小川勝也

おがわかつや



当選回数回

小川勝也の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第164回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○小川勝也君 迫力ある野村委員に引き続いて、今日のテーマについて質問をさせていただきますけれども、後でしますけれども、少し私、個人的に関心あるテーマについてお時間をちょうだいしたいと思います。  実は、知床半島で海鳥の大量死が発見をされまして、いろいろと懸案事項が多々ある場所で...全文を見る
○小川勝也君 例えば炭鉱などで酸素の量をカナリアが教えてくれるなんということがあるように、例えば「沈黙の春」に象徴されるように、鳥が我々の未来を教えてくれるということになるんではないか。化学物質、地球温暖化、この目まぐるしく激しく変わる気候、気象、そんなことも大変研究の材料として...全文を見る
○小川勝也君 そして、アムール川の化学物質でありますが、オホーツク海は流氷が有名でありまして、流氷はオホーツク海にプランクトンを連れてきてくれる、だからあの周辺は好漁場になっているわけであります。その源は、アムール川、そしてその奥にあるシベリアを中心とした森林、この恵みを、アムー...全文を見る
○小川勝也君 今、最後に御答弁いただきましたように、連携を取って情報を共有しながら監視体制を続けていただければ有り難いというふうに思います。  それで、もう一つの懸念でありますサハリンの油田開発、もう一つの特殊的事情というのは、ロシアのタンカーの老朽化ということでありまして、我...全文を見る
○小川勝也君 地元住民との連携もしっかり、あるいは自治体との連携もしっかり取っていただきたいということを要望したいと思いますが、その中でやはり一番関心が高いのは漁業関係者だろうというふうに思います。漁業関係者との連携等について、水産庁からこのことについても一言お願いしたいと思いま...全文を見る
○小川勝也君 それでは、本題に入らさせていただきたいと思います。  十八年度の答申内容が出まして、ほぼ昨年並みということで、一番心配をしておった点は限度数量の点であります。前々からこれは大変厳しいぞという話を聞いておりましたので、ほっとしたわけではありませんけれども、限度数量二...全文を見る
○小川勝也君 私の思いも御理解をいただけるんだろうというふうに思います。  例えば、今回の牛乳の話だけではなくて、例えば政府が今提案をしております新たな経営所得安定対策でも、例えば集落営農とか規模要件とか、もっともっと効率的な農業をしようと、あるいはしてくださいというような方向...全文を見る
○小川勝也君 私の思いは、大変輸入再開は厳しいんではないかなという思いを持っているところであります。アメリカ産の牛肉を絶対に輸入すべきではないというふうに思っているわけではありませんけれども、和田ひろ子委員を始め民主党の調査団もいわゆる様々な情報を持って帰ってきてくれました。日本...全文を見る
○小川勝也君 あと、この輸入、輸出ということを考えたときに、一つの問題を提起せざるを得ないというふうに思います。それは加工食品の表示の問題であります。  これは品目ごとに様々な違いがあって、すべて私が把握しているわけではありません。しかしながら、例えばひき肉であれば表示の義務が...全文を見る
○小川勝也君 先ほどアメリカ産牛肉の輸入再開について触れましたけれども、例えば消費者が意図せずに、アメリカ産牛肉を口に入れたくないと思っている人ができるだけ入れなくて済むような表示になってほしいと私は考えています。  いろいろ考えたわけでありますけれども、一番困るのは、給食に入...全文を見る
○小川勝也君 先ほども野村委員からも指摘がありましたように、この再開というものを契機にして、国内産の牛肉、ひいては肉類全般の消費量が下がるようなことがあってはこれ困るわけでありますので、再三申し上げますけれども、食べたい人は食べられる機会があっていいと思いますけれども、食べたくな...全文を見る
○小川勝也君 中川局長にお伺いしたいと思いますけれども、例えば鶏肉の消費が大幅に落ち込んだり、鶏卵の消費が大幅に落ち込んで鶏卵がだぶついたりという事態は想定していますか。
○小川勝也君 いや、パニックになったらどんなことが起こるか分からないということで、私だけが心配しているんじゃないというふうに思いますのでしっかりよろしくお願いしたいと思います。  先ほど、稲わらの話題が出ましたけれども、私ども民主党でも様々な農業政策、食料自給政策を議論している...全文を見る
○小川勝也君 今、隣の郡司委員から、会議を開いたから自給率が上がるもんではないぞという指摘もありましたけど、私は優しいのでこれ以上突っ込みませんけれども。  これは本当に大切な点だろうというふうに思います。稲わらだけではなくて、トウモロコシや大豆の飼料部分も実はもうおぞましい数...全文を見る
○小川勝也君 これは実は北海道に非常に高いパーセンテージで発生をしているところでありまして、そして平成十年の家畜伝染病予防法の改正で撲滅疾病にこれを指定をしていただきました。撲滅疾病にするということは撲滅するということだろうというふうに思いますけれども、これ、ざっくばらんにできそ...全文を見る
○小川勝也君 今お話にありました精度が高い診断法の開発というのはどんな進捗の度合いにあるでしょうか。
○小川勝也君 この開発についてはよろしくお願いをしたいと思いますし、これはまあ口蹄疫もBSEも同じでありますけれども、患畜が発生した農家、農場の負担というのがこれ大変なわけでありまして、精神的な部分も含めて非常に厳しい状況に置かれますので、様々な補助や融資あるいはそれに係る予算の...全文を見る
○小川勝也君 生産者もしっかり協力しているようでありますので、この撲滅について今後一層の尽力をよろしくお願いしたいと思います。  生乳・乳製品の消費拡大についてお伺いをしたいと思います。  先ほど野村委員からもありましたけれども、これも話せば悲しい話でございまして、お茶に押さ...全文を見る
○小川勝也君 自分の話で恐縮ですけど、私は小学校高学年から中学校の時代までは毎日一リットル飲んでいました。ここは北海道の大臣でありますので、この機をとらえて小坂文科大臣にちょっと一言言っていただきたいんですけど、大臣、いかがでしょうか、これ。牛乳、もっと、三百ccにしてもらいたい...全文を見る
○小川勝也君 よろしくお願いしたいと思います。  チーズの方ですけれども、日本にチーズがもたらされたときに、私の方は田舎でございますので、みんな食べられなかったんだそうでありますけれども、今は、喜んで毎日食べているかどうかは別として、メジャーな食べ物になりました。  実は今、...全文を見る
○小川勝也君 チャンスを物にしていただきたいと思います。  それで、芽室というところに明治乳業が二十万トン規模のチーズ工場を造ってくれる。先ほど野村委員の質問を聞きますと、そこまで完成して、加工原料乳を芽室の新工場が使ってくれるようになると何とかなるんじゃないかという見通しであ...全文を見る
○小川勝也君 にこにこしてそんなことを言われても困るんだけれども。  三浦副大臣、今この限度数量が下がるということで、自主的生産調整をして、いわゆるところの牛にこの世の中からいなくなってもらうなど、大変悲しい措置もしておりますし、それぞれ経営規模と頭数といわゆる搾る量を計画的に...全文を見る
○小川勝也君 時間もないわけですけれども、今本当にこの生産調整といいますか、これが大変な状況にあるわけでありますけれども、日本の酪農はこれからもまだ大丈夫だというふうに中川大臣の一言の決意を伺って、質問を終わりたいと思います。
03月27日第164回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○小川勝也君 おはようございます。民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  今日は、安全がテーマということで、私の割当ては食をめぐる安全ということで時間をいただいております。  まず最初に、BSEの問題を取り上げさせていただきたいというふうに思います。  アメリカ産牛肉の...全文を見る
○小川勝也君 厚生労働大臣あっさり御答弁だったんで、全頭検査からその屠畜までの間を含めて安心だということを言っていただきたいわけですけれども、中川農林水産大臣、一言お願いしたいと思います。
○小川勝也君 日本の牛肉は安心だということを政府から答弁をしていただきたかったわけであります。  で、どうしても、やはりこの昨年暮れの輸入再開に触れなければいけないかというふうに思います。  巷間言われているのは、食の安全と外交、政治というその二つをてんびんに掛けて、政治の方...全文を見る
○小川勝也君 今、外務大臣から答弁がありまして、双方の立場というのがあります。  日本では、ここまで苦労してつくり上げてきた安全を国民に理解、認識をしてもらう仕組み、システムがございます。そして、アメリカの文化としては、多分、今政調会長時代の御苦労をお話しになられましたけれども...全文を見る
○小川勝也君 分かり合えたつもりで交渉してきたというふうに御答弁いただけなかったということは、多々反省もあるんだろうというふうに思います。  そのことによって、大変、意地悪な質問になるかもしれませんけれども、農林水産省と厚生労働省の担当者が非常に苦労したというふうにいろんなチャ...全文を見る
○小川勝也君 ある程度当たっている答弁だというふうに思いますけれども、一つだけ大事なことがあります。  いかに外交が重要でも、日米関係が重要でも、アメリカと日本の安全の基準が違っていても、日本国民の安全と生命をしっかり守っていくのが一番大事だということです。これだけは御認識をい...全文を見る
○小川勝也君 現段階で御答弁がいただけないということは、これ、いつまでたっても再々開の動きにならないということでよろしいでしょうか。
○小川勝也君 なかなか私が納得できる答弁じゃないわけでありますけれども、寺田委員長にお越しをいただいておりますので、御質問をさせていただきたいというふうに思います。  この輸入再開に向けての答申をするに当たって、委員から各種の意見がなされました。この一月、まあ輸入再開がなされて...全文を見る
○小川勝也君 多分、プログラムが遵守されるという前提が付いてたわけでありまして、これ前提が壊れたということでありますので、両方僕は取れるんじゃないかなというふうに思います。  今、大変御苦労されて同等程度のというところまで作っていただいたわけでありますけれども、アメリカ合衆国の...全文を見る
○小川勝也君 総理にお尋ねをしたいというふうに思います。  これは、ブッシュ大統領も選挙に勝ちましたし、一回の決断としてはきちっと面目を果たしたんだろうというふうに思います。そして、私たちの国の食の安全、国民の生命を守るということが一番大事であると同時に、私たちの国は、例えばミ...全文を見る
○小川勝也君 昨年、輸入再開を決めたときも、いわゆるビジネス界、いわゆる牛肉を使って商売をされる人たちは私の感想からいうと冷静だったろうというふうに思います。それは、日本の消費者がアメリカ産牛肉が入ってきたぞということで飛び付かないということを肌で感じているからだろうというふうに...全文を見る
○小川勝也君 今の御答弁を伺いますと、また、人のうわさも七十五日じゃないですけれども、こういう脊柱の混入が消費者の皆さんが忘れただろうというときを政治的に判断して決めてしまうのかなと暗たんたる思いであります。  その一つの事柄だけではなくて、少し大きな話をしてみたいというふうに...全文を見る
○小川勝也君 食品安全担当はいいです。  いずれにしても、アメリカからの牛肉を輸入する問題は大きな外交テーマの一つであることは承知をしておりますけれども、大変この安全、安心が実感できない世の中にあって、せめて食べ物ぐらいはいつでも安心して食べられる社会をずっと維持し、つくり上げ...全文を見る
05月31日第164回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  民主党は、衆議院で民主党案なるものを提出をいたしまして、政府案よりよっぽどいいぞというアピールをしたわけでありますけれども、参議院の方ではどのような審議に努めようかいろいろ相談をさせていただいた結果、今も参考人からも、あ...全文を見る
○小川勝也君 ありがとうございました。  山田参考人の参考資料の七番の米価下落が続けばというこの図を見るとぞっとするわけでございます。  今、私どもの懸念の一つが、今回のこの品目横断の施策にかまけまして生産調整の失敗の修正がうまくいかなかった場合、北海道、特に米価のその手取り...全文を見る
○小川勝也君 参考意見のとおりだというふうに思います。  それともう一点、この政府案の決定的なところは、例えば人口減と、まあ需要の予測もしづらいわけでありますけれども、例えば米の作付面積が多過ぎるというふうになった場合に、そのシフトがなかなかできないようになっているわけでありま...全文を見る
○小川勝也君 終わります。
06月08日第164回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  余りカネミ油症の問題は詳しくなかったわけでありますけれども、犬塚委員が執念を持ってこの問題を取り組んでおられまして、中川大臣が前向きな御答弁をいただいているということで、今日も目頭を熱くするような内容でございました。法律...全文を見る
○小川勝也君 総理もよく、リンゴは輸出できるとか、ナガイモは台湾で売れているとか、江丹別のソバまで出していただきましたけれども、そういう問題じゃないと思うんですね、後で議論をいたしますけれども。  もう一点は、私は先ほど今回の法案だけではないというふうに申し上げましたけれども、...全文を見る
○小川勝也君 この法案が、期待があったにもかかわらず、ここまで心配事が多い法案になった原因を私なりに分析をしてみたんですね。  大臣はどうおっしゃられるか分かりませんけれども、私はやはり世界を相手に今厳しい交渉をしておられるというのは認めます。しかしながら、今相手が、例えば家を...全文を見る
○小川勝也君 後でもう少し興奮してきたら言おうかと思うんですけれども、結局、日本の食料自給及び農村を守るために農林水産省があるわけです。ですから、農村が崩壊するということがもし起こり得るとすれば農林水産省は要らないわけでありますよね。僕はそう思うわけであります。もし仮に、今、こう...全文を見る
○小川勝也君 今ちょっと集落営農の話が出たんで、そこにちょっと話を移してみたいと思いますけれども、集落営農の中でも、主業的な役割を果たす方の中にもほかの仕事を持っておられる方がたくさんおられるという話なんですけれども、あるいはもう一点、例えば北海道の大規模畑作地帯であれば、車の両...全文を見る
○小川勝也君 今、高齢化を迎えまして、農業者人口もどんどん減るというふうに思うわけでありますけれども、どういった、何というか、ペースで農業者人口が減ると予測をしておられるのか。それにプラスして、新規就農者をどのぐらい見込んでおるのか。そちらのお持ちになる数字と年限で結構でございま...全文を見る
○小川勝也君 それと、耕作放棄地についてはどういう予測と希望を持っておられるでしょうか。
○小川勝也君 どうして耕作放棄地を減らしたいんでしょうか。
○小川勝也君 ちょっと唐突な質問だったろうというふうに思いますけれども、耕作放棄地をなくしていくということは農地が増えるということです。そして、効率的な農業をしてすべての農産物の生産コストを下げたいという思いはありますか。
○小川勝也君 それでは、耕作放棄地はいわゆる牧草地、放牧地にしたいということでいいでしょうか。
○小川勝也君 ちょっと強引かもしれませんけれども、耕作放棄地をなくして自給率を上げたいと、そのために放牧地を作って、そこに和牛などを飼って育てたいと、こういう話だろうというふうに思います。  ほかのえさ、肉の自給のほかに、自給率を上げたいと思っているものは何でしたっけ。
○小川勝也君 なぜちょっとこの引っ掛けみたいな質問をしたかといいますと、この前、参考人でお見えになった西原さんが、後でまた米の話もしますけれども、作るものがないと一言申されたんですね。後でまた麦の話もしますけれども、自給率を増やしたい、しかしその品目が、今その品目横断の品目は限ら...全文を見る
○小川勝也君 中川大臣もまるっきり相手が倒れてつぶれるまでに価格競争をやればいいというふうなお考えではないというふうに思います。  この問題、後にまたしますけれども、実は一番の懸念は一貫しております。今回の法案が成立することによって、あに図らんや、米の生産調整に狂いが生じて、全...全文を見る
○小川勝也君 生産調整対策といいますと、今おっしゃられたのは、いわゆるところの担い手にならない小規模の稲作農家に対しても生産調整をしっかり守ってもらうために何らかの施策を行うということに理解してよろしいですか。
○小川勝也君 先ほども申し上げましたけれども、担い手にならなかったということで、もうおれたちはいいと、もうお上の言うことは聞かないと、こういう動きにもなるんじゃないですか。余り甘い見通しをしていると北海道の米生産者にも迷惑が掛かる話なんですけれども、大丈夫なんでしょうか。
○小川勝也君 もう一つ、米の消費拡大、これはできなくてもやらなきゃいけないことなんで、一生言い続けなきゃいけないことだろうというふうに思いますけれども、少子化と食生活の変化で大変厳しい状況だろうというふうに共通認識を持っておるところだろうというふうに思います。  そして、人口が...全文を見る
○小川勝也君 巷間言われているんですけれども、例えば非担い手になって、今まで麦を作っていた人が米にまた戻ってくると、こういう懸念があるわけでありますけれども、その辺はきちっと過去実績がなくとも麦を作っていこうというふうに意欲が持てるような対策なんでしょうか。
○小川勝也君 基本的に、変な話ですけれども、過去実績をもって交付金を受けている人が隣にいるのに、自分は何ももらえないのに新しく麦を作るという人はほとんどいないだろうというふうに思います。これは生産者の中でもいわゆる疑問の声が上がっています。我々の国はやっぱり米の自給率は高いけれど...全文を見る
○小川勝也君 そういった事情もあって、麦を作れば自給率が上がって幸せ、ハッピーというわけにはなかなかいかない事情もあるようであります。  先ほどの参考人の話もありましたけれども、元々、我々の国は水田に適した地域でございます。今、冗談でちょっとふっと浮かんだんですけれども、小麦に...全文を見る
○小川勝也君 たまたまこの法案は北海道のためにあるというふうに言われました。どちらかというと府県の皆さんにとっても、この四ヘクタールという壁も云々、あるいは集落営農の難しさをいろいろ伺っても大変厳しい法案だなというふうに思っていました。北海道もみんなと一緒に現地で公聴会もし、そし...全文を見る
○小川勝也君 紙委員の言葉みたいですけれども、大臣の農業は勝ち組農業だと、そういうふうに感じますね。私は紙さんと大臣の間にいると思っていたんですけれども、大分その……。  夕張メロンなんというのは、これは世界で最も成功した例です。それと、田村ファームのアイスクリームにしろ、そん...全文を見る
○小川勝也君 大臣の答弁を聞いていると、まあ二年後や三年後は分かりませんけれども、将来的に家族経営が相当厳しくなるなという予感を私はいたします。  時間がなくなりましたので、ちょっと私なりの締めをさせていただきたいというふうに思いますけれども、冒頭申し上げましたように、農村が崩...全文を見る
○小川勝也君 大変言いたいことばかり言いましたけれども、その思いは多分同じだろう和田ひろ子委員にバトンタッチしたいと思います。  ありがとうございました。
○小川勝也君 四名の公述人の皆さん、ありがとうございます。  委員長の御理解をいただいて、この旭川、上川の地方公聴会の運びになりました。  私も、この法案をいろいろ勉強させていただいて、様々な不安と懸念を持っているわけでありますけれども、非公式ではありますけれども、昨日、農林...全文を見る
07月20日第164回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也でございます。  大臣には大変お疲れのところ委員会に御出席をいただきましたが、正にWTO農業交渉と米国産の牛肉の輸入再開問題、誠にタイムリーな時期の委員会だったというふうに自負をさせていただいております。  しかしながら、今、国井委員か...全文を見る
○小川勝也君 農作物が取れないあるいは作が悪いというのは大変これは重大な関心事でありますけれども、釈迦に説法ではありますけれども、十九年度から新しい法律の枠組みによる政策がスタートいたします。その基準年度となるのが十六年度、十七年度、十八年度ということでございまして、本年の作柄が...全文を見る
○小川勝也君 また、先ほどの国井委員に引き続いて、通常国会で成立された法律、あるいはそのときの議論、頭から離れないわけでありますけれども、今のその国際貿易体制の中で日本の農業や食料事情を考えたときに、やはり生産効率を上げて農業の競争力を高めていくしかないという結論が今回の法案につ...全文を見る
○小川勝也君 先日、デモ行進のときに、なるべく輸入農産物を食べないでほしいと、こういう農家の皆さんの主張がありました。  私は、自慢をするわけじゃありませんけれども、米国産の牛肉は食べないことにしておりますし、あるいは、一部の果物を除いてはなるべく輸入農産物は買わないようにして...全文を見る
○小川勝也君 国際ルールの中での知的所有権、財産権の主張ということは今後も大変大きな課題になってくるんだろうというふうに思います。  北海道でも有名に今なっております夕張のメロンとか、あるいはデンスケスイカ、あるいは鹿児島の黒毛和牛なども大変これ汗水の結晶でございます。そういっ...全文を見る
10月26日第165回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○小川勝也君 民主党・新緑風会の小川勝也です。  災害に関係して質問をさせていただくということで、同僚の時間を差し繰っていただきました。簡潔に御答弁をいただければというふうに思います。  なぜ質問をさせていただくことにしましたかといいますと、大臣の所信に豪雨や台風による災害だ...全文を見る
○小川勝也君 町有林、民有林にも被害が出ました。先ほど申し上げましたように、施業しているという大事な木でございまして、特に私が調査に行きました足寄町の町有林はカラマツでございますけれども、五十一年生でございます。安くて売れない中でも、先ほど大臣から話がありましたように、今後、国内...全文を見る
○小川勝也君 その辺はよろしくお願いをしたいというふうに思います。  大臣が専門家なのであえて申し上げたいというふうに思います。  一つは、先ほど申し上げましたように、気象が大きく変化していくことに政府一体となって対応していただきたいという点でございます。  それともう一点...全文を見る
○小川勝也君 駆け足で漁業の方に行きたいというふうに思います。  先ほど申し上げましたサケの定置網の被害が大変多数出ております。全部で二百五十統。私が伺いました広尾町では、一統という言い方をするんだそうでありますけれども、まあ一セットですね、定置網を仕掛けてサケを入れる、それが...全文を見る
○小川勝也君 一点わざと申し上げたかったのは、三位一体の改革の結果、北海道で何とかしてくださいという話でございます。付け加えますと、都道府県の財政力にもいろいろ差があるわけでありますけれども、北海道の場合はもう大変な状況でございまして、今、関係者、担当者も頭を悩ましているところで...全文を見る
○小川勝也君 最後に流木対策についてお伺いしたいんですけれども、集中豪雨等がありますと川上から木が流れてきまして、ひどいときはいろんなところへ突っ掛かって橋を壊したりしますけれども、最後は海に行きます。それで、先ほど申し上げました定置網が仕掛けてあるような海にこの流木が流れてくる...全文を見る
○小川勝也君 もういいです。
○小川勝也君 終わります。
11月29日第165回国会 参議院 本会議 第15号
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○小川勝也君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま提案のありましたいわゆる道州制特区法案に対し、幾つかの質問をいたします。  道州制といえば地方分権の究極の形、権限と財源が移譲され、地域の特色を生かしながら地域のことが地域で決めることができ、税金の無駄遣いも起きない。道州...全文を見る
○小川勝也君(続) 私は、この法律が地方分権の第一歩とは到底認められません。小泉政権から受け継いだ、地方切捨て、地域切捨て、格差社会進行内閣に真の地方分権ができるわけはないのです。
○小川勝也君(続) 分権型国家の建設及び真の道州制導入は民主党政権にお任せください。立法趣旨的にもあいまいであり、地方自治に対する権限・財源移譲も不十分、不明確な……
○小川勝也君(続) ましてや、地域住民の誤解と不安を与えるこの法律案を参議院が成立させるべきではないことを再度訴えて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。(拍手)    〔国務大臣佐田玄一郎君登壇、拍手〕