文を見る | ||
○小川勝也君 時間も限られていますが、ちょっと難しい質問を遠藤公述人と天野公述人に一言ずつお答えいただきたいんですが。 裁判員制度、いかに国民に理解を得るかというのが今後の課題だろうというふうに思います。それと、我々の立場において言いますと選挙がありまして、投票率がまあ一部特...全文を見る | ||
05月25日 | 第159回国会 参議院 農林水産委員会 第17号 議事録を見る | ○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。羽田雄一郎委員に引き続いて質問させていただきます。 本年の一月から二月にかけまして、山口県、大分県、京都府で鳥インフルエンザの発生がありました。山口県でいうと、一番最初でありますので、七十九年ぶりということであります。東南...全文を見る |
○小川勝也君 この反省というか、どう次に生かすかということは非常に大切だと思うわけでありますけれども、大変だったと思いますその担当局長から何か補足ありますでしょうか。 | ||
○小川勝也君 発生原因の中に渡り鳥説というのもありまして、食の安全というのがここ近年のこの委員会での大きなテーマにもなってまいりましたけれども、その安全を確保するためには、できるだけ自給率を高めて、国内で安心、安全な作物や畜産物を我が国の国内で供給してもらって、国民が安全な食生活...全文を見る | ||
○小川勝也君 えさのことについては様々な観点からしっかりとウオッチをしていただくように要請を申し上げたいというふうに思います。 大臣とちょっと哲学的な論争を、あるいは考えをお聞かせ願いたいと思うわけでありますけれども、口蹄疫からBSE、そして今回の鳥インフルエンザ、つながりは...全文を見る | ||
○小川勝也君 その安全、安心は一番大切なわけでありますけれども、何が安全で何が安心なのか、例えば病気にかからなければ安全なのかという議論がもたげてくると思います。 例えば、これは家畜ではなく人間の医学というふうに考えますと、やはりいわゆる西洋医学、手術が進歩いたしました。それ...全文を見る | ||
○小川勝也君 続きまして、この鳥インフルエンザが発生した後、緊急の予算対策、様々話は伺いました。それから、次年度に向けての予算編成上の措置、様々あろうかと思いますけれども、その方向性についてお示しをいただけたらと思います。 | ||
○小川勝也君 渡り鳥が原因だったかどうかというのは分かりませんけれども、善意のいわゆる養鶏農家が、そこから発生をして大変な思いをするわけであります。精神的な苦痛はこれ、計り知れないわけでありますので、いわゆるところの経済的なその部分はしっかりと補償、補てんできる体制が望ましいとい...全文を見る | ||
○小川勝也君 ウインドーレス鶏舎に対する評価というのはいろいろあろうかと思います。今も局長から、何が何でもということではないという、そういう言い回しもありました。 実は、最近のこの養鶏の在り方については、非科学的なところで相当強い思いを持っている一人であります。 実は、こ...全文を見る | ||
○小川勝也君 大臣の御答弁の中のフレーズに、生産性だけを追求するということに若干の問題があるのではないか、そういった表現がありました。 私の持論でもあります。農業とその生産性だけを追い求めるということは相入れないんではないかと私は常々思うわけであります。どんどんどんどん効率や...全文を見る | ||
○小川勝也君 先ほど大臣からもバランスが大事だという、そういうお答えもいただきました。ある一方では安定供給ということも必要でありましょう。そして、その前提に安全、安心というワードが当然付随しています。それと同時に、やはり歴史的に我々人類が歩んできた農業とか生命を維持するということ...全文を見る | ||
06月03日 | 第159回国会 参議院 農林水産委員会 第19号 議事録を見る | ○小川勝也君 羽田委員に引き続きまして質問させていただきます。民主党・新緑風会の小川勝也でございますが。 実は今回、農協法の改正の審議に際しまして、農協というのは余りにも身近で、私も農村部の出身でありますので、よくなじんでいるつもりであったのに、実は何も分かっていないというこ...全文を見る |
○小川勝也君 組合員数が五百二十万で、職員数が二十七万、貯金量が八十二兆円ということであります。規模がどういう数字なのかというのも、これ想像も付かないわけでありますけれども、例えば諸外国のこの農業協同組合的組織あるいは系統組織等、我が国のこの特異な形態との比較、どういった第三者的...全文を見る | ||
○小川勝也君 これだけその規模が大きくて、いわゆるところの農業協同組合法に基づく、いわゆるところのこのJAを中心とした系統組織に匹敵する競合組合が大きなものはないわけでありますので、基本的に、独占禁止法的疑いというのが様々な事業やあるいは取引の関係で出てくるんだろうというふうに思...全文を見る | ||
○小川勝也君 この辺はまた次の機会も時間を割いて質問をしてみたいと思います。 その次に、いわゆる信用事業、お金のことについてちょっとお伺いをしたいと思います。 まず最初に、大手行、大銀行、メガバンクでさえも大変厳しい御時世で今を迎えているわけであります。農協の信用事業、系...全文を見る | ||
○小川勝也君 今、答弁の中にありましたJAバンクシステム、これがしっかりとその機能を果たしていると言えるかどうか、お答えをいただきたいと思います。 | ||
○小川勝也君 せっかくペイオフも延期されたわけでありますので、しっかりとこの対策を取ってもらうというのは当たり前のことだろうというふうに思います。 それで、通告をしてあるんですけれども、多分お答えをいただけないんじゃないかという難しい質問を用意させていただきました。さっき七十...全文を見る | ||
○小川勝也君 農家の方々が経営を工夫されて、生業でしっかりもうけてJAバンクにたっぷり貯金をしていただくのは、これうれしいことなんでありますけれども、ちょっとやっぱり不動産経営に軸足を置いている組合員、あるいは土地売却によってもういわゆる億万長者になられた組合員、当然中に入ってい...全文を見る | ||
○小川勝也君 圧倒的な大きな影響を及ぼした事柄だったというのは間違いないことだろうというふうに思います。 そんな中で、当然、健全という言葉がこれ重要なわけでありまして、それとやはりディスクローズ、このことも非常に重要になってくるんだろうというふうに思います。健全な、そして開か...全文を見る | ||
○小川勝也君 今、職員数のところでお答えをいただいたわけでありますけれども、いわゆる農協段階や県段階での職員数は減っているにもかかわらず、全国段階のところが若干増えているというデータを持っております。これは、データ上のことなのか、何か理由があってのことなのか、分かったらお答えをい...全文を見る | ||
○小川勝也君 次に、農業協同組合法に基づいたJA系統以外の農業協同組合について、歴史的、現在までに至る間にどのような動きや設立、そして活動が行われてきて、今後どのようなことを期待をされておられるのか、お答えをいただきたいと思います。 | ||
○小川勝也君 対消費者、対農業経営者という両方の局面に際しても、結局、サービスの向上というのはどういう観点から起こるかといいますと、これは競争から起こるわけでありまして、いわゆるライバルがいるということが一番大事だというふうにいわゆる自由主義社会の中では言われているところでありま...全文を見る | ||
○小川勝也君 今の答弁で思い出した言葉があります。ネギのセーフガード発動のときに、例えば海外から安い野菜が入ってくる、でも、我々生産者は中国で作ったら安いだろう安い生産資材を使えない、この辺不公平じゃないか、どうなっているんだということを伺ったのを今思い出したところであります。 ...全文を見る | ||
○小川勝也君 これは多分とても把握できない数字だというふうに伺っています。 先ほどの続きで言いますと、結局、系統グループ全体で、まあ決算は連結していないと思いますけれども、すべての従業員を養っていく。そして、系統の中にも、今はどうか分かりませんけれども、若干の天下りなんという...全文を見る | ||
○小川勝也君 時間もなくなってまいりましたので本日のまとめに入りたいと思いますけれども、農林水産省と農協系統、今後どういうお付き合いをされていくお考えでしょうか、お伺いをしたいと思います。 | ||
○小川勝也君 再確認をさせていただきますが、かなり信用、金融の部分で問題を抱えていた単協が幾つか存在しておりました。そして、今、九百四になって相当自信を持っているというふうな雰囲気の答弁をいただいたわけであります。現在の単協、農協の中でいわゆる金融的に不安を持っているところはない...全文を見る | ||
○小川勝也君 最後、大臣にお答えをいただきたいわけでありますけれども、様々な時代と歴史をくぐり抜けてこの農協、そして系統システムが今に至っています。そして、今局長からも答弁がありましたように、農林水産省との関係も若干変化を遂げていくんだろうというふうに思っています。 これは大...全文を見る | ||
○小川勝也君 終わります。 | ||
06月10日 | 第159回国会 参議院 農林水産委員会 第20号 議事録を見る | ○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。 羽田委員に続きまして質問させていただきますが、最後の方にこの法案の締めを申し上げたいと思いますけれども、その前に喫緊の課題として、林業における労働災害の問題についてお伺いをしたいと思います。 資料を今お配りをさせてい...全文を見る |
○小川勝也君 厚生労働省にもおいでをいただいております。 労働災害の中におけるこの林業災害の度数が増えていることについて、どのような分析をされておられますか。 | ||
○小川勝也君 両者にともにお尋ねをしたいんですけれども、これだけ目立った数字が挙がっているということになりますと、何らか原因がもうそろそろ類推できていなければおかしいと思うんですが、例えば、大変言いにくいこともあるかもしれませんけれども、思い当たる節があったら教えていただきたいと...全文を見る | ||
○小川勝也君 そういうのをふざけた答弁というんだと僕は思いますよ。十四年まではしっかり注意していたけれども、平成十五年になったらみんな気が緩んだのか、そんなことはあり得ないでしょう。山の作業のときには虫が飛んでくると。平成十四年まではハチはいなかったけれども、平成十五年になったら...全文を見る | ||
○小川勝也君 ということは、平成十四年まではしっかり訓練した人が作業に就いていたけれども、平成十五年からは訓練の少ない人が作業に出たということになるんですか。ちゃんと答えてください。 | ||
○小川勝也君 いずれにしてもお答えになっていないというふうに思うわけであります。 類推でいうと、どういうことが考えられるかというと、例えば労働力の質が低下しているんではないかと、こういうことだろうというふうに思います。そういうことは多分申し上げにくいことだろうというふうに思い...全文を見る | ||
○小川勝也君 今の大臣の答弁を踏まえて、長官にお伺いをしたいと思います。 一つは、まずこういう情報の分析を含めたいわゆる労働省の労災部局との連携について。それともう一つは、新規就農者への訓練、トレーニング、教育、この分野についてどういうお考えがあるのか。それから、一度山に入っ...全文を見る | ||
○小川勝也君 大臣にもう一言いただきますけれども、これは当然のことながら、命を失う人はあってはならないというのは、これは大前提でありますし、新しい林業技術者、森林技術者というのは我々の国にとって必要なことなんで、本当に訓練が必要であればその充実をさせていかなければいけませんし、そ...全文を見る | ||
○小川勝也君 次の議題に入りたいと思いますが、厚生労働省の方は結構です。 次は鶏肉の輸入の質問をしたいと思いますが、私のところに持ち込まれた事例というのは、タイで鳥インフルエンザが発生したので日本に鶏肉を輸出できなくなりました。その後、しっかりと検査をして大丈夫なものだけ輸出...全文を見る | ||
○小川勝也君 言葉じりをとらえる、揚げ足を取るつもりはないですけれども、後先というのは、先に検査を受けられたところと後に検査が遅らされたところに分かれることを言うんであって、後の方の検査は済んだんですか。 | ||
○小川勝也君 後先というぐらいなら文句は出ないんですよ。先の方だけずっと進んでしまって、後の方は解決のめどが立っていないから文句が出ているんじゃないんですか。こういうのは不公平じゃないんでしょうか。 | ||
○小川勝也君 だから、相手国のリストに基づいて、後先の先の方は検査が済んで日本に輸出が再開されているけれども、後先の後になったところは音さたなく、再開のめどもなくずっと待たされているわけでしょう。それはどうなんでしょうか。 | ||
○小川勝也君 今の家禽の問題だけではなくて、偶蹄類の方も滞っていると。今、私がお話し申し上げたのはタイの話であります。世界にもこういうふうにいわゆる検査待ちをしておるような国はあるんでしょうか。 | ||
○小川勝也君 行き掛かり上申し上げますが、なるべく早く検査できるようにしてください。 | ||
○小川勝也君 実は、こういう言い方しましたけれども、今日、私が申し上げたいことはそういったことではありません。輸出業者の経済的利益も大切でありますけれども、一番大切なのは日本の国民が安全な食品を口にするということであります。今日も出てくるときにテレビでやっておりましたのは、韓国産...全文を見る | ||
10月20日 | 第161回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○小川勝也君 おはようございます。民主党・新緑風会の小川勝也でございます。 参議院選挙が終わってから初めての国会がやっと開かれました。この臨時国会でのこれまで決まりました日程によりますと、民主党・新緑風会からは八人の質疑者を立てて、小泉総理始め閣僚の皆さんに厳しく様々な観点か...全文を見る |
○小川勝也君 総理が初めて総理大臣になられたときは国民が大きな拍手喝采をいたしました。私どもも参議院本会議で初めての演説を聞いたときに若干感動いたしました。そのときは、やはり総理の発言が歯切れが良くて分かりやすかったんですね。ところが、昨日、おとといの衆議院の予算委員会の答弁を聞...全文を見る | ||
○小川勝也君 小池大臣とちょっと目が合いましたのでお伺いをしたいと思いますが、この度重なる台風、それから気象のこの異常さ、地球環境問題、自然破壊問題と密接に結び付いているというふうに言われています。環境大臣が今念頭におられている、そんな思いを答弁していただきたいと思います。 | ||
○小川勝也君 地球環境問題への取組、総理の施政方針演説にもございました。京都議定書の問題だけではなくて、国民に向けたメッセージを総理から一言発していただきたいと思います。 | ||
○小川勝也君 いよいよ政治と金の問題に移るわけでありますが、こういうスキャンダラスな余り取り上げたくない話題が政治の場面にとどまっていないんですね。コクドをめぐる問題も大変大きな問題だと認識します。 伊藤大臣、今日までのところでコメントできることありましたらお答えをいただきた...全文を見る | ||
○小川勝也君 伊藤大臣。 | ||
○小川勝也君 今、通告していませんでしたので。 それでは、パネルをちょっと用意していただきたいと思います。(資料提示) 衆議院での委員会をくぐられてきた閣僚の皆さんにはもう、あっ、またかというふうに思われるかもしれませんが、国民の皆さんにはしっかり御説明をさせていただきた...全文を見る | ||
○小川勝也君 一般論でいいんです、用語の説明ですから。 | ||
○小川勝也君 余り上手な整理じゃなかったという声が飛んでいますけれども、国民の疑問は、橋本さんが受け取ったとされて、滝川責任者の方にお金が渡っているんです。これ、お金がどういうふうに渡ったかというふうに分からないと、その滝川氏は立件できないんじゃないかと思うんですが、橋本氏は受け...全文を見る | ||
○小川勝也君 橋本さんが受け取っていないケースも想定しているんですか。 | ||
○小川勝也君 これね、常識的に考えていただければ分かるんです。空を飛んで一億円の小切手は来ないんですから、だれかが受け取って運ばなきゃ滝川さんのところに行かないわけでしょう。で、なぜそういう分からない結果を残してしまうのかというふうに疑問に思うんですよね、国民の皆さん。もっと分か...全文を見る | ||
○小川勝也君 その件はまた後で言いますけれども、問題は、橋本さんが受け取ったとされているのになぜ村岡さんが起訴されたかということです。これ、南野大臣、どういうことなんでしょうか。 | ||
○小川勝也君 分かりやすく言えば、もらったことは罪にならないわけですね。 | ||
○小川勝也君 記載しなかったのでこういうことになりますよということですね。だから、もし受け取っても記載をしていれば罪にならないんでしょうと聞いているんです。 | ||
○小川勝也君 村岡氏はもらってもいないのになぜ起訴されるんですか。 | ||
○小川勝也君 だから、事実を記載しなかったから罪に問われたということでしょう。 橋本総理は、もし受け取ったことになったら何か罪に問われるんですか。 | ||
○小川勝也君 難しい説明をしても駄目なんですよ、分かりやすく聞いているんだから。 大臣、ちょっと答えてください。 今回のこの事件は、もらったことを罪にしているんじゃなくて、不実記載が罪になっているという、そういうことでしょう。 | ||
○小川勝也君 だからですね、こういうところは政治家同士で議論しなきゃ駄目なんですよ。そういうことなんですよね。 じゃなぜ、記載をしとけば問題がないものをなぜ記載しないんだろう。なぜ記載しないかが、これがこの国会のテーマなんですよ。これは大臣分かりますよね、南野大臣、なぜ書けば...全文を見る | ||
○小川勝也君 これは残念ながら局長には絶対答弁できないことなんですよ。 それで、南野先輩もこの世界におられるんだったら分かるに決まってるじゃないですか。それは領収書の要らない金が欲しかったんじゃないんですか、平成研は。そのぐらい分かるじゃないですか。 | ||
○小川勝也君 一応ですね、これは滝川氏のコメントなんですね。で、まあ派閥を維持するというのは大変なことだと。それで何が求められているのかというと、裏の金が必要だと、こう言っているんですね。なぜかと。例えば選挙のときに所属メンバーにそれは選挙資金を渡すけれども、その選挙の強い人もい...全文を見る | ||
○小川勝也君 清和会に所属をしておられて、当選回数が増えてどういうふうになったか分かりませんけれども、もち代とかちゃんといただいたときにはきちっと報告しているということですね。 | ||
○小川勝也君 いや、どのように処理しているのか私分かんないんですよね。というのは、これ、清和会の報告書に全然そういう記載がないんですよ、どうして。清和会から出ていないのにどうやって処理しているんですか。 | ||
○小川勝也君 平成研か清和会かは別にして、自由民主党はうらやましいことに氷代、もち代という習慣があると聞いていました。 それで、それがちゃんと、きちっと政治報告書に載せれば何の問題もないわけです。それをきちっと処理していますかというふうに聞いたら、適切に処理しておられるという...全文を見る | ||
○小川勝也君 清和会の会計のことを伺っているのではありません。清和会から正規のルートで流れているお金をきちっと処理しておられるのかどうか、これは南野大臣の政治資金団体であり、それは政党総支部の方できちっと処理しているかどうかというふうに聞いている。 | ||
○小川勝也君 総理、平成研のことは平成研のことだから私には関係ないというふうに言いました。清和会の会長をお務めいただいていた時期もあるやに聞いています。清和会での会計処理はどういうふうに行われていましたか。 | ||
○小川勝也君 この清和会の報告書によりますと、いわゆる各議員の政治資金管理団体やあるいは政党総支部にそのお金を支出したという記載がないんですね。結局、その領収書の要る金、あるいはそれ以外の金というのがこの世界で混在しているということじゃないんですか。 ですから、私が申し上げた...全文を見る | ||
○小川勝也君 かつて、小泉総理はもう政治経験も非常に長い、かつて今よりも緩やかな時代がずっとありました。政治家も、個人のお金や後援会のお金や、あるいは政治資金管理団体などという概念がない場合はどんぶり勘定だったし、派閥の親分からもらったお金で領収書書きますかなんという文化はなかっ...全文を見る | ||
○小川勝也君 透明性と公開性というのがこの法律の趣旨でありまして、これはやっぱり民主主義の根幹にかかわる問題なんです。政党政治というのが民主主義の根幹であるとするならば、その政治資金も民主主義の根幹であります。ですから、政治の主役である国民がいつも監視をし批評できるその対象になけ...全文を見る | ||
○小川勝也君 政治資金規正法の改正の話をこれからいたしますが、その前提条件として、昨日行われました衆議院予算委員会での議論の中で、平成研の問題、この事実解明の責任者は自民党の中のどなたかという原口委員とのやり取りがありました。 改めて総理にお伺いをいたしたいと思います。 ...全文を見る | ||
○小川勝也君 私は、今、滝川氏のコメントを基に、あるいは様々なその情報を基に、裏のお金が必要だったという、こういう情報もいただいています。これをなぜ平成研に矮小化できるのか、私は不思議でなりません。平成研の方々が本当かわいそうだと思います。 尾辻大臣、これは平成研だけなんです...全文を見る | ||
○小川勝也君 平成研だけが裏金をがばがば集めて、ほかの派閥は全くきれいだというふうに言い切れないと思いますよ。これは、総理、もう一回答弁してください。 | ||
○小川勝也君 その答弁はちょっと面白くないですね。 じゃ、もう一回追及します。 なぜ、報告書に書けば罪にならないものを、元官房長官までお務めになられた方を犠牲に出さなきゃいけないことが起こってしまったのか。これは、領収書の要らない金、報告書に記載しないお金が必要だったとい...全文を見る | ||
○小川勝也君 尾辻大臣、申し訳ないです。平成研に所属でしたか。そうですね。 あの、私が言ったことはちょっとお答えいただきにくいかもしれませんけれども、ほぼそれ以外にこの事件が起きた理由ないんですよ。ちょっとお答えをいただきたいと思います。 | ||
○小川勝也君 じゃ、この場で、大人の政治家同士の話をすれば分かる話なんです。どうしても分かんないことになったら、どうしても分かんないということになったら、御本人同士に来てもらうしかないですね。 改めて、改めて、委員長、橋本総理あるいは村岡元官房長官を始め、この場で白黒付けても...全文を見る | ||
○小川勝也君 問題は、これ、平成研だけの問題ではありませんで、今、今国会の最大の争点はこの迂回献金と呼ばれる問題だと思います。これ、パネルもう作ってまいりました。(資料提示) なぜ迂回献金と呼ばれるか、もう言うまでもありません。政治家個人への企業、団体からの献金が禁止されてい...全文を見る | ||
○小川勝也君 企業、団体から国民政治協会並びに、あるいは経由して自由民主党には多数のお金が入っています。そして、政治家にはそれぞれにたくさんお金が渡っています。これも変な話ですけれども、一律じゃないんですね。ある人はたくさん、ある人は少し。これはどういうふうにその差が付いたと想定...全文を見る | ||
○小川勝也君 これは検察の内部の方が言っているんですけれども、結局、たくさんの企業から、団体からお金が入って、政党支部から政治家にたくさんそのお金が出ていくと。迂回献金を立件できるところまでは行っていないけれども、それに類似した、あるいは推察されるところはたくさんあるというふうに...全文を見る | ||
○小川勝也君 じゃ、法務大臣にお伺いいたします。 自由民主党事務局長が参考人として何回か呼ばれているようでありますが、捜査状況はどうでしょうか。 | ||
○小川勝也君 民主党が告発をいたしました案件について、捜査状況と偽造領収書の存在を確認したかどうか、御答弁をお願いしたいと思います。 | ||
○小川勝也君 もう一回、パネルをお願いしたいんですが、このバツの付いている献金の流れというところを通らないで政治家にお金が渡りますと、例えば受託収賄、あっせん収賄、あっせん利得罪の構成要件を満たさないことになってしまいます。これは正に、政治資金規正法その他の法律が骨抜きになってい...全文を見る | ||
○小川勝也君 政治資金規正法は、総理が言ったとおり、しっかり一人一人が守るべきだ、ただし、時代に合致しなくなったり、新しい概念が出たときには改正すべきだというふうに考えます。 総務大臣と幹事長に総理が御下問をされたというふうに伺っていますが、どういう内容で指示をされましたか。 | ||
○小川勝也君 この迂回献金の構図というのは立件できないだけでありまして、ほぼブラックボックスとされているんですね。 公明党から入閣されている北側大臣、政治に対しては大変クリーンな歴史を持つ公明党の大臣としては、今国会の改正というのは重要だと思いますが、どういう御認識でおられま...全文を見る | ||
○小川勝也君 上限とか政党間の移動の禁止のほかに、この迂回献金をいかに透明化させるかということが一番の重要な点だと思います。 まず、広く薄くと総理、所信表明でも申されました。広く薄くの薄くというのは幾らぐらいまでのことを言うか、感覚的に教えていただきたいと思います。 | ||
○小川勝也君 あと、政治資金規正法の第一章も御参考までに読んでいただきました。国民が分かるようにするということは、ブラックボックスはなくすべきだと思いますが、その点、総理のコメントを改めてお願いしたいと思います。 | ||
○小川勝也君 時間になりましたのでこの辺にとどめますが、国民に大変痛みを押し付ける改革を実行されている内閣でありますので、それを国民に押し付ける側が余りいい加減なことをやっていたのでは、しっかり国民から支持を得られないと思います。 政策の議論の前に、今国会でしっかりとした政治...全文を見る | ||
11月18日 | 第161回国会 参議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也です。 今年は台風がたくさん上陸をいたしまして、私のふるさと北海道にも数個上陸をいたしました。一言で言えば、台風がめったに上陸しない地域でありますので備えが薄いという点も一つあるでしょう。それと、私がやっぱり感ずることは、日本全体あるい...全文を見る |
○小川勝也君 実は、この質問を島村大臣にお尋ねしたいというふうにレクに来てくれました農林水産省のスタッフの方にお伺いしたら、地球温暖化問題は環境省ですね、こう言われました。これはふざけるなという話です。農林水産業とこの我々の気象、気候、どのぐらい密接に関係しているか。まず、その地...全文を見る | ||
○小川勝也君 輸入そば粉が非常に多い中で、北海道地域、長野県もありますけれども、も頑張っています。 そんな中で、都内など、そば屋さんに行ってうれしいなと思うのは、幌加内産そば粉使用あるいは北海道産そば粉使用、こういうポスターを見ますとうれしくなるわけでありますけれども、私が見...全文を見る | ||
○小川勝也君 先ほどの北海道の中で見聞きした話に戻りますが、ビニールハウスがほとんど飛ばされておりました。ということは、ハウスもいろんなタイプがあるんですが、骨にビニールが掛かってビニールをはがせなかったそのハウスは、その躯体がぐにゃぐにゃに曲がってしまって使い物にならなくなるわ...全文を見る | ||
○小川勝也君 北海道においては委員長が一番御存じなんですけれども、豪雪もありましてハウスが押しつぶされてしまったという、その被害の後にこの災害も起きました。 一般的にこの共済制度も様々な作物、品種ごとにあります。そのほかに、次年度の営農のために融資を有利な条件でできるという様...全文を見る | ||
○小川勝也君 一定程度のルールは当然必要でありますけれども、できればそのときの状況にフレキシブルに対応できるシステム作りが必要なのではないかなというふうに思います。モラルがハザードしてしまえばこれは困るわけでありますけれども、なるべくかゆいところに手が届く、そういった農政になって...全文を見る | ||
○小川勝也君 都道府県の担当者にちょっと聞いていただければというふうに思います。 今も話に出ました林業系、林、森林も今回大変な被害を受けました。私は当然のことながら素人でありますけれども、施業がしっかり進んでいない部分で倒木が多く出るんじゃないかというふうに思います。私が通っ...全文を見る | ||
○小川勝也君 全国の森林被害の面積と額をいただきました。面積は広大なんですけれども、金額はそれほどでもないと。これは、それほどでもないというのは、巨大な数字でありますけれども、材価が安いということになっているんだろうというふうに思います。そうしますと、国有林はしっかりと長官に施業...全文を見る |